JPH07251911A - 無端帯の緊張装置 - Google Patents
無端帯の緊張装置Info
- Publication number
- JPH07251911A JPH07251911A JP4121494A JP4121494A JPH07251911A JP H07251911 A JPH07251911 A JP H07251911A JP 4121494 A JP4121494 A JP 4121494A JP 4121494 A JP4121494 A JP 4121494A JP H07251911 A JPH07251911 A JP H07251911A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tension
- endless belt
- sprocket
- cylinder
- chain
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Drives For Endless Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 乾燥炉のコンベヤチェーンのように非常に長
い無端帯であって、その伸縮量の大きいものにおいて
も、常に同一の荷重で無端帯に緊張力を付与できるよう
にする。 【構成】 チェンの無端帯を引張るスプロケットなどの
ホイールを、シリンダによって引張方向に付勢したもの
である。
い無端帯であって、その伸縮量の大きいものにおいて
も、常に同一の荷重で無端帯に緊張力を付与できるよう
にする。 【構成】 チェンの無端帯を引張るスプロケットなどの
ホイールを、シリンダによって引張方向に付勢したもの
である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンベヤチェーン等
の無端帯を常時張り状態に保持するための緊張装置に関
するものである。
の無端帯を常時張り状態に保持するための緊張装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パネルなどに塗布した塗料や接着
剤を乾燥させる乾燥炉において、この乾燥炉内をチェー
ンコンベヤで移送しながら、炉内の熱風などによって乾
燥させることが行なわれている。この場合、チェーンの
途中には、この種の無端帯と同じように、テンションス
プロケットを設けて、熱によるチェーンの伸びを吸収す
るようにしており、このテンションスプロケットを張り
方向に付勢する手段としてバネが用いられている。
剤を乾燥させる乾燥炉において、この乾燥炉内をチェー
ンコンベヤで移送しながら、炉内の熱風などによって乾
燥させることが行なわれている。この場合、チェーンの
途中には、この種の無端帯と同じように、テンションス
プロケットを設けて、熱によるチェーンの伸びを吸収す
るようにしており、このテンションスプロケットを張り
方向に付勢する手段としてバネが用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記において、乾燥炉
は非常に長く、これに伴ってチェーン自体も長くなって
おり、乾燥炉の高熱による伸び量も多くなることにな
る。このため、バネによる吸収では、乾燥炉のように長
い場合には、充分に対応できないという不都合がある。
例えば、引張バネを用いた場合、このバネはチェーンが
伸びるに従って引張力が低下するから、チェーンが大き
く伸びたときに充分な緊張力を持たせることが出来ない
欠点がある。また、これを防止するためには、きわめて
大型のバネを用いなければならないこととなって、装置
自体が大型化する欠点がある。
は非常に長く、これに伴ってチェーン自体も長くなって
おり、乾燥炉の高熱による伸び量も多くなることにな
る。このため、バネによる吸収では、乾燥炉のように長
い場合には、充分に対応できないという不都合がある。
例えば、引張バネを用いた場合、このバネはチェーンが
伸びるに従って引張力が低下するから、チェーンが大き
く伸びたときに充分な緊張力を持たせることが出来ない
欠点がある。また、これを防止するためには、きわめて
大型のバネを用いなければならないこととなって、装置
自体が大型化する欠点がある。
【0004】この発明は、このような従来の欠点を解消
して、乾燥炉のコンベヤチェーンのように非常に長い無
端帯であって、その伸縮量の大きいものにおいても、常
に同一の荷重で無端帯に緊張力を付与できるようにする
ことを目的としてなされたものである。
して、乾燥炉のコンベヤチェーンのように非常に長い無
端帯であって、その伸縮量の大きいものにおいても、常
に同一の荷重で無端帯に緊張力を付与できるようにする
ことを目的としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明では、一対のホイール間に巻掛けされた無
端帯の途中にその無端帯を常時緊張状態に保持するテン
ションホイールを設けたものにおいて、そのテンション
ホイールをシリンダによって前記緊張方向に付勢してな
ることを特徴とするものである。
め、この発明では、一対のホイール間に巻掛けされた無
端帯の途中にその無端帯を常時緊張状態に保持するテン
ションホイールを設けたものにおいて、そのテンション
ホイールをシリンダによって前記緊張方向に付勢してな
ることを特徴とするものである。
【0006】また、前記シリンダは、通常、エアシリン
ダであって、そのロッドの先端を前記テンションホイー
ルの軸へ連結することが考えられる。
ダであって、そのロッドの先端を前記テンションホイー
ルの軸へ連結することが考えられる。
【0007】他方、前記各ホイールはスプロケットホイ
ールであって、無端帯は、それらのスプロケットホイー
ルに係合するチェーンとすることが考えられる。
ールであって、無端帯は、それらのスプロケットホイー
ルに係合するチェーンとすることが考えられる。
【0008】
【作用】無端帯を緊張させる方向に付与されたシリンダ
の力は、そのロッドのストローク範囲のどの位置でも変
わることがなく、常に同じ緊張力を持たせることが出
来、乾燥炉のような長いものにおいても充分対応し得
る。
の力は、そのロッドのストローク範囲のどの位置でも変
わることがなく、常に同じ緊張力を持たせることが出
来、乾燥炉のような長いものにおいても充分対応し得
る。
【0009】
【実施例】図1において、(1)(2)が、無端帯として
のチェーン(3)を巻掛ける巻掛け用スプロケットホイ
ールであり、その一方のスプロケット(1)は、駆動モー
タ(4)に連結されて、この駆動モータ(4)を介して駆
動されるようになっている。(5)〜(7)は、それぞ
れチェーン(3)の途中に係合されたアイドルスプロケ
ットを示している。それらのうち一対のアイドルスプロ
ケット(6)(7)間に、この発明のテンションスプロ
ケット(8)が、チェーン(3)を上方に持上げてそのチ
ェーン(3)を緊張状態に保持するように配置されてい
る。(9)は、このテンションスプロケット(8)の上方
において下向きに配置したエアシリンダであり、そのロ
ッド(10)がテンションスプロケット(8)に連結され
て、シリンダ(9)のエア圧によってテンションスプロ
ケット(8)を常に上方に引き上げるように付勢し、こ
れによって、チェーン(3)に緊張力を付与している。
のチェーン(3)を巻掛ける巻掛け用スプロケットホイ
ールであり、その一方のスプロケット(1)は、駆動モー
タ(4)に連結されて、この駆動モータ(4)を介して駆
動されるようになっている。(5)〜(7)は、それぞ
れチェーン(3)の途中に係合されたアイドルスプロケ
ットを示している。それらのうち一対のアイドルスプロ
ケット(6)(7)間に、この発明のテンションスプロ
ケット(8)が、チェーン(3)を上方に持上げてそのチ
ェーン(3)を緊張状態に保持するように配置されてい
る。(9)は、このテンションスプロケット(8)の上方
において下向きに配置したエアシリンダであり、そのロ
ッド(10)がテンションスプロケット(8)に連結され
て、シリンダ(9)のエア圧によってテンションスプロ
ケット(8)を常に上方に引き上げるように付勢し、こ
れによって、チェーン(3)に緊張力を付与している。
【0010】図2及び図3は、エアシリンダ(9)先端
部分の具体的な構造を示している。シリンダロッド(1
0)の両側に一対の断面L型の縦フレーム(11)が、そ
のロッド(10)に沿うようにして配置されている。これ
ら縦フレーム(11)の上端に取り付けた支持プレート
(12)の上面にシリンダ受けプレート(19)を固着し
て、その受プレート(19)上に前記シリンダ(9)下端
のフランジ(13)が、ボルト(14)によって固定されて
いる。シリンダロッド(10)先端の継手(17)に、水平
方向に配置されたスプロケット軸(15)の端部が挿入し
て支持されている。また、縦フレーム(11)の前記ロッ
ド(10)に対面する側面に、リブ状のガイドレール(1
6)が上下方向に取り付けられ、このガイドレール(1
6)に前記継手(17)側面の溝(18)が摺動自在に嵌合
して、そのロッド(10)を前後左右に移動しないよう支
持している。
部分の具体的な構造を示している。シリンダロッド(1
0)の両側に一対の断面L型の縦フレーム(11)が、そ
のロッド(10)に沿うようにして配置されている。これ
ら縦フレーム(11)の上端に取り付けた支持プレート
(12)の上面にシリンダ受けプレート(19)を固着し
て、その受プレート(19)上に前記シリンダ(9)下端
のフランジ(13)が、ボルト(14)によって固定されて
いる。シリンダロッド(10)先端の継手(17)に、水平
方向に配置されたスプロケット軸(15)の端部が挿入し
て支持されている。また、縦フレーム(11)の前記ロッ
ド(10)に対面する側面に、リブ状のガイドレール(1
6)が上下方向に取り付けられ、このガイドレール(1
6)に前記継手(17)側面の溝(18)が摺動自在に嵌合
して、そのロッド(10)を前後左右に移動しないよう支
持している。
【0011】ロッド(10)は、シリンダ(9)内のエア
圧によって常に上方へ引き込むような力を受けており、
この力によって、スプロケット軸(15)を介して前記図
1のスプロケット(8)を上方に持上げてチェーン(3)
に緊張力を付与している。図2の2点鎖線がシリンダロ
ッド(10)の最上昇位置である。
圧によって常に上方へ引き込むような力を受けており、
この力によって、スプロケット軸(15)を介して前記図
1のスプロケット(8)を上方に持上げてチェーン(3)
に緊張力を付与している。図2の2点鎖線がシリンダロ
ッド(10)の最上昇位置である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、この発
明では、従来のようなバネによるものと異なって、シリ
ンダによってテンションホイールを付勢することで無端
帯に緊張力を与えるようにしているため、無端帯が熱な
どで大きく伸びた場合でも常に同一の緊張力を持たせる
ことが出来るという効果がある。また、そのため、バネ
と異なって比較的コンパクトに構成できることになる。
明では、従来のようなバネによるものと異なって、シリ
ンダによってテンションホイールを付勢することで無端
帯に緊張力を与えるようにしているため、無端帯が熱な
どで大きく伸びた場合でも常に同一の緊張力を持たせる
ことが出来るという効果がある。また、そのため、バネ
と異なって比較的コンパクトに構成できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示すコンベヤチェーンの概
念図である。
念図である。
【図2】図1のシリンダ部の具体例を示す要部の正面図
である。
である。
【図3】図2の側面図である。
(2) 巻掛け用スプロケット (3) チェン (8) テンションスプロケット (9) シリンダ (10) ロッド
Claims (3)
- 【請求項1】 一対のホイール間に巻掛けされた無端帯
の途中にその無端帯を常時緊張状態に保持するテンショ
ンホイールを設けたものにおいて、そのテンションホイ
ールをシリンダによって前記緊張方向に付勢してなるこ
とを特徴とする無端帯の緊張装置。 - 【請求項2】 前記シリンダがエアシリンダであり、そ
のロッドの先端を前記テンションホイールの軸へ連結し
てなることを特徴とする請求項1の無端帯の緊張装置。 - 【請求項3】 前記各ホイールがスプロケットホイール
であって、無端帯がそれらのスプロケットホイールに係
合するチェーンである請求項1又は2の無端帯の緊張装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4121494A JPH07251911A (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 無端帯の緊張装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4121494A JPH07251911A (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 無端帯の緊張装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07251911A true JPH07251911A (ja) | 1995-10-03 |
Family
ID=12602159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4121494A Pending JPH07251911A (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 無端帯の緊張装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07251911A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100714283B1 (ko) * | 2005-10-21 | 2007-05-02 | 이덕철 | 파이프 이송장치 |
CN102991964A (zh) * | 2012-10-14 | 2013-03-27 | 昆山特力伯传动科技有限公司 | 具有张力调节辊筒的输送机 |
CN106903602A (zh) * | 2017-04-14 | 2017-06-30 | 安徽诺布特科技有限公司 | 用于多头金属件智能抛光打磨机的张紧装置 |
CN107472819A (zh) * | 2017-08-14 | 2017-12-15 | 上海沃典工业自动化有限公司 | 一种apc积放式输送机的传送装置 |
CN108082842A (zh) * | 2017-12-22 | 2018-05-29 | 南瑞佳 | 一种瓶装化妆品自动化生产用输送带 |
-
1994
- 1994-03-11 JP JP4121494A patent/JPH07251911A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100714283B1 (ko) * | 2005-10-21 | 2007-05-02 | 이덕철 | 파이프 이송장치 |
CN102991964A (zh) * | 2012-10-14 | 2013-03-27 | 昆山特力伯传动科技有限公司 | 具有张力调节辊筒的输送机 |
CN106903602A (zh) * | 2017-04-14 | 2017-06-30 | 安徽诺布特科技有限公司 | 用于多头金属件智能抛光打磨机的张紧装置 |
CN107472819A (zh) * | 2017-08-14 | 2017-12-15 | 上海沃典工业自动化有限公司 | 一种apc积放式输送机的传送装置 |
CN108082842A (zh) * | 2017-12-22 | 2018-05-29 | 南瑞佳 | 一种瓶装化妆品自动化生产用输送带 |
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