JPH0949305A - 内装仕上げ壁 - Google Patents
内装仕上げ壁Info
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- JPH0949305A JPH0949305A JP21943295A JP21943295A JPH0949305A JP H0949305 A JPH0949305 A JP H0949305A JP 21943295 A JP21943295 A JP 21943295A JP 21943295 A JP21943295 A JP 21943295A JP H0949305 A JPH0949305 A JP H0949305A
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- vertical
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 作業を迅速、省力化でき、かつ低コストであ
って、しかも変色、カビ等の発生がない内装仕上げ壁の
提供。 【解決手段】 薄い帯鉄をアングル状に形成してアング
ル横桟1とし、このアングル横桟1の一辺に、木材,合
板,硅酸カルシウム板等で出来た小幅板或いは、軽量鉄
骨の縦桟3が嵌合する切欠き溝2を適当間隔で配設し、
壁の施工場所において前記アングル横桟1を、それぞれ
が同一垂直面にあり、且つ上下に位置する前記各切欠き
溝2が揃う配置で複数本水平に配設し、前記上下の各切
欠き溝2に垂直配置の縦桟3を嵌合し、この縦桟3をホ
ットメルト接着剤を用いて躯体に固定し、縦桟3に表面
仕上げ材を張設する。
って、しかも変色、カビ等の発生がない内装仕上げ壁の
提供。 【解決手段】 薄い帯鉄をアングル状に形成してアング
ル横桟1とし、このアングル横桟1の一辺に、木材,合
板,硅酸カルシウム板等で出来た小幅板或いは、軽量鉄
骨の縦桟3が嵌合する切欠き溝2を適当間隔で配設し、
壁の施工場所において前記アングル横桟1を、それぞれ
が同一垂直面にあり、且つ上下に位置する前記各切欠き
溝2が揃う配置で複数本水平に配設し、前記上下の各切
欠き溝2に垂直配置の縦桟3を嵌合し、この縦桟3をホ
ットメルト接着剤を用いて躯体に固定し、縦桟3に表面
仕上げ材を張設する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の内装仕上げ
材の下地及び、仕上げ板に係り、特に、複数枚の壁仕上
げ材を隣接並設させて形成する内装仕上げ壁に関する。
材の下地及び、仕上げ板に係り、特に、複数枚の壁仕上
げ材を隣接並設させて形成する内装仕上げ壁に関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリート打設によって作成される建
築物の躯体は、通常、塗料,壁紙,壁布或いは合板,繊
維板,石膏ボード,硅酸カルシウム板等の仕上げ材料を
用いてその内部を仕上げている。
築物の躯体は、通常、塗料,壁紙,壁布或いは合板,繊
維板,石膏ボード,硅酸カルシウム板等の仕上げ材料を
用いてその内部を仕上げている。
【0003】前記の場合、コンクリート型枠を外した所
謂、荒コンクリート面は凹凸が多く、直下仕上げをする
ためには、モルタル,プラスター等を用いて表面を平滑
にしなければ、塗料や壁紙,壁布等で仕上げることがで
きない。また、荒コンクリート面に木材や軽量鉄骨を組
んだ下地を作り、これに仕上げ板を張る工法も多く用い
られている。しかし、この場合も、モルタルやプラスタ
ーで表面を平滑にするのも、木材や軽量鉄骨を組んだ下
地を作成するのも多くの手間と時間を要し、容易な作業
ではない。
謂、荒コンクリート面は凹凸が多く、直下仕上げをする
ためには、モルタル,プラスター等を用いて表面を平滑
にしなければ、塗料や壁紙,壁布等で仕上げることがで
きない。また、荒コンクリート面に木材や軽量鉄骨を組
んだ下地を作り、これに仕上げ板を張る工法も多く用い
られている。しかし、この場合も、モルタルやプラスタ
ーで表面を平滑にするのも、木材や軽量鉄骨を組んだ下
地を作成するのも多くの手間と時間を要し、容易な作業
ではない。
【0004】そこで、最近、もっと簡単に施工でき、か
つコスト低減し得る工法が考えられ、下地を組まないも
のが実用化されている。この方法は、図6に示されるよ
うに、焼石膏を主成分とし、パーライト,硅砂,寒水石
等の粉末を混合したものを練ってダンゴ状8にして、荒
コンクリート面Cに適宜間隔を置いて塗り付け、石膏の
固まる前に表面仕上げ材9をその上から押し当てて板を
接着張りするものである。
つコスト低減し得る工法が考えられ、下地を組まないも
のが実用化されている。この方法は、図6に示されるよ
うに、焼石膏を主成分とし、パーライト,硅砂,寒水石
等の粉末を混合したものを練ってダンゴ状8にして、荒
コンクリート面Cに適宜間隔を置いて塗り付け、石膏の
固まる前に表面仕上げ材9をその上から押し当てて板を
接着張りするものである。
【0005】この施工法は、表面仕上げ材9の押し方に
よって裏のダンゴ8が押しつぶされ、各表面仕上げ材9
同士の高さが同じ、つまり、隣同士の表面仕上げ材9が
同一平面になるように調節し得るので、前述の方法より
はるかに容易、かつ早くでき、コストも安いという利点
がある。
よって裏のダンゴ8が押しつぶされ、各表面仕上げ材9
同士の高さが同じ、つまり、隣同士の表面仕上げ材9が
同一平面になるように調節し得るので、前述の方法より
はるかに容易、かつ早くでき、コストも安いという利点
がある。
【0006】しかし、反面下地に使用するダンゴ8は石
膏が主成分であり、どうしても建築現場で練らねばなら
ないので、現場が汚れるということ、また、石膏の固化
するまでの時間に拘束され、一度に機械で多量に練って
おいて長時間使用することが難しく、短時間に使用する
分だけ、少しづつ練らねばならないという不便さがあっ
た。
膏が主成分であり、どうしても建築現場で練らねばなら
ないので、現場が汚れるということ、また、石膏の固化
するまでの時間に拘束され、一度に機械で多量に練って
おいて長時間使用することが難しく、短時間に使用する
分だけ、少しづつ練らねばならないという不便さがあっ
た。
【0007】さらに、石膏を主成分とするダンゴ8は水
で練っているので、石膏が硬化してもその水分は荒コン
クリート面Cと表面仕上げ材9の間にあり、容易に乾か
ないという欠点があった。さらに、建築物躯体のコンク
リートからは、コンクリート打設後1年半から2年位に
わたって徐々に水分が放出されて乾燥するといわれてお
り、躯体のコンクリートから出る水分が、ダンゴ8の水
分と共に裏側からじわじわと毛細管現象で表面仕上げ材
9が配設される躯体表面に吸い上げられてくる。
で練っているので、石膏が硬化してもその水分は荒コン
クリート面Cと表面仕上げ材9の間にあり、容易に乾か
ないという欠点があった。さらに、建築物躯体のコンク
リートからは、コンクリート打設後1年半から2年位に
わたって徐々に水分が放出されて乾燥するといわれてお
り、躯体のコンクリートから出る水分が、ダンゴ8の水
分と共に裏側からじわじわと毛細管現象で表面仕上げ材
9が配設される躯体表面に吸い上げられてくる。
【0008】その結果、表面仕上げ材9は何時も水分が
多く湿った状態にあり、変色やカビが発生し易く、特に
窓の少ない或いは、窓の開かない構造の建築物では、入
梅時や夏場において、問題の起きない方が珍しい位とな
っていた。
多く湿った状態にあり、変色やカビが発生し易く、特に
窓の少ない或いは、窓の開かない構造の建築物では、入
梅時や夏場において、問題の起きない方が珍しい位とな
っていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前述のようにダンゴ張
り工法は、作業が迅速かつ省力化でき、しかもコストが
安いという利点がある反面、石膏を練る現場が汚れ、使
用の都度少しづつ練らねばならない欠点があるうえ、入
梅や夏場では特に変色やカビに悩まされるという大きな
問題点があった。また、ダンゴを使用する場合は、常識
的にその硬化には3〜4時間を要するから、施工後少な
くとも4時間以上は静置しておかねばならず、表面仕上
げ材の上に塗装や壁紙、壁張り等の作業には必ず待時間
が必要であった。
り工法は、作業が迅速かつ省力化でき、しかもコストが
安いという利点がある反面、石膏を練る現場が汚れ、使
用の都度少しづつ練らねばならない欠点があるうえ、入
梅や夏場では特に変色やカビに悩まされるという大きな
問題点があった。また、ダンゴを使用する場合は、常識
的にその硬化には3〜4時間を要するから、施工後少な
くとも4時間以上は静置しておかねばならず、表面仕上
げ材の上に塗装や壁紙、壁張り等の作業には必ず待時間
が必要であった。
【0010】本発明は水を使用しない乾式のみの工法で
前記の問題点を解決するものである。すなわち、従来工
法はダンゴを使用するから後々までも問題を引起こすお
それがあるので、本発明では、湿式のダンゴを取除き、
荒コンクリート面に容易に壁下地を作成できる乾式の壁
下地施工法を提供することを目的とする。
前記の問題点を解決するものである。すなわち、従来工
法はダンゴを使用するから後々までも問題を引起こすお
それがあるので、本発明では、湿式のダンゴを取除き、
荒コンクリート面に容易に壁下地を作成できる乾式の壁
下地施工法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係る内装仕上げ壁の施工方法では、先ず荒
コンクリート面に表面仕上げ材を施工するのに仕上げ材
同士隣接の板を強固に固定し、張り上げた後、凹凸のな
い平面が作れるように薄く、細長い鋼板製のアングル断
面の定規を作成する。
め、本発明に係る内装仕上げ壁の施工方法では、先ず荒
コンクリート面に表面仕上げ材を施工するのに仕上げ材
同士隣接の板を強固に固定し、張り上げた後、凹凸のな
い平面が作れるように薄く、細長い鋼板製のアングル断
面の定規を作成する。
【0012】前記の定規は、帯鉄状の鋼板を真直のアン
グル状に加工し、これを荒コンクリート面の上部、下
部、さらに必要によっては中間部にも横方向に配置し、
上下アングル横桟同士は水平で平行状態であると共に、
同一垂直面にあるように配置し、これを耐水性の接着剤
で躯体に固定する。アングル横桟には一定間隔で切欠き
溝を設け、この溝に幅狭く切断した木材,合板,或いは
硅酸カルシウム板,軽量鉄骨等の縦桟が嵌合するように
加工する。
グル状に加工し、これを荒コンクリート面の上部、下
部、さらに必要によっては中間部にも横方向に配置し、
上下アングル横桟同士は水平で平行状態であると共に、
同一垂直面にあるように配置し、これを耐水性の接着剤
で躯体に固定する。アングル横桟には一定間隔で切欠き
溝を設け、この溝に幅狭く切断した木材,合板,或いは
硅酸カルシウム板,軽量鉄骨等の縦桟が嵌合するように
加工する。
【0013】縦桟は、上下のアングル横桟が垂直になる
ように配置されており、切欠き溝を予め表面仕上げ材の
寸法に合わせておけば、縦桟の切欠き溝に嵌合させるだ
けで垂直で表面仕上げ材の幅間隔に配置されることとな
り、簡単に正確な壁下地を作成することができる。
ように配置されており、切欠き溝を予め表面仕上げ材の
寸法に合わせておけば、縦桟の切欠き溝に嵌合させるだ
けで垂直で表面仕上げ材の幅間隔に配置されることとな
り、簡単に正確な壁下地を作成することができる。
【0014】前記耐水性の接着剤には、最近市販されて
いる早く硬化するものを使用できるが、本発明では温度
を掛ければ溶け、冷却すれば固化するハンダのようなホ
ットメルト接着剤を採用するもので、この接着剤の使用
により僅か数十秒で確実にアングル横桟を荒コンクリー
ト面に固定することができる。また、縦桟とアングル横
桟との固定及び、縦桟と表面仕上げ材との固定はホット
メルト接着剤、或いはビス止めのいずれでもよい。
いる早く硬化するものを使用できるが、本発明では温度
を掛ければ溶け、冷却すれば固化するハンダのようなホ
ットメルト接着剤を採用するもので、この接着剤の使用
により僅か数十秒で確実にアングル横桟を荒コンクリー
ト面に固定することができる。また、縦桟とアングル横
桟との固定及び、縦桟と表面仕上げ材との固定はホット
メルト接着剤、或いはビス止めのいずれでもよい。
【0015】前記のように鋼板製のアングル横桟を定規
として上下の荒コンクリート面に配設すれば、アングル
横桟の切欠き溝に縦桟を嵌合させるだけで自動的にその
間隔や表面レベルが調整でき、壁下地ができる。そのう
え、ホットメルト接着剤を使用することで瞬時作業が進
行し、作業能率が上がると共に、変色、カビの心配がな
くなる。
として上下の荒コンクリート面に配設すれば、アングル
横桟の切欠き溝に縦桟を嵌合させるだけで自動的にその
間隔や表面レベルが調整でき、壁下地ができる。そのう
え、ホットメルト接着剤を使用することで瞬時作業が進
行し、作業能率が上がると共に、変色、カビの心配がな
くなる。
【0016】
【作用】一般に凹凸のある荒コンクリート面に垂直な平
面を作成することは手数を要し、容易なことではない
が、本発明では、定規として真直な上下2本のアングル
横桟に予め切欠き溝を設けてあるので、縦桟をこれに嵌
合させるだけで、1本1本改めて墨出ししなくても自動
的に正しい間隔で垂直な下地ができる。さらに、ホット
メルト接着剤の使用で秒単位で直ちに確実に荒コンクリ
ート面へ固定でき、待時間が無くなっただけでなく、懸
案であった水を使わない施工ができるようになったこと
で、変色、カビに対し大変効果的であった。
面を作成することは手数を要し、容易なことではない
が、本発明では、定規として真直な上下2本のアングル
横桟に予め切欠き溝を設けてあるので、縦桟をこれに嵌
合させるだけで、1本1本改めて墨出ししなくても自動
的に正しい間隔で垂直な下地ができる。さらに、ホット
メルト接着剤の使用で秒単位で直ちに確実に荒コンクリ
ート面へ固定でき、待時間が無くなっただけでなく、懸
案であった水を使わない施工ができるようになったこと
で、変色、カビに対し大変効果的であった。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図5を参照して説明する。本発明の表面仕上げ材は、
合板,ハードボード,繊維板,硅酸カルシウム板,石綿
スレート板,石膏ボード等色々の板を使用可能である
が、通常加工し易く、不燃で安価な石膏ボードについ
て、また、縦桟は軽量鉄骨や木材でもよいが、ここでは
合板を幅狭く切断した小幅板を使用する場合の実施例を
あげる。
〜図5を参照して説明する。本発明の表面仕上げ材は、
合板,ハードボード,繊維板,硅酸カルシウム板,石綿
スレート板,石膏ボード等色々の板を使用可能である
が、通常加工し易く、不燃で安価な石膏ボードについ
て、また、縦桟は軽量鉄骨や木材でもよいが、ここでは
合板を幅狭く切断した小幅板を使用する場合の実施例を
あげる。
【0018】先ず、図3(a),(b)に示すように軽
量鉄骨からなる縦桟3aまたは、合板を幅狭く切断した
縦桟3を用意すると共に、薄い帯板状の鋼板をアングル
形状に曲げてなり、且つ前記縦桟3,3aの嵌合する切
欠き溝2を配設したアングル横桟1を用意する。縦桟
3,3aには、後から表面仕上げ材である石膏ボードが
取付けられるので、前記アングル横桟1の切欠き溝2の
深さは、縦桟3の厚さより幾分浅くすることが肝要であ
る。
量鉄骨からなる縦桟3aまたは、合板を幅狭く切断した
縦桟3を用意すると共に、薄い帯板状の鋼板をアングル
形状に曲げてなり、且つ前記縦桟3,3aの嵌合する切
欠き溝2を配設したアングル横桟1を用意する。縦桟
3,3aには、後から表面仕上げ材である石膏ボードが
取付けられるので、前記アングル横桟1の切欠き溝2の
深さは、縦桟3の厚さより幾分浅くすることが肝要であ
る。
【0019】次に、図1に示すように、荒コンクリート
面Cに同一垂直面配置となるようアングル横桟1を壁面
の墨に従って取付けるが、図1、図4のようにアングル
横桟1を水平に配設したうえ、荒コンクリート面Cとの
間の隙間には、薄い金属板やスポンジゴム等の介在物5
を挟み、正しい位置が決まったらホットメルト接着剤を
介在物5の部分につけて固定する。
面Cに同一垂直面配置となるようアングル横桟1を壁面
の墨に従って取付けるが、図1、図4のようにアングル
横桟1を水平に配設したうえ、荒コンクリート面Cとの
間の隙間には、薄い金属板やスポンジゴム等の介在物5
を挟み、正しい位置が決まったらホットメルト接着剤を
介在物5の部分につけて固定する。
【0020】アングル横桟1の長さによって介在物5は
強度上差支えぬ間隔とし、これを順次ホットメルト接着
剤で短時間に固定する。次に下げ振りにより図1,図5
の如く、上のアングル横桟1の下方に下のアングル横桟
1を平行且つ同一垂直面となるよう、また切欠き溝2に
嵌合させる縦桟3が垂直となるよう位置を決めて固定す
る。
強度上差支えぬ間隔とし、これを順次ホットメルト接着
剤で短時間に固定する。次に下げ振りにより図1,図5
の如く、上のアングル横桟1の下方に下のアングル横桟
1を平行且つ同一垂直面となるよう、また切欠き溝2に
嵌合させる縦桟3が垂直となるよう位置を決めて固定す
る。
【0021】上下の横桟1,1が固定されたら、上下に
位置する各切欠き溝2,2に縦桟3を嵌合させ、縦桟3
と荒コンクリート面Cとの隙間に介在物5を配設し、次
に縦桟3に表面仕上げ材として石膏ボード6を当てビス
7で固定し、壁は完成する。
位置する各切欠き溝2,2に縦桟3を嵌合させ、縦桟3
と荒コンクリート面Cとの隙間に介在物5を配設し、次
に縦桟3に表面仕上げ材として石膏ボード6を当てビス
7で固定し、壁は完成する。
【0022】縦桟3は、表面仕上げ材の裏打材となるも
のであり、石膏ボード6は、縦桟3の上で横継ぎすれば
隙間もなく接続することができ、また壁に掛かる外圧に
対しても補強の効果がある。従って、石膏ボード6同士
の横継ぎでは、勿論、壁の強度をさらに増したい場合に
は、石膏ボード6の板幅の中央部にも縦桟3を配置して
もよく、その本数によって上下の各アングル横桟1,1
に配設する切欠き溝2,2の間隔及び必要箇所が決めら
れる。
のであり、石膏ボード6は、縦桟3の上で横継ぎすれば
隙間もなく接続することができ、また壁に掛かる外圧に
対しても補強の効果がある。従って、石膏ボード6同士
の横継ぎでは、勿論、壁の強度をさらに増したい場合に
は、石膏ボード6の板幅の中央部にも縦桟3を配置して
もよく、その本数によって上下の各アングル横桟1,1
に配設する切欠き溝2,2の間隔及び必要箇所が決めら
れる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る構成
の壁とすることにより、従来の一般の工法および、最も
簡易化されているといわれるダンゴを使用する壁仕上げ
工法よりも勝れていることが確認された。すなわち、表
面仕上げ材の変色、カビや現場における汚れ、作業上の
制約等に煩わされることなく、安心して施工出来るばか
りでなく、アングル横桟さえ取付けてしまえば、あとは
部材を組立てるだけの簡単な作業ですみ、ダンゴを使用
した時の硬化までの待時間もなく、壁下地作成後、直ち
に表面仕上げ材を張ることができ、後の塗装、壁紙、壁
布等の仕上げ工程に移れる等、工期、省力化にも効果的
である。
の壁とすることにより、従来の一般の工法および、最も
簡易化されているといわれるダンゴを使用する壁仕上げ
工法よりも勝れていることが確認された。すなわち、表
面仕上げ材の変色、カビや現場における汚れ、作業上の
制約等に煩わされることなく、安心して施工出来るばか
りでなく、アングル横桟さえ取付けてしまえば、あとは
部材を組立てるだけの簡単な作業ですみ、ダンゴを使用
した時の硬化までの待時間もなく、壁下地作成後、直ち
に表面仕上げ材を張ることができ、後の塗装、壁紙、壁
布等の仕上げ工程に移れる等、工期、省力化にも効果的
である。
【図1】本発明の実施の形態に係る内装仕上げ壁の組立
説明斜視図である。
説明斜視図である。
【図2】定規となるアングル横桟の斜視図である。
【図3】縦桟となる合板小幅板と軽量鉄骨の斜視図であ
る。
る。
【図4】荒コンクリート面に取付けられたアングル横桟
と縦桟と表面仕上げ材との組立関係を示す横断平面図で
ある。
と縦桟と表面仕上げ材との組立関係を示す横断平面図で
ある。
【図5】荒コンクリート面に取付けられたアングル横桟
と縦桟と表面仕上げ材との組立関係を示す横断平面図で
ある。
と縦桟と表面仕上げ材との組立関係を示す横断平面図で
ある。
【図6】ダンゴを使用した壁の破断斜視図である。
1 アングル横桟 2 切欠き溝 3 縦桟 5 介在物 6 石膏ボード 7 ビス 8 ダンゴ 9 表面仕上げ材
Claims (1)
- 【請求項1】 薄い帯鉄をアングル状に成形してアング
ル横桟とし、このアングル横桟の一辺に、木材,合板,
硅酸カルシウム板等で成形した小幅板或いは、軽量鉄骨
の縦桟が嵌合する切欠き溝を適当間隔で配設し、壁の施
工場所において前記アングル横桟をそれぞれが同一垂直
面にあり、且つ上下に位置する前記各切欠き溝が揃う配
置で複数本水平に配設し、前記上下の各切欠き溝に垂直
配置の縦桟を嵌合し、この縦桟をホットメルト接着剤を
用いて躯体に固定し、縦桟に表面仕上げ材を張設してな
る構成を特徴とする内装仕上げ壁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21943295A JPH0949305A (ja) | 1995-08-07 | 1995-08-07 | 内装仕上げ壁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21943295A JPH0949305A (ja) | 1995-08-07 | 1995-08-07 | 内装仕上げ壁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0949305A true JPH0949305A (ja) | 1997-02-18 |
Family
ID=16735316
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21943295A Pending JPH0949305A (ja) | 1995-08-07 | 1995-08-07 | 内装仕上げ壁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0949305A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007016592A (ja) * | 2002-02-07 | 2007-01-25 | Toto Ltd | 内装壁構造 |
JP2008002158A (ja) * | 2006-06-22 | 2008-01-10 | Sanyo Industries Ltd | 内装材の取付工法及び取付構造 |
WO2012059757A3 (en) * | 2010-11-02 | 2012-06-28 | A Fuller & Sons Ltd | Improved cladding system |
JP2013238000A (ja) * | 2012-05-11 | 2013-11-28 | Panasonic Corp | 断熱パネルの固定構造 |
CN104074332A (zh) * | 2014-06-30 | 2014-10-01 | 深圳市深装总装饰工程工业有限公司 | 一种玻璃纤维增强石膏板的内墙干粘结构及其施工方法 |
CN104847076A (zh) * | 2015-05-25 | 2015-08-19 | 苏州金螳螂建筑装饰股份有限公司 | 饰面板免基层安装结构及安装方法 |
-
1995
- 1995-08-07 JP JP21943295A patent/JPH0949305A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007016592A (ja) * | 2002-02-07 | 2007-01-25 | Toto Ltd | 内装壁構造 |
JP4548402B2 (ja) * | 2002-02-07 | 2010-09-22 | Toto株式会社 | トイレ空間の内装壁構造の施工方法。 |
JP2008002158A (ja) * | 2006-06-22 | 2008-01-10 | Sanyo Industries Ltd | 内装材の取付工法及び取付構造 |
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CN104074332A (zh) * | 2014-06-30 | 2014-10-01 | 深圳市深装总装饰工程工业有限公司 | 一种玻璃纤维增强石膏板的内墙干粘结构及其施工方法 |
CN104847076A (zh) * | 2015-05-25 | 2015-08-19 | 苏州金螳螂建筑装饰股份有限公司 | 饰面板免基层安装结构及安装方法 |
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