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JPH0951869A - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

Info

Publication number
JPH0951869A
JPH0951869A JP7336245A JP33624595A JPH0951869A JP H0951869 A JPH0951869 A JP H0951869A JP 7336245 A JP7336245 A JP 7336245A JP 33624595 A JP33624595 A JP 33624595A JP H0951869 A JPH0951869 A JP H0951869A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
temp
illumination light
state
temperature display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7336245A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirohisa Ueda
裕久 植田
Kunitoshi Ikeda
邦利 池田
Hiroshi Sano
浩 佐野
Riyuusuke Adachi
滝介 安達
Takashi Koeda
隆司 小枝
Kunikiyo Kaneko
邦清 金子
Masako Takagi
雅子 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd filed Critical Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority to JP7336245A priority Critical patent/JPH0951869A/ja
Publication of JPH0951869A publication Critical patent/JPH0951869A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Endoscopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】表面の温度が高温であることを手で触れずに感
知することができて、火傷や落下事故の発生を未然に防
止することのできる内視鏡装置を提供すること。 【解決手段】外表面部分に、所定以上の温度になると人
の目に感知される状態に変化する高温表示部80を設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は内視鏡装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】内視鏡装置は一般に、体腔内に挿入され
る挿入部のように可撓性を必要とする部分は合成樹脂製
の可撓性チューブなどによって外装され、光源装置との
接続コネクタ部や操作部のように剛性を必要とする部分
は、強度のある金属またはプラスチックなどによって外
装されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】内視鏡の光源装置に設
けられた光源ランプは発熱をして、その熱線が内視鏡に
入射される照明光束にも含まれる。したがって、照明光
束が収束するライトガイドの入射端周辺は相当な高温に
なる。また、内視鏡装置をオートクレーブ滅菌装置など
によって滅菌した場合には、装置全体が相当な高温にな
る。
【0004】そのような場合、従来の内視鏡装置におい
ては、装置の表面温度は手で触って初めて分かるものな
ので、高温状態の装置にうかつに触って火傷をしたり、
熱くて取り落として装置を破損させてしまう場合があっ
た。
【0005】そこで本発明は、表面の温度が高温である
ことを手で触れずに感知することができて、火傷や落下
事故の発生を未然に防止することのできる内視鏡装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の内視鏡装置は、外表面部分に、所定以上の
温度になると人の目に感知される状態に変化し、上記所
定の温度を下まわると元の状態に戻る可逆性の高温表示
部を設けたことを特徴とする。
【0007】また、本発明の内視鏡装置は、被写体を照
明する照明光を伝達するためのライトガイドの入射端部
を操作部に配置すると共に、上記ライトガイドに照明光
を供給するための照明光供給ユニットを上記操作部に着
脱自在に取り付けた内視鏡装置において、上記照明光供
給ユニットと上記操作部との接続部付近の表面部分に、
所定以上の温度になると人の目に感知される状態に変化
し、上記所定の温度を下まわると元の状態に戻る可逆性
の高温表示部を設けたことを特徴とする。
【0008】そして、上記表面部分が、外側から手で触
れられる部分であるとよい。また、上記高温表示部とし
て、変色温度の異なる複数の高温表示部が並設されてい
てもよく、上記可逆性の高温表示部の隣りに、所定の温
度以上になると人の目に感知される状態に変化し、その
後上記所定の温度を下まわっても元の状態に戻らない不
可逆性の高温表示部が並設されていてもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】図面を参照して実施の形態を説明
する。図2は、内視鏡の操作部2部分の側面図、図3は
背面図であり、操作部2の下端部には、可撓管によって
外装された挿入部1の基端が連結されている。
【0010】操作部2の下側約4分の3の部分は握り部
2aであり、その握り部2aと挿入部1との間に、鉗子
挿入口部4が斜め前方に向けて突出して設けられてい
る。3は、気密に構成された内視鏡の内部の圧力を調整
するための圧力調整弁である。
【0011】操作部2の握り部2aより上方の操作機構
部5には、挿入部1内に挿通された鉗子チャンネル(図
示せず)を通して吸引操作を行うための吸引操作弁6
と、挿入部1の先端部分に形成された湾曲部(図示せ
ず)を遠隔的に屈曲操作するための湾曲操作レバー7と
が前面と後面に配置され、接眼部8が上面に突設されて
いる。
【0012】被写体を照明する照明光を伝達するための
照明用ライトガイドファイババンドル9は、入射端部9
aが操作機構部5内に配置されていて、挿入部1内と操
作部2の握り部2a内を通って、図示されていない射出
端部は挿入部1の先端に配置されている。
【0013】そして、ライトガイドファイババンドル9
に対して照明光を供給するための照明光供給ユニット3
0が、操作機構部5の側面部分に着脱自在に取り付けら
れている。
【0014】図3に示されるように、照明光供給ユニッ
ト30には、ライトガイドファイババンドル9に供給す
るための照明光を放射する電球32と、その電球32を
点灯させるための電源である電池100等が内蔵されて
いる。
【0015】電池100は、照明光供給ユニット30の
端部に着脱自在に取り付けられたキャップ部50を外す
ことにより交換自在であり、電池100に代えて、交流
/直流アダプタを接続することもできる。
【0016】図4は、操作部2と照明光供給ユニット3
0との接続部付近を示しており、操作部2の操作機構部
5部分を外装する本体ケース11は、電気絶縁性のプラ
スチック製である。
【0017】湾曲操作レバー7を支持する軸受筒12と
吸引操作弁6は、本体ケース11に穿設された別々の孔
に嵌挿されて、各部分で水密にシールされている。軸受
筒12と吸引操作弁6の基部は、各々操作部2内の金属
フレーム13に固定されている。
【0018】本体ケース11に大きく形成された側面開
口には、電気絶縁性のプラスチックからなる蓋体15が
嵌め込まれ、その嵌合面にはシール用のOリング16が
装着されていて、隙間から操作部2の内部に水が浸入し
ないようになっている。
【0019】また、蓋体15と本体ケース11との嵌合
部には、両者の相対的回転を規制するための回転止め2
1が形成されている。蓋体15の中央部分に穿設された
貫通孔の中心軸位置には、基部が操作部2内の金属フレ
ーム13に固定された支持筒17が配置されている。そ
して、支持筒17との間に装着された第1の圧縮コイル
スプリング22によって突端側に向けて付勢されたライ
トガイド取付筒18が、外方に向けて支持筒17の突端
から突出している。
【0020】ただし、ライトガイド取付筒18の側面に
突設されたストッパピン23が支持筒17に形成された
長溝24内に係合しているので、ライトガイド取付筒1
8の移動範囲は、ストッパピン23が長溝24内で移動
できる範囲に規制されている。
【0021】ライトガイド取付筒18の中心軸位置に
は、ライトガイドファイババンドル9の入射端部がネジ
止め固定されており、ライトガイド取付筒18の突端部
分には、ライトガイドファイババンドル9の入射端面9
aに対向して凸メニスカスレンズ20が水密に接合され
ている。
【0022】蓋体15に形成された貫通孔には、操作部
2に着脱される照明光供給ユニット30を受ける(接続
する)ための例えばステンレス鋼製のユニット受け口金
27が、外方に向けて突出するように嵌め込まれてお
り、支持筒17に螺合する金属製の締め環28によっ
て、内方に押し付けられて固定されている。
【0023】ただし、ユニット受け口金27と締め環2
8との間には、ユニット受け口金27と締め環28が接
触しないように、電気絶縁性のプラスチックからなる筒
状の絶縁筒29が介装されており、それによって、ユニ
ット受け口金27と締め環28との間が電気的に絶縁さ
れている。
【0024】なお、蓋体15の孔の内側に配置された各
部材間の嵌合部には、シール用のOリングが装着されて
いて、操作部2は、全ての部分において外部から水が浸
入しない水密構造に構成されている。挿入部1が同様に
水密構造に形成されていることは勿論である。
【0025】照明光供給ユニット30は、全体として真
っ直ぐな筒状に形成されていて、操作部2との接続部に
近いランプ室部30aと、操作部2との接続部から離れ
た側の電池室部30bとに分かれており、図4にはラン
プ室部30aの全体が示されている。32aは、電球3
2内のフィラメント32bから放射された光線束を前方
に集光させるように、電球32の先端部分に一体的に形
成された凸レンズ部である。
【0026】電池室部30bの外壁は、耐蝕性(耐薬品
性)のよい例えばステンレス鋼や耐薬表面処理を施した
金属又はプラスチック等からなる外側ケース31bによ
って形成されていて、その内側に、導電性のよい例えば
銅又はリン青銅のような銅合金等からなる筒状の内側ケ
ース31aが内接して配置されている。
【0027】ランプ室部30aと電池室部30bとの境
界部分において、電球32が着脱自在に差し込んで取り
付けられたランプソケット33は、幾つかの部品を介し
て内側ケース31aに固定されている。
【0028】ランプ室部30aの外壁を構成する筒状の
ランプ室ケース35aは、強度のある例えばステンレス
鋼によって形成されていて、外側ケース31bに連結固
定されている。
【0029】ランプ室ケース35aと外側ケース31b
との間の回転は、ランプ室ケース35aに突設された回
転規制ピン37が外側ケース31bに形成された溝36
に係合することによって規制されている。
【0030】また、回転規制ピン37によってランプ室
ケース35aに固定された固定環38が、ランプ室ケー
ス35aの外周に嵌装されて外側ケース31bと螺合す
る押さえ環35bと外側ケース31bとの間に挟み付け
られて、ランプ室ケース35aと外側ケース31bとの
軸方向の固定が行われている。39は、ランプ室ケース
35aと外側ケース31bとの接続部をシールするため
のOリングである。
【0031】ランプ室ケース35aの先端部分には、電
球32から放射された照明光をライトガイドファイババ
ンドル9の入射端面に向けて収束させるための反射鏡3
4が、電球32を囲むように配置されている。
【0032】反射鏡34の前端面には、平行平面板状の
透明なカバーガラス49が水密に固着されており、ラン
プ室ケース35aと反射鏡34との間に装着された第2
の圧縮コイルスプリング48によって、カバーガラス4
9と反射鏡34とが、電球32側に向けて一体的に付勢
されている。
【0033】その結果、第2の圧縮コイルスプリング4
8の付勢力によって、カバーガラス49の光入射面が電
球32のレンズ部32aの光射出面に押し付けられて両
面が密着している。
【0034】なお、第2の圧縮コイルスプリング48の
付勢力は、カバーガラス49とレンズ部32aとが付勢
力によって破損するほど強くなく、使用時の振動で密着
状態が離れるほど弱くない程度に設定されている。
【0035】40は、カバーガラス49と反射鏡34が
付勢力によって移動しすぎないように反射鏡34の移動
範囲を規制するストッパであり、ランプ室ケース35a
の内面に螺合して取り付けられている。
【0036】ランプ室ケース35aの先端外周面には、
ユニット受け口金27の内周面に形成された雌ネジと螺
合する雄ネジが形成されており、その両ネジを結合させ
ることにより照明光供給ユニット30が操作部2に連結
された状態になる。
【0037】すると、電球32から放射された照明光
が、軸線近くではレンズ部32aを通り、周辺部では反
射鏡34で反射されたあと、カバーガラス49及び凸メ
ニスカスレンズ20を通過して、ライトガイドファイバ
バンドル9の入射端面9aに収束、入射する。
【0038】この状態では、図4に示されるように、第
1の圧縮コイルスプリング22の付勢力によって凸メニ
スカスレンズ20の光入射端面がカバーガラス49の光
射出端面に押し付けられて両面が密着している。
【0039】なお、第1の圧縮コイルスプリング22の
付勢力は、凸メニスカスレンズ20とカバーガラス49
とが付勢力によって破損するほど強くなく、使用時の振
動で密着状態が離れるほど弱くない程度に設定されてい
る。
【0040】ユニット受け口金27とランプ室ケース3
5aとのネジ結合を解けば、照明光供給ユニット30が
操作部2から取り外される。この時ライトガイド取付筒
18の移動範囲はストッパピン23によって規制されて
いるので、第1の圧縮コイルスプリング22の付勢力に
よってライトガイド取付筒18が外方に飛び出してしま
うことはない。
【0041】41は、照明光供給ユニット30が操作部
2に接続された状態のときに、ランプ室ケース35aと
ユニット受け口金27との嵌合部をシールするためのO
リングである。
【0042】電球32から後方に突出する2本の電極
は、ソケット33内に挿入されてその後方の接続ピン4
2a,42bに電気的に接続されている。各接続ピン4
2a,42bの基端は、絶縁板44を間に挟んで配置さ
れた二つの電極板43a,43bに分かれて固定されて
いる。
【0043】その一方の電極板43aには電池100の
プラス電極が常時接触しており、もう一方の電極板43
bには、良導電性金属からなる押さえ筒46を介して、
内側ケース31aが電気的に接続されている。
【0044】そしてこれらの部材が、電気絶縁性の筒体
45で囲まれて、内側ケース31aに螺合された押さえ
ナット47によって、ソケット33と共にまとめて内側
ケース31aに押圧固定されている。
【0045】図1は、照明光供給ユニット30と操作部
2との接続部付近を拡大して示しており、ユニット受け
口金27の外表面には、常温では周囲と殆ど見分けが付
かず、所定温度(例えば摂氏50度ないし60度程度)
を越える高温になると色が変化して人の目にはっきりと
感知される「高温注意」の文字(高温表示文字)80が
記されている。温度が再び所定温度を下回る状態になる
と、高温表示文字80は元の常温状態に戻る。
【0046】このような高温表示文字80は、その部分
の塗装に、例えば実開平5−13737号に記載されて
いるような、ラクタム化合物と、そのラクタム化合物と
接触することにより発色する電子受容体と、その電子受
容体を解離させて消色する減感剤等とを混合した可逆性
の感温変色性色素を含む塗料を用いることによって形成
することができる。ただし、その他の感温変色性色素を
用いてもよく、高温になると透明になる色素などを用い
てもよい。
【0047】図5は、第2の実施の形態を示しており、
照明光供給ユニット30の押さえ環35bを少し長く露
出させて、その部分の外表面に第1の実施の形態と同様
の「高温注意」の文字(高温表示文字)80を記したも
のである。
【0048】内視鏡の操作部2と照明光供給ユニット3
0との接続部は、照明光供給ユニット30を着脱する際
に指先等が触れやすいが、その部分は照明光供給ユニッ
ト30の電球32から発せられた熱によって高温になっ
ている場合がある。
【0049】そこで、上記の第1または第2の実施の形
態のように、操作部2と照明光供給ユニット30との接
続部の外表面に高温表示文字80を記すことによってそ
の部分が高温であって触れると危険なことを、使用者
は、手で触れることなく視覚的に感知することができ、
火傷や落下事故の発生を未然に防止することができる。
【0050】また、接続部に設けられたカバーガラス4
9等のガラス部品は、高温のまま急に冷たい洗浄液中に
浸漬されると割れてしまうことがあるが、そのような破
損事故も未然に防ぐことができる。そのような目的の場
合には、高温表示が出る温度を、ガラス部品の耐性に合
わせて設定してもよい。
【0051】なお、高温表示文字80は、文字に代え
て、記号、マーク、図案等を表示したり、その部分の一
部または全体の色が変化するようにしてもよい。そし
て、そのような表示部を、操作部2と照明光供給ユニッ
ト30の接続部の両側に形成してもよく、塗装や印刷の
他、貼着シールを設置し、或いは感温変色性色素を含む
シリコンゴムやプラスチック等を設置すること等によっ
て形成してもよい。
【0052】図6は、本発明の第3の実施の形態の内視
鏡の背面図であり、操作部2に連結された連結可撓管6
1内にライトガイドファイババンドル9が挿通されてい
て、その入射端面9aは、図示されていない光源装置に
接続されるライトガイドコネクタ62に配置されてい
る。
【0053】63は、光源装置のライトガイド受けに差
し込まれるようにライトガイドコネクタ62から細長く
突設された金属製の挿入ロッドであり、その先端にライ
トガイドファイババンドル9の入射端面9aが固定され
ている。
【0054】そして、この実施の形態においては、ライ
トガイドコネクタ62の挿入ロッド63全体に、所定温
度を越えると変色する感温変色性色素を含む塗料が塗布
されている。その塗料は、温度が所定温度を越えると例
えば赤色に変色し、温度が再び所定温度を下回る状態に
なると元の常温の色に戻る可逆性を有する。
【0055】したがって、内視鏡使用後に光源装置から
コネクタ62を抜いた直後は、高温になっている挿入ロ
ッド63が熱くて赤色に変色しているので、使用者の注
意が喚起されて、火傷事故などを未然に防止することが
できる。
【0056】また、この実施の形態においては、プラス
チック製の操作部2のカバー全体も感温変色性色素を含
む塗料で塗装されている。したがって、オートクレーブ
による滅菌終了直後等に、まだ熱い操作部2を誤って持
たないように使用者の注意が喚起される。
【0057】なお、図7に示される第4の実施の形態の
ように、上述の感温変色性色素と同様の可逆性のある温
度管理用示温材81を、操作部2又はライトガイドコネ
クタ62に取り付けてもよい。温度管理用示温材として
は、シール状のもの、塗料状のもの或いはシリコンゴム
状のもの等を用いることができる。
【0058】また、変色温度が異なる複数の高温表示部
を並置すれば、内視鏡の温度の状態をより正しく判断す
ることができる。例えば、図8に示されるように、各数
字部分をその数字が示す温度で可逆的に変色する材料で
形成しておけば、現在の温度をより正確に認識して、温
度が下がるまでに要する時間を予想することもできる。
【0059】また、図9及び図10に示されるように、
可逆性の高温表示部85の隣りに、所定の温度以上にな
ると人の目に感知される状態に変化し、その後上記所定
の温度を下まわっても元の状態に戻らない不可逆性の高
温表示部86を並置してもよい。
【0060】そのようにすれば、可逆性の高温表示部8
5によって現在の内視鏡の温度を判断することができる
のと同時に、不可逆性の高温表示部86によって内視鏡
が高温環境下におかれたかどうかの温度履歴を確認する
ことができ、例えばオートクレーブ滅菌が済んでいるか
どうかを判断することができる。ただし、この場合に
は、高温表示部86は内視鏡使用毎に交換する必要があ
る。なお、可逆性と不可逆性の両高温表示部85,86
を一緒に交換するようにしてもよい。
【0061】なお、本発明における内視鏡装置とは、内
視鏡自体及び内視鏡に直接接続されて使用される機器類
を含むものである。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、所定以上の温度になる
と人の目に感知される状態に変化する高温表示部を設け
たことにより、表面の温度が高温であることを使用者が
手で触れずに感知することができるので、火傷や落下事
故の発生を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の内視鏡装置の部分
拡大背面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の内視鏡装置の側面
図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の内視鏡装置の背面
図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態の内視鏡装置の部分
拡大断面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の内視鏡装置の部分
拡大背面図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態の内視鏡装置の背面
図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態の内視鏡装置の側面
図である。
【図8】本発明の第5の実施の形態の温度管理用示温材
の正面図である。
【図9】本発明の第6の実施の形態の高温表示部の正面
図である。
【図10】本発明の第7の実施の形態の高温表示部の正
面図である。
【符号の説明】
2 操作部 30 照明光供給ユニット 62 ライトガイドコネクタ 63 挿入ロッド 80 高温表示文字 81 温度管理用示温材 85 可逆性の高温表示部 86 不可逆性の高温表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安達 滝介 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭光 学工業株式会社内 (72)発明者 小枝 隆司 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭光 学工業株式会社内 (72)発明者 金子 邦清 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭光 学工業株式会社内 (72)発明者 高木 雅子 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭光 学工業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外表面部分に、所定以上の温度になると人
    の目に感知される状態に変化し、上記所定の温度を下ま
    わると元の状態に戻る可逆性の高温表示部を設けたこと
    を特徴とする内視鏡装置。
  2. 【請求項2】被写体を照明する照明光を伝達するための
    ライトガイドの入射端部を操作部に配置すると共に、上
    記ライトガイドに照明光を供給するための照明光供給ユ
    ニットを上記操作部に着脱自在に取り付けた内視鏡装置
    において、 上記照明光供給ユニットと上記操作部との接続部付近の
    表面部分に、所定以上の温度になると人の目に感知され
    る状態に変化し、上記所定の温度を下まわると元の状態
    に戻る可逆性の高温表示部を設けたことを特徴とする内
    視鏡装置。
  3. 【請求項3】上記表面部分が、外側から手で触れられる
    部分である請求項1又は2記載の内視鏡装置。
  4. 【請求項4】上記高温表示部として、変色温度の異なる
    複数の高温表示部が並設されている請求項1、2又は3
    記載の内視鏡装置。
  5. 【請求項5】上記可逆性の高温表示部の隣りに、所定の
    温度以上になると人の目に感知される状態に変化し、そ
    の後上記所定の温度を下まわっても元の状態に戻らない
    不可逆性の高温表示部が並設されている請求項1、2、
    3又は4記載の内視鏡装置。
JP7336245A 1995-06-09 1995-12-25 内視鏡装置 Pending JPH0951869A (ja)

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JP7336245A JPH0951869A (ja) 1995-06-09 1995-12-25 内視鏡装置

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JP14230795 1995-06-09
JP7-142307 1995-06-09
JP7336245A JPH0951869A (ja) 1995-06-09 1995-12-25 内視鏡装置

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