JPH08300748A - 画像出力装置及びその制御方法 - Google Patents
画像出力装置及びその制御方法Info
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- JPH08300748A JPH08300748A JP7113060A JP11306095A JPH08300748A JP H08300748 A JPH08300748 A JP H08300748A JP 7113060 A JP7113060 A JP 7113060A JP 11306095 A JP11306095 A JP 11306095A JP H08300748 A JPH08300748 A JP H08300748A
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- Japan
- Prior art keywords
- data
- image
- print image
- print data
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Abstract
(57)【要約】
【目的】印刷イメージの処理時間を短縮する。
【構成】受信部131により印刷データを受信すると、
印刷データ記憶部1331部に記憶する。印刷イメージ
形成部132は印刷データから印刷イメージを形成し、
印刷イメージ記憶部1332に記憶しておく。制御部1
34は、記憶装置133に印刷データや印刷イメージデ
ータを記憶する際に空き容量を調べ、空きが不足してい
る場合には、印刷イメージ記憶部1332に残存してい
るデータを削除する。また、イメージ形成部132がイ
メージを形成する際には、印刷データに対応する印刷イ
メージがイメージ記憶部1332に残っていれば、それ
をもちいて印刷イメージを形成する。
印刷データ記憶部1331部に記憶する。印刷イメージ
形成部132は印刷データから印刷イメージを形成し、
印刷イメージ記憶部1332に記憶しておく。制御部1
34は、記憶装置133に印刷データや印刷イメージデ
ータを記憶する際に空き容量を調べ、空きが不足してい
る場合には、印刷イメージ記憶部1332に残存してい
るデータを削除する。また、イメージ形成部132がイ
メージを形成する際には、印刷データに対応する印刷イ
メージがイメージ記憶部1332に残っていれば、それ
をもちいて印刷イメージを形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プリンタ等の画像出
力装置及び方法に関するものである。
力装置及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より印刷データの受信順序によりそ
のデータのページ内での印刷イメージ作成位置を決定す
ることができないタイプの印刷装置では、1ページ分の
印刷データを受信し終わってから可視画像を印刷出力し
てきた。
のデータのページ内での印刷イメージ作成位置を決定す
ることができないタイプの印刷装置では、1ページ分の
印刷データを受信し終わってから可視画像を印刷出力し
てきた。
【0003】それらのタイプの印刷装置には、実際に印
刷する印刷イメージを直接受信して処理すると受信する
データが非常に大きくなってしまうために、”文字デー
タ”や”円”などという符号化された形の印刷データを
受信して処理するものが多くある。
刷する印刷イメージを直接受信して処理すると受信する
データが非常に大きくなってしまうために、”文字デー
タ”や”円”などという符号化された形の印刷データを
受信して処理するものが多くある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そのような印刷装置の
うち、印刷データを受信すると同時にそのデータを印刷
イメージ形成するタイプのものは、印刷装置の解像度が
高くなるにつれ印刷データより印刷イメージデータの方
がはるかに大きくなるとともに、常に最大出力サイズの
記憶装置が必要となってしまうため、大容量の出力用印
刷イメージ専用の記憶装置が必要となり、印刷装置のコ
ストが高いものとなってしまうという欠点があった。
うち、印刷データを受信すると同時にそのデータを印刷
イメージ形成するタイプのものは、印刷装置の解像度が
高くなるにつれ印刷データより印刷イメージデータの方
がはるかに大きくなるとともに、常に最大出力サイズの
記憶装置が必要となってしまうため、大容量の出力用印
刷イメージ専用の記憶装置が必要となり、印刷装置のコ
ストが高いものとなってしまうという欠点があった。
【0005】そのため受信した印刷データを印刷イメー
ジ形成の前で内部の印刷データ記憶装置に保管し、1ペ
ージ分保管し終わった後まとめて印刷イメージ形成する
タイプの印刷装置もあったが、それらは1ページ分の印
刷データがその印刷装置の持つ印刷データ格納記憶装置
の記憶容量を越えるサイズの場合、そのページの印刷デ
ータを処理できないという欠点があった。
ジ形成の前で内部の印刷データ記憶装置に保管し、1ペ
ージ分保管し終わった後まとめて印刷イメージ形成する
タイプの印刷装置もあったが、それらは1ページ分の印
刷データがその印刷装置の持つ印刷データ格納記憶装置
の記憶容量を越えるサイズの場合、そのページの印刷デ
ータを処理できないという欠点があった。
【0006】また、文字データなどのように印刷イメー
ジ形成に時間のかかるデータについては、一度印刷イメ
ージ形成したデータを印刷イメージデータ記憶装置に保
管しておき、その後同じ印刷データについてはその印刷
イメージデータ記憶装置内の印刷イメージ後のデータを
使い総処理時間を短くする方式の印刷装置があった。そ
の様な方式の印刷装置については、その効率は記憶装置
の記憶容量によって決まるため、ある程度大きな容量の
記憶装置を用意しなくては処理時間短縮ができないとい
う欠点があった。
ジ形成に時間のかかるデータについては、一度印刷イメ
ージ形成したデータを印刷イメージデータ記憶装置に保
管しておき、その後同じ印刷データについてはその印刷
イメージデータ記憶装置内の印刷イメージ後のデータを
使い総処理時間を短くする方式の印刷装置があった。そ
の様な方式の印刷装置については、その効率は記憶装置
の記憶容量によって決まるため、ある程度大きな容量の
記憶装置を用意しなくては処理時間短縮ができないとい
う欠点があった。
【0007】本発明は以上のような従来の欠点を除去す
るためになされたもので、印刷内容データの保管と再利
用用印刷イメージの保管に同じ記憶装置を使い、その記
憶装置の使用比率を印刷用データの使用量に合わせて随
時可変することにより効率的に印刷内容を処理し、印刷
イメージ処理時間を短縮することができる画像出力装置
及び方法を提供することを目的としている。
るためになされたもので、印刷内容データの保管と再利
用用印刷イメージの保管に同じ記憶装置を使い、その記
憶装置の使用比率を印刷用データの使用量に合わせて随
時可変することにより効率的に印刷内容を処理し、印刷
イメージ処理時間を短縮することができる画像出力装置
及び方法を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】及び
【作用】上記目的を達成するために本発明の画像出力装
置及び方法は次のような構成から成る。即ち、印刷デー
タを記憶する印刷データ記憶領域と、印刷データから展
開された印刷イメージデータを記憶するイメージ記憶領
域とを有する記憶手段と、前記印刷データまたは前記印
刷イメージデータを記憶する際に、それぞれに対する記
憶領域の空きを検査し、空きが不足している場合には印
刷イメージデータを消去してイメージ記憶領域を縮小し
空き領域を確保する記憶管理手段と、前記印刷記憶領域
に記憶された印刷イメージデータを出力する出力手段と
を備える。
置及び方法は次のような構成から成る。即ち、印刷デー
タを記憶する印刷データ記憶領域と、印刷データから展
開された印刷イメージデータを記憶するイメージ記憶領
域とを有する記憶手段と、前記印刷データまたは前記印
刷イメージデータを記憶する際に、それぞれに対する記
憶領域の空きを検査し、空きが不足している場合には印
刷イメージデータを消去してイメージ記憶領域を縮小し
空き領域を確保する記憶管理手段と、前記印刷記憶領域
に記憶された印刷イメージデータを出力する出力手段と
を備える。
【0009】また、本発明の画像出力方法は次のような
構成から成る。即ち、印刷データを記憶する印刷データ
記憶領域に空きが在るか判定し、空きがない場合には、
印刷イメージデータを消去して空き領域を確保してから
印刷データを記憶する印刷データ記憶工程と、前記印刷
データを展開して印刷イメージデータを作成するイメー
ジ作成工程と、印刷イメージデータを記憶するイメージ
データ記憶領域に空きが在るか判定し、空きがない場合
には印刷イメージデータを消去して空き領域を確保して
から印刷イメージデータを記憶するイメージデータ記憶
工程と、印刷イメージデータに基づいて画像を出力する
出力工程とを備える。
構成から成る。即ち、印刷データを記憶する印刷データ
記憶領域に空きが在るか判定し、空きがない場合には、
印刷イメージデータを消去して空き領域を確保してから
印刷データを記憶する印刷データ記憶工程と、前記印刷
データを展開して印刷イメージデータを作成するイメー
ジ作成工程と、印刷イメージデータを記憶するイメージ
データ記憶領域に空きが在るか判定し、空きがない場合
には印刷イメージデータを消去して空き領域を確保して
から印刷イメージデータを記憶するイメージデータ記憶
工程と、印刷イメージデータに基づいて画像を出力する
出力工程とを備える。
【0010】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づいて本発明の
詳細を説明する。
詳細を説明する。
【0011】(実施例1)図1以下は本発明の一実施例
を説明するもので、図1には本実施例に基づく印刷装置
の概略図が示されている。
を説明するもので、図1には本実施例に基づく印刷装置
の概略図が示されている。
【0012】11は本実施例の印刷装置で処理する印刷
データを作成,出力要求するホストコンピュータを示し
ている。
データを作成,出力要求するホストコンピュータを示し
ている。
【0013】12はホストコンピュータ11から本実施
例の印刷装置に印刷データを転送するネットワークを示
している。
例の印刷装置に印刷データを転送するネットワークを示
している。
【0014】13は印刷装置である。
【0015】131はネットワーク12に対するネット
ワークインターフェースである受信部を示している。
ワークインターフェースである受信部を示している。
【0016】132は印刷データを実際に出力する印刷
イメージに変換する印刷イメージ変換部である。
イメージに変換する印刷イメージ変換部である。
【0017】133は各種データを保管するための記憶
装置で、印刷データを保管する印刷データ記憶部133
1と再利用される印刷イメージデータを保管する印刷イ
メージ記憶部1332の2つから成り立っている。
装置で、印刷データを保管する印刷データ記憶部133
1と再利用される印刷イメージデータを保管する印刷イ
メージ記憶部1332の2つから成り立っている。
【0018】134は印刷装置全体を制御する制御部を
示している。
示している。
【0019】135は記憶装置133の印刷データ記憶
部1331と印刷イメージ記憶部1332の容量比率を
随時管理,変更する記憶装置管理部である。
部1331と印刷イメージ記憶部1332の容量比率を
随時管理,変更する記憶装置管理部である。
【0020】136は出力印刷イメージを印刷イメージ
形成する出力部である。
形成する出力部である。
【0021】137はブロック全体でデータをやり取り
するのに使われるバスである。
するのに使われるバスである。
【0022】印刷装置のデータ処理の流れを図1で説明
する。
する。
【0023】ホストコンピュータ11で作成された印刷
データはネットワーク12を介して印刷装置13に送ら
れる。印刷装置13では制御部134の制御により受信
部131で受信した印刷データを印刷データ記憶部13
31に保管する。
データはネットワーク12を介して印刷装置13に送ら
れる。印刷装置13では制御部134の制御により受信
部131で受信した印刷データを印刷データ記憶部13
31に保管する。
【0024】印刷データ記憶部1331に印刷データが
1ページ分保管された後は、それらの印刷データを随時
印刷イメージ形成部132で実際の印刷イメージに変換
し、出力部136に送る。そして出力部136は受け取
った印刷イメージを可視画像形成出力する。
1ページ分保管された後は、それらの印刷データを随時
印刷イメージ形成部132で実際の印刷イメージに変換
し、出力部136に送る。そして出力部136は受け取
った印刷イメージを可視画像形成出力する。
【0025】印刷イメージ形成段階において、制御部1
34では印刷データのうち何度も同じ印刷イメージ形成
が行われる可能性がものについては、印刷イメージ形成
後の印刷イメージを印刷イメージ記憶部1332に保管
しておく。そして再度同じ印刷イメージ形成を行う必要
のある印刷データを処理する必要があった場合は、その
印刷イメージ形成は行なわず、印刷イメージ記憶部13
32に保管してあった印刷イメージを再利用することに
よって、印刷イメージ変換にかかる総時間の短縮を行
う。
34では印刷データのうち何度も同じ印刷イメージ形成
が行われる可能性がものについては、印刷イメージ形成
後の印刷イメージを印刷イメージ記憶部1332に保管
しておく。そして再度同じ印刷イメージ形成を行う必要
のある印刷データを処理する必要があった場合は、その
印刷イメージ形成は行なわず、印刷イメージ記憶部13
32に保管してあった印刷イメージを再利用することに
よって、印刷イメージ変換にかかる総時間の短縮を行
う。
【0026】印刷データ記憶部1331と印刷イメージ
記憶部1332の容量は、印刷データに基づいて記憶装
置管理部135によって増減される。
記憶部1332の容量は、印刷データに基づいて記憶装
置管理部135によって増減される。
【0027】図2は、図1における記憶装置133に保
管される内容を示した例である。記憶装置133は、そ
の記憶位置によって印刷データ記憶部21と印刷イメー
ジ記憶部22に分かれている。
管される内容を示した例である。記憶装置133は、そ
の記憶位置によって印刷データ記憶部21と印刷イメー
ジ記憶部22に分かれている。
【0028】印刷データ記憶部21には、受信部131
で受信した印刷データを管理しやすい形にして印刷デー
タ記憶部21の先頭より受信順に保管してある。
で受信した印刷データを管理しやすい形にして印刷デー
タ記憶部21の先頭より受信順に保管してある。
【0029】印刷データには、例えば円描画命令21
1、文字描画命令のうち文字コード“あ”212、文字
コード“い”213、直線描画命令214などがあり、
それらは実際に印刷イメージに展開されたデータよりも
はるかに小さいサイズである。
1、文字描画命令のうち文字コード“あ”212、文字
コード“い”213、直線描画命令214などがあり、
それらは実際に印刷イメージに展開されたデータよりも
はるかに小さいサイズである。
【0030】これらの印刷データのうち、例えば印刷デ
ータ212や印刷データ213のような印刷データは、
その文字コードを実際の印刷イメージに変換するのに非
常に時間がかかってしまう。そのように印刷イメージ変
換に時間がかかる印刷イメージは、印刷イメージ変換さ
れた時点で印刷イメージ記憶部22に格納する。
ータ212や印刷データ213のような印刷データは、
その文字コードを実際の印刷イメージに変換するのに非
常に時間がかかってしまう。そのように印刷イメージ変
換に時間がかかる印刷イメージは、印刷イメージ変換さ
れた時点で印刷イメージ記憶部22に格納する。
【0031】図2の印刷イメージ記憶部22には、印刷
データより印刷イメージ変換された後の印刷イメージ
が、領域の末尾より保管されている。
データより印刷イメージ変換された後の印刷イメージ
が、領域の末尾より保管されている。
【0032】印刷イメージには、例えば文字“う”の印
刷イメージ221、文字“あ”の印刷イメージ222な
どがある。
刷イメージ221、文字“あ”の印刷イメージ222な
どがある。
【0033】印刷データ記憶部21と印刷イメージ記憶
部22は連続した記憶領域であり、その区切りは境界2
3によって分けられている。
部22は連続した記憶領域であり、その区切りは境界2
3によって分けられている。
【0034】印刷データ記憶部21に保管される印刷デ
ータは、最低1ページ分格納されるまで消去することは
できないが、印刷イメージ記憶部22に保管される印刷
イメージは、もし領域に空きが無い場合は自由にそのデ
ータの一部または全部を消去することができる。
ータは、最低1ページ分格納されるまで消去することは
できないが、印刷イメージ記憶部22に保管される印刷
イメージは、もし領域に空きが無い場合は自由にそのデ
ータの一部または全部を消去することができる。
【0035】図3は、印刷データを受信してから可視画
像形成出力するまでのデータの処理の流れを示したフロ
ーチャートである。
像形成出力するまでのデータの処理の流れを示したフロ
ーチャートである。
【0036】まずステップ31で受信部131により、
ホストコンピュータ11よりネットワーク12を介して
印刷データを受け取る。受け取った印刷データは、ステ
ップ32で印刷データ受信部1331に保管する。この
時必要ならば記憶装置管理部135は印刷データ記憶部
1331のサイズを変換する(図4にて説明)。そして
ステップ33において、例えば排紙命令などを調べるこ
とにより1ページ分の印刷データを受信したかどうかを
判断し、まだであった場合はステップ31へ戻る。
ホストコンピュータ11よりネットワーク12を介して
印刷データを受け取る。受け取った印刷データは、ステ
ップ32で印刷データ受信部1331に保管する。この
時必要ならば記憶装置管理部135は印刷データ記憶部
1331のサイズを変換する(図4にて説明)。そして
ステップ33において、例えば排紙命令などを調べるこ
とにより1ページ分の印刷データを受信したかどうかを
判断し、まだであった場合はステップ31へ戻る。
【0037】1ページ分の印刷データを受信した場合、
ステップ34以降でそれらの印刷データを1つ1つ順番
に実際の印刷イメージへ変換する処理を行なう。
ステップ34以降でそれらの印刷データを1つ1つ順番
に実際の印刷イメージへ変換する処理を行なう。
【0038】ステップ34では、着目した印刷データが
既に印刷イメージ記憶部に印刷イメージとして形成済み
で保存されているかを調べ、既に印刷イメージ形成済み
であった場合はステップ38で印刷イメージの可視画像
形成出力処理を行なう。
既に印刷イメージ記憶部に印刷イメージとして形成済み
で保存されているかを調べ、既に印刷イメージ形成済み
であった場合はステップ38で印刷イメージの可視画像
形成出力処理を行なう。
【0039】着目した印刷データがまだ印刷イメージ形
成なされていなかった場合は、ステップ35において印
刷データを印刷イメージ形成する。その印刷データが、
印刷イメージ形成処理に時間がかかるものであるとステ
ップ36で判断された場合、ステップ37において形成
後の印刷イメージを印刷イメージ記憶部1332に保管
する(図5で説明)。
成なされていなかった場合は、ステップ35において印
刷データを印刷イメージ形成する。その印刷データが、
印刷イメージ形成処理に時間がかかるものであるとステ
ップ36で判断された場合、ステップ37において形成
後の印刷イメージを印刷イメージ記憶部1332に保管
する(図5で説明)。
【0040】そしてステップ38で形成された印刷イメ
ージを実際に可視画像形成出力し、ステップ39におい
て1ページ分の印刷データ全てに着目したかどうかを判
断し、まだ1ページ分の印刷データを可視画像形成出力
していなかった場合は次の印刷データに着目してステッ
プ34へと戻る。
ージを実際に可視画像形成出力し、ステップ39におい
て1ページ分の印刷データ全てに着目したかどうかを判
断し、まだ1ページ分の印刷データを可視画像形成出力
していなかった場合は次の印刷データに着目してステッ
プ34へと戻る。
【0041】このように印刷イメージ形成に時間のかか
る印刷データについて、一度印刷イメージ形成を行なっ
たデータを印刷イメージ記憶部に保管し、それを再利用
することにより無駄な印刷イメージ形成処理を省くこと
ができ、印刷イメージ形成処理全体にかかる時間を短縮
することができる。
る印刷データについて、一度印刷イメージ形成を行なっ
たデータを印刷イメージ記憶部に保管し、それを再利用
することにより無駄な印刷イメージ形成処理を省くこと
ができ、印刷イメージ形成処理全体にかかる時間を短縮
することができる。
【0042】図4は、図3の印刷データ保管処理32に
おける記憶装置管理部135の処理手順を示したフロー
チャートである。
おける記憶装置管理部135の処理手順を示したフロー
チャートである。
【0043】受信部131で受信した印刷データを印刷
データ記憶部1331に保管する場合、まずステップ4
1において印刷データを保管するのに必要なサイズの空
きが印刷データ記憶部1331にあるかどうかを判断
し、必要な空き領域があった場合はステップ45におい
て実際に印刷データを保管する。
データ記憶部1331に保管する場合、まずステップ4
1において印刷データを保管するのに必要なサイズの空
きが印刷データ記憶部1331にあるかどうかを判断
し、必要な空き領域があった場合はステップ45におい
て実際に印刷データを保管する。
【0044】印刷データが印刷データ記憶部1331の
空き容量より大きなサイズであった場合、ステップ42
において、印刷イメージ記憶部1332にその印刷デー
タ以上の空き領域があるかどうかを判断し、なかった場
合はステップ43において印刷イメージ記憶部1332
に必要な空き領域ができるまで印刷イメージを消去す
る。
空き容量より大きなサイズであった場合、ステップ42
において、印刷イメージ記憶部1332にその印刷デー
タ以上の空き領域があるかどうかを判断し、なかった場
合はステップ43において印刷イメージ記憶部1332
に必要な空き領域ができるまで印刷イメージを消去す
る。
【0045】そしてステップ44で実際に境界23を移
動し、さらにステップ45で印刷データを印刷データ記
憶部1331へ保管し、処理を終了する。
動し、さらにステップ45で印刷データを印刷データ記
憶部1331へ保管し、処理を終了する。
【0046】図5は、図3のステップ37における印刷
イメージ保管処理を行う際の記憶装置管理部135の処
理手順を示したフローチャートである。
イメージ保管処理を行う際の記憶装置管理部135の処
理手順を示したフローチャートである。
【0047】まずステップ51で印刷イメージ記憶部1
332の空きサイズが保管したい印刷イメージのサイズ
以上あるかどうかを調べ、保管できる空き領域があった
場合はステップ55で印刷イメージを保管する。
332の空きサイズが保管したい印刷イメージのサイズ
以上あるかどうかを調べ、保管できる空き領域があった
場合はステップ55で印刷イメージを保管する。
【0048】印刷イメージ記憶部1332に必要な空き
領域がなかった場合、ステップ52において印刷データ
記憶部1331に必要な空き領域があるかどうかを調べ
る。そして印刷データ記憶部1331にも空き領域がな
かった場合は、ステップ53で印刷イメージを消すこと
によって印刷イメージ記憶部1332に空き領域を作
り、ステップ55で空けた領域に印刷イメージを保管す
る。
領域がなかった場合、ステップ52において印刷データ
記憶部1331に必要な空き領域があるかどうかを調べ
る。そして印刷データ記憶部1331にも空き領域がな
かった場合は、ステップ53で印刷イメージを消すこと
によって印刷イメージ記憶部1332に空き領域を作
り、ステップ55で空けた領域に印刷イメージを保管す
る。
【0049】印刷データ記憶部1331に必要な空き領
域があった場合、ステップ54で実際に境界23を保管
したい印刷イメージのサイズだけ印刷データ記憶部13
31方向へ移動することにより印刷イメージ記憶部13
32を空け、ステップ55で印刷イメージを保管する。
域があった場合、ステップ54で実際に境界23を保管
したい印刷イメージのサイズだけ印刷データ記憶部13
31方向へ移動することにより印刷イメージ記憶部13
32を空け、ステップ55で印刷イメージを保管する。
【0050】以上のようにして印刷データ及び再利用用
印刷イメージの記憶領域を管理すると、印刷イメージの
再利用により印刷イメージ形成時間の短縮が可能である
と共に、多量の印刷データからなるページの印刷が可能
となる。 <プリンタの機構>以上説明したように作成された印刷
イメージを用いて印刷処理を行うプリンタの機構を、図
11及び図12で説明する。
印刷イメージの記憶領域を管理すると、印刷イメージの
再利用により印刷イメージ形成時間の短縮が可能である
と共に、多量の印刷データからなるページの印刷が可能
となる。 <プリンタの機構>以上説明したように作成された印刷
イメージを用いて印刷処理を行うプリンタの機構を、図
11及び図12で説明する。
【0051】図11はレーザビームプリンタ(以下、L
BPと略す)の内部構造を示す断面図で、このLBP
は、文字パターンデータ等を入力して記録紙に印刷する
ことができる。
BPと略す)の内部構造を示す断面図で、このLBP
は、文字パターンデータ等を入力して記録紙に印刷する
ことができる。
【0052】図において、740はLBP本体であり、
供給される文字パターン等を基に、記録媒体である記録
紙上に像を形成する。700は操作のためのスイツチ及
びLED表示器などが配されている操作パネル、701
はLBP740全体の制御及び文字パターン情報等を解
析するプリンタ制御ユニツトである。このプリンタ制御
ユニツト701は主に文字パターン情報をビデオ信号に
変換してレーザドライバ702に出力する。
供給される文字パターン等を基に、記録媒体である記録
紙上に像を形成する。700は操作のためのスイツチ及
びLED表示器などが配されている操作パネル、701
はLBP740全体の制御及び文字パターン情報等を解
析するプリンタ制御ユニツトである。このプリンタ制御
ユニツト701は主に文字パターン情報をビデオ信号に
変換してレーザドライバ702に出力する。
【0053】レーザドライバ702は半導体レーザ70
3を駆動するための回路であり、入力されたビデオ信号
に応じて半導体レーザ703から発射されるレーザ光7
04をオン・オフ切替えする。レーザ光704は回転多
面鏡705で左右方向に振られて静電ドラム706上を
走査する。これにより、静電ドラム706上には文字パ
ターンの静電潜像が形成される。この潜像は静電ドラム
706周囲の現像ユニツト707により現像された後、
記録紙に転写される。この記録紙にはカツトシートを用
い、カツトシート記録紙はLBP740に装着した用紙
カセツト708に収納され、給紙ローラ709及び搬送
ローラ710と711とにより装置内に取込まれて、静
電ドラム706に供給される。
3を駆動するための回路であり、入力されたビデオ信号
に応じて半導体レーザ703から発射されるレーザ光7
04をオン・オフ切替えする。レーザ光704は回転多
面鏡705で左右方向に振られて静電ドラム706上を
走査する。これにより、静電ドラム706上には文字パ
ターンの静電潜像が形成される。この潜像は静電ドラム
706周囲の現像ユニツト707により現像された後、
記録紙に転写される。この記録紙にはカツトシートを用
い、カツトシート記録紙はLBP740に装着した用紙
カセツト708に収納され、給紙ローラ709及び搬送
ローラ710と711とにより装置内に取込まれて、静
電ドラム706に供給される。
【0054】尚、本実施例はレーザビームプリンタに限
定されるものでなく、以下で説明するインクジェットプ
リンタ等にも適応可能である。
定されるものでなく、以下で説明するインクジェットプ
リンタ等にも適応可能である。
【0055】図12は、本発明が適用できるインクジェ
ット記録装置IJRAの概観図である。同図において、
駆動モータ5013の正逆回転に連動して駆動力伝達ギ
ア5011,5009を介して回転するリードスクリュ
ー5005の螺旋溝5004に対して係合するキャリッ
ジHCはピン(不図示)を有し、矢印a,b方向に往復
移動される。このキャリッジHCには、インクジェット
カートリッジIJCが搭載されている。5002は紙押
え板であり、キャリッジの移動方向に亙って紙をプラテ
ン5000に対して押圧する。5007,5008はフ
ォトカプラで、キャリッジのレバー5006のこの域で
の存在を確認して、モータ5013の回転方向切り換え
等を行うためのホームポジション検知手段である。50
16は記録ヘッドの前面をキャップするキャップ部材5
022を支持する部材で、5015はこのキャップ内を
吸引する吸引手段で、キャップ内開口5023を介して
記録ヘッドの吸引回復を行う。5017はクリーニング
ブレードで、5019はこのブレードを前後方向に移動
可能にする部材であり、本体支持板5018にこれらが
支持されている。ブレードは、この形態でなく周知のク
リーニングブレードが本例に適用できることは言うまで
もない。又、5021は、吸引回復の吸引を開始するた
めのレバーで、キャリッジと係合するカム5020の移
動に伴って移動し、駆動モータからの駆動力がクラッチ
切り換え等の公知の伝達手段で移動制御される。
ット記録装置IJRAの概観図である。同図において、
駆動モータ5013の正逆回転に連動して駆動力伝達ギ
ア5011,5009を介して回転するリードスクリュ
ー5005の螺旋溝5004に対して係合するキャリッ
ジHCはピン(不図示)を有し、矢印a,b方向に往復
移動される。このキャリッジHCには、インクジェット
カートリッジIJCが搭載されている。5002は紙押
え板であり、キャリッジの移動方向に亙って紙をプラテ
ン5000に対して押圧する。5007,5008はフ
ォトカプラで、キャリッジのレバー5006のこの域で
の存在を確認して、モータ5013の回転方向切り換え
等を行うためのホームポジション検知手段である。50
16は記録ヘッドの前面をキャップするキャップ部材5
022を支持する部材で、5015はこのキャップ内を
吸引する吸引手段で、キャップ内開口5023を介して
記録ヘッドの吸引回復を行う。5017はクリーニング
ブレードで、5019はこのブレードを前後方向に移動
可能にする部材であり、本体支持板5018にこれらが
支持されている。ブレードは、この形態でなく周知のク
リーニングブレードが本例に適用できることは言うまで
もない。又、5021は、吸引回復の吸引を開始するた
めのレバーで、キャリッジと係合するカム5020の移
動に伴って移動し、駆動モータからの駆動力がクラッチ
切り換え等の公知の伝達手段で移動制御される。
【0056】これらのキャッピング、クリーニング、吸
引回復は、キャリッジがホームポジション側の領域に来
た時にリードスクリュー5005の作用によってそれら
の対応位置で所望の処理が行えるように構成されている
が、周知のタイミングで所望の作動を行うようにすれ
ば、本例にはいずれも適用できる。
引回復は、キャリッジがホームポジション側の領域に来
た時にリードスクリュー5005の作用によってそれら
の対応位置で所望の処理が行えるように構成されている
が、周知のタイミングで所望の作動を行うようにすれ
ば、本例にはいずれも適用できる。
【0057】(実施例2)実施例1は印刷データ記憶領
域1331に印刷データを1ページ分保管した後印刷イ
メージを形成していたが、ほとんどの印刷データが印刷
イメージと変わらないように印刷データを扱う印刷装置
もある。
域1331に印刷データを1ページ分保管した後印刷イ
メージを形成していたが、ほとんどの印刷データが印刷
イメージと変わらないように印刷データを扱う印刷装置
もある。
【0058】実施例2として印刷データの受信後すぐに
印刷イメージを形成し、その印刷イメージを出力用印刷
イメージ記憶部に実際の出力と同体系で展開し、1ペー
ジ受信後に可視画像形成するようなタイプの印刷装置の
例を示す。
印刷イメージを形成し、その印刷イメージを出力用印刷
イメージ記憶部に実際の出力と同体系で展開し、1ペー
ジ受信後に可視画像形成するようなタイプの印刷装置の
例を示す。
【0059】図6は、本実施例2に基づく印刷装置の扱
う印刷データの例に関する表である。
う印刷データの例に関する表である。
【0060】文字以外の印刷データ61は、ホストコン
ピュータでその出力イメージが作成され、その位置情報
と出力イメージ611は共に印刷装置に送られる。そし
て出力イメージ形成段階では、印刷データ内の印刷イメ
ージが直接利用される(612)。
ピュータでその出力イメージが作成され、その位置情報
と出力イメージ611は共に印刷装置に送られる。そし
て出力イメージ形成段階では、印刷データ内の印刷イメ
ージが直接利用される(612)。
【0061】文字データである印刷データ62は、例え
ば印刷データの内容として描画する文字の文字コード及
び描画位置情報621を含む。この印刷データの出力イ
メージは、印刷装置内部の出力イメージ形成部により変
換される(622)。
ば印刷データの内容として描画する文字の文字コード及
び描画位置情報621を含む。この印刷データの出力イ
メージは、印刷装置内部の出力イメージ形成部により変
換される(622)。
【0062】図7は、本実施例の印刷装置の構成図であ
る。
る。
【0063】図7で示される構成は、記憶装置733の
構成及び記憶装置管理部135の処理手順以外は図1と
同様である。
構成及び記憶装置管理部135の処理手順以外は図1と
同様である。
【0064】記憶装置733は、出力用印刷イメージ記
憶部7331と印刷イメージ記憶部7332とを含む記
憶装置である。
憶部7331と印刷イメージ記憶部7332とを含む記
憶装置である。
【0065】ホストコンピュータ71で作成された印刷
データは、ネットワーク72を介して印刷装置73内の
受信部731に送られる。受信部731で受け取った印
刷データは、文字以外のデータはそのまま出力用印刷イ
メージ記憶部7331の所定の印刷位置に展開される。
文字以外のデータは印刷イメージ形成部732で印刷イ
メージに変換され、出力用印刷イメージ記憶部7331
の所定の印刷位置に展開される。また文字データは再利
用の為に印刷イメージ記憶部7332に保管される。
データは、ネットワーク72を介して印刷装置73内の
受信部731に送られる。受信部731で受け取った印
刷データは、文字以外のデータはそのまま出力用印刷イ
メージ記憶部7331の所定の印刷位置に展開される。
文字以外のデータは印刷イメージ形成部732で印刷イ
メージに変換され、出力用印刷イメージ記憶部7331
の所定の印刷位置に展開される。また文字データは再利
用の為に印刷イメージ記憶部7332に保管される。
【0066】出力用印刷データ記憶部7331は、印刷
データによって随時可視画像形成に必要なサイズの記憶
容量を取る。最大では現在出力しようとしている出力媒
体の大きさ全体を網羅するサイズとなる。出力用印刷デ
ータ記憶部7331と印刷イメージ記憶部7332は、
実施例1の印刷データ記憶部1331と印刷イメージ記
憶部7332と同様に記憶装置管理部735によって随
時その容量が管理される。
データによって随時可視画像形成に必要なサイズの記憶
容量を取る。最大では現在出力しようとしている出力媒
体の大きさ全体を網羅するサイズとなる。出力用印刷デ
ータ記憶部7331と印刷イメージ記憶部7332は、
実施例1の印刷データ記憶部1331と印刷イメージ記
憶部7332と同様に記憶装置管理部735によって随
時その容量が管理される。
【0067】図8はホストコンピュータ71で作成され
た印刷データを出力用印刷データ記憶部7331に保管
するまでの処理手順を示したフローチャートである。
た印刷データを出力用印刷データ記憶部7331に保管
するまでの処理手順を示したフローチャートである。
【0068】ステップ81で印刷データを受信したら、
ステップ82において印刷イメージ形成を行なう必要が
あるかどうかを調べる。印刷データが例えば文字データ
以外のデータのように直接印刷イメージである場合や、
例えば文字データであっても印刷イメージ記憶部733
2に既に印刷イメージとして保管されている場合は、そ
のデータをステップ86で出力用印刷イメージ記憶部7
331に保管する。
ステップ82において印刷イメージ形成を行なう必要が
あるかどうかを調べる。印刷データが例えば文字データ
以外のデータのように直接印刷イメージである場合や、
例えば文字データであっても印刷イメージ記憶部733
2に既に印刷イメージとして保管されている場合は、そ
のデータをステップ86で出力用印刷イメージ記憶部7
331に保管する。
【0069】ステップ81で受信した印刷イメージが文
字データで、かつ印刷イメージ記憶部7332に印刷イ
メージとして保管されていない場合、ステップ83で印
刷データを印刷イメージ形成する。そしてステップ84
でその印刷イメージを保管しておくかどうかを判断し、
例えば印刷イメージ形成に時間がかかるなど保管をする
べきであった場合、ステップ85で印刷イメージを保管
する。この場合の印刷イメージ保管処理は、実施例1の
それを示す図5のフローチャートとほぼ同じである。
字データで、かつ印刷イメージ記憶部7332に印刷イ
メージとして保管されていない場合、ステップ83で印
刷データを印刷イメージ形成する。そしてステップ84
でその印刷イメージを保管しておくかどうかを判断し、
例えば印刷イメージ形成に時間がかかるなど保管をする
べきであった場合、ステップ85で印刷イメージを保管
する。この場合の印刷イメージ保管処理は、実施例1の
それを示す図5のフローチャートとほぼ同じである。
【0070】そしてステップ86で、得られた印刷イメ
ージを出力用イメージ記憶部7331に保管する。
ージを出力用イメージ記憶部7331に保管する。
【0071】そしてステップ87で印刷データを1ペー
ジ分受信したかどうかを判断し、もしまだ1ページ分を
受信していなければ、次の印刷データを受信するために
ステップ81より繰り返す。
ジ分受信したかどうかを判断し、もしまだ1ページ分を
受信していなければ、次の印刷データを受信するために
ステップ81より繰り返す。
【0072】もし印刷データを1ページ分受信し終わっ
たら、ステップ88において出力用印刷イメージ記憶部
に保管された出力用印刷イメージを、実際に可視画像形
成出力する。
たら、ステップ88において出力用印刷イメージ記憶部
に保管された出力用印刷イメージを、実際に可視画像形
成出力する。
【0073】図9は出力用印刷イメージ記憶部7331
に確保する記憶領域を説明する図である。
に確保する記憶領域を説明する図である。
【0074】91は例えば紙などの実際に可視画像出力
する出力先によって決まる出力サイズを示した範囲であ
る。この大きさは出力用印刷イメージ記憶部7331の
最大記憶サイズとなる。
する出力先によって決まる出力サイズを示した範囲であ
る。この大きさは出力用印刷イメージ記憶部7331の
最大記憶サイズとなる。
【0075】92はある時点で本実施例に基づく印刷装
置73が受信した印刷データの可視出力イメージの例で
ある。この例では図形「円」および文字「あ」が受信済
みであるとする。
置73が受信した印刷データの可視出力イメージの例で
ある。この例では図形「円」および文字「あ」が受信済
みであるとする。
【0076】93は本実施例の特徴を表す1つで、今ま
でに受信した印刷データを可視画像出力するのに必要な
最小の範囲を示している。これはすなわち現時点での出
力用印刷イメージ記憶部7331のサイズを示してい
る。
でに受信した印刷データを可視画像出力するのに必要な
最小の範囲を示している。これはすなわち現時点での出
力用印刷イメージ記憶部7331のサイズを示してい
る。
【0077】ここに新たに94のような印刷データを受
信したとすると、必要な出力用印刷イメージのサイズは
今までの範囲93から、新たにデータ94を含む範囲9
5に変更されることになる。
信したとすると、必要な出力用印刷イメージのサイズは
今までの範囲93から、新たにデータ94を含む範囲9
5に変更されることになる。
【0078】図10は、図8における出力用印刷イメー
ジ保管処理ステップ86の処理詳細を示したフローチャ
ートである。
ジ保管処理ステップ86の処理詳細を示したフローチャ
ートである。
【0079】ステップ101において、保管すべき印刷
イメージを実際に保管するには図9で示したように出力
用印刷イメージ記憶部7331のサイズを広げなければ
ならないかどうかを判断し、広げる必要がない場合はス
テップ105において印刷イメージを出力用印刷イメー
ジ記憶部7331に保管し処理を終了する。
イメージを実際に保管するには図9で示したように出力
用印刷イメージ記憶部7331のサイズを広げなければ
ならないかどうかを判断し、広げる必要がない場合はス
テップ105において印刷イメージを出力用印刷イメー
ジ記憶部7331に保管し処理を終了する。
【0080】もし出力用印刷イメージ記憶部7331の
サイズを広げなければならない場合、ステップ102に
おいて印刷イメージ記憶領域7332に印刷データを保
管するのに必要なサイズの空き領域があるかどうかを判
断し、なかった場合はステップ103において不必要な
印刷イメージを消去し、保管すべき空き領域を確保す
る。
サイズを広げなければならない場合、ステップ102に
おいて印刷イメージ記憶領域7332に印刷データを保
管するのに必要なサイズの空き領域があるかどうかを判
断し、なかった場合はステップ103において不必要な
印刷イメージを消去し、保管すべき空き領域を確保す
る。
【0081】そしてステップ104において出力用印刷
イメージ記憶部7331と印刷イメージ記憶領域733
2の境界を移動し、出力用印刷イメージ記憶部7331
に印刷イメージを保管するのに必要な空き領域を作成
し、ステップ105において実際に印刷イメージを保管
し、処理を終了する。
イメージ記憶部7331と印刷イメージ記憶領域733
2の境界を移動し、出力用印刷イメージ記憶部7331
に印刷イメージを保管するのに必要な空き領域を作成
し、ステップ105において実際に印刷イメージを保管
し、処理を終了する。
【0082】以上のように本発明を出力用印刷イメージ
及び再利用用の印刷イメージの記憶領域似適用すると、
必要な出力サイズにしたがって印刷イメージの再利用を
効率的に行なうことができ、印刷イメージ形成時間の短
縮が可能であるという本実施例特有の効果がある。
及び再利用用の印刷イメージの記憶領域似適用すると、
必要な出力サイズにしたがって印刷イメージの再利用を
効率的に行なうことができ、印刷イメージ形成時間の短
縮が可能であるという本実施例特有の効果がある。
【0083】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。
【0084】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
画像出力方法及び装置によれば、効率的に印刷内容を処
理し、印刷イメージ処理時間を短縮することができると
いう効果がある。
画像出力方法及び装置によれば、効率的に印刷内容を処
理し、印刷イメージ処理時間を短縮することができると
いう効果がある。
【0085】
【図1】本発明に基づく実施例1の印刷装置の構成を示
す図面である。
す図面である。
【図2】実施例1における記憶装置133の内部の構造
を示した図面である。
を示した図面である。
【図3】実施例1における印刷データを受信してから可
視画像形成出力するまでのデータの処理の流れを示した
フローチャートである。
視画像形成出力するまでのデータの処理の流れを示した
フローチャートである。
【図4】図3の印刷データ保管処理における記憶装置管
理部135の処理手順を示したフローチャートである。
理部135の処理手順を示したフローチャートである。
【図5】図3の印刷イメージ保管処理における記憶装置
管理部135の処理手順を示したフローチャートであ
る。
管理部135の処理手順を示したフローチャートであ
る。
【図6】本実施例2に基づく印刷装置の扱う印刷データ
の例に関する表である。
の例に関する表である。
【図7】本実施例2に基づく印刷装置の例の構成図であ
る。
る。
【図8】実施例2における印刷データを受信してから可
視画像形成出力するまでのデータの処理の流れを示した
フローチャートである。
視画像形成出力するまでのデータの処理の流れを示した
フローチャートである。
【図9】実施例2において印刷データを受信した様子を
例示する図である。
例示する図である。
【図10】図8の印刷データ保管処理における記憶装置
管理部735の処理手順を示したフローチャートであ
る。
管理部735の処理手順を示したフローチャートであ
る。
【図11】レーザビームプリンタの構成を示す図であ
る。
る。
【図12】インクジェットプリンタの構成を示す図であ
る。
る。
13 印刷装置 131 受信部 132 印刷イメージ形成部 133 記憶装置 1331 印刷データ記憶部 1332 印刷イメージ記憶部 134 制御部 135 記憶装置管理部 136 出力部 137 バス 7331 出力用印刷イメージ記憶部
Claims (4)
- 【請求項1】 印刷データを記憶する印刷データ記憶領
域と、印刷データから展開された印刷イメージデータを
記憶するイメージ記憶領域とを有する記憶手段と、 前記印刷データまたは前記印刷イメージデータを記憶す
る際に、それぞれに対する記憶領域の空きを検査し、空
きが不足している場合には印刷イメージデータを消去し
てイメージ記憶領域を縮小し空き領域を確保する記憶管
理手段と、 前記印刷記憶領域に記憶された印刷イメージデータを出
力する出力手段とを備えることを特徴とする画像出力装
置。 - 【請求項2】 印刷データを受信する受信手段と、印刷
データに基づいて印刷イメージデータを展開する展開手
段とをさらに備え、該展開手段は、展開しようとする印
刷データに対応する印刷イメージデータが前記イメージ
記憶領域に記憶されている場合にはそれを用いて展開を
行うことを特徴とする請求項1に記載の画像出力装置。 - 【請求項3】 前記出力手段は、印刷出力を行うことを
特徴とする請求項1または2に記載の画像出力装置。 - 【請求項4】 印刷データを記憶する印刷データ記憶領
域に空きが在るか判定し、空きがない場合には、印刷イ
メージデータを消去して空き領域を確保してから印刷デ
ータを記憶する印刷データ記憶工程と、 前記印刷データを展開して印刷イメージデータを作成す
るイメージ作成工程と、 印刷イメージデータを記憶するイメージデータ記憶領域
に空きが在るか判定し、空きがない場合には印刷イメー
ジデータを消去して空き領域を確保してから印刷イメー
ジデータを記憶するイメージデータ記憶工程と、 印刷イメージデータに基づいて画像を出力する出力工程
とを備え、前記イメージ作成工程は、展開しようとする
印刷データがイメージデータ記憶領域に記憶されている
場合には、当該イメージデータを用いて展開を行うこと
を特徴とする画像出力方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7113060A JPH08300748A (ja) | 1995-05-11 | 1995-05-11 | 画像出力装置及びその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7113060A JPH08300748A (ja) | 1995-05-11 | 1995-05-11 | 画像出力装置及びその制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08300748A true JPH08300748A (ja) | 1996-11-19 |
Family
ID=14602491
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7113060A Withdrawn JPH08300748A (ja) | 1995-05-11 | 1995-05-11 | 画像出力装置及びその制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08300748A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013111947A (ja) * | 2011-11-30 | 2013-06-10 | Canon Inc | 印刷装置及びその制御方法 |
-
1995
- 1995-05-11 JP JP7113060A patent/JPH08300748A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013111947A (ja) * | 2011-11-30 | 2013-06-10 | Canon Inc | 印刷装置及びその制御方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020806 |