JPH07274457A - かご形回転子 - Google Patents
かご形回転子Info
- Publication number
- JPH07274457A JPH07274457A JP8546094A JP8546094A JPH07274457A JP H07274457 A JPH07274457 A JP H07274457A JP 8546094 A JP8546094 A JP 8546094A JP 8546094 A JP8546094 A JP 8546094A JP H07274457 A JPH07274457 A JP H07274457A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slots
- squirrel
- thin iron
- iron plate
- rotor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Induction Machinery (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、回転子のスロット高調波を低減す
る電動機のかご形回転子に関する。 【構成】 図２に示すように、円形の薄鉄板１の外周に
複数の歯部３を設け、この歯部の幅を除々に変化させ
て、不均等にスロット２を形成し、しかもこのスロット
２の断面積も除々に変化させて形成する。そして、この
薄鉄板１を積層してかご形回転子を構成する。 【効果】 電動機の始動時および運転時に振動や騒音が
発生しない良好な特性が得られる。
る電動機のかご形回転子に関する。 【構成】 図２に示すように、円形の薄鉄板１の外周に
複数の歯部３を設け、この歯部の幅を除々に変化させ
て、不均等にスロット２を形成し、しかもこのスロット
２の断面積も除々に変化させて形成する。そして、この
薄鉄板１を積層してかご形回転子を構成する。 【効果】 電動機の始動時および運転時に振動や騒音が
発生しない良好な特性が得られる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は電動機のかご形回転子に
関する。
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来この種のかご形回転子を図３に基づ
き説明する。円形の薄鉄板１の外周に、図３に示すよう
に同一形状の複数個のスロット２と歯部３を均等割りに
設けてこれを積層し、スロット２内に導体と両端面にリ
ング状のエンドリングとをアルミニウムダイカストし、
かご形巻線を形成していた。
き説明する。円形の薄鉄板１の外周に、図３に示すよう
に同一形状の複数個のスロット２と歯部３を均等割りに
設けてこれを積層し、スロット２内に導体と両端面にリ
ング状のエンドリングとをアルミニウムダイカストし、
かご形巻線を形成していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、かご形回転
子を有する電動機は、始動時および運転時に、固定子の
スロット数と回転子のスロット数との組合わせによる高
調波により振動や騒音が発生する課題があった。本発明
はこのような課題を解決するもので、スロットの間隔お
よび断面積を変化させることにより電動機の始動時およ
び運転時に振動や騒音が発生しない良好な特性を得るこ
とができ、効率の良い安価なかご形回転子を提供するこ
とを目的とするものである。
子を有する電動機は、始動時および運転時に、固定子の
スロット数と回転子のスロット数との組合わせによる高
調波により振動や騒音が発生する課題があった。本発明
はこのような課題を解決するもので、スロットの間隔お
よび断面積を変化させることにより電動機の始動時およ
び運転時に振動や騒音が発生しない良好な特性を得るこ
とができ、効率の良い安価なかご形回転子を提供するこ
とを目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、円形の薄鉄板の外側にスロット高調波によ
る振動や騒音を低減させることを目的に円周上に不均等
にスロットを設けて複数の歯部の幅を除々に変化させて
形成し、また、円周上にスロットを不均等に設けること
による動的アンバランスを低減させるため、スロットの
断面積も除々に変化させて形成し、前記薄鉄板を前記ス
ロットを重ね合わすように積層してかご形回転子を構成
するので、電動機の始動時および運転時に振動や騒音が
発生しなくなり、また、運転効率が向上することとな
る。
に本発明は、円形の薄鉄板の外側にスロット高調波によ
る振動や騒音を低減させることを目的に円周上に不均等
にスロットを設けて複数の歯部の幅を除々に変化させて
形成し、また、円周上にスロットを不均等に設けること
による動的アンバランスを低減させるため、スロットの
断面積も除々に変化させて形成し、前記薄鉄板を前記ス
ロットを重ね合わすように積層してかご形回転子を構成
するので、電動機の始動時および運転時に振動や騒音が
発生しなくなり、また、運転効率が向上することとな
る。
【０００５】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１、図２に基づ
き説明する。図１に示すように、円形の薄鉄板１の外周
に複数の歯部３を設け、この歯部の幅を除々に変化させ
て、スロット間隔が除々に小さくなるように不均等にス
ロット２が形成されるように設けている。そして、この
薄鉄板１を前記スロットが重ね合うように積層してかご
形回転子を構成する。
き説明する。図１に示すように、円形の薄鉄板１の外周
に複数の歯部３を設け、この歯部の幅を除々に変化させ
て、スロット間隔が除々に小さくなるように不均等にス
ロット２が形成されるように設けている。そして、この
薄鉄板１を前記スロットが重ね合うように積層してかご
形回転子を構成する。
【０００６】また、図２に示すように、円形の薄鉄板１
の外周に複数の歯部３を設け、この歯部の幅を除々に変
化させて、スロット間隔が除々に小さくなるように不均
等にスロット２を設けるとともに、このスロットの断面
積も除々に小さくなるように変化させて形成する。そし
て、この薄鉄板１を前記スロットが重ね合うように積層
してかご形回転子を構成する。上記のように、薄鉄板に
不均等にスロットを形成することにより、スロット高調
波を低減できるため、電動機の始動時および運転時にお
ける振動や騒音の発生を防止できる。また本発明のかご
形回転子の薄鉄板の形状は、上記で説明し、かつ図面に
示した実施例にのみに限定されるものではなく、その要
旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できるものであ
る。
の外周に複数の歯部３を設け、この歯部の幅を除々に変
化させて、スロット間隔が除々に小さくなるように不均
等にスロット２を設けるとともに、このスロットの断面
積も除々に小さくなるように変化させて形成する。そし
て、この薄鉄板１を前記スロットが重ね合うように積層
してかご形回転子を構成する。上記のように、薄鉄板に
不均等にスロットを形成することにより、スロット高調
波を低減できるため、電動機の始動時および運転時にお
ける振動や騒音の発生を防止できる。また本発明のかご
形回転子の薄鉄板の形状は、上記で説明し、かつ図面に
示した実施例にのみに限定されるものではなく、その要
旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できるものであ
る。
【０００７】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなように
本発明によれば、かご形回転子を構成する薄鉄板にスロ
ットを不均等にそしてスロットの断面積を変化させて設
けることにより、電動機の始動時および運転時に振動や
騒音が発生しない良好な特性となる効果が得られる。
本発明によれば、かご形回転子を構成する薄鉄板にスロ
ットを不均等にそしてスロットの断面積を変化させて設
けることにより、電動機の始動時および運転時に振動や
騒音が発生しない良好な特性となる効果が得られる。
【図１】本発明の一実施例のかご形回転子を構成する薄
鉄板の平面図である。
鉄板の平面図である。
【図２】本発明の他の実施例のかご形回転子を構成する
薄鉄板の平面図である。
薄鉄板の平面図である。
【図３】従来のかご形回転子を構成する薄鉄板の平面図
である。
である。
１ 薄鉄板 ２ スロツト ３ 歯部
Claims (2)
- 【請求項１】 円形の薄鉄板の外周にスロットを形成
し、このスロットを合わせるように前記薄鉄板を積層
し、このスロットに二次導体を鋳造して回転子を構成し
た電動機において、前記スロットの位置を円周上に不均
等に設けることを特徴とするかご形回転子。 - 【請求項２】 断面積の異なるスロットを備えた請求項
１記載のかご形回転子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8546094A JPH07274457A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | かご形回転子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8546094A JPH07274457A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | かご形回転子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07274457A true JPH07274457A (ja) | 1995-10-20 |
Family
ID=13859500
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8546094A Pending JPH07274457A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | かご形回転子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07274457A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011166865A (ja) * | 2010-02-05 | 2011-08-25 | Mitsubishi Electric Corp | 単相誘導電動機及び密閉型圧縮機 |
| JP2011188703A (ja) * | 2010-03-11 | 2011-09-22 | Mitsubishi Electric Corp | 単相誘導電動機及び密閉型圧縮機 |
| WO2015029529A1 (ja) * | 2013-09-02 | 2015-03-05 | 三菱電機株式会社 | かご型回転子およびかご型回転子の製造方法 |
| CN109067033A (zh) * | 2018-08-27 | 2018-12-21 | 珠海格力电器股份有限公司 | 转子组件和电机 |
-
1994
- 1994-03-30 JP JP8546094A patent/JPH07274457A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011166865A (ja) * | 2010-02-05 | 2011-08-25 | Mitsubishi Electric Corp | 単相誘導電動機及び密閉型圧縮機 |
| JP2011188703A (ja) * | 2010-03-11 | 2011-09-22 | Mitsubishi Electric Corp | 単相誘導電動機及び密閉型圧縮機 |
| WO2015029529A1 (ja) * | 2013-09-02 | 2015-03-05 | 三菱電機株式会社 | かご型回転子およびかご型回転子の製造方法 |
| CN105493387A (zh) * | 2013-09-02 | 2016-04-13 | 三菱电机株式会社 | 鼠笼式转子和鼠笼式转子的制造方法 |
| JP5959751B2 (ja) * | 2013-09-02 | 2016-08-02 | 三菱電機株式会社 | かご型回転子およびかご型回転子の製造方法 |
| US10003244B2 (en) | 2013-09-02 | 2018-06-19 | Mitsubishi Electric Corporation | Squirrel-cage rotor and method for manufacturing squirrel-cage rotor |
| CN109067033A (zh) * | 2018-08-27 | 2018-12-21 | 珠海格力电器股份有限公司 | 转子组件和电机 |
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