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JPH08328519A - マルチディスプレイ用画像出力装置 - Google Patents

マルチディスプレイ用画像出力装置

Info

Publication number
JPH08328519A
JPH08328519A JP7130319A JP13031995A JPH08328519A JP H08328519 A JPH08328519 A JP H08328519A JP 7130319 A JP7130319 A JP 7130319A JP 13031995 A JP13031995 A JP 13031995A JP H08328519 A JPH08328519 A JP H08328519A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame memory
display
image
image data
output device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7130319A
Other languages
English (en)
Inventor
Takanori Komatsu
孝憲 幸松
Ryuichi Someya
隆一 染矢
Yuichiro Kimura
雄一郎 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP7130319A priority Critical patent/JPH08328519A/ja
Publication of JPH08328519A publication Critical patent/JPH08328519A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 低価格でありながら、画質の向上が可能なマ
ルチディスプレイ用の画像出力装置を実現する。 【構成】 画像切り出し処理部421が画像データ45を表
示装置1a〜1dに対応する画像を切り出し解像度変換部42
2に供給し原画像と同一の画素数の画像に解像度を変換
する。これにより、640×480の画素数の原画像に対して
640×480の4つの切り出し画像が得られる。変換したデ
ータをグラフィックプロセッサ43に供給するとプロセッ
サ43はフレームメモリ41にデータを書き込むとともにフ
レームメモリ2a〜2dに信号を出力する。この信号は1V
期間書き込み制御装置5からスイッチ8a〜8dへの制御信
号によりフレームメモリ2a〜2dに書き込まれる。これと
同時に表示装置1a〜1dに画像データを出力する。これに
よりマルチデイスプレイには全体で1280×960の画素数
を有する高画質の画像が表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数個のコアディスプ
レイを組み合わせたマルチスクリーンディスプレイに画
像信号を出力する画像出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数個のコアディスプレイを組み合わせ
たマルチスクリーンディスプレイ装置は、単体の大画面
ディスプレイよりも奥行きが短く、輝度が高いため、展
示博覧会などの各種イベントをはじめ、広告塔などにも
多用されるようになっている。このような展示等では、
様々な表示効果を交えてプレゼンテーションが行われて
いる。
【0003】一般に、マルチスクリーンディスプレイの
表示には、拡大分配装置と呼ばれる入力された映像信号
をリアルタイムで分割・拡大処理する映像信号処理装置
が用いられている。上記映像信号処理装置の入力信号
は、アナログ映像信号形式であり、NTSCやハイビジ
ョンなどのテレビジョン信号や、パーソナルコンピュー
タやワークステーションなどのコンピュータ信号など様
々である。
【0004】近年、伝達する情報量を増やすために、デ
ィジタル画像データの分割表示方式が考えられている。
公知例として例えば、特公平2−61759号公報が挙
げられる。これは、図14に示すように、ディジタル画
像データの格納手段102から画像データを取り出すコ
ンピュータ50と、表示装置92a、92b、92c、
92d毎に配置されたコンピュータ50A、50B、5
0C、50DとがLAN(Local Area Network)を経由
して接続され、マルチディスプレイに高解像度の画像を
表示するものである。
【0005】また、マルチディスプレイ装置の他の例と
しては、特開平5−210371号公報に記載されたも
のがある。この公報記載の装置においては、システムコ
ントローラから任意の表示ユニットにトリガ信号を伝達
する手段と、表示ユニットに設けられ、複数のフレーム
メモリと画像信号を合成する手段と、その表示ユニット
に接する他の表示ユニットに対してトリガ信号を伝達す
る手段が設けられる。これにより、複数の表示ユニット
に対して同時にトリガ信号を与えることにより、同時に
表示画面の切り替えやワイプ・フェード等が行え、効果
的な画像表示が可能となっている。また、各表示ユニッ
トが同期して画面の表示を行うことによりマルチ画面表
示装置全体として効果的な特殊再生が可能となってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近では、
ハイビジョンテレビのように、高画質の画像が望まれて
いる。この高画質化は、マルチディスプレイ装置におい
ても望まれている。そこで、マルチディスプレイ装置
に、ハイビジョン用のディスプレイ装置を使用すること
が考えられるが、これでは、システム全体として、高価
格となってしまうため、望ましくはない。このため、低
価格でありながら、画質の向上が可能なマルチディスプ
レイ用の画像出力装置が望まれている。
【0007】したがって、本発明の目的は、低価格であ
りながら、画質の向上が可能なマルチディスプレイ用の
画像出力装置を実現することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、次のように構成される。原画像データの画
素数をマルチディスプレイ装置を構成する複数の表示手
段が表示可能な全ての画素数に対応する画素数を有する
画像データに変換する解像度変換手段と、解像度変換手
段により変換された画像データを、マルチディスプレイ
装置を構成する複数の表示手段のそれぞれに対応する画
像データに切り出す画像切り出し手段と、画像切り出し
手段から出力される切り出し画像データを、マルチディ
スプレイ装置を構成する複数の表示手段のうち、切り出
し画像データに対応する表示手段に表示させる表示制御
手段とを備える。
【0009】好ましくは、上記マルチディスプレイ用画
像出力装置において、表示制御手段は、複数の表示手段
のそれぞれに対応する複数のフレームメモリを有し、こ
れらフレームメモリは、それぞれ対応する切り出し画像
データを記憶し、記憶した画像データを対応する表示手
段に出力する。
【0010】また、好ましくは、上記マルチディスプレ
イ用画像出力装置において、複数の表示手段のそれぞれ
に対応するフレームメモリは、第1のフレームメモリと
第2のフレームメモリとを有し、これら第1のフレーム
メモリと第2のフレームメモリとに交互に切り出し画像
データを記憶させるとともに、対応する表示手段に交互
に出力する。
【0011】また、好ましくは、上記マルチディスプレ
イ用画像出力装置において、複数の表示手段のそれぞれ
に対応するフレームメモリは、所定の係数値を記憶する
第1の制御用フレームメモリと、第1のフレームメモリ
の出力と第2のフレームメモリの出力との出力切り換え
時に、第1の制御用フレームメモリに記憶された係数値
に従って、第1のフレームメモリの出力信号と第2のフ
レームメモリの出力信号との出力比を論理演算制御する
映像信号処理手段とを備える。
【0012】また、好ましくは、上記マルチディスプレ
イ装置において、第1のフレームメモリの出力信号をV
1とし、第2のフレームメモリの出力信号をV2とし、
第1の制御用フレームメモリに記憶された係数値をαと
すると、映像信号処理手段は、V=α×V1+(1−
α)×V2で示される演算を実行し、演算された映像信
号Vを表示手段に出力する。
【0013】また、好ましくは、上記マルチディスプレ
イ用画像出力装置において、複数の表示手段のそれぞれ
に対応するフレームメモリは、第1のフレームメモリ、
第2のフレームメモリ及び第1の制御用フレームメモリ
の読み出しアドレスを変換する第2の制御用フレームメ
モリを備え、第2の制御用フレームメモリにアドレス情
報を記載することにより、任意の位置で任意のアドレス
の画像表示を行う。
【0014】また、好ましくは、上記マルチディスプレ
イ用画像出力装置において、複数の表示手段のそれぞれ
に対応するフレームメモリは、解像度変換手段からの出
力信号を記憶する第1のフレームメモリと、動画データ
出力装置に接続され、この動画を記憶する第2のフレー
ムメモリと、第1のフレームメモリに記憶された画像デ
ータと第2のフレームメモリに記憶された画像データと
を切り換えて対応する表示手段に出力する映像信号処理
手段とを備える。
【0015】また、好ましくは、上記マルチディスプレ
イ用画像出力装置において、複数のフレームメモリから
出力される画像データを記憶するモニタ用フレームメモ
リと、このモニタ用フレームメモリからの画像出力信号
を一画面の画像に合成し、表示するモニタ用表示手段と
を備える。
【0016】また、好ましくは、上記マルチディスプレ
イ用画像出力装置において第1フレームメモリ及び第2
フレームメモリの画像出力信号は、第1及び第2フレー
ムメモリの入力信号にフィードバックする。
【0017】
【作用】従来のマルチディスプレイ装置においては、原
画像を、単に分割しそれぞれの表示手段に表示させるの
みであるため、画像の解像度は全体としては、原画像と
同一であるが、個々の表示手段においては、解像度が低
下してしまっている。つまり、原画像の画素数を640
×480とし、分割数を4とすると、一つの表示手段の
画素数は、320×240となる。
【0018】これは、マルチディスプレイを構成する表
示装置の数を増加すればする程、個々の表示装置におけ
る画像の画素数は低下する。つまり、例えば、表示装置
を9つ使用するとすれば、画素数640×480の原画
像に対して、一つの表示装置の画素数は、約220×1
60となってしまう。
【0019】これに対して、本発明においては、表示手
段の数、つまり、原画像の分割数に応じて、原画像の画
素数を変換処理し、これを切り出して、対応する各表示
手段に画像を表示するように構成したので、高価な表示
手段を使用することなく、マルチディスプレイ装置の高
画質化が図られる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。図1は、本発明の第1の実施例の概略構成図
であり、マルチディスプレイ表示システムの概略構成を
示したものである。
【0021】図1において、複数の表示装置1a〜1d
は、組み合わせて1面の大型マルチディスプレイを構成
している。画像出力装置20からの信号は、A/D変換
器4、スイッチ8a〜8dを介して画像表示用のフレー
ムメモリ2a〜2dに供給される。これらスイッチ8a
〜8dは、1V期間(垂直期間)書き込み制御装置5に
より制御され、フレームメモリ2a〜2dは、読み出し
制御装置6により、読み出しが制御される。そして、フ
レームメモリ2a〜2dからの出力信号は、D/A変換
器3a〜3dを介して、それぞれ、表示装置1a〜1d
に供給させる。
【0022】画像出力装置20は、フレームメモリ41
とグラフィックプロセッサ43とD/A変換器44とで
構成される画像出力回路40と、画像切り出し処理部4
21と解像度変換部422と制御信号発生部423とで
構成される画像信号処理部42で構成されており、例え
ば、パソコンやワークステーションなどである。マルチ
ディスプレイへの画像表示は、画像出力装置20の映像
信号出力をフレームメモリに転送することで実現する。
次に、画像データの表示手順について、表示装置1aに
画像を表示する手順を例に挙げて説明する。
【0023】まず、画像出力装置20から画像データを
出力する。つまり、画像データ45から読み出された画
像は、解像度変換部422に供給され、解像度が変換さ
れる。例えば、画像データ45の画像の画素数が640
×480であり、表示装置が4つであれば、画像の画素
数は1280×960となる。次に、変換された画像デ
ータから表示装置1a〜1dに対応する画像を切り出
す。切り出される画像の画素数は640×480であ
る。
【0024】続いて、画像切り出し処理部421により
切り出された画像データが、画像出力回路40内のグラ
フィックプロセッサ43に供給される。そして、このグ
ラフィックプロセッサ43は、フレームメモリ41に表
示装置一画面分の画像データを書き込み、VGA(Vide
o Graphics Array)信号を出力する。その出力は、D/
A変換器44を介して出力され、これを画像出力装置2
0の出力とする。
【0025】この時、どのフレームメモリ2a〜2dも
書き込み不可能状態とする。例えば、この画像データを
フレームメモリ2aに書き込む方法は、1V期間書き込
み制御装置5より制御信号を出力してフレームメモリ2
aを書き込み可能にすることで行う。1V期間書き込み
制御装置5への制御信号は、制御信号発生部423から
インターフェース46を介して供給される。
【0026】フレームメモリ2a〜2dを書き込み可能
にする方法は、例えば、スイッチ8aを閉じて書き込み
可能にする方法や、フレームメモリ2aのライトイネー
ブルを制御して書き込み可能にする方法がある。上記方
法で、フレームメモリ2aを書き込み可能にすること
で、画像データを書き込むことができる。これと同時
に、常時、表示装置1aに画像データを出力する。上記
操作を全ての表示装置2a〜2dについて順次行うこと
により、マルチディスプレイに所望の画像を表示するこ
とができる。
【0027】次に、フレームメモリを書き込み可能にし
て画像データを書き込む方法について、図2を用いて説
明する。出力は画像出力装置20から出力する画像デー
タのことである。まず、画像出力装置20から画像デー
タ1が出力されたとする。この画像データの出力タイミ
ングは、Vsync(垂直同期信号)のタイミングと必ずし
も一致しているとは限らない。
【0028】この時、例えば、ライトイネーブル信号W
E1を制御してフレームメモリ1を書き込み可能にす
る。フレームメモリを書き込み可能にする時間は、少な
くとも各表示装置に1枚の画像データを書き込む時間、
即ち1V期間以上である。上記操作をn枚の画像全てに
ついて行うことで、つまり、画像データ1〜nに対し
て、ライトイネーブル信号WE1〜WEnを制御して、
n個の表示装置に画像を表示することができる。
【0029】例えば、図1の例のように、4面のマルチ
ディスプレイに表示する場合について説明すると、64
0×480の画素数を有する原画像に対して、解像度変
換を行い、水平に2分割、垂直に2分割して、それぞれ
640×480の画素数を有する4個の画像データに分
ける。そして、これらの画像データを上述したように、
それぞれのフレームメモリ2a〜2dに書き込むことに
よって、4面のマルチディスプレイに高解像度な画像、
つまり、全体としては1280×960の画素数を有す
る高画質の画像を表示することができる。
【0030】以上のように、本発明の第1の実施例によ
れば、原画像をマルチディスプレイ装置を構成する表示
装置の全てが表示可能な画素数に対応する画素数を有す
る画像に変換し、変換された画像をマルチディスプレイ
装置を構成する表示装置の数に分割して切り出す。そし
て、切り出した各画像を対応する各表示装置に表示す
る。
【0031】したがって、表示装置の数に対応した高画
質の画像を、通常の表示装置を使用するマルチディスプ
レイ装置により表示可能なマルチディスプレイ用の画像
出力装置を実現することができる。
【0032】また、画像出力装置20から出力された各
表示装置の画像データは、1V期間でフレームメモリに
書き込まれるので、画像表示が高速である。さらに、各
表示装置毎に、画像データ処理を行うコンピュータを設
ける必要がなく、汎用のフレームメモリのみ設ければ良
いので、システム構成が簡単であり、低コストで上記画
像出力装置を実現することができる。
【0033】なお、上述した例においては、表示装置が
4つの場合の例を示したが、表示置装置を9つ又はそれ
以上使用することもできる。表示装置を9つ使用する場
合には、原画像の画素数640×480に対して、全体
として1920×1440の画素数を有する画像をマル
チディスプレイに表示可能となる。
【0034】また、上記画像出力装置20が出力する画
像データは、アナログ信号、ディジタル信号どちらでも
構わない。また、ディジタル信号の場合は、A/D変換
器4は必要なく、さらに必ずしも表示に同期して上記画
像データを出力する必要もない。
【0035】また、画像出力装置20が出力する信号が
アナログ信号の場合は、D/A変換器44及びA/D変
換器4を省略してもよい。なお、図1の例は、画像出力
回路20としてビデオボードを使用した場合の例であ
り、このビデオボードはD/A変換器を内蔵している。
このため、画像出力回路40の出力信号をディジタル信
号に変換する必要からA/D変換器4が設けられてい
る。
【0036】図3は、本発明の第2の実施例の概略構成
図であり、画像出力装置20は、図1に示した例と同様
となるので、その内部構成は省略してある。この第2の
実施例においては、第1の実施例の一つの表示装置につ
いて設けられるフレームメモリ群に、さらに、フレーム
メモリを増設したものである。一つの表示装置につい
て、2枚のフレームメモリを使用して、交互に切り換え
ながら画像データを書き込み、これを交互に表示装置に
出力することで、瞬時に画像切り換え表示を行うもので
ある。
【0037】つまり、表示装置1bについてのフレーム
メモリ群80bは、A/D変換器4を介して、画像出力
装置20からの画像データが供給される切り換えスイッ
チ81bと、この切り換えスイッチ81bにより交互に
切り換えられるフレームメモリ2b及び22bと、これ
らフレームメモリ2b及び22bの出力信号を交互に切
り換えるスイッチ11bと、このスイッチ11bからの
信号をD/A変換し、表示装置1bに供給するD/A変
換器3bとを有している。なお、スイッチ81bは、書
き込み制御装置5からの制御信号により切り換え制御さ
れ、スイッチ11bは、読みだし制御装置6からの制御
信号により切り換え制御される。表示装置1a、1c、
1dに対するフレームメモリ群80a、80c、80d
は、上記フレームメモリ群80bと同様となるので、詳
細は省略する。
【0038】次に、例えば、表示装置1bに表示されて
いる画像を瞬時に、次の画像に切り換え表示する方法に
ついて説明する。まず、フレームメモリ2bに、書き込
み制御装置5でライトイネーブル信号を制御して、画像
出力装置20より出力された画像データを書き込み、例
えば、切り換えスイッチ11bをフレームメモリ2b側
にセットして表示装置1bに画像を出力する。
【0039】この時、画像出力装置20から次に表示す
る画像データを出力して、上記方式でフレームメモリ2
2bに書き込む。ここで、スイッチ11bをフレームメ
モリ2b側にセットすることで、表示装置1bの画像を
瞬時に切り換えることができる。
【0040】以上のように、本発明の第2の実施例によ
れば、第1の実施例と同様な効果を得ることができる
他、2枚のフレームメモリを用いて、画像データの書き
込み・読み出し操作を交互に行うように構成したので、
瞬時に画像を切り換え表示することができる。
【0041】図4は、本発明の第3の実施例の概略構成
図であり、図3の例と同様に、画像出力装置20は、図
1に示した例と同様となるので、その内部構成は省略す
る。この第3の実施例においては、第2の実施例のフレ
ームメモリ群に、制御用フレームメモリ9b及び映像信
号処理回路12bが追加され、切り換えスイッチ11b
が省かれている。
【0042】図4において、フレームメモリ群90bの
映像信号処理回路12bは、フレームメモリ2bの出力
信号V1と、フレームメモリ22bの出力信号V2と
を、制御用フレームメモリ9bが出力した信号αに基づ
いて制御して映像信号Vを、D/A変換器3bに出力す
る。この映像信号処理回路12bは、制御用フレームメ
モリ9b、フレームメモリ2b、フレームメモリ22b
の出力信号を論理演算して出力する装置である。
【0043】次に、本実施例の映像信号処理について詳
しく説明する。映像信号処理回路12bは、信号V1、
V2、αを入力して次式(1)に示すような映像信号V
を出力する例えばディジタルビデオミキサである。 V=(α)×V1 + (1−α)×V2 −−−(1) 例えば、図5の(4)に示すようなフェード効果につい
て説明する。フレームメモリ2bには、画像出力装置2
0より出力された画像データが書き込まれており、フレ
ームメモリ22bには、全黒データを書き込む。映像信
号処理回路12bは、上記式(1)に示す映像信号Vを
出力する。制御用フレームメモリ9bより出力される制
御信号αを1から0に徐々に変化させるような制御デー
タを、画像出力装置20より出力し、制御用フレームメ
モリ9bを書き込み可能にすることで、制御データを書
き込む。
【0044】制御信号αが1の時は、V=V1となり表
示装置1bにはフレームメモリ2bの画像が表示されて
いる(図5の(4)の画面157)。制御信号αを徐々
に1から0に変化させることで、表示装置1bの画面は
徐々に暗くなり(図5の(4)の画面158)、制御信
号αが0の時は、V=V2となり表示装置1bの画面は
全黒が表示される(図5の(4)の画面159)。この
ようにして、画像切り換え時にフェード効果を交えるこ
とができる。
【0045】また、フレームメモリ22bに、別の画像
データを書き込んでおき、上述と同様に、制御信号αを
1から0に変化させることで、表示装置1bの画面が信
号V1から信号V2に徐々に変化するディゾルブ効果を
交えることができる(図5の(2)の画面154から1
56)。なお、フレームメモリ群90a、90c、90
dは、フレームメモリ群90aと同様となるので、詳細
な構成の図示は省略する。
【0046】以上、図5に示すようなフェード効果、デ
ィゾルブ効果について述べたが、図6に示すように各フ
レームメモリと制御用フレームメモリは、1ドット毎に
対応しているため、制御用フレームメモリに制御データ
を転送するだけで、独自の表示効果を交えた多彩な画像
表示ができる。
【0047】また、例えばフレームメモリ2bとフレー
ムメモリ22bに画像出力装置20より出力された画像
を書き込んでおき、制御用フレームメモリ9bの制御デ
ータを例えば1とする。この時の映像信号処理装置12
bは、(1)式にしたがって信号V1の映像を出力する
(図5の(1)の画面151)。ここで、制御用フレー
ムメモリ9bの制御データを、左から徐々に0に変更さ
せることによって、表示装置の画面は、信号V1の画像
に左端から徐々に信号V2の画像が表示されるワイプ効
果(図5の(1)の画面152、153)を実現するこ
とができる。
【0048】上記したように、切り換え表示効果は、特
別な制御回路を必要とせずに、画像データの転送と同様
の手法で制御用フレームメモリ9bに制御データを転送
し、制御用フレームメモリ9bの出力と画像データとを
論理演算することで簡単に実現できる。
【0049】以上のように、本発明の第3の実施例によ
れば、第1の実施例と同様な効果を得ることができる
他、上記画像データ転送時と同様に、制御データを出力
し、制御用フレームメモリ9bに書き込むことで、特別
な制御回路が無くてもフェード等の各種多様な表示効果
を交えて画像を切り換え表示できる。
【0050】図7は、本発明の第4の実施例の概略構成
図であり、フレームメモリ群100bは、図4の例と同
様な制御用フレームメモリ10b及び映像処理回路12
bを備えている。この第4の実施例の特徴は、制御用フ
レームメモリ10bにアドレス情報を記載して、各フレ
ームメモリ2b及び22bの表示開始アドレスを制御す
ることで、水平スクロールを行うことである。ただし、
フレームメモリ2b及び22bには、アドレスセット機
能付きフレームメモリを使用するものとする。
【0051】制御用フレームメモリ10bに記載したア
ドレス情報を各フレームメモリ2b及び22bに転送す
ると、アドレス情報がフレームメモリ2b及び22bに
書かれ、画像表示時に左端に上記情報が出力される。そ
のため、図8に示すようにアドレス情報転送時に各フレ
ームメモリのブランキング期間になるように、制御用フ
レームメモリ10bの読み出しタイミングは、フレーム
メモリより少し早くする。
【0052】上記アドレス情報に従って、例えばフレー
ムメモリの読み出しタイミングで画像データを読み込
む。このタイミングは、例えば画像出力装置20から与
えても良い。これにより画像切り換えの際、水平スクロ
ールを実現することができる。この効果とワイプ効果を
同時に行うことで、スライドイン・アウト機能も実現可
能である。
【0053】また、制御用フレームメモリをアドレス変
換テーブル170として用いることで、制御用フレーム
メモリにはフレームメモリ2b、及びフレームメモリ2
2bに入力するアドレス情報を書き込み、このアドレス
に対応して任意にフレームメモリ2b、フレームメモリ
22bを読み出し、多様性を実現する。なお、フレーム
メモリ群100a、100c、100dは、フレームメ
モリ構成100bと同様となるので詳細な構成は省略す
る。
【0054】このように、本発明の第4の実施例によれ
ば、第1の実施例と同様な効果を得ることができる他、
制御用フレームメモリ10bに制御データを転送するこ
とで、各表示効果毎にハード構成を変えることなく各種
多様の表示効果を実現することができる。
【0055】図9は、本発明の第5の実施例の概略構成
図であり、フレームメモリ群110bは、一対の制御用
フレームメモリ63b及び64bと、これらのフレーム
メモリ63bと64bとを切り換えるスイッチ82b及
び21と、他の一対の制御用フレームメモリ65b及び
66bと、これらのフレームメモリ65bと66bとを
切り換えるスイッチ83b及び22とを備える。なお、
フレームメモリ群110a、110c、110dは、フ
レームメモリ群110bと同様となるので、詳細は省略
する。
【0056】この第5の実施例においては、第1の実施
例と同様な効果が得られる他、各フレームメモリを交互
に切り換える方式で、各表示用フレームメモリ毎に制御
用フレームメモリを有するため高速の表示切り換えを実
現することができる。
【0057】図10は、本発明の第6の実施例の概略構
成図であり、フレームメモリ群120bのフレームメモ
リ23bは動画データを入出力するフレームメモリ、フ
レームメモリ22bは静止画像データを入出力するフレ
ームメモリである。また、信号源13は動画を出力する
信号源、A/D変換器4aは信号源13からの信号をA
D変換してフレームメモリ22bに供給する変換器、P
LL回路14はクロック信号等を出力する回路、ライト
制御回路15はPLL回路14の出力に従ってフレーム
メモリ23bの書き込みタイミングを制御する回路であ
る。上記各フレームメモリの読み出しは全て同期してい
る。
【0058】信号源13から出力された動画データは、
ライト制御回路15が出力するタイミングで、フレーム
メモリ23bに書き込まれる。また、静止画像データは
上記手法でフレームメモリ22bに書き込まれる。これ
らの出力信号V1とV2とは、映像信号処理回路12b
を介して、(1)式に従って制御用フレームメモリ10
の出力信号αに応じた出力信号Vに変換され、表示装置
1bに表示される。
【0059】ここで、映像信号処理回路12b及び制御
用フレームメモリ1の動作については、上述したので説
明を省略する。また、フレームメモリ群120a、12
0c、120dについては、フレームメモリ群120b
と同様となるので、説明は省略する。
【0060】このように、本発明の第6の実施例によれ
ば、第1の実施例と同様な効果を得ることができる他、
動画と静止画を各種多様の表示効果を交えて切り換え表
示することができる。
【0061】図11は、本発明の第7の実施例の概略構
成図であり、図10に示した例のフレームメモリ群に、
さらに、信号源13a、A/D変換器4b、PLL回路
14a、ライト制御回路15a、フレームメモリ69b
及び70b、これらのフレームメモリ69bと70bと
を切り換えるスイッチ81bが追加されている。
【0062】つまり、動画データを入出力するフレーム
メモリと静止画像データを入出力するフレームメモリと
をそれぞれ増設することにより、静止画像と動画の切り
換え表示のみならず、静止画像どうしの切り換え表示や
動画どうしの切り換え表示を各種多様の表示効果を交え
てできる。
【0063】なお、フレームメモリ群130a、130
c、130dについては、フレームメモリ群130bと
同様となるので、説明は省略する。
【0064】このように、本発明の第7の実施例によれ
ば、第1の実施例と同様な効果が得られる他、上述した
ように、静止画像と動画の切り換え表示のみならず、静
止画像どうしの切り換え表示や動画どうしの切り換え表
示を各種多様の表示効果を交えてできる。
【0065】図12は、本発明の第8の実施例の概略構
成図であり、この第8の実施例は、図1の例に、それぞ
れのフレームメモリの出力を新たに増設したフレームメ
モリと、モニタとが追加されており、このモニタを用い
てマルチディスプレイの画像を一括表示する構成となっ
ている。なお、この図12においては、図1の例の構成
については、簡単のため、一部を省略して示してある。
【0066】フレームメモリ2a〜2dの画像データの
出力は、D/A変換器3a〜3dを介して表示装置1a
〜1dに供給されるととともに、フレームメモリ16a
〜16dに供給され書き込まれる。ただし、フレームメ
モリ16a〜16dへの画像データの書き込みは、1ド
ットずつ飛び越して書き込む。従って、フレームメモリ
16a〜16dに書き込まれた画像の画素数は、原画像
が640×480ドットであれば、320×240ドッ
トである。
【0067】このフレームメモリ16a〜16dの出力
を切り換えスイッチ17で切り換えながら、フレームメ
モリ18に書き込む。全てのフレームメモリ16a〜1
6dの画像データを書き込み、フレームメモリ18の画
像データを読み出し、D/A変換器3eを介してモニタ
19に出力することで、モニタ19にマルチディスプレ
イに表示した画像と全く同じ画像を表示することができ
る。
【0068】以上のように、本発明の第8の実施例によ
れば、第1の実施例と同様な効果が得られる他、上述し
たように、モニタ19にマルチディスプレイに表示した
画像と全く同じ画像を表示することができる。
【0069】図13は、本発明の第9の実施例の概略構
成図であり、この実施例の特徴は、フレームメモリ2b
及び22bから出力された画像データをフィードバック
し、画像出力装置20から出力された画像データと組み
合わせることで、高速スクロールを行うことである。
【0070】図13において、画像出力装置20からの
画像信号は、A/D変換器4及びスイッチ34を介し
て、フレームメモリ群140bのスイッチ81bに供給
される。このスイッチ81bは、書き込み制御装置5か
らの制御信号によりフレームメモリ2b側か22b側に
切り換わるスイッチであり、このスイッチ81bを介し
て画像信号がフレームメモリ2b又は22bに供給され
る。
【0071】フレームメモリ2bからの出力信号は、ス
イッチ11b及びD/A変換器3bを介して表示装置1
bに供給される。また、フレームメモリ2bからの出力
信号は、スイッチ33aを介して、スイッチ81bの入
力端子に供給される。
【0072】また、フレームメモリ22bからの出力信
号は、スイッチ11b及びD/A変換器3bを介して表
示装置1bに供給される。また、フレームメモリ22b
からの出力信号は、スイッチ33bを介して、スイッチ
81bの入力端子に供給される。
【0073】例えば、表示装置1bの画像を高速スクロ
ールする場合について説明する。表示装置1bにはスク
ロール後の画像32が表示されている。31はスクロー
ル前に表示されていた画像である。画像31を書き込む
ときは、スイッチ34を閉じて、画像出力装置20より
出力される画像データをフレームメモリ2bに転送し、
32の画像を書き込むときは、スイッチ33aを閉じて
フィードバックした画像をフレームメモリにそのまま書
き込む。フレームメモリ22bについても、フレームメ
モリ2bについての制御と同様に制御すれば、スクロー
ル表示可能である。
【0074】フレームメモリ群140a、140c、1
40dは、フレームメモリ群140bと同様な構成とな
っているので、説明は省略する。これらフレームメモリ
群140a、140c、140dにより、表示装置1b
と同様に、表示装置1a、1c、1dがスクロール表示
可能となっている。
【0075】以上のように、本発明の第9の実施例によ
れば、第1の実施例と同様な効果を得ることができる
他、スクロールのとき、画像出力装置より転送する画像
データは少なくてすむので、高速でスクロールすること
ができる。
【0076】なお、上述した例においては、表示装置が
4つのマルチディスプレイに適用した例であるが、4つ
に限らず、6つ以上の表示装置で構成されるマルチディ
スプレイ装置に適用可能である。
【0077】また、上述した例においては、図示を省略
したが、オペレータ等の入力手段により、マルチディス
プレイを構成する表示装置の数を入力し、入力した表示
手段の数に応じて、解像度を変換及び画像の切り出し可
能であるように構成することも可能である。
【0078】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、次のような効果がある。画素数を変換する
解像度変換手段と、変換した画像データをマルチディス
プレイ装置を構成する複数の表示手段の数に切り出す画
像切り出し手段と、切り出した画像データを対応する表
示手段に表示させる表示制御手段とを備えるように構成
したので、低価格でありながら、画質の向上が可能なマ
ルチディスプレイ用の画像出力装置を実現することがで
きる。
【0079】また、上記マルチディスプレイ用画像出力
装置において、所定の係数値を記憶する第1の制御用フ
レームメモリと、第1のフレームメモリの出力と第2の
フレームメモリの出力との出力切り換え時に、第1の制
御用フレームメモリに記憶された係数値に従って、第1
のフレームメモリの出力信号と第2のフレームメモリの
出力信号との出力比を論理演算制御する映像信号処理手
段とを備えるように構成すれば、特別な制御回路が無く
てもフェード等の各種多様な表示効果を交えて画像を切
り換え表示可能な画像出力装置を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の概略構成図である。
【図2】画像の出力とフレームメモリ書き込みのタイム
チャートである。
【図3】本発明の第2の実施例の概略構成図である。
【図4】本発明の第3の実施例の概略構成図である。
【図5】図4の例における各種表示効果例を示す図であ
る。
【図6】図4の例におけるフレームメモリと制御用フレ
ームメモリとの関係を示す図である。
【図7】本発明の第4の実施例の概略構成図である。
【図8】図7の例の制御用フレームメモリに制御データ
を書き込む手法を示す図である。
【図9】本発明の第5の実施例の概略構成図である。
【図10】本発明の第6の実施例の概略構成図である。
【図11】本発明の第7の実施例の概略構成図である。
【図12】本発明の第8の実施例の概略構成図である。
【図13】本発明の第9の実施例の概略構成図である。
【図14】LANを使った、従来例におけるマルチディ
スプレイ装置の概略構成図である。
【符号の説明】
1a〜1d 表示装置 2a〜2d フレームメモリ 3a〜3d D/A変換器 4 A/D変換器 5 ライト信号制御装置 6 読み出し制御装置 8a〜8d 切り換えスイッチ 9b、10b 制御用フレームメモリ 11 切り換えスイッチ 12 映像信号処理装置 12b 映像信号処理回路 13 信号源 14 PLL回路 15 ライト制御回路 16、18 フレームメモリ 19 モニタ 20 画像出力装置 22b フレームメモリ 40 画像出力回路 41 フレームメモリ 42 画像信号処理部 43 グラフィックプロセッサ 44 D/A変換器 45 画像データ 46 インターフェース 80a〜80d フレームメモリ群 81b スイッチ 90a〜90d フレームメモリ群 100a〜100dフレームメモリ群 110a〜110dフレームメモリ群 120a〜120dフレームメモリ群 130a〜130dフレームメモリ群 140a〜140dフレームメモリ群 421 画像切り出し処理部 422 解像度変換部 423 制御信号発生部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原画像データの画素数をマルチディスプ
    レイ装置を構成する複数の表示手段が表示可能な全ての
    画素数に対応する画素数を有する画像データに変換する
    解像度変換手段と、 解像度変換手段により変換された画像データを、マルチ
    ディスプレイ装置を構成する複数の表示手段のそれぞれ
    に対応する画像データに切り出す画像切り出し手段と、 画像切り出し手段から出力される切り出し画像データ
    を、マルチディスプレイ装置を構成する複数の表示手段
    のうち、上記切り出し画像データに対応する表示手段に
    表示させる表示制御手段と、 を備えることを特徴とするマルチディスプレイ用画像出
    力装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のマルチディスプレイ用画
    像出力装置において、上記表示制御手段は、複数の表示
    手段のそれぞれに対応する複数のフレームメモリを有
    し、これらフレームメモリは、それぞれ対応する切り出
    し画像データを記憶し、記憶した画像データを対応する
    表示手段に出力することを特徴とするマルチディスプレ
    イ用画像出力装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のマルチディスプレイ用画
    像出力装置において、複数の表示手段のそれぞれに対応
    するフレームメモリは、第1のフレームメモリと第2の
    フレームメモリとを有し、これら第1のフレームメモリ
    と第2のフレームメモリとに交互に切り出し画像データ
    を記憶させるとともに、対応する表示手段に交互に出力
    することを特徴とするマルチディスプレイ用画像出力装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のマルチディスプレイ用画
    像出力装置において、上記複数の表示手段のそれぞれに
    対応するフレームメモリは、所定の係数値を記憶する第
    1の制御用フレームメモリと、第1のフレームメモリの
    出力と第2のフレームメモリの出力との出力切り換え時
    に、第1の制御用フレームメモリに記憶された係数値に
    従って、第1のフレームメモリの出力信号と第2のフレ
    ームメモリの出力信号との出力比を論理演算制御する映
    像信号処理手段とを備えることを特徴とするマルチディ
    スプレイ用画像出力装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のマルチディスプレイ装置
    において、第1のフレームメモリの出力信号をV1と
    し、第2のフレームメモリの出力信号をV2とし、第1
    の制御用フレームメモリに記憶された係数値をαとする
    と、上記映像信号処理手段は、V=α×V1+(1−
    α)×V2で示される演算を実行し、演算された映像信
    号Vを表示手段に出力することを特徴とするマルチディ
    スプレイ用画像出力装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載のマルチディスプレイ用画
    像出力装置において、上記複数の表示手段のそれぞれに
    対応するフレームメモリは、上記第1のフレームメモ
    リ、第2のフレームメモリ及び第1の制御用フレームメ
    モリの読み出しアドレスを変換する第2の制御用フレー
    ムメモリを備え、第2の制御用フレームメモリにアドレ
    ス情報を記載することにより、任意の位置で任意のアド
    レスの画像表示を行うことを特徴とするマルチディスプ
    レイ用画像出力装置。
  7. 【請求項7】 請求項2記載のマルチディスプレイ用画
    像出力装置において、複数の表示手段のそれぞれに対応
    するフレームメモリは、上記解像度変換手段からの出力
    信号を記憶する第1のフレームメモリと、動画データ出
    力装置に接続され、この動画を記憶する第2のフレーム
    メモリと、第1のフレームメモリに記憶された画像デー
    タと第2のフレームメモリに記憶された画像データとを
    切り換えて対応する表示手段に出力する映像信号処理手
    段とを備えることを特徴とするマルチディスプレイ用画
    像出力装置。
  8. 【請求項8】 請求項2記載のマルチディスプレイ用画
    像出力装置において、上記複数のフレームメモリから出
    力される画像データを記憶するモニタ用フレームメモリ
    と、このモニタ用フレームメモリからの画像出力信号を
    一画面の画像に合成し、表示するモニタ用表示手段とを
    備えることを特徴とするマルチディスプレイ用画像出力
    装置。
  9. 【請求項9】 請求項3記載のマルチディスプレイ用画
    像出力装置において第1フレームメモリ及び第2フレー
    ムメモリの画像出力信号は、第1及び第2フレームメモ
    リの入力信号にフィードバックすることを特徴とするマ
    ルチディスプレイ用画像出力装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009069832A1 (en) * 2007-11-30 2009-06-04 Sharp Kabushiki Kaisha Methods and systems for display viewer motion compensation based on user image data
JP2010508538A (ja) * 2006-08-28 2010-03-18 ユヤン ディアンドユー コーポレーテッド Ledモジュール配置方法、ledモジュールを用いて動画を表示するためのデータ変換方法及びそのためのデータ変換装置
US8120717B2 (en) 2007-02-21 2012-02-21 Sharp Laboratories Of America, Inc. Methods and systems for display viewer motion compensation
JP2021026182A (ja) * 2019-08-08 2021-02-22 日本信号株式会社 表示装置

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