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JPH0756652B2 - 動画像のフレーム列の検索 - Google Patents

動画像のフレーム列の検索

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Publication number
JPH0756652B2
JPH0756652B2 JP4065620A JP6562092A JPH0756652B2 JP H0756652 B2 JPH0756652 B2 JP H0756652B2 JP 4065620 A JP4065620 A JP 4065620A JP 6562092 A JP6562092 A JP 6562092A JP H0756652 B2 JPH0756652 B2 JP H0756652B2
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JP
Japan
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section
record
search key
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moving image
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JP4065620A
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English (en)
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淳一 高橋
秀晴 橋原
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International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
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Publication date
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Priority to US08/033,686 priority patent/US5428774A/en
Publication of JPH06187379A publication Critical patent/JPH06187379A/ja
Publication of JPH0756652B2 publication Critical patent/JPH0756652B2/ja
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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    • G06F16/70Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of video data
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動画像の一部分を構成
するフレーム列に対して検索キーを割り当てて索引ファ
イルを作成する方法及びシステム並びに検索キーを使っ
て動画像のフレーム列をランダムに検索する方法及びシ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】動画像を記録した記録媒体、例えばレー
ザー・ディスク、VTR、8mmビデオなどのための映
像機器類が普及し、放送局や広告代理店などのメディア
産業をはじめとして、博物館や美術館、映像フィルムを
扱う映画産業、さらに一般家庭においても映像の蓄積量
が著しく増大してきている。膨大な映像を蓄積した動画
像データベースにおいて、長時間の映像から再生・編集
などの利用対象となる映像シーンを捜す場合、ユーザが
映像全体を実時間で順次再生しながら短時間で捜しあて
ることは困難であり、所望のシーンをより効率的に捜し
だせるような動画像の検索方法が必須になる。
【0003】動画像は、静止画であるフレームが時間的
に連続して構成される。人や物、背景など、動画像に登
場する様々な対象物は、あるフレームで一度出現すると
暫く存在し続け、その後さらに間隔をあけて異なる時間
に出現するという特徴がある。このことから、Oomoto,
E. and Tanaka, K. "A Video Object Model and ItsApp
lication to a Video Database System", IEICE Tech.
Rep. Vol.89, No.466, 1990, pp.33-40で示された動画
像の検索手法においては、動画像全体の一部分を構成す
るフレーム列に注目し、各注目フレーム列に登場する対
象物をキーワードとして記述し、これを検索キーとする
フレーム列の検索を行う。
【0004】例えば、図1に示す例では、動画像全体を
構成するフレーム列1の中から、フレーム列A,B,C
を識別する。識別された各フレーム列2に対して、識別
子3、動画像中での開始及び終了位置4、5並びにキー
ワードのリスト6をフィールドとするレコードを索引フ
ァイル7に格納する。
【0005】図2を参照して、従来の索引ファイル7の
作成方法を説明する。まず、フレーム列の識別子、開始
位置s、及び終了位置eを受け付け、当該フレーム列に
対して割り当てられる一以上のキーワードを順次受け付
ける(ステップ201,202,203)。本明細書で
は、開始位置s及び終了位置eで定められる区間[s,
e]をフレーム区間又は単に区間と呼ぶことにする。一
つのフレーム列に対して、キーワードを全て受け付けた
ら、当該フレーム列の識別子、開始位置s、終了位置e
及びキーワードのリストをフィールド値とするレコード
を索引ファイル7に挿入する(ステップ204)。以
下、別のフレーム列についても、同様の処理を繰り返す
(ステップ205)。索引ファイル7は、磁気ディスク
や光ディスクなどの記憶媒体に保持する。
【0006】検索処理においては、ユーザが指定したキ
ーワードと索引ファイル7のキーワード・リスト6との
照合をおこなう。照合したレコードに記された開始位置
と終了位置によって定まるフレーム列を検索結果とし、
開始位置のフレームの静止画像を、それぞれのフレーム
列を代表するフレームとしてユーザに提示する。ユーザ
は、その静止画を概覧するとともに、該フレーム列の開
始フレームから終了フレームまでを再生して、検索結果
を確認する。
【0007】しかしながら、この従来の検索方式におい
ては、索引ファイルの作成時に識別したフレーム列を検
索対象とすることを前提としており、索引ファイルの各
レコードに対して検索条件を評価する。そのため、次の
ような問題点があった。
【0008】第1の問題点は、索引ファイルに記録され
ている区間が実際に対象物が出現する区間と一致してい
ないと、ユーザが実時間性をもった動画像を再生して確
認するために、余分な時間を費やさなければならないこ
とである。たとえ索引ファイルを照合することによって
フレーム列の開始及び終了位置が得られたとしても、ユ
ーザが期待していたシーンは検索結果のフレーム列のご
く一部分でしかなかったという場合もあり得る。仮に、
検索結果が数分のシーンの場合で、ユーザが要求したシ
ーンはそのなかの数秒でしかなかったなら、その数秒を
確認するために数分を費やしてシーン全体を実時間で再
生しなければならない。
【0009】一般に、動画像の特徴として、ある特定フ
レームにおいて複数の対象物が登場している場合、各々
の対象物が出現するフレーム列の開始及び終了フレーム
は、対象物によってそれぞれ異なってくる。また、ある
一連のフレームにおいて同一対象物が連続して登場して
も、カメラアングルが変わる場合や、パンやズームによ
って場面の意味が全く変わってしまう場合には、索引フ
ァイル作成時においてその一連のフレームが複数のフレ
ーム列として識別されることが多い。したがって、フレ
ーム列に対して新たにキーワードを割り当てる際には、
すでに識別されたフレーム列が適切でない場合が頻繁に
起こる。割り当てようとするキーワードに対応した対象
物が一つのフレーム列全体にわたって出現するようにし
たいならば、フレーム列を再分割してキーワードを付け
直すことによって、既存の索引ファイルを作りなおさな
ければならない。この点については、後で図15および
図16を参照して、本願発明と比較しながら説明する。
【0010】第2の問題点は、ユーザが結果として期待
した1シーンがいくつにも分割されてしまったり、逆に
結果が見つからなかったりする場合があることである。
たとえば、フレーム区間x[10,30]及びy[2
0,40]にそれぞれキーワードK1,K2が割り当て
られているとする。問合せK1&K2に対して、x,y
はK1とK2が同時には割り当てられていないので、そ
の結果は空となる。また、問合せK1|K2に対して
は、x,yはK1とK2の少なくとも一方が割り当てら
れているので、ともに結果となる。すなわち、結果とし
て期待されるシーン[10,40]が二つのシーンに分
割される。前者の問合せの場合、区間[20,30]が
検索条件にかなっていることを見落としてしまうことに
なり、ユーザは条件を変えて検索しなおさなければなら
ない。後者の問合せの場合、2件の結果に重複するフレ
ーム区間が含まれる。したがって、それぞれを確認する
ときに同じフレーム区間を繰り返して再生することにな
るが、それは冗長である。
【0011】第2の問題点に対して、Snodgrass, R., "
The Temporal Query Language TQuel,"ACM Transaction
s on Database Systems, Vol.12, No.2, June 1987, p
p.247-298.で示された検索処理方式を用いれば、索引フ
ァイルを関係データベースの関係表として格納し、ジョ
イン操作を用いて索引ファイルのレコードを相互につき
合わせることによって、正確なフレーム区間が計算され
る。上記の例では、K1、K2それぞれが割当てられた
区間[10,30]と[20,40]を比較し、これら
の重複区間を計算する。しかし、この方式では、索引フ
ァイルをアクセスし、フレーム区間を比較するための処
理効率が問題になる。すなわち、ジョイン操作におい
て、2区間I1=[s1,e1]とI2=[s2,e
2]の重複を検出するためには、その条件として、s1
≦s2≦e1≦e2(I1の後半部とI2の前半部が重
複)、s2≦s1≦e2≦e1(I1の前半部とI2の
後半部が重複)、s1≦s2≦e2≦e1(I1がI2
を包含)、及びs2≦s1≦e1≦e2(I2がI1を
包含)をすべて評価しなければならない。いまn個の区
間がレコードとしてディスクに格納されているとき、レ
コードの全ての組合せを比較する入れ子法によるジョイ
ンの処理はn*n回のレコードアクセスを要するため、
比較すべき索引ファイルのレコード数の増加とともに処
理時間が指数関数的に増大する。しかも、上記の条件を
評価するには、2区間の始点と終点を同時に参照する必
要があるため、ジョインのアルゴリズムとして、比較す
る属性値であらかじめソートするソート・マージ法や、
比較する属性値にハッシュ関数を適用するハッシュ・ジ
ョイン法を選択することができない。
【0012】上記の重複条件を効率よく評価するため
に、Gunadhi, H. and Segev, A. "Query Processing Al
gorithms for Temporal Intersection Joins," Proc. o
f Seventh Int. Conf. on Data Engineering, IEEE, 19
91, pp.336-344. では、入れ子法よりも効率的なジョイ
ンのアルゴリズムが示されている。すなわち、比較すべ
きレコードの集合をそれぞれ始点の昇順にソートした二
個のファイルを作成し、両者のレコードを先頭から順に
アクセスして比較していくことにより、同一レコードが
複数回アクセスされることを排除している。しかし、こ
のアルゴリズムは、問合せの論理条件としてAND条件
しか処理できず、ORやNOTを含む一般の論理条件に
は適用できない。また、K1&K2&K3のように、問
合せで指定されたキーワードが三個以上のときは、たと
えば(K1&K2)&K3のように、二項目の問合せに
分解し、それぞれの段階で中間結果を保存しながらアル
ゴリズムを反復する必要がある。したがって、問合せで
指定されたキーワードの数に比例して処理性能が低下す
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第一の目的
は、動画像の一部を構成するフレーム列に対して検索キ
ーを割り当てた索引ファイルを効率よく作成することに
ある。
【0014】本発明の第二の目的は、索引ファイルのア
クセス回数を少なくして検索処理を効率化するととも
に、ユーザが検索結果を効率的に確認できるようにする
ことにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】図3に概念的に示すよう
に、本発明によれば、索引ファイルの作成に際して、一
個の検索キー並びに該検索キーを割り当てる一個のフレ
ーム列の動画像中での開始及び終了位置からなる組ごと
に一個の索引レコードを割り当てて該組の情報を記憶さ
せる。したがって、図4に示すように、一個のレコード
は一個の検索キーの情報を持つ。同一フレーム列に対し
て複数の検索キーを割り当てた場合には、検索キーごと
に1レコードずつ格納する。また、同じ検索キーに対し
て指示したフレーム区間が重複した場合には、そのよう
な区間を包含する区間について1レコードが格納される
ように、索引ファイルを更新する。
【0016】検索処理においては、複数の検索キーとA
NDやORなどの論理演算子を組合せた論理式で記述さ
れた問合せに対し、索引ファイルから問合せで指定され
た検索キーの何れかに照合するレコードを検索する。し
かる後、照合したレコードの開始及び終了位置をすべて
時間軸に沿って順に並べる。それらの位置によって区切
られる区間(候補区間)の各々について、問い合わせに
含まれる検索キーの割当ての有無を真偽値で表した真偽
表を作成し、問合せの論理条件を評価する。この評価値
が真となった区間(解区間)に対応するフレーム列を検
索結果に決定する。
【0017】好ましくは、上記索引ファイルの作成とは
別途に、動画像全体を重複する区間を持たない部分フレ
ーム列に一意的に分割し、各部分フレーム列に対して、
開始フレームなどの特定のフレームを当該フレーム列の
代表フレームとして定め、代表フレームの静止画像を格
納するファイルを用意する。そして、検索結果が求まっ
たことに応答して、検索結果の区間に含まれる代表フレ
ームをユーザに提示する。ユーザは、その代表フレーム
を概覧して、検索結果を確認する。
【0018】
【実施例】一般に、フレーム列の開始及び終了位置は、
動画像に含まれる各フレームに対して一意に与えられる
番号を用いて指示する。したがって、以下では開始及び
終了位置をそれぞれ開始及び終了フレーム番号と言い換
えて説明する。しかしながら、本発明は、開始及び終了
位置を時間コードを用いて指示する場合にも適用可能で
あることに注意されたい。その場合、時間コードとフレ
ームが一対一に対応することが望ましい。しかし、例え
ば時間コードが秒単位であって、一秒間に30フレーム
が対応する場合のように、時間コードの精度が粗くて両
者が一対一に対応しなくても、本発明による索引ファイ
ルの作成及び検索は実施可能である。
【0019】また、以下ではキーワードを検索キーとす
る索引ファイルの作成及び検索を説明する。しかしなが
ら、本発明は、検索キーが属性をもつ場合にも、属性名
とその値の組を一検索キーとすることで適用可能であ
る。
【0020】図5は、本発明を具体化する動画像処理シ
ステムの構成例を示したものであり、動画像蓄積・表示
装置10、代表フレーム作成装置11、索引ファイル作
成装置12、検索処理装置13、表示制御装置14、入
力装置15、及びディスプレイ16から構成される。
【0021】動画像蓄積・表示装置10は、動画像をア
ナログ画像として格納したレーザー・ディスク(LD)
17、レーザー・ディスク・プレーヤー(LDプレーヤ
ー)18、TVモニター19、及びビデオ信号変換器2
0を含む。
【0022】代表フレーム作成装置11は、動画像蓄積
・表示装置10を制御し、LD17からアナログ/ディ
ジタル変換器20を介してディジタル化されたフレーム
画像を順次受け付け、連続するフレームの物理的な変化
を基準にしてシーン変化を自動的に検出して、変化した
フレームの静止画像及びそのフレーム番号の情報を記憶
媒体上の代表フレーム・ファイル21に記憶する。
【0023】索引ファイル作成装置12は、キーワード
並びにそれを割り当てるフレーム区間の開始及び終了フ
レーム番号を受け付け、索引ファイル22のレコードに
記憶させる。キーワードは入力装置15から直接供給さ
れる。
【0024】索引ファイル作成装置12とLDプレーヤ
ー18はインターフェース(図示せず)を介して接続さ
れている。入力装置15からのユーザの指示に応答し
て、索引ファイル作成装置12は、LDプレーヤー18
に対して、動画再生の休止及びフレーム番号獲得のため
の指令を出す。それに応答して、LDプレーヤー18
は、動画再生を休止し、現時点の静止フレームをモニタ
ー19に表示する一方、その静止フレームの番号を索引
ファイル作成装置12に供給する。
【0025】検索処理装置13は、複数のキーワードに
関する論理式で記述された問合せを入力装置15から受
け付け、索引ファイル22を読み込んで問合せの条件を
満たすフレーム区間を計算して、その区間の開始及び終
了フレーム番号を出力する。
【0026】表示制御装置14は、検索処理装置が出力
したフレーム区間と代表フレーム・ファイル21に格納
された代表フレームのフレーム番号を比較し、前者の区
間に含まれる代表フレームの一覧をディスプレイ16に
表示する。ユーザによって入力装置15を介して代表フ
レームの一つが選択されると、表示制御装置14は、動
画像蓄積・表示装置10を制御し、選択された代表フレ
ームを含むフレーム列をモニター19に再生する。
【0027】入力装置15は、典型的にはキーボード、
マウス、タッチパネルなどの文字・数値入力装置であ
る。
【0028】上記の構成において、代表フレーム作成装
置11、索引ファイル作成装置12、検索処理装置1
3、表示制御装置14は、それぞれの機能を実現するた
めのプログラム及びプログラムを実行するコンピュータ
によって具現化される。代表フレーム作成装置11のシ
ーン変化の検出手法に関しては、たとえば、Ioka, M. "
A Method of Detecting Scene Changes in Moving Pict
ures," IBM TDB Vol.34,No.10A, pp.284-286, March 19
92で示された公知の技術を用いることができるので、そ
の詳細な説明は省略する。代表フレーム・ファイル21
は、図6に示すように、代表フレームの静止画像ファイ
ル23及び該ファイル23をフレーム番号と関連付ける
ためのファイル24で構成される。後者のファイルは、
フレーム番号と静止画像ファイル23へのポインタをフ
ィールドとしてもつ。代表フレーム・ファイル21及び
索引ファイル22は、コンピュータの主記憶又は外部記
憶装置に格納されるのが一般的である。
【0029】上記の説明で、動画像蓄積・表示装置10
を、特開平1−224875号公報に開示されるような
ディジタル動画像データベースに置き換えることが可能
である。その場合、アナログ/ディジタル変換が不要で
あり、かつ、動画像をディスプレイ16に表示できるの
で、ビデオ信号変換器20とモニター19を省略するこ
とができる。また、ディジタル動画像データベースで
は、LDプレーヤー18の代わりに、データベース管理
プログラムとそれを実行するコンピュータが用いられ
る。
【0030】本発明の要部をなすのは、索引ファイル作
成装置12及び検索処理装置13であり、以下その詳細
及び検索作業の手順を説明する。
【0031】索引ファイル作成装置12は、キーワード
並びにそれを割り当てる区画の開始及び終了フレーム番
号の組を受け付け、図4に示した構造をもつ索引ファイ
ル22にレコードを挿入する。しかし、例えば索引ファ
イルにレコード(20,40,K)が既に格納されてい
るときに、キーワードKを新たに区間[30,70]に
割当てる場合、レコード(30,70,K)を挿入する
と、区間[30,40]についての索引情報が、2レコ
ードにわたって冗長に保持されることになる。このよう
に、同一のキーワードKに対して重複する区間が格納さ
れてしまう場合は、その重複する情報を索引ファイルか
ら除去する。この場合、既存のレコード(20,40,
K)を削除してからレコード(20,70,K)を新た
に索引ファイルに挿入する。あるいは、既存のレコード
(20,40,K)の最終フレーム番号を70に更新す
る。同様に、レコード(20,40,K)と(60,9
0,K)が既に存在しているときに、キーワードKを区
間[30,70]に割り当てる場合も、これら既存の2
レコードを削除した後に、レコード(20,90,K)
を挿入する。あるいは、既存の一方のレコードのフィー
ルド値を変更してレコード(20,90,K)を作り、
他方を削除する。
【0032】図7は、上記の重複検査を行いながら索引
ファイルを作成する処理の流れの一例を示す。まず、キ
ーワードKを入力装置15から受け付け、当該キーワー
ドを割り当てるフレーム区間[S,E]を受け付ける
(ステップ71,72)。キーワードは、登場人物の名
前など、フレーム区間の属性を表現できるものなら何で
もよい。フレーム区間の開始及び終了フレーム番号は、
上述のようにして、入力装置15からの指示に応答して
動画像蓄積・表示装置10から索引ファイル作成装置1
2に供給される。あるいは、LDプレーヤー18が動画
像のみならずフレーム番号をモニター19に表示する場
合には、ユーザがLDプレーヤ18を操作して所望のフ
レームで動画像の再生を休止し、そのフレームの番号を
モニター19を通じて認識することができるので、ユー
ザが入力装置15を使って開始及び終了フレーム番号を
直接入力することも可能である。
【0033】次に、既存の索引ファイルから、キーワー
ドがKで、かつ区間[S,E]と少なくとも部分的に重
複する区間をもつレコードの集合Rを検索する(ステッ
プ73)。このステップでは、前述したSnodgrassらの
方式と同じようにして区間の重複を検査する。しかしな
がら、比較の対象となる区間の一方がステップ72で受
け付けた区間に固定されているわけだから、n個の区間
が索引ファイルに格納されているとして、n回のレコー
ドアクセスで済むことに注意されたい。
【0034】もしRが空集合ならば、指示された開始フ
レーム番号S、終了フレーム番号E及びキーワードKを
フィールド値とするレコード(S,E,K)を索引ファ
イルに挿入する(ステップ74,75)。もしRが空集
合でないときには、Rに属するレコードの区間と区間
[S,E]を含めた区間集合から、開始フレーム番号の
最小値と終了フレーム番号の最大値で定まる区間[Sm
in,Emax]を求め、Rに属するレコードを削除し
た後に、レコード(Smin,Emax,K)を索引フ
ァイルに挿入する(ステップ76,77,78)。別の
フレーム列についても、上記ステップ72乃至77を繰
り返す(ステップ79)。キーワードKの割当てを終え
たなら、別のキーワードについても、同様の処理を繰り
返す(ステップ80)。
【0035】なお、区間[S,E]へのキーワードKの
割当てを解除する指示を入力装置15から受け付けた場
合は、索引ファイルから、キーワードがKで、かつ区間
[S,E]に包含される区間をもつレコードを削除す
る。さらに、区間[S,E]と交差する区間をもつレコ
ードを、次のように処理する。すなわち、区間[S,
E]の始点Sを含む区間をもつレコードについて、その
区間の終点をS−1に変更し、また、終点Eを含む区間
をもつレコードについて、その区間の始点をE+1に変
更する。索引ファイルの更新は、既存のレコードのフィ
ールド値の変更によって行ってもよいし、既存のレコー
ドを削除し新たにレコードを挿入することによって行っ
てもよい。包含されるレコードの処理と交差するレコー
ドの処理は時間的にどちらが先であってもよい。
【0036】図8は、索引ファイルがコンピュータの外
部記憶装置に保持されているときに、対話式に索引ファ
イルを効率よく作成する処理の流れを示す。まず、キー
ワードKを受け付ける(ステップ81)。続いて、当該
キーワードを割り当てようとするフレーム区間[S,
E]を受け付けるたびに、主記憶のバッファ領域にレコ
ード(S,E,K)を追加する(ステップ82,83,
84)。キーワードKについての区間の指示が終了した
ら、バッファ内のレコードに対して、それらレコードの
定める区間の重複の検査及び除去を行う(ステップ8
5)。重複の検査には、前述のSnodgrassらの方式を使
うことができる。重複を取り除く処理の内容は、図7の
ステップ76乃至78と同じである。バッファは外部記
憶装置より速くアクセスすることができるので、バッフ
ァ内での重複検査及び除去は高速で行うことができる。
最後に、重複を除去したバッファ内の各レコードについ
て、図7のステップ73乃至78を繰り返す(ステップ
86)。
【0037】図9及び図10は、バッチ式に索引ファイ
ルを効率よく作成する処理の流れを示す。まず、フレー
ム区間の開始フレーム番号S、終了フレーム番号E、及
び区間[S,E]に割り当てるキーワードKからなる組
に対応してレコード(S,E,K)を持つ一時ファイル
Fを作成する。後の処理を効率よく行うためには、一時
ファイルFがキーワードでソートされている必要があ
る。そのような一時ファイルFを作成するための一つの
方法が、図9のステップ91乃至95である。この方法
では、まず、キーワードKを受け付ける(ステップ9
1)。続いて、当該キーワードを割り当てようとするフ
レーム区間[S,E]を受け付けるたびに、一時ファイ
ルFにレコード(S,E,K)を挿入する(ステップ9
2,93,94)。キーワードKについての区間の指示
が終了したら、別のキーワードについても同様の処理を
繰り返す(ステップ95)。
【0038】一時ファイルFを作成するもう一つの方法
が、図9のステップ96乃至99である。この方法で
は、フレーム区間の開始フレーム番号S、終了フレーム
番号E、及び区間[S,E]に割り当てるキーワードK
からなる組の指定に応答して、レコード(S,E,K)
が一時ファイルに挿入される(ステップ96、97、9
8)。区間とキーワードの指示が終了した後、一時ファ
イルFはキーワードでソートされる(ステップ99)。
なお、ステップ96乃至98は、テキストエディタ等を
用いて上記レコード(S,E,K)を格納したファイル
を作成するステップに置き換えて実施することも可能で
ある。
【0039】図10は、一時ファイルFから索引ファイ
ルを作成する方法を示す。図10のステップの処理内容
を以下に述べる。
【0040】[101]コンピュータの主記憶内に、変
数current及びレコードバッファBを用意し、それぞれ
を初期化する。ここで、変数currentは一個のキーワー
ドを、レコードバッファBは一時ファイルFから取り出
した一以上のレコードを、それぞれ保持する。
【0041】[102]一時ファイルFから1レコード
RをバッファBに取り出す。 [103]一時ファイルFの終わりか否かを検査する。
イエスならステップ105へ飛び、ノーならステップ1
04へ行く。 [104]レコードRのキーワードR(K)が変数curr
entの値と一致するか否かを検査する。イエスならステ
ップ102に戻り、ノーならステップ105へ行く。 [105]バッファBが空か否かを検査する。イエスな
らステップ102に戻り、ノーならステップ106へ行
く。
【0042】[106]図8のステップ85と同じよう
にして、バッファ内のレコードの定める区間の重複を除
去する。 [107]重複を除去したバッファ内の各レコードにつ
いて、図7のステップ73乃至78を繰り返す。 [108]一時ファイルFの終わりか否かを検査する。
イエスなら、索引ファイルの作成を終了する。ノーなら
ステップ109へ行く。 [109]キーワードR(K)を変数currentに代入す
る。
【0043】全体として、同じキーワードをもつレコー
ドの区間の重複除去をバッファで行い、その後、重複を
除去しつつ索引ファイルへのレコードの挿入を行う。
【0044】次に、検索処理装置13について説明す
る。検索処理装置13は、m個のキーワードKi(0<
i≦m)の論理式で記述された問合せQ(K1,K
2,...,Km)を受け付け、問合せの論理条件を満
足する区間を出力する。図4に示した索引ファイルと問
合せQ=K1&K3&K4を例にとって、機能の概要を
説明する。
【0045】まず、索引ファイルから、キーワードがK
1,K3,K4のいずれかであるレコードの集合RSを
検索し、その区間の集合Aを求める。すなわち、 A={[ 20,130],[ 40, 80],[
50,100],[150,180],[160,23
0],[170,220]} となる。
【0046】いま、動画全体に対応する区間をZ=
[0,300]として、集合Aに区間Zを加えた区間集
合の始点と終点のすべてを昇順に並べると、 0, 20, 40, 50, 80,100,13
0,150,160,170,180,220,23
0,300 という|A|*2+2個の要素からなるリストが得られ
る。
【0047】このリストのi番目の要素をL(i)と
し、次式により、2*|A|+1個の区間I(i)を求
める。 I(i)=[L(i),L(i+1)] (1≦i≦2
*|A|+1) ただし、区間I(i)の始点L(i)が集合Aの要素で
ある区間において終点になっている場合は、1を加え
る。同様に、終点L(i+1)が集合Aにおいて始点に
なっている場合は、1を引く。例では、次の13区間が
求まる。
【0048】[ 0, 19], [ 20, 3
9], [ 40, 49],[ 50, 80],
[ 81,100], [101,130],[13
1,149], [150,159], [160,16
9],[170,180], [181,220],
[221,230],[231,300]
【0049】各区間I(i)では、問合せの論理式の真
偽値は変化しない。そこで、これらの区間を候補区間と
して、候補区間ごとに問合せに含まれるキーワードの割
当ての有無を真偽値で表した真偽表(図11)を作成す
ることにより、問合せの論理式を評価する。その評価値
が真となる区間を検索結果とする。図11の真偽表にお
いて、候補区間のうち、キーワードK1,K3,K4す
べてが割当てられているのは、[50,80]と[17
0,180]であり、この2区間を問合せQの検索結果
とする。
【0050】図12及び図13は、検索処理装置13の
動作の詳細を示す。まず、候補区間を計算するために、
上述のレコードの集合RSを求め、これを始点の昇順に
ソートした中間ファイルを一時的にコンピュータの主記
憶あるいは外部記憶装置に作成する。この中間ファイル
を先頭レコードから順次アクセスしながら、全体区間Z
=[s0,e0]内で複数の連続する候補区間を求め、
それらに対して順次問合せの論理条件を評価する。以
下、その処理手順を流れ図に沿って説明する。
【0051】[1]m個のキーワードからなる問合せQ
を受け付け、指定された各キーワードKi(0<i≦
m)を論理変数Piに置き換えた論理式P(P1,P
2,...,Pm)を生成する。問合せQ=K1&K3
&K4に対しては、論理式P=P1&P3&P4を生成
する。
【0052】[2]索引ファイルから、Kiをキーワー
ドとしてもつレコードを検索し、開始フレーム番号の昇
順にソートした結果を中間ファイルFに格納する。本ス
テップに限らず、索引ファイルのアクセスに関しては、
転置ファイルやB+木などの既存の方法が適用できる。
なお、索引ファイルが開始フレーム番号で予めソートさ
れている場合、本ステップでのソートは不要である。
【0053】[3]主記憶に以下の作業領域を用意し、
それぞれ初期化する。全体区間Zを[s0,e0]とす
る。候補区間領域Cは、論理式Pの評価の対象となる区
間[Cs,Ce]を保持しておく領域で、その初期値を
[s0−1,s0−1]とする。以下では、領域Cに保
持されている区間のことを候補区間Cと呼ぶ。入力領域
Iは、中間ファイルFから読み込んだレコード(Is,
Ie,Ik)を保持する。ここで、Is,Ie,Ikは
それぞれ開始フレーム番号、終了フレーム番号、キーワ
ードのフィールド値である。m個の領域R(i)(0<
i≦m)は、それぞれキーワードKiのための領域であ
り、ファイルFから読み込まれたレコードの区間を、K
iについての現行区間[Rs(i),Re(i)]とし
て保持し、候補区間Cにおける論理式Pの評価の際に参
照する。入力バッファBは、入力領域Iのレコードの区
間[Is,Ie]が、キーワードKiの現行区間R
(i)の区間より後方になる場合に、入力領域のレコー
ドを(Bs,Be,Bk)として一時的に保管する。
【0054】[4]入力バッファBが空であるならば、
ファイル終了フラグ(eof)が立っているか否かを検
査する。ファイル終了フラグが立っていれば、[6]へ
行く。そうでなければ、以下の処理を行う。すなわち、
入力バッファBが空なら、ファイルFから1レコードを
読みこみ、入力領域Iへ入れる。このとき、読み込むべ
きレコードがない場合は、ファイル終了フラグを立て
る。入力バッファBが空でないなら、入力バッファBの
レコード<Bs,Be,Bk>を入力領域Iに移し、入
力バッファBを空にする。
【0055】[5]Ik=Kiとなるiを求め、候補区
間Cの終点CeとRe(i)を比較する。Ce≧Re
(i)ならば入力領域IのレコードをR(i)に代入
し、そうでなければ入力領域Iのレコードを入力バッフ
ァBに保存する。
【0056】[6]候補区間Cの始点Csと終点Ceを
次式のより更新する。 Cs=Ce+1 Ce=MIN(Rs(i)−1,Re(j)) ∀i∈{i|Rs(i)>Ce}, ∀j∈{j|Re(j)>Ce}
【0057】すなわち、現在の候補区間Cの終点Ceの
次の点を新たな始点とする。また、新たな終点は、現在
保持されているm個の区間の始点Rs(i)のそれぞれ
から1を引いた数と終点Re(i)のうち、現在の候補
区間Cの終点Ceよりも大きいものの中での最小のもの
とする。新たな候補区間Cの始点Csが全体区間Zの終
点e0になったら終了する。ただし、更新前のCeの値
よりも大きな値をもつRs(i),Re(i)が存在し
ない場合、Ceの値は更新しない。
【0058】[7]各Kiについて、候補区間CがKi
の現行区間[Rs(i),Re(i)]に含まれている
か否かを、次の包含条件によって調べる。 Rs(i)≦Cs かつ Ce≦Re(i)
【0059】包含されていれば、当該候補区間でKiが
割り当てられていることになるので、対応する論理変数
Piの値をT(真)とする。そうでなければF(偽)と
する。最後に、論理式Pの真偽値を評価し、Fなら
[4]へ戻る。
【0060】[8]前回に求まった解区間と候補区間C
が隣接(前者の終点と後者の始点が連続)していれば、
前回の解区間の終点を候補区間Cの終点に変更する。隣
接していなければ、区間[Cs,Ce]を解区間リスト
に追加して、ステップ[4]に戻る。
【0061】図7乃至図10に示した索引ファイルの作
成方法において、重複区間を除去するステップは、以上
の検索処理において中間ファイルのレコード数を減ら
し、したがって候補区間の数を減らすので、検索速度を
上げる効果がある。
【0062】図14を参照して、検索結果の確認を含
む、検索作業全体の流れの例を説明する。まず、ユーザ
は、入力装置15よりキーワードとANDやORなどの
論理演算子を組合せた問合せを検索条件として入力する
(ステップ110)。検索処理装置13は検索条件を満
たすフレーム区間を上記処理手順にしたがって計算する
(ステップ111)。表示制御装置14は、解区間と代
表フレーム・ファイル21に格納された代表フレームの
フレーム番号を比較し、解区間に含まれる代表フレーム
番号を求めてその代表フレームの一覧をディスプレイ1
6に表示する(ステップ112,113)。解区間に複
数の代表フレームが含まれるときは、例えばその区間に
おいて最初の代表フレームを表示する。
【0063】検索結果の件数が多過ぎる場合や見つから
ない場合は、指定キーワードや論理条件を変更して、検
索を繰り返す(ステップ114)。表示制御装置14
は、ユーザによって代表フレームの一つが指示される
と、それを含む解区間の全代表フレームと頭出し等の再
生制御のためのボタンをディスプレイ16に表示する。
ユーザは、代表フレームを概覧するとともに、再生制御
ボタンを押すことによって動画像を再生し、フレーム列
を確認する(ステップ115,116)。所望のフレー
ム列が確認されるまで、ステップ113乃至116を繰
り返す(ステップ117)。
【0064】このようにユーザの確認のために提示する
画像を代表フレーム・ファイル21から抽出するやり方
は、検索結果の件数が多くなる蓋然性が高いときに有効
である。もちろん、代表フレーム・ファイル21を使わ
なくても、ユーザが検索結果を確認することは可能であ
る。例えば、図5のシステムで、ユーザが入力装置15
を介してモニター19上での確認を指示したときには、
表示制御装置14が検索結果と判断された区間の開始フ
レーム番号を動画像蓄積・表示装置10に渡し、モニタ
ー19にその開始フレームを表示するように構成しても
よい。
【0065】次に、キーワード割当ての効率の面につ
き、従来技術と対比させて本発明の利点を説明する。図
2に示した方法によって、キーワードに対応した対象物
がフレーム列全体にわたって出現するように索引ファイ
ルを編成するためには、割り当てるキーワードの組合せ
(リスト)が異なる区間ごとに1レコードを格納する必
要がある。したがって、それぞれのキーワードを割り当
てる区間の重複が多いほど、メモリコストが大きくな
る。例えば、ユーザが図3に示すようにキーワードを割
り当てる場合、従来技術によって作成される索引ファイ
ルは図15のようになる。これに対し、本発明によって
作成される索引ファイルは図4に示すとおりである。
【0066】また、既にキーワードを割り当てた区間と
重複する区間に対してキーワードを割り当てる場合、重
複する区間を再分割してキーワードを付け直す必要があ
り、索引ファイルを更新する操作が複雑で効率が悪い。
たとえば、図16に示す区間1、2、3に対してキーワ
ードを割り当てた後にさらに区間4にキーワードを割り
当てる場合を考えてみる。区間4の始点50が区間1に
含まれているので、区間1を区間1aと1bに2分する
ために区間1に対応するレコードの削除と区間1aおよ
び1bに対応する2レコードの挿入が必要である。同様
に、区間4の終点51が区間3に含まれているので、区
間3に対応するレコードの削除と区間3aおよび3bに
対応する2レコードの挿入が必要である。また、区間4
に包含され、且つキーワードが割り当てられていない区
間5に対してキーワードを割り当てるために1レコード
の挿入が必要である。さらに区間4に包含され、かつ、
キーワードが既に割り当てられている区間2に対してキ
ーワードを追加するために1レコードの更新が必要にな
る。
【0067】これに対し、本発明の索引ファイルの作成
方法では、異なるキーワードを重複する2区間に独立に
割り当てる。図16の例の場合、区間4に対応する1レ
コードを挿入するだけでよく、索引ファイルの操作が単
純で、効率がよい。
【0068】最後に、検索の処理速度について、本発明
による方式と関係データベースのジョイン操作にもとづ
く従来方式を比較した実験の結果を紹介する。実験は、
IBM社の3081−KX3で、VM/SP HPO
5.0の下で実行した。3種類の問合せに対して、中間
ファイルのレコード数と応答時間の関係を、下記の表に
示す。
【0069】 表1.応答時間の比較 索引ファイルの レコード数 472 944 1888 中間ファイルの 問合せ レコード数 218 436 872 ------------------------------------------------------------ Q1= 発明方式 7 14 27 K1&K2 従来方式 10 29 99 Q2= 発明方式 7 14 27 K1|K2 従来方式 12 37 137 Q3= 発明方式 7 14 27 K1&K2&K3 従来方式 N/A N/A N/A (単位sec)
【0070】本発明の方式の応答時間は、問合せに指定
されたキーワード数やその論理条件にかかわらず、図1
2の処理手順[2]において作成される中間ファイルの
レコード数にほぼ比例している。これは、中間ファイル
を順次アクセスするだけで解区間が求まるためである。
【0071】これに対し従来方式では、索引ファイルの
つき合わせのために同じレコードが何回もアクセスされ
るため、レコード数が増加すると、効率が急激に悪くな
る。また、問合せQ3では、一度のジョイン操作で区間
の重複を検出できない。そのため、まずK1&K2の検
索結果を求め、その結果の区間とK3が割当てられた区
間の重複を求める処理をおこなう。このように、条件が
三項目以上からなる問合せに対しては、二項目の条件に
分解して処理を反復する。各段階でのジョイン操作の結
果をファイルに保存しながら処理を進める必要があり、
効率が一層悪くなる。
【0072】
【発明の効果】本発明によれば、動画像に対する、検索
キーによる柔軟なフレーム列検索と、高速な検索処理を
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術による動画像索引ファイルの作成を示
す概念図である。
【図2】従来技術による動画像索引ファイルの作成を示
す流れ図である。
【図3】本発明によるフレーム列への検索キーの割当て
の概念図である。
【図4】本発明により作成される動画像索引ファイルを
示す図である。
【図5】本発明を具体化する動画像処理システムの構成
例を示す図である。
【図6】代表フレーム・ファイルの構造を示す図であ
る。
【図7】本発明による索引ファイルの作成の第一例を示
す流れ図である。
【図8】本発明による索引ファイルの作成の第二例を示
す流れ図である。
【図9】本発明による索引ファイルの作成の第三例を示
す流れ図である。
【図10】本発明による索引ファイルの作成の第三例を
示す流れ図である。
【図11】検索条件を評価するための真偽表を示す図で
ある。
【図12】本発明によるフレーム列検索の一例を示す流
れ図である。
【図13】本発明によるフレーム列検索の一例を示す流
れ図である。
【図14】検索作業全体の手順を示す流れ図である。
【図15】従来技術により作成される動画像索引ファイ
ルを示す図である。
【図16】フレーム列へのキーワードの割当てを示す図
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−292572(JP,A) 特開 平4−35380(JP,A)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンピュータにより、フレームの区間に対
    して検索キーを割り当て、区間の動画像中での開始及び
    終了位置並びに検索キーの情報を記憶するレコードから
    なる動画像の索引ファイルを記憶媒体上に作成する方法
    であって、 (a)一個の検索キーの指示を受け付け、 (b)一個の区間の開始及び終了位置の指示を受け付
    け、 (c)上記開始及び終了位置の指示に応答して、現在指
    示されている検索キーの情報をもつレコードを上記索引
    ファイルから検索し、 (d)上記指示された区間と上記検索されたレコードの
    定める区間の間での重複の有無を検査し、 (e)上記ステップ(d)において重複が検出された場
    合には、重複を生じさせたレコードが存在しなくなる一
    方、重複を生じさせる区間すべてを包含する区間の開始
    及び終了位置並びに現在指示されている検索キーの情報
    をもつレコードが存在するように、上記索引ファイルを
    更新し、 (f)上記ステップ(d)において重複が検出されなか
    った場合には、上記指示された開始及び終了位置並びに
    現在指示されている検索キーの情報をもつレコードを、
    上記索引ファイルに挿入し、 (g)新たな検索キーの指示を受け付けるまで、上記ス
    テップ(b)乃至(f)を繰り返すステップを含む方
    法。
  2. 【請求項2】コンピュータにより、フレームの区間に対
    して検索キーを割り当て、区間の動画像中での開始及び
    終了位置並びに検索キーの情報を記憶するレコードから
    なる動画像の索引ファイルを外部記憶装置上に作成する
    方法であって、 (a)一個の検索キーの指示を受け付け、 (b)一個の区間の開始及び終了位置の指示を受け付
    け、 (c)上記開始及び終了位置並びに現在指示されている
    検索キーの情報をもつレコードを、上記外部記憶装置よ
    り速くアクセスすることのできるバッファに追加し、 (d)現在指示されている検索キーに関する区間の指示
    が終わるまで、上記ステップ(b)及び(c)を繰り返
    し、 (e)バッファ内のレコードの定める区間の重複を取り
    除くべく、上記バッファの内容を更新し、上記バッファ
    の各レコードについて、 (f)当該レコードと同じ検索キーの情報をもつレコー
    ドを上記索引ファイルから検索し、 (g)当該レコードと上記検索されたレコードの定める
    区間の間での重複の有無を検査し、 (h)上記ステップ(g)において重複が検出された場
    合には、重複を生じさせたレコードが存在しなくなる一
    方、重複を生じさせる区間すべてを包含する区間の開始
    及び終了位置ならびに上記検索キーの情報をもつレコー
    ドが存在するように、上記索引ファイルを更新し、 (i)上記ステップ(g)において重複が検出されなか
    った場合には、当該レコードを上記索引ファイルに挿入
    するステップを含む方法。
  3. 【請求項3】コンピュータにより、フレームの区間に対
    して検索キーを割り当て、区間の動画像中での開始及び
    終了位置並びに検索キーの情報を記憶するレコードから
    なる動画像の索引ファイルを外部記憶装置上に作成する
    方法であって、 (a)各レコードが一個のキーワード並びに該キーワー
    ドが割り当てられる一個の区間の開始及び終了位置の情
    報を記憶しており、且つレコードが検索キーでソートさ
    れている一時ファイルを作成し、 (b)同じ検索キーの情報をもつレコードを、上記一時
    ファイルから上記外部記憶装置より速くアクセスするこ
    とのできるバッファに取り出し、 (c)バッファ内のレコードの定める区間の重複を取り
    除くべく、上記バッファの内容を更新し、上記バッファ
    の各レコードについて、 (d)当該レコードと同じ検索キーの情報をもつレコー
    ドを上記索引ファイルから検索し、 (e)当該レコードと上記検索されたレコードの定める
    区間の間での重複の有無を検査し、 (f)上記ステップ(e)において重複が検出された場
    合には、重複を生じさせたレコードが存在しなくなる一
    方、重複を生じさせる区間すべてを包含する区間の開始
    及び終了位置ならびに上記検索キーの情報をもつレコー
    ドが存在するように、上記索引ファイルを更新し、 (g)上記ステップ(e)において重複が検出されなか
    った場合には、当該レコードを上記索引ファイルに挿入
    するステップを含む方法。
  4. 【請求項4】コンピュータにより、フレームの区間に対
    して検索キーを割り当て、区間の動画像中での開始及び
    終了位置並びに検索キーの情報を記憶するレコードから
    なる動画像の索引ファイルを記憶媒体上に作成する方法
    であって、 (a)区間の開始及び終了位置並びに該区間への割当を
    解除する検索キーの指示を受け付け、 (b)上記検索キーの情報をもつレコードを上記索引フ
    ァイルから検索し、 (c)上記検索されたレコードの定める区間と上記指示
    された区間の間での重複の有無を検査し、 (d)上記指示された区間に包含される区間がある場合
    には、そのような区間を定めるレコードを上記索引ファ
    イルから削除し、 (e)上記指示された区間と交差する区間がある場合に
    は、そのような区間を定める開始または終了位置が変更
    されて交差が取り除かれるように、上記索引ファイルを
    更新するステップを含む方法。
  5. 【請求項5】コンピュータにより、動画像の一部分を構
    成するフレーム列を、記憶媒体に保持された索引ファイ
    ルを用いて検索する方法であって、上記索引ファイルの
    各レコードは、一個のキーワード並びに該キーワードが
    割り当てられる一個の区間の動画像中での開始及び終了
    位置の情報を記憶しており、上記方法は、 (a)検索キーの論理式で記述された問合せを受け付
    け、 (b)上記問合せに含まれる何れかの検索キーの情報を
    もつレコードを上記索引ファイルから検索し、 (c)上記検索されたレコードが記憶している開始及び
    終了位置並びに動画像全体の開始及び終了位置に基づい
    て動画像全体を複数の連続する候補区間に分け、候補区
    間ごとに検索キーの割当ての有無に基づいて上記論理式
    を評価するステップを含む方法。
  6. 【請求項6】上記索引ファイルにおいて、同じ検索キー
    の情報もつレコードの開始及び終了位置の定める区間同
    士の間で重複がないことを特徴とする請求項5記載の方
    法。
  7. 【請求項7】上記ステップ(c)において、上記論理式
    の評価は、上記連続する候補区間に対して順次行うこと
    を特徴とする請求項5記載の方法。
  8. 【請求項8】動画像の一部分を構成するフレーム列を検
    索するコンピュータ・システムであって、 (a)検索キーの論理式で記述された問い合わせを入力
    する問い合わせ入力手段と、 (b)各々一個のキーワード並びに該キーワードが割り
    当てられる一個の区間の動画像中での開始及び終了位置
    の情報を含むレコードを記憶している検索ファイルを記
    憶する記憶手段と、 (c)検索処理手段であって、上記問合せ入力手段から
    上記問合せを受け付ける手段、上記問合せに含まれる何
    れかの検索キーの情報をもつレコードを上記索引ファイ
    ルから検索する手段、上記検索されたレコードが記憶し
    ている開始及び終了位置並びに動画像全体の開始及び終
    了位置に基づいて動画像全体を複数の候補区間に分け、
    候補区間ごとに検索キーの割当ての有無に基づいて上記
    論理式を評価する手段を含む上記検索処理手段とを有す
    るコンピュータ・システム。
  9. 【請求項9】上記コンピュータ・システムは、動画像を
    蓄積しかつ表示する手段及び表示制御手段を具備し、上
    記表示制御手段は、上記検索処理手段が検索結果として
    決定した区間に含まれる少なくとも一つのフレームの画
    像が表示されるように、上記動画像蓄積・表示手段を制
    御することを特徴とする請求項8記載のシステム。
  10. 【請求項10】上記コンピュータ・システムは、動画像
    全体の中から選ばれた代表フレームの静止画像を格納す
    る手段、表示制御手段及び表示手段を具備し、上記表示
    制御手段は、上記検索処理手段が検索結果として決定し
    た候補区間に含まれる代表フレームの静止画像を上記代
    表フレーム格納手段から抽出して上記表示手段に転送す
    ることを特徴とする請求項8記載のシステム。
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