JPH0753991A - 液体洗浄剤組成物 - Google Patents
液体洗浄剤組成物Info
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- JPH0753991A JPH0753991A JP5218025A JP21802593A JPH0753991A JP H0753991 A JPH0753991 A JP H0753991A JP 5218025 A JP5218025 A JP 5218025A JP 21802593 A JP21802593 A JP 21802593A JP H0753991 A JPH0753991 A JP H0753991A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 油の除去性に優れ、低濃度においても優れた
洗浄性と起泡性とを併せもつ新規有用な液体洗浄剤組成
物を提供する。 【構成】 (A)アニオン界面活性剤、(B)アルキル
アミンオキシド、(C)ポリオキシアルキレンアルキル
(アルケニル)エーテル[プロピレンオキシド0.5〜
2モル及びエチレンオキシド4〜12モル付加物]及び
(D)水を必須成分とする。A/C(重量比)=0.5
〜10であり、(B)アルキルアミンオキシドを1〜7
重量%含有する。
洗浄性と起泡性とを併せもつ新規有用な液体洗浄剤組成
物を提供する。 【構成】 (A)アニオン界面活性剤、(B)アルキル
アミンオキシド、(C)ポリオキシアルキレンアルキル
(アルケニル)エーテル[プロピレンオキシド0.5〜
2モル及びエチレンオキシド4〜12モル付加物]及び
(D)水を必須成分とする。A/C(重量比)=0.5
〜10であり、(B)アルキルアミンオキシドを1〜7
重量%含有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低濃度においても優れ
た洗浄性と豊かな泡立ちを示す液体洗浄剤組成物に関す
る。
た洗浄性と豊かな泡立ちを示す液体洗浄剤組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、洗浄剤用の界面活性剤としては、
各種のアニオン界面活性剤やノニオン界面活性剤が知ら
れている。
各種のアニオン界面活性剤やノニオン界面活性剤が知ら
れている。
【0003】代表的なアニオン界面活性剤としては、ア
ルキルサルフェート、アルキルエーテルサルフェート等
が挙げられる。これらのアニオン界面活性剤は、液体洗
浄剤等の用途においては、主に起泡力の理由から主なる
洗浄剤基剤として使用され、他の界面活性剤との相乗効
果が得られ易い。
ルキルサルフェート、アルキルエーテルサルフェート等
が挙げられる。これらのアニオン界面活性剤は、液体洗
浄剤等の用途においては、主に起泡力の理由から主なる
洗浄剤基剤として使用され、他の界面活性剤との相乗効
果が得られ易い。
【0004】代表的なノニオン界面活性剤の代表例とし
ては、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、アルキル
ジメチルアミンオキシド、脂肪酸アルカノールアミド等
が挙げられる。
ては、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、アルキル
ジメチルアミンオキシド、脂肪酸アルカノールアミド等
が挙げられる。
【0005】ポリオキシエチレンアルキルエーテルは、
低濃度溶液中における洗浄性、特に油の除去性に優れて
おり、低泡性界面活性剤に分類されている。一方、消費
者の多くは、台所用洗浄剤、皮膚洗浄剤等に代表される
液体洗浄剤の性能を主に泡立ちにより評価しており、こ
のものは、実用面における起泡性の点で改良が望まれ
る。
低濃度溶液中における洗浄性、特に油の除去性に優れて
おり、低泡性界面活性剤に分類されている。一方、消費
者の多くは、台所用洗浄剤、皮膚洗浄剤等に代表される
液体洗浄剤の性能を主に泡立ちにより評価しており、こ
のものは、実用面における起泡性の点で改良が望まれ
る。
【0006】アミンオキシドは、油存在下における洗浄
性及び起泡性の何れにおいても優れた性能を示すが、ア
ニオン界面活性剤との配合によりpH値が上昇し、大量
の配合は事実上困難である。
性及び起泡性の何れにおいても優れた性能を示すが、ア
ニオン界面活性剤との配合によりpH値が上昇し、大量
の配合は事実上困難である。
【0007】脂肪酸アルカノールアミドは、これらの界
面活性剤系では不十分と思われる油存在下での起泡性維
持の目的で配合されている。
面活性剤系では不十分と思われる油存在下での起泡性維
持の目的で配合されている。
【0008】従来のアニオン界面活性剤とノニオン界面
活性剤(ポリオキシエチレンアルキルエーテル)とを併
用した液体洗浄剤において、洗浄性と起泡性の何れをも
満足させるためには、上記ノニオン界面活性剤に対し
て、通常、2倍以上の重量比率のアニオン界面活性剤を
配合しなければならないとされていた。
活性剤(ポリオキシエチレンアルキルエーテル)とを併
用した液体洗浄剤において、洗浄性と起泡性の何れをも
満足させるためには、上記ノニオン界面活性剤に対し
て、通常、2倍以上の重量比率のアニオン界面活性剤を
配合しなければならないとされていた。
【0009】又、従来公知の上記併用系は、洗浄性と起
泡性とを多種の界面活性剤から得ようとしているため、
洗浄剤の持つ性能を十分発揮するためには、その使用濃
度が高くなる傾向がある。このことは手荒れの防止、経
済性の観点からも好ましいとは言えず、より低濃度で良
好な性能を発揮できる洗浄剤であることが本来、好まし
い。
泡性とを多種の界面活性剤から得ようとしているため、
洗浄剤の持つ性能を十分発揮するためには、その使用濃
度が高くなる傾向がある。このことは手荒れの防止、経
済性の観点からも好ましいとは言えず、より低濃度で良
好な性能を発揮できる洗浄剤であることが本来、好まし
い。
【0010】このようなことから、1重量%程度の低濃
度においても洗浄力及び起泡力の優れた液体洗浄剤、つ
まり洗浄性、起泡性の両性能を有する界面活性剤を配合
した液体洗浄剤の開発が熱望されていた。
度においても洗浄力及び起泡力の優れた液体洗浄剤、つ
まり洗浄性、起泡性の両性能を有する界面活性剤を配合
した液体洗浄剤の開発が熱望されていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ポリオキシ
エチレンアルキルエーテルの特性を生かし、且つこのも
のの低泡性を改善し、しかも低濃度においても優れた洗
浄性と起泡性とを併せ持つ新規有用な液体洗浄剤組成物
を提供することを目的とする。
エチレンアルキルエーテルの特性を生かし、且つこのも
のの低泡性を改善し、しかも低濃度においても優れた洗
浄性と起泡性とを併せ持つ新規有用な液体洗浄剤組成物
を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、このよう
な事情に鑑み、洗浄性に関するアニオン界面活性剤とノ
ニオン界面活性剤との併用系について鋭意研究の結果、
アニオン界面活性剤、アミンオキシド及び特定の構造
(アルキレンオキシドの平均付加モル数及び結合順位)
を有するアルキレンオキシド共付加型ノニオン界面活性
剤とを特定の比率で配合することにより、以下の諸点を
見いだし、かかる知見に基づいて本発明を完成するに至
った。
な事情に鑑み、洗浄性に関するアニオン界面活性剤とノ
ニオン界面活性剤との併用系について鋭意研究の結果、
アニオン界面活性剤、アミンオキシド及び特定の構造
(アルキレンオキシドの平均付加モル数及び結合順位)
を有するアルキレンオキシド共付加型ノニオン界面活性
剤とを特定の比率で配合することにより、以下の諸点を
見いだし、かかる知見に基づいて本発明を完成するに至
った。
【0013】(1)洗浄力及び泡の持続性が改善され
る。 (2)非常に幅広いアニオン界面活性剤/ノニオン界面
活性剤の配合比率において所定の相乗効果が期待でき
る。従って、従来知られていなかったノニオン界面活性
剤ベースの配合処方も可能となる。 (3)低濃度においても所定の効果が発揮できる。従っ
て、起泡力増強の目的のみで配合される高級脂肪酸アル
カノールアミドを配合しなくても泡の持続性が保たれ
る。 (4)水への溶解性及び夫々の成分の相溶性も良好であ
る。 (5)濃縮化が可能である。即ち、多量の界面活性剤成
分に配合しても従来の増泡剤、例えば、脂肪酸アルカノ
ールアミドやアミノ酢酸ベタインやアミドプロピルベタ
イン等の両性界面活性剤に見られる系の著しい増粘が認
められない。
る。 (2)非常に幅広いアニオン界面活性剤/ノニオン界面
活性剤の配合比率において所定の相乗効果が期待でき
る。従って、従来知られていなかったノニオン界面活性
剤ベースの配合処方も可能となる。 (3)低濃度においても所定の効果が発揮できる。従っ
て、起泡力増強の目的のみで配合される高級脂肪酸アル
カノールアミドを配合しなくても泡の持続性が保たれ
る。 (4)水への溶解性及び夫々の成分の相溶性も良好であ
る。 (5)濃縮化が可能である。即ち、多量の界面活性剤成
分に配合しても従来の増泡剤、例えば、脂肪酸アルカノ
ールアミドやアミノ酢酸ベタインやアミドプロピルベタ
イン等の両性界面活性剤に見られる系の著しい増粘が認
められない。
【0014】即ち、本発明に係る液体洗浄剤組成物は、
(A)アニオン界面活性剤、(B)アルキルアミンオキ
シド、(C)一般式(1)で表されるポリオキシアルキ
レンアルキル(アルケニル)エーテル(以下「ノニオン
C」という。)及び(D)水の各成分を必須成分として
含有する組成物であって、成分(A)と成分(C)の配
合重量比(成分A/成分C、以下「Z値」と略記す
る。)が0.5〜10であり、且つ成分(B)を1〜7
重量%含有することを特徴とする。
(A)アニオン界面活性剤、(B)アルキルアミンオキ
シド、(C)一般式(1)で表されるポリオキシアルキ
レンアルキル(アルケニル)エーテル(以下「ノニオン
C」という。)及び(D)水の各成分を必須成分として
含有する組成物であって、成分(A)と成分(C)の配
合重量比(成分A/成分C、以下「Z値」と略記す
る。)が0.5〜10であり、且つ成分(B)を1〜7
重量%含有することを特徴とする。
【0015】 R−O(PO)m(EO)nH (1) [式中、Rは炭素数8〜36のアルキル基又はアルケニ
ル基を表す。POはオキシプロピレン鎖を表し、EOは
オキシエチレン鎖を表す。m(プロピレンオキシドの平
均付加モル数)は0.5〜2を示し、n(エチレンオキ
シドの平均付加モル数)は4〜12を示す。]
ル基を表す。POはオキシプロピレン鎖を表し、EOは
オキシエチレン鎖を表す。m(プロピレンオキシドの平
均付加モル数)は0.5〜2を示し、n(エチレンオキ
シドの平均付加モル数)は4〜12を示す。]
【0016】(A)アニオン界面活性剤としては、脂肪
酸石鹸、アルキル(炭素数8〜18)硫酸塩、ポリ(重
合度1〜6)オキシエチレンアルキル(炭素数8〜1
8)エーテル硫酸塩、アルキル(炭素数11〜13)ベ
ンゼンスルホン酸塩、アルキル(炭素数8〜22)エー
テルカルボン酸塩、アルキル(炭素数8〜22)スルホ
コハク酸塩、アルキル(炭素数8〜22)エーテルスル
ホコハク酸塩、アルキル(炭素数8〜22)リン酸塩、
炭素数13〜20のα−オレフィンスルホン酸塩、炭素
数10〜18のパラフィンスルホン酸塩、α−スルホ脂
肪酸(炭素数8〜22)エステル塩等が推奨され、これ
らは、単独で或いは2種以上併用して使用できる。特に
好ましい洗浄剤基剤として、ラウリル硫酸塩、ポリ(重
合度2〜3)オキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩が
例示できる。
酸石鹸、アルキル(炭素数8〜18)硫酸塩、ポリ(重
合度1〜6)オキシエチレンアルキル(炭素数8〜1
8)エーテル硫酸塩、アルキル(炭素数11〜13)ベ
ンゼンスルホン酸塩、アルキル(炭素数8〜22)エー
テルカルボン酸塩、アルキル(炭素数8〜22)スルホ
コハク酸塩、アルキル(炭素数8〜22)エーテルスル
ホコハク酸塩、アルキル(炭素数8〜22)リン酸塩、
炭素数13〜20のα−オレフィンスルホン酸塩、炭素
数10〜18のパラフィンスルホン酸塩、α−スルホ脂
肪酸(炭素数8〜22)エステル塩等が推奨され、これ
らは、単独で或いは2種以上併用して使用できる。特に
好ましい洗浄剤基剤として、ラウリル硫酸塩、ポリ(重
合度2〜3)オキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩が
例示できる。
【0017】(B)アルキルアミンオキシドとしては、
アルキル(炭素数8〜18)ジメチルアミンオキシド、
アルキル(炭素数8〜18)エーテルジメチルアミンオ
キシド、高級脂肪酸アミドプロピルアミンオキシド、ア
ミンエチレンオキシド付加アミンオキシド等が例示さ
れ、これらは、単独で或いは2種以上併用して使用でき
る。
アルキル(炭素数8〜18)ジメチルアミンオキシド、
アルキル(炭素数8〜18)エーテルジメチルアミンオ
キシド、高級脂肪酸アミドプロピルアミンオキシド、ア
ミンエチレンオキシド付加アミンオキシド等が例示さ
れ、これらは、単独で或いは2種以上併用して使用でき
る。
【0018】ノニオンCは、所定の脂肪族アルコールに
プロピレンオキシドを付加した後、エチレンオキシドを
付加することにより調製される。
プロピレンオキシドを付加した後、エチレンオキシドを
付加することにより調製される。
【0019】当該脂肪族アルコールとしては、所定の炭
素数を有する直鎖状若しくは分岐鎖状の飽和又は不飽和
の脂肪族アルコールが挙げられ、天然アルコール、合成
アルコールの何れも使用できる。その具体例として、オ
クタノール、デカノール、ラウリルアルコール、テトラ
デカノール、ヘキサデカノール、ステアリルアルコー
ル、オレイルアルコール、ベヘニルアルコール、2−セ
チルステアリルアルコール等が挙げられる。
素数を有する直鎖状若しくは分岐鎖状の飽和又は不飽和
の脂肪族アルコールが挙げられ、天然アルコール、合成
アルコールの何れも使用できる。その具体例として、オ
クタノール、デカノール、ラウリルアルコール、テトラ
デカノール、ヘキサデカノール、ステアリルアルコー
ル、オレイルアルコール、ベヘニルアルコール、2−セ
チルステアリルアルコール等が挙げられる。
【0020】所定のアルコール残基は、炭素数8〜36
のアルキル(アルケニル)であり、液状配合物に使用す
る場合は炭素数8〜14が好ましい。
のアルキル(アルケニル)であり、液状配合物に使用す
る場合は炭素数8〜14が好ましい。
【0021】脂肪族アルコールに付加するプロピレンオ
キシドの平均付加モル数(m)は、0.5〜2モルであ
り、エチレンオキシドの平均付加モル数(n)は、4〜
12モル、好ましくは6〜10である。これらの範囲外
で使用する場合は、洗浄性及び起泡性の面で好ましくな
い。
キシドの平均付加モル数(m)は、0.5〜2モルであ
り、エチレンオキシドの平均付加モル数(n)は、4〜
12モル、好ましくは6〜10である。これらの範囲外
で使用する場合は、洗浄性及び起泡性の面で好ましくな
い。
【0022】ノニオンCは、ポリオキシエチレン付加型
ノニオン界面活性剤の特性である油に対する優れた洗浄
性に加え、ポリプロピレンオキシドを付加することによ
り起泡力が増強され、上記成分(A)との特定比率にお
ける併用により本願発明所定の優れた性能を示すことが
できる。
ノニオン界面活性剤の特性である油に対する優れた洗浄
性に加え、ポリプロピレンオキシドを付加することによ
り起泡力が増強され、上記成分(A)との特定比率にお
ける併用により本願発明所定の優れた性能を示すことが
できる。
【0023】本発明に係るZ値は、0.5〜10、好ま
しくは1〜7である。Zが0.5未満のときは泡質、洗
浄性が低下し、10を越える場合には油に対する洗浄力
が低下して、何れの場合も好ましくない。本発明におい
ては、従来、用いられていたZ値の下限を2から0.5
まで拡大することができ、その結果、幅広い配合処方を
組むことができる。
しくは1〜7である。Zが0.5未満のときは泡質、洗
浄性が低下し、10を越える場合には油に対する洗浄力
が低下して、何れの場合も好ましくない。本発明におい
ては、従来、用いられていたZ値の下限を2から0.5
まで拡大することができ、その結果、幅広い配合処方を
組むことができる。
【0024】本発明に係る洗浄剤組成物中における
(B)アルキルアミンオキシドの配合比率は、1〜7重
量%、好ましくは1〜3重量%程度である。1重量%未
満では油に対する洗浄性が低下し、7重量%を越える範
囲ではpH値が上昇するため、何れの場合も好ましくな
い。
(B)アルキルアミンオキシドの配合比率は、1〜7重
量%、好ましくは1〜3重量%程度である。1重量%未
満では油に対する洗浄性が低下し、7重量%を越える範
囲ではpH値が上昇するため、何れの場合も好ましくな
い。
【0025】本発明に係る洗浄剤組成物においては、上
記必須成分の他に任意成分として、以下の成分(E)〜
(I)を配合することができる。
記必須成分の他に任意成分として、以下の成分(E)〜
(I)を配合することができる。
【0026】(E)成分B及び成分C以外のノニオン界
面活性剤 ポリオキシエチレンアルキル(アルケニル)エーテル、
ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル、ポリオキ
シエチレン二級アルコールエーテル、アルキルグルコシ
ド、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエ
チレンソルビタンエステル、ポリグリセリンエステル、
ポリオキシエチレン高級脂肪酸アルカノールアミド、高
級脂肪酸アルカノールアミド等が例示される。
面活性剤 ポリオキシエチレンアルキル(アルケニル)エーテル、
ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル、ポリオキ
シエチレン二級アルコールエーテル、アルキルグルコシ
ド、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエ
チレンソルビタンエステル、ポリグリセリンエステル、
ポリオキシエチレン高級脂肪酸アルカノールアミド、高
級脂肪酸アルカノールアミド等が例示される。
【0027】(F)両性界面活性剤 刺激緩和の目的で添加されるもので、ベタイン型(カル
ボキシベタイン、スルホベタイン)、アミノカルボン酸
塩型、イミダゾリン誘導体型等の各種界面活性剤が例示
される。
ボキシベタイン、スルホベタイン)、アミノカルボン酸
塩型、イミダゾリン誘導体型等の各種界面活性剤が例示
される。
【0028】(G)安定化剤 エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピ
レングリコール等が例示される。
レングリコール等が例示される。
【0029】(H)洗浄性を向上させるためのビルダー クエン酸、リンゴ酸、グルコン酸又はそれらの塩類等が
例示される。
例示される。
【0030】(I)その他の添加剤 香料、色素、酵素、漂白剤、殺菌剤、ハイドロトロー
プ、キレート剤、手荒れ防止剤等が例示される。
プ、キレート剤、手荒れ防止剤等が例示される。
【0031】本発明の液体洗浄剤組成物の調製方法とし
ては、通常の液体洗剤の製造方法と同じであり、特に限
定されるものではない。界面活性剤をまず混合均一化
し、最終段階で香料を添加することが好ましい。
ては、通常の液体洗剤の製造方法と同じであり、特に限
定されるものではない。界面活性剤をまず混合均一化
し、最終段階で香料を添加することが好ましい。
【0032】本発明に係る液体洗浄剤組成物は、例え
ば、台所用液体洗浄剤、衣料用液体洗浄剤、硬質表面洗
浄剤及び皮膚洗浄剤の用途に利用できる。
ば、台所用液体洗浄剤、衣料用液体洗浄剤、硬質表面洗
浄剤及び皮膚洗浄剤の用途に利用できる。
【0033】当該組成物中における界面活性剤濃度は、
その用途に応じて適宜選択される。具体的な界面活性剤
濃度として、台所用或いは衣料用の洗浄剤組成物として
15〜40重量%程度が例示され、硬質表面用洗浄剤組
成物では1〜5重量%程度が例示される。
その用途に応じて適宜選択される。具体的な界面活性剤
濃度として、台所用或いは衣料用の洗浄剤組成物として
15〜40重量%程度が例示され、硬質表面用洗浄剤組
成物では1〜5重量%程度が例示される。
【0034】
【実施例】以下、実施例及び比較例を掲げて本発明を詳
しく説明する。尚、実施例中の試験法は次の如くして行
った。
しく説明する。尚、実施例中の試験法は次の如くして行
った。
【0035】(A)洗浄力試験 1.皿洗い試験 皿にモデル汚れである油(ラード:サラダ油=2:3)
を各1ml塗布し、1時間静置する。スポンジに所定の界
面活性剤濃度に調整した洗浄液10gを含ませ充分泡立
てる。このスポンジを使用して皿を洗浄し、水道水によ
って洗い終わった皿を充分にすすぐ。泡が消失し、皿が
洗えなくなるまで新しく汚れを塗布した皿を洗い、すす
ぐ工程を繰り返す。
を各1ml塗布し、1時間静置する。スポンジに所定の界
面活性剤濃度に調整した洗浄液10gを含ませ充分泡立
てる。このスポンジを使用して皿を洗浄し、水道水によ
って洗い終わった皿を充分にすすぐ。泡が消失し、皿が
洗えなくなるまで新しく汚れを塗布した皿を洗い、すす
ぐ工程を繰り返す。
【0036】2.評価方法 2−1 洗浄性 少しでも油が残存すると皿表面に「はじき」が生じる。
そこで、すすぎ後の皿の表面状態を観察し、皿表面が水
を「はじかない皿枚数」、つまり「油が完全に除去され
ている皿枚数」から洗浄性を評価した。実際の家庭にお
いても食器の「はじき」から洗浄性を評価しているケー
スは多く、この方法により実生活に則した評価が得られ
るものと思われる。
そこで、すすぎ後の皿の表面状態を観察し、皿表面が水
を「はじかない皿枚数」、つまり「油が完全に除去され
ている皿枚数」から洗浄性を評価した。実際の家庭にお
いても食器の「はじき」から洗浄性を評価しているケー
スは多く、この方法により実生活に則した評価が得られ
るものと思われる。
【0037】2−2 泡立ち性 泡が消失するまでの皿枚数により評価を行った。
【0038】(B)起泡力 1重量%の界面活性剤濃度に調製した洗浄液に対し、モ
デル汚れである油(ラード:サラダ油=2:3)を所定
(10重量%、30重量%)の割合で添加し、このとき
の起泡力を測定する。測定方法は振盪法により行い、洗
浄液10gを共栓付きメスシリンダーに入れ、振盪した
際の泡の容積(ml)をもって評価した。
デル汚れである油(ラード:サラダ油=2:3)を所定
(10重量%、30重量%)の割合で添加し、このとき
の起泡力を測定する。測定方法は振盪法により行い、洗
浄液10gを共栓付きメスシリンダーに入れ、振盪した
際の泡の容積(ml)をもって評価した。
【0039】実施例1〜6 第1表に記載した各種のノニオンCを選択し、下記の配
合組成に基づいて洗浄剤組成物を調製した。このものの
1重量%水溶液の洗浄力及び起泡力を測定し、評価した
結果を第1表に示す。
合組成に基づいて洗浄剤組成物を調製した。このものの
1重量%水溶液の洗浄力及び起泡力を測定し、評価した
結果を第1表に示す。
【0040】 配合組成 POE(3)ラウリル硫酸ナトリウム 10重量% ラウリルジメチルアミンオキシド 2重量% ノニオンC 8重量% 水 80重量%
【表1】
【0041】比較例1〜5 ノニオンCの代わりに第1表に記載した各種のノニオン
界面活性剤を選択し、実施例1の配合組成に基づいて洗
浄剤組成物を調製した。このものの1重量%水溶液の洗
浄力及び起泡力を測定し、評価した結果を第1表に示
す。
界面活性剤を選択し、実施例1の配合組成に基づいて洗
浄剤組成物を調製した。このものの1重量%水溶液の洗
浄力及び起泡力を測定し、評価した結果を第1表に示
す。
【0042】実施例7〜9 第2表に示す界面活性剤組成(重量%)を有し、残部
(80重量%)が水である洗浄剤組成物を調製し、この
ものの洗浄剤成分濃度を変化させたときの洗浄力を評価
した。得られた結果を第2表に示す。
(80重量%)が水である洗浄剤組成物を調製し、この
ものの洗浄剤成分濃度を変化させたときの洗浄力を評価
した。得られた結果を第2表に示す。
【0043】比較例6〜8 第2表に示す界面活性剤組成(重量%)を有し、残部
(80重量%)が水である洗浄剤組成物を調製し、この
ものの洗浄剤成分濃度を変化させたときの洗浄力を評価
した。得られた結果を第2表に示す。
(80重量%)が水である洗浄剤組成物を調製し、この
ものの洗浄剤成分濃度を変化させたときの洗浄力を評価
した。得られた結果を第2表に示す。
【表2】
【0044】
【発明の効果】本発明に係る液体洗浄剤組成物は、増泡
効果と洗浄性の両方を有するポリオキシアルキレンアル
キル(アルケニル)エーテルを含有しているため、低濃
度においても優れた洗浄性と豊かな泡立ちを示す。又、
多量に配合するとべたつきが生じ易い脂肪酸アルカノー
ルアミドの配合の必要性が無いため使用感も向上する。
又、本組成物は低粘度であるため取り扱いが容易であ
る。
効果と洗浄性の両方を有するポリオキシアルキレンアル
キル(アルケニル)エーテルを含有しているため、低濃
度においても優れた洗浄性と豊かな泡立ちを示す。又、
多量に配合するとべたつきが生じ易い脂肪酸アルカノー
ルアミドの配合の必要性が無いため使用感も向上する。
又、本組成物は低粘度であるため取り扱いが容易であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C11D 1:02)
Claims (1)
- 【請求項1】 (A)アニオン界面活性剤、(B)アル
キルアミンオキシド、(C)一般式(1)で表されるポ
リオキシアルキレンアルキル(アルケニル)エーテル及
び(D)水の各成分を必須成分として含有する組成物で
あって、成分(A)と成分(C)の配合重量比(成分A
/成分C)が0.5〜10であり、且つ成分(B)を1
〜7重量%含有することを特徴とする液体洗浄剤組成
物。 R−O(PO)m(EO)n−H (1) [式中、Rは炭素数8〜36のアルキル基又はアルケニ
ル基を表す。POはオキシプロピレン鎖を表し、EOは
オキシエチレン鎖を表す。m(プロピレンオキシドの平
均付加モル数)は0.5〜2を示し、n(エチレンオキ
シドの平均付加モル数)は4〜12を示す。]
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP5218025A JPH0753991A (ja) | 1993-08-09 | 1993-08-09 | 液体洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5218025A JPH0753991A (ja) | 1993-08-09 | 1993-08-09 | 液体洗浄剤組成物 |
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ID=16713461
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Country | Link |
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JP (1) | JPH0753991A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007077668A1 (ja) | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Kao Corporation | 皮膚又は毛髪用洗浄剤組成物 |
WO2008029516A1 (en) | 2006-09-08 | 2008-03-13 | Kao Corporation | Skin or hair cleanser composition |
US7981850B2 (en) | 2006-12-28 | 2011-07-19 | Kao Corporation | Detergent composition |
WO2016103892A1 (ja) * | 2014-12-25 | 2016-06-30 | ライオン株式会社 | 液体皮膚洗浄剤組成物 |
-
1993
- 1993-08-09 JP JP5218025A patent/JPH0753991A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPWO2016103892A1 (ja) * | 2014-12-25 | 2017-10-05 | ライオン株式会社 | 液体皮膚洗浄剤組成物 |
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