JPH09221412A - ベースメークアップ料の選択方法 - Google Patents
ベースメークアップ料の選択方法Info
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- JPH09221412A JPH09221412A JP5224296A JP5224296A JPH09221412A JP H09221412 A JPH09221412 A JP H09221412A JP 5224296 A JP5224296 A JP 5224296A JP 5224296 A JP5224296 A JP 5224296A JP H09221412 A JPH09221412 A JP H09221412A
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Landscapes
- Cosmetics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 マンセル座標に於いて、塗布色の色相が4.
5YR〜6YR、明度が6.1〜6.5、彩度が3.6
〜4の範囲に収まるように色を選択することを特徴とす
る、ベースメークアップ料の選択方法。 【効果】 本発明によれば、自然でたるみを感じない化
粧仕上がりのベースメークアップ料が選択できる。
5YR〜6YR、明度が6.1〜6.5、彩度が3.6
〜4の範囲に収まるように色を選択することを特徴とす
る、ベースメークアップ料の選択方法。 【効果】 本発明によれば、自然でたるみを感じない化
粧仕上がりのベースメークアップ料が選択できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、好ましい印象を形
成するのに好適なメークアップ化粧料の選択方法に関す
る。
成するのに好適なメークアップ化粧料の選択方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】メークアップは顔色の悪さやシミやソバ
カス等の皮膚の色素のムラ等をカバーするために開発さ
れた化粧技法である。これは、酸化鉛或いは酸化チタン
等の高隠蔽力粉体で素顔を覆い、且つ、酸化鉄などの有
色顔料で予め好ましいと思われる色に補正するものであ
る。ここで、メークアップを行う際に最も大きな問題に
なることは、どの様な色に仕上げるかと言うことであ
る。「色の白いは百難隠す」式に化粧をすれば、白くの
っぺりした不気味な仕上がりになってしまうし、色味を
乗せすぎると、赤ら顔のような仕上がりになったり、イ
ケイケ遊び人風の仕上がりになったりしかねない。本発
明者等は既に仕上がりについて、顔を二分して上部を下
部に比してやや明るく仕上げることが化粧効果に及ぼす
最も主たる要因であり、こうすることによりたるみを目
立たせなくし化粧しうることを見いだしているが、二次
的な要因である基本的な仕上がりの色については検討の
余地があり、全体的にどの様な色味の仕上がりがより適
切なのかを判断する基準設定が必要となっていた。
カス等の皮膚の色素のムラ等をカバーするために開発さ
れた化粧技法である。これは、酸化鉛或いは酸化チタン
等の高隠蔽力粉体で素顔を覆い、且つ、酸化鉄などの有
色顔料で予め好ましいと思われる色に補正するものであ
る。ここで、メークアップを行う際に最も大きな問題に
なることは、どの様な色に仕上げるかと言うことであ
る。「色の白いは百難隠す」式に化粧をすれば、白くの
っぺりした不気味な仕上がりになってしまうし、色味を
乗せすぎると、赤ら顔のような仕上がりになったり、イ
ケイケ遊び人風の仕上がりになったりしかねない。本発
明者等は既に仕上がりについて、顔を二分して上部を下
部に比してやや明るく仕上げることが化粧効果に及ぼす
最も主たる要因であり、こうすることによりたるみを目
立たせなくし化粧しうることを見いだしているが、二次
的な要因である基本的な仕上がりの色については検討の
余地があり、全体的にどの様な色味の仕上がりがより適
切なのかを判断する基準設定が必要となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこの様な状況
を踏まえてなされたものであり、上下二分割塗り分け化
粧法を補完して、より好ましいイメージ形成をしうるメ
ークアップを提供するためのメークアップ化粧料の選択
法を見いだすことを課題とする。
を踏まえてなされたものであり、上下二分割塗り分け化
粧法を補完して、より好ましいイメージ形成をしうるメ
ークアップを提供するためのメークアップ化粧料の選択
法を見いだすことを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この様な状況に鑑みて、
本発明者等は上下二分割塗り分けメークアップ化粧法の
効果をより高める手段を求め、鋭意研究を重ねた結果、
最終仕上がりの色の範囲をマンセル座標に於いて、塗布
色に於いて、色相が4.5YR〜6YR、明度が6.1
〜6.5、彩度が3.6〜4になるように設定すること
により、上下二分割塗り分け法の効果をより向上させう
ることを見いだし、発明を完成させた。以下、本発明に
ついて詳細に説明する。
本発明者等は上下二分割塗り分けメークアップ化粧法の
効果をより高める手段を求め、鋭意研究を重ねた結果、
最終仕上がりの色の範囲をマンセル座標に於いて、塗布
色に於いて、色相が4.5YR〜6YR、明度が6.1
〜6.5、彩度が3.6〜4になるように設定すること
により、上下二分割塗り分け法の効果をより向上させう
ることを見いだし、発明を完成させた。以下、本発明に
ついて詳細に説明する。
【0005】(1)本発明の選択方法 本発明の選択方法は、塗布色について、マンセル座標に
於いて、色相が4.5YR〜6YR、明度が6.1〜
6.5、彩度が3.6〜4になるように設定することを
特徴とする。顔全体をこの様な色調に仕上げることでも
充分効果が得られるが、顔を耳と鼻の下部を結ぶ線付近
で二分割し、上部の色を下部の色に比べ0.4程度明る
く仕上げる化粧方法と組み合わせることによって更に著
しい、好印象を形成する化粧が得られる。これは、次に
示す試験成績からも強く支持される。即ち、人間が形成
する認識に於いて、好ましいと感じる肌色の域が存在し
ていることを意味する。この様な肌色の域が存在するこ
とは今まで知られていなかった。この様な色の範囲は決
して広くない為、自ずから選択しうるメークアップ化粧
料が限られてくることが判る。又、本発明の規定する仕
上がりの色の域が塗布色であることから、予めファンデ
ーションについて、塗布後の色変移を計算する式或いは
図表を作成しておき、好みとメークアップによる色の遷
移から色を算出することも可能である、この様な選択も
本発明の選択方法に属する。本発明の選択方法が適用で
きるメークアップ化粧料は、例えば、アンダーメークア
ップ、コントロールカラー、ファンデーション、プレス
トパウダー、ルースパウダー等のベースメークアップ化
粧料で、ベースメークアップ化粧料であれば特段の限定
を受けずに適用することが出来る。
於いて、色相が4.5YR〜6YR、明度が6.1〜
6.5、彩度が3.6〜4になるように設定することを
特徴とする。顔全体をこの様な色調に仕上げることでも
充分効果が得られるが、顔を耳と鼻の下部を結ぶ線付近
で二分割し、上部の色を下部の色に比べ0.4程度明る
く仕上げる化粧方法と組み合わせることによって更に著
しい、好印象を形成する化粧が得られる。これは、次に
示す試験成績からも強く支持される。即ち、人間が形成
する認識に於いて、好ましいと感じる肌色の域が存在し
ていることを意味する。この様な肌色の域が存在するこ
とは今まで知られていなかった。この様な色の範囲は決
して広くない為、自ずから選択しうるメークアップ化粧
料が限られてくることが判る。又、本発明の規定する仕
上がりの色の域が塗布色であることから、予めファンデ
ーションについて、塗布後の色変移を計算する式或いは
図表を作成しておき、好みとメークアップによる色の遷
移から色を算出することも可能である、この様な選択も
本発明の選択方法に属する。本発明の選択方法が適用で
きるメークアップ化粧料は、例えば、アンダーメークア
ップ、コントロールカラー、ファンデーション、プレス
トパウダー、ルースパウダー等のベースメークアップ化
粧料で、ベースメークアップ化粧料であれば特段の限定
を受けずに適用することが出来る。
【0006】(2)本発明のメークアップ化粧料の選択
方法の効果 本発明の選択方法によってメークアップ化粧料を選択す
ることにより、明るく、自然で、たるみを感じない、若
々しい化粧が得られる。この効果は、顔を耳と鼻の下部
を結ぶ線付近で二分割し、上部の色を下部の色に比べ
0.4程度明るく仕上げる化粧方法又は化粧料の選択方
法による効果よりも小さいが、本発明の選択方法を用い
ることにより、これらの化粧方法乃至は化粧料の選択方
法の効果を著しく高めるものである。更に、本発明はベ
ースメークアップ化粧料の選択方法であり、本発明の選
択方法によって行われた、ベースメークアップの上に
は、口紅、頬紅、アイカラー、アイシャドー、マスカラ
等のポイントメークアップ化粧料を好みに合わせて、或
いは他のポイントメークアップ料の選択方法に従って選
択し施すことが可能である。ハイライト、ノーズシャド
ー等も本発明の効果を損なわない範囲において使用する
ことが出来る。
方法の効果 本発明の選択方法によってメークアップ化粧料を選択す
ることにより、明るく、自然で、たるみを感じない、若
々しい化粧が得られる。この効果は、顔を耳と鼻の下部
を結ぶ線付近で二分割し、上部の色を下部の色に比べ
0.4程度明るく仕上げる化粧方法又は化粧料の選択方
法による効果よりも小さいが、本発明の選択方法を用い
ることにより、これらの化粧方法乃至は化粧料の選択方
法の効果を著しく高めるものである。更に、本発明はベ
ースメークアップ化粧料の選択方法であり、本発明の選
択方法によって行われた、ベースメークアップの上に
は、口紅、頬紅、アイカラー、アイシャドー、マスカラ
等のポイントメークアップ化粧料を好みに合わせて、或
いは他のポイントメークアップ料の選択方法に従って選
択し施すことが可能である。ハイライト、ノーズシャド
ー等も本発明の効果を損なわない範囲において使用する
ことが出来る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態は次に示すス
テップよりなる。 (ステップ1)顔の肌色を測色する。この時、測色部位
としては、平坦で測色のバラツキが少ないところが好ま
しい。この様な部位としては、例えば額、頬の頬骨のや
や下の辺り等が挙げられる。測色は分光光度計を用いる
のが好ましいが、標準白板に対する色差をLabとして
色差計で測定し、変換式を用いてマンセルの色座標に変
換することも可能である。色差計は分光光度計に比して
安価で、取扱いが簡便であるという利点を有するのでこ
の方法は便利である。又、更に簡易的な方法としては、
マンセル色票を用いて比色し測色する方法である。この
方法でも肌色の範囲は比較的狭いので大きな効果が期待
できる。 (ステップ2)肌色の測色結果をもとにファンデーショ
ンを選択する。この時予め選択ファンデーションの塗布
により肌色がどの様に変化するかを調査しておき、この
色の変化先が、好ましい色域に含まれるようにプログラ
ムを組んでおいても良い。実際に化粧料を選択した後、
メークアップを行い、肌色を測色する。 (ステップ3)ステップ2の測色結果が好ましい色域、
即ち、マンセル座標に於いて、色相が4.5YR〜6Y
R、明度が6.1〜6.5、彩度が3.6〜4の範囲に
は入った場合、ベースメークアップとしては完成であ
り、この上に適宜口紅、頬紅、アイカラー、アイライナ
ー、マスカラ等のポイントメークを施せばよい。効果を
損なわない範囲に於いてハイライトなどを用いても良
い。他方、好ましい色域に測色値がなかった場合は、仕
上げのパウダー等で好ましい色域に調整できる場合は調
整し、出来ない場合にはメークアップを落として、ベー
スメークアップ化粧料に選択をやり直す。この時、失敗
した例が参考となる。予め、塗布色の現れ方について、
各ファンデーションの各色について求めて数式化してお
けばこの様な失敗を未然に防ぐことが出来る。
テップよりなる。 (ステップ1)顔の肌色を測色する。この時、測色部位
としては、平坦で測色のバラツキが少ないところが好ま
しい。この様な部位としては、例えば額、頬の頬骨のや
や下の辺り等が挙げられる。測色は分光光度計を用いる
のが好ましいが、標準白板に対する色差をLabとして
色差計で測定し、変換式を用いてマンセルの色座標に変
換することも可能である。色差計は分光光度計に比して
安価で、取扱いが簡便であるという利点を有するのでこ
の方法は便利である。又、更に簡易的な方法としては、
マンセル色票を用いて比色し測色する方法である。この
方法でも肌色の範囲は比較的狭いので大きな効果が期待
できる。 (ステップ2)肌色の測色結果をもとにファンデーショ
ンを選択する。この時予め選択ファンデーションの塗布
により肌色がどの様に変化するかを調査しておき、この
色の変化先が、好ましい色域に含まれるようにプログラ
ムを組んでおいても良い。実際に化粧料を選択した後、
メークアップを行い、肌色を測色する。 (ステップ3)ステップ2の測色結果が好ましい色域、
即ち、マンセル座標に於いて、色相が4.5YR〜6Y
R、明度が6.1〜6.5、彩度が3.6〜4の範囲に
は入った場合、ベースメークアップとしては完成であ
り、この上に適宜口紅、頬紅、アイカラー、アイライナ
ー、マスカラ等のポイントメークを施せばよい。効果を
損なわない範囲に於いてハイライトなどを用いても良
い。他方、好ましい色域に測色値がなかった場合は、仕
上げのパウダー等で好ましい色域に調整できる場合は調
整し、出来ない場合にはメークアップを落として、ベー
スメークアップ化粧料に選択をやり直す。この時、失敗
した例が参考となる。予め、塗布色の現れ方について、
各ファンデーションの各色について求めて数式化してお
けばこの様な失敗を未然に防ぐことが出来る。
【0008】本発明のベースメークアップ化粧料の選択
法の原理は、ベースメークアップ化粧料の評価、取り分
け化粧持ちの評価にも応用することが出来る。即ち、フ
ァンデーションなどのベースメークアップ化粧料に於い
ては、経時的に塗布色が変化し、いわゆる化粧崩れを起
こすことが知られている。この現象では、ファンデーシ
ョンが皮膚上にあるにもかかわらず、最初のメークアッ
プ時の印象とは異なる化粧仕上がりのため化粧崩れを起
こしたと認識される場合が多い。この様な現象を防ぐに
は、塗布色が変化した後も好ましい色域に留まれば良
い。そうすれば、経時的な塗布色変化を起こしても、印
象の悪化が少ないため、崩れたという認識をされずに済
む。即ち、塗布前から塗布後への色変化が好ましい色域
に移る様な色設定にすればよい。
法の原理は、ベースメークアップ化粧料の評価、取り分
け化粧持ちの評価にも応用することが出来る。即ち、フ
ァンデーションなどのベースメークアップ化粧料に於い
ては、経時的に塗布色が変化し、いわゆる化粧崩れを起
こすことが知られている。この現象では、ファンデーシ
ョンが皮膚上にあるにもかかわらず、最初のメークアッ
プ時の印象とは異なる化粧仕上がりのため化粧崩れを起
こしたと認識される場合が多い。この様な現象を防ぐに
は、塗布色が変化した後も好ましい色域に留まれば良
い。そうすれば、経時的な塗布色変化を起こしても、印
象の悪化が少ないため、崩れたという認識をされずに済
む。即ち、塗布前から塗布後への色変化が好ましい色域
に移る様な色設定にすればよい。
【0009】
実施例1 モーフィングによる評価 表1に示す色でコンピューターを用いたモーフィングで
顔を塗り分け、任意に無作為に選び出した30名のパネ
ラーに「きれいに見える」「自然に見える」について非
常にそう思う7点〜全くそう思わない1点の評点で採点
してもらった。結果をパネラー全員の平均評点として表
1に示す。この評点の結果より好ましいと判断したもの
には*を付した。この結果より、マンセル座標に於い
て、色相が4.5YR〜6YR、明度が6.1〜6.
5、彩度が3.6〜4の範囲の仕上がりである場合、
「きれいに見える」「自然に見える」の二つの評点がと
もに高いことが判る。
顔を塗り分け、任意に無作為に選び出した30名のパネ
ラーに「きれいに見える」「自然に見える」について非
常にそう思う7点〜全くそう思わない1点の評点で採点
してもらった。結果をパネラー全員の平均評点として表
1に示す。この評点の結果より好ましいと判断したもの
には*を付した。この結果より、マンセル座標に於い
て、色相が4.5YR〜6YR、明度が6.1〜6.
5、彩度が3.6〜4の範囲の仕上がりである場合、
「きれいに見える」「自然に見える」の二つの評点がと
もに高いことが判る。
【0010】
【表1】
【0011】実施例2 選択例 肌色が4.6YR 6.3/3.8 の人にファンデー
ションでメークアップしたところ、5.8YR 6.2
/3.6になった。この人のメークアップを専門パネラ
ーに評価してもらったところ、自然に仕上がっており良
く似合ったメークアップと判定された。これより、本発
明の選択方法が適切であることが判る。
ションでメークアップしたところ、5.8YR 6.2
/3.6になった。この人のメークアップを専門パネラ
ーに評価してもらったところ、自然に仕上がっており良
く似合ったメークアップと判定された。これより、本発
明の選択方法が適切であることが判る。
【0012】実施例3 肌色が5.8YR 6.5/3.6 の人にファンデー
ションでメークアップをしたところ5.3YR 6.9
/3.7の仕上がりになった。専門パネラーに判定して
もらったところ白すぎて不自然であるとの評価を得た。
この色は、本発明に言う好ましい色域から外れおり、こ
れより本発明の選択方法が適切であることが判る。
ションでメークアップをしたところ5.3YR 6.9
/3.7の仕上がりになった。専門パネラーに判定して
もらったところ白すぎて不自然であるとの評価を得た。
この色は、本発明に言う好ましい色域から外れおり、こ
れより本発明の選択方法が適切であることが判る。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、より好ましいイメージ
形成をしうるメークアップが選択できる。
形成をしうるメークアップが選択できる。
Claims (2)
- 【請求項1】 マンセル座標に於いて、塗布色に於い
て、色相が4.5YR〜6YR、明度が6.1〜6.
5、彩度が3.6〜4になるように色を選択することを
特徴とする、ベースメークアップ化粧料の選択方法。 - 【請求項2】 メークアップの効果が、きれいに見える
又は自然に見えることである、請求項1記載の選択方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5224296A JPH09221412A (ja) | 1996-02-15 | 1996-02-15 | ベースメークアップ料の選択方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5224296A JPH09221412A (ja) | 1996-02-15 | 1996-02-15 | ベースメークアップ料の選択方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09221412A true JPH09221412A (ja) | 1997-08-26 |
Family
ID=12909264
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5224296A Pending JPH09221412A (ja) | 1996-02-15 | 1996-02-15 | ベースメークアップ料の選択方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09221412A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002051285A1 (fr) * | 2000-12-26 | 2002-07-04 | Shiseido Company, Ltd. | Procede de selection de mascara, systeme de selection de mascara et outil de conseil pour la selection d'un mascara |
JP2006204901A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-08-10 | Dai Ichi Seiyaku Co Ltd | 皮膚の色素沈着度合評価方法及び評価用具 |
JP2015178959A (ja) * | 2014-03-18 | 2015-10-08 | 株式会社リコー | 色測定装置、色測定システム、色測定方法、および、プログラム |
CN115577183A (zh) * | 2022-11-09 | 2023-01-06 | 网娱互动科技(北京)股份有限公司 | 一种化妆方案推荐方法和系统 |
-
1996
- 1996-02-15 JP JP5224296A patent/JPH09221412A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002051285A1 (fr) * | 2000-12-26 | 2002-07-04 | Shiseido Company, Ltd. | Procede de selection de mascara, systeme de selection de mascara et outil de conseil pour la selection d'un mascara |
US7123753B2 (en) | 2000-12-26 | 2006-10-17 | Shiseido Company, Ltd. | Mascara selecting method, mascara selecting system, and mascara counseling tool |
JP2006204901A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-08-10 | Dai Ichi Seiyaku Co Ltd | 皮膚の色素沈着度合評価方法及び評価用具 |
JP2015178959A (ja) * | 2014-03-18 | 2015-10-08 | 株式会社リコー | 色測定装置、色測定システム、色測定方法、および、プログラム |
CN115577183A (zh) * | 2022-11-09 | 2023-01-06 | 网娱互动科技(北京)股份有限公司 | 一种化妆方案推荐方法和系统 |
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