JPH08260799A - ドア用ストッパー - Google Patents
ドア用ストッパーInfo
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- JPH08260799A JPH08260799A JP8647595A JP8647595A JPH08260799A JP H08260799 A JPH08260799 A JP H08260799A JP 8647595 A JP8647595 A JP 8647595A JP 8647595 A JP8647595 A JP 8647595A JP H08260799 A JPH08260799 A JP H08260799A
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- stopper
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- 230000006835 compression Effects 0.000 description 4
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 4
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- 230000004048 modification Effects 0.000 description 4
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ドアの開閉動作時に、ドアを所定の開度で安
全に開放保持させる。 【構成】 ドア1を開閉操作するレバーハンドル3を回
動可能に支持するドア内回動軸4に一体的に、回動軸4
の回動に伴って所定角度だけ回動する操作円板10を取
り付ける。この操作円板10に、ドア1の縦かまち近傍
で上下方向に延在するロッド部材22を連結し、ロッド
部材22の下端に、ドア1下端から突出して床面9を押
圧しドア1を所定開度で位置保持するストッパー部材2
4を固着し、ストッパー部材24の上端に所定の付勢力
を伴ってロッド部材22に沿って、ストッパー部材24
を床面9に押圧する押圧スプリング25を装着し、ドア
1のレバーハンドル3の回動によりストッパー部材24
の押圧状態を解除するようにした。
全に開放保持させる。 【構成】 ドア1を開閉操作するレバーハンドル3を回
動可能に支持するドア内回動軸4に一体的に、回動軸4
の回動に伴って所定角度だけ回動する操作円板10を取
り付ける。この操作円板10に、ドア1の縦かまち近傍
で上下方向に延在するロッド部材22を連結し、ロッド
部材22の下端に、ドア1下端から突出して床面9を押
圧しドア1を所定開度で位置保持するストッパー部材2
4を固着し、ストッパー部材24の上端に所定の付勢力
を伴ってロッド部材22に沿って、ストッパー部材24
を床面9に押圧する押圧スプリング25を装着し、ドア
1のレバーハンドル3の回動によりストッパー部材24
の押圧状態を解除するようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はドア用ストッパーに係
り、特にドアに取り付けられ、レバーハンドルを操作す
るのと同時に、任意の開度でドアを開放固定することが
できるようにしたドア用ストッパーに関する。
り、特にドアに取り付けられ、レバーハンドルを操作す
るのと同時に、任意の開度でドアを開放固定することが
できるようにしたドア用ストッパーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の一般住宅に用いられているドア等
では、開いた状態のドアが風であおられ急に閉まったり
するのを防止するためにドア用ストッパーが取り付けら
れている。この種のドア用ストッパーとしては、床付き
戸当りや巾木付き戸当りにフックを設け、戸当りと開い
た状態のドアとを連結して全開状態を保持するものが多
く用いられている。また、後からドアの一部に取り付け
ることができる折り畳み脚式、スライドアーム式のドア
用ストッパーも多く市販されている。その他、ドア自閉
機構(オートクローズ機構)に開状態を保持するストッ
パー機構を組み込んだものもある。
では、開いた状態のドアが風であおられ急に閉まったり
するのを防止するためにドア用ストッパーが取り付けら
れている。この種のドア用ストッパーとしては、床付き
戸当りや巾木付き戸当りにフックを設け、戸当りと開い
た状態のドアとを連結して全開状態を保持するものが多
く用いられている。また、後からドアの一部に取り付け
ることができる折り畳み脚式、スライドアーム式のドア
用ストッパーも多く市販されている。その他、ドア自閉
機構(オートクローズ機構)に開状態を保持するストッ
パー機構を組み込んだものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、戸当たりに
固定するタイプやスライドアーム式、ドア自閉機構に組
み込んだタイプのものでは、ドアを全開にした状態でな
ければ位置保持させることができないという問題があ
る。また、折り畳み脚式はドアを任意の位置で位置保持
させることができるが、脚がドアの下端に取り付けられ
ているため、脚を伸ばしたり折り曲げたりする動作が面
倒であり、外観上も見栄えが良くない。さらに、ドア用
ストッパーによって常時閉鎖状態が保持されている防火
扉等の場合でも、ドアを自由機構として、避難時等に直
接手で開けることができるとともに、その後、ドアに組
み込まれている自動閉鎖装置により再び閉鎖させるよう
にする必要もある。また、ビルに設けられている避難通
路には、ドア用ストッパーにより常時開放状態が保持さ
れている防火扉もある。この場合には、火災時にはドア
用ストッパーが解除され、扉に組み込まれている自動閉
鎖装置により確実に扉を閉鎖させることが建設省告示等
に明記されている。
固定するタイプやスライドアーム式、ドア自閉機構に組
み込んだタイプのものでは、ドアを全開にした状態でな
ければ位置保持させることができないという問題があ
る。また、折り畳み脚式はドアを任意の位置で位置保持
させることができるが、脚がドアの下端に取り付けられ
ているため、脚を伸ばしたり折り曲げたりする動作が面
倒であり、外観上も見栄えが良くない。さらに、ドア用
ストッパーによって常時閉鎖状態が保持されている防火
扉等の場合でも、ドアを自由機構として、避難時等に直
接手で開けることができるとともに、その後、ドアに組
み込まれている自動閉鎖装置により再び閉鎖させるよう
にする必要もある。また、ビルに設けられている避難通
路には、ドア用ストッパーにより常時開放状態が保持さ
れている防火扉もある。この場合には、火災時にはドア
用ストッパーが解除され、扉に組み込まれている自動閉
鎖装置により確実に扉を閉鎖させることが建設省告示等
に明記されている。
【0004】そこで、本発明の目的は上述した従来の技
術が有する問題点を解消し、レバーハンドルあるいはノ
ブを操作することでドアの開閉に伴って任意の開度でド
アを位置保持できるようにしたドア用ストッパーを提供
することにある。
術が有する問題点を解消し、レバーハンドルあるいはノ
ブを操作することでドアの開閉に伴って任意の開度でド
アを位置保持できるようにしたドア用ストッパーを提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明はドアを開閉操作するハンドルを回動可能に
支持するドア内回動軸に一体的に取り付けられ、前記ド
ア内回動軸の回動に伴い、所定角度だけ回動するリンク
部材と、該リンク部材に連結され、ドアの縦かまち近傍
で上下方向に延在するロッド部材と、該ロッド部材の下
端に固着され、前記ドアの下端から一端が突出して床面
を押圧して前記ドアを所定開度で位置保持するストッパ
ー部材と、該ストッパー部材の上端に所定の付勢力を伴
って前記ロッド部材に沿って装着され、該ストッパー部
材を前記床面に押圧する付勢部材とを備え、前記ハンド
ルの回動により前記ストッパー部材の押圧状態を解除す
るようにしたことを特徴とするものである。
に、本発明はドアを開閉操作するハンドルを回動可能に
支持するドア内回動軸に一体的に取り付けられ、前記ド
ア内回動軸の回動に伴い、所定角度だけ回動するリンク
部材と、該リンク部材に連結され、ドアの縦かまち近傍
で上下方向に延在するロッド部材と、該ロッド部材の下
端に固着され、前記ドアの下端から一端が突出して床面
を押圧して前記ドアを所定開度で位置保持するストッパ
ー部材と、該ストッパー部材の上端に所定の付勢力を伴
って前記ロッド部材に沿って装着され、該ストッパー部
材を前記床面に押圧する付勢部材とを備え、前記ハンド
ルの回動により前記ストッパー部材の押圧状態を解除す
るようにしたことを特徴とするものである。
【0006】また、ドアを開閉操作するハンドルを回動
可能に支持するドア内回動軸に一体的に取り付けられ、
前記ドア内回動軸の回動に伴い、所定角度だけ回動する
リンク部材と、該リンク部材に連結され、ドアの縦かま
ち近傍で上下方向に延在するロッド部材と、該ロッド部
材の下端に固着され、前記ドアの下端から一端が突出し
て床面を押圧して前記ドアを所定開度で位置保持するス
トッパー部材と、該ストッパー部材の上端に所定の付勢
力を伴って前記ロッド部材に沿って装着され、上端が温
度ヒューズを介して前記ドアの固定部に支持され、前記
ストッパー部材を前記床面に押圧する第1の付勢部材
と、前記ロッド部材を前記第1の付勢部材より弱い付勢
力で下方に付勢するとともに、前記温度ヒューズが溶断
し、前記第1の付勢部材がフリー状態となった際に前記
ロッド部材を上方に引き戻す第2の付勢部材とを備え、
前記ハンドルの回動により前記ストッパー部材の押圧状
態を解除するとともに、高温検知時に前記ストッパー部
材の押圧状態を解除するようにしたことを特徴とするも
のである。
可能に支持するドア内回動軸に一体的に取り付けられ、
前記ドア内回動軸の回動に伴い、所定角度だけ回動する
リンク部材と、該リンク部材に連結され、ドアの縦かま
ち近傍で上下方向に延在するロッド部材と、該ロッド部
材の下端に固着され、前記ドアの下端から一端が突出し
て床面を押圧して前記ドアを所定開度で位置保持するス
トッパー部材と、該ストッパー部材の上端に所定の付勢
力を伴って前記ロッド部材に沿って装着され、上端が温
度ヒューズを介して前記ドアの固定部に支持され、前記
ストッパー部材を前記床面に押圧する第1の付勢部材
と、前記ロッド部材を前記第1の付勢部材より弱い付勢
力で下方に付勢するとともに、前記温度ヒューズが溶断
し、前記第1の付勢部材がフリー状態となった際に前記
ロッド部材を上方に引き戻す第2の付勢部材とを備え、
前記ハンドルの回動により前記ストッパー部材の押圧状
態を解除するとともに、高温検知時に前記ストッパー部
材の押圧状態を解除するようにしたことを特徴とするも
のである。
【0007】
【作用】本発明によれば、ドアを開閉操作するハンドル
を回動可能に支持するドア内回動軸に一体的に、前記ド
ア内回動軸の回動に伴って所定角度だけ回動するリンク
部材を取り付け、該リンク部材に、ドアの縦かまち近傍
で上下方向に延在するロッド部材を連結し、該ロッド部
材の下端に、前記ドアの下端から一端が突出して床面を
押圧して前記ドアを所定開度で位置保持するストッパー
部材を固着し、該ストッパー部材の上端に所定の付勢力
を伴って前記ロッド部材に沿って、該ストッパー部材を
前記床面に押圧する付勢部材を装着し、前記ドアの開閉
操作時に前記ハンドルの回動により前記ストッパー部材
の押圧状態を解除するようにしたことにより、ドア開閉
時に操作するハンドルの動作と連動してドア用ストッパ
ーを作動させるようにしたので、容易にかつどのような
開角度においてもドアを確実に位置保持させることがで
きる。
を回動可能に支持するドア内回動軸に一体的に、前記ド
ア内回動軸の回動に伴って所定角度だけ回動するリンク
部材を取り付け、該リンク部材に、ドアの縦かまち近傍
で上下方向に延在するロッド部材を連結し、該ロッド部
材の下端に、前記ドアの下端から一端が突出して床面を
押圧して前記ドアを所定開度で位置保持するストッパー
部材を固着し、該ストッパー部材の上端に所定の付勢力
を伴って前記ロッド部材に沿って、該ストッパー部材を
前記床面に押圧する付勢部材を装着し、前記ドアの開閉
操作時に前記ハンドルの回動により前記ストッパー部材
の押圧状態を解除するようにしたことにより、ドア開閉
時に操作するハンドルの動作と連動してドア用ストッパ
ーを作動させるようにしたので、容易にかつどのような
開角度においてもドアを確実に位置保持させることがで
きる。
【0008】また、ドアを開閉操作するハンドルを回動
可能に支持するドア内回動軸に一体的に、前記ドア内回
動軸の回動に伴って所定角度だけ回動するリンク部材を
取り付けて、該リンク部材にドアの縦かまち近傍で上下
方向に延在するロッド部材を連結し、該ロッド部材の下
端に、前記ドアの下端から一端が突出して床面を押圧し
て前記ドアを所定開度で位置保持するストッパー部材
を、その上端に所定の付勢力を伴って前記ロッド部材に
沿って装着され、上端が温度ヒューズを介して前記ドア
の固定部に支持された第1の付勢部材で前記床面に押圧
するとともに、前記ロッド部材を前記第1の付勢部材よ
り弱い付勢力で下方に付勢するとともに、前記温度ヒュ
ーズが溶断し、前記第1の付勢部材がフリー状態となっ
た際に前記ロッド部材を上方に引き戻す第2の付勢部材
とを備えたことにより、前記ドアの開閉操作時に前記ハ
ンドルの回動により前記ストッパー部材の押圧状態を解
除するとともに、高温検知時に前記ストッパー部材の押
圧状態を解除するようにでき、ドア開閉時に操作すンド
ルの動作と連動してドア用ストッパーを作動させ、容易
かつどのような開角度においてもドアを確実に位置保持
させることができるとともに、火災発生時には、前記ス
トッパー部材の押圧状態の解除により、扉が自由機構と
なり、防火扉等に設けられている自動閉鎖装置の作動を
妨げることなく、確実にドア閉鎖を果たすことができ
る。
可能に支持するドア内回動軸に一体的に、前記ドア内回
動軸の回動に伴って所定角度だけ回動するリンク部材を
取り付けて、該リンク部材にドアの縦かまち近傍で上下
方向に延在するロッド部材を連結し、該ロッド部材の下
端に、前記ドアの下端から一端が突出して床面を押圧し
て前記ドアを所定開度で位置保持するストッパー部材
を、その上端に所定の付勢力を伴って前記ロッド部材に
沿って装着され、上端が温度ヒューズを介して前記ドア
の固定部に支持された第1の付勢部材で前記床面に押圧
するとともに、前記ロッド部材を前記第1の付勢部材よ
り弱い付勢力で下方に付勢するとともに、前記温度ヒュ
ーズが溶断し、前記第1の付勢部材がフリー状態となっ
た際に前記ロッド部材を上方に引き戻す第2の付勢部材
とを備えたことにより、前記ドアの開閉操作時に前記ハ
ンドルの回動により前記ストッパー部材の押圧状態を解
除するとともに、高温検知時に前記ストッパー部材の押
圧状態を解除するようにでき、ドア開閉時に操作すンド
ルの動作と連動してドア用ストッパーを作動させ、容易
かつどのような開角度においてもドアを確実に位置保持
させることができるとともに、火災発生時には、前記ス
トッパー部材の押圧状態の解除により、扉が自由機構と
なり、防火扉等に設けられている自動閉鎖装置の作動を
妨げることなく、確実にドア閉鎖を果たすことができ
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明によるドア用ストッパーの一実
施例を添付図面を参照して説明する。図1は、レバーハ
ンドルで操作するタイプの一般的な開き扉のラッチボル
ト仮締り機構と、本発明によるドア用ストッパーとを合
わせて示した概略斜視図である。なお、同図に示したよ
うにドア面板内外の構成を一体的に示してあり、公知の
ケースロック機構については図示を省略してある。ドア
1外面の所定位置に配置固定された丸座2部分から延出
したレバーハンドル3が固着された回動軸4には、ドア
1内部位置で操作円板10が丸座2と同軸的に嵌着され
ている。この操作円板10はレバーハンドル3の所定方
向への回動動作に伴い、回動軸4回りに所定角度だけ回
動するようになっている。また操作円板10の所定位置
には図1に示したように2本のリンクアーム11、20
が枢着されている。プレート状のリンクアーム11は図
示しないケース(錠箱)内に位置し、ケース内に形成さ
れているラッチボルトハウジング12でラッチボルト1
3の端部に連結されている。図1の状態ではラッチボル
ト13は先端がドア縦かまち仕口6のフロント14から
所定量だけ突出し、図示しないドア枠の対向位置に取り
付けられたストライク(受座)に係合できるようになっ
ている。
施例を添付図面を参照して説明する。図1は、レバーハ
ンドルで操作するタイプの一般的な開き扉のラッチボル
ト仮締り機構と、本発明によるドア用ストッパーとを合
わせて示した概略斜視図である。なお、同図に示したよ
うにドア面板内外の構成を一体的に示してあり、公知の
ケースロック機構については図示を省略してある。ドア
1外面の所定位置に配置固定された丸座2部分から延出
したレバーハンドル3が固着された回動軸4には、ドア
1内部位置で操作円板10が丸座2と同軸的に嵌着され
ている。この操作円板10はレバーハンドル3の所定方
向への回動動作に伴い、回動軸4回りに所定角度だけ回
動するようになっている。また操作円板10の所定位置
には図1に示したように2本のリンクアーム11、20
が枢着されている。プレート状のリンクアーム11は図
示しないケース(錠箱)内に位置し、ケース内に形成さ
れているラッチボルトハウジング12でラッチボルト1
3の端部に連結されている。図1の状態ではラッチボル
ト13は先端がドア縦かまち仕口6のフロント14から
所定量だけ突出し、図示しないドア枠の対向位置に取り
付けられたストライク(受座)に係合できるようになっ
ている。
【0010】一方、ロッド部材たるリンクアーム20は
リンクアーム11と所定角度をなして操作円板10にジ
ョイント部21aで枢着されている。このリンクアーム
20は略L字形に屈曲加工されたジョイントプレート2
1と、ジョイントプレート21の下端に一体的に固着さ
れたロッド本体22と、ロッド本体22の下端に固着さ
れた円筒形状のストッパーケース23とからなる。ロッ
ド本体22は、図1に示したハンドル位置では、ドア縦
かまち仕口6に沿って上下方向にドア下端まで延在した
状態で、ドア下端面に形成された円形開口5からストッ
パーケース23内に収容されたゴムストッパー24の下
端が所定量だけ突出するように全体長さが決定されてい
る。
リンクアーム11と所定角度をなして操作円板10にジ
ョイント部21aで枢着されている。このリンクアーム
20は略L字形に屈曲加工されたジョイントプレート2
1と、ジョイントプレート21の下端に一体的に固着さ
れたロッド本体22と、ロッド本体22の下端に固着さ
れた円筒形状のストッパーケース23とからなる。ロッ
ド本体22は、図1に示したハンドル位置では、ドア縦
かまち仕口6に沿って上下方向にドア下端まで延在した
状態で、ドア下端面に形成された円形開口5からストッ
パーケース23内に収容されたゴムストッパー24の下
端が所定量だけ突出するように全体長さが決定されてい
る。
【0011】このとき2本のリンクアーム11、20の
位置関係と、レバーハンドル3の角度とを初期状態とし
て保持するために、付勢部材としての押圧スプリング2
5がロッド本体22下端のストッパーケース23と固定
端座金26との間に所定の圧縮状態を保持するように弾
装されている。固定端座金26はその一部が図示したよ
うにドア1内部の所定固定部に固着されている。このた
め、図1の状態では、押圧スプリング25はストッパー
ケース23を下方に押し下げるような方向に付勢するの
で、ゴムストッパー24がドア下端の円形開口5から所
定量だけ突出して床面9(ドアを閉めた状態では沓摺
部)に押圧されるので、ドアの開閉動作は抑止され、ド
アが位置保持される。
位置関係と、レバーハンドル3の角度とを初期状態とし
て保持するために、付勢部材としての押圧スプリング2
5がロッド本体22下端のストッパーケース23と固定
端座金26との間に所定の圧縮状態を保持するように弾
装されている。固定端座金26はその一部が図示したよ
うにドア1内部の所定固定部に固着されている。このた
め、図1の状態では、押圧スプリング25はストッパー
ケース23を下方に押し下げるような方向に付勢するの
で、ゴムストッパー24がドア下端の円形開口5から所
定量だけ突出して床面9(ドアを閉めた状態では沓摺
部)に押圧されるので、ドアの開閉動作は抑止され、ド
アが位置保持される。
【0012】この状態から図2に示したようにレバーハ
ンドル3を矢印A方向に回すと、レバーハンドル3の支
持軸である回動軸4が矢印B方向に回動し、ラッチボル
ト13のフロント14から突出した部分がラッチボルト
ハウジング12内に引き込まれるとともに、リンクアー
ム20のジョイントプレート21の枢着21a点が上方
へ移動し、ロッド本体22、ストッパーケース23も押
圧スプリング25のバネ力に抗して上方へスライドし、
ゴムストッパー24がドア内に引き込まれ、ドアは可動
状態になる。
ンドル3を矢印A方向に回すと、レバーハンドル3の支
持軸である回動軸4が矢印B方向に回動し、ラッチボル
ト13のフロント14から突出した部分がラッチボルト
ハウジング12内に引き込まれるとともに、リンクアー
ム20のジョイントプレート21の枢着21a点が上方
へ移動し、ロッド本体22、ストッパーケース23も押
圧スプリング25のバネ力に抗して上方へスライドし、
ゴムストッパー24がドア内に引き込まれ、ドアは可動
状態になる。
【0013】このように図1及び図2に示したようにレ
バーハンドル3を僅かに回した状態でドアの開閉を行
い、任意の位置でドアを止め、レバーハンドル3にかけ
た手を離すだけで、その位置でドアストッパーを再び効
かせることができる。
バーハンドル3を僅かに回した状態でドアの開閉を行
い、任意の位置でドアを止め、レバーハンドル3にかけ
た手を離すだけで、その位置でドアストッパーを再び効
かせることができる。
【0014】ここで、図1の操作円板、リンクアームか
らなる機構の変形例について図3を参照して説明する。
図3(a)は、1個のL字形をなすクランクプレート3
1によりラッチボルト13の引き込みと、上下に延在し
たリンクアーム20を介してのゴムストッパー24の引
き込みとを行うようにした変形例である。図示したよう
に回動軸4からリンクアーム11、20のジョイント部
11a、20aまでの距離L1、L2を適宜設定したクラ
ンクプレート31を用いることで、ラッチボルト13、
ゴムストッパー24の引き込み量を調整するようになっ
ている。図3(b)は、回動軸4に軸支された欠歯ピニ
オン32と、リンクアーム20上端に設けられたラック
33との噛み合わせ伝達機構により回動軸4回りの運動
を上下運動に変換するようにした変形例を示したもので
ある。図3(c)は1組のギヤトレイン34の原動軸と
しての回動軸4にレバーハンドル3等が取着され、従動
軸に扇状プレート35の要点35aが同軸的に固着さ
れ、さらに扇状プレート35の周縁35bの所定位置に
リンクアーム20が取り付けられた機構を示したもので
ある。同図に示したようにこの変形例では扇状プレート
35により回動軸4からの入力量に対してリンクアーム
20の上下動出力がストローク、力量ともに増幅される
ようになっている。このような増幅機構を組み込むこと
により、レバーハンドル3を僅かに回動するだけでリン
クアーム20を上下動することができる。この他、回動
軸4回りの所定角度の回動を上下動に変換する公知の機
構を適宜採用できることは言うまでもない。
らなる機構の変形例について図3を参照して説明する。
図3(a)は、1個のL字形をなすクランクプレート3
1によりラッチボルト13の引き込みと、上下に延在し
たリンクアーム20を介してのゴムストッパー24の引
き込みとを行うようにした変形例である。図示したよう
に回動軸4からリンクアーム11、20のジョイント部
11a、20aまでの距離L1、L2を適宜設定したクラ
ンクプレート31を用いることで、ラッチボルト13、
ゴムストッパー24の引き込み量を調整するようになっ
ている。図3(b)は、回動軸4に軸支された欠歯ピニ
オン32と、リンクアーム20上端に設けられたラック
33との噛み合わせ伝達機構により回動軸4回りの運動
を上下運動に変換するようにした変形例を示したもので
ある。図3(c)は1組のギヤトレイン34の原動軸と
しての回動軸4にレバーハンドル3等が取着され、従動
軸に扇状プレート35の要点35aが同軸的に固着さ
れ、さらに扇状プレート35の周縁35bの所定位置に
リンクアーム20が取り付けられた機構を示したもので
ある。同図に示したようにこの変形例では扇状プレート
35により回動軸4からの入力量に対してリンクアーム
20の上下動出力がストローク、力量ともに増幅される
ようになっている。このような増幅機構を組み込むこと
により、レバーハンドル3を僅かに回動するだけでリン
クアーム20を上下動することができる。この他、回動
軸4回りの所定角度の回動を上下動に変換する公知の機
構を適宜採用できることは言うまでもない。
【0015】図4、図5は他の実施例として、防火扉等
に取り付けられたドア用ストッパー機構を、火災発生時
に自由機構とし、避難時にはドアを自由に開けられ、そ
の後は自動閉鎖装置の動作により自動的に閉鎖できるよ
うにしたドア用ストッパーについて説明する。図4に示
したドア用ストッパーのラッチボルト13の引き込み機
構は図1に示したものと同じ構成からなり、回動軸4に
軸支された操作円板10の回動動作も図1のドア用スト
ッパーと同様である。このときドア1の上下方向に延在
するリンクアーム40のロッド本体42には所定の離れ
をとって2連の圧縮スプリング43、44が装着されて
いる。符号43は押圧スプリングで、その上下端はスプ
リング押さえプレート45とゴムストッパー24を収容
するストッパーケース46とによって、図4に示したハ
ンドル状態で所定の圧縮力が付加された付勢状態で保持
されている。スプリング押さえプレート45はドア1内
で固定部として位置固定されているので、ロッド本体4
2がゴムストッパー24をドアの下端から突出させるよ
うに下方に付勢されている。
に取り付けられたドア用ストッパー機構を、火災発生時
に自由機構とし、避難時にはドアを自由に開けられ、そ
の後は自動閉鎖装置の動作により自動的に閉鎖できるよ
うにしたドア用ストッパーについて説明する。図4に示
したドア用ストッパーのラッチボルト13の引き込み機
構は図1に示したものと同じ構成からなり、回動軸4に
軸支された操作円板10の回動動作も図1のドア用スト
ッパーと同様である。このときドア1の上下方向に延在
するリンクアーム40のロッド本体42には所定の離れ
をとって2連の圧縮スプリング43、44が装着されて
いる。符号43は押圧スプリングで、その上下端はスプ
リング押さえプレート45とゴムストッパー24を収容
するストッパーケース46とによって、図4に示したハ
ンドル状態で所定の圧縮力が付加された付勢状態で保持
されている。スプリング押さえプレート45はドア1内
で固定部として位置固定されているので、ロッド本体4
2がゴムストッパー24をドアの下端から突出させるよ
うに下方に付勢されている。
【0016】スプリング押さえプレート45のドア縦か
まち仕口6側にはフロントプレート47が埋設されてお
り、このフロントプレート47の下端位置に形成された
開口部48にスプリング押さえプレート45の後端45
aの一部が露出するように配置されている。この後端部
45aにはさらに板状の温度ヒューズ50の上端が接合
されており、温度ヒューズ50の下端50aはドア縦か
まち仕口6の一部に固定されている。温度ヒューズ50
は図4に示したように開口部48からその一部が露出し
ており、このドア1が所定温度以上の高温状態に置かれ
た場合に接合部51が溶断するようになっている。この
とき後端部45aが温度ヒューズ50で保持されている
スプリング押さえプレート45は開口45bを通るロッ
ド本体42との間ではフリー状態にある。なお、温度ヒ
ューズ50の取付位置はドア縦かまち仕口6の上端部に
設けるようにすると、感温性においてより敏感に動作す
るので、上端部に位置させることも好ましい。
まち仕口6側にはフロントプレート47が埋設されてお
り、このフロントプレート47の下端位置に形成された
開口部48にスプリング押さえプレート45の後端45
aの一部が露出するように配置されている。この後端部
45aにはさらに板状の温度ヒューズ50の上端が接合
されており、温度ヒューズ50の下端50aはドア縦か
まち仕口6の一部に固定されている。温度ヒューズ50
は図4に示したように開口部48からその一部が露出し
ており、このドア1が所定温度以上の高温状態に置かれ
た場合に接合部51が溶断するようになっている。この
とき後端部45aが温度ヒューズ50で保持されている
スプリング押さえプレート45は開口45bを通るロッ
ド本体42との間ではフリー状態にある。なお、温度ヒ
ューズ50の取付位置はドア縦かまち仕口6の上端部に
設けるようにすると、感温性においてより敏感に動作す
るので、上端部に位置させることも好ましい。
【0017】一方、スプリング押さえプレート45の上
方位置には上部スプリング押さえプレート52が開口5
2bに対してロッド本体42がフリー状態となるように
配置されている。この上部スプリング押さえプレート5
2の後端部52aはフロントプレート47の一部に固定
され、上部スプリング押さえプレート52上にはリター
ンスプリング44が装着されている。このリターンスプ
リング44は図4に示した状態では初期状態より僅かに
圧縮した状態で上端が固定座金53によって位置保持さ
れている。したがって、図4に示した状態では、ロッド
本体42及びゴムストッパーケース46は上端がスプリ
ング押さえプレート45で位置保持された押圧スプリン
グ43によって下方に付勢され、ゴムストッパー24が
ドア下端から突出して床面9を押圧してドア用ストッパ
ーとしての機能を発揮する。
方位置には上部スプリング押さえプレート52が開口5
2bに対してロッド本体42がフリー状態となるように
配置されている。この上部スプリング押さえプレート5
2の後端部52aはフロントプレート47の一部に固定
され、上部スプリング押さえプレート52上にはリター
ンスプリング44が装着されている。このリターンスプ
リング44は図4に示した状態では初期状態より僅かに
圧縮した状態で上端が固定座金53によって位置保持さ
れている。したがって、図4に示した状態では、ロッド
本体42及びゴムストッパーケース46は上端がスプリ
ング押さえプレート45で位置保持された押圧スプリン
グ43によって下方に付勢され、ゴムストッパー24が
ドア下端から突出して床面9を押圧してドア用ストッパ
ーとしての機能を発揮する。
【0018】ここで、図5を参照してロッド本体42に
装着された2連のスプリング43、44の作動関係につ
いて説明する。ロッド本体42下側に装着されたスプリ
ングは、図5(a)に示した初期長さを有する押圧スプ
リング43である。この押圧スプリング43はロッド本
体42の下端のストッパーケース46上に載置された状
態で、スプリング上端が同図(b)に示したようにドア
内固定部に一端が定着された温度ヒューズ50を介して
スプリング押さえプレート45によってバネ圧縮力が生
じるように固定されている。これによって、押圧スプリ
ング43の付勢力によりストッパーケース46が下方に
押圧され、ストッパーケース46内に収容されているゴ
ムストッパー24が床面9を押圧する。このときロッド
本体42の上側に装着されたスプリングは、図5(a)
に示した初期長さを有するリターンスプリング44であ
る。このリターンスプリング44はロッド本体42中間
位置に一部が固着された上部スプリング押さえプレート
52上に載置された状態で、スプリング上端が同図
(b)に示したようにロッド本体42に固着された固定
座金53によって僅かに全長が縮められバネ圧縮力が生
じる状態で位置保持されている。
装着された2連のスプリング43、44の作動関係につ
いて説明する。ロッド本体42下側に装着されたスプリ
ングは、図5(a)に示した初期長さを有する押圧スプ
リング43である。この押圧スプリング43はロッド本
体42の下端のストッパーケース46上に載置された状
態で、スプリング上端が同図(b)に示したようにドア
内固定部に一端が定着された温度ヒューズ50を介して
スプリング押さえプレート45によってバネ圧縮力が生
じるように固定されている。これによって、押圧スプリ
ング43の付勢力によりストッパーケース46が下方に
押圧され、ストッパーケース46内に収容されているゴ
ムストッパー24が床面9を押圧する。このときロッド
本体42の上側に装着されたスプリングは、図5(a)
に示した初期長さを有するリターンスプリング44であ
る。このリターンスプリング44はロッド本体42中間
位置に一部が固着された上部スプリング押さえプレート
52上に載置された状態で、スプリング上端が同図
(b)に示したようにロッド本体42に固着された固定
座金53によって僅かに全長が縮められバネ圧縮力が生
じる状態で位置保持されている。
【0019】このように図5(b)に示した常時の状態
から、レバーハンドル3等(図5各図には図示せず)を
所定量回すと、ロッド本体42が図5(c)の上方にδ
だけスライドし、ゴムストッパー24も床面からδだけ
離れる。これによってドアの開閉は通常通り行うことが
できる。
から、レバーハンドル3等(図5各図には図示せず)を
所定量回すと、ロッド本体42が図5(c)の上方にδ
だけスライドし、ゴムストッパー24も床面からδだけ
離れる。これによってドアの開閉は通常通り行うことが
できる。
【0020】一方、火災が発生し、このドア用ストッパ
ーを内蔵したドアの近くに火の手が回り、ドア周辺の温
度が高温となった場合には、同図(b)、(d)に示し
たようにドア縦かまち仕口部分に露出している温度ヒュ
ーズ50が溶断してスプリング押さえプレート45、押
圧スプリング43がフリー状態となる。これと同時に、
圧縮状態にあったリターンスプリング44の付勢力によ
りロッド全体42が上方へスライドし、ゴムストッパー
24が床9に対して開放状態となり、ドアは自由機構と
なる。このようにして火災発生時には、開閉自在な状態
となるため、たとえばドアチェックのような機構の自動
閉鎖装置の動作により、ドアは閉鎖される。このとき避
難路となっている場合には手で開けられ、その後、再び
自動閉鎖装置が働き、再びドア位置は閉鎖され、防火機
能を発揮する。
ーを内蔵したドアの近くに火の手が回り、ドア周辺の温
度が高温となった場合には、同図(b)、(d)に示し
たようにドア縦かまち仕口部分に露出している温度ヒュ
ーズ50が溶断してスプリング押さえプレート45、押
圧スプリング43がフリー状態となる。これと同時に、
圧縮状態にあったリターンスプリング44の付勢力によ
りロッド全体42が上方へスライドし、ゴムストッパー
24が床9に対して開放状態となり、ドアは自由機構と
なる。このようにして火災発生時には、開閉自在な状態
となるため、たとえばドアチェックのような機構の自動
閉鎖装置の動作により、ドアは閉鎖される。このとき避
難路となっている場合には手で開けられ、その後、再び
自動閉鎖装置が働き、再びドア位置は閉鎖され、防火機
能を発揮する。
【0021】図6は温度ヒューズ50をドアの縦かまち
仕口の上端位置に設けるようにした図4の変形例を示し
たものである。本変形例では操作円板10に対して上下
方向に2本のリンクアーム40、40が接続されてい
る。この機構ではハンドル3を図中矢印A方向に回動す
ると、操作円板10の回動により2本のリンクアーム4
0、40もA1方向にスライドし、ゴムストッパー24
が床9に対して開放状態になる。また、火災発生時には
温度ヒューズ50の接合部51が溶断し、リターンスプ
リング44が開放状態となり、ゴムストッパー24を自
由機構にする。これにより本変形例においても、図4に
示した機構と同様の効果を奏する。
仕口の上端位置に設けるようにした図4の変形例を示し
たものである。本変形例では操作円板10に対して上下
方向に2本のリンクアーム40、40が接続されてい
る。この機構ではハンドル3を図中矢印A方向に回動す
ると、操作円板10の回動により2本のリンクアーム4
0、40もA1方向にスライドし、ゴムストッパー24
が床9に対して開放状態になる。また、火災発生時には
温度ヒューズ50の接合部51が溶断し、リターンスプ
リング44が開放状態となり、ゴムストッパー24を自
由機構にする。これにより本変形例においても、図4に
示した機構と同様の効果を奏する。
【0022】以上の実施例では、図4に示したようにド
ア縦かまち仕口に、錠箱やドア用ストッパーの各部材が
組み立てられたアッセンブリを縦長のフロントプレート
とともに一体的にドア内に組み込むようにすることが好
ましいが、図1に示したタイプでは、操作円板10を組
み込んだ錠箱の下側にロッド本体22を別途取り付ける
ようにしても良い。
ア縦かまち仕口に、錠箱やドア用ストッパーの各部材が
組み立てられたアッセンブリを縦長のフロントプレート
とともに一体的にドア内に組み込むようにすることが好
ましいが、図1に示したタイプでは、操作円板10を組
み込んだ錠箱の下側にロッド本体22を別途取り付ける
ようにしても良い。
【0023】なお、以上の説明では、錠箱を図示せずレ
バーハンドルが取り付けられたドアを例に説明したが、
ノブ(握玉)の種類、錠箱の有無、錠機構の違いに無関
係に本発明をドア内に組み込めることは言うまでもな
い。また、ドアストッパーによる押圧可能な対象の壁部
分があれば、ゴムストッパーをドア縦かまち仕口面から
突出できるようにロッド本体を横使いにしても良い。ま
た、床との接触部分にはゴムストッパーを使用している
が、この材質以外のものでも床面を傷つけず、耐久性に
富んだものであれば、種々のものが適用できることは言
うまでもない。さらに、重量扉の場合には、前述のゴム
ストッパーに代えて、グレモン機構としてロッドをドア
上下端から所定量だけ伸長して床等に設けておいた支持
穴に先端を嵌合させてドアを所定角度で位置保持させる
ことができる。
バーハンドルが取り付けられたドアを例に説明したが、
ノブ(握玉)の種類、錠箱の有無、錠機構の違いに無関
係に本発明をドア内に組み込めることは言うまでもな
い。また、ドアストッパーによる押圧可能な対象の壁部
分があれば、ゴムストッパーをドア縦かまち仕口面から
突出できるようにロッド本体を横使いにしても良い。ま
た、床との接触部分にはゴムストッパーを使用している
が、この材質以外のものでも床面を傷つけず、耐久性に
富んだものであれば、種々のものが適用できることは言
うまでもない。さらに、重量扉の場合には、前述のゴム
ストッパーに代えて、グレモン機構としてロッドをドア
上下端から所定量だけ伸長して床等に設けておいた支持
穴に先端を嵌合させてドアを所定角度で位置保持させる
ことができる。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ドアのハンドル等を操作してそのまま、任意
の位置でドアの開放状態を位置保持させることができ、
ドアが急に閉まったりするのを防止することができると
いう効果を奏する。
によれば、ドアのハンドル等を操作してそのまま、任意
の位置でドアの開放状態を位置保持させることができ、
ドアが急に閉まったりするのを防止することができると
いう効果を奏する。
【図1】本発明によるドア用ストッパーの一実施例を示
した斜視図。
した斜視図。
【図2】図1に示したドア用ストッパーの操作の一例を
示した斜視図。
示した斜視図。
【図3】ドア用ストッパーに適用可能な伝達機構の例を
示した模式説明図。
示した模式説明図。
【図4】本発明によるドア用ストッパーの他の実施例を
示した斜視図。
示した斜視図。
【図5】図4に示したドア用ストッパーの作動状態の一
例を示した作動状態説明図。
例を示した作動状態説明図。
【図6】図4に示したドア用ストッパーの変形例を示し
た斜視図。
た斜視図。
1 ドア 3 レバーハンドル 4 回動軸 10 操作円板 11,20 リンクアーム 13 ラッチボルト 22,42 ロッド本体 23,46 ストッパーケース 24 ゴムストッパー 25,43 押圧スプリング 44 リターンスプリング 50 温度ヒューズ
Claims (2)
- 【請求項1】ドアを開閉操作するハンドルを回動可能に
支持するドア内回動軸に一体的に取り付けられ、前記ド
ア内回動軸の回動に伴い、所定角度だけ回動するリンク
部材と、該リンク部材に連結され、ドアの縦かまち近傍
で上下方向に延在するロッド部材と、該ロッド部材の下
端に固着され、前記ドアの下端から一端が突出して床面
を押圧して前記ドアを所定開度で位置保持するストッパ
ー部材と、該ストッパー部材の上端に所定の付勢力を伴
って前記ロッド部材に沿って装着され、該ストッパー部
材を前記床面に押圧する付勢部材とを備え、前記ハンド
ルの回動により前記ストッパー部材の押圧状態を解除す
るようにしたことを特徴とするドア用ストッパー。 - 【請求項2】ドアを開閉操作するハンドルを回動可能に
支持するドア内回動軸に一体的に取り付けられ、前記ド
ア内回動軸の回動に伴い、所定角度だけ回動するリンク
部材と、該リンク部材に連結され、ドアの縦かまち近傍
で上下方向に延在するロッド部材と、該ロッド部材の下
端に固着され、前記ドアの下端から一端が突出して床面
を押圧して前記ドアを所定開度で位置保持するストッパ
ー部材と、該ストッパー部材の上端に所定の付勢力を伴
って前記ロッド部材に沿って装着され、上端が温度ヒュ
ーズを介して前記ドアの固定部に支持され、前記ストッ
パー部材を前記床面に押圧する第1の付勢部材と、前記
ロッド部材を前記第1の付勢部材より弱い付勢力で下方
に付勢するとともに、前記温度ヒューズが溶断し、前記
第1の付勢部材がフリー状態となった際に前記ロッド部
材を上方に引き戻す第2の付勢部材とを備え、前記ハン
ドルの回動により前記ストッパー部材の押圧状態を解除
するとともに、高温検知時に前記ストッパー部材の押圧
状態を解除するようにしたことを特徴とするドア用スト
ッパー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8647595A JPH08260799A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | ドア用ストッパー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8647595A JPH08260799A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | ドア用ストッパー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08260799A true JPH08260799A (ja) | 1996-10-08 |
Family
ID=13888002
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8647595A Pending JPH08260799A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | ドア用ストッパー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08260799A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030040794A (ko) * | 2001-11-16 | 2003-05-23 | 주식회사 엘지이아이 | 냉장고의 도어스토퍼장치 |
KR100415349B1 (ko) * | 2001-06-26 | 2004-01-16 | 현대자동차주식회사 | 자동차용 도어의 고정장치 |
JP2005245903A (ja) * | 2004-03-08 | 2005-09-15 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
KR100985050B1 (ko) * | 2010-06-07 | 2010-10-05 | 주식회사 우디스 | 자동 브레이크 수단을 구비한 미서기 문 |
KR200454897Y1 (ko) * | 2011-06-07 | 2011-08-08 | 이언정 | 양방향 도어 스토퍼 |
CN102536010A (zh) * | 2012-01-09 | 2012-07-04 | 戴震班 | 安全门 |
WO2012111921A2 (ko) * | 2011-02-15 | 2012-08-23 | 정례화 | 방화문의 도어 스톱 장치 |
KR101305075B1 (ko) * | 2013-04-19 | 2013-09-11 | 정태영 | 안전도어락 |
CN104265100A (zh) * | 2014-09-29 | 2015-01-07 | 江苏农林职业技术学院 | 一种随停门 |
CN111021854A (zh) * | 2019-12-20 | 2020-04-17 | 柳州职业技术学院 | 家用房门防夹手装置 |
JP2020076274A (ja) * | 2018-11-09 | 2020-05-21 | Ykk Ap株式会社 | 戸体及び戸体の施工方法 |
JP2021075991A (ja) * | 2019-10-31 | 2021-05-20 | 株式会社日乃本錠前 | 回転往復作動装置、ストッパ操作装置、ストッパ、及びストッパ付扉 |
-
1995
- 1995-03-17 JP JP8647595A patent/JPH08260799A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100415349B1 (ko) * | 2001-06-26 | 2004-01-16 | 현대자동차주식회사 | 자동차용 도어의 고정장치 |
KR20030040794A (ko) * | 2001-11-16 | 2003-05-23 | 주식회사 엘지이아이 | 냉장고의 도어스토퍼장치 |
JP2005245903A (ja) * | 2004-03-08 | 2005-09-15 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
KR100985050B1 (ko) * | 2010-06-07 | 2010-10-05 | 주식회사 우디스 | 자동 브레이크 수단을 구비한 미서기 문 |
WO2012111921A2 (ko) * | 2011-02-15 | 2012-08-23 | 정례화 | 방화문의 도어 스톱 장치 |
WO2012111921A3 (ko) * | 2011-02-15 | 2012-10-11 | 정례화 | 방화문의 도어 스톱 장치 |
KR200454897Y1 (ko) * | 2011-06-07 | 2011-08-08 | 이언정 | 양방향 도어 스토퍼 |
CN102536010A (zh) * | 2012-01-09 | 2012-07-04 | 戴震班 | 安全门 |
KR101305075B1 (ko) * | 2013-04-19 | 2013-09-11 | 정태영 | 안전도어락 |
CN104265100A (zh) * | 2014-09-29 | 2015-01-07 | 江苏农林职业技术学院 | 一种随停门 |
JP2020076274A (ja) * | 2018-11-09 | 2020-05-21 | Ykk Ap株式会社 | 戸体及び戸体の施工方法 |
JP2021075991A (ja) * | 2019-10-31 | 2021-05-20 | 株式会社日乃本錠前 | 回転往復作動装置、ストッパ操作装置、ストッパ、及びストッパ付扉 |
CN111021854A (zh) * | 2019-12-20 | 2020-04-17 | 柳州职业技术学院 | 家用房门防夹手装置 |
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