JPH07301227A - ラツク式かじ取り装置の支持装置 - Google Patents
ラツク式かじ取り装置の支持装置Info
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- JPH07301227A JPH07301227A JP7130936A JP13093695A JPH07301227A JP H07301227 A JPH07301227 A JP H07301227A JP 7130936 A JP7130936 A JP 7130936A JP 13093695 A JP13093695 A JP 13093695A JP H07301227 A JPH07301227 A JP H07301227A
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- B62D3/12—Steering gears mechanical of rack-and-pinion type
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D7/00—Steering linkage; Stub axles or their mountings
- B62D7/22—Arrangements for reducing or eliminating reaction, e.g. vibration, from parts, e.g. wheels, of the steering system
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F1/00—Springs
- F16F1/36—Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers
- F16F1/38—Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers with a sleeve of elastic material between a rigid outer sleeve and a rigid inner sleeve or pin, i.e. bushing-type
- F16F1/387—Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers with a sleeve of elastic material between a rigid outer sleeve and a rigid inner sleeve or pin, i.e. bushing-type comprising means for modifying the rigidity in particular directions
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 ラツク式かじ取り装置の軸線方向支持は、横
方向力の吸収に役立ち、同時に車両横方向におけるラツ
ク式かじ取り装置支持装置の所定の可撓性を可能にす
る。この可撓性は車両のかじ取り性能に影響を及ぼし、
曲線走行の際所望のアンダステアを可能にする。ラツク
式かじ取り装置の支持は、かじ取り歯車装置ハウジング
1の両端に互いに離れて直立して設けられる2つの支持
体6及び7によつて行われる。支持体6及び7の支持体
本体15は縦断面をV字状又はY字状に形成されてい
る。緩衝素子16を持つ上部及び下部の支持体本体15
は、支持体案内片14の上部及び下部に、互いに面対称
にかつ互いに一直線をなして設けられ、V字状又はY字
状支持体本体15の小さい方の端面が互いに対向してい
る。 【効果】 緩衝素子16を持つ支持体本体15の直立配
置によつて、緩衝素子16が圧縮力及びせん断力を受
け、それにより垂直方向及び車両縦方向における所望の
高い剛性及びばね硬さが得られる。
方向力の吸収に役立ち、同時に車両横方向におけるラツ
ク式かじ取り装置支持装置の所定の可撓性を可能にす
る。この可撓性は車両のかじ取り性能に影響を及ぼし、
曲線走行の際所望のアンダステアを可能にする。ラツク
式かじ取り装置の支持は、かじ取り歯車装置ハウジング
1の両端に互いに離れて直立して設けられる2つの支持
体6及び7によつて行われる。支持体6及び7の支持体
本体15は縦断面をV字状又はY字状に形成されてい
る。緩衝素子16を持つ上部及び下部の支持体本体15
は、支持体案内片14の上部及び下部に、互いに面対称
にかつ互いに一直線をなして設けられ、V字状又はY字
状支持体本体15の小さい方の端面が互いに対向してい
る。 【効果】 緩衝素子16を持つ支持体本体15の直立配
置によつて、緩衝素子16が圧縮力及びせん断力を受
け、それにより垂直方向及び車両縦方向における所望の
高い剛性及びばね硬さが得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用ラック式かじ
取り装置の支持装置に関する。このような支持装置は、
タイロツドが走行方向において車軸の後に設けられかつ
車両横方向におけるラツク支持装置の所定の可撓性がか
じ取り性能のために特に重要である乗用車に好んで使用
される。
取り装置の支持装置に関する。このような支持装置は、
タイロツドが走行方向において車軸の後に設けられかつ
車両横方向におけるラツク支持装置の所定の可撓性がか
じ取り性能のために特に重要である乗用車に好んで使用
される。
【0002】自動車のラツク式かじ取り装置の取付け
は、最も簡単な形では、枠部分又は前部横材又はカウル
のような車体部分への固定的なねじ止めによつて行われ
る。車輪及び懸架装置を介して伝達される振動及び衝撃
を吸収するため、ラツク式かじ取り装置の弾性支持装置
が使用される。
は、最も簡単な形では、枠部分又は前部横材又はカウル
のような車体部分への固定的なねじ止めによつて行われ
る。車輪及び懸架装置を介して伝達される振動及び衝撃
を吸収するため、ラツク式かじ取り装置の弾性支持装置
が使用される。
【0003】
【従来の技術】REIMPELL,Fahrwerkt
echnik−Lenkung,Vogel−Verl
ag,198によれば、管状緩衝ゴムを介してラツク式
かじ取り装置を車両枠に結合する支持装置が公知であ
る。緩衝ゴムに一体化される間隔管は、ゴム本体の圧縮
を防止すると共に、軸線方向圧縮荷重を制限する。
echnik−Lenkung,Vogel−Verl
ag,198によれば、管状緩衝ゴムを介してラツク式
かじ取り装置を車両枠に結合する支持装置が公知であ
る。緩衝ゴムに一体化される間隔管は、ゴム本体の圧縮
を防止すると共に、軸線方向圧縮荷重を制限する。
【0004】別の公知の形式では、ラツク式かじ取り装
置のハウジングが、周囲に係合する取付けクリツプによ
り車両枠にねじ止めされるエラストマ体によりほぼ完全
に包囲されている。厚肉のエラストマ体は、空間の3つ
の主方向すべてにラツク式かじ取り装置が動くのを可能
にする。しかしラツク式かじ取り装置のこの可撓性は、
車両を不安定にするので、特に車両縦方向(走行方向)
及び垂直方向には望ましくない。更にこの構成は、大き
い場所を必要とし、特に乗用車では、車両の必要な地上
高を考慮して機関−変速機とスタビライザとの間の利用
可能な範囲にかじ取り歯車装置を設ける際構造上の問題
を生ずる。更にクリツプ結合により、ラツク式かじ取り
装置の縦軸線周りの望ましくない旋回運動(ねじり)は
完全には防止されない。
置のハウジングが、周囲に係合する取付けクリツプによ
り車両枠にねじ止めされるエラストマ体によりほぼ完全
に包囲されている。厚肉のエラストマ体は、空間の3つ
の主方向すべてにラツク式かじ取り装置が動くのを可能
にする。しかしラツク式かじ取り装置のこの可撓性は、
車両を不安定にするので、特に車両縦方向(走行方向)
及び垂直方向には望ましくない。更にこの構成は、大き
い場所を必要とし、特に乗用車では、車両の必要な地上
高を考慮して機関−変速機とスタビライザとの間の利用
可能な範囲にかじ取り歯車装置を設ける際構造上の問題
を生ずる。更にクリツプ結合により、ラツク式かじ取り
装置の縦軸線周りの望ましくない旋回運動(ねじり)は
完全には防止されない。
【0005】ドイツ連邦共和国特許第3704412号
明細書による公知の装置では、かじ取り歯車装置取付け
装置が、ラツク式かじ取り装置の縦方向に設けられる一
体又は2分割の複数のエラストマ成形体を持つている。
同じ形状に形成される均質なエラストマ体は横方向力の
みの吸収を行う。ドイツ連邦共和国特許第311817
7号明細書による自動車のかじ取り可能な前輪用の懸架
装置も、同じように、横方向控え棒に互いに間隔をおい
て設けられる複数のゴム成形部分を持つている。
明細書による公知の装置では、かじ取り歯車装置取付け
装置が、ラツク式かじ取り装置の縦方向に設けられる一
体又は2分割の複数のエラストマ成形体を持つている。
同じ形状に形成される均質なエラストマ体は横方向力の
みの吸収を行う。ドイツ連邦共和国特許第311817
7号明細書による自動車のかじ取り可能な前輪用の懸架
装置も、同じように、横方向控え棒に互いに間隔をおい
て設けられる複数のゴム成形部分を持つている。
【0006】ドイツ連邦共和国特許第2421498号
明細書には、U字状に形成されるエラストマ体が示され
ており、環状の締付け帯によりラツク式かじ取り装置の
僅かな軸線方向移動を可能にする。しかしこの装置は、
完成したラツク式かじ取り装置の自動取付けを可能にし
ない。
明細書には、U字状に形成されるエラストマ体が示され
ており、環状の締付け帯によりラツク式かじ取り装置の
僅かな軸線方向移動を可能にする。しかしこの装置は、
完成したラツク式かじ取り装置の自動取付けを可能にし
ない。
【0007】欧州特許第0351146号明細書に示す
ラツク式かじ取り装置は、中空円筒として構成される複
数のサイレントブシユから成つている。この構成は、車
両横方向における僅かな可撓性のみを可能にし、従つて
車両のアンダステアに必要なラツク式かじ取り装置の偏
向を可能にしない。
ラツク式かじ取り装置は、中空円筒として構成される複
数のサイレントブシユから成つている。この構成は、車
両横方向における僅かな可撓性のみを可能にし、従つて
車両のアンダステアに必要なラツク式かじ取り装置の偏
向を可能にしない。
【0008】欧州特許第0107781号明細書には、
ラツク式かじ取り装置の弾性支持のため非対称に形成さ
れる複数の部分から成るエラストマ支持体本体が示され
ている。圧縮力又はせん断力を受けるばね素子は、ほぼ
環状に形成されている。可動支持体及び固定支持体を形
成するエラストマ部分は、締付け爪により車体に結合さ
れている。この支持装置は大きい占有場所を生じ、完成
した構造群を車両へ自動的に取付けるのを可能にしな
い。
ラツク式かじ取り装置の弾性支持のため非対称に形成さ
れる複数の部分から成るエラストマ支持体本体が示され
ている。圧縮力又はせん断力を受けるばね素子は、ほぼ
環状に形成されている。可動支持体及び固定支持体を形
成するエラストマ部分は、締付け爪により車体に結合さ
れている。この支持装置は大きい占有場所を生じ、完成
した構造群を車両へ自動的に取付けるのを可能にしな
い。
【0009】ドイツ連邦共和国特許第3425730号
明細書には、かじ取り可能な車輪を持つ後車軸用懸架装
置が示されており、この懸架装置は、互いに離れて非対
称に設けられる全部で4つの異形断面ゴム体を持つてい
る。走行方向に水平に設けられる2つの支持体は縦方向
力の吸収のために役立ち、これらの支持体に対して直角
に設けられる2つのサイレント体は、一緒にかじ取りさ
れる後車軸へ作用する合成横方向力を吸収する。この構
造的にも組立て技術的にも費用のかかる構造も、完成し
たかじ取り装置を車両へ自動的に取付けるのを可能にし
ない。
明細書には、かじ取り可能な車輪を持つ後車軸用懸架装
置が示されており、この懸架装置は、互いに離れて非対
称に設けられる全部で4つの異形断面ゴム体を持つてい
る。走行方向に水平に設けられる2つの支持体は縦方向
力の吸収のために役立ち、これらの支持体に対して直角
に設けられる2つのサイレント体は、一緒にかじ取りさ
れる後車軸へ作用する合成横方向力を吸収する。この構
造的にも組立て技術的にも費用のかかる構造も、完成し
たかじ取り装置を車両へ自動的に取付けるのを可能にし
ない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、車両
の浮動のおそれを防止するため、きつく取付けられるか
じ取り装置により車両の走行方向における安定な案内を
保証するラツク式かじ取り装置用支持装置を提供するこ
とである。走行方向に対して直角な方向従つてラツク式
かじ取り装置の縦方向には、曲線走行の際車両の所望の
アンダステアを保証するため、支持体の限られた弾性が
必要とされる。車体に対する車輪の昇降運動中にラツク
軸線に対するタイロッドの斜め位置で、ラツク式かじ取
り装置の懸架装置が斜めに向く力を吸収して、車両縦軸
線の周りにおけるラツクの傾斜及びその固有の軸線の周
りにおけるねじれが大幅に防止されるようにする。更に
車両へラツク式かじ取り装置を下から自動的に取付け可
能にする。
の浮動のおそれを防止するため、きつく取付けられるか
じ取り装置により車両の走行方向における安定な案内を
保証するラツク式かじ取り装置用支持装置を提供するこ
とである。走行方向に対して直角な方向従つてラツク式
かじ取り装置の縦方向には、曲線走行の際車両の所望の
アンダステアを保証するため、支持体の限られた弾性が
必要とされる。車体に対する車輪の昇降運動中にラツク
軸線に対するタイロッドの斜め位置で、ラツク式かじ取
り装置の懸架装置が斜めに向く力を吸収して、車両縦軸
線の周りにおけるラツクの傾斜及びその固有の軸線の周
りにおけるねじれが大幅に防止されるようにする。更に
車両へラツク式かじ取り装置を下から自動的に取付け可
能にする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
本発明によれば、車両の縦方向及び横方向に直立して設
けられかつかじ取り歯車装置の縦方向に離れている2つ
の支持体案内片がかじ取り歯車装置ハウジングに結合さ
れ、支持体案内片内に、この支持体案内片の中間の方へ
先細になる2つの支持体本体が、面対称に互いに一直線
をなして設けられ、これらの支持体本体が支持体案内片
の縦方向に貫通孔を形成され、支持体本体の外周に緩衝
素子があり、緩衝素子の肉厚が車両横方向におけるより
車両縦方向に厚く構成され、支持体案内片の内壁が、緩
衝素子を持つ支持体本体の外側輪郭に対する対向片とし
て構成され、緩衝素子を持ちかつ互いに対向する支持体
本体が、支持体案内片へ組込まれた状態で、軸線方向に
所定の予荷重をもつて互いに締付けられている。
本発明によれば、車両の縦方向及び横方向に直立して設
けられかつかじ取り歯車装置の縦方向に離れている2つ
の支持体案内片がかじ取り歯車装置ハウジングに結合さ
れ、支持体案内片内に、この支持体案内片の中間の方へ
先細になる2つの支持体本体が、面対称に互いに一直線
をなして設けられ、これらの支持体本体が支持体案内片
の縦方向に貫通孔を形成され、支持体本体の外周に緩衝
素子があり、緩衝素子の肉厚が車両横方向におけるより
車両縦方向に厚く構成され、支持体案内片の内壁が、緩
衝素子を持つ支持体本体の外側輪郭に対する対向片とし
て構成され、緩衝素子を持ちかつ互いに対向する支持体
本体が、支持体案内片へ組込まれた状態で、軸線方向に
所定の予荷重をもつて互いに締付けられている。
【0012】即ちラツク式かじ取り装置の支持は、互い
に大きく離れてかじ取り歯車装置ハウジングの端部に直
立して設けられる2つの支持体によつて行われる。両方
の支持体は、それぞれ大体において、かじ取り歯車装置
に結合される支持体案内片と、緩衝素子を持つ支持体本
体とから成つている。支持体本体は縦断面をV字状又は
Y字状に形成され、締付けねじを通す軸線方向貫通孔を
持つている。それぞれ緩衝素子を持つ上部及び下部の支
持体は、支持体案内片の上部及び下部内に、面対称にか
つ互いに一直線をなして設けられ、V字状又はY字状支
持体本体の小さい方の端面が互いに対向している。
に大きく離れてかじ取り歯車装置ハウジングの端部に直
立して設けられる2つの支持体によつて行われる。両方
の支持体は、それぞれ大体において、かじ取り歯車装置
に結合される支持体案内片と、緩衝素子を持つ支持体本
体とから成つている。支持体本体は縦断面をV字状又は
Y字状に形成され、締付けねじを通す軸線方向貫通孔を
持つている。それぞれ緩衝素子を持つ上部及び下部の支
持体は、支持体案内片の上部及び下部内に、面対称にか
つ互いに一直線をなして設けられ、V字状又はY字状支
持体本体の小さい方の端面が互いに対向している。
【0013】緩衝素子を持つ支持体本体直立配置によつ
て、緩衝素子は軸線方向に圧縮力及びせん断力を受け、
それにより垂直方向及び車両縦方向における所望の高い
剛性及びばねこわさが得られる。
て、緩衝素子は軸線方向に圧縮力及びせん断力を受け、
それにより垂直方向及び車両縦方向における所望の高い
剛性及びばねこわさが得られる。
【0014】支持体の緩衝素子の周囲が、かじ取り歯車
装置の縦方向に片側又は両側で直径上に凹所又は面取り
部を持つていることにより、支持体の車両横方向におけ
る軟らかさが得られる。車両横方向において両側を面取
りされる緩衝素子は、例えば図2に示されている。車両
横方向における両側の支持体間隔が、静的状態で明らか
に認められる。曲線走行の際この構成はラツク式かじ取
り装置のおだやかな偏向を可能にする。適当な大きさの
力では、緩衝素子の全面が支持体案内片の内壁へ接し、
支持体案内片を介して自動的に心合わせされる。大きい
ばねこわさにより、車両横方向におけるラツク式かじ取
り装置のそれ以上の揺動が防止される。
装置の縦方向に片側又は両側で直径上に凹所又は面取り
部を持つていることにより、支持体の車両横方向におけ
る軟らかさが得られる。車両横方向において両側を面取
りされる緩衝素子は、例えば図2に示されている。車両
横方向における両側の支持体間隔が、静的状態で明らか
に認められる。曲線走行の際この構成はラツク式かじ取
り装置のおだやかな偏向を可能にする。適当な大きさの
力では、緩衝素子の全面が支持体案内片の内壁へ接し、
支持体案内片を介して自動的に心合わせされる。大きい
ばねこわさにより、車両横方向におけるラツク式かじ取
り装置のそれ以上の揺動が防止される。
【0015】緩衝素子の片側面取り部が例示的にのみ図
7及び8に示されている。両方の支持体において外方へ
向く面取り部を持つこのような緩衝素子を両側に使用す
ると、車両横方向におけるばね力特性曲線の最初の急峻
な上昇が行われる。短いばね行程後、荷重を除かれる側
が離れることにより、ばね行程にわたつてほぼ直線的な
上昇を伴うばね力のゆるやかな変化が続いて行われる。
7及び8に示されている。両方の支持体において外方へ
向く面取り部を持つこのような緩衝素子を両側に使用す
ると、車両横方向におけるばね力特性曲線の最初の急峻
な上昇が行われる。短いばね行程後、荷重を除かれる側
が離れることにより、ばね行程にわたつてほぼ直線的な
上昇を伴うばね力のゆるやかな変化が続いて行われる。
【0016】このばね特性は、中間位置の周りでまず車
両の良好な安定化を行い、車線に忠な走行の印象を運転
者に与える。大きくなる横方向において初めて緩衝素子
の軟らかいばね特性が現れ、車両の所望のアンダステア
を可能にする。
両の良好な安定化を行い、車線に忠な走行の印象を運転
者に与える。大きくなる横方向において初めて緩衝素子
の軟らかいばね特性が現れ、車両の所望のアンダステア
を可能にする。
【0017】支持体のV字状又はY字状構成は、タイロ
ッドを介してかじ取り歯車装置へ作用する斜め方向の支
持力が一層よく導入されるという別の利点を与える。
ッドを介してかじ取り歯車装置へ作用する斜め方向の支
持力が一層よく導入されるという別の利点を与える。
【0018】車両縦軸線の周りにおける傾斜に対するラ
ツク式かじ取り装置の有効な支持は、大きい支持基部に
よつて行われ、そのため有利な実施態様では、両方の支
持体がかじ取り歯車装置ハウジングの縦面に大きい相互
間隔で設けられている。
ツク式かじ取り装置の有効な支持は、大きい支持基部に
よつて行われ、そのため有利な実施態様では、両方の支
持体がかじ取り歯車装置ハウジングの縦面に大きい相互
間隔で設けられている。
【0019】車両へのラツク式かじ取り装置の取付けを
自動化するため、好ましい構成ではほぼC字状のひだ付
き金属板の形状を持つ取付け担体上にかじ取り装置が支
持される。
自動化するため、好ましい構成ではほぼC字状のひだ付
き金属板の形状を持つ取付け担体上にかじ取り装置が支
持される。
【0020】取付け担体は完全な構造単位を支持し、下
から車体へ近づけられ、その際支持体が横材へ近づけら
れ、続いてこれにねじ止めされる。このねじ止めの際、
両支持体の緩衝素子として使用される一体のエラストマ
体の所望の軸線方向予荷重が、所望の支持体硬さを設定
するために得られる。
から車体へ近づけられ、その際支持体が横材へ近づけら
れ、続いてこれにねじ止めされる。このねじ止めの際、
両支持体の緩衝素子として使用される一体のエラストマ
体の所望の軸線方向予荷重が、所望の支持体硬さを設定
するために得られる。
【0021】請求項2による好ましい構成では、支持体
本体が縦断面をV字状に貫通孔を持つ円錐台として構成
されている。互いに一直線をなしかつ小さい方の端面で
互いに対向する2つのV字状支持体本体の面対称配置に
よつて、支持体の極めて小さい全高が得られる。更に支
持体本体は、その簡単な形状のため製造技術的に容易に
製造可能である。
本体が縦断面をV字状に貫通孔を持つ円錐台として構成
されている。互いに一直線をなしかつ小さい方の端面で
互いに対向する2つのV字状支持体本体の面対称配置に
よつて、支持体の極めて小さい全高が得られる。更に支
持体本体は、その簡単な形状のため製造技術的に容易に
製造可能である。
【0022】請求項3による別の好ましい実施態様で
は、支持体が縦断面をY字状にされかつ小さい方の端面
に中空円筒状突起を持つ貫通孔付き円錐台として構成さ
れている。一直線をなすように小さい方の端面で互いに
対向するY字状の2つの支持体の面対称配置は、特に強
い車輪転向(曲線走行、操車)の際かじ取り歯車装置に
生ずる斜め向きの反作用力を確実に吸収するという利点
を持つている。
は、支持体が縦断面をY字状にされかつ小さい方の端面
に中空円筒状突起を持つ貫通孔付き円錐台として構成さ
れている。一直線をなすように小さい方の端面で互いに
対向するY字状の2つの支持体の面対称配置は、特に強
い車輪転向(曲線走行、操車)の際かじ取り歯車装置に
生ずる斜め向きの反作用力を確実に吸収するという利点
を持つている。
【0023】有利な実施態様では、緩衝素子が簡単に製
造される一体のエラストマ体として構成され、弾性予荷
重によつて支持体本体に結合される。別の構成では、緩
衝素子が支持体本体に加硫接着される。好ましい構成で
は、緩衝素子が周面又は端面に密封リツプを一体に形成
され、組込まれた状態でこの密封リツプが支持体案内片
へはまるように当つて、支持体内部を防塵して覆う。
造される一体のエラストマ体として構成され、弾性予荷
重によつて支持体本体に結合される。別の構成では、緩
衝素子が支持体本体に加硫接着される。好ましい構成で
は、緩衝素子が周面又は端面に密封リツプを一体に形成
され、組込まれた状態でこの密封リツプが支持体案内片
へはまるように当つて、支持体内部を防塵して覆う。
【0024】車両縦方向に対して直角な傾斜運動に対す
るラツク式かじ取り装置の支持体の高い安定性を確保す
るため、両方の支持体がかじ取り歯車装置ハウジングの
最も外側の端点に設けられている。かじ取り歯車装置ハ
ウジングをダイカスト部品として構成すると、支持体案
内片を簡単にハウジング壁へ一体化することができる。
るラツク式かじ取り装置の支持体の高い安定性を確保す
るため、両方の支持体がかじ取り歯車装置ハウジングの
最も外側の端点に設けられている。かじ取り歯車装置ハ
ウジングをダイカスト部品として構成すると、支持体案
内片を簡単にハウジング壁へ一体化することができる。
【0025】かじ取り装置の自動組立てを保証するた
め、請求項9により取付け担体が使用され、この取付け
担体が予め組立てられたラツク式かじ取り装置を支持
し、請求項12による有利な発展では、かじ取り歯車装
置をはね上る石の衝突に対して保持しかつ下にある通過
物体に対して保護するように構成されている。
め、請求項9により取付け担体が使用され、この取付け
担体が予め組立てられたラツク式かじ取り装置を支持
し、請求項12による有利な発展では、かじ取り歯車装
置をはね上る石の衝突に対して保持しかつ下にある通過
物体に対して保護するように構成されている。
【0026】提案された課題解決手段が、x方向、y方
向及びz方向におけるかじ取り装置の所定のばね特性を
実現するのを可能にするのは、特に有利である。これ
は、構造群の組立ての際ばね装置の調節可能な予荷重に
関連して、支持体本体及び緩衝素子の異なる構成によつ
て行われる。
向及びz方向におけるかじ取り装置の所定のばね特性を
実現するのを可能にするのは、特に有利である。これ
は、構造群の組立ての際ばね装置の調節可能な予荷重に
関連して、支持体本体及び緩衝素子の異なる構成によつ
て行われる。
【0027】提案された装置は、特に車両の上昇はずみ
又は強い車輪転向の際、かじ取り歯車装置の幾何学的に
所定の姿勢がかじ取り装置の他の素子に対して維持され
るという利点を更に生ずる。なぜならば、x方向及びy
方向における大きいばね力により、ラツク式かじ取り装
置の偏位はおこらないが、y方向には所定の偏位が可能
にされるからである。同様にy軸線周りにおけるラツク
式かじ取り装置のねじりも防止される。
又は強い車輪転向の際、かじ取り歯車装置の幾何学的に
所定の姿勢がかじ取り装置の他の素子に対して維持され
るという利点を更に生ずる。なぜならば、x方向及びy
方向における大きいばね力により、ラツク式かじ取り装
置の偏位はおこらないが、y方向には所定の偏位が可能
にされるからである。同様にy軸線周りにおけるラツク
式かじ取り装置のねじりも防止される。
【0028】
【実施例】本発明の実適例が図面に示されており、以下
これについて説明する。図1は乗用車のかじ取り歯車装
置の主要な素子を分解図で示している。管状のかじ取り
歯車装置ハウジング1は、軸線方向変位の際かじ取り装
置カバー2により保護される図示しないラツクを包囲し
ている。かじ取り歯車装置ハウジング1の外端には支持
体6及び7がある。かじ取り運動は、図示しないかじ取
りハンドル及びかじ取り柱を介して、ピニオンハウジン
グ内のピニオン及びラツクへ伝達される。かじ取り緩衝
装置3は、かじ取り動作の付加的な安定化に役立つ。構
造群を前もつて組立てる際、かじ取り歯車装置ハウジン
グ1がC字状取付け担体4上に支持される。金属板プレ
ス部品として構成される取付け担体4は、支持体6及び
7の中心と一直線をなす2つの貫通孔18を持つてい
る。かじ取り歯車装置の上に設けられる横材8へのこの
かじ取り歯車装置の取付けは、取付け担体4をかじ取り
歯車装置ハウジング1と共に横材8へねじ止めする2つ
の締付けねじ9を介して行われる。それにより両方の支
持体6及び7の所望の予荷重も同時に設定され、その際
支持体案内片14内に設けられる上部及び下部の支持体
本体15が緩衝素子16と共に軸線方向に締付けられ、
それにより支持体本体15が支持体案内片14の内壁に
支持される。
これについて説明する。図1は乗用車のかじ取り歯車装
置の主要な素子を分解図で示している。管状のかじ取り
歯車装置ハウジング1は、軸線方向変位の際かじ取り装
置カバー2により保護される図示しないラツクを包囲し
ている。かじ取り歯車装置ハウジング1の外端には支持
体6及び7がある。かじ取り運動は、図示しないかじ取
りハンドル及びかじ取り柱を介して、ピニオンハウジン
グ内のピニオン及びラツクへ伝達される。かじ取り緩衝
装置3は、かじ取り動作の付加的な安定化に役立つ。構
造群を前もつて組立てる際、かじ取り歯車装置ハウジン
グ1がC字状取付け担体4上に支持される。金属板プレ
ス部品として構成される取付け担体4は、支持体6及び
7の中心と一直線をなす2つの貫通孔18を持つてい
る。かじ取り歯車装置の上に設けられる横材8へのこの
かじ取り歯車装置の取付けは、取付け担体4をかじ取り
歯車装置ハウジング1と共に横材8へねじ止めする2つ
の締付けねじ9を介して行われる。それにより両方の支
持体6及び7の所望の予荷重も同時に設定され、その際
支持体案内片14内に設けられる上部及び下部の支持体
本体15が緩衝素子16と共に軸線方向に締付けられ、
それにより支持体本体15が支持体案内片14の内壁に
支持される。
【0029】図2に車両横方向における断面図で示す支
持体は、支持体案内片14の内壁と緩衝素子16を持つ
支持体本体15との間の支持体間隙を示している。完成
した構造群の底側における自動組立ては、取付け担体4
とその上に設けられるかじ取り歯車装置ハウジング1と
の一直線をなす位置ぎめによつて可能となる。支持体の
位置保持と支持体の軸線方向予荷重の設定は、横材8に
設けられるナツト13と共に締付けねじ9を介して行わ
れる。
持体は、支持体案内片14の内壁と緩衝素子16を持つ
支持体本体15との間の支持体間隙を示している。完成
した構造群の底側における自動組立ては、取付け担体4
とその上に設けられるかじ取り歯車装置ハウジング1と
の一直線をなす位置ぎめによつて可能となる。支持体の
位置保持と支持体の軸線方向予荷重の設定は、横材8に
設けられるナツト13と共に締付けねじ9を介して行わ
れる。
【0030】図3ないし6は支持体本体15及び緩衝素
子16の好ましい実施例を示している。図3及び4は、
短い円筒状付加部を持つほぼV字状の支持体本体15を
示しし、この付加部上に締付けねじ9がワツシヤ12を
介して支持される。中心の穴17は円筒状貫通孔として
構成され、この貫通孔に締付けねじ9が通される。緩衝
素子16を持つ2つの同じ支持体本体15は、面対称に
かつ小さい方の端面を互いに対向させて支持体案内片1
4内に設けられ、締付けねじ9ワツシヤ12及びナツト
13により互いに締付けられる。緩衝素子16の肉厚は
車両縦方向に最大である。それにより、支持体本体15
を支持体案内片14に対して締付ける際、車両縦方向及
び垂直方向における固定的なプレスばめが実現される。
これに反し図4によれば、緩衝素子16は車両横方向に
著しく少ない肉厚を持つている。この支持体遊隙によ
り、車両横方向におけるかじ取り歯車装置の弾性変位が
可能となる。包囲する密封リツプ19は、支持体内部へ
汚物粒子が侵入するのを防止する。支持体本体15のV
字状構成の利点は、支持体全体の極めて小さい全高であ
る。この形状及びかじ取り歯車装置ハウジング1のすぐ
そばに設けられる支持体6及び7によつて、車両の利用
可能な地上高が限定されない。
子16の好ましい実施例を示している。図3及び4は、
短い円筒状付加部を持つほぼV字状の支持体本体15を
示しし、この付加部上に締付けねじ9がワツシヤ12を
介して支持される。中心の穴17は円筒状貫通孔として
構成され、この貫通孔に締付けねじ9が通される。緩衝
素子16を持つ2つの同じ支持体本体15は、面対称に
かつ小さい方の端面を互いに対向させて支持体案内片1
4内に設けられ、締付けねじ9ワツシヤ12及びナツト
13により互いに締付けられる。緩衝素子16の肉厚は
車両縦方向に最大である。それにより、支持体本体15
を支持体案内片14に対して締付ける際、車両縦方向及
び垂直方向における固定的なプレスばめが実現される。
これに反し図4によれば、緩衝素子16は車両横方向に
著しく少ない肉厚を持つている。この支持体遊隙によ
り、車両横方向におけるかじ取り歯車装置の弾性変位が
可能となる。包囲する密封リツプ19は、支持体内部へ
汚物粒子が侵入するのを防止する。支持体本体15のV
字状構成の利点は、支持体全体の極めて小さい全高であ
る。この形状及びかじ取り歯車装置ハウジング1のすぐ
そばに設けられる支持体6及び7によつて、車両の利用
可能な地上高が限定されない。
【0031】図5及び6には、別の好ましい実施例とし
て、緩衝素子16を加硫接着されるY字状支持体本体1
5を示している。図3及び4におけるのと同様に、車両
横方向に減少される緩衝素子16の肉厚は、かじ取り歯
車装置の弾性変位従つて曲線走行の際の車両の所望のア
ンダステアを実現するのに役立つ。これに反し車両縦方
向における緩衝素子16の肉厚は一定である。タイロツ
ドを介してかじ取り歯車装置へ伝達される斜めの反作用
力を確実に吸収するため、Y字状支持体本体15の上部
は、それに続く円筒状部分に対して45゜の傾斜角を持
つている。支持体本体15はアルミニウム−マグネシウ
ム合金から有利に作られている。一体の緩衝素子16は
エラストマから成つている。
て、緩衝素子16を加硫接着されるY字状支持体本体1
5を示している。図3及び4におけるのと同様に、車両
横方向に減少される緩衝素子16の肉厚は、かじ取り歯
車装置の弾性変位従つて曲線走行の際の車両の所望のア
ンダステアを実現するのに役立つ。これに反し車両縦方
向における緩衝素子16の肉厚は一定である。タイロツ
ドを介してかじ取り歯車装置へ伝達される斜めの反作用
力を確実に吸収するため、Y字状支持体本体15の上部
は、それに続く円筒状部分に対して45゜の傾斜角を持
つている。支持体本体15はアルミニウム−マグネシウ
ム合金から有利に作られている。一体の緩衝素子16は
エラストマから成つている。
【0032】図7には、横材8に取付けられる支持体6
及び7が一緒に示されている。図8は、図7に従つて車
両縦方向及び車両横方向に異なる肉厚の緩衝素子16を
断面図として示している。図9は、図2に比較して、車
両縦方向における支持体の断面図でかじ取り歯車装置の
支持装置の一部を示している。
及び7が一緒に示されている。図8は、図7に従つて車
両縦方向及び車両横方向に異なる肉厚の緩衝素子16を
断面図として示している。図9は、図2に比較して、車
両縦方向における支持体の断面図でかじ取り歯車装置の
支持装置の一部を示している。
【図1】乗用車のかじ取り歯車装置の支持装置の分解斜
視図である。
視図である。
【図2】支持体を車両横方向の断面図で示す管状かじ取
り歯車装置ハウジングの一部の背面図である。
り歯車装置ハウジングの一部の背面図である。
【図3】V字状支持体本体の車両縦方向における断面図
である。
である。
【図4】V字状支持体本体の車両横方向における断面図
である。
である。
【図5】Y字状支持体本体の車両縦方向における断面図
である。
である。
【図6】Y字状支持体本体の車両横方向における断面図
である。
である。
【図7】2つの支持体を断面図で示す横材の一部の背面
図である。
図である。
【図8】図7のVIII−VIII線による支持体の断
面図である。
面図である。
【図9】支持体を車両縦方向の断面図で示すかじ取り歯
車装置の一部の側面図である
車装置の一部の側面図である
1 かじ取り歯車装置ハウジング 6,7 支持体 14 支持体案内片 15 支持体本体 16 緩衝素子
フロントページの続き (72)発明者 ハラルト・シユヴエール ドイツ連邦共和国ウルム−エツギンゲン・ ガルテンシユタイゲ10
Claims (12)
- 【請求項1】 車両の縦方向及び横方向に直立して設け
られかつかじ取り歯車装置の縦方向に離れている2つの
支持体案内片(14)がかじ取り歯車装置ハウジング
(1)に結合され、 支持体案内片(14)内に、この支持体案内片(14)
の中間の方へ先細になる2つの支持体本体(15)が、
面対称に互いに一直線をなして設けられ、 これらの支持体本体(15)が支持体案内片(14)の
縦方向に貫通孔を形成され、 支持体本体(15)の外周に緩衝素子(16)があり、 緩衝素子(16)の肉厚が車両横方向におけるより車両
縦方向に厚く構成され、 支持体案内片(14)の内壁が、緩衝素子(16)を持
つ支持体本体(15)の外側輪郭に対する対向片として
構成され、 緩衝素子(16)を持ちかつ互いに対向する支持体本体
(15)が、支持体案内片(14)へ組込まれた状態
で、軸線方向に所定の予荷重をもつて互いに締付けられ
ている2つの弾性支持体を持つ自動車用ラツク式かじ取
り装置の支持装置。 - 【請求項2】 片側で先細になる支持体本体(15)
が、縦断面をV字状にかつ貫通孔を持つ円錐台として構
成されていることを特徴とする、請求項1に記載の支持
装置。 - 【請求項3】 片側で先細になる支持体本体(15)
が、縦断面をY字状にかつ小さい方の端面に中空円筒状
突起を持つ貫通孔付き円錐台として構成されていること
を特徴とする、請求項1に記載の支持装置。 - 【請求項4】 緩衝素子(16)が一体のエラストマ体
であることを特徴とする、請求項1ないし3の1つに記
載の支持装置。 - 【請求項5】 緩衝素子(16)が支持体本体(15)
に加硫接着されていることを特徴とする、請求項1ない
し4の1つに記載の支持装置。 - 【請求項6】 緩衝素子(16)が車両横方向に少なく
とも1つの周囲凹所又は面取り部を持ち、組立て状態で
両方の支持体(6及び7)の緩衝素子(16)の周囲凹
所又は面取り部が直径上で対向していることを特徴とす
る、請求項1ないし5の1つに記載の支持装置。 - 【請求項7】 緩衝素子(16)が、周面又は端面に、
支持体の汚れ防止手段として支持体案内片(14)へは
まるように形成される密封リツプ(19)を持つている
ことを特徴とする、請求項1ないし6の1つに記載の支
持装置。 - 【請求項8】 支持体案内片(14)がかじ取り歯車装
置ハウジング(1)の縦面の外端に設けられていること
を特徴とする、請求項1ないし3の1つに記載の支持装
置。 - 【請求項9】 組立てられたラツク式かじ取り装置が取
付け担体(4)に保持され、この取付け担体の受入れ穴
(18)が、この取付け担体の上にあるかじ取り歯車装
置ハウジング(1)の支持体(6及び7)の中心と、か
じ取り歯車装置ハウジング(1)の上に設けられる横材
(8)の受入れ穴とに一致し、取付け担体(4)が、そ
の上に載りかつ緩衝素子(16)を持つ下部支持体本体
(15)、この下部支持体本体の上に設けられかつ支持
体案内片(14)の上部内にあつて緩衝素子(16)を
持つ上部支持体本体(15)を有するかじ取り歯車装
置、及びこのかじ取り歯車装置の上に設けられる横材
(8)に、締付けねじ(19)によりねじ止め可能であ
ることを特徴とする、請求項1ないし3の1つに記載の
支持装置。 - 【請求項10】 両方の支持体(6及び7)の緩衝素子
(16)の軸線方向締付けが、所望の支持体こわさを設
定するため、締付けねじ(9)により調節可能であるこ
とを特徴とする、請求項9に記載の支持装置。 - 【請求項11】 取付け担体(4)がダイカスト部品又
は鍛造部品として構成されていることを特徴とする、請
求項9に記載の支持装置。 - 【請求項12】 取付け担体(4)が、かじ取り歯車装
置をはね上る石衝突に対して保護するため又は下にある
通過物体に対して保護するため、ひだ付け、縁曲げ又は
深絞りされる薄肉金属板部品として、楯状又はエプロン
状に構成されていることを特徴とする、請求項9に記載
の支持装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4414020.7 | 1994-04-22 | ||
DE4414020A DE4414020C1 (de) | 1994-04-22 | 1994-04-22 | Lagerung einer Zahnstangenlenkung |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07301227A true JPH07301227A (ja) | 1995-11-14 |
JP2618353B2 JP2618353B2 (ja) | 1997-06-11 |
Family
ID=6516127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7130936A Expired - Fee Related JP2618353B2 (ja) | 1994-04-22 | 1995-04-20 | ラツク式かじ取り装置の支持装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5597049A (ja) |
JP (1) | JP2618353B2 (ja) |
DE (1) | DE4414020C1 (ja) |
FR (1) | FR2719013B1 (ja) |
GB (1) | GB2288579B (ja) |
IT (1) | IT1276505B1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010274835A (ja) * | 2009-05-29 | 2010-12-09 | Daihatsu Motor Co Ltd | 車両用ステアリング操作装置 |
JP2011240787A (ja) * | 2010-05-17 | 2011-12-01 | Honda Motor Co Ltd | サブフレーム構造体 |
JP2020142623A (ja) * | 2019-03-06 | 2020-09-10 | トヨタ車体株式会社 | 車両におけるギヤボックスの取付構造 |
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US6164405A (en) * | 1997-11-14 | 2000-12-26 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Steering gear box mounting structure |
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JP2002178936A (ja) * | 2000-12-11 | 2002-06-26 | Koyo Seiko Co Ltd | ステアリング装置の取付構造 |
DE102006057665B4 (de) * | 2006-12-07 | 2018-12-13 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Rahmenartiger Achsträger für ein Kraftfahrzeug |
DE102007023329A1 (de) * | 2007-05-16 | 2008-11-20 | Ims Gear Gmbh | Getriebe für eine Verstelleinrichtung, insbesondere eine Kfz-Verstelleinrichtung, mit Spielausgleich |
DE102007034816B4 (de) * | 2007-07-25 | 2020-12-10 | Volkswagen Ag | Entkopplungselement und Lenkgetriebe-Hilfsrahmen-Anordnung mit einem solchen |
CN102069846B (zh) * | 2010-12-13 | 2012-12-26 | 马燕翔 | 汽车的纯滚动转向装置 |
DE102013004651B4 (de) * | 2013-03-16 | 2021-09-23 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Lenkung und Anordnung für ein Fahrzeug sowie entsprechendes Fahrzeug |
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DE102019109499A1 (de) * | 2019-04-10 | 2020-10-15 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Fahrzeugachse mit einem Lenkgetriebe und untersteuerndem Fahrverhalten |
CN110816663B (zh) * | 2019-11-27 | 2021-08-06 | 安徽江淮汽车集团股份有限公司 | 副车架后横梁和转向机连接结构 |
DE102020112779A1 (de) | 2020-05-12 | 2021-11-18 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Lenkgetriebelagerung an einer Vorderachse eines Kraftfahrzeugs |
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1995
- 1995-03-29 IT IT95RM000202A patent/IT1276505B1/it active IP Right Grant
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- 1995-04-20 US US08/425,623 patent/US5597049A/en not_active Expired - Fee Related
- 1995-04-21 FR FR9504796A patent/FR2719013B1/fr not_active Expired - Fee Related
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IT1276505B1 (it) | 1997-10-31 |
FR2719013A1 (fr) | 1995-10-27 |
JP2618353B2 (ja) | 1997-06-11 |
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GB2288579B (en) | 1997-09-10 |
GB9507970D0 (en) | 1995-06-07 |
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ITRM950202A1 (it) | 1996-09-29 |
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