JPH06348800A - 画像処理方法及び装置 - Google Patents
画像処理方法及び装置Info
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- JPH06348800A JPH06348800A JP5156244A JP15624493A JPH06348800A JP H06348800 A JPH06348800 A JP H06348800A JP 5156244 A JP5156244 A JP 5156244A JP 15624493 A JP15624493 A JP 15624493A JP H06348800 A JPH06348800 A JP H06348800A
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- Image Processing (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 指定操作が容易に行える画像処理方法及び装
置を提供する。 【構成】 ステップS2−2で画像を画像ブロックに分
割し、ステップS2−3で指定範囲の開始位置を取得
し、ステップS2−4で指定範囲の終了位置の座標を取
得して終了位置とし、ステップS2−5で前記指定範囲
の開始位置と指定範囲の終了位置とから指定画像ブロッ
クを選択する。
置を提供する。 【構成】 ステップS2−2で画像を画像ブロックに分
割し、ステップS2−3で指定範囲の開始位置を取得
し、ステップS2−4で指定範囲の終了位置の座標を取
得して終了位置とし、ステップS2−5で前記指定範囲
の開始位置と指定範囲の終了位置とから指定画像ブロッ
クを選択する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像処理方法及び装置
に関し、特に表示された画像の一部分の範囲を指定する
ための画像処理方法及び装置に関する。
に関し、特に表示された画像の一部分の範囲を指定する
ための画像処理方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、イメージスキャナ等の画像読取装
置の普及に伴い、光電的に読み取られた画像を利用、或
は加工することが可能な画像処理装置(画像処理ソフト
ウエアも含む)等が知られている。
置の普及に伴い、光電的に読み取られた画像を利用、或
は加工することが可能な画像処理装置(画像処理ソフト
ウエアも含む)等が知られている。
【0003】この従来の画像処理装置において、その画
像の一部分を範囲指定する場合、最も一般的なものとし
て矩形で範囲を指定する方法がある。この方法は、まず
ディスプレイに画像を表示し、次にマウス等のポインテ
ィングディバイスで、画像上の指定する範囲の矩形の対
角の座標を得るものである。
像の一部分を範囲指定する場合、最も一般的なものとし
て矩形で範囲を指定する方法がある。この方法は、まず
ディスプレイに画像を表示し、次にマウス等のポインテ
ィングディバイスで、画像上の指定する範囲の矩形の対
角の座標を得るものである。
【0004】また、多角形で範囲を指定する方法もあ
る。この方法は、指定する多角形の頂点をポインティン
グディバイスで順に指示するものである。これにより、
より複雑な形をした範囲を指定することが可能である。
る。この方法は、指定する多角形の頂点をポインティン
グディバイスで順に指示するものである。これにより、
より複雑な形をした範囲を指定することが可能である。
【0005】例えば、図21に示すような原画像から、
文書の一部の文字画像2101,表画像2102,グラ
フ及びそのタイトルの画像2103,写真等のハーフト
ーン画像の一部2104というような部分を範囲指定す
ることが可能である。
文書の一部の文字画像2101,表画像2102,グラ
フ及びそのタイトルの画像2103,写真等のハーフト
ーン画像の一部2104というような部分を範囲指定す
ることが可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像処理装置において文字画像2101を指定する
場合、矩形で指定できないために多角形で指定するが、
該多角形の頂点の数が8箇所あるため、範囲指定するま
での操作の数が多く、範囲指定操作に多くの時間がかか
るという問題点があった。
来の画像処理装置において文字画像2101を指定する
場合、矩形で指定できないために多角形で指定するが、
該多角形の頂点の数が8箇所あるため、範囲指定するま
での操作の数が多く、範囲指定操作に多くの時間がかか
るという問題点があった。
【0007】また、ディスプレイに画像を表示すると
き、画像全体をディスプレイに収めるため原画像を間引
いて表示するが、その画面で範囲指定を行うと正確な位
置を指定し難いため、境界付近の指定範囲外であるべき
画像が指定範囲に入り込み、正確な範囲指定が行い難い
という問題点があった。
き、画像全体をディスプレイに収めるため原画像を間引
いて表示するが、その画面で範囲指定を行うと正確な位
置を指定し難いため、境界付近の指定範囲外であるべき
画像が指定範囲に入り込み、正確な範囲指定が行い難い
という問題点があった。
【0008】上記問題点を解消するために、原画像や、
間引きの倍率を変えたものを表示させることで、正確な
位置を指定できるようにしたものもあるが、この場合
は、表示画面の表示倍率の切り替え操作や、画面のスク
ロール操作等、新たな操作が必要となり、範囲指定する
までの操作の数が増加し、範囲指定操作が複雑になると
いう問題点があった。
間引きの倍率を変えたものを表示させることで、正確な
位置を指定できるようにしたものもあるが、この場合
は、表示画面の表示倍率の切り替え操作や、画面のスク
ロール操作等、新たな操作が必要となり、範囲指定する
までの操作の数が増加し、範囲指定操作が複雑になると
いう問題点があった。
【0009】即ち、本来画像の範囲指定は、画素の選択
と見做すことができるものであるが、文字画像2101
であれば1文字の文字画像単位、表画像2102であれ
ば表の行や列、或はセル単位、グラフ及びそのタイトル
の画像2103であればグラフ部分、或はタイトル部分
というように、指定する範囲の最小単位が必ずしも画素
単位である必要がない場合が多い。にも拘らず、従来の
画像処理装置にあっては、画素単位の指定しかできなか
ったため、上述した問題点が生じていた。
と見做すことができるものであるが、文字画像2101
であれば1文字の文字画像単位、表画像2102であれ
ば表の行や列、或はセル単位、グラフ及びそのタイトル
の画像2103であればグラフ部分、或はタイトル部分
というように、指定する範囲の最小単位が必ずしも画素
単位である必要がない場合が多い。にも拘らず、従来の
画像処理装置にあっては、画素単位の指定しかできなか
ったため、上述した問題点が生じていた。
【0010】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、指定操作が容易に行える画像処理方法及び装置を提
供することを目的とするものである。
で、指定操作が容易に行える画像処理方法及び装置を提
供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の第1発明(請求項1)の画像処理方法は、画像
を表示し、該画像内の任意の画素の位置を指定できる画
像処理方法において、画像ブロックを取り出す画像ブロ
ック取り出し工程と、指定範囲の開始位置を取得する開
始位置取得工程と、指定範囲の終了位置を取得する終了
位置取得工程と、前記指定範囲の開始位置と前記指定範
囲の終了位置とから指定画像ブロックを決定する指定画
像ブロック決定工程とを有することを特徴とするもので
ある。
本発明の第1発明(請求項1)の画像処理方法は、画像
を表示し、該画像内の任意の画素の位置を指定できる画
像処理方法において、画像ブロックを取り出す画像ブロ
ック取り出し工程と、指定範囲の開始位置を取得する開
始位置取得工程と、指定範囲の終了位置を取得する終了
位置取得工程と、前記指定範囲の開始位置と前記指定範
囲の終了位置とから指定画像ブロックを決定する指定画
像ブロック決定工程とを有することを特徴とするもので
ある。
【0012】また、上記目的を達成するため本発明の第
2発明(請求項2)の画像処理方法は、画像範囲指定工
程を複数有する画像処理方法において、前記各画像範囲
指定工程を切り替える切り替え工程を有することを特徴
とするものである。
2発明(請求項2)の画像処理方法は、画像範囲指定工
程を複数有する画像処理方法において、前記各画像範囲
指定工程を切り替える切り替え工程を有することを特徴
とするものである。
【0013】また、上記目的を達成するため本発明の第
3発明(請求項11)の画像処理装置は、画像を表示
し、該画像内の任意の画素の位置を指定できる画像処理
装置において、画像ブロックを取り出す画像ブロック取
り出し手段と、指定範囲の開始位置を取得する開始位置
取得手段と、指定範囲の終了位置を取得する終了位置取
得手段と、前記指定範囲の開始位置と前記指定範囲の終
了位置とから指定画像ブロックを決定する指定画像ブロ
ック決定手段とを有することを特徴とするものである。
3発明(請求項11)の画像処理装置は、画像を表示
し、該画像内の任意の画素の位置を指定できる画像処理
装置において、画像ブロックを取り出す画像ブロック取
り出し手段と、指定範囲の開始位置を取得する開始位置
取得手段と、指定範囲の終了位置を取得する終了位置取
得手段と、前記指定範囲の開始位置と前記指定範囲の終
了位置とから指定画像ブロックを決定する指定画像ブロ
ック決定手段とを有することを特徴とするものである。
【0014】また、上記目的を達成するため本発明の第
4発明(請求項12)の画像処理装置は、画像範囲指定
手段を複数有する画像処理装置において、前記各画像範
囲指定手段を切り替える切替手段を有することを特徴と
するものである。
4発明(請求項12)の画像処理装置は、画像範囲指定
手段を複数有する画像処理装置において、前記各画像範
囲指定手段を切り替える切替手段を有することを特徴と
するものである。
【0015】また、上記目的を達成する上で、前記第1
発明の画像処理方法に、画像ブロック取り出し工程によ
り取り出された画像ブロックを1列の画像ブロック列に
連結する連結工程と、指定範囲の開始位置から指定範囲
の開始画像ブロックを決定する開始画像ブロック決定工
程と、指定範囲の終了位置から指定範囲の終了画像ブロ
ックを決定する終了画像ブロック決定工程と、画像ブロ
ック列において指定範囲開始画像ブロックから指定範囲
終了画像ブロックまでの間に存在する画像ブロックを指
定画像ブロックに決定する指定画像ブロック決定工程と
を備えることが望ましい(請求項3)。
発明の画像処理方法に、画像ブロック取り出し工程によ
り取り出された画像ブロックを1列の画像ブロック列に
連結する連結工程と、指定範囲の開始位置から指定範囲
の開始画像ブロックを決定する開始画像ブロック決定工
程と、指定範囲の終了位置から指定範囲の終了画像ブロ
ックを決定する終了画像ブロック決定工程と、画像ブロ
ック列において指定範囲開始画像ブロックから指定範囲
終了画像ブロックまでの間に存在する画像ブロックを指
定画像ブロックに決定する指定画像ブロック決定工程と
を備えることが望ましい(請求項3)。
【0016】また、上記目的を達成する上で、前記第1
発明の画像処理方法に、画像ブロック取り出し工程によ
り取り出された画像ブロックを1単位の画像ブロック行
列に連結する連結工程と、指定範囲の開始位置から指定
範囲の開始画像ブロックを決定する開始画像ブロック決
定工程と、指定範囲の終了位置から指定範囲の終了画像
ブロックを決定する終了画像ブロック決定工程と、画像
ブロック行列において指定範囲開始画像ブロックの存在
する行から指定範囲終了画像ブロックの存在する行及び
指定範囲開始画像ブロックの存在する列から指定範囲終
了画像ブロックの存在する列までの間に存在する画像ブ
ロックを指定画像ブロックに決定する指定画像ブロック
決定工程とを備えることが望ましい(請求項4)。
発明の画像処理方法に、画像ブロック取り出し工程によ
り取り出された画像ブロックを1単位の画像ブロック行
列に連結する連結工程と、指定範囲の開始位置から指定
範囲の開始画像ブロックを決定する開始画像ブロック決
定工程と、指定範囲の終了位置から指定範囲の終了画像
ブロックを決定する終了画像ブロック決定工程と、画像
ブロック行列において指定範囲開始画像ブロックの存在
する行から指定範囲終了画像ブロックの存在する行及び
指定範囲開始画像ブロックの存在する列から指定範囲終
了画像ブロックの存在する列までの間に存在する画像ブ
ロックを指定画像ブロックに決定する指定画像ブロック
決定工程とを備えることが望ましい(請求項4)。
【0017】また、上記目的を達成する上で、前記第1
発明の画像処理方法に、画像の範囲指定を行う前に画像
ブロックの取り出しを行う場合、前記画像の範囲指定を
行う前に取り出された画像ブロックを表示する画像ブロ
ック表示工程を備えることが望ましい(請求項5)。
発明の画像処理方法に、画像の範囲指定を行う前に画像
ブロックの取り出しを行う場合、前記画像の範囲指定を
行う前に取り出された画像ブロックを表示する画像ブロ
ック表示工程を備えることが望ましい(請求項5)。
【0018】また、上記目的を達成する上で、前記第1
発明の画像処理方法に、開始位置取得工程及び前記終了
位置取得工程によりそれぞれ取得した指定範囲の開始位
置及び終了位置を表示する開始位置及び終了位置表示工
程を備えることが望ましい(請求項6)。
発明の画像処理方法に、開始位置取得工程及び前記終了
位置取得工程によりそれぞれ取得した指定範囲の開始位
置及び終了位置を表示する開始位置及び終了位置表示工
程を備えることが望ましい(請求項6)。
【0019】また、上記目的を達成する上で、前記第1
発明の画像処理方法に、指定範囲となった画像ブロック
を他の画像ブロックとは異なるように表示する指定範囲
画像ブロック表示工程を備えることが望ましい(請求項
7)。
発明の画像処理方法に、指定範囲となった画像ブロック
を他の画像ブロックとは異なるように表示する指定範囲
画像ブロック表示工程を備えることが望ましい(請求項
7)。
【0020】また、上記目的を達成する上で、前記第1
発明の画像処理方法に、既に指定範囲となっている画像
ブロックの指定を解除する指定解除工程を備えることが
望ましい(請求項8)。
発明の画像処理方法に、既に指定範囲となっている画像
ブロックの指定を解除する指定解除工程を備えることが
望ましい(請求項8)。
【0021】また、上記目的を達成する上で、前記第1
発明の画像処理方法に、指定範囲となっていない画像ブ
ロックを指定画像ブロックとして追加する指定画像ブロ
ック追加工程を備えることが望ましい(請求項9)。
発明の画像処理方法に、指定範囲となっていない画像ブ
ロックを指定画像ブロックとして追加する指定画像ブロ
ック追加工程を備えることが望ましい(請求項9)。
【0022】また、上記目的を達成する上で、前記第1
発明の画像処理方法に、画像を1ないし複数の領域に分
割することが可能で該分割された画像上で指定範囲の開
始位置と指定範囲の終了位置とが同一領域に存在するか
否かを判断する判断工程と、同一領域内の画像ブロック
で指定画像ブロックを決定する指定画像ブロック決定工
程とを備えることが望ましい(請求項10)。
発明の画像処理方法に、画像を1ないし複数の領域に分
割することが可能で該分割された画像上で指定範囲の開
始位置と指定範囲の終了位置とが同一領域に存在するか
否かを判断する判断工程と、同一領域内の画像ブロック
で指定画像ブロックを決定する指定画像ブロック決定工
程とを備えることが望ましい(請求項10)。
【0023】また、上記目的を達成する上で、前記第3
発明の画像処理装置に、画像ブロック取り出し手段によ
り取り出された画像ブロックを1列の画像ブロック列に
連結する連結手段と、指定範囲の開始位置から指定範囲
の開始画像ブロックを決定する開始画像ブロック決定手
段と、指定範囲の終了位置から指定範囲の終了画像ブロ
ックを決定する終了画像ブロック決定手段と、画像ブロ
ック列において指定範囲開始画像ブロックから指定範囲
終了画像ブロックまでの間に存在する画像ブロックを指
定画像ブロックに決定する指定画像ブロック決定手段と
を備えることが望ましい(請求項13)。
発明の画像処理装置に、画像ブロック取り出し手段によ
り取り出された画像ブロックを1列の画像ブロック列に
連結する連結手段と、指定範囲の開始位置から指定範囲
の開始画像ブロックを決定する開始画像ブロック決定手
段と、指定範囲の終了位置から指定範囲の終了画像ブロ
ックを決定する終了画像ブロック決定手段と、画像ブロ
ック列において指定範囲開始画像ブロックから指定範囲
終了画像ブロックまでの間に存在する画像ブロックを指
定画像ブロックに決定する指定画像ブロック決定手段と
を備えることが望ましい(請求項13)。
【0024】また、上記目的を達成する上で、前記第3
発明の画像処理装置に、画像ブロック取り出し手段によ
り取り出された画像ブロックを1単位の画像ブロック行
列に連結する連結手段と、指定範囲の開始位置から指定
範囲の開始画像ブロックを決定する開始画像ブロック決
定手段と、指定範囲の終了位置から指定範囲の終了画像
ブロックを決定する終了画像ブロック決定手段と、画像
ブロック行列において指定範囲開始画像ブロックの存在
する行から指定範囲終了画像ブロックの存在する行及び
指定範囲開始画像ブロックの存在する列から指定範囲終
了画像ブロックの存在する列までの間に存在する画像ブ
ロックを指定画像ブロックに決定する指定画像ブロック
決定手段とを備えることが望ましい(請求項14)。
発明の画像処理装置に、画像ブロック取り出し手段によ
り取り出された画像ブロックを1単位の画像ブロック行
列に連結する連結手段と、指定範囲の開始位置から指定
範囲の開始画像ブロックを決定する開始画像ブロック決
定手段と、指定範囲の終了位置から指定範囲の終了画像
ブロックを決定する終了画像ブロック決定手段と、画像
ブロック行列において指定範囲開始画像ブロックの存在
する行から指定範囲終了画像ブロックの存在する行及び
指定範囲開始画像ブロックの存在する列から指定範囲終
了画像ブロックの存在する列までの間に存在する画像ブ
ロックを指定画像ブロックに決定する指定画像ブロック
決定手段とを備えることが望ましい(請求項14)。
【0025】また、上記目的を達成する上で、前記第3
発明の画像処理装置に、画像の範囲指定を行う前に画像
ブロックの取り出しを行う場合、前記画像の範囲指定を
行う前に取り出された画像ブロックを表示する画像ブロ
ック表示手段を備えることが望ましい(請求項15)。
発明の画像処理装置に、画像の範囲指定を行う前に画像
ブロックの取り出しを行う場合、前記画像の範囲指定を
行う前に取り出された画像ブロックを表示する画像ブロ
ック表示手段を備えることが望ましい(請求項15)。
【0026】また、上記目的を達成する上で、前記第3
発明の画像処理装置に、開始位置取得手段及び前記終了
位置取得手段によりそれぞれ取得した指定範囲の開始位
置及び終了位置を表示する開始位置及び終了位置表示手
段を備えることが望ましい(請求項16)。
発明の画像処理装置に、開始位置取得手段及び前記終了
位置取得手段によりそれぞれ取得した指定範囲の開始位
置及び終了位置を表示する開始位置及び終了位置表示手
段を備えることが望ましい(請求項16)。
【0027】また、上記目的を達成する上で、前記第3
発明の画像処理装置に、指定範囲となった画像ブロック
を他の画像ブロックとは異なるように表示する指定範囲
画像ブロック表示手段を備えることが望ましい(請求項
17)。
発明の画像処理装置に、指定範囲となった画像ブロック
を他の画像ブロックとは異なるように表示する指定範囲
画像ブロック表示手段を備えることが望ましい(請求項
17)。
【0028】また、上記目的を達成する上で、前記第3
発明の画像処理装置に、既に指定範囲となっている画像
ブロックの指定を解除する指定解除手段を備えることが
望ましい(請求項18)。
発明の画像処理装置に、既に指定範囲となっている画像
ブロックの指定を解除する指定解除手段を備えることが
望ましい(請求項18)。
【0029】また、上記目的を達成する上で、前記第3
発明の画像処理装置に、指定範囲となっていない画像ブ
ロックを指定画像ブロックとして追加する指定画像ブロ
ック追加手段を備えることが望ましい(請求項19)。
発明の画像処理装置に、指定範囲となっていない画像ブ
ロックを指定画像ブロックとして追加する指定画像ブロ
ック追加手段を備えることが望ましい(請求項19)。
【0030】また、上記目的を達成する上で、前記第3
発明の画像処理装置に、画像を1ないし複数の領域に分
割することが可能で該分割された画像上で指定範囲の開
始位置と指定範囲の終了位置とが同一領域に存在するか
否かを判断する判断手段と、同一領域内の画像ブロック
で指定画像ブロックを決定する指定画像ブロック決定手
段とを備えることが望ましい(請求項20)。
発明の画像処理装置に、画像を1ないし複数の領域に分
割することが可能で該分割された画像上で指定範囲の開
始位置と指定範囲の終了位置とが同一領域に存在するか
否かを判断する判断手段と、同一領域内の画像ブロック
で指定画像ブロックを決定する指定画像ブロック決定手
段とを備えることが望ましい(請求項20)。
【0031】
【作用】第1発明(請求項1)の画像処理方法は、画像
ブロック取り出し工程により画像ブロックが取り出さ
れ、開始位置取得工程により指定範囲の開始位置が取得
され、終了位置取得工程により指定範囲の終了位置が取
得され、画像ブロック決定工程により前記指定範囲の開
始位置と前記指定範囲の終了位置とから指定画像ブロッ
クが決定される。これにより、画像の一部分の範囲指定
が画像ブロック単位で行えるので、範囲指定操作が容易
に行えるものである。
ブロック取り出し工程により画像ブロックが取り出さ
れ、開始位置取得工程により指定範囲の開始位置が取得
され、終了位置取得工程により指定範囲の終了位置が取
得され、画像ブロック決定工程により前記指定範囲の開
始位置と前記指定範囲の終了位置とから指定画像ブロッ
クが決定される。これにより、画像の一部分の範囲指定
が画像ブロック単位で行えるので、範囲指定操作が容易
に行えるものである。
【0032】また、第2発明(請求項2)の画像処理方
法は、切り替え工程により複数の画像範囲指定工程が切
り替えられる。これにより、範囲指定操作が容易に行え
るものである。
法は、切り替え工程により複数の画像範囲指定工程が切
り替えられる。これにより、範囲指定操作が容易に行え
るものである。
【0033】また、第3発明(請求項11)の画像処理
装置は、画像ブロック取り出し手段により画像ブロック
が取り出され、開始位置取得手段により指定範囲の開始
位置が取得され、終了位置取得手段により指定範囲の終
了位置が取得され、画像ブロック決定手段により前記指
定範囲の開始位置と前記指定範囲の終了位置とから指定
画像ブロックが決定される。これにより、画像の一部分
の範囲指定が画像ブロック単位で行えるので、範囲指定
操作が容易に行えるものである。
装置は、画像ブロック取り出し手段により画像ブロック
が取り出され、開始位置取得手段により指定範囲の開始
位置が取得され、終了位置取得手段により指定範囲の終
了位置が取得され、画像ブロック決定手段により前記指
定範囲の開始位置と前記指定範囲の終了位置とから指定
画像ブロックが決定される。これにより、画像の一部分
の範囲指定が画像ブロック単位で行えるので、範囲指定
操作が容易に行えるものである。
【0034】また、第4発明(請求項12)の画像処理
装置は、切替手段により複数の画像範囲指定手段が切り
替えられる。これにより、範囲指定操作が容易に行える
ものである。
装置は、切替手段により複数の画像範囲指定手段が切り
替えられる。これにより、範囲指定操作が容易に行える
ものである。
【0035】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。
る。
【0036】(第1実施例)まず、本発明の第1実施例
を図1〜図4に基づき説明する。図1は、本発明の第1
実施例に係わる画像処理装置の構成を示すブロック図で
あり、同図中、1は後述するROM(リードオンリメモ
リ)4に格納されている制御プログラムに従って画像処
理装置全体の制御を行うCPU(中央演算処理装置)で
ある。このCPU1には、キーボード(文字画像入力手
段)2,ポインティングディバイス3,ROM4,RA
M(ランダムアクセスメモリ)5,I/F(インターフ
ェイス)6,ディスプレイ7,外部記憶装置8が制御線
を介してそれぞれ接続されている。
を図1〜図4に基づき説明する。図1は、本発明の第1
実施例に係わる画像処理装置の構成を示すブロック図で
あり、同図中、1は後述するROM(リードオンリメモ
リ)4に格納されている制御プログラムに従って画像処
理装置全体の制御を行うCPU(中央演算処理装置)で
ある。このCPU1には、キーボード(文字画像入力手
段)2,ポインティングディバイス3,ROM4,RA
M(ランダムアクセスメモリ)5,I/F(インターフ
ェイス)6,ディスプレイ7,外部記憶装置8が制御線
を介してそれぞれ接続されている。
【0037】キーボード2は文字画像の入力や修正等を
行うもので、多数のキーを備えている。ポインティング
ディバイス3はマウス等からなり、押しボタン3aの操
作によりディスプレイ7上で画像の範囲を指定したり、
ディスプレイ7上に表示された画像を指定するものであ
る。ROM4はCPU1が実行する後述するフローチャ
ートに示す処理等、画像処理装置の制御プログラム等を
格納するものである。RAM5は入力画像や認識結果等
を格納するものである。I/F6には画像を読み取るイ
メージスキャナ9が接続されている。ディスプレイ7は
入力画像等を表示するものである。外部記憶装置8は磁
気ディスク等からなり、各種のデータを記録するもので
ある。
行うもので、多数のキーを備えている。ポインティング
ディバイス3はマウス等からなり、押しボタン3aの操
作によりディスプレイ7上で画像の範囲を指定したり、
ディスプレイ7上に表示された画像を指定するものであ
る。ROM4はCPU1が実行する後述するフローチャ
ートに示す処理等、画像処理装置の制御プログラム等を
格納するものである。RAM5は入力画像や認識結果等
を格納するものである。I/F6には画像を読み取るイ
メージスキャナ9が接続されている。ディスプレイ7は
入力画像等を表示するものである。外部記憶装置8は磁
気ディスク等からなり、各種のデータを記録するもので
ある。
【0038】次に、上記構成の画像処理装置が実行する
画像の範囲指定処理動作を図2及び図7を用いて説明す
る。図2は画像の範囲指定処理動作の制御手順を示すフ
ローチャート、図7は、前記画像の範囲指定処理中のデ
ィスプレイ7の状態を示す図である。
画像の範囲指定処理動作を図2及び図7を用いて説明す
る。図2は画像の範囲指定処理動作の制御手順を示すフ
ローチャート、図7は、前記画像の範囲指定処理中のデ
ィスプレイ7の状態を示す図である。
【0039】まず、図2のステップS2−1でイメージ
スキャナ9から、或は外部記憶装置8に予め用意されて
いる画像情報を読み込む。そのときのディスプレイ7の
状態を図7の(a)に示す。次に、ステップS2−2で
CPU1は入力された画像を画像ブロックに分割する。
そのときのディスプレイ7の状態を図7の(b)に示
す。該図7の(b)において、701は1つの画像ブロ
ックである。本実施例では、分割された画像ブロックを
ディスプレイ7に表示しているが、該表示を行わなくて
もよい。また、前記ステップS2−1の時点で前記画像
ブロックの表示を行わず、前記ステップS2−2の処理
が終了した時点で前記画像ブロックをディスプレイ7に
表示してもよい。
スキャナ9から、或は外部記憶装置8に予め用意されて
いる画像情報を読み込む。そのときのディスプレイ7の
状態を図7の(a)に示す。次に、ステップS2−2で
CPU1は入力された画像を画像ブロックに分割する。
そのときのディスプレイ7の状態を図7の(b)に示
す。該図7の(b)において、701は1つの画像ブロ
ックである。本実施例では、分割された画像ブロックを
ディスプレイ7に表示しているが、該表示を行わなくて
もよい。また、前記ステップS2−1の時点で前記画像
ブロックの表示を行わず、前記ステップS2−2の処理
が終了した時点で前記画像ブロックをディスプレイ7に
表示してもよい。
【0040】次に、ステップS2−3でポインティング
ディバイス3の押しボタン3aが押された画像上の点を
範囲指定の開始位置とし、CPU1はその座標を取得す
る。その後、ポインティングディバイス3の押しボタン
3aを押下し続けたまま該ポインティングディバイス3
を指定終了位置まで移動し、押しボタン3aの押下を解
除した時点で範囲指定の操作が終了する。その間、次の
ステップS2−4ではCPU1がポインティングディバ
イス3の位置を取得し、次いで、ステップS2−5で前
記ステップS2−4において取得したポインティングデ
ィバイス3の位置を指定終了位置として画像ブロックの
中から範囲指定されたものをCPU1が選択する。該範
囲指定中のディスプレイ7の状態を図7の(c)に示
す。該図7の(c)において、702は範囲指定開始位
置と範囲指定終了位置とを対角とする指定範囲矩形であ
り、703は反転表示された1つの指定画像ブロックで
ある。
ディバイス3の押しボタン3aが押された画像上の点を
範囲指定の開始位置とし、CPU1はその座標を取得す
る。その後、ポインティングディバイス3の押しボタン
3aを押下し続けたまま該ポインティングディバイス3
を指定終了位置まで移動し、押しボタン3aの押下を解
除した時点で範囲指定の操作が終了する。その間、次の
ステップS2−4ではCPU1がポインティングディバ
イス3の位置を取得し、次いで、ステップS2−5で前
記ステップS2−4において取得したポインティングデ
ィバイス3の位置を指定終了位置として画像ブロックの
中から範囲指定されたものをCPU1が選択する。該範
囲指定中のディスプレイ7の状態を図7の(c)に示
す。該図7の(c)において、702は範囲指定開始位
置と範囲指定終了位置とを対角とする指定範囲矩形であ
り、703は反転表示された1つの指定画像ブロックで
ある。
【0041】前記ステップS2−5でCPU1は前記ス
テップS2−4において取得したポインティングディバ
イス3の位置を指定終了位置として画像ブロックの中か
ら範囲指定されたものを選択した後、次のステップS2
−6で指定操作が終了したか否かを判断する。ポインテ
ィングディバイス3の押しボタン3aの押下が解除され
ていれば、指定操作が終了したと判断して、最後に取得
した位置を最終的な指定終了位置として、本処理動作を
終了する。また、前記押しボタン3aの押下が解除され
ていなければ、指定操作は終了していないと判断して、
前記ステップS2−4に戻る。
テップS2−4において取得したポインティングディバ
イス3の位置を指定終了位置として画像ブロックの中か
ら範囲指定されたものを選択した後、次のステップS2
−6で指定操作が終了したか否かを判断する。ポインテ
ィングディバイス3の押しボタン3aの押下が解除され
ていれば、指定操作が終了したと判断して、最後に取得
した位置を最終的な指定終了位置として、本処理動作を
終了する。また、前記押しボタン3aの押下が解除され
ていなければ、指定操作は終了していないと判断して、
前記ステップS2−4に戻る。
【0042】次に、前記図2におけるステップS2−2
で実行される処理、即ち画像を画像ブロックに分割する
処理の一例について、図3〜図5のフローチャートを用
いて説明する。まず、図3のステップS3−1で処理す
る画像を1つの画像ブロックとして扱う。この画像ブロ
ックには「処理ステータス」,「前回の射影方向ステー
タス」及び画像ブロックの位置を情報として持ってお
り、ステータスはそれぞれ「処理中」,「処理終了」,
「縦方向」,「横方向」の状態を取り得る。
で実行される処理、即ち画像を画像ブロックに分割する
処理の一例について、図3〜図5のフローチャートを用
いて説明する。まず、図3のステップS3−1で処理す
る画像を1つの画像ブロックとして扱う。この画像ブロ
ックには「処理ステータス」,「前回の射影方向ステー
タス」及び画像ブロックの位置を情報として持ってお
り、ステータスはそれぞれ「処理中」,「処理終了」,
「縦方向」,「横方向」の状態を取り得る。
【0043】次のステップS3−2でCPU1は設定さ
れた画像ブロックの「処理ステータス」を「処理中」
に、次のステップS3−3で「前回の射影方向ステータ
ス」を「縦方向」にそれぞれ初期化する。尚、「前回の
射影方向ステータス」は「横方向」でも問題なく、どち
らかの状態に初期化されていればよい。
れた画像ブロックの「処理ステータス」を「処理中」
に、次のステップS3−3で「前回の射影方向ステータ
ス」を「縦方向」にそれぞれ初期化する。尚、「前回の
射影方向ステータス」は「横方向」でも問題なく、どち
らかの状態に初期化されていればよい。
【0044】次いで、ステップS3−4でCPU1は
「処理ステータス」が「処理中」の画像ブロックを探し
(「処理中」の画像ブロックが存在するか否かを判断
し)、存在しなければ本処理動作を終了し、存在すれば
ステップS3−5に進む。このステップS3−5でCP
U1は「処理ステータス」が「処理中」の画像ブロック
を1つ選択し、次いで、ステップS3−6で「前回の射
影方向ステータス」が「縦方向」か「横方向」かを判断
し、「縦方向」であれば図4のステップS3−7に、
「横方向」であれば図5のステップS3−16にそれぞ
れ進む。
「処理ステータス」が「処理中」の画像ブロックを探し
(「処理中」の画像ブロックが存在するか否かを判断
し)、存在しなければ本処理動作を終了し、存在すれば
ステップS3−5に進む。このステップS3−5でCP
U1は「処理ステータス」が「処理中」の画像ブロック
を1つ選択し、次いで、ステップS3−6で「前回の射
影方向ステータス」が「縦方向」か「横方向」かを判断
し、「縦方向」であれば図4のステップS3−7に、
「横方向」であれば図5のステップS3−16にそれぞ
れ進む。
【0045】次に、図4のルーチンを説明する。まず、
ステップS3−7でCPU1は横方向に射影を取り、次
のステップS3−8で射影が複数か否かを判断し、複数
であれば、ステップS3−9で画像ブロックを射影の数
だけ横方向に分割する。この時、上下の座標は射影の上
下を、左右の座標は分割前の画像ブロックの左右をそれ
ぞれの画像ブロックの位置情報とする。次いで、ステッ
プS3−10でCPU1は分割した画像ブロック総ての
「処理ステータス」を「処理中」とし、ステップS3−
11で分割した画像ブロック総ての「前回の射影方向ス
テータス」を「横方向」とした後、前記図3のステップ
S3−4に戻る。
ステップS3−7でCPU1は横方向に射影を取り、次
のステップS3−8で射影が複数か否かを判断し、複数
であれば、ステップS3−9で画像ブロックを射影の数
だけ横方向に分割する。この時、上下の座標は射影の上
下を、左右の座標は分割前の画像ブロックの左右をそれ
ぞれの画像ブロックの位置情報とする。次いで、ステッ
プS3−10でCPU1は分割した画像ブロック総ての
「処理ステータス」を「処理中」とし、ステップS3−
11で分割した画像ブロック総ての「前回の射影方向ス
テータス」を「横方向」とした後、前記図3のステップ
S3−4に戻る。
【0046】一方、前記ステップS3−8で射影が複数
ではないと判断された場合は、ステップS3−12でC
PU1は射影の上下位置と画像ブロックの上下位置とが
一致するか否かを判断する。一致した場合は、ステップ
S3−15に進んでCPU1は「処理ステータス」を
「処理終了」とする。また、前記ステップS3−12で
射影の上下位置と画像ブロックの上下位置とが一致しな
いと判断された場合、CPU1はステップS3−13で
画像ブロックの上下の位置情報を射影の上下位置に変更
し、次のステップS3−14で「前回の射影方向ステー
タス」を「横方向」とした後、前記図3のステップS3
−4に戻る。
ではないと判断された場合は、ステップS3−12でC
PU1は射影の上下位置と画像ブロックの上下位置とが
一致するか否かを判断する。一致した場合は、ステップ
S3−15に進んでCPU1は「処理ステータス」を
「処理終了」とする。また、前記ステップS3−12で
射影の上下位置と画像ブロックの上下位置とが一致しな
いと判断された場合、CPU1はステップS3−13で
画像ブロックの上下の位置情報を射影の上下位置に変更
し、次のステップS3−14で「前回の射影方向ステー
タス」を「横方向」とした後、前記図3のステップS3
−4に戻る。
【0047】次に、図5のルーチンを説明する。まず、
ステップS3−16でCPU1は縦方向に射影を取り、
次のステップS3−17で射影が複数か否かを判断し、
複数であれば、ステップS3−18で画像ブロックを射
影の数だけ縦方向に分割する。この時上下の座標は射影
の上下を、左右の座標は分割前の画像ブロックの左右を
それぞれの画像ブロックの位置情報とする。次いで、ス
テップS3−19でCPU1は分割した画像ブロック総
ての「処理ステータス」を「処理中」とし、ステップS
3−20で分割した画像ブロック総ての「前回の射影方
向ステータス」を「縦方向」とした後、前記図3のステ
ップS3−4に戻る。
ステップS3−16でCPU1は縦方向に射影を取り、
次のステップS3−17で射影が複数か否かを判断し、
複数であれば、ステップS3−18で画像ブロックを射
影の数だけ縦方向に分割する。この時上下の座標は射影
の上下を、左右の座標は分割前の画像ブロックの左右を
それぞれの画像ブロックの位置情報とする。次いで、ス
テップS3−19でCPU1は分割した画像ブロック総
ての「処理ステータス」を「処理中」とし、ステップS
3−20で分割した画像ブロック総ての「前回の射影方
向ステータス」を「縦方向」とした後、前記図3のステ
ップS3−4に戻る。
【0048】一方、前記ステップS3−17で射影が複
数ではないと判断された場合は、ステップS3−21で
CPU1は射影の左右位置と画像ブロックの左右位置と
が一致するか否かを判断する。一致した場合は、前記図
4のステップS3−15に進んでCPU1は「処理ステ
ータス」を「処理終了」とする。また、前記ステップS
3−21で射影の左右位置と画像ブロックの左右位置と
が一致しないと判断された場合、CPU1はステップS
3−22で画像ブロックの左右の位置情報を射影の左右
位置に変更し、次のステップS3−23で「前回の射影
方向ステータス」を「縦方向」とした後、前記図3のス
テップS3−4に戻る。
数ではないと判断された場合は、ステップS3−21で
CPU1は射影の左右位置と画像ブロックの左右位置と
が一致するか否かを判断する。一致した場合は、前記図
4のステップS3−15に進んでCPU1は「処理ステ
ータス」を「処理終了」とする。また、前記ステップS
3−21で射影の左右位置と画像ブロックの左右位置と
が一致しないと判断された場合、CPU1はステップS
3−22で画像ブロックの左右の位置情報を射影の左右
位置に変更し、次のステップS3−23で「前回の射影
方向ステータス」を「縦方向」とした後、前記図3のス
テップS3−4に戻る。
【0049】以上の処理を図8を用いて説明する。同図
の(a)は処理開始前のディスプレイ7の状態を示し、
これを最初の画像ブロックとする。まず、横方向に射影
が1つ取れ、同図の(b)に示すように画像ブロック8
01が得られる。次に、この画像ブロック801を縦方
向に射影を取ることにより、同図の(c)に示すように
2つの画像ブロック802,803に分割される。更
に、一方の画像ブロック802を横方向に射影を取るこ
とにより、同図の(d)に示すように画像ブロック80
4が得られる。この画像ブロック804は、次に縦方向
に射影を取っても左右の位置が射影の左右位置と一致す
るので、「処理終了」とする。
の(a)は処理開始前のディスプレイ7の状態を示し、
これを最初の画像ブロックとする。まず、横方向に射影
が1つ取れ、同図の(b)に示すように画像ブロック8
01が得られる。次に、この画像ブロック801を縦方
向に射影を取ることにより、同図の(c)に示すように
2つの画像ブロック802,803に分割される。更
に、一方の画像ブロック802を横方向に射影を取るこ
とにより、同図の(d)に示すように画像ブロック80
4が得られる。この画像ブロック804は、次に縦方向
に射影を取っても左右の位置が射影の左右位置と一致す
るので、「処理終了」とする。
【0050】他方の画像ブロック803についても上記
一方の画像ブロック802と同様の処理を進めていき、
最終的に同図の(e)に示すような多くの画像ブロック
が得られる。
一方の画像ブロック802と同様の処理を進めていき、
最終的に同図の(e)に示すような多くの画像ブロック
が得られる。
【0051】次に、前記図2のステップS2−5で実行
される処理、即ち指定画像ブロックを選択する処理の一
例を図6のフローチャートを用いて説明する。尚、座標
軸は左上を原点とし、右向きにx座標、下向きにy座標
を取ることとする。まず、ステップS6−1で指定した
矩形領域の左上の座標を(X1,Y1)、右下の座標を
(X2,Y2)とする。
される処理、即ち指定画像ブロックを選択する処理の一
例を図6のフローチャートを用いて説明する。尚、座標
軸は左上を原点とし、右向きにx座標、下向きにy座標
を取ることとする。まず、ステップS6−1で指定した
矩形領域の左上の座標を(X1,Y1)、右下の座標を
(X2,Y2)とする。
【0052】次いで、ステップS6−2で求められた画
像ブロックを処理順に並べた後、ステップS6−3で先
頭の画像ブロックを注目画像ブロックとし、その画像ブ
ロックから以下の処理を行う。ステップS6−4では処
理すべき注目画像ブロックが存在するか否かを判断し、
存在しなければ本処理動作を終了し、存在すればステッ
プS6−5に進む。
像ブロックを処理順に並べた後、ステップS6−3で先
頭の画像ブロックを注目画像ブロックとし、その画像ブ
ロックから以下の処理を行う。ステップS6−4では処
理すべき注目画像ブロックが存在するか否かを判断し、
存在しなければ本処理動作を終了し、存在すればステッ
プS6−5に進む。
【0053】このステップS6−5では注目画像ブロッ
クの左上の座標を(x1,y1)、右下の座標を(x
2,y2)とし、次のステップS6−6で注目画像ブロ
ックの左上の点(x1,y1)が指定矩形領域の左上の
点(X1,Y1)より右下に存在し、ステップS6−7
で注目画像ブロックの右下の点(x2,y2)が指定矩
形領域の右下の点(X2,Y2)より左上に存在すれ
ば、次のステップS6−8で注目画像ブロックを指定画
像ブロックにする。この後、ステップS6−9で注目画
像ブロックの順番を1つ進めて、前記ステップS6−4
に戻る。以上の処理により、画像ブロックの中から指定
画像ブロックが選択される。
クの左上の座標を(x1,y1)、右下の座標を(x
2,y2)とし、次のステップS6−6で注目画像ブロ
ックの左上の点(x1,y1)が指定矩形領域の左上の
点(X1,Y1)より右下に存在し、ステップS6−7
で注目画像ブロックの右下の点(x2,y2)が指定矩
形領域の右下の点(X2,Y2)より左上に存在すれ
ば、次のステップS6−8で注目画像ブロックを指定画
像ブロックにする。この後、ステップS6−9で注目画
像ブロックの順番を1つ進めて、前記ステップS6−4
に戻る。以上の処理により、画像ブロックの中から指定
画像ブロックが選択される。
【0054】一方、前記ステップS6−6で注目画像ブ
ロックの左上の点(x1,y1)が指定矩形領域の左上
の点(X1,Y1)より右下に存在しない場合、及び前
記ステップS6−7で注目画像ブロックの右下の点(x
2,y2)が指定矩形領域の右下の点(X2,Y2)よ
り左上に存在しない場合、いずれも前記ステップS6−
8を実行することなく前記ステップS6−9に進む。
ロックの左上の点(x1,y1)が指定矩形領域の左上
の点(X1,Y1)より右下に存在しない場合、及び前
記ステップS6−7で注目画像ブロックの右下の点(x
2,y2)が指定矩形領域の右下の点(X2,Y2)よ
り左上に存在しない場合、いずれも前記ステップS6−
8を実行することなく前記ステップS6−9に進む。
【0055】以上詳述したごとく本実施例によれば、入
力した画像から画像ブロックが外接矩形で切り出され、
必要な画像ブロックだけを容易に選択することができる
ものである。
力した画像から画像ブロックが外接矩形で切り出され、
必要な画像ブロックだけを容易に選択することができる
ものである。
【0056】尚、本実施例においては、画像ブロックの
全体が指定範囲になっていなければ指定画像ブロックと
はならないとしたが、画像ブロックの一部が指定範囲に
なっていれば指定画像ブロックであるとしてもよい。
全体が指定範囲になっていなければ指定画像ブロックと
はならないとしたが、画像ブロックの一部が指定範囲に
なっていれば指定画像ブロックであるとしてもよい。
【0057】(第2実施例)次に、本発明の第2実施例
を図9及び図10に基づき説明する。上述した第1実施
例における画像ブロック分割方法は、文書画像のよう
に、縦方向或は横方向に画像ブロックが整列している画
像に対しては、処理手順が簡潔で負荷が少ないが、複雑
な並びをした画像ブロックがある場合、十分に細かく分
割できない場合がある。本実施例は、複雑な並びをした
画像ブロックがある場合でも十分に細かく分割できるよ
うにしたものである。
を図9及び図10に基づき説明する。上述した第1実施
例における画像ブロック分割方法は、文書画像のよう
に、縦方向或は横方向に画像ブロックが整列している画
像に対しては、処理手順が簡潔で負荷が少ないが、複雑
な並びをした画像ブロックがある場合、十分に細かく分
割できない場合がある。本実施例は、複雑な並びをした
画像ブロックがある場合でも十分に細かく分割できるよ
うにしたものである。
【0058】図9は本実施例に係わる画像処理装置にお
ける画像ブロック分割処理の制御手順を示すフローチャ
ート、図10は前記画像ブロック分割処理中のディスプ
レイの状態を示す図である。
ける画像ブロック分割処理の制御手順を示すフローチャ
ート、図10は前記画像ブロック分割処理中のディスプ
レイの状態を示す図である。
【0059】まず、図9のステップS9−1で画像の1
行目から処理を行うべく該1行目に注目し、次のステッ
プS9−2で行が終了しているか否かを判断し、終了し
ていれば本処理動作を終了し、終了していなければ、ス
テップS9−3に進む。このステップS9−3では処理
を行う注目行の左の画素を注目画素とし、左側から右側
に向かって順に見ていく。そして、次のステップS9−
4で画素が終了したか否か(注目画素が存在するか否
か)を判断し、終了すれば、ステップS9−10で注目
行を次の行にして前記ステップS9−2に戻って次の行
の処理を行い、終了しなければ、ステップS9−5に進
む。
行目から処理を行うべく該1行目に注目し、次のステッ
プS9−2で行が終了しているか否かを判断し、終了し
ていれば本処理動作を終了し、終了していなければ、ス
テップS9−3に進む。このステップS9−3では処理
を行う注目行の左の画素を注目画素とし、左側から右側
に向かって順に見ていく。そして、次のステップS9−
4で画素が終了したか否か(注目画素が存在するか否
か)を判断し、終了すれば、ステップS9−10で注目
行を次の行にして前記ステップS9−2に戻って次の行
の処理を行い、終了しなければ、ステップS9−5に進
む。
【0060】ステップS9−5では注目画素が黒画素か
否かを判断し、黒画素でなく白画素であればステップS
9−9で注目画素を右に1画素ずらした後、前記ステッ
プS9−4に戻り、黒画素であればステップS9−6で
その画素が既に境界線追跡されたものか否かを判断す
る。追跡された画素でなければステップS9−7で境界
線追跡されて画像ブロックが得られ、次のステップS9
−8で画像ブロックを飛ばして注目画素を移動した後、
前記ステップS9−4に戻る。
否かを判断し、黒画素でなく白画素であればステップS
9−9で注目画素を右に1画素ずらした後、前記ステッ
プS9−4に戻り、黒画素であればステップS9−6で
その画素が既に境界線追跡されたものか否かを判断す
る。追跡された画素でなければステップS9−7で境界
線追跡されて画像ブロックが得られ、次のステップS9
−8で画像ブロックを飛ばして注目画素を移動した後、
前記ステップS9−4に戻る。
【0061】一方、前記ステップS9−6において追跡
された画素であると判断された場合は、前記ステップS
9−7を実行することなく前記ステップS9−8に進
む。
された画素であると判断された場合は、前記ステップS
9−7を実行することなく前記ステップS9−8に進
む。
【0062】以上の処理を図10を用いて説明する。同
図の(a)における101は現在の注目行であり、黒画
素102が見つかった状態を示している。この黒画素1
02はまだ境界線追跡される前であり、境界線103を
求める。この境界線103が元の黒画素102に戻った
ら追跡をやめて画像ブロックとする。再び黒画素を探す
処理に戻るため注目画素を右にずらすが、その時、求ま
った境界線103上の点でないことに注意し、次の注目
画素104を決定する。
図の(a)における101は現在の注目行であり、黒画
素102が見つかった状態を示している。この黒画素1
02はまだ境界線追跡される前であり、境界線103を
求める。この境界線103が元の黒画素102に戻った
ら追跡をやめて画像ブロックとする。再び黒画素を探す
処理に戻るため注目画素を右にずらすが、その時、求ま
った境界線103上の点でないことに注意し、次の注目
画素104を決定する。
【0063】注目行101の処理が終了し、同図の
(b)における注目行105になったとする。同図の
(b)において見つかった黒画素106の点は境界線1
08の上の点であり、画像ブロックを飛ばして次の画素
107から処理を続ける。このようにして画像上の画像
ブロックを得ることができる。
(b)における注目行105になったとする。同図の
(b)において見つかった黒画素106の点は境界線1
08の上の点であり、画像ブロックを飛ばして次の画素
107から処理を続ける。このようにして画像上の画像
ブロックを得ることができる。
【0064】以上詳述したごとく本実施例によれば、入
力した画像が射影を用いて分離できないような場合で
も、境界線単位で画像ブロックを得ることが可能であ
る。
力した画像が射影を用いて分離できないような場合で
も、境界線単位で画像ブロックを得ることが可能であ
る。
【0065】尚、本実施例では、黒画素を上の行から下
の行へ、左側から右側に向かって探すようにしたが、こ
れに限られるものではなく、また、前記のようにして探
す前に画像の間引き処理等の前処理を施してもよい。
の行へ、左側から右側に向かって探すようにしたが、こ
れに限られるものではなく、また、前記のようにして探
す前に画像の間引き処理等の前処理を施してもよい。
【0066】(第3実施例)次に、本発明の第3実施例
を図11及び図12に基づき説明する。尚、本実施例に
おける画像処理装置の構成は、上述した第1実施例にお
ける図1の構成と同一であるから、同図を流用して説明
する。図11は、本実施例に係わる画像処理装置が実行
する処理の制御手順を示すフローチャート、図12は、
同処理中におけるディスプレイの状態を示す図である。
を図11及び図12に基づき説明する。尚、本実施例に
おける画像処理装置の構成は、上述した第1実施例にお
ける図1の構成と同一であるから、同図を流用して説明
する。図11は、本実施例に係わる画像処理装置が実行
する処理の制御手順を示すフローチャート、図12は、
同処理中におけるディスプレイの状態を示す図である。
【0067】まず、図11のステップS11−1でイメ
ージスキャナ9から、或は外部記憶装置8に予め用意さ
れている画像情報を読み込む。その時のディスプレイ7
の状態は上述した第1実施例における図7と同様とす
る。次のステップS11−2でポインティングディバイ
ス3の押しボタン3aが押された画像上の点を範囲指定
の開始位置として、その座標を取得する。次いで、ステ
ップS11−3でポインティングディバイス3の押しボ
タン3aが再度押された画像上の点を範囲指定の終了位
置として、その座標を取得する。図12は指定開始位置
121,指定終了位置122が表示された状態のディス
プレイ7を示す図である。
ージスキャナ9から、或は外部記憶装置8に予め用意さ
れている画像情報を読み込む。その時のディスプレイ7
の状態は上述した第1実施例における図7と同様とす
る。次のステップS11−2でポインティングディバイ
ス3の押しボタン3aが押された画像上の点を範囲指定
の開始位置として、その座標を取得する。次いで、ステ
ップS11−3でポインティングディバイス3の押しボ
タン3aが再度押された画像上の点を範囲指定の終了位
置として、その座標を取得する。図12は指定開始位置
121,指定終了位置122が表示された状態のディス
プレイ7を示す図である。
【0068】次のステップS11−4で指定開始位置と
指定終了位置とを対角とする指定範囲矩形内の画像から
画像ブロックを取り出し、該取り出された画像ブロック
が次のステップS11−5で指定画像ブロックとして選
択される。次いで、ステップS11−6で画像ブロック
の指定,解除,終了のいずれかを行う。
指定終了位置とを対角とする指定範囲矩形内の画像から
画像ブロックを取り出し、該取り出された画像ブロック
が次のステップS11−5で指定画像ブロックとして選
択される。次いで、ステップS11−6で画像ブロック
の指定,解除,終了のいずれかを行う。
【0069】即ち、画像ブロックの解除を行う場合は、
ステップS11−7で既に指定されている画像ブロック
にポインティングディバイス3を合わせ、該ポインティ
ングディバイス3の押しボタン3aを押すことで指定解
除が行え、該指定解除後は前記ステップS11−6に戻
る。また、画像ブロックの指定を行う場合は、ステップ
S11−8で指定が解除された画像ブロック付近にポイ
ンティングディバイス3を合わせ、該ポインティングデ
ィバイス3の押しボタン3aを押すことで再び指定する
ことができる。更に、画像ブロックの指定を終了すると
本処理動作を終了する。
ステップS11−7で既に指定されている画像ブロック
にポインティングディバイス3を合わせ、該ポインティ
ングディバイス3の押しボタン3aを押すことで指定解
除が行え、該指定解除後は前記ステップS11−6に戻
る。また、画像ブロックの指定を行う場合は、ステップ
S11−8で指定が解除された画像ブロック付近にポイ
ンティングディバイス3を合わせ、該ポインティングデ
ィバイス3の押しボタン3aを押すことで再び指定する
ことができる。更に、画像ブロックの指定を終了すると
本処理動作を終了する。
【0070】以上詳述したごとく本実施例によれば、画
像ブロックに分割する処理が画像全体ではなく、その一
部により行われるため、処理時間を短縮することができ
る。また、各画像ブロックごとに指定及びその解除を可
能としたことにより、より細かな指定を行うことができ
るものである。
像ブロックに分割する処理が画像全体ではなく、その一
部により行われるため、処理時間を短縮することができ
る。また、各画像ブロックごとに指定及びその解除を可
能としたことにより、より細かな指定を行うことができ
るものである。
【0071】(第4実施例)次に、本発明の第4実施例
を図13〜図18に基づき説明する。上述した第1実施
例における図2のフローチャートにあるような画像の範
囲指定において、文書画像が入力された文字画像を範囲
指定する場合、上記第1実施例に示すような矩形による
指定ではなく、指定開始文字から指定終了文字までを文
章として範囲指定したい場合がある。本実施例はこのよ
うな指定開始文字から指定終了文字までを文章として範
囲指定するようにしたものである。
を図13〜図18に基づき説明する。上述した第1実施
例における図2のフローチャートにあるような画像の範
囲指定において、文書画像が入力された文字画像を範囲
指定する場合、上記第1実施例に示すような矩形による
指定ではなく、指定開始文字から指定終了文字までを文
章として範囲指定したい場合がある。本実施例はこのよ
うな指定開始文字から指定終了文字までを文章として範
囲指定するようにしたものである。
【0072】図13は、本実施例に係わる画像処理装置
が実行する画像ブロックの分割処理の制御手順を示すフ
ローチャート、図16〜図18は同装置が実行する画像
ブロックの分割処理及び画像ブロックの処理に関する説
明図である。本実施例においては、本処理が実行される
前に、文書画像の文書方向は分かっているものとする。
が実行する画像ブロックの分割処理の制御手順を示すフ
ローチャート、図16〜図18は同装置が実行する画像
ブロックの分割処理及び画像ブロックの処理に関する説
明図である。本実施例においては、本処理が実行される
前に、文書画像の文書方向は分かっているものとする。
【0073】まず、図13のステップS13−1で文書
の行方向に射影を取る。横書きの文書を例にとると、図
16に示すような射影165が得られる。次いで、ステ
ップS13−2で行を抽出することによって、図16に
示すような行矩形166が得られる。次のステップS1
3−3で得られた行の開始座標と終了座標とを記憶す
る。図16中、161が1行目の行開始座標、162が
1行目の行終了座標、163が2行目の行開始座標、1
64が2行目の行終了座標である。
の行方向に射影を取る。横書きの文書を例にとると、図
16に示すような射影165が得られる。次いで、ステ
ップS13−2で行を抽出することによって、図16に
示すような行矩形166が得られる。次のステップS1
3−3で得られた行の開始座標と終了座標とを記憶す
る。図16中、161が1行目の行開始座標、162が
1行目の行終了座標、163が2行目の行開始座標、1
64が2行目の行終了座標である。
【0074】次に、ステップS13−4で行ごとに行方
向と直行する方向(垂直方向)に射影を取ることによ
り、図17に示す射影177が得られ、次のステップS
13−5で図17に示す画像ブロック(文字ブロック)
178が得られる。そして、次のステップS13−6で
画像ブロックの開始座標と終了座標とを記憶する。図1
7中、171が行の1文字目の画像ブロック開始座標、
172が行の1文字目の画像ブロック終了座標、173
が行の2文字目の画像ブロック開始座標、174が行の
2文字目の画像ブロック終了座標である。このようにし
て求められた画像ブロックは次のステップS13−7で
先頭の行から順に画像ブロックを1列に並べた後、本処
理動作を終了する。
向と直行する方向(垂直方向)に射影を取ることによ
り、図17に示す射影177が得られ、次のステップS
13−5で図17に示す画像ブロック(文字ブロック)
178が得られる。そして、次のステップS13−6で
画像ブロックの開始座標と終了座標とを記憶する。図1
7中、171が行の1文字目の画像ブロック開始座標、
172が行の1文字目の画像ブロック終了座標、173
が行の2文字目の画像ブロック開始座標、174が行の
2文字目の画像ブロック終了座標である。このようにし
て求められた画像ブロックは次のステップS13−7で
先頭の行から順に画像ブロックを1列に並べた後、本処
理動作を終了する。
【0075】指定画像ブロックを選択する際には、ま
ず、指定範囲開始画像ブロックと指定範囲終了画像ブロ
ックとをそれぞれ選択する必要がある。
ず、指定範囲開始画像ブロックと指定範囲終了画像ブロ
ックとをそれぞれ選択する必要がある。
【0076】図14は、指定範囲開始画像ブロックを見
つける処理の制御手順を示すフローチャートである。同
図のステップS14−1で指定開始位置より行開始座標
が小さい行の中で、最後に存在する行を指定開始行と
し、次のステップS14−2で指定開始行の画像ブロッ
クの中で、指定開始位置より画像ブロック終了座標が大
きく、最初に存在する画像ブロックを指定範囲開始画像
ブロックとした後、本処理動作を終了する。
つける処理の制御手順を示すフローチャートである。同
図のステップS14−1で指定開始位置より行開始座標
が小さい行の中で、最後に存在する行を指定開始行と
し、次のステップS14−2で指定開始行の画像ブロッ
クの中で、指定開始位置より画像ブロック終了座標が大
きく、最初に存在する画像ブロックを指定範囲開始画像
ブロックとした後、本処理動作を終了する。
【0077】図15は、指定範囲終了画像ブロックを見
つける処理の制御手順を示すフローチャートである。同
図のステップS15−1で指定終了位置より行開始座標
が小さい行の中で、最後に存在する行を指定終了行と
し、次のステップS15−2で指定終了行の画像ブロッ
クの中で、指定終了位置より画像ブロック開始座標が小
さく、最後に存在する画像ブロックを指定範囲終了画像
ブロックとした後、本処理動作を終了する。
つける処理の制御手順を示すフローチャートである。同
図のステップS15−1で指定終了位置より行開始座標
が小さい行の中で、最後に存在する行を指定終了行と
し、次のステップS15−2で指定終了行の画像ブロッ
クの中で、指定終了位置より画像ブロック開始座標が小
さく、最後に存在する画像ブロックを指定範囲終了画像
ブロックとした後、本処理動作を終了する。
【0078】以上のようにして指定範囲開始画像ブロッ
クと指定範囲終了画像ブロックとがそれぞれ得られたな
らば、これらを前記図13のステップS13−7におい
て得られた画像ブロック列の中から探して、指定範囲開
始画像ブロックと指定範囲終了画像ブロックとの間に存
在する画像ブロックの総てを指定画像ブロックとする。
クと指定範囲終了画像ブロックとがそれぞれ得られたな
らば、これらを前記図13のステップS13−7におい
て得られた画像ブロック列の中から探して、指定範囲開
始画像ブロックと指定範囲終了画像ブロックとの間に存
在する画像ブロックの総てを指定画像ブロックとする。
【0079】指定画像ブロックの表示は、上述した実施
例のように画像ブロックの反転表示、或は色を変えて表
示する等、種々の方法があるが、図18に示すように指
定範囲開始画像ブロックと指定範囲終了画像ブロックと
の間の行矩形181全体を反転表示してもよい。
例のように画像ブロックの反転表示、或は色を変えて表
示する等、種々の方法があるが、図18に示すように指
定範囲開始画像ブロックと指定範囲終了画像ブロックと
の間の行矩形181全体を反転表示してもよい。
【0080】以上詳述したごとく本実施例によれば、文
書画像に対して文章を壊さないように、その画像の一部
を範囲指定することが可能となる。
書画像に対して文章を壊さないように、その画像の一部
を範囲指定することが可能となる。
【0081】尚、画像ブロックの選択規則は、本実施例
に限定されるものではない。
に限定されるものではない。
【0082】(第5実施例)次に、本発明の第5実施例
を図19及び図20に基づき説明する。上述した第1実
施例における図2のフローチャートにあるような画像の
範囲指定において、表画像が入力され表のセルを範囲指
定する場合、1つのセルを1つの画像ブロックにしたい
場合がある。本実施例はこのような1つのセルを1つの
画像ブロックに処理するようにしたものである。
を図19及び図20に基づき説明する。上述した第1実
施例における図2のフローチャートにあるような画像の
範囲指定において、表画像が入力され表のセルを範囲指
定する場合、1つのセルを1つの画像ブロックにしたい
場合がある。本実施例はこのような1つのセルを1つの
画像ブロックに処理するようにしたものである。
【0083】図19は、本実施例に係わる画像処理装置
が実行する処理の制御手順を示すフローチャートであ
る。同図のステップS19−1で画像を横方向及び縦方
向にヒストグラムを取る。図20中、201が横方向の
ヒストグラムであり、202が縦方向のヒストグラムで
ある。表の罫線が存在する部分は黒画素が非常に多いた
め、ヒストグラムのピークが罫線の位置と考えられる。
そこで、次のステップS19−2で各ヒストグラムのピ
ークの座標を求める。図20中、203が横方向のヒス
トグラムのピークの座標(点)であり、204が縦方向
のヒストグラムのピークの座標(点)である。このよう
にして求められた点をそれぞれ(Y1,Y2…Yn)、
(X1,X2…Xn)とすると、次のステップS19−
3で2点(Xp,Yq)(Xp+1,Yq+1)(ただ
し、1≦p≦m−1、1≦q≦n−1)を対角とする矩
形の画像ブロックを作成し、次のステップS19−4で
行列(t,u)のとき2点(Xt,Yu)(Xt+1,
Yu+1)が対角となる画像ブロックを図20に示すよ
うに並べる。
が実行する処理の制御手順を示すフローチャートであ
る。同図のステップS19−1で画像を横方向及び縦方
向にヒストグラムを取る。図20中、201が横方向の
ヒストグラムであり、202が縦方向のヒストグラムで
ある。表の罫線が存在する部分は黒画素が非常に多いた
め、ヒストグラムのピークが罫線の位置と考えられる。
そこで、次のステップS19−2で各ヒストグラムのピ
ークの座標を求める。図20中、203が横方向のヒス
トグラムのピークの座標(点)であり、204が縦方向
のヒストグラムのピークの座標(点)である。このよう
にして求められた点をそれぞれ(Y1,Y2…Yn)、
(X1,X2…Xn)とすると、次のステップS19−
3で2点(Xp,Yq)(Xp+1,Yq+1)(ただ
し、1≦p≦m−1、1≦q≦n−1)を対角とする矩
形の画像ブロックを作成し、次のステップS19−4で
行列(t,u)のとき2点(Xt,Yu)(Xt+1,
Yu+1)が対角となる画像ブロックを図20に示すよ
うに並べる。
【0084】以上詳述したごとく本実施例によれば、表
画像をセル単位で範囲指定することが可能となり、ま
た、画像ブロックを行列に配置しているため、特定の行
のみの指定或は列のみの指定が可能となる。
画像をセル単位で範囲指定することが可能となり、ま
た、画像ブロックを行列に配置しているため、特定の行
のみの指定或は列のみの指定が可能となる。
【0085】尚、本実施例における指定画像ブロックの
選択方法は、上述した第1実施例において説明した指定
範囲矩形に画像ブロック、即ち表のセルの一部でも掛か
っていれば、指定画像ブロックとするのがよい。
選択方法は、上述した第1実施例において説明した指定
範囲矩形に画像ブロック、即ち表のセルの一部でも掛か
っていれば、指定画像ブロックとするのがよい。
【0086】(第6実施例)上述した第1実施例の図2
におけるステップS2−1で読み込まれた画像は、表、
グラフ、写真等が種々のレイアウトで配置されているも
のである。そこで、入力画像を個々の領域に分割する手
段を設け、それぞれの領域で範囲指定操作を行い、指定
範囲の開始位置と指定範囲の終了位置とが同一領域に存
在するか否かを判断し、前記両位置が同一領域内に存在
すれば、上述した実施例のように範囲指定を行う。ま
た、上記実施例や従来例にある複数の範囲指定方法の中
から1つを切り替え手段により切り替え選択できるよう
にしておき、それぞれの領域で範囲指定方法を切り替え
選択する。
におけるステップS2−1で読み込まれた画像は、表、
グラフ、写真等が種々のレイアウトで配置されているも
のである。そこで、入力画像を個々の領域に分割する手
段を設け、それぞれの領域で範囲指定操作を行い、指定
範囲の開始位置と指定範囲の終了位置とが同一領域に存
在するか否かを判断し、前記両位置が同一領域内に存在
すれば、上述した実施例のように範囲指定を行う。ま
た、上記実施例や従来例にある複数の範囲指定方法の中
から1つを切り替え手段により切り替え選択できるよう
にしておき、それぞれの領域で範囲指定方法を切り替え
選択する。
【0087】本実施例により、例えば多段組の文書画像
でも、各段ごとに領域を分割すれば文章を壊すことなく
範囲指定を行うことが可能であり、他の段の文字画像が
指定されることはなくなる。また、1つの画像に文字や
写真等がレイアウトされていても範囲指定方法を切り替
えることができるので、文字画像領域で範囲指定を行う
場合は、上述した第4実施例における方法を用い、写真
領域で範囲指定を行う場合は上述した従来例における方
法を用いることが可能となる。
でも、各段ごとに領域を分割すれば文章を壊すことなく
範囲指定を行うことが可能であり、他の段の文字画像が
指定されることはなくなる。また、1つの画像に文字や
写真等がレイアウトされていても範囲指定方法を切り替
えることができるので、文字画像領域で範囲指定を行う
場合は、上述した第4実施例における方法を用い、写真
領域で範囲指定を行う場合は上述した従来例における方
法を用いることが可能となる。
【0088】
【発明の効果】以上詳述したごとく本発明の画像処理方
法及び装置によれば、画像の一部分の範囲を指定する場
合、指定範囲が画像ブロック単位で行われるため、範囲
指定の操作が容易になり、範囲指定作業の効率化が図れ
ると共に、範囲指定を正確に行うことができ、無駄のな
い指定範囲が得られるという効果を奏する。また、範囲
指定された画像を別処理しようする場合、例えば光学式
文字読取装置(OCR;optical charac
ter reader)では、行間や文字間の不必要な
画像は指定範囲に含まれないため、画像を転送する場合
に転送時間が短縮でき、画像をメモリ等に記憶する場
合、記憶容量を節約することができるという効果を奏す
る。
法及び装置によれば、画像の一部分の範囲を指定する場
合、指定範囲が画像ブロック単位で行われるため、範囲
指定の操作が容易になり、範囲指定作業の効率化が図れ
ると共に、範囲指定を正確に行うことができ、無駄のな
い指定範囲が得られるという効果を奏する。また、範囲
指定された画像を別処理しようする場合、例えば光学式
文字読取装置(OCR;optical charac
ter reader)では、行間や文字間の不必要な
画像は指定範囲に含まれないため、画像を転送する場合
に転送時間が短縮でき、画像をメモリ等に記憶する場
合、記憶容量を節約することができるという効果を奏す
る。
【図1】本発明の第1実施例に係わる画像処理装置の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図2】同装置が実行する範囲指定処理の制御手順を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図3】同装置が実行する画像ブロック分割処理の制御
手順を示すフローチャートである。
手順を示すフローチャートである。
【図4】同装置が実行する画像ブロック分割処理の制御
手順を示すフローチャートである。
手順を示すフローチャートである。
【図5】同装置が実行する画像ブロック分割処理の制御
手順を示すフローチャートである。
手順を示すフローチャートである。
【図6】同装置が実行する指定画像ブロック選択処理の
制御手順を示すフローチャートである。
制御手順を示すフローチャートである。
【図7】同装置におけるディスプレイの状態を示す図で
ある。
ある。
【図8】同装置が実行する画像ブロック分割処理の説明
図である。
図である。
【図9】本発明の第2実施例に係わる画像処理装置が実
行する画像ブロック分割処理の制御手順を示すフローチ
ャートである。
行する画像ブロック分割処理の制御手順を示すフローチ
ャートである。
【図10】同装置が実行する画像ブロック分割処理の説
明図である。
明図である。
【図11】本発明の第3実施例に係わる画像処理装置が
実行する範囲指定処理の制御手順を示すフローチャート
である。
実行する範囲指定処理の制御手順を示すフローチャート
である。
【図12】同装置における範囲指定開始位置及び範囲指
定終了位置が表示されたディスプレイの状態を示す図で
ある。
定終了位置が表示されたディスプレイの状態を示す図で
ある。
【図13】本発明の第4実施例に係わる画像処理装置が
実行する画像ブロック分割処理の制御手順を示すフロー
チャートである。
実行する画像ブロック分割処理の制御手順を示すフロー
チャートである。
【図14】同装置が実行する指定範囲開始画像ブロック
を見つける処理の制御手順を示すフローチャートであ
る。
を見つける処理の制御手順を示すフローチャートであ
る。
【図15】同装置が実行する指定範囲終了画像ブロック
を見つける処理の制御手順を示すフローチャートであ
る。
を見つける処理の制御手順を示すフローチャートであ
る。
【図16】同装置が実行する画像ブロックの分割処理及
び画像ブロックの指定処理に関する説明図である。
び画像ブロックの指定処理に関する説明図である。
【図17】同装置が実行する画像ブロックの分割処理及
び画像ブロックの指定処理に関する説明図である。
び画像ブロックの指定処理に関する説明図である。
【図18】同装置が実行する画像ブロックの分割処理及
び画像ブロックの指定処理に関する説明図である。
び画像ブロックの指定処理に関する説明図である。
【図19】本発明の第5実施例に係わる画像処理装置が
実行する画像ブロック分割処理の制御手順を示すフロー
チャートである。
実行する画像ブロック分割処理の制御手順を示すフロー
チャートである。
【図20】同装置が実行する画像ブロックの分割処理に
関する説明図である。
関する説明図である。
【図21】一般的な原稿の画像を示す図である。
1 CPU(画像ブロック取り出し手段、開始位置取得
手段、終了位置取得手段、画像ブロック決定手段、切替
手段、連結手段、開始画像ブロック決定手段、終了画像
ブロック決定手段、指定画像ブロック決定手段、画像ブ
ロック表示手段、開始位置及び終了位置表示手段、指定
範囲画像ブロック表示手段、指定解除手段、指定画像ブ
ロック追加手段、判断手段)
手段、終了位置取得手段、画像ブロック決定手段、切替
手段、連結手段、開始画像ブロック決定手段、終了画像
ブロック決定手段、指定画像ブロック決定手段、画像ブ
ロック表示手段、開始位置及び終了位置表示手段、指定
範囲画像ブロック表示手段、指定解除手段、指定画像ブ
ロック追加手段、判断手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06K 9/22
Claims (20)
- 【請求項1】 画像を表示し、該画像内の任意の画素の
位置を指定できる画像処理方法において、画像ブロック
を取り出す画像ブロック取り出し工程と、指定範囲の開
始位置を取得する開始位置取得工程と、指定範囲の終了
位置を取得する終了位置取得工程と、前記指定範囲の開
始位置と前記指定範囲の終了位置とから指定画像ブロッ
クを決定する指定画像ブロック決定工程とを有すること
を特徴とする画像処理方法。 - 【請求項2】 画像範囲指定工程を複数有する画像処理
方法において、前記各画像範囲指定工程を切り替える切
り替え工程を有することを特徴とする画像処理方法。 - 【請求項3】 前記画像ブロック取り出し工程により取
り出された画像ブロックを1列の画像ブロック列に連結
する連結工程と、前記指定範囲の開始位置から指定範囲
の開始画像ブロックを決定する開始画像ブロック決定工
程と、前記指定範囲の終了位置から指定範囲の終了画像
ブロックを決定する終了画像ブロック決定工程と、前記
画像ブロック列において指定範囲開始画像ブロックから
指定範囲終了画像ブロックまでの間に存在する画像ブロ
ックを指定画像ブロックに決定する指定画像ブロック決
定工程とを有することを特徴とする請求項1記載の画像
処理方法。 - 【請求項4】 前記画像ブロック取り出し工程により取
り出された画像ブロックを1単位の画像ブロック行列に
連結する連結工程と、前記指定範囲の開始位置から指定
範囲の開始画像ブロックを決定する開始画像ブロック決
定工程と、前記指定範囲の終了位置から指定範囲の終了
画像ブロックを決定する終了画像ブロック決定工程と、
前記画像ブロック行列において指定範囲開始画像ブロッ
クの存在する行から指定範囲終了画像ブロックの存在す
る行及び指定範囲開始画像ブロックの存在する列から指
定範囲終了画像ブロックの存在する列までの間に存在す
る画像ブロックを指定画像ブロックに決定する指定画像
ブロック決定工程とを有することを特徴とする請求項1
記載の画像処理方法。 - 【請求項5】 画像の範囲指定を行う前に画像ブロック
の取り出しを行う場合、前記画像の範囲指定を行う前に
取り出された画像ブロックを表示する画像ブロック表示
工程を有することを特徴とする請求項1記載の画像処理
方法。 - 【請求項6】 前記開始位置取得工程及び前記終了位置
取得工程によりそれぞれ取得した指定範囲の開始位置及
び終了位置を表示する開始位置及び終了位置表示工程を
有することを特徴とする請求項1記載の画像処理方法。 - 【請求項7】 指定範囲となった画像ブロックを他の画
像ブロックとは異なるように表示する指定範囲画像ブロ
ック表示工程を有することを特徴とする請求項1記載の
画像処理方法。 - 【請求項8】 既に指定範囲となっている画像ブロック
の指定を解除する指定解除工程を有することを特徴とす
る請求項1記載の画像処理方法。 - 【請求項9】 指定範囲となっていない画像ブロックを
指定画像ブロックとして追加する指定画像ブロック追加
工程を有することを特徴とする請求項1記載の画像処理
方法。 - 【請求項10】 画像を1ないし複数の領域に分割する
ことが可能で該分割された画像上で指定範囲の開始位置
と指定範囲の終了位置とが同一領域に存在するか否かを
判断する判断工程と、同一領域内の画像ブロックで指定
画像ブロックを決定する指定画像ブロック決定工程とを
有することを特徴とする請求項1記載の画像処理方法。 - 【請求項11】 画像を表示し、該画像内の任意の画素
の位置を指定できる画像処理装置において、画像ブロッ
クを取り出す画像ブロック取り出し手段と、指定範囲の
開始位置を取得する開始位置取得手段と、指定範囲の終
了位置を取得する終了位置取得手段と、前記指定範囲の
開始位置と前記指定範囲の終了位置とから指定画像ブロ
ックを決定する画像ブロック決定手段とを有することを
特徴とする画像処理装置。 - 【請求項12】 画像範囲指定手段を複数有する画像処
理装置において、前記各画像範囲指定手段を切り替える
切替手段を有することを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項13】 前記画像ブロック取り出し手段により
取り出された画像ブロックを1列の画像ブロック列に連
結する連結手段と、前記指定範囲の開始位置から指定範
囲の開始画像ブロックを決定する開始画像ブロック決定
手段と、前記指定範囲の終了位置から指定範囲の終了画
像ブロックを決定する終了画像ブロック決定手段と、前
記画像ブロック列において指定範囲開始画像ブロックか
ら指定範囲終了画像ブロックまでの間に存在する画像ブ
ロックを指定画像ブロックに決定する指定画像ブロック
決定手段とを有することを特徴とする請求項11記載の
画像処理装置。 - 【請求項14】 前記画像ブロック取り出し手段により
取り出された画像ブロックを1単位の画像ブロック行列
に連結する連結手段と、前記指定範囲の開始位置から指
定範囲の開始画像ブロックを決定する開始画像ブロック
決定手段と、前記指定範囲の終了位置から指定範囲の終
了画像ブロックを決定する終了画像ブロック決定手段
と、前記画像ブロック行列において指定範囲開始画像ブ
ロックの存在する行から指定範囲終了画像ブロックの存
在する行及び指定範囲開始画像ブロックの存在する列か
ら指定範囲終了画像ブロックの存在する列までの間に存
在する画像ブロックを指定画像ブロックに決定する指定
画像ブロック決定手段とを有することを特徴とする請求
項11記載の画像処理装置。 - 【請求項15】 画像の範囲指定を行う前に画像ブロッ
クの取り出しを行う場合、前記画像の範囲指定を行う前
に取り出された画像ブロックを表示する画像ブロック表
示手段を有することを特徴とする請求項11記載の画像
処理装置。 - 【請求項16】 前記開始位置取得手段及び前記終了位
置取得手段によりそれぞれ取得した指定範囲の開始位置
及び終了位置を表示する開始位置及び終了位置表示手段
を有することを特徴とする請求項11記載の画像処理装
置。 - 【請求項17】 指定範囲となった画像ブロックを他の
画像ブロックとは異なるように表示する指定範囲画像ブ
ロック表示手段を有することを特徴とする請求項11記
載の画像処理装置。 - 【請求項18】 既に指定範囲となっている画像ブロッ
クの指定を解除する指定解除手段を有することを特徴と
する請求項11記載の画像処理装置。 - 【請求項19】 指定範囲となっていない画像ブロック
を指定画像ブロックとして追加する指定画像ブロック追
加手段を有することを特徴とする請求項11記載の画像
処理装置。 - 【請求項20】 画像を1ないし複数の領域に分割する
ことが可能で該分割された画像上で指定範囲の開始位置
と指定範囲の終了位置とが同一領域に存在するか否かを
判断する判断手段と、同一領域内の画像ブロックで指定
画像ブロックを決定する指定画像ブロック決定手段とを
有することを特徴とする請求項11記載の画像処理装
置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5156244A JPH06348800A (ja) | 1993-06-02 | 1993-06-02 | 画像処理方法及び装置 |
DE69431775T DE69431775T2 (de) | 1993-06-02 | 1994-05-31 | Bildverarbeitungsverfahren und Vorrichtung zur Dokumentenanalyse |
EP94303891A EP0627701B1 (en) | 1993-06-02 | 1994-05-31 | Image processing method and apparatus for document analysis |
US08/807,032 US6212294B1 (en) | 1993-06-02 | 1997-02-28 | Image processing method and apparatus therefor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5156244A JPH06348800A (ja) | 1993-06-02 | 1993-06-02 | 画像処理方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06348800A true JPH06348800A (ja) | 1994-12-22 |
Family
ID=15623533
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5156244A Pending JPH06348800A (ja) | 1993-06-02 | 1993-06-02 | 画像処理方法及び装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6212294B1 (ja) |
EP (1) | EP0627701B1 (ja) |
JP (1) | JPH06348800A (ja) |
DE (1) | DE69431775T2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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