JPH09238492A - 交流電動機の制御装置 - Google Patents
交流電動機の制御装置Info
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- JPH09238492A JPH09238492A JP8073262A JP7326296A JPH09238492A JP H09238492 A JPH09238492 A JP H09238492A JP 8073262 A JP8073262 A JP 8073262A JP 7326296 A JP7326296 A JP 7326296A JP H09238492 A JPH09238492 A JP H09238492A
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Abstract
渡時振動を抑制する。 【解決手段】 積分器115は、ベクトル制御指令値演
算器101がトルク指令値T* に応じて出力したすべり
角速度指令値ωse* を積分してすべり角位相θseを
出力する。回転位置検出器113はエンコーダ103か
らの信号により、回転角位置θreを出力する。そし
て、電源角位相演算器114は、すべり角位相θseと
回転角位置θreを加算して電源角位相θを算出する。
PWM発生器110は、電源角位相θを用いて、励磁成
分電圧指令値vγs* とトルク成分電圧指令値vδs*
を基に3相PWM信号を出力し、インバータ111は3
相交流を出力して誘導電動機100の出力トルクをトル
ク指令値T* に制御する。電源角位相算出にエンコーダ
で最新の正確な値を得られる回転角位置を用いるので、
速度変化時にも計測誤差が小さく精度良く指令値に制御
される。
Description
制御装置に関する。
電動機は、高速なトルク応答を得るために、ベクトル制
御と呼ばれる制御技術により制御されるようになってい
る。ベクトル制御では、電動機の固定子と回転子の電
圧、電流を両方とも直線で扱えるγ−δ座標系で考え、
例えば、「ACサーボシステムの理論と設計の実際」
(総合電子出版社、1990年5月発行)に詳細に説明
されている。このようなベクトル制御による誘導電動機
の電流制御装置として、例えば図10や、「電気学会研
究資料SPC−90 No.42〜49、p.53〜6
1」(電気学会、1990年発行)に記載されたような
ものがある。
ルク指令値T* を入力とするベクトル制御指令値演算器
101が、すべり角速度指令値ωse* 、励磁電流指令
値iγs* 、およびトルク電流指令値iδs* を演算し
て出力する。 一方、速度検出器1002はエンコーダ
103からの信号を基に誘導電動機の回転子の回転角速
度ωreを検出する。電源角速度演算器1004が、回
転子の回転角速度ωreとスベリ角速度指令値ωse*
とを加算して、電源角速度ωを算出し、積分器1005
がこの電源角速度ωを積分して電源角位相θを求める。
電源角位相θは3相/2相変換器108とPWM発生器
110へ出力される。
供給される電流の検出のため、u相電流センサ106お
よびv相電流センサ107が設けられ、3相/2相変換
器108は各電流センサからのu相電流iuおよびv相
電流iv、ならびに積分器1005からの電源角位相θ
とから励磁電流iγsとトルク電流iδsを演算出力す
る。そして、電流制御器109が、励磁電流指令値iγ
s* と励磁電流iγsおよびトルク電流指令値iδs*
とトルク電流iδsとから、それぞれ励磁成分電圧指令
値vγs* およびトルク成分電圧指令値vδs* を演算
出力する。
磁成分電圧指令値vγs* およびトルク成分電圧指令値
vδs* から3相PWM信号を演算してインバータ11
1へ出力し、インバータ111は誘導電動機100へ3
相交流電流を供給する。これにより、誘導電動機100
の出力トルクをトルク指令値T* に合致するよう制御す
るものである。
うな従来の交流電動機の電流制御装置にあっては、エン
コーダからの信号によって回転子の回転角速度の検出を
行っていたため、速度検出に遅れが生じやすく、特に加
減速のときにその遅れが大きくなっていた。すなわち、
エンコーダによる速度検出は、ある期間の平均速度しか
得ることができないため、加減速時には、速度検出の誤
差が大きくなる。
60°/2000のエンコーダを用いて、上記ベクトル
制御を行った結果を図11に示す。これは、エンコーダ
からの出力パルスを周波数計測して、回転子の回転角速
度を検出している場合である。周波数計測により、回転
子の回転角速度を1rpm分解能で得るためには、30
ms間のパルス数をカウントすればよい。しかし、エン
コーダでは30ms間の平均回転角速度しか得られない
ために、加速時には、実際の回転子の回転角速度より小
さい値を検出することになる。このため、実際のすべり
角速度ωseが、すべり角速度指令値ωse* より小さ
くなり、ベクトル制御が成り立たなくなる。したがっ
て、実際の誘導電動機出力トルクも指令値とずれること
になる。また、回転子の回転角速度の周波数計測の周期
を、例えば、3msにした場合を図12に示す。計測周
期を短くすると、計測分解能が10rpmとなり、つま
り、すべり角速度ωseの制御分解能も落ちるため、実
際の誘導電動機出力トルクが指令値から大きくずれるこ
とになる。
ると、このトルク制御のずれにより、ガクガク振動と呼
ばれる車両の前後加速度が増大され、運転者に多大な不
快感を与えるもとになる。速度計測を周波数計測でな
く、周期計測にしたとしても、計測周期と分解能は相反
する条件となるので、同様の問題がある。また、回転子
の回転角速度ωre計測誤差を小さくするためには、エ
ンコーダの分解能を高くしなければならず、コストの増
大を招く。さらに、比較的高回転ではディジタル制御の
制御遅れの影響が大きくなる。図13はトルク、励磁電
流およびトルク電流の制御結果を示し、過渡時の電流制
御に発振が起き、その結果、トルクの振動が発生する。
この問題は、誘導電動機のみならず、同期電動機でも同
様である。したがって本発明は、上記従来の問題点に鑑
み、エンコーダの分解能を高くすることなく、電動機出
力トルクが精度良く指令値に制御されるようにした交流
電動機の電流制御装置を提供することを目的とする。
の本発明は、すべり角速度、励磁電流およびトルク電流
のベクトル制御により3相PWM信号を発生させ、誘導
電動機の出力トルクをトルク指令値に追従させる交流電
動機の制御装置において、回転角位置とすべり角位相と
を加算して電源角位相を算出し、この電源角位相を用い
て3相PWM信号を発生させるものとした。
する回転位置検出手段と、トルク指令値に応じたすべり
角速度指令値、励磁電流指令値およびトルク電流指令値
を演算するベクトル制御指令値演算手段と、すべり角速
度指令値を積分してすべり角位相を演算する積分手段
と、回転角位置とすべり角位相とを加算して電源角位相
を演算する電源角位相演算手段と、電動機の3相電流を
検出する電流検出手段と、電源角位相を用いて3相電流
を励磁電流とトルク電流とに変換する3相/2相変換手
段と、励磁電流指令値と励磁電流、およびトルク電流指
令値とトルク電流から、それぞれ励磁成分電圧指令値お
よびトルク成分電圧指令値とを演算する電流制御手段
と、電源角位相を用いて、励磁成分電圧指令値とトルク
成分電圧指令値を3相電圧指令値にし、この3相電圧指
令値に応じて3相PWM信号を出力するPWM発生手段
とを有するものとした。
相電流とをサンプリングしてそれぞれのサンプリング値
を出力するサンプリング手段と、回転子の回転角速度を
演算する回転角速度検出手段と、回転角速度とすべり角
速度とを加算し、電源角速度を演算する電源角速度演算
手段と、回転角位置のサンプリング値とすべり角位相と
を加算して第1の電源角位相を演算する電源角位相演算
手段とを備えて、3相/2相変換手段では第1の電源角
位相を用いて3相電流のサンプリング値を励磁電流とト
ルク電流とに変換するようにし、また、第1の電源角位
相に対して電源角速度を用いて補償された第2の電源角
位相を演算する電源角位相補償手段を備えて、PWM発
生手段はこの第2の電源角位相を用いて、励磁成分電圧
指令値とトルク成分電圧指令値を3相電圧指令値に変換
するように構成することもできる。
リングから3相PWM信号の出力までの遅れ時間に対応
して第1の電源角位相を進めることにより、第2の電源
角位相を求めるのが望ましい。また、電源角位相補償手
段は、サンプリングから3相PWM信号の出力までの遅
れ時間と、3相PWM信号の周期の1/2の時間とを加
算した時間に対応して第1の電源角位相を進めて、第2
の電源角位相を求めるものとすればさらに好ましい。
トルク電流のベクトル制御により3相PWM信号を発生
させ、同期電動機の出力トルクをトルク指令値に追従さ
せる交流電動機の制御装置において、回転子の回転角位
置を回転角速度で補償した回転角位置補償値を用いて3
相PWM信号を発生させるものとした。
する回転位置検出手段と、トルク指令値に応じた励磁電
流指令値およびトルク電流指令値を演算するベクトル制
御指令値演算手段と、電動機の3相電流を検出する電流
検出手段と、回転角位置と3相電流とをサンプリングし
てそれぞれのサンプリング値を出力するサンプリング手
段と、回転角速度を演算する回転角速度検出手段と、回
転角位置のサンプリング値に対して回転角速度を用いて
補償された回転角位置補償値を演算する回転角位置補償
手段と、回転角位置のサンプリング値を用いて、3相電
流のサンプリング値を励磁電流とトルク電流とに変換す
る3相/2相変換手段と、励磁電流指令値と励磁電流、
およびトルク電流指令値とトルク電流から、それぞれ励
磁成分電圧指令値およびトルク成分電圧指令値とを演算
する電流制御手段と、回転角位置補償値を用いて、励磁
成分電圧指令値とトルク成分電圧指令値を3相電圧指令
値に変換し、この3相電圧指令値に応じて3相PWM信
号を出力するPWM発生手段とを有するものとした。
リングから3相PWM信号の出力までの遅れ時間に対応
して回転角位置のサンプリング値を進めることにより、
回転角位置補償値を求めるのが望ましい。また、回転角
位置補償手段は、サンプリングから3相PWM信号の出
力までの遅れ時間と、3相PWM信号の周期の1/2の
時間とを加算した時間に対応して回転角位置のサンプリ
ング値を進めることにより、回転角位置補償値を求める
ものとすればさらに好ましい。
御が、たとえばベクトル制御指令値演算手段ですべり角
速度、励磁電流およびトルク電流の各指令値を演算し、
電動機の実際の3相電流を励磁電流とトルク電流との2
相に変換し、上記励磁電流およびトルク電流の指令値と
実際値から、励磁成分電圧指令値およびトルク成分電圧
指令値とを求め、これらをPWM発生手段で2相3相変
換して3相PWM信号を発生させることにより行なわれ
る。 そして、上記PWM発生手段での2相3相変換に
あたって用いられる電源角位相は、たとえば回転位置検
出手段で検出した回転子の回転角位置と、ベクトル制御
指令値演算手段で演算されるすべり角速度指令値を積分
して求めたすべり角位相とを加算して求められる。回転
子の回転角位置はたとえばエンコーダなどを用いて常に
最新の値を正確に得ることができるので、計測に所定の
時間を要ししかもその速度変化時に計測誤差が大きくな
る回転角速度から電源角位相を求めるのに対して、電動
機出力トルクが精度良く指令値に制御される。
で行ない、回転角位置と実際の3相電流をサンプリング
手段でサンプリングする場合には、電源角位相演算手段
で回転角位置のサンプリング値とすべり角位相とを加算
して第1の電源角位相を演算するとともに、電源角速度
演算手段で回転角速度とすべり角速度とを加算して電源
角速度を演算し、電源角位相補償手段において第1の電
源角位相に対して電源角速度を用いて補償された第2の
電源角位相が求められる。 PWM発生手段がこの第2
の電源角位相を用いて、励磁成分電圧指令値とトルク成
分電圧指令値を2相3相変換することにより、過度時の
制御の振れが抑制される。とくに、上記の第2の電源角
位相を、上記サンプリングから3相PWM信号の出力ま
での遅れ時間に対応して第1の電源角位相を進めたも
の、あるいは、遅れ時間と3相PWM信号の周期の1/
2の時間とを加算した時間に対応して第1の電源角位相
を進めたものとすることにより、過度時の制御の振れが
効果的に低減される。
ル制御が、たとえばベクトル制御指令値演算手段で励磁
電流およびトルク電流の各指令値を演算し、サンプリン
グ手段で回転角位置と実際の3相電流とをサンプリング
し、3相/2相変換手段で3相電流のサンプリング値を
励磁電流とトルク電流との2相に変換し、上記励磁電流
およびトルク電流の指令値と実際値から、励磁成分電圧
指令値およびトルク成分電圧指令値とを求め、これらを
PWM発生手段で2相3相変換して3相PWM信号を発
生させることにより行なわれる。 そして、上記PWM
発生手段では、たとえば回転角位置補償手段により回転
子の回転角位置のサンプリング値に対して回転角速度を
用いて補償された回転角位置補償値を用いて上記2相3
相変換が行なわれる。これにより、電動機出力トルクが
精度良く指令値に制御されるとともに、過度時の制御の
振れが抑制される。とくに、上記の回転角位置補償値
を、上記サンプリングから3相PWM信号の出力までの
遅れ時間に対応して回転角位置のサンプリング値を進め
たもの、あるいは、サンプリングから3相PWM信号の
出力までの遅れ時間と3相PWM信号の周期の1/2の
時間とを加算した時間に対応して回転角位置のサンプリ
ング値を進めたものとすることにより、過度時の制御の
振れが効果的に低減される。
例により説明する。図1は、本発明の第1の実施例の構
成を示すブロック図である。誘導電動機100はインバ
ータ111からの3相交流電流により駆動される。ベク
トル制御指令値演算器101は、外部から与えられるト
ルク指令値T* を入力として、励磁電流指令値iγ
s* 、トルク電流指令値iδs* およびすべり角速度指
令値ωse* を演算して出力する。 ベクトル制御指令
値演算器101の出力したすべり角速度指令値ωse*
は、積分器115に入力される。また、励磁電流指令値
iγs* とトルク電流指令値iδs* とは、電流制御器
109に入力される。
e* を積分してすべり角位相θseを求め、このすべり
角位相θseを加算器からなる電源角位相演算器114
へ出力する。一方、回転位置検出器113がエンコーダ
103からの信号を基に誘導電動機の回転子の回転角位
置θreを求め、電源角位相演算器114へ出力する。
ここでは、エンコーダ103と回転位置検出器113と
で発明の回転位置検出手段が構成されている。そして、
電源角位相演算器114は、回転角位置θreとすべり
角位相θseとを加算して、電源角位相θを算出する。
0の固定子のU相電流iuを検出出力し、V相電流セン
サ107は、固定子V相電流ivを検出出力する。 3
相/2相変換器108は、これらU相電流iu、V相電
流iv、ならびに電源角位相θから、励磁電流iγsと
トルク電流iδsとを演算して出力する。ここでは、U
相電流センサ106とV相電流センサ107が発明の電
流検出手段を構成している。電流制御器109は、励磁
電流iγsと励磁電流指令値iγs* 、およびトルク電
流iδsとトルク電流指令値iδs* とから、それぞれ
励磁成分電圧指令値vγs* およびトルク成分電圧指令
値vδs* を演算して出力する。
いて、励磁成分電圧指令値vγs*とトルク成分電圧指
令値vδs* を3相電圧指令値へ2相/3相変換し、3
相PWM信号をインバータへ出力する。そして、インバ
ータ111は、3相PWM信号に応じて誘導電動機10
0へ3相交流電流(iu、iv、iw)を供給する。
分)およびδ軸(トルク成分)からなるγ−δ座標系で
のベクトル制御された誘導電動機の状態方程式は、式
(1)で表わされる。
る。 T=p(M/Lr)(iδs・φγr−iγs・φδr) (2) ただし、pは極対数である。ここで、δ軸回転子磁束を
φδr=0に制御すると、式(3)のようになり、出力
トルクTは、γ軸回転子磁束φγrとδ軸固定子電流i
δsとの積に比例する。 T=p(M/Lr)・iδs・φγr (3)
ωseを式(4)のように制御すればよく、また、γ軸
回転子磁束φγrの微分値Pφγrは式(5)で表わさ
れるものとなる。 ωse=ω−ωre=(MRr/Lr)(iδs/φγr) (4) Pφγr=−(Rr/Lr)φγr+(MRr/Lr)iγs (5)
iγs、トルク電流(δ軸固定子電流)iδs、および
すべり角速度ωseを制御することにより、誘導電動機
の出力トルクTはトルク指令値T* に制御されることに
なる。なお、励磁電流iγsおよびトルク電流iδs
は、3相/2相変換器108において、式(6)により
演算される。
積分器115および電源角位相演算器114を用いて、
式(7)のように、すべり角位相θseと回転角位置θ
reの加算により求められている。
に示した従来例との相違点は、電源角位相θの演算方法
にある。従来例では、式(8)に示すように、回転子の
回転角速度ωreとスベリ角速度指令値ωse* とを加
算して電源角速度ωを算出し、この電源角速度ωを積分
して電源角位相θを求めるのに対して、本実施例では、
式(7)に示す演算で電源角位相θが求められる。
角速度ωreは、前述のように、その速度変化時に計測
誤差が大きくなるなどの問題があるが、回転角位置θr
eの計測の場合には、例えばカウンタによってエンコー
ダからのパルスをカウントするだけで常に最新の値を正
確に得ることができ、計測誤差はエンコーダの分解能だ
けによる。
2000の分解能のエンコーダを用いてベクトル制御を
行った結果を示す。電流制御が良好に行われているた
め、従来の図11、図12と比較して、電動機の出力ト
ルクがトルク指令値T* の通りに制御されている。この
ように、本実施例ではエンコーダの分解能が電流制御す
なわちトルク制御に与える影響は小さい。これに対して
従来例で本実施例と同等のトルク制御性能を得るために
は、エンコーダの分解能が1000倍程度必要となる。
したがって、エンコーダの分解能を高くすることなく、
電動機出力トルクが精度良く指令値に制御されるという
効果を有する。なお、式(7)と式(8)は、その演算
において双方とも加算1回、積分1回で行なうことがで
き、本実施例で式(7)を用いてもハードウェアあるい
はソフトウェアの面でなんら増加するものはない。
す図である。なお、第1の実施例と同一部分には同じ符
号を付して、その詳しい説明を省略する。本実施例で
は、図1に示される第1の実施例の構成に加えて、サン
プリング器301、速度検出器302、加算器からなる
電源角速度演算器304、電源角位相補償器305が設
けられている。
ク指令値T* に、応じて励磁電流指令値iγs* 、トル
ク電流指令値iδs* 、およびすべり角速度指令値ωs
e*を出力する。積分器115は、すべり角速度指令値
ωse* を積分してすべり角位相θseを出力する。速
度検出器302は、エンコーダ103からの信号に基づ
いて回転角位置の変化から回転子の回転角速度ωreを
演算し出力する。電源角速度演算器304は、すべり角
速度指令値ωse* と、回転子の回転角速度ωreとを
加算して電源角速度ωを算出する。
106で得たU相電流iu、V相電流センサ107で得
たV相電流iv、および回転位置検出器113の出力す
る回転角位置θreの信号を所定の周期ごとにサンプリ
ングして、U相電流サンプリング値iu’、V相電流サ
ンプリング値iv’、および回転角位置サンプリング値
θre’を出力する。
ンプリング値θre’とすべり角位相θseとを加算し
て第1の電源角位相θ1を求め、3相/2相変換器10
8と電源角位相補償器305へ出力する。3相/2相変
換器108は、サンプリング器301からのU相電流サ
ンプリング値iu’、V相電流サンプリング値iv’、
および電源角位相演算器114からの第1の電源角位置
θ1から、励磁電流iγsとトルク電流iδsとを演算
して電流制御器109へ出力する。電流制御器109
は、励磁電流iγsと励磁電流指令値iγs* 、および
トルク電流iδsとトルク電流指令値iδs* とから、
それぞれ励磁成分電圧指令値vγs* およびトルク成分
電圧指令値vδs* を演算してPWM発生器110へ出
力する。
器301のサンプリング時刻からPWM発生器110が
3相PWM信号を出力する時刻までの制御むだ時間Δ
T、第1の電源角位相θ1および電源角速度ωから、式
(9)にしたがって、第2の電源角位相θ2を演算して
PWM発生器110へ出力する。 θ2=θ1+ωΔT (9)
電源角位相θ2を用いて、励磁成分電圧指令値vγ
s* 、トルク成分電圧指令値vδs* を3相電圧指令値
へ2相/3相変換し、3相PWM信号をインバータへ出
力する。そして、インバータ111は、3相PWM信号
に応じて誘導電動機100へ3相交流電流(iu、i
v、iw)を供給する。
電流およびトルク電流の制御結果を示す。PWM発生器
110が、制御むだ時間ΔTを考慮した第2の電源角位
相θ2、すなわち3相PWM信号を出力する時刻に想定
される値、を用いて2相/3相変換を行うので、励磁成
分電圧指令値vγs* とトルク成分電圧指令値vδs*
の2相信号を精度良く3相PWM信号に変換することが
できる。このため、第1の実施例の効果に加えて、ベク
トル制御をディジタル電流制御で行なう際の電流制御性
能が改善され、図4に明らかなように、過渡時の電流制
御およびトルク制御の振動が大幅に減少するという効果
が得られる。
(305)における演算のパラメータをさらに増すこと
により、電流制御性能を一層向上させることができる。
すなわち前述と同様に、まず電源角位相演算器114
が、回転角位置サンプリング値θre’とすべり角位相
θseとを加算して第1の電源角位相θ1を電源角位相
補償器へ出力する。
位相θ1、電源角速度ω、サンプリング器301のサン
プリング時刻からPWM発生器110が3相PWM信号
を出力する時刻までの制御むだ時間ΔT、そしてさらに
PWM発生器110の発生する3相PWM信号の周期T
pwmを基に、第2の電源角位相θ2’を式(10)に
より演算してPWM発生器110へ出力する。すなわ
ち、電源角位相は上記制御むだ時間と3相PWM信号の
周期の1/2の時間とを加算した時間だけ補償される。 θ2’=θ1+ω(ΔT+Tpwm/2) (10) PWM発生器110は、この第2の電源角位相θ2’を
用いて3相PWM信号を演算し、インバータ111へ出
力する。
ルクの制御結果を示す。ΔTの制御むだ時間だけでな
く、PWM信号による電圧印加の遅れ時間も考慮されて
いるため、励磁成分電圧指令値vγs* とトルク成分電
圧指令値vδs*の2層信号が精度良く3相PWM信号
に変換され、過渡時の電流制御およびトルク制御の振動
が、一層効果的に抑制されていることが分かる。このP
WM信号による電圧印加の遅れ時間考慮の有無による相
違は図6のように示される。すなわち、2相の励磁成分
電圧指令値vγs* とトルク成分電圧指令値vδs* に
対する3相電圧指令値の理想値が例えば図中(a)のよ
うに変化しているとすると、PWM信号の出力時刻での
第2電源角位相θ2を用いた場合、PWM周期Tpwm
間の平均出力電圧は(b)となる。一方、変形例による
第2電源角位相θ2’を用いれば、PWM周期Twm間
の平均出力電圧は(c)のようになるため、理想値
(a)との誤差が(b)の場合よりも明らかに減少す
る。これにより一層精度が向上するものである。
すブロック図である。本実施例は、誘導電動機のかわり
に同期電動機に本発明を適用したものである。ベクトル
制御指令値演算器401はトルク指令値T* から、励磁
電流指令値iγs* およびトルク電流指令値iδs* を
算出して電流制御器109へ出力する。速度検出器30
2は、同期電動機400に付設されたエンコーダ103
からの信号に基づいて回転角位置の変化から回転子の回
転角速度ωreを演算し、回転位置補償器402へ出力
する。
103からの信号を基に回転子の回転角位置θreを求
め、サンプリング器301へ出力する。サンプリング器
301は、U相電流計106の計測したU相電流iu、
V相電流計の計測したV相電流iv、および回転位置検
出器113からの回転角位置θreを所定の周期ごとに
サンプリングして、U相電流サンプリング値iu’、V
相電流サンプリング値iv’、および回転角位置サンプ
リング値θre’を3相/2相変換器602へ出力する
とともに、回転位置補償器402へ回転子の回転角位置
サンプリング値θre’を出力する。
301のサンプリング時刻からPWM発生器110が3
相PWM信号を出力する時刻までの制御むだ時間ΔT、
回転子の回転角速度ωreおよび回転角位置サンプリン
グ値θre’から、式(11)により回転角位置補償値
θre2を算出して、PWM発生器110へ向けて出力
する。 θre2=θre’+ωreΔT (11)
08からの励磁電流iγs、トルク電流iδs、および
ベクトル制御指令値演算器401からの励磁電流指令値
iγs* 、トルク電流指令値iδs* から、励磁成分電
圧指令値vγs* およびトルク成分電圧指令値vδs*
を演算して出力する。PWM発生器110は、回転角位
置補償値θre2を用いて励磁成分電圧指令値vγs*
とトルク成分電圧指令値vδs* から3相PWM信号を
演算してインバータ111へ出力し、インバータ111
は同期電動機400へ3相交流電流iu、iv、iwを
供給する。このようにして同期電動機400の出力トル
クをトルク指令値T* に制御する。
を考慮した回転位置補償を行ったときの電流およびトル
クの制御結果を示し、図9には上記回転位置補償を行わ
ないときの電流およびトルクの制御結果を比較のため示
す。本実施例によれば、同期電動機の場合にも過渡の振
動が抑制されていることが分かる。また、前述第2実施
例の変形例と同様に、ΔTの制御むだ時間だけでなく、
さらにPWM信号による電圧印加の遅れ時間も考慮した
回転位置補償を行なえば一層精度が向上し電流制御およ
びトルク制御の振動抑制される。
による3相PWM信号に基づいて駆動される交流電動
機、とくに誘導電動機において、回転角位置とすべり角
位相とを加算して電源角位相を算出し、この電源角位相
を用いて3相PWM信号を発生させるものとしたので、
速度変化時にも計測誤差が大きくなることなく、電動機
出力トルクが精度良く指令値に制御される。
で行ない、回転角位置と実際の3相電流をサンプリング
手段でサンプリングする場合に、回転角位置のサンプリ
ング値とすべり角位相とを加算して第1の電源角位相を
演算するとともに、回転角速度とすべり角速度とを加算
して電源角速度を演算して、第1の電源角位相に対して
電源角速度を用いて補償された第2の電源角位相を用い
て上記3相PWM信号を発生させることにより、過度時
の制御の振れも抑制される。とくに、上記の第2の電源
角位相を、上記サンプリングから3相PWM信号の出力
までの遅れ時間に対応して第1の電源角位相を進めたも
の、あるいは、遅れ時間と3相PWM信号の周期の1/
2の時間とを加算した時間に対応して第1の電源角位相
を進めたものとすることにより、過度時の制御の振れが
効果的に低減される。
ベクトル制御による3相PWM信号に基づいて駆動され
る同期電動機においても、ディジタル制御でサンプリン
グされる回転角位置を回転角速度で補償した回転角位置
補償値を用いて3相PWM信号を発生させることによ
り、速度変化時にも計測誤差が大きくなることなく、電
動機出力トルクが精度良く指令値に制御されるととも
に、過度時の制御の振れも抑制される。とくに、上記の
回転角位置補償値を、サンプリングから3相PWM信号
の出力までの遅れ時間に対応して回転角位置のサンプリ
ング値を進めたもの、あるいは、遅れ時間と3相PWM
信号の周期の1/2の時間とを加算した時間に対応して
回転角位置のサンプリング値を進めたものとすることに
より、過度時の制御の振れが効果的に低減される。
である。
る図である。
トルク電流の制御結果を示す図である。
クの制御結果を示す図である。
クの制御結果を示す図である。
ルクの制御結果を示す図である。
したときのトルク制御結果を示す図である。
令値演算手段) 103 エンコーダ 106 u相電流センサ 107 v相電流センサ 108 3相/2相変換器(3相/2相変換手段) 109 電流制御器(電流制御手段) 110 PWM発生器(PWM発生手段) 111 インバータ 113 回転位置検出器 114 電源角位相演算器(電源角位相演算手段) 115 積分器(積分手段) 301 サンプリング器(サンプリング手段) 302 速度検出器(回転角速度検出手段) 304 電源角速度演算器(電源角速度演算手段) 305 電源角位相補償器(電源角位相補償手段) 400 同期電動機 401 ベクトル制御指令値演算器(ベクトル制御指
令値演算手段) 402 回転位置補償器(回転角位置補償手段) 1002 速度検出器 1004 電源角速度演算器 1005 積分器 iu、iv、iw 3相交流電流 iu’ U相電流サンプリング値 iv’ V相電流サンプリング値 iγs 励磁電流 iδs トルク電流 iγs* 励磁電流指令値 iδs* トルク電流指令値 vγs* 励磁成分電圧指令値 vδs* トルク成分電圧指令値 ΔT 制御むだ時間 T* トルク指令値 Tpwm PWM周期 θ 電源角位相 θ1 第1の電源角位相 θ2、θ2’ 第2の電源角位相 θre 回転角位置 θre’ 回転角位置サンプリング値 θse すべり角位相 θγe2 回転角位置補償値 ω 電源角速度 ωre 回転角速度 ωse* すべり角速度指令値
Claims (9)
- 【請求項1】 すべり角速度、励磁電流およびトルク電
流のベクトル制御により3相PWM信号を発生させ、誘
導電動機の出力トルクをトルク指令値に追従させる交流
電動機の制御装置において、回転角位置とすべり角位相
とを加算して電源角位相を算出し、この電源角位相を用
いて前記3相PWM信号を発生させるよう構成したこと
を特徴とする交流電動機の制御装置。 - 【請求項2】 すべり角速度、励磁電流およびトルク電
流のベクトル制御により3相PWM信号を発生させ、誘
導電動機の出力トルクをトルク指令値に追従させる交流
電動機の制御装置において、回転子の回転角位置を検出
する回転位置検出手段と、前記トルク指令値に応じたす
べり角速度指令値、励磁電流指令値およびトルク電流指
令値を演算するベクトル制御指令値演算手段と、前記す
べり角速度指令値を積分してすべり角位相を演算する積
分手段と、前記回転角位置とすべり角位相とを加算して
電源角位相を演算する電源角位相演算手段と、電動機の
3相電流を検出する電流検出手段と、前記電源角位相を
用いて前記3相電流を励磁電流とトルク電流とに変換す
る3相/2相変換手段と、前記励磁電流指令値と励磁電
流、およびトルク電流指令値とトルク電流から、それぞ
れ励磁成分電圧指令値およびトルク成分電圧指令値とを
演算する電流制御手段と、前記電源角位相を用いて、前
記励磁成分電圧指令値とトルク成分電圧指令値を3相電
圧指令値にし、該3相電圧指令値に応じて3相PWM信
号を出力するPWM発生手段とを有することを特徴とす
る交流電動機の制御装置。 - 【請求項3】 すべり角速度、励磁電流およびトルク電
流のベクトル制御により3相PWM信号を発生させ、誘
導電動機の出力トルクをトルク指令値に追従させる交流
電動機の制御装置において、回転子の回転角位置を検出
する回転位置検出手段と、前記トルク指令値に応じたす
べり角速度指令値、励磁電流指令値およびトルク電流指
令値を演算するベクトル制御指令値演算手段と、前記す
べり角速度指令値を積分してすべり角位相を演算する積
分手段と、電動機の3相電流を検出する電流検出手段
と、前記回転角位置と3相電流とをサンプリングしてそ
れぞれのサンプリング値を出力するサンプリング手段
と、回転子の回転角速度を演算する回転角速度検出手段
と、前記回転角速度とすべり角速度とを加算し、電源角
速度を演算する電源角速度演算手段と、前記回転角位置
のサンプリング値とすべり角位相とを加算して第1の電
源角位相を演算する電源角位相演算手段と、前記第1の
電源角位相を用いて前記3相電流のサンプリング値を励
磁電流とトルク電流とに変換する3相/2相変換手段
と、前記励磁電流指令値と励磁電流、およびトルク電流
指令値とトルク電流から、それぞれ励磁成分電圧指令値
およびトルク成分電圧指令値とを演算する電流制御手段
と、前記第1の電源角位相に対して前記電源角速度を用
いて補償された第2の電源角位相を演算する電源角位相
補償手段と、前記第2の電源角位相を用いて、励磁成分
電圧指令値とトルク成分電圧指令値を3相電圧指令値に
変換し、該3相電圧指令値に応じて3相PWM信号を出
力するPWM発生手段とを有することを特徴とする交流
電動機の制御装置。 - 【請求項4】 前記電源角位相補償手段は、前記サンプ
リングから3相PWM信号の出力までの遅れ時間に対応
して前記第1の電源角位相を進めて、前記第2の電源角
位相を求めるものであることを特徴とする請求項3記載
の交流電動機の制御装置。 - 【請求項5】 前記電源角位相補償手段は、前記サンプ
リングから3相PWM信号の出力までの遅れ時間と、3
相PWM信号の周期の1/2の時間とを加算した時間に
対応して前記第1の電源角位相を進めて、前記第2の電
源角位相を求めるものであることを特徴とする請求項3
記載の交流電動機の制御装置。 - 【請求項6】 励磁電流およびトルク電流のベクトル制
御により3相PWM信号を発生させ、同期電動機の出力
トルクをトルク指令値に追従させる交流電動機の制御装
置において、回転子の回転角位置を角速度で補償した回
転角位置補償値を用いて3相PWM信号を発生させるよ
う構成したことを特徴とする交流電動機の制御装置。 - 【請求項7】 励磁電流およびトルク電流のベクトル制
御により3相PWM信号を発生させ、出力トルクをトル
ク指令値に追従させる交流電動機の制御装置において、
回転子の回転角位置を検出する回転位置検出手段と、前
記トルク指令値に応じた励磁電流指令値およびトルク電
流指令値を演算するベクトル制御指令値演算手段と、電
動機の3相電流を検出する電流検出手段と、前記回転角
位置と3相電流とをサンプリングしてそれぞれのサンプ
リング値を出力するサンプリング手段と、回転子の回転
角速度を演算する回転角速度検出手段と、前記回転角位
置のサンプリング値に対して回転角速度を用いて補償さ
れた回転角位置補償値を演算する回転角位置補償手段
と、前記回転角位置のサンプリング値を用いて、前記3
相電流のサンプリング値を励磁電流とトルク電流とに変
換する3相/2相変換手段と、前記励磁電流指令値と励
磁電流、およびトルク電流指令値とトルク電流から、そ
れぞれ励磁成分電圧指令値およびトルク成分電圧指令値
とを演算する電流制御手段と、前記回転角位置補償値を
用いて、励磁成分電圧指令値とトルク成分電圧指令値を
3相電圧指令値に変換し、該3相電圧指令値に応じて3
相PWM信号を出力するPWM発生手段とを有すること
を特徴とする交流電動機の制御装置。 - 【請求項8】 前記回転角位置補償手段は、前記サンプ
リングから3相PWM信号の出力までの遅れ時間に対応
して前記回転角位置のサンプリング値を進めて、前記回
転角位置補償値を求めるものであることを特徴とする請
求項7記載の交流電動機の制御装置。 - 【請求項9】 前記回転角位置補償手段は、前記サンプ
リングから3相PWM信号の出力までの遅れ時間と、3
相PWM信号の周期の1/2の時間とを加算した時間に
対応して前記回転角位置のサンプリング値を進めて、前
記回転角位置補償値を求めるものであることを特徴とす
る請求項7記載の交流制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07326296A JP3684661B2 (ja) | 1996-03-04 | 1996-03-04 | 交流電動機の制御装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07326296A JP3684661B2 (ja) | 1996-03-04 | 1996-03-04 | 交流電動機の制御装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09238492A true JPH09238492A (ja) | 1997-09-09 |
JP3684661B2 JP3684661B2 (ja) | 2005-08-17 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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JP (1) | JP3684661B2 (ja) |
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-
1996
- 1996-03-04 JP JP07326296A patent/JP3684661B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN115459660A (zh) * | 2022-09-13 | 2022-12-09 | 华中科技大学 | 一种含参数辨识的直线感应电机无差拍推力预测控制方法 |
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