JPH065991Y2 - ラジエ−タリザ−ブタンクの配置構造 - Google Patents
ラジエ−タリザ−ブタンクの配置構造Info
- Publication number
- JPH065991Y2 JPH065991Y2 JP1985120998U JP12099885U JPH065991Y2 JP H065991 Y2 JPH065991 Y2 JP H065991Y2 JP 1985120998 U JP1985120998 U JP 1985120998U JP 12099885 U JP12099885 U JP 12099885U JP H065991 Y2 JPH065991 Y2 JP H065991Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radiator
- reserve tank
- inner rack
- head pipe
- arrangement structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動二・三輪車等の車両に配設されるラジエー
タリザーブタンクの配置構造に関する。
タリザーブタンクの配置構造に関する。
通常自動二輪車等のラジエータリザーブタンクはラジエ
ータの近傍に配置されており、車体前部をフロントカバ
ーで覆ったスクータタイプの自動二輪車等において、特
開昭59−42775号公報に示される様にラジエータ
とリザーブタンクをフロントカバー内に配設し、リザー
ブタンクへの給水をフロントカバーに設けたラジエータ
のメインテナンスリッドから行なっているものがある。
ータの近傍に配置されており、車体前部をフロントカバ
ーで覆ったスクータタイプの自動二輪車等において、特
開昭59−42775号公報に示される様にラジエータ
とリザーブタンクをフロントカバー内に配設し、リザー
ブタンクへの給水をフロントカバーに設けたラジエータ
のメインテナンスリッドから行なっているものがある。
しかし、このような構造の場合、フロントカバー内の限
られたスペースにラジエータとリザーブタンクとが配設
されているため、ラジエータの配置スペースが制約され
たり、ラジエータに対する冷却風の流れが制約されてい
た。
られたスペースにラジエータとリザーブタンクとが配設
されているため、ラジエータの配置スペースが制約され
たり、ラジエータに対する冷却風の流れが制約されてい
た。
そこで本考案は、ラジエータの配置スペースの設計自由
度を増してラジエータに対する冷却風の導入効率を向上
させるとともに、補水作業を簡便に行えるリザーブタン
クの配置構造を提供することを目的としている。
度を増してラジエータに対する冷却風の導入効率を向上
させるとともに、補水作業を簡便に行えるリザーブタン
クの配置構造を提供することを目的としている。
上記目的達成のため本考案は、リザーブタンクを有する
ラジエータを備えた自動二輪車等の車両において、前記
ラジエータをメインフレームの前方に設けられたヘッド
パイプの前方に配設し、該ヘッドパイプに近接配置され
る前記リザーブタンクを前記ラジエータの導風路と離間
して配設するともに、前記ヘッドパイプの後方に配置さ
れる小物類収納用のインナラックを前記リザーブタンク
上方に設け、前記インナラックの底板に切欠部を形成し
て、該切欠部を介してインナラック内にリザーブタンク
の給水口を延設したことを特徴としている。
ラジエータを備えた自動二輪車等の車両において、前記
ラジエータをメインフレームの前方に設けられたヘッド
パイプの前方に配設し、該ヘッドパイプに近接配置され
る前記リザーブタンクを前記ラジエータの導風路と離間
して配設するともに、前記ヘッドパイプの後方に配置さ
れる小物類収納用のインナラックを前記リザーブタンク
上方に設け、前記インナラックの底板に切欠部を形成し
て、該切欠部を介してインナラック内にリザーブタンク
の給水口を延設したことを特徴としている。
これにより、リザーブタンクがラジエータと離れた位置
でかつラジエータの導風路を塞がない位置に配置される
ので、ラジエータの配置スペースの設計自由度を増して
ラジエータに対する冷却風の導入効率を向上させること
ができ、しかも、インナラックを介してリザーブタンク
への補水作業を簡便に行うことができる。
でかつラジエータの導風路を塞がない位置に配置される
ので、ラジエータの配置スペースの設計自由度を増して
ラジエータに対する冷却風の導入効率を向上させること
ができ、しかも、インナラックを介してリザーブタンク
への補水作業を簡便に行うことができる。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
スクータタイプの自動二輪車1はメインフレーム2の前
部上方にヘッドパイプ3を溶着し、ヘッドパイプ3に前
輪4を支承しハンドル5により操向されるフロントフォ
ーク6が設けられ、ヘッドパイプ3の後部で下方にL字
状に屈曲するメインフレーム2とフロントフォーク6と
の間には下方にL字状に屈曲して2本のダウンチューブ
7,7が溶着されている。
部上方にヘッドパイプ3を溶着し、ヘッドパイプ3に前
輪4を支承しハンドル5により操向されるフロントフォ
ーク6が設けられ、ヘッドパイプ3の後部で下方にL字
状に屈曲するメインフレーム2とフロントフォーク6と
の間には下方にL字状に屈曲して2本のダウンチューブ
7,7が溶着されている。
この自動二輪車1の前部はフロントカバー8に覆われ、
フロントカバー8内にヘッドパイプ3に設けた取付ステ
ー9に支持されてラジエータ10とヘッドライト11と
が配設され、フロントカバー8の上部にはウインドシー
ルド12が立設されている。
フロントカバー8内にヘッドパイプ3に設けた取付ステ
ー9に支持されてラジエータ10とヘッドライト11と
が配設され、フロントカバー8の上部にはウインドシー
ルド12が立設されている。
フロントカバー8には、ラジエータ10への空気取入口
13と、この空気取入口13の内側に空気導入板14,
15とがそれぞれ設けられ、ラジエータ10の後方にも
導風板16,17が配設されている。また、フロントカ
バー8のラジエータ10上方にはラジエータメインテナ
ンスリッド18が設けられている。
13と、この空気取入口13の内側に空気導入板14,
15とがそれぞれ設けられ、ラジエータ10の後方にも
導風板16,17が配設されている。また、フロントカ
バー8のラジエータ10上方にはラジエータメインテナ
ンスリッド18が設けられている。
ヘッドパイプ3の近傍位置にはリザーブタンク20が配
設されている。例えば、ヘッドパイプ3の後部下方に
は、ヘッドパイプ3に溶着されたメインフレーム2と2
本のダウンチューブ7,7に囲まれた空間内にラジエー
タ10とホース19を介して連結したリザーブタンク2
0が、ラジエータ10の下方、即ちラジエータ10の導
風路と離間してメインフレーム2に設けたブラケット2
1,22に支持されて取付けられている。
設されている。例えば、ヘッドパイプ3の後部下方に
は、ヘッドパイプ3に溶着されたメインフレーム2と2
本のダウンチューブ7,7に囲まれた空間内にラジエー
タ10とホース19を介して連結したリザーブタンク2
0が、ラジエータ10の下方、即ちラジエータ10の導
風路と離間してメインフレーム2に設けたブラケット2
1,22に支持されて取付けられている。
リザーブタンク20の上方には、小物類を収納するイン
ナラック23がフロントカバー8から延設されて設けら
れ、このインナラック23の底板24の切欠部24aに
キャップ25を有するリザーブタンク20の給水口26
が延設されており、インナラック23にはインナラック
リッド27が設けられている。
ナラック23がフロントカバー8から延設されて設けら
れ、このインナラック23の底板24の切欠部24aに
キャップ25を有するリザーブタンク20の給水口26
が延設されており、インナラック23にはインナラック
リッド27が設けられている。
インナラック23の下方にはメインフレーム2とダウン
チューブ7,7を覆うセンタカバー28が配設され、こ
のセンタカバー28のリザーブタンク20に対応する位
置には、リザーブタンク20内の液位を確認する透明又
は脱着自在のレベル確認リッド29が設けられている。
チューブ7,7を覆うセンタカバー28が配設され、こ
のセンタカバー28のリザーブタンク20に対応する位
置には、リザーブタンク20内の液位を確認する透明又
は脱着自在のレベル確認リッド29が設けられている。
このように構成することにより、ラジエータ10とリザ
ーブタンク20とを離れた位置に配置するためラジエー
タ10の配置スペースの設計自由度が増し、ラジエータ
10に対する冷却風の導入効率を向上させることがで
き、リザーブタンク20への注水はインナラック23の
リッド27を開いて簡単に行なえる。
ーブタンク20とを離れた位置に配置するためラジエー
タ10の配置スペースの設計自由度が増し、ラジエータ
10に対する冷却風の導入効率を向上させることがで
き、リザーブタンク20への注水はインナラック23の
リッド27を開いて簡単に行なえる。
本考案は、上記のように、リザーブタンクを有するラジ
エータをメインフレームの前方に設けられたヘッドパイ
プの前方に配設し、ヘッドパイプに近接配置されるリザ
ーブタンクをラジエータの導風路と離間して配設すると
もに、ヘッドパイプの後方に配置される小物類収納用の
インナラックをリザーブタンク上方に設け、インナラッ
クの底板に切欠部を形成して、該切欠部を介してインナ
ラック内にリザーブタンクの給水口を延設したので、リ
ザーブタンクをラジエータの導風路と離れた位置に配置
して、ラジエータの配置スペースの設計自由度を増すと
ともに、ラジエータに対する冷却風の導入効率を向上さ
せることができ、しかも、インナラックを介してリザー
ブタンクへの補水作業を簡便に行うことができる。
エータをメインフレームの前方に設けられたヘッドパイ
プの前方に配設し、ヘッドパイプに近接配置されるリザ
ーブタンクをラジエータの導風路と離間して配設すると
もに、ヘッドパイプの後方に配置される小物類収納用の
インナラックをリザーブタンク上方に設け、インナラッ
クの底板に切欠部を形成して、該切欠部を介してインナ
ラック内にリザーブタンクの給水口を延設したので、リ
ザーブタンクをラジエータの導風路と離れた位置に配置
して、ラジエータの配置スペースの設計自由度を増すと
ともに、ラジエータに対する冷却風の導入効率を向上さ
せることができ、しかも、インナラックを介してリザー
ブタンクへの補水作業を簡便に行うことができる。
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図はラジエー
タとリザーブタンクの配置構造を示す一部断面側面図、
第2図は第1図のII−II断面図、第3図は第1図のIII
−III断面図である。 1……スクータタイプの自動二輪車、2……メインフレ
ーム、3……ヘッドパイプ、4……前輪、7……ダウン
チューブ、8……フロントカバー、10……ラジエー
タ、20……リザーブタンク、23……インナラック、
24……底板、24a……切欠部、26……給水口、2
7……インナラックリッド
タとリザーブタンクの配置構造を示す一部断面側面図、
第2図は第1図のII−II断面図、第3図は第1図のIII
−III断面図である。 1……スクータタイプの自動二輪車、2……メインフレ
ーム、3……ヘッドパイプ、4……前輪、7……ダウン
チューブ、8……フロントカバー、10……ラジエー
タ、20……リザーブタンク、23……インナラック、
24……底板、24a……切欠部、26……給水口、2
7……インナラックリッド
Claims (1)
- 【請求項1】リザーブタンクを有するラジエータを備え
た自動二輪車等の車両において、前記ラジエータをメイ
ンフレームの前方に設けられたヘッドパイプの前方に配
設し、該ヘッドパイプに近接配置される前記リザーブタ
ンクを前記ラジエータの導風路と離間して配設するとも
に、前記ヘッドパイプの後方に配置される小物類収納用
のインナラックを前記リザーブタンク上方に設け、前記
インナラックの底板に切欠部を形成して、該切欠部を介
してインナラック内にリザーブタンクの給水口を延設し
たことを特徴とするラジエータリザーブタンクの配置構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985120998U JPH065991Y2 (ja) | 1985-08-07 | 1985-08-07 | ラジエ−タリザ−ブタンクの配置構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985120998U JPH065991Y2 (ja) | 1985-08-07 | 1985-08-07 | ラジエ−タリザ−ブタンクの配置構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6228693U JPS6228693U (ja) | 1987-02-21 |
JPH065991Y2 true JPH065991Y2 (ja) | 1994-02-16 |
Family
ID=31009848
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985120998U Expired - Lifetime JPH065991Y2 (ja) | 1985-08-07 | 1985-08-07 | ラジエ−タリザ−ブタンクの配置構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH065991Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4689399B2 (ja) * | 2005-08-03 | 2011-05-25 | 本田技研工業株式会社 | レッグシールドの収納室構造 |
JP4991349B2 (ja) * | 2007-02-28 | 2012-08-01 | 本田技研工業株式会社 | スクータ型車両 |
JP6103987B2 (ja) * | 2013-02-27 | 2017-03-29 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両の前方構造 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58128924A (ja) * | 1982-01-28 | 1983-08-01 | Yamaha Motor Co Ltd | 水冷エンジン付車両 |
JPS59193722U (ja) * | 1983-06-08 | 1984-12-22 | スズキ株式会社 | オ−トバイの冷却水リザ−ブタンク取着装置 |
-
1985
- 1985-08-07 JP JP1985120998U patent/JPH065991Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6228693U (ja) | 1987-02-21 |
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