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JPH0734744A - スライド式ドア用自動閉扉装置 - Google Patents

スライド式ドア用自動閉扉装置

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Publication number
JPH0734744A
JPH0734744A JP6109004A JP10900494A JPH0734744A JP H0734744 A JPH0734744 A JP H0734744A JP 6109004 A JP6109004 A JP 6109004A JP 10900494 A JP10900494 A JP 10900494A JP H0734744 A JPH0734744 A JP H0734744A
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JP
Japan
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latch
motor
controller
door
lever
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JP6109004A
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English (en)
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JP2864446B2 (ja
Inventor
Jiro Mitsui
治朗 三井
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Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsui Mining and Smelting Co Ltd filed Critical Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 スライド式ドア用自動閉扉装置における閉扉
作動の円滑化を図る。 【構成】 車体1にバッテリー127に接続される給電
側コネクタ129を設け、スライド式ドア3に、前記コ
ネクタ129と接触する受電側コネクタ124と、コネ
クタ124に接続された自動閉扉用コントローラ120
と、ストライカと係合するラッチと、前記コントローラ
120の制御により正逆転する自動閉扉用モータ40
と、該モータ40が正転するとハーフラッチ位置の前記
ラッチをフルラッチ方向に回転させる動力伝達機構とを
設ける。前記コントローラ120は前記モータ40を正
転させる前に前記モータ40に逆転用の電流を供給して
前記動力伝達機構を前記初期位置に復帰させるように構
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスライド式ドア用自動閉
扉装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、車体側に設けられ該車体のバッテリ
ーに接続される給電側コネクタと、前記車体に対して前
後方向にスライドすることにより開閉するドアに、前記
ドアを所定位置まで閉扉させると前記コネクタと接触す
る受電側コネクタと、該受電側コネクタに接続されて前
記両コネクタの接触により電力の供給を受ける自動閉扉
用コントローラと、前記車体側に固定のストライカと係
合するラッチと、前記コントローラの制御により正逆転
する自動閉扉用モータと、該モータと前記ラッチとの間
に設けられ前記モータが正転すると初期位置から作動終
了位置に向けて変位してハーフラッチ位置の前記ラッチ
を強制的にフルラッチ方向に回転させる動力伝達機構と
を設けた自動閉扉装置は、実開昭3−76982号他多
数の公報に記載され公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記スライド式ドア内
のコントローラには、ドアの構造上、車体側のバッテリ
ー電源を常時供給することはできないから、前記のよう
に、ドアが所定位置まで閉扉したら互いに接触するコネ
クタを介して給電されるように構成されている。そのた
め、開扉するとコネクタ同士は離間して、その瞬間から
コントローラおよびモータは無電源状態となる。仮に、
モータにより動力伝達機構を変位させている最中にドア
が開けられると、モータは電源を断たれて停止するか
ら、動力伝達機構は初期位置から作動終了位置に至る途
中位置で停止することになる。このように、動力伝達機
構が途中位置で停止すると、閉扉により再度通電されて
モータが回転したときは、動力伝達機構は途中位置から
移動を再開することになるが、動力伝達機構が途中位置
から移動するとラッチと係合できずにラッチを回転させ
ることができないことがあった。そこで、本発明は、自
動閉扉を行うときは、いったんモータを逆転させて動力
伝達機構を初期位置に戻してから、モータを正転させる
ようにしたものである。なお、従来公知の実開昭3−7
6982号公報に記載されたものは、電源投入後、モー
タを逆転させる技術を採用しているが、モータを逆転す
る方法は、利用者が手動で作動スイッチをオンにする構
造であって、自動閉扉用の連続したシーケンス制御とは
別個に設けられたものである。このため、極めて不便か
つ非現実的な技術となっている。
【0004】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、車体
1側に該車体1のバッテリー127に接続されるように
給電側コネクタ129を設け、前記車体1に対して前後
方向にスライドすることにより開閉するドア3に、前記
ドア3を所定位置まで閉扉させると前記コネクタ129
と接触する受電側コネクタ124と、該受電側コネクタ
124に接続されて前記両コネクタの接触により電力の
供給を受ける自動閉扉用コントローラ120と、前記車
体1側に固定のストライカ10と係合するラッチ13
と、前記コントローラ120の制御により正逆転する自
動閉扉用モータ40と、該モータ40と前記ラッチ13
との間に設けられ前記モータ40が正転すると初期位置
から作動終了位置に向けて変位してハーフラッチ位置の
前記ラッチ13を強制的にフルラッチ方向に回転させる
動力伝達機構とを設けた自動閉扉装置において、前記コ
ントローラ120は前記モータ40を正転させて前記動
力伝達機構を前記作動終了位置側に変位させる前に前記
モータ40に逆転用の電流を供給して前記動力伝達機構
を前記初期位置に復帰させるように構成したスライド式
ドア用自動閉扉装置としたものである。また、本発明
は、前記装置において、前記コントローラ120には前
記ラッチ13の回転位置を検知しうるスイッチ26を接
続し、前記コントローラ120は閉扉により前記ラッチ
13が回転して前記スイッチ26が前記ラッチ13のハ
ーフラッチ状態を検知したときに、前記逆転用電流を前
記モータ40に供給するように構成したスライド式ドア
用自動閉扉装置としたものである。
【0005】
【実施例】本発明の一実施例の構成を図面に従い説明す
る。図1のように、ワンボックスタイプの車体1には、
前側のスイング式ドア2と、車体1のガイドレール4に
添って前後に移動して開閉するスライド式ドア3とが設
けられている。前記ドア3には、前記車体1に固定した
ストライカ10と係合するロック本体8と、アウターハ
ンドル5と、キーシリンダ6と、インサイドロック部材
7と、操作機構部9等が設けられている。
【0006】詳細は後述するが、図27に示したよう
に、前記車体1には、バッテリー127に給電コントロ
ーラ128を介して接続されたコネクタ129が設けら
れ、また、前記ドア3には前記操作機構部9の自動閉扉
コントローラ120に接続されたコネクタ124が設け
られる。両コネクタは前記ドア3が開扉状態のときは非
接触で、バッテリー127の電力は自動閉扉コントロー
ラ120には供給されない。しかし、ドア3を所定位置
まで閉扉すると、両コネクタは接触して前記バッテリー
127の電力は給電コントローラ128を介して自動閉
扉コントローラ120に供給される。電力の供給を受け
たコントローラ120は、前記操作機構部9の自動閉扉
用モータ40を回転させて、これにより、前記ドア3を
強制的に閉扉させる。
【0007】図3〜図10により前記ロック本体8につ
いて説明すると、ロック本体8の合成樹脂製のボディ1
1は、その正面側に収納空間12を有し、該空間12内
にラッチ13およびラチェット14を軸15および軸1
6によりそれぞれ回転自在に取付ける。前記ボディ11
には前記ストライカ10が進入する横に長い通路17を
形成し、該通路17の上部位置に前記ラッチ軸15が挿
通される軸孔18を形成する。前記ラッチ13の裏側に
は、図3および図6のように、段付ピン21を形成す
る。段付ピン21は大径ピン22とその先端に形成した
小径ピン23とからなり、大径ピン22は前記ボディ1
1に形成した、前記軸孔18を中心とする円弧溝19内
に挿入され、小径ピン23は前記円弧溝19の底部に形
成した円弧孔20内に挿通される。図6のように、前記
円弧孔20は貫通孔であり、前記小径ピン23の先端は
前記円弧孔20を介して前記ボディ11の裏側に突出さ
せる。前記円弧溝19内には前記ピン22を押して前記
ラッチ13を図4において反時計回転方向に付勢するコ
イルバネ24を収納させる。
【0008】前記ボディ11の裏側には、略L型を呈す
るラッチアーム25を配設する。ラッチアーム25は、
前記ラッチ軸15に回転自在に軸止される。ラッチアー
ム25の先部には前記小径ピン23の端部を係合させ、
ラッチアーム25とラッチ13とは一緒に回転するよう
にする。ラッチアーム25の上部位置には、ラッチ13
の回転位置を検出するスイッチ26を設ける。スイッチ
26は、前記ラッチアーム25が回転してラッチアーム
25の折曲部27がスイッチアーム28を回転させて接
点30を押圧するとONになる。なお、53はボディ1
1の裏側に取付けられたバックプレートであり、前記ラ
ッチアーム25はプレート53とボディ11の間に配置
される。また、57はボディ11の前側に取付けられた
カバープレートである。
【0009】図7〜図10は、ラッチ13(ラッチアー
ム25)の回転位置とスイッチ26との関係を示したも
のである。図7のラッチ13はオープン位置であり、オ
ープン位置では、ラッチアーム25の折曲部27は、ス
イッチアーム28より離れていて、スイッチ26はOF
Fである。図8のラッチ13はハーフラッチ位置であ
り、ラッチ13のハーフ段部29にラチェット14が係
合している。この状態になると、折曲部27がスイッチ
アーム28を回転させて接点30を押圧し、スイッチ2
6はONとなる。図9のラッチ13はフルラッチ位置で
あり、ラッチ13のフル段部31にラチェット14が係
合している。この状態でも、スイッチアーム28は折曲
部27により押されていて、スイッチ26は依然として
ONのままである。図10のラッチ13は余剰回転位置
である。この状態では、折曲部27はスイッチアーム2
8から離れて、スイッチ26はOFFとなる。以上の内
容を要約すると、スイッチ26は、ラッチ13がハーフ
ラッチ位置とフルラッチ位置との間にあるときはONと
なり、それ以外ではOFFとなる。前記自動閉扉コント
ローラ120は前記スイッチ26からの信号に基づいて
前記モータ40の回転を制御する。なお、前記スイッチ
26が切り替わるタイミングは、ドアの種類、重さ等の
条件に応じて前記ハーフラッチ位置およびフルラッチ位
置のタイミングに対して適宜微調整されるものである。
一般的な設定例を示すと、スイッチ26は、ハーフラッ
チのタイミングより若干早くONになり、フルラッチの
タイミングより若干遅くOFFになるようにする。
【0010】前記ボディ11の上方位置には回転軸32
を回転自在に取付け、回転軸32の端部には扇型形状の
回動レバー33を固定する。回転軸32と回動レバー3
3は一緒に回転する。回動レバー33は、図6のよう
に、2枚の金属プレート33Aと33Bを張り合わせて
形成され、その外周部34にはワイヤー36を案内する
U字状の溝35を形成する。ワイヤー36のワイヤーヘ
ッド37はガイド溝35の端部に形成したフック38に
係合させる。回動レバー33はバネ39により図5にお
いて反時計方向に付勢されている。前記ワイヤー36の
他端は、前記自動閉扉用モータ40に間接的に連結さ
れ、該モータ40によりワイヤー36が巻き取られる
と、回動レバー33はバネ39の弾力に抗して図5にお
いて時計回転する。
【0011】前記回転軸32の前端には、図4のように
連動レバー41を固定する。前記回動レバー33と連動
レバー41とは回転軸32を介して一体的に回転する。
連動レバー41の先端には、押圧体42を軸43により
軸止する。押圧体42は、図6のように、一対のプレー
ト44、44と、両プレート44、44の間にガイドピ
ン45により軸止されているコロ46とから構成され
る。ガイドピン45の後端は前記ボディ11に向けて突
出させ、ボディ11に形成した左右に長い案内溝47内
に挿入する。前記案内溝47は、図3のように、その右
半分は、前記軸孔18を中心とする円弧溝47Aに形成
され、また左半分は、前記軸孔18から離れる方向に伸
びる退避溝47Bに形成される。
【0012】前記ラッチ13には係合片48を形成す
る。係合片48は、前記ラッチ13がハーフラッチ位置
まで回転すると、前記円弧溝47Aの左端部と重合し、
前記ラッチ13がフルラッチ位置まで回転すると、前記
円弧溝47Aの右端部と重合するように構成される。前
記ラッチ13がハーフラッチ位置のときに、前記モータ
40により前記ワイヤー36を巻取ると、回動レバー3
3と連動レバー41とが回転して、押圧体42は図4の
位置から案内溝47に沿って右方にスライドし、押圧体
42のコロ46は、ハーフラッチ位置にあるラッチ13
の係合片48に当接して、ラッチ13を強制的にフルラ
ッチ方向に回転させる。
【0013】図5のように、前記ボディ11の下部に
は、前記ラチェット軸16に回転自在に支持されたラチ
ェットアーム49を設ける。ラチェットアーム49とラ
チェット14とは、ボディ11に形成した孔50を貫通
する連結ピン51により互いに連結される。前記ボディ
11の裏側に取付けられた前記バックプレート53に
は、その左端部を略直角に屈曲させた屈曲部53aを形
成し、該屈曲部53aには軸54により中間レバー52
を回転自在に軸止する。中間レバー52は、ロッド78
を介して間接的に前記オープンハンドル5に連結され、
ハンドル5の操作によりレバー52が回転すると、その
一端55が前記ラチェットアーム49の他端56に係合
してラチェットアーム49を時計回転させ、これにより
ラチェット14をラッチ13から離脱させる。
【0014】つぎに、前記操作機構部9について図11
〜図26により説明する。前記操作機構部9のベースフ
レーム58には、前記モータ40およびその減速部59
が固定されている。図14のように、ベースフレーム5
8の左側には軸孔60aが形成され、該軸孔60aには
図20のように軸60が挿通される。なお、軸60は、
図12、図13においては、軸85と重合して示されて
いる。前記軸60にはオープンレバー61(図15)を
回転自在に軸止する。オープンレバー61は、3つの脚
部62、68、112を有し、第一脚部62には、前記
ドア3の前記アウターハンドル5に至るロッド63が係
合する円弧孔64と、前記ドア3のインナーハンドル6
5に至るロッド66が係合する円弧孔67とを形成す
る。前記第二脚部68にはL型溝69を形成する。L型
溝69は、前記軸60に対して放射方向に伸びる係合溝
70と、該係合溝70の先端から略直角に曲がった空振
溝71とから構成する。前記第三脚部112にはピン1
13を設ける。オープンレバー61はバネ72により図
12において時計方向に付勢され、前記ベースフレーム
58の突起73に当接して停止する。
【0015】前記軸60には、略L型の伝達レバー74
(図16)を回転自在に支持させる。伝達レバー74の
第1アーム75には前記オープンレバー61の係合溝7
0に対応する長孔76を形成する。伝達レバー74の第
2アーム77には、前記中間レバー52に至る前記ロッ
ド78の端部を係止する(図5参照)。伝達レバー74
はバネ79により図12において時計方向に付勢されて
おり、前記ベースフレーム58の突起73に当接して停
止する。
【0016】前記ベースフレーム58には、前記ロック
本体8をロック状態とアンロック状態とに切替えるロッ
クレバー80(図18)を軸81により回転自在に軸止
する。ロックレバー80には、前記キーシリンダ6に至
るロッド82および前記インサイドロック操作部材7に
至るロッド83を連結する。ロックレバー80のアーム
84には、軸85により移動杆86の右端87を回転自
在に軸止する。移動杆86の左端88にはピン89を取
付け、該ピン89を前記伝達レバー74の長孔76およ
び前記オープンレバー61のL型溝69の双方に係合さ
せる。
【0017】図12および図13に示したロックレバー
80は、アンロック位置にあり、この位置では、前記ピ
ン89は、オープンレバー61の係合溝70と前記伝達
レバー74の長孔76の双方に係合していているから、
オープンレバー61と伝達レバー74とは連結状態とな
る。このため、図13の状態で、アウターハンドル5ま
たはインナーハンドル65によりオープンレバー61を
反時計回転させると、伝達レバー74も反時計回転し
て、ロッド78を介して図5の中間レバー52を回転さ
せ、これにより、ラチェットアーム49を時計回転させ
て、ラチェット14をラッチ13から離脱させることが
できる。前記ロックレバー80は、図12の位置から反
時計回転させるとロック位置となる。ロック位置では、
ピン89は係合溝70の先端部に移動して、空振溝71
に臨む位置となる。このため、ロック状態では、オープ
ンレバー61を反時計回転させても、ピン89を移動さ
せることはできず、したがって、伝達レバー74も回転
しないから、開扉できなくなる。
【0018】前記ベースフレーム58には前記ロックレ
バー80をロック位置とアンロック位置とに切替えるモ
ータ90を固定する。モータ90の出力軸91にはレバ
ー92を固定し、該レバー92の先端の突起93を前記
ロックレバー80の二又部94に係合させる。
【0019】前記ベースフレーム58の略中心付近には
軸孔95aを形成し、該軸孔95aには図25のように
軸95を挿通する。なお、軸95は、図12において
は、軸117と重合して示されている。前記軸95には
回転部材96(図21)を回転自在に軸止する。回転部
材96の外周には前記減速部59の出力軸に固定した駆
動歯車97と噛合うギア部98を形成する。前記ベース
フレーム58には前記軸孔95aを中心とする円弧溝9
9を形成し、該円弧溝99に回転部材96に一体的に形
成した突起100を係合させる。回転部材96は図12
の位置が初期位置であり、前記モータ40が正転する
と、この位置から矢印B方向に回転する。回転部材96
には、前記軸95に対して放射方向に伸びる係合溝10
1を形成する。該係合溝101の両側壁のうち一方の側
壁102は比較的長く形成され、他方の側壁には空振通
路103を形成する。
【0020】前記軸95にはワイヤーアーム104(図
22)を回転自在に軸止し、その一端105には前記ロ
ック本体8に至る前記ワイヤー36の端部を係合させ
る。アーム104の他端106には前記回転部材96の
係合溝101に対応する長孔107を形成する。前記ベ
ースフレーム58には軸109により中間レバー108
を回転自在に軸止する。中間レバー108はバネ111
により図12において反時計回転方向に付勢され、その
一端110はオープンレバー61の前記ピン113に当
接している。中間レバー108の他端114には、移動
杆115の基端116を軸117により回転自在に軸止
する。移動杆115の先端118には、前記切欠溝10
1および長孔107の双方に係合するピン119を形成
する。
【0021】図12のように、前記オープンレバー61
がバネ72の弾力で突起73に当っている状態では、中
間レバー108の一端110はオープンレバー61のピ
ン113に当接し、また中間レバー108の他端114
の軸117は、前記軸95の軸心と一致している。この
状態では、移動杆115のピン119は、前記係合溝1
01および長孔107の双方に係合しているため、回転
部材96とワイヤーアーム104とは一体的に連結され
る。従って、モータ40により駆動歯車97を回転させ
て回転部材96を矢印B方向に回転させると、ワイヤー
アーム104も矢印B方向に回転し、これにより、ワイ
ヤー36が巻取られて、図5において、回動レバー33
はバネ24に抗して時計回転する。
【0022】しかし、ハンドル5またはハンドル65に
よりオープンレバー61を図12において反時計回転さ
せると、中間レバー108はピン113により押圧され
て軸109を中心に時計回転し、移動杆115のピン1
19は係合溝101内を軸95から離れる方向に移動し
て、空振通路103に臨む位置に変位する。この状態に
なると、回転部材96とワイヤーアーム104との連結
は断たれる。したがって、モータ40の作動中に、ハン
ドル5またはハンドル65を操作すると、図26のよう
に、モータ40により回転部材96はそのまま矢印B方
向に回転するが、ワイヤーアーム104には回動レバー
33に取付けたバネ39の弾力によりワイヤー36を介
して矢印A方向の力が掛かるため、ワイヤーアーム10
4は初期位置に復帰する。この動力伝達を断つ機構が手
動安全機構Xとなる。
【0023】前記自動閉扉コントローラ120は、前記
ベースフレーム58に取付けられる。コントローラ12
0は、前記スイッチ26に至るケーブル121と、前記
モータ40に至るケーブル122と、前記コネクタ12
4に至るケーブル123と、前記モータ90に至るケー
ブル131(図12)とを有する。
【0024】前記コネクタ124および前記コネクタ1
29の構造について図27、図28により説明する。前
記コネクタ124にはプラス端子134aと、アース端
子134bと、信号端子134cとが設けられ、各端子
134a〜cはそれぞれ前記コントローラ120に至る
前記ケーブル123の3つのコード123a〜cに接続
する。前記コネクタ124には、更に、前記ロックレバ
ー80を切り替える前記モータ90に至るケーブル12
5に接続される一対の端子136a、136bを設け
る。前記コネクタ124の5つの端子は、それぞれバネ
により外方に弾力的に突出させてある。
【0025】前記車体1に設けられた前記コネクタ12
9には、前記端子134a〜cに対応する3つの端子1
33a〜cと、前記端子136a、bに対応する一対の
端子135a、bとが設けられる。前記端子133a〜
cはそれぞれバネにより外方に弾力的に突出させてあ
り、前記車体1の前記給電コントローラ128にケーブ
ル126のコード126a〜cによりそれぞれ接続され
ている。また、端子135a、bはケーブル132によ
り前記給電コントローラ128に接続される。前記コネ
クタ129の端子133a〜cと、前記コネクタ124
の端子134a〜cとは、前記ドア3を所定位置まで閉
扉すると、互いに接触する。この接触するタイミング
は、前記ラッチ13がストライカ10との係合によりハ
ーフラッチ位置になる以前であれば良く、特に厳格な設
定は必要としない。一例を示すと、ストライカ10が通
路17内に進入すると、端子群同士は接触するようにす
る。
【0026】前記給電コントローラ128は、前記コー
ド126cを介して前記信号端子133cに接触検知用
の電圧を掛けておき、端子133a〜cと端子134a
〜cとが互いに接触すると、給電側の信号端子133c
から受電側の信号端子134cを介して自動閉扉コント
ローラ120に電流が流れ、コントローラ120に流れ
た電流は受電側のアース端子134bを介して給電側の
アース端子133bに戻るようになっている。つまり、
開扉状態では、車体1の信号端子133cは、解放端で
あるため電流は流れないが、端子群同士が接触すると電
気ループが形成されて、電流が流れるようにする。前記
電流が流れると、前記給電コントローラ128はコネク
タ同士の接触と看做して、コード126aを介してプラ
ス端子133aにバッテリー127の電力を供給する。
これにより、自動閉扉コントローラ120には前記モー
タ40を回転させるのに必要な電源が供給される。
【0027】前記自動閉扉コントローラ120には、前
記モータ40の回転状況を検知する検知器130を設け
る。本願では検知器130には、電流計を使用して、モ
ータに流れる電流を監視することにより、モータ40の
回転と停止とを検出するようにしている。しかし、検知
器130の構成は、これに限定されず、種々のものを使
用することができる。
【0028】
【自動閉扉の作用】開扉状態では、ドア3のコネクタ1
24と車体1のコネクタ129とは接触していないか
ら、ドア3の自動閉扉コントローラ120への給電は行
われておらず、また、ラッチ13はオープン位置である
からスイッチ26はオフとなっている(実際には、コン
トローラ120への通電が行われていなから、スイッチ
26は作動できない状態である)。また、車体1の給電
コントローラ128は、コネクタ129のコード126
cを介して信号端子133cに接触検知用の電圧を掛け
ている。スライド式ドア3を手動により閉扉方向にスラ
イドさせると、ラッチ13がハーフラッチ位置になる前
に、コネクタ124の端子134a、b、cとコネクタ
129の端子133a、b、cとが接触する。すると、
信号端子133cに掛けられた電圧により、信号端子1
33cから信号端子134cを介して自動閉扉コントロ
ーラ120に電流が流れ、この電流はドア3のアース端
子134bを介して車体1のアース端子133bに戻
る。このように、電流が流れると給電コントローラ12
8はコネクタ同士の接触と看做して、バッテリー127
の電力をプラス端子133a、134aを介して自動閉
扉コントローラ120に供給する(ステップ3)。
【0029】電力の供給を受けたコントローラ120
は、スイッチ26からの信号により、ラッチ13の位置
を確認し、ラッチ13がハーフラッチ状態になるまでそ
のまま待機する(ステップ4)。ドア3が慣性により更
に移動して、ラッチ13が図8に示したハーフラッチ位
置まで回転すると、段付ピン21によりラッチ13に連
結されたラッチアーム25の折曲部27が、スイッチ2
6のスイッチアーム28を回転させて接点30を押圧
し、スイッチ26をONさせる。スイッチ26がONに
なると、コントローラ120はモータ40に逆転用の電
気を供給して(ステップ5)、回転部材96を図12に
おいて反矢印B方向に回転させて、回転部材96をいっ
たん初期位置に確実に戻す。回転部材96が初期位置に
戻ると、回転部材96の突起100がベースフレーム5
8の円弧溝99の端部に当接してメカロック状態にな
り、モータ40は停止する。すると、モータ40に流れ
る電流が変化するから、これを検知器130により検知
する(ステップ6)。
【0030】回転部材96が初期位置に復帰すると、コ
ントローラ120はモータ40に正転用の電流を供給し
て、これにより、回転部材96を矢印B方向に回転させ
る(ステップ7)。すると、移動杆115のピン119
が回転部材96の係合溝101とワイヤーアーム104
の長孔107の双方に係合しているから、ワイヤーアー
ム104も矢印B方向に回転してワイヤー36を巻取
り、図5において回動レバー33を時計回転させる。回
動レバー33が回転すると、回転軸32を介して連動レ
バー41は図4において反時計回転し、押圧体42は溝
47に案内されながら、右側に移動する。すると、押圧
体42のコロ46はハーフラッチ位置のラッチ13の係
合片48と当接して、ラッチ13を強制的に時計回転さ
せフルラッチ位置に変位させる。しかし、フルラッチ位
置では依然としてスイッチ26はONであるから、モー
タ40は回転を続け、ラッチ13は図10のようにフル
ラッチ位置を越えて余剰回転する。すると、スイッチ2
6はOFFとなる(ステップ8)。
【0031】スイッチ26がOFFになると、コントロ
ーラ120はラッチ13が余剰回転位置まで回転したと
看做し、これにより、モータ40を逆転させる(ステッ
プ9)。すると、回転部材96およびワイヤーアーム1
04は反矢印B方向に回転するから、ワイヤー36は緩
み、回動レバー33はバネ39の弾力により図5におい
て反時計回転し、押圧体42も復帰する。また、余剰回
転したラッチ13はバネ24の弾力によりフルラッチ位
置に戻され、ラッチ13のフル段部31にラチェット1
4が係合する。モータ40の逆転により、回転部材96
が初期位置に戻ると、回転部材96の突起100はベー
スフレーム58の円弧溝99の端部に当接してメカロッ
ク状態になり、モータ40は停止する。すると、モータ
40に流れる電流が変化するから、これを検知器130
により検知し(ステップ10)、これにより、コントロ
ーラ120はモータ40への給電を停止するとともに
(ステップ11)、車体1の給電コントローラ128に
終了信号を送出する(ステップ12)。給電コントロー
ラ128は終了信号を受け取るとプラス端子133aへ
の給電を停止する(ステップ13)。
【0032】
【安全機構】モータ40の動力によりラッチ13がハー
フラッチ位置からフルラッチ位置に向けて移動中である
ときは、スイッチ26は継続してONになっており(ス
テップ8)、この時は、検知器130によりモータ40
の回転状況を監視し(ステップ14)、万一、モータ4
0の回転停止を検知したら、異常発生とみなして、直ち
にモータ40を逆転させる(ステップ9)。前記異常事
態には、ドア3を閉扉するときに異物を挟み込んでモー
タ40が停止するケースや、スイッチ26が故障して、
ラッチ13の余剰回転を検出できないケースなどが該当
する。また、自動閉扉作動中に、手をドア3に挟み込ん
でしまったときは、そのまま放置しておいても、前記の
ように検知器130がモータ40の異常を検知して、モ
ータ40は逆転する。しかし、指を挟んだときには、コ
ントローラ120による自動安全制御が作動する前に、
積極的に手動安全機構を作動させる必要がある。本願で
は、手をドア3に挟んだときには、いち早くアウターハ
ンドル5またはインナーハンドル65を操作してオープ
ンレバー61を図13で左回転させる。すると、オープ
ンレバー61のピン113により蹴られた中間レバー1
08は軸109を中心に時計回転して、移動杆115の
ピン119は回転部材96の係合溝101から離脱し
て、空振通路103に臨む位置に移動する。これによ
り、ピン119を介した回転部材96とワイヤーアーム
104との連結状態は解除されるから、以後は、モータ
40の動力はワイヤーアーム104には伝達されず、動
力による自動閉扉は中断される。このようにして、回転
部材96とワイヤーアーム104との連結状態が解除さ
れると、モータ40の負荷は、急激に減少するから、電
流値または回転数が変化する。この変化を検知器130
が検出すると(ステップ15)、コントローラ120は
手動安全機構の作動と看做して、ロックレバー80の位
置を確認し(ステップ16)、ロックレバー80がアン
ロック位置のときは、直ちに、モータ40を逆転させる
(ステップ9)。
【0033】次に、ステップ16において、ロックレバ
ー80の位置を確認する理由について説明する。ロック
レバー80がアンロック位置にあるときは、前記のよう
に手動安全機構を作動させると、オープンレバー61が
回転し、これによりピン89を介して伝達レバー74も
回転し、ロッド78を介して図5の中間レバー52を回
転させる。回転した中間レバー52の一端55はラチェ
ットアーム49の他端56と当接して、ラチェットアー
ム49を回転させ、ラチェットアーム49に連結ピン5
1により連結したラチェット14を回転させて、ラチェ
ット14をラッチ13から離脱させる。したがって、ア
ンロック状態で、手動安全機構を作動させると、モータ
40による自動閉扉が中断されるとともに、ドア3も開
くことになる。しかし、手動安全機構を作動させたと
き、ロックレバー80がロック位置にあると、オープン
レバー61が回転しても、伝達レバー74は回転しない
ため、ラチェット14をラッチ13から離脱させること
はできない。このため、モータ40から自由になったラ
ッチ13がバネ24の弾力によりオープン位置に向けて
逆転しようとしても、ラチェット14がハーフ段部29
に係合するため、ハーフラッチ状態が解除されず、開扉
はできないことになる。このため、本願では、手動安全
機構が作動したときには、ロックレバー80の位置を確
認し、ロックレバー80がロック位置であるときは、コ
ントローラ120はモータ90に通電して、ロックレバ
ー80をアンロック位置に切り替える(ステップ1
7)。したがって、ロック状態のときに、手動安全機構
を作動させると、モータ40による自動閉扉が中断され
るとともに、ロックレバー80はアンロック位置に切り
替わる。そこで、再度、ハンドル5または65を操作し
てオープンレバー61を回転させると、既にロックレバ
ー80はアンロック状態に切り替わっているために、す
ぐにドア3を開くことができる。つまり、どのような状
況であっても、ハンドル5または65を2回操作すれ
ば、ドア3を開けることができる。
【0034】
【手動安全機構作動後の再閉扉作用】前記のように、モ
ータ40による自動閉扉中に、アウターハンドルかイン
ナーハンドルにより手動安全機構を作動させると、強制
閉扉は中断され、また、ドア3も開くことになる。しか
し、ドア3が開扉されると、車体1側のコネクタ129
とドア3側のコネクタ124とは離れるから、この瞬間
からコントローラ120への給電は停止される。これに
より、モータ40は無電源状態になり、回転部材96は
途中位置で停止する。また、ワイヤーアーム104は、
手動安全機構の作動によりピン119が回転部材96の
空振通路103に移動すると、回動レバー33に取付け
たバネ39の弾力によりワイヤー36を介して矢印A方
向に引っ張られるから、初期位置に復帰する。この状態
を示したのが図26である。図26から明らかなよう
に、回転部材96が途中位置で停止すると、ピン119
は係合溝101から抜けて空振通路103に臨んだまま
となり係合溝101には戻れなくなる。このため、再度
モータ40に通電して、回転部材96を矢印B方向に回
転させても、回転部材96はピン119を移動させるこ
とはできないから、自動閉扉は行えないことになる。そ
こで本発明では、前記自動閉扉の作用において既に説明
したように、ステップ5においてモータ40を逆転さ
せ、回転部材96をいったん初期位置に戻すようにして
いる。このように、回転部材96を初期位置に戻すと、
空振通路103に係合していたピン119は、バネ11
1の弾力により係合溝101内に進入して、回転部材9
6とワイヤーアーム104との連結状態が回復し、自動
閉扉が可能な状態に復帰する。
【0035】
【手動閉扉の作用】つぎに、手動閉扉について説明する
と、開扉状態にあるスライド式ドア3を手動により強く
スライドさせると、周知のように、ドア3の強い慣性に
より、ロック本体8のラッチ13が車体1のストライカ
10と係合してフルラッチ位置まで一挙に回転し、ラッ
チ13のフル段部31にラチェット14が係合して、モ
ータ40の動力によらず閉扉が完了する。しかし手動閉
扉操作でも、ラッチ13の回転に応じてスイッチ26
は、随時切り替わり、コントローラ120もこれに応じ
て、モータ40を制御することになるが、手動閉扉操作
においては、スイッチ26の変化は瞬時に行なわれるた
め、モータ40は、ほとんど動かないうちに、終了動作
としての逆転を行なうことになる。
【0036】
【その他の作用】また、スライド式ドア3を閉扉すると
き、ストライカ10と係合したラッチ13がいったんハ
ーフラッチ位置まで回転したにも拘らず、ラチェット1
4がラッチ13のハーフ段部29に係合できずに、バネ
24の弾力によりラッチ13がオープン位置に戻ってし
まうことがある。このような場合でも、本願では、モー
タ40はスイッチ26がONのときだけ正転するように
なっているから、ストライカ10と係合していないラッ
チ13をフルラッチ位置に回転させることはない。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明は、車体1側に該
車体1のバッテリー127に接続されるように給電側コ
ネクタ129を設け、前記車体1に対して前後方向にス
ライドすることにより開閉するドア3に、前記ドア3を
所定位置まで閉扉させると前記コネクタ129と接触す
る受電側コネクタ124と、該受電側コネクタ124に
接続されて前記両コネクタの接触により電力の供給を受
ける自動閉扉用コントローラ120と、前記車体1側に
固定のストライカ10と係合するラッチ13と、前記コ
ントローラ120の制御により正逆転する自動閉扉用モ
ータ40と、該モータ40と前記ラッチ13との間に設
けられ前記モータ40が正転すると初期位置から作動終
了位置に向けて変位してハーフラッチ位置の前記ラッチ
13を強制的にフルラッチ方向に回転させる動力伝達機
構とを設けた自動閉扉装置において、前記コントローラ
120は前記モータ40を正転させて前記動力伝達機構
を前記作動終了位置側に変位させる前に前記モータ40
に逆転用の電流を供給して前記動力伝達機構を前記初期
位置に復帰させるように構成したスライド式ドア用自動
閉扉装置としたため、例え、閉扉開始時に、動力伝達機
構が作動途中位置にあっても、モータをいったん逆転さ
せて動力伝達機構を初期位置に復帰させてから、自動閉
扉を行うため、円滑な作動が期待できる。また、本発明
は、前記装置において、前記コントローラ120には前
記ラッチ13の回転位置を検知しうるスイッチ26を接
続し、前記コントローラ120は閉扉により前記ラッチ
13が回転して前記スイッチ26が前記ラッチ13のハ
ーフラッチ状態を検知したときに、前記逆転用電流を前
記モータ40に供給するように構成したスライド式ドア
用自動閉扉装置としたため、モータを逆転させる時期を
ハーフラッチ状態が確認された後とすることができ、こ
れにより、ドアがハーフラッチ状態になる以前でドアへ
の給電状態が不安定な時期での制御を避けて確実な制御
が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全体の概略説明図。
【図2】 スライド式ドアの内部の概略図。
【図3】 ラッチ機構のボディの正面図。
【図4】 ラッチ機構のボディにラッチ、ラチェット
等を取付けた正面図。
【図5】 ラッチ機構の背面図。
【図6】 ラッチ機構のVI−VI断面図。
【図7】 オープン位置のラッチとスイッチの関係を
示す関係図。
【図8】 ハーフラッチ位置のラッチとスイッチの関
係を示す関係図。
【図9】 フルラッチ位置のラッチとスイッチの関係
を示す関係図。
【図10】 余剰回転位置のラッチとスイッチの関係を
示す関係図。
【図11】 操作機構の全体図。
【図12】 操作機構の詳細図。
【図13】 オープンレバーと伝達レバーとロックレバ
ーの関係を示す拡大図。
【図14】 ベースフレームの正面図。
【図15】 オープンレバーの正面図。
【図16】 伝達レバーの正面図。
【図17】 移動杆の正面図。
【図18】 ロックレバーの正面図。
【図19】 レバーの正面図。
【図20】 操作機構の断面図。
【図21】 回転部材の正面図。
【図22】 ワイヤーアームの正面図。
【図23】 移動杆の正面図。
【図24】 中間レバーの正面図。
【図25】 操作機構の断面図。
【図26】 手動安全機構を作動させた後の状態を示す
説明図。
【図27】 車体の給電コントローラとドアの自動閉扉
コントローラのブロック回路図。
【図28】 コネクタの断面図。
【図29】 フローチャート図。
【符号の説明】
1…車体、2…スイング式ドア、3…スライド式ドア、
4…ガイドレール、5…アウターハンドル、6…キーシ
リンダ、7…インサイドロック部材、8…ロック本体、
9…操作機構部、10…ストライカ、11…ボディ、1
2…収納空間、13…ラッチ、14…ラチェット、15
…軸、16…軸、17…通路、18…軸孔、19…円弧
溝、20…円弧孔、21…段付ピン、22…大径ピン、
23…小径ピン、24…コイルバネ、25…ラッチアー
ム、26…スイッチ、27…折曲部、28…スイッチア
ーム、29…副段部、30…接点、31…主段部、32
…回転軸、33…回動レバー、33A、33B…金属プ
レート、34…外周部、35…U字溝、36…ワイヤ
ー、37…ワイヤーヘッド、38…フック、39…バ
ネ、40…モータ、41…連動レバー、42…押圧体、
43…軸、44…プレート、45…ガイドピン、46…
コロ、47…案内溝、47A…円弧溝、47B…退避
溝、48…係合片、49…ラチェットアーム、50…
孔、51…連結ピン、52…中間レバー、53…バック
プレート、53a…屈曲部、54…軸、55…一端、5
6…他端、57…カバープレート、58…ベースフレー
ム、59…減速部、60…軸、60a…軸孔、61…オ
ープンレバー、62…第一脚部、63…ロッド、64…
円弧孔、65…インナーハンドル、66…ロッド、67
…円弧孔、68…第二脚部、69…L型溝、70…係合
溝、71…空振溝、72…バネ、73…突起、74…伝
達レバー、75…第1アーム、76…長孔、77…第2
アーム、78…ロッド、79…バネ、80…ロックレバ
ー、81…軸、82…ロッド、83…ロッド、84…ア
ーム、85…軸、86…移動杆、87…右端、88…左
端、89…ピン、90…モータ、91…出力軸、92…
レバー、93…突起、94…二又部、95…軸、95a
…軸孔、96…回転部材、97…駆動歯車、98…ギア
部、99…円弧溝、100…突起、101…係合溝、1
02…側壁、103…空振通路、104…ワイヤーアー
ム、105…一端、106…他端、107…長孔、10
8…中間レバー、109…軸、110…一端、111…
バネ、112…第三脚部、113…ピン、114…他
端、115…移動杆、116…基端、117…軸、11
8…先端、119…ピン、120…自動閉扉コントロー
ラ、121…ケーブル、122…ケーブル、123…ケ
ーブル、123a〜c…コード、124…コネクタ、1
25、126…ケーブル、127…バッテリー、128
…給電コントローラ、129…コネクタ、130…検知
器、131…ケーブル、132…ケーブル、133a…
プラス端子、133b…アース端子、133c…信号端
子、134a…プラス端子、134b…アース端子、1
34c…信号端子、135a、135b…端子、136
a、136b…端子。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体1側に該車体1のバッテリー127
    に接続されるように給電側コネクタ129を設け、前記
    車体1に対して前後方向にスライドすることにより開閉
    するドア3に、前記ドア3を所定位置まで閉扉させると
    前記コネクタ129と接触する受電側コネクタ124
    と、該受電側コネクタ124に接続されて前記両コネク
    タの接触により電力の供給を受ける自動閉扉用コントロ
    ーラ120と、前記車体1側に固定のストライカ10と
    係合するラッチ13と、前記コントローラ120の制御
    により正逆転する自動閉扉用モータ40と、該モータ4
    0と前記ラッチ13との間に設けられ前記モータ40が
    正転すると初期位置から作動終了位置に向けて変位して
    ハーフラッチ位置の前記ラッチ13を強制的にフルラッ
    チ方向に回転させる動力伝達機構とを設けた自動閉扉装
    置において、前記コントローラ120は前記モータ40
    を正転させて前記動力伝達機構を前記作動終了位置側に
    変位させる前に前記モータ40に逆転用の電流を供給し
    て前記動力伝達機構を前記初期位置に復帰させるように
    構成したスライド式ドア用自動閉扉装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記コントローラ1
    20には前記ラッチ13の回転位置を検知しうるスイッ
    チ26を接続し、前記コントローラ120は閉扉により
    前記ラッチ13が回転して前記スイッチ26が前記ラッ
    チ13のハーフラッチ状態を検知したときに、前記逆転
    用電流を前記モータ40に供給するように構成したスラ
    イド式ドア用自動閉扉装置。
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