JPH07502311A - スライバの紡績装置 - Google Patents
スライバの紡績装置Info
- Publication number
- JPH07502311A JPH07502311A JP6504862A JP50486294A JPH07502311A JP H07502311 A JPH07502311 A JP H07502311A JP 6504862 A JP6504862 A JP 6504862A JP 50486294 A JP50486294 A JP 50486294A JP H07502311 A JPH07502311 A JP H07502311A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- false
- air inlet
- false twisting
- twisting element
- injector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000009987 spinning Methods 0.000 title claims description 17
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 26
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 claims description 4
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 34
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 13
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 4
- 230000009471 action Effects 0.000 description 2
- 230000002349 favourable effect Effects 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000008569 process Effects 0.000 description 2
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 2
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 2
- 241001589086 Bellapiscis medius Species 0.000 description 1
- 241000257465 Echinoidea Species 0.000 description 1
- 229910000760 Hardened steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 1
- 210000002784 stomach Anatomy 0.000 description 1
- 235000021419 vinegar Nutrition 0.000 description 1
- 239000000052 vinegar Substances 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H1/00—Spinning or twisting machines in which the product is wound-up continuously
- D01H1/11—Spinning by false-twisting
- D01H1/115—Spinning by false-twisting using pneumatic means
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H5/00—Drafting machines or arrangements ; Threading of roving into drafting machine
- D01H5/18—Drafting machines or arrangements without fallers or like pinned bars
- D01H5/26—Drafting machines or arrangements without fallers or like pinned bars in which fibres are controlled by one or more endless aprons
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H5/00—Drafting machines or arrangements ; Threading of roving into drafting machine
- D01H5/18—Drafting machines or arrangements without fallers or like pinned bars
- D01H5/70—Constructional features of drafting elements
- D01H5/72—Fibre-condensing guides
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
スライバの紡績装置
この発明は請求の範囲Iの前提部分の記載にかかるスライバの紡績装置に関する
ものである。
ジェット紡績のための装置はDE3541219Alから公知である。この装置
はインジェクタ部と:このインジェクタ部に近接した仮撚部とから構成される。
インジェクタ及び仮撚部はスライバを牽伸するためのドラフト装置の直下流に位
置している。この装置では良好な糸を製造することが可能である。しかしながら
、芯糸への縁糸の巻き付けを充分満足に行なうことができない。
EP−A−418694が開示するノズル装置はインサートによって糸通路に“
肩部”を形成し、かつ通過方向において肩部の背後のダクトに開口する入口孔を
備えている。この配置は正しい方向への一段階ではあるが、依然として最適な対
策ではない。
BP−A−449073及びBP−A−450371はジェット紡績に適したド
ラフト機構を開示している。 システムの最適化を図るために重要なことは、種
々の構成要素の機能を可能な限りにおいて分離し、かつこれらを別個に考慮する
ことである。このように考え方からすると、最適なジェット紡績システムは3個
の実質的な構成要素から成るものである。即ち、
一所定の“送出幅″をもって牽伸繊維で充填されるドラフト機構等の装置(DB
−A−354219等参照)−繊維構造体中に仮撚を発生し、加熱された芯糸と
この芯糸から突出する緯糸(Randfasen)を生成せしめる仮撚加熱スピ
ンドル−ドラフト機構と仮撚加熱スピンドルとの間に配置され、縁糸を芯糸の周
囲に巻き付けるインジェクタ部この発明の目的はこれらのエレメントが各々その
機能を最善に達成することができ、かつその機能の達成時にシステムの他のエレ
メントを全焦損なうことがないようにすることを目的とする。
この目的は請求の範囲1の特徴部分により本発明によって達成することができる
。このスライバはドラフト機構において牽伸され、かつ拡開され、最初はこの状
態でインジェクタ部に達する。ここで、縁糸は吸引され、かつ加熱エレメントの
加熱効果によって仮撚された糸芯上の成る位置をとる。仮撚エレメントでは、通
過開口は最初はスライバのために狭く、次いで房状に拡開される。房状の拡張部
の直後において、空気入口孔が仮撚加熱エレメントの内部空間に開口している。
空気人口孔の領域においてスライバは仮撚加熱エレメントの内壁面に近接して位
置しない。かくして、空気入口孔を通して仮撚加熱エレメントの内部空間に流入
した空気ジェットは繊維構造体に衝突し、この繊維構造体はこの領域では仮撚加
熱エレメントの内壁を通して横方向に案内を受けない。従って、この位置では空
気ジェットは繊維構造体の繊維に作用するためには非常に良好な位置を占める。
仮撚加熱エレメントの内部空間内をらせん状に移動する繊維構造の壁面に沿って
摺動しないスライバの部分は空気流を通して曲りくねって移動される。この発明
では入口孔を通して流れる空気の作用箇所が良好であることから、良好な加熱効
果を得ることができる。この撚りはドラフト機構まで連なり、ドラフト機構にお
いて被覆繊維が紡出三角形の外側に形成される。このことは紡出三角形を狭める
働きをする。スライバはドラフト機構を出てくるがそのときの幅はインジェクタ
ノズルの内径の少なくとも1.5倍である。
このようにして、ドラフト機構の出口でのスライバの幅は紡出三角形より拡開さ
れる。このようなカバー繊維の意図的な形成により、最終的には平行化される芯
部の繊維の、緯糸による良好な被覆が実現され、換言すれば糸の必要強力を得る
ことができる。
インジェクタ部に比較して仮撚エレメントを短縮して構成することによって仮撚
形成を最適にすることができると共に、芯糸に対して縁糸の均等分布(芯糸被覆
)を達成することができる。縁糸の均等分布はその実現のために均等の被覆を行
なわしめるような条件の付与ということにより達成される。そのためには、流れ
条件が維持されており、そこから惹起される回転運動により被覆を行わしめる必
要がある。インジェクタ部の壁面の摩擦は積極的な役割を果たすものである。
加熱エレメントの場合は仮撚エレメントの壁面における糸の摩擦はできる限りに
おいて少ないことが要求される。それは、かかる摩擦は仮撚の付与性を損なうか
らである。与えられた仮撚で可能な最大の送り出し速度は糸速度を高めることに
よっても増大することができる。しかしながら、仮撚エレメントの長さの選定は
糸においてらせんが形成され、空気流の影響下で、現実の仮撚付与器として機能
するように選定すべきである。
インジェクタ部の長さは好ましくは仮撚エレメントの長さより30%、必要な場
合は100%まで長い。好ましい実施例ではインジェクタ部は仮撚エレメントよ
り50%長い。
仮撚部材の長さは25と35mmの間(好ましくは30mm)で選定することが
できる。インジェクタ部の長さは好ましくは40mmより短くはない。
仮撚エレメントにおいて生じた回転がドラフト機構まで戻るように伝わることは
インジェクタエレメントが実質的に一定の筒状内部部材を有している場合は特に
好適である。このようにして、糸の回転は損なわれることがない。加えて、これ
は摩擦損失を小さくし、糸に対する損傷を殆ど起こさない。インジェクタエレメ
ント中での糸の低摩擦回転を行わせることができるのは、特に、仮撚エレメント
の拡張内径がインジェクタ部の内径と等しいかそれより小さいときである。
カバー繊維上で空気流の特に好適な屈曲(クランク)効果を達成するためには、
屑状拡開部からの空気入口孔の距離が仮撚エレメントの内径の差、即ち、肩部の
高さに等しいかこれより小さいことが必要であることが判った。このようにして
、空気流の、被覆繊維に対する良好な作用点を確保することができる。
特に好適な実施例は仮撚エレメントの内径が2.2から2.8mの間のときであ
ることが判った。
空気導入孔の軸線がその投影において仮撚エレメントの内部空間の軸線に対して
直角に配置されているとき、糸に作用する空気流は特に効果的であった。繊維は
肩部の直後で空気流を受け強力に回転される。
複数の空気入口が糸に作用した場合は糸に対して好都合な均等な力が付与される
。この点に関して空気入口はBP−A−489686に準じて仮撚エレメントの
内部空間に対して接線方向にかつ半径外方に開口しているのが好ましい。
拡開内径の長さに対する比は1:6がらl:16までが仮撚エレメントの好まし
い長さと判った。1:12から1+14までの比にあっては最も良好な品質及び
強度が得られた。
インジェクタ部に配置される入口孔はインジェクタ部の軸線に対して30°の角
度で配置されるのが好適である。縁糸による芯繊維の好適な被覆はにおいてはド
ラフト機構がら出てくるスライバの幅はインジェクタ部の内径より大きくなって
いる。スライバの幅をインジェクタ部の内径の1.5倍とすることが好ましい。
この場合において、スライバは空気流にルーズな状態で供給され、かくして容易
に加熱することができる。
一実施例では仮撚エレメントの扉状の拡開部からの空気入口孔のキャリヤは0.
5mmより短い。このようにして、極めて良好な紡出結果を達成することができ
る。
以下、この発明の詳細を次の添付図面を参照しながら説明する。
第1図は仮撚エレメントを示す。
第2図は屑状拡開部の詳細を示す。
第3図は空気入口孔の領域での仮撚エレメントを通しての断面図である。
第4図は適当なドラフト機構の側面図である。
第5図は+r力方向第4図)より示す図である。
第6図から第11図は第1図及び第2図により現される部分の効果を説明する概
略図である。
第1図はスライバの紡糸のためのこの発明の装置を示す。インジェクタ部l及び
仮撚エレメント2は空気式の仮撚装置を構成する。
この仮撚装置はスライバ(図示しない)の通過方向において送出ローラ対3.4
の下流に配置されている。送出ローラ対3.4はドラフト機構の最後のローラ対
であり、供給スライバは牽伸され紡績糸の強度をもつに至る。送出ローラ3.4
からの到着するスライバの幅はインジェクタ部lの内径Aより広い。送出ローラ
3.4から出て来るスライバはインジェクタ部1の内部チャンバ12に達する。
内部チャンバ12において、スライバは空気流の作用を受けるが、この空気流は
空気入口孔10.11を通して内部チャンバI2に達するものである。空気入口
孔10.11はインジェクタ部l内に角度αをもって配置されている。投影面に
おいてインジェクタ部1の軸線と空気入口の軸線との間の略30°の角度が好ま
しいことが判っている。この角度αで後のカバー繊維の良好な案内を得るために
特に好ましい。
摩擦を可能な限りにおいて最小とし、かつ送出ローラ3.4上でのニップ点まで
の良好な連続性を得るためにインジェクタ部lの内部チャンバ12はシリンダ状
に配置されている。
仮撚エレメント2はインジェクタ部lの下流に僅かな距離をもって配置されてい
る。仮撚エレメント2に流入する際にスライバは最初は挟小部220に案内され
る。挟小部220の径Cはインジェクタ部Iの径Aより小さい。直径Cはその挟
小部が糸の撚止めとして機能するようには細くないし、若しくは挟小部を通して
の通過の際に糸と係合することによりこれを閉塞してしまうほどには細くない。
直径りの屑状拡開部が挟小部220に継続する。直径りとしては2.2と2.8
mmとの間の値が好ましいことが判っている。挟小部220は同部分の壁面での
糸の摩擦を小さく維持することができるように短いものでなければならない。直
径りに対する屑状拡開部の直後に空気入口孔200.210が形成され、この空
気入口孔200.210を通して空気は内部チャンバ230に流入される。扉状
の拡開部は流入空気をして、内部チャンバ230に位置する糸部分に好適に衝突
せしめる作用を達成する。空気の作用により糸に良好な仮撚を付与することが可
能となる。糸は空気入口孔200.210の位置での内部チャンバ230の壁面
に沿って摺動せず、空気流によってクランク状に回転せしめられる。
この回転は送出ローラ3.4上のニップ点まで広い範囲に進められる。
挟小部220において撚りの減少がないことにより、安定な紡出条件を得ること
ができ、糸の強力を高めることができる。糸芯の周囲に巻き付くカバー繊維の生
成が、ドラフト機構を出てくるスライバの幅の故に、所期のように行われる。こ
のようにして、糸の外側の繊維による内側繊維の好適な被覆及び糸の必要な強力
を得ることができる。
インジェクタ部の内径へが大きいことにより、仮撚エレメント2への糸の供給は
その良好な回転が起こるように行われる。このようにして、糸の部分に空気入口
200.210を通して働く空気流が大きな腕長を持つことになる。その投影に
おいて、仮撚エレメント2の軸線に対する空気入口200.210の矩形配置に
より糸の良好な回転を得ることができる。 インジェクタ部l及び仮撚エレメン
ト2において回転する糸の部分の摩擦力を減少させるために、仮撚エレメント2
をインジェクタ部lより短く配置することが好適である。このようにして、内側
チャンバ230の内壁への摩擦による糸の損傷を実質的に防止することができる
。その結果、糸に高い品質を持たせることができる。
最適な長さ関係を第6図から第11図を参照してより詳細に説明する。試験によ
れば仮撚エレメント2の長さは略30 mm(25mmと35 mmとの間)と
することができる。空気入口開口とノズル出口との間の部分的な長さは略20
mm(18mmと22 mmとの間)とすることができる。
特に好適な配置では仮撚エレメント2の拡開内径りに対する長さしの比はl二重
から1=16である。内側チャンバ230は糸の通過方向では円錐状に拡開する
ことができる。これは第1図において破線にて示される。内部チャンバ230に
円錐状拡開部を形成することにより一層の糸摩擦を減少を図ることが可能である
。しかしながら、インジェクタ部lの内部チャンバ12はシリンダ状に配置する
ことが好ましい。
試験によればインジェクタ部11は長さは略45 mm(40mmと50 mm
との間)とすることが好ましい。二つ以上の空気入口を設ける必要はなく、イン
ジェクタ部の中央1/3に配置することができる。インジェクタ部の空気入口孔
と出口との間の領域の長さは好ましくはカバー繊維の離間部分の長さと大略等し
い。
ノズルは可能な限りにおいてドラフト機構の送出ローラに近接して設置する必要
がある。かくして、インジェクタ部1により惹起される吸引流は“縁部繊維”を
ノズルに案内する位置をとることになる。径が大きいことはこの吸引効果に対し
て育利となる。
第2図は屑状の拡開部及び空気入口孔200.210の配置を示す。入口チャン
バ230に対する挟小部220の拡開によって高さCの肩部が形成される結果と
なる。かくして、スライバ上への空気流の特に効果的な作用が得られるのは、屑
状拡開部からの空気入口孔210の距離すが仮撚エレメントの内径の差等しいか
それより大きいとき、即ち、肩部の高さCより小さいか若しくは等しいときであ
る。0.5mmの距離すが特に好適な値である。空気入口孔200.210はそ
の直径としては大略0.3mmであるのが特に好適である。
第3図は空気入口孔200.210の領域での仮撚エレメント2を通しての断面
図である。空気入口孔200.210は横方向のオフセットdを有している。空
気入口孔200.210は内部チャンバ230に対してその接線方向に開口して
いる。仮撚エレメント2上の空気入口孔200゜210のオフセットdに応じて
、空気入口孔10.11はインジェクタ部lにも開口することができる。糸部分
を回転させる空気流の作用はこの横方向のオフセット配置により特に良好とする
ことができる。
複数の空気入口孔がインジェクタ部l及び仮撚エレメントの周囲に均等に配置さ
れていることが特に好ましい。好ましい配置では少なくとも4個、より好適には
8個の空気導入孔が設けられる。孔の数が多いほど、断面積は小さくし、これに
より最終的な孔の数は制限を受ける。数が多いことにより仮撚エレメント2のダ
クト内でのより実質的に均等な渦の形成を行うことができ、仮撚の生成のための
糸へのエネルギ伝達に好適となる。
第4図において、符号110.120はドラフト機構の入口ローラ対である。ス
ライバは予備ドラフト領域13を通過し、エプロン対16.17の2枚の近接ス
トランド間に入る。このエプロン16.17は底部エプロンローラ14及び上部
エプロンローラI5更には偏向本体18.19及び37、38の周囲を案内され
る。
偏向本体18.19はエプロン16.17の近接ストランドの端部において搬送
方向Fに設置され、そこから横方向に離間位置された偏移本体37.38及びエ
プロンローラ14.15と協働して、下流の送出ローラの領域において比較的鋭
角α、βを確保し、この結果、二重エプロンベルト案内手段の出口が送出ローラ
20.21の人口ニップに位置するようにされる。
図示されるドラフト機構の主ドラフト領域はエプロンローラ対14゜15及び送
出ローラ対20.21の間に位置される。
コンデンサ26は送出ローラ対20.21のニップライン23と二重エプロンベ
ルト案内手段16.17.18.19の出口の間に位置される。コンデンサは有
効な残留空間に適合するように小さく配置され、かつ第5図に示すようにエプロ
ン16.17の幅の方向に延びる長手方向形状をなし、第4図に示すように、送
出ローラ20.21の表面部分に相補的に配置され、この送出ローラ20.21
は、送出ローラ20.21を向いたその表面に関して対向している。コンデンサ
26のエプロン16.17を向いた表面は実質的に三角形状をなし、変移本体1
8.19の案内表面24.25の形態に実質的に適合しており、変移本体の周囲
においてエプロン26.27が案内され、鋭角の巻き付き角度α、βを形成して
いる。
重要なことはコンデンサ26は底部送出ローラ20の周面上に載せられるが、上
部送出ローラ21に対しては僅かな間隔29をおいていることである。かくして
、低摩擦のプラスチック材料より好ましくは構成されるコンデンサ26は一般的
に金属から構成される底部送出ローラ20上にのみ載せられ、ここでコンデンサ
26は僅かな摩擦でもって摺動が可能であり、一方、ゴムからなる上部送出ロー
ラ21との接触は防止される。このようにして、上部送出ローラの不所望の摩耗
及び損傷を防止することができる。
底部ローラ110.14.20は金属、特に表面硬化鋼より構成されるが、対向
ローラ120.15.21はゴム等の弾性部材により構成される。
かくして、送出ローラ20.21のニップライン23と、二重エプロン案内手段
16.17.18.19の出口との間に設けられる最小の空間は第4及び5図の
コンデンサを収納するハウジングとして使用することができる。ここに1.コン
デンサは入口側では漏斗型であり、そのスロット35は、底部送出ローラ20に
面した側で底部送出ローラ20に開口するスロット35を形成している。
通常の吸引手段が、ローラの軸線に垂直に延びるダクト34の形態で、第4若し
くは5図に示されるドラフト機構の下方に設けられる。
ドラフト手段は1992年9月lO日のドイツ特許出願第4230314号のよ
うに設けられる。予備ドラフト領域にコンデンサを設けることが可能であり、こ
れについてはEP−A−449073若しくはその改良である1、 992年9
月IO日のドイツ特許出願第4230317号に開示されている。
これらのコンデンサ機構は、ドラフト機構から出てくる繊維流の幅にわたって、
スライバの牽伸を損なうことなく、非常に好適な制御を可能とする。この牽伸は
EP−A−440361におけるエプロン装置により良好に行うことができ、こ
の点は1.993年1月28日の米国特許出願5N081010265号に開示
されている。これらの出願の内容はこの出願の一部とするものとする。
このシステムの各エレメントの影響はより詳細に第6図から第11図にダイヤグ
ラムによって説明されている。これらの単純化されたダイヤグラムは全紡糸プロ
セスのうちのごく短い部分のみを現しており、即し、ドラフト機構の出口におけ
る“繊維送出位置′” (第6図)から仮撚エレメント2の出口における容易に
紡出された糸(第11図)までの進行を各図により表している。ダイヤグラムは
種々の機能を説明するように配置されている。その縮尺は、相互間の関係も含め
て、実際とは違っている。
ラインK(第6図)はドラフト機構の出口のニップラインを表している。インジ
ェクタ部1への入口は断面にて表される。ドラフト機構により供給される繊維F
の大部分は糸芯GKを形成する。2つの繊維Fl及びF2は芯に加熱されず、後
述のようにプロセスの過程において、“カバー繊維′となる。
1つのカバー繊維F1の“前進“部分(“ヘッド“)は空気流Sの引張りにより
インジェクタ部lに直接に導入される。第2のカバー繊維F2のヘッドは暫時は
部分lに入らない。しかしながら、二つの糸の“後端”部は芯において集合され
る(さもなければ風綿として損失される)。その直後に、第7図の状態となる。
空気流による引張りにより、繊維Flは糸芯GKの移動方向において“包摂点”
Elから延びる。繊維F2はその包摂点から反対方向に延び、インジェクタ部の
エツジ上をノズル内に引き込まれる。均一な糸構造を実現するため、カバー繊維
は相互に平行化されている必要がある。
入口下流において、包摂点El、 F2は孔(空気入口) 10.11 (第8
及び9図)を通過する。第8図において、繊維F2は依然として運ばれてている
(ヘッドは後方)と仮定する。しかしながら、包摂点E2が空気入口を極めて遅
く通過すると、繊維F2は圧縮空気流の影響下でひっくり返され、そのヘッドは
、繊維Flと同じ用に、今や前方を向けられる(第9図)。
この点に至るまで糸芯はノズルダクトの中心に位置しているとごく単純な仮定を
していた。しかしながら、糸芯GKはダクトの長手方向軸線の回りを回転し、そ
の結果ダクト内で一種の“バルーン”(第1O図)が形成される。この糸芯GK
及びカバー繊維はダクトの内面Flに沿って摺動する。ダクトの軸線回りでの糸
芯の各回転は糸芯の回りにおいてカバー繊維を略1回転せしめる。インジェクタ
部lの出口AGに至るまで、各カバー繊維は被覆のために役立つ全長にわたって
糸芯をカバーするようになっている。
仮撚部材2(第11図)内での条件は異なってくる。繊維構造はここでは既に充
分な加熱を受けており、従って、ソリッドな構造どなっている。このソリッドな
構造は新規に流入される空気流によりいまやらせんに変換される。空気流自体は
加熱エレメント2内では渦Wを形成し、エネルギはこの渦から糸らせんに伝達さ
れる。ダクトの長手方向軸線の回りでの糸の部分の回転は仮撚エレメントの“上
流”で糸芯内における上述仮撚回転を生成し、これは実質的にドラフト機構の紡
出三角形まで継続する。(仮撚エレメント2の下流では、仮撚であることに基づ
いて、前記加熱は再度解かれる。しかしながら、この点はこの発明の主題ではな
いことから、ここでの詳細説明は省略するものとする。)
らせんの駆動のためには、ある領域で空気流がらせんに作用しないことが必要で
ある。(仮撚エレメント2)この領域で必要なことは、最も均一な渦が生成され
、最大量のエネルギが渦から糸の部分に伝達されることである。しかしながら、
このプロセスは以下の要因、
一一方で、仮撚エレメント2の内壁上での摩擦等に起因して空気渦流が徐々に弱
くなること;
一他方で、糸部分とその内面との間の摩擦が糸部分の回転を阻害すること:
による制限を受ける。
従って、仮撚エレメントの実際の効果(ま、カッく一繊維を巻き付Iするのに必
要となるインジェクタ部lの領域より実質Q′Jiこ短し)領域(ことは反対に
糸芯上での回転方向(こおり)てドラフト機構(二提供せしめる。
この発明はここに図示される実施例(こ限定されること(まな(1゜フロントベ
ージの続き
(31)優先権主張番号 P4230317.6(32)優先日 1992年9
月10日(33)優先権主張国 ドイツ(DE)(31)優先権主張番号 01
0,265(32)優先日 1993年1月28日(33)優先権主張国 米国
(US)
(81)指定回 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、PT、SE)
、JP、US
Claims (13)
- 1.ドラフト機構と、ドラフト機構の直後に配置された空気式仮撚装置とを有し 、仮撚装置はインジェクタ部(1)とインジェクタ部(1)に対して中間の空間 を介して近接して位置した仮撚エレメント(2)とより成り、かつ仮撚エレメン ト(2)の内径は肩状に拡開され、空気入口(20,21)は仮撚エレメント( 23)の内部室(23)に対して内径の肩状の拡大部の直後において開口してい るスライバの紡糸装置において、仮撚エレメント(2)はインジェクタ部(1) より短く、仮撚エレメントの長さはらせん伏の糸条の形成が許容されるように選 択されていることを特徴とするスライバの紡績装置。
- 2.インジェクタ部(1)は実質的に一定に留まるシリンダ状の内径部を有して いることを特徴とする請求の範囲1に記載の紡績装置。
- 3.仮撚エレメント(2)の拡開内径(D)はインジェクタ部(1)の内径(A )に等しいかそれより小さいことを特徴とする請求の範囲1若しくは2に記載の 装置。
- 4.仮撚エレメント(2)の拡開内径(D)は2.2から2.8mmであること を特徴とする請求の範囲1から3のいずれかに記載の装置。
- 5.仮撚エレメント(2)は、肩部の直後の拡開内径(D)の、長さ(L)に対 する比が1:6から1:16、好ましくは1:12から1:14であることを特 徴とする請求の範囲1から4のいずれかに記載の装置。
- 6.空気入口孔(20,21)の、肩状拡開部かの距離(b)は仮撚エレメント の肩部高さ(c)に等しいかそれより小さいことを特徴とする請求の範囲1から 5のいずれかに記載の装置。
- 7.仮撚エレメント(2)の空気入口孔(20,21)の、肩伏拡開部からの距 離(b)は0.5mmに等しいかそれより小さいことを特徴とする請求の範囲1 から6のいずれかに記載の装置。
- 8.空気入口孔(20,21)は、仮撚エレメント(2)の軸線に対する投影に おいて直角βをなしていることを特徴とする請求の範囲1から7のいずれかに記 載の装置。
- 9.空気入口孔(10,11)の軸線はインジェクタ部(1)の軸線に対する投 影において略30°の角度αをなすことを特徴とする請求の範囲1から8のいず れかに記載の装置。
- 10.空気入口孔(10,11;20,21)はインジェクタ部及び/若しくは 仮撚エレメント(2)の内部チャンバ(12,23)に対して実質的に接線方向 に開口していることを特徴とする請求の範囲1から9のいずれかに記載の装置。
- 11.空気入口孔(10,11)はインジェクタ部(1)及び/若しくは仮撚エ レメント(2)のチャンバ(12;23)に対して外方に開口位置しているこを 特徴とする請求の範囲1から10のいずれかに記載の装置。
- 12.3個若しくはそれ以上(好ましくは4つそれ以上)の空気入口孔(10, 11;20,21)がインジェクタ部(1)及び/若しくは仮撚エレメント(2 )の馬上に均等分布して設けられるこを特徴とする請求の範囲1から11のいず れかに記載の装置。
- 13.ドラフト機構から出てくるスライバの幅(B)はインジェクタ部(1)の 内径(A)より広いことを特徴とする請求の範囲1から12のいずれかに記載の 装置。
Applications Claiming Priority (12)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19924225262 DE4225262A1 (de) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | Vorrichtung zum Verspinnen eines Faserbandes |
DE4225262.8 | 1992-07-31 | ||
DE4230314A DE4230314A1 (de) | 1992-09-10 | 1992-09-10 | Doppelriemchenstreckwerk einer Spinnmaschine |
DE4230314.1 | 1992-09-10 | ||
DE4230317.6 | 1992-09-10 | ||
DE4230317A DE4230317C2 (de) | 1992-09-10 | 1992-09-10 | Doppelriemchenstreckwerk für eine Spinnmaschine |
US4230317.6 | 1993-01-28 | ||
US010,265 | 1993-01-28 | ||
US4230314.1 | 1993-01-28 | ||
US4225262.8 | 1993-01-28 | ||
US08/010,265 US5479680A (en) | 1990-04-06 | 1993-01-28 | Sliver drafting apparatus |
PCT/CH1993/000193 WO1994003662A1 (de) | 1992-07-31 | 1993-07-29 | Vorrichtung zum verspinnen eines faserbandes |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07502311A true JPH07502311A (ja) | 1995-03-09 |
JP3353896B2 JP3353896B2 (ja) | 2002-12-03 |
Family
ID=27435545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50486294A Expired - Fee Related JP3353896B2 (ja) | 1992-07-31 | 1993-07-29 | スライバの紡績装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0606434B1 (ja) |
JP (1) | JP3353896B2 (ja) |
DE (1) | DE59307501D1 (ja) |
WO (1) | WO1994003662A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8268324B2 (en) | 2004-03-29 | 2012-09-18 | Galpharma Co., Ltd. | Modified galectin 9 proteins and use thereof |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2722319B2 (de) * | 1977-01-10 | 1981-01-15 | Toyo Boseki K.K., Osaka (Japan) | Vorrichtung zum pneumatischen Falschdrallspinnen |
JPH01162829A (ja) * | 1987-12-18 | 1989-06-27 | Mas Fab Rieter Ag | 空気ジェットノズル及び該ノズルの加撚部分で回転空気層を形成する方法 |
EP0418694A1 (de) * | 1989-09-22 | 1991-03-27 | Maschinenfabrik Rieter Ag | Düsenspinnvorrichtung mit einer Injektordüse und einer Dralldüse |
JPH086213B2 (ja) * | 1989-10-04 | 1996-01-24 | 東レエンジニアリング株式会社 | 空気式糸形成装置の仮撚ノズル |
JPH04163325A (ja) * | 1990-10-26 | 1992-06-08 | Murata Mach Ltd | 紡績装置 |
JP2543363Y2 (ja) * | 1991-07-01 | 1997-08-06 | 村田機械株式会社 | 紡績用ノズル |
-
1993
- 1993-07-29 EP EP93915623A patent/EP0606434B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1993-07-29 JP JP50486294A patent/JP3353896B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1993-07-29 WO PCT/CH1993/000193 patent/WO1994003662A1/de active IP Right Grant
- 1993-07-29 DE DE59307501T patent/DE59307501D1/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE59307501D1 (de) | 1997-11-13 |
WO1994003662A1 (de) | 1994-02-17 |
JP3353896B2 (ja) | 2002-12-03 |
EP0606434B1 (de) | 1997-10-08 |
EP0606434A1 (de) | 1994-07-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5295349A (en) | Introduction device for a spinning apparatus | |
US4362008A (en) | Method and apparatus for forming composite yarn | |
US6370858B1 (en) | Core yarn production method and apparatus | |
US4258541A (en) | Open-end rotor with thread draw-off tube | |
US4241574A (en) | Spinning process and apparatus | |
US5243813A (en) | Process and an arrangement for false-twist spinning | |
JPS6113005B2 (ja) | ||
US4535516A (en) | Apparatus for the production of fixed point multifilament yarns | |
US7080502B2 (en) | Arrangement for producing a spun thread | |
US4575999A (en) | Pneumatic nozzle utilized in the process of producing a fasciated yarn | |
US4444003A (en) | Turbulent spinning apparatus for the production of yarn | |
JPH0313326B2 (ja) | ||
JPH01162829A (ja) | 空気ジェットノズル及び該ノズルの加撚部分で回転空気層を形成する方法 | |
JPH07502311A (ja) | スライバの紡績装置 | |
GB2115446A (en) | Yarn manufacturing method and apparatus | |
US20030110755A1 (en) | Pneumatic spinning apparatus | |
GB2041019A (en) | Open End Spinning of Composite Yarn | |
WO1990004668A1 (en) | Improvements in or relating to ring spinning | |
JP3095230B2 (ja) | 仮撚紡績方法と該方法を実施するための装置 | |
US4450678A (en) | Air nozzle utilized for fasciated yarn spinning | |
JP4263177B2 (ja) | 紡績糸を製造する装置 | |
US5237810A (en) | Method and apparatus for false twist spinning | |
JP2600417B2 (ja) | 紡績装置 | |
JPH0770833A (ja) | 空気紡績装置 | |
JPH03241018A (ja) | 紡績装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |