JPH09208462A - 自己粘着型パップ剤 - Google Patents
自己粘着型パップ剤Info
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- JPH09208462A JPH09208462A JP4402996A JP4402996A JPH09208462A JP H09208462 A JPH09208462 A JP H09208462A JP 4402996 A JP4402996 A JP 4402996A JP 4402996 A JP4402996 A JP 4402996A JP H09208462 A JPH09208462 A JP H09208462A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ジクロフェナクナトリウムを安定に溶解し、
しかも持続的に十分な粘着力を有する基剤を見出し、実
用性の高い自己粘着型パップ剤の提供。 【解決手段】 パップ剤基剤に、ジクロフェナクナトリ
ウム、水および脂肪酸ジアルキロールアミドを配合した
パップ剤において、更にポリブテン及びゼラチンを添加
したことを特徴とする自己粘着型パップ剤。
しかも持続的に十分な粘着力を有する基剤を見出し、実
用性の高い自己粘着型パップ剤の提供。 【解決手段】 パップ剤基剤に、ジクロフェナクナトリ
ウム、水および脂肪酸ジアルキロールアミドを配合した
パップ剤において、更にポリブテン及びゼラチンを添加
したことを特徴とする自己粘着型パップ剤。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はジクロフェナクナト
リウムを含有する自己粘着型パップ剤に関し、更に詳し
くは、ジクロフェナクナトリウムの皮膚からの吸収性が
良く、しかも十分な粘着力を有する自己粘着型パップ剤
に関する。
リウムを含有する自己粘着型パップ剤に関し、更に詳し
くは、ジクロフェナクナトリウムの皮膚からの吸収性が
良く、しかも十分な粘着力を有する自己粘着型パップ剤
に関する。
【0002】
【従来の技術】ジクロフェナクナトリウムは、非ステロ
イド系抗炎症解熱鎮痛薬として現在最も繁用されている
医薬品の1つであり、臨床では経口剤および坐剤が使用
されている。 しかしジクロフェナクナトリウムを経口
投与した場合、胃腸障害などの副作用の問題があり、そ
の使用に制限があった。
イド系抗炎症解熱鎮痛薬として現在最も繁用されている
医薬品の1つであり、臨床では経口剤および坐剤が使用
されている。 しかしジクロフェナクナトリウムを経口
投与した場合、胃腸障害などの副作用の問題があり、そ
の使用に制限があった。
【0003】近年、ジクロフェナクナトリウムを経口投
与した際の問題点を解決するため、これを有効成分とし
た軟膏剤、パップ剤などの経皮吸収製剤が種々研究さ
れ、開発が進められているが、いまだ十分な効果と使い
易さを持ったジクロフェナクナトリウムの経皮吸収製剤
が得られていないのが現状である。
与した際の問題点を解決するため、これを有効成分とし
た軟膏剤、パップ剤などの経皮吸収製剤が種々研究さ
れ、開発が進められているが、いまだ十分な効果と使い
易さを持ったジクロフェナクナトリウムの経皮吸収製剤
が得られていないのが現状である。
【0004】すなわち、例えば、パップ剤の粘着性基剤
として広く知られているポリアクリル酸ナトリウムやカ
ルボキシメチルセルロースナトリウムをジクロフェナク
ナトリウム含有パップ剤の基剤として使用すると、これ
らとジクロフェナクナトリウムとの相溶性が悪いため結
晶化しやすく、十分な経皮吸収は得られなかった。
として広く知られているポリアクリル酸ナトリウムやカ
ルボキシメチルセルロースナトリウムをジクロフェナク
ナトリウム含有パップ剤の基剤として使用すると、これ
らとジクロフェナクナトリウムとの相溶性が悪いため結
晶化しやすく、十分な経皮吸収は得られなかった。
【0005】そこで、本発明者らはジクロフェナクナト
リウムを溶解させることができ、しかも上記の水溶性高
分子基剤との相溶性が優れた化合物についての検索を行
ない、その結果、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド等の
脂肪酸ジアルキロールアミドを見出した。 しかしなが
ら、このものの配合によりパップ剤でのジクロフェナク
ナトリウムの結晶化は防げるものの、ジクロフェナクナ
トリウムは、前記粘着性基剤の粘着能を阻害し、パップ
剤基剤の初期タック、持続的な粘着性を不十分とするた
め、未だ実用的に満足のゆくパップ剤が得られたとはい
い難かった。
リウムを溶解させることができ、しかも上記の水溶性高
分子基剤との相溶性が優れた化合物についての検索を行
ない、その結果、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド等の
脂肪酸ジアルキロールアミドを見出した。 しかしなが
ら、このものの配合によりパップ剤でのジクロフェナク
ナトリウムの結晶化は防げるものの、ジクロフェナクナ
トリウムは、前記粘着性基剤の粘着能を阻害し、パップ
剤基剤の初期タック、持続的な粘着性を不十分とするた
め、未だ実用的に満足のゆくパップ剤が得られたとはい
い難かった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、ジクロフェナ
クナトリウムを安定に溶解し、しかも持続的に十分な粘
着力を有する基剤を見出し、実用性の高い自己粘着型パ
ップ剤の開発が求められていた。
クナトリウムを安定に溶解し、しかも持続的に十分な粘
着力を有する基剤を見出し、実用性の高い自己粘着型パ
ップ剤の開発が求められていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を鑑み、ジクロフェナクナトリウムを安定に溶解し、初
期タック、持続的粘着性が良好なパップ基剤について、
鋭意研究を行った結果、水、脂肪酸ジアルキロールアミ
ドを基本とするパップ基剤処方に、ポリブテン及びゼラ
チンを添加すれば、ジクロフェナクナトリウムの安定な
溶解と、持続的でかつ高い粘着性を両立しうることを見
出し、本発明を完成した。
を鑑み、ジクロフェナクナトリウムを安定に溶解し、初
期タック、持続的粘着性が良好なパップ基剤について、
鋭意研究を行った結果、水、脂肪酸ジアルキロールアミ
ドを基本とするパップ基剤処方に、ポリブテン及びゼラ
チンを添加すれば、ジクロフェナクナトリウムの安定な
溶解と、持続的でかつ高い粘着性を両立しうることを見
出し、本発明を完成した。
【0008】すなわち本発明は、パップ剤基剤に、ジク
ロフェナクナトリウム、水および油脂肪酸ジアルキロー
ルアミドを配合したパップ剤において、更にポリブテン
及びゼラチンを添加したことを特徴とする自己粘着型パ
ップ剤である。
ロフェナクナトリウム、水および油脂肪酸ジアルキロー
ルアミドを配合したパップ剤において、更にポリブテン
及びゼラチンを添加したことを特徴とする自己粘着型パ
ップ剤である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の自己粘着型パップ剤は、
ジクロフェナクナトリウム、水および脂肪酸ジアルキロ
ールアミドを配合したパップ基剤に更にポリブテンとゼ
ラチンを配合することにより調製される。
ジクロフェナクナトリウム、水および脂肪酸ジアルキロ
ールアミドを配合したパップ基剤に更にポリブテンとゼ
ラチンを配合することにより調製される。
【0010】このポリブテンとゼラチンは、必ず両者を
基剤中に配合することが必要であり、いずれか一方の場
合は、十分な粘着性が得られない。 パップ剤基剤に対
するこれらの配合量は、ポリブテンが0.5〜5重量%
(以下、単に「%」で示す)であり、また、ゼラチン
が、0.5%〜5%である。 ポリブテン、ゼラチンはと
もに0.5%以下の配合量では十分な粘着性が得られ
ず、また、5%以上ではパップ基剤である膏体が硬くな
りすぎて混合、展延が困難になり、またジクロフェナク
ナトリウムの吸収性も低下する。
基剤中に配合することが必要であり、いずれか一方の場
合は、十分な粘着性が得られない。 パップ剤基剤に対
するこれらの配合量は、ポリブテンが0.5〜5重量%
(以下、単に「%」で示す)であり、また、ゼラチン
が、0.5%〜5%である。 ポリブテン、ゼラチンはと
もに0.5%以下の配合量では十分な粘着性が得られ
ず、また、5%以上ではパップ基剤である膏体が硬くな
りすぎて混合、展延が困難になり、またジクロフェナク
ナトリウムの吸収性も低下する。
【0011】なお、上記のポリブテンは、イソブチレン
を主体とし、一部n−ブテンが反応した液状ポリマーで
あり、その分子量が400〜6000程度のものが好ま
しく利用できる。また、ゼラチンについても、一般に使
用されているものを利用することができ、例えば、分子
量が20,000〜1,000,000(平均150,00
0〜200,000)程度、ゼリー強度が80〜350
g程度のものが利用できる。
を主体とし、一部n−ブテンが反応した液状ポリマーで
あり、その分子量が400〜6000程度のものが好ま
しく利用できる。また、ゼラチンについても、一般に使
用されているものを利用することができ、例えば、分子
量が20,000〜1,000,000(平均150,00
0〜200,000)程度、ゼリー強度が80〜350
g程度のものが利用できる。
【0012】一方、本発明の自己粘着型パップ剤の調製
に使用される基剤は、通常のパップ剤基剤にジクロフェ
ナクナトリウム、水および脂肪酸ジアルキロールアミド
を配合したものである。 このパップ剤基剤中のこれら
成分の好ましい配合量は、それぞれジクロフェナクナト
リウムが0.1〜5.0%程度、水が10〜70%程度、
脂肪酸ジアルキロールアミドが0.01〜10%程度で
ある。
に使用される基剤は、通常のパップ剤基剤にジクロフェ
ナクナトリウム、水および脂肪酸ジアルキロールアミド
を配合したものである。 このパップ剤基剤中のこれら
成分の好ましい配合量は、それぞれジクロフェナクナト
リウムが0.1〜5.0%程度、水が10〜70%程度、
脂肪酸ジアルキロールアミドが0.01〜10%程度で
ある。
【0013】このパップ基剤に配合される脂肪酸ジアル
キロールアミドは、脂肪酸とジアルキロールアミンを縮
合させて得られる化合物であり、その脂肪酸部分として
は、ヤシ油脂肪酸、パーム核油脂肪酸、パルミチン酸、
ミリスチン酸、ステアリン酸、ラウリン酸、オレイン
酸、リノール酸、イソステアリン酸、カプリン酸及びカ
プリル酸等が挙げられ、縮合させるジアルキロールアミ
ンとしては、ジエタノールアミン、ジイソプロパノール
アミン等のジ低級アルカノールアミンが挙げられる。
キロールアミドは、脂肪酸とジアルキロールアミンを縮
合させて得られる化合物であり、その脂肪酸部分として
は、ヤシ油脂肪酸、パーム核油脂肪酸、パルミチン酸、
ミリスチン酸、ステアリン酸、ラウリン酸、オレイン
酸、リノール酸、イソステアリン酸、カプリン酸及びカ
プリル酸等が挙げられ、縮合させるジアルキロールアミ
ンとしては、ジエタノールアミン、ジイソプロパノール
アミン等のジ低級アルカノールアミンが挙げられる。
【0014】好ましい脂肪酸ジアルキロールアミドとし
ては、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、パーム核油脂
肪酸ジエタノールアミド、ステアリン酸ジエタノールア
ミド、ラウリン酸ジエタノールアミド、オレイン酸ジエ
タノールアミド、リノール酸ジエタノールアミド及びイ
ソステアリン酸ジエタノールアミドが挙げられる。この
うち、特に好ましいものとしては、ヤシ油脂肪酸ジエタ
ノールアミド、ラウリン酸ジエタノールアミド、ステア
リン酸ジエタノールアミドが挙げられる。
ては、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、パーム核油脂
肪酸ジエタノールアミド、ステアリン酸ジエタノールア
ミド、ラウリン酸ジエタノールアミド、オレイン酸ジエ
タノールアミド、リノール酸ジエタノールアミド及びイ
ソステアリン酸ジエタノールアミドが挙げられる。この
うち、特に好ましいものとしては、ヤシ油脂肪酸ジエタ
ノールアミド、ラウリン酸ジエタノールアミド、ステア
リン酸ジエタノールアミドが挙げられる。
【0015】上記パップ剤基剤には、上記した各成分の
他に、公知の吸収促進剤、無機質充填剤等、pH調節
剤、多価アルコール、水溶性高分子、基剤添加物、安定
化剤、乳化剤、防腐剤、溶解補助剤等を含めることがで
きる。
他に、公知の吸収促進剤、無機質充填剤等、pH調節
剤、多価アルコール、水溶性高分子、基剤添加物、安定
化剤、乳化剤、防腐剤、溶解補助剤等を含めることがで
きる。
【0016】これら添加剤の例としては、例えば次のも
のが挙げられる。 吸 収 促 進 剤 :ラウリルアルコール、オレイルアル
コール、オクチルドデカノール、ミリスチン酸イソプロ
ピル、アジピン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジエチ
ル、セバシン酸ジイソプロピル、カプリン酸プロピレン
グリコール、中鎖脂肪酸トリグリセリド、スクワラン
等。
のが挙げられる。 吸 収 促 進 剤 :ラウリルアルコール、オレイルアル
コール、オクチルドデカノール、ミリスチン酸イソプロ
ピル、アジピン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジエチ
ル、セバシン酸ジイソプロピル、カプリン酸プロピレン
グリコール、中鎖脂肪酸トリグリセリド、スクワラン
等。
【0017】無 機 充 填 剤 :カオリン、軽質無水ケ
イ酸、含水二酸化ケイ素、無水ケイ酸、メタケイ酸アル
ミン酸マグネシウム、水酸化アルミニウム、アルミニウ
ムグリシネート、タルク、酸化チタン、水酸化マグネシ
ウム、合成ケイ酸アルミニウム、ベントナイト、炭酸カ
ルシウム、酸化亜鉛等。
イ酸、含水二酸化ケイ素、無水ケイ酸、メタケイ酸アル
ミン酸マグネシウム、水酸化アルミニウム、アルミニウ
ムグリシネート、タルク、酸化チタン、水酸化マグネシ
ウム、合成ケイ酸アルミニウム、ベントナイト、炭酸カ
ルシウム、酸化亜鉛等。
【0018】p H 調 節 剤 :酒石酸、クエン酸、リ
ンゴ酸、乳酸、塩酸、リン酸、酢酸、フマル酸、マレイ
ン酸、水酸化ナトリウム、アンモニア、尿素、エチレン
ジアミン、ジイソプロパノールアミン、ジエタノールア
ミン、トリイソプロパノールアミン、トリエタノールア
ミン等。
ンゴ酸、乳酸、塩酸、リン酸、酢酸、フマル酸、マレイ
ン酸、水酸化ナトリウム、アンモニア、尿素、エチレン
ジアミン、ジイソプロパノールアミン、ジエタノールア
ミン、トリイソプロパノールアミン、トリエタノールア
ミン等。
【0019】多 価 ア ル コ ー ル :プロピレングリ
コール、1,3−ブチレングリコール、ポリエチレング
リコール、ソルビトール、グリセリン、マンニトール
等。
コール、1,3−ブチレングリコール、ポリエチレング
リコール、ソルビトール、グリセリン、マンニトール
等。
【0020】水 溶 性 高 分 子 :カルボキシメチルセ
ルロース又はその塩類、ポリアクリル酸またはその塩
類、カルボキシビニルポリマー又はその塩類、アルギン
酸又はその塩類、アルギン酸プロピレングリコールエス
テル、キトサン、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒド
ロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシエチルセ
ルロース、エチルセルロース、メチルセルロース、ポリ
ビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、N−ビニル
アセトアミドポリマー、ポリビニルメタクリレート、ポ
リエチレングリコール、プルロニック、ゼラチン、メチ
ルビニルエーテル無水マレイン酸共重合体、可溶性デン
プン、プルラン、アクリル酸メチル、アクリル酸−2−
エチルヘキシル共重合体等。
ルロース又はその塩類、ポリアクリル酸またはその塩
類、カルボキシビニルポリマー又はその塩類、アルギン
酸又はその塩類、アルギン酸プロピレングリコールエス
テル、キトサン、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒド
ロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシエチルセ
ルロース、エチルセルロース、メチルセルロース、ポリ
ビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、N−ビニル
アセトアミドポリマー、ポリビニルメタクリレート、ポ
リエチレングリコール、プルロニック、ゼラチン、メチ
ルビニルエーテル無水マレイン酸共重合体、可溶性デン
プン、プルラン、アクリル酸メチル、アクリル酸−2−
エチルヘキシル共重合体等。
【0021】安 定 化 剤 :エデト酸ナトリウム、クエ
ン酸、クエン酸ナトリウム、オキシベンゾン、アスコル
ビン酸、トコフェロール、ジブチルヒドロキシトルエ
ン、ブチルヒドロキシアニソール、没食子酸プロピル、
亜硫酸水素ナトリウム等。
ン酸、クエン酸ナトリウム、オキシベンゾン、アスコル
ビン酸、トコフェロール、ジブチルヒドロキシトルエ
ン、ブチルヒドロキシアニソール、没食子酸プロピル、
亜硫酸水素ナトリウム等。
【0022】界 面 活 性 剤 :レシチン、レシチン誘
導体、プロピレングリコール脂肪酸エステル、グリセリ
ン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオ
キシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリエチレン
グリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ひ
まし油、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、プルロ
ニック等。
導体、プロピレングリコール脂肪酸エステル、グリセリ
ン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオ
キシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリエチレン
グリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ひ
まし油、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、プルロ
ニック等。
【0023】防 腐 剤 :メチルパラベン、エチルパラ
ベン、プロピルパラベン等のパラベン類、ベンジルアル
コール、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、
クロロブタノール等。
ベン、プロピルパラベン等のパラベン類、ベンジルアル
コール、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、
クロロブタノール等。
【0024】溶 解 補 助 剤 :エタノール、イソプロ
ピルアルコール等の低級アルコール等。
ピルアルコール等の低級アルコール等。
【0025】本発明の自己粘着型パップ剤は、前記した
パップ剤基剤にポリブテンおよびゼラチンを加え、十分
に混合した後、これを支持体に塗布し、さらに膏体表面
に剥離紙等を付すことにより調製される。
パップ剤基剤にポリブテンおよびゼラチンを加え、十分
に混合した後、これを支持体に塗布し、さらに膏体表面
に剥離紙等を付すことにより調製される。
【0026】パップ剤の支持体は特に限定されるもので
はなく、例えば、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリ
塩化ビニリデン、ポリウレタン、ポリビニルアルコー
ル、ポリアミドなどのフィルム又はシート、不織布、綿
布又はこれらの積層フィルムやシートなどが挙げられ
る。
はなく、例えば、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリ
塩化ビニリデン、ポリウレタン、ポリビニルアルコー
ル、ポリアミドなどのフィルム又はシート、不織布、綿
布又はこれらの積層フィルムやシートなどが挙げられ
る。
【0027】斯くして得られる本発明の自己粘着型パッ
プ剤は、有効成分であるジクロフェナクが膏体中に溶解
しており、皮膚よりの吸収が良いものであり、適宜患部
に貼付すれば良い。
プ剤は、有効成分であるジクロフェナクが膏体中に溶解
しており、皮膚よりの吸収が良いものであり、適宜患部
に貼付すれば良い。
【0028】
【実施例】次に実施例を挙げ、本発明を説明するが、本
発明はこれら実施例になんら制約されるものではない。
発明はこれら実施例になんら制約されるものではない。
【0029】実 施 例 1 パップ剤の製造:下記に示す組成でそれぞれ発明品およ
び比較品のパップ剤を調製した。 組成中、表1は発明
品を、表2は比較品をそれぞれ示す。
び比較品のパップ剤を調製した。 組成中、表1は発明
品を、表2は比較品をそれぞれ示す。
【0030】( 発明品1 )ビーカーに、表1に示す配
合比に従った量のジクロフェナクナトリウム、ヤシ油脂
肪酸ジエタノールアミド及び精製水を入れ混合し、ジク
ロフェナクナトリウム溶解液を得た(A液)。別のビー
カーに表1の配合比に従った量のゼラチンを温水又は熱
水に溶解させ、セラチン溶解液を得た(B液)。
合比に従った量のジクロフェナクナトリウム、ヤシ油脂
肪酸ジエタノールアミド及び精製水を入れ混合し、ジク
ロフェナクナトリウム溶解液を得た(A液)。別のビー
カーに表1の配合比に従った量のゼラチンを温水又は熱
水に溶解させ、セラチン溶解液を得た(B液)。
【0031】別のビーカーに、表1の配合比に従った量
のポリアクリル酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロ
ースナトリウム、酒石酸、水酸化アルミニウムゲルとポ
リブテン、オレイルアルコールをプロピレングリコール
に分散させ混合液を得た(C液)。前記A液、B液およ
びD−ソルビトール液および軽質無水ケイ酸をへらで攪
拌しながら混合し、更に、C液を序々に加えて均一な膏
体1kgを得た。得られた膏体を不織布上に展延し、プ
ラスチックフィルムで覆ってパップ剤を得た。
のポリアクリル酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロ
ースナトリウム、酒石酸、水酸化アルミニウムゲルとポ
リブテン、オレイルアルコールをプロピレングリコール
に分散させ混合液を得た(C液)。前記A液、B液およ
びD−ソルビトール液および軽質無水ケイ酸をへらで攪
拌しながら混合し、更に、C液を序々に加えて均一な膏
体1kgを得た。得られた膏体を不織布上に展延し、プ
ラスチックフィルムで覆ってパップ剤を得た。
【0032】( 発明品2 )発明品1の製造において、
ヤシ油脂肪酸ジエタノールの代わりにラウリン酸ジエタ
ノールアミドを使用した以外は同様の操作で調製した。 ( 発明品3〜5 )発明品1の製造において、ポリアク
リル酸ナトリウムを3.0重量%に減量し、ポリビニー
ルアルコール、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、
又はN−ビニルアセトアミドポリマー1.0重量%使用
した以外は、同様の操作で調製した。
ヤシ油脂肪酸ジエタノールの代わりにラウリン酸ジエタ
ノールアミドを使用した以外は同様の操作で調製した。 ( 発明品3〜5 )発明品1の製造において、ポリアク
リル酸ナトリウムを3.0重量%に減量し、ポリビニー
ルアルコール、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、
又はN−ビニルアセトアミドポリマー1.0重量%使用
した以外は、同様の操作で調製した。
【0033】( 比較品1 )発明品1の製造において、
ポリブテンを使用せず、その分精製水で調整した以外
は、同様の操作で調製した。 ( 比較品2 )発明品1の製造において、ゼラチンを使
用せず、その分精製水で調整した以外は、同様の操作で
調製した。
ポリブテンを使用せず、その分精製水で調整した以外
は、同様の操作で調製した。 ( 比較品2 )発明品1の製造において、ゼラチンを使
用せず、その分精製水で調整した以外は、同様の操作で
調製した。
【0034】( 比較品3〜11 )発明品1の製造にお
いて、ゼラチンおよびポリブテンの代わりに一般的に粘
着性基剤として知られた高分子(表2中、ニカゾールT
S−620〜カゼインナトリウム)を使用したこと以外
は、同様の操作で調製した。
いて、ゼラチンおよびポリブテンの代わりに一般的に粘
着性基剤として知られた高分子(表2中、ニカゾールT
S−620〜カゼインナトリウム)を使用したこと以外
は、同様の操作で調製した。
【0035】( 処 方 )
【表1】
【0036】
【表2】
【0037】実 施 例 2 パップ剤の粘着性試験:実施例1で得た本発明品1〜5
および比較品1〜11のパップ剤について、それらの初
期タックおよび持続的な粘着性を調べることにより、粘
着性を評価した。 初期タックについては、貼付と貼付
時の官能性を調べた。 この結果を表3に示す。
および比較品1〜11のパップ剤について、それらの初
期タックおよび持続的な粘着性を調べることにより、粘
着性を評価した。 初期タックについては、貼付と貼付
時の官能性を調べた。 この結果を表3に示す。
【0038】(1) 初期タックの評価 貼付試験:10×14cmのパップ剤を腕に貼り、逆さ
にしてパップ剤が落ちたものを×、貼れていたものを○
とした。 官能試験:指をパップ剤の膏体の上に押しつけ、離した
時の粘着感を下記基準により評価した。
にしてパップ剤が落ちたものを×、貼れていたものを○
とした。 官能試験:指をパップ剤の膏体の上に押しつけ、離した
時の粘着感を下記基準により評価した。
【0039】(2) 持続的粘着性の評価 10×14cmのパップ剤を、人の膝に縦に貼り、8時
間以上貼付していられたものを○、途中剥がれたものを
×とした。
間以上貼付していられたものを○、途中剥がれたものを
×とした。
【0040】(3) 結 果
【0041】実 施 例 3 パップ剤の薬効試験:ラットカラゲニン足蹠浮腫モデル
を用い、本発明のジクロフェナクナトリウムパップ剤
(発明品1)と市販インドメタシン製剤(製品名:カト
レップ 住友製薬)の抗炎症作用を比較した。 それぞ
れの製剤の貼付面積は、3×3.9cmとし、抗炎症作
用は、カラゲニン投与後3時間目の浮腫抑制率(%)で
示した。なお、対照は、パップ剤をまったく貼付しない
ものを用いた。 この結果を下記の表に示す。
を用い、本発明のジクロフェナクナトリウムパップ剤
(発明品1)と市販インドメタシン製剤(製品名:カト
レップ 住友製薬)の抗炎症作用を比較した。 それぞ
れの製剤の貼付面積は、3×3.9cmとし、抗炎症作
用は、カラゲニン投与後3時間目の浮腫抑制率(%)で
示した。なお、対照は、パップ剤をまったく貼付しない
ものを用いた。 この結果を下記の表に示す。
【0042】
【0043】上記の結果から明らかなように、本発明の
自己粘着型パップ剤は、すでに市販されているインドメ
タシン製剤(比較品)と比べ、すぐれた抗炎症作用を有
していた。
自己粘着型パップ剤は、すでに市販されているインドメ
タシン製剤(比較品)と比べ、すぐれた抗炎症作用を有
していた。
【0044】実 施 例 4 ポリブテンとゼラチンの比を変更した、表5の組成のパ
ップ剤を調製した。得られたパップ剤は、いずれも優れ
た自己粘着性と経皮吸収性を有していた。
ップ剤を調製した。得られたパップ剤は、いずれも優れ
た自己粘着性と経皮吸収性を有していた。
【0045】( 組 成 )
【0046】実 施 例 5 吸収促進剤をオレイルアルコールから他の化合物に代え
た、表6のパップ剤を得た。 得られたパップ剤は、い
ずれも優れた自己粘着性と経皮吸収性を有していた。
た、表6のパップ剤を得た。 得られたパップ剤は、い
ずれも優れた自己粘着性と経皮吸収性を有していた。
【0047】( 組 成 )
【0048】実 施 例 6 パ ッ プ 剤 :下記組成及び製法でパップ剤を調製し
た。 ( 組 成 ) 配 合 量(%) A ジクロフェナクナトリウム 2.0 ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 2.0 精製水 33.65 B ゼラチン 3.0 精製水 12.0 C D−ソルビトール 30.0 軽質無水ケイ酸 2.0 D オレイルアルコール 1.0 プロピレングリコール 7.0 ポリアクリル酸ナトリウム 5.0 カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.0 ポリブテン 1.0 酒石酸 0.15 水酸化アルミニウム 0.2
た。 ( 組 成 ) 配 合 量(%) A ジクロフェナクナトリウム 2.0 ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 2.0 精製水 33.65 B ゼラチン 3.0 精製水 12.0 C D−ソルビトール 30.0 軽質無水ケイ酸 2.0 D オレイルアルコール 1.0 プロピレングリコール 7.0 ポリアクリル酸ナトリウム 5.0 カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.0 ポリブテン 1.0 酒石酸 0.15 水酸化アルミニウム 0.2
【0049】( 製 法 )Aを混合し、ジクロフェナク
ナトリウムの透明水溶液を得た。 次に、別の容器にB
を加熱してゼラチン溶液を得た。 A、B、Cを混合
し、攪拌しつつDの混合液を加え均一なゲルを得た。
このゲルを不織布上に展延し、パップ剤を得た。
ナトリウムの透明水溶液を得た。 次に、別の容器にB
を加熱してゼラチン溶液を得た。 A、B、Cを混合
し、攪拌しつつDの混合液を加え均一なゲルを得た。
このゲルを不織布上に展延し、パップ剤を得た。
【0050】実 施 例 7 パ ッ プ 剤 :下記組成及び製法でパップ剤を調製し
た。 ( 組 成 ) 配 合 量(%) A ジクロフェナクナトリウム 1.5 ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 1.5 精製水 34.65 B ゼラチン 3.0 精製水 12.0 C D−ソルビトール 30.0 軽質無水ケイ酸 2.0 D オレイルアルコール 1.0 1,3−ブチレングリコール 7.0 ポリアクリル酸ナトリウム 5.0 カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.0 ポリブテン 1.0 酒石酸 0.15 水酸化アルミニウム 0.2
た。 ( 組 成 ) 配 合 量(%) A ジクロフェナクナトリウム 1.5 ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 1.5 精製水 34.65 B ゼラチン 3.0 精製水 12.0 C D−ソルビトール 30.0 軽質無水ケイ酸 2.0 D オレイルアルコール 1.0 1,3−ブチレングリコール 7.0 ポリアクリル酸ナトリウム 5.0 カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.0 ポリブテン 1.0 酒石酸 0.15 水酸化アルミニウム 0.2
【0051】( 製 法 )Aを混合し、ジクロフェナク
ナトリウムの透明水溶液を得た。 次に、別の容器にB
を加熱してゼラチン溶液を得た。 A、B、Cを混合
し、攪拌しつつDの混合液を加え均一なゲルを得た。
このゲルを不織布上に展延し、パップ剤を得た。
ナトリウムの透明水溶液を得た。 次に、別の容器にB
を加熱してゼラチン溶液を得た。 A、B、Cを混合
し、攪拌しつつDの混合液を加え均一なゲルを得た。
このゲルを不織布上に展延し、パップ剤を得た。
【0052】実 施 例 8 パ ッ プ 剤 :下記組成及び製法でパップ剤を調製し
た。 ( 組 成 ) 配 合 量(%) A ジクロフェナクナトリウム 1.0 ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 1.5 精製水 32.15 B ゼラチン 3.0 精製水 12.0 C D−ソルビトール 30.0 軽質無水ケイ酸 2.0 D オレイルアルコール 1.0 1,3−ブチレングリコール 10.0 ポリアクリル酸ナトリウム 5.0 カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.0 ポリブテン 1.0 酒石酸 0.15 水酸化アルミニウム 0.2
た。 ( 組 成 ) 配 合 量(%) A ジクロフェナクナトリウム 1.0 ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 1.5 精製水 32.15 B ゼラチン 3.0 精製水 12.0 C D−ソルビトール 30.0 軽質無水ケイ酸 2.0 D オレイルアルコール 1.0 1,3−ブチレングリコール 10.0 ポリアクリル酸ナトリウム 5.0 カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.0 ポリブテン 1.0 酒石酸 0.15 水酸化アルミニウム 0.2
【0053】( 製 法 )Aを混合し、ジクロフェナク
ナトリウムの透明水溶液を得た。 次に、別の容器にB
を加熱してゼラチン溶液を得た。 A、B、Cを混合
し、攪拌しつつDの混合液を加え均一なゲルを得た。
このゲルを不織布上に展延し、パップ剤を得た。
ナトリウムの透明水溶液を得た。 次に、別の容器にB
を加熱してゼラチン溶液を得た。 A、B、Cを混合
し、攪拌しつつDの混合液を加え均一なゲルを得た。
このゲルを不織布上に展延し、パップ剤を得た。
【0054】
【発明の効果】本発明の自己粘着型パップ剤は、ジクロ
フェナクナトリウムの吸収が良く、しかも他の固定手段
を用いなくても皮膚から剥がれ落ちない程度の粘着力を
有するものである。 従って、ジクロフェナクナトリウ
ムの経皮吸収製剤として、極めて有利に使用できるもの
である。 以 上
フェナクナトリウムの吸収が良く、しかも他の固定手段
を用いなくても皮膚から剥がれ落ちない程度の粘着力を
有するものである。 従って、ジクロフェナクナトリウ
ムの経皮吸収製剤として、極めて有利に使用できるもの
である。 以 上
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 9/70 369 A61K 9/70 369 47/16 47/16 G 47/32 47/32 Z 47/42 47/42 Z (72)発明者 石川 和幸 茨城県稲敷郡阿見町吉原3586 株式会社ツ ムラ内 (72)発明者 松本 高明 茨城県稲敷郡阿見町吉原3586 株式会社ツ ムラ内
Claims (1)
- 【請求項1】 パップ剤基剤に、ジクロフェナクナトリ
ウム、水および脂肪酸ジアルキロールアミドを配合した
パップ剤において、更にポリブテン及びゼラチンを添加
したことを特徴とする自己粘着型パップ剤。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4402996A JPH09208462A (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | 自己粘着型パップ剤 |
CN97192143A CN1210463A (zh) | 1996-02-07 | 1997-02-06 | 透明双氯芬酸钠的水溶液以及它的药物组合物 |
KR1019980705936A KR19990082208A (ko) | 1996-02-07 | 1997-02-06 | 디클로페낙 나트륨의 투명 수용액 및 이를 이용한 의약 조성물 |
PCT/JP1997/000293 WO1997028794A1 (fr) | 1996-02-07 | 1997-02-06 | Solution aqueuse transparente de diclofenac sodique, compositions medicinales, et utilisations |
US09/125,011 US6054484A (en) | 1996-02-07 | 1997-02-06 | Transparent aqueous solution of diclofenac sodium and medicinal compositions with the use of the same |
EP97902596A EP0879597A4 (en) | 1996-02-07 | 1997-02-06 | TRANSPARENT AQUEOUS SOLUTION OF DICLOFENAC SODIUM, MEDICINAL COMPOSITIONS, AND USES |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4402996A JPH09208462A (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | 自己粘着型パップ剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09208462A true JPH09208462A (ja) | 1997-08-12 |
Family
ID=12680224
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4402996A Pending JPH09208462A (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | 自己粘着型パップ剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09208462A (ja) |
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WO2015025935A1 (ja) | 2013-08-23 | 2015-02-26 | 久光製薬株式会社 | パップ剤及びその製造方法 |
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KR20220158748A (ko) | 2020-03-27 | 2022-12-01 | 니치반 가부시키가이샤 | 첩부제 |
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-
1996
- 1996-02-07 JP JP4402996A patent/JPH09208462A/ja active Pending
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---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070213 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070717 |