JPH09203248A - 開き扉の把手装置 - Google Patents
開き扉の把手装置Info
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- JPH09203248A JPH09203248A JP1227196A JP1227196A JPH09203248A JP H09203248 A JPH09203248 A JP H09203248A JP 1227196 A JP1227196 A JP 1227196A JP 1227196 A JP1227196 A JP 1227196A JP H09203248 A JPH09203248 A JP H09203248A
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- Japan
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- door
- casing
- operation piece
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- piece
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- Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 開き扉の把手装置を薄型とし、扉面からの突
出量を小さくする。 【解決手段】 開き扉2の扉面2A,2Bに略平行な面
で開口し、かつ手の指Fを挿通できる大きさを有する操
作口部20を備えたケーシング6と、ケーシング6内で
上下動自在とされた操作片7と、該操作片7を下方に押
動させることにより、扉枠側に係合して開き扉2を閉状
態に保持する閉扉保持装置5のラッチ14の扉枠側スト
ライクへの係合を解除させる連動手段9とで構成し、前
記操作片7と連動手段9を同一収納空間8内に配設す
る。
出量を小さくする。 【解決手段】 開き扉2の扉面2A,2Bに略平行な面
で開口し、かつ手の指Fを挿通できる大きさを有する操
作口部20を備えたケーシング6と、ケーシング6内で
上下動自在とされた操作片7と、該操作片7を下方に押
動させることにより、扉枠側に係合して開き扉2を閉状
態に保持する閉扉保持装置5のラッチ14の扉枠側スト
ライクへの係合を解除させる連動手段9とで構成し、前
記操作片7と連動手段9を同一収納空間8内に配設す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開き扉の把手装置
に関するものである。
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、建物の室内用の開き扉には、図
13に示すような、開き扉51の扉面51A,51Bか
ら突出するL型のレバーハンドル52や、握り玉タイプ
のドアノブ(図示せず)等が設けられており、このレバ
ーハンドル52やドアノブを回動させることにより、開
き扉51に設けられた閉扉保持装置(空錠や本締め錠
等)53のラッチ54を、連動機構(図示省略)及び回
動軸55を介して、扉枠56に設けたストライク57の
略方形状の係合孔58から脱出させ、その係合を解除さ
せるようになっている。
13に示すような、開き扉51の扉面51A,51Bか
ら突出するL型のレバーハンドル52や、握り玉タイプ
のドアノブ(図示せず)等が設けられており、このレバ
ーハンドル52やドアノブを回動させることにより、開
き扉51に設けられた閉扉保持装置(空錠や本締め錠
等)53のラッチ54を、連動機構(図示省略)及び回
動軸55を介して、扉枠56に設けたストライク57の
略方形状の係合孔58から脱出させ、その係合を解除さ
せるようになっている。
【0003】したがって、この種の開き扉を開閉するに
は、レバーハンドル52やドアノブ等を回動させたま
ま、これを手前側へ引き寄せたり又は押し込んだりして
いる。
は、レバーハンドル52やドアノブ等を回動させたま
ま、これを手前側へ引き寄せたり又は押し込んだりして
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記開き扉
51に設けたレバーハンドル52やドアノブ等は、扉面
51A,51Bからの突出長さが大であるため、廊下や
部屋を実質的に狭くし、かつ、居住者の衣服や持ち物を
引掛る恐れがあり、廊下を挟んで両側に開き扉を設ける
場合、対向させると廊下の実質幅がさらに狭くなるの
で、互いに平行にずらして配置しなければならないとい
う制約を受けている。
51に設けたレバーハンドル52やドアノブ等は、扉面
51A,51Bからの突出長さが大であるため、廊下や
部屋を実質的に狭くし、かつ、居住者の衣服や持ち物を
引掛る恐れがあり、廊下を挟んで両側に開き扉を設ける
場合、対向させると廊下の実質幅がさらに狭くなるの
で、互いに平行にずらして配置しなければならないとい
う制約を受けている。
【0005】したがって、扉面からの突出物は極力設け
たくないというニーズがある。このニーズに応えるに
は、突出物であるレバーハンドル52やドアノブ自体の
小型化を図ることが考えられるが、これでは開き扉の開
閉操作が却ってやり難くなるので、従来では、むしろレ
バーハンドルやドアノブを目立つ大きさや形状にして、
意匠性の向上を図ると共に、注意を喚起することによ
り、人との干渉を防止するようにしている。
たくないというニーズがある。このニーズに応えるに
は、突出物であるレバーハンドル52やドアノブ自体の
小型化を図ることが考えられるが、これでは開き扉の開
閉操作が却ってやり難くなるので、従来では、むしろレ
バーハンドルやドアノブを目立つ大きさや形状にして、
意匠性の向上を図ると共に、注意を喚起することによ
り、人との干渉を防止するようにしている。
【0006】本発明は、上述のような実状に鑑みてなさ
れたもので、開き扉の開閉操作を阻害することなく、そ
の扉面からの突出量を可及的に小さく薄型にできる開き
扉の把手装置を提供することを目的としている。
れたもので、開き扉の開閉操作を阻害することなく、そ
の扉面からの突出量を可及的に小さく薄型にできる開き
扉の把手装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明の開き扉の把手装置は、開き扉の扉面に略平行な面で
開口し、かつ、手の指を挿通できる大きさを有する操作
口部を備えたケーシングと、該ケーシング内で扉面と平
行に上下動自在とされた操作片と、該操作片を押動させ
ることにより、扉枠側に係合して前記開き扉を閉状態に
保持する閉扉保持装置の前記扉枠側への係合を解除させ
る連動手段とを備え、前記連動手段を収納している扉面
と前記ケーシング前面壁との収納空間内に、前記操作片
を配設したことを特徴としている(請求項1)。
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明の開き扉の把手装置は、開き扉の扉面に略平行な面で
開口し、かつ、手の指を挿通できる大きさを有する操作
口部を備えたケーシングと、該ケーシング内で扉面と平
行に上下動自在とされた操作片と、該操作片を押動させ
ることにより、扉枠側に係合して前記開き扉を閉状態に
保持する閉扉保持装置の前記扉枠側への係合を解除させ
る連動手段とを備え、前記連動手段を収納している扉面
と前記ケーシング前面壁との収納空間内に、前記操作片
を配設したことを特徴としている(請求項1)。
【0008】上記本発明にあっては、操作片がケーシン
グ内で上下動するように設けられているので、扉面から
の突出物をケーシングのみにでき、かつその扉面からの
突出量を可及的に小さく、薄型とすることができる。こ
の場合、ケーシングの前記操作口部から手の指をケーシ
ング内に挿入し、操作片を上下方向に押動するだけで、
操作片が前記連動手段を作動し、閉扉保持装置の扉枠側
との係合が解除され、操作片を押動したままの状態では
手の指がケーシング前面壁に引掛っているので、そのま
ま開き扉を押し引きすることにより、これを開閉するこ
とができる。
グ内で上下動するように設けられているので、扉面から
の突出物をケーシングのみにでき、かつその扉面からの
突出量を可及的に小さく、薄型とすることができる。こ
の場合、ケーシングの前記操作口部から手の指をケーシ
ング内に挿入し、操作片を上下方向に押動するだけで、
操作片が前記連動手段を作動し、閉扉保持装置の扉枠側
との係合が解除され、操作片を押動したままの状態では
手の指がケーシング前面壁に引掛っているので、そのま
ま開き扉を押し引きすることにより、これを開閉するこ
とができる。
【0009】本発明においては、前記操作片の一部を、
前記ケーシングの操作口部からケーシング外に延出した
場合(請求項2)、これをケーシング前面壁外面に沿わ
せることにより、ケーシング前面壁からの突出量を小さ
くでき、操作片の延出部を上下方向に押動することで、
操作口部から手の指をケーシング内に挿入しないでも、
即ち、両手に物を持っていても、手の甲や、腕、肘で操
作片を押動させて、開き扉を開閉できる。
前記ケーシングの操作口部からケーシング外に延出した
場合(請求項2)、これをケーシング前面壁外面に沿わ
せることにより、ケーシング前面壁からの突出量を小さ
くでき、操作片の延出部を上下方向に押動することで、
操作口部から手の指をケーシング内に挿入しないでも、
即ち、両手に物を持っていても、手の甲や、腕、肘で操
作片を押動させて、開き扉を開閉できる。
【0010】また、本発明において、前記ケーシング
を、扉面に取付基板を介して取付け、該基板の上端部を
扉面から離れる方向に屈曲してケーシングの引掛部と
し、前記基板の下端部を前方上向きに屈曲してケーシン
グの固着部とすることにより(請求項3)、ケーシング
を簡単にかつ体裁よく取付けることができ、把手装置が
強靱になる。
を、扉面に取付基板を介して取付け、該基板の上端部を
扉面から離れる方向に屈曲してケーシングの引掛部と
し、前記基板の下端部を前方上向きに屈曲してケーシン
グの固着部とすることにより(請求項3)、ケーシング
を簡単にかつ体裁よく取付けることができ、把手装置が
強靱になる。
【0011】さらに、本発明において、前記ケーシング
の前面壁に、前記操作片のストッパー兼施錠部材を、ケ
ーシングの外部から操作可能に装着した場合(請求項
4)、前記ストッパー兼施錠部材を操作して、操作片の
移動を停止させることで、閉扉保持装置の係合解除動作
を阻止し、開き扉の施錠状態とすることができる。
の前面壁に、前記操作片のストッパー兼施錠部材を、ケ
ーシングの外部から操作可能に装着した場合(請求項
4)、前記ストッパー兼施錠部材を操作して、操作片の
移動を停止させることで、閉扉保持装置の係合解除動作
を阻止し、開き扉の施錠状態とすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づき説明する。図1乃至図4は、本発明の実施形
態の一つである把手装置1を、開き扉2に取付けた状態
を示している。なお、開き扉2は、扉枠3の一側に蝶番
4を介して取付けられ蝶番4の竪軸心回りに回動して開
閉されるようになっており、前記蝶番4の反対側端部に
装着された閉扉保持装置5(本例では空錠)により、前
記扉2の閉止時に扉枠3との間で係合状態を保持できる
ようになっている。
面に基づき説明する。図1乃至図4は、本発明の実施形
態の一つである把手装置1を、開き扉2に取付けた状態
を示している。なお、開き扉2は、扉枠3の一側に蝶番
4を介して取付けられ蝶番4の竪軸心回りに回動して開
閉されるようになっており、前記蝶番4の反対側端部に
装着された閉扉保持装置5(本例では空錠)により、前
記扉2の閉止時に扉枠3との間で係合状態を保持できる
ようになっている。
【0013】前記把手装置1は、上下方向に長い長方形
の箱蓋型をしたケーシング6と、該ケーシング6内で上
下動自在とされた操作片7と、該操作片7の収納空間8
に収納され、かつ前記閉扉保持装置5の扉枠3への係合
を解除させる連動手段9と、操作片7を上方に付勢しか
つ復帰させるコイルばね10と、ケーシング6の取付基
板11と、操作片7の下降動を阻止するストッパー兼施
錠部材12とにより主構成されている。
の箱蓋型をしたケーシング6と、該ケーシング6内で上
下動自在とされた操作片7と、該操作片7の収納空間8
に収納され、かつ前記閉扉保持装置5の扉枠3への係合
を解除させる連動手段9と、操作片7を上方に付勢しか
つ復帰させるコイルばね10と、ケーシング6の取付基
板11と、操作片7の下降動を阻止するストッパー兼施
錠部材12とにより主構成されている。
【0014】前記閉扉保持装置5は、従来一般に採用さ
れているもので、図11に例示しているように、直方形
ケース13内に水平方向に出退自在に設けられたラッチ
14と、ケース13をラッチ14の移動方向と直交方向
に貫通すると共に前記扉2を内外方向に貫通した四角断
面の回動操作軸15と、該軸15が嵌合された連動機構
(図示省略)の回動ボス16と、該ボス16にこれを巻
回状に設けた復帰ばね17等からなっている。
れているもので、図11に例示しているように、直方形
ケース13内に水平方向に出退自在に設けられたラッチ
14と、ケース13をラッチ14の移動方向と直交方向
に貫通すると共に前記扉2を内外方向に貫通した四角断
面の回動操作軸15と、該軸15が嵌合された連動機構
(図示省略)の回動ボス16と、該ボス16にこれを巻
回状に設けた復帰ばね17等からなっている。
【0015】そして、前記復帰ばね17は、ラッチ14
を常時進出(ストライク18の係合孔19に嵌入係合)
する方向(図中矢印イ方向)に付勢している。したがっ
て、前記回動操作軸15を図中矢印ハ方向に回動するこ
とにより、ラッチ14を連動機構を介して退入(図中矢
印ロで示す方向に移動)させ、ストライク18の係合孔
19から脱出させて、係合を解除させるようになってい
る。
を常時進出(ストライク18の係合孔19に嵌入係合)
する方向(図中矢印イ方向)に付勢している。したがっ
て、前記回動操作軸15を図中矢印ハ方向に回動するこ
とにより、ラッチ14を連動機構を介して退入(図中矢
印ロで示す方向に移動)させ、ストライク18の係合孔
19から脱出させて、係合を解除させるようになってい
る。
【0016】なお、前記回動操作軸15の両端部は、開
き扉2の扉面2A,2B(室内側・室外側面)から突出
され、該両端部に前記連動手段9が嵌合される。前記把
手装置1のケーシング6は、図5,図6にも示している
ように、正面視縦長の長方形を呈する背面開放の薄い箱
蓋型で、その前面壁6Aが前記扉2の扉面2A,2Bと
平行とされ、該前面壁6Aには、上部に横長でかつ、手
の指Fを複数本挿通できる大きさを有する操作口部20
が設けられ、その下方に縦長の長孔21及び前記施錠部
材12の装着窓22(正面視H型)が設けられている。
き扉2の扉面2A,2B(室内側・室外側面)から突出
され、該両端部に前記連動手段9が嵌合される。前記把
手装置1のケーシング6は、図5,図6にも示している
ように、正面視縦長の長方形を呈する背面開放の薄い箱
蓋型で、その前面壁6Aが前記扉2の扉面2A,2Bと
平行とされ、該前面壁6Aには、上部に横長でかつ、手
の指Fを複数本挿通できる大きさを有する操作口部20
が設けられ、その下方に縦長の長孔21及び前記施錠部
材12の装着窓22(正面視H型)が設けられている。
【0017】そして、ケーシング6の下側縁6Bは、そ
の開放端が下がる傾斜面とされ、複数の取付ねじ挿通孔
23が設けられている。また、ケーシング6の前面壁6
Aには、その背面側に、前記操作口部20の上端縁及び
左右両側端縁から後方に張り出しかつ背面壁24Aを形
成する下方開放の内ポケット24が設けられている。な
お、該内ポケット24の背面壁24Aは、ケーシング6
の開放端縁6Cよりも後方に張り出されると共に、前記
長孔21よりも下方位置まで延びており、前記長孔21
に対応してピン螺着用の工具挿通孔25が設けられてい
る。
の開放端が下がる傾斜面とされ、複数の取付ねじ挿通孔
23が設けられている。また、ケーシング6の前面壁6
Aには、その背面側に、前記操作口部20の上端縁及び
左右両側端縁から後方に張り出しかつ背面壁24Aを形
成する下方開放の内ポケット24が設けられている。な
お、該内ポケット24の背面壁24Aは、ケーシング6
の開放端縁6Cよりも後方に張り出されると共に、前記
長孔21よりも下方位置まで延びており、前記長孔21
に対応してピン螺着用の工具挿通孔25が設けられてい
る。
【0018】前記操作片7は、図7〜図9にも示してい
るように、正面視略門形の操作片本体7Aと、一部が外
側操作部26とされかつ他方が内側操作部27とされた
押動操作体7Bとからなっている。前記操作片本体7A
は、その上部下面に若干右脚部30寄りに連動操作突部
28を備え、両側脚部29,30下端が前記コイルばね
10により常時上向き(図中矢印ホ方向)に付勢される
ようになっており、左脚部29下端に前記ストッパー兼
施錠部材12の係止される係止突起31が、右脚部30
方向に突設されている。そして、該操作片本体7Aは、
前記ケーシング6の前面壁6A下部と前記取付基板11
下部との間に形成される前記収納空間8内に、上下方向
移動自在に嵌装される。
るように、正面視略門形の操作片本体7Aと、一部が外
側操作部26とされかつ他方が内側操作部27とされた
押動操作体7Bとからなっている。前記操作片本体7A
は、その上部下面に若干右脚部30寄りに連動操作突部
28を備え、両側脚部29,30下端が前記コイルばね
10により常時上向き(図中矢印ホ方向)に付勢される
ようになっており、左脚部29下端に前記ストッパー兼
施錠部材12の係止される係止突起31が、右脚部30
方向に突設されている。そして、該操作片本体7Aは、
前記ケーシング6の前面壁6A下部と前記取付基板11
下部との間に形成される前記収納空間8内に、上下方向
移動自在に嵌装される。
【0019】前記押動操作体7Bは、反転U字状断面を
有する外側操作部26の内側下端が、水平な方形板状内
側操作部27の前端に連接されてなり、外側操作部26
の前面側がケーシング6の前面壁6Aの外側に位置せら
れて、手の甲や肘・腕等によっても押動しうるようにし
てある。そして、内側操作部27は、ケーシング6の内
ポケット24内を上下動可能な大きさとされ、手の指F
先で図1中矢印ヘで示す方向に押動しうるようになって
いる。
有する外側操作部26の内側下端が、水平な方形板状内
側操作部27の前端に連接されてなり、外側操作部26
の前面側がケーシング6の前面壁6Aの外側に位置せら
れて、手の甲や肘・腕等によっても押動しうるようにし
てある。そして、内側操作部27は、ケーシング6の内
ポケット24内を上下動可能な大きさとされ、手の指F
先で図1中矢印ヘで示す方向に押動しうるようになって
いる。
【0020】また、前記外側操作部26は、前面側中央
下方に三角状の下垂部26Aを備え、該下垂部26Aが
ケーシング6の前面壁6Aに設けた長孔21を覆い、外
側から長孔21が見えないようにしてある。さらに、外
側操作部26の背面側には、左右方向中央に位置して、
前記ケーシング6の長孔21に嵌入するストッパーピン
32が螺着されている。なお、このピン32の螺着は、
前記内ポケット24の背面壁24Aに設けた前記工具挿
通孔25を利用して、ドライバー等の工具により行われ
る。
下方に三角状の下垂部26Aを備え、該下垂部26Aが
ケーシング6の前面壁6Aに設けた長孔21を覆い、外
側から長孔21が見えないようにしてある。さらに、外
側操作部26の背面側には、左右方向中央に位置して、
前記ケーシング6の長孔21に嵌入するストッパーピン
32が螺着されている。なお、このピン32の螺着は、
前記内ポケット24の背面壁24Aに設けた前記工具挿
通孔25を利用して、ドライバー等の工具により行われ
る。
【0021】前記連動手段9は、ボス部9Aを有するレ
バー9Bからなり、該ボス部9Aには角孔33が貫通状
に設けられ、前記閉扉保持装置5の回動操作軸15端が
嵌合されている。また、前記連動手段9のレバー9Bの
厚さ(前後幅)は、前記操作片本体7Aの脚部29,3
0の厚さと同じ寸法とされ、前記収納空間8内に回動自
在に収納されている。そして、該レバー9Bの上端面
が、前記操作片7の連動操作突部28の下端(先端)
に、前記復帰ばね17の付勢力により常に当接するよう
になっている。
バー9Bからなり、該ボス部9Aには角孔33が貫通状
に設けられ、前記閉扉保持装置5の回動操作軸15端が
嵌合されている。また、前記連動手段9のレバー9Bの
厚さ(前後幅)は、前記操作片本体7Aの脚部29,3
0の厚さと同じ寸法とされ、前記収納空間8内に回動自
在に収納されている。そして、該レバー9Bの上端面
が、前記操作片7の連動操作突部28の下端(先端)
に、前記復帰ばね17の付勢力により常に当接するよう
になっている。
【0022】前記取付基板11は、図10にも示してい
るように、横幅が前記ケーシング6の内ポケット24両
側壁の外面間隔と同じで、かつケーシング6内に入る縦
長の正面視略長方形とされ、その中央よりも若干上部
が、ケーシング6の内ポケット24を嵌合させうるよう
に側面視コ字状に突出してポケット嵌合部34とされて
いる。
るように、横幅が前記ケーシング6の内ポケット24両
側壁の外面間隔と同じで、かつケーシング6内に入る縦
長の正面視略長方形とされ、その中央よりも若干上部
が、ケーシング6の内ポケット24を嵌合させうるよう
に側面視コ字状に突出してポケット嵌合部34とされて
いる。
【0023】そして、前記基板11の下半部の左右両側
端には、前方に突出する操作片7の上下動案内片35が
対向状に設けられ、該案内片35の下半部が前記コイル
ばね10の位置決め保持部35Aとされている。なお、
前記案内片35の間隔は、前記操作片本体7Aの両脚部
29,30外端面間隔と同じか或いは若干狭くされ、操
作片本体7Aの上下動を円滑に行いうるようにしてあ
る。
端には、前方に突出する操作片7の上下動案内片35が
対向状に設けられ、該案内片35の下半部が前記コイル
ばね10の位置決め保持部35Aとされている。なお、
前記案内片35の間隔は、前記操作片本体7Aの両脚部
29,30外端面間隔と同じか或いは若干狭くされ、操
作片本体7Aの上下動を円滑に行いうるようにしてあ
る。
【0024】前記取付基板11の上端部は、左右両端の
固定部36を除いて、斜め前方に切り起こされ、ケーシ
ング6の引掛部37とされている。そして、前記固定部
36に、扉面2A,2Bへの取付孔38が夫々設けられ
ている。また、取付基板11の下端部は、前方上向きに
屈曲されてケーシング6の固着部39とされ、ケーシン
グ6の前記取付ねじ挿通孔23に対応して、固着部39
に取付ねじ孔40が設けられている。
固定部36を除いて、斜め前方に切り起こされ、ケーシ
ング6の引掛部37とされている。そして、前記固定部
36に、扉面2A,2Bへの取付孔38が夫々設けられ
ている。また、取付基板11の下端部は、前方上向きに
屈曲されてケーシング6の固着部39とされ、ケーシン
グ6の前記取付ねじ挿通孔23に対応して、固着部39
に取付ねじ孔40が設けられている。
【0025】さらに、取付基板11の下部には、下側か
ら見て溝形を呈するコイルばね10の位置決め保持部材
41が、固定ビス42により固着され、該部材41の下
側に扉面2A,2Bへの取付孔38が設けられている。
そして、前記位置決め保持部35Aと、位置決め保持部
材41の保持片41Aとの間に、前記コイルばね10が
保持されるようになっている。
ら見て溝形を呈するコイルばね10の位置決め保持部材
41が、固定ビス42により固着され、該部材41の下
側に扉面2A,2Bへの取付孔38が設けられている。
そして、前記位置決め保持部35Aと、位置決め保持部
材41の保持片41Aとの間に、前記コイルばね10が
保持されるようになっている。
【0026】前記取付基板11には、連動手段9のボス
部9Aを貫通する孔43が、前記ポケット嵌合部34の
下方に位置して設けられ、該孔43と前記保持部材41
との間に、側面視コ字状の前記施錠部材12の保持案内
体44が、ケーシング6の前記装着窓22に対応して固
着されている。前記ストッパー兼施錠部材12は、直方
体状を呈する摺動係止体12Aと、これの前面側に突設
された操作釦12Bとからなり、前記係止体12Aが前
記保持案内体44により左右横方向摺動可能に保持され
るように、前記ケーシング6の装着窓22を利用して装
着され、その操作釦12Bがケーシング6の前面壁6A
の外側から押動操作できるようになっている。
部9Aを貫通する孔43が、前記ポケット嵌合部34の
下方に位置して設けられ、該孔43と前記保持部材41
との間に、側面視コ字状の前記施錠部材12の保持案内
体44が、ケーシング6の前記装着窓22に対応して固
着されている。前記ストッパー兼施錠部材12は、直方
体状を呈する摺動係止体12Aと、これの前面側に突設
された操作釦12Bとからなり、前記係止体12Aが前
記保持案内体44により左右横方向摺動可能に保持され
るように、前記ケーシング6の装着窓22を利用して装
着され、その操作釦12Bがケーシング6の前面壁6A
の外側から押動操作できるようになっている。
【0027】そして、前記係止体12Aの前面には、青
と赤の着色が施され(図2参照)、該係止体12Aが図
2に示す位置即ち、前記操作片本体7Aの係止突起31
に係止しない位置のときに、青色が装着窓22の左側の
青表示開口22Aから見られ、このとき、操作釦12B
が右側の赤表示開口22Bと中央開口22Cを塞ぐよう
になっている。したがって、操作釦12Bを左方向に押
動して前記係止体12Aを、図2に2点鎖線で示す位置
に移動させることにより、操作片本体7Aの係止突起3
1と係合状態、即ち施錠状態になると共に、前記赤表示
開口22Bが開いて、係止体12Aの赤色が外側から見
られ、施錠状態になっていることを知ることができる。
と赤の着色が施され(図2参照)、該係止体12Aが図
2に示す位置即ち、前記操作片本体7Aの係止突起31
に係止しない位置のときに、青色が装着窓22の左側の
青表示開口22Aから見られ、このとき、操作釦12B
が右側の赤表示開口22Bと中央開口22Cを塞ぐよう
になっている。したがって、操作釦12Bを左方向に押
動して前記係止体12Aを、図2に2点鎖線で示す位置
に移動させることにより、操作片本体7Aの係止突起3
1と係合状態、即ち施錠状態になると共に、前記赤表示
開口22Bが開いて、係止体12Aの赤色が外側から見
られ、施錠状態になっていることを知ることができる。
【0028】本発明に係る上記把手装置1を、開き扉2
の扉面2A,2Bに取付ける場合、すでに装着されてい
る閉扉保持装置5の回動操作軸15を基準にして形成さ
れた扉面2A,2Bの取付凹部45,46(図1参照)
に、取付基板11のポケット嵌合部34を夫々嵌め込ん
で、取付ねじ47により前記取付孔38を利用して取付
基板11を開き扉2に取付ける。そして、連動手段9の
ボス部9Aを、その角孔33を回動操作軸15端に夫々
レバー9Bが図2に実線で示す状態となるように嵌合さ
せて取付け、前記操作片本体7Aを組み込む。
の扉面2A,2Bに取付ける場合、すでに装着されてい
る閉扉保持装置5の回動操作軸15を基準にして形成さ
れた扉面2A,2Bの取付凹部45,46(図1参照)
に、取付基板11のポケット嵌合部34を夫々嵌め込ん
で、取付ねじ47により前記取付孔38を利用して取付
基板11を開き扉2に取付ける。そして、連動手段9の
ボス部9Aを、その角孔33を回動操作軸15端に夫々
レバー9Bが図2に実線で示す状態となるように嵌合さ
せて取付け、前記操作片本体7Aを組み込む。
【0029】なお、取付基板11には、コイルばね10
及び位置決め保持部材41を、前もって取付けてある。
また、ケーシング6には、その前面壁6Aに、操作片7
の押動操作体7Bをストッパーピン32により取付ける
と共に、ストッパー兼施錠部材12を取付けてある。次
いで、前記ケーシング6を、その上端縁を取付基板11
の引掛部37に引掛け、内ポケット24がポケット嵌合
部34に嵌合するように、しかも前記ストッパー兼施錠
部材12が保持案内体44に嵌合するように当てがっ
て、ケーシング6の下側縁6Bを前記基板11の固着部
39に当接させ、固着ねじ48を前記挿通孔23から固
着部39の取付ねじ孔40にねじ込んで、ケーシング6
を固着する。以上のようにして、開き扉2の内外両扉面
2A,2Bに、夫々把手装置1を取付けることができ
る。
及び位置決め保持部材41を、前もって取付けてある。
また、ケーシング6には、その前面壁6Aに、操作片7
の押動操作体7Bをストッパーピン32により取付ける
と共に、ストッパー兼施錠部材12を取付けてある。次
いで、前記ケーシング6を、その上端縁を取付基板11
の引掛部37に引掛け、内ポケット24がポケット嵌合
部34に嵌合するように、しかも前記ストッパー兼施錠
部材12が保持案内体44に嵌合するように当てがっ
て、ケーシング6の下側縁6Bを前記基板11の固着部
39に当接させ、固着ねじ48を前記挿通孔23から固
着部39の取付ねじ孔40にねじ込んで、ケーシング6
を固着する。以上のようにして、開き扉2の内外両扉面
2A,2Bに、夫々把手装置1を取付けることができ
る。
【0030】上記実施形態によれば、操作片7は、通常
(操作しない状態)コイルばね10の付勢力及び閉扉保
持装置5の復帰ばね17の付勢力により、上限に位置し
ており、ラッチ14が進出(閉扉保持)状態にある。そ
こで、図1に示すように、手の指Fをケーシング6の操
作口部20から内ポケット24内に挿入し、指先で押動
操作体7Bの内側操作部27を、図中矢印ヘで示す下方
にコイルばね10及び復帰ばね17の付勢力に抗して押
動することにより、操作片本体7Aが下降動してその連
動操作突部28が連動手段9のレバー9Bの先端部を下
方へ押し、図中矢印ハで示す方向に連動手段9を介して
回動操作軸15を回動させる。
(操作しない状態)コイルばね10の付勢力及び閉扉保
持装置5の復帰ばね17の付勢力により、上限に位置し
ており、ラッチ14が進出(閉扉保持)状態にある。そ
こで、図1に示すように、手の指Fをケーシング6の操
作口部20から内ポケット24内に挿入し、指先で押動
操作体7Bの内側操作部27を、図中矢印ヘで示す下方
にコイルばね10及び復帰ばね17の付勢力に抗して押
動することにより、操作片本体7Aが下降動してその連
動操作突部28が連動手段9のレバー9Bの先端部を下
方へ押し、図中矢印ハで示す方向に連動手段9を介して
回動操作軸15を回動させる。
【0031】この回動操作軸15の回動により、連動機
構を介して前記ラッチ14が退入(図中矢印ロ方向へ移
動)し係合解除状態となる。そこで、操作片7を押動し
たままの指で、開き扉2を押し或いは引くことにより、
開閉することができる。そして、手の指Fによる操作片
7の押動を中止すると、前記復帰ばね17によりラッチ
14が進出(図中矢印イ方向に移動)し、操作片7がコ
イルばね10により図1に矢印ホで示す方向に上昇復帰
する。
構を介して前記ラッチ14が退入(図中矢印ロ方向へ移
動)し係合解除状態となる。そこで、操作片7を押動し
たままの指で、開き扉2を押し或いは引くことにより、
開閉することができる。そして、手の指Fによる操作片
7の押動を中止すると、前記復帰ばね17によりラッチ
14が進出(図中矢印イ方向に移動)し、操作片7がコ
イルばね10により図1に矢印ホで示す方向に上昇復帰
する。
【0032】なお、上記実施形態では、操作片7の外側
操作部26を、手の平、甲或いは肘や腕等で押し下げる
ことにより、前述と同様に、ラッチ14を図2に矢印ロ
で示す方向に退入させ、係合解除状態とすることがで
き、したがって、両手に物を持っている場合でも、ラッ
チ14の係合解除を行うことができる。上記実施形態に
おいて、前記操作片7は、図12に示すように、操作片
本体7Aと押動操作体7Bとを一体的に形成することが
でき、また、回動操作軸15は、別部品として後付けす
ることができる。
操作部26を、手の平、甲或いは肘や腕等で押し下げる
ことにより、前述と同様に、ラッチ14を図2に矢印ロ
で示す方向に退入させ、係合解除状態とすることがで
き、したがって、両手に物を持っている場合でも、ラッ
チ14の係合解除を行うことができる。上記実施形態に
おいて、前記操作片7は、図12に示すように、操作片
本体7Aと押動操作体7Bとを一体的に形成することが
でき、また、回動操作軸15は、別部品として後付けす
ることができる。
【0033】本発明の上記実施形態によれば、ケーシン
グ6に内ポケット24を設けているので、ケーシング6
の厚さを非常に薄く、即ち、扉面2A,2Bからの突出
量を可及的に小さくでき、意匠性の向上はもとより、廊
下や部屋を実質的に広くするのに役立てることが可能で
あり、開き扉2のプレハブ化に寄与するところ大であ
る。
グ6に内ポケット24を設けているので、ケーシング6
の厚さを非常に薄く、即ち、扉面2A,2Bからの突出
量を可及的に小さくでき、意匠性の向上はもとより、廊
下や部屋を実質的に広くするのに役立てることが可能で
あり、開き扉2のプレハブ化に寄与するところ大であ
る。
【0034】本発明は、上記実施形態に限定されるもの
ではなく、適宜設計変更可能である。例えば、内ポケッ
ト24は、その深さ(扉面2A,2Bと直交する方向の
寸法)を小さくし或いはケーシング開放端6Cから突出
しない状態とすることができ、また、取付基板11、ス
トッパー兼施錠部材12さらにはコイルばね10の夫々
又は全部を無くすることができる。なお、コイルばね1
0を設けない場合、閉扉保持装置5の復帰ばね17の戻
り付勢力には余裕を持たせてあるので、該復帰ばね17
の付勢力で操作片7の戻り付勢をも兼用させることが可
能である。前記施錠部材12は、室内側の把手装置1の
みに設けることができる。
ではなく、適宜設計変更可能である。例えば、内ポケッ
ト24は、その深さ(扉面2A,2Bと直交する方向の
寸法)を小さくし或いはケーシング開放端6Cから突出
しない状態とすることができ、また、取付基板11、ス
トッパー兼施錠部材12さらにはコイルばね10の夫々
又は全部を無くすることができる。なお、コイルばね1
0を設けない場合、閉扉保持装置5の復帰ばね17の戻
り付勢力には余裕を持たせてあるので、該復帰ばね17
の付勢力で操作片7の戻り付勢をも兼用させることが可
能である。前記施錠部材12は、室内側の把手装置1の
みに設けることができる。
【0035】さらに、操作片7は、外側操作部26のな
い、即ち、ケーシング6の前面壁6Aから外側に露出し
ない構造、或いは他の構造を採用することもでき、ま
た、連動手段9と連結することもできる。そして、連動
手段9をピニオンとし、操作片7にラック部を設けて係
合させるなど、他の連動機構を採用できる。なお、操作
片7を上向きに押動させて連動手段9を回動させる構造
とすることができるほか、連動手段9のボス部9Aの厚
さをレバー9Bの厚さと同じとすることができる。
い、即ち、ケーシング6の前面壁6Aから外側に露出し
ない構造、或いは他の構造を採用することもでき、ま
た、連動手段9と連結することもできる。そして、連動
手段9をピニオンとし、操作片7にラック部を設けて係
合させるなど、他の連動機構を採用できる。なお、操作
片7を上向きに押動させて連動手段9を回動させる構造
とすることができるほか、連動手段9のボス部9Aの厚
さをレバー9Bの厚さと同じとすることができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、ケーシングが可及
的に薄くなり、扉面からの突出量を小さくでき、しかも
開閉操作を阻害しない(請求項1)。また、本発明によ
れば、操作片の一部がケーシング外に延出されているの
で、両手に物を持っているときも、手の甲や肘、腕等に
より操作可能である(請求項2)。
的に薄くなり、扉面からの突出量を小さくでき、しかも
開閉操作を阻害しない(請求項1)。また、本発明によ
れば、操作片の一部がケーシング外に延出されているの
で、両手に物を持っているときも、手の甲や肘、腕等に
より操作可能である(請求項2)。
【0037】さらに、本発明によれば、取付基板を介し
てケーシングを扉面に取付けるようにしたので、把手装
置を強固に取付けることができ、ケーシングの取付けが
容易でかつ体裁を向上させることができる(請求項
3)。そして、本発明によれば、ストッパー兼施錠部材
を設けているので、閉扉保持装置が空錠の場合でも、施
錠が可能である(請求項4)。
てケーシングを扉面に取付けるようにしたので、把手装
置を強固に取付けることができ、ケーシングの取付けが
容易でかつ体裁を向上させることができる(請求項
3)。そして、本発明によれば、ストッパー兼施錠部材
を設けているので、閉扉保持装置が空錠の場合でも、施
錠が可能である(請求項4)。
【図1】本発明の実施形態を示す縦断側面図で、開き扉
に取付けた状態である。
に取付けた状態である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】同実施形態の開き扉に取付けた状態を示す斜視
図である。
図である。
【図4】同実施形態の拡大斜視図である。
【図5】同実施形態におけるケーシングの正面図であ
る。
る。
【図6】図5のB−B線断面図である。
【図7】同実施形態における操作片の正面図である。
【図8】図7の上平面図である。
【図9】図7の右側面図である。
【図10】同実施形態における取付基板の正面図であ
る。
る。
【図11】開き扉に設けられた閉扉保持装置を示す一部
破断側面図である。
破断側面図である。
【図12】同実施形態における操作片の他の構造例を示
す右側面図(図9相当)である。
す右側面図(図9相当)である。
【図13】従来例を示す斜視図である。
1 把手装置 2 開き扉 2A 扉面 2B 扉面 3 扉枠 5 閉扉保持装置 6 ケーシング 6A 前面壁 7 操作片 7B 押動操作体 8 収納空間 9 連動手段 11 取付基板 12 ストッパー兼施錠部材 20 操作口部 26 外側操作部(操作片の一部) 37 引掛部 39 固着部 F 手の指
Claims (4)
- 【請求項1】 開き扉の扉面に略平行な面で開口し、か
つ、手の指を挿通できる大きさを有する操作口部を備え
たケーシングと、 該ケーシング内で扉面と平行に上下動自在とされた操作
片と、 該操作片を押動させることにより、扉枠側に係合して前
記開き扉を閉状態に保持する閉扉保持装置の前記扉枠側
への係合を解除させる連動手段とを備え、 前記連動手段を収納している扉面と前記ケーシング前面
壁との収納空間内に、前記操作片を配設したことを特徴
とする開き扉の把手装置。 - 【請求項2】 前記操作片の一部を、前記ケーシングの
操作口部からケーシング外に延出したことを特徴とする
請求項1記載の開き扉の把手装置。 - 【請求項3】 前記ケーシングを、扉面に取付基板を介
して取付け、該基板の上端部を扉面から離れる方向に屈
曲してケーシングの引掛部とし、前記基板の下端部を前
方上向きに屈曲してケーシングの固着部としたことを特
徴とする請求項1又は2記載の開き扉の把手装置。 - 【請求項4】 前記ケーシングの前面壁に、前記操作片
のストッパー兼施錠部材を、ケーシングの外部から操作
可能に装着したことを特徴とする請求項1,2又は3記
載の開き扉の把手装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08012271A JP3073438B2 (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | 開き扉の把手装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08012271A JP3073438B2 (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | 開き扉の把手装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09203248A true JPH09203248A (ja) | 1997-08-05 |
JP3073438B2 JP3073438B2 (ja) | 2000-08-07 |
Family
ID=11800711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08012271A Expired - Fee Related JP3073438B2 (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | 開き扉の把手装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3073438B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008163621A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Nagasaki Prefecture | レバーハンドル錠 |
JP2012125890A (ja) * | 2010-12-16 | 2012-07-05 | Seiko Epson Corp | ロボットアーム及びロボットアームの制御方法 |
ITAN20120119A1 (it) * | 2012-09-24 | 2014-03-25 | Gi Gar S R L | Maniglia per porte, completamente ad incasso e corredata di serratura. |
JP2015063822A (ja) * | 2013-09-25 | 2015-04-09 | 西谷 均 | ラッチ錠の操作部材 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3832929B2 (ja) | 1997-04-15 | 2006-10-11 | 富士写真フイルム株式会社 | アブレーシヨン記録材料 |
-
1996
- 1996-01-26 JP JP08012271A patent/JP3073438B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008163621A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Nagasaki Prefecture | レバーハンドル錠 |
JP2012125890A (ja) * | 2010-12-16 | 2012-07-05 | Seiko Epson Corp | ロボットアーム及びロボットアームの制御方法 |
ITAN20120119A1 (it) * | 2012-09-24 | 2014-03-25 | Gi Gar S R L | Maniglia per porte, completamente ad incasso e corredata di serratura. |
WO2014044850A1 (en) * | 2012-09-24 | 2014-03-27 | Gi.Gar S.R.L. | A completely recessed door handle provided with lock |
CN104662241A (zh) * | 2012-09-24 | 2015-05-27 | Gi.Gar股份责任有限公司 | 具有锁的完全凹进的门把手 |
JP2015063822A (ja) * | 2013-09-25 | 2015-04-09 | 西谷 均 | ラッチ錠の操作部材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3073438B2 (ja) | 2000-08-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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