JPH071305Y2 - スライド式サンルーフの通電構造 - Google Patents
スライド式サンルーフの通電構造Info
- Publication number
- JPH071305Y2 JPH071305Y2 JP6135488U JP6135488U JPH071305Y2 JP H071305 Y2 JPH071305 Y2 JP H071305Y2 JP 6135488 U JP6135488 U JP 6135488U JP 6135488 U JP6135488 U JP 6135488U JP H071305 Y2 JPH071305 Y2 JP H071305Y2
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- JP
- Japan
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- sunroof
- glass
- sliding
- current
- vehicle
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Description
【考案の詳細な説明】 [考案の目的] 〈産業上の利用分野〉 本考案は、電気的調光素子を有するサンルーフパネルを
用いたスライド式サンルーフの通電構造に関する。
用いたスライド式サンルーフの通電構造に関する。
〈従来の技術〉 従来、自動車の屋根に設けられた開口部を開閉可能なサ
ンルーフパネルを設けることにより、屋根側から外気を
車室内に取り入れ可能となり、開放感や爽快感を高める
ようにしたサンルーフがある。更に、このサンルーフパ
ネルにガラスを用いて、サンルーフパネルを閉じた状態
でも太陽光を車室内を取り入れることにより、快適性を
より高めるようにすると共に、強い陽射を遮るためのサ
ンシェードを設けたものがある。しかしながら、一般に
サンシェードを手動により開閉するため、その操作性が
煩雑化するという不都合がある。
ンルーフパネルを設けることにより、屋根側から外気を
車室内に取り入れ可能となり、開放感や爽快感を高める
ようにしたサンルーフがある。更に、このサンルーフパ
ネルにガラスを用いて、サンルーフパネルを閉じた状態
でも太陽光を車室内を取り入れることにより、快適性を
より高めるようにすると共に、強い陽射を遮るためのサ
ンシェードを設けたものがある。しかしながら、一般に
サンシェードを手動により開閉するため、その操作性が
煩雑化するという不都合がある。
とろこで、電気的調光素子としての分散型液晶シートを
2枚のガラス間に挟み込んでサンドイッチ構造にした調
光ガラスが提案されている。この調光ガラスは、電圧を
加えない状態では光を余り通さないが、電圧を加えた状
態ではほとんど透明な状態となるばかりでなく、その印
加電圧をオン・オフすることにより瞬時にその透明度を
変えることができる。この調光ガラスをサンルーフガラ
スとして用いることにより、サンシェードを必要としな
くなる。
2枚のガラス間に挟み込んでサンドイッチ構造にした調
光ガラスが提案されている。この調光ガラスは、電圧を
加えない状態では光を余り通さないが、電圧を加えた状
態ではほとんど透明な状態となるばかりでなく、その印
加電圧をオン・オフすることにより瞬時にその透明度を
変えることができる。この調光ガラスをサンルーフガラ
スとして用いることにより、サンシェードを必要としな
くなる。
このような調光ガラスを開閉時に明滅させるようにすれ
ば、サンルーフガラスの開閉動作を容易に視認すること
ができ、その商品性を高めることができる。しかしなが
ら、明滅させるためにはコントールユニットが必要とな
り、部品コストが高騰するという問題が生じる。
ば、サンルーフガラスの開閉動作を容易に視認すること
ができ、その商品性を高めることができる。しかしなが
ら、明滅させるためにはコントールユニットが必要とな
り、部品コストが高騰するという問題が生じる。
〈考案が解決しようとする課題〉 このような考案者の知見に鑑み、本考案の主な目的は、
簡単な構造により、サンルーフパネルに設けられた電気
的調光素子を用いて開閉時にサンルーフパネル部を明滅
させることができるスライド式サンルーフの通電構造を
提供することにある。
簡単な構造により、サンルーフパネルに設けられた電気
的調光素子を用いて開閉時にサンルーフパネル部を明滅
させることができるスライド式サンルーフの通電構造を
提供することにある。
[考案の構成] 〈課題を解決するための手段〉 このような目的は、本考案によれば、車輌の屋根に設け
られた開口部を開閉するべくスライド可能でありかつ電
気的調光素子を有するサンルーフパネルと、前記車輌側
及び前記サンルーフパネル側のいずれか一方に前記スラ
イド方向に沿って延設された通電レールと、該通電レー
ルに電気的に接触するべく前記車輌側及び前記サンルー
フパネル側のいずれか他方に設けられたブラシ手段とを
有し、前記車輌側に設けられた電気回路と前記電気的調
光素子とを互いに電気的に接続するようにしたスライド
式サンルーフの通電構造に於て、前記通電レールの前記
ブラシ手段との電気的接触部が、前記スライド方向に断
続的に配設されていることを特徴とするスライド式サン
ルーフの通電構造を提供することにより達成される。
られた開口部を開閉するべくスライド可能でありかつ電
気的調光素子を有するサンルーフパネルと、前記車輌側
及び前記サンルーフパネル側のいずれか一方に前記スラ
イド方向に沿って延設された通電レールと、該通電レー
ルに電気的に接触するべく前記車輌側及び前記サンルー
フパネル側のいずれか他方に設けられたブラシ手段とを
有し、前記車輌側に設けられた電気回路と前記電気的調
光素子とを互いに電気的に接続するようにしたスライド
式サンルーフの通電構造に於て、前記通電レールの前記
ブラシ手段との電気的接触部が、前記スライド方向に断
続的に配設されていることを特徴とするスライド式サン
ルーフの通電構造を提供することにより達成される。
〈作用〉 このようにすれば、明滅用のコントロールユニット等を
別個に設けることなく、サンルーフパネルに設けられた
電気的調光素子に開閉時に断続的に通電し得ることか
ら、サンルーフパネル部を開閉時に容易に明滅状体にす
ることができる。
別個に設けることなく、サンルーフパネルに設けられた
電気的調光素子に開閉時に断続的に通電し得ることか
ら、サンルーフパネル部を開閉時に容易に明滅状体にす
ることができる。
〈実施例〉 以下に添付の図面を参照して本考案を特定の実施例につ
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
第1図は本考案が適用された自動車のスライド式サンル
ーフの要部を概略的に示す平面図であり、左右対称をな
すため、その一方について以下に示す。車輌の屋根を構
成するルーフパネル1の車輌の前方部には開口部2が開
設されており、開口部2を閉塞可能なサンルーフパネル
としてのサンルーフガラス3を開閉することにより、外
気を任意に車室内に取入れることができる。
ーフの要部を概略的に示す平面図であり、左右対称をな
すため、その一方について以下に示す。車輌の屋根を構
成するルーフパネル1の車輌の前方部には開口部2が開
設されており、開口部2を閉塞可能なサンルーフパネル
としてのサンルーフガラス3を開閉することにより、外
気を任意に車室内に取入れることができる。
ルーフパネル1の車室内側には、ルーフパネル1の下面
から所定の間隔をもってサンルーフフレームが取付けら
れており、サンルーフフレーム4には、ルーフパネル1
の開口部2と対応する室内側開口部5が開設されてい
る。サンルーフフレーム4の車輌の前後方向に沿う側方
部には、左右対称にかつ互いに平行をなすガイドレール
6が配設されている。
から所定の間隔をもってサンルーフフレームが取付けら
れており、サンルーフフレーム4には、ルーフパネル1
の開口部2と対応する室内側開口部5が開設されてい
る。サンルーフフレーム4の車輌の前後方向に沿う側方
部には、左右対称にかつ互いに平行をなすガイドレール
6が配設されている。
サンルーフガラス3の周縁部にはその下面及び端面を保
持する枠としての金属製のガラスホルダ7が一体的に取
付けられており、ガラスホルダ7のガイドレール6に沿
う部分の車輌の前後部には、フロントステー8及びリヤ
ステー9がそれぞれ左右対称に設けられている。サンル
ーフガラス3は、各ステー8、9を介してガイドレール
6によりガイドされて車輌の前後方向にスライドし、開
口部2を開閉する。
持する枠としての金属製のガラスホルダ7が一体的に取
付けられており、ガラスホルダ7のガイドレール6に沿
う部分の車輌の前後部には、フロントステー8及びリヤ
ステー9がそれぞれ左右対称に設けられている。サンル
ーフガラス3は、各ステー8、9を介してガイドレール
6によりガイドされて車輌の前後方向にスライドし、開
口部2を開閉する。
また、リヤステー9には、サンルーフガラス3の後方側
を上下方向にも動かすための公知のリンク機構を介し
て、プッシュプルケーブル11のインナケーブルの遊端部
が連結されている。プッシュプルケーブル11は、可撓性
を有するインナケーブルの外周面にワイヤを螺旋状に巻
回してなる公知形式のものであり、ガイドレール6に支
持されると共にサンルーフフレーム4の後方に延出さ
れ、かつサンルーフフレーム4の後端縁に沿うように配
設されている。サンルーフフレーム4の後端の中央部に
はその後方側にギヤ装置12が配設されており、プッシュ
プルケーブル11のインナケーブルの基端部が、サンルー
フモータ13に連結されたギヤ装置12内の駆動ギヤと噛合
している。
を上下方向にも動かすための公知のリンク機構を介し
て、プッシュプルケーブル11のインナケーブルの遊端部
が連結されている。プッシュプルケーブル11は、可撓性
を有するインナケーブルの外周面にワイヤを螺旋状に巻
回してなる公知形式のものであり、ガイドレール6に支
持されると共にサンルーフフレーム4の後方に延出さ
れ、かつサンルーフフレーム4の後端縁に沿うように配
設されている。サンルーフフレーム4の後端の中央部に
はその後方側にギヤ装置12が配設されており、プッシュ
プルケーブル11のインナケーブルの基端部が、サンルー
フモータ13に連結されたギヤ装置12内の駆動ギヤと噛合
している。
従って、サンルーフモータ13を正逆転させることによ
り、プッシュプルケーブル11のインナケーブルが進退し
て、リヤステー9を介して動かされるサンルーフガラス
3が、ルーフパネル1の後方側下面とサンルーフフレー
ム4との間に格納されたり、開口部2を閉塞することと
なる。
り、プッシュプルケーブル11のインナケーブルが進退し
て、リヤステー9を介して動かされるサンルーフガラス
3が、ルーフパネル1の後方側下面とサンルーフフレー
ム4との間に格納されたり、開口部2を閉塞することと
なる。
第2図は第1図に示すII-II線について見た断面図であ
り、フロントステー8部分を示している。サンルーフガ
ラス3の周縁にはウェザーストリップ14の基端部が、サ
ンルーフガラス3の端面15及びその近傍の上下面を覆う
ように、ガラスホルダ7と共に固着されており、全閉時
には開口部2の内周面に空洞状断面を有する遊端部が当
接して雨水などの浸入を防止する。尚、ガラスホルダ7
の内周縁にはモール16が取付けられており、ガラスホル
ダ7とサンルーフガラス3との間に封入された、接着剤
により、ガラスホルダ7とサンルーフガラス3とが互い
に固着されている。
り、フロントステー8部分を示している。サンルーフガ
ラス3の周縁にはウェザーストリップ14の基端部が、サ
ンルーフガラス3の端面15及びその近傍の上下面を覆う
ように、ガラスホルダ7と共に固着されており、全閉時
には開口部2の内周面に空洞状断面を有する遊端部が当
接して雨水などの浸入を防止する。尚、ガラスホルダ7
の内周縁にはモール16が取付けられており、ガラスホル
ダ7とサンルーフガラス3との間に封入された、接着剤
により、ガラスホルダ7とサンルーフガラス3とが互い
に固着されている。
前記したガイドレール6には、開口部2の内方側に向け
て開放されたコ字状断面を有するガイド溝部17が一体的
に形成されており、一端部をガラスホルダ7の下面に例
えばボルト18をもって固設されたフロントステー8の遊
端側が、ガラスホルダ7から下方に向けて延出し、ガイ
ド溝部17内に突入している。その突入端部にモールド成
形されたスライダ19が、ガイト溝部17内にて車輌の前後
方向にスライド自在に受容されている。尚、ガイドレー
ル6には、ガイド溝部17の車輌側方側に、リヤステー9
の前記したリンク機構をスライド自在に支持するための
レール面部21と、プッシュプルケーブル11をガイドする
ガイド孔部22とがそれぞれ一体的に形成されている。
て開放されたコ字状断面を有するガイド溝部17が一体的
に形成されており、一端部をガラスホルダ7の下面に例
えばボルト18をもって固設されたフロントステー8の遊
端側が、ガラスホルダ7から下方に向けて延出し、ガイ
ド溝部17内に突入している。その突入端部にモールド成
形されたスライダ19が、ガイト溝部17内にて車輌の前後
方向にスライド自在に受容されている。尚、ガイドレー
ル6には、ガイド溝部17の車輌側方側に、リヤステー9
の前記したリンク機構をスライド自在に支持するための
レール面部21と、プッシュプルケーブル11をガイドする
ガイド孔部22とがそれぞれ一体的に形成されている。
ところで、サンルーフガラス3は、電気的調光素子とし
ての例えば分散型液晶シート23を2枚のガラス板により
挟持してなるものである。第2図に示されるように、サ
ンルーフガラス3の端面15から液晶シート23の印加電圧
供給用リード線24が取出されており、ウェザーストリッ
プ14とサンルーフガラス3との間を通ってガラスホルダ
7内に引き出されて、ガラスホルダ7の適所に穿設され
た孔25を介してガラスホルダ7の下方にリード線24の遊
端側が取出されている。
ての例えば分散型液晶シート23を2枚のガラス板により
挟持してなるものである。第2図に示されるように、サ
ンルーフガラス3の端面15から液晶シート23の印加電圧
供給用リード線24が取出されており、ウェザーストリッ
プ14とサンルーフガラス3との間を通ってガラスホルダ
7内に引き出されて、ガラスホルダ7の適所に穿設され
た孔25を介してガラスホルダ7の下方にリード線24の遊
端側が取出されている。
ガイドレール6には、ガイド溝部17の車輌側方側の外壁
面26に、絶縁体27を介してスライド方向に沿って延在す
る通電レール28が固設されている。また、フロントステ
ー8のガラスホルダ7とガイドレール6との間に露出す
る部分には長板状の導体からなるブラシ29の基部が絶縁
体30を介して固着されている。ブラシ29は、その基部か
らガイド溝部17の外面に沿ってL字状をなし、かつその
遊端を通電レール28に臨むように曲折されている。ブラ
シ29の遊端には、通電レール28に摺接するように凸状を
なす接点部31が設けられている。
面26に、絶縁体27を介してスライド方向に沿って延在す
る通電レール28が固設されている。また、フロントステ
ー8のガラスホルダ7とガイドレール6との間に露出す
る部分には長板状の導体からなるブラシ29の基部が絶縁
体30を介して固着されている。ブラシ29は、その基部か
らガイド溝部17の外面に沿ってL字状をなし、かつその
遊端を通電レール28に臨むように曲折されている。ブラ
シ29の遊端には、通電レール28に摺接するように凸状を
なす接点部31が設けられている。
第3図に良く示されるように、通電レール28にはスライ
ド方向に所定の長さをもって形成された複数の摺接面部
34が互いに所定の間隔をおいて配設されており、各摺接
面部34の間には摺接面部34と同一の平面を形成するよう
に絶縁体27の一部が露出している。また、ブラシ29の基
端にはリード線24の遊端に取付けられたコネクタ32が結
合され、通電レール28の車輌前方の先端には、車輌側に
設けられた電気回路としての図示されない電圧供給ユニ
ットに電気的に接続されたコネクタ33が結合される。従
って、サンルーフガラス3をスライドさせて、ブラシ29
の接点部31と通電レール28の摺動面部34とが互いに摺接
したときにのみ、液晶シート23と電圧供給ユニットとが
電気的に接続される。
ド方向に所定の長さをもって形成された複数の摺接面部
34が互いに所定の間隔をおいて配設されており、各摺接
面部34の間には摺接面部34と同一の平面を形成するよう
に絶縁体27の一部が露出している。また、ブラシ29の基
端にはリード線24の遊端に取付けられたコネクタ32が結
合され、通電レール28の車輌前方の先端には、車輌側に
設けられた電気回路としての図示されない電圧供給ユニ
ットに電気的に接続されたコネクタ33が結合される。従
って、サンルーフガラス3をスライドさせて、ブラシ29
の接点部31と通電レール28の摺動面部34とが互いに摺接
したときにのみ、液晶シート23と電圧供給ユニットとが
電気的に接続される。
このようにして構成された通電構造を、例えば、左右の
フロントステー8及びガイドレール6に設けて、一方に
電源側を、他方に接地側をそれぞれ接続することによ
り、印加電圧を液晶シート23に供給することができる。
印加電圧を液晶シート23に供給すると、液晶分子が整列
して、液晶シート23が透明な状態になり、印加電圧の供
給を止めると不透明な状態となる。従って、サンルーフ
ガラス3をスライドさせた際には、ブラシ29の接点部31
が通電レール28の摺接面部34に断続的に摺接するため、
サンルーフガラス3を透明または不透明な状態を繰返し
つつ開閉させることができる。
フロントステー8及びガイドレール6に設けて、一方に
電源側を、他方に接地側をそれぞれ接続することによ
り、印加電圧を液晶シート23に供給することができる。
印加電圧を液晶シート23に供給すると、液晶分子が整列
して、液晶シート23が透明な状態になり、印加電圧の供
給を止めると不透明な状態となる。従って、サンルーフ
ガラス3をスライドさせた際には、ブラシ29の接点部31
が通電レール28の摺接面部34に断続的に摺接するため、
サンルーフガラス3を透明または不透明な状態を繰返し
つつ開閉させることができる。
尚、本実施例にあっては、通電レール28をガイドレール
6側に設け、ブラシ28をフロントステー8に設けたが、
逆にブラシ28を車輌側に固定して、通電レール28をサン
ルーフガラス3側に設けて一緒にスライドさせても良
い。また、それぞれの設置場所についても、フロントス
テー8やガイドレール6に限るものではなく、例えばガ
ラスホルダ7やサンルーフフレームに設けても良い。
6側に設け、ブラシ28をフロントステー8に設けたが、
逆にブラシ28を車輌側に固定して、通電レール28をサン
ルーフガラス3側に設けて一緒にスライドさせても良
い。また、それぞれの設置場所についても、フロントス
テー8やガイドレール6に限るものではなく、例えばガ
ラスホルダ7やサンルーフフレームに設けても良い。
また本考案にあっては、上記実施例に示したようにサン
ルーフガラスに液晶シートを設けたスライド式サンルー
フに限ることなく、電気的調光素子として例えば表示体
などをサンルーフパネルに設けるようにしたスライド式
サンルーフについても適用可能である。更に、ガラスパ
ネルに限ることなく、樹脂製あるいは金属製のサンルー
フパネルであっても良い。
ルーフガラスに液晶シートを設けたスライド式サンルー
フに限ることなく、電気的調光素子として例えば表示体
などをサンルーフパネルに設けるようにしたスライド式
サンルーフについても適用可能である。更に、ガラスパ
ネルに限ることなく、樹脂製あるいは金属製のサンルー
フパネルであっても良い。
[考案の効果] このように本考案によれば、明滅用のコントロールユニ
ット等を別個に設けることなく簡単な構造により、サン
ルーフパネルに設けられた電気的調光素子を用いてサン
ルーフ部を開閉時に明滅状体にすることができるため、
部品コストなどが高騰することなく、スライド式サンル
ーフの商品性を高めることができ、その効果は極めて大
である。
ット等を別個に設けることなく簡単な構造により、サン
ルーフパネルに設けられた電気的調光素子を用いてサン
ルーフ部を開閉時に明滅状体にすることができるため、
部品コストなどが高騰することなく、スライド式サンル
ーフの商品性を高めることができ、その効果は極めて大
である。
第1図は、本考案が適用されたスライド式サンルーフの
要部を概略的に示す平面図である。 第2図は、第1図のII-II線についてみた断面図であ
る。 第3図は、本考案に基づく通電構造を示す要部斜視図で
ある。 1……ルーフパネル、2……開口部 3……サンルーフガラス、4……サンルーフフレーム 5……室内側開口部、6……ガイドレール 7……ガラスホルダ、8……フロントステー 9……リヤステー 11……プッシュプルケーブル 12……ギヤ装置、13サンルーフモータ 14……ウェザーストリップ 15……端面、16……モール 17……ガイド溝部、18……ボルト 19……スライダ、21……レール面部 22……ガイド孔部、23……液晶シート 24……リード線、25……孔 26……外壁面、27……絶縁体 28……通電レール、29……ブラシ 30……絶縁体、31……接点部 32、33……コネクタ、34……摺接面部
要部を概略的に示す平面図である。 第2図は、第1図のII-II線についてみた断面図であ
る。 第3図は、本考案に基づく通電構造を示す要部斜視図で
ある。 1……ルーフパネル、2……開口部 3……サンルーフガラス、4……サンルーフフレーム 5……室内側開口部、6……ガイドレール 7……ガラスホルダ、8……フロントステー 9……リヤステー 11……プッシュプルケーブル 12……ギヤ装置、13サンルーフモータ 14……ウェザーストリップ 15……端面、16……モール 17……ガイド溝部、18……ボルト 19……スライダ、21……レール面部 22……ガイド孔部、23……液晶シート 24……リード線、25……孔 26……外壁面、27……絶縁体 28……通電レール、29……ブラシ 30……絶縁体、31……接点部 32、33……コネクタ、34……摺接面部
Claims (1)
- 【請求項1】車輌の屋根に設けられた開口部を開閉する
べくスライド可能でありかつ電気的調光素子を有するサ
ンルーフパネルと、前記車輌側及び前記サンルーフパネ
ル側のいずれか一方に前記スライド方向に沿って延設さ
れた通電レールと、該通電レールに電気的に接触するべ
く前記車輌側及び前記サンルーフパネル側のいずれか他
方に設けられたブラシ手段とを有し、前記車輌側に設け
られた電気回路と前記電気的調光素子とを互いに電気的
に接続するようにしたスライド式サンルーフの通電構造
に於て、 前記通電レールの前記ブラシ手段との電気的接触部が、
前記スライド方向に断続的に配設されていることを特徴
とするスライド式サンルーフの通電構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6135488U JPH071305Y2 (ja) | 1988-05-10 | 1988-05-10 | スライド式サンルーフの通電構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6135488U JPH071305Y2 (ja) | 1988-05-10 | 1988-05-10 | スライド式サンルーフの通電構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01167914U JPH01167914U (ja) | 1989-11-27 |
JPH071305Y2 true JPH071305Y2 (ja) | 1995-01-18 |
Family
ID=31287027
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6135488U Expired - Lifetime JPH071305Y2 (ja) | 1988-05-10 | 1988-05-10 | スライド式サンルーフの通電構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH071305Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9573449B2 (en) | 2014-12-01 | 2017-02-21 | Hyundai Motor Company | Power transmission apparatus for vehicle sunroof |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009067191A (ja) * | 2007-09-12 | 2009-04-02 | Kanto Auto Works Ltd | 車両の調光ガラス用電源制御装置 |
-
1988
- 1988-05-10 JP JP6135488U patent/JPH071305Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9573449B2 (en) | 2014-12-01 | 2017-02-21 | Hyundai Motor Company | Power transmission apparatus for vehicle sunroof |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01167914U (ja) | 1989-11-27 |
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