JPH07258426A - 高光沢成形品 - Google Patents
高光沢成形品Info
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- JPH07258426A JPH07258426A JP6055786A JP5578694A JPH07258426A JP H07258426 A JPH07258426 A JP H07258426A JP 6055786 A JP6055786 A JP 6055786A JP 5578694 A JP5578694 A JP 5578694A JP H07258426 A JPH07258426 A JP H07258426A
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- filler
- inorganic
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- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 光沢度、剛性、および落下衝撃性に優れて、
薄肉軽量性および良外観の成形品を提供すること。 【構成】 PC40重量%以上と熱可塑性ポリエステ
ル、スチレン系ポリマー、メタアクリル系ポリマーから
選ばれた1種以上のポリマー60重量%以下からなる樹
脂組成物100重量部に、直径3μm以下の無機繊維状
フィラー、平均厚み2μm以下で平均粒径100μm以
下の無機板状フィラーから選ばれた1種以上の無機質フ
ィラーを、3〜25重量部配合してなる組成物からなる
光沢度60%以上の成形品。
薄肉軽量性および良外観の成形品を提供すること。 【構成】 PC40重量%以上と熱可塑性ポリエステ
ル、スチレン系ポリマー、メタアクリル系ポリマーから
選ばれた1種以上のポリマー60重量%以下からなる樹
脂組成物100重量部に、直径3μm以下の無機繊維状
フィラー、平均厚み2μm以下で平均粒径100μm以
下の無機板状フィラーから選ばれた1種以上の無機質フ
ィラーを、3〜25重量部配合してなる組成物からなる
光沢度60%以上の成形品。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、成形品の表面光沢度に
優れ、剛性および耐衝撃性に優れた成形品に関する。詳
しくは、本発明は、芳香族ポリカーボネート(以下PC
と略記)と熱可塑性ポリエステル、スチレン系ポリマ
ー、メタアクリル系ポリマーから選ばれた1種以上のポ
リマーに、無機繊維状フィラーおよび無機板状フィラー
を配合した組成物からなる表面光沢度に優れた成形品に
関する。本発明に係る成形品は、表面光沢度に優れ、外
観が良好であり軽量で剛性および落下衝撃性にすぐれて
おり、たとえば携帯電話機部品およびハウジンとして好
適なものである。
優れ、剛性および耐衝撃性に優れた成形品に関する。詳
しくは、本発明は、芳香族ポリカーボネート(以下PC
と略記)と熱可塑性ポリエステル、スチレン系ポリマ
ー、メタアクリル系ポリマーから選ばれた1種以上のポ
リマーに、無機繊維状フィラーおよび無機板状フィラー
を配合した組成物からなる表面光沢度に優れた成形品に
関する。本発明に係る成形品は、表面光沢度に優れ、外
観が良好であり軽量で剛性および落下衝撃性にすぐれて
おり、たとえば携帯電話機部品およびハウジンとして好
適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電話機部品およびハウジングは、
PCやガラス繊維強化PC、アクリロニトリル・ブタジ
エン・スチレン共重合体(以下ABSと略記)、ハイイ
ンパクトポリスチレン(以下HIPSと略記)、ポリ塩
化ビニル(以下PVCと略記)などが使用されていた。
PC、ABS、HIPSなどは剛性が低く、剛性の低さ
を補うため成形品の肉厚を厚くする必要があり、その結
果、電話機部品およびハウジングが重くなるという欠点
があった。一方、ガラス繊維で強化されたPC、AB
S、HIPSの場合、剛性は比較的高いが、ガラス繊維
自体の比重も高いので、軽量性の点では不十分であっ
た。PVC単独の場合は、剛性は高いが、衝撃強度が低
いなどの問題点があった。
PCやガラス繊維強化PC、アクリロニトリル・ブタジ
エン・スチレン共重合体(以下ABSと略記)、ハイイ
ンパクトポリスチレン(以下HIPSと略記)、ポリ塩
化ビニル(以下PVCと略記)などが使用されていた。
PC、ABS、HIPSなどは剛性が低く、剛性の低さ
を補うため成形品の肉厚を厚くする必要があり、その結
果、電話機部品およびハウジングが重くなるという欠点
があった。一方、ガラス繊維で強化されたPC、AB
S、HIPSの場合、剛性は比較的高いが、ガラス繊維
自体の比重も高いので、軽量性の点では不十分であっ
た。PVC単独の場合は、剛性は高いが、衝撃強度が低
いなどの問題点があった。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、剛
性および落下衝撃性に優れた組成物から成形され、薄肉
軽量性に優れかつ表面光沢度、および外観に優れた成形
品を提供することにある。
性および落下衝撃性に優れた組成物から成形され、薄肉
軽量性に優れかつ表面光沢度、および外観に優れた成形
品を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、種々検討の
結果、PCと熱可塑性ポリエステル、スチレン系ポリマ
ー、メタアクリル系ポリマーから選ばれた1種以上のポ
リマーからなる樹脂組成物に、無機繊維状フィラーおよ
び無機板状フィラーを配合した組成物からえられる成形
品は剛性および落下衝撃性に優れ、表面光沢度ならびに
外観に優れた成形品であることを見出し、本発明を完成
させた。
結果、PCと熱可塑性ポリエステル、スチレン系ポリマ
ー、メタアクリル系ポリマーから選ばれた1種以上のポ
リマーからなる樹脂組成物に、無機繊維状フィラーおよ
び無機板状フィラーを配合した組成物からえられる成形
品は剛性および落下衝撃性に優れ、表面光沢度ならびに
外観に優れた成形品であることを見出し、本発明を完成
させた。
【0005】すなわち、本発明は、(A1 )芳香族ポリ
カーボネートを40重量%と(A2)熱可塑性ポリエス
テル、スチレン系ポリマー、メタアクリル系ポリマーか
ら選ばれた1種以上のポリマーを60重量%以下からな
る樹脂組成物100重量部に、(B)平均径3μm以下
の無機繊維状フィラーおよび平均厚み2μm以下で平均
粒径100μm以下の無機板状フィラーから選ばれる少
なくとも1種の無機質フィラーを、3〜25重量部配合
した組成物からなる表面光沢度60%以上を有する成形
品に関する。
カーボネートを40重量%と(A2)熱可塑性ポリエス
テル、スチレン系ポリマー、メタアクリル系ポリマーか
ら選ばれた1種以上のポリマーを60重量%以下からな
る樹脂組成物100重量部に、(B)平均径3μm以下
の無機繊維状フィラーおよび平均厚み2μm以下で平均
粒径100μm以下の無機板状フィラーから選ばれる少
なくとも1種の無機質フィラーを、3〜25重量部配合
した組成物からなる表面光沢度60%以上を有する成形
品に関する。
【0006】本発明の成形品は、表面光沢度に優れ、外
観が良好であり軽量で剛性および落下衝撃性にすぐれて
おり、たとえば携帯電話機の部品およびハウジングなど
に適している。
観が良好であり軽量で剛性および落下衝撃性にすぐれて
おり、たとえば携帯電話機の部品およびハウジングなど
に適している。
【0007】本発明の成形品を製造するのに使用される
組成物は、上記のように、PC40重量%以上と、熱可
塑性ポリマー60重量%以下からなる樹脂組成物に、平
均径3μm以下の無機繊維状フィラーおよび平均厚み2
μm以下で平均粒径100μm以下の無機板状フィラー
から選ばれる1種以上の無機質フィラーを配合してなる
ものである。
組成物は、上記のように、PC40重量%以上と、熱可
塑性ポリマー60重量%以下からなる樹脂組成物に、平
均径3μm以下の無機繊維状フィラーおよび平均厚み2
μm以下で平均粒径100μm以下の無機板状フィラー
から選ばれる1種以上の無機質フィラーを配合してなる
ものである。
【0008】上記の樹脂組成物において、PCの配合比
率が40重量%より低いと荷重撓み温度や耐衝撃性の低
下が大きく好ましくない。無機繊維状フィラーまたは無
機板状フィラーの配合量は、樹脂組成物100重量部に
対して、3〜25重量部、好ましくは5〜20重量部で
ある。無機繊維状フィラーまたは無機板状フィラーの配
合量が3重量部より低い場合は剛性が不十分であり好ま
しくなく、25重量部を超える場合には成形品の光沢度
が60%より低くなり不都合である。
率が40重量%より低いと荷重撓み温度や耐衝撃性の低
下が大きく好ましくない。無機繊維状フィラーまたは無
機板状フィラーの配合量は、樹脂組成物100重量部に
対して、3〜25重量部、好ましくは5〜20重量部で
ある。無機繊維状フィラーまたは無機板状フィラーの配
合量が3重量部より低い場合は剛性が不十分であり好ま
しくなく、25重量部を超える場合には成形品の光沢度
が60%より低くなり不都合である。
【0009】また無機繊維状フィラーの平均径が3μm
を超えると、繊維状フィラーの一部が成形品表面に露出
し成形品の外観を著しく損なう。また無機板状フィラー
の平均厚みが2μmを超え、平均粒径が100μmを超
えると、繊維状フィラーと同様に成形品の表面に露出し
成形品の外観を損なうので好ましくない。
を超えると、繊維状フィラーの一部が成形品表面に露出
し成形品の外観を著しく損なう。また無機板状フィラー
の平均厚みが2μmを超え、平均粒径が100μmを超
えると、繊維状フィラーと同様に成形品の表面に露出し
成形品の外観を損なうので好ましくない。
【0010】本発明の樹脂組成物に使用されるPCは、
粘度平均分子量が12,000〜35,000、好まし
くは16,000〜28,000、より好ましくは1
9,000〜25,000のものである。PCの粘度平
均分子量が12,000より低い場合には機械的性質の
低下が大きく、35,000を超えると溶融粘度が高過
ぎ、成形時の樹脂温度が350℃を超え、外観不良など
を生じ易くなるので好ましくない。
粘度平均分子量が12,000〜35,000、好まし
くは16,000〜28,000、より好ましくは1
9,000〜25,000のものである。PCの粘度平
均分子量が12,000より低い場合には機械的性質の
低下が大きく、35,000を超えると溶融粘度が高過
ぎ、成形時の樹脂温度が350℃を超え、外観不良など
を生じ易くなるので好ましくない。
【0011】本発明に使用されるPCは、反応に不活性
な有機溶媒、アルカリ水溶液の存在下、二価フェノール
系化合物およびホスゲンと反応させた後、第三級アミン
もしくは第四級アンモニウム塩などの重合触媒を添加し
て重合させる界面重合法や、二価フェノール系化合物を
ピリジンまたはピリジンと不活性溶媒との混合溶液に溶
解し、ホスゲンを導入し直接PCを製造するピリジン法
等従来のPC製造法により得られるものが使用される。
上記の反応に際し、必要に応じて、分子量調節剤、分岐
化剤などが使用される。
な有機溶媒、アルカリ水溶液の存在下、二価フェノール
系化合物およびホスゲンと反応させた後、第三級アミン
もしくは第四級アンモニウム塩などの重合触媒を添加し
て重合させる界面重合法や、二価フェノール系化合物を
ピリジンまたはピリジンと不活性溶媒との混合溶液に溶
解し、ホスゲンを導入し直接PCを製造するピリジン法
等従来のPC製造法により得られるものが使用される。
上記の反応に際し、必要に応じて、分子量調節剤、分岐
化剤などが使用される。
【0012】本発明に使用されるPCの製造に使用され
る二価フェノール系化合物としては、2, 2−ビス(4
−ヒドロキシフェニル)プロパン、 ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)メタン、 1, 1−ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)エタン、 2,2−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)ブタン、 2, 2−ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)オクタン、 2, 2−ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)フェニルメタン、 2, 2−ビス(4−ヒドロ
キシ−3−メチルフェニル)プロパン、 1,1−ビス
(4−ヒドロキシ−3−ターシャリブチルフェニル)プ
ロパン、 2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−ブロモ
フェニル)プロパン、 2, 2−ビス(4−ヒドロキシ
−3, 5−ジブロモフェニル)プロパン、 2, 2−ビ
ス(4−ヒドロキシ−3, 5−ジクロロフェニル)プロ
パンのようなビス(ヒドロキシアリール)アルカン類;
1, 1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロペン
タン、 1, 1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シク
ロヘキサンのようなビス(ヒドロキシアリール)シクロ
アルカン類; 4, 4´−ジヒドロキシジフェニールエ
ーテル、 4, 4´−ジヒドロキシ−3,3´−ジメチ
ルジフェニールエーテルのようなジヒドロキシジアリー
ルエーテル類; 4, 4´−ジヒドロキシ−3, 3´−
ジメチルジフェニールスルヒドのようなジヒドロキシジ
アリールスルヒド類; 4, 4´−ジヒドロキシ−3,
3´−ジメチルジフェニールスルホキシドのようなジヒ
ドロキシジアリールスルホキシド類; 4, 4´−ジヒ
ドロキシ−3, 3´−ジメチルジフェニールスルホンの
ようなジヒドロキシジアリールスルホン類などであり、
これらは単独または2種以上混合して使用できる。
る二価フェノール系化合物としては、2, 2−ビス(4
−ヒドロキシフェニル)プロパン、 ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)メタン、 1, 1−ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)エタン、 2,2−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)ブタン、 2, 2−ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)オクタン、 2, 2−ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)フェニルメタン、 2, 2−ビス(4−ヒドロ
キシ−3−メチルフェニル)プロパン、 1,1−ビス
(4−ヒドロキシ−3−ターシャリブチルフェニル)プ
ロパン、 2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−ブロモ
フェニル)プロパン、 2, 2−ビス(4−ヒドロキシ
−3, 5−ジブロモフェニル)プロパン、 2, 2−ビ
ス(4−ヒドロキシ−3, 5−ジクロロフェニル)プロ
パンのようなビス(ヒドロキシアリール)アルカン類;
1, 1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロペン
タン、 1, 1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シク
ロヘキサンのようなビス(ヒドロキシアリール)シクロ
アルカン類; 4, 4´−ジヒドロキシジフェニールエ
ーテル、 4, 4´−ジヒドロキシ−3,3´−ジメチ
ルジフェニールエーテルのようなジヒドロキシジアリー
ルエーテル類; 4, 4´−ジヒドロキシ−3, 3´−
ジメチルジフェニールスルヒドのようなジヒドロキシジ
アリールスルヒド類; 4, 4´−ジヒドロキシ−3,
3´−ジメチルジフェニールスルホキシドのようなジヒ
ドロキシジアリールスルホキシド類; 4, 4´−ジヒ
ドロキシ−3, 3´−ジメチルジフェニールスルホンの
ようなジヒドロキシジアリールスルホン類などであり、
これらは単独または2種以上混合して使用できる。
【0013】さらには、特開平3−243656号に記
載されているPCとポリシロキサン化合物との共重合
体、あるいは特開平5−155999号に記載されてい
る側鎖にポリシロキサンを有するPCなども本発明にお
けるPCとして使用することもできる。
載されているPCとポリシロキサン化合物との共重合
体、あるいは特開平5−155999号に記載されてい
る側鎖にポリシロキサンを有するPCなども本発明にお
けるPCとして使用することもできる。
【0014】本発明に使用される熱可塑性ポリエステル
は、脂肪族ポリエステル、芳香族ポリエステル、全芳香
族ポリエステルなどが使用できる。具体的には、ジカル
ボン酸またはその誘導体と、2価のアルコールまたは2
価のフェノール化合物から得られる重縮合体;ジカルボ
ン酸またはその誘導体と環状エーテル化合物とから得ら
れる重合体;ジカルボンの金属塩とジハロゲン化合物と
からの重縮合体;環状エステル化合物の開環重合体など
が上げられる。
は、脂肪族ポリエステル、芳香族ポリエステル、全芳香
族ポリエステルなどが使用できる。具体的には、ジカル
ボン酸またはその誘導体と、2価のアルコールまたは2
価のフェノール化合物から得られる重縮合体;ジカルボ
ン酸またはその誘導体と環状エーテル化合物とから得ら
れる重合体;ジカルボンの金属塩とジハロゲン化合物と
からの重縮合体;環状エステル化合物の開環重合体など
が上げられる。
【0015】好ましい熱可塑性ポリエステルは、ポリエ
チレンテレフタレート(以下PETと略記)、ポリプロ
ピレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート
(以下PBTと略記)、ポリエチレンナフタレート、ポ
リブチレンナフタレート、ポリシクロヘキサンジメタノ
ールテレフタレートなどを上げることができる。また、
ポリエチレンイソフタレート/テレフタレート、ポリブ
チレンテレフタレート/イソフタレート、ポリブチレン
テレフタレート/デカンジカルボキシレートなどの共重
合ポリエステルを使用することもできる。これらのう
ち、特に好ましいのはPETおよびPBTである。
チレンテレフタレート(以下PETと略記)、ポリプロ
ピレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート
(以下PBTと略記)、ポリエチレンナフタレート、ポ
リブチレンナフタレート、ポリシクロヘキサンジメタノ
ールテレフタレートなどを上げることができる。また、
ポリエチレンイソフタレート/テレフタレート、ポリブ
チレンテレフタレート/イソフタレート、ポリブチレン
テレフタレート/デカンジカルボキシレートなどの共重
合ポリエステルを使用することもできる。これらのう
ち、特に好ましいのはPETおよびPBTである。
【0016】本発明に使用できる熱可塑性ポリエステル
は、フェノールとテトラクロロエチレンとを6対4の重
量比で混合した混合溶媒中30℃で測定した極限粘度が
0.3以上、通常0.6〜1.5のものが好ましい。極
限粘度が0.3未満では、破断伸びなどの機械的強度の
低下が大きく、本発明の組成物には使用できない。逆
に、極限粘度が1.5を超えると組成物の溶融粘度が高
く、成形温度も高くなり、熱分解を生じ易くなるので好
ましくない。
は、フェノールとテトラクロロエチレンとを6対4の重
量比で混合した混合溶媒中30℃で測定した極限粘度が
0.3以上、通常0.6〜1.5のものが好ましい。極
限粘度が0.3未満では、破断伸びなどの機械的強度の
低下が大きく、本発明の組成物には使用できない。逆
に、極限粘度が1.5を超えると組成物の溶融粘度が高
く、成形温度も高くなり、熱分解を生じ易くなるので好
ましくない。
【0017】本発明に使用されるスチレン系ポリマーと
は、ポリスチレン、HIPS、ABS、アクリロニトリ
ル・スチレン共重合体(以下ASと略記)、アクリレー
ト・スチレン・アクリロニトリル共重合体(以下ASA
と略記)、アクリロニトリル・エチレン・スチレン共重
合体(以下AESと略記)、メチルメタアクリレート・
ブタジエン・スチレン共重合体(以下MBSと略記)、
スチレン・マレイン酸共重合体およびそれらのオリゴマ
ーなどが使用できる。
は、ポリスチレン、HIPS、ABS、アクリロニトリ
ル・スチレン共重合体(以下ASと略記)、アクリレー
ト・スチレン・アクリロニトリル共重合体(以下ASA
と略記)、アクリロニトリル・エチレン・スチレン共重
合体(以下AESと略記)、メチルメタアクリレート・
ブタジエン・スチレン共重合体(以下MBSと略記)、
スチレン・マレイン酸共重合体およびそれらのオリゴマ
ーなどが使用できる。
【0018】メタアクリル系ポリマーおよびそれらのオ
リゴマーとは、ポリメチルメタアクリレート、ポリエチ
ルメタアクリレート、ポリブチルメタアクリレート、ポ
リプロピルメタアクリレート、メチルメタアクリレート
とスチレンの共重合体などが例示される。
リゴマーとは、ポリメチルメタアクリレート、ポリエチ
ルメタアクリレート、ポリブチルメタアクリレート、ポ
リプロピルメタアクリレート、メチルメタアクリレート
とスチレンの共重合体などが例示される。
【0019】本発明に使用される平均径3μm以下の無
機繊維状フィラーとしては、ガラス繊維、ガラスウー
ル、炭素繊維、繊維状マグネシウム(例えば、宇部興産
(株)製、「モスハイジ」)、硼酸マグネシウム、炭化
珪素ウィスカー、窒化珪素ウィスカー、グラファイト、
チタン酸カリウムウィスカー、繊維状酸化アルミニウ
ム、針状酸化チタン、ウオラスナイト、セラミックファ
イバー(例えば、イビデン(株)製、「イビウール」)
である。れる少なくとも1種である。
機繊維状フィラーとしては、ガラス繊維、ガラスウー
ル、炭素繊維、繊維状マグネシウム(例えば、宇部興産
(株)製、「モスハイジ」)、硼酸マグネシウム、炭化
珪素ウィスカー、窒化珪素ウィスカー、グラファイト、
チタン酸カリウムウィスカー、繊維状酸化アルミニウ
ム、針状酸化チタン、ウオラスナイト、セラミックファ
イバー(例えば、イビデン(株)製、「イビウール」)
である。れる少なくとも1種である。
【0020】また、平均厚み2μm以下で平均粒径10
0μm以下の無機板状フィラーとしては、カオリン、タ
ルク、マイカ、ガラスフレークをあげることができる。
これらの無機繊維状フィラーおよび無機板状フィラーに
は各種のカップリング剤、オキサゾリン環を持った有機
化合物、その他の表面処理剤によって処理されたものも
好適に使用でき、公知の収束剤で収束したものでもよ
い。
0μm以下の無機板状フィラーとしては、カオリン、タ
ルク、マイカ、ガラスフレークをあげることができる。
これらの無機繊維状フィラーおよび無機板状フィラーに
は各種のカップリング剤、オキサゾリン環を持った有機
化合物、その他の表面処理剤によって処理されたものも
好適に使用でき、公知の収束剤で収束したものでもよ
い。
【0021】本発明において、樹脂組成物に無機繊維状
フィラーおよび無機板状フィラーを配合する際、別途、
シラン系カップリング剤を無機繊維状フィラーおよび無
機板状フィラー100重量部に対し1〜20重量部配合
することもでき、シラン系カップリング剤を配合するこ
とにより、樹脂と上記の無機質フィラーとの接着性を一
段と向上させることができる。
フィラーおよび無機板状フィラーを配合する際、別途、
シラン系カップリング剤を無機繊維状フィラーおよび無
機板状フィラー100重量部に対し1〜20重量部配合
することもでき、シラン系カップリング剤を配合するこ
とにより、樹脂と上記の無機質フィラーとの接着性を一
段と向上させることができる。
【0022】成形品の外観をさらに一段と向上させる目
的で、ビスフェーノールAから誘導されるカーボネート
オリゴマー、ポリカプトラクトン樹脂、アクリル系弾性
重合体、ポリカプロラクトンの末端グリシジル誘導体、
12カプロラクトン、オルガノポリシロキサン、また、
コポリエステルカーボネート、ポリエステルオリゴマー
などを配合することができる。
的で、ビスフェーノールAから誘導されるカーボネート
オリゴマー、ポリカプトラクトン樹脂、アクリル系弾性
重合体、ポリカプロラクトンの末端グリシジル誘導体、
12カプロラクトン、オルガノポリシロキサン、また、
コポリエステルカーボネート、ポリエステルオリゴマー
などを配合することができる。
【0023】また、成形品の外観は成形条件によっても
多少左右され、特に光沢度にすぐれた成形品を得るため
には、金型温度は高目にした方が良い。金型温度を高く
することにより成形品表面への炭素繊維の露出が少なく
なる。また、必要に応じて、成形品表面の一部または全
部にシボ加工することもできる。
多少左右され、特に光沢度にすぐれた成形品を得るため
には、金型温度は高目にした方が良い。金型温度を高く
することにより成形品表面への炭素繊維の露出が少なく
なる。また、必要に応じて、成形品表面の一部または全
部にシボ加工することもできる。
【0024】本発明の成形品に難燃性が要求される場
合、たとえば、UL規格94号でV−1以上に難燃化す
るためには、分子量1000以上の有機ハロゲン化合物
を3〜20重量部、好ましくは5〜12重量部配合する
必要がある。このような有機ハロゲン化合物として、テ
トラブロムビスフェーノールAを出発原料とした重合度
3〜25のカーボネートオリゴマーや、ブロム化ポリス
チレン、ブロム化エポキシ化合物などを配合することが
できる。
合、たとえば、UL規格94号でV−1以上に難燃化す
るためには、分子量1000以上の有機ハロゲン化合物
を3〜20重量部、好ましくは5〜12重量部配合する
必要がある。このような有機ハロゲン化合物として、テ
トラブロムビスフェーノールAを出発原料とした重合度
3〜25のカーボネートオリゴマーや、ブロム化ポリス
チレン、ブロム化エポキシ化合物などを配合することが
できる。
【0025】有機ハロゲン化合物が3重量部より少ない
場合には、目標の難燃性を達成することができず、有機
ハロゲン化合物が20重量部を超えると、物性の低下、
特に機械的強度の低下や、成形時の熱安定性の低下を招
く危険性がある。したがって上記の範囲内で配合するこ
とが好ましい。また有機ハロゲン化合物の分子量が10
00より低いと溶融混練時に揮散し、環境汚染を生じ好
ましくない。
場合には、目標の難燃性を達成することができず、有機
ハロゲン化合物が20重量部を超えると、物性の低下、
特に機械的強度の低下や、成形時の熱安定性の低下を招
く危険性がある。したがって上記の範囲内で配合するこ
とが好ましい。また有機ハロゲン化合物の分子量が10
00より低いと溶融混練時に揮散し、環境汚染を生じ好
ましくない。
【0026】さらに、難燃助剤としてアンチモン化合物
や、ジルコニウム化合物などを配合することもできる。
また、火の着いた樹脂の滴下防止のため樹脂成分100
重量部に対して、2重量部以下のポリテトラフルオロエ
チレンを配合することも可能である。
や、ジルコニウム化合物などを配合することもできる。
また、火の着いた樹脂の滴下防止のため樹脂成分100
重量部に対して、2重量部以下のポリテトラフルオロエ
チレンを配合することも可能である。
【0027】本発明に使用できる難燃剤としては有機燐
化合物があげられ、平均分子量500以上で隣含有率8
wt%以上の有機燐化合物であれば、特に制限はない。
このような有機燐化合物としては、特開昭57−207
461号、特開昭57−207462号、特開平5−1
70996号等に記載されている、たとえば、フェニル
・レゾルシン・ポリホスヘート、フェニル・クレジル・
レゾルシン・ポリホスヘート、テトラフェニル・レゾル
シン・ジホスヘート、フェニル・トリクレジル・レゾル
シン・ジホスヘート、トリフェニール・クレジル・レゾ
ルシン・ジホスヘートなどが好適に使用できる。
化合物があげられ、平均分子量500以上で隣含有率8
wt%以上の有機燐化合物であれば、特に制限はない。
このような有機燐化合物としては、特開昭57−207
461号、特開昭57−207462号、特開平5−1
70996号等に記載されている、たとえば、フェニル
・レゾルシン・ポリホスヘート、フェニル・クレジル・
レゾルシン・ポリホスヘート、テトラフェニル・レゾル
シン・ジホスヘート、フェニル・トリクレジル・レゾル
シン・ジホスヘート、トリフェニール・クレジル・レゾ
ルシン・ジホスヘートなどが好適に使用できる。
【0028】平均分子量が500より低いトリフェニー
ルホスヘートやトリクレジルホスヘートのような有機燐
化合物を使用した場合は、成形品中の有機燐化合物が成
形品表面にブリードアウトする。このブリードアウト現
象は、成形品の外観不良を引き起こすばかりではなく、
残留歪みの大きい成形品では、成形品のエッジにクラッ
クが発生し、実用性を著しく低下させることから好まし
くない。また、有機燐化合物中の燐の含有率が8wt%
より低いと、目標の難燃性を達成するためには、有機燐
化合物の添加率を相当高くする必要があり、その結果と
して、荷重撓み温度などの耐熱性が低下するので好まし
くない。
ルホスヘートやトリクレジルホスヘートのような有機燐
化合物を使用した場合は、成形品中の有機燐化合物が成
形品表面にブリードアウトする。このブリードアウト現
象は、成形品の外観不良を引き起こすばかりではなく、
残留歪みの大きい成形品では、成形品のエッジにクラッ
クが発生し、実用性を著しく低下させることから好まし
くない。また、有機燐化合物中の燐の含有率が8wt%
より低いと、目標の難燃性を達成するためには、有機燐
化合物の添加率を相当高くする必要があり、その結果と
して、荷重撓み温度などの耐熱性が低下するので好まし
くない。
【0029】本発明の成形品に、高度の耐衝撃性が要求
される場合は、下記のエラストマーを1〜10重量部の
範囲で配合できる。エラストマーの配合比率が1重量部
より低いと耐衝撃性の改良効果が小さく、10重量部を
超えると荷重撓み温度、弾性率の低下が大きく、好まし
くない。
される場合は、下記のエラストマーを1〜10重量部の
範囲で配合できる。エラストマーの配合比率が1重量部
より低いと耐衝撃性の改良効果が小さく、10重量部を
超えると荷重撓み温度、弾性率の低下が大きく、好まし
くない。
【0030】本発明に使用されるエラストマーの具体例
として、スチレン・ブタジエンゴム、エチレン・プロピ
レン・ジエン・メチレン共重合体、エチレン・酢酸ビニ
ル共重合体、ポリアクリル酸エステル、ポリイソプレ
ン、水添ポリイソプレン、ポリエステル・ポリエーテル
共重合体、東レ(株)製「ペバックス」(商品名)のよ
うなポリアミド系エラストマー、大日本インキ化学
(株)製「グリラックスA」(商品名)のようなポリア
ミド系エラストマー、エチレン・ブテン1共重合体、ス
チレン・ブタジエンブロック共重合体、水素化スチレン
・ブタジエンブロック共重合体、エチレン・プロピレン
共重合体、エチレン・プロピレン・エチリデンノルボネ
ン共重合体、熱可塑性ポリエステルエラストマー、シェ
ル化学(株)製「クレイトンG」(商品名)のような水
添スチレン・エチレン・ブチレン・スチレンブロック共
重合体(以下SEBSと略記)、三井石油化学(株)製
「タフマー」(商品名)のようなエチレン−α−オレフ
ィンコポリマーおよびプロピレン−α−オレフィンコポ
リマー、三井・デュポンポリケミカル(株)から販売さ
れているエチレンメタクリル酸系特殊エラストマー、武
田薬品(株)製「スタフロイド」(商品名)のようなコ
ア層がゴム質でシェル層が硬質樹脂からなるコア・シェ
ルタイプのエラストマー、三菱レイヨン(株)製「メタ
ブレンS」(商品名)のようなコア・シェルタイプのエ
ラストマーなどが使用できる。 同じく三菱レイヨン
(株)から販売されているようなコア層がシリコンゴ
ム、シェル層がアクリルゴムまたはアクリル樹脂からな
るコア・シェルタイプのエラストマーで、グレード名
「S2001」または「RK120」などが添加でき
る。さらにクラレ(株)製「セプトン」(商品名)のよ
うなポリスチレン相と水素添加ポリイソプレン相からな
るブロック共重合体も使用できる。
として、スチレン・ブタジエンゴム、エチレン・プロピ
レン・ジエン・メチレン共重合体、エチレン・酢酸ビニ
ル共重合体、ポリアクリル酸エステル、ポリイソプレ
ン、水添ポリイソプレン、ポリエステル・ポリエーテル
共重合体、東レ(株)製「ペバックス」(商品名)のよ
うなポリアミド系エラストマー、大日本インキ化学
(株)製「グリラックスA」(商品名)のようなポリア
ミド系エラストマー、エチレン・ブテン1共重合体、ス
チレン・ブタジエンブロック共重合体、水素化スチレン
・ブタジエンブロック共重合体、エチレン・プロピレン
共重合体、エチレン・プロピレン・エチリデンノルボネ
ン共重合体、熱可塑性ポリエステルエラストマー、シェ
ル化学(株)製「クレイトンG」(商品名)のような水
添スチレン・エチレン・ブチレン・スチレンブロック共
重合体(以下SEBSと略記)、三井石油化学(株)製
「タフマー」(商品名)のようなエチレン−α−オレフ
ィンコポリマーおよびプロピレン−α−オレフィンコポ
リマー、三井・デュポンポリケミカル(株)から販売さ
れているエチレンメタクリル酸系特殊エラストマー、武
田薬品(株)製「スタフロイド」(商品名)のようなコ
ア層がゴム質でシェル層が硬質樹脂からなるコア・シェ
ルタイプのエラストマー、三菱レイヨン(株)製「メタ
ブレンS」(商品名)のようなコア・シェルタイプのエ
ラストマーなどが使用できる。 同じく三菱レイヨン
(株)から販売されているようなコア層がシリコンゴ
ム、シェル層がアクリルゴムまたはアクリル樹脂からな
るコア・シェルタイプのエラストマーで、グレード名
「S2001」または「RK120」などが添加でき
る。さらにクラレ(株)製「セプトン」(商品名)のよ
うなポリスチレン相と水素添加ポリイソプレン相からな
るブロック共重合体も使用できる。
【0031】本発明の成形品には、必要に応じて、公知
のフェノール系、ホスファイト系、チオエーテル系、ヒ
ンダードフェノール系、エポキシ系、硫化亜鉛、酸化亜
鉛などの熱安定剤および酸化防止剤を用いることができ
る。さらに、帯電防止剤、可塑剤、潤滑剤、離型剤、紫
外線吸収剤すなわちベンゾトリアゾール系化合物、ベン
ゾフェノン系化合物、芳香族ベンゾエート系化合物、シ
アノアクリレート系化合物、しゅう酸アニリド系化合
物、光安定剤として立体障害性を有するピペリジン誘導
体や高分子量のピペリジン誘導体なども添加することが
できる。
のフェノール系、ホスファイト系、チオエーテル系、ヒ
ンダードフェノール系、エポキシ系、硫化亜鉛、酸化亜
鉛などの熱安定剤および酸化防止剤を用いることができ
る。さらに、帯電防止剤、可塑剤、潤滑剤、離型剤、紫
外線吸収剤すなわちベンゾトリアゾール系化合物、ベン
ゾフェノン系化合物、芳香族ベンゾエート系化合物、シ
アノアクリレート系化合物、しゅう酸アニリド系化合
物、光安定剤として立体障害性を有するピペリジン誘導
体や高分子量のピペリジン誘導体なども添加することが
できる。
【0032】本発明の成形品の成形に使用される樹脂組
成物は、一般に熱可塑性樹脂組成物の製造に用いられる
設備と方法により製造することができる。例えば、 (1)本発明の組成物を構成する成分を一括混合して、
一軸または二軸の押出機で溶融混練し、ペレット化す
る。 (2)原材料投入口を2個以上有する一軸または二軸の
押出機で、第一番目の原材料投入口からPC系樹脂組成
物とカーボンブラックを投入し、溶融混練した後、第二
番目の原材料投入口から無機質フィラーを投入し、溶融
混練してペレット化する。
成物は、一般に熱可塑性樹脂組成物の製造に用いられる
設備と方法により製造することができる。例えば、 (1)本発明の組成物を構成する成分を一括混合して、
一軸または二軸の押出機で溶融混練し、ペレット化す
る。 (2)原材料投入口を2個以上有する一軸または二軸の
押出機で、第一番目の原材料投入口からPC系樹脂組成
物とカーボンブラックを投入し、溶融混練した後、第二
番目の原材料投入口から無機質フィラーを投入し、溶融
混練してペレット化する。
【0033】本発明の実施例および比較例における樹脂
組成物に使用される原材料は次の通りである。
組成物に使用される原材料は次の通りである。
【0034】PCとしては三菱ガス化学(株)製、ビス
フェノールAを出発原料とした粘度平均分子量25,0
00(商品名・ユーピロンS1000)(PC−1と略
記)および分子量20,000(商品名ユーピロンS3
000)(PC−2と略記)を使用した。
フェノールAを出発原料とした粘度平均分子量25,0
00(商品名・ユーピロンS1000)(PC−1と略
記)および分子量20,000(商品名ユーピロンS3
000)(PC−2と略記)を使用した。
【0035】熱可塑性ポリエステルとしては極限粘度
0.6のポリエチレンテレフタレート(以下PETと略
記)、極限粘度1.2のポリブチレンテレフタレート
(以下PBTと略記)を使用した。
0.6のポリエチレンテレフタレート(以下PETと略
記)、極限粘度1.2のポリブチレンテレフタレート
(以下PBTと略記)を使用した。
【0036】スチレン系ポリマーとして、アクリロニト
リル・ブタジエン・スチレン共重合体(以下ABSと略
記)は三井東圧(株)製「サンタックGT15」(商品
名)を、アクリレート・スチレン・アクリロニトリル共
重合体(以下ASAと略記)として日立化成(株)製
「バイタックスV6701A」(商品名)を、アクリロ
ニトリル・スチレン共重合体(以下ASと略記)は電気
化学(株)製「AS−S」を、ポリメチルメタアクリレ
ート(以下PMMAと略記)は、三菱レーヨン(株)製
「アクリペットMF」(商品名)を使用した。またメチ
ルメタアクリレート60重量%とスチレン40重量%の
共重合体(以下MSと略記)として、新日鉄化学(株)
製「エスチレン600」(商品名)を使用した。
リル・ブタジエン・スチレン共重合体(以下ABSと略
記)は三井東圧(株)製「サンタックGT15」(商品
名)を、アクリレート・スチレン・アクリロニトリル共
重合体(以下ASAと略記)として日立化成(株)製
「バイタックスV6701A」(商品名)を、アクリロ
ニトリル・スチレン共重合体(以下ASと略記)は電気
化学(株)製「AS−S」を、ポリメチルメタアクリレ
ート(以下PMMAと略記)は、三菱レーヨン(株)製
「アクリペットMF」(商品名)を使用した。またメチ
ルメタアクリレート60重量%とスチレン40重量%の
共重合体(以下MSと略記)として、新日鉄化学(株)
製「エスチレン600」(商品名)を使用した。
【0037】エラストマーとして水添スチレン・エチレ
ン・ブチレン・スチレンブロック共重合体(以下SEB
Sと略記)、シェル化学製「クレイトンG1651」
(商品名)を使用した。
ン・ブチレン・スチレンブロック共重合体(以下SEB
Sと略記)、シェル化学製「クレイトンG1651」
(商品名)を使用した。
【0038】無機繊維状フィラーとして、チタン工業
(株)製、アミノシラン処理した直径0.4〜1.0μ
m、長さ10〜100μmのチタン酸カリウムウィスカ
ー「HT−300」(以下TKと略記)、日本無機繊維
(株)製、アミノシラン処理した直径0.6mm、平均
長さ5〜50mmのEガラス繊維でグレード名E−FM
W−1700を抄造した重さ240g/m2 、厚さ2m
mのシートをペレタイザーで裁断した3×3mm角チッ
プ(以下EFWと略記)を使用した。また四国化成工業
(株)製、アミノシラン処理した繊維径0.5〜1.0
μm、繊維長10〜30μmのホウ酸アルミニウムウィ
スカー「アルボレックス」(以下ALと略記)を使用し
た。
(株)製、アミノシラン処理した直径0.4〜1.0μ
m、長さ10〜100μmのチタン酸カリウムウィスカ
ー「HT−300」(以下TKと略記)、日本無機繊維
(株)製、アミノシラン処理した直径0.6mm、平均
長さ5〜50mmのEガラス繊維でグレード名E−FM
W−1700を抄造した重さ240g/m2 、厚さ2m
mのシートをペレタイザーで裁断した3×3mm角チッ
プ(以下EFWと略記)を使用した。また四国化成工業
(株)製、アミノシラン処理した繊維径0.5〜1.0
μm、繊維長10〜30μmのホウ酸アルミニウムウィ
スカー「アルボレックス」(以下ALと略記)を使用し
た。
【0039】無機板状フィラーとして(株)クラレ製、
「スゾライトマイカ200S」(以下マイカと略記)を
使用した。
「スゾライトマイカ200S」(以下マイカと略記)を
使用した。
【0040】難燃剤して、三菱ガス化学(株)製のテト
ラブロムビスフェーノールAを出発原料とした、重合度
10で両末端がトリブモフェノールのカーボネートオリ
ゴマー(以下TBAと略記)を、難燃助剤として三国精
練(株)の四酸化アンチモン(以下アンチモンと略記)
を使用した。
ラブロムビスフェーノールAを出発原料とした、重合度
10で両末端がトリブモフェノールのカーボネートオリ
ゴマー(以下TBAと略記)を、難燃助剤として三国精
練(株)の四酸化アンチモン(以下アンチモンと略記)
を使用した。
【0041】
【実施例】次に実施例と比較例により本発明を具体的に
説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
【0042】実施例1 PC−1=100重量部、EFW=15重量部、チタン
=0.5重量部、TBA=15重量部、アンチモン=3
重量部をタンブラーで混合し、スクリュー径40mmの
単軸押出機でシリンダー設定温度270℃、スクリュー
回転数150rpmで溶融混練後、ペレット化した。こ
のペレットを120℃で5時間乾燥後、射出成形機(住
友重機械(株)製SG125型)により、金型温度12
0℃、樹脂温度280℃、射出圧力98Mpaで、AS
TM−D256規定の63.5×12.7×3.2mm
厚アイゾット衝撃試験片を成形した。衝撃試験片でアイ
ゾット衝撃試験と曲げ試験を行った。アイゾット衝撃試
験片と同一条件で100×100×2mmの角板、12
7×12.7×1.6mmの燃焼試験片を成形した。
=0.5重量部、TBA=15重量部、アンチモン=3
重量部をタンブラーで混合し、スクリュー径40mmの
単軸押出機でシリンダー設定温度270℃、スクリュー
回転数150rpmで溶融混練後、ペレット化した。こ
のペレットを120℃で5時間乾燥後、射出成形機(住
友重機械(株)製SG125型)により、金型温度12
0℃、樹脂温度280℃、射出圧力98Mpaで、AS
TM−D256規定の63.5×12.7×3.2mm
厚アイゾット衝撃試験片を成形した。衝撃試験片でアイ
ゾット衝撃試験と曲げ試験を行った。アイゾット衝撃試
験片と同一条件で100×100×2mmの角板、12
7×12.7×1.6mmの燃焼試験片を成形した。
【0043】アイゾット衝撃試験は、ASTM−D25
6に準じて23℃で、ノッチ付き試験片で、5本試験を
行い50J/m以上を合格とした。実施例1の組成物の
アイゾット衝撃強度(以下IZと略記し、単位はJ/
m)は、6.5J/mであった。
6に準じて23℃で、ノッチ付き試験片で、5本試験を
行い50J/m以上を合格とした。実施例1の組成物の
アイゾット衝撃強度(以下IZと略記し、単位はJ/
m)は、6.5J/mであった。
【0044】曲げ強さ(以下単位はMPa)と曲げ弾性
率(以下単位はGPa)は、ASTM−D790に準
じ、曲げ速度2mm/分、試験温度23℃で5本試験を
行い、曲げ強さ≧80MPa、曲げ弾性率≧4.0GP
aを合格とした。実施例1の組成物の曲げ強さは110
MPaで、曲げ弾性率は6.5GPaであった。
率(以下単位はGPa)は、ASTM−D790に準
じ、曲げ速度2mm/分、試験温度23℃で5本試験を
行い、曲げ強さ≧80MPa、曲げ弾性率≧4.0GP
aを合格とした。実施例1の組成物の曲げ強さは110
MPaで、曲げ弾性率は6.5GPaであった。
【0045】光沢度は、100×100×2mmの角板
により、JIS−K6105に準じ、入射角60度、受
光角60度の条件で5枚測定した。実施例1の成形品の
光沢度(単位は%)は79%であった。
により、JIS−K6105に準じ、入射角60度、受
光角60度の条件で5枚測定した。実施例1の成形品の
光沢度(単位は%)は79%であった。
【0046】燃焼試験はUL規格94号に準じて行い、
難燃性の高いものからV−0、V−1、V−2、HBに
ランク分けされ、本発明では、V−0またはV−1を合
格とした。実施例1の組成物の燃焼性はV−0であり、
全試験項目合格、すなわち総合判定で合格であった。
難燃性の高いものからV−0、V−1、V−2、HBに
ランク分けされ、本発明では、V−0またはV−1を合
格とした。実施例1の組成物の燃焼性はV−0であり、
全試験項目合格、すなわち総合判定で合格であった。
【0047】比較例1 無機質フィラーを配合しない他は実施例1と同様にして
試験片を作成し、同一条件で試験を行った。アイゾット
衝撃強度は640J/mであったが、曲げ強さは25M
Pa、曲げ弾性率は2.4GPaでともに不合格であっ
た。光沢度は98%、燃焼性はV−0で合格であったが
総合判定では不合格であった。
試験片を作成し、同一条件で試験を行った。アイゾット
衝撃強度は640J/mであったが、曲げ強さは25M
Pa、曲げ弾性率は2.4GPaでともに不合格であっ
た。光沢度は98%、燃焼性はV−0で合格であったが
総合判定では不合格であった。
【0048】実施例2〜8 表1に示した成形温度、組成物の配合比率とした以外
は、実施例1と同様にして試験片を作成し、同一条件で
試験を行い、結果を表1に示した。
は、実施例1と同様にして試験片を作成し、同一条件で
試験を行い、結果を表1に示した。
【0049】比較例2〜7 表2に示した成形温度、組成物の配合比率とした以外
は、実施例1と同様にして試験片を作成し同一条件で試
験し、その結果を表2に示した。
は、実施例1と同様にして試験片を作成し同一条件で試
験し、その結果を表2に示した。
【0050】
【発明の効果】本発明の成形品は、光沢度、剛性、およ
び落下衝撃性に優れているので、薄肉軽量性および良外
観を要求される用途、例えば携帯用電話機部品およびハ
ウジングに適している。
び落下衝撃性に優れているので、薄肉軽量性および良外
観を要求される用途、例えば携帯用電話機部品およびハ
ウジングに適している。
【0051】
【表1】 表1実施例番号 2 3 4 5 6 7 8 成形温度℃ 270 250 250 300 290 280 280(組成) PC1 65 50 60 85 PC2 100 100 95 PBT 30 ABS 50 40 SEBS 5 5 TK 15 EFW 20 15 5 10 AL 15 マイカ 10 TBA 15 アンチモン 3 チタン 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5(物性) 曲げ強さ 110 105 95 125 115 95 100 曲げ弾性率 5.5 6 5 7 6 4.5 5 IZ 90 70 65 65 90 120 65 光沢度 80 65 70 85 90 90 85 燃焼性 −− −− −− −− −− −− V−0 総合判定 合格 合格 合格 合格 合格 合格 合格
【0052】
【表2】 表2比較例番号 2 3 4 5 6 7 成形温度℃ 270 250 250 300 290 280(組成) PC1 15 50 60 85 60 PC2 100 PBT 85 ABS 50 40 40 SEBS TK 15 EFW 10 AL 1 マイカ 1 30 チタン 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5(物性) 曲げ強さ 105 65 65 65 9 130 曲げ弾性率 5 2.5 2.5 2.3 5 7.5 IZ 35 120 115 990 130 30 光沢度 55 70 70 100 90 45 燃焼性 −− −− −− −− HB −− 総合判定 不合格 不合格 不合格 不合格 不合格 不合格
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 25/04 LEC 33/10 LHU 67/00 LPE 69/00 LPP // B29K 69:00 503:04 B29L 31:34
Claims (4)
- 【請求項1】 (A1 )芳香族ポリカーボネートを40
重量%と(A2 )熱可塑性ポリエステル、スチレン系ポ
リマー、メタアクリル系ポリマーから選ばれた1種以上
のポリマーを60重量%以下からなる樹脂組成物100
重量部に、(B)平均径3μm以下の無機繊維状フィラ
ーおよび平均厚み2μm以下で平均粒径100μm以下
の無機板状フィラーから選ばれる少なくとも1種の無機
質フィラーを、3〜25重量部配合した組成物からなる
表面光沢度60%以上を有する成形品。 - 【請求項2】 平均径3μm以下の無機繊維状フィラー
が、ガラス繊維、ガラスウール、炭素繊維、繊維状マグ
ネシウム、硼酸マグネシウム、炭化珪素ウィスカー、窒
化珪素ウィスカー、グラファイト、チタン酸カリウムウ
ィスカー、繊維状酸化アルミニウム、針状酸化チタン、
ウオラスナイト、セラミックファイバーから選ばれる少
なくとも1種である請求項1記載の成形品。 - 【請求項3】 平均厚み2μm以下で平均粒径100μ
m以下の無機板状フィラーが、カオリン、タルク、マイ
カ、ガラスフレークから選ばれる少なくとも1種である
請求項1記載の成形品。 - 【請求項4】 請求項1の組成物からなる電話機部品お
よびハウジング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6055786A JPH07258426A (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | 高光沢成形品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6055786A JPH07258426A (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | 高光沢成形品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07258426A true JPH07258426A (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=13008595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6055786A Pending JPH07258426A (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | 高光沢成形品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07258426A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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- 1994-03-25 JP JP6055786A patent/JPH07258426A/ja active Pending
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