JPH08266097A - オルタネータの制御方法 - Google Patents
オルタネータの制御方法Info
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- JPH08266097A JPH08266097A JP7067571A JP6757195A JPH08266097A JP H08266097 A JPH08266097 A JP H08266097A JP 7067571 A JP7067571 A JP 7067571A JP 6757195 A JP6757195 A JP 6757195A JP H08266097 A JPH08266097 A JP H08266097A
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- JP
- Japan
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- alternator
- voltage
- power generation
- electric load
- engine
- Prior art date
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- Control Of Charge By Means Of Generators (AREA)
- Control Of Eletrric Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】オルタネータの発電量を少なくとも電気負荷の
状態に応じて制御する。 【構成】エンジンにより機械的に駆動され、かつ電気負
荷が選択的に接続される駆動用電源の電圧変化に応じて
ロータコイルの通電量を調整するICレギュレータを内
蔵するオルタネータの発電量を、外部の制御手段により
制御するオルタネータの制御方法であって、前記駆動用
電源の電圧に基づいて前記ICレギュレータの出力する
充電要求信号の持続時間より前記電気負荷の投入を前記
制御手段において検出し、前記電気負荷の投入前は前記
制御手段から前記ICレギュレータに対して出力される
発電禁止信号を無効にして前記充電要求信号に応じて発
電量を制御し、前記電気負荷の投入後は禁止状態を漸次
短縮させながら前記発電禁止信号を有効にして前記充電
要求信号が出力されている期間において発電量を漸増す
る。
状態に応じて制御する。 【構成】エンジンにより機械的に駆動され、かつ電気負
荷が選択的に接続される駆動用電源の電圧変化に応じて
ロータコイルの通電量を調整するICレギュレータを内
蔵するオルタネータの発電量を、外部の制御手段により
制御するオルタネータの制御方法であって、前記駆動用
電源の電圧に基づいて前記ICレギュレータの出力する
充電要求信号の持続時間より前記電気負荷の投入を前記
制御手段において検出し、前記電気負荷の投入前は前記
制御手段から前記ICレギュレータに対して出力される
発電禁止信号を無効にして前記充電要求信号に応じて発
電量を制御し、前記電気負荷の投入後は禁止状態を漸次
短縮させながら前記発電禁止信号を有効にして前記充電
要求信号が出力されている期間において発電量を漸増す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等のエンジンに
使用されるオルタネータの制御方法に関するものであ
る。
使用されるオルタネータの制御方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近時の自動車に広く使用されているオル
タネータは、ケーシング内にICレギュレータを備えて
いるものが多く、そのICレギュレータによってロータ
コイルに流れる電流を加減し、オルタネータの出力電流
を調整するようにしているのが一般的である。ICレギ
ュレータは、その電源入力端子をキースイッチ(イグニ
ッションスイッチ)を介して駆動用電源(バッテリ)に
接続しており、前記キースイッチを一旦投入すれば、該
ICレギュレータに常時駆動用電力が供給されるように
なっている。そのため、前記オルタネータの発電機能が
休止されるのは、オルタネータの充電端子の電圧、換言
すれば、この充電端子に接続されたバッテリの電圧が予
め設定した調整電圧を上まわっている場合に限られる。
タネータは、ケーシング内にICレギュレータを備えて
いるものが多く、そのICレギュレータによってロータ
コイルに流れる電流を加減し、オルタネータの出力電流
を調整するようにしているのが一般的である。ICレギ
ュレータは、その電源入力端子をキースイッチ(イグニ
ッションスイッチ)を介して駆動用電源(バッテリ)に
接続しており、前記キースイッチを一旦投入すれば、該
ICレギュレータに常時駆動用電力が供給されるように
なっている。そのため、前記オルタネータの発電機能が
休止されるのは、オルタネータの充電端子の電圧、換言
すれば、この充電端子に接続されたバッテリの電圧が予
め設定した調整電圧を上まわっている場合に限られる。
【0003】ところで、前記オルタネータは、エンジン
の動力の一部を利用して駆動されるものであるため、こ
のオルタネータが発電を行っている際と、発電を休止し
ている際とでは、エンジンにかかる負荷が異なったもの
になる。そのため、前記のような制御のみを行っていた
のでは、このオルタネータの負荷が運転性等に悪影響を
及ぼすことがある。例えばヘッドライトや各種の電動フ
ァン等によって電気負荷がかかる(ON)と、バッテリ
電圧が一時的に低下するとともに、オルタネータの出力
電流が増加(オルタネータの負荷増加)するため、エン
ジン回転数が一時的に落ち込む。このため、アイドリン
グ時のようにエンジン回転数が可及的に低い値の場合に
は、エンジンストールが発生したり、アイドル振動が大
きくなったりすることもある。
の動力の一部を利用して駆動されるものであるため、こ
のオルタネータが発電を行っている際と、発電を休止し
ている際とでは、エンジンにかかる負荷が異なったもの
になる。そのため、前記のような制御のみを行っていた
のでは、このオルタネータの負荷が運転性等に悪影響を
及ぼすことがある。例えばヘッドライトや各種の電動フ
ァン等によって電気負荷がかかる(ON)と、バッテリ
電圧が一時的に低下するとともに、オルタネータの出力
電流が増加(オルタネータの負荷増加)するため、エン
ジン回転数が一時的に落ち込む。このため、アイドリン
グ時のようにエンジン回転数が可及的に低い値の場合に
は、エンジンストールが発生したり、アイドル振動が大
きくなったりすることもある。
【0004】このような不具合を解消するために、本発
明の先行技術として、例えば、特開昭61−17184
0号公報に示されるように、ICレギュレータの電源入
力端子を、キースイッチとは別に設けたスイッチング手
段を介して駆動用電源に接続しておき、そのスイッチン
グ手段を運転状態に対応させて適宜開閉制御することに
より、オルタネータによってエンジンにかかる電気負荷
を除去させるようにしたものがある。
明の先行技術として、例えば、特開昭61−17184
0号公報に示されるように、ICレギュレータの電源入
力端子を、キースイッチとは別に設けたスイッチング手
段を介して駆動用電源に接続しておき、そのスイッチン
グ手段を運転状態に対応させて適宜開閉制御することに
より、オルタネータによってエンジンにかかる電気負荷
を除去させるようにしたものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
構成のものでは、スイッチング手段が開成した瞬間にオ
ルタネータ自体の機能が全く停止してしまうため、エン
ジンにかかる負荷の大きさに応じて細密にオルタネータ
を制御することができず、また、復帰時に制御遅れを招
く恐れがある。
構成のものでは、スイッチング手段が開成した瞬間にオ
ルタネータ自体の機能が全く停止してしまうため、エン
ジンにかかる負荷の大きさに応じて細密にオルタネータ
を制御することができず、また、復帰時に制御遅れを招
く恐れがある。
【0006】なお、オルタネータ内に、エンジンの負荷
変化に対応して発電動作を制御する制御手段を設けるよ
うにすると、内部の回路及び構造を変更する必要が生
じ、不具合となる。本発明は、このような不具合を解消
することを目的としている。
変化に対応して発電動作を制御する制御手段を設けるよ
うにすると、内部の回路及び構造を変更する必要が生
じ、不具合となる。本発明は、このような不具合を解消
することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願は、このような目的
を達成するために、次のような手段を講じたものであ
る。すなわち、本願の請求項1に係る発明のオルタネー
タの制御方法は、エンジンにより機械的に駆動され、か
つ電気負荷が選択的に接続される駆動用電源の電圧変化
に応じてロータコイルの通電量を調整するICレギュレ
ータを内蔵するオルタネータの発電量を、外部の制御手
段により制御するオルタネータの制御方法であって、前
記駆動用電源の電圧に基づいて前記ICレギュレータの
出力する充電要求信号の持続時間より前記電気負荷の投
入を前記制御手段において検出し、前記電気負荷の投入
前は前記制御手段から前記ICレギュレータに対して出
力される発電禁止信号を無効にして前記充電要求信号に
応じて発電量を制御し、前記電気負荷の投入後は禁止状
態を漸次短縮させながら前記発電禁止信号を有効にして
前記充電要求信号が出力されている期間において発電量
を漸増することを特徴とする。
を達成するために、次のような手段を講じたものであ
る。すなわち、本願の請求項1に係る発明のオルタネー
タの制御方法は、エンジンにより機械的に駆動され、か
つ電気負荷が選択的に接続される駆動用電源の電圧変化
に応じてロータコイルの通電量を調整するICレギュレ
ータを内蔵するオルタネータの発電量を、外部の制御手
段により制御するオルタネータの制御方法であって、前
記駆動用電源の電圧に基づいて前記ICレギュレータの
出力する充電要求信号の持続時間より前記電気負荷の投
入を前記制御手段において検出し、前記電気負荷の投入
前は前記制御手段から前記ICレギュレータに対して出
力される発電禁止信号を無効にして前記充電要求信号に
応じて発電量を制御し、前記電気負荷の投入後は禁止状
態を漸次短縮させながら前記発電禁止信号を有効にして
前記充電要求信号が出力されている期間において発電量
を漸増することを特徴とする。
【0008】また、本願の請求項2に係る発明のオルタ
ネータの制御方法は、エンジンにより機械的に駆動さ
れ、かつ電気負荷が選択的に接続される駆動用電源の電
圧変化に応じてロータコイルの通電量を調整するICレ
ギュレータを内蔵するオルタネータの発電量を、外部の
制御手段により制御するオルタネータの制御方法であっ
て、第1電圧値と第1電圧値より低圧の第2電圧値とを
有する調整電圧切換信号を前記ICレギュレータに供給
し、前記オルタネータの発電電圧の持続時間より前記電
気負荷の投入を前記制御手段において検出し、前記電気
負荷の投入前は前記駆動用電源の電圧が前記調整電圧切
換信号の第1電圧値を下回る場合に発電が行われるよう
に前記オルタネータを制御し、前記電気負荷の投入後は
前記調整電圧切換信号を第1電圧値と第2電圧値とに交
互に切り換えながら第2電圧値の持続時間を漸次短縮さ
せ発電量を漸増することを特徴とする。
ネータの制御方法は、エンジンにより機械的に駆動さ
れ、かつ電気負荷が選択的に接続される駆動用電源の電
圧変化に応じてロータコイルの通電量を調整するICレ
ギュレータを内蔵するオルタネータの発電量を、外部の
制御手段により制御するオルタネータの制御方法であっ
て、第1電圧値と第1電圧値より低圧の第2電圧値とを
有する調整電圧切換信号を前記ICレギュレータに供給
し、前記オルタネータの発電電圧の持続時間より前記電
気負荷の投入を前記制御手段において検出し、前記電気
負荷の投入前は前記駆動用電源の電圧が前記調整電圧切
換信号の第1電圧値を下回る場合に発電が行われるよう
に前記オルタネータを制御し、前記電気負荷の投入後は
前記調整電圧切換信号を第1電圧値と第2電圧値とに交
互に切り換えながら第2電圧値の持続時間を漸次短縮さ
せ発電量を漸増することを特徴とする。
【0009】さらに、アイドル運転時のエンジン回転の
落ち込みをなくすためには、エンジンが、アイドル運転
時の吸入空気量を制御するISCアクチュエータを備
え、電気負荷の投入を検出した際にISCアクチュエー
タの開度を前記制御手段により漸増し、ISCアクチュ
エータの開度が漸増され始めてより遅延して発電量を漸
増する構成とすることが好ましい。
落ち込みをなくすためには、エンジンが、アイドル運転
時の吸入空気量を制御するISCアクチュエータを備
え、電気負荷の投入を検出した際にISCアクチュエー
タの開度を前記制御手段により漸増し、ISCアクチュ
エータの開度が漸増され始めてより遅延して発電量を漸
増する構成とすることが好ましい。
【0010】
【作用】本願の請求項1に係る発明の構成のものであれ
ば、電気負荷を投入する前においては、発電禁止信号が
無効にされているため、オルタネータは充電要求信号に
応じて制御されて発電する。一方、電気負荷が投入され
た場合には、制御手段が出力する発電禁止信号が有効に
され、発電を禁止する状態を漸次短縮させて充電要求信
号が有効な期間において発電して、発電量を漸増させ
る。したがって、電気負荷の投入と同時にオルタネータ
が最大限に発電することがなくなり、エンジンに対する
負荷が急激に増加することがない。これにより、エンジ
ン回転が低下してドライバビリティがわるくなったり、
あるいはアイドリング時にあってはエンジン回転が不安
定になる等の不具合が防止できる。
ば、電気負荷を投入する前においては、発電禁止信号が
無効にされているため、オルタネータは充電要求信号に
応じて制御されて発電する。一方、電気負荷が投入され
た場合には、制御手段が出力する発電禁止信号が有効に
され、発電を禁止する状態を漸次短縮させて充電要求信
号が有効な期間において発電して、発電量を漸増させ
る。したがって、電気負荷の投入と同時にオルタネータ
が最大限に発電することがなくなり、エンジンに対する
負荷が急激に増加することがない。これにより、エンジ
ン回転が低下してドライバビリティがわるくなったり、
あるいはアイドリング時にあってはエンジン回転が不安
定になる等の不具合が防止できる。
【0011】また、本願の請求項2に係る発明の構成の
ものであれば、電気負荷が投入される前においては、制
御手段が第1電圧値の調整電圧切換信号をICレギュレ
ータに出力して、駆動用電源の電圧が調整電圧切換信号
の第1電圧値を下回った場合に、オルタネータが発電し
得る状態とする。一方、電気負荷が投入された場合に
は、調整電圧切換信号を、第1電圧値と第2電圧値とに
切り換え、連続して発電を行わないようにするととも
に、発電を禁止する第2電圧値の持続時間を漸次短縮す
ることにより、発電量が漸増するように制御する。した
がって、電気負荷の投入と同時にオルタネータが最大限
に発電することがなくなり、エンジンに対する負荷が急
激に増加することがない。これにより、エンジン回転が
低下してドライバビリティがわるくなったり、あるいは
アイドリング時にあってはエンジン回転が不安定になる
等の不具合が防止できる。
ものであれば、電気負荷が投入される前においては、制
御手段が第1電圧値の調整電圧切換信号をICレギュレ
ータに出力して、駆動用電源の電圧が調整電圧切換信号
の第1電圧値を下回った場合に、オルタネータが発電し
得る状態とする。一方、電気負荷が投入された場合に
は、調整電圧切換信号を、第1電圧値と第2電圧値とに
切り換え、連続して発電を行わないようにするととも
に、発電を禁止する第2電圧値の持続時間を漸次短縮す
ることにより、発電量が漸増するように制御する。した
がって、電気負荷の投入と同時にオルタネータが最大限
に発電することがなくなり、エンジンに対する負荷が急
激に増加することがない。これにより、エンジン回転が
低下してドライバビリティがわるくなったり、あるいは
アイドリング時にあってはエンジン回転が不安定になる
等の不具合が防止できる。
【0012】しかも、ISCアクチュエータを備えるエ
ンジンにあっては、電気負荷の投入を検出した際にIS
Cアクチュエータの開度を前記制御手段により漸増し、
ISCアクチュエータの開度が漸増され始めてより遅延
して発電量を漸増するように構成すれば、電気負荷が投
入された時点からトルクが上昇することを遅延させるこ
とができる。その結果、エンジンの回転の急激な上昇を
効果的に抑えることができる。
ンジンにあっては、電気負荷の投入を検出した際にIS
Cアクチュエータの開度を前記制御手段により漸増し、
ISCアクチュエータの開度が漸増され始めてより遅延
して発電量を漸増するように構成すれば、電気負荷が投
入された時点からトルクが上昇することを遅延させるこ
とができる。その結果、エンジンの回転の急激な上昇を
効果的に抑えることができる。
【0013】
【実施例】以下、本願の請求項1に係る発明の一実施例
を、図面を参照して説明する。
を、図面を参照して説明する。
【0014】図1において、1はオルタネータで、エン
ジン2に機械的に連結されて、ロータコイル1aが巻回
されているロータ(図示しない)がエンジン2の回転に
合わせて回転駆動されるようになっている。オルタネー
タ1は、ケーシングの内部にステータコイル(図示しな
い)とICレギュレータ3とロータとを具備している。
ステータコイルは、3相星形結線とされた3つの交流巻
線から構成されており、それぞれの交流巻線の各相には
3相全波整流器の各ダイオードブリッジを設けて、各交
流巻線に誘起された誘導電圧を全波整流して出力するよ
うになっている。ダイオードブリッジの正の出力端は、
駆動用電源たるバッテリ4の正の端子に接続してあり、
負の出力端は接地してある。なお、この実施例のエンジ
ン2はこの分野で広く知られている燃料噴射式のもの
で、後述する電子制御装置5により燃料噴射量が演算さ
れて運転状態が制御されるものである。エンジン2を制
御するにあたって、少なくとも吸気系には吸気管負圧を
検出する圧力センサが、シリンダヘッドには回転数を検
出するカムポジションセンサが、また排気系には排気ガ
スの酸素濃度を検出するO2センサ等がそれぞれ設けら
れて、電気信号によりエンジン2の運転状態が逐次電子
制御装置5に入力されるようになっている。
ジン2に機械的に連結されて、ロータコイル1aが巻回
されているロータ(図示しない)がエンジン2の回転に
合わせて回転駆動されるようになっている。オルタネー
タ1は、ケーシングの内部にステータコイル(図示しな
い)とICレギュレータ3とロータとを具備している。
ステータコイルは、3相星形結線とされた3つの交流巻
線から構成されており、それぞれの交流巻線の各相には
3相全波整流器の各ダイオードブリッジを設けて、各交
流巻線に誘起された誘導電圧を全波整流して出力するよ
うになっている。ダイオードブリッジの正の出力端は、
駆動用電源たるバッテリ4の正の端子に接続してあり、
負の出力端は接地してある。なお、この実施例のエンジ
ン2はこの分野で広く知られている燃料噴射式のもの
で、後述する電子制御装置5により燃料噴射量が演算さ
れて運転状態が制御されるものである。エンジン2を制
御するにあたって、少なくとも吸気系には吸気管負圧を
検出する圧力センサが、シリンダヘッドには回転数を検
出するカムポジションセンサが、また排気系には排気ガ
スの酸素濃度を検出するO2センサ等がそれぞれ設けら
れて、電気信号によりエンジン2の運転状態が逐次電子
制御装置5に入力されるようになっている。
【0015】また、吸気系のスロットルバルブには、ア
イドル運転時のスロットル開度を電子制御装置5からの
信号により調整するISCアクチュエータ6が取り付け
られている。ISCアクチュエータ6は、例えばスロッ
トルバルブを迂回するバイパス通路に設けられる大容量
VSVが好ましく、通電時間のデューティ比(開度デュ
ーティ比)を変更することにより、その開度を制御する
ように構成すればよい。この開度デューティ比は、エン
ジン2がアイドル運転になった場合に、そのときのエン
ジン回転数、吸気圧及び電気負荷の有無等により、電子
制御装置5において演算される。
イドル運転時のスロットル開度を電子制御装置5からの
信号により調整するISCアクチュエータ6が取り付け
られている。ISCアクチュエータ6は、例えばスロッ
トルバルブを迂回するバイパス通路に設けられる大容量
VSVが好ましく、通電時間のデューティ比(開度デュ
ーティ比)を変更することにより、その開度を制御する
ように構成すればよい。この開度デューティ比は、エン
ジン2がアイドル運転になった場合に、そのときのエン
ジン回転数、吸気圧及び電気負荷の有無等により、電子
制御装置5において演算される。
【0016】ICレギュレータ3は、図1に示すよう
に、バッテリ4の正の端子に接続されるコンパレータ3
1と、コンパレータ31の出力する充電要求信号C1と
外部の制御手段たる電子制御装置5から出力される発電
禁止信号C2との論理積を演算するAND回路32と、
AND回路32に接続されてロータコイル1aに流れる
電流を制御するスイッチングトランジスタ33と、ロー
タコイル1aのサージ電圧を吸収するダイオード34と
を具備している。コンパレータ31は、バッテリ4の端
子電圧が、例えば14.0V以下に低下した場合に出力
電圧がハイレベルに切り替わり、充電要求信号C1が出
力されるように、基準電圧が設定してある。つまり、充
電要求信号C1は、バッテリ4の端子電圧が基準電圧以
下になれば出力されるもので、実質的にバッテリ4の端
子電圧の変化を検出するものである。図1において、7
はイグニッションキー、8はエアコンやヘッドライト等
の電気負荷を示し、これらの電気負荷が使用されるとス
イッチ9が閉成されるものである。なお、具体的なIC
レギュレータ3の回路構成としては、図2に示すよう
に、1個のモノリシックIC3aと3個の抵抗3b,3
c,3dと6個のトランジスタ3e,3f,3g,3
h,3j,3kとコンデンサ3mとダイオード3nとか
ら形成されるものが挙げられる。モノリシックIC3a
は、当該分野で知られている回路構成のものであってよ
く、トランジスタ3e,3fをオンさせてL端子3pに
接続されるチャージランプを点灯させるとともに、トラ
ンジスタ3h,3jをオンさせてF端子3qに接続され
るロータコイル1aに通電させる機能を有している。ト
ランジスタ3jのベースには、抵抗3bを介して反転さ
れた発電禁止信号C2が印加され、また抵抗3cを介し
て反転された充電要求信号C1が電子制御装置5に出力
されるようになっている。IG端子3rはイグニッショ
ンキー7に接続され、B端子3sはバッテリ4の正の端
子に接続され、P端子3tはフィールドコイルの一端に
接続されるものである。E端子3uは接地端子である。
に、バッテリ4の正の端子に接続されるコンパレータ3
1と、コンパレータ31の出力する充電要求信号C1と
外部の制御手段たる電子制御装置5から出力される発電
禁止信号C2との論理積を演算するAND回路32と、
AND回路32に接続されてロータコイル1aに流れる
電流を制御するスイッチングトランジスタ33と、ロー
タコイル1aのサージ電圧を吸収するダイオード34と
を具備している。コンパレータ31は、バッテリ4の端
子電圧が、例えば14.0V以下に低下した場合に出力
電圧がハイレベルに切り替わり、充電要求信号C1が出
力されるように、基準電圧が設定してある。つまり、充
電要求信号C1は、バッテリ4の端子電圧が基準電圧以
下になれば出力されるもので、実質的にバッテリ4の端
子電圧の変化を検出するものである。図1において、7
はイグニッションキー、8はエアコンやヘッドライト等
の電気負荷を示し、これらの電気負荷が使用されるとス
イッチ9が閉成されるものである。なお、具体的なIC
レギュレータ3の回路構成としては、図2に示すよう
に、1個のモノリシックIC3aと3個の抵抗3b,3
c,3dと6個のトランジスタ3e,3f,3g,3
h,3j,3kとコンデンサ3mとダイオード3nとか
ら形成されるものが挙げられる。モノリシックIC3a
は、当該分野で知られている回路構成のものであってよ
く、トランジスタ3e,3fをオンさせてL端子3pに
接続されるチャージランプを点灯させるとともに、トラ
ンジスタ3h,3jをオンさせてF端子3qに接続され
るロータコイル1aに通電させる機能を有している。ト
ランジスタ3jのベースには、抵抗3bを介して反転さ
れた発電禁止信号C2が印加され、また抵抗3cを介し
て反転された充電要求信号C1が電子制御装置5に出力
されるようになっている。IG端子3rはイグニッショ
ンキー7に接続され、B端子3sはバッテリ4の正の端
子に接続され、P端子3tはフィールドコイルの一端に
接続されるものである。E端子3uは接地端子である。
【0017】電子制御装置5は、エンジン2の運転を制
御するもので、中央演算処理装置、記憶装置、入力イン
ターフェース及び出力インターフェースを備え、エンジ
ン2の回転数、吸気圧及び電気負荷の変化に応じて、燃
料噴射量を演算して理論空燃比に略等しい状態で運転を
制御するようにプログラムされている。また、バッテリ
4の充電を制御するために、入力インターフェースに
は、充電要求信号C1が入力されるようになっている。
この充電要求信号C1は、入力される毎にその持続時間
が計測されて記憶装置内に記憶されるようになってい
る。そして、電気負荷8が投入された場合には、電子制
御装置5は、漸次発電禁止状態が減少するよう、言い換
えれば発電許可状態が漸次増加するよう(徐励制御)
に、発電禁止信号C2のオン(発電許可)・オフ(発電
禁止)の比率(デューティ比)を変化させて、AND回
路32に対して出力するように、オルタネータ1の制御
に対してプログラムされている。このオルタネータ1の
制御プログラムの概要を、図3にフローチャートにて示
す。
御するもので、中央演算処理装置、記憶装置、入力イン
ターフェース及び出力インターフェースを備え、エンジ
ン2の回転数、吸気圧及び電気負荷の変化に応じて、燃
料噴射量を演算して理論空燃比に略等しい状態で運転を
制御するようにプログラムされている。また、バッテリ
4の充電を制御するために、入力インターフェースに
は、充電要求信号C1が入力されるようになっている。
この充電要求信号C1は、入力される毎にその持続時間
が計測されて記憶装置内に記憶されるようになってい
る。そして、電気負荷8が投入された場合には、電子制
御装置5は、漸次発電禁止状態が減少するよう、言い換
えれば発電許可状態が漸次増加するよう(徐励制御)
に、発電禁止信号C2のオン(発電許可)・オフ(発電
禁止)の比率(デューティ比)を変化させて、AND回
路32に対して出力するように、オルタネータ1の制御
に対してプログラムされている。このオルタネータ1の
制御プログラムの概要を、図3にフローチャートにて示
す。
【0018】次いで、本発明の作動を、図3を参照して
説明する。
説明する。
【0019】先ず、イグニッションキー7を閉成する
と、バッテリ4の端子電圧がICレギュレータ3のコン
パレータ31に印加される。図4に示すように、コンパ
レータ31は、入力される端子電圧が基準電圧を上回っ
ている間は、充電要求信号C1を出力しない。充電要求
信号C1が出力されていない場合は、AND回路32に
入力される発電禁止信号C2がオンしていても、論理積
がとれないためスイッチングトランジスタ33はオンせ
ず、よってロータコイル1aには電流は流れず、オルタ
ネータ1はバッテリ4を充電しない。一般に、エアコン
やヘッドライト等の大きな電気負荷8がかからない状態
では、バッテリ4の端子電圧は略周期的に短時間だけ基
準電圧を下回ることがあり、その場合には、短時間では
あるが充電要求信号C1が出力され(図4における電気
負荷投入までの期間)、スイッチングトランジスタ33
がオンされてロータコイル1aに通電される。これによ
り、オルタネータ1は発電し、バッテリ4が充電され
る。
と、バッテリ4の端子電圧がICレギュレータ3のコン
パレータ31に印加される。図4に示すように、コンパ
レータ31は、入力される端子電圧が基準電圧を上回っ
ている間は、充電要求信号C1を出力しない。充電要求
信号C1が出力されていない場合は、AND回路32に
入力される発電禁止信号C2がオンしていても、論理積
がとれないためスイッチングトランジスタ33はオンせ
ず、よってロータコイル1aには電流は流れず、オルタ
ネータ1はバッテリ4を充電しない。一般に、エアコン
やヘッドライト等の大きな電気負荷8がかからない状態
では、バッテリ4の端子電圧は略周期的に短時間だけ基
準電圧を下回ることがあり、その場合には、短時間では
あるが充電要求信号C1が出力され(図4における電気
負荷投入までの期間)、スイッチングトランジスタ33
がオンされてロータコイル1aに通電される。これによ
り、オルタネータ1は発電し、バッテリ4が充電され
る。
【0020】次に、例えば、エアコンが作動されると、
スイッチ9が閉成され、バッテリ4に対し電気負荷8が
電気的に接続されるものである。電気負荷8が投入され
ると、バッテリ4の端子電圧は基準電圧より低くなる。
したがって、コンパレータ3aは充電要求信号C1を出
力し、電子制御装置5は、その充電要求信号C1が前回
入力された充電要求信号C1より長い時間持続している
場合には、電気負荷がかかったと判定する(ステップS
1におけるYESの判定)。そして、電気負荷の判定
後、アイドル運転中か否かを判定し(ステップS2)、
アイドル運転中でない場合は、電子制御装置5は、発電
禁止信号C2のデューティ比を、所定時間遅延した後オ
ンの比率が漸増するように制御して発電禁止信号C2を
AND回路32に出力する(ステップS5)。これによ
って、発電禁止信号C2がオンしている期間だけAND
回路32がハイレベルの電圧を出力し、スイッチングト
ランジスタ33をオンさせる。したがって、ロータコイ
ル1aにはデューティ比に対応して発電のための電流が
断続的に流れて発電と無発電とが繰り返され、かつオル
タネータ1の出力電流が徐々に増加して、エンジン回転
を落ち込ませることなく充電を行う。そして、このよう
にして徐励制御にて充電を行っている発電禁止信号C2
のオン時に充電要求信号C1がオフになると、充電の必
要がなくなったと判断して徐励制御を中止する(ステッ
プS6におけるYESの判定)。
スイッチ9が閉成され、バッテリ4に対し電気負荷8が
電気的に接続されるものである。電気負荷8が投入され
ると、バッテリ4の端子電圧は基準電圧より低くなる。
したがって、コンパレータ3aは充電要求信号C1を出
力し、電子制御装置5は、その充電要求信号C1が前回
入力された充電要求信号C1より長い時間持続している
場合には、電気負荷がかかったと判定する(ステップS
1におけるYESの判定)。そして、電気負荷の判定
後、アイドル運転中か否かを判定し(ステップS2)、
アイドル運転中でない場合は、電子制御装置5は、発電
禁止信号C2のデューティ比を、所定時間遅延した後オ
ンの比率が漸増するように制御して発電禁止信号C2を
AND回路32に出力する(ステップS5)。これによ
って、発電禁止信号C2がオンしている期間だけAND
回路32がハイレベルの電圧を出力し、スイッチングト
ランジスタ33をオンさせる。したがって、ロータコイ
ル1aにはデューティ比に対応して発電のための電流が
断続的に流れて発電と無発電とが繰り返され、かつオル
タネータ1の出力電流が徐々に増加して、エンジン回転
を落ち込ませることなく充電を行う。そして、このよう
にして徐励制御にて充電を行っている発電禁止信号C2
のオン時に充電要求信号C1がオフになると、充電の必
要がなくなったと判断して徐励制御を中止する(ステッ
プS6におけるYESの判定)。
【0021】一方、アイドル運転中に電気負荷8が投入
された場合には、次のように制御が実施される。すなわ
ち、充電の制御に伴って、電気負荷8が投入されたこと
を判定していることにより、電子制御装置5は、アイド
ル運転中であれば、吸入空気量を増加させて、アイドル
回転数を上昇させる制御を行う。つまり、電気負荷8の
投入により、オルタネータ1が発電を開始することによ
り、エンジン2に負荷がかかることになる。このため
に、それまでと同量の吸入空気量であればアイドル回転
数が低下する(図4に一点鎖線で示す)であろう状態を
想定して、その低下を補うに十分な空気量を吸入するよ
うにISCアクチュエータ6を制御して、エンジン回転
数が所定のアイドル回転数を下回らないように制御す
る。この場合、電気負荷8投入の判定(ステップS1)
後、アイドル運転中であることを判定する(ステップS
2におけるYESの判定)。この後、ISCアクチュエ
ータ6の開度、具体的には開度デューティ比を変化させ
て漸次増加する(ステップS3)。この開度デューティ
比の漸増は、発電禁止信号C2の変更に先立って電気負
荷8投入を検出した時点から実行する。そして、所定時
間が経過したことを判定し(ステップS4におけるYE
Sの判定)、続いてステップS5及びステップS6を実
行する。このようにISCアクチュエータ6の制御にお
いて、発電禁止信号C2のデューティ比の変更に先行し
て、ISCアクチュエータ6の開度信号である開度デュ
ーティ比を変化させることにより、電気負荷8に対応す
る補正空気の遅れを補い、かつトルクの上昇を遅延し
て、エンジン回転の急激な昇降を効果的に防止すること
ができる。
された場合には、次のように制御が実施される。すなわ
ち、充電の制御に伴って、電気負荷8が投入されたこと
を判定していることにより、電子制御装置5は、アイド
ル運転中であれば、吸入空気量を増加させて、アイドル
回転数を上昇させる制御を行う。つまり、電気負荷8の
投入により、オルタネータ1が発電を開始することによ
り、エンジン2に負荷がかかることになる。このため
に、それまでと同量の吸入空気量であればアイドル回転
数が低下する(図4に一点鎖線で示す)であろう状態を
想定して、その低下を補うに十分な空気量を吸入するよ
うにISCアクチュエータ6を制御して、エンジン回転
数が所定のアイドル回転数を下回らないように制御す
る。この場合、電気負荷8投入の判定(ステップS1)
後、アイドル運転中であることを判定する(ステップS
2におけるYESの判定)。この後、ISCアクチュエ
ータ6の開度、具体的には開度デューティ比を変化させ
て漸次増加する(ステップS3)。この開度デューティ
比の漸増は、発電禁止信号C2の変更に先立って電気負
荷8投入を検出した時点から実行する。そして、所定時
間が経過したことを判定し(ステップS4におけるYE
Sの判定)、続いてステップS5及びステップS6を実
行する。このようにISCアクチュエータ6の制御にお
いて、発電禁止信号C2のデューティ比の変更に先行し
て、ISCアクチュエータ6の開度信号である開度デュ
ーティ比を変化させることにより、電気負荷8に対応す
る補正空気の遅れを補い、かつトルクの上昇を遅延し
て、エンジン回転の急激な昇降を効果的に防止すること
ができる。
【0022】このように、バッテリ4の充電を制御する
とともに、アイドル運転時の吸入空気量を調整してアイ
ドル回転数を制御する。また、アイドリング状態でエン
ジン2にかかる電気負荷8が重なった場合等には、オル
タネータ1によってエンジン2にかかる負荷を徐々に大
きく、言い換えればオルタネータ1の発電量を漸次増加
すれば、エンジン回転の落ち込みを有効に抑制すること
ができる。これによって、アイドル回転数の変動を低減
することができる。また、発電禁止信号C2を充電要求
信号C1が出力されている場合であってもエンジン2の
運転状態に応じてオンオフすることにより、降坂時にお
ける過充電を防止したり(発電禁止信号オフ)、加速時
に充電を禁止して円滑な加速を確実にすることができ
る。
とともに、アイドル運転時の吸入空気量を調整してアイ
ドル回転数を制御する。また、アイドリング状態でエン
ジン2にかかる電気負荷8が重なった場合等には、オル
タネータ1によってエンジン2にかかる負荷を徐々に大
きく、言い換えればオルタネータ1の発電量を漸次増加
すれば、エンジン回転の落ち込みを有効に抑制すること
ができる。これによって、アイドル回転数の変動を低減
することができる。また、発電禁止信号C2を充電要求
信号C1が出力されている場合であってもエンジン2の
運転状態に応じてオンオフすることにより、降坂時にお
ける過充電を防止したり(発電禁止信号オフ)、加速時
に充電を禁止して円滑な加速を確実にすることができ
る。
【0023】次に、本願の請求項2に係る発明の一実施
例を、図5〜8を参照して説明する。なお、ISCアク
チュエータ2を含むエンジン2の構成については、上記
実施例と同等であるのでその説明を省略する。この実施
例では、図5に示すように、ICレギュレータ103の
コンパレータ131に対して、電子制御装置105が、
オルタネータ101の発電状態を発電信号GSにより判
定し、その発電信号GSに基づいて第1電圧値V1とそ
の第1電圧値V1より低圧の第2電圧値V2とを有する
調整電圧切換信号CSを出力するもので、コンパレータ
131は第1電圧値V1を下回るバッテリ4の端子電圧
が入力された際に、スイッチングトランジスタ133に
対して発電を要求する発電要求信号DSを出力する構成
である。
例を、図5〜8を参照して説明する。なお、ISCアク
チュエータ2を含むエンジン2の構成については、上記
実施例と同等であるのでその説明を省略する。この実施
例では、図5に示すように、ICレギュレータ103の
コンパレータ131に対して、電子制御装置105が、
オルタネータ101の発電状態を発電信号GSにより判
定し、その発電信号GSに基づいて第1電圧値V1とそ
の第1電圧値V1より低圧の第2電圧値V2とを有する
調整電圧切換信号CSを出力するもので、コンパレータ
131は第1電圧値V1を下回るバッテリ4の端子電圧
が入力された際に、スイッチングトランジスタ133に
対して発電を要求する発電要求信号DSを出力する構成
である。
【0024】詳述すると、ICレギュレータ103は、
−端子がバッテリ4の正の端子に接続され、かつ+端子
が電子制御装置105に接続されるコンパレータ131
と、コンパレータ131の出力する発電要求信号DSに
よりオンオフしてロータコイル101aに流れる電流を
制御するスイッチングトランジスタ133とロータコイ
ル101aのサージ電圧を吸収するダイオード134
と、ロータコイル101aの通電状態から発電状態を検
出する抵抗135とを具備している。コンパレータ13
1の+端子には、調整電圧切換信号CSが印加されるも
ので、この実施例では、第1電圧値V1として例えば1
4.0Vが、第2電圧値V2として例えば12.5Vが
それぞれ設定されている。抵抗135の一端は、電子制
御装置105に接続されており、発電信号GSが電子制
御装置105に入力されるようになっている。なお、具
体的なICレギュレータ103の回路構成としては、図
6に示すように、1個のモノリシックIC103aと2
個の抵抗103x,103yと4個のトランジスタ10
3e,103f,103g,103hとコンデンサ10
3mとダイオード103nとから形成されるものが挙げ
られる。モノリシックIC103aは、当該分野で知ら
れている回路構成のものであってよく、抵抗103xを
介して入力される調整電圧切換信号CSとIG端子10
3rを介して入力されるバッテリ4の端子電圧を比較す
るとともに、トランジスタ103e,103fをオンさ
せてL端子103pに接続されるチャージランプを点灯
させ、トランジスタ103g,103hをオンさせてF
端子103qに接続されるロータコイル1aに通電させ
る機能を有している。発電信号GSは、抵抗103yを
介して電子制御装置105に出力される。IG端子10
3rはイグニッションキー9に接続され、B端子103
sはバッテリ4の正の端子に直接接続され、P端子10
3tはフィールドコイルの一端に接続されるものであ
る。E端子103uは接地端子である。
−端子がバッテリ4の正の端子に接続され、かつ+端子
が電子制御装置105に接続されるコンパレータ131
と、コンパレータ131の出力する発電要求信号DSに
よりオンオフしてロータコイル101aに流れる電流を
制御するスイッチングトランジスタ133とロータコイ
ル101aのサージ電圧を吸収するダイオード134
と、ロータコイル101aの通電状態から発電状態を検
出する抵抗135とを具備している。コンパレータ13
1の+端子には、調整電圧切換信号CSが印加されるも
ので、この実施例では、第1電圧値V1として例えば1
4.0Vが、第2電圧値V2として例えば12.5Vが
それぞれ設定されている。抵抗135の一端は、電子制
御装置105に接続されており、発電信号GSが電子制
御装置105に入力されるようになっている。なお、具
体的なICレギュレータ103の回路構成としては、図
6に示すように、1個のモノリシックIC103aと2
個の抵抗103x,103yと4個のトランジスタ10
3e,103f,103g,103hとコンデンサ10
3mとダイオード103nとから形成されるものが挙げ
られる。モノリシックIC103aは、当該分野で知ら
れている回路構成のものであってよく、抵抗103xを
介して入力される調整電圧切換信号CSとIG端子10
3rを介して入力されるバッテリ4の端子電圧を比較す
るとともに、トランジスタ103e,103fをオンさ
せてL端子103pに接続されるチャージランプを点灯
させ、トランジスタ103g,103hをオンさせてF
端子103qに接続されるロータコイル1aに通電させ
る機能を有している。発電信号GSは、抵抗103yを
介して電子制御装置105に出力される。IG端子10
3rはイグニッションキー9に接続され、B端子103
sはバッテリ4の正の端子に直接接続され、P端子10
3tはフィールドコイルの一端に接続されるものであ
る。E端子103uは接地端子である。
【0025】電子制御装置105は、上記実施例同様
に、エンジン2の運転を制御するもので、中央演算処理
装置、記憶装置、入力インターフェース及び出力インタ
ーフェースを備え、エンジン2の回転数、吸気圧及び電
気負荷の変化に応じて、燃料噴射量を演算して理論空燃
比に略等しい状態で運転を制御するようにプログラムさ
れている。また、バッテリ4の充電を制御するために、
入力インターフェースには、発電信号GSが入力される
ようになっており、電気負荷8がかかった場合には、電
子制御装置105は、調整電圧切換信号CSを第1電圧
値V1と第2電圧値V2とに交互に切換えながら、第2
電圧値V2の持続時間を漸次短縮させ、発電量が漸増す
るようにスイッチングトランジスタ133を制御するよ
うにプログラムしてある。つまり、調整電圧切換信号C
Sは第1電圧値V1と第2電圧値V2とを切り換えてス
イッチングトランジスタ133に出力するが、第1電圧
値V1の持続時間が漸次長時間に変更され(徐励制
御)、その結果、発電量は第1電圧値V1の持続時間に
対応して増加するようにプログラムしてある。このオル
タネータ1の制御プログラムの概要を、図7にフローチ
ャートにて示す。
に、エンジン2の運転を制御するもので、中央演算処理
装置、記憶装置、入力インターフェース及び出力インタ
ーフェースを備え、エンジン2の回転数、吸気圧及び電
気負荷の変化に応じて、燃料噴射量を演算して理論空燃
比に略等しい状態で運転を制御するようにプログラムさ
れている。また、バッテリ4の充電を制御するために、
入力インターフェースには、発電信号GSが入力される
ようになっており、電気負荷8がかかった場合には、電
子制御装置105は、調整電圧切換信号CSを第1電圧
値V1と第2電圧値V2とに交互に切換えながら、第2
電圧値V2の持続時間を漸次短縮させ、発電量が漸増す
るようにスイッチングトランジスタ133を制御するよ
うにプログラムしてある。つまり、調整電圧切換信号C
Sは第1電圧値V1と第2電圧値V2とを切り換えてス
イッチングトランジスタ133に出力するが、第1電圧
値V1の持続時間が漸次長時間に変更され(徐励制
御)、その結果、発電量は第1電圧値V1の持続時間に
対応して増加するようにプログラムしてある。このオル
タネータ1の制御プログラムの概要を、図7にフローチ
ャートにて示す。
【0026】次いで、本発明の作動を、図7を参照して
説明する。
説明する。
【0027】図8に示すように、調整電圧切換信号CS
は、電気負荷8の投入が検出されるまでは、第1電圧値
V1に保持されている。したがって、バッテリ4の端子
電圧が第1電圧値V1を下回る毎にコンパレータ131
は発電要求信号DSをスイッチングトランジスタ133
に出力する。スイッチングトランジスタ133は発電要
求信号DSが印加される毎にオンし、ロータコイル10
1aに電流が流れ、オルタネータ101が発電する。こ
こで、電子制御装置105は、発電要求信号DSの持続
時間つまり発電要求時間を発電信号GSの持続時間から
検出し、その値を記憶する。この発電要求時間は、電気
負荷8が投入されたか否かを判定するために利用する。
は、電気負荷8の投入が検出されるまでは、第1電圧値
V1に保持されている。したがって、バッテリ4の端子
電圧が第1電圧値V1を下回る毎にコンパレータ131
は発電要求信号DSをスイッチングトランジスタ133
に出力する。スイッチングトランジスタ133は発電要
求信号DSが印加される毎にオンし、ロータコイル10
1aに電流が流れ、オルタネータ101が発電する。こ
こで、電子制御装置105は、発電要求信号DSの持続
時間つまり発電要求時間を発電信号GSの持続時間から
検出し、その値を記憶する。この発電要求時間は、電気
負荷8が投入されたか否かを判定するために利用する。
【0028】一方、電気負荷8が投入されると、バッテ
リ4の端子電圧が電気負荷8がかかっていない場合より
長時間低下する。これにより、今回の発電要求時間が記
憶してある前回の発電要求時間より長くなり、電子制御
装置105は電気負荷8が投入されたことを判定する
(ステップS11におけるYESの判定)。すなわち、
電子制御装置105に入力される発電信号GS(図8に
その反転した波形を示す)は、電気負荷8が投入される
ことにより、調整電圧切換信号CSが第2電圧値V2に
切り換えられない限りその電気負荷8が投入されている
間ローレベル(論理的には真)となり、電気負荷8投入
前より長い時間持続する。電気負荷投入を判定すると、
アイドル運転中か否かを判定し(ステップS12)、ア
イドル運転中でない場合は、電子制御装置105は、I
Cレギュレータ103に対して、第1電圧値V1の持続
時間が第2電圧値V2のそれより長い調整電圧切換信号
CSを出力する。第1電圧値V1と第2電圧値V2との
持続時間の比率は、第2電圧値V2の持続時間が徐々に
長くなり、第1電圧値V1のそれが対応して短くなるよ
うに、時間の経過とともに変化させる(ステップS1
5)。これにより、電気負荷8が投入された直後は、発
電要求信号DSがコンパレータ131から短時間しかス
イッチングトランジスタ133に出力されず、ロータコ
イル101aへの通電が短いためオルタネータ101の
発電量は少ない。この後、調整電圧切換信号CSのそれ
ぞれの電圧値の比率が変化するため、ロータコイル10
1aの通電時間が漸次長くなり、オルタネータ101の
発電量が増加する。そして、オルタネータ101の出力
電流が所定値になった時点で(ステップS16における
YESの判定)、第1電圧値V1と第2電圧値V2との
持続時間の比率を定常状態のものに固定する。
リ4の端子電圧が電気負荷8がかかっていない場合より
長時間低下する。これにより、今回の発電要求時間が記
憶してある前回の発電要求時間より長くなり、電子制御
装置105は電気負荷8が投入されたことを判定する
(ステップS11におけるYESの判定)。すなわち、
電子制御装置105に入力される発電信号GS(図8に
その反転した波形を示す)は、電気負荷8が投入される
ことにより、調整電圧切換信号CSが第2電圧値V2に
切り換えられない限りその電気負荷8が投入されている
間ローレベル(論理的には真)となり、電気負荷8投入
前より長い時間持続する。電気負荷投入を判定すると、
アイドル運転中か否かを判定し(ステップS12)、ア
イドル運転中でない場合は、電子制御装置105は、I
Cレギュレータ103に対して、第1電圧値V1の持続
時間が第2電圧値V2のそれより長い調整電圧切換信号
CSを出力する。第1電圧値V1と第2電圧値V2との
持続時間の比率は、第2電圧値V2の持続時間が徐々に
長くなり、第1電圧値V1のそれが対応して短くなるよ
うに、時間の経過とともに変化させる(ステップS1
5)。これにより、電気負荷8が投入された直後は、発
電要求信号DSがコンパレータ131から短時間しかス
イッチングトランジスタ133に出力されず、ロータコ
イル101aへの通電が短いためオルタネータ101の
発電量は少ない。この後、調整電圧切換信号CSのそれ
ぞれの電圧値の比率が変化するため、ロータコイル10
1aの通電時間が漸次長くなり、オルタネータ101の
発電量が増加する。そして、オルタネータ101の出力
電流が所定値になった時点で(ステップS16における
YESの判定)、第1電圧値V1と第2電圧値V2との
持続時間の比率を定常状態のものに固定する。
【0029】このように、この実施例においても、ロー
タコイル101aへの通電時間は漸次長くされるので、
オルタネータ101の発電量は漸増することになる。し
たがって、エンジン2に対してはオルタネータ101が
軽負荷状態から全負荷状態に移行されるので、エンジン
回転に対しての影響が少なくでき、その結果エンジン回
転の落ち込みを効果的に防止することができる。また、
このような発電量の制御に先行して、電気負荷8が投入
された際にISCアクチュエータ6を制御すれば、上記
実施例と同様に、アイドル運転時のアイドル回転数の落
ち込み(図8に点線で示す)を的確に制御することがで
きる。すなわち、ステップS11において電気負荷8の
投入を検出し、アイドル運転中であるか否かを判定し
(ステップS12)、アイドル運転中である場合はステ
ップS13においてISCアクチュエータ6の開度を漸
増する。このISCアクチュエータ6の制御は、電気負
荷8投入を判定した時点から実施される。この後、所定
時間が経過した後(ステップS14におけるYESの判
定)、ステップS15及びステップS16を実行する。
なお、本願の請求項1及び請求項2にかかるそれぞれ
の発明は、以上に説明したそれぞれの実施例に限定され
るものではない。
タコイル101aへの通電時間は漸次長くされるので、
オルタネータ101の発電量は漸増することになる。し
たがって、エンジン2に対してはオルタネータ101が
軽負荷状態から全負荷状態に移行されるので、エンジン
回転に対しての影響が少なくでき、その結果エンジン回
転の落ち込みを効果的に防止することができる。また、
このような発電量の制御に先行して、電気負荷8が投入
された際にISCアクチュエータ6を制御すれば、上記
実施例と同様に、アイドル運転時のアイドル回転数の落
ち込み(図8に点線で示す)を的確に制御することがで
きる。すなわち、ステップS11において電気負荷8の
投入を検出し、アイドル運転中であるか否かを判定し
(ステップS12)、アイドル運転中である場合はステ
ップS13においてISCアクチュエータ6の開度を漸
増する。このISCアクチュエータ6の制御は、電気負
荷8投入を判定した時点から実施される。この後、所定
時間が経過した後(ステップS14におけるYESの判
定)、ステップS15及びステップS16を実行する。
なお、本願の請求項1及び請求項2にかかるそれぞれ
の発明は、以上に説明したそれぞれの実施例に限定され
るものではない。
【0030】その他、各部の構成は図示例に限定される
ものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変
形が可能である。
ものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変
形が可能である。
【0031】
【発明の効果】本願の請求項1及び請求項2の発明は、
以上に詳述したように、電気負荷が投入された場合に、
外部の制御手段から出力される信号に基づいて、オルタ
ネータの発電量を漸次増加させるので、電気負荷の投入
と同時にオルタネータが最大限に発電してエンジンの負
荷が瞬間的に増加することを抑制することができ、よっ
てエンジン回転が低下したりドライバビリティが悪くな
ることを防止することができる。しかも、外部の制御手
段によりICレギュレータを制御することになるので、
オルタネータの内部の電気回路及び構造を変更する必要
がなく、オルタネータを複雑にすることが防止できる。
以上に詳述したように、電気負荷が投入された場合に、
外部の制御手段から出力される信号に基づいて、オルタ
ネータの発電量を漸次増加させるので、電気負荷の投入
と同時にオルタネータが最大限に発電してエンジンの負
荷が瞬間的に増加することを抑制することができ、よっ
てエンジン回転が低下したりドライバビリティが悪くな
ることを防止することができる。しかも、外部の制御手
段によりICレギュレータを制御することになるので、
オルタネータの内部の電気回路及び構造を変更する必要
がなく、オルタネータを複雑にすることが防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の請求項1に係る発明の一実施例の電気回
路構成を示すブロック図。
路構成を示すブロック図。
【図2】同実施例のICレギュレータの一具体例の電気
回路図。
回路図。
【図3】同実施例の制御手順を概略的に示すフローチャ
ート。
ート。
【図4】同実施例の作用を説明する波形図。
【図5】本願の請求項2に係る発明の一実施例の電気回
路構成を示すブロック図。
路構成を示すブロック図。
【図6】同実施例のICレギュレータの一具体例の電気
回路図。
回路図。
【図7】同実施例の制御手順を概略的に示すフローチャ
ート。
ート。
【図8】同実施例の作用を説明する波形図。
1,101…オルタネータ 2…エンジン 3,103…ICレギュレータ 4…バッテリ 5,105…電子制御装置 6…ISCレギュレータ 8…電気負荷
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水野 利昭 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】エンジンにより機械的に駆動され、かつ電
気負荷が選択的に接続される駆動用電源の電圧変化に応
じてロータコイルの通電量を調整するICレギュレータ
を内蔵するオルタネータの発電量を、外部の制御手段に
より制御するオルタネータの制御方法であって、 前記駆動用電源の電圧に基づいて前記ICレギュレータ
の出力する充電要求信号の持続時間より前記電気負荷の
投入を前記制御手段において検出し、 前記電気負荷の投入前は前記制御手段から前記ICレギ
ュレータに対して出力される発電禁止信号を無効にして
前記充電要求信号に応じて発電量を制御し、 前記電気負荷の投入後は禁止状態を漸次短縮させながら
前記発電禁止信号を有効にして前記充電要求信号が出力
されている期間において発電量を漸増することを特徴と
するオルタネータの制御方法。 - 【請求項2】エンジンにより機械的に駆動され、かつ電
気負荷が選択的に接続される駆動用電源の電圧変化に応
じてロータコイルの通電量を調整するICレギュレータ
を内蔵するオルタネータの発電量を、外部の制御手段に
より制御するオルタネータの制御方法であって、 第1電圧値と第1電圧値より低圧の第2電圧値とを有す
る調整電圧切換信号を前記ICレギュレータに供給し、 前記オルタネータの発電電圧の持続時間より前記電気負
荷の投入を前記制御手段において検出し、 前記電気負荷の投入前は前記駆動用電源の電圧が前記調
整電圧切換信号の第1電圧値を下回る場合に発電が行わ
れるように前記オルタネータを制御し、 前記電気負荷の投入後は前記調整電圧切換信号を第1電
圧値と第2電圧値とに交互に切り換えながら第2電圧値
の持続時間を漸次短縮させ発電量を漸増することを特徴
とするオルタネータの制御方法。 - 【請求項3】エンジンが、アイドル運転時の吸入空気量
を制御するISCアクチュエータを備え、電気負荷の投
入を検出した際にISCアクチュエータの開度を前記制
御手段により漸増し、ISCアクチュエータの開度が漸
増され始めてより遅延して発電量を漸増することを特徴
とする請求項1又は2記載のオルタネータの制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7067571A JPH08266097A (ja) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | オルタネータの制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7067571A JPH08266097A (ja) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | オルタネータの制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08266097A true JPH08266097A (ja) | 1996-10-11 |
Family
ID=13348783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7067571A Pending JPH08266097A (ja) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | オルタネータの制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08266097A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7061247B2 (en) | 2003-01-29 | 2006-06-13 | Denso Corporation | Electric power generating system for a vehicle |
JP2008184917A (ja) * | 2007-01-26 | 2008-08-14 | Mitsubishi Motors Corp | 車両用制御装置及び車両用制御方法 |
JP2010001896A (ja) * | 2007-07-18 | 2010-01-07 | Mitsubishi Electric Corp | 車両用過給装置 |
US8087401B2 (en) | 2007-07-18 | 2012-01-03 | Mitsubishi Electric Corporation | Automotive supercharging apparatus |
DE102007044591B4 (de) | 2006-10-11 | 2019-12-19 | Denso Corporation | Steuersystem für eine Wechselstrommaschine |
-
1995
- 1995-03-27 JP JP7067571A patent/JPH08266097A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7061247B2 (en) | 2003-01-29 | 2006-06-13 | Denso Corporation | Electric power generating system for a vehicle |
DE102007044591B4 (de) | 2006-10-11 | 2019-12-19 | Denso Corporation | Steuersystem für eine Wechselstrommaschine |
JP2008184917A (ja) * | 2007-01-26 | 2008-08-14 | Mitsubishi Motors Corp | 車両用制御装置及び車両用制御方法 |
JP2010001896A (ja) * | 2007-07-18 | 2010-01-07 | Mitsubishi Electric Corp | 車両用過給装置 |
US8087401B2 (en) | 2007-07-18 | 2012-01-03 | Mitsubishi Electric Corporation | Automotive supercharging apparatus |
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