JPH06482Y2 - バルコニー床梁構造 - Google Patents
バルコニー床梁構造Info
- Publication number
- JPH06482Y2 JPH06482Y2 JP1988161737U JP16173788U JPH06482Y2 JP H06482 Y2 JPH06482 Y2 JP H06482Y2 JP 1988161737 U JP1988161737 U JP 1988161737U JP 16173788 U JP16173788 U JP 16173788U JP H06482 Y2 JPH06482 Y2 JP H06482Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- balcony
- house
- main body
- floor
- mounting surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、家屋本体部から側出する家屋付属部に連続し
てバルコニーを、まとまりよく設置しうるバルコニー床
梁構造に関する。
てバルコニーを、まとまりよく設置しうるバルコニー床
梁構造に関する。
壁、床、屋根などをパネルを用いて形成するパネル工法
の家屋が多用されている。
の家屋が多用されている。
又このようなパネル工法の家屋にあっては、住宅のコス
トダウンと、品質の向上とを主目的として規格化された
総2階の家屋が普及しているが、このような家屋にあっ
ては、外観の変化に乏しいものとなり、近年の居住者の
嗜好の多様化には充分には対応しきれない場合がある。
トダウンと、品質の向上とを主目的として規格化された
総2階の家屋が普及しているが、このような家屋にあっ
ては、外観の変化に乏しいものとなり、近年の居住者の
嗜好の多様化には充分には対応しきれない場合がある。
従ってこのような規格化住宅にあっても、外観等の多様
化が望まれており、又多様化に際しても、規格化住宅の
有する特性を可能な限り存続させることが重要となる。
化が望まれており、又多様化に際しても、規格化住宅の
有する特性を可能な限り存続させることが重要となる。
又多様化のため、例えば第1図に示すごとく二階建の家
屋本体部aに、該家屋本体部aに一体に連なる一階建の
家屋付属部bを設けることによって、外観の多様性を増
すことが企てられている。
屋本体部aに、該家屋本体部aに一体に連なる一階建の
家屋付属部bを設けることによって、外観の多様性を増
すことが企てられている。
しかし、このような家屋付属部bに連続してバルコニー
cを設ける場合にあっては、前記のような規格住宅にあ
っては、家屋付属部bとバルコニーcとの接続ができな
いという問題がある。
cを設ける場合にあっては、前記のような規格住宅にあ
っては、家屋付属部bとバルコニーcとの接続ができな
いという問題がある。
さらに詳しく説明すれば規格住宅にあっては、家屋付属
bを設ける場合には家屋付属部bの屋根梁は家屋本体部
に設ける間柱を利用して、その間柱から張出す一方、バ
ルコニーcにおいても前記屋根梁が取付同じ間柱を利用
してバルコニー受梁が取付けられる。このように1本の
間柱から同じ向きにしかも略同高さで2本の梁を取付け
ることは実施し得ないのであった。
bを設ける場合には家屋付属部bの屋根梁は家屋本体部
に設ける間柱を利用して、その間柱から張出す一方、バ
ルコニーcにおいても前記屋根梁が取付同じ間柱を利用
してバルコニー受梁が取付けられる。このように1本の
間柱から同じ向きにしかも略同高さで2本の梁を取付け
ることは実施し得ないのであった。
なお家屋本体部にバルコニーを取付けるために間柱を増
設することも考えられるがコスト高となり、又地面から
バルコニー受梁を支える支柱を立上げると家屋の見映え
を低下させる。
設することも考えられるがコスト高となり、又地面から
バルコニー受梁を支える支柱を立上げると家屋の見映え
を低下させる。
本考案は、家屋付属部の屋根を形成する付属屋根梁の上
面にバルコニー受梁を固定することを基本として、家屋
付属部に連続してバルコニーを見映えよく設置しうるバ
ルコニー床梁構造の提供を目的としている。
面にバルコニー受梁を固定することを基本として、家屋
付属部に連続してバルコニーを見映えよく設置しうるバ
ルコニー床梁構造の提供を目的としている。
本考案は、複数階建ての家屋本体部の壁面と、この壁面
から突出し家屋本体部よりも低層の家屋付属部の側壁面
とがなす家屋の入隅部に前記側壁面から家屋付属部と離
れる方向にのびるバルコニーの床を支持するバルコニー
床梁構造であって、前記家屋付属部の屋根を形成しかつ
前記側壁面形成用の壁パネルの上端を受けしかも家屋本
体部の家屋架構体から外向きに突出する水平な付属屋根
梁の上面に、垂直な取付面を有するバルコニー受梁を固
定し、かつバルコニー受梁とは距離を隔てかつ平行しか
も垂直な取付面を有するバルコニー梁を前記家屋架構体
から外向きに突出させるとともに、バルコニー受梁とバ
ルコニー梁の外端間に、前記取付面に固定した取付金具
を用いて前記壁面と平行なバルコニー外梁の両端を固定
する一方、バルコニー受梁とバルコニー梁の外端の前記
取付面に、バルコニーの手すり形成用の手すり支柱の下
端に設けた連結片をボルト止めする。
から突出し家屋本体部よりも低層の家屋付属部の側壁面
とがなす家屋の入隅部に前記側壁面から家屋付属部と離
れる方向にのびるバルコニーの床を支持するバルコニー
床梁構造であって、前記家屋付属部の屋根を形成しかつ
前記側壁面形成用の壁パネルの上端を受けしかも家屋本
体部の家屋架構体から外向きに突出する水平な付属屋根
梁の上面に、垂直な取付面を有するバルコニー受梁を固
定し、かつバルコニー受梁とは距離を隔てかつ平行しか
も垂直な取付面を有するバルコニー梁を前記家屋架構体
から外向きに突出させるとともに、バルコニー受梁とバ
ルコニー梁の外端間に、前記取付面に固定した取付金具
を用いて前記壁面と平行なバルコニー外梁の両端を固定
する一方、バルコニー受梁とバルコニー梁の外端の前記
取付面に、バルコニーの手すり形成用の手すり支柱の下
端に設けた連結片をボルト止めする。
付属屋根梁の上面にバルコニー受梁を固定する。なお前
記付属屋根梁は、家屋付属部の側壁面形成用の壁パネル
の上端を受ける。このように壁パネル上端を支持する付
属屋根梁とバルコニー受梁とを、上、下に重ねて配設し
たため、前記付属屋根梁の内端を固定する家屋本体部の
間柱などの家屋架構体の構成を例えば間柱を増設するこ
となく簡略化でき、コストの低減を図りうるとともに、
バルコニー受梁の外端と、該バルコニー受梁と平行なバ
ルコニー梁の外端との間を取付金具を介してバルコニー
外梁により継ぐため、前記家屋付属部の壁面と家屋付属
部の側壁面とがなす家屋の入隅部にバルコニーを家屋付
属部と連続してかつ見映えよく形成することができる。
記付属屋根梁は、家屋付属部の側壁面形成用の壁パネル
の上端を受ける。このように壁パネル上端を支持する付
属屋根梁とバルコニー受梁とを、上、下に重ねて配設し
たため、前記付属屋根梁の内端を固定する家屋本体部の
間柱などの家屋架構体の構成を例えば間柱を増設するこ
となく簡略化でき、コストの低減を図りうるとともに、
バルコニー受梁の外端と、該バルコニー受梁と平行なバ
ルコニー梁の外端との間を取付金具を介してバルコニー
外梁により継ぐため、前記家屋付属部の壁面と家屋付属
部の側壁面とがなす家屋の入隅部にバルコニーを家屋付
属部と連続してかつ見映えよく形成することができる。
又前記バルコニー受梁、バルコニー梁は夫々垂直な取付
面を有し、この取付面に前記取付金具を固定するため、
該取付金具の取付品質を向上しうるとともに、前記取付
面には、手すり支柱の下端に設けた連結片がボルト止め
されるため、手すり支柱の取付けを便宜とし、施工能率
及び施工品質を高めうる。
面を有し、この取付面に前記取付金具を固定するため、
該取付金具の取付品質を向上しうるとともに、前記取付
面には、手すり支柱の下端に設けた連結片がボルト止め
されるため、手すり支柱の取付けを便宜とし、施工能率
及び施工品質を高めうる。
以下本考案の一実施例を図面に基づき説明する。
図において本考案のバルコニー床梁構造(以下構造とい
う)は、複数階建ての家屋本体部Aの壁面Wと、この壁
面Wから突出しかつ家屋本体部Aよりも低層の家屋付属
部Bの側壁面WBとがなす家屋の入隅部で前記側壁面W
Bから家屋付属部Bと離れる方向にのびるバルコニーC
の床を支持する。
う)は、複数階建ての家屋本体部Aの壁面Wと、この壁
面Wから突出しかつ家屋本体部Aよりも低層の家屋付属
部Bの側壁面WBとがなす家屋の入隅部で前記側壁面W
Bから家屋付属部Bと離れる方向にのびるバルコニーC
の床を支持する。
家屋本体部Aは、本実施例では第1図に示すごとく2階
建であり、かつその前面には1階建の家屋付属部Bとバ
ルコニーCとが並んで設けられる。
建であり、かつその前面には1階建の家屋付属部Bとバ
ルコニーCとが並んで設けられる。
家屋本体部Aは第2図に示すごとくその前面に図示しな
い基礎上に、家屋本体部Aの家屋架構体を構成する間柱
21…を間隔を隔てて立上げるとともに、間柱21、2
1の間には、家屋本体部Aの2階の床体を支持するラチ
ス梁からなる床梁22…が架け渡される。又床梁22上
方かつ間柱21、21間に壁パネルを立上げることによ
り家屋本体部Aの壁面Wを形成する。
い基礎上に、家屋本体部Aの家屋架構体を構成する間柱
21…を間隔を隔てて立上げるとともに、間柱21、2
1の間には、家屋本体部Aの2階の床体を支持するラチ
ス梁からなる床梁22…が架け渡される。又床梁22上
方かつ間柱21、21間に壁パネルを立上げることによ
り家屋本体部Aの壁面Wを形成する。
前記間柱21の外向き面に、前記壁面Wと直角に配され
る付属屋根梁2を、その一端を固定する。なお付属屋根
梁は、その下面が床梁22の下面と略同高さに取付けら
れる。
る付属屋根梁2を、その一端を固定する。なお付属屋根
梁は、その下面が床梁22の下面と略同高さに取付けら
れる。
付属屋根梁2は、I型鋼からなり、下部には家屋付属部
を形成する壁パネル上端部が嵌入しうる下開口の溝部が
設けられる。従って、付属屋根梁2は、前記間柱21か
ら外向きにかつ水平に突出するとともに、家屋付属部B
の前記側壁面WBは、上端が該付属屋根梁2に受けられ
る壁パネルにより形成される。
を形成する壁パネル上端部が嵌入しうる下開口の溝部が
設けられる。従って、付属屋根梁2は、前記間柱21か
ら外向きにかつ水平に突出するとともに、家屋付属部B
の前記側壁面WBは、上端が該付属屋根梁2に受けられ
る壁パネルにより形成される。
又付属屋根梁2の他端は、間柱21の外側に立設される
付属部の柱23に接続される。
付属部の柱23に接続される。
前記付属屋根梁2の一端及び他端は該端部に縦向きに添
着される面板24、24を間柱21、付属部の柱23の
向き合う面に夫々当接させかつ両者をボルト止めするこ
とにより付属屋根梁2は、家屋本体部Aの壁面Wから該
壁面Wと直角に外向きにかつ水平に突出する。
着される面板24、24を間柱21、付属部の柱23の
向き合う面に夫々当接させかつ両者をボルト止めするこ
とにより付属屋根梁2は、家屋本体部Aの壁面Wから該
壁面Wと直角に外向きにかつ水平に突出する。
前記付属部の柱23には、前記壁面Wに平行な付属部外
梁25の一端が接続され、付属屋根梁2、付属部外梁2
5はこれ等の梁の上方を覆う傾斜屋根BRとともに家屋
付属部Bの屋根部を形成する。
梁25の一端が接続され、付属屋根梁2、付属部外梁2
5はこれ等の梁の上方を覆う傾斜屋根BRとともに家屋
付属部Bの屋根部を形成する。
前記付属屋根梁2の上面には、バルコニー受梁3が配さ
れる。バルコニー受梁3は、本実施例では垂直なウエブ
の上下に水平なフランジを設けたI形鋼から形成される
ことにより、前記ウエブによって垂直な取付面3Aを有
し、付属屋根梁2よりも短少かつ両端部は付属屋根梁2
からやや控えて付属屋根梁2上面に載置され付属屋根梁
2の上部フランジとバルコニー受梁3との下部フランジ
とをボルト止めすることにより両者は固定される。
れる。バルコニー受梁3は、本実施例では垂直なウエブ
の上下に水平なフランジを設けたI形鋼から形成される
ことにより、前記ウエブによって垂直な取付面3Aを有
し、付属屋根梁2よりも短少かつ両端部は付属屋根梁2
からやや控えて付属屋根梁2上面に載置され付属屋根梁
2の上部フランジとバルコニー受梁3との下部フランジ
とをボルト止めすることにより両者は固定される。
このようにバルコニー受梁3を付属屋根梁2上面に固定
することにより1つの間柱21の外側に、付属屋根形成
用の梁とバルコニー形成用の梁とを併設することができ
る。
することにより1つの間柱21の外側に、付属屋根形成
用の梁とバルコニー形成用の梁とを併設することができ
る。
取付金具4は、バルコニー受梁3の外端とバルコニー外
梁5の一端とを連結する金具であって、平板状の第1の
片11、第2の片12を略直角に衝き合わせたL字状を
なし、又第1の片11はバルコニー受梁3のウエブの寸
度よりも巾狭に形成される。
梁5の一端とを連結する金具であって、平板状の第1の
片11、第2の片12を略直角に衝き合わせたL字状を
なし、又第1の片11はバルコニー受梁3のウエブの寸
度よりも巾狭に形成される。
第1の片11には、前記バルコニー受梁3の外端側のウ
エブに透設される複数のボルト孔13、13と位置合わ
せされ、穿設される取付孔14、14を有し前記ボルト
孔13、取付孔14をともに挿通するボルト等の締付け
具を用いて両者を接続することによりバルコニー受梁3
の外端かつ前記取付面3Aに、第2の片12が壁面Wと
平行にのびる取付金具4を固定することができる。
エブに透設される複数のボルト孔13、13と位置合わ
せされ、穿設される取付孔14、14を有し前記ボルト
孔13、取付孔14をともに挿通するボルト等の締付け
具を用いて両者を接続することによりバルコニー受梁3
の外端かつ前記取付面3Aに、第2の片12が壁面Wと
平行にのびる取付金具4を固定することができる。
又取付金具4は、第2の片12の先端に複数個の取付孔
15、15が穿設される。
15、15が穿設される。
バルコニー外梁5は、床梁22、即ち家屋本体部Aの壁
面Wと平行かつ溝部を壁面Wに向けて配される溝形材か
らなり、その一端に前記取付孔15、15と位置合わせ
されて透設されるボルト孔16、16が透設される。
面Wと平行かつ溝部を壁面Wに向けて配される溝形材か
らなり、その一端に前記取付孔15、15と位置合わせ
されて透設されるボルト孔16、16が透設される。
前記取付孔15、ボルト孔16をともに挿通するボルト
を用いて第2の片12とバルコニー外梁5の一端とを結
合することにより、バルコニー受梁3の外端に取付金具
4を介してバルコニー外梁5を、該バルコニー外梁5を
壁面Wと平行する向きに向けてその一端を固定すること
ができる。
を用いて第2の片12とバルコニー外梁5の一端とを結
合することにより、バルコニー受梁3の外端に取付金具
4を介してバルコニー外梁5を、該バルコニー外梁5を
壁面Wと平行する向きに向けてその一端を固定すること
ができる。
前記付属屋根梁2を突設した間柱21に隣接する間柱2
1Aから、バルコニー受梁3とは距離を隔てかつ平行し
かも垂直なウエブの上下に水平なフランジを設けたI形
鋼からなり該ウエブによって垂直な取付面26Aを有す
るバルコニー梁26を突出させるとともに、該バルコニ
ー梁26の外端と前記バルコニー外梁5の他端との間を
取付金具4と同様にL字状をなす取付金具27を用いて
接続することにより、バルコニー受梁3、バルコニー外
梁5、バルコニー梁26がなすバルコニーの枠組が形成
される。
1Aから、バルコニー受梁3とは距離を隔てかつ平行し
かも垂直なウエブの上下に水平なフランジを設けたI形
鋼からなり該ウエブによって垂直な取付面26Aを有す
るバルコニー梁26を突出させるとともに、該バルコニ
ー梁26の外端と前記バルコニー外梁5の他端との間を
取付金具4と同様にL字状をなす取付金具27を用いて
接続することにより、バルコニー受梁3、バルコニー外
梁5、バルコニー梁26がなすバルコニーの枠組が形成
される。
なおバルコニー受梁3、バルコニー梁26の間にはバル
コニー床Fが架け渡される。
コニー床Fが架け渡される。
前記バルコニー受梁3の前記取付面3Aにボルト止めさ
れる連結片29を設けた手すり支柱30を立上げ、又バ
ルコニー梁26の外端にも前記構成の手すり支柱31を
連結片29を前記取付面26Aにボルト止めすることに
より立上げるとともに、2つの手すり支柱30、31上
端の間にはバルコニーの手すりを形成する手すり梁32
が架け渡される。
れる連結片29を設けた手すり支柱30を立上げ、又バ
ルコニー梁26の外端にも前記構成の手すり支柱31を
連結片29を前記取付面26Aにボルト止めすることに
より立上げるとともに、2つの手すり支柱30、31上
端の間にはバルコニーの手すりを形成する手すり梁32
が架け渡される。
このようにして家屋付属部Bに連続してバルコニーCを
形成することができる。
形成することができる。
なおバルコニー受梁3は、付属屋根梁の上面に固定でき
かつ垂直な取付面3Aを有するものならばI形材の他溝
形材、角材等種々な断面形状を有するものが採用でき
る。
かつ垂直な取付面3Aを有するものならばI形材の他溝
形材、角材等種々な断面形状を有するものが採用でき
る。
叙上のごとく本考案の構造は、家屋付属部の側壁面を形
成する壁パネルの上端を受けかつ家屋付属部の屋根を形
成しうる付属屋根梁の上面に、バルコニーの床を支持す
る枠組を構成するバルコニー受梁を固定したため、バル
コニー受梁の内端を固定するための間柱、外端を支持す
るための支柱などを別途設ける必要がなく、家屋本体部
に簡易な構成で家屋付属部とバルコニーとを連結して設
けることができ、コストを節減しうるとともに、見映え
を高めかつ施工性の向上にも役立つ。
成する壁パネルの上端を受けかつ家屋付属部の屋根を形
成しうる付属屋根梁の上面に、バルコニーの床を支持す
る枠組を構成するバルコニー受梁を固定したため、バル
コニー受梁の内端を固定するための間柱、外端を支持す
るための支柱などを別途設ける必要がなく、家屋本体部
に簡易な構成で家屋付属部とバルコニーとを連結して設
けることができ、コストを節減しうるとともに、見映え
を高めかつ施工性の向上にも役立つ。
又バルコニー受梁、バルコニー梁は垂直な取付面を有
し、この取付面にバルコニーの手すり形成用の手すり支
柱の下端に設けた連結片をボルト止めするため、この手
すり支柱の取付けを便宜としかつ取付品質を高めうる。
し、この取付面にバルコニーの手すり形成用の手すり支
柱の下端に設けた連結片をボルト止めするため、この手
すり支柱の取付けを便宜としかつ取付品質を高めうる。
第1図は本考案のバルコニー床梁構造を用いた家屋の一
例を示す斜視図、第2図は本考案の一実施例を示す斜視
図、第3図はその要部を示す分解斜視図である。 2…付属屋根梁、 3…バルコニー受梁、 3A、26A…取付面、 4、27…取付金具、 5…
バルコニー外梁、 26…バルコニー梁 A…家屋本体部、 B…家屋付属部、 W…壁面。
例を示す斜視図、第2図は本考案の一実施例を示す斜視
図、第3図はその要部を示す分解斜視図である。 2…付属屋根梁、 3…バルコニー受梁、 3A、26A…取付面、 4、27…取付金具、 5…
バルコニー外梁、 26…バルコニー梁 A…家屋本体部、 B…家屋付属部、 W…壁面。
Claims (1)
- 【請求項1】複数階建ての家屋本体部の壁面と、この壁
面から突出し家屋本体部よりも低層の家屋付属部の側壁
面とがなす家屋の入隅部に前記側壁面から家屋付属部と
離れる方向にのびるバルコニーの床を支持するバルコニ
ー床梁構造であって、前記家屋付属部の屋根を形成しか
つ前記側壁面形成用の壁パネルの上端を受けしかも家屋
本体部の家屋架構体から外向きに突出する水平な付属屋
根梁の上面に、垂直な取付面を有するバルコニー受梁を
固定し、かつバルコニー受梁とは距離を隔てかつ平行し
かも垂直な取付面を有するバルコニー梁を前記家屋架構
体から外向きに突出させるとともに、バルコニー受梁と
バルコニー梁の外端間に、前記取付面に固定した取付金
具を用いて前記壁面と平行なバルコニー外梁の両端を固
定する一方、バルコニー受梁とバルコニー梁の外端の前
記取付面に、バルコニーの手すり形成用の手すり支柱の
下端に設けた連結片をボルト止めしたことを特徴とする
バルコニー床梁構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988161737U JPH06482Y2 (ja) | 1988-12-12 | 1988-12-12 | バルコニー床梁構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988161737U JPH06482Y2 (ja) | 1988-12-12 | 1988-12-12 | バルコニー床梁構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0281801U JPH0281801U (ja) | 1990-06-25 |
JPH06482Y2 true JPH06482Y2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=31444943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988161737U Expired - Lifetime JPH06482Y2 (ja) | 1988-12-12 | 1988-12-12 | バルコニー床梁構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06482Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5616331Y2 (ja) * | 1977-12-28 | 1981-04-16 | ||
JPS61204437A (ja) * | 1985-03-06 | 1986-09-10 | 積水化学工業株式会社 | バルコニ− |
JPH0326164Y2 (ja) * | 1985-12-25 | 1991-06-06 |
-
1988
- 1988-12-12 JP JP1988161737U patent/JPH06482Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0281801U (ja) | 1990-06-25 |
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