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JPH094715A - 携帯型電子機器の防水装置 - Google Patents

携帯型電子機器の防水装置

Info

Publication number
JPH094715A
JPH094715A JP7156299A JP15629995A JPH094715A JP H094715 A JPH094715 A JP H094715A JP 7156299 A JP7156299 A JP 7156299A JP 15629995 A JP15629995 A JP 15629995A JP H094715 A JPH094715 A JP H094715A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waterproof
battery case
portable electronic
main body
annular portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7156299A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazutoshi Zushi
一敏 頭師
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP7156299A priority Critical patent/JPH094715A/ja
Publication of JPH094715A publication Critical patent/JPH094715A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)
  • Structure Of Receivers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 バッテリケースなどのように着脱を頻繁に行
うような部分の防水を確実に行うことを目的とする。 【構成】 装置筐体1と、この装置筐体に着脱自在に構
成されるバッテリケースなどの付属部材2と、これらの
間に設けられるとともに、環状部5aとこの環状部に所
定の間隔を隔てて一体的に形成された係止舌片5bとか
らなる弾性を有する防水部材5と、裏面に粘着層が形成
された表示シール6とよりなり、防水部材の係止舌片の
上から表示シールを貼付し防水部材を固定するよう構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は携帯電話装置などの携帯
型電子機器の防水装置に関する物である。
【0002】
【従来の技術】ポータブルラジオや携帯電話装置等の携
帯型電子機器においては、雨天での使用や水がかかるよ
うな場所で使用される場合を考慮して、防水構造がとら
れる事がある。このような従来の防水構造は、たとえば
図?に示すような構造であった。すなわち図?は携帯電
話装置などの携帯型電子機器の断面図を示したものであ
り、図において101、102はそれぞれ携帯電子機器
のキャビネットである。下側キャビネット101にはキ
ャビネットの端部全周にわたって溝101aが形成され
ると共に、上側キャビネット102の端部には、この溝
101aと対向する位置に凸部102aが形成される。
103はゴム、合成樹脂等で形成される防水用のOリン
グであり、このOリング103は、下側キャビネット1
01の溝101aに収納される。この状態で下側キャビ
ネット101と上側キャビネット102を、図示しない
ネジ等で締め付け固定する事により、Oリング103が
変形し、両キャビネット101、102の隙間から水の
侵入を防止するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術では、
両キャビネットがしっかり固定されていれば、生活防水
としては充分な効果を得ることができるのであるが、た
とえば着脱式のバッテリを有するような機器において
は、バッテリと機器本体とは頻繁に着脱されるものであ
り、ネジ止めなどのように強固な結合ができないので、
このような従来技術では対応できないと言う問題点があ
った。すなわち、バッテリケースと本体との間の防水が
完全でないと、バッテリ端子の部分から水が侵入してし
まうからである。また、機器の小型化により、Oリング
を収納するための溝の深さが制限され、このような従来
技術をバッテリと機器本体との間の防水に用いると、バ
ッテリの着脱時にOリングが外れてしまうという問題点
もあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の従来技術の問題点
を改善するため、本発明による携帯型電子機器の防水装
置は、装置本体と、該装置本体に着脱自在に構成される
付属部材と、該付属部材と装置本体との間に設けられる
とともに、前記付属部材の外周とほぼ同形状の環状部と
該環状部に所定の間隔を隔てて一体的に形成された係止
舌片とからなる弾性を有する防水部材と、裏面に粘着層
が形成された表示シールとよりなり、前記装置本体の付
属部材が装着される位置全周にわたって形成された防水
部材の環状部および係止舌片を収納するための溝部およ
び段部に前記防水部材を収納すると共に、係止舌片の上
から前記表示シールを貼付し防水部材を固定するよう構
成されたことを特徴とするものである。
【0005】また本発明による携帯型電子機器の防水装
置は、前記付属部材は装置本体を動作させるためのバッ
テリケースであることを特徴とするものである。
【0006】さらに本発明は、防水部材の環状部の断面
が多角形状であることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】請求項1記載の発明においては、装置本体の付
属部材が装着される部分に形成された溝部および段部
に、防水部材の環状部および係止舌片が収納されると共
に、係止舌片が表示シールによって固定される。そして
付属部材が装置本体に装着されると、付属部材の端面部
にて防水部材が押圧されることにより、両装置のすきま
からの水の侵入が防止される。
【0008】また、請求項2に記載の発明では、着脱操
作の機会が多いバッテリケースであっても隙間からの水
の侵入が完全に防止され、電池接点を介して装置本体内
への水の侵入が未然に防げる。
【0009】
【実施例】以下図面に従って本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明をバッテリ装着部分に用いた携帯電話
装置の背面図であり、図において1は装置筐体、2はこ
の装置筐体1に着脱自在に設けられたバッテリケースで
ある。バッテリケース2は、ロック手段3によって係止
される。4はアンテナである。
【0010】図2は装置筐体1からバッテリケース2を
はずした状態を示す背面図である。図において、5はバ
ッテリケース2が装着される部分に、全周にわたって配
置される防水パッキン、6は裏面には粘着シールが設け
られ、表面には製品の製造者、機種名、認定番号等が印
刷された定格表示シール、7はバッテリの接続端子、8
は固定ネジである。
【0011】図3に示すように、防水パッキン5はバッ
テリケース2の外周と同じ形状に、弾性材料で形成さ
れ、断面が円形もしくは多角形状の環状部と5aと、こ
の環状部5aの各辺の所定位置に形成された係止舌片5
bから成る。本実施例では環状部5aの断面形状を6角
形とし、その対角線を圧縮するようにすることにより、
より防水効果を高めている。
【0012】図4は、図2における断面図を示すもので
あり、同図(A)はA−A断面を、同図(B)はB−B
断面を示すものである。図4(A)に示すように、防水
パッキン5は装置筐体1のバッテリケース装着部の内側
に形成された溝部1aに収納される。また、同図(B)
に示すように、装置筐体1には、防水パッキン5の係止
舌片5bが位置する部分には、溝部1aに連続して段部
1bが形成され、この段部1bに係止舌片5bが収納さ
れると共に、定格シール6にて容易に外れないように固
定される。
【0013】図5は本体筐体1にバッテリケース2を装
着した状態を示す断面図である。図に示すように、バッ
テリケース2が装着されるとその端面部によって、防水
パッキン5が押圧変形され、本体筐体1の溝部1aに密
着し、水の侵入を防止する。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による携帯
型電子機器の防水装置は、装置本体の付属部材が装着さ
れる位置全周にわたって形成された防水部材の環状部お
よび係止舌片を収納するための溝部および段部に防水部
材を収納すると共に、係止舌片の上から前記表示シール
を貼付し防水部材を固定するよう構成したので、バッテ
リケース等のように頻繁に着脱が行われるような部分で
あっても確実な防水が可能となる。また、このような装
置においては機種名や製造業者、シリアル番号などを表
示するための定格シールが貼付され、この表示シールに
て防水部材の係止舌片を固定するよう構成したので、部
品点数を増加させることなく防水部材の確実な固定を行
うことができると共に、防水部材を収納する溝を大きく
形成しなくても確実な固定が行えるので、装置の小型化
の妨げにならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をバッテリ装着部分に実施した携帯電話
装置を示す背面図である。
【図2】本発明をバッテリ装着部分に実施した携帯電話
装置を示す背面図である。
【図3】本発明の防水部材としての防水パッキンを示す
図である。
【図4】本発明を示した図2のA−A、B−B断面を示
す断面図である。
【図5】バッテリケースを装着した状態を示す断面図で
ある。
【図6】従来技術を示す図である。
【符号の説明】
1 装置筐体(装置本体) 1a 溝部 1b 段部 2 バッテリケース(付属部材) 3 ロック手段 4 アンテナ 5 防水パッキン 5a 環状部 5b 係止舌片 6 定格表示シール 7 接続端子 8 固定ネジ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体と、該装置本体に着脱自在に構
    成される付属部材と、該付属部材と装置本体との間に設
    けられるとともに、前記付属部材の外周とほぼ同形状の
    環状部と該環状部に所定の間隔を隔てて一体的に形成さ
    れた係止舌片とからなる弾性を有する防水部材と、裏面
    に粘着層が形成された表示シールとよりなり、 前記装置本体の付属部材が装着される位置全周にわたっ
    て形成された防水部材の環状部および係止舌片を収納す
    るための溝部および段部に前記防水部材を収納すると共
    に、係止舌片の上から前記表示シールを貼付し防水部材
    を固定するよう構成されたことを特徴とする携帯型電子
    機器の防水装置。
  2. 【請求項2】 前記付属部材は装置本体を動作させるた
    めのバッテリケースであることを特徴とする請求項1記
    載の携帯型電子機器の防水装置。
  3. 【請求項3】 前記防水部材の環状部の断面が多角形状
    であることを特徴とする請求項1記載の携帯型電子機器
    の防水装置。
JP7156299A 1995-06-22 1995-06-22 携帯型電子機器の防水装置 Pending JPH094715A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7156299A JPH094715A (ja) 1995-06-22 1995-06-22 携帯型電子機器の防水装置

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JP7156299A JPH094715A (ja) 1995-06-22 1995-06-22 携帯型電子機器の防水装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH094715A true JPH094715A (ja) 1997-01-07

Family

ID=15624782

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7156299A Pending JPH094715A (ja) 1995-06-22 1995-06-22 携帯型電子機器の防水装置

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JP (1) JPH094715A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009537946A (ja) * 2006-05-15 2009-10-29 エルジー・ケム・リミテッド 防水機能を有するbms

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009537946A (ja) * 2006-05-15 2009-10-29 エルジー・ケム・リミテッド 防水機能を有するbms

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Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20040701