JPH0825646B2 - 紙葉類自動取扱装置 - Google Patents
紙葉類自動取扱装置Info
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- JPH0825646B2 JPH0825646B2 JP62035556A JP3555687A JPH0825646B2 JP H0825646 B2 JPH0825646 B2 JP H0825646B2 JP 62035556 A JP62035556 A JP 62035556A JP 3555687 A JP3555687 A JP 3555687A JP H0825646 B2 JPH0825646 B2 JP H0825646B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- separating
- paper sheets
- paper sheet
- conveying
- conveyed
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- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は紙葉類自動取扱装置に係り、特に紙葉類の分
離後の後処理時に障害が生じにくくするのに好適な装置
に関する。
離後の後処理時に障害が生じにくくするのに好適な装置
に関する。
従来の装置は、紙葉類の搬送状態をセンサで検知し、
その情報を基に羽根車の位相を最適に制御するようにな
つていた。このような構造では、搬送されてくる紙葉類
の周期を変えることはできないので、異常に近接して搬
送されて来た紙葉類を羽根車に取込まなければならない
場合が生じる。この異常に近接して搬送されて来た紙葉
類に対しては羽根車の回転位相制御の応答が間に合わな
くなり先行して羽根間に取込まれた紙葉類と同じ羽根間
にこの異常に接近した紙葉を取込まざるを得なくなる。
なおこの種の装置としては、例えば、特開昭60−258054
号公報に開示のものが挙げられる。
その情報を基に羽根車の位相を最適に制御するようにな
つていた。このような構造では、搬送されてくる紙葉類
の周期を変えることはできないので、異常に近接して搬
送されて来た紙葉類を羽根車に取込まなければならない
場合が生じる。この異常に近接して搬送されて来た紙葉
類に対しては羽根車の回転位相制御の応答が間に合わな
くなり先行して羽根間に取込まれた紙葉類と同じ羽根間
にこの異常に接近した紙葉を取込まざるを得なくなる。
なおこの種の装置としては、例えば、特開昭60−258054
号公報に開示のものが挙げられる。
従来の技術においては、後から羽根車に取込まれた紙
葉類が羽根間に十分取込まれず集積時の整列性が不良に
なつたり、あるいは後から取込まれた紙葉類が羽根間に
取込まれずに飛出すという問題があり、これらの点につ
いては充分に考慮されていなかつた。
葉類が羽根間に十分取込まれず集積時の整列性が不良に
なつたり、あるいは後から取込まれた紙葉類が羽根間に
取込まれずに飛出すという問題があり、これらの点につ
いては充分に考慮されていなかつた。
即ち、従来技術においては搬送されて来る紙葉類の周
期についてまでは配慮がされておらず、異常に短かい周
期で搬送されて来る場合には後処理部である紙葉類集積
部で紙葉類が所期の状態に集積されないという問題があ
つた。
期についてまでは配慮がされておらず、異常に短かい周
期で搬送されて来る場合には後処理部である紙葉類集積
部で紙葉類が所期の状態に集積されないという問題があ
つた。
本発明の目的は、搬送されて来る紙葉類の後処理部で
ある紙葉類集積部での障害をなくすことにある。
ある紙葉類集積部での障害をなくすことにある。
上記目的は、紙葉類の搬送時のタイミングを決定する
分離手段において、分離されて次の搬送路へ受渡された
紙葉類が集積手段に到達した時に集積手段が紙葉類を取
り込むのに適した動作状態になるように、分離手段から
搬送手段に紙葉類を受渡すタイミングを制御することに
より、達成される。
分離手段において、分離されて次の搬送路へ受渡された
紙葉類が集積手段に到達した時に集積手段が紙葉類を取
り込むのに適した動作状態になるように、分離手段から
搬送手段に紙葉類を受渡すタイミングを制御することに
より、達成される。
分離手段は、分離手段から搬送手段へ紙葉類を受渡す
タイミングを決定し、紙葉類が集積手段へ到達した時に
集積手段が紙葉類を受収するのに最適なタイミングにな
るように紙葉類を分離する。
タイミングを決定し、紙葉類が集積手段へ到達した時に
集積手段が紙葉類を受収するのに最適なタイミングにな
るように紙葉類を分離する。
これによつて、紙葉類は集積手段に常に安定な状態で
受収されることになる。
受収されることになる。
以下、本発明の一実施例を第1図〜第8図により説明
する。第1図は紙葉類の1つである紙幣取扱装置の概略
図を示したものである。紙幣取扱装置1は、本装置への
紙幣の入出金を行なう入出金口2と、入金された紙幣を
一枚ずつに分離する分離部3と、分離された紙幣の真偽
判別および傷みの激しい損券の判別を行なう鑑別部4
と、損券を収納する損券ボツクス5と、真偽判別で偽券
と判断された紙幣を前述入出金口2に戻すための集積部
7と、該集積部7に集積された紙幣を前述入出金口2へ
押出すための押出部8と、前述鑑別部4で正常と見なさ
れた紙幣を一時的に保管するための一次スタツカ6と、
千円紙幣と万円紙幣とを分けて別々に保管するための千
円紙幣リサイクルボツクス10および万円紙幣リサイクル
ボツクス11と、該千円紙幣リサイクルボツクス10と万円
紙幣リサイクルボツクス11への紙幣の補充および回収を
行なうための金庫12と、前述入出金口2へ送り出した紙
幣を取り扱者が忘れた時に該紙幣を保管しておくための
取忘れ回収ボツクス9を備えている。前述した一次スタ
ツカ6,千円紙幣リサイクルボツクス10,万円紙幣リサイ
クルボツクス11および金庫12にはいずれも一枚ずつ送ら
れて来た紙幣を集積するための集積部7と集積された紙
幣を再び1枚ずつに分離して取出すための分離部3とを
備えている。また、前述した入出金口2,一次スタツカ6
等の各要素間には対向して走行する一対のベルト13bが
配置され、該ベルト間に紙幣を挾持することによつて各
要素の間での紙幣の搬送を行なう。
する。第1図は紙葉類の1つである紙幣取扱装置の概略
図を示したものである。紙幣取扱装置1は、本装置への
紙幣の入出金を行なう入出金口2と、入金された紙幣を
一枚ずつに分離する分離部3と、分離された紙幣の真偽
判別および傷みの激しい損券の判別を行なう鑑別部4
と、損券を収納する損券ボツクス5と、真偽判別で偽券
と判断された紙幣を前述入出金口2に戻すための集積部
7と、該集積部7に集積された紙幣を前述入出金口2へ
押出すための押出部8と、前述鑑別部4で正常と見なさ
れた紙幣を一時的に保管するための一次スタツカ6と、
千円紙幣と万円紙幣とを分けて別々に保管するための千
円紙幣リサイクルボツクス10および万円紙幣リサイクル
ボツクス11と、該千円紙幣リサイクルボツクス10と万円
紙幣リサイクルボツクス11への紙幣の補充および回収を
行なうための金庫12と、前述入出金口2へ送り出した紙
幣を取り扱者が忘れた時に該紙幣を保管しておくための
取忘れ回収ボツクス9を備えている。前述した一次スタ
ツカ6,千円紙幣リサイクルボツクス10,万円紙幣リサイ
クルボツクス11および金庫12にはいずれも一枚ずつ送ら
れて来た紙幣を集積するための集積部7と集積された紙
幣を再び1枚ずつに分離して取出すための分離部3とを
備えている。また、前述した入出金口2,一次スタツカ6
等の各要素間には対向して走行する一対のベルト13bが
配置され、該ベルト間に紙幣を挾持することによつて各
要素の間での紙幣の搬送を行なう。
第2図は、前述した一次スタツカ6,千円紙幣リサイク
ルボツクス10,万円紙幣リサイクルボツクス11および金
庫12における分離部3と集積部7の概略図を示したもの
であり、第3図,第4図は第2図の該分離部3と集積部
7を個別に抜き出してわかり易く概路を示したものであ
る。
ルボツクス10,万円紙幣リサイクルボツクス11および金
庫12における分離部3と集積部7の概略図を示したもの
であり、第3図,第4図は第2図の該分離部3と集積部
7を個別に抜き出してわかり易く概路を示したものであ
る。
次に集積部7の構成を説明する。13aは搬送ベルト13b
を走行駆動するためのローラで図示していないが別の駆
動手段によつて矢印で示した方向に回転駆動される。搬
送ベルト13bは紙幣Aを挾持搬送するためのものでベル
ト同士が対向して配置されている。22は搬送されて来た
紙幣の搬送方向を変換するための方向切換ガイドで破線
で示した矢印の方向に図示していないが別の駆動手段に
よつて揺動する。24は紙幣を羽根車7aに案内するための
ガイドである。羽根車7aは一枚ずつ搬送されて来た紙幣
を集積するためのもので、円周上に等間隔に羽根を配し
図示してないが搬送ローラの駆動手段から伝えられた動
力を駆動ギヤ7d,中間ギヤ7c,被動ギヤ7bを介して回転す
る。14は紙幣を羽根車7aの羽根間に送り込むための送込
みローラで、ローラは対向して一対で配置し14aはゴム
ローラ,14bは金属ローラで構成し互いに押付けられてい
る。
を走行駆動するためのローラで図示していないが別の駆
動手段によつて矢印で示した方向に回転駆動される。搬
送ベルト13bは紙幣Aを挾持搬送するためのものでベル
ト同士が対向して配置されている。22は搬送されて来た
紙幣の搬送方向を変換するための方向切換ガイドで破線
で示した矢印の方向に図示していないが別の駆動手段に
よつて揺動する。24は紙幣を羽根車7aに案内するための
ガイドである。羽根車7aは一枚ずつ搬送されて来た紙幣
を集積するためのもので、円周上に等間隔に羽根を配し
図示してないが搬送ローラの駆動手段から伝えられた動
力を駆動ギヤ7d,中間ギヤ7c,被動ギヤ7bを介して回転す
る。14は紙幣を羽根車7aの羽根間に送り込むための送込
みローラで、ローラは対向して一対で配置し14aはゴム
ローラ,14bは金属ローラで構成し互いに押付けられてい
る。
ゴムローラ14aは図示していないが別の駆動源によつ
て回転させている。15はフレームである。16は搬送され
て来た紙幣を保管するための容器である。17は堆積した
紙幣を支えるための押板である。この押板17は堆積した
紙幣Aを上下方向に移動させるためにガイドアーム18に
よつて案内されている。26は押板17を駆動するためのボ
ールネジであり、押板17と係合している。ボールネジ26
は図示していないが別の駆動源によつて軸が回転駆動さ
れる。
て回転させている。15はフレームである。16は搬送され
て来た紙幣を保管するための容器である。17は堆積した
紙幣を支えるための押板である。この押板17は堆積した
紙幣Aを上下方向に移動させるためにガイドアーム18に
よつて案内されている。26は押板17を駆動するためのボ
ールネジであり、押板17と係合している。ボールネジ26
は図示していないが別の駆動源によつて軸が回転駆動さ
れる。
25は羽根車7aによつて挾持搬送された紙幣を羽根車7a
から再び離脱させるためのストツパで、このストツパ25
はヒンジ25aを回転中心にして揺動し動作モードに応じ
てその位置を変えることが出来る。
から再び離脱させるためのストツパで、このストツパ25
はヒンジ25aを回転中心にして揺動し動作モードに応じ
てその位置を変えることが出来る。
28は羽根車の回転位相を知るためのセンサプレート
で、羽根車7aと一体で回転する。このセンサプレート28
は、円板の一部に半径方向に切欠きを備えている。23は
羽根車7aの回転位相を検知するための第2のセンサで、
23aは発光センサ,23bは受光センサである。センサ23a,2
3bはセンサプレート28の両側に設置し、センサプレート
28が1回転して来た場合に1回だけ受光センサ23bに出
力が生じる位置に置いている。
で、羽根車7aと一体で回転する。このセンサプレート28
は、円板の一部に半径方向に切欠きを備えている。23は
羽根車7aの回転位相を検知するための第2のセンサで、
23aは発光センサ,23bは受光センサである。センサ23a,2
3bはセンサプレート28の両側に設置し、センサプレート
28が1回転して来た場合に1回だけ受光センサ23bに出
力が生じる位置に置いている。
また、センサ23の位置は、センサ23の出力が生じた時
の羽根車7aの回転位相が押込みローラ14によつて押し込
まれる紙幣が羽根車7aの羽根間に押し込まれるのに最適
な回転位相になるような位置としている。
の羽根車7aの回転位相が押込みローラ14によつて押し込
まれる紙幣が羽根車7aの羽根間に押し込まれるのに最適
な回転位相になるような位置としている。
次に、分離部3の構成について説明する。
3aは堆積した紙幣の最上部の紙幣Aを前方に繰り出す
ための繰出ローラで、表面はゴム素材で構成され堆積し
た紙幣に押付けられた状態で間欠回転する。この間欠回
転の駆動源は後に述べるフイードローラ3cによる。即
ち、フイードローラ3cの軸の回転力をベルト21で伝え、
これによつて切欠きカム20を回転させ、この切欠きカム
20と圧接するゴムローラ19を間欠回転させる。これによ
つて、ゴムローラ19と一体で回転する繰出しローラ3aを
間欠駆動させている。
ための繰出ローラで、表面はゴム素材で構成され堆積し
た紙幣に押付けられた状態で間欠回転する。この間欠回
転の駆動源は後に述べるフイードローラ3cによる。即
ち、フイードローラ3cの軸の回転力をベルト21で伝え、
これによつて切欠きカム20を回転させ、この切欠きカム
20と圧接するゴムローラ19を間欠回転させる。これによ
つて、ゴムローラ19と一体で回転する繰出しローラ3aを
間欠駆動させている。
3cは繰出しローラ3aによつて繰り出されて来た紙幣A
を一枚ずつに分離し次の搬送手段へ送り出すためのフイ
ードローラで、図示してないがパルスモータによつて必
要な回転数分だけ駆動する。
を一枚ずつに分離し次の搬送手段へ送り出すためのフイ
ードローラで、図示してないがパルスモータによつて必
要な回転数分だけ駆動する。
3bは2枚以上繰り出されて来た紙幣を1枚ずつに分離
するためのゲートローラであり、紙幣との摩擦係数の高
いゴムローラで構成し固定している。このゲートローラ
3bはフイードローラ3cと軸方向にずらせた位置に対向し
て配置し、互いに半径方向に入り組ませている。
するためのゲートローラであり、紙幣との摩擦係数の高
いゴムローラで構成し固定している。このゲートローラ
3bはフイードローラ3cと軸方向にずらせた位置に対向し
て配置し、互いに半径方向に入り組ませている。
27は紙幣の通過タイミングを検知するための第1のセ
ンサで、27aは発光センサ、27bは受光センサである。こ
れらのセンサ27a,27bは紙幣Aが通過する面の両側でフ
イードローラ3cの直後に配置し、紙幣Aが通過した時に
出力が出るように置かれている。
ンサで、27aは発光センサ、27bは受光センサである。こ
れらのセンサ27a,27bは紙幣Aが通過する面の両側でフ
イードローラ3cの直後に配置し、紙幣Aが通過した時に
出力が出るように置かれている。
13b′は紙幣Aを挾持搬送するためのベルトで、一対
のベルトを対向させて配置している。13a′はベルト13
b′を走行させるためのガイドローラである。また、図
示していないがベルト13b′は別の駆動ローラによつて
走行駆動されている。
のベルトを対向させて配置している。13a′はベルト13
b′を走行させるためのガイドローラである。また、図
示していないがベルト13b′は別の駆動ローラによつて
走行駆動されている。
次に、フイードローラ3cおよび繰出しローラ3aを駆動
しているモータの制御方式について第5図,第6図,第
7図及び第8図を用いて説明する。
しているモータの制御方式について第5図,第6図,第
7図及び第8図を用いて説明する。
モータの制御回路は、第5図に示すようにセンサ23お
よびセンサ27の出力を取り込むためのインターフエイ
ス,演算を行なうための演算部,演算結果を基にして制
御対象であるモータに与える目標値を得るための制御テ
ーブル,目標値に基づいてモータを制御するための制御
部,制御信号をモータに伝えるためのインターフエイス
から構成されている。
よびセンサ27の出力を取り込むためのインターフエイ
ス,演算を行なうための演算部,演算結果を基にして制
御対象であるモータに与える目標値を得るための制御テ
ーブル,目標値に基づいてモータを制御するための制御
部,制御信号をモータに伝えるためのインターフエイス
から構成されている。
制御回路で行なう内容の一例を第6図,第7図を用い
て説明する。第6図に示すように、センサ27およびセン
サ23の出力検知時間TBとTHと、センサ27から羽根車7aま
で紙幣が搬送される所定の時間T0と、センサ23の出力時
からセンサ27の出力時までの間に羽根車の羽根間回転周
期ΔtがQ回分存在した場合のQの整数部nと、羽根間
の回転周期Δtとを基にして、演算部で所定の演算を行
なう。この演算結果を基にして第7図に示す制御テーブ
ルから演算結果に対応する時間t1を選択する。次に、第
8図に示すようにこの時間t1と予め設定しておいたモー
タ回転制御パターンとに基づいてモータの制御を行な
う。即ち、モータの通常回転数をN0とするとモータ制御
時は最初の0.1Δt秒間はモータ回転数を直線的に0.1N0
まで減速し、その後は制御テーブルから求めたt1時間を
0.1N0の回転数で稼動させ、その後に再び0.1Δt時間で
所定の回転数N0まで直線的に増速する。
て説明する。第6図に示すように、センサ27およびセン
サ23の出力検知時間TBとTHと、センサ27から羽根車7aま
で紙幣が搬送される所定の時間T0と、センサ23の出力時
からセンサ27の出力時までの間に羽根車の羽根間回転周
期ΔtがQ回分存在した場合のQの整数部nと、羽根間
の回転周期Δtとを基にして、演算部で所定の演算を行
なう。この演算結果を基にして第7図に示す制御テーブ
ルから演算結果に対応する時間t1を選択する。次に、第
8図に示すようにこの時間t1と予め設定しておいたモー
タ回転制御パターンとに基づいてモータの制御を行な
う。即ち、モータの通常回転数をN0とするとモータ制御
時は最初の0.1Δt秒間はモータ回転数を直線的に0.1N0
まで減速し、その後は制御テーブルから求めたt1時間を
0.1N0の回転数で稼動させ、その後に再び0.1Δt時間で
所定の回転数N0まで直線的に増速する。
制御回路で行なう他の制御方法として、第7図に示し
た制御テーブルを使わずに次式を用いて時間t1を演算に
よつて求めることによつてモータの制御内容を決めると
いう方法がある。
た制御テーブルを使わずに次式を用いて時間t1を演算に
よつて求めることによつてモータの制御内容を決めると
いう方法がある。
また、図示していないが演算部でモータを一時停止さ
せる時間{Δt−(TH−n・Δt−TB−T0)}を計算し
この時間以外はモータを所定の回転数で駆動するという
制御方法もある。
せる時間{Δt−(TH−n・Δt−TB−T0)}を計算し
この時間以外はモータを所定の回転数で駆動するという
制御方法もある。
以上の構成によつて、次の動作が可能となる。分離部
では集積された紙幣を押板によつて繰出しローラに押し
付け、この状態で繰出しローラが間欠的に回転し紙幣を
フイードローラとゲートローラ間に繰り出し、ここでフ
イードローラが回転することによつて紙幣を1枚ずつ分
離し次の搬送路に受渡すことができる。この場合、分離
部を出た直後に設けたセンサによつて紙幣を次の搬送路
に送り出す前に紙幣の搬送周期を制御することが出来
る。一方、紙幣の集積部では、一枚毎に搬送されて来る
紙幣を送込みローラで羽根車の羽根間に送り込んだ後、
紙幣がストツパに当接するまで紙幣を羽根車で挾持搬送
し、ストツパに当接した後再び羽根車から紙幣を離脱し
集積できる。また、紙幣が羽根車に送り込まれる場合に
は、羽根間の最適位相に紙幣が送り込まれるように予め
分離部で紙幣周期を制御することができる。
では集積された紙幣を押板によつて繰出しローラに押し
付け、この状態で繰出しローラが間欠的に回転し紙幣を
フイードローラとゲートローラ間に繰り出し、ここでフ
イードローラが回転することによつて紙幣を1枚ずつ分
離し次の搬送路に受渡すことができる。この場合、分離
部を出た直後に設けたセンサによつて紙幣を次の搬送路
に送り出す前に紙幣の搬送周期を制御することが出来
る。一方、紙幣の集積部では、一枚毎に搬送されて来る
紙幣を送込みローラで羽根車の羽根間に送り込んだ後、
紙幣がストツパに当接するまで紙幣を羽根車で挾持搬送
し、ストツパに当接した後再び羽根車から紙幣を離脱し
集積できる。また、紙幣が羽根車に送り込まれる場合に
は、羽根間の最適位相に紙幣が送り込まれるように予め
分離部で紙幣周期を制御することができる。
以上の動作によつて、次の効果が生まれる。
分離部で分離された紙幣は常に次に集積される集積部
の羽根車に最適位相で取込まれることになり、紙幣を安
定して集積することができる。またこの場合、所定の枚
数の紙幣を分離するために設けた分離用パルスモータを
用いて分離時の紙幣の搬送周期を制御できるので、見か
け上羽根車の位相制御を行なつていることになり、羽根
車位相制御用のモータを省略することができ低コスト化
が図れる。
の羽根車に最適位相で取込まれることになり、紙幣を安
定して集積することができる。またこの場合、所定の枚
数の紙幣を分離するために設けた分離用パルスモータを
用いて分離時の紙幣の搬送周期を制御できるので、見か
け上羽根車の位相制御を行なつていることになり、羽根
車位相制御用のモータを省略することができ低コスト化
が図れる。
本発明によれば、紙葉類を集積するための後処理部で
の紙葉類の最適処理タイミングに同期させて紙葉類を間
欠搬送させることが出来るので、後処理部での紙葉類の
取扱い上の障害を少なくすることが出来る効果がある。
の紙葉類の最適処理タイミングに同期させて紙葉類を間
欠搬送させることが出来るので、後処理部での紙葉類の
取扱い上の障害を少なくすることが出来る効果がある。
また、後処理部の駆動源として専用の制御モータ等を
設ける必要がないので低コスト化できる効果もある。
設ける必要がないので低コスト化できる効果もある。
第1図は本発明を適用した装置の1例を示す概略図、第
2図は第1図における要部拡大斜視図、第3図は第2図
における分離部概略断面図、第4図は第2図における集
積部概略断面図、第5図は本発明における制御方式の1
実施例を説明する制御回路模式図、第6図は第5図に示
す制御回路の制御内容概略説明図、第7図は第5図に示
す制御回路の制御テーブルを示す図、第8図は時間tと
モータ回転数の関係を示す図である。 3……分離部、7……集積部、23……第1のセンサ、27
……第2のセンサ。
2図は第1図における要部拡大斜視図、第3図は第2図
における分離部概略断面図、第4図は第2図における集
積部概略断面図、第5図は本発明における制御方式の1
実施例を説明する制御回路模式図、第6図は第5図に示
す制御回路の制御内容概略説明図、第7図は第5図に示
す制御回路の制御テーブルを示す図、第8図は時間tと
モータ回転数の関係を示す図である。 3……分離部、7……集積部、23……第1のセンサ、27
……第2のセンサ。
Claims (3)
- 【請求項1】集積された紙葉類を1枚ずつに分離するた
めの分離手段と、分離された紙葉類を搬送する搬送手段
と、搬送されて来た紙葉類を再び集積する等の後処理を
行なうための後処理手段とを備えた紙葉類自動取扱装置
において、分離された紙葉類の搬送状態を検知するため
の第1の検知センサと、前記後処理手段の動作状態を検
知するための第2の検知センサと、これらの第1および
第2の検知センサからの情報に基づいて前記分離手段に
よる紙葉類の分離速度を制御するための制御手段と、こ
の制御手段からの情報に基づいて前記分離手段を動作さ
せるための駆動手段とを備えたことを特徴とする紙葉類
自動取扱装置。 - 【請求項2】分離手段によつて搬送手段へ受渡される紙
葉類の搬送タイミングを第1および第2の検知センサか
らの情報に基づいて制御を行なうとともに、間欠的に搬
送手段へ受渡されるこれらの紙葉類の搬送周期が所定の
搬送周期の整数倍となるように分離手段を制御するとい
うことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の紙葉類
自動取扱装置。 - 【請求項3】第1の検知センサの位置は搬送されている
紙葉類の先端を第1の検知センサが検知した時に該紙葉
類が分離手段によつて搬送力を受けている状態にあると
いう位置に配置されていることを特徴とする特許請求の
範囲第1項又は第2項に記載の紙葉類分離装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62035556A JPH0825646B2 (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 | 紙葉類自動取扱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62035556A JPH0825646B2 (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 | 紙葉類自動取扱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63208445A JPS63208445A (ja) | 1988-08-29 |
JPH0825646B2 true JPH0825646B2 (ja) | 1996-03-13 |
Family
ID=12445002
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62035556A Expired - Lifetime JPH0825646B2 (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 | 紙葉類自動取扱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0825646B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP4695405B2 (ja) * | 2005-02-03 | 2011-06-08 | 株式会社東芝 | 紙葉類処理装置 |
JP2021103403A (ja) * | 2019-12-25 | 2021-07-15 | 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 | 紙葉類処理装置 |
-
1987
- 1987-02-20 JP JP62035556A patent/JPH0825646B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63208445A (ja) | 1988-08-29 |
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