JPH09318923A - 液晶プロジェクタ - Google Patents
液晶プロジェクタInfo
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- JPH09318923A JPH09318923A JP8134782A JP13478296A JPH09318923A JP H09318923 A JPH09318923 A JP H09318923A JP 8134782 A JP8134782 A JP 8134782A JP 13478296 A JP13478296 A JP 13478296A JP H09318923 A JPH09318923 A JP H09318923A
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- Japan
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- liquid crystal
- crystal projector
- spatial light
- signal
- optical axis
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 設置時の水平方向の傾きを自動的に補正し、
調節のための操作を容易にする。 【解決手段】 ダイクロイックミラー5と空間光変調素
子6B,6G,6Rを一体化して光学ブロック21とす
る。この光学ブロック21は、投写光学系7の光軸L2
回りに回動自在に保持され、自動平衡機構22によって
水平方向の傾きを自動的に補正される。自動平衡機構2
2は、光学ブロック21の重力方向に対する傾きを検出
する水準器センサ24と、光学ブロック21を回動させ
るステップモータ23と、水準器センサ24からの信号
によりステップモータ23を駆動制御する画像位置制御
部25等を備えている。また、画像位置制御部25は、
縦長/横長画面切替スイッチ26からの信号によりステ
ップモータ23と液晶ドライバ27を駆動制御する。
調節のための操作を容易にする。 【解決手段】 ダイクロイックミラー5と空間光変調素
子6B,6G,6Rを一体化して光学ブロック21とす
る。この光学ブロック21は、投写光学系7の光軸L2
回りに回動自在に保持され、自動平衡機構22によって
水平方向の傾きを自動的に補正される。自動平衡機構2
2は、光学ブロック21の重力方向に対する傾きを検出
する水準器センサ24と、光学ブロック21を回動させ
るステップモータ23と、水準器センサ24からの信号
によりステップモータ23を駆動制御する画像位置制御
部25等を備えている。また、画像位置制御部25は、
縦長/横長画面切替スイッチ26からの信号によりステ
ップモータ23と液晶ドライバ27を駆動制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像光をスクリー
ン上に拡大投写して投写像を表示する液晶プロジェクタ
に関する。
ン上に拡大投写して投写像を表示する液晶プロジェクタ
に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶パネルを空間光変調素子として用い
たこの種の液晶プロジェクタは、背面投写型、前方投写
型を問わず空間光変調素子を照射するための光源を備え
ている。光源としては、キセノンランプ、ハロゲンラン
プ、メタルハライドランプ等が一般的に用いられてい
る。
たこの種の液晶プロジェクタは、背面投写型、前方投写
型を問わず空間光変調素子を照射するための光源を備え
ている。光源としては、キセノンランプ、ハロゲンラン
プ、メタルハライドランプ等が一般的に用いられてい
る。
【0003】図4はこのような液晶プロジェクタをカラ
ー液晶プロジェクタに適用した従来例を示す概略構成図
である。この液晶プロジェクタは、筐体1内に光源2、
リレー光学系3、偏光ビームスプリッター4、クロスダ
イクロイックミラー5、反射型の空間光変調素子6B,
6G,6R、投写光学系7、図示しない電源、空間光変
調素子6B,6G,6Rの駆動回路等を収納している。
光源2から放射される光は円偏光の性質を有する自然光
であり、リレー光学系3を透過した後、偏光ビームスプ
リッター4に入射する。偏光ビームスプリッター4は、
光源2からの光を誘電体多層膜4aによって反射直線偏
光(S偏光)と、透過直線偏光(P偏光)に分離する。
S偏光はさらにクロスダイクロイックミラー5により赤
(R)、緑(G)、青(B)の三原色に分離され各空間
光変調素子6B,6G,6Rに入射する。このとき各空
間光変調素子6B,6G,6Rに投写すべき画像の構成
画素に応じて電圧を選択的に供給しておくと、S偏光は
画像に応じて部分的に偏光方向が回転して映像光とな
り、クロスダイクロイックミラー5に再入射して合成さ
れることにより合成映像光となり偏光ビームスプリッタ
ー4に再入射する。この場合、空間光変調素子6B,6
G,6Rに入射したS偏光は、映像信号によって変調さ
れることによりS+P偏光となる。したがって、偏光ビ
ームスプリッター4に再入射した合成映像光のうちのP
偏光のみが偏光ビームスプリッター4を透過し、投写光
学系7を経て図示しないスクリーンに拡大投写され、投
写像を形成する。
ー液晶プロジェクタに適用した従来例を示す概略構成図
である。この液晶プロジェクタは、筐体1内に光源2、
リレー光学系3、偏光ビームスプリッター4、クロスダ
イクロイックミラー5、反射型の空間光変調素子6B,
6G,6R、投写光学系7、図示しない電源、空間光変
調素子6B,6G,6Rの駆動回路等を収納している。
光源2から放射される光は円偏光の性質を有する自然光
であり、リレー光学系3を透過した後、偏光ビームスプ
リッター4に入射する。偏光ビームスプリッター4は、
光源2からの光を誘電体多層膜4aによって反射直線偏
光(S偏光)と、透過直線偏光(P偏光)に分離する。
S偏光はさらにクロスダイクロイックミラー5により赤
(R)、緑(G)、青(B)の三原色に分離され各空間
光変調素子6B,6G,6Rに入射する。このとき各空
間光変調素子6B,6G,6Rに投写すべき画像の構成
画素に応じて電圧を選択的に供給しておくと、S偏光は
画像に応じて部分的に偏光方向が回転して映像光とな
り、クロスダイクロイックミラー5に再入射して合成さ
れることにより合成映像光となり偏光ビームスプリッタ
ー4に再入射する。この場合、空間光変調素子6B,6
G,6Rに入射したS偏光は、映像信号によって変調さ
れることによりS+P偏光となる。したがって、偏光ビ
ームスプリッター4に再入射した合成映像光のうちのP
偏光のみが偏光ビームスプリッター4を透過し、投写光
学系7を経て図示しないスクリーンに拡大投写され、投
写像を形成する。
【0004】光源2は、固定部材8によって筐体1内に
固定されている。偏光ビームスプリッター4、クロスダ
イクロイックミラー5、空間光変調素子6B,6G,6
R等は、光軸調整や各部の位置調整の後、フレーム9上
に固定される。
固定されている。偏光ビームスプリッター4、クロスダ
イクロイックミラー5、空間光変調素子6B,6G,6
R等は、光軸調整や各部の位置調整の後、フレーム9上
に固定される。
【0005】このような液晶プロジェクタを使用すると
きは、液晶プロジェクタを机や専用台10上に載置し、
筐体1の下面前端部側に設けた左右2つの高さ調節機構
11を手で回して投写像位置(投写角度)および投写像
の水平方向の傾きを調節する。
きは、液晶プロジェクタを机や専用台10上に載置し、
筐体1の下面前端部側に設けた左右2つの高さ調節機構
11を手で回して投写像位置(投写角度)および投写像
の水平方向の傾きを調節する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
液晶プロジェクタにおいては、投写角度および投写像の
水平方向の傾きを調節する場合には2つの高さ調節機構
11によって行なっていた。しかしながら、高さ調節機
構11は、一つずつしか調節できないために、一方の高
さ調節機構11を調節すると図5に示すように筐体1が
傾いた状態になり、これにともなってスクリーン12上
の投写像13も傾いてしまう。そこで、もう一方の高さ
調節機構11を操作して筐体1の傾きを補正する必要が
あるため、調節に時間がかかるという問題があった。
液晶プロジェクタにおいては、投写角度および投写像の
水平方向の傾きを調節する場合には2つの高さ調節機構
11によって行なっていた。しかしながら、高さ調節機
構11は、一つずつしか調節できないために、一方の高
さ調節機構11を調節すると図5に示すように筐体1が
傾いた状態になり、これにともなってスクリーン12上
の投写像13も傾いてしまう。そこで、もう一方の高さ
調節機構11を操作して筐体1の傾きを補正する必要が
あるため、調節に時間がかかるという問題があった。
【0007】また、最近では液晶プロジェクタとパーソ
ナルコンピュータを接続して、いわゆるプレゼンテーシ
ョンを行うことが盛んに行われている。このプレゼンテ
ーションでは、文書ファイルやグラフなどを縦書きの用
紙のフォーマットファイルのままで表示したり、レポー
ト用紙やビジネス文書をそのままスキャナー等で読み込
んで液晶プロジェクタにより表示するようにしている。
しかしながら、液晶プロジェクタは従来のテレビ放送の
規格やハイビジョン放送などの規格から横長の画面とな
っているため、縦長フォーマットのファイルを表示する
ために縮小すると肝心な文書の内容が見難くなったり投
写画面の大部分が無駄になる。また、縮小しない場合で
は上下左右のスクロール操作をプレゼンテーション中に
頻繁に行う必要があるために、使用者が本来の重要なプ
レゼンテーションに集中できなかったり、スクロール中
はそのプレゼンテーションが途切れてしまい限られた時
間を有効に使えないなどの問題があった。
ナルコンピュータを接続して、いわゆるプレゼンテーシ
ョンを行うことが盛んに行われている。このプレゼンテ
ーションでは、文書ファイルやグラフなどを縦書きの用
紙のフォーマットファイルのままで表示したり、レポー
ト用紙やビジネス文書をそのままスキャナー等で読み込
んで液晶プロジェクタにより表示するようにしている。
しかしながら、液晶プロジェクタは従来のテレビ放送の
規格やハイビジョン放送などの規格から横長の画面とな
っているため、縦長フォーマットのファイルを表示する
ために縮小すると肝心な文書の内容が見難くなったり投
写画面の大部分が無駄になる。また、縮小しない場合で
は上下左右のスクロール操作をプレゼンテーション中に
頻繁に行う必要があるために、使用者が本来の重要なプ
レゼンテーションに集中できなかったり、スクロール中
はそのプレゼンテーションが途切れてしまい限られた時
間を有効に使えないなどの問題があった。
【0008】本発明は上記した従来の問題点を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、水平
方向の傾き調節をわざわざ高さ調節機構によって行う必
要がなく、投写像の水平方向の傾きを自動的に補正する
ことができるようにした液晶プロジェクタを提供するこ
とにある。また、本発明は、縦長画面と横長画面の切替
えを容易に行うことができるようにした液晶プロジェク
タを提供することにある。
ためになされたもので、その目的とするところは、水平
方向の傾き調節をわざわざ高さ調節機構によって行う必
要がなく、投写像の水平方向の傾きを自動的に補正する
ことができるようにした液晶プロジェクタを提供するこ
とにある。また、本発明は、縦長画面と横長画面の切替
えを容易に行うことができるようにした液晶プロジェク
タを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、光を映像信号によって変調する空間光変調
素子を備え、この空間光変調素子を投写光学系の光軸ま
たは前記光軸に平行な任意の軸の回りに回動自在に保持
し、前記空間光変調素子の水平方向の傾きをセンサによ
って検出し自動的に補正する自動平衡機構を設けたこと
を特徴とする。また、本発明は、偏光ビームスプリッタ
ーによって分割された偏光波をさらに赤、緑、青の各色
光に分解、合成するダイクロイックミラーと、このダイ
クロイックミラーによって分解された各色光を映像信号
によって変調する空間光変調素子を備え、この空間光変
調素子と前記ダイクロイックミラーを一体化して光学ブ
ロックとし、この光学ブロックを投写光学系の光軸また
は前記光軸に平行な任意の軸の回りに回動自在に保持
し、前記光学ブロックの水平方向の傾きをセンサによっ
て検出し自動的に補正する自動平衡機構を設けたことを
特徴とする。また、本発明において、自動平衡機構は、
空間光変調素子を投写光学系の光軸または前記光軸に平
行な任意の軸の回りに回動させるアクチュエータと、こ
のアクチュエータをセンサからの信号により駆動制御す
る画像位置制御部を備えたことを特徴とする。また、本
発明において、自動平衡機構は、光学ブロックを投写光
学系の光軸または前記光軸に平行な任意の軸の回りに回
動させるアクチュエータと、このアクチュエータをセン
サからの信号により駆動制御する画像位置制御部を備え
たことを特徴とする。また、本発明は、縦長/横長画面
切替スイッチを備えたことを特徴とする。また、本発明
において、画像位置制御部は、縦長/横長画面切替スイ
ッチからの信号によってアクチュエータを駆動制御する
と同時に、空間光変調素子の駆動回路を制御することを
特徴とする。さらに、本発明は、縦長/横長画面切替ス
イッチの信号状態を、液晶プロジェクタから出力する手
段を設けたことを特徴とする。
に本発明は、光を映像信号によって変調する空間光変調
素子を備え、この空間光変調素子を投写光学系の光軸ま
たは前記光軸に平行な任意の軸の回りに回動自在に保持
し、前記空間光変調素子の水平方向の傾きをセンサによ
って検出し自動的に補正する自動平衡機構を設けたこと
を特徴とする。また、本発明は、偏光ビームスプリッタ
ーによって分割された偏光波をさらに赤、緑、青の各色
光に分解、合成するダイクロイックミラーと、このダイ
クロイックミラーによって分解された各色光を映像信号
によって変調する空間光変調素子を備え、この空間光変
調素子と前記ダイクロイックミラーを一体化して光学ブ
ロックとし、この光学ブロックを投写光学系の光軸また
は前記光軸に平行な任意の軸の回りに回動自在に保持
し、前記光学ブロックの水平方向の傾きをセンサによっ
て検出し自動的に補正する自動平衡機構を設けたことを
特徴とする。また、本発明において、自動平衡機構は、
空間光変調素子を投写光学系の光軸または前記光軸に平
行な任意の軸の回りに回動させるアクチュエータと、こ
のアクチュエータをセンサからの信号により駆動制御す
る画像位置制御部を備えたことを特徴とする。また、本
発明において、自動平衡機構は、光学ブロックを投写光
学系の光軸または前記光軸に平行な任意の軸の回りに回
動させるアクチュエータと、このアクチュエータをセン
サからの信号により駆動制御する画像位置制御部を備え
たことを特徴とする。また、本発明は、縦長/横長画面
切替スイッチを備えたことを特徴とする。また、本発明
において、画像位置制御部は、縦長/横長画面切替スイ
ッチからの信号によってアクチュエータを駆動制御する
と同時に、空間光変調素子の駆動回路を制御することを
特徴とする。さらに、本発明は、縦長/横長画面切替ス
イッチの信号状態を、液晶プロジェクタから出力する手
段を設けたことを特徴とする。
【0010】本発明において、自動平衡機構は、空間光
変調素子または光学ブロックの水平方向の傾きを自動的
に補正する。この補正は、センサによって空間光変調素
子または光学ブロックの傾きを検出し、このセンサの信
号により画像位置制御部がアクチュエータに信号を送出
し、この信号に基づきアクチュエータが空間光変調素子
または光学ブロックの傾きが零になるまで回動させるこ
とにより行われる。また、画像位置制御部は、縦長画面
/横長画面切替スイッチからの信号によりアクチュエー
タと空間光変調素子の駆動回路を同時に駆動制御する。
このとき、アクチュエータは光学ブロックを90°回動
させ、駆動回路は空間光変調素子の映像信号のX方向と
Y方向の走査を交換し、画面が90°回転しても画像が
正常に投写されるように制御する。これにより縦長画面
と横長画面の切替が行われる。縦長/横長画面切替スイ
ッチの信号状態を、液晶プロジェクタから出力する手段
としては、例えばRS−232C等の手段からなり、パ
ーソナルコンピュータ側に伝える。パーソナルコンピュ
ータ側では、プロジェクタからの出力が入力されると、
従来の横長画面のアナログR,G,B信号出力を縦長で
表示させ易いアナログR,G,B信号の出力へ切り替え
ることができる。
変調素子または光学ブロックの水平方向の傾きを自動的
に補正する。この補正は、センサによって空間光変調素
子または光学ブロックの傾きを検出し、このセンサの信
号により画像位置制御部がアクチュエータに信号を送出
し、この信号に基づきアクチュエータが空間光変調素子
または光学ブロックの傾きが零になるまで回動させるこ
とにより行われる。また、画像位置制御部は、縦長画面
/横長画面切替スイッチからの信号によりアクチュエー
タと空間光変調素子の駆動回路を同時に駆動制御する。
このとき、アクチュエータは光学ブロックを90°回動
させ、駆動回路は空間光変調素子の映像信号のX方向と
Y方向の走査を交換し、画面が90°回転しても画像が
正常に投写されるように制御する。これにより縦長画面
と横長画面の切替が行われる。縦長/横長画面切替スイ
ッチの信号状態を、液晶プロジェクタから出力する手段
としては、例えばRS−232C等の手段からなり、パ
ーソナルコンピュータ側に伝える。パーソナルコンピュ
ータ側では、プロジェクタからの出力が入力されると、
従来の横長画面のアナログR,G,B信号出力を縦長で
表示させ易いアナログR,G,B信号の出力へ切り替え
ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る液
晶プロジェクタをモノクロ液晶プロジェクタに適用した
一実施の形態を示す概略構成図である。なお、従来技術
の欄で説明した構成部材等については同一符号をもって
示し、その説明を適宜省略する。同図において、光源2
と投写光学系7は光軸L1 が一致するように配設されて
いる。空間光変調素子6は、その中心が前記光軸L1 と
一致するように配設されている。また、空間光変調素子
6は前記光軸L1 回りに回動自在に保持され、自動平衡
機構22によって水平方向の傾きが自動的に補正される
ようになっている。
形態に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る液
晶プロジェクタをモノクロ液晶プロジェクタに適用した
一実施の形態を示す概略構成図である。なお、従来技術
の欄で説明した構成部材等については同一符号をもって
示し、その説明を適宜省略する。同図において、光源2
と投写光学系7は光軸L1 が一致するように配設されて
いる。空間光変調素子6は、その中心が前記光軸L1 と
一致するように配設されている。また、空間光変調素子
6は前記光軸L1 回りに回動自在に保持され、自動平衡
機構22によって水平方向の傾きが自動的に補正される
ようになっている。
【0012】図2は本発明に係る液晶プロジェクタをカ
ラー液晶プロジェクタに適用した一実施の形態を示す概
略構成図である。同図において、光源2とリレー光学系
3は、偏光ビームスプリッター4の上方にその光軸L1
が偏光ビームスプリッター4、クロスダイクロイックミ
ラー5および投写光学系7の光軸L2 と直交するように
配設されている。クロスダイクロイックミラー5と空間
光変調素子6B,6G,6Rは、ケース20内に収納さ
れることにより一体化され光学ブロック21を構成して
いる。また、この光学ブロック21は、前記偏光ビーム
スプリッター4、クロスダイクロイックミラー5および
投写光学系7の光軸L2 回りに回動自在に保持され、自
動平衡機構22によって水平方向の傾きが自動的に補正
されるようになっている。
ラー液晶プロジェクタに適用した一実施の形態を示す概
略構成図である。同図において、光源2とリレー光学系
3は、偏光ビームスプリッター4の上方にその光軸L1
が偏光ビームスプリッター4、クロスダイクロイックミ
ラー5および投写光学系7の光軸L2 と直交するように
配設されている。クロスダイクロイックミラー5と空間
光変調素子6B,6G,6Rは、ケース20内に収納さ
れることにより一体化され光学ブロック21を構成して
いる。また、この光学ブロック21は、前記偏光ビーム
スプリッター4、クロスダイクロイックミラー5および
投写光学系7の光軸L2 回りに回動自在に保持され、自
動平衡機構22によって水平方向の傾きが自動的に補正
されるようになっている。
【0013】ここで、自動平衡機構22とは、光源2、
空間光変調素子6等を収納する筐体1が図4(b)に示
すように傾いても、前記光学ブロック21を光軸L2 回
りに筐体1の傾き方向とは反対側に筐体の傾き角度と同
一角度だけ回動させてその傾きを自動的に修正もしくは
補正し、スクリーン11に投写される映像13を水平に
することをいう。
空間光変調素子6等を収納する筐体1が図4(b)に示
すように傾いても、前記光学ブロック21を光軸L2 回
りに筐体1の傾き方向とは反対側に筐体の傾き角度と同
一角度だけ回動させてその傾きを自動的に修正もしくは
補正し、スクリーン11に投写される映像13を水平に
することをいう。
【0014】さらに詳述すると、前記自動平衡機構22
は、前記光学ブロック21の傾きを検出し、傾いている
場合は傾き方向とは反対方向に傾き角度と同一角度だけ
回動させて傾きを修正し、図3に示すようにスクリーン
12に投写される映像13を水平にするための機構であ
る。この自動平衡機構22は、光学ブロック21を前記
光軸L2 を中心として回動させるアクチュエータとして
のステップモータ23、光学ブロック21が重力方向に
対してどれだけ傾いているかを逐次検出する水準器セン
サ24、この水準器センサ24からの信号24aによっ
て前記ステップモータ23を駆動制御する画像位置制御
部25等を備えている。水準器センサ24は、前記ケー
ス20に固定されており、光学ブロック21の重力方向
に対する傾き角度に応じた大きさの出力信号24aを前
記画像位置制御部25に送出する。画像位置制御部25
は、この出力信号24aに基づき駆動信号25Aをステ
ップモータ23の駆動回路に送出する。このため、ステ
ップモータ23が駆動して光学ブロック21を傾き方向
とは反対方向に傾き角度と同一角度だけ回動させ傾きを
自動的に補正する。なお、図1に示す自動平衡機構22
も図2に示した自動平衡機構22と同様に構成されるも
のであるが、空間光変調素子6自体を回動させる点で異
なる。
は、前記光学ブロック21の傾きを検出し、傾いている
場合は傾き方向とは反対方向に傾き角度と同一角度だけ
回動させて傾きを修正し、図3に示すようにスクリーン
12に投写される映像13を水平にするための機構であ
る。この自動平衡機構22は、光学ブロック21を前記
光軸L2 を中心として回動させるアクチュエータとして
のステップモータ23、光学ブロック21が重力方向に
対してどれだけ傾いているかを逐次検出する水準器セン
サ24、この水準器センサ24からの信号24aによっ
て前記ステップモータ23を駆動制御する画像位置制御
部25等を備えている。水準器センサ24は、前記ケー
ス20に固定されており、光学ブロック21の重力方向
に対する傾き角度に応じた大きさの出力信号24aを前
記画像位置制御部25に送出する。画像位置制御部25
は、この出力信号24aに基づき駆動信号25Aをステ
ップモータ23の駆動回路に送出する。このため、ステ
ップモータ23が駆動して光学ブロック21を傾き方向
とは反対方向に傾き角度と同一角度だけ回動させ傾きを
自動的に補正する。なお、図1に示す自動平衡機構22
も図2に示した自動平衡機構22と同様に構成されるも
のであるが、空間光変調素子6自体を回動させる点で異
なる。
【0015】このような構造からなる液晶プロジェクタ
においては、光源2、空間光変調素子6、投写光学系7
等を収納する筐体1が左または右に傾いて載置されたと
しても、空間光変調素子6または光学ブロック21は自
動平衡機構22によって筐体の傾き側とは反対側に回動
して水平方向の傾きを自動的に補正されるので、投写像
13をスクリーン11上に水平に投写させる。したがっ
て、画像の傾きを調節する操作が不要で、投写角度だけ
調節すればよく調節操作が容易である。
においては、光源2、空間光変調素子6、投写光学系7
等を収納する筐体1が左または右に傾いて載置されたと
しても、空間光変調素子6または光学ブロック21は自
動平衡機構22によって筐体の傾き側とは反対側に回動
して水平方向の傾きを自動的に補正されるので、投写像
13をスクリーン11上に水平に投写させる。したがっ
て、画像の傾きを調節する操作が不要で、投写角度だけ
調節すればよく調節操作が容易である。
【0016】さらに図2において、前記画像位置制御部
25には、筐体1上に設けた縦長/横長画面切替スイッ
チ26が接続されている。このスイッチ26からの信号
26aが入力されると、画像位置制御部25は、前記ス
テップモータ23を駆動制御すると同時に、空間光変調
素子6B,6G,6Rの液晶ドライバ(駆動回路)27
を制御する。すなわち、画像位置制御部25は、縦長/
横長画面切替スイッチ26からの信号26aにより使用
者が縦長、横長のどちらの画面を所望しているかを判断
し、例えば横長画面であれば、上記した通り水準器セン
サ24からの信号に基づいてステップモータ23を駆動
制御し光学ブロック21を水平な状態になるように回動
させる。また、液晶ドライバ27の動作をTV信号の走
査を例に簡単に説明すると、液晶ドライバ27が通常通
り1ラインの水平画像信号はX方向の走査信号として、
以下2ライン、3ライン信号はY方向へ空間光変調素子
6B,6G,6Rに走査信号を供給するように、制御信
号25Bを液晶ドライバ27に送出する。一方、使用者
がプレゼンテーションなどにおいて縦長/横長画面切替
スイッチ26を操作して横長画面から縦長画面に切り替
えた場合は、スイッチ26からの信号に基づきステップ
モータ23を駆動制御する。このとき、ステップモータ
23は光学ブロック21を前記光軸L2 回りに所定の方
向に90°だけ回動させ垂直な状態にする。また、この
ときは液晶ドライバ27が通常とは反対に1ラインの水
平画像信号はY方向の走査信号として、以下2ライン、
3ライン信号はX方向へ空間光変調素子6B,6G,6
Rに走査信号を供給するように、制御信号25Bを液晶
ドライバ27に送出する。この結果、投写画面が縦長画
面に切り替えられる。
25には、筐体1上に設けた縦長/横長画面切替スイッ
チ26が接続されている。このスイッチ26からの信号
26aが入力されると、画像位置制御部25は、前記ス
テップモータ23を駆動制御すると同時に、空間光変調
素子6B,6G,6Rの液晶ドライバ(駆動回路)27
を制御する。すなわち、画像位置制御部25は、縦長/
横長画面切替スイッチ26からの信号26aにより使用
者が縦長、横長のどちらの画面を所望しているかを判断
し、例えば横長画面であれば、上記した通り水準器セン
サ24からの信号に基づいてステップモータ23を駆動
制御し光学ブロック21を水平な状態になるように回動
させる。また、液晶ドライバ27の動作をTV信号の走
査を例に簡単に説明すると、液晶ドライバ27が通常通
り1ラインの水平画像信号はX方向の走査信号として、
以下2ライン、3ライン信号はY方向へ空間光変調素子
6B,6G,6Rに走査信号を供給するように、制御信
号25Bを液晶ドライバ27に送出する。一方、使用者
がプレゼンテーションなどにおいて縦長/横長画面切替
スイッチ26を操作して横長画面から縦長画面に切り替
えた場合は、スイッチ26からの信号に基づきステップ
モータ23を駆動制御する。このとき、ステップモータ
23は光学ブロック21を前記光軸L2 回りに所定の方
向に90°だけ回動させ垂直な状態にする。また、この
ときは液晶ドライバ27が通常とは反対に1ラインの水
平画像信号はY方向の走査信号として、以下2ライン、
3ライン信号はX方向へ空間光変調素子6B,6G,6
Rに走査信号を供給するように、制御信号25Bを液晶
ドライバ27に送出する。この結果、投写画面が縦長画
面に切り替えられる。
【0017】このような構造からなる液晶プロジェクタ
においては、プロジェクタ自体が図5に示したように右
(または左)に傾いて載置されたとしても、自動平衡機
構22が光学ブロック21をプロジェクタの傾き側とは
反対側に回動させて水平方向の傾きを自動的に補正する
ので、高さ調節機構11によって筐体1の傾きを調節す
る必要がなく、図3に示すように投写像13をスクリー
ン12上に傾くことなく投写することができる。
においては、プロジェクタ自体が図5に示したように右
(または左)に傾いて載置されたとしても、自動平衡機
構22が光学ブロック21をプロジェクタの傾き側とは
反対側に回動させて水平方向の傾きを自動的に補正する
ので、高さ調節機構11によって筐体1の傾きを調節す
る必要がなく、図3に示すように投写像13をスクリー
ン12上に傾くことなく投写することができる。
【0018】また、従来のプロジェクタにおいては横長
の画面であるため、縦長フォーマットのファイルを一度
に表示しようとすると、縮小して投写したり、縮小しな
い場合は上下左右のスクロール操作を行う必要があった
が、本発明においては光学ブロック21を90°回動さ
せることにより横長画面を縦長画面に切り替えて投写す
ることができるので、その必要がなく操作が容易であ
る。また、縮小しなくてもよいから文書の内容も見易
い。
の画面であるため、縦長フォーマットのファイルを一度
に表示しようとすると、縮小して投写したり、縮小しな
い場合は上下左右のスクロール操作を行う必要があった
が、本発明においては光学ブロック21を90°回動さ
せることにより横長画面を縦長画面に切り替えて投写す
ることができるので、その必要がなく操作が容易であ
る。また、縮小しなくてもよいから文書の内容も見易
い。
【0019】また、天井に筐体1を設置するなどの目的
で逆さまに設置して投写する従来の吊り下げ型液晶プロ
ジェクタにおいては、通常手動操作により画面の上下左
右を反転させる必要があったが、本発明においては水準
器センサ24でこれを検知できるために、画像位置制御
部25はステップモータ23を作動して光学ブロック2
1を180°回転させるだけで平衡な投写画像が実現で
きる。
で逆さまに設置して投写する従来の吊り下げ型液晶プロ
ジェクタにおいては、通常手動操作により画面の上下左
右を反転させる必要があったが、本発明においては水準
器センサ24でこれを検知できるために、画像位置制御
部25はステップモータ23を作動して光学ブロック2
1を180°回転させるだけで平衡な投写画像が実現で
きる。
【0020】なお、本発明は上記した実施の形態に何等
特定されるものではなく、種々の変形、変更が可能であ
り、例えば偏光ビームスプリッター4を光学ブロック2
1に一体的に設けたり、ステップモータ23を用いる代
わりにDCモータや超音波モータなどをアクチュエータ
として用いてもよい。また、空間光変調素子または光学
ブロックを投写光学系の光軸と平行な任意の軸の回りに
回動自在に保持してもよい。また、画像位置制御部25
は安価なMPU(マイクロプロセッサユニット)とモー
タドライバで実現可能である。また、映像信号の横長画
面と縦長画面への変換は、VRAM(ビデオ・ランダム
アクセスメモリー)上に展開して縦横の90°回転によ
るアドレス変換による方法でも可能である。さらに、縦
長/横長画面切替スイッチ26の信号状態を、液晶プロ
ジェクタからの出力を、例えばRS−232C等の出力
手段によってパーソナルコンピュータ側に伝えと、パー
ソナルコンピュータ側で従来の横長画面のアナログR,
G,B信号出力を縦長で表示させ易いアナログクR,
G,B信号の出力へ切り替えることができ、応用範囲を
広げることができる。
特定されるものではなく、種々の変形、変更が可能であ
り、例えば偏光ビームスプリッター4を光学ブロック2
1に一体的に設けたり、ステップモータ23を用いる代
わりにDCモータや超音波モータなどをアクチュエータ
として用いてもよい。また、空間光変調素子または光学
ブロックを投写光学系の光軸と平行な任意の軸の回りに
回動自在に保持してもよい。また、画像位置制御部25
は安価なMPU(マイクロプロセッサユニット)とモー
タドライバで実現可能である。また、映像信号の横長画
面と縦長画面への変換は、VRAM(ビデオ・ランダム
アクセスメモリー)上に展開して縦横の90°回転によ
るアドレス変換による方法でも可能である。さらに、縦
長/横長画面切替スイッチ26の信号状態を、液晶プロ
ジェクタからの出力を、例えばRS−232C等の出力
手段によってパーソナルコンピュータ側に伝えと、パー
ソナルコンピュータ側で従来の横長画面のアナログR,
G,B信号出力を縦長で表示させ易いアナログクR,
G,B信号の出力へ切り替えることができ、応用範囲を
広げることができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る液晶プ
ロジェクタは、光を映像信号によって変調する空間光変
調素子を備え、この空間光変調素子を投写光学系の光軸
または前記光軸に平行な任意の軸の回りに回動自在に保
持し、前記空間光変調素子の水平方向の傾きをセンサに
よって検出し自動的に補正する自動平衡機構を設けたの
で、プロジェクタ自体が傾いて載置されても、自動平衡
機構により空間光変調素子の姿勢を自動的に補正するこ
とができる。したがって、スクリーン上に投写された画
像を見ながら投写像位置調節と傾き調節を同時に行う不
便さを解消することができ、載置時の調節のための操作
が容易で迅速にセットアップすることができる。
ロジェクタは、光を映像信号によって変調する空間光変
調素子を備え、この空間光変調素子を投写光学系の光軸
または前記光軸に平行な任意の軸の回りに回動自在に保
持し、前記空間光変調素子の水平方向の傾きをセンサに
よって検出し自動的に補正する自動平衡機構を設けたの
で、プロジェクタ自体が傾いて載置されても、自動平衡
機構により空間光変調素子の姿勢を自動的に補正するこ
とができる。したがって、スクリーン上に投写された画
像を見ながら投写像位置調節と傾き調節を同時に行う不
便さを解消することができ、載置時の調節のための操作
が容易で迅速にセットアップすることができる。
【0022】また、本発明は、偏光ビームスプリッター
によって分割された偏光波をさらに赤、緑、青の各色光
に分解、合成するダイクロイックミラーと、このダイク
ロイックミラーによって分解された各色光を映像信号に
よって変調する空間光変調素子を備え、この空間光変調
素子と前記ダイクロイックミラーを一体化して光学ブロ
ックとし、この光学ブロックを投写光学系の光軸回りに
回動自在に保持し、前記光学ブロックの水平方向の傾き
を検出し自動的に補正する自動平衡機構を設けたので、
上記した発明と同様な効果が得られる。
によって分割された偏光波をさらに赤、緑、青の各色光
に分解、合成するダイクロイックミラーと、このダイク
ロイックミラーによって分解された各色光を映像信号に
よって変調する空間光変調素子を備え、この空間光変調
素子と前記ダイクロイックミラーを一体化して光学ブロ
ックとし、この光学ブロックを投写光学系の光軸回りに
回動自在に保持し、前記光学ブロックの水平方向の傾き
を検出し自動的に補正する自動平衡機構を設けたので、
上記した発明と同様な効果が得られる。
【0023】また、本発明は、画像位置制御部が縦長/
横長画面切替スイッチからの信号によってアクチュエー
タを駆動制御し光学ブロックを回動させると同時に、空
間光変調素子の駆動回路を制御するようにしているの
で、プレゼンテーションで使用するときに縦長画面で投
写することにより、横長画面での煩雑なスクロール操作
や縮小投写を行う必要がなく、効率的で効果的なプレゼ
ンテーションを行うことができる。さらに、本発明は、
縦長/横長画面切替スイッチの信号状態を、液晶プロジ
ェクタから出力する手段を設けたので、前記出力をパー
ソナルコンピュータに入力すると、パーソナルコンピュ
ータ側で従来の横長画面のアナログR,G,B信号出力
を縦長で表示させ易いアナログR,G,B信号の出力へ
切り替えることができる。
横長画面切替スイッチからの信号によってアクチュエー
タを駆動制御し光学ブロックを回動させると同時に、空
間光変調素子の駆動回路を制御するようにしているの
で、プレゼンテーションで使用するときに縦長画面で投
写することにより、横長画面での煩雑なスクロール操作
や縮小投写を行う必要がなく、効率的で効果的なプレゼ
ンテーションを行うことができる。さらに、本発明は、
縦長/横長画面切替スイッチの信号状態を、液晶プロジ
ェクタから出力する手段を設けたので、前記出力をパー
ソナルコンピュータに入力すると、パーソナルコンピュ
ータ側で従来の横長画面のアナログR,G,B信号出力
を縦長で表示させ易いアナログR,G,B信号の出力へ
切り替えることができる。
【図1】 本発明に係る液晶プロジェクタをモノクロ液
晶プロジェクタに適用した一実施の形態を示す概略構成
図である。
晶プロジェクタに適用した一実施の形態を示す概略構成
図である。
【図2】 本発明に係る液晶プロジェクタをカラー液晶
プロジェクタに適用した一実施の形態を示す概略構成図
である。
プロジェクタに適用した一実施の形態を示す概略構成図
である。
【図3】 (a)、(b)は本発明におけるスクリーン
上の画像と筐体の状態を示す図である。
上の画像と筐体の状態を示す図である。
【図4】 液晶プロジェクタの従来例を示す概略構成図
である。
である。
【図5】 従来装置におけるスクリーン上の画像と筐体
の状態を示す図である。
の状態を示す図である。
1…筐体、2…光源、3…リレー光学系、4…偏光ビー
ムスプリッター、5…クロスダイクロイックミラー、
6,6B,6G,6R…空間光変調素子、7…投写光学
系、20…ケース、21…光学ブロック、22…自動平
衡機構、23…ステップモータ、24…水準器センサ、
25…画像位置制御部、26…縦長/横長画面切替スイ
ッチ、27…液晶ドライバ、L1 ,L2 …光軸。
ムスプリッター、5…クロスダイクロイックミラー、
6,6B,6G,6R…空間光変調素子、7…投写光学
系、20…ケース、21…光学ブロック、22…自動平
衡機構、23…ステップモータ、24…水準器センサ、
25…画像位置制御部、26…縦長/横長画面切替スイ
ッチ、27…液晶ドライバ、L1 ,L2 …光軸。
Claims (7)
- 【請求項1】 光を映像信号によって変調する空間光変
調素子を備え、この空間光変調素子を投写光学系の光軸
または前記光軸に平行な任意の軸の回りに回動自在に保
持し、前記空間光変調素子の水平方向の傾きをセンサに
よって検出し自動的に補正する自動平衡機構を設けたこ
とを特徴とする液晶プロジェクタ。 - 【請求項2】 偏光ビームスプリッターによって分割さ
れた偏光波をさらに赤、緑、青の各色光に分解、合成す
るダイクロイックミラーと、このダイクロイックミラー
によって分解された各色光を映像信号によって変調する
空間光変調素子を備え、この空間光変調素子と前記ダイ
クロイックミラーを一体化して光学ブロックとし、この
光学ブロックを投写光学系の光軸または前記光軸に平行
な任意の軸の回りに回動自在に保持し、前記光学ブロッ
クの水平方向の傾きをセンサによって検出し自動的に補
正する自動平衡機構を設けたことを特徴とする液晶プロ
ジェクタ。 - 【請求項3】 請求項1記載の液晶プロジェクタにおい
て、 自動平衡機構は、空間光変調素子を投写光学系の光軸ま
たは前記光軸に平行な任意の軸の回りに回動させるアク
チュエータと、このアクチュエータをセンサからの信号
により駆動制御する画像位置制御部を備えたことを特徴
とする液晶プロジェクタ。 - 【請求項4】 請求項2記載の液晶プロジェクタにおい
て、 自動平衡機構は、光学ブロックを投写光学系の光軸また
は前記光軸に平行な任意の軸の回りに回動させるアクチ
ュエータと、このアクチュエータをセンサからの信号に
より駆動制御する画像位置制御部を備えたことを特徴と
する液晶プロジェクタ。 - 【請求項5】 請求項1,2,3または4記載の液晶プ
ロジェクタにおいて、 縦長/横長画面切替スイッチを備えたことを特徴とする
液晶プロジェクタ。 - 【請求項6】 請求項5記載の液晶プロジェクタにおい
て、 画像位置制御部は、縦長/横長画面切替スイッチからの
信号によってアクチュエータを駆動制御すると同時に、
空間光変調素子の駆動回路を制御することを特徴とする
液晶プロジェクタ。 - 【請求項7】 請求項5または6記載の液晶プロジェク
タにおいて、 縦長/横長画面切替スイッチの信号状態を、液晶プロジ
ェクタから出力する手段を設けたことを特徴とする液晶
プロジェクタ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8134782A JPH09318923A (ja) | 1996-05-29 | 1996-05-29 | 液晶プロジェクタ |
US08/855,115 US5800032A (en) | 1996-05-14 | 1997-05-13 | Self correcting projector |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8134782A JPH09318923A (ja) | 1996-05-29 | 1996-05-29 | 液晶プロジェクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09318923A true JPH09318923A (ja) | 1997-12-12 |
Family
ID=15136434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8134782A Pending JPH09318923A (ja) | 1996-05-14 | 1996-05-29 | 液晶プロジェクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09318923A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005208136A (ja) * | 2004-01-20 | 2005-08-04 | Casio Comput Co Ltd | 投影装置、投影方法及びプログラム |
JP2005257766A (ja) * | 2004-03-09 | 2005-09-22 | Casio Comput Co Ltd | 投影装置、投影方法及びプログラム |
JP2006146073A (ja) * | 2004-11-24 | 2006-06-08 | Casio Comput Co Ltd | 投影装置、投影方法及びプログラム |
JP2009042371A (ja) * | 2007-08-07 | 2009-02-26 | Hitachi Ltd | プロジェクタ装置及びプロジェクタ装置の投射ミラー開閉制御方法 |
WO2023210115A1 (ja) * | 2022-04-28 | 2023-11-02 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 光学モジュールの調整方法及び検査方法 |
-
1996
- 1996-05-29 JP JP8134782A patent/JPH09318923A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005208136A (ja) * | 2004-01-20 | 2005-08-04 | Casio Comput Co Ltd | 投影装置、投影方法及びプログラム |
JP2005257766A (ja) * | 2004-03-09 | 2005-09-22 | Casio Comput Co Ltd | 投影装置、投影方法及びプログラム |
JP2006146073A (ja) * | 2004-11-24 | 2006-06-08 | Casio Comput Co Ltd | 投影装置、投影方法及びプログラム |
JP4626277B2 (ja) * | 2004-11-24 | 2011-02-02 | カシオ計算機株式会社 | 投影装置、投影方法及びプログラム |
JP2009042371A (ja) * | 2007-08-07 | 2009-02-26 | Hitachi Ltd | プロジェクタ装置及びプロジェクタ装置の投射ミラー開閉制御方法 |
WO2023210115A1 (ja) * | 2022-04-28 | 2023-11-02 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 光学モジュールの調整方法及び検査方法 |
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