JPH07225644A - 位置指示器 - Google Patents
位置指示器Info
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- JPH07225644A JPH07225644A JP6016800A JP1680094A JPH07225644A JP H07225644 A JPH07225644 A JP H07225644A JP 6016800 A JP6016800 A JP 6016800A JP 1680094 A JP1680094 A JP 1680094A JP H07225644 A JPH07225644 A JP H07225644A
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- Japan
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- electromagnetic wave
- circuit
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- position indicator
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/01—Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
- G06F3/03—Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
- G06F3/033—Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor
- G06F3/0354—Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor with detection of 2D relative movements between the device, or an operating part thereof, and a plane or surface, e.g. 2D mice, trackballs, pens or pucks
- G06F3/03545—Pens or stylus
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 指示位置の座標値とともに色を決定する複数
の要素に関する詳細な情報をマン・マシン・インターフ
ェース良く入力可能な位置指示器を提供する。 【構成】 色情報設定手段2に色を決定する複数の要素
に関する詳細な情報、例えば赤、緑、青等の基本色の詳
細な階調情報を設定し、制御手段3によって該色情報設
定手段2の設定内容に応じて電磁波発生手段1から発生
する電磁波の強度または周波数を制御することにより、
指示位置の座標値に対応する一定の空間分布を有し且つ
色を決定する複数の要素に関する詳細な色情報を含む電
磁波を発生する。
の要素に関する詳細な情報をマン・マシン・インターフ
ェース良く入力可能な位置指示器を提供する。 【構成】 色情報設定手段2に色を決定する複数の要素
に関する詳細な情報、例えば赤、緑、青等の基本色の詳
細な階調情報を設定し、制御手段3によって該色情報設
定手段2の設定内容に応じて電磁波発生手段1から発生
する電磁波の強度または周波数を制御することにより、
指示位置の座標値に対応する一定の空間分布を有し且つ
色を決定する複数の要素に関する詳細な色情報を含む電
磁波を発生する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁波を利用した位置
検出装置における位置指示器の改良に関するものであ
る。
検出装置における位置指示器の改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この出願に先立ち、出願人は特願昭61
−213970号(特開昭63−70326号公報参
照)(以下、先願1と称す。)において、センス部と位
置指示器との間で電波をやりとりすることにより、該位
置指示器による指示位置の座標値を求める位置検出装置
について提案した。
−213970号(特開昭63−70326号公報参
照)(以下、先願1と称す。)において、センス部と位
置指示器との間で電波をやりとりすることにより、該位
置指示器による指示位置の座標値を求める位置検出装置
について提案した。
【0003】先願1の内容を簡単に説明すると、センス
部のループコイルより所定の周波数の電波を送信させ、
該電波を位置指示器に設けた共振回路に受信させる。こ
の際、該電波を受信した共振回路より発信される電波を
前記ループコイルに受信させ、誘導電圧を発生させる。
これをセンス部の複数のループコイルについて順次切替
えて繰返し、各ループコイルに発生した誘導電圧のレベ
ルに基いて指示位置の座標値を求める如くなしていた。
部のループコイルより所定の周波数の電波を送信させ、
該電波を位置指示器に設けた共振回路に受信させる。こ
の際、該電波を受信した共振回路より発信される電波を
前記ループコイルに受信させ、誘導電圧を発生させる。
これをセンス部の複数のループコイルについて順次切替
えて繰返し、各ループコイルに発生した誘導電圧のレベ
ルに基いて指示位置の座標値を求める如くなしていた。
【0004】ところで、この種の位置検出装置では指示
位置の座標値の外、実際に入力すべき指示位置を特定し
た状態(ペンダウン状態)を表す情報や、位置指示器の
種別、例えばペンかカーソルかを表す情報、あるいはソ
フトウェアに応じて座標値以外のパラメータ、例えば線
の太さ、指示位置あるいは指示領域の色相や明度等、即
ち色を決定する要素を変化させるための情報を、前記指
示位置の座標値とともに入力したいという要求がある。
位置の座標値の外、実際に入力すべき指示位置を特定し
た状態(ペンダウン状態)を表す情報や、位置指示器の
種別、例えばペンかカーソルかを表す情報、あるいはソ
フトウェアに応じて座標値以外のパラメータ、例えば線
の太さ、指示位置あるいは指示領域の色相や明度等、即
ち色を決定する要素を変化させるための情報を、前記指
示位置の座標値とともに入力したいという要求がある。
【0005】前述した先願1では、共振回路を構成する
コイル及びコンデンサに手動のスイッチを介して他のコ
ンデンサを接続することにより、該スイッチに対する操
作に応じて共振周波数がわずかに変化するようになし、
この共振周波数のわずかな変化量を位相角の変化量とし
て検出し、前述した各種の情報となしていた。
コイル及びコンデンサに手動のスイッチを介して他のコ
ンデンサを接続することにより、該スイッチに対する操
作に応じて共振周波数がわずかに変化するようになし、
この共振周波数のわずかな変化量を位相角の変化量とし
て検出し、前述した各種の情報となしていた。
【0006】また、出願人は特願昭63−316943
号(特開平2−162410号公報参照)(以下、先願
2と称す。)において、ペン軸の上端に設けられたノブ
の回転に基づいて回転し、容量値が連続的に変化する可
変容量コンデンサ(バリコン)を用い、該回転角度に応
じて共振周波数が連続的に変化するようになし、この共
振周波数の連続的な変化を位相角の連続的な変化として
検出し、前述したパラメータを連続的に変化させるため
の情報として入力可能となした位置検出装置及びその入
力用指示器について提案した。
号(特開平2−162410号公報参照)(以下、先願
2と称す。)において、ペン軸の上端に設けられたノブ
の回転に基づいて回転し、容量値が連続的に変化する可
変容量コンデンサ(バリコン)を用い、該回転角度に応
じて共振周波数が連続的に変化するようになし、この共
振周波数の連続的な変化を位相角の連続的な変化として
検出し、前述したパラメータを連続的に変化させるため
の情報として入力可能となした位置検出装置及びその入
力用指示器について提案した。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、先願2
の装置では、可変容量コンデンサの容量値の変化に伴う
共振周波数の変化範囲を、位相角として検出可能な範囲
(ほぼ−60°〜+60°)と一致させていたため、例
えば指示位置あるいは指示領域の色情報といっても、実
際には予め設定した複数の色(例えば、赤、緑、青、
紫、水色、茶、白、グレー、明るい赤、明るい緑、明る
い青、明るい紫、明るい水色、黄、明るい白、黒)のい
ずれを選択するかというような大ざっぱな情報しか入力
できず、色を決定する複数の要素に関する詳細な情報、
例えば色相、明度及び彩度に関する詳細な情報や、赤、
緑、青等の基本色の詳細な階調情報(例えば、256階
調)を入力したりすることができないという問題があっ
た。
の装置では、可変容量コンデンサの容量値の変化に伴う
共振周波数の変化範囲を、位相角として検出可能な範囲
(ほぼ−60°〜+60°)と一致させていたため、例
えば指示位置あるいは指示領域の色情報といっても、実
際には予め設定した複数の色(例えば、赤、緑、青、
紫、水色、茶、白、グレー、明るい赤、明るい緑、明る
い青、明るい紫、明るい水色、黄、明るい白、黒)のい
ずれを選択するかというような大ざっぱな情報しか入力
できず、色を決定する複数の要素に関する詳細な情報、
例えば色相、明度及び彩度に関する詳細な情報や、赤、
緑、青等の基本色の詳細な階調情報(例えば、256階
調)を入力したりすることができないという問題があっ
た。
【0008】前述した問題を解決する方法としては、デ
ィスプレイの画面上にこれらの情報を設定するためのメ
ニューを表示させ、これを位置指示器で選択して設定す
る方法があるが、位置指示器側のみで色を決定できる場
合と異なり、マン・マシン・インターフェースが良くな
いという問題があった。
ィスプレイの画面上にこれらの情報を設定するためのメ
ニューを表示させ、これを位置指示器で選択して設定す
る方法があるが、位置指示器側のみで色を決定できる場
合と異なり、マン・マシン・インターフェースが良くな
いという問題があった。
【0009】本発明の目的は、指示位置の座標値ととも
に色情報、特に色を決定する複数の要素に関する詳細な
情報をマン・マシン・インターフェース良く入力可能な
位置指示器を提供することにある。
に色情報、特に色を決定する複数の要素に関する詳細な
情報をマン・マシン・インターフェース良く入力可能な
位置指示器を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の位置指示
器の基本構成を示すものである。図中、1は指示位置の
座標値に対応する一定の空間分布を有し、外部からの制
御に従ってその強度または周波数が変化する電磁波を発
生する電磁波発生手段である。2は色を決定する複数の
要素に関する詳細な情報を設定する色情報設定手段であ
る。3は該色情報設定手段2の設定内容に応じて前記電
磁波発生手段1を制御する制御手段である。4は各部に
電源を供給する電源手段である。
器の基本構成を示すものである。図中、1は指示位置の
座標値に対応する一定の空間分布を有し、外部からの制
御に従ってその強度または周波数が変化する電磁波を発
生する電磁波発生手段である。2は色を決定する複数の
要素に関する詳細な情報を設定する色情報設定手段であ
る。3は該色情報設定手段2の設定内容に応じて前記電
磁波発生手段1を制御する制御手段である。4は各部に
電源を供給する電源手段である。
【0011】制御手段3は設定内容に応じて前記電磁波
発生手段1を時系列的に制御するようになしても良い。
また、色情報設定手段2における色を決定する複数の要
素に関する詳細な情報を複数ビットの2進符号で表すと
ともに、該複数ビットの2進符号に応じて前記電磁波発
生手段1を時系列的に制御するようになしても良い。
発生手段1を時系列的に制御するようになしても良い。
また、色情報設定手段2における色を決定する複数の要
素に関する詳細な情報を複数ビットの2進符号で表すと
ともに、該複数ビットの2進符号に応じて前記電磁波発
生手段1を時系列的に制御するようになしても良い。
【0012】図2は電磁波の変調を利用した電磁波発生
手段を用いた場合に対応した本発明の位置指示器の他の
基本構成を示すもので、図中、図1と同一構成部分は同
一符号をもって表す。即ち、2は色情報設定手段、3は
制御手段、4は電源手段、5は所定の周波数の交流信号
を発生する発振回路、6は外部からの制御に従って前記
所定の周波数の交流信号を変調する変調回路、7は該変
調された信号を増幅する増幅器、8は増幅器7の出力に
接続されたアンテナである。
手段を用いた場合に対応した本発明の位置指示器の他の
基本構成を示すもので、図中、図1と同一構成部分は同
一符号をもって表す。即ち、2は色情報設定手段、3は
制御手段、4は電源手段、5は所定の周波数の交流信号
を発生する発振回路、6は外部からの制御に従って前記
所定の周波数の交流信号を変調する変調回路、7は該変
調された信号を増幅する増幅器、8は増幅器7の出力に
接続されたアンテナである。
【0013】図3は共振回路を利用した電磁波発生手段
を用いた場合に対応した本発明の位置指示器のさらに他
の基本構成を示すもので、図中、図1と同一構成部分は
同一符号をもって表す。即ち、2は色情報設定手段、3
は制御手段、4は電源手段、9は所定の共振特性を有す
る共振回路、10は外部からの制御に従って前記所定の
共振特性を変化させる共振特性可変回路である。
を用いた場合に対応した本発明の位置指示器のさらに他
の基本構成を示すもので、図中、図1と同一構成部分は
同一符号をもって表す。即ち、2は色情報設定手段、3
は制御手段、4は電源手段、9は所定の共振特性を有す
る共振回路、10は外部からの制御に従って前記所定の
共振特性を変化させる共振特性可変回路である。
【0014】電源手段4としては電池を用いることがで
きるが、共振回路を利用したものでは共振回路に受信さ
れる電磁波から各部を駆動する電気的エネルギーを抽出
するようになしても良い。
きるが、共振回路を利用したものでは共振回路に受信さ
れる電磁波から各部を駆動する電気的エネルギーを抽出
するようになしても良い。
【0015】図4は色を決定する複数の要素に関する詳
細な情報とともに筆記圧力に関する情報を入力するよう
にした本発明の位置指示器のさらに他の基本構成を示す
もので、図中、図1と同一構成部分は同一符号をもって
表す。即ち、2は色情報設定手段、3は制御手段、4は
電源手段、11は筆記圧力を検出する圧力変換手段であ
る。
細な情報とともに筆記圧力に関する情報を入力するよう
にした本発明の位置指示器のさらに他の基本構成を示す
もので、図中、図1と同一構成部分は同一符号をもって
表す。即ち、2は色情報設定手段、3は制御手段、4は
電源手段、11は筆記圧力を検出する圧力変換手段であ
る。
【0016】図5は位置検出装置からのコマンドに従っ
て動作するようにした本発明の位置指示器のさらに他の
基本構成を示すもので、図中、図1と同一構成部分は同
一符号をもって表す。即ち、1は電磁波発生手段、2は
色情報設定手段、3は制御手段、4は電源手段、12は
図示しない位置検出装置からのコマンドを含む電磁波を
受信する電磁波受信手段、13は該受信した電磁波より
コマンドを抽出するコマンド抽出手段、14は該コマン
ドに従って制御手段3を動作させる起動制御手段であ
る。
て動作するようにした本発明の位置指示器のさらに他の
基本構成を示すもので、図中、図1と同一構成部分は同
一符号をもって表す。即ち、1は電磁波発生手段、2は
色情報設定手段、3は制御手段、4は電源手段、12は
図示しない位置検出装置からのコマンドを含む電磁波を
受信する電磁波受信手段、13は該受信した電磁波より
コマンドを抽出するコマンド抽出手段、14は該コマン
ドに従って制御手段3を動作させる起動制御手段であ
る。
【0017】なお、前記コマンドとして所定のタイミン
グ情報を用いて、該所定のタイミング情報に基づく複数
の特定のタイミング毎に制御手段3を動作させるように
しても良い。また、電磁波受信手段として電磁波発生手
段を構成する共振回路を用いることもできる。
グ情報を用いて、該所定のタイミング情報に基づく複数
の特定のタイミング毎に制御手段3を動作させるように
しても良い。また、電磁波受信手段として電磁波発生手
段を構成する共振回路を用いることもできる。
【0018】
【作用】図1の構成において、電磁波発生手段1は通
常、指示位置の座標値に対応する一定の空間分布を有す
る電磁波、例えば強度が指示位置において最も強く、該
指示位置から離れるに従ってしだいに弱くなる電磁波あ
るいは指示位置を境にして位相が反転している電磁波を
発生する。図示しない位置検出装置側では前記電磁波の
空間分布に基づいて指示位置の座標値を検出する。色情
報設定手段2には色を決定する複数の要素に関する詳細
な情報、例えば赤、緑、青等の基本色の詳細な階調情報
が、例えば操作に対応して値が変化する回路素子のイン
ピーダンスとして設定される。制御手段3は色情報設定
手段2の設定内容、ここでは回路素子のインピーダンス
に応じて電磁波発生手段1から発生する電磁波の強度ま
たは周波数を制御する。位置検出装置側では前記電磁波
の強度または周波数の変化から色情報設定手段2の設定
内容、即ち詳細な色情報を検出できる。
常、指示位置の座標値に対応する一定の空間分布を有す
る電磁波、例えば強度が指示位置において最も強く、該
指示位置から離れるに従ってしだいに弱くなる電磁波あ
るいは指示位置を境にして位相が反転している電磁波を
発生する。図示しない位置検出装置側では前記電磁波の
空間分布に基づいて指示位置の座標値を検出する。色情
報設定手段2には色を決定する複数の要素に関する詳細
な情報、例えば赤、緑、青等の基本色の詳細な階調情報
が、例えば操作に対応して値が変化する回路素子のイン
ピーダンスとして設定される。制御手段3は色情報設定
手段2の設定内容、ここでは回路素子のインピーダンス
に応じて電磁波発生手段1から発生する電磁波の強度ま
たは周波数を制御する。位置検出装置側では前記電磁波
の強度または周波数の変化から色情報設定手段2の設定
内容、即ち詳細な色情報を検出できる。
【0019】ここで、制御手段3により設定内容に応じ
て電磁波発生手段1を時系列的に制御すれば、多くの設
定内容、即ち詳細な色情報を入力できる。また、色を決
定する複数の要素に関する詳細な情報を複数ビットの2
進符号で設定し、該複数ビットの2進符号に応じて電磁
波発生手段1を時系列的に制御すれば、多くの詳細な色
情報を誤りなく入力できる。
て電磁波発生手段1を時系列的に制御すれば、多くの設
定内容、即ち詳細な色情報を入力できる。また、色を決
定する複数の要素に関する詳細な情報を複数ビットの2
進符号で設定し、該複数ビットの2進符号に応じて電磁
波発生手段1を時系列的に制御すれば、多くの詳細な色
情報を誤りなく入力できる。
【0020】図2の構成において、発振回路5で発生し
た所定の周波数の交流信号は変調回路6に入力される
が、通常はそのまま増幅器7を介してアンテナ8に入力
され、指示位置の座標値に対応する一定の空間分布を有
する電磁波として放射される。この際、制御手段3が色
情報設定手段2の設定内容に応じて変調回路6を制御す
ると、前記所定の周波数の交流信号が色情報設定手段2
の設定内容、即ち色を決定する複数の要素に関する詳細
な情報に応じて変調され、アンテナ8より指示位置の座
標値に対応する一定の空間分布を有し且つ詳細な色情報
を含む電磁波として放射される。
た所定の周波数の交流信号は変調回路6に入力される
が、通常はそのまま増幅器7を介してアンテナ8に入力
され、指示位置の座標値に対応する一定の空間分布を有
する電磁波として放射される。この際、制御手段3が色
情報設定手段2の設定内容に応じて変調回路6を制御す
ると、前記所定の周波数の交流信号が色情報設定手段2
の設定内容、即ち色を決定する複数の要素に関する詳細
な情報に応じて変調され、アンテナ8より指示位置の座
標値に対応する一定の空間分布を有し且つ詳細な色情報
を含む電磁波として放射される。
【0021】図3の構成において、共振回路9には位置
検出装置側より送信される電磁波が受信され、誘導電圧
が発生するが、該誘導電圧は共振回路9より逆に指示位
置の座標値に対応する一定の空間分布を有する電磁波を
放射させる。この際、制御手段3が色情報設定手段2の
設定内容に応じて共振特性可変回路10を制御すると、
共振回路9の共振特性が色情報設定手段2の設定内容、
即ち詳細な色情報に応じて変化し、該共振回路9より指
示位置の座標値に対応する一定の空間分布を有し且つ詳
細な色情報を含む電磁波が放射される。
検出装置側より送信される電磁波が受信され、誘導電圧
が発生するが、該誘導電圧は共振回路9より逆に指示位
置の座標値に対応する一定の空間分布を有する電磁波を
放射させる。この際、制御手段3が色情報設定手段2の
設定内容に応じて共振特性可変回路10を制御すると、
共振回路9の共振特性が色情報設定手段2の設定内容、
即ち詳細な色情報に応じて変化し、該共振回路9より指
示位置の座標値に対応する一定の空間分布を有し且つ詳
細な色情報を含む電磁波が放射される。
【0022】通常、各部に電源を供給する電源手段4と
しては電池が用いられるが、ここでは共振回路9に受信
される電磁波から各部を駆動する電気的エネルギーを抽
出して、これによって各部に電源を供給することもでき
る。
しては電池が用いられるが、ここでは共振回路9に受信
される電磁波から各部を駆動する電気的エネルギーを抽
出して、これによって各部に電源を供給することもでき
る。
【0023】図4の構成において、圧力変換手段11
は、例えばペン形の筐体の先端にかかる筆記圧力を検出
するが、該検出結果は色情報設定手段2における設定内
容とともに制御手段3に入力される。該制御手段3は前
記設定内容、即ち詳細な色情報とともに前記検出結果に
応じて電磁波発生手段1を制御し、電磁波発生手段1か
らは指示位置の座標値に対応する一定の空間分布を有し
且つ詳細な色情報及び筆圧情報を含む電磁波が放射され
る。
は、例えばペン形の筐体の先端にかかる筆記圧力を検出
するが、該検出結果は色情報設定手段2における設定内
容とともに制御手段3に入力される。該制御手段3は前
記設定内容、即ち詳細な色情報とともに前記検出結果に
応じて電磁波発生手段1を制御し、電磁波発生手段1か
らは指示位置の座標値に対応する一定の空間分布を有し
且つ詳細な色情報及び筆圧情報を含む電磁波が放射され
る。
【0024】図5の構成において、位置検出装置側より
送信されるコマンドを含む電波は電磁波受信手段12で
受信され、コマンド抽出手段13でコマンドが抽出さ
れ、起動制御手段14に入力される。該起動制御手段1
4はコマンドに従って制御手段3を動作、例えば該コマ
ンドに基づく特定のタイミングに制御手段3を動作さ
せ、起動された制御手段3は色情報設定手段2の設定内
容に応じて電磁波発生手段1を制御する。
送信されるコマンドを含む電波は電磁波受信手段12で
受信され、コマンド抽出手段13でコマンドが抽出さ
れ、起動制御手段14に入力される。該起動制御手段1
4はコマンドに従って制御手段3を動作、例えば該コマ
ンドに基づく特定のタイミングに制御手段3を動作さ
せ、起動された制御手段3は色情報設定手段2の設定内
容に応じて電磁波発生手段1を制御する。
【0025】ここで、コマンドとして所定のタイミング
情報を用いて、該所定のタイミング情報に基づく複数の
特定のタイミング毎に制御手段3を動作させるようにす
れば、多くの色情報を確実に入力できる。また、電磁波
受信手段12として電磁波発生手段1を構成する共振回
路を用いれば、アンテナを2つ設けたりする必要がなく
なる。
情報を用いて、該所定のタイミング情報に基づく複数の
特定のタイミング毎に制御手段3を動作させるようにす
れば、多くの色情報を確実に入力できる。また、電磁波
受信手段12として電磁波発生手段1を構成する共振回
路を用いれば、アンテナを2つ設けたりする必要がなく
なる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従って説明す
る。
る。
【0027】図6は本発明の位置指示器の第1の実施例
を示すもので、図中、21aはコイル、21b,22b
はコンデンサ、22a,23a,24aはダイオード、
23b,24bは低域フィルタ(LPF)、23c,2
4cはコンパレータ、25,26,27,28は可変容
量コンデンサ、29aはDフリップフロップ、29bは
カウンタ、29cはアナログスイッチ、29d,29e
はインバータである。
を示すもので、図中、21aはコイル、21b,22b
はコンデンサ、22a,23a,24aはダイオード、
23b,24bは低域フィルタ(LPF)、23c,2
4cはコンパレータ、25,26,27,28は可変容
量コンデンサ、29aはDフリップフロップ、29bは
カウンタ、29cはアナログスイッチ、29d,29e
はインバータである。
【0028】コイル21a及びコンデンサ21bは互い
に直列に接続され、所定の周波数を共振周波数とする周
知の共振回路21を構成する如くなっている。ダイオー
ド22a及びコンデンサ22bは前記共振回路21に発
生する誘導電圧より直流電圧を取り出し、これを電源電
圧として他の回路に供給する電源回路22を構成する如
くなっている。
に直列に接続され、所定の周波数を共振周波数とする周
知の共振回路21を構成する如くなっている。ダイオー
ド22a及びコンデンサ22bは前記共振回路21に発
生する誘導電圧より直流電圧を取り出し、これを電源電
圧として他の回路に供給する電源回路22を構成する如
くなっている。
【0029】ダイオード23a、低域フィルタ23b及
びコンパレータ23cは前記共振回路21に発生する誘
導電圧から、比較的時定数(t)の大きな低域フィルタ
23bにより、所定期間以上連続している誘導電圧のみ
を取り出し、これを波形整形して起動タイミング信号を
生成する起動タイミング生成回路23を構成する如くな
っている。ダイオード24a、低域フィルタ24b及び
コンパレータ24cは前記共振回路21に発生する誘導
電圧から、比較的時定数(t)の小さな低域フィルタ2
4bにより、前記所定期間より十分短い一定の継続時間
で且つ所定の周期をもって間欠的に生起する誘導電圧を
取り出し、これを波形整形してクロックを生成するクロ
ック生成回路24を構成する如くなっている。なお、こ
の起動タイミング生成回路23及びクロック生成回路2
4は請求項10でいうタイミング抽出手段を構成する。
びコンパレータ23cは前記共振回路21に発生する誘
導電圧から、比較的時定数(t)の大きな低域フィルタ
23bにより、所定期間以上連続している誘導電圧のみ
を取り出し、これを波形整形して起動タイミング信号を
生成する起動タイミング生成回路23を構成する如くな
っている。ダイオード24a、低域フィルタ24b及び
コンパレータ24cは前記共振回路21に発生する誘導
電圧から、比較的時定数(t)の小さな低域フィルタ2
4bにより、前記所定期間より十分短い一定の継続時間
で且つ所定の周期をもって間欠的に生起する誘導電圧を
取り出し、これを波形整形してクロックを生成するクロ
ック生成回路24を構成する如くなっている。なお、こ
の起動タイミング生成回路23及びクロック生成回路2
4は請求項10でいうタイミング抽出手段を構成する。
【0030】可変容量コンデンサ25は、図7に示すよ
うな筐体のペン先25’に加わる圧力、即ち筆記圧力に
応じて容量値が変化する圧力可変容量コンデンサであ
り、請求項8でいう圧力変換手段を構成する。
うな筐体のペン先25’に加わる圧力、即ち筆記圧力に
応じて容量値が変化する圧力可変容量コンデンサであ
り、請求項8でいう圧力変換手段を構成する。
【0031】また、可変容量コンデンサ26,27,2
8はそれぞれ赤、青、緑の詳細な階調情報を設定する手
段、例えば図7に示すようなダイヤルリング26’,2
7’,28’の回転角度に応じて容量値が変化するバリ
コンであり、請求項1,2でいう色情報設定手段を構成
する。
8はそれぞれ赤、青、緑の詳細な階調情報を設定する手
段、例えば図7に示すようなダイヤルリング26’,2
7’,28’の回転角度に応じて容量値が変化するバリ
コンであり、請求項1,2でいう色情報設定手段を構成
する。
【0032】また、これらの可変容量コンデンサ25〜
28は、後述する複数の特定のタイミングにそのうちの
1つがアナログスイッチ29cを介して共振回路21の
コンデンサ21bに並列に接続し、前述した筆圧情報及
び赤、青、緑の詳細な階調情報に応じて前記共振回路2
1の共振特性、ここでは共振周波数をそれぞれ連続的に
変化させる、請求項5でいう共振特性可変回路を構成す
る如くなっている。なお、各可変容量コンデンサ25〜
28の操作に伴う容量値の変化範囲は全て、この容量値
の変化に伴う共振回路21の共振周波数の変化範囲が前
記所定の周波数に対する位相角として検出可能な範囲
(ほぼ−60°〜+60°)と一致する如く設定するも
のとする。
28は、後述する複数の特定のタイミングにそのうちの
1つがアナログスイッチ29cを介して共振回路21の
コンデンサ21bに並列に接続し、前述した筆圧情報及
び赤、青、緑の詳細な階調情報に応じて前記共振回路2
1の共振特性、ここでは共振周波数をそれぞれ連続的に
変化させる、請求項5でいう共振特性可変回路を構成す
る如くなっている。なお、各可変容量コンデンサ25〜
28の操作に伴う容量値の変化範囲は全て、この容量値
の変化に伴う共振回路21の共振周波数の変化範囲が前
記所定の周波数に対する位相角として検出可能な範囲
(ほぼ−60°〜+60°)と一致する如く設定するも
のとする。
【0033】Dフリップフロップ29aはインバータ2
9dを介して前述した起動タイミング信号を受けた時に
セットされ、カウンタ29bのリセットを解除するとと
もにアナログスイッチ29cを動作可能状態にし、イン
バータ29eを介してカウンタ29bの下から3桁目の
計数値が「1」になったことを受けた時にリセットさ
れ、カウンタ29bをリセットするとともにアナログス
イッチ29cを動作不能状態にする。カウンタ29bは
リセットが解除されている期間中、前述したクロックを
計数し、その計数値のうちの下位2桁をアナログスイッ
チ29cに送出する。アナログスイッチ29cは動作可
能状態にある場合、カウンタ29bからの計数値、即ち
「00」、「01」、「10」、「11」に応じて可変
容量コンデンサ25〜28のうちの1つをコンデンサ2
1bに並列に順次接続する。これら符号29a〜29e
で示された回路は前記起動タイミング信号が入力された
後のクロックに同期して前記複数の可変容量コンデンサ
25〜28と前記共振回路21とを順次接続する起動制
御手段29を構成する如くなっている。
9dを介して前述した起動タイミング信号を受けた時に
セットされ、カウンタ29bのリセットを解除するとと
もにアナログスイッチ29cを動作可能状態にし、イン
バータ29eを介してカウンタ29bの下から3桁目の
計数値が「1」になったことを受けた時にリセットさ
れ、カウンタ29bをリセットするとともにアナログス
イッチ29cを動作不能状態にする。カウンタ29bは
リセットが解除されている期間中、前述したクロックを
計数し、その計数値のうちの下位2桁をアナログスイッ
チ29cに送出する。アナログスイッチ29cは動作可
能状態にある場合、カウンタ29bからの計数値、即ち
「00」、「01」、「10」、「11」に応じて可変
容量コンデンサ25〜28のうちの1つをコンデンサ2
1bに並列に順次接続する。これら符号29a〜29e
で示された回路は前記起動タイミング信号が入力された
後のクロックに同期して前記複数の可変容量コンデンサ
25〜28と前記共振回路21とを順次接続する起動制
御手段29を構成する如くなっている。
【0034】図8は本発明の位置指示器を用いる位置検
出装置の一例を示すもので、図中、31−1,31−
2,31−3,31−4はループコイル、32は選択回
路、33は発振器、34は電流ドライバ、35は送受切
替回路、36は受信アンプ、37は同期検波器、38は
検波器、39,40は低域フィルタ(LPF)、41,
42はサンプルホールド回路(S/H)、43,44は
アナログ・ディジタル(A/D)変換回路、45は処理
装置(CPU)である。
出装置の一例を示すもので、図中、31−1,31−
2,31−3,31−4はループコイル、32は選択回
路、33は発振器、34は電流ドライバ、35は送受切
替回路、36は受信アンプ、37は同期検波器、38は
検波器、39,40は低域フィルタ(LPF)、41,
42はサンプルホールド回路(S/H)、43,44は
アナログ・ディジタル(A/D)変換回路、45は処理
装置(CPU)である。
【0035】ループコイル31−1〜31−4は位置検
出方向に互いにほぼ平行に並設されており、その各一端
は選択回路32に接続され、また、その各他端は共通に
接地されている。選択回路32は処理装置45より加え
られる選択信号に従って、ループコイル31−1〜31
−4より一のループコイルを後述する如く選択する。
出方向に互いにほぼ平行に並設されており、その各一端
は選択回路32に接続され、また、その各他端は共通に
接地されている。選択回路32は処理装置45より加え
られる選択信号に従って、ループコイル31−1〜31
−4より一のループコイルを後述する如く選択する。
【0036】発振器33は前述した所定の周波数の正弦
波交流信号を発生し、電流ドライバ34及び同期検波器
37に送出する。電流ドライバ34は前記交流信号を電
流に変換して送受切替回路35へ送出する。送受切替回
路35は処理装置45より加えられる送受切替信号に従
って、前記選択回路32によって選択された一のループ
コイルを後述する如く電流ドライバ34及び受信アンプ
36に交互に切替え接続する。
波交流信号を発生し、電流ドライバ34及び同期検波器
37に送出する。電流ドライバ34は前記交流信号を電
流に変換して送受切替回路35へ送出する。送受切替回
路35は処理装置45より加えられる送受切替信号に従
って、前記選択回路32によって選択された一のループ
コイルを後述する如く電流ドライバ34及び受信アンプ
36に交互に切替え接続する。
【0037】受信アンプ36は前記選択された一のルー
プコイルに発生し、選択回路32及び送受切替回路35
を介して送られてくる誘導電圧を増幅し、これを同期検
波器37及び検波器38へ送出する。
プコイルに発生し、選択回路32及び送受切替回路35
を介して送られてくる誘導電圧を増幅し、これを同期検
波器37及び検波器38へ送出する。
【0038】同期検波器37は前記選択された一のルー
プコイルに発生した誘導電圧、即ち受信信号を発振器3
3からの交流信号を検波信号として同期検波し、低域フ
ィルタ39へ送出する。検波器38は前記一のループコ
イルに発生した誘導電圧、即ち受信信号を検波し、低域
フィルタ40へ送出する。
プコイルに発生した誘導電圧、即ち受信信号を発振器3
3からの交流信号を検波信号として同期検波し、低域フ
ィルタ39へ送出する。検波器38は前記一のループコ
イルに発生した誘導電圧、即ち受信信号を検波し、低域
フィルタ40へ送出する。
【0039】低域フィルタ39,40は前述した共振回
路21の共振周波数より充分低い遮断周波数を有してお
り、同期検波器37及び検波器38の出力信号をそれぞ
れ直流信号に変換し、サンプルホールド回路41,42
を介してA/D変換回路43,44へ送出する。A/D
変換回路43,44はそれぞれ前記低域フィルタ39,
40の出力をアナログ・ディジタル変換して処理装置4
5へ送出する。
路21の共振周波数より充分低い遮断周波数を有してお
り、同期検波器37及び検波器38の出力信号をそれぞ
れ直流信号に変換し、サンプルホールド回路41,42
を介してA/D変換回路43,44へ送出する。A/D
変換回路43,44はそれぞれ前記低域フィルタ39,
40の出力をアナログ・ディジタル変換して処理装置4
5へ送出する。
【0040】処理装置45は、後述する座標検出期間中
に前記各ループコイル31−1〜31−4に発生し、前
記A/D変換回路44にてディジタル値に変換された各
受信信号のレベル分布に基いて共振回路21の位置を算
出するとともに、後述する情報識別期間中の所定期間以
上連続して電波を発生したタイミングの直後のタイミン
グと、前記所定期間より十分短い一定の継続時間で且つ
所定の周期をもって間欠的に電波を発生した各タイミン
グの直後のタイミングとにループコイル31−1〜31
−4のうちの前記共振回路21の位置に最も近いループ
コイルに発生し、前記A/D変換回路43にてディジタ
ル値に変換された受信信号のレベル差に基いて位相差を
検出し、前記A/D変換回路44にてディジタル値に変
換された受信信号のレベル差に基いて内部損失を検出し
(但し、図6の位置指示器において内部損失は変動しな
い。)、これらから前記各タイミングにおける共振回路
21の共振特性を検出し、予め求めておいた共振特性と
各情報との関係を示すテーブルを用いて筆圧情報及び
赤、青、緑の詳細な階調情報をそれぞれ再生する。
に前記各ループコイル31−1〜31−4に発生し、前
記A/D変換回路44にてディジタル値に変換された各
受信信号のレベル分布に基いて共振回路21の位置を算
出するとともに、後述する情報識別期間中の所定期間以
上連続して電波を発生したタイミングの直後のタイミン
グと、前記所定期間より十分短い一定の継続時間で且つ
所定の周期をもって間欠的に電波を発生した各タイミン
グの直後のタイミングとにループコイル31−1〜31
−4のうちの前記共振回路21の位置に最も近いループ
コイルに発生し、前記A/D変換回路43にてディジタ
ル値に変換された受信信号のレベル差に基いて位相差を
検出し、前記A/D変換回路44にてディジタル値に変
換された受信信号のレベル差に基いて内部損失を検出し
(但し、図6の位置指示器において内部損失は変動しな
い。)、これらから前記各タイミングにおける共振回路
21の共振特性を検出し、予め求めておいた共振特性と
各情報との関係を示すテーブルを用いて筆圧情報及び
赤、青、緑の詳細な階調情報をそれぞれ再生する。
【0041】図9は前記図6の位置指示器を図8の位置
検出装置に用いた場合の動作波形を示すもので、以下、
これに従って動作を説明する。なお、図8の位置検出装
置は一方向の位置検出に対応するものであるが、ここで
はループコイル31−1〜31−4と同様な複数のルー
プコイルをこれと直交する如く配置し、前記同様な選択
回路を設けるとともに他の回路を切替え使用して交互に
その位置検出を行うことにより直交する2方向(x及び
y方向)の指示位置を検出するようになした場合の波形
図を示す。
検出装置に用いた場合の動作波形を示すもので、以下、
これに従って動作を説明する。なお、図8の位置検出装
置は一方向の位置検出に対応するものであるが、ここで
はループコイル31−1〜31−4と同様な複数のルー
プコイルをこれと直交する如く配置し、前記同様な選択
回路を設けるとともに他の回路を切替え使用して交互に
その位置検出を行うことにより直交する2方向(x及び
y方向)の指示位置を検出するようになした場合の波形
図を示す。
【0042】本実施例における動作は大きく分けて座標
検出期間と情報識別期間とに分かれ、通常、これらは交
互に繰り返されるが、普段は座標検出期間のみとし、必
要な時だけ情報識別期間を設けるようにすることもでき
る。
検出期間と情報識別期間とに分かれ、通常、これらは交
互に繰り返されるが、普段は座標検出期間のみとし、必
要な時だけ情報識別期間を設けるようにすることもでき
る。
【0043】座標検出期間においては、処理装置45
は、選択回路32の出力が所定の継続時間で且つ一定の
周期をもって電流ドライバ34及び受信アンプ36に交
互に接続されるよう送受切替回路35を制御するととも
に、該電流ドライバ34の接続時、即ち電波の発生時に
は各ループコイル31−1〜31−4のうちの位置指示
器Aに最も近いループコイルを選択し、受信アンプ36
の接続時、即ち電波の検出時には各ループコイル31−
1〜31−4を順次選択するように選択回路32を制御
する。
は、選択回路32の出力が所定の継続時間で且つ一定の
周期をもって電流ドライバ34及び受信アンプ36に交
互に接続されるよう送受切替回路35を制御するととも
に、該電流ドライバ34の接続時、即ち電波の発生時に
は各ループコイル31−1〜31−4のうちの位置指示
器Aに最も近いループコイルを選択し、受信アンプ36
の接続時、即ち電波の検出時には各ループコイル31−
1〜31−4を順次選択するように選択回路32を制御
する。
【0044】また、情報識別期間においては、処理装置
45は、選択回路32の出力が前記所定の継続時間より
十分長い所定期間以上連続して電流ドライバ34に接続
され、その後、該所定期間より十分短い一定の継続時間
で且つ所定の周期をもって電流ドライバ34及び受信ア
ンプ36に交互に接続されるよう送受切替回路35を制
御するとともに、電流ドライバ34の接続時、即ち電波
の発生時並びに受信アンプ36の接続時、即ち電波の検
出時とも各ループコイル31−1〜31−4のうちの位
置指示器Aに最も近いループコイルを選択するように選
択回路32を制御する。
45は、選択回路32の出力が前記所定の継続時間より
十分長い所定期間以上連続して電流ドライバ34に接続
され、その後、該所定期間より十分短い一定の継続時間
で且つ所定の周期をもって電流ドライバ34及び受信ア
ンプ36に交互に接続されるよう送受切替回路35を制
御するとともに、電流ドライバ34の接続時、即ち電波
の発生時並びに受信アンプ36の接続時、即ち電波の検
出時とも各ループコイル31−1〜31−4のうちの位
置指示器Aに最も近いループコイルを選択するように選
択回路32を制御する。
【0045】座標検出期間中の位置検出装置側の動作
は、前述した先願1,2等において周知であるから省略
する。また、座標検出期間中に位置指示器の共振回路2
1に最も近い位置検出装置のループコイルから所定の継
続時間で且つ一定の周期をもって発生する電波(イ) は位
置指示器の共振回路21に同様な誘導電圧(ロ) を発生さ
せ、これらはクロック生成回路24のダイオード24
a、低域フィルタ24b(ハ) を介してコンパレータ24
cでクロック(ニ) に整形されカウンタ29bに供給され
るが、この時点では起動タイミング信号がないため、該
カウンタ29bは計数を開始せず、従って、アナログス
イッチ29cも動作せず、共振回路21の共振特性は変
化しない。
は、前述した先願1,2等において周知であるから省略
する。また、座標検出期間中に位置指示器の共振回路2
1に最も近い位置検出装置のループコイルから所定の継
続時間で且つ一定の周期をもって発生する電波(イ) は位
置指示器の共振回路21に同様な誘導電圧(ロ) を発生さ
せ、これらはクロック生成回路24のダイオード24
a、低域フィルタ24b(ハ) を介してコンパレータ24
cでクロック(ニ) に整形されカウンタ29bに供給され
るが、この時点では起動タイミング信号がないため、該
カウンタ29bは計数を開始せず、従って、アナログス
イッチ29cも動作せず、共振回路21の共振特性は変
化しない。
【0046】情報識別期間となり、位置指示器の共振回
路21に最も近い位置検出装置のループコイルから前記
所定の継続時間より十分長い所定期間以上連続した電波
(イ)が発生すると、該電波(イ) は位置指示器の共振回路
21に同様な誘導電圧(ロ) を発生させるが、この誘導電
圧(ロ) は起動タイミング生成回路23のダイオード23
a、低域フィルタ23b(ホ) を介してコンパレータ23
cに起動タイミング信号(ヘ) を発生させる。該起動タイ
ミング信号(ヘ) はインバータ29dを介してDフリップ
フロップ29aをセットし(ト) 、カウンタ29bに計数
を開始させるとともにアナログスイッチ29cを動作可
能状態にする。
路21に最も近い位置検出装置のループコイルから前記
所定の継続時間より十分長い所定期間以上連続した電波
(イ)が発生すると、該電波(イ) は位置指示器の共振回路
21に同様な誘導電圧(ロ) を発生させるが、この誘導電
圧(ロ) は起動タイミング生成回路23のダイオード23
a、低域フィルタ23b(ホ) を介してコンパレータ23
cに起動タイミング信号(ヘ) を発生させる。該起動タイ
ミング信号(ヘ) はインバータ29dを介してDフリップ
フロップ29aをセットし(ト) 、カウンタ29bに計数
を開始させるとともにアナログスイッチ29cを動作可
能状態にする。
【0047】その後、位置指示器の共振回路21に最も
近い位置検出装置のループコイルから前記所定期間より
十分短い一定の継続時間で且つ所定の周期をもって発生
する電波(イ) は位置指示器の共振回路21に同様な誘導
電圧(ロ) を発生させ、これらはクロック生成回路24で
クロック(ニ) に整形されカウンタ29bに供給され、該
カウンタ29bの出力値(チ) はクロック(ニ) が入力され
る毎に歩進する。
近い位置検出装置のループコイルから前記所定期間より
十分短い一定の継続時間で且つ所定の周期をもって発生
する電波(イ) は位置指示器の共振回路21に同様な誘導
電圧(ロ) を発生させ、これらはクロック生成回路24で
クロック(ニ) に整形されカウンタ29bに供給され、該
カウンタ29bの出力値(チ) はクロック(ニ) が入力され
る毎に歩進する。
【0048】前記所定期間以上連続した電波に基づく誘
導電圧(ロ) は位置指示器の共振回路21に最も近い位置
検出装置のループコイルに座標検出期間と同様、受信信
号(誘導電圧)(リ')を発生させるが、この時点ではDフ
リップフロップ29aがリセット状態であり、アナログ
スイッチ29cは動作不能状態であるから、共振回路2
1にはいずれの可変容量コンデンサ25〜28も接続さ
れていない。従って、この誘導電圧(リ')に基づくA/D
変換回路43,44の出力値は位相差及び内部損失の検
出における基準値となる。
導電圧(ロ) は位置指示器の共振回路21に最も近い位置
検出装置のループコイルに座標検出期間と同様、受信信
号(誘導電圧)(リ')を発生させるが、この時点ではDフ
リップフロップ29aがリセット状態であり、アナログ
スイッチ29cは動作不能状態であるから、共振回路2
1にはいずれの可変容量コンデンサ25〜28も接続さ
れていない。従って、この誘導電圧(リ')に基づくA/D
変換回路43,44の出力値は位相差及び内部損失の検
出における基準値となる。
【0049】次に、Dフリップフロップ29aがセット
状態となり、これによってアナログスイッチ29cが動
作可能状態になると、該アナログスイッチ29cは前記
カウンタ29bの出力値(チ) が更新される毎に可変容量
コンデンサ25〜28のうちの1つを共振回路21に順
次接続し、共振回路21の共振特性を変化させる。
状態となり、これによってアナログスイッチ29cが動
作可能状態になると、該アナログスイッチ29cは前記
カウンタ29bの出力値(チ) が更新される毎に可変容量
コンデンサ25〜28のうちの1つを共振回路21に順
次接続し、共振回路21の共振特性を変化させる。
【0050】前記共振特性の変化は位置指示器の共振回
路21に最も近い位置検出装置のループコイルに発生す
る誘導電圧(リ) の周波数または電圧値に変化をもたらす
が、これらはA/D変換回路43または44より、前記
誘導電圧(リ)'に基づく出力値に対してレベル差を有する
出力値として出力される。処理装置45は前記一定の継
続時間で且つ所定の周期をもって間欠的に発生する電波
のタイミングに同期して得られるA/D変換回路43,
44の出力値と、前記所定期間以上連続して発生する電
波のタイミングに同期して得られるA/D変換回路4
3,44の出力値とを比較して位相差及び内部損失を検
出し、可変容量コンデンサ25〜28による共振特性の
変化、実際には共振周波数の変化を検出し、予め求めて
おいた共振特性と各情報との関係を示すテーブルを用い
て前述した4つの情報、即ち筆圧情報及び赤、青、緑の
詳細な階調情報を再生し、指示位置の座標値とともに上
位装置へ送出する。
路21に最も近い位置検出装置のループコイルに発生す
る誘導電圧(リ) の周波数または電圧値に変化をもたらす
が、これらはA/D変換回路43または44より、前記
誘導電圧(リ)'に基づく出力値に対してレベル差を有する
出力値として出力される。処理装置45は前記一定の継
続時間で且つ所定の周期をもって間欠的に発生する電波
のタイミングに同期して得られるA/D変換回路43,
44の出力値と、前記所定期間以上連続して発生する電
波のタイミングに同期して得られるA/D変換回路4
3,44の出力値とを比較して位相差及び内部損失を検
出し、可変容量コンデンサ25〜28による共振特性の
変化、実際には共振周波数の変化を検出し、予め求めて
おいた共振特性と各情報との関係を示すテーブルを用い
て前述した4つの情報、即ち筆圧情報及び赤、青、緑の
詳細な階調情報を再生し、指示位置の座標値とともに上
位装置へ送出する。
【0051】その後は再度、座標検出期間に入り、前記
同様の座標検出及び情報識別を繰り返す。
同様の座標検出及び情報識別を繰り返す。
【0052】このように本実施例によれば、ダイヤルリ
ング26’,27’,28’の回転角度という分かり易
い操作によって赤、青、緑の詳細な階調情報を設定で
き、また、筐体の先端を押圧するのみで筆圧情報を入力
することができるため、非常にマン・マシン・インタフ
ェースに優れた位置指示器を提供することができる。ま
た、電源回路22により共振回路21に発生した誘導電
圧から各部を駆動する電源を供給するようにしたので、
電池等の他の電源手段が不要となった。また、起動タイ
ミング生成回路23及びクロック生成回路24により所
定のタイミング情報が抽出された時のみ共振回路21に
可変容量コンデンサ25〜28を接続するようになした
ため、前記筆圧情報及び赤、青、緑の詳細な階調情報を
位置検出装置側が必要とする時のみ伝達可能とすること
ができる。また、複数の特定のタイミング毎に可変容量
コンデンサ25〜28の容量値に応じて共振回路21の
共振周波数をそれぞれ変化させ、該複数の特定のタイミ
ング毎に発生する誘導電圧と送信した電波との位相差か
ら共振回路21の共振周波数の変化を求めさせるため、
一の情報に対応する共振周波数の変化範囲を、所定の周
波数に対する位相角として検出可能な範囲と一致させる
ことができ、伝達可能な情報の変化範囲が小さくなるこ
とがなく、また、位置検出装置側から送信する電波の周
波数を1種類とすることができ、従って、広い周波数領
域が必要になることもない。
ング26’,27’,28’の回転角度という分かり易
い操作によって赤、青、緑の詳細な階調情報を設定で
き、また、筐体の先端を押圧するのみで筆圧情報を入力
することができるため、非常にマン・マシン・インタフ
ェースに優れた位置指示器を提供することができる。ま
た、電源回路22により共振回路21に発生した誘導電
圧から各部を駆動する電源を供給するようにしたので、
電池等の他の電源手段が不要となった。また、起動タイ
ミング生成回路23及びクロック生成回路24により所
定のタイミング情報が抽出された時のみ共振回路21に
可変容量コンデンサ25〜28を接続するようになした
ため、前記筆圧情報及び赤、青、緑の詳細な階調情報を
位置検出装置側が必要とする時のみ伝達可能とすること
ができる。また、複数の特定のタイミング毎に可変容量
コンデンサ25〜28の容量値に応じて共振回路21の
共振周波数をそれぞれ変化させ、該複数の特定のタイミ
ング毎に発生する誘導電圧と送信した電波との位相差か
ら共振回路21の共振周波数の変化を求めさせるため、
一の情報に対応する共振周波数の変化範囲を、所定の周
波数に対する位相角として検出可能な範囲と一致させる
ことができ、伝達可能な情報の変化範囲が小さくなるこ
とがなく、また、位置検出装置側から送信する電波の周
波数を1種類とすることができ、従って、広い周波数領
域が必要になることもない。
【0053】図10は本発明の位置指示器を用いる位置
検出装置の他の例を示すもので、ここでは電磁波の発生
及び情報識別に関する電磁波の受信を補助アンテナコイ
ルで行うようになした例を示す。即ち、図中、51は補
助アンテナコイルであり、ループコイル31−1〜31
−4の周囲を取り巻くように配置されており、その一端
は切替接続回路35に接続され、また、他端は接地され
ている。また、52は受信アンプであり、選択回路32
に直接、接続されている。
検出装置の他の例を示すもので、ここでは電磁波の発生
及び情報識別に関する電磁波の受信を補助アンテナコイ
ルで行うようになした例を示す。即ち、図中、51は補
助アンテナコイルであり、ループコイル31−1〜31
−4の周囲を取り巻くように配置されており、その一端
は切替接続回路35に接続され、また、他端は接地され
ている。また、52は受信アンプであり、選択回路32
に直接、接続されている。
【0054】また、53,54はバンドパスフィルタで
あり、前記所定の周波数、即ち共振回路21の共振周波
数を中心周波数とするもので、それぞれ受信アンプ3
6,52を介して前述した誘導電圧中から該共振周波数
付近の成分のみを取り出す。55は位相比較器であり、
バンドパスフィルタ53の出力信号、即ち補助アンテナ
コイル51に発生した誘導電圧のうちの前記共振周波数
成分と発振器33からの交流信号との位相比較を行い、
位相差信号を低域フィルタ39に送出する。
あり、前記所定の周波数、即ち共振回路21の共振周波
数を中心周波数とするもので、それぞれ受信アンプ3
6,52を介して前述した誘導電圧中から該共振周波数
付近の成分のみを取り出す。55は位相比較器であり、
バンドパスフィルタ53の出力信号、即ち補助アンテナ
コイル51に発生した誘導電圧のうちの前記共振周波数
成分と発振器33からの交流信号との位相比較を行い、
位相差信号を低域フィルタ39に送出する。
【0055】また、56は検波器、57は低域フィルタ
(LPF)、58はサンプルホールド回路(S/H)、
59はアナログ・ディジタル(A/D)変換回路であ
り、これらはループコイル31−1〜31−4に発生
し、選択回路32、受信アンプ52及びバンドパスフィ
ルタ54を介して出力される受信信号を検波し、直流信
号に変換し、さらにディジタル信号に変換する。
(LPF)、58はサンプルホールド回路(S/H)、
59はアナログ・ディジタル(A/D)変換回路であ
り、これらはループコイル31−1〜31−4に発生
し、選択回路32、受信アンプ52及びバンドパスフィ
ルタ54を介して出力される受信信号を検波し、直流信
号に変換し、さらにディジタル信号に変換する。
【0056】また、60は処理装置(CPU)であり、
座標検出期間中に前記各ループコイル31−1〜31−
4に発生し、前記A/D変換回路59にてディジタル値
に変換された各受信信号のレベル分布に基いて位置指示
器の共振回路21の位置を算出するとともに、情報識別
期間中の所定期間以上連続して電磁波を発生したタイミ
ングの直後のタイミングと、前記所定期間より十分短い
一定の継続時間で且つ所定の周期をもって間欠的に電磁
波を発生した各タイミングの直後のタイミングとに補助
アンテナコイル51に発生し、前記A/D変換回路43
にてディジタル値に変換された位相差信号のレベル差に
基いて位相差を検出し、前記A/D変換回路44にてデ
ィジタル値に変換された受信信号のレベル差に基いて内
部損失を検出し、これらから前記各タイミングにおける
共振回路21の共振特性を検出し、予め求めておいた共
振特性と各情報との関係を示すテーブルを用いて筆圧情
報及び詳細な色情報をそれぞれ再生する。
座標検出期間中に前記各ループコイル31−1〜31−
4に発生し、前記A/D変換回路59にてディジタル値
に変換された各受信信号のレベル分布に基いて位置指示
器の共振回路21の位置を算出するとともに、情報識別
期間中の所定期間以上連続して電磁波を発生したタイミ
ングの直後のタイミングと、前記所定期間より十分短い
一定の継続時間で且つ所定の周期をもって間欠的に電磁
波を発生した各タイミングの直後のタイミングとに補助
アンテナコイル51に発生し、前記A/D変換回路43
にてディジタル値に変換された位相差信号のレベル差に
基いて位相差を検出し、前記A/D変換回路44にてデ
ィジタル値に変換された受信信号のレベル差に基いて内
部損失を検出し、これらから前記各タイミングにおける
共振回路21の共振特性を検出し、予め求めておいた共
振特性と各情報との関係を示すテーブルを用いて筆圧情
報及び詳細な色情報をそれぞれ再生する。
【0057】本位置検出装置によれば、電磁波の発生及
び情報識別に関する電磁波の受信を補助アンテナコイル
で行うため、座標検出期間中の電磁波の発生時や情報識
別期間中に位置指示器の位置に対応してループコイルを
選択する必要がなく、位置指示器の素早い移動に対応し
得るとともに、処理装置60の負担を減らすことが可能
となる。
び情報識別に関する電磁波の受信を補助アンテナコイル
で行うため、座標検出期間中の電磁波の発生時や情報識
別期間中に位置指示器の位置に対応してループコイルを
選択する必要がなく、位置指示器の素早い移動に対応し
得るとともに、処理装置60の負担を減らすことが可能
となる。
【0058】なお、前記実施例中の検波器38、低域フ
ィルタ40、サンプルホールド回路42、A/D変換回
路44は、位置指示器の共振回路における特性制御が受
信信号に位相とは無関係なレベル変動をもたらす場合、
例えば共振回路中の内部損失が変化するような制御がな
される場合にのみ用いられる。
ィルタ40、サンプルホールド回路42、A/D変換回
路44は、位置指示器の共振回路における特性制御が受
信信号に位相とは無関係なレベル変動をもたらす場合、
例えば共振回路中の内部損失が変化するような制御がな
される場合にのみ用いられる。
【0059】図11は本発明の位置指示器の第2の実施
例、ここでは複数ビットの2進符号を用いて赤、緑、青
の詳細な階調情報及び筆圧情報を設定するようになした
例を示す。図中、61は共振回路、62は共振特性可変
回路、63は電源回路、64はタイミング抽出回路、6
5は連続信号検出回路、66−1,66−2,66−
3,66−4は連続量/時間変換回路、67はカウン
タ、68は比較回路、69−1,69−2,69−3,
69−4はラッチ、70は遅延回路、71はパラレル/
シリアル(P/S)変換回路である。
例、ここでは複数ビットの2進符号を用いて赤、緑、青
の詳細な階調情報及び筆圧情報を設定するようになした
例を示す。図中、61は共振回路、62は共振特性可変
回路、63は電源回路、64はタイミング抽出回路、6
5は連続信号検出回路、66−1,66−2,66−
3,66−4は連続量/時間変換回路、67はカウン
タ、68は比較回路、69−1,69−2,69−3,
69−4はラッチ、70は遅延回路、71はパラレル/
シリアル(P/S)変換回路である。
【0060】図12は共振回路61及び共振特性可変回
路62の一例を示すもので、共振回路61はコイル611
及びコンデンサ612 で構成されており、また、共振特性
可変回路62はダイオード621 及びアナログスイッチ62
2 で構成されている。アナログスイッチ622 はP/S変
換回路71からの信号に応じてオン・オフ制御、具体的
にはローレベルの時はオフ状態に、また、ハイレベルの
時はオン状態に制御され、該オン状態の場合はコンデン
サ612 に蓄えられる電荷をダイオード621 を介して放電
して信号電圧を0にする如くなっている。なお、ここで
は共振回路61中の信号電圧を制御するようになした
が、共振周波数を制御、即ち変化させるようにしても良
い。また、ダイオード621 はアナログスイッチ622 に負
の電圧がかかるのを防止するためのものである。
路62の一例を示すもので、共振回路61はコイル611
及びコンデンサ612 で構成されており、また、共振特性
可変回路62はダイオード621 及びアナログスイッチ62
2 で構成されている。アナログスイッチ622 はP/S変
換回路71からの信号に応じてオン・オフ制御、具体的
にはローレベルの時はオフ状態に、また、ハイレベルの
時はオン状態に制御され、該オン状態の場合はコンデン
サ612 に蓄えられる電荷をダイオード621 を介して放電
して信号電圧を0にする如くなっている。なお、ここで
は共振回路61中の信号電圧を制御するようになした
が、共振周波数を制御、即ち変化させるようにしても良
い。また、ダイオード621 はアナログスイッチ622 に負
の電圧がかかるのを防止するためのものである。
【0061】電源回路63は、ダイオード及びコンデン
サからなる周知のものであり、位置検出装置側から放射
される電磁波により共振回路61に発生する誘導電圧よ
り直流の電源電圧を作成し、他の各回路に供給する。
サからなる周知のものであり、位置検出装置側から放射
される電磁波により共振回路61に発生する誘導電圧よ
り直流の電源電圧を作成し、他の各回路に供給する。
【0062】図13はタイミング抽出回路64の一例を
示すもので、ダイオード641 、コンデンサ642 及び抵抗
643 からなる検波回路と、バッファアンプ644 とで構成
されている。図14は図13における各部の信号波形の
一例、ここでは位置検出装置側から間欠的に放射された
電磁波(ヌ) により共振回路61に生じた交流信号(ル)が
入力された場合の例を示すもので、該交流信号(ル) がダ
イオード641 、コンデンサ642 及び抵抗643 で包絡線検
波され、さらにバッファアンプ644 で波形整形されてパ
ルス信号(ヲ) となる。
示すもので、ダイオード641 、コンデンサ642 及び抵抗
643 からなる検波回路と、バッファアンプ644 とで構成
されている。図14は図13における各部の信号波形の
一例、ここでは位置検出装置側から間欠的に放射された
電磁波(ヌ) により共振回路61に生じた交流信号(ル)が
入力された場合の例を示すもので、該交流信号(ル) がダ
イオード641 、コンデンサ642 及び抵抗643 で包絡線検
波され、さらにバッファアンプ644 で波形整形されてパ
ルス信号(ヲ) となる。
【0063】図15は連続信号検出回路65の一例を示
すもので、ダイオード651 、抵抗652 及びコンデンサ65
3 からなる積分回路と、バッファアンプ654 とで構成さ
れている。図16は図15における各部の信号波形の一
例、ここでは位置検出装置側から所定期間以上連続して
放射され、その後、該所定期間より十分短い一定の周期
で且つ所定の継続時間をもって間欠的に放射された電磁
波(ワ) により共振回路61に交流信号(カ) が生じ、これ
がさらにタイミング抽出回路64に入力されて抽出され
たパルス信号(ヨ) が入力された場合の例を示すもので、
該パルス信号(ヨ) がダイオード651 、抵抗652 及びコン
デンサ653 で積分されて信号(タ) となり、さらにバッフ
ァアンプ654 で波形整形されて連続的なパルスのみの信
号(レ) となる。
すもので、ダイオード651 、抵抗652 及びコンデンサ65
3 からなる積分回路と、バッファアンプ654 とで構成さ
れている。図16は図15における各部の信号波形の一
例、ここでは位置検出装置側から所定期間以上連続して
放射され、その後、該所定期間より十分短い一定の周期
で且つ所定の継続時間をもって間欠的に放射された電磁
波(ワ) により共振回路61に交流信号(カ) が生じ、これ
がさらにタイミング抽出回路64に入力されて抽出され
たパルス信号(ヨ) が入力された場合の例を示すもので、
該パルス信号(ヨ) がダイオード651 、抵抗652 及びコン
デンサ653 で積分されて信号(タ) となり、さらにバッフ
ァアンプ654 で波形整形されて連続的なパルスのみの信
号(レ) となる。
【0064】図17は連続量/時間変換回路66−1〜
66−4のうちの1つの回路の一例を示すもので、赤、
緑、青の詳細な階調情報及び筆圧情報のいずれか1つを
設定する手段、例えば第1の実施例の場合と同様な、ダ
イヤルリングの回転角度や筐体の先端に加わる筆記圧力
に対応して抵抗値が変化する可変抵抗素子661 及びコン
デンサ662 からなる微分回路と、バッファアンプ663 と
で構成されている。
66−4のうちの1つの回路の一例を示すもので、赤、
緑、青の詳細な階調情報及び筆圧情報のいずれか1つを
設定する手段、例えば第1の実施例の場合と同様な、ダ
イヤルリングの回転角度や筐体の先端に加わる筆記圧力
に対応して抵抗値が変化する可変抵抗素子661 及びコン
デンサ662 からなる微分回路と、バッファアンプ663 と
で構成されている。
【0065】図18は図17における各部の信号波形の
一例、ここでは連続信号検出回路65による連続的なパ
ルス信号(ソ) が入力された場合の例を示すもので、該パ
ルス信号(ソ) が可変抵抗素子661 及びコンデンサ662 に
より微分されて信号(ツ) となり、さらにバッファアンプ
663 で波形整形されて出力信号(ネ) となる。信号(ツ)の
減衰特性(時間)は可変抵抗素子661 の抵抗値によって
変化する(具体的には、抵抗値が増加するほど減衰に要
する時間も増加する)ため、出力信号(ネ) のパルス幅も
可変抵抗素子661 の抵抗値、即ち詳細な色情報または筆
圧情報を設定する操作によって変化する。なお、ダイオ
ード664 はパルス信号の立ち下がり時に負の電圧が発生
するのを防止するためのものである。
一例、ここでは連続信号検出回路65による連続的なパ
ルス信号(ソ) が入力された場合の例を示すもので、該パ
ルス信号(ソ) が可変抵抗素子661 及びコンデンサ662 に
より微分されて信号(ツ) となり、さらにバッファアンプ
663 で波形整形されて出力信号(ネ) となる。信号(ツ)の
減衰特性(時間)は可変抵抗素子661 の抵抗値によって
変化する(具体的には、抵抗値が増加するほど減衰に要
する時間も増加する)ため、出力信号(ネ) のパルス幅も
可変抵抗素子661 の抵抗値、即ち詳細な色情報または筆
圧情報を設定する操作によって変化する。なお、ダイオ
ード664 はパルス信号の立ち下がり時に負の電圧が発生
するのを防止するためのものである。
【0066】カウンタ67は、連続信号検出回路65に
よって検出された連続信号が入力された時点より後述す
る比較回路68からの停止信号が入力されるまでの間、
位置検出装置側から放射される電磁波により共振回路6
1に発生する誘導電圧の波の数を計数する。比較回路6
8は、カウンタ67の計数値を連続量/時間変換回路6
6−1〜66−4において取り得る時間のうちの最大の
時間に対応する計数値より大きい所定の値と比較し、該
所定の値になった時、停止信号を出力する。
よって検出された連続信号が入力された時点より後述す
る比較回路68からの停止信号が入力されるまでの間、
位置検出装置側から放射される電磁波により共振回路6
1に発生する誘導電圧の波の数を計数する。比較回路6
8は、カウンタ67の計数値を連続量/時間変換回路6
6−1〜66−4において取り得る時間のうちの最大の
時間に対応する計数値より大きい所定の値と比較し、該
所定の値になった時、停止信号を出力する。
【0067】ラッチ69−1〜69−4は、連続量/時
間変換回路66−1〜66−4の出力信号のそれぞれの
立ち下がり時点におけるカウンタ67の計数値を保持す
る。遅延回路70は、タイミング抽出回路64で抽出さ
れたタイミング信号を一定時間遅延させる。P/S変換
回路71は、タイミング抽出回路64で抽出されたタイ
ミングのうち、位置検出装置側より電磁波が一定の周期
で間欠的に放射されるタイミングに同期してラッチ69
−1〜69−4に保持された計数値を順次、共振回路6
1に送り、共振回路61の共振特性を変化させる如くな
っている。
間変換回路66−1〜66−4の出力信号のそれぞれの
立ち下がり時点におけるカウンタ67の計数値を保持す
る。遅延回路70は、タイミング抽出回路64で抽出さ
れたタイミング信号を一定時間遅延させる。P/S変換
回路71は、タイミング抽出回路64で抽出されたタイ
ミングのうち、位置検出装置側より電磁波が一定の周期
で間欠的に放射されるタイミングに同期してラッチ69
−1〜69−4に保持された計数値を順次、共振回路6
1に送り、共振回路61の共振特性を変化させる如くな
っている。
【0068】図19は図11の各部における信号波形の
一例を示すもので、以下、動作を説明するが、位置検出
装置側の構成は先願3のものと同一と仮定する。
一例を示すもので、以下、動作を説明するが、位置検出
装置側の構成は先願3のものと同一と仮定する。
【0069】位置検出装置側より波形(ナ) に示すような
タイミングで一定の周波数の電磁波が放射されていると
すると、共振回路61には該波形(ナ) に従う信号(ラ) が
発生する。なお、信号(ラ) において、電磁波を受信して
も電圧が急に上昇せず、また、電磁波がなくなっても電
圧が急に減少しないのは共振回路の過度現象によるもの
である。
タイミングで一定の周波数の電磁波が放射されていると
すると、共振回路61には該波形(ナ) に従う信号(ラ) が
発生する。なお、信号(ラ) において、電磁波を受信して
も電圧が急に上昇せず、また、電磁波がなくなっても電
圧が急に減少しないのは共振回路の過度現象によるもの
である。
【0070】前記信号(ラ) は電源回路63に送られて各
部を駆動するための直流電力が抽出されるとともに、ク
ロックとしてカウンタ67に送られ、また、タイミング
抽出回路64に送られて位置検出装置側からの電磁波の
放射タイミングに従う信号(ム) となる。該信号(ム) は遅
延回路70に送られ、そのまま一定時間遅らされて信号
(ウ) となるとともに、連続信号検出回路65に送られ、
該信号(ム) が所定期間以上連続した期間のみハイレベル
の信号(イ) となる。なお、信号(ム) を遅らせて信号(ウ)
を生成しているのは後述する共振特性可変回路62の制
御タイミングを、位置検出装置側の電磁波の放射が停止
するタイミング、即ち電磁波の受信タイミングと一致さ
せるためである。
部を駆動するための直流電力が抽出されるとともに、ク
ロックとしてカウンタ67に送られ、また、タイミング
抽出回路64に送られて位置検出装置側からの電磁波の
放射タイミングに従う信号(ム) となる。該信号(ム) は遅
延回路70に送られ、そのまま一定時間遅らされて信号
(ウ) となるとともに、連続信号検出回路65に送られ、
該信号(ム) が所定期間以上連続した期間のみハイレベル
の信号(イ) となる。なお、信号(ム) を遅らせて信号(ウ)
を生成しているのは後述する共振特性可変回路62の制
御タイミングを、位置検出装置側の電磁波の放射が停止
するタイミング、即ち電磁波の受信タイミングと一致さ
せるためである。
【0071】前記信号(イ) はカウンタ67に入力され、
該カウンタ67の計数を開始させるとともに、連続量/
時間変換回路66−1〜66−4に入力される。カウン
タ67は信号(ラ) を計数し、複数ビットのディジタル信
号で表される計数値(ノ) (但し、図19に示した(ノ) は
カウンタ67の最下位桁の信号である。)を比較回路6
8及びラッチ69−1〜69−4に並列に出力する。
該カウンタ67の計数を開始させるとともに、連続量/
時間変換回路66−1〜66−4に入力される。カウン
タ67は信号(ラ) を計数し、複数ビットのディジタル信
号で表される計数値(ノ) (但し、図19に示した(ノ) は
カウンタ67の最下位桁の信号である。)を比較回路6
8及びラッチ69−1〜69−4に並列に出力する。
【0072】連続量/時間変換回路66−1〜66−4
は、それぞれ前記信号(イ) に基づいて赤、緑、青の詳細
な階調情報及び筆圧情報に応じた時間幅の信号を発生
し、これを対応するラッチ69−1〜69−4に入力す
る。例えば、連続量/時間変換回路69−1は信号(オ)
を発生し、これを対応するラッチ69−1に入力する。
各ラッチ69−1〜69−4は連続量/時間変換回路6
6−1〜66−4からの信号の立ち下がり時点における
カウンタ67の計数値をそれぞれ一時保持する。なお、
カウンタ67の動作はその計数値が前述した所定の値に
なり、比較回路68からの停止信号が入力された時点で
停止する。
は、それぞれ前記信号(イ) に基づいて赤、緑、青の詳細
な階調情報及び筆圧情報に応じた時間幅の信号を発生
し、これを対応するラッチ69−1〜69−4に入力す
る。例えば、連続量/時間変換回路69−1は信号(オ)
を発生し、これを対応するラッチ69−1に入力する。
各ラッチ69−1〜69−4は連続量/時間変換回路6
6−1〜66−4からの信号の立ち下がり時点における
カウンタ67の計数値をそれぞれ一時保持する。なお、
カウンタ67の動作はその計数値が前述した所定の値に
なり、比較回路68からの停止信号が入力された時点で
停止する。
【0073】P/S変換回路71は各ラッチ69−1〜
69−4に保持された4種類の複数ビット、ここでは8
ビットのディジタル信号を順次、信号(ウ) 中の間欠的な
パルス信号の立ち上がりに同期させて共振特性可変回路
62に送出する。共振特性可変回路62では前記ディジ
タル信号が「0」の場合は何もせず、「1」の場合は共
振回路61を短絡させて全く信号を発生しない状態に変
化させる。
69−4に保持された4種類の複数ビット、ここでは8
ビットのディジタル信号を順次、信号(ウ) 中の間欠的な
パルス信号の立ち上がりに同期させて共振特性可変回路
62に送出する。共振特性可変回路62では前記ディジ
タル信号が「0」の場合は何もせず、「1」の場合は共
振回路61を短絡させて全く信号を発生しない状態に変
化させる。
【0074】前記信号(ラ) ,(ム) ,(ウ) は赤、緑、青の
詳細な階調情報及び筆圧情報が全て0であり、各ラッチ
69−1〜69−4に保持された4種類の計数値も全て
0、即ち4つの8ビットのディジタル信号が「オール
0」の場合の例を示している。
詳細な階調情報及び筆圧情報が全て0であり、各ラッチ
69−1〜69−4に保持された4種類の計数値も全て
0、即ち4つの8ビットのディジタル信号が「オール
0」の場合の例を示している。
【0075】ここで、所定の赤、緑、青の詳細な階調情
報が加えられ、ラッチ69−1〜69−3に計数値とし
て「10011000」、「11000011」、「1
1010101」という8ビットのディジタル信号がそ
れぞれ保持されたとすると、共振特性可変回路62には
前記信号(ウ) 中のパルス信号の立ち上がりに同期して、
P/S変換回路71から「1」,「0」,「0」,
「1」,「1」,「0」,「0」,「0」、「1」,
「1」,「0」,「0」,「0」,「0」,「1」,
「1」、「1」,「1」,「0」,「1」,「0」,
「1」,「0」,「1」の信号(ク) が入力される。
報が加えられ、ラッチ69−1〜69−3に計数値とし
て「10011000」、「11000011」、「1
1010101」という8ビットのディジタル信号がそ
れぞれ保持されたとすると、共振特性可変回路62には
前記信号(ウ) 中のパルス信号の立ち上がりに同期して、
P/S変換回路71から「1」,「0」,「0」,
「1」,「1」,「0」,「0」,「0」、「1」,
「1」,「0」,「0」,「0」,「0」,「1」,
「1」、「1」,「1」,「0」,「1」,「0」,
「1」,「0」,「1」の信号(ク) が入力される。
【0076】共振特性可変回路62では、前述したよう
に「1」のディジタル信号が入力されたタイミングにお
いて共振回路61を短絡させて全く信号を発生しない状
態にするため、この場合、前記信号(ラ) は信号(ラ') の
ようになり、また、信号(ム)及び(ウ) もそれぞれ(ム') 及
び(ウ') のようになる。
に「1」のディジタル信号が入力されたタイミングにお
いて共振回路61を短絡させて全く信号を発生しない状
態にするため、この場合、前記信号(ラ) は信号(ラ') の
ようになり、また、信号(ム)及び(ウ) もそれぞれ(ム') 及
び(ウ') のようになる。
【0077】図19中の信号(ナ) 及び信号(ラ')から明か
なように、共振特性可変回路62に「0」のディジタル
信号が入力された際の位置検出装置側の電磁波の受信タ
イミングにおいては共振回路61中に信号があるが、
「1」のディジタル信号が入力された際の位置検出装置
側の電磁波の受信タイミングにおいては共振回路61中
に全く信号がないことになり、該位置検出装置側では電
磁波を受信できないことになる。従って、位置検出装置
側では所定のタイミングに受信される電磁波の有無より
各ラッチ69−1〜69−4に保持された4種類の計数
値、即ち赤、緑、青の詳細な階調情報及び筆圧情報を得
ることができる。
なように、共振特性可変回路62に「0」のディジタル
信号が入力された際の位置検出装置側の電磁波の受信タ
イミングにおいては共振回路61中に信号があるが、
「1」のディジタル信号が入力された際の位置検出装置
側の電磁波の受信タイミングにおいては共振回路61中
に全く信号がないことになり、該位置検出装置側では電
磁波を受信できないことになる。従って、位置検出装置
側では所定のタイミングに受信される電磁波の有無より
各ラッチ69−1〜69−4に保持された4種類の計数
値、即ち赤、緑、青の詳細な階調情報及び筆圧情報を得
ることができる。
【0078】このように本実施例によれば、赤、緑、青
の詳細な階調情報及び筆圧情報に関する設定を複数ビッ
トの2進符号に変換して伝達するようになしたため、周
囲のノイズや回路素子のばらつき等に拘らず、赤、緑、
青の詳細な階調情報及び筆圧情報を誤りなく入力でき
る。
の詳細な階調情報及び筆圧情報に関する設定を複数ビッ
トの2進符号に変換して伝達するようになしたため、周
囲のノイズや回路素子のばらつき等に拘らず、赤、緑、
青の詳細な階調情報及び筆圧情報を誤りなく入力でき
る。
【0079】なお、連続量/時間変換回路66−1〜6
6−4における各素子の値の設定によっては、情報が0
の場合でもその出力信号が一定以上の時間幅を有し、各
ラッチ66−1〜66−4に保持される4種類の計数値
が0にならないことがあるが、この場合は計数値を表す
複数ビットのディジタル信号のうち、連続量が0の場合
にはビット「1」にならない桁以上のディジタル信号を
P/S変換回路71に出力するようにしても良い。
6−4における各素子の値の設定によっては、情報が0
の場合でもその出力信号が一定以上の時間幅を有し、各
ラッチ66−1〜66−4に保持される4種類の計数値
が0にならないことがあるが、この場合は計数値を表す
複数ビットのディジタル信号のうち、連続量が0の場合
にはビット「1」にならない桁以上のディジタル信号を
P/S変換回路71に出力するようにしても良い。
【0080】また、前記実施例では、位置検出装置側よ
り所定期間以上連続して放射された後に間欠的に放射さ
れる電磁波の回数を8ビット×4=32回としたが、こ
の回数は伝送しようとする情報の数及び各情報を表すの
に必要なビット数分あれば良く、また、他の情報を併せ
て伝送する場合にはそのビット数分増やせば良い。
り所定期間以上連続して放射された後に間欠的に放射さ
れる電磁波の回数を8ビット×4=32回としたが、こ
の回数は伝送しようとする情報の数及び各情報を表すの
に必要なビット数分あれば良く、また、他の情報を併せ
て伝送する場合にはそのビット数分増やせば良い。
【0081】図20は本発明の位置指示器の第3の実施
例を示すもので、ここでは位置検出装置からのコマンド
の受信と位置検出装置への情報の伝達を同時に行うよう
になした例を示す。具体的には、所定期間以上で且つ最
長期間未満の継続時間の電磁波を符号「1」に、また、
所定期間より十分短い一定の継続時間の電磁波を符号
「0」に用いた4ビットのコマンドを、その前に最長期
間以上の継続時間の電磁波を起動ビットとして付加して
位置検出装置側から位置指示器側へ送るとともに、該4
ビットのコマンドのタイミングに同期して1つ前の情報
識別期間のコマンドで選択された情報を、前述した如く
共振回路の共振周波数を制御して位置指示器側から位置
検出装置側へ伝達する如くなしたものである。
例を示すもので、ここでは位置検出装置からのコマンド
の受信と位置検出装置への情報の伝達を同時に行うよう
になした例を示す。具体的には、所定期間以上で且つ最
長期間未満の継続時間の電磁波を符号「1」に、また、
所定期間より十分短い一定の継続時間の電磁波を符号
「0」に用いた4ビットのコマンドを、その前に最長期
間以上の継続時間の電磁波を起動ビットとして付加して
位置検出装置側から位置指示器側へ送るとともに、該4
ビットのコマンドのタイミングに同期して1つ前の情報
識別期間のコマンドで選択された情報を、前述した如く
共振回路の共振周波数を制御して位置指示器側から位置
検出装置側へ伝達する如くなしたものである。
【0082】図20において、81aはコイル、81
b,82a,82bはコンデンサ、82c,82dはス
イッチ、83は電源回路、84a,84b,84cはダ
イオード、84d,84e,84fは低域フィルタ(L
PF)、84g,84h,84iはコンパレータ、85
aはDフリップフロップ、85bはカウンタ、85cは
シフトレジスタ,85dは4ビットラッチ、85eはセ
レクタ、85fはマルチプレクサである。
b,82a,82bはコンデンサ、82c,82dはス
イッチ、83は電源回路、84a,84b,84cはダ
イオード、84d,84e,84fは低域フィルタ(L
PF)、84g,84h,84iはコンパレータ、85
aはDフリップフロップ、85bはカウンタ、85cは
シフトレジスタ,85dは4ビットラッチ、85eはセ
レクタ、85fはマルチプレクサである。
【0083】コイル81a及びコンデンサ81bは互い
に直列に接続され、周知の共振回路81を構成する如く
なっている。コンデンサ82a,82bはそれぞれスイ
ッチ82c,82dを介して共振回路81のコンデンサ
81bに並列に接続され、該スイッチ82c,82dの
オン・オフの4通りの組み合わせに基づいて共振回路8
1の共振周波数を変化させ、共振回路81の共振特性を
4つの異なる共振特性のいずれかに制御する共振特性可
変回路82を構成する如くなっている。
に直列に接続され、周知の共振回路81を構成する如く
なっている。コンデンサ82a,82bはそれぞれスイ
ッチ82c,82dを介して共振回路81のコンデンサ
81bに並列に接続され、該スイッチ82c,82dの
オン・オフの4通りの組み合わせに基づいて共振回路8
1の共振周波数を変化させ、共振回路81の共振特性を
4つの異なる共振特性のいずれかに制御する共振特性可
変回路82を構成する如くなっている。
【0084】電源回路83は前記共振回路81に発生す
る誘導電圧より直流電圧を取り出し、これを電源電圧と
して他の回路に供給する。
る誘導電圧より直流電圧を取り出し、これを電源電圧と
して他の回路に供給する。
【0085】前記ダイオード84a、低域フィルタ84
d及びコンパレータ84gは前記共振回路81に発生す
る誘導電圧から、比較的時定数(t)の大きな低域フィ
ルタ84dにより、最長期間以上連続している誘導電圧
のみを取り出し、これを波形整形して切替信号を生成す
る。また、前記検波回路84b、低域フィルタ84e及
びコンパレータ84hは前記共振回路81に発生する誘
導電圧から、中くらいな時定数(t)の低域フィルタ8
4eにより、所定期間以上連続している誘導電圧のみを
取り出し、これを波形整形して起動タイミング信号を生
成する。また、前記検波回路84c、低域フィルタ84
f及びコンパレータ84iは前記共振回路81に発生す
る誘導電圧から、比較的時定数(t)の小さな低域フィ
ルタ84fにより、前記所定期間より十分短い一定の継
続時間で且つ所定の周期をもって間欠的に生起する誘導
電圧を取り出し、これを波形整形してクロックを生成す
る。これらは請求項9でいうコマンド抽出手段84を構
成する。
d及びコンパレータ84gは前記共振回路81に発生す
る誘導電圧から、比較的時定数(t)の大きな低域フィ
ルタ84dにより、最長期間以上連続している誘導電圧
のみを取り出し、これを波形整形して切替信号を生成す
る。また、前記検波回路84b、低域フィルタ84e及
びコンパレータ84hは前記共振回路81に発生する誘
導電圧から、中くらいな時定数(t)の低域フィルタ8
4eにより、所定期間以上連続している誘導電圧のみを
取り出し、これを波形整形して起動タイミング信号を生
成する。また、前記検波回路84c、低域フィルタ84
f及びコンパレータ84iは前記共振回路81に発生す
る誘導電圧から、比較的時定数(t)の小さな低域フィ
ルタ84fにより、前記所定期間より十分短い一定の継
続時間で且つ所定の周期をもって間欠的に生起する誘導
電圧を取り出し、これを波形整形してクロックを生成す
る。これらは請求項9でいうコマンド抽出手段84を構
成する。
【0086】Dフリップフロップ85aは前記切替信号
をカウンタ85bの計数値が所定の値(ここでは
「4」)になるまで保持し、マルチプレクサ85fに出
力する。カウンタ85bは前記起動タイミング信号によ
りスタートされるとともに前記クロックを計数してその
計数値をマルチプレクサ85fに出力する。シフトレジ
スタ85cはDフリップフロップ85aがコンパレータ
84gの出力によってセットされ、そのQ出力によって
カウンタ85bとともに起動された後、コンパレータ8
4iからのクロックに従ってコンパレータ84hの出力
信号、即ちコマンドを読み込む。また、4ビットラッチ
85dはカウンタ85bが所定の値(ここでは「4」)
になった時、シフトレジスタ85cの出力をラッチす
る。セレクタ85eはラッチ85dに保持された4ビッ
トのコマンドに従って、色を決定する複数の要素に関す
る詳細な情報を含む16組の情報(1組の情報は8ビッ
トであり、合計128ビットの情報)から1組の情報を
選択する。マルチプレクサ85fはセレクタ85eによ
って選択された8ビットの2進符号からなる情報を、次
の情報識別期間中のコマンドの各ビットに同期して2ビ
ットずつスイッチ82c,82dに送り、共振回路81
の共振周波数を変化させて情報を位置検出装置側へ伝達
する。なお、これらは起動制御手段85を構成する如く
なっている。
をカウンタ85bの計数値が所定の値(ここでは
「4」)になるまで保持し、マルチプレクサ85fに出
力する。カウンタ85bは前記起動タイミング信号によ
りスタートされるとともに前記クロックを計数してその
計数値をマルチプレクサ85fに出力する。シフトレジ
スタ85cはDフリップフロップ85aがコンパレータ
84gの出力によってセットされ、そのQ出力によって
カウンタ85bとともに起動された後、コンパレータ8
4iからのクロックに従ってコンパレータ84hの出力
信号、即ちコマンドを読み込む。また、4ビットラッチ
85dはカウンタ85bが所定の値(ここでは「4」)
になった時、シフトレジスタ85cの出力をラッチす
る。セレクタ85eはラッチ85dに保持された4ビッ
トのコマンドに従って、色を決定する複数の要素に関す
る詳細な情報を含む16組の情報(1組の情報は8ビッ
トであり、合計128ビットの情報)から1組の情報を
選択する。マルチプレクサ85fはセレクタ85eによ
って選択された8ビットの2進符号からなる情報を、次
の情報識別期間中のコマンドの各ビットに同期して2ビ
ットずつスイッチ82c,82dに送り、共振回路81
の共振周波数を変化させて情報を位置検出装置側へ伝達
する。なお、これらは起動制御手段85を構成する如く
なっている。
【0087】図21はセレクタ85eに対する1組の情
報を出力する色情報設定回路の一例を示すもので、8個
のスイッチ86a〜86hがそれぞれ抵抗を介して電源
とグランドとの間に並列に接続されており、各スイッチ
のオン・オフ設定に従う8ビットの2進符号からなる情
報を発生する如くなっている。
報を出力する色情報設定回路の一例を示すもので、8個
のスイッチ86a〜86hがそれぞれ抵抗を介して電源
とグランドとの間に並列に接続されており、各スイッチ
のオン・オフ設定に従う8ビットの2進符号からなる情
報を発生する如くなっている。
【0088】図22はセレクタ85eに対する1組の情
報を出力する色情報設定回路の他の例を示すもので、電
源とグランドとの間に並列に接続され、ダイヤルリング
(図示せず)の回転角度に対応して抵抗値が変化する可
変抵抗87と、該可変抵抗87の出力電圧を8ビットの
2進符号に変換するアナログ・ディジタル(A/D)変
換回路88とからなっている。
報を出力する色情報設定回路の他の例を示すもので、電
源とグランドとの間に並列に接続され、ダイヤルリング
(図示せず)の回転角度に対応して抵抗値が変化する可
変抵抗87と、該可変抵抗87の出力電圧を8ビットの
2進符号に変換するアナログ・ディジタル(A/D)変
換回路88とからなっている。
【0089】図23は本実施例の位置指示器を用いた場
合の図19と同様な図を示すものである。なお、図中、
(ヤ) は位置検出装置側の送信信号、(マ) は共振回路81
の受信信号(誘導電圧)、(ケ) は低域フィルタ84fの
出力信号、(フ) はコンパレータ84iの出力信号、(コ)
は低域フィルタ84eの出力信号、(エ) はコンパレータ
84hの出力信号、(テ) は低域フィルタ84dの出力信
号、(ア) はコンパレータ84gの出力信号、(サ) はDフ
リップフロップ85aのQ出力、(キ) はカウンタ85b
の計数値である。また、座標検出期間中の波形は省略し
た。
合の図19と同様な図を示すものである。なお、図中、
(ヤ) は位置検出装置側の送信信号、(マ) は共振回路81
の受信信号(誘導電圧)、(ケ) は低域フィルタ84fの
出力信号、(フ) はコンパレータ84iの出力信号、(コ)
は低域フィルタ84eの出力信号、(エ) はコンパレータ
84hの出力信号、(テ) は低域フィルタ84dの出力信
号、(ア) はコンパレータ84gの出力信号、(サ) はDフ
リップフロップ85aのQ出力、(キ) はカウンタ85b
の計数値である。また、座標検出期間中の波形は省略し
た。
【0090】本実施例の位置指示器によれば、128ビ
ットの2進符号による情報を入力でき、大量の詳細な色
情報及びその他の情報を入力できる。
ットの2進符号による情報を入力でき、大量の詳細な色
情報及びその他の情報を入力できる。
【0091】なお、本発明において設定する、色を決定
する複数の要素に関する詳細な情報としては、赤、緑、
青の詳細な階調情報の外、シアン、黄、マゼンタあるい
はこれに黒を加えた、印刷等に使用される4つの基本色
の階調情報や、色相、明度及び彩度に関する詳細な情報
を用いることができる。また、色情報以外に、画面に描
いた時の下地の色の残り具合を設定する要素(透明度)
や、描画する筆の太さ、点の密度(粗さ)、色を付けず
に残す点のパターン(マスクパターン)等を設定するよ
うにしても良い。
する複数の要素に関する詳細な情報としては、赤、緑、
青の詳細な階調情報の外、シアン、黄、マゼンタあるい
はこれに黒を加えた、印刷等に使用される4つの基本色
の階調情報や、色相、明度及び彩度に関する詳細な情報
を用いることができる。また、色情報以外に、画面に描
いた時の下地の色の残り具合を設定する要素(透明度)
や、描画する筆の太さ、点の密度(粗さ)、色を付けず
に残す点のパターン(マスクパターン)等を設定するよ
うにしても良い。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、指示位置の座標値に対応した一定の空間分布を有
し、外部からの制御に従ってその強度または周波数が変
化する電磁波を発生する電磁波発生手段と、色を決定す
る複数の要素に関する詳細な情報を設定する色情報設定
手段と、該設定内容に応じて前記電磁波発生手段を制御
する制御手段と、各部に電源を供給する電源手段とを備
えたため、色を決定する複数の要素に関する詳細な情
報、例えば赤、緑、青等の基本色の詳細な階調情報を色
情報設定手段に設定するのみで、該情報に従って強度ま
たは周波数が制御された電磁波を電磁波発生手段より発
生し、位置検出装置側へ詳細な色情報を入力でき、非常
にマン・マシン・インタフェースに優れた位置指示器を
提供することができる。
れば、指示位置の座標値に対応した一定の空間分布を有
し、外部からの制御に従ってその強度または周波数が変
化する電磁波を発生する電磁波発生手段と、色を決定す
る複数の要素に関する詳細な情報を設定する色情報設定
手段と、該設定内容に応じて前記電磁波発生手段を制御
する制御手段と、各部に電源を供給する電源手段とを備
えたため、色を決定する複数の要素に関する詳細な情
報、例えば赤、緑、青等の基本色の詳細な階調情報を色
情報設定手段に設定するのみで、該情報に従って強度ま
たは周波数が制御された電磁波を電磁波発生手段より発
生し、位置検出装置側へ詳細な色情報を入力でき、非常
にマン・マシン・インタフェースに優れた位置指示器を
提供することができる。
【0093】また、請求項2の発明によれば、設定内容
に応じて電磁波発生手段を時系列的に制御する制御手段
を備えたため、詳細な色情報、例えば赤、緑、青等の基
本色の詳細な階調情報を色情報設定手段に設定するのみ
で、該情報に従って強度または周波数が制御された電磁
波を時系列的に電磁波発生手段より発生でき、多くの設
定内容、即ち詳細な色情報を入力できる。
に応じて電磁波発生手段を時系列的に制御する制御手段
を備えたため、詳細な色情報、例えば赤、緑、青等の基
本色の詳細な階調情報を色情報設定手段に設定するのみ
で、該情報に従って強度または周波数が制御された電磁
波を時系列的に電磁波発生手段より発生でき、多くの設
定内容、即ち詳細な色情報を入力できる。
【0094】また、請求項3の発明によれば、色を決定
する複数の要素に関する詳細な情報を表す複数ビットの
2進符号を設定する色情報設定手段と、該複数ビットの
2進符号に応じて電磁波発生手段を時系列的に制御する
制御手段とを備えたため、詳細な色情報、例えば赤、
緑、青等の基本色の詳細な階調情報を色情報設定手段に
設定するのみで、該情報を表す複数ビットの2進符号に
従って強度または周波数が制御された電磁波を時系列的
に電磁波発生手段より発生でき、周囲のノイズや回路素
子のばらつき等に拘らず、詳細な色情報を誤りなく入力
できる。
する複数の要素に関する詳細な情報を表す複数ビットの
2進符号を設定する色情報設定手段と、該複数ビットの
2進符号に応じて電磁波発生手段を時系列的に制御する
制御手段とを備えたため、詳細な色情報、例えば赤、
緑、青等の基本色の詳細な階調情報を色情報設定手段に
設定するのみで、該情報を表す複数ビットの2進符号に
従って強度または周波数が制御された電磁波を時系列的
に電磁波発生手段より発生でき、周囲のノイズや回路素
子のばらつき等に拘らず、詳細な色情報を誤りなく入力
できる。
【0095】また、請求項4の発明によれば、所定の周
波数の交流信号を発生する発振回路と、外部からの制御
に従って前記所定の周波数の交流信号を変調する変調回
路と、該変調された信号を増幅する増幅器と、該増幅器
の出力に接続されたアンテナとからなる電磁波発生手段
を備えたため、詳細な色情報、例えば赤、緑、青等の基
本色の詳細な階調情報を色情報設定手段に設定するのみ
で、該情報に従って変調された電磁波を発生でき、周囲
のノイズ等に拘らず、詳細な色情報を誤りなく、しかも
短時間で入力できる。
波数の交流信号を発生する発振回路と、外部からの制御
に従って前記所定の周波数の交流信号を変調する変調回
路と、該変調された信号を増幅する増幅器と、該増幅器
の出力に接続されたアンテナとからなる電磁波発生手段
を備えたため、詳細な色情報、例えば赤、緑、青等の基
本色の詳細な階調情報を色情報設定手段に設定するのみ
で、該情報に従って変調された電磁波を発生でき、周囲
のノイズ等に拘らず、詳細な色情報を誤りなく、しかも
短時間で入力できる。
【0096】また、請求項5の発明によれば、所定の共
振特性を有する共振回路と、外部からの制御に従って前
記所定の共振特性を変化させる共振特性可変回路とから
なる電磁波発生手段を備えたため、詳細な色情報、例え
ば赤、緑、青等の基本色の詳細な階調情報を色情報設定
手段に設定するのみで、位置検出装置側より送信される
電磁波を前記情報に従ってその特性、即ち強度や周波数
を変化させて反射でき、少ない消費電力で位置検出装置
側へ詳細な色情報を入力できる。
振特性を有する共振回路と、外部からの制御に従って前
記所定の共振特性を変化させる共振特性可変回路とから
なる電磁波発生手段を備えたため、詳細な色情報、例え
ば赤、緑、青等の基本色の詳細な階調情報を色情報設定
手段に設定するのみで、位置検出装置側より送信される
電磁波を前記情報に従ってその特性、即ち強度や周波数
を変化させて反射でき、少ない消費電力で位置検出装置
側へ詳細な色情報を入力できる。
【0097】また、請求項6の発明によれば、電池から
なる電源手段を備えたため、コードレスとすることがで
き、さらにマン・マシン・インタフェースに優れた位置
指示器を提供することができる。
なる電源手段を備えたため、コードレスとすることがで
き、さらにマン・マシン・インタフェースに優れた位置
指示器を提供することができる。
【0098】また、請求項7の発明によれば、共振回路
に受信される電磁波から各部を駆動する電気的エネルギ
ーを抽出する電源手段を備えたため、コードレスで且つ
電池レスとすることができ、さらにマン・マシン・イン
タフェースに優れた位置指示器を提供することができ
る。
に受信される電磁波から各部を駆動する電気的エネルギ
ーを抽出する電源手段を備えたため、コードレスで且つ
電池レスとすることができ、さらにマン・マシン・イン
タフェースに優れた位置指示器を提供することができ
る。
【0099】また、請求項8の発明によれば、筆記圧力
を検出する圧力変換手段を有し、該検出結果を色情報設
定手段による設定内容とともに制御手段に加えて電磁波
発生手段を制御するようになしたため、位置検出装置側
へ詳細な色情報とともに筆圧情報を入力できる。
を検出する圧力変換手段を有し、該検出結果を色情報設
定手段による設定内容とともに制御手段に加えて電磁波
発生手段を制御するようになしたため、位置検出装置側
へ詳細な色情報とともに筆圧情報を入力できる。
【0100】また、請求項9の発明によれば、位置検出
装置からのコマンドを含む電磁波を受信する電磁波受信
手段と、該受信した電磁波よりコマンドを抽出するコマ
ンド抽出手段と、該コマンドに従って制御手段を動作さ
せる起動制御手段とを備えたため、位置検出装置側から
コマンドを含む電磁波が送信された時のみ、即ち位置検
出装置側が必要とした時のみ前記情報に従って強度また
は周波数が制御された電磁波を電磁波発生手段より発生
でき、座標検出のサンプリングレートをあまり低下させ
ることなく、詳細な色情報を入力できる。
装置からのコマンドを含む電磁波を受信する電磁波受信
手段と、該受信した電磁波よりコマンドを抽出するコマ
ンド抽出手段と、該コマンドに従って制御手段を動作さ
せる起動制御手段とを備えたため、位置検出装置側から
コマンドを含む電磁波が送信された時のみ、即ち位置検
出装置側が必要とした時のみ前記情報に従って強度また
は周波数が制御された電磁波を電磁波発生手段より発生
でき、座標検出のサンプリングレートをあまり低下させ
ることなく、詳細な色情報を入力できる。
【0101】また、請求項10の発明によれば、位置検
出装置からの所定のタイミング情報を含む電磁波を受信
する電磁波受信手段と、該受信した電磁波より所定のタ
イミング情報を抽出するタイミング抽出手段と、該所定
のタイミング情報に基づく複数の特定のタイミング毎に
制御手段を動作させる起動制御手段とを備えたため、位
置検出装置側のタイミングに同期して電磁波発生手段よ
り発生する電磁波の強度または周波数を詳細な色情報に
従って制御でき、該情報を確実に入力できる。
出装置からの所定のタイミング情報を含む電磁波を受信
する電磁波受信手段と、該受信した電磁波より所定のタ
イミング情報を抽出するタイミング抽出手段と、該所定
のタイミング情報に基づく複数の特定のタイミング毎に
制御手段を動作させる起動制御手段とを備えたため、位
置検出装置側のタイミングに同期して電磁波発生手段よ
り発生する電磁波の強度または周波数を詳細な色情報に
従って制御でき、該情報を確実に入力できる。
【0102】また、請求項11の発明によれば、電磁波
受信手段として電磁波発生手段を構成する共振回路を用
いたため、電磁波発生手段及び電磁波受信手段に対して
それぞれアンテナを設ける必要がなくなり、より小形化
できる。
受信手段として電磁波発生手段を構成する共振回路を用
いたため、電磁波発生手段及び電磁波受信手段に対して
それぞれアンテナを設ける必要がなくなり、より小形化
できる。
【図1】本発明の位置指示器の基本構成を示す図
【図2】本発明の位置指示器の他の基本構成を示す図
【図3】本発明の位置指示器のさらに他の基本構成を示
す図
す図
【図4】本発明の位置指示器のさらに他の基本構成を示
す図
す図
【図5】本発明の位置指示器のさらに他の基本構成を示
す図
す図
【図6】本発明の位置指示器の第1の実施例を示す構成
図
図
【図7】本発明の位置指示器の外観の一例を示す図
【図8】本発明の位置指示器を用いる位置検出装置の一
例を示す構成図
例を示す構成図
【図9】第1の実施例における動作波形図
【図10】本発明の位置指示器を用いる位置検出装置の
他の例を示す構成図
他の例を示す構成図
【図11】本発明の位置指示器の第2の実施例を示す構
成図
成図
【図12】図11中の共振回路及び共振特性可変回路の
一例を示す図
一例を示す図
【図13】図11中のタイミング抽出回路の一例を示す
図
図
【図14】図13における各部の信号波形の一例を示す
図
図
【図15】図11中の連続信号検出回路の一例を示す図
【図16】図15における各部の信号波形の一例を示す
図
図
【図17】図11中の連続量/時間変換回路の一例を示
す図
す図
【図18】図17における各部の信号波形の一例を示す
図
図
【図19】図11における各部の信号波形の一例を示す
図
図
【図20】本発明の位置指示器の第3の実施例を示す構
成図
成図
【図21】8ビットの2進符号を出力する色情報設定回
路の一例を示す図
路の一例を示す図
【図22】8ビットの2進符号を出力する色情報設定回
路の他の例を示す図
路の他の例を示す図
【図23】第3の実施例に対応する動作波形図
1…電磁波発生手段、2…色情報設定手段、3…制御手
段、4…電源手段、5…発振回路、6…変調回路、7…
増幅器、8…アンテナ、9,21,61,81…共振回
路、10,62,82…共振特性可変回路、11…圧力
変換手段、12…電磁波受信手段、13,84…コマン
ド抽出手段、14,29,85…起動制御手段、22,
63,83…電源回路、23…起動タイミング生成回
路、24…クロック生成回路、25,26,27,28
…可変容量コンデンサ、31−1〜31−4…ループコ
イル、32…選択回路、33…発振器、34…電流ドラ
イバ、35…送受切替回路、36,52…受信アンプ、
37…同期検波器、38,56…検波器、39,40,
57…低域フィルタ(LPF)、41,42,58…サ
ンプルホールド回路(S/H)、43,44,59,8
8…アナログ・ディジタル(A/D)変換回路、45,
60…処理装置(CPU)、51…補助アンテナコイ
ル、53,54…バンドパスフィルタ、55…位相比較
器、64…タイミング抽出回路、65…連続信号検出回
路、66−1〜66−4…連続量/時間変換回路、67
…カウンタ、68…比較回路、69−1〜69−4…ラ
ッチ、70…遅延回路、71…パラレル/シリアル(P
/S)変換回路、86a〜86h…スイッチ、87…可
変抵抗。
段、4…電源手段、5…発振回路、6…変調回路、7…
増幅器、8…アンテナ、9,21,61,81…共振回
路、10,62,82…共振特性可変回路、11…圧力
変換手段、12…電磁波受信手段、13,84…コマン
ド抽出手段、14,29,85…起動制御手段、22,
63,83…電源回路、23…起動タイミング生成回
路、24…クロック生成回路、25,26,27,28
…可変容量コンデンサ、31−1〜31−4…ループコ
イル、32…選択回路、33…発振器、34…電流ドラ
イバ、35…送受切替回路、36,52…受信アンプ、
37…同期検波器、38,56…検波器、39,40,
57…低域フィルタ(LPF)、41,42,58…サ
ンプルホールド回路(S/H)、43,44,59,8
8…アナログ・ディジタル(A/D)変換回路、45,
60…処理装置(CPU)、51…補助アンテナコイ
ル、53,54…バンドパスフィルタ、55…位相比較
器、64…タイミング抽出回路、65…連続信号検出回
路、66−1〜66−4…連続量/時間変換回路、67
…カウンタ、68…比較回路、69−1〜69−4…ラ
ッチ、70…遅延回路、71…パラレル/シリアル(P
/S)変換回路、86a〜86h…スイッチ、87…可
変抵抗。
Claims (11)
- 【請求項1】 位置検出装置との間で電磁波をやりとり
することにより、指示位置の座標値とともに色に関する
情報を入力する位置指示器において、 指示位置の座標値に対応した一定の空間分布を有し、外
部からの制御に従ってその強度または周波数が変化する
電磁波を発生する電磁波発生手段と、 色を決定する複数の要素に関する詳細な情報を設定する
色情報設定手段と、 該設定内容に応じて前記電磁波発生手段を制御する制御
手段と、 各部に電源を供給する電源手段とを備えたことを特徴と
する位置指示器。 - 【請求項2】 位置検出装置との間で電磁波をやりとり
することにより、指示位置の座標値とともに色に関する
情報を入力する位置指示器において、 指示位置の座標値に対応した一定の空間分布を有し、外
部からの制御に従ってその強度または周波数が変化する
電磁波を発生する電磁波発生手段と、 色を決定する複数の要素に関する詳細な情報を設定する
色情報設定手段と、 該設定内容に応じて前記電磁波発生手段を時系列的に制
御する制御手段と、 各部に電源を供給する電源手段とを備えたことを特徴と
する位置指示器。 - 【請求項3】 位置検出装置との間で電磁波をやりとり
することにより、指示位置の座標値とともに色に関する
情報を入力する位置指示器において、 指示位置の座標値に対応した一定の空間分布を有し、外
部からの制御に従ってその強度または周波数が変化する
電磁波を発生する電磁波発生手段と、 色を決定する複数の要素に関する詳細な情報を表す複数
ビットの2進符号を設定する色情報設定手段と、 該複数ビットの2進符号に応じて前記電磁波発生手段を
時系列的に制御する制御手段と、 各部に電源を供給する電源手段とを備えたことを特徴と
する位置指示器。 - 【請求項4】 所定の周波数の交流信号を発生する発振
回路と、 外部からの制御に従って前記所定の周波数の交流信号を
変調する変調回路と、 該変調された信号を増幅する増幅器と、 該増幅器の出力に接続されたアンテナとからなる電磁波
発生手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至3いず
れか記載の位置指示器。 - 【請求項5】 所定の共振特性を有する共振回路と、 外部からの制御に従って前記所定の共振特性を変化させ
る共振特性可変回路とからなる電磁波発生手段を備えた
ことを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載の位置指
示器。 - 【請求項6】 電池からなる電源手段を備えたことを特
徴とする請求項1乃至5いずれか記載の位置指示器。 - 【請求項7】 共振回路に受信される電磁波から各部を
駆動する電気的エネルギーを抽出する電源手段を備えた
ことを特徴とする請求項5記載の位置指示器。 - 【請求項8】 筆記圧力を検出する圧力変換手段を有
し、該検出結果を色情報設定手段による設定内容ととも
に制御手段に加えて電磁波発生手段を制御するようにな
したことを特徴とする請求項1乃至7いずれか記載の位
置指示器。 - 【請求項9】 位置検出装置からのコマンドを含む電磁
波を受信する電磁波受信手段と、 該受信した電磁波よりコマンドを抽出するコマンド抽出
手段と、 該コマンドに従って制御手段を動作させる起動制御手段
とを備えたことを特徴とする請求項1乃至8いずれか記
載の位置指示器。 - 【請求項10】 位置検出装置からの所定のタイミング
情報を含む電磁波を受信する電磁波受信手段と、 該受信した電磁波より所定のタイミング情報を抽出する
タイミング抽出手段と、 該所定のタイミング情報に基づく複数の特定のタイミン
グ毎に制御手段を動作させる起動制御手段とを備えたこ
とを特徴とする請求項1乃至8いずれか記載の位置指示
器。 - 【請求項11】 電磁波受信手段として電磁波発生手段
を構成する共振回路を用いたことを特徴とする請求項9
または10記載の位置指示器。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6016800A JPH07225644A (ja) | 1994-02-10 | 1994-02-10 | 位置指示器 |
US08/384,557 US5629500A (en) | 1994-02-10 | 1995-02-03 | Position pointing device, system and method employing AC field |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6016800A JPH07225644A (ja) | 1994-02-10 | 1994-02-10 | 位置指示器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07225644A true JPH07225644A (ja) | 1995-08-22 |
Family
ID=11926237
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6016800A Pending JPH07225644A (ja) | 1994-02-10 | 1994-02-10 | 位置指示器 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5629500A (ja) |
JP (1) | JPH07225644A (ja) |
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