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JPH07138520A - 断熱塗料及びそれを塗装した構造体 - Google Patents

断熱塗料及びそれを塗装した構造体

Info

Publication number
JPH07138520A
JPH07138520A JP31282993A JP31282993A JPH07138520A JP H07138520 A JPH07138520 A JP H07138520A JP 31282993 A JP31282993 A JP 31282993A JP 31282993 A JP31282993 A JP 31282993A JP H07138520 A JPH07138520 A JP H07138520A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
heat
resin dispersion
aqueous resin
parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31282993A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Mishima
偉志 三島
Mitsutoshi Fujita
光敏 藤田
Tetsuo Enomoto
哲男 榎本
Masahiro Kurabayashi
雅寛 倉林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Kasei Engineering Corp
Kuboko Paint Co Ltd
Original Assignee
Asahi Engineering Co Ltd Osaka
Kuboko Paint Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Engineering Co Ltd Osaka, Kuboko Paint Co Ltd filed Critical Asahi Engineering Co Ltd Osaka
Priority to JP31282993A priority Critical patent/JPH07138520A/ja
Publication of JPH07138520A publication Critical patent/JPH07138520A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 雨水や結露による悪影響及び施工箇所の制限
を受けず、低コスト、低公害で、かつ、比較的高温にお
いても長期的な断熱を行える断熱塗料を提供する。 【構成】 感温係数25以下のフィルムを形成しうる水
性樹脂分散液100重量部に対し、水硬性無機バインダ
ー50〜200重量部、密閉気泡を有する充填材200
〜500重量部が配合された断熱塗料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば加熱、冷却又は
恒温下におかれるプラントの配管やタンク等において、
断熱が必要となる箇所や直接触れると危険な温度となる
箇所について断熱並びに安全性確保のために用いられる
断熱塗料及びそれを塗装した構造体に関する。更に詳し
くは、このような箇所でも比較的高い表面温度となる箇
所での断熱並びに安全性確保に適した断熱塗料及びそれ
を塗装した構造体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばプラントにおける断熱が必
要な箇所や温度的に安全性確保が必要な箇所について
は、パーライトや硅酸カルシウムの板や筒、岩綿ブラン
ケット、ポリウレタンフォーム、ポリスチレンフォーム
等の断熱材で覆い、これらの断熱材の外側にカラー鉄板
等の外装材を取り付けることが行われている。
【0003】また、特に保温は必要でないが、作業者が
直接触れると危険な温度となる箇所については、安全を
確保するために金属製のケージを設けることも行われて
いる。
【0004】一方、特公昭47−10535号公報に
は、エポキシ樹脂及び硬化剤に結晶水を有する無機物と
SiO2 を有する無機物を混合した防熱材料が提案され
ており、また特開昭54−118437号公報、同54
−126236号公報には、接着剤に粒状パーライト等
のポーラス状物質を混合した断熱塗料が提案されてい
る。
【0005】また、特開昭56−84670号公報に
は、多数の無機質繊維ボードをシリカゾルと無機質繊維
微粉を含む無機高分子系塗料を接着剤として被断熱部に
貼りつける鋼製プラントの断熱方法が提案されている。
【0006】一方、本出願人は特開平4−372677
号公報で合成樹脂バインダーに密閉気泡を有する充填材
を配合した「断熱性ライニング材及びそれを用いた断熱
構造」を既に提案している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の保温や安全確保のための断熱やケージの取り付けに
は次のような問題がある。
【0008】(1)従来の保温や安全確保のための断熱
では、完全な防水構造とはならないため、風雨にさらさ
れる箇所での雨水の浸入を防止することができない。こ
のため、雨水が被断熱部と断熱材間の隙間に入り込んだ
り、また断熱材によっては雨水が断熱材自体に浸透し、
断熱性を低下させるだけでなく、被断熱部の表面が鋼材
等の腐食しやすい材料であると、被断熱部の腐食の原因
となる。
【0009】被断熱部の表面温度が120℃を越える高
温であるときには、多少の雨水が浸入しても短時間で蒸
発されてしまうので、通常の防錆処理によって腐食を防
止することも可能である。しかし、被断熱部の表面温度
が40〜120℃、特に80℃前後の場合、常温より酸
化しやすい温度であると共に浸入した水分が短時間で蒸
発せずに残りやすいことから、短期間で腐食が進行しや
すい。このような腐食は、外からは分らないので、漏洩
事故の発生で初めて気付くことも少なくない。その防止
のために定期的点検が行われ、いちいち断熱材を取り除
いて異常があれば補修・修理し、異常が無ければ再び断
熱材を取り付け直さなければならず、その手間及び経費
が大きな負担となっている。
【0010】(2)従来の断熱を常温より低い箇所に適
用した場合、被断熱部の表面と断熱材が完全に密着する
ものではないので、被断熱部表面の結露を完全に防止し
にくく、例え風雨にされされる箇所でなくても、この結
露によって濡れを生じ、断熱性の低下や腐食を生じやす
い問題がある。特に常温より低い流体が内部を流れる被
断熱部の場合、被断熱部の表面に結露を生じて腐食しや
すい問題がある。
【0011】(3)金属製ケージで安全確保を図る場
合、特に水分を溜めてしまうことはないので、通常の防
錆処理で腐食を防止することが可能であるが、複雑な配
管箇所等ではこれに合わせてケージを作製することが困
難である。また、製作コストが断熱材の約10倍もかか
るばかりか、重量物となるので施工箇所が制限される問
題もある。
【0012】また、前記特公昭47−10535号公報
で提案されているものは、ロケットのノーズコーン等の
極めて高温にされされる箇所に用いられるもので、常温
に近い温度領域下では良好な断熱性が得られない問題が
ある。更に、前記特開昭54−118437号公報、同
54−126236号公報で提案されているものは、加
えられているポーラス状物質の気孔を維持したまま塗層
を形成するのに多量の溶剤を要する等の制限を受けると
共に、得られる塗層に水が浸入しやすく、また、特開昭
56−84670号公報で提案されているものは、無機
質繊維ボードを、中空球発泡粒子を含む無機高分子系塗
料を接着剤として被断熱部に貼りつけるものなので、ボ
ードの隙間から雨水が浸透するといった致命的な問題が
残っている。
【0013】一方、本出願人が前記特開平4−3726
77号公報で提案している断熱性ライニング材は、断熱
・火傷防止並びに結露防止を目的としたものでそれなり
に効果はあるが、低公害でかつ、比較的高温において長
期間にわたる断熱効果を一段とあげるために更に若干改
良すべき点が未解決のまま残っていた。
【0014】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たもので、雨水や結露による悪影響及び施工箇所の制限
を受けず、かつ低コスト、低公害で比較的高温において
も長期的な断熱を行えるようにすることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】このための手段として、
本発明は感温係数25以下のフィルムを形成しうる水性
樹脂分散液100重量部(固形分換算)に対し、水硬性
無機バインダー50〜200重量部、密閉気泡を有する
充填材200〜500重量部が主成分として配合されて
いることを特徴とする断熱塗料及びそれを塗装した構造
体を提供するものである。
【0016】ここで、感温係数25以下のフィルムを形
成しうる水性樹脂分散液とは、水を飛散させてフィルム
とした際、下記計算式で求められる感温係数が25以
下、即ち低温時、高温時におけるフィルム強度の変化率
が小さいという感温性の低いフィルムを形成しうる水性
樹脂分散液をいう。
【0017】
【数1】
【0018】水性樹脂分散液より形成されるフィルムの
感温係数が25より大きい場合には得られる塗料の耐熱
性が劣り、高温での使用が困難になり好ましくない。
【0019】感温係数25以下のフィルムを形成しうる
水性樹脂分散液としては、例えば アルキル基の炭素数が2〜8のアクリル酸アルキルエス
テル45〜74重量%(A) 芳香族ビニル化合物25〜54重量%(B) 不飽和脂肪族グリシジルエステル0.5〜5重量%
(C) エチレン性不飽和カルボン酸0.3〜3重量%(D) 分子中にアルコキシシリル基を有する不飽和単量体0.
2〜2重量%(E) その他の重合性不飽和単量体0〜29重量%(F) からなる重合性不飽和単量体(但し、A+B+C+D+
E+F=100重量%)を乳化重合して得られる水性樹
脂分散液が挙げられ、該水性樹脂分散液は耐アルカリ性
に優れ、好ましい。
【0020】該水性樹脂分散液は、好ましくは不揮発分
35〜65重量%の濃度でアニオン性乳化剤、ノニオン
性乳化剤、アニオン−ノニオン性乳化剤の存在下、水系
にて乳化重合して得られる水性樹脂分散液である。
【0021】アルキル基の炭素数が2〜8のアクリル酸
アルキルエステル(A)としては、エチルアクリレー
ト、ブチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレ
ート、イソブチルアクリレート等が挙げられる。これら
のうちで最も好ましいのは、ブチルアクリレート及び2
−エチルヘキシルアクリレートである。(A)の共重合
割合としては、全重合性不飽和単量体100重量%のう
ち、45〜74重量%であり、この範囲内で塗膜の柔軟
性、強度、硬度等の望まれる物性により任意に共重合さ
れる。
【0022】芳香族ビニル化合物(B)としては、スチ
レン、α−メチルスチレン、クロルメチルスチレン等が
挙げられる。これらのうちで最も好ましいのはスチレン
である。(B)の共重合割合としては、全重合性不飽和
単量体100重量%のうち25〜54重量%であり、こ
の範囲内で塗膜の柔軟性、強度、硬度等の望まれる物性
により任意に共重合されるが、これより少いと塗膜の耐
アルカリ性が劣り、これより多いとフィルムとした時の
感温性が高くなる。
【0023】不飽和脂肪族グリシジルエステル(C)と
しては、グリシジルアクリレート、グリシジルメタアク
リレート、アリルグリシジルエーテル等が挙げられる。
これらのうちで最も好ましいのはグリシジルメタアクリ
レートである。(C)の共重合割合は、全重合性不飽和
単量体100重量%のうち、0.5〜5.0重量%、好
ましくは1.5〜3.0重量%である。これらの量より
少いと所定の物性が発現し難く、塗膜の柔軟性が不良と
なる。
【0024】エチレン性不飽和カルボン酸(D)は、ア
クリル酸、メタアクリル酸、クロトン酸、イタコン酸、
マレイン酸、フマール酸などが例示される。これらのう
ちで最も好ましいのは、アクリル酸、メタアクリル酸で
ある。(D)の共重合割合は、全重合性不飽和単量体の
100重量%のうち0.3〜3.0重量%、好ましくは
0.5〜1.5重量%である。これらの量より少いと、
所定の物性が発現し難く、又これより多いと、塗料の貯
蔵安定性及び重合安定性が良くない。
【0025】分子中にアルコキシシリル基を有する不飽
和単量体(E)としては、γ−メタクリロキシプロピル
トリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニ
ルトリメトキシシラン、ビニルトリス(β−メトキシエ
トキシ)シラン等が例示される。(E)の共重合割合
は、重合性不飽和単量体の100重量%のうち、0.2
〜2.0重量%好ましくは0.5〜1.5重量%であ
る。これらの量より少いと、所定の物性が発現し難く、
又多いと塗膜の柔軟性、重合安定性が不良となり、価格
的にも無視し難いものとなる。
【0026】また、全重合性不飽和単量体100重量%
のうち、0〜29重量%のその他の重合性単量体(F)
を、所定の物性を損わない範囲で共重合できる。その他
の重合性不飽和単量体としては、重合性のものであれば
特に限定されないが、酢酸ビニル等のビニルエステル
類、アクリロニトリル、メタアクリロニトリル等のニト
リル類、C10〜C18のアクリル酸アルキルエステル、C
1 〜C18のメタアクリル酸アルキルエステル等を使用す
ることができる。
【0027】水性樹脂分散液の重合方法については、従
来公知のあらゆる乳化重合法が適用できる。例えば、重
合触媒、水、乳化剤、前記重合性不飽和単量体を一括混
合して重合する方法、もしくはいわゆるモノマー滴下
法、プレエマルジョン法などの方法により水性樹脂分散
液を合成することができる。
【0028】また、多段重合、パワーフィード重合によ
っても容易に水性樹脂分散液を合成することができる。
特に、前段としてアルキル基の炭素数が2〜8のアクリ
ル酸アルキルエステル(A)と芳香族ビニル化合物
(B)、エチレン性不飽和カルボン酸(D)および任意
でその他の重合性不飽和単量体(F)を仕込み反応さ
せ、後段として、アルキル基の炭素数が2〜8のアクリ
ル酸アルキルエステル(A)、芳香族ビニル化合物
(B)、不飽和脂肪族グリシジルエステル(C)、分子
中にアルコキシシリル基を有する不飽和単量体(E)、
および任意でその他の重合性不飽和単量体(F)を仕込
み反応させることにより、更に所定の物性を改良させる
ことができる。しかも、前段と後段の各重合性単量体の
種類を変えて前段と後段の重合体のTgを変えることに
より、造膜性、耐ブロッキング性等の物性も容易に改良
できる。
【0029】重合温度としては、0℃〜100℃、好ま
しくは60〜80℃、重合時間は1〜10時間である。
【0030】乳化重合の際、親水性溶媒を加えることや
他の公知の乳化剤、添加剤を加えることは、その塗膜物
性に悪影響を及ぼさない範囲において可能である。使用
する乳化剤としては、特に限定はされない。アニオン性
乳化剤を使用することが好ましいが、ノニオン性乳化剤
を併用してもかまわない。上記、アニオン性乳化剤とし
ては、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ラウリ
ル硫酸ナトリウム、ジアルキルスルホコハク酸ナトリウ
ム、ポリオキシエチレンアルキルエーテルサルフェート
アンモニウム塩などが挙げられる。また、ノニオン性乳
化剤としては、ポリオキシエチレンノニルフェニルエー
テル、ポリエチレングリコールモノステアレート、ソル
ビタンモノステアレート等が挙げられる。
【0031】重合媒体としては特に限定はされないが、
過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウム、過硫酸アンモニウ
ム等の過硫酸塩;ジ−t−ブチルパーオキサイド、クメ
ンハイドロパーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイ
ド、ジイソプロピルベンゼンハイドロパーオキサイド等
の有機過酸化物;2,2’−アゾビス(2−アミジノプ
ロパン)二塩酸塩、4,4’−アゾビス(4−シアノペ
ンタン酸)等のアゾ系化合物;過酸化水素などを使用す
ることができる。
【0032】本発明で用いる水硬性無機バインダーとし
ては例えばポルトランドセメント、混合セメント、及び
アルミナセメントや超速硬セメントのような特殊セメン
ト等の各種セメント類、石膏、水ガラス等水硬性又は水
溶性の無機バインダーを挙げることができる。
【0033】水硬性無機バインダーの配合割合は水性樹
脂分散液100重量部(固形分換算)に対し50〜20
0重量部で、好ましくは70〜120重量部である。こ
の配合比率が少なすぎると塗膜の乾燥時間が極端に遅く
なると共に多量の水を長期間塗層中に保持するため腐食
の原因ともなる。逆に多過ぎると、十分な断熱効果が期
待されず、塗層にクラックを生じ易くなる。
【0034】本発明で用いる充填材は、特に密閉気泡を
有するもので、例えば中空ガラスビーズ等の中空無機ビ
ース、各種中空合成樹脂ビーズ等の中空ビーズ類の他、
独立気泡の多気泡性無機又は合成樹脂粒状体、更には多
気泡性無機粒状体の表面をガラス質等の皮膜で覆ったも
の等を挙げることができる。この充填材の粒径は、施工
する塗層の厚さにもよるが、密着性や断熱性の観点か
ら、0.1〜5.0mmであることが好ましい。市販さ
れているものとしては、フヨーライト社製の「フヨーラ
イト」やシラス社製の「シラスバルーン」を用いること
ができる。
【0035】密閉気泡を有する充填材の配合割合は水性
樹脂分散液100重量部(固形分換算)に対して200
〜500重量部で、好ましくは300〜400重量部で
ある。この配合割合が少なすぎると十分な断熱効果が期
待されず、逆に多過ぎると十分な密着が得にくくなった
り、塗層に水が浸透しやすくなる。
【0036】本発明に係わる断熱塗料には、更に増粘タ
レ止め剤、分散剤、難燃化剤、染顔料などを添加するこ
とができ、これらの添加量は水性樹脂分散液100重量
部に対して30重量部以下であることが好ましい。
【0037】被断熱部の表面に形成される本断熱塗料の
塗層の厚さは要求される断熱性能によっても相違する
が、一般的には2〜50mm程度が好ましく、更に好ま
しくは4〜5mm程度である。塗層が薄過ぎると十分な
断熱作用が得にくい。断熱作用の観点からは厚いほうが
好ましいが、過剰に厚くすると、施工が大変であるうえ
経済性の問題が残る。
【0038】上記塗層の形成は、例えば吹き付け、流し
込み、コテ塗り等、従来と同様の方法で行うことができ
る。
【0039】塗層は、被断熱部の表面に直に形成しても
よいが、被断熱部表面との密着性の向上及び被断熱部の
防食性向上のために、プライマー層を介して形成するこ
ともできる。このプライマー層は、一般に使用されてい
る防錆プライマーによって形成できるが、耐熱性に優れ
ることから、例えばエポキシ樹脂やウレタン樹脂等の熱
硬化性樹脂のプライマーが好ましい。
【0040】塗層の耐候性を向上させるために、塗層の
表面に上塗層を設けることもできる。この上塗層は、例
えばアクリル系樹脂塗料、アクリル−ウレタン系樹脂塗
料、シリコン系樹脂塗料、フッ素系樹脂塗料等で形成す
ることができる。
【0041】本断熱塗料の塗層によって断熱すべき被断
熱部としては、例えば内部が加熱、冷却又は恒温状態と
なる配管、貯蔵タンク、建物、各種設備機器等が挙げら
れる。
【0042】
【作用】本断熱塗料は、その塗層が断熱層として機能す
るものである。即ち、配合されている充填材が、それ自
体に形成されている気泡によって塗層に断熱性を付与す
るものである。
【0043】ところで、気泡を有しない充填材を用いて
もある程度の断熱性を得ることはできる。また、連続気
泡を有する充填材でも、溶媒を多めに添加しておけば、
塗布後に充填材中の溶媒が揮散することで気泡が維持さ
れるので、気泡による断熱性を得ることができる。
【0044】しかしながら、前者の場合得られる断熱性
は不十分であり、また後者の場合塗層に連続気泡が残さ
れるので、塗層に水が浸透しやすく、被断熱部の腐食を
防止できなくなる。そこで本発明では密閉気泡の充填材
を使用しているものである。この密閉気泡の充填材の場
合、各気泡が独立して塗層内に存在することにより塗層
に水が浸透することがなく、気泡による高い断熱性と同
時に水分の浸入を遮断できるものである。
【0045】本発明は水性樹脂分散液、水硬性無機バイ
ンダー及び密閉気泡を有する充填材から成る断熱塗料
で、その溶媒は水なので、大気汚染源となる溶剤を含有
していないという特徴がある。水を溶媒とした塗層を鋼
材等の腐食しやすい被断熱部に施した場合、一般的には
水の存在により腐食が促進される。しかし本発明ではア
ルカリ性である水硬性無機バインダーを使用するため溶
媒として使用する水は水和反応物として塗層内に取り入
れられる。また水和反応に与らなかった余剰水が塗層内
に存在していても無機バインダーの影響でアルカリ性と
なるので鋼材等は腐食しない。このことは逆に万一雨水
等の浸入があっても防食効果があることにもなる。
【0046】また、水性樹脂分散液より形成されるフィ
ルムの感温係数が25より大きい一般的な水性樹脂分散
液を配合した断熱塗料は、約70℃以上の温度領域にお
いて強度低下を示すため、70℃以下の温度領域で使用
されるのが一般的である。
【0047】しかし、本発明の断熱塗料は、これら一般
的な水性樹脂分散液を配合した断熱塗料に比して耐熱性
が格段に優れているので、120℃近辺の温度領域でも
充分に使用することができるものである。このような特
性は、感温係数が25以下のフィルムを形成しうる水性
樹脂分散液に水硬性無機バインダーと密閉気泡を有する
充填剤を配合したことによる相乗効果として生じるもの
であると思われる。
【0048】
【実施例】
実施例1〜5、比較例1〜6 表面にエポキシ樹脂系プライマーを吹き付け塗布して乾
燥した冷間圧延鋼板に、表1に示す組成を有する水性樹
脂分散液を用いた表2に示される配合の各塗料を4mm
厚にコテ塗りして24時間乾燥し、更にアクリル−ウレ
タン樹脂系上塗塗料を吹き付け塗装したものを恒量にな
るまで乾燥して試験片とした。また、外周面にライニン
グ材を4mm厚に塗り付けて恒量になるまで乾燥した鋼
管の一端にシリコンシーリング材でガラス板を接着して
円筒状の試験容器とした。
【0049】上記試験片及び試験容器を用いて行った試
験項目及び試験方法は次の通りである。結果を表3に示
す。
【0050】(1)乾燥条件下の断熱性 90℃に保持したホットプレート上に、各試験片をその
塗層側を上にして乗せ、1時間後の塗層側表面温度を測
定した。
【0051】(2)湿潤条件下の断熱性 恒量になった試験片を水に24時間浸漬して取り出した
後、試験片を布で拭き取り、90℃に保持したホットプ
レート上に、試験片をその塗層側を上にして乗せ、1時
間後の塗層側表面温度を測定した。
【0052】(3)結露防止性 試験容器中に0℃の氷水を入れて1時間放置した後、試
験容器周面の結露の有無を観察した。このときの室内の
温度は20℃、相対湿度は73%(露点15℃)であっ
た。
【0053】尚、表3における○は結露の認められなか
ったものを、また×は結露が認められたものを示す。
【0054】(4)付着強さ JIS A6910に準拠して行った。即ち、40×4
0mmの鋼製のアタッチメントを塗層面に取り付け引っ
張り試験機(テスター産業(株)製 引張速度50mm
/分)にて引っ張り、剥離時の引張荷重を測定した。但
し測定時の温度は、0℃,20℃,50℃,80℃,1
20℃の各条件とし、試験片が各温度条件に安定した後
測定した。
【0055】(5)熱冷サイクルテスト 100℃で2時間、−10℃で2時間を1サイクルとし
て10サイクルの熱冷サイクルを施した後の各試験片の
外観を、熱冷サイクル前の外観と比較観察すると共に、
熱冷サイクル後の付着強さを測定した。
【0056】尚、表3における外観の○は外観に全く変
化が認められなかったものを、×は変化が広く認められ
たものを示す。
【0057】(6)防食性 JIS Z2371に規定される塩水噴霧試験機によ
り、JIS K5400に準拠して(但しクロスカット
は行わず)1000時間塩水噴霧した後、塗層を剥離し
て腐食の有無を調べた。
【0058】尚、表3における○は腐食の全く認められ
なかったものを、△は腐食が若干認められたものを、ま
た×は腐食が広範囲に認められたものを示す。
【0059】(7)透水性 JIS A6910に準拠して、250mm水圧下にお
ける24時間後の透水量を測定した。
【0060】(8)耐熱性 80℃,100℃,120℃にセットした均熱乾燥器内
で各試験片を1ケ月間加熱した後20℃の室内に24時
間放置しJIS A6910に準拠して付着強さを測定
した。
【0061】表3から明らかなように実施例1〜5の断
熱塗料は、いずれも断熱性、結露防止性、防食性の三者
を同時にほぼ満足するものである。さらにこれらはいず
れも120℃近辺での付着強さが約5Kgf/cm2
上と耐熱性に優れ、120℃近辺の温度領域での使用が
可能であることを示す。
【0062】一方、比較例1〜4の断熱塗料は、いずれ
も断熱性、結露防止性、防食性のいずれかに問題があ
る。
【0063】比較例1〜4の断熱塗料は、水性樹脂分散
液より形成されるフィルムの感温係数が25より小さい
水性樹脂分散液を使用しているが、比較例1が付着強さ
と防食性に劣るのは、水硬性無機バインダーを使用して
いないので、塗層に水を保持した状態が長時間におよん
だためと考えられる。
【0064】比較例2が断熱性と結露防止性に劣るの
は、水硬性無機バインダーが過剰なため断熱に必要な空
気層が減少したためと考えられる。また、熱冷サイクル
後の外観が劣るのは、クラックが生じ易いためである。
【0065】比較例3と4は充填材の影響を確認したも
ので、充填材が少ないと断熱性に劣り、充填材が多すぎ
ると付着強さなどに影響を及ぼすことが分かる。
【0066】一方、比較例5と6の断熱塗料はいずれも
断熱性、結露防止性、防食性の三者を同時にほぼ満足す
るものであるが、これらはいずれも水性樹脂分散液より
形成されるフィルムの感温係数が25より大きい水性樹
脂分散液を使用しているため、80℃以上の温度での付
着強さは、極端に低下する。したがってこれらの断熱塗
料は50〜70℃の温度領域で使用することが好まし
い。
【0067】
【表1】
【0068】
【表2】
【0069】
【表3】
【0070】
【発明の効果】本発明は、以上説明した通りのものであ
り、次の効果を奏するものである。
【0071】(1)断熱性、結露防止性及び防食性に優
れるので、断熱による保温又は安全確保と同時に被断熱
部の十分な保護を図ることができる。
【0072】(2)塗層を設けるだけであるので、複雑
な構造の被断熱部における施工であっても容易に行うこ
とができる。
【0073】(3)塗層は、水性樹脂分散液、水硬性無
機バインダー、密閉気泡を有する充填材を主にしたもの
で、従来の金属製ケージに比して格段に軽くかつ安価で
あり、重量による施工箇所の制限を受けない。
【0074】(4)感温係数が25以下のフィルムを形
成しうる水性樹脂分散液と水硬性無機バインダーを配合
したことによる相乗効果により耐熱性が格段に優れてい
るので、120℃近辺の温度領域でも充分に使用するこ
とができるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C04B 28/02 C09D 1/00 PCJ 5/00 PPC 5/18 PQQ PQR F16L 59/00 (72)発明者 藤田 光敏 大阪府大阪市東淀川区西淡路3丁目15番27 号 久保孝ペイント株式会社内 (72)発明者 榎本 哲男 岡山県倉敷市潮通3丁目13番1 旭エンジ ニアリング株式会社内 (72)発明者 倉林 雅寛 岡山県倉敷市潮通3丁目13番1 旭エンジ ニアリング株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感温係数25以下のフィルムを形成しう
    る水性樹脂分散液100重量部(固形分換算)に対し、
    水硬性無機バインダー50〜200重量部、密閉気泡を
    有する充填材200〜500重量部が主成分として配合
    されていることを特徴とする断熱塗料。
  2. 【請求項2】 水性樹脂分散液が、 アルキル基の炭素数が2〜8のアクリル酸アルキルエス
    テル45〜74重量%(A) 芳香族ビニル化合物25〜54重量%(B) 不飽和脂肪族グリシジルエステル0.5〜5重量%
    (C) エチレン性不飽和カルボン酸0.3〜3重量%(D) 分子中にアルコキシシリル基を有する不飽和単量体0.
    2〜2重量%(E) その他の重合性不飽和単量体0〜29重量%(F) からなる重合性不飽和単量体(但し、A+B+C+D+
    E+F=100重量%)を乳化重合して得られることを
    特徴とする請求項1記載の断熱塗料。
  3. 【請求項3】 感温係数25以下のフィルムを形成しう
    る水性樹脂分散液100重量部に対し、水硬性無機バイ
    ンダー50〜200重量部、密閉気泡を有する充填材2
    00〜500重量部が主成分として配合された断熱塗料
    を塗装したことを特徴とする構造体。
  4. 【請求項4】 水性樹脂分散液が、 アルキル基の炭素数が2〜8のアクリル酸アルキルエス
    テル45〜74重量%(A) 芳香族ビニル化合物25〜54重量%(B) 不飽和脂肪族グリシジルエステル0.5〜5重量%
    (C) エチレン性不飽和カルボン酸0.3〜3重量%(D) 分子中にアルコキシシリル基を有する不飽和単量体0.
    2〜2重量%(E) その他の重合性不飽和単量体0〜29重量%(F) からなる重合性不飽和単量体(但し、A+B+C+D+
    E+F=100重量%)を乳化重合して得られることを
    特徴とする請求項3記載の構造体。
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