JPH0958729A - 注出キャップ - Google Patents
注出キャップInfo
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- JPH0958729A JPH0958729A JP7240807A JP24080795A JPH0958729A JP H0958729 A JPH0958729 A JP H0958729A JP 7240807 A JP7240807 A JP 7240807A JP 24080795 A JP24080795 A JP 24080795A JP H0958729 A JPH0958729 A JP H0958729A
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- hole
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D47/00—Closures with filling and discharging, or with discharging, devices
- B65D47/04—Closures with discharging devices other than pumps
- B65D47/20—Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge
- B65D47/2018—Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge comprising a valve or like element which is opened or closed by deformation of the container or closure
- B65D47/2031—Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge comprising a valve or like element which is opened or closed by deformation of the container or closure the element being formed by a slit, narrow opening or constrictable spout, the size of the outlet passage being able to be varied by increasing or decreasing the pressure
- B65D47/2037—Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge comprising a valve or like element which is opened or closed by deformation of the container or closure the element being formed by a slit, narrow opening or constrictable spout, the size of the outlet passage being able to be varied by increasing or decreasing the pressure the element being opened or closed by actuating a separate element which causes the deformation, e.g. screw cap closing container slit
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】従来のスクイズ容器等の口頸部に装着する注出
キャップでは、外蓋が注出の邪魔になることがある等の
不都合があり、構造が複雑になり、高い寸法精度を要
し、合成樹脂成形するにも成形金型が複雑になり、高い
金型精度等を要して、金型コストが高くなり、製品コス
トも高くなるため、これらを解決する。 【解決手段】キャップ本体１の頂壁２の中間部に透孔３
を穿設し、該透孔に弾性変形自在な軟材質の筒体から成
る注出筒４を基部６にて水密に装着して起立させるとと
もに、透孔周辺の頂壁２上面にその注出筒４を折り倒し
収納する窪み７を形成し、また、その頂壁２の上に上記
注出筒４を窪み７内へと折り倒し収納させる蓋板状の閉
筒スライダー５を開閉摺動自在に装着し、該閉筒スライ
ダー５の適所に開方向への摺動に伴いその注出筒４を起
立遊挿させる窓孔８を設けた。
キャップでは、外蓋が注出の邪魔になることがある等の
不都合があり、構造が複雑になり、高い寸法精度を要
し、合成樹脂成形するにも成形金型が複雑になり、高い
金型精度等を要して、金型コストが高くなり、製品コス
トも高くなるため、これらを解決する。 【解決手段】キャップ本体１の頂壁２の中間部に透孔３
を穿設し、該透孔に弾性変形自在な軟材質の筒体から成
る注出筒４を基部６にて水密に装着して起立させるとと
もに、透孔周辺の頂壁２上面にその注出筒４を折り倒し
収納する窪み７を形成し、また、その頂壁２の上に上記
注出筒４を窪み７内へと折り倒し収納させる蓋板状の閉
筒スライダー５を開閉摺動自在に装着し、該閉筒スライ
ダー５の適所に開方向への摺動に伴いその注出筒４を起
立遊挿させる窓孔８を設けた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、柔軟で弾性変形可能な
注出筒を閉筒スライダーにより折り倒して閉じるように
した注出キャップに関するものである。
注出筒を閉筒スライダーにより折り倒して閉じるように
した注出キャップに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、スクイズ容器等の口頸部に装着し
て使用する注出キャップは、キャップ本体の頂壁に形成
した注出口から容器内の液体を注出できるようにしたも
のであるが、この種のものの中に、容器内の液体が非注
出時に不意に流出するのを防ぐために、内面から口栓を
突設した開閉自在な外蓋を装備させて、該外蓋で注出口
を閉じるようにしたものがある（実開平1-177151号公
報、実開平1-177149号公報等）。
て使用する注出キャップは、キャップ本体の頂壁に形成
した注出口から容器内の液体を注出できるようにしたも
のであるが、この種のものの中に、容器内の液体が非注
出時に不意に流出するのを防ぐために、内面から口栓を
突設した開閉自在な外蓋を装備させて、該外蓋で注出口
を閉じるようにしたものがある（実開平1-177151号公
報、実開平1-177149号公報等）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる構成で
は、外蓋が注出の邪魔になることがある等の不都合があ
るだけでなく、構造が複雑になり、かつ、かなりの寸法
精度が要求されるため、合成樹脂成形するにもその成形
金型が複雑になる上に、高い金型精度等をも要して、金
型コストが高くなり、製品コストも高くなっている。本
発明は、弾性変形自在な軟材質の注出筒を折り倒すよう
にすることで、かかる従来の問題点を解決しようとする
ものである。
は、外蓋が注出の邪魔になることがある等の不都合があ
るだけでなく、構造が複雑になり、かつ、かなりの寸法
精度が要求されるため、合成樹脂成形するにもその成形
金型が複雑になる上に、高い金型精度等をも要して、金
型コストが高くなり、製品コストも高くなっている。本
発明は、弾性変形自在な軟材質の注出筒を折り倒すよう
にすることで、かかる従来の問題点を解決しようとする
ものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、キャ
ップ本体１の頂壁２の中間部に透孔３を穿設し、該透孔
に弾性変形自在な軟材質の注出筒４を基部にて装着して
起立させ、また、その頂壁２の上に前記注出筒４を折り
倒す閉筒スライダー５を摺動自在に装備させたことを特
徴とする。
ップ本体１の頂壁２の中間部に透孔３を穿設し、該透孔
に弾性変形自在な軟材質の注出筒４を基部にて装着して
起立させ、また、その頂壁２の上に前記注出筒４を折り
倒す閉筒スライダー５を摺動自在に装備させたことを特
徴とする。
【０００５】請求項２の発明は、キャップ本体１の頂壁
２の中間部に透孔３を穿設し、該透孔に弾性変形自在な
軟材質の筒体から成る注出筒４を基部６にて水密に装着
して起立させるとともに、透孔周辺の頂壁２上面にその
注出筒４を折り倒し収納する窪み７を形成し、また、そ
の頂壁２の上に上記注出筒４を窪み７内へと折り倒し収
納させる蓋板状の閉筒スライダー５を開閉摺動自在に装
着し、該閉筒スライダー５の適所に開方向への摺動に伴
いその注出筒４を起立遊挿させる窓孔８を設けたことを
特徴とする。
２の中間部に透孔３を穿設し、該透孔に弾性変形自在な
軟材質の筒体から成る注出筒４を基部６にて水密に装着
して起立させるとともに、透孔周辺の頂壁２上面にその
注出筒４を折り倒し収納する窪み７を形成し、また、そ
の頂壁２の上に上記注出筒４を窪み７内へと折り倒し収
納させる蓋板状の閉筒スライダー５を開閉摺動自在に装
着し、該閉筒スライダー５の適所に開方向への摺動に伴
いその注出筒４を起立遊挿させる窓孔８を設けたことを
特徴とする。
【０００６】請求項３の発明は、キャップ本体１の頂壁
２の中間部に透孔３を穿設し、該透孔に横断面開口口唇
状で弾性変形自在な軟材質の筒体から成る注出筒４を基
部６にて水密に装着して起立させ、該注出筒４の装着に
は、該注出筒を上記透孔３に下から挿通させ、かつ、該
注出筒の基部６にパッキングを兼ねた外向きフランジ９
を形成して、該外向きフランジを前記頂壁２の下面に当
接させて保持させ、上記透孔３の周辺で前記頂壁２の上
面にその注出筒４を閉口口唇状に折り倒して収納する窪
み７を形成し、また、その頂壁２の上に上記注出筒４を
窪み７内へと閉口口唇状に折り倒して収納させる蓋板状
の閉筒スライダー５を配して、該閉筒スライダーをその
頂壁２に対し両脇の一対の案内溝10と案内突条11との滑
り係合手段を介して開閉摺動自在に装着し、該閉筒スラ
イダー５の適所に開方向への摺動に伴いその注出筒４を
起立遊挿させる窓孔８を設け、該閉筒スライダー５の開
方向へ押圧する一側端部12に対応させて前記キャップ本
体１の適所に閉筒スライダー押圧用凹部13を形成し、上
記閉筒スライダー５の下面適所に前記窪み７内へと可動
に挿入させる可動範囲規制用のストッパー14を突設した
ことを特徴とする。
２の中間部に透孔３を穿設し、該透孔に横断面開口口唇
状で弾性変形自在な軟材質の筒体から成る注出筒４を基
部６にて水密に装着して起立させ、該注出筒４の装着に
は、該注出筒を上記透孔３に下から挿通させ、かつ、該
注出筒の基部６にパッキングを兼ねた外向きフランジ９
を形成して、該外向きフランジを前記頂壁２の下面に当
接させて保持させ、上記透孔３の周辺で前記頂壁２の上
面にその注出筒４を閉口口唇状に折り倒して収納する窪
み７を形成し、また、その頂壁２の上に上記注出筒４を
窪み７内へと閉口口唇状に折り倒して収納させる蓋板状
の閉筒スライダー５を配して、該閉筒スライダーをその
頂壁２に対し両脇の一対の案内溝10と案内突条11との滑
り係合手段を介して開閉摺動自在に装着し、該閉筒スラ
イダー５の適所に開方向への摺動に伴いその注出筒４を
起立遊挿させる窓孔８を設け、該閉筒スライダー５の開
方向へ押圧する一側端部12に対応させて前記キャップ本
体１の適所に閉筒スライダー押圧用凹部13を形成し、上
記閉筒スライダー５の下面適所に前記窪み７内へと可動
に挿入させる可動範囲規制用のストッパー14を突設した
ことを特徴とする。
【０００７】如上の構成であり、いずれの場合も、所要
の液体を収容したスクイズ容器等の口頸部に装着して使
用するが、その液体の注出の際は、閉筒スライダー５を
注出筒開放圏へと移動させればよく（図２乃至図４参
照）、これにより、注出筒４が自らの弾力で直立の開筒
状態となる。この開筒状態において、そのスクイズ容器
等を傾倒させ、圧搾又は振り出しすれば、容器内の液体
が注出筒４から外部へと吐出される。次に、その注出筒
４を閉じるときは、閉筒スライダー５を注出筒折り倒し
圏へと移動させればよく（図１参照）、これにより、注
出筒４が閉筒スライダー５で折り倒されて閉塞状態とな
り、容器内の液体の流出が阻止される。
の液体を収容したスクイズ容器等の口頸部に装着して使
用するが、その液体の注出の際は、閉筒スライダー５を
注出筒開放圏へと移動させればよく（図２乃至図４参
照）、これにより、注出筒４が自らの弾力で直立の開筒
状態となる。この開筒状態において、そのスクイズ容器
等を傾倒させ、圧搾又は振り出しすれば、容器内の液体
が注出筒４から外部へと吐出される。次に、その注出筒
４を閉じるときは、閉筒スライダー５を注出筒折り倒し
圏へと移動させればよく（図１参照）、これにより、注
出筒４が閉筒スライダー５で折り倒されて閉塞状態とな
り、容器内の液体の流出が阻止される。
【０００８】更に、請求項２及び請求項３の発明では、
注出筒４の折り倒し収納態勢において、蓋板状の閉筒ス
ライダー５を開方向に移動させると、該閉筒スライダー
の窓孔８が注出筒開放圏に来たところで、注出筒４がそ
の窓孔８内で自らの弾力によって直立の開筒状態とな
り、逆に閉方向に移動させると、その窓孔８が注出筒折
り倒し圏に来たところで、注出筒４は再び窪み７内に折
り倒され、閉筒状態となる。そして、頂壁２上面に形成
した窪み７は、折り倒した注出筒４を収納して閉筒スラ
イダー５の装着とその摺動を容易にし、注出筒４の開口
口唇状の横断面形状は、折り倒しを容易にするととも
に、この折り倒しによる閉筒を確実にする。
注出筒４の折り倒し収納態勢において、蓋板状の閉筒ス
ライダー５を開方向に移動させると、該閉筒スライダー
の窓孔８が注出筒開放圏に来たところで、注出筒４がそ
の窓孔８内で自らの弾力によって直立の開筒状態とな
り、逆に閉方向に移動させると、その窓孔８が注出筒折
り倒し圏に来たところで、注出筒４は再び窪み７内に折
り倒され、閉筒状態となる。そして、頂壁２上面に形成
した窪み７は、折り倒した注出筒４を収納して閉筒スラ
イダー５の装着とその摺動を容易にし、注出筒４の開口
口唇状の横断面形状は、折り倒しを容易にするととも
に、この折り倒しによる閉筒を確実にする。
【０００９】また、請求項３の発明では、注出筒４の外
向きフランジ９は、スクイズ容器等口頸部へのキャップ
本体１の装着に、パッキングの役割を果たして水密を確
保し、キャップ本体１の閉筒スライダー押圧用凹部13
は、閉筒スライダー５の開方向への指押しを容易にし、
一対の案内溝10と案内突条11との滑り係合手段は、閉筒
スライダー５の的確で軽快な一定の摺動を可能にし、か
つ、可動範囲規制用のストッパー14は、窪み７内で移動
し、該窪みの前縁と後縁とに衝合して、閉筒スライダー
５における注出筒４の折り倒し閉塞位置と起立開放位置
とを確定する。
向きフランジ９は、スクイズ容器等口頸部へのキャップ
本体１の装着に、パッキングの役割を果たして水密を確
保し、キャップ本体１の閉筒スライダー押圧用凹部13
は、閉筒スライダー５の開方向への指押しを容易にし、
一対の案内溝10と案内突条11との滑り係合手段は、閉筒
スライダー５の的確で軽快な一定の摺動を可能にし、か
つ、可動範囲規制用のストッパー14は、窪み７内で移動
し、該窪みの前縁と後縁とに衝合して、閉筒スライダー
５における注出筒４の折り倒し閉塞位置と起立開放位置
とを確定する。
【００１０】
【発明の実施の形態】図面は、請求項１乃至請求項３の
発明に係る注出キャップの実施の形態を示している。図
において、１は、頂壁２の中間部に透孔３を穿設したキ
ャップ本体、４は、該透孔に基部６にて装着して起立さ
せた弾性変形自在な軟材質の注出筒、５は、該注出筒を
折り倒すべく上記頂壁２の上に左右方向に摺動自在に装
備させた閉筒スライダーであり、これらの部材は、適宜
合成樹脂又は適宜ゴムにより成形して成る。
発明に係る注出キャップの実施の形態を示している。図
において、１は、頂壁２の中間部に透孔３を穿設したキ
ャップ本体、４は、該透孔に基部６にて装着して起立さ
せた弾性変形自在な軟材質の注出筒、５は、該注出筒を
折り倒すべく上記頂壁２の上に左右方向に摺動自在に装
備させた閉筒スライダーであり、これらの部材は、適宜
合成樹脂又は適宜ゴムにより成形して成る。
【００１１】キャップ本体１は、平面形状を左右に長く
前後に短いほぼ長方形に形成し、頂壁２の中央に開口口
唇状の透孔３を穿設し、該透孔の周辺で頂壁２の上面に
上記注出筒４を閉口口唇状に折り倒して収納する方形の
窪み７を形成し、その透孔３を中心にして頂壁２の下面
から螺筒15を垂設して、該螺筒によりスクイズ容器等の
口頸部（図示せず）へ螺着し得るようにし、かつ、頂壁
２の周縁部から外周壁16を垂設している。また、頂壁２
の上面には、前縁と後縁とに一対の凹段部18を設けると
とに、該凹段部の各起立面に一対の案内凹溝10を形成
し、上記外周壁16の左側面の上部に彎曲凹面の閉筒スラ
イダー押圧用凹部13を形成している。
前後に短いほぼ長方形に形成し、頂壁２の中央に開口口
唇状の透孔３を穿設し、該透孔の周辺で頂壁２の上面に
上記注出筒４を閉口口唇状に折り倒して収納する方形の
窪み７を形成し、その透孔３を中心にして頂壁２の下面
から螺筒15を垂設して、該螺筒によりスクイズ容器等の
口頸部（図示せず）へ螺着し得るようにし、かつ、頂壁
２の周縁部から外周壁16を垂設している。また、頂壁２
の上面には、前縁と後縁とに一対の凹段部18を設けると
とに、該凹段部の各起立面に一対の案内凹溝10を形成
し、上記外周壁16の左側面の上部に彎曲凹面の閉筒スラ
イダー押圧用凹部13を形成している。
【００１２】注出筒４は、上記透孔３に対応させて横断
面開口口唇状の筒体に形成するとともに、下端にパッキ
ングを兼ねた外向きフランジ９を形成して、上記透孔３
に下から挿通させ、かつ、その外向きフランジ９を前記
頂壁２の下面に当接させて保持させることで、上記透孔
３に基部６にて水密に装着して起立させている。
面開口口唇状の筒体に形成するとともに、下端にパッキ
ングを兼ねた外向きフランジ９を形成して、上記透孔３
に下から挿通させ、かつ、その外向きフランジ９を前記
頂壁２の下面に当接させて保持させることで、上記透孔
３に基部６にて水密に装着して起立させている。
【００１３】閉筒スライダー５は、キャップ本体１の頂
壁２の上に被せる蓋板状に形成し、下面の前縁と後縁と
に前記一対の案内溝10と対応する一対の案内突条11を設
けて滑り係合させ、また、左半部に右方向すなわち開方
向への摺動に伴いその注出筒４を起立遊挿させる窓孔８
を設け、更に、下面適所に前記窪み７内へと可動に挿入
させる可動範囲規制用の一対のストッパー14を突設して
おり、左側の一側端部12を閉筒スライダー押圧用凹部13
において開方向に指押しし、右側の他側端部17を閉方向
に指押しするようにしている。
壁２の上に被せる蓋板状に形成し、下面の前縁と後縁と
に前記一対の案内溝10と対応する一対の案内突条11を設
けて滑り係合させ、また、左半部に右方向すなわち開方
向への摺動に伴いその注出筒４を起立遊挿させる窓孔８
を設け、更に、下面適所に前記窪み７内へと可動に挿入
させる可動範囲規制用の一対のストッパー14を突設して
おり、左側の一側端部12を閉筒スライダー押圧用凹部13
において開方向に指押しし、右側の他側端部17を閉方向
に指押しするようにしている。
【００１４】
【発明の効果】請求項１乃至請求項３の発明によれば、
キャップ本体１の頂壁２の中間部に透孔３を穿設し、該
透孔に弾性変形自在な軟材質の注出筒４を基部にて装着
して起立させ、かつ、その頂壁２の上に前記注出筒４を
折り倒す閉筒スライダー５を摺動自在に装備させている
ので、該閉筒スライダー５をわずかに移動させるだけ
で、直立する注出筒４を弾性変形させて折り倒し、又
は、折り倒されていた注出筒４を弾性による復元力で直
立させることができて、その折り倒しの際には、弾性変
形による閉塞力で注出筒４を確実に閉塞させることがで
き、また、その直立の際には、弾性復元力による開筒状
態の維持で注出筒４を適確に開放させることができ、し
たがって、注出筒４を閉筒スライダー５のわずかな移動
だけで極めて容易に的確に開閉させることができ、しか
も、従来のような外蓋は不要で、注出操作上の不都合を
極力少なくすることができる。更に、注出筒４を弾性変
形で折り倒して閉塞させるから、構造を簡単にできると
ともに、頂壁２に対する閉筒スライダー５の摺動自在な
装着に関しても、閉筒スライダー５による注出筒４の開
閉に関しても、各部の寸法精度を格別高精度にする必要
はなく、各部材を合成樹脂等による成形で容易に製作で
き、そして、その成形金型についても高い寸法精度を要
することなく簡単に製作できて、金型コストを低減で
き、したがって、製品コストも低く抑えることができ
る。
キャップ本体１の頂壁２の中間部に透孔３を穿設し、該
透孔に弾性変形自在な軟材質の注出筒４を基部にて装着
して起立させ、かつ、その頂壁２の上に前記注出筒４を
折り倒す閉筒スライダー５を摺動自在に装備させている
ので、該閉筒スライダー５をわずかに移動させるだけ
で、直立する注出筒４を弾性変形させて折り倒し、又
は、折り倒されていた注出筒４を弾性による復元力で直
立させることができて、その折り倒しの際には、弾性変
形による閉塞力で注出筒４を確実に閉塞させることがで
き、また、その直立の際には、弾性復元力による開筒状
態の維持で注出筒４を適確に開放させることができ、し
たがって、注出筒４を閉筒スライダー５のわずかな移動
だけで極めて容易に的確に開閉させることができ、しか
も、従来のような外蓋は不要で、注出操作上の不都合を
極力少なくすることができる。更に、注出筒４を弾性変
形で折り倒して閉塞させるから、構造を簡単にできると
ともに、頂壁２に対する閉筒スライダー５の摺動自在な
装着に関しても、閉筒スライダー５による注出筒４の開
閉に関しても、各部の寸法精度を格別高精度にする必要
はなく、各部材を合成樹脂等による成形で容易に製作で
き、そして、その成形金型についても高い寸法精度を要
することなく簡単に製作できて、金型コストを低減で
き、したがって、製品コストも低く抑えることができ
る。
【００１５】加えて、請求項２及び請求項３の発明によ
れば、キャップ本体１の頂壁２の透孔３を開口口唇状に
穿設し、該透孔に横断面開口口唇状の筒体から成る注出
筒４を基部６にて装着しているので、閉筒スライダー５
による折り倒しを容易にかつ軽く行えるようにでき、そ
の折り倒しによる閉塞状態を的確に維持確保させること
ができる。また、頂壁２上面に透孔３の周辺にて窪み７
を形成しているので、該窪み７内に閉筒スライダー５の
移動によって折り倒した注出筒４を収納でき、したがっ
て、閉筒スライダー５の装着を容易にでき、その摺動を
容易かつ軽快なものにできる。
れば、キャップ本体１の頂壁２の透孔３を開口口唇状に
穿設し、該透孔に横断面開口口唇状の筒体から成る注出
筒４を基部６にて装着しているので、閉筒スライダー５
による折り倒しを容易にかつ軽く行えるようにでき、そ
の折り倒しによる閉塞状態を的確に維持確保させること
ができる。また、頂壁２上面に透孔３の周辺にて窪み７
を形成しているので、該窪み７内に閉筒スライダー５の
移動によって折り倒した注出筒４を収納でき、したがっ
て、閉筒スライダー５の装着を容易にでき、その摺動を
容易かつ軽快なものにできる。
【００１６】請求項３の発明によれば、注出筒４の装着
に、該注出筒を上記透孔３に下から挿通させるととも
に、該注出筒の基部６にパッキングを兼ねた外向きフラ
ンジ９を形成して、該外向きフランジを前記頂壁２の下
面に当接させて保持させているので、注出筒４の装着が
極めて簡単にかつ確実に行えるとともに、キャップ本体
１をスクイズ容器等の口頸部へと取り付けた際に、その
外向きフランジ９により水密を確保できて、パッキング
を省略できる。また、閉筒スライダー５を頂壁２に対し
両脇の一対の案内溝10と案内突条11との滑り係合手段を
介して開閉摺動自在に装着しているので、閉筒スライダ
ー５を常に一定の状態で、的確に、軽快に摺動させるこ
とができ、そして、キャップ本体１には、閉筒スライダ
ー５の開方向へ押圧する一側端部12に対応させて適所に
閉筒スライダー押圧用凹部13を形成しているので、閉筒
スライダー５の開方向への指押しを容易にでき、更に、
閉筒スライダー５の下面適所に頂壁２の窪み７内へと可
動に挿入させる可動範囲規制用のストッパー14を突設し
ているので、該ストッパーを窪み７の前縁と後縁とに衝
合させることで、閉筒スライダー５における注出筒折り
倒し閉塞位置と注出筒起立開放位置とを確定できて、操
作上便利である。
に、該注出筒を上記透孔３に下から挿通させるととも
に、該注出筒の基部６にパッキングを兼ねた外向きフラ
ンジ９を形成して、該外向きフランジを前記頂壁２の下
面に当接させて保持させているので、注出筒４の装着が
極めて簡単にかつ確実に行えるとともに、キャップ本体
１をスクイズ容器等の口頸部へと取り付けた際に、その
外向きフランジ９により水密を確保できて、パッキング
を省略できる。また、閉筒スライダー５を頂壁２に対し
両脇の一対の案内溝10と案内突条11との滑り係合手段を
介して開閉摺動自在に装着しているので、閉筒スライダ
ー５を常に一定の状態で、的確に、軽快に摺動させるこ
とができ、そして、キャップ本体１には、閉筒スライダ
ー５の開方向へ押圧する一側端部12に対応させて適所に
閉筒スライダー押圧用凹部13を形成しているので、閉筒
スライダー５の開方向への指押しを容易にでき、更に、
閉筒スライダー５の下面適所に頂壁２の窪み７内へと可
動に挿入させる可動範囲規制用のストッパー14を突設し
ているので、該ストッパーを窪み７の前縁と後縁とに衝
合させることで、閉筒スライダー５における注出筒折り
倒し閉塞位置と注出筒起立開放位置とを確定できて、操
作上便利である。
【図１】 請求項１乃至請求項３の発明に係る実施の形
態を示す注出筒閉塞状態の平面図である。
態を示す注出筒閉塞状態の平面図である。
【図２】 同実施の形態を示す注出筒開放状態の平面図
である。
である。
【図３】 同実施の形態を示す同開放状態の側面図であ
る。
る。
【図４】 同実施の形態を示す同開放状態の截断正面図
である。
である。
１…キャップ本体 ２…頂壁 ３…透孔 ４…注出筒 ５…閉筒スライダー ６…基部 ７…窪み ８…窓孔 ９…外向きフランジ 10…案内凹溝 11…案内突条 12…一側端部 13…閉筒スライダー押圧用凹部 14…ストッパー 15…螺筒 16…外周壁 17…他側端部 18…凹段部
Claims (3)
- 【請求項１】 キャップ本体１の頂壁２の中間部に透孔
３を穿設し、該透孔に弾性変形自在な軟材質の注出筒４
を基部にて装着して起立させ、また、その頂壁２の上に
前記注出筒４を折り倒す閉筒スライダー５を摺動自在に
装備させたことを特徴とする注出キャップ。 - 【請求項２】 キャップ本体１の頂壁２の中間部に透孔
３を穿設し、該透孔に弾性変形自在な軟材質の筒体から
成る注出筒４を基部６にて水密に装着して起立させると
ともに、透孔周辺の頂壁２上面にその注出筒４を折り倒
し収納する窪み７を形成し、また、その頂壁２の上に上
記注出筒４を窪み７内へと折り倒し収納させる蓋板状の
閉筒スライダー５を開閉摺動自在に装着し、該閉筒スラ
イダー５の適所に開方向への摺動に伴いその注出筒４を
起立遊挿させる窓孔８を設けたことを特徴とする注出キ
ャップ。 - 【請求項３】 キャップ本体１の頂壁２の中間部に透孔
３を穿設し、該透孔に横断面開口口唇状で弾性変形自在
な軟材質の筒体から成る注出筒４を基部６にて水密に装
着して起立させ、該注出筒４の装着には、該注出筒を上
記透孔３に下から挿通させ、かつ、該注出筒の基部６に
パッキングを兼ねた外向きフランジ９を形成して、該外
向きフランジを前記頂壁２の下面に当接させて保持さ
せ、上記透孔３の周辺で前記頂壁２の上面にその注出筒
４を閉口口唇状に折り倒して収納する窪み７を形成し、
また、その頂壁２の上に上記注出筒４を窪み７内へと閉
口口唇状に折り倒して収納させる蓋板状の閉筒スライダ
ー５を配して、該閉筒スライダーをその頂壁２に対し両
脇の一対の案内溝10と案内突条11との滑り係合手段を介
して開閉摺動自在に装着し、該閉筒スライダー５の適所
に開方向への摺動に伴いその注出筒４を起立遊挿させる
窓孔８を設け、該閉筒スライダー５の開方向へ押圧する
一側端部12に対応させて前記キャップ本体１の適所に閉
筒スライダー押圧用凹部13を形成し、上記閉筒スライダ
ー５の下面適所に前記窪み７内へと可動に挿入させる可
動範囲規制用のストッパー14を突設したことを特徴とす
る注出キャップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24080795A JP3524649B2 (ja) | 1995-08-24 | 1995-08-24 | 注出キャップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24080795A JP3524649B2 (ja) | 1995-08-24 | 1995-08-24 | 注出キャップ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0958729A true JPH0958729A (ja) | 1997-03-04 |
| JP3524649B2 JP3524649B2 (ja) | 2004-05-10 |
Family
ID=17064983
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24080795A Expired - Fee Related JP3524649B2 (ja) | 1995-08-24 | 1995-08-24 | 注出キャップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3524649B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018091760A1 (es) * | 2016-11-18 | 2018-05-24 | Infinity Vacuum Safe Technology, S.L. | Dispositivo de cierre para envases |
| JP2022539943A (ja) * | 2019-05-13 | 2022-09-14 | ビーボックス・フォー・キッズ・ディベロップメンツ・プロプリエタリー・リミテッド | 飲料ボトル |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9079205B2 (en) * | 2012-09-06 | 2015-07-14 | Matt Hoskins | Drink bottle and cap assembly |
| US9470335B2 (en) | 2013-11-06 | 2016-10-18 | Tsi Manufacturing, Llc | Valve for drinking container |
| US9534695B2 (en) | 2014-01-15 | 2017-01-03 | Tsi Manufacturing, Llc | Multi-position valves |
| US9844285B2 (en) | 2014-12-01 | 2017-12-19 | Tsi Manufacturing, Llc | Bottle caps with multi-position valves |
-
1995
- 1995-08-24 JP JP24080795A patent/JP3524649B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018091760A1 (es) * | 2016-11-18 | 2018-05-24 | Infinity Vacuum Safe Technology, S.L. | Dispositivo de cierre para envases |
| JP2022539943A (ja) * | 2019-05-13 | 2022-09-14 | ビーボックス・フォー・キッズ・ディベロップメンツ・プロプリエタリー・リミテッド | 飲料ボトル |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3524649B2 (ja) | 2004-05-10 |
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