JPH08296902A - 給湯暖房用熱源機 - Google Patents
給湯暖房用熱源機Info
- Publication number
- JPH08296902A JPH08296902A JP7104414A JP10441495A JPH08296902A JP H08296902 A JPH08296902 A JP H08296902A JP 7104414 A JP7104414 A JP 7104414A JP 10441495 A JP10441495 A JP 10441495A JP H08296902 A JPH08296902 A JP H08296902A
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- JP
- Japan
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- heating
- water supply
- pipe
- supply pipe
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 給水管や給湯管での凍結防止が可能な給湯暖
房用熱源機を提供することを目的とする。 【構成】 給水管22、給湯熱交換器23、および、こ
の給湯熱交換器によって加熱された温水を排出する給湯
管24を備えた給湯部と、暖房用温水を加熱する暖房熱
交換器25、室内に設置されている放熱器26へ暖房用
温水を供給する温水往き管27、前記放熱器から暖房用
温水を暖房熱交換器へ戻す温水戻し管28、これらの温
水往き管と温水戻し管の途中を連通させる暖房バイパス
管29を備えた暖房用温水供給部とからなり、かつ、前
記給水管、給湯管、温水往き管、および、温水戻し管の
一部が、ケーシング21の外部へ位置させられていると
ともに、このケーシングから露出させられた前記給水管
や給湯管に、前記暖房バイパス管が接触させられた状態
で配設されていることを特徴とする。
房用熱源機を提供することを目的とする。 【構成】 給水管22、給湯熱交換器23、および、こ
の給湯熱交換器によって加熱された温水を排出する給湯
管24を備えた給湯部と、暖房用温水を加熱する暖房熱
交換器25、室内に設置されている放熱器26へ暖房用
温水を供給する温水往き管27、前記放熱器から暖房用
温水を暖房熱交換器へ戻す温水戻し管28、これらの温
水往き管と温水戻し管の途中を連通させる暖房バイパス
管29を備えた暖房用温水供給部とからなり、かつ、前
記給水管、給湯管、温水往き管、および、温水戻し管の
一部が、ケーシング21の外部へ位置させられていると
ともに、このケーシングから露出させられた前記給水管
や給湯管に、前記暖房バイパス管が接触させられた状態
で配設されていることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家屋に設置されて、こ
の家屋内に設けられている台所や洗面所あるいは風呂場
等への給湯を行ない、また、前記家屋内に設けられてい
る放熱器や温水マット等の暖房機器へ暖房用温水を供給
するようにした給湯暖房用熱源機に関するものである。
の家屋内に設けられている台所や洗面所あるいは風呂場
等への給湯を行ない、また、前記家屋内に設けられてい
る放熱器や温水マット等の暖房機器へ暖房用温水を供給
するようにした給湯暖房用熱源機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の給湯暖房用熱源機として、
図2および図3に示す構造のものが知られている。
図2および図3に示す構造のものが知られている。
【0003】図2に符号1で示す給湯暖房用熱源機(以
下、熱源機と略称する)は、ケーシング2と、このケー
シング2内に設けられた給湯熱交換器3、および、暖房
熱交換器4と、前記給湯熱交換器3へ給水を行なう給水
管5と、前記給湯熱交換器3から家屋内の蛇口等へ給湯
を行なう給湯管6と、前記暖房熱交換器4から暖房用温
水を室内の暖房機器(図示略)へ送り込む温水往き管7
と、前記暖房用温水を暖房機器から前記暖房熱交換器4
へ戻す温水戻し管8と、温水往き管7と温水戻し管8と
の途中を連通するようにして設けられた暖房バイパス管
9とによって概略構成されている。
下、熱源機と略称する)は、ケーシング2と、このケー
シング2内に設けられた給湯熱交換器3、および、暖房
熱交換器4と、前記給湯熱交換器3へ給水を行なう給水
管5と、前記給湯熱交換器3から家屋内の蛇口等へ給湯
を行なう給湯管6と、前記暖房熱交換器4から暖房用温
水を室内の暖房機器(図示略)へ送り込む温水往き管7
と、前記暖房用温水を暖房機器から前記暖房熱交換器4
へ戻す温水戻し管8と、温水往き管7と温水戻し管8と
の途中を連通するようにして設けられた暖房バイパス管
9とによって概略構成されている。
【0004】そして、このように構成された従来の熱源
機1は、図3に示すように、家屋の外壁Wへ取り付けら
れるもので、前記ケーシング2は、図2および図3に示
すように、隔壁10を介して上下に2分割され、上方の
区画室2a内に、前記両熱交換器3・4が設置されてい
る。
機1は、図3に示すように、家屋の外壁Wへ取り付けら
れるもので、前記ケーシング2は、図2および図3に示
すように、隔壁10を介して上下に2分割され、上方の
区画室2a内に、前記両熱交換器3・4が設置されてい
る。
【0005】また、前記給水管5、給湯管6、温水往き
管7、および、温水戻し管8は、それぞれ、前記隔壁1
0の部分において上下に分割されており、この隔壁10
の下面に取り付けられている複数のカプラー11によっ
て一本化されている。
管7、および、温水戻し管8は、それぞれ、前記隔壁1
0の部分において上下に分割されており、この隔壁10
の下面に取り付けられている複数のカプラー11によっ
て一本化されている。
【0006】さらに、これらの給水管5、給湯管6、温
水往き管7、および、温水戻し管8は、前記ケーシング
2の下方の区画室2b内において、それぞれ壁W側へ湾
曲させられるとともに、この壁Wに形成されている貫通
孔12を介して室内へ配管されている。
水往き管7、および、温水戻し管8は、前記ケーシング
2の下方の区画室2b内において、それぞれ壁W側へ湾
曲させられるとともに、この壁Wに形成されている貫通
孔12を介して室内へ配管されている。
【0007】このような構成を有する従来の熱源機1に
おいては、給湯時には、給水管5から供給される水を給
湯熱交換器3において加熱した後に、給湯管6を経て室
内の各所へ給湯し、また、暖房時には、暖房熱交換器4
において加熱された暖房用温水を温水往き管7を介して
暖房機器へ供給し、また、この暖房機器から暖房用温水
を温水戻し管8によって回収して、前記暖房熱交換器4
へ循環させることにより暖房を行なうようになってい
る。
おいては、給湯時には、給水管5から供給される水を給
湯熱交換器3において加熱した後に、給湯管6を経て室
内の各所へ給湯し、また、暖房時には、暖房熱交換器4
において加熱された暖房用温水を温水往き管7を介して
暖房機器へ供給し、また、この暖房機器から暖房用温水
を温水戻し管8によって回収して、前記暖房熱交換器4
へ循環させることにより暖房を行なうようになってい
る。
【0008】また、暖房停止時、あるいは、暖房の設定
温度が低い場合等においては、余剰の暖房用温水を暖房
バイパス管9によって、温水往き管7から直接温水戻し
管8へ送り込むようになっている。
温度が低い場合等においては、余剰の暖房用温水を暖房
バイパス管9によって、温水往き管7から直接温水戻し
管8へ送り込むようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の熱源機1においては、つぎのような改善すべき問
題点が残されている。
従来の熱源機1においては、つぎのような改善すべき問
題点が残されている。
【0010】すなわち、ケーシング2の上方の区画室2
aでは、暖房停止時においても、暖房バイパス管9にお
ける暖房用温水の循環のために、暖房用温水を加熱する
暖房熱交換器4が間欠的に作動させられて、その内部温
度がある温度に保持されるが、この上方の区画室2aと
分離されている下方の区画室2bでは、その内部温度が
外気とほぼ同等の温度となされる。
aでは、暖房停止時においても、暖房バイパス管9にお
ける暖房用温水の循環のために、暖房用温水を加熱する
暖房熱交換器4が間欠的に作動させられて、その内部温
度がある温度に保持されるが、この上方の区画室2aと
分離されている下方の区画室2bでは、その内部温度が
外気とほぼ同等の温度となされる。
【0011】そして、給湯操作が停止されている状態に
おいては、前記下方の区画室2bに位置させられている
給水管5や給湯管6が、外気にさられることとなるが、
冬季等、外気がきわめて低い状態では、前記給水管5や
給湯管6内の水が凍結してしまうことが想定される。
おいては、前記下方の区画室2bに位置させられている
給水管5や給湯管6が、外気にさられることとなるが、
冬季等、外気がきわめて低い状態では、前記給水管5や
給湯管6内の水が凍結してしまうことが想定される。
【0012】また、凍結に至らないまでも、これらの給
水管5や給湯管6内の水温が低下することにより、給湯
再開からある時間経過するまでの間、低温水が供給され
てしまうといった不具合もある。
水管5や給湯管6内の水温が低下することにより、給湯
再開からある時間経過するまでの間、低温水が供給され
てしまうといった不具合もある。
【0013】本発明は、前述した従来の問題点に鑑みて
なされたもので、給水管や給湯管の凍結防止が可能な給
湯暖房用熱源機を提供することを第1の目的とする。
なされたもので、給水管や給湯管の凍結防止が可能な給
湯暖房用熱源機を提供することを第1の目的とする。
【0014】また、給湯開始時における低温水の供給を
極力少なくすることが可能な給湯暖房用熱源機を提供す
ることを第2の目的とする。
極力少なくすることが可能な給湯暖房用熱源機を提供す
ることを第2の目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の給湯暖房用熱源機は、前述した第1および第2の目的
を達成するために、給湯部や暖房用温水供給部およびこ
れらを覆って設けられるケーシングを備えた給湯暖房用
熱源機であって、前記給湯部が、給水管と、この給水管
によって供給される水を加熱する給湯熱交換器と、この
給湯熱交換器によって加熱された温水を排出する給湯管
とからなり、また、前記暖房用温水供給部が、暖房用温
水を加熱する暖房熱交換器と、この暖房熱交換器から室
内に設置されている放熱器へ暖房用温水を供給する温水
往き管と、前記放熱器から暖房用温水を暖房熱交換器へ
戻す温水戻し管と、これらの温水往き管と温水戻し管の
途中を連通させる暖房バイパス管とからなり、かつ、前
記給水管、給湯管、温水往き管、および、温水戻し管の
一部が、前記ケーシングの外部へ位置させられていると
ともに、このケーシングから露出させられた前記給水管
や給湯管に、前記暖房バイパス管が接触させられた状態
で配設されていることを特徴とする。
の給湯暖房用熱源機は、前述した第1および第2の目的
を達成するために、給湯部や暖房用温水供給部およびこ
れらを覆って設けられるケーシングを備えた給湯暖房用
熱源機であって、前記給湯部が、給水管と、この給水管
によって供給される水を加熱する給湯熱交換器と、この
給湯熱交換器によって加熱された温水を排出する給湯管
とからなり、また、前記暖房用温水供給部が、暖房用温
水を加熱する暖房熱交換器と、この暖房熱交換器から室
内に設置されている放熱器へ暖房用温水を供給する温水
往き管と、前記放熱器から暖房用温水を暖房熱交換器へ
戻す温水戻し管と、これらの温水往き管と温水戻し管の
途中を連通させる暖房バイパス管とからなり、かつ、前
記給水管、給湯管、温水往き管、および、温水戻し管の
一部が、前記ケーシングの外部へ位置させられていると
ともに、このケーシングから露出させられた前記給水管
や給湯管に、前記暖房バイパス管が接触させられた状態
で配設されていることを特徴とする。
【0016】また、本発明の請求項2に記載の給湯暖房
用熱源機は、前述した第1および第2の目的を達成する
ために、請求項1における前記給水管、給湯管、温水往
き管、および、温水戻し管が、前記ケーシングから露出
させられた位置において相互に接触させられた状態で配
設されていることを特徴とする。
用熱源機は、前述した第1および第2の目的を達成する
ために、請求項1における前記給水管、給湯管、温水往
き管、および、温水戻し管が、前記ケーシングから露出
させられた位置において相互に接触させられた状態で配
設されていることを特徴とする。
【0017】さらに、本発明の請求項3に記載の給湯暖
房用熱源機は、請求項1あるいは請求項2における前記
暖房用温水供給部には、前記温水戻し管内の温水温度を
検出して、その検出結果に基づき前記暖房用温水供給部
の作動を制御する制御手段が設けられていることを特徴
とする。
房用熱源機は、請求項1あるいは請求項2における前記
暖房用温水供給部には、前記温水戻し管内の温水温度を
検出して、その検出結果に基づき前記暖房用温水供給部
の作動を制御する制御手段が設けられていることを特徴
とする。
【0018】
【作用】本発明の請求項1に記載の給湯暖房用熱源機に
よれば、暖房用温水供給部において加熱された暖房用温
水が、暖房バイパス管を介して循環させられ、この暖房
バイパス管が給湯部の給水管や給湯管へ接触させられて
いることにより、暖房バイパス管内を流れる暖房用温水
の熱が、暖房バイパス管の管壁、および、給水管や給湯
管の管壁を介して、これらの給水管内や給湯管内の水へ
伝達される。
よれば、暖房用温水供給部において加熱された暖房用温
水が、暖房バイパス管を介して循環させられ、この暖房
バイパス管が給湯部の給水管や給湯管へ接触させられて
いることにより、暖房バイパス管内を流れる暖房用温水
の熱が、暖房バイパス管の管壁、および、給水管や給湯
管の管壁を介して、これらの給水管内や給湯管内の水へ
伝達される。
【0019】これによって、給水管内や給湯管内の水が
加熱されて、その凍結が防止され、あるいは、ある温度
に保持されることにより、給湯開始時の冷水の吐出が抑
制される。
加熱されて、その凍結が防止され、あるいは、ある温度
に保持されることにより、給湯開始時の冷水の吐出が抑
制される。
【0020】また、本発明の請求項2に記載の給湯暖房
用熱源機によれば、給水管および給湯管に、温水往き管
や温水戻し管が接触配置されていることにより、暖房時
に暖房バイパス管内を流れる暖房用温水量が減少したと
しても、温水往き管や温水戻し管からの熱により、前記
給水管内や給湯管内の水の温度低下が防止される。
用熱源機によれば、給水管および給湯管に、温水往き管
や温水戻し管が接触配置されていることにより、暖房時
に暖房バイパス管内を流れる暖房用温水量が減少したと
しても、温水往き管や温水戻し管からの熱により、前記
給水管内や給湯管内の水の温度低下が防止される。
【0021】さらに、本発明の請求項3に記載の給湯暖
房用熱源機によれば、温水戻し管内の暖房用温水温度に
基づき、暖房用温水供給部の作動が制御されることによ
り、暖房バイパス管あるいは温水往き管や温水戻し管内
の暖房用温水温度が精度よく制御され、これにより、給
水管や給湯管内の水温の低下が確実に抑制される。
房用熱源機によれば、温水戻し管内の暖房用温水温度に
基づき、暖房用温水供給部の作動が制御されることによ
り、暖房バイパス管あるいは温水往き管や温水戻し管内
の暖房用温水温度が精度よく制御され、これにより、給
水管や給湯管内の水温の低下が確実に抑制される。
【0022】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図1に基
づき説明する。
づき説明する。
【0023】図1中、符号20は、本実施例に係わる
(給湯暖房用)熱源機を示し、この熱源機20は、給湯
部20aや暖房用温水供給部20bおよびこれらを覆っ
て設けられるケーシング21を備え、前記給湯部20a
が、給水管22と、この給水管22によって供給される
水を加熱する給湯熱交換器23と、この給湯熱交換器2
3によって加熱された温水を排出する給湯管24とから
なり、また、前記暖房用温水供給部20bが、暖房用温
水を加熱する暖房熱交換器25と、この暖房熱交換器2
5から室内に設置されている放熱器26へ暖房用温水を
供給する温水往き管27と、前記放熱器26から暖房用
温水を暖房熱交換器25へ戻す温水戻し管28と、これ
らの温水往き管27と温水戻し管28の途中を連通させ
る暖房バイパス管29とからなり、かつ、前記給水管2
2、給湯管24、温水往き管27、および、温水戻し管
28の一部が、前記ケーシング21の外部へ位置させら
れているとともに、このケーシング21から露出させら
れた前記給水管22や給湯管24に、前記暖房バイパス
管29が接触させられた状態で配設された概略構成とな
っている。
(給湯暖房用)熱源機を示し、この熱源機20は、給湯
部20aや暖房用温水供給部20bおよびこれらを覆っ
て設けられるケーシング21を備え、前記給湯部20a
が、給水管22と、この給水管22によって供給される
水を加熱する給湯熱交換器23と、この給湯熱交換器2
3によって加熱された温水を排出する給湯管24とから
なり、また、前記暖房用温水供給部20bが、暖房用温
水を加熱する暖房熱交換器25と、この暖房熱交換器2
5から室内に設置されている放熱器26へ暖房用温水を
供給する温水往き管27と、前記放熱器26から暖房用
温水を暖房熱交換器25へ戻す温水戻し管28と、これ
らの温水往き管27と温水戻し管28の途中を連通させ
る暖房バイパス管29とからなり、かつ、前記給水管2
2、給湯管24、温水往き管27、および、温水戻し管
28の一部が、前記ケーシング21の外部へ位置させら
れているとともに、このケーシング21から露出させら
れた前記給水管22や給湯管24に、前記暖房バイパス
管29が接触させられた状態で配設された概略構成とな
っている。
【0024】ついで、これらの詳細について説明すれ
ば、前記ケーシング21内には、前記給湯熱交換器23
および暖房熱交換器25が並列的に配設されており、こ
れらの各給湯熱交換器23および暖房熱交換器25は、
熱交換用のフィン付き管23a・25aと、このフィン
付き管23a・25aの下方に設置されたバーナー23
b・25bと、これらの各フィン付き管23a・25a
および各バーナー23b・25bを取り囲んで設けられ
て、各フィン付き管23a・25aの回りに燃焼室23
c・25c形成するフード30・31とによって構成さ
れている。
ば、前記ケーシング21内には、前記給湯熱交換器23
および暖房熱交換器25が並列的に配設されており、こ
れらの各給湯熱交換器23および暖房熱交換器25は、
熱交換用のフィン付き管23a・25aと、このフィン
付き管23a・25aの下方に設置されたバーナー23
b・25bと、これらの各フィン付き管23a・25a
および各バーナー23b・25bを取り囲んで設けられ
て、各フィン付き管23a・25aの回りに燃焼室23
c・25c形成するフード30・31とによって構成さ
れている。
【0025】また、前記各バーナー23b・25bに
は、前記ケーシング21内に引き込まれたガス供給管3
3が分岐されて接続されており、前記各フード30・3
1は、ダクト34によって連通させられている。
は、前記ケーシング21内に引き込まれたガス供給管3
3が分岐されて接続されており、前記各フード30・3
1は、ダクト34によって連通させられている。
【0026】このダクト34の下流側の端部は、前記ケ
ーシング21の上部を貫通して外部へ連通させられてお
り、その途中には、前記各燃焼室23c・25cへ燃焼
用空気を吸引し、かつ、各燃焼室23c・25c内にお
いて生成される燃焼ガスを外気へ排出するための換気フ
ァン35が取り付けられている。
ーシング21の上部を貫通して外部へ連通させられてお
り、その途中には、前記各燃焼室23c・25cへ燃焼
用空気を吸引し、かつ、各燃焼室23c・25c内にお
いて生成される燃焼ガスを外気へ排出するための換気フ
ァン35が取り付けられている。
【0027】さらに、前記ケーシング21の上部で、前
記ダクト34が貫通させられた部分の近傍には、ケーシ
ング21の内外部を連通させる吸気口36が形成されて
いる。
記ダクト34が貫通させられた部分の近傍には、ケーシ
ング21の内外部を連通させる吸気口36が形成されて
いる。
【0028】前記給水管22、給湯管24、温水往き管
27、および、温水戻し管28は、本実施例において
は、前記ケーシング21の下部から外部へ突出させられ
た後に、ケーシング21が取り付けられている家屋の外
壁Wを貫通して家屋内へ引き込まれているが、このケー
シング21から外部へ突出させられた部分において、そ
れぞれの一部が互いに平行となるように、かつ、相互に
接触させられた状態で配管されている。
27、および、温水戻し管28は、本実施例において
は、前記ケーシング21の下部から外部へ突出させられ
た後に、ケーシング21が取り付けられている家屋の外
壁Wを貫通して家屋内へ引き込まれているが、このケー
シング21から外部へ突出させられた部分において、そ
れぞれの一部が互いに平行となるように、かつ、相互に
接触させられた状態で配管されている。
【0029】前記暖房バイパス管29は、前記温水往き
管27の一側部に沿って前記接触部へ向けて延設された
後に、前記給湯管24の両側部、前記給水管22の両側
部、給湯管24の一側部、温水往き管27の一側部、温
水戻し管28の一側部のそれぞれに沿うようにして引き
回され、かつ、これらの各給水管22、給湯管24、温
水往き管27、および温水戻し管28に沿わされた部分
において、相互に接触させられている。
管27の一側部に沿って前記接触部へ向けて延設された
後に、前記給湯管24の両側部、前記給水管22の両側
部、給湯管24の一側部、温水往き管27の一側部、温
水戻し管28の一側部のそれぞれに沿うようにして引き
回され、かつ、これらの各給水管22、給湯管24、温
水往き管27、および温水戻し管28に沿わされた部分
において、相互に接触させられている。
【0030】一方、前記温水戻し管28の途中には、暖
房用温水の温度変化に伴う体積変化を吸収するための膨
張タンク37が設けられており、この膨張タンク37
は、ドレン管38を介してケーシング2の外部へ連通さ
せられている。
房用温水の温度変化に伴う体積変化を吸収するための膨
張タンク37が設けられており、この膨張タンク37
は、ドレン管38を介してケーシング2の外部へ連通さ
せられている。
【0031】また、前記膨張タンク37の下流側で、前
記暖房熱交換器25との間には、この暖房熱交換器25
と前記放熱器26との間において暖房用温水の循環を行
なうための温水循環ポンプ39が設けられている。
記暖房熱交換器25との間には、この暖房熱交換器25
と前記放熱器26との間において暖房用温水の循環を行
なうための温水循環ポンプ39が設けられている。
【0032】さらに、本実施例においては、前記温水戻
し管28の前記膨張タンク37よりも上流側に位置する
部分には、この温水戻し管28内を流れる温水温度を検
出するための、サーミスタ等からなる温度検出器40が
設けられ、この温度検出器40には、この温度検出器4
0からの検出結果と、予め設定されている設定温度との
比較に基づき、前記暖房熱交換器25と温水循環ポンプ
39の作動を制御することにより、前記暖房用温水の温
度を調整する制御ユニット41が接続されており、これ
らの温度検出器40と前記制御ユニット41とによっ
て、本実施例における制御手段が構成されている。
し管28の前記膨張タンク37よりも上流側に位置する
部分には、この温水戻し管28内を流れる温水温度を検
出するための、サーミスタ等からなる温度検出器40が
設けられ、この温度検出器40には、この温度検出器4
0からの検出結果と、予め設定されている設定温度との
比較に基づき、前記暖房熱交換器25と温水循環ポンプ
39の作動を制御することにより、前記暖房用温水の温
度を調整する制御ユニット41が接続されており、これ
らの温度検出器40と前記制御ユニット41とによっ
て、本実施例における制御手段が構成されている。
【0033】このように構成された本実施例の熱源機2
0は、給湯熱交換器23へ通水することにより通常の給
湯操作が行なわれ、また、暖房熱交換器25および温水
循環ポンプ39を作動させて放熱器26へ暖房用温水を
循環させることにより暖房操作が行なわれる。
0は、給湯熱交換器23へ通水することにより通常の給
湯操作が行なわれ、また、暖房熱交換器25および温水
循環ポンプ39を作動させて放熱器26へ暖房用温水を
循環させることにより暖房操作が行なわれる。
【0034】そして、本実施例においては、給水管22
と給湯管24に対して、温水往き管27および温水戻し
管28が接触させられているとともに、これらに暖房バ
イパス管29が接触させられた構成となされていること
により、暖房操作が行なわれている状態において給湯操
作が停止させられた場合には、温水往き管27および温
水戻し管28内、および、暖房バイパス管29内を流れ
る暖房用温水の熱によって前記給水管22および給湯管
24内の水が加熱される。
と給湯管24に対して、温水往き管27および温水戻し
管28が接触させられているとともに、これらに暖房バ
イパス管29が接触させられた構成となされていること
により、暖房操作が行なわれている状態において給湯操
作が停止させられた場合には、温水往き管27および温
水戻し管28内、および、暖房バイパス管29内を流れ
る暖房用温水の熱によって前記給水管22および給湯管
24内の水が加熱される。
【0035】これによって、冬季等の外気温度が低い場
合においても給水管22および給湯管24の凍結が防止
され、また、給湯開始時においては、給水管22および
給湯管24内の水が予熱されていることにより、冷水が
供給されてしまうことが抑制される。
合においても給水管22および給湯管24の凍結が防止
され、また、給湯開始時においては、給水管22および
給湯管24内の水が予熱されていることにより、冷水が
供給されてしまうことが抑制される。
【0036】また、暖房停止時においても、暖房バイパ
ス管29内には暖房用温水の循環が行なわれていること
により、この暖房用バイパス管29によって給水管22
および給湯管24内の水が加熱されて、前述した作用が
確保される。
ス管29内には暖房用温水の循環が行なわれていること
により、この暖房用バイパス管29によって給水管22
および給湯管24内の水が加熱されて、前述した作用が
確保される。
【0037】そして、本実施例においては、温度検出器
40と制御ユニット41の作用により温水戻し管28内
の温度が制御されていることから、前述したような暖房
停止時においても、給水管22や給湯管24の内部の水
に対する加熱が確実に行なわれる。
40と制御ユニット41の作用により温水戻し管28内
の温度が制御されていることから、前述したような暖房
停止時においても、給水管22や給湯管24の内部の水
に対する加熱が確実に行なわれる。
【0038】なお、前記実施例において示した各構成部
材の諸形状や寸法等は一例であって、設計要求等に基づ
き種々変更可能である。
材の諸形状や寸法等は一例であって、設計要求等に基づ
き種々変更可能である。
【0039】たとえば、前記実施例においては、各管を
直接外気に接触させるような構成としたが、これらの管
の表面を断熱材によって被覆するようにしてもよいもの
である。
直接外気に接触させるような構成としたが、これらの管
の表面を断熱材によって被覆するようにしてもよいもの
である。
【0040】このような構成とすることにより、前述し
た給水管22や給湯管24における凍結防止作用や、給
湯開始時における冷水供給の抑制効果が一層向上する。
た給水管22や給湯管24における凍結防止作用や、給
湯開始時における冷水供給の抑制効果が一層向上する。
【0041】また、温水往き管27や温水戻し管28を
給水管22や給湯管24へ接触させた例について示した
が、暖房バイパス管29のみを接触させた構成とするこ
とも可能である。
給水管22や給湯管24へ接触させた例について示した
が、暖房バイパス管29のみを接触させた構成とするこ
とも可能である。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係わる給湯暖房用熱源機によれば、暖房用温水供給部
において加熱された暖房用温水を、給湯部の給水管や給
湯管へ接触させられている暖房バイパス管へ循環させる
ことにより、この暖房バイパス管の管壁、および、給水
管や給湯管の管壁を介して、これらの給水管内や給湯管
内の水を加熱し、これによって、給水管や給湯管の凍結
を防止し、あるいは、給湯開始時における冷水の吐出を
抑制することができる。
に係わる給湯暖房用熱源機によれば、暖房用温水供給部
において加熱された暖房用温水を、給湯部の給水管や給
湯管へ接触させられている暖房バイパス管へ循環させる
ことにより、この暖房バイパス管の管壁、および、給水
管や給湯管の管壁を介して、これらの給水管内や給湯管
内の水を加熱し、これによって、給水管や給湯管の凍結
を防止し、あるいは、給湯開始時における冷水の吐出を
抑制することができる。
【0043】また、本発明の請求項2に係わる給湯暖房
用熱源機によれば、給水管および給湯管に、温水往き管
や温水戻し管を接触させておくことにより、暖房時に暖
房バイパス管内を流れる暖房温水量が減少したとして
も、温水往き管や温水戻し管から伝達される熱により、
前記給水管内や給湯管内の水を加熱して、これらの凍結
を防止することができるとともに、給湯開始時における
水の予熱機能を確実に確保することができる。
用熱源機によれば、給水管および給湯管に、温水往き管
や温水戻し管を接触させておくことにより、暖房時に暖
房バイパス管内を流れる暖房温水量が減少したとして
も、温水往き管や温水戻し管から伝達される熱により、
前記給水管内や給湯管内の水を加熱して、これらの凍結
を防止することができるとともに、給湯開始時における
水の予熱機能を確実に確保することができる。
【0044】さらに、本発明の請求項3に係わる給湯暖
房用熱源機によれば、制御手段によって温水戻し管内の
暖房用温水温度に基づき、暖房用温水供給部の作動を制
御し、これによって、暖房バイパス管あるいは温水往き
管や温水戻し管内の暖房用温水温度を適切に維持して、
給水管や給湯管の凍結防止や給湯開始時における低温水
の供給抑制を確実に行なうことができる。
房用熱源機によれば、制御手段によって温水戻し管内の
暖房用温水温度に基づき、暖房用温水供給部の作動を制
御し、これによって、暖房バイパス管あるいは温水往き
管や温水戻し管内の暖房用温水温度を適切に維持して、
給水管や給湯管の凍結防止や給湯開始時における低温水
の供給抑制を確実に行なうことができる。
【0045】
【図1】本発明の一実施例を示す概略構成図である。
【図2】従来の給湯暖房用熱源機の一構造例を示す正面
図である。
図である。
【図3】従来の給湯暖房用熱源機の一構造例を示す側面
図である。
図である。
20 (給湯暖房用)熱源機 20a 給湯部 20b 暖房用温水供給部 21 ケーシング 22 給水管 23 給湯熱交換器 24 給湯管 25 暖房熱交換器 26 放熱器 27 温水往き管 28 温水戻し管 29 暖房バイパス管 40 温度検出器(制御手段) 41 制御ユニット(制御手段)
Claims (3)
- 【請求項1】 給湯部や暖房用温水供給部およびこれら
を覆って設けられるケーシングを備えた給湯暖房用熱源
機であって、前記給湯部が、給水管と、この給水管によ
って供給される水を加熱する給湯熱交換器と、この給湯
熱交換器によって加熱された温水を排出する給湯管とか
らなり、また、前記暖房用温水供給部が、暖房用温水を
加熱する暖房熱交換器と、この暖房熱交換器から室内に
設置されている放熱器へ暖房用温水を供給する温水往き
管と、前記放熱器から暖房用温水を暖房熱交換器へ戻す
温水戻し管と、これらの温水往き管と温水戻し管の途中
を連通させる暖房バイパス管とからなり、かつ、前記給
水管、給湯管、温水往き管、および、温水戻し管の一部
が、前記ケーシングの外部へ位置させられているととも
に、このケーシングから露出させられた前記給水管や給
湯管に、前記暖房バイパス管が接触させられた状態で配
設されていることを特徴とする給湯暖房用熱源機。 - 【請求項2】 前記給水管、給湯管、温水往き管、およ
び、温水戻し管が、前記ケーシングから露出させられた
位置において相互に接触させられた状態で配設されてい
ることを特徴とする請求項1に記載の給湯暖房用熱源
機。 - 【請求項3】 前記暖房用温水供給部には、前記温水戻
し管内の温水温度を検出して、その検出結果に基づき前
記暖房用温水供給部の作動を制御する制御手段が設けら
れていることを特徴とする請求項1または請求項2の何
れかに記載の給湯暖房用熱源機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7104414A JPH08296902A (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 給湯暖房用熱源機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7104414A JPH08296902A (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 給湯暖房用熱源機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08296902A true JPH08296902A (ja) | 1996-11-12 |
Family
ID=14380039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7104414A Pending JPH08296902A (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 給湯暖房用熱源機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08296902A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102135383A (zh) * | 2011-01-28 | 2011-07-27 | 汤海明 | 一种强化直热板式换热装置 |
CN113834112A (zh) * | 2021-09-06 | 2021-12-24 | 珠海格力电器股份有限公司 | 换热设备及其控制方法 |
-
1995
- 1995-04-27 JP JP7104414A patent/JPH08296902A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102135383A (zh) * | 2011-01-28 | 2011-07-27 | 汤海明 | 一种强化直热板式换热装置 |
CN113834112A (zh) * | 2021-09-06 | 2021-12-24 | 珠海格力电器股份有限公司 | 换热设备及其控制方法 |
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