JPH0735478A - エアーナイフ装置 - Google Patents
エアーナイフ装置Info
- Publication number
- JPH0735478A JPH0735478A JP19991093A JP19991093A JPH0735478A JP H0735478 A JPH0735478 A JP H0735478A JP 19991093 A JP19991093 A JP 19991093A JP 19991093 A JP19991093 A JP 19991093A JP H0735478 A JPH0735478 A JP H0735478A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air knife
- dried
- air
- substance
- mist
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- Pending
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- Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 水滴のミストを確実に吸引して排出する。
【構成】 被乾燥物1に対して傾斜した状態で反搬送側
に開口したエアーナイフ2を設置し、エアーナイフ2の
搬送側及び反搬送側に吸気を行う排気ダクト3をエアー
ナイフ2と平行して設けたエアーナイフ装置。
に開口したエアーナイフ2を設置し、エアーナイフ2の
搬送側及び反搬送側に吸気を行う排気ダクト3をエアー
ナイフ2と平行して設けたエアーナイフ装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エアーナイフ装置に関
するものである。
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の此種装置は図4に示すように液晶
用基板等の被乾燥物1の上方に傾斜させたエアーナイフ
2を設置し、噴射気体の方向に位置した被乾燥物1の側
面に、吸気ダクト3を設置して、被乾燥物1に付着して
いる水滴4等を噴射気体で吹き飛ばし急速乾燥させる。
この時発生したミストを吸気ダクト3で吸気して排気さ
せていた。尚、図中5は気体配管、6は排気配管で排風
機7と連通させている。
用基板等の被乾燥物1の上方に傾斜させたエアーナイフ
2を設置し、噴射気体の方向に位置した被乾燥物1の側
面に、吸気ダクト3を設置して、被乾燥物1に付着して
いる水滴4等を噴射気体で吹き飛ばし急速乾燥させる。
この時発生したミストを吸気ダクト3で吸気して排気さ
せていた。尚、図中5は気体配管、6は排気配管で排風
機7と連通させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の装置にあっ
ては、吸気ダクト3が被乾燥物1の搬送方向における側
面に設置されているため、エアーナイフから比較的、距
離をおいて配設されているため、ミストの吸気を十分に
行うことができず、被乾燥物に再付着し、ウォータマー
クが発生するという欠点があった。そこで、本発明はエ
アーナイフの近傍に吸気ダクトを設置してミストを確実
に吸引して排出させることができる装置を提供しようと
するものである。
ては、吸気ダクト3が被乾燥物1の搬送方向における側
面に設置されているため、エアーナイフから比較的、距
離をおいて配設されているため、ミストの吸気を十分に
行うことができず、被乾燥物に再付着し、ウォータマー
クが発生するという欠点があった。そこで、本発明はエ
アーナイフの近傍に吸気ダクトを設置してミストを確実
に吸引して排出させることができる装置を提供しようと
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために、被乾燥物に対して傾斜した状態で反搬送側
に開口したエアーナイフを設置し、エアーナイフの反搬
送側に吸気を行う吸気ダクトをエアーナイフと平行して
設け、更にエアーナイフの搬送側に吸気を行う吸気ダク
トをエアーナイフと平行して設けたエアーナイフ装置。
するために、被乾燥物に対して傾斜した状態で反搬送側
に開口したエアーナイフを設置し、エアーナイフの反搬
送側に吸気を行う吸気ダクトをエアーナイフと平行して
設け、更にエアーナイフの搬送側に吸気を行う吸気ダク
トをエアーナイフと平行して設けたエアーナイフ装置。
【0005】
【作用】本発明は前記のように構成したもので、エアー
ナイフから噴射した噴射気体で被乾燥物上の水滴を吹き
飛ばして急速乾燥させる。この時発生したミストを反搬
送側の吸気ダクトで吸引し、更にエアーナイフ通過後は
搬送側の吸気ダクトで吸引してミスト再付着を防止す
る。
ナイフから噴射した噴射気体で被乾燥物上の水滴を吹き
飛ばして急速乾燥させる。この時発生したミストを反搬
送側の吸気ダクトで吸引し、更にエアーナイフ通過後は
搬送側の吸気ダクトで吸引してミスト再付着を防止す
る。
【0006】
【実施例】本発明の第1実施例を図1,2に基いて詳細
に説明する。被乾燥物1の搬送方向に対して傾斜させた
状態で気体配管5と連通したエアーナイフ2を被乾燥物
1の上方に設置する。このエアーナイフ2は反搬送方向
に微小の間隔を有する噴射用スリット8を設け、エアー
ナイフ2と平行して搬送方向側の前後でエアーナイフ2
の近傍に吸気ダスト3,9を被乾燥物1の上方に設置し
ている。吸気ダクト3,9は夫々エアーナイフ2側に吸
気口10,11を開口している。
に説明する。被乾燥物1の搬送方向に対して傾斜させた
状態で気体配管5と連通したエアーナイフ2を被乾燥物
1の上方に設置する。このエアーナイフ2は反搬送方向
に微小の間隔を有する噴射用スリット8を設け、エアー
ナイフ2と平行して搬送方向側の前後でエアーナイフ2
の近傍に吸気ダスト3,9を被乾燥物1の上方に設置し
ている。吸気ダクト3,9は夫々エアーナイフ2側に吸
気口10,11を開口している。
【0007】そして、エアーナイフ2及び吸気ダクト
3,9の両側を各々取付金具12,12に固定して。配
置関係を保持するようになっている。又、吸気ダクト3
は排気配管6を介して排風機7に、吸気ダクト9は排気
配管13を介して排風機14に接続している。
3,9の両側を各々取付金具12,12に固定して。配
置関係を保持するようになっている。又、吸気ダクト3
は排気配管6を介して排風機7に、吸気ダクト9は排気
配管13を介して排風機14に接続している。
【0008】第1実施例は前記のように構成したもの
で、エアーナイフ2の噴射用スリット8からエアー又は
窒素ガス等の噴射気体を矢印方向に噴射させ、被乾燥物
1上の水滴4を吹き飛ばし、急速乾燥させる。一方、両
側の吸気ダクト3、9は各々排風機7,14によって吸
気口10,11から吸気を行っている。したがって、吸
気ダクト3の吸気口10からミストを吸気するが吸気口
10の近傍は負圧となり、エアーナイフ2からの噴射用
スリット78より噴射する噴射気体の圧力は減圧された
状態での効果と同じとなり、噴射する気体量の減量とな
り、気体に対する約5%のコストの削減を行うことがで
きる。
で、エアーナイフ2の噴射用スリット8からエアー又は
窒素ガス等の噴射気体を矢印方向に噴射させ、被乾燥物
1上の水滴4を吹き飛ばし、急速乾燥させる。一方、両
側の吸気ダクト3、9は各々排風機7,14によって吸
気口10,11から吸気を行っている。したがって、吸
気ダクト3の吸気口10からミストを吸気するが吸気口
10の近傍は負圧となり、エアーナイフ2からの噴射用
スリット78より噴射する噴射気体の圧力は減圧された
状態での効果と同じとなり、噴射する気体量の減量とな
り、気体に対する約5%のコストの削減を行うことがで
きる。
【0009】又、エアーナイフ通過後の被乾燥物1の表
面上に、吸気洩れの極く僅かのミストの再付着を吸気ダ
クト9で吸気すると共に、被乾燥物1の表面上を負圧に
して乾燥の促進を計る。
面上に、吸気洩れの極く僅かのミストの再付着を吸気ダ
クト9で吸気すると共に、被乾燥物1の表面上を負圧に
して乾燥の促進を計る。
【0010】次に、第2実施例を図3に基いて説明する
と、本実施例は被乾燥部1の幅が広い場合で、エアーナ
イフ2をV字型に形成し、吸気ダクト3,9も同様にV
字型に形成したものである。他は全て第1実施例と同様
なので、同一符号を付し説明を省略する。
と、本実施例は被乾燥部1の幅が広い場合で、エアーナ
イフ2をV字型に形成し、吸気ダクト3,9も同様にV
字型に形成したものである。他は全て第1実施例と同様
なので、同一符号を付し説明を省略する。
【0011】
【発明の効果】本発明は前記のように構成、作用を有す
るもので、噴射気体で水滴を飛ばし、急速乾燥させる。
この時発生するミストを近傍に開口した吸気ダクトで吸
気するので、ミストの再付着を防止し、ウォータマーク
が発生するようなことがない。又、エアーナイフを通過
した後にも吸気を行ってミストを吸引するので乾燥を確
実に行うことができる。
るもので、噴射気体で水滴を飛ばし、急速乾燥させる。
この時発生するミストを近傍に開口した吸気ダクトで吸
気するので、ミストの再付着を防止し、ウォータマーク
が発生するようなことがない。又、エアーナイフを通過
した後にも吸気を行ってミストを吸引するので乾燥を確
実に行うことができる。
【0012】
【図1】本発明の第1実施例の平面図
【図2】その縦断面図。
【図3】第2実施例の平面図。
【図4】従来装置の平面図。
1 被乾燥物 2 エアーナイフ 3 吸気ダクト 4 水滴 5 気体配管 6 排気配管 7 排風機 8 噴射用スリット 9 吸気ダクト 10 吸気口 11 吸気口 12 取付金具
Claims (2)
- 【請求項1】 被乾燥物に対して傾斜した状態で反搬送
側に開口したエアーナイフを設置し、エアーナイフの反
搬送側に吸気を行う吸気ダクトをエアーナイフと平行し
て設けたことを特徴とするエアーナイフ装置。 - 【請求項2】 エアーナイフの搬送側に吸気を行う吸気
ダクトをエアーナイフと平行して設けた請求項1記載の
エアーナイフ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19991093A JPH0735478A (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | エアーナイフ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19991093A JPH0735478A (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | エアーナイフ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0735478A true JPH0735478A (ja) | 1995-02-07 |
Family
ID=16415642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19991093A Pending JPH0735478A (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | エアーナイフ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0735478A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003017463A (ja) * | 2001-06-29 | 2003-01-17 | Shibaura Mechatronics Corp | 基板乾燥装置 |
KR100452803B1 (ko) * | 2001-11-27 | 2004-10-14 | 알프스 덴키 가부시키가이샤 | 기판건조장치 및 그것을 사용한 기판건조방법 |
KR100547909B1 (ko) * | 2003-07-03 | 2006-01-31 | 주식회사 디엠에스 | 평판 디스플레이 패널용 기판 건조장치 |
JP2006247541A (ja) * | 2005-03-11 | 2006-09-21 | Toray Ind Inc | 液体除去装置 |
JP2008029950A (ja) * | 2006-07-28 | 2008-02-14 | Toppan Printing Co Ltd | 液体除去方法および液体除去装置およびウェブ処理装置 |
CN100412486C (zh) * | 2003-06-27 | 2008-08-20 | 东京応化工业株式会社 | 基板干燥装置和基板干燥方法 |
JP2010181761A (ja) * | 2009-02-09 | 2010-08-19 | Hitachi High-Technologies Corp | 基板乾燥装置、基板乾燥方法、及び表示用パネル基板の製造方法 |
CN104534854A (zh) * | 2015-01-16 | 2015-04-22 | 镇江奥美机电设备有限公司 | 一种可降低干燥箱工作能耗的风刀槽 |
CN105154943A (zh) * | 2015-09-23 | 2015-12-16 | 昆山硕凯自动化电镀设备有限公司 | 一种吹风治具 |
WO2016167074A1 (ja) * | 2015-04-16 | 2016-10-20 | 日本電気硝子株式会社 | ガラスフィルムの製造方法 |
CN106734011A (zh) * | 2016-11-24 | 2017-05-31 | 湖南亿泰启智能电子科技有限公司 | 一种用于电容触摸屏传感器玻璃清洗的自动化生产线 |
CN113424005A (zh) * | 2018-10-04 | 2021-09-21 | 伊利诺斯工具制品有限公司 | 用于干燥机系统的方法和设备 |
-
1993
- 1993-07-20 JP JP19991093A patent/JPH0735478A/ja active Pending
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP4663919B2 (ja) * | 2001-06-29 | 2011-04-06 | 芝浦メカトロニクス株式会社 | 基板乾燥装置 |
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CN107107129A (zh) * | 2015-04-16 | 2017-08-29 | 日本电气硝子株式会社 | 玻璃薄膜的制造方法 |
KR20170137694A (ko) * | 2015-04-16 | 2017-12-13 | 니폰 덴키 가라스 가부시키가이샤 | 유리 필름의 제조 방법 |
CN107107129B (zh) * | 2015-04-16 | 2019-10-22 | 日本电气硝子株式会社 | 玻璃薄膜的制造方法 |
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