JPH0961926A - カメラ - Google Patents
カメラInfo
- Publication number
- JPH0961926A JPH0961926A JP7221707A JP22170795A JPH0961926A JP H0961926 A JPH0961926 A JP H0961926A JP 7221707 A JP7221707 A JP 7221707A JP 22170795 A JP22170795 A JP 22170795A JP H0961926 A JPH0961926 A JP H0961926A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mode
- lens
- photographing
- camera
- magnification
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Camera Data Copying Or Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 距離情報出力の無いレンズが取り付けられて
も適切な撮影倍率のデータをフィルムに記録できるよう
にする。 【解決手段】 複数の露出モードが設定可能な露出モー
ド設定手段と、前記露出モード設定手段の出力により像
倍率データを選択しフィルムに記録する記録手段とを有
するカメラ。
も適切な撮影倍率のデータをフィルムに記録できるよう
にする。 【解決手段】 複数の露出モードが設定可能な露出モー
ド設定手段と、前記露出モード設定手段の出力により像
倍率データを選択しフィルムに記録する記録手段とを有
するカメラ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフィルムに対し磁気
記録可能なカメラに関するものである。
記録可能なカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、フィルムに磁気記録層を設けてカ
メラの撮影状態や被写体状態等を磁気記録層に記録する
カメラがすでに提案されている。この中に撮影時の被写
体状態を示す磁気データの一部として被写体のフィルム
面上に対する撮影倍率を記録し、この倍率データをフィ
ルム現像後のプリント時にラボ等において、被写体に対
する適正露光プリント条件をわり出す為に利用すること
が知られている。
メラの撮影状態や被写体状態等を磁気記録層に記録する
カメラがすでに提案されている。この中に撮影時の被写
体状態を示す磁気データの一部として被写体のフィルム
面上に対する撮影倍率を記録し、この倍率データをフィ
ルム現像後のプリント時にラボ等において、被写体に対
する適正露光プリント条件をわり出す為に利用すること
が知られている。
【0003】この撮影倍率データは、カメラとしては被
写体位置の距離情報と撮影レンズの焦点距離の2つのデ
ータから算出することができる。
写体位置の距離情報と撮影レンズの焦点距離の2つのデ
ータから算出することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、撮影倍
率算出のもととなる被写体位置の距離情報を得ることが
一眼レフカメラにおいては非常に難しい。一眼レフカメ
ラにおいては、自動焦点調節の方法として、パッシプ方
式の位相差検出方法の原理に基づき、フィルム面上の被
写体ピント状態が判別できるが、これはあくまでピント
があっているか否かの検知であり、フィルム面相当位置
のディフォーカス量が判別できるだけであり、被写体の
距離情報を得ることはできない。
率算出のもととなる被写体位置の距離情報を得ることが
一眼レフカメラにおいては非常に難しい。一眼レフカメ
ラにおいては、自動焦点調節の方法として、パッシプ方
式の位相差検出方法の原理に基づき、フィルム面上の被
写体ピント状態が判別できるが、これはあくまでピント
があっているか否かの検知であり、フィルム面相当位置
のディフォーカス量が判別できるだけであり、被写体の
距離情報を得ることはできない。
【0005】又一眼レフカメラの交換レンズにおいて
は、レンズの距離環の距離情報出力をカメラに対して行
えるものもしられているが、一眼レフカメラシステムが
もつすべての交換レンズが距離情報出力可能とはいえ
ず、そのレンズがとりつけられた時は撮影倍率の算出が
不可能となる。そこで本出願の目的は、距離情報の得ら
れないレンズの時でも適切な撮影倍率データを書き込む
ことができる装置を提供しようとするものである。
は、レンズの距離環の距離情報出力をカメラに対して行
えるものもしられているが、一眼レフカメラシステムが
もつすべての交換レンズが距離情報出力可能とはいえ
ず、そのレンズがとりつけられた時は撮影倍率の算出が
不可能となる。そこで本出願の目的は、距離情報の得ら
れないレンズの時でも適切な撮影倍率データを書き込む
ことができる装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、距離情報出力のないレンズか否かの判定手段と、露
出モードとして複数のモードが設定可能な手段と、その
露出モード設定手段の出力により所定の撮影倍率を自動
設定する構成とする。
に、距離情報出力のないレンズか否かの判定手段と、露
出モードとして複数のモードが設定可能な手段と、その
露出モード設定手段の出力により所定の撮影倍率を自動
設定する構成とする。
【0007】上記構成により、距離情報出力のないレン
ズがとりつけられても適切な撮影倍率のデータ設定が可
能となる。
ズがとりつけられても適切な撮影倍率のデータ設定が可
能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本実施例のカメラの電気
制御ブロックの具体的な構成の一例を示す図であり、ま
ず各部の構成について説明する。
制御ブロックの具体的な構成の一例を示す図であり、ま
ず各部の構成について説明する。
【0009】1はマイクロコンピュータであり、以下の
カメラ各部の動きを制御する。
カメラ各部の動きを制御する。
【0010】2はレンズ制御回路であり、不図示の撮影
レンズの距離環と絞りを制御する。このレンズ制御回路
2は、マイクロコンピューター1とシリアル通信を行
い、この通信内容より不図示のモーターを制御し、距離
環と絞りを制御する。また、マイクロコンピュータ1は
レンズの焦点距離情報や、距離情報、ベストピント補正
情報、その他各種補正情報などを受け取る。
レンズの距離環と絞りを制御する。このレンズ制御回路
2は、マイクロコンピューター1とシリアル通信を行
い、この通信内容より不図示のモーターを制御し、距離
環と絞りを制御する。また、マイクロコンピュータ1は
レンズの焦点距離情報や、距離情報、ベストピント補正
情報、その他各種補正情報などを受け取る。
【0011】3は液晶表示回路であり、シャッタースピ
ード・絞り制御値などのカメラの各撮影情報を表示する
回路である。この液晶表示回路3は、マイクロコンピュ
ーター1とシリアル通信を行い、この通信内容より液晶
表示を行う。
ード・絞り制御値などのカメラの各撮影情報を表示する
回路である。この液晶表示回路3は、マイクロコンピュ
ーター1とシリアル通信を行い、この通信内容より液晶
表示を行う。
【0012】4はスイッチセンス回路であり、液晶表示
回路3とともに、常に電源が供給されており、通常のカ
メラではカメラのレリーズボタンの撮影準備を始動させ
る第1ストロークと連動しているsw1や、その他不図
示の露出モードを決めるスイッチやカメラの自動焦点調
節(AF)のモードを決めるスイッチなどを常に読みと
ることが出来る。そしてこのスイッチセンス回路4は、
スイッチが切り替わると、シリアル通信を行いマイクロ
コンピューター1に各スイッチ情報を通信する。
回路3とともに、常に電源が供給されており、通常のカ
メラではカメラのレリーズボタンの撮影準備を始動させ
る第1ストロークと連動しているsw1や、その他不図
示の露出モードを決めるスイッチやカメラの自動焦点調
節(AF)のモードを決めるスイッチなどを常に読みと
ることが出来る。そしてこのスイッチセンス回路4は、
スイッチが切り替わると、シリアル通信を行いマイクロ
コンピューター1に各スイッチ情報を通信する。
【0013】5はストロボ発光制御回路で、すなわちス
トロボの発光と調光を制御する回路であり、発光のため
の電荷を蓄えるための回路、発光部であるキセノン管、
トリガー回路、発光を停止させる回路、フィルム面反射
光測光回路、積分回路など既存の回路からなり、シャッ
ターユニットの先幕走行によりONするX接点がONす
ることで、ストロボの閃光を開始する。
トロボの発光と調光を制御する回路であり、発光のため
の電荷を蓄えるための回路、発光部であるキセノン管、
トリガー回路、発光を停止させる回路、フィルム面反射
光測光回路、積分回路など既存の回路からなり、シャッ
ターユニットの先幕走行によりONするX接点がONす
ることで、ストロボの閃光を開始する。
【0014】6は焦点検出ユニットで、ラインセンサ装
置を含む光学系の機構とその駆動回路からなり、ライン
センサ装置は、駆動回路からの制御信号により電荷が蓄
積制御される。このセンサ駆動回路は、マイクロコンピ
ューター1からのセンサ蓄積開始信号を受け取ると、セ
ンサの蓄積を開始し、センサの蓄積レベルが一定になる
まで蓄積を行なう。蓄積レベルが一定に成るとセンサの
蓄積を終了させ、センサの蓄積が終了したことをマイク
ロコンピュータ1にシリアル通信する。マイクロコンピ
ュータ1が、駆動回路にセンサ信号読みだし通信を行な
うと、センサ駆動回路はラインセンサ装置にセンサ駆動
信号を出力し、マイクロコンピュータ1にラインセンサ
ーに蓄積された信号が読みだされ、センサ駆動信号に同
期してAD変換を行い、AD変換された被写体の像信号
から被写体が撮影レンズによりどの位置に焦点を結んで
いるかを既存の位相差検出法で演算によって検出するよ
うになっている。
置を含む光学系の機構とその駆動回路からなり、ライン
センサ装置は、駆動回路からの制御信号により電荷が蓄
積制御される。このセンサ駆動回路は、マイクロコンピ
ューター1からのセンサ蓄積開始信号を受け取ると、セ
ンサの蓄積を開始し、センサの蓄積レベルが一定になる
まで蓄積を行なう。蓄積レベルが一定に成るとセンサの
蓄積を終了させ、センサの蓄積が終了したことをマイク
ロコンピュータ1にシリアル通信する。マイクロコンピ
ュータ1が、駆動回路にセンサ信号読みだし通信を行な
うと、センサ駆動回路はラインセンサ装置にセンサ駆動
信号を出力し、マイクロコンピュータ1にラインセンサ
ーに蓄積された信号が読みだされ、センサ駆動信号に同
期してAD変換を行い、AD変換された被写体の像信号
から被写体が撮影レンズによりどの位置に焦点を結んで
いるかを既存の位相差検出法で演算によって検出するよ
うになっている。
【0015】7は測光回路であり、図面を複数のエリア
に分割し、各エリアの被写体の輝度をTTL測光しマイ
クロコンピューター1に送る役目をする。
に分割し、各エリアの被写体の輝度をTTL測光しマイ
クロコンピューター1に送る役目をする。
【0016】8はシャッター制御回路であり、マイクロ
コンピューター1の制御信号に従って不図示のシャッタ
ーユニットの先幕走行、後幕走行制御を行う。
コンピューター1の制御信号に従って不図示のシャッタ
ーユニットの先幕走行、後幕走行制御を行う。
【0017】9は給送回路であり、マイクロコンピュー
ター1の制御信号に従ってフィルム給送用モーターを制
御し、フィルムの巻き上げ戻しを行う。
ター1の制御信号に従ってフィルム給送用モーターを制
御し、フィルムの巻き上げ戻しを行う。
【0018】また、マイクロコンピュータ1は所定の条
件を満たした状態でsw2がオンになりスイッチセンス
回路よりその信号が送られてくるとシャッタの制御を行
ない露光を開始する。
件を満たした状態でsw2がオンになりスイッチセンス
回路よりその信号が送られてくるとシャッタの制御を行
ない露光を開始する。
【0019】12は露出モード設定用のダイアルであ
り、その具体例を図4に示す。これを、モードダイアル
と呼ぶことにする。この露出モードの設定状態がスイッ
チセンス回路4にてセンスされ、マイクロコンピュータ
1にシリアル通信にて伝えられる。
り、その具体例を図4に示す。これを、モードダイアル
と呼ぶことにする。この露出モードの設定状態がスイッ
チセンス回路4にてセンスされ、マイクロコンピュータ
1にシリアル通信にて伝えられる。
【0020】10は磁気書き込み再生回路であり、11
のフィルム部に設けられた磁気記録層に対して、データ
を磁気書き込みしたり記録層に書き込まれたデータ内容
を磁気再生したりするための磁気ヘッド部と磁気記録再
生回路により構成される。
のフィルム部に設けられた磁気記録層に対して、データ
を磁気書き込みしたり記録層に書き込まれたデータ内容
を磁気再生したりするための磁気ヘッド部と磁気記録再
生回路により構成される。
【0021】11はフィルムで通常のフィルム感光層と
ともに、そのフィルムベース裏側に磁気層のトラックが
塗布されている。
ともに、そのフィルムベース裏側に磁気層のトラックが
塗布されている。
【0022】磁気記録・再生はフィルムの駆動すなわ
ち、フィルム巻き上げやフィルム巻き戻しの駆動が行な
われた時に同時に行なわれる。
ち、フィルム巻き上げやフィルム巻き戻しの駆動が行な
われた時に同時に行なわれる。
【0023】図1中のモードダイアルの具体的例を図3
に示したが、これは例えばカメラの上面に配置されて、
撮影者が自分がとりたい露出モードを選択する為の入力
部材である。
に示したが、これは例えばカメラの上面に配置されて、
撮影者が自分がとりたい露出モードを選択する為の入力
部材である。
【0024】一般的に、撮影する被写体のイメージつま
りは、風景なのか人物なのか、スポーツ撮影なのかかな
り接近したクローズアップ的撮影なのかを撮影者が露出
モードとして入力すると、カメラがそれに最適な露出条
件(これはシャッター秒時と絞りの組み合わせである
が)を設定してくれるというモードである。
りは、風景なのか人物なのか、スポーツ撮影なのかかな
り接近したクローズアップ的撮影なのかを撮影者が露出
モードとして入力すると、カメラがそれに最適な露出条
件(これはシャッター秒時と絞りの組み合わせである
が)を設定してくれるというモードである。
【0025】又、上記イメージセレクトモード以外に
も、カメラとしてはより作画効果を自分で設定できるク
リエィティブモードが存在している。これは例えば絞り
優先モードならば自分で絞り値をsetしてその被写界
深度を設定して、カメラがその絞り値に合わせて自動的
にシャッタ秒時を設定してくれるモードであり、より撮
影者の意志なり作画意図を反映するということで、クリ
エィティブモードなる区分けができる。
も、カメラとしてはより作画効果を自分で設定できるク
リエィティブモードが存在している。これは例えば絞り
優先モードならば自分で絞り値をsetしてその被写界
深度を設定して、カメラがその絞り値に合わせて自動的
にシャッタ秒時を設定してくれるモードであり、より撮
影者の意志なり作画意図を反映するということで、クリ
エィティブモードなる区分けができる。
【0026】図2は、図1に示すマイクロコンピュータ
1の動作を示すフローチャートであり、このフローチャ
ートを用いてカメラ全体の動作を説明する。
1の動作を示すフローチャートであり、このフローチャ
ートを用いてカメラ全体の動作を説明する。
【0027】マイクロコンピュータ1は、動作を開始す
ると図2に示すステップ201から動作を開始する。ス
テップ201では、測光・距離開始スイッチSW1(図
1の9)がONであるかどうかを判断し、ONであれば
ステップ202に進み、ONでなけれはステップ201
に戻りSW1がONになるまで繰り返す。
ると図2に示すステップ201から動作を開始する。ス
テップ201では、測光・距離開始スイッチSW1(図
1の9)がONであるかどうかを判断し、ONであれば
ステップ202に進み、ONでなけれはステップ201
に戻りSW1がONになるまで繰り返す。
【0028】ステップ202では、露光量を決定するた
めに測光回路7を動作させて被写体の光量を測定し、測
光を行ってステップ203に進む。
めに測光回路7を動作させて被写体の光量を測定し、測
光を行ってステップ203に進む。
【0029】ステップ203では、被写体の焦点状態を
検出して撮影レンズを焦点位置に移動するために測距回
路6を動作させて撮影レンズを焦点位置に移動しピント
を合わせる動作を行う、いわゆる自動焦点調節を行い、
ステップ203Aにすすむ。
検出して撮影レンズを焦点位置に移動するために測距回
路6を動作させて撮影レンズを焦点位置に移動しピント
を合わせる動作を行う、いわゆる自動焦点調節を行い、
ステップ203Aにすすむ。
【0030】ステップ203Aでは、磁気データとして
書き込むべき倍率データの処理をおこなう。これは図3
のサブルーチンにて詳細説明をする。
書き込むべき倍率データの処理をおこなう。これは図3
のサブルーチンにて詳細説明をする。
【0031】ステップ204では、レリーズスイッチS
W2がONになっているかどうかを判断し、ONであれ
ばステップ205に進み、ONでなければステップ20
1に戻る。
W2がONになっているかどうかを判断し、ONであれ
ばステップ205に進み、ONでなければステップ20
1に戻る。
【0032】ステップ205では、レリーズ動作を行う
ためにステップ202での測光値に基づいて決定された
絞りの値に、レンズの絞りを絞り込み、ステップ206
に進む。
ためにステップ202での測光値に基づいて決定された
絞りの値に、レンズの絞りを絞り込み、ステップ206
に進む。
【0033】ステップ206では、TTL一眼レフカメ
ラのミラーをアップさせる ステップ207では、露光動作を行うためにシャッタを
制御して先幕走行をさせる ステップ208では、202の測光で決まるシャッター
秒時時間、待つ ステップ209では、秒時経過によりシャッターの後幕
走行を開始させ、露光終了とする ステップ210では、206にてアップさせたミラーを
所定位置にダウンさせステップ211では、205にて
絞り込んだ絞りを開放側に戻す ステップ212では、フィルムを1コマ分巻き上げると
ともに、この巻上げに連動してフィルムに対し磁気記録
データの書き込みを行うこの場合磁気データとしては倍
率データBを書き込む そして、201のステップに戻る。
ラのミラーをアップさせる ステップ207では、露光動作を行うためにシャッタを
制御して先幕走行をさせる ステップ208では、202の測光で決まるシャッター
秒時時間、待つ ステップ209では、秒時経過によりシャッターの後幕
走行を開始させ、露光終了とする ステップ210では、206にてアップさせたミラーを
所定位置にダウンさせステップ211では、205にて
絞り込んだ絞りを開放側に戻す ステップ212では、フィルムを1コマ分巻き上げると
ともに、この巻上げに連動してフィルムに対し磁気記録
データの書き込みを行うこの場合磁気データとしては倍
率データBを書き込む そして、201のステップに戻る。
【0034】図2中の倍率処理のルーチンを説明したの
が図3である。図3において、ステップ501では、交
換レンズが距離情報出力が可能か否かの判定が行なわれ
る。これは、図1の2のレンズ制御回路とマイクロコン
ピュータ1が通信を行うことにより、レンズの判別が行
なわれNOならばステップ502へ進む。
が図3である。図3において、ステップ501では、交
換レンズが距離情報出力が可能か否かの判定が行なわれ
る。これは、図1の2のレンズ制御回路とマイクロコン
ピュータ1が通信を行うことにより、レンズの判別が行
なわれNOならばステップ502へ進む。
【0035】ステップ502では、ここでカメラの撮影
モードがまずイメージセレクトモードか否か判定され
る。これは、モードダイアル上のポジションがクリエィ
ティブモードのプログラム優先や、シャッタ優先、絞り
優先、マニュアル露出モード以外の露出モードか否かの
判定が行なわれ、ここでYesならばステップ503へ
進む。
モードがまずイメージセレクトモードか否か判定され
る。これは、モードダイアル上のポジションがクリエィ
ティブモードのプログラム優先や、シャッタ優先、絞り
優先、マニュアル露出モード以外の露出モードか否かの
判定が行なわれ、ここでYesならばステップ503へ
進む。
【0036】ステップ503では、風景モードの露出モ
ード設定か否かが判定されYesならばステップ511
で倍率データBとして“BL”が代入される。又NOな
らばステップ504へ進む。
ード設定か否かが判定されYesならばステップ511
で倍率データBとして“BL”が代入される。又NOな
らばステップ504へ進む。
【0037】ステップ504では、ポートレートモード
か否かの判定が行なわれ、Yesならばステップ512
で倍率データBとしてBPとしてBPの値を代入する。
NOならばステップ505へ進む。
か否かの判定が行なわれ、Yesならばステップ512
で倍率データBとしてBPとしてBPの値を代入する。
NOならばステップ505へ進む。
【0038】ステップ505では、スポーツモードか否
かの判定が行なわれ、Yesならばステップ513で倍
率データBとしてBSの値を代入する。NOならばステ
ップ506つまりはイメージセレクトモードの残りのモ
ードであるクローズアップモードとして扱われ、ステッ
プ514で、倍率データBとして“BC”の値を代入す
る。
かの判定が行なわれ、Yesならばステップ513で倍
率データBとしてBSの値を代入する。NOならばステ
ップ506つまりはイメージセレクトモードの残りのモ
ードであるクローズアップモードとして扱われ、ステッ
プ514で、倍率データBとして“BC”の値を代入す
る。
【0039】ステップ501にて、判定がNOならばス
テップ507にて、レンズより距離、焦点距離情報の入
手が行なわれ、ステップ508にて、倍率算出が行なわ
れる。これは、 B=f/D=焦点距離/距離 の演算にて求められ倍率データとしてその値が採用され
る。
テップ507にて、レンズより距離、焦点距離情報の入
手が行なわれ、ステップ508にて、倍率算出が行なわ
れる。これは、 B=f/D=焦点距離/距離 の演算にて求められ倍率データとしてその値が採用され
る。
【0040】又ステップ502にて、イメージセレクト
モードでない時は、ステップ509のごとくクリエィテ
ィブモードPT,AM(それぞれプログラムモード、シ
ャッター優先モード、絞り優先モード、マニュアル露出
モード)として扱われステップ510にて、倍率データ
としては、B=“UNKNOWN”つまりは不明である
という内容が代入される。
モードでない時は、ステップ509のごとくクリエィテ
ィブモードPT,AM(それぞれプログラムモード、シ
ャッター優先モード、絞り優先モード、マニュアル露出
モード)として扱われステップ510にて、倍率データ
としては、B=“UNKNOWN”つまりは不明である
という内容が代入される。
【0041】上記取扱いでイメージセレクトとクリエィ
ティブモードで倍率の自動設定するか否かわかれるの
は、イメージセレクトでは、そのモード自身がある程
度、撮影条件が想定されるからであり、クリエィティブ
モードではある1つのモード例えば、絞り優先モードに
おいても様々な撮影条件が想定され、あらゆるシーンが
撮影される為に被写体距離を想定するのが不可能である
ことによる。
ティブモードで倍率の自動設定するか否かわかれるの
は、イメージセレクトでは、そのモード自身がある程
度、撮影条件が想定されるからであり、クリエィティブ
モードではある1つのモード例えば、絞り優先モードに
おいても様々な撮影条件が想定され、あらゆるシーンが
撮影される為に被写体距離を想定するのが不可能である
ことによる。
【0042】上記図3のフローにおけるイメージセレク
トモードにおける書き込まれる像倍率データ種を表1に
示す。
トモードにおける書き込まれる像倍率データ種を表1に
示す。
【0043】表1中、倍率データは、I〜Vのゾーンに
それぞれわかれ、 I:不明の時これは露出モードとしてはP,T,A,M
が担当。
それぞれわかれ、 I:不明の時これは露出モードとしてはP,T,A,M
が担当。
【0044】II:倍率が〜1/46(この数値の意味
は、実際の被写体の大きさがフィルム面上にどれ位の倍
率で写されているかという数値である)と比較的倍率が
大きいときの値であり、これは記号としては、先の図3
中のBCに相当し、露出モードとしてはクローズアップ
モード(つまりは接近撮影で被写体がかなり大きく写
る)時に代入される値である。
は、実際の被写体の大きさがフィルム面上にどれ位の倍
率で写されているかという数値である)と比較的倍率が
大きいときの値であり、これは記号としては、先の図3
中のBCに相当し、露出モードとしてはクローズアップ
モード(つまりは接近撮影で被写体がかなり大きく写
る)時に代入される値である。
【0045】III:倍率が1/46〜1/70という
中より大の倍率であるがこれは図3中のBPに相当し、
露出モードとしてはポートレートモードに相当し、つま
りは主に人物が写されその人物がほぼフィルム上に一杯
位で撮影される様な倍率を中心とした巾になっている。
中より大の倍率であるがこれは図3中のBPに相当し、
露出モードとしてはポートレートモードに相当し、つま
りは主に人物が写されその人物がほぼフィルム上に一杯
位で撮影される様な倍率を中心とした巾になっている。
【0046】IV:倍率が1/70〜1/140という
中より小の倍率であり、記号としてはBS露出モードと
してはスポーツモードが相当している。このスポーツモ
ードでは被写体の多くは、人物等が動いている時に使用
されるモードであり、通常は先程のポートレートモード
時よりはシーン的には遠くにある被写体をとる様な時が
多い。又、そのシーンは遠すぎるとあまりにも人物等が
小さくなりすぎてしまうので、中より小の倍率が適当と
なる。
中より小の倍率であり、記号としてはBS露出モードと
してはスポーツモードが相当している。このスポーツモ
ードでは被写体の多くは、人物等が動いている時に使用
されるモードであり、通常は先程のポートレートモード
時よりはシーン的には遠くにある被写体をとる様な時が
多い。又、そのシーンは遠すぎるとあまりにも人物等が
小さくなりすぎてしまうので、中より小の倍率が適当と
なる。
【0047】V:倍率が1/140〜と記号としては、
BLになり露出モードとしては、風景モードが相当して
いる。この風景モードにては、被写体が風景であること
によりかなり遠くにある為に倍率はかなり小さくなって
いると想定され、この値位が適当となる。
BLになり露出モードとしては、風景モードが相当して
いる。この風景モードにては、被写体が風景であること
によりかなり遠くにある為に倍率はかなり小さくなって
いると想定され、この値位が適当となる。
【0048】
【表1】
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
距離情報出力の不可の交換レンズがカメラにとりつけら
れても、その露出モードの状態により最適な像倍率デー
タをフィルムに磁気データとして書き込むことができ、
プリントする時にその像倍率データを生かして適切なプ
リントを行うことができるという効果をもつ。
距離情報出力の不可の交換レンズがカメラにとりつけら
れても、その露出モードの状態により最適な像倍率デー
タをフィルムに磁気データとして書き込むことができ、
プリントする時にその像倍率データを生かして適切なプ
リントを行うことができるという効果をもつ。
【図1】発明の実施の形態に係るカメラのブロック図。
【図2】図1の回路のメインルーチンを示すフローチャ
ート。
ート。
【図3】図2の倍率処理ルーチンを示すフローチャー
ト。
ト。
【図4】図1のモードダイアルの例。
2 レンズ制御回路 10 磁気書き込み再生回路 11 磁気記録部を有するフィルム 12 モードダイアル
Claims (4)
- 【請求項1】 フィルムに対し、データを記録可能なカ
メラにて、 複数の露出モードが設定可能な露出モード設定手段と、 前記露出モード設定手段の出力により像倍率データを選
択しフィルムに記録する記録手段とを有することを特徴
とするカメラ。 - 【請求項2】 前記記録手段は磁気記録を行うことを特
徴とする請求項1記載のカメラ。 - 【請求項3】 前記記録手段は、被写体距離の情報が得
られない時に、 露出モード設定手段の出力により、像倍率データを選択
し、記録することを特徴とする請求項1記載のカメラ。 - 【請求項4】 前記記録手段は、被写体距離情報が得ら
れないレンズ装着時に、 露出モード設定手段の出力により、像倍率データを選択
し、記録することを特徴とする請求項1記載のカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7221707A JPH0961926A (ja) | 1995-08-30 | 1995-08-30 | カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7221707A JPH0961926A (ja) | 1995-08-30 | 1995-08-30 | カメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0961926A true JPH0961926A (ja) | 1997-03-07 |
Family
ID=16771021
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7221707A Withdrawn JPH0961926A (ja) | 1995-08-30 | 1995-08-30 | カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0961926A (ja) |
-
1995
- 1995-08-30 JP JP7221707A patent/JPH0961926A/ja not_active Withdrawn
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0961926A (ja) | カメラ | |
JPH1039196A (ja) | 自動焦点検出装置 | |
JP3420996B2 (ja) | カメラ | |
JP4423686B2 (ja) | カメラ及び現像システム | |
JP3002502B2 (ja) | マルチ調光自動焦点カメラ | |
JP3200910B2 (ja) | 連続シーン情報を記録可能なカメラ | |
JP2899839B2 (ja) | 赤外線フイルム用カメラ | |
JP3131434B2 (ja) | カメラ | |
JPH07230120A (ja) | カメラシステム | |
JPH11305295A (ja) | カメラ | |
JP2753530B2 (ja) | カメラの動作制御装置 | |
JPH09211524A (ja) | カメラ | |
JPH033484A (ja) | 電子スチルカメラ | |
JPH07140542A (ja) | データ写し込み機能付カメラ | |
JP2000180952A (ja) | 銀塩写真・電子写真両用カメラ | |
JPH08328068A (ja) | 連続シーン撮影機能付カメラ | |
JP2000194060A (ja) | 銀塩デジタル両用スチルカメラ | |
JPH09127598A (ja) | カメラ | |
JPH03142438A (ja) | 撮影装置 | |
JPH0440432A (ja) | カメラ | |
JPH0643547A (ja) | カメラシステム | |
JPH10312019A (ja) | 磁気記録可能なカメラ | |
JP2000137260A (ja) | カメラ及び撮影用装置 | |
JPH0651395A (ja) | カメラ | |
JPH08304908A (ja) | 情報記録機能付カメラ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021105 |