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JPH07300455A - 3−フェニルピロリジン誘導体 - Google Patents

3−フェニルピロリジン誘導体

Info

Publication number
JPH07300455A
JPH07300455A JP4557895A JP4557895A JPH07300455A JP H07300455 A JPH07300455 A JP H07300455A JP 4557895 A JP4557895 A JP 4557895A JP 4557895 A JP4557895 A JP 4557895A JP H07300455 A JPH07300455 A JP H07300455A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
compound
δppm
hnmr
cdcl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4557895A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Tanaka
敏彦 田中
Akihiro Yamamoto
晃弘 山本
Akira Amemori
晃 雨森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Chemical Corp filed Critical Mitsubishi Chemical Corp
Priority to JP4557895A priority Critical patent/JPH07300455A/ja
Publication of JPH07300455A publication Critical patent/JPH07300455A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Pyrrole Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 下記一般式(I) 【化1】 1 :C1 〜C4 のアルキル基 R2 :テトラヒドロフラニル基、C1 〜C7 のアルキル
基、C3 〜C8 のシクロアルキル基等 A: 【化2】 等 Y:−O−、−NH−等 R3 :置換基を有していてもよい複素環残基等 で表される3−フェニルピロリジン誘導体、その光学対
掌体またはその塩、そのN−オキシド誘導体、その水和
物またはその溶媒和物。 【効果】 本発明の3−フェニルピロリジン誘導体は、
優れたホスホジエステラーゼIV阻害作用を有し、喘息等
の治療薬として用いることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な3−フェニルピロ
リジン誘導体に関し、詳細にはホスホジエステラーゼ
(PDE)IV阻害作用を有する3−フェニルピロリジン
誘導体、その光学対掌体、それらの塩、それらのN−オ
キシド誘導体、それらの水和物またはそれらの溶媒和物
に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】cA
MPは気道平滑筋の弛緩および炎症細胞の機能の調節に
関与する重要なセカンドメッセンジャーであり、ホスホ
ジエステラーゼ(PDE)によって分解され不活性な
5′−AMPとなる。従って、PDEによる分解を抑制
し、cAMPの濃度を増加させれば、気管支拡張作用お
よび抗炎症作用が得られると考えられ、喘息の治療薬と
してPDE阻害薬(cAMPの分解を抑制)に対する関
心が高まっている。また、近年、5種類のPDEアイソ
ザイム(PDE I、II、III、IV、V)が単離され、
それらの特異的な組織分布が明らかになってきた(Ad
v.Second Messenger Phosph
oprotein Res.,22,1(1988)、
Trends Pharm.,Sci.,11,150
(1990))。
【0003】これらのアイソザイムに対する阻害剤の中
で、PDEIVに対する特異的な阻害剤が喘息治療におい
て有用である可能性が示唆されている(Thorax,
46,512(1991))。PDEIVに特異的な阻害
作用を有する化合物として、例えば、特開昭50−15
7360号公報に記載の化合物(ロリプラム)が知られ
ている。
【0004】
【化6】
【0005】これ以外にも種々の化合物が公知であるが
(特開平4−253945号公報、特開平5−1172
39号公報、WO9115451号公報、WO9207
567号公報、EP497564号公報、WO9219
594号公報等)、現在までに臨床上適用されるには至
っておらず、更に有用な化合物の開発が望まれている。
J.Pharm.Sci.,73,1585(198
4)には下記式
【0006】
【化7】
【0007】で表される化合物およびそのドパミン活性
について記載されている。Eur.J.Med.,
,407(1992)には下記式
【0008】
【化8】
【0009】で表される化合物およびそのドパミン受容
体に対する親和性について記載されている。J.Or
g.Chem.,58,36(1993)には下記式
【0010】
【化9】
【0011】で表される化合物が記載されているが、そ
の生理活性に関する記載はない。スイス特許第5265
35号には下記式
【0012】
【化10】
【0013】で表される化合物が、合成中間体として記
載されている。特公昭49−16871号公報には下記
【0014】
【化11】
【0015】で表される化合物が抗消化性潰瘍作用を有
するものとして記載されている。特開昭50−1573
60号公報には下記一般式
【0016】
【化12】
【0017】(上記式中、R1 、R2 はC1 〜C5 のア
ルキル基を表し、R3 は水素原子またはメトキシ基を表
し、R4 は水素原子、アルキル基、アリール基またはア
シル基を表し、Xは酸素原子または硫黄原子を表す。)
で表される化合物が神経精神病治療剤として記載されて
いる。特公昭61−2660号公報には下記一般式
【0018】
【化13】
【0019】(上記式中、R1 、R2 は同一または異な
っていてもよいC1 〜C5 のアルキル基、R5 はC8
でのO−アラルキル基、O−アリール基、NH−アリー
ル基、NH−アラルキル基、N−(アルキル)2 基、N
−(アリール)2 基または
【0020】
【化14】
【0021】基を表す。)で表される化合物が神経精神
病治療剤として記載されている。特開平2−12196
4号公報には下記式
【0022】
【化15】
【0023】で表される化合物が、カルシウム拮抗活性
を有するものとして記載されている。ヨッロッパ特許3
44577号には下記式
【0024】
【化16】
【0025】で表される化合物が、虚血性心疾患の治療
剤として記載されている。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、PVEIV
阻害作用を有する新規な化合物を提供する目的で探索を
行った結果、特定の3−フェニルピロリジン誘導体が優
れた生理活性を有することを見い出し、本発明を完成す
るに至った。即ち本発明の要旨は、下記一般式(I)
【0027】
【化17】
【0028】〔上記式中、R1 はC1 〜C4 のアルキル
基を表し、R2 はテトラヒドロフラニル基、C1 〜C7
のアルキル基、C1 〜C7 のハロアルキル基、C2 〜C
7 のアルケニル基、ビシクロ〔2,2,1〕ヘプト−2
−イル基またはC3 〜C8 のシクロアルキル基を表し、
Aは
【0029】
【化18】
【0030】(R4 はC1 〜C4 のアルキル基を表
す。)を表し、Yは−O−、−S−、−O−N=CH
−、−NR5 −(R5 は水素原子、C1 〜C4 のアルキ
ル基、C2 〜C4 のアルキルカルボニル基またはピリジ
ルメチル基を表す。)または単結合を表し、R3 は置換
基を有していてもよいC1 〜C7 のアルキル基または−
(CH2 n −B(nは0〜4の整数を表し、Bはそれ
ぞれが置換基を有していてもよいフェニル基、ナフチル
基または複素環残基を表す。ただし、−A−Y−R3
【0031】
【化19】
【0032】を表すとき、R1 およびR2 は同時にメチ
ル基を表さないものとする。)を表す。〕で表される3
−フェニルピロリジン誘導体、その光学対掌体、その
塩、そのN−オキシド誘導体、その水和物、またはその
溶媒和物およびこれを有効成分とする医薬組成物に存す
る。以下に本発明を詳細に説明する。下記一般式(I)
において
【0033】
【化20】
【0034】R1 はC1 〜C4 の直鎖または分岐鎖アル
キル基(メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプ
ロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチ
ル基、t−ブチル基等)を表し、好ましくはメチル基ま
たはエチル基、さらに好ましくはメチル基を表す。
【0035】R2 はテトラヒドロフラニル基、C1 〜C
7 の直鎖もしくは分岐鎖アルキル基(メチル基、エチル
基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、
イソブチル基、sec−ブチル基、t−ブチル基、n−
ペンチル基、1,2−ジメチルプロピル基、1,1−ジ
メチルプロピル基、n−ヘキシル基、1−メチルペンチ
ル基、2−メチルペンチル基、3−メチルペンチル基、
4−メチルペンチル基、1,1−ジメチルブチル基、
2,2−ジメチルブチル基、3,3−ジメチルブチル
基、1,2−ジメチルブチル基、1,3−ジメチルブチ
ル基、1,2,2−トリメチルプロピル基、ヘプチル
基、5−メチルヘキシル基、2,2−ジメチルペンチル
基、3,3−ジメチルペンチル基、4,4−ジメチルペ
ンチル基、1,2−ジメチルペンチル基、1,3−ジメ
チルペンチル基、1,4−ジメチルペンチル基、1,
2,3−トリメチルブチル基、1,1,2−トリメチル
ブチル基、1,1,3−トリメチルブチル基等)、C1
〜C7 のハロアルキル基(クロロメチル基、ブロモメチ
ル基、ジクロロメチル基、1−クロロエチル基、2−ク
ロロエチル基、3−クロロプロピル基、4−クロロブチ
ル基、5−クロロペンチル基、6−クロロヘキシル基、
ジフルオロメチル基、トリフルオロメチル基等)、C 2
〜C7 のアルケニル基(ビニル基、アリル基、2−プロ
ペニル基、イソプロペニル基、3−ブテニル基、4−ペ
ンテニル基、5−ヘキセニル基等)、ビシクロ〔2,
2,1〕ヘプト−2−イル基またはC3 〜C8 のシクロ
アルキル基(シクロプロピル基、シクロブチル基、シク
ロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基
等)を表し、好ましくはテトラヒドロフラニル基、C3
〜C6 のアルキル基またはC4 〜C6 のシクロアルキル
基を、さらに好ましくはシクロペンチル基を表す。Aは
【0036】
【化21】
【0037】{R4 はC1 〜C4 の直鎖または分岐鎖ア
ルキル基(メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソ
プロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブ
チル基、t−ブチル基等)を表す}を表し、好ましくは
【0038】
【化22】
【0039】を表す。Yは−O−、−S−、−O−N=
CH−、−NR5 {R5 は水素原子、C1 〜C4 の直鎖
もしくは分岐鎖アルキル基(メチル基、エチル基、n−
プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチ
ル基、sec−ブチル基、t−ブチル基等)またはピリ
ジルメチル基を表す。}または単結合を表し、好ましく
は−O−、−S−、−NR5 −(R5 は既に定義したと
おり。)または単結合、さらに好ましくは−O−または
−NR5 −(R5 は既に定義したとおり。)を表す。
【0040】R3 は置換基〔ハロゲン原子(フッ素原
子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等)、C1 〜C4
の直鎖もしくは分岐鎖アルコキシ基(メトキシ基、イソ
プロポキシ基、ブトキシ基等)、C1 〜C4 の直鎖もし
くは分岐鎖アルキルチオ基(メチルチオ基、イソプロピ
ルチオ基、ブチルチオ基等)、C1 〜C4 の直鎖もしく
は分岐鎖アルキルスルフィニル基(メチルスルフィニル
基、イソプロピルスルフィニル基、ブチルスルフィニル
基等)、C1 〜C4 の直鎖もしくは分岐鎖アルキルスル
ホニル基(メチルスルホニル基、イソプロピルスルホニ
ル基、ブチルスルホニル基等)、シアノ基、ニトロ基、
アミノ基、ヒドロキシ基、カルボキシ基、ベンジルオキ
シ基、C1 〜C4 のアシル基(ホルミル基、アセチル
基、プロピオニル基等)、C2 〜C4 のアルコキシカル
ボニル基(メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル
基等)、C1 〜C4 の直鎖もしくは分岐鎖アルキルアミ
ノ基(メチルアミノ基、イソプロピルアミノ基、ブチル
アミノ基等)、C2 〜C6 の直鎖もしくは分岐鎖ジアル
キルアミノ基(ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基
等)、
【0041】
【化23】
【0042】{R6 、R8 、R9 はそれぞれ独立して水
素原子またはC1 〜C4 の直鎖もしくは分岐鎖アルキル
基(メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピ
ル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル
基、t−ブチル基等)を表し、R 7 はC1 〜C4 の直鎖
または分岐鎖アルキル基(メチル基、エチル基、n−プ
ロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル
基、sec−ブチル基、t−ブチル基等)を表す。}等
からなる群から選ばれる1以上の置換基、好ましくは、
ハロゲン原子、C1 〜C4 のアルコキシ基、ヒドロキシ
基、C1 〜C4 のアルキルアミノ基およびC2 〜C6
ジアルキルアミノ基からなる群から選ばれる1以上の置
換基〕を有していてもよいC1 〜C7 の直鎖もしくは分
岐鎖アルキル基(前述と同じ)または−(CH2n
B{nは0〜4の整数を表し、好ましくは0〜2の整
数、さらに好ましくは1または2を表す。Bはそれぞれ
が置換基〔ハロゲン原子(フッ素原子、塩素原子、臭素
原子、ヨウ素原子等)、C1 〜C 4 の直鎖もしくは分岐
鎖アルキル基(メチル基、エチル基、n−プロピル基、
イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec
−ブチル基、t−ブチル基等)、C1 〜C4 の直鎖もし
くは分岐鎖アルコキシ基(メトキシ基、イソプロポキシ
基、ブトキシ基等)、C1 〜C4 の直鎖もしくは分岐鎖
アルキルチオ基(メチルチオ基、イソプロピルチオ基、
ブチルチオ基等)、C1 〜C4 の直鎖もしくは分岐鎖ア
ルキルスルフィニル基(メチルスルフィニル基、イソプ
ロピルスルフィニル基、ブチルスルフィニル基等)、C
1 〜C4 の直鎖もしくは分岐鎖アルキルスルホニル基
(メチルスルホニル基、イソプロピルスルホニル基、ブ
チルスルホニル基等)、シアノ基、ニトロ基、アミノ
基、ヒドロキシ基、カルボキシ基、C1 〜C4 のアシル
基(ホルミル基、アセチル基、プロピオニル基等)、C
2 〜C4 のアルコキシカルボニル基(メトキシカルボニ
ル基、エトキシカルボニル基等)、C1 〜C4 の直鎖も
しくは分岐鎖アルキルアミノ基(メチルアミノ基、イソ
プロピルアミノ基、ブチルアミノ基等)、C2 〜C6
直鎖もしくは分岐鎖ジアルキルアミノ基(ジメチルアミ
ノ基、ジエチルアミノ基等)、
【0043】
【化24】
【0044】(R6 、R7 、R8 およびR9 は既に定義
したとおり。)、
【0045】
【化25】
【0046】{R10はC1 〜C4 の直鎖または分岐鎖ア
ルキル基(メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソ
プロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブ
チル基、t−ブチル基等)を表し、R11はC3 〜C8
シクロアルキル基(シクロプロピル基、シクロブチル
基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプ
チル基等)またはC1 〜C4 の直鎖もしくは分岐鎖アル
キル基(メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプ
ロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチ
ル基、t−ブチル基等)を表す。}およびピリジル基等
からなる群から選ばれる1以上の置換基、好ましくは、
ハロゲン原子、C1 〜C4 のアルキル基、C 1 〜C4
アルコキシ基、シアノ基、ニトロ基、アミノ基、ヒドロ
キシ基、フェニル基およびピリジル基からなる群から選
ばれる1以上の置換基〕を有していてもよい、フェニル
基、ナフチル基または複素環残基(チエニル基、フリル
基、ピロリル基、イミダゾリル基、ピラゾリル基、トリ
アゾリル基、テトラゾリル基、ピリジル基、ピロリジニ
ル基、ピペリジル基、ピペリジノ基、オキサゾリル基、
イソオキサゾリル基、チアゾリル基、イソチアゾリル
基、モルホリニリル基、モルホリノ基、ピペラジニル
基、ピリダジニル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、
トリアジニル基、1,2,3,4−テトラヒドロキノリ
ン−2−イル基、5,6,7,8−テトラヒドロ−1,
6−ナフチリジン−6−イル基、インドリル基等の酸素
原子、硫黄原子、窒素原子から選ばれるヘテロ原子を1
〜4個有し、環を構成する総原子数が5〜10のもの、
好ましくはチエニル基、フリル基、イミダゾリル基、ピ
ラゾリル基、ピリジル基、ピロリジニル基、ピペリジル
基、ピペリジノ基、オキサゾリル基、イソオキサゾリル
基、チアゾリル基、イソチアゾリル基、ピリダジニル
基、ピラジニル基、ピリミジニル基、1,2,3,4−
テトラヒドロキノリン−2−イル基、インドリル基また
は5,6,7,8−テトラヒドロ−1,6−ナフチリジ
ン−6−イル基さらに好ましくはピリジル基、ピペリジ
ル基、ピペリジノ基、ピペラジニル基、ピリダジニル
基、ピラジニル基、ピリミジニル基等ヘテロ原子として
窒素原子を1または2個有する6員環の複素環残基を表
す。)を表し、Bは好ましくは置換基(前述のとお
り。)を有していてもよい複素環残基(前述のとお
り。)を表し、特に好ましくは無置換の複素環残基を表
す。}を表す。ただし−A−Y−R3
【0047】
【化26】
【0048】を表すとき、R1 およびR2 は同時にメチ
ル基を表さないものとする。上記一般式(I)で表され
る化合物は、R3 が−(CH2 n −B(nは既に定義
したとおり。)を表し、Bがヘテロ原子として窒素原子
を1つ以上有する複素環残基である場合、N−オキシド
誘導体の形で存在することもある。また、上記一般式
(I)で表される化合物の塩類としては、生理的に許容
される塩類が好ましく、例えば塩酸塩、臭化水素酸塩、
ヨウ化水素酸塩、硫酸塩、リン酸塩等の無機酸塩、およ
びシュウ酸塩、マレイン酸塩、フマル酸塩、乳酸塩、リ
ンゴ酸塩、クエン酸塩、酒石酸塩、安息香酸塩、メタン
スルホン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩等の有機酸塩
が挙げられる。式(I)の化合物、そのN−オキシド誘
導体およびその塩は水和物または溶媒和物の形で存在す
ることもあるので、これらの水和物および溶媒和物もま
た本発明の化合物に含まれる。溶媒和物の溶媒としては
メタノール、エタノール、イソプロパノール、アセト
ン、酢酸エチル、塩化メチレン等が挙げられる。
【0049】なお、上記一般式(I)の化合物は不斉炭
素原子を有しており、異性体が存在する。これらの異性
体も本願に含まれる。本発明化合物は例えば以下の方法
により製造することができる。 製造方法1
【0050】
【化27】
【0051】(上記式中、R1 、R2 、R3 、Aおよび
Yは既に定義したとおりであり、X1はハロゲン原子を
表す。) 上記反応は、無溶媒またはアセトン、エチルメチルケト
ン等のケトン類;ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水
素類;ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキ
サン等のエーテル類;酢酸エチル、酢酸イソブチル等の
酢酸エステル類;アセトニトリル;N,N−ジメチルホ
ルムアミド;ジメチルスルホキシド;N−メチルピロリ
ドン;等の非プロトン性極性溶媒等の溶媒中、トリエチ
ルアミン、ピリジン、N,N−ジエチルアニリン等の有
機塩基、または炭酸ナトリウム、水素化ナトリウム等の
無機塩基の存在下、0〜150℃の範囲で行なわれる。
また、上記反応の原料である上記一般式(II)の化合物
は例えば、特開昭50−157360号公報等に記載の
方法に準じて製造した下記一般式(III )の化合物より
以下の反応式に従って製造することができる。
【0052】
【化28】
【0053】(上記式中、R1 およびR2 は既に定義し
たとおり。) 製造方法2 Aが
【0054】
【化29】
【0055】Yが−O−、−S−、−O−N=CH−ま
たは−NR5 −(R5 は既に定義したとおり。)である
場合、下記一般式(V)の化合物は以下の方法により製
造することもできる。
【0056】
【化30】
【0057】(上記式中、R1 、R2 、R3 およびYは
既に定義したとおりであり、X2 は酸素原子または硫黄
原子を表す。) 上記反応は、無溶媒またはアセトン、エチルメチルケト
ン等のケトン類;ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水
素類;ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキ
サン等のエーテル類;酢酸エチル、酢酸イソブチル等の
酢酸エステル類;アセトニトリル;N,N−ジメチルホ
ルムアミド;ジメチルスルホキシド;N−メチルピロリ
ドン;等の非プロトン性極性溶媒等の溶媒中、トリエチ
ルアミン、ピリジン、N,N−ジエチルアニリン等の有
機塩基、または炭酸ナトリウム、水素化ナトリウム等の
無機塩基の存在下、0〜150℃の範囲で行なわれる。
また、上記反応の原料である上記一般式(IV)の化合物
は製造方法1の原料(II)より以下の反応式に従って製
造することができる。
【0058】
【化31】
【0059】(上記式中、R1 、R2 およびX2 は既に
定義したとおり。) 本発明化合物を治療剤として用いる場合、単独または薬
学的に可能な担体と複合して投与する。その組成は、化
合物の溶解度、化学的性質、投与経路、投与計画等によ
って決定される。
【0060】例えば、顆粒剤、散剤、錠剤、硬カプセル
剤、軟カプセル剤、シロップ剤、乳剤、懸濁剤または液
剤等の剤形にして、経口投与してもよいし、注射剤とし
て静脈内投与、筋肉内投与又は皮下投与してもよい。ま
た、注射用の粉末にして用時調製して使用してもよい。
経口、経腸、非経口もしくは局所投与に適した医薬用の
有機または無機の、固体または液体の担体若しくは希釈
剤を本発明化合物と共に用いることができる。固形製剤
を製造する際に用いられる賦形剤としては、例えば乳
糖、ショ糖、デンプン、タルク、セルロース、デキスト
リン等が用いられる。経口投与のための液体製剤、即
ち、乳剤、シロップ剤、懸濁剤、液剤等は、一般的に用
いられる不活性な希釈剤、例えば水または植物油等を含
む。この製剤は、不活性な希釈剤以外に補助剤、例えば
湿潤剤、懸濁補助剤、甘味剤、芳香剤、着色剤または保
存剤等を含ませることができる。液体製剤にしてゼラチ
ンのような体内で崩壊されうる物質のカプセル中に含ま
せてもよい。非経口投与の製剤、即ち、注射剤等の製造
に用いられる溶剤または懸濁化剤としては、例えば水、
プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ベン
ジルアルコール、オレイン酸エチル、レシチン等が挙げ
られる。製剤の調製方法は常法によればよい。
【0061】臨床投与量は、経口投与により用いる場合
には、成人に対し本発明の化合物として、一般には、1
日量0.01〜1000mgであり、好ましくは0.0
1〜100mgであるが、年令、病状、症状、同時投与
の有無等により適宜増減することが更に好ましい。前記
1日量の薬剤(本発明化合物)は、1日に1回、または
適当間隔をおいて1日に2もしくは3回に分けて投与し
てもよいし、間欠投与してもよい。また、注射剤として
用いる場合には、成人に対し本発明の化合物として、1
回量0.001〜100mgを連続投与又は間欠投与す
ることが好ましい。
【0062】
【実施例】以下に、本発明を実施例および試験例により
具体的に説明するが、本発明はその要旨を越えない限り
以下の実施例および試験例に限定されるものではない。
【0063】実施例1 3−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニ
ル)−1−(3−ピリジルメチルアミノカルボニル)ピ
ロリジン(表−1の化合物No.22)の合成3−(ア
ミノメチル)ピリジン216mgおよびトリエチルアミ
ン202mgをテトラヒドロフラン5mlに溶かし、氷
冷撹拌下に1−クロロホルミル−3−(3−シクロペン
チルオキシ−4−メトキシフェニル)ピロリジン545
mgをテトラヒドロフラン3mlに溶かしたものを滴下
した。滴下終了後、室温で6時間撹拌を続けた後氷水に
注ぎ、酢酸エチルで抽出した。有機層を水で洗浄し、無
水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下に濃縮した。残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、表
記の化合物432mgを得た。
【0064】実施例2 3−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニ
ル)−1−(エトキシカルボニル)ピロリジン(表−1
の化合物No.4)の合成 3−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニ
ル)ピロリジン460mgおよびトリエチルアミン21
4mgをジクロロメタン15mlに溶かし、氷浴にて冷
却し、撹拌下にクロロ炭酸エチル229mgを滴下し
た。滴下終了後、室温で1時間撹拌を続けた後氷水に注
ぎ、ジクロロメタンで抽出した。有機層を水で洗浄し、
無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下に濃縮した。残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、
表記の化合物492mgを得た。 実施例3 実施例1、2の方法に準じて、下記表−1記載の化合物
を合成した。
【0065】
【表1】
【0066】
【表2】
【0067】
【表3】
【0068】
【表4】
【0069】
【表5】
【0070】
【表6】
【0071】無定形固体、油状物の下記化合物(上記表
−1の化合物No.で表す)については以下にNMRス
ペクトルを表す。 No.11 HNMR(CDCl3 )δppm:1.48(s,9
H),1.53−1.69(m,2H),1.73−
2.00(m,7H),2.14−2.28(m,1
H),3.16−3.86(m,5H),3.83
(s,3H),4.70−4.81(m,1H),6.
73−6.85(m,3H) No.21 HNMR(CDCl3 )δppm:1.28(s,9
H),1.50−1.68(m,2H),1.73−
2.04(m,7H),2.13−2.33(m,1
H),3.16−4.10(m,5H),3.83
(s,3H),4.71−4.80(m,1H),6.
71−6.85(m,3H)
【0072】No.31 HNMR(CDCl3 )δppm:1.52−1.6
5(m,2H),1.76−2.05(m,7H),
2.18−2.36(m,1H),3.24−3.92
(m,5H),3.82(s,3H),4.72−4.
79(m,1H),5.16(s,2H),6.74−
6.83(m,3H),7.24−7.38(m,5
H) No.41 HNMR(CDCl3 )δppm:1.24−1.3
1(m,3H),1.54−1.70(m,2H),
1.74−2.04(m,7H),2.18−2.32
(m,1H),3.22−3.90(m,5H),3.
83(s,3H),4.12−4.22(m,2H),
4.77(m,1H),6.74−6.84(m,3
H)
【0073】No.51 HNMR(CDCl3 )δppm:1.08(br
s,9H),1.54−2.38(m,10H),2.
21(brs,2H),3.22−4.06(m,5
H),3.83(s,3H),4.70−4.80
(m,1H),6.75−6.81(m,3H) No.61 HNMR(CDCl3 )δppm:0.90−0.9
8(m,3H),1.34−2.04(m,13H),
2.18−2.32(m,1H),3.24−3.92
(m,5H),3.82(s,3H),4.08−4.
13(m,2H),4.76(m,1H),6.74−
6.83(s,3H)
【0074】No.71 HNMR(CDCl3 )δppm:1.56−1.7
0(m,2H),1.76−2.42(m,8H),
3.24−3.94(m,5H),3.83(brs,
3H),4.70−4.80(m,1H),6.71−
6.82(m,3H),7.38−7.43(m,3
H),7.54−7.56(m,2H) No.81 HNMR(CDCl3 )δppm:1.48(s,9
H),1.80−2.28(m,4H),3.15−
4.09(m,9H),3.84(s,3H),4.8
9−5.00(m,1H),6.73(brs,1
H),6.84(brs,2H)
【0075】No.91 HNMR(CDCl3 )δppm:1.56−2.4
4(m,10H),3.28−4.16(m,5H),
3.82 and 3.84(a pairof s,
3H),4.72−4.80(m,1H),6.70−
6.83(m,3H),7.32−7.40(m,1
H),7.86−7.92(m,1H),8.64−
8.69(m,1H),8.81(m,1H) No.101 HNMR(CDCl3 )δppm:1.56−2.4
2(m,10H),3.26−4.08(m,5H),
3.66(brs.2H),3.83(brs,3
H),4.75(m,1H),6.72−6.84
(m,3H),7.24−7.30(m,1H),7.
68−7.74(m,1H),8.50−8.52
(m,2H)
【0076】No.121 HNMR(CDCl3 )δppm:1.53−1.6
8(m,2H),1.75−2.00(m,7H),
2.15−2.28(m,1H),2.85(s,6
H),3.18−3.31(m,1H),3.39
(t,1H,J=9Hz),3.46−3.61(m,
2H),3.70(d−d,1H,J=7 and 9
Hz),3.83(s,3H),4.71−4.80
(m,1H),6.74−6.84(m,3H) No.131 HNMR(CDCl3 )δppm:1.51−1.7
0(m,2H),1.75−2.04(m,7H),
2.18−2.34(m,1H),3.23−3.53
(m,3H),3.58−3.96(m,2H),3.
83(s,3H),4.68−4.80(m,1H),
5.18(s,2H),6.70−6.84(m,3
H),7.26−7.35(m,1H),7.73
(m,1H),8.57(m,1H),8.65(m,
1H)
【0077】No.171 HNMR(CDCl3 )δppm:1.51−1.7
0(m,2H),1.75−2.09(m,7H),
2.20−2.35(m,1H),3.25−3.53
(m,3H),3.63−3.75(m,1H),3.
80−3.93(m,1H),3.83(s,3H),
4.71−4.81(m,1H),5.13(brs,
2H),6.70−6.86(m,3H),7.27
(m,2H),8.16(m,1H),8.28(m,
1H) No.181 HNMR(CDCl3 )δppm:1.54−2.0
8(m,9H),2.22−2.36(m,1H),
3.28−3.92(m,5H),3.83(s,3
H),4.76(m,1H),5.12(brs,2
H),6.75−6.84(m,3H),7.27−
7.32(m,2H),8.17−8.21(m,2
H)
【0078】No.191 HNMR(CDCl3 )δppm:1.56−2.1
2(m,9H),2.24−2.36(m,1H),
3.30−3.90(m,5H),3.83(s,3
H),4.77(m,1H),5.19(brs,2
H),6.76−6.86(m,3H),7.26−
7.30(m,2H),8.57−8.61(m,2
H) No.201 HNMR(CDCl3 )δppm:1.56−2.0
6(m,9H),2.14−2.28(m,1H),
3.16−3.90(m,5H),3.81(s,3
H),4.68−4.76(m,1H),6.61−
6.78(m,3H),7.48−7.56(m,1
H),8.13−8.16(m,1H),8.94(b
rs,1H),9.10(brs,1H)
【0079】No.211 HNMR(CDCl3 )δppm:1.56−2.1
6(m,9H),2.30−2.40(m,1H),
3.30−3.48(m,1H),3.64−4.26
(m,4H),3.83(brs,3H),4.74−
4.80(m,1H),6.77−6.83(m,3
H),8.52−8.56(m,1H),8.62−
8.66(m,1H),9.17(s,1H) No.231 HNMR(CDCl3 )δppm:1.56−2.1
8(m,9H),2.26−2.42(m,1H),
3.34−4.16(m,5H),3.83(s,3
H),4.72−4.80(m,1H),6.78−
6.88(m,3H),7.32(m,1H),7.5
5−7.60(m,1H),8.47(m,2H)
【0080】No.241 HNMR(CDCl3 )δppm:1.50−1.7
0(m,2H),1.73−2.04(m,7H),
2.20−2.35(m,1H),3.25−3.59
(m,3H),3.66−3.78(m,1H),3.
83(s,3H),3.86−3.96(m,1H),
4.70−4.79(m,1H),5.28(brs,
2H),6.71−6.84(m,3H),7.16−
7.26(m,1H),7.39(t,1H,J=7H
z),7.65−7.74(m,1H),8.58
(m,1H),8.65(m,1H) No.251 HNMR(CDCl3 )δppm:1.56−2.1
6(m,9H),2.28−2.44(m,1H),
3.34−4.06(m,5H),3.84(s,3
H),4.74−4.80(m,1H),6.77−
6.83(m,3H),7.23−7.27(m,2
H),8.06−8.09(m,1H),8.19
(s,1H)
【0081】No.261 HNMR(CDCl3 )δppm:1.50−1.7
0(m,2H)1.75−2.10(m,7H),2.
22−2.40(m,1H),3.30−3.62
(m,3H),3.68−3.83(m,1H),3.
84(s,3H),3.89−4.00(m,1H),
4.70−4.81(m,1H),5.44(brs,
2H),6.74−6.86(m,3H),7.20−
7.35(m,2H),7.36−7.45(m,1
H),8.25(m,1H) No.27(diastereo mixture)1 HNMR(CDCl3 )δppm:1.52−2.4
0(m,17H),2.27 and 2.29(a
pair of s,3H),2.78−2.94
(m,2H),3.24−4.08(m,7H),3.
83(s,3H),4.72−4.80(m,1H),
6.75−6.86(m,3H)
【0082】No.281 HNMR(CDCl3 )δppm:1.56−1.7
2(m,2H),1.76−1.94(m,6H),
2.04−2.16(m,1H),2.33−2.42
(m,1H),3.34−3.93(m,5H),3.
83(s,3H),4.73−4.80(m,1H),
6.32−6.38(m,2H),6.75−6.86
(m,3H),7.72−7.77(m,2H) No.291 HNMR(CDCl3 )δppm:1.51−1.6
9(m,2H),1.74−2.01(m,7H),
2.15−2.30(m,1H),2.29(s,3
H),2.31(s,3H),2.60(m,2H),
3.22−3.50(m,3H),3.57−3.72
(m,1H),3.75−3.91(m,1H),3.
82(s,3H),4.22(t,2H,J=5H
z),4.70−4.80(m,1H),6.71−
6.84(m,3H)
【0083】No.301 HNMR(CDCl3 )δppm:1.51−1.6
9(m,2H),1.74−2.05(m,7H),
2.19−2.34(m,1H),2.80(brs,
1H),3.23−3.74(m,7H),3.83
(s,3H),4.23−4.31(m,2H),4.
70−4.81(m,1H),6.72−6.85
(m,3H) No.311 HNMR(CDCl3 )δppm:1.30−1.3
7(m,6H),1.54−1.68(m,2H),
1.78−2.04(m,7H),2.20−2.32
(m,1H),3.10−3.18(m,1H),3.
24−3.50(m,3H),3.60−3.68
(m,1H),3.83(s,3H),4.00−4.
16(m,4H),4.72−4.80(m,1H),
6.75−6.83(m,3H)
【0084】No.321 HNMR(CDCl3 )δppm:1.56−2.0
6(m,9H),2.18−2.30(m,1H),
2.72−2.96(m,2H),3.24−3.92
(m,7H),3.83(s,3H),3.85(s,
3H),3.86(s,3H),4.40(s,2
H),4.72−4.80(m,1H),6.59
(s,1H),6.62(s,1H),6.77−6.
86(s,3H) No.331 HNMR(CDCl3 )δppm:1.56−2.0
6(m,9H),2.16−2.32(m,1H),
2.81(s,3H),3.22−3.36(m,1
H),3.43(t,1H,J=9Hz),3.54−
3.60(m,2H),3.72−3.81(m,1
H),3.83(s,3H),4.43(d,1H,J
=12Hz),4.50(d,1H,J=12Hz),
4.72−4.80(m,1H),6.75−6.84
(m,3H),7.25−7.30(m,1H),7.
68−7.71(m,1H),8.52−8.56
(m,2H)
【0085】No.34(diastereo mix
ture)1 HNMR(CDCl3 )δppm:1.56−2.0
8(m,10H),2.18−2.36(m,2H),
3.20−3.94(m,10H),3.83(s,3
H),4.72−4.80(m,1H),6.76−
6.84(m,3H),7.16−7.19(m,2
H),8.53−8.55(m,2H) No.351 HNMR(CDCl3 )δppm:1.90−2.1
0(m,1H),2.19−2.33(m,1H),
3.24−3.51(m,3H),3.60−3.95
(m,2H),3.87(s,6H),5.18(br
s,2H),6.70−6.86(m,3H),7.2
7−7.34(m,1H),7.68−7.76(m,
1H),8.57(m,1H),8.65(m,1H)
【0086】No.361 HNMR(CDCl3 )δppm:1.56−2.0
6(m,9H),2.16−2.28(m,1H),
3.12−3.88(m,7H),3.83(s,3
H),4.48(t,2H,J=7Hz),4.75
(m,1H),6.72−6.83(m,3H),7.
10−7.24(m,2H),7.54−7.64
(m,1H),8.54(m,1H) No.371 HNMR(CDCl3 )δppm:1.56−2.1
2(m,9H),2.22−2.38(m,1H),
3.50−3.58(m,3H),3.68−3.94
(m,2H),3.83(s,3H),4.77(m,
1H),5.16(brs,2H),6.76−6.8
5(m,3H),7.12−7.21(m,1H),
7.31−7.33(m,1H),8.34−8.38
(m,1H)
【0087】No.381 HNMR(CDCl3 )δppm:1.51−1.6
8(m,2H),1.73−2.04(m,7H),
2.19−2.33(m,1H),3.23−3.52
(m,3H),3.57−3.92(m,2H),3.
83(s,3H),4.70−4.80(m,1H),
5.15(brs,2H),6.70−6.84(m,
3H),7.29−7.36(m,1H),7.67−
7.74(m,1H),8.42(m,1H) No.391 HNMR(CDCl3 )δppm:1.50−1.7
1(m,2H),1.74−2.11(m,7H),
2.23−2.40(m,1H),3.30−3.64
(m,3H),3.70−3.85(m,1H),3.
84(s,3H),3.90−4.05(m,1H),
4.71−4.83(m,1H),6.73−6.85
(m,3H),7.33(t,1H,J=9Hz),
7.76(t,1H,J=9Hz),8.14(d,1
H,J=9Hz),8.43(d,1H,J=9H
z),8.64(brs,1H)
【0088】No.401 HNMR(CDCl3 )δppm:1.56−2.1
6(m,9H),2.28−2.42(m,1H),
3.32−4.28(m,5H),3.83(brs,
3H),4.72−4.78(m,1H),5.56
and 5.57(a pair of s,2H),
6.71−6.84(m,3H),7.26−7.34
(m,1H),7.72−7.76(m,1H),8.
54−8.62(m,1H),8.65−8.69
(m,1H) No.411 HNMR(CDCl3 )δppm:1.56−2.1
8(m,9H),2.32−2.42(m,1H),
3.32−3.46(m,1H),3.54−3.66
(m,1H),3.72−3.90(m,2H),3.
83(s,3H),3.94−4.06(m,1H),
4.48(brs,1H),4.60(s,2H),
4.72−4.80(m,1H)6.75−6.85
(m,3H),7.28−7.30(m,1H),8.
02(s,1H)
【0089】No.421 HNMR(CDCl3 )δppm:1.56−2.0
8(m,9H),2.22−2.36(m,1H),
3.26−3.56(m,3H),3.66−3.96
(m,2H),3.83(s,3H),4.72−4.
80(m,1H),5.50 and 5.51(a
pair of s,2H),6.75−6.84
(m,3H),7.46−7.53(m,1H),7.
58−7.66(m,1H),9.14−9.16
(m,1H) No.431 HNMR(CDCl3 )δppm:1.56−2.1
0(m,9H),2.20−2.36(m,1H),
3.28−3.56(m,3H),3.70−3.96
(m,2H),3.83(s,3H),4.77(m,
1H),5.32and 5.33(a pair o
f s,2H),6.75−6.84(m,3H),
8.53−8.56(m,2H),8.70−8.71
(m,1H)
【0090】No.441 HNMR(CDCl3 )δppm:1.50−1.7
0(m,2H),1.74−2.04(m,7H),
2.18−2.40(m,1H),2.24(brs,
3H),3.22−3.92(m,5H),3.82
(brs,6H),4.70−4.80(m,1H),
5.10(brs,2H),6.08(brs,1
H),6.69−6.84(m,3H) No.451 HNMR(CDCl3 )δppm:1.50−1.6
9(m,2H),1.75−2.03(m,7H),
2.18−2.30(m,1H),3.23−3.93
(m,5H),3.82(s,3H),4.70−4.
80(m,1H),5.02(brs,2H),6.4
6(m,1H),6.70−6.84(m,3H),
7.39(m,1H),7.48(m,1H)
【0091】No.461 HNMR(CDCl3 )δppm:1.56−2.1
2(m,9H),2.22−2.38(m,1H),
3.30−3.58(m,3H),3.68−3.96
(m,2H),3.84(s,3H),4.74−4.
80(m,1H),5.27(brs,2H),6.7
6−6.85(m,3H),8.02(m,1H),
8.17−8.19(m,1H),8.41−8.43
(m,1H)
【0092】実施例4 (+)−3−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキ
シフェニル)−1−(3−ピリジルメトキシカルボニ
ル)ピロリジンおよび(−)−3−(3−シクロペンチ
ルオキシ−4−メトキシフェニル)−1−(3−ピリジ
ルメトキシカルボニル)ピロリジンの製造 (±)−3−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキ
シフェニル)−1−(3−ピリジルメトキシカルボニ
ル)ピロリジン(表−1の化合物No.13)145m
gを光学異性体分離カラムCHIRALPAKAS(ダ
イセル化学工業)を用いHPLC(溶離液:エタノール
/ヘキサン=10/90)で分離し、(+)−3−(3
−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−1
−(3−ピリジルメトキシカルボニル)ピロリジン(化
合物No.47)64mg 〔α〕D 25=+22.3°(c0.91,メタノー
ル)、および(−)−3−(3−シクロペンチルオキシ
−4−メトキシフェニル)−1−(3−ピリジルメトキ
シカルボニル)ピロリジン(化合物No.48)61m
g〔α〕D 25=−23.7°(c1.02,メタノー
ル)を得た。
【0093】実施例5 実施例1、2の方法に準じて、下記表−1記載の化合物
を合成した。
【0094】
【表7】
【0095】
【表8】
【0096】
【表9】
【0097】No.491 HNMR(CDCl3 )δppm:1.50−2.1
0(m,9H),2.20−2.38(m,1H),
3.2−3.7(m,4H),3.8(m,1H),
3.82(s,3H),4.23−4.57(m,4
H),4.60−4.83(m,1H),6.63−
6.93(m,3H),7.20−7.40(m,2
H),7.57−7.76(m,2H),8.40−
8.68(m,4H) No.501 HNMR(CDCl3 )δppm:1.49−2.1
0(m,9H),2.20−2.36(m,1H),
2.9−3.8(m,9H),3.83(s,3H),
4.73(s,2H),4.70−4.80(m,1
H),6.70−6.85(m,3H),6.80(d
d,1H),7.41(d,1H),8.43(d,1
H)
【0098】No.511 HNMR(CDCl3 )δppm:1.49−1.7
1(m,2H),1.74−2.09(m,7H),
2.20−2.36(m,1H),3.2−4.1
(m,5H),3.82(s,3H),4.20(s,
2H),4.69−4.79(m,1H),6.69−
6.84(m,3H),7.19−7.41(m,5
H) No.521 HNMR(CDCl3 )δppm:1.53−1.7
0(m,2H),1.75−2.08(m,7H),
2.20−2.38(m,1H),3.2−4.1
(m,5H),3.82(s,3H),4.13(m,
2H),4.65(m,2H),4.70−4.80
(m,1H),6.70−6.85(m,3H),7.
25−7.43(m,5H)
【0099】No.531 HNMR(CDCl3 )δppm:0.94(t,3
H),1.39(m,2H),1.51−2.09
(m,11H),2.23−2.35(m,1H),
2.77(t,2H),3.25−3.48(m,3
H),3.55−3.66(m,1H),3.8(m,
1H),3.83(s,3H),4.44(d,2
H),4.53(t,1H),4.69−4.79
(m,1H),6.73−6.85(m,3H),7.
11(d,1H),7.60(dd,1H),8.44
(d,1H) No.541 HNMR(CDCl3 )δppm:1.53−1.7
0(m,2H),1.75−2.08(m,7H),
2.19−2.35(m,1H),3.00(m,3
H),3.20−3.51(m,5H),3.55−
3.90(m,2H),3.83(s,3H),4.5
7(m,2H),4.70−4.81(m,1H),
6.70−6.85(m,3H)
【0100】No.551 HNMR(CDCl3 )δppm:1.52−1.7
4(m,2H),1.75−2.07(m,7H),
2.17(s,3H),2.20−2.38(m,1
H),3.1−3.9(m,5H),3.83(s,3
H),4.63−4.93(m,3H),6.54−
6.84(m,3H),7.27(m,1H),7.7
5(m,1H),8.47−8.63(m,2H) No.561 HNMR(CDCl3 )δppm:1.47−1.7
4(m,2H),1.74−2.10(m,7H),
2.18−2.37(m,1H),3.18−3.53
(m,3H),3.58−3.94(m,2H),3.
80(s,3H),4.54(d,2H),4.70−
4.80(m,1H),5.84(t,1H),6.7
3−6.83(m,3H),7.15(m,1H),
7.30(m,1H),7.62(m,1H),8.4
9(m,1H)
【0101】No.571 HNMR(CDCl3 )δppm:1.50−1.7
0(m,2H),1.72−2.04(m,7H),
2.18−2.34(m,1H),3.01(t,2
H),3.22−3.85(m,7H),3.83
(s,3H),4.68−4.79(m,1H),5.
34(t,1H),6.73−6.83(m,3H),
7.08−7.20(m,2H),7.57−7.64
(m,1H),8.50(m,1H) No.591 HNMR(CDCl3 )δppm:1.47−2.1
5(m,9H),2.22−2.42(m,1H),
3.28−4.03(m,5H),3.83(s,3
H),4.70−4.80(m,1H),6.61(b
s,1H),6.75−6.85(m,3H),7.2
2(m,1H),8.09(m,1H),8.24
(m,1H),8.48(m,1H)
【0102】No.601 HNMR(CDCl3 )δppm:1.48−1.7
0(m,2H),1.70−2.05(m,7H),
2.16−2.33(m,1H),2.98(t,2
H),3.16−3.33(m,3H),3.45−
3.75(m,4H),3.81(s,3H),4.3
7(t,1H),4.70−4.80(m,1H),
6.65−6.95(m,3H),7.00(m,1
H),7.06−7.23(m,2H),7.35
(m,1H),7.62(m,1H),8.67(b
s,1H) No.621 HNMR(CDCl3 )δppm:1.50−1.7
0(m,2H),1.75−2.05(m,7H),
2.18−2.35(m,1H),2.81(t,2
H),3.23−3.55(m,6H),3.59
(s,3H),3.70−3.87(m,1H),3.
83(s,3H),4.45(t,1H),4.70−
4.80(m,1H),5.92(m,1H),6.0
5(m,1H),6.57(m,1H),6.73−
6.83(m,3H)
【0103】No.631 HNMR(CDCl3 )δppm:1.52−1.7
0(m,2H),1.74−2.07(m,7H),
2.18−2.39(m,1H),3.3−3.8
(m,5H),3.83(s,3H),4.56(m,
1H),4.63(d,2H),4.70−4.80
(m,1H),6.73−6.83(m,3H),6.
92−7.00(m,2H),7.22(m,1H) No.641 HNMR(CDCl3 )δppm:1.53−1.7
2(m,2H),1.75−2.23(m,7H),
2.30−2.47(m,1H),3.47−3.66
(m,3H),3.79(m,1H),3.84(s,
3H),3.98(m,1H),4.73−4.83
(m,1H),6.27(bs,1H),6.78−
6.86(m,3H),8.48(s,2H) また、実施例1,2の方法に準じて合成しうる化合物の
具体例を下記表−2に示す。
【0104】
【表10】
【0105】
【表11】
【0106】
【表12】
【0107】
【表13】
【0108】
【表14】
【0109】
【表15】
【0110】
【表16】
【0111】
【表17】
【0112】実施例6 錠剤の製造 よく粉砕した3−(3−シクロペンチルオキシ−4−メ
トキシフェニル)−1−(3−ピリジルメトキシカルボ
ニル)ピロリジン塩酸塩(表−1の化合物No.15)
1000g、乳糖5900g、結晶セルロース2000
g、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース1000
g、ステアリン酸マグネシウム100gをよく混合し、
直接打錠法にて1錠100mg中前記化合物10mgを
含有する素錠を造った。この素錠に糖衣またはフィルム
コートを施して、糖衣錠およびフィルムコーティング錠
を製造した。
【0113】実施例7 カプセル剤の製造 よく粉砕した3−(3−シクロペンチルオキシ−4−メ
トキシフェニル)−1−(3−ピリジルメトキシカルボ
ニル)ピロリジン p−トルエンスルホン酸塩(表−1
の化合物No.14)1000g、トウモロコシデンプ
ン3000g、乳糖6900g、結晶セルロース100
0g、ステアリン酸マグネシウム100gを混和して1
カプセル120mg中前記化合物10mgを含有するカ
プセル剤を製造した。
【0114】実施例8 吸入剤の製造 よく粉砕した3−(3−シクロペンチルオキシ−4−メ
トキシフェニル)−1−(3−ピリジルメチルアミノカ
ルボニル)ピロリジン(表−1の化合物No.22)5
g、中鎖飽和脂肪酸トリグリセリド10g、ソルビタン
モノオレート0.2gをよく混合し、混和物各15.2
mgを5mlのエアゾール用アルミ容器に秤取し、更に
1容器当り、フレオン12/114(1:1混合物)8
4.8mgを低温充填した後、1噴射10.0μlの定
量アダプターをとりつけ、1容器5ml中、前記化合物
5mgを含有する定量噴霧の吸入剤を製造した。
【0115】本発明化合物の有用性を示すためにこれら
化合物の薬理試験結果を以下に示す。表−2中のロリプ
ラムとは前述の構造で表され、PVEIVに特異的な阻害
作用を有することがAdv.Second Messe
nger Phosphoprotein Res.,
22,1(1988)等に記載されている、特開昭50
−157360号記載の化合物である。
【0116】試験例1 IV型ホスホジエステラーゼ(PDEIV)酵素活性に対す
る作用 酵素はヒト単球様細胞株U937細胞質分画よりNic
holsonら〔Br.J.Pharmacol.,
,889(1989)〕の方法に準じてQ−セファロ
ースカラムにより粗精製し、日高ら〔Biochem.
Med.,10,301(1974)〕の方法に準じて
0.4μM 3H−cAMPを基質として0.1mg/m
l BSA,1mM EDTA,5mM MgCl2
50mMトリス緩衝液(pH8.0)中で30℃にて1
5分間反応させ、生じた 3H−5′−AMPを陽イオン
交換カラムで分離、放射能量を測定することにより酵素
活性を測定した。試験化合物を添加し30℃にて15分
間インキュベーション後基質を添加、試験化合物未添加
時の反応を100%として各濃度における阻害率を求
め、プロビット解析を用いて50%阻害率を示す濃度
(IC50)を算出した。
【0117】
【表18】
【0118】
【発明の効果】本発明化合物は優れたPDEIV阻害作用
を有しており、喘息等の治療に有効である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 401/14 207 403/06 207 403/12 207 405/12 207 C07F 9/572 Z 9155−4H

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(I) 【化1】 〔上記式中、R1 はC1 〜C4 のアルキル基を表し、 R2 はテトラヒドロフラニル基、C1 〜C7 のアルキル
    基、C1 〜C7 のハロアルキル基、C2 〜C7 のアルケ
    ニル基、ビシクロ〔2,2,1〕ヘプト−2−イル基ま
    たはC3 〜C8 のシクロアルキル基を表し、 Aは 【化2】 (R4 はC1 〜C4 のアルキル基を表す。)を表し、Y
    は−O−、−S−、−O−N=CH−、−NR5 −(R
    5 は水素原子、C1 〜C4 のアルキル基、C2 〜C4
    アルキルカルボニル基またはピリジルメチル基を表
    す。)または単結合を表し、 R3 は置換基を有していてもよいC1 〜C7 のアルキル
    基または−(CH2 n −B(nは0〜4の整数を表
    し、Bはそれぞれが置換基を有していてもよいフェニル
    基、ナフチル基または複素環残基を表す。ただし、−A
    −Y−R3 が 【化3】 を表すとき、R1 およびR2 は同時にメチル基を表さな
    いものとする。)を表す。〕で表される3−フェニルピ
    ロリジン誘導体、その光学対掌体、その塩、そのN−オ
    キシド誘導体、その水和物またはその溶媒和物。
  2. 【請求項2】 R1 がメチル基であり、R2 がシクロペ
    ンチル基である請求項1記載の化合物。
  3. 【請求項3】 R3 が−(CH2 n −B(nは0〜2
    の整数を表し、Bは置換基を有していてもよい複素環残
    基を表す。)である請求項1または2記載の化合物。
  4. 【請求項4】 R3 が−(CH2 n −B(nは1また
    は2を表し、Bはヘテロ原子として窒素原子を1または
    2個有する6員環の複素環残基を表す。)である請求項
    1または2記載の化合物。
  5. 【請求項5】 Aが 【化4】 であり、Yが−O−、−S−、−NR5 −(R5 は水素
    原子、C1 〜C4 のアルキル基、C2 〜C4 のアルキル
    カルボニル基またはピリジルメチル基を表す。)または
    単結合である請求項1、2、3または4記載の化合物。
  6. 【請求項6】 Aが 【化5】 であり、Yが−O−または−NR5 −(R5 は水素原
    子、C1 〜C4 のアルキル基、C2 〜C4 のアルキルカ
    ルボニル基またはピリジルメチル基を表す。)である請
    求項1、2、3または4記載の化合物。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1つに記載の化
    合物および薬理学的に許容される担体を含有してなるこ
    とを特徴とする医薬組成物。
  8. 【請求項8】 請求項1〜6のいずれか1つに記載の化
    合物を含有してなることを特徴とする抗喘息薬。
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