JPH07150880A - アースドリル用スイベルジョイントの泥水飛散防止装置 - Google Patents
アースドリル用スイベルジョイントの泥水飛散防止装置Info
- Publication number
- JPH07150880A JPH07150880A JP5318922A JP31892293A JPH07150880A JP H07150880 A JPH07150880 A JP H07150880A JP 5318922 A JP5318922 A JP 5318922A JP 31892293 A JP31892293 A JP 31892293A JP H07150880 A JPH07150880 A JP H07150880A
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- Japan
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- cover
- swivel joint
- kelly bar
- bar
- wire rope
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Abstract
(57)【要約】
【目的】アースドリルにおいて、バケットを着地した
後、ワイヤロープを再度引き上げた時のスイベルジョイ
ントの回転による泥水飛散防止装置として、地上でケリ
ーバに取付けてケリーバを引き起こしてもワイヤロープ
が損傷しない筒状カバーでなるものを提供する。 【構成】カバー12Aを着脱自在に、かつ該カバー12
Aの高さをケリーバ4を縮めた時のスイベルジョイント
7の位置より高い寸法に設定する。カバー12Aをゴム
等の弾性材によって構成した。アウタケリーバ18の上
端にカバー12Aを取付けた後、ケリーバ4をワイヤロ
ープ2の巻上げによって引き起こすと、カバー12Aが
変形し、ワイヤロープ2を損傷しない。
後、ワイヤロープを再度引き上げた時のスイベルジョイ
ントの回転による泥水飛散防止装置として、地上でケリ
ーバに取付けてケリーバを引き起こしてもワイヤロープ
が損傷しない筒状カバーでなるものを提供する。 【構成】カバー12Aを着脱自在に、かつ該カバー12
Aの高さをケリーバ4を縮めた時のスイベルジョイント
7の位置より高い寸法に設定する。カバー12Aをゴム
等の弾性材によって構成した。アウタケリーバ18の上
端にカバー12Aを取付けた後、ケリーバ4をワイヤロ
ープ2の巻上げによって引き起こすと、カバー12Aが
変形し、ワイヤロープ2を損傷しない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、伸縮式のケリーバの下
端にバケットを取付け、ケリーバにスイベルジョイント
を介してワイヤロープを接続して支持するアースドリル
において、スイベルジョイントの泥水飛散防止装置に関
するものである。
端にバケットを取付け、ケリーバにスイベルジョイント
を介してワイヤロープを接続して支持するアースドリル
において、スイベルジョイントの泥水飛散防止装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】アースドリルにおいては、バケットの中
に土砂を取入れ、地上に引上げて排土することを繰り返
すことにより竪孔を掘削する関係上、この繰り返し作業
を容易にするために、図7に示すように、クレーン1で
ワイヤロープ2によりケリーバ4およびその下端に取付
けたバケット3を支持する方式が採られている。ケリー
バ4はフロントフレーム5に設置されたケリーバ駆動装
置6により上下動自在に保持されると共に、上端がワイ
ヤロープ2にスイベルジョイント7を介して連結され、
ケリーバ駆動装置6を作動させることによってケリーバ
4及び掘削具としてのバケット3が回転されるようにな
っている。また、ワイヤロープ2は、ブーム8の上端の
シーブ9に掛けられ、クレーン1の本体上に搭載された
ウィンチ10によって繰り出し、繰り込みされることに
より、バケット3の引上げ、降下がなされるようになっ
ている。
に土砂を取入れ、地上に引上げて排土することを繰り返
すことにより竪孔を掘削する関係上、この繰り返し作業
を容易にするために、図7に示すように、クレーン1で
ワイヤロープ2によりケリーバ4およびその下端に取付
けたバケット3を支持する方式が採られている。ケリー
バ4はフロントフレーム5に設置されたケリーバ駆動装
置6により上下動自在に保持されると共に、上端がワイ
ヤロープ2にスイベルジョイント7を介して連結され、
ケリーバ駆動装置6を作動させることによってケリーバ
4及び掘削具としてのバケット3が回転されるようにな
っている。また、ワイヤロープ2は、ブーム8の上端の
シーブ9に掛けられ、クレーン1の本体上に搭載された
ウィンチ10によって繰り出し、繰り込みされることに
より、バケット3の引上げ、降下がなされるようになっ
ている。
【0003】また、ケリーバ4は伸縮式になっており、
バケット3を取付けているインナケリーバ(一番内側の
ケリーバ)にスイベルジョイント7が接続されている。
掘削の際には、掘削孔11に泥水が満たされているた
め、掘削孔が深くなるとスイベルジョイント7は泥水に
浸かることになる。また、スイベルジョイント7は伸縮
式のケリーバ4を組立てたのちインナケリーバにピンで
連結する関係から、アウタケリーバ(一番外側のケリー
バ)の上端から抜け出した状態にさせなければならな
い。従って地上に引上げてバケット3の土砂を排出する
際はスイベルジョイント7がケリーバ4から露出した状
態になる。この時、バケット3が着地することでワイヤ
ロープ2は緊張状態から弛緩状態となり、ワイヤロープ
の特性上縒りが戻される。そして再び緊張状態になった
時、激しくスイベルジョイント7が回転し、その結果ス
イベルジョイント7に付着した泥や泥水が周囲に放射状
に飛散し、作業者に降りかかるという問題点があった。
バケット3を取付けているインナケリーバ(一番内側の
ケリーバ)にスイベルジョイント7が接続されている。
掘削の際には、掘削孔11に泥水が満たされているた
め、掘削孔が深くなるとスイベルジョイント7は泥水に
浸かることになる。また、スイベルジョイント7は伸縮
式のケリーバ4を組立てたのちインナケリーバにピンで
連結する関係から、アウタケリーバ(一番外側のケリー
バ)の上端から抜け出した状態にさせなければならな
い。従って地上に引上げてバケット3の土砂を排出する
際はスイベルジョイント7がケリーバ4から露出した状
態になる。この時、バケット3が着地することでワイヤ
ロープ2は緊張状態から弛緩状態となり、ワイヤロープ
の特性上縒りが戻される。そして再び緊張状態になった
時、激しくスイベルジョイント7が回転し、その結果ス
イベルジョイント7に付着した泥や泥水が周囲に放射状
に飛散し、作業者に降りかかるという問題点があった。
【0004】この問題点を解決すべく、本出願人は既に
実公昭63−12223号公報に開示された泥水飛散防
止装置を開発している。これはアウタケリーバの上端部
にスイベルジョイントを包囲する筒状のカバー12を脱
着可能に取付け、そのカバー12の高さをケリーバ4を
縮めた時のスイベルジョイント7の位置より高い寸法に
設定したものである。そしてさらにカバー12を縦方向
に分割可能に構成したものである。この構成によってス
イベルジョイント7からの泥水の飛散を防止できる。
実公昭63−12223号公報に開示された泥水飛散防
止装置を開発している。これはアウタケリーバの上端部
にスイベルジョイントを包囲する筒状のカバー12を脱
着可能に取付け、そのカバー12の高さをケリーバ4を
縮めた時のスイベルジョイント7の位置より高い寸法に
設定したものである。そしてさらにカバー12を縦方向
に分割可能に構成したものである。この構成によってス
イベルジョイント7からの泥水の飛散を防止できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カバー
12は剛性の高い材料によって構成され、かつスイベル
ジョイント7を包囲しているため、地上で水平状態にあ
るケリーバ4を引き起こす際、スイベルジョイント7が
カバー12に当たって屈曲されず、スイベルジョイント
7に接続したワイヤロープ2がカバー12の上端部に当
たって屈曲することになるため、ワイヤロープ2を損傷
する。そこでこのようなワイヤロープ2の損傷を防ぐた
め、従来、カバー12の取付けをケリーバ4を鉛直状態
にしてケリーバ駆動装置6に貫挿後に行わなければなら
ず、この取付け作業は地上より5m以上となるフロント
フレーム5の頂部での高所作業となって安全性の点で問
題があった。
12は剛性の高い材料によって構成され、かつスイベル
ジョイント7を包囲しているため、地上で水平状態にあ
るケリーバ4を引き起こす際、スイベルジョイント7が
カバー12に当たって屈曲されず、スイベルジョイント
7に接続したワイヤロープ2がカバー12の上端部に当
たって屈曲することになるため、ワイヤロープ2を損傷
する。そこでこのようなワイヤロープ2の損傷を防ぐた
め、従来、カバー12の取付けをケリーバ4を鉛直状態
にしてケリーバ駆動装置6に貫挿後に行わなければなら
ず、この取付け作業は地上より5m以上となるフロント
フレーム5の頂部での高所作業となって安全性の点で問
題があった。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑み、スイベルジ
ョイントからの泥水の飛散が防止でき、かつ安全な地上
での作業によりケリーバに取付け、このケリーバを引き
起こす際に、ワイヤロープを損傷させることのないアー
スドリル用スイベルジョイントの泥水飛散防止装置を提
供することを目的とする。
ョイントからの泥水の飛散が防止でき、かつ安全な地上
での作業によりケリーバに取付け、このケリーバを引き
起こす際に、ワイヤロープを損傷させることのないアー
スドリル用スイベルジョイントの泥水飛散防止装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、ワイヤロープによりスイベルジョイントを
介してインナケリーバが支持される伸縮式ケリーバを有
し、前記伸縮式ケリーバのアウタケリーバの上端部にス
イベルジョイントを包囲する筒状のカバーを取付けたア
ースドリルにおいて、前記カバーを着脱自在に、かつ該
カバーの高さをケリーバを縮めた時のスイベルジョイン
トの位置より高い寸法に設定すると共に、前記カバーを
弾性材によって構成したことを特徴とする。また本発明
においては、前記筒状のカバーを縦方向に分割可能に構
成するか、あるいは前記筒状のカバーを1箇所縦方向に
分断することが好ましい。また、前記筒状のカバーを弾
性材のみにより構成する代わりに、剛性材と弾性材とに
より構成すると共に、剛性材と弾性材との間に、または
弾性材に押し開き可能な合わせ部を縦に形成してもよ
い。
成するため、ワイヤロープによりスイベルジョイントを
介してインナケリーバが支持される伸縮式ケリーバを有
し、前記伸縮式ケリーバのアウタケリーバの上端部にス
イベルジョイントを包囲する筒状のカバーを取付けたア
ースドリルにおいて、前記カバーを着脱自在に、かつ該
カバーの高さをケリーバを縮めた時のスイベルジョイン
トの位置より高い寸法に設定すると共に、前記カバーを
弾性材によって構成したことを特徴とする。また本発明
においては、前記筒状のカバーを縦方向に分割可能に構
成するか、あるいは前記筒状のカバーを1箇所縦方向に
分断することが好ましい。また、前記筒状のカバーを弾
性材のみにより構成する代わりに、剛性材と弾性材とに
より構成すると共に、剛性材と弾性材との間に、または
弾性材に押し開き可能な合わせ部を縦に形成してもよ
い。
【0008】
【作用】本発明は上述の構造を有するので、ケリーバに
スイベルジョイントおよび筒状のカバーを地上で取付
け、ワイヤロープを巻上げて、地上で水平状態にあるケ
リーバを起こす時、スイベルジョイントを包囲する弾性
材のカバーは、スイベルジョイントの動きに伴って変形
してこの動きに追従する。これにより、カバーがワイヤ
ロープに接触することがほとんどなくなり、たとえ接触
しても弾性材であるので、ワイヤロープに損傷を与える
ことがない。また、ケリーバを鉛直に引き起こした状態
においてカバーは自立してスイベルジョイントを包囲す
る。
スイベルジョイントおよび筒状のカバーを地上で取付
け、ワイヤロープを巻上げて、地上で水平状態にあるケ
リーバを起こす時、スイベルジョイントを包囲する弾性
材のカバーは、スイベルジョイントの動きに伴って変形
してこの動きに追従する。これにより、カバーがワイヤ
ロープに接触することがほとんどなくなり、たとえ接触
しても弾性材であるので、ワイヤロープに損傷を与える
ことがない。また、ケリーバを鉛直に引き起こした状態
においてカバーは自立してスイベルジョイントを包囲す
る。
【0009】また、カバーを縦方向に分割可能に構成し
た場合は、スイベルジョイントの動きにより、分割され
たカバーの片方のみが押し上げられて変形するか、ある
いはカバーどうしの合わせ部分のみが押し広げられて変
形してスイベルジョイントの動きに追従する。従って、
分割しない場合と比較してカバーの変形量が少ない。ま
た、分割した構造のものは、ワイヤロープが取付けられ
たスイベルジョイントをインナケリーバに連結した後で
もカバーが取付けできる。
た場合は、スイベルジョイントの動きにより、分割され
たカバーの片方のみが押し上げられて変形するか、ある
いはカバーどうしの合わせ部分のみが押し広げられて変
形してスイベルジョイントの動きに追従する。従って、
分割しない場合と比較してカバーの変形量が少ない。ま
た、分割した構造のものは、ワイヤロープが取付けられ
たスイベルジョイントをインナケリーバに連結した後で
もカバーが取付けできる。
【0010】また、筒状のカバーを1箇所縦方向に分断
した場合は、スイベルジョイントの動きにより、分断し
た部分のみが押し広げられて変形してスイベルジョイン
トの動きに追従する。従って、分割しない場合と比較し
てカバーの変形量が少なくなる。
した場合は、スイベルジョイントの動きにより、分断し
た部分のみが押し広げられて変形してスイベルジョイン
トの動きに追従する。従って、分割しない場合と比較し
てカバーの変形量が少なくなる。
【0011】また、カバーを弾性材のみならず、剛性材
と弾性材との組合わせによって構成した場合には、剛性
材によってカバーの自立性が向上する。
と弾性材との組合わせによって構成した場合には、剛性
材によってカバーの自立性が向上する。
【0012】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1および図2によ
り具体的に説明する。図1は本発明の筒状のゴム等の弾
性材により構成したカバー12Aを取付けた伸縮式ケリ
ーバを示す側面断面図であり、伸縮式ケリーバ4にバケ
ット3、スイベルジョイント7、筒状のカバー12Aを
取付け、バケット3を着地させた状態で示すものであ
り、この時の伸縮式ケリーバ4は完全に縮められた状態
にある。図2は地上に水平状態にあるケリーバ4にカバ
ー12Aを取付け、これを引き起こす状態を示す側面図
である。図1により構成を詳細に述べると、まずバケッ
ト3は角断面構造のインナケリーバ13とピン14とで
連結され、角パイプ断面構造のセカンドケリーバ15お
よびアウタケリーバ18は圧縮ばね16、座金17を介
してインナケリーバ13に載っており、アウタケリーバ
18にセカンドケリーバ15が、セカンドケリーバ15
にインナケリーバ13がそれぞれ差し込まれている。ア
ウタケリーバ18の上端部にはスイベルジョイント7を
包囲する筒状のカバー12Aがボルト19によって固定
されている。そのカバー12Aの高さは、伸縮式ケリー
バ4を縮めた時のスイベルジョイント7の位置より高い
寸法に設定されている。カバー12Aのボルト19の差
し込み部はきり穴12kであり、アウタケリーバ18に
はねじ穴18aがあけられているため、カバー12Aの
きり穴12kの外側よりボルト19をねじ込むことによ
り、カバー12Aはアウタケリーバ18の上端部に固定
されることになる。またカバー12Aは筒状の弾性材で
あり、ピン22によってインナケリーバ13に連結され
たスイベルジョイント7を包囲している。また、アウタ
ケリーバ18の内側の下端には突起18bが、セカンド
ケリーバ15の外側の上端には突起15aが、内側の下
端には突起15bがそれぞれ設けられている。これによ
り突起18bと突起15aとが、また、突起15bとス
イベルジョイント7とがそれぞれ係合することになっ
て、ケリーバ4を伸長しても抜け出ない構造になってい
る。
り具体的に説明する。図1は本発明の筒状のゴム等の弾
性材により構成したカバー12Aを取付けた伸縮式ケリ
ーバを示す側面断面図であり、伸縮式ケリーバ4にバケ
ット3、スイベルジョイント7、筒状のカバー12Aを
取付け、バケット3を着地させた状態で示すものであ
り、この時の伸縮式ケリーバ4は完全に縮められた状態
にある。図2は地上に水平状態にあるケリーバ4にカバ
ー12Aを取付け、これを引き起こす状態を示す側面図
である。図1により構成を詳細に述べると、まずバケッ
ト3は角断面構造のインナケリーバ13とピン14とで
連結され、角パイプ断面構造のセカンドケリーバ15お
よびアウタケリーバ18は圧縮ばね16、座金17を介
してインナケリーバ13に載っており、アウタケリーバ
18にセカンドケリーバ15が、セカンドケリーバ15
にインナケリーバ13がそれぞれ差し込まれている。ア
ウタケリーバ18の上端部にはスイベルジョイント7を
包囲する筒状のカバー12Aがボルト19によって固定
されている。そのカバー12Aの高さは、伸縮式ケリー
バ4を縮めた時のスイベルジョイント7の位置より高い
寸法に設定されている。カバー12Aのボルト19の差
し込み部はきり穴12kであり、アウタケリーバ18に
はねじ穴18aがあけられているため、カバー12Aの
きり穴12kの外側よりボルト19をねじ込むことによ
り、カバー12Aはアウタケリーバ18の上端部に固定
されることになる。またカバー12Aは筒状の弾性材で
あり、ピン22によってインナケリーバ13に連結され
たスイベルジョイント7を包囲している。また、アウタ
ケリーバ18の内側の下端には突起18bが、セカンド
ケリーバ15の外側の上端には突起15aが、内側の下
端には突起15bがそれぞれ設けられている。これによ
り突起18bと突起15aとが、また、突起15bとス
イベルジョイント7とがそれぞれ係合することになっ
て、ケリーバ4を伸長しても抜け出ない構造になってい
る。
【0013】次に、組立手順について説明する。まずア
ウタケリーバ18にセカンドケリーバ15を差し込み、
次に圧縮ばね16、座金17を取付けたインナケリーバ
13を差し込む。そしてワイヤロープ2を取付けたスイ
ベルジョイント7をカバー12Aに通す。そしてスイベ
ルジョイント7をピン22でインナケリーバ13に連結
する。その後カバー12Aをボルト19でアウタケリー
バ18の上端部に固定する。これらはすべて地上におい
て行うことができる。
ウタケリーバ18にセカンドケリーバ15を差し込み、
次に圧縮ばね16、座金17を取付けたインナケリーバ
13を差し込む。そしてワイヤロープ2を取付けたスイ
ベルジョイント7をカバー12Aに通す。そしてスイベ
ルジョイント7をピン22でインナケリーバ13に連結
する。その後カバー12Aをボルト19でアウタケリー
バ18の上端部に固定する。これらはすべて地上におい
て行うことができる。
【0014】次に作用について説明する。図7に示した
掘削状態にする前に、前述したようにケリーバ4にスイ
ベルジョイント7およびカバー12Aを地上で取付け
る。そしてウィンチ10でワイヤロープ2を巻上げ、地
上で水平状態にあるケリーバ4を起こす時、図2に示す
ように、スイベルジョイント7はインナケリーバ13と
の連結ピン22の位置で屈曲する。この時スイベルジョ
イント7の動きに伴って弾性材であるカバー12Aは変
形してこの動きに追従する。そしてさらにウィンチ10
でワイヤロープ2を巻上げてケリーバ4を鉛直に引き起
こし、ケリーバ駆動装置6に差し込み、図7に示したよ
うな掘削状態にする。ケリーバ4を鉛直に引き起こした
状態においてカバー12Aは自立してスイベルジョイン
ト7を包囲する。そして掘削を開始して次第に掘削深度
が大きくなると、ケリーバ4を構成する各ケリーバ4が
伸長し、スイベルジョイント7やワイヤロープ2が掘削
孔11の泥水に浸かる状態になる。そしてバケット3内
に土砂が一杯になると、ワイヤロープ2をウィンチ10
で巻上げる。これによりケリーバ4は縮められて地上に
引き上げられる。この時ワイヤロープ2およびスイベル
ジョイント7には、泥水が付着していると共にワイヤロ
ープ2は緊張状態にある。そして地上で排土すべくバケ
ット3を着地させるとワイヤロープ2は弛緩され、この
ためにロープの縒りが戻され、再びバケット3を持ち上
げた時ロープが緊張状態となり、スイベルジョイント7
が急速回転する。この時スイベルジョイント7に付着し
た泥や泥水が飛散するが、カバー12Aによってスイベ
ルジョイント7が覆われているため、飛散した泥や泥水
はケリーバ4内に落ちるが外部には飛散しない。
掘削状態にする前に、前述したようにケリーバ4にスイ
ベルジョイント7およびカバー12Aを地上で取付け
る。そしてウィンチ10でワイヤロープ2を巻上げ、地
上で水平状態にあるケリーバ4を起こす時、図2に示す
ように、スイベルジョイント7はインナケリーバ13と
の連結ピン22の位置で屈曲する。この時スイベルジョ
イント7の動きに伴って弾性材であるカバー12Aは変
形してこの動きに追従する。そしてさらにウィンチ10
でワイヤロープ2を巻上げてケリーバ4を鉛直に引き起
こし、ケリーバ駆動装置6に差し込み、図7に示したよ
うな掘削状態にする。ケリーバ4を鉛直に引き起こした
状態においてカバー12Aは自立してスイベルジョイン
ト7を包囲する。そして掘削を開始して次第に掘削深度
が大きくなると、ケリーバ4を構成する各ケリーバ4が
伸長し、スイベルジョイント7やワイヤロープ2が掘削
孔11の泥水に浸かる状態になる。そしてバケット3内
に土砂が一杯になると、ワイヤロープ2をウィンチ10
で巻上げる。これによりケリーバ4は縮められて地上に
引き上げられる。この時ワイヤロープ2およびスイベル
ジョイント7には、泥水が付着していると共にワイヤロ
ープ2は緊張状態にある。そして地上で排土すべくバケ
ット3を着地させるとワイヤロープ2は弛緩され、この
ためにロープの縒りが戻され、再びバケット3を持ち上
げた時ロープが緊張状態となり、スイベルジョイント7
が急速回転する。この時スイベルジョイント7に付着し
た泥や泥水が飛散するが、カバー12Aによってスイベ
ルジョイント7が覆われているため、飛散した泥や泥水
はケリーバ4内に落ちるが外部には飛散しない。
【0015】次に本発明による他の実施例を図3ないし
図6により説明する。前述の実施例のカバー12Aが筒
状の一体構造であるのに対して、図3(A)に示す実施
例のカバー12Bは、筒体を縦に、かつスイベルジョイ
ント7の屈曲方向に2分割したもので、それぞれコ字形
カバー材a、bは前述のカバー12Aと同様にゴム等の
弾性材でなり、それぞれボルト19でアウタケリーバ1
8の上端部に取付けられている。この場合ケリーバ4を
地上より引き起こす時、スイベルジョイント7がピン2
2を屈曲点として折れ曲がり、屈曲側のカバー材aのみ
スイベルジョイント7の動きに伴って変形する。
図6により説明する。前述の実施例のカバー12Aが筒
状の一体構造であるのに対して、図3(A)に示す実施
例のカバー12Bは、筒体を縦に、かつスイベルジョイ
ント7の屈曲方向に2分割したもので、それぞれコ字形
カバー材a、bは前述のカバー12Aと同様にゴム等の
弾性材でなり、それぞれボルト19でアウタケリーバ1
8の上端部に取付けられている。この場合ケリーバ4を
地上より引き起こす時、スイベルジョイント7がピン2
2を屈曲点として折れ曲がり、屈曲側のカバー材aのみ
スイベルジョイント7の動きに伴って変形する。
【0016】図3(B)は図3(A)の分割型カバー1
2Bを90度回して取付けた例を示すものであり、同
(C)は(B)のE−E断面図である。この場合、カバ
ー材a、bの合わせ部cを分けるようにスイベルジョイ
ント7が折れ曲がる。この実施例においては、合わせ部
c以外のカバー材a、bの変形がない。
2Bを90度回して取付けた例を示すものであり、同
(C)は(B)のE−E断面図である。この場合、カバ
ー材a、bの合わせ部cを分けるようにスイベルジョイ
ント7が折れ曲がる。この実施例においては、合わせ部
c以外のカバー材a、bの変形がない。
【0017】図3に示した実施例はいずれも、ケリーバ
4を鉛直に引き起こした状態において、合わせ部cは閉
じた状態に復元して筒状に自立する。また、図3に示し
た実施例においては、図1、図2に示した実施例に比べ
て、スイベルジョイント7の屈曲に伴うカバー材の変形
量が少なくてすみ、カバー材が破損しにくくなるという
長所がある。また、図3の実施例は、カバー12Bが分
割可能になっていることでワイヤロープ2が取付けられ
たスイベルジョイント7をインナケリーバ13に連結し
た後でも取付けが可能であり、作業性が向上する。
4を鉛直に引き起こした状態において、合わせ部cは閉
じた状態に復元して筒状に自立する。また、図3に示し
た実施例においては、図1、図2に示した実施例に比べ
て、スイベルジョイント7の屈曲に伴うカバー材の変形
量が少なくてすみ、カバー材が破損しにくくなるという
長所がある。また、図3の実施例は、カバー12Bが分
割可能になっていることでワイヤロープ2が取付けられ
たスイベルジョイント7をインナケリーバ13に連結し
た後でも取付けが可能であり、作業性が向上する。
【0018】図4(A)の断面図(図3(C)相当図)
に示す実施例のカバー12Cは、図3に示した実施例に
対して、カバー12Cのスイベルジョイント7屈曲側の
面に縦方向に一箇所切り込み、すなわち合わせ部cを設
けて分断し、屈曲したスイベルジョイント7がその合わ
せ部cを押し開き、左右に分断して飛び出るように構成
したものである。この例においては、図3に示した例と
同様に作用し、取付けも容易になるという同様の効果が
得られると共に、部品点数を減らすことができる。な
お、合わせ部cによる分断線をカバー12cの上端から
下端まで形成せずに、きり穴12k側を残しておいても
よく、この場合、ワイヤロープ2が取付けられたスイベ
ルジョイント7をインナケリーバ13に連結する前にカ
バー12Cに通しておけばよい。
に示す実施例のカバー12Cは、図3に示した実施例に
対して、カバー12Cのスイベルジョイント7屈曲側の
面に縦方向に一箇所切り込み、すなわち合わせ部cを設
けて分断し、屈曲したスイベルジョイント7がその合わ
せ部cを押し開き、左右に分断して飛び出るように構成
したものである。この例においては、図3に示した例と
同様に作用し、取付けも容易になるという同様の効果が
得られると共に、部品点数を減らすことができる。な
お、合わせ部cによる分断線をカバー12cの上端から
下端まで形成せずに、きり穴12k側を残しておいても
よく、この場合、ワイヤロープ2が取付けられたスイベ
ルジョイント7をインナケリーバ13に連結する前にカ
バー12Cに通しておけばよい。
【0019】また、上述の図3ないし図4(A)に示し
た実施例において、ケリーバ4を鉛直に引き起こした状
態におけるカバーの自立性を高めるため、図4(B)の
側面図に示すように、ジャバラ状のカバー材d、eでカ
バー12Dを構成したり、図5(A)の側面図、および
同(A)のF−F断面図である図5(B)に示すよう
に、縦に補強用の骨hを入れたコ字形カバー材f、gで
カバー12Eを構成してもよい。このような骨hを設け
ることにより、カバーあるいはカバー材の肉厚を薄くす
ることができる。
た実施例において、ケリーバ4を鉛直に引き起こした状
態におけるカバーの自立性を高めるため、図4(B)の
側面図に示すように、ジャバラ状のカバー材d、eでカ
バー12Dを構成したり、図5(A)の側面図、および
同(A)のF−F断面図である図5(B)に示すよう
に、縦に補強用の骨hを入れたコ字形カバー材f、gで
カバー12Eを構成してもよい。このような骨hを設け
ることにより、カバーあるいはカバー材の肉厚を薄くす
ることができる。
【0020】図6(A)とそのG−G断面図である図6
(B)は本発明の他の実施例であり、金属や樹脂製ある
いはこれらの複合材等でなる剛性を有するカバー材iで
3面を構成し、他の一面を、裏板23とねじ、リベット
等の固定具24または接着により前記カバー材iの開口
部にゴムでなるカバー材j、kを、先端の合わせ部cで
カバー材j、kが当接するように取付けたもので、ケリ
ーバ4が水平状態の時には合わせ部cにスイベルジョイ
ント7を通し、この時にはカバー材j、kが矢印Rで示
すように押し開かれているように構成したものである。
本実施例によれば、カバー材12Fの自立性を剛性を有
するもののみで構成する場合とほぼ同様に高めることが
できる。なお、図6(C)に示すように、剛性を有する
カバー材iの開口面に1枚だけのゴム等の弾性材でなる
カバー材mを取付けて該弾性材でなるカバー材mと剛性
を有するカバー材iとの間に合わせ部cを形成し、スイ
ベルジョイント7によりカバー材mが矢印Rで示すよう
に開くようにカバー12Gを構成してもよい。
(B)は本発明の他の実施例であり、金属や樹脂製ある
いはこれらの複合材等でなる剛性を有するカバー材iで
3面を構成し、他の一面を、裏板23とねじ、リベット
等の固定具24または接着により前記カバー材iの開口
部にゴムでなるカバー材j、kを、先端の合わせ部cで
カバー材j、kが当接するように取付けたもので、ケリ
ーバ4が水平状態の時には合わせ部cにスイベルジョイ
ント7を通し、この時にはカバー材j、kが矢印Rで示
すように押し開かれているように構成したものである。
本実施例によれば、カバー材12Fの自立性を剛性を有
するもののみで構成する場合とほぼ同様に高めることが
できる。なお、図6(C)に示すように、剛性を有する
カバー材iの開口面に1枚だけのゴム等の弾性材でなる
カバー材mを取付けて該弾性材でなるカバー材mと剛性
を有するカバー材iとの間に合わせ部cを形成し、スイ
ベルジョイント7によりカバー材mが矢印Rで示すよう
に開くようにカバー12Gを構成してもよい。
【0021】また、上述の実施例では角断面構造のケリ
ーバにカバーを取付けた場合について示したが、丸断面
構造のケリーバであっても同様の目的を各実施例の円筒
状または角筒状カバーを取付けることによって達成でき
ることは言うまでもない。また、筒状ゴムと一体にコイ
ル状に弾性を有する金属材を設けて自立性を高める構造
も採用できる。
ーバにカバーを取付けた場合について示したが、丸断面
構造のケリーバであっても同様の目的を各実施例の円筒
状または角筒状カバーを取付けることによって達成でき
ることは言うまでもない。また、筒状ゴムと一体にコイ
ル状に弾性を有する金属材を設けて自立性を高める構造
も採用できる。
【0022】
【発明の効果】請求項1によれば、ケリーバを縮めた時
のスイベルジョイントの位置より高い位置に設定し、ス
イベルジョイントを包囲して泥水の飛散を防止するため
にアウタケリーバの上端部に取付けられた筒状のカバー
を弾性材によって構成したので、カバーを地上でアウタ
ケリーバの上端部に取付け、ワイヤロープを巻上げてケ
リーバ鉛直に引き起こす際に、弾性材のカバーは、スイ
ベルジョイントの動きに伴って変形してこの動きに追従
する。これにより、カバーがワイヤロープに接触するこ
とがほとんどなくなり、たとえ接触しても弾性材である
ので、ワイヤロープに損傷を与えることなく、ケリーバ
を引き起こすことができる。従って、従来のようにケリ
ーバをケリーバ駆動装置に貫挿後にフロントフレームの
上に登って取付ける必要がないので、安全かつ容易にカ
バー取付け作業が行える。また、ケリーバを鉛直に引き
起こした状態において、カバーが筒状に復元して自立
し、スイベルジョイントの泥水の飛散を防止できる。
のスイベルジョイントの位置より高い位置に設定し、ス
イベルジョイントを包囲して泥水の飛散を防止するため
にアウタケリーバの上端部に取付けられた筒状のカバー
を弾性材によって構成したので、カバーを地上でアウタ
ケリーバの上端部に取付け、ワイヤロープを巻上げてケ
リーバ鉛直に引き起こす際に、弾性材のカバーは、スイ
ベルジョイントの動きに伴って変形してこの動きに追従
する。これにより、カバーがワイヤロープに接触するこ
とがほとんどなくなり、たとえ接触しても弾性材である
ので、ワイヤロープに損傷を与えることなく、ケリーバ
を引き起こすことができる。従って、従来のようにケリ
ーバをケリーバ駆動装置に貫挿後にフロントフレームの
上に登って取付ける必要がないので、安全かつ容易にカ
バー取付け作業が行える。また、ケリーバを鉛直に引き
起こした状態において、カバーが筒状に復元して自立
し、スイベルジョイントの泥水の飛散を防止できる。
【0023】請求項2によれば、カバーを縦方向に分割
可能に構成したので、分割されたカバーの片方のみが押
し上げられて変形するか、あるいはカバーどうしの合わ
せ部分のみが押し広げられて変形してスイベルジョイン
トの動きに追従するため、請求項1と同様な効果が得ら
れると共に、スイベルジョイントの屈曲に伴うカバーの
変形量が少なくてすみので、カバー材が破損しにくい。
また、カバーが分割されているので、ワイヤロープが取
付けられたスイベルジョイントを連結した後でも取付け
が可能であり、作業性が向上する。
可能に構成したので、分割されたカバーの片方のみが押
し上げられて変形するか、あるいはカバーどうしの合わ
せ部分のみが押し広げられて変形してスイベルジョイン
トの動きに追従するため、請求項1と同様な効果が得ら
れると共に、スイベルジョイントの屈曲に伴うカバーの
変形量が少なくてすみので、カバー材が破損しにくい。
また、カバーが分割されているので、ワイヤロープが取
付けられたスイベルジョイントを連結した後でも取付け
が可能であり、作業性が向上する。
【0024】請求項3によれば、筒状のカバーを1箇所
縦方向に分断したので、分断した部分のみが押し広げら
れて変形してスイベルジョイントの動きに追従するた
め、請求項2と同様の効果が少ない部品点数で得られ
る。
縦方向に分断したので、分断した部分のみが押し広げら
れて変形してスイベルジョイントの動きに追従するた
め、請求項2と同様の効果が少ない部品点数で得られ
る。
【0025】請求項4によれば、カバーを剛性材と弾性
材との組合わせにより構成し、しかも合わせ部を弾性材
または弾性材と剛性材との間に形成したので、請求項
2、3の分割または分断による場合と同様の効果が得ら
れ、かつ自立性が向上する。
材との組合わせにより構成し、しかも合わせ部を弾性材
または弾性材と剛性材との間に形成したので、請求項
2、3の分割または分断による場合と同様の効果が得ら
れ、かつ自立性が向上する。
【図1】本発明の泥水飛散防止装置である筒状カバーの
一実施例を取付けた伸縮式ケリーバを示す側面断面図で
ある。
一実施例を取付けた伸縮式ケリーバを示す側面断面図で
ある。
【図2】図1の実施例の筒状カバーを取付けたケリーバ
を地上より引き起こす時の状態を示す側面図である。
を地上より引き起こす時の状態を示す側面図である。
【図3】(A)は本発明の他の実施例である分割型筒状
カバーを取付けたケリーバを引き起こす時の状態を示す
側面図、(B)は該分割型筒状カバーを90度回転させ
て取付けたケリーバを引き起こす時の状態を示す側面
図、(C)は(B)のE−E断面図である。
カバーを取付けたケリーバを引き起こす時の状態を示す
側面図、(B)は該分割型筒状カバーを90度回転させ
て取付けたケリーバを引き起こす時の状態を示す側面
図、(C)は(B)のE−E断面図である。
【図4】(A)は本発明の他の実施例である1箇所分断
型カバーを取付けたケリーバを引き起こす時の状態を示
す図3(C)相当断面図、(B)は本発明の他の実施例
のジャバラ状の筒状カバーを示す一部破断側面図であ
る。
型カバーを取付けたケリーバを引き起こす時の状態を示
す図3(C)相当断面図、(B)は本発明の他の実施例
のジャバラ状の筒状カバーを示す一部破断側面図であ
る。
【図5】(A)は縦に骨の入った本発明の他の実施例の
カバーを示す側面図、(B)は(A)のF−F断面図で
ある。
カバーを示す側面図、(B)は(A)のF−F断面図で
ある。
【図6】(A)は剛性材と弾性材とにより構成された本
発明の他の実施例のカバーを示す側面図、(B)は
(A)のG−G断面図、(C)はその変形例を示す
(B)相当断面図である。
発明の他の実施例のカバーを示す側面図、(B)は
(A)のG−G断面図、(C)はその変形例を示す
(B)相当断面図である。
【図7】公知のカバーを有するアースドリルの全体側面
図である。
図である。
2 ワイヤロープ 4 伸縮式ケリーバ 7 スイベルジョイント 12A〜12G カバー a、b、d〜g、j〜m 弾性材でなるカバー材 c 合わせ部 i 剛性材でなるカバー材 13 インナケリーバ 18 アウタケリーバ 19 ボルト
Claims (4)
- 【請求項1】ワイヤロープによりスイベルジョイントを
介してインナケリーバが支持される伸縮式ケリーバを有
し、前記伸縮式ケリーバのアウタケリーバの上端部にス
イベルジョイントを包囲する筒状のカバーを取付けたア
ースドリルにおいて、前記カバーを着脱自在に、かつ該
カバーの高さをケリーバを縮めた時のスイベルジョイン
トの位置より高い寸法に設定すると共に、前記カバーを
弾性材によって構成したことを特徴とするアースドリル
用スイベルジョイントの泥水飛散防止装置。 - 【請求項2】請求項1において、前記筒状のカバーを縦
方向に分割可能に構成したことを特徴とするアースドリ
ル用スイベルジョイントの泥水飛散防止装置。 - 【請求項3】請求項1において、前記筒状のカバーを1
箇所縦方向に分断して構成したことを特徴とするアース
ドリル用スイベルジョイントの泥水飛散防止装置。 - 【請求項4】請求項1において、前記筒状のカバーを弾
性材のみにより構成する代わりに、剛性材と弾性材とに
より構成すると共に、剛性材と弾性材との間に、または
弾性材に押し開き可能な合わせ部を縦に形成したことを
特徴とするアースドリル用スイベルジョイントの泥水飛
散防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5318922A JP3053324B2 (ja) | 1993-11-25 | 1993-11-25 | アースドリル用スイベルジョイントの泥水飛散防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5318922A JP3053324B2 (ja) | 1993-11-25 | 1993-11-25 | アースドリル用スイベルジョイントの泥水飛散防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07150880A true JPH07150880A (ja) | 1995-06-13 |
JP3053324B2 JP3053324B2 (ja) | 2000-06-19 |
Family
ID=18104483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5318922A Expired - Fee Related JP3053324B2 (ja) | 1993-11-25 | 1993-11-25 | アースドリル用スイベルジョイントの泥水飛散防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3053324B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114127382A (zh) * | 2019-08-16 | 2022-03-01 | 包尔机械有限公司 | 用于钻孔设备的方钻杆组件与用于地面加工的方法 |
-
1993
- 1993-11-25 JP JP5318922A patent/JP3053324B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114127382A (zh) * | 2019-08-16 | 2022-03-01 | 包尔机械有限公司 | 用于钻孔设备的方钻杆组件与用于地面加工的方法 |
CN114127382B (zh) * | 2019-08-16 | 2024-05-07 | 包尔机械有限公司 | 用于钻孔设备的方钻杆组件与用于地面加工的方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3053324B2 (ja) | 2000-06-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |