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JPH08210002A - 扉のガードアームの係止装置 - Google Patents

扉のガードアームの係止装置

Info

Publication number
JPH08210002A
JPH08210002A JP4128795A JP4128795A JPH08210002A JP H08210002 A JPH08210002 A JP H08210002A JP 4128795 A JP4128795 A JP 4128795A JP 4128795 A JP4128795 A JP 4128795A JP H08210002 A JPH08210002 A JP H08210002A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strike plate
troyoke
pin
piece
slider
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4128795A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Wake
正雄 和氣
Tomoaki Ueno
知明 上野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Miwa Lock KK
Miwa Lock Co Ltd
Original Assignee
Miwa Lock KK
Miwa Lock Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Miwa Lock KK, Miwa Lock Co Ltd filed Critical Miwa Lock KK
Priority to JP4128795A priority Critical patent/JPH08210002A/ja
Publication of JPH08210002A publication Critical patent/JPH08210002A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガードアーム装置作動時におけるストライク
板の取り外しを不可能にすると共に、適用範囲を広げた
扉のガードアームの係止装置を提供する。 【構成】 ストライク板3とは独立に先に扉枠等に固定
されるトロヨケ1の上端部及び下端部に、支持片8をそ
れぞれ一体に形成し、各支持片8に、ストライク板3の
裏面に突設された結合ピン7のフランジが挿通できる大
径部、及び軸部と摺接可能な溝部を水平方向に連設した
達磨形の係止孔9を開口させ、ストライク板3を結合方
向にずらせることにより、結合ピンと係止孔9との係合
を介してストライク板をトロヨケ1に仮止めし、ストラ
イク板の分離方向への移動を、ガードアーム装置作動時
上昇する制御突条13と、ストライク板の裏面に突設さ
れた制御杆14との干渉により防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は扉のガードアームの係
止装置(以下単に係止装置という)に係り、特に、ガー
ドアーム装置作動時における取り外しを不可能にした係
止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、先に、実願平1−4368
1号をもって、扉の自由端見込面に回動自在に取付けら
れたガードアームを有するタイプの用心錠用の新規な係
止装置を提案した。
【0003】この係止装置は、ガードアームの先端に突
設されたフランジ付の係止ピンのフランジを出入り可能
とする抜き孔、及び係止ピンの軸部を上下にガイドする
長孔を上下方向に連設して開口させたストライク板を有
する箱状体を、前記扉と対向する扉又は扉枠の見込面に
取付けてなる用心錠において、箱状体の底面を止めねじ
により対向扉又は扉枠に固定し、この止めねじの覆い部
を備えたスライダを箱状体の内部空間に上下方向に移動
可能に収納して、このスライダにガードアーム先端の係
止ピンと係合する係合片を突設したものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した本出願人の提
案による係止装置は、勿論所期の機能を果たし、実用さ
れている。
【0005】しかしながら、上記した係止装置は、所謂
トロヨケと称される箱状体の底面を止めねじにより相手
方の扉又は扉枠に固定することが前提条件になる。
【0006】通常、トロヨケは相手方の扉又は扉枠の開
口から内部に挿入されるようにして固定されるため、ト
ロヨケの底部を扉枠等に固定するには、その開口中にト
ロヨケの底板と接合する固定面を形成しなければならな
い。
【0007】このことは、予め扉枠等を係止装置の寸法
に合せて専用のものを用意する必要があることを意味
し、係止装置の適用範囲が限定される、という不都合が
ある。
【0008】この発明は、扉枠中にトロヨケの底板と接
合する固定面を必要とせず、どんな扉枠又は相手方の扉
にも装着できるようにした係止装置を提供することを目
的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、ガードアームの先端に突
設されたフランジ付の係止ピンのフランジを出入り可能
とする抜き孔、及び係止ピンの軸部を上下にガイドする
長孔を上下方向に連設して開口させると共に、裏面側上
端部及び下端部にフランジ付の結合ピンを植設したスト
ライク板と、一面が開口した縦長の細長い箱状体で、上
下の開口端縁にそれぞれ取付け片を一体に結合すると共
に、開口側端縁の上端部及び下端部に箱状体の内側に突
出する支持片をそれぞれ一体に形成し、各支持片に、上
記結合ピンのフランジが挿通できる大径部、及び結合ピ
ンの軸部と摺接可能な溝部を水平方向に連設した達磨形
の係止孔を開口させたトロヨケと、このトロヨケの内部
空間において上下方向に移動可能に案内され、係止ピン
と係合する係合片を突設したスライダと、このスライダ
上に形成された縦長の制御突条と、ストライク板の裏面
側に突設された制御杆と、トロヨケの上記取付け片のみ
を貫通し、トロヨケのみを先ず対向扉又は扉枠に固定す
る第1取付けねじと、第1取付けねじを覆うストライク
板の結合ピンをトロヨケの支持片の係止孔大径部に挿通
させた後、ストライク板を水平の結合方向に移動させて
結合ピンの軸部を係止孔の溝部に係合させることによ
り、ストライク板をトロヨケに結合した後、少なくとも
ストライク板を貫通してストライク板をトロヨケの取付
片、又は対向扉や扉枠に固定する第2取付けねじとを有
し、上記ストライク板の制御杆の突設位置並びにスライ
ダの制御突条の形成位置及び長さを、スライダとガード
アームの係止ピンとの係合しているときには、制御杆の
上記結合方向とは反対方向の移動を阻止するように設定
したことを特徴とする。
【0010】また、請求項2に記載の発明は、ガードア
ームの先端に突設されたフランジ付の係止ピンのフラン
ジを出入り可能とする抜き孔、及び係止ピンの軸部を上
下にガイドする長孔を上下方向に連設して開口させ、裏
面側上端部及び下端部にフランジ付の結合ピンを植設す
ると共に、長孔に沿って制御突条を突設したストライク
板と、一面が開口した縦長の細長い箱状体で、上下の開
口端縁にそれぞれ取付け片を一体に結合すると共に、開
口側端縁の上端部及び下端部に箱状体の内側に突出する
支持片をそれぞれ一体に形成し、各支持片に、上記結合
ピンのフランジが挿通できる大径部、及び結合ピンの軸
部と摺接可能な溝部を水平方向に連設した達磨形の係止
孔を開口させたトロヨケと、このトロヨケの内部空間に
おいて上下方向に移動可能に案内され、係止ピンと係合
する係合片を突設したスライダと、トロヨケの上記取付
け片のみを貫通し、トロヨケのみを先ず対向扉又は扉枠
に固定する第1取付けねじと、第1取付けねじを覆うス
トライク板の結合ピンをトロヨケの支持片の係止孔大径
部に挿通させた後、ストライク板を水平の結合方向に移
動させて結合ピンの軸部を係止孔の溝部に係合させるこ
とにより、ストライク板をトロヨケに結合した後、少な
くともストライク板を貫通してストライク板をトロヨケ
の取付片、又は対向扉や扉枠に固定する第2取付けねじ
とを有し、スライダの係合片とガードアームの係止ピン
とが係合しているときには、制御突条がスライダの係合
片と干渉してストライク板の上記結合方向とは反対方向
への移動が阻止されるように、上記ストライク板裏面の
制御突条の形成位置及び長さを設定したことを特徴とす
る。
【0011】
【作用】上記のように構成された請求項1に記載の発明
による係止装置は、図3に示す取付け片4に開口した第
1取付けねじ孔4a、4aを挿通する第1取付けねじ
5、5(図2参照)により、先ずトロヨケ1のみを扉枠
2に固定する。
【0012】次いで、上記第1取付けねじ5、5を覆う
ストライク板3をトロヨケ1の開口を覆うように配設
し、その裏面側に突設された結合ピン7のフランジを、
トロヨケの支持片8に開口した達磨形の係止孔9(図3
参照)の大径部に整合させ、ストライク板3をトロヨケ
1に押しつけるようにすると、結合ピン7のフランジは
係止孔9の大径部を潜り抜けて支持片8の裏面側に突き
抜ける。
【0013】この状態でストライク板3を結合方向、即
ち図3で左方にずらせると、結合ピン7の軸部は係止孔
9の溝部に係合するので、以後ストライク板3は紙面方
向の移動を拘束される。
【0014】なお、上記ストライク板3の結合方向への
移動は、図2及び図3に示すように、ガードアーム装置
が作動していないとき、即ち、スライダ12がトロヨケ
内部空間において最下端位置にあるときに行う。
【0015】上記のようにしてストライク板3をトロヨ
ケ1に仮止めしたら、ストライク板3及びトロヨケの取
付け片4の双方を貫通する第2取付けねじ11、11
(図1及び図2参照)により、ストライク板3を扉枠2
に固定する。
【0016】そして、ガードアーム装置作動時、ストラ
イク板3に開口した抜き孔17(図1参照)に投入され
た係止ピン16は、扉の開放方向への回動に伴う扉の自
由端見込面と扉枠2との相対移動により、ガードアーム
に引っ張られるようにして案内孔10の長孔18に進入
する。
【0017】この過程において、係止ピン16はスライ
ダの係合片12aと係合し、以後スライダ12と一体的
に移動する。
【0018】スライダ上の制御突条13は、スライダ1
2が係止ピン16と係合してこれに従動し始めるとすぐ
に、ストライク板の裏面に突設された制御杆14(図3
参照)の右方、即ち、ストライク板3とトロヨケ1との
結合方向とは反対方向、においてこれより上方に位置す
ることになる。
【0019】ガードアーム装置作動時扉が開放されてス
トライク板が外部空間に露出したとき、悪意の第三者が
扉と扉枠との隙間からドライバー等を差込み、第2取付
けねじ11、11を取り外したとしても、ストライク板
3をトロヨケ1から分離するには、前者を後者に対し相
対的に右方に移動させる必要がある。
【0020】このとき、ストライク板3を右方に移動さ
せようとしても、ストライク板と一体の制御杆14が制
御突条13によりその移動を阻止されるから、結局スト
ライク板3を取り外すことはできず、ガードアーム装置
を破錠することはできない。
【0021】請求項2に記載の発明による係止装置の作
用は、上記した請求項1に記載の発明のそれとほぼ同様
なので、その相違点についてのみ述べる。
【0022】即ち、請求項2に記載の発明による係止装
置においては、制御突条13はスライダ側に設けられて
おらず、ストライク板3の裏面において長孔に沿って設
けられているので、図5で2点鎖線で示すように、ガー
ドアーム装置作用時ガードアームの係止ピン16とスラ
イダ12とが係合しているときには、第2取付ねじ1
1、11を取り外してストライク板を右方(結合方向と
は反対方向)に移動させようとしても、制御突条13が
スライダの係合片12aと干渉するので、結局ストライ
ク板3をトロヨケから取り外すことができず、ガードア
ーム装置を破錠することができない。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。請求項1に記載の発明の実施例を示す図1及至図
4において、符号1は所謂トロヨケを示し、このトロヨ
ケ1は、特に図2及び図4において明らかなように、一
面が開口した細長い箱状体である。
【0024】このトロヨケ1は、図2に示すように、閉
扉時扉の自由端見込面(扉の自由側端縁)に対向する扉
枠2の見込面に、開口を扉の自由端見込面に向け、且つ
長手方向が鉛直になるようにして埋設され、次に述べる
ように、ストライク板3とは独立に、扉枠2に固定され
る。
【0025】即ち、図3に示すように、トロヨケ1の上
下の開口端縁にはそれぞれ取付け片4が一体に結合され
ており、この取付け片4に開口した皿付の第1取付けね
じ孔4aを通る第1取付けねじ5(図2参照)により、
扉枠2にねじ止めされる。
【0026】上記トロヨケ1が埋設された扉枠2の見込
面には、トロヨケ1の開口を覆うようにストライク板3
が装着される(図2及び図3参照)。
【0027】このストライク板3は、図1に示すよう
に、例えば下方にデッドボルト係止孔6を、上方にガー
ドアームの案内孔10をそれぞれ開口させた板状体であ
り、図示の実施例では、剛性を増大させるため、図1で
左側の側端縁を直角に折曲げてある。
【0028】このストライク板3の裏面側の上端部及び
下端部には、図3及び図4に示すように、フランジ付の
結合ピン7がそれぞれ植設されており、また、裏面側の
中央部には、後述する制御杆8が突設されている。
【0029】上記結合ピン7、7は、ストライク板3と
トロヨケ1とを着脱可能に結合するものであるが、この
結合ピンに対応して、トロヨケ1の上端部及び下端部に
は、図3に示すように、トロヨケ本体部である箱状体の
内側に突出する支持片8がそれぞれ一体に形成してあ
る。
【0030】この支持片8は、図示の実施例では、トロ
ヨケ1の開口側端縁の上端部及び下端部に突設した突片
を箱状体の内側に折り曲げることにより形成されてい
る。
【0031】各支持片8には、図3に示すように、上記
結合ピン7のフランジが挿通できる大径部、及び結合ピ
ンの軸部と摺接可能な溝部を水平方向に連設した達磨形
の係止孔9が開口している。
【0032】図3に示す実施例では、達磨形の係止孔9
の大径部は右側に、溝部は左側にそれぞれ配設されてい
るので、トロヨケ1にストライク板3を結合するときに
は、後者の結合ピンを係止孔の大径部に整合させた後、
ストライク板3をトロヨケ1に近接する方向に移動させ
て結合ピン7に係止孔9を潜らせる。
【0033】次いでストライク板3を図1で左方に移動
させると、同図に示すように、結合ピンの軸部が係止孔
9の溝部に係合するに至り、少なくとも紙面方向には移
動できなくなる。この場合、図1において右方から左方
への向きが前記した結合方向となる。
【0034】上記のようにトロヨケ1とストライク板3
を結合ピン7、7を介して仮に結合した後、ストライク
板3及びトロヨケの前記取付け片4の第2取付けねじ孔
4b(図3参照)を通る第2取付けねじ11(図1及び
図2参照)によりストライク板3を扉枠2に固定する。
【0035】なお、図示の実施例では、第2取付ねじ1
1はストライク板とトロヨケの取付片4の双方を貫通し
て、取付面である扉枠等に開口した雌ねじ孔に螺合する
ものとするが、ストライク板3をトロヨケの取付片4に
螺着する固定方法も考えることができ、この場合には、
第2取付ねじ11はストライク板3のみを貫通して、取
付片4に開口した雌ねじ孔に螺合する。
【0036】一方、上記トロヨケ1の内側には、上下方
向に移動可能に案内されたスライダ12が収納されてい
る。
【0037】図示の実施例におけるスライダ12は、図
2及び図3に示すように、水平な平面による横断面がコ
字形の枠体で、その上端には、ガードアーム装置作動時
ガードアームの係止ピンと係合する全体の形状がL字形
の係合片12aが突設されている。
【0038】上記スライダ12上には、図2及び図3に
示すように、断面L字形の部材を例えばスポット溶接に
より結合することにより形成された縦長の制御突条13
が突設されている。
【0039】この制御突条13は、図示の実施例のよう
にデッドボルト係止孔6中に延在するときには、デッド
ボルト係止孔に投入されるデッドボルト(図示せず)と
干渉しないように、低く作るのがよい。どうしても干渉
する場合には、制御突条13との干渉を避けるためデッ
ドボルトの表面に垂直な溝を形成する。
【0040】他方、ストライク板3の裏面側には、この
制御突条13に対応して、図2及至図4に示すように、
制御杆14が突設されている。
【0041】この制御杆14及び制御突条13の相互の
関係位置は、図3に示すように、水平方向では、制御杆
14が制御突条13に関し左方、即ち結合方向にあるよ
うに設定されている。
【0042】また、上下方向では、スライダ12が最下
端位置にあるとき、即ち、図2に示すようにガードアー
ム15の係止ピン16がスライダの係合片12aと係合
していないとき、制御杆14が制御突条13の上端より
上方にあるように、両者の相対関係位置が設定されてい
る。
【0043】上記のように設定すれば、ガードアーム装
置作動時、即ち扉が開いていてスライダ12が上昇して
いるときには、第2取付けねじ11を外しても、ストラ
イク板3を結合方向と反対方向に移動させようとして
も、制御杆14が制御突条13に係止されるので、スト
ライク板3をトロヨケ1から分離できないことは前記し
たとおりである。
【0044】請求項2に記載の発明においては、上記制
御突条13はスライダにではなく、図5及び図6に示す
ように、ストライク板3の裏面においてその長孔18に
沿って突設されている。
【0045】この制御突条13は、例えば図示のように
横断面形状がL字形の縦長の部材であり、スポット溶接
によってストライク板3の裏面側に固定されている。
【0046】そして、この制御突条13は、水平方向に
おいては、長孔18に関しストライク板3の前記結合方
向において縦長に延在している。
【0047】また、上下方向においては、図5に示すよ
うに、スライダ12がガードアームの係止ピンと係合せ
ずトロヨケ1内において最下端位置にあるとき、その係
合片12aよりさらに上方にあるので、ストライク板3
をトロヨケ1に装着するとき、ストライク板3の結合方
向(左方)への移動が可能である。
【0048】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、請求項1に記載のものも、また、請求項2に記載の
ものも、第1取付けねじによりストライク板とは独立に
扉枠に固定されるトロヨケに対し、上記第1取付けねじ
を覆うストライク板を結合方向への水平移動により着脱
可能に仮止めし、次いでストライク板及びトロヨケの取
付け片を共通に貫通する第2取付けねじによりストライ
ク板を扉枠に固定するようにすると共に、ガードアーム
装置作動時にはストライク板を結合方向とは反対方向に
は水平移動できないようにしたので、ガードアーム装置
作動時外部空間に露出する第2取付けねじを取り外して
もストライク板をトロヨケから分離できないようにす
る、という所期の効果を奏する。
【0049】また、上記第1及び第2取付けねじは扉枠
の表面に螺合するようにしたから、この係止装置の適用
範囲は扉枠等の構造によらず限界が無い、等種々の効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載の発明の一実施例による係止装
置の正面図。
【図2】その側面図。
【図3】そのトロヨケの正面図。
【図4】そのストライク板の側面図。
【図5】請求項2に記載の発明の一実施例による係止装
置のトロヨケの正面図。
【図6】そのストライク板の側面図。
【符号の説明】
1 トロヨケ 2 扉枠 3 ストライク板 4 取付け片 5 第1取付けねじ 7 結合ピン 8 支持片 9 係止孔 10 案内孔 11 第2取付けねじ 12 スライダ 12a 係合片 13 制御突条 14 制御杆 15 ガードアーム 16 係止ピン 17 抜き孔 18 長孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガードアームの先端に突設されたフラン
    ジ付の係止ピンのフランジを出入り可能とする抜き孔、
    及び係止ピンの軸部を上下にガイドする長孔を上下方向
    に連設して開口させると共に、裏面側上端部及び下端部
    にフランジ付の結合ピンを植設したストライク板と、一
    面が開口した縦長の細長い箱状体で、上下の開口端縁に
    それぞれ取付け片を一体に結合すると共に、開口側端縁
    の上端部及び下端部に箱状体の内側に突出する支持片を
    それぞれ一体に形成し、各支持片に、上記結合ピンのフ
    ランジが挿通できる大径部、及び結合ピンの軸部と摺接
    可能な溝部を水平方向に連設した達磨形の係止孔を開口
    させたトロヨケと、このトロヨケの内部空間において上
    下方向に移動可能に案内され、係止ピンと係合する係合
    片を突設したスライダと、このスライダ上に形成された
    縦長の制御突条と、ストライク板の裏面側に突設された
    制御杆と、トロヨケの上記取付け片のみを貫通し、トロ
    ヨケのみを先ず対向扉又は扉枠に固定する第1取付けね
    じと、第1取付けねじを覆うストライク板の結合ピンを
    トロヨケの支持片の係止孔大径部に挿通させた後、スト
    ライク板を水平の結合方向に移動させて結合ピンの軸部
    を係止孔の溝部に係合させることにより、ストライク板
    をトロヨケに結合した後、少なくともストライクを貫通
    してストライク板をトロヨケの取付片、又は対向扉や扉
    枠に固定する第2取付けねじとを有し、上記ストライク
    板の制御杆の突設位置並びにスライダの制御突条の形成
    位置及び長さを、スライダとガードアームの係止ピンと
    の係合しているときには、制御杆の上記結合方向とは反
    対方向の移動を阻止するように設定したことを特徴とす
    る扉のガードアームの係止装置。
  2. 【請求項2】 ガードアームの先端に突設されたフラン
    ジ付の係止ピンのフランジを出入り可能とする抜き孔、
    及び係止ピンの軸部を上下にガイドする長孔を上下方向
    に連設して開口させ、裏面側上端部及び下端部にフラン
    ジ付の結合ピンを植設すると共に、長孔に沿って制御突
    条を突設したストライク板と、一面が開口した縦長の細
    長い箱状体で、上下の開口端縁にそれぞれ取付け片を一
    体に結合すると共に、開口側端縁の上端部及び下端部に
    箱状体の内側に突出する支持片をそれぞれ一体に形成
    し、各支持片に、上記結合ピンのフランジが挿通できる
    大径部、及び結合ピンの軸部と摺接可能な溝部を水平方
    向に連設した達磨形の係止孔を開口させたトロヨケと、
    このトロヨケの内部空間において上下方向に移動可能に
    案内され、係止ピンと係合する係合片を突設したスライ
    ダと、トロヨケの上記取付け片のみを貫通し、トロヨケ
    のみを先ず対向扉又は扉枠に固定する第1取付けねじ
    と、第1取付けねじを覆うストライク板の結合ピンをト
    ロヨケの支持片の係止孔大径部に挿通させた後、ストラ
    イク板を水平の結合方向に移動させて結合ピンの軸部を
    係止孔の溝部に係合させることにより、ストライク板を
    トロヨケに結合した後、少なくともストライク板を貫通
    してストライク板をトロヨケの取付片、又は対向扉や扉
    枠に固定する第2取付けねじとを有し、スライダの係合
    片とガードアームの係止ピンとが係合しているときに
    は、制御突条がスライダの係合片と干渉してストライク
    板の上記結合方向とは反対方向への移動が阻止されるよ
    うに、上記ストライク板裏面の制御突条の形成位置及び
    長さを設定したことを特徴とする扉のガードアームの係
    止装置。
JP4128795A 1995-02-06 1995-02-06 扉のガードアームの係止装置 Pending JPH08210002A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111864654A (zh) * 2019-04-30 2020-10-30 广州番禺电缆集团有限公司 一种u形开口紧线器终端

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