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JPH09229377A - 電子レンジ - Google Patents

電子レンジ

Info

Publication number
JPH09229377A
JPH09229377A JP3774796A JP3774796A JPH09229377A JP H09229377 A JPH09229377 A JP H09229377A JP 3774796 A JP3774796 A JP 3774796A JP 3774796 A JP3774796 A JP 3774796A JP H09229377 A JPH09229377 A JP H09229377A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
main body
air
cooling
exhaust port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3774796A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoneo Komuro
米男 小室
Tadashi Sakino
正 崎野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP3774796A priority Critical patent/JPH09229377A/ja
Publication of JPH09229377A publication Critical patent/JPH09229377A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Electric Ovens (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のドア冷却構造を有していないヒータ付
電子レンジでは、ヒータの発熱量が大きい場合、ドアを
充分冷却することができず、樹脂からなるドアフレーム
が変形したり、ガラスまたは樹脂からなるドアスクリー
ンが高温になり、人が触れると火傷の原因となる可能性
があった。 【解決手段】 本体21に、冷却ファン23の駆動によ
り発生する冷却風を排気する本体前面排気口36を設け
るとともに、前記ドア40に、前記本体前面排気口36
から排気された冷却風をドア内空気通路48に導くドア
吸気口46と、該ドア内空気通路48に導かれた冷却風
を排気するドア排気口47とを設けたことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子レンジに関し、
特にヒータ付電子レンジのドア冷却構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のヒータ付電子レンジにおいて、本
体内に配設された冷却ファンの回転によって発生する本
体内の冷却風は、一部の冷却風が本体内に配設された電
気部品である高圧トランス等を冷却して外部へ排気さ
れ、他の冷却風は本体内に配設された電気部品であるマ
グネトロンを冷却後、ダクトを介して加熱室の側面内壁
に設けられた室内吸気口より加熱室内に排気され、該冷
却風をドア室内側表面に当てて当該ドア室内側表面を強
制冷却していた。
【0003】該ヒータ付電子レンジのドアには、ドア内
部の通気性を向上するためのドア吸気口および排気口が
設けられていなかった。
【0004】近年、高周波加熱装置は、ヒータ付の電子
レンジが定着してきており、加熱室内の温度は250℃
前後で調理されるのが一般的であったが、調理後の油脂
分や食品ガスを除去するために加熱室内温度を500℃
付近まで上げる焼切り型のセルフ・クリーニング機構の
要望が高まりつつあり、高温化するドアの冷却構造を確
立する必要が生じてきた。
【0005】ドアの冷却構造を備えたヒータ付電子レン
ジとして、特開平3−13732号公報に記載された加
熱装置(提案例)がある。
【0006】以下、図6を参照しながら提案例であるヒ
ータ付電子レンジのドア冷却構造について説明する。な
お、図6は、提案例であるヒータ付電子レンジの構造を
示す側面断面図である。
【0007】本体1内に加熱室2を設け、その外側に断
熱層3を配し、加熱室2の上方に上ヒータ4と加熱室2
の裏面に下ヒータ5を装着している。本体1と断熱層3
との間で、下部に吸気通路6と冷却空気通路7を構成
し、上部に冷却ファン8を設け、機械室9を介して本体
前部に排気ダクト10を配している。11は加熱室2の
前面開口部を開閉自在とするドアで内部に断熱材を介
し、中央付近に複数の窓ガラス12を配し、下部に複数
の吸気口13を配し、空気通路14を介して上部に複数
の排気口15を設けている。16はドア前面に設けたド
アガラスである。前記吸気通路6の先端にはドア下部の
吸気口13の間に吸気整流板17を設けている。また、
排気口15に排気整流板18を取り付け排気口15を分
割し、一部は排気ダクト10と連通させ、他方は空気通
路14と連通させた構造となっている。
【0008】このようなヒータ付電子レンジでは、加熱
室2内に付着した食品ガスや油分を除去するために、上
ヒータ4と下ヒータ5に通電し、加熱室2内を500℃
付近まで温度上昇させることにより食品ガスや油分を焼
き切るセルフ・クリーニングを行う。この際、機械室9
内の電気部品を高温から守るために、断熱層3を介する
と共に、冷却ファン8を駆動させて、冷却空気を吸気通
路6より冷却空気通路7を介して導入し、機械室9を冷
却しながら排気ダクト10に至る。ここで、加熱室2の
前に装着されたドア11は一部断熱材により温度は遮断
されているが、中央部の複数の窓ガラス12からの熱輻
射及び一部熱伝導により高温に温度上昇し前部のドアガ
ラス16の表面温度も上昇するが、ドア11下部に設け
た吸気整流板17により前記冷却空気は機械室9側へ導
入され、それと同時にドア11の窓ガラス12や上部の
排気口15は温度が高く、吸気口13は温度が常温域に
あるため、自然ドラフト力により空気が上昇気流をつく
り空気通路14内を流れることで、ドアガラス16の表
面は冷却される。また、吸気整流板17の下面の吸気通
路6への冷却空気流れに沿って上面側にも空気の流れが
強制的に発生することができ、自然ドラフトにプラス強
制冷却空気が導入されて、ドアガラス16の表面温度は
手で触れても火傷しない約10℃以下に低下させること
ができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ドア冷却構造を有していないヒータ付電子レンジでは、
ヒータの発熱量が大きい場合、例えば加熱室内を500
℃付近まで温度上昇させることにより食品ガスや油分を
焼き切るセルフ・クリーニングを行う場合に、冷却風を
ドア室内側表面に当てるだけでは、ドアを充分冷却する
ことができず、ドアを構成する、樹脂からなるドアフレ
ームが変形したり、ガラスまたは樹脂からなるドアスク
リーンが高温になり、人が触れると火傷の原因となる可
能性があった。
【0010】上記樹脂の変形に対しては、耐熱性の高い
樹脂を使用することにより改善することが考えられる
が、この耐熱性の高い樹脂は高価であり、コストアップ
となった。また、火傷の対策としては、ヒータの発熱量
を低下させる必要があった。
【0011】また、従来のドア冷却構造を有するヒータ
付電子レンジでは、自然ドラフト力によりドアガラス1
6の表面を冷却するので、ドア11内に設けられた空気
通路14を、その隙間が例えば10mmと大きく、しか
も吸気側から排気側までが同じ隙間で且つ直線的に設け
なければ、自然ドラフト力による空気の流れを効率良く
得ることができず、このためドア11の厚みが大きくな
り、ヒータ付電子レンジとしての形状が大型化となっ
た。
【0012】本発明は、上記課題に鑑み、ドア冷却構造
を改善することにより、形状が大型化することなく、し
かもドアフレームに高価な耐熱性の高い樹脂を用いるこ
となく樹脂の変形を防止できるとともに、ヒータの発熱
量を低下させることなく火傷対策が図れる電子レンジの
提供を目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
電子レンジは、内部に加熱室および冷却ファンが配設さ
れた本体と、前記加熱室に配設されたヒータと、前記加
熱室の前面開口部を開閉自在とするドアとを備え、前記
ドア内部に該ドア表面に対して略平行に冷却風を導くド
ア内空気通路を有してなる電子レンジにおいて、前記本
体に、前記冷却ファンの駆動により発生する冷却風を排
気する本体排気口を設けるとともに、前記ドアに、前記
本体排気口から排気された冷却風を前記ドア内空気通路
に導くドア吸気口と、前記ドア内空気通路に導かれた冷
却風を排気するドア排気口とを設けたことを特徴とする
ものである。
【0014】また、本発明の請求項2記載の電子レンジ
は、前記加熱室の内壁に前記冷却ファンの駆動により発
生する冷却風の一部をドア室内側表面に導く室内吸気口
を設けたことを特徴とするものである。
【0015】さらに、本発明の請求項3記載の電子レン
ジは、前記冷却ファンから前記本体排気口又は室内吸気
口への本体内空気通路に電気部品を配設したことを特徴
とするものである。
【0016】加えて、本発明の請求項4記載の電子レン
ジは、内部に加熱室および冷却ファンが配設された本体
と、前記加熱室に配設されたヒータと、前記加熱室の前
面開口部を開閉自在とするドアとを備え、前記ドア内部
に該ドア表面に対して略平行に冷却風を導くドア内空気
通路を有してなる電子レンジにおいて、前記本体前面
に、前記冷却ファンの駆動により発生する冷却風を排気
する本体前面排気口を設けるとともに、前記ドアに、前
記本体前面排気口に対向配置され当該本体前面排気口か
ら排気された冷却風を前記ドア内空気通路に導くドア吸
気口と、前記ドア内空気通路に導かれた冷却風を排気す
るドア排気口とを設けたことを特徴とするものである。
【0017】上記構成によれば、本発明の請求項1記載
の電子レンジは、本体に、冷却ファンの駆動により発生
する冷却風を排気する本体排気口を設けるとともに、ド
アに、前記本体排気口から排気された冷却風をドア内空
気通路に導くドア吸気口と、前記ドア内空気通路に導か
れた冷却風を排気するドア排気口とを設けたので、本体
内に配設された冷却ファンにて発生した冷却風が本体に
設けられた本体排気口より排気され、該本体排気口より
排気された冷却風はドアに設けられたドア吸気口よりド
ア内空気通路に送り込まれ、そしてドア内部を強制冷却
した後、ドアに設けられたドア排気口より排気される。
【0018】これにより、ヒータの発熱量を大きくして
も、ドアの厚みを大きくすることなく、効率良くドアを
冷却することができ、ドアの温度上昇を軽減することが
できる。
【0019】また、本発明の請求項2記載の電子レンジ
は、加熱室の内壁に前記冷却ファンの駆動により発生す
る冷却風の一部をドア室内側表面に導く室内吸気口を設
けたので、前記冷却ファンにて発生した冷却風の一部が
加熱室の内壁に設けられた室内吸気口より加熱室内に送
り込まれ、ドア室内側表面を強制冷却する。
【0020】これにより、請求項1記載の作用に加えて
ドアをその内部及び室内側表面の双方から冷却すること
が可能となり、ドアの温度上昇をさらに軽減することが
できる。
【0021】さらに、本発明の請求項3記載の電子レン
ジは、冷却ファンから前記本体排気口又は室内吸気口へ
の本体内空気通路に電気部品を配設したので、前記冷却
ファンにて発生した冷却風が電気部品を強制冷却した後
に、本体排気口又は室内吸気口に導かれる。
【0022】これにより、請求項1乃至2記載の作用に
加えて電気部品及びドアを単一の冷却ファンによる冷却
風にて強制冷却することができる。
【0023】加えて、本発明の請求項4記載の電子レン
ジは、本体前面に、前記冷却ファンの駆動により発生す
る冷却風を排気する本体前面排気口を設けるとともに、
前記ドアに、前記本体前面排気口に対向配置され当該本
体前面排気口から排気された冷却風を前記ドア内空気通
路に導くドア吸気口と、前記ドア内空気通路に導かれた
冷却風を排気するドア排気口とを設けたので、請求項1
記載の作用に加えて本体前面をドアにて覆うことができ
る。
【0024】これにより、ドアを開いた際に本体前面に
該前面より突出する突出物が存在することを防止するこ
とができる。
【0025】
【発明の実施の形態】図1乃至図4は、本発明の一実施
の形態よりなる電子レンジを示す図である。図1は該電
子レンジの全体構造を示す斜視図であり、図2は該電子
レンジの側面断面図であり、図3は図1に示すドアの構
造を示す背面図であり、図4は図2に示す仕切り板一体
型ダクトの構造を示す斜視図である。
【0026】図中、21は本体(キャビネット)であ
り、22は本体内に空気を導くための本体吸気口であ
り、23は冷却風を発生するための冷却ファンであり、
24は電波を発生するマグネトロン(電気部品)であ
り、25は前記マグネトロン24の動作に必要なヒータ
電圧と直流高電圧を作る高圧トランス(電気部品)であ
り、26は仕切り板一体型ダクトであり、27は側面側
吸気ダクトであり、28は操作パネルであり、29は天
面側吸気ダクトであり、30は室内排気ダクトであり、
31は本体排気口であり、32は後述する加熱室34内
を加熱する上ヒータであり、33は同じく下ヒータであ
り、34は加熱室であり、35は本体前板であり、36
は本体前面排気口であり、37は側面側室内吸気口であ
り、38は天面側室内吸気口であり、39は室内排気口
であり、40はドアであり、41は前記加熱室34の全
面開口部からの電波漏れを防止するドア本体であり、4
2はドアフレームであり、43はドアスクリーンであ
り、44はチョークカバーであり、45はインサイドガ
ラスであり、46はドア吸気口であり、47はドア排気
口であり、48はドア内空気通路である。
【0027】前記ドア40は、ドア本体41、ドアフレ
ーム42、ドアスクリーン43、チョークカバー44及
びインサイドガラス45から構成され、これら構成部品
によってドア内部を中空状にし、前記ドア内空気通路4
8が形成される。また、前記チョークカバー44の一部
に切欠を設けることによって前記ドア吸気口46及びド
ア排気口47が形成されてなる。
【0028】また、前記側面側室内吸気口37、天面側
室内吸気口38及び室内排気口39は、板に3.0〜
3.5mmの穴が複数形成されてなる構造からなり、こ
れによって電波漏れを最小限に抑えている。
【0029】各図において、空気の流れを矢印にて示し
ており、具体的には冷却ファン23の駆動により発生す
る冷却風の一部はマグネトロン24を強制冷却した後、
側面側吸気ダクト27に誘導され、側面側室内吸気口3
7より加熱室内34に排気され、ドア40のドア室内側
表面を強制冷却する。この後、前記加熱室34内に排気
された冷却風は、該加熱室34の天面に設けられた室内
排気口39より室内排気ダクト30および本体排気口3
1を順次介して外部に排気される。
【0030】また、冷却ファン23の駆動により発生す
る冷却風の他の一部は、高圧トランス25、操作パネル
28を強制冷却した後、天面側室内吸気ダクト29に誘
導され、天面側室内吸気口38より加熱室34内に排気
され、ドア40のドア室内側表面を強制冷却する。この
後、前記加熱室34内に排気された冷却風は、上記同
様、該加熱室34の天面に設けられた室内排気口39よ
り室内排気ダクト30および本体排気口31を順次介し
て外部に排気される。
【0031】さらに、残りの冷却風は、仕切り板一体型
ダクト26に誘導され、本体前板35の下辺部に設けら
れた本体前面排気口36より排気され、該本体前面排気
口36より排気された冷却風はドア40の下辺部に設け
られたドア吸気口46よりドア40内部のドア内空気通
路48へ流れ込み、ドア本体41とドアフレーム42及
びドアスクリーン43との間を流れ、前記ドア本体4
1、ドアフレーム42及びドアスクリーン43等を強制
冷却する。この後、前記ドア内空気通路48に送り込ま
れた冷却風はドア排気口47より排気され、ドア40と
本体前板35との隙間を介して外部に排気される。
【0032】このように、本実施の形態よりなる電子レ
ンジは、本体21に冷却ファン23の駆動により発生す
る冷却風を排気する本体前面排気口36を設けるととも
に、前記ドア40に前記本体前面排気口36からの冷却
風をドア40内部に導くドア吸気口46および該ドア吸
気口46から吸気された冷却風を排気するドア排気口4
7を設けたので、本体21内に配設された冷却ファン2
3にて発生した冷却風が本体21に設けられた本体前面
排気口36より排気され、該本体前面排気口36より排
気された冷却風はドア40に設けられたドア吸気口46
よりドア内空気通路48に送り込まれ、そしてドア40
内部、即ちドア本体41、ドアフレーム42及びドアス
クリーン43等を強制冷却した後、ドア40に設けられ
たドア排気口47より排気される。
【0033】これにより、ヒータの発熱量が大きい場
合、例えば加熱室内を500℃付近まで温度上昇させる
ことにより食品ガスや油分を焼き切るセルフ・クリーニ
ングを行う場合であっても、ドアの厚みを大きくするこ
となく、効率良くドアを冷却することができ、ドア本体
41、ドアフレーム42及びドアスクリーン43等の温
度上昇を軽減することができる。
【0034】したがって、ヒータ付電子レンジとしての
形状が大型化することを防止できる。また、上記ドアフ
レーム42として安価な樹脂を用いても変形しなくな
り、高価な耐熱性の高い樹脂を用いる必要がなくなり、
材料コストの価格低減によりコスト低減することができ
るとともに、ガラスまたは樹脂からなるドアスクリーン
43を人が触れても火傷しなくなる。
【0035】また、加熱室34の内壁に前記冷却ファン
23の駆動により発生する冷却風の一部をドア室内側表
面に導く室内吸気口37,38を設けたので、本体21
内に配設された冷却ファン23の駆動により発生した冷
却風の一部が加熱室34の内壁に設けられた室内吸気口
37,38より加熱室34内に送り込まれ、ドア室内側
表面、即ちドア本体41及びインサイドガラス45等を
強制冷却する。
【0036】これにより、ドア40をその内部及び室内
側表面の双方から冷却することが可能となり、ドア本体
41及びインサイドガラス45等の温度上昇をさらに軽
減することができる。
【0037】したがって、ドア40を構成する構成部品
41,42,43,44,45をより効果的に冷却する
ことができる。
【0038】さらに、冷却ファン23から前記本体前面
排気口36又は室内吸気口37,38への本体内空気通
路に電気部品24,25を配設したので、本体21内に
配設された冷却ファン23にて発生した冷却風が電気部
品24,25を強制冷却した後に、本体前面排気口36
又は室内吸気口37,38に導かれる。
【0039】これにより、前記電気部品24,25及び
ドア40の双方を単一の冷却ファン23による冷却風に
て強制冷却することができる。
【0040】したがって、前記電気部品24,25の熱
による破損をも防止することができる。
【0041】加えて、前記本体排気口を本体前面に設け
た本体前面排気口36とし、前記ドア吸気口46を前記
本体前面排気口36に対向配置したので、本体前面がド
ア40にて覆われることになり、ドア40を開いた際に
本体前面に該前面より突出する突出物が存在することを
防止することができる。
【0042】したがって、使用者が被加熱物の取り出し
を容易に行うことができる。
【0043】上述した実施の形態においては、本体前面
排気口36を加熱室前板35の下辺部に設け、ドア40
の下辺部にドア吸気口46を設ける構造としたが、これ
に限らず、例えば図5に示すように、操作パネル28の
側面に本体排気口36aを設け、該本体排気口36aに
対応するドア40の側面にドア吸気口46を設ける構造
としても良い。
【0044】また、同図に示すようにドア排気口47に
ついても、これに代わってドア40の側面に排気口47
aを設け、冷却風を外部に排気する構造としても良い。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
記載の電子レンジによれば、ヒータの発熱量を大きくし
ても、ドアの厚みを大きくすることなく、効率良くドア
を冷却することができ、ドアの温度上昇を軽減すること
ができる。
【0046】したがって、電子レンジとしての形状が大
型化することを防止できる。また、前記ドアを構成する
ドアフレームとして安価な樹脂を用いても変形しなくな
り、高価な耐熱性の高い樹脂を用いる必要がなくなり、
材料コストの価格低減によりコスト低減することができ
る。さらに、ドア(ドアスクリーン)を人が触れても火
傷しなくなる。
【0047】また、本発明の請求項2記載の電子レンジ
によれば、ドアをその内部及び室内側表面の双方から冷
却することが可能となり、ドアの温度上昇をさらに軽減
することができる。
【0048】したがって、請求項1記載の効果に加えて
ドアをより効果的に冷却することができる。
【0049】さらに、本発明の請求項3記載の電子レン
ジによれば、電気部品及びドアの双方を単一の冷却ファ
ンによる冷却風にて冷却することができる。
【0050】したがって、請求項1又は2記載の効果に
加えて電気部品の熱による破損を防止することができ
る。
【0051】加えて、本発明の請求項4記載の電子レン
ジによれば、本体前面に、前記冷却ファンの駆動により
発生する冷却風を排気する本体前面排気口を設けるとと
もに、前記ドアに、前記本体前面排気口に対向配置され
当該本体前面排気口から排気された冷却風を前記ドア内
空気通路に導くドア吸気口と、前記ドア内空気通路に導
かれた冷却風を排気するドア排気口とを設けたので、請
求項1記載の効果に加えて本体前面がドアにて覆われる
ことになり、ドアを開いた際に本体前面に該前面より突
出する突出物が存在することを防止することができる。
【0052】したがって、使用者が被加熱物の取り出し
を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態よりなる電子レンジの構
造を示す斜視図である。
【図2】同じく電子レンジの構造を示す側面断面図であ
る。
【図3】図1に示すドアの構造を示す背面図である。
【図4】図2に示す仕切り板一体型ダクトの構造を示す
斜視図である。
【図5】本発明の他の実施の形態よりなる電子レンジの
構造を示す斜視図である。
【図6】従来の電子レンジの構造を示す斜視図である。
【符号の説明】 21 本体 22 本体吸気口 23 冷却ファン 24 マグネトロン(電気部品) 25 高圧トランス(電気部品) 28 操作パネル 32 上ヒータ 33 下ヒータ 34 加熱室 36 本体前面排気口 37 側面側室内吸気口 38 天面側室内吸気口 40 ドア 46 ドア吸気口 47 ドア排気口 48 ドア内空気通路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に加熱室および冷却ファンが配設さ
    れた本体と、前記加熱室に配設されたヒータと、前記加
    熱室の前面開口部を開閉自在とするドアとを備え、前記
    ドア内部に該ドア表面に対して略平行に冷却風を導くド
    ア内空気通路を有してなる電子レンジにおいて、 前記本体に、前記冷却ファンの駆動により発生する冷却
    風を排気する本体排気口を設けるとともに、前記ドア
    に、前記本体排気口から排気された冷却風を前記ドア内
    空気通路に導くドア吸気口と、前記ドア内空気通路に導
    かれた冷却風を排気するドア排気口とを設けたことを特
    徴とする電子レンジ。
  2. 【請求項2】 前記加熱室の内壁に前記冷却ファンの駆
    動により発生する冷却風の一部をドア室内側表面に導く
    室内吸気口を設けたことを特徴とする請求項1記載の電
    子レンジ。
  3. 【請求項3】 前記冷却ファンから前記本体排気口又は
    室内吸気口への冷却風の本体内空気通路に電気部品を配
    設したことを特徴とする請求項1又は2記載の電子レン
    ジ。
  4. 【請求項4】 内部に加熱室および冷却ファンが配設さ
    れた本体と、前記加熱室に配設されたヒータと、前記加
    熱室の前面開口部を開閉自在とするドアとを備え、前記
    ドア内部に該ドア表面に対して略平行に冷却風を導くド
    ア内空気通路を有してなる電子レンジにおいて、 前記本体前面に、前記冷却ファンの駆動により発生する
    冷却風を排気する本体前面排気口を設けるとともに、前
    記ドアに、前記本体前面排気口に対向配置され当該本体
    前面排気口から排気された冷却風を前記ドア内空気通路
    に導くドア吸気口と、前記ドア内空気通路に導かれた冷
    却風を排気するドア排気口とを設けたことを特徴とする
    電子レンジ。
JP3774796A 1996-02-26 1996-02-26 電子レンジ Pending JPH09229377A (ja)

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