JPH0628609B2 - 椅 子 - Google Patents
椅 子Info
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- JPH0628609B2 JPH0628609B2 JP63001427A JP142788A JPH0628609B2 JP H0628609 B2 JPH0628609 B2 JP H0628609B2 JP 63001427 A JP63001427 A JP 63001427A JP 142788 A JP142788 A JP 142788A JP H0628609 B2 JPH0628609 B2 JP H0628609B2
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- 230000008859 change Effects 0.000 description 3
- 230000036316 preload Effects 0.000 description 3
- 230000009471 action Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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Classifications
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C1/00—Chairs adapted for special purposes
- A47C1/02—Reclining or easy chairs
- A47C1/031—Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts
- A47C1/032—Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C1/00—Chairs adapted for special purposes
- A47C1/02—Reclining or easy chairs
- A47C1/031—Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts
- A47C1/032—Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest
- A47C1/03294—Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest slidingly movable in the base frame, e.g. by rollers
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- A—HUMAN NECESSITIES
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- A47C1/03255—Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest with a central column, e.g. rocking office chairs
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- A47C1/03261—Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest characterised by elastic means
- A47C1/03272—Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest characterised by elastic means with coil springs
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- A47C3/00—Chairs characterised by structural features; Chairs or stools with rotatable or vertically-adjustable seats
- A47C3/02—Rocking chairs
- A47C3/025—Rocking chairs with seat, or seat and back-rest unit elastically or pivotally mounted in a rigid base frame
- A47C3/026—Rocking chairs with seat, or seat and back-rest unit elastically or pivotally mounted in a rigid base frame with central column, e.g. rocking office chairs; Tilting chairs
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- A47C3/20—Chairs or stools with vertically-adjustable seats
- A47C3/26—Chairs or stools with vertically-adjustable seats with vertical, or inclined toothed rack; with peg-and-notch mechanism
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- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C31/00—Details or accessories for chairs, beds, or the like, not provided for in other groups of this subclass, e.g. upholstery fasteners, mattress protectors, stretching devices for mattress nets
- A47C31/12—Means, e.g. measuring means, for adapting chairs, beds or mattresses to the shape or weight of persons
- A47C31/126—Means, e.g. measuring means, for adapting chairs, beds or mattresses to the shape or weight of persons for chairs
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- Dentistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
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- Special Chairs (AREA)
- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
- Springs (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Supports Or Holders For Household Use (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、椅子であって、該椅子の座部が、平行四辺形
リンク機構を介して高さ変化可能に座部支持体に支承さ
れており、該座部支持体に背もたれ支持体が旋回可能に
配置されており、該背もたれ支持体が、可変の支持力で
背もたれを支持している形式のものに関する。
リンク機構を介して高さ変化可能に座部支持体に支承さ
れており、該座部支持体に背もたれ支持体が旋回可能に
配置されており、該背もたれ支持体が、可変の支持力で
背もたれを支持している形式のものに関する。
従来の技術 公知の椅子では、座部および/または背もたれの傾斜が
調節可能である。単純な事務用椅子はたいてい1つの背
もたれ支持体しか有しておらず、この背もたれ支持体は
座部支持体にばね弾性的に固定されており、しかもこの
背もたれ支持体の上端部には、高さ調節可能な背もたれ
が支承されている。たとえば一層快適な事務用椅子で
は、一貫して延びる座席シェルが設けられており、この
座席シェルが座部と背もたれの両方を取り囲んでいる。
この場合、背もたれの固定はたいてい手間のかかる機械
的装置を介して行なわれる(たとえばドイツ連邦共和国
特許出願公開第3520188号明細書参照)。
調節可能である。単純な事務用椅子はたいてい1つの背
もたれ支持体しか有しておらず、この背もたれ支持体は
座部支持体にばね弾性的に固定されており、しかもこの
背もたれ支持体の上端部には、高さ調節可能な背もたれ
が支承されている。たとえば一層快適な事務用椅子で
は、一貫して延びる座席シェルが設けられており、この
座席シェルが座部と背もたれの両方を取り囲んでいる。
この場合、背もたれの固定はたいてい手間のかかる機械
的装置を介して行なわれる(たとえばドイツ連邦共和国
特許出願公開第3520188号明細書参照)。
公知の椅子では、背もたれの移動調節が座部に向かう方
向で約5゜の角度領域で、かつ座部から離れる方向で
(椅子の停止位置に対して)約15〜20゜の角度領域
で可能となる。このことは手動式の調節装置によって行
なわれる。この調節装置は背もたれ支持体の位置に影響
を与えるか、または背もたれ支持体の支承範囲に配置さ
れたばね部材に作用する。背もたれ支持体の傾斜調節も
しくは背もたれ支持体によって加えられる支持力の調節
は、椅子に座る使用者の体重に合わせた椅子の調整を可
能にするために必要となる。体重の軽い人間の場合には
小さな支持力しか必要にならないが、体重の重い人間の
場合には背もたれ支持体もしくは背もたれの、相応して
より大きな支持力が必要となる。さらに、公知の椅子の
場合、背もたれ支持体もしくは背もたれの位置を、椅子
に座る使用者の体格に合わせて調整することも必要とな
る。
向で約5゜の角度領域で、かつ座部から離れる方向で
(椅子の停止位置に対して)約15〜20゜の角度領域
で可能となる。このことは手動式の調節装置によって行
なわれる。この調節装置は背もたれ支持体の位置に影響
を与えるか、または背もたれ支持体の支承範囲に配置さ
れたばね部材に作用する。背もたれ支持体の傾斜調節も
しくは背もたれ支持体によって加えられる支持力の調節
は、椅子に座る使用者の体重に合わせた椅子の調整を可
能にするために必要となる。体重の軽い人間の場合には
小さな支持力しか必要にならないが、体重の重い人間の
場合には背もたれ支持体もしくは背もたれの、相応して
より大きな支持力が必要となる。さらに、公知の椅子の
場合、背もたれ支持体もしくは背もたれの位置を、椅子
に座る使用者の体格に合わせて調整することも必要とな
る。
しかし、このような構造には多数の大きな欠点がある。
すなわち、第1に手による調節は時間的に不経済でかつ
面倒であるので、椅子に合っていない使用者が椅子を短
時間しか使用しない場合には、このような調整を断念し
てしまうのが普通である。このことは、不便な座り具合
や場合によっては健康上の弊害を招いてしまう。さら
に、公知の椅子では、角使用者がまず試し座りをしてみ
て、椅子を調節しなければならないかどうか、または椅
子が目下の調節具合で使用可能であるかどうかを確かめ
なければならない。このような前調整過程は、特にたと
えばテレックス装置やスクリーンターミナルのような短
時間しか利用されないような専用の仕事場所に配属され
ている事務用椅子の場合のように椅子が複数の異なる使
用者によって頻繁に使用される場合には、特に不都合に
なることが判っている。
すなわち、第1に手による調節は時間的に不経済でかつ
面倒であるので、椅子に合っていない使用者が椅子を短
時間しか使用しない場合には、このような調整を断念し
てしまうのが普通である。このことは、不便な座り具合
や場合によっては健康上の弊害を招いてしまう。さら
に、公知の椅子では、角使用者がまず試し座りをしてみ
て、椅子を調節しなければならないかどうか、または椅
子が目下の調節具合で使用可能であるかどうかを確かめ
なければならない。このような前調整過程は、特にたと
えばテレックス装置やスクリーンターミナルのような短
時間しか利用されないような専用の仕事場所に配属され
ている事務用椅子の場合のように椅子が複数の異なる使
用者によって頻繁に使用される場合には、特に不都合に
なることが判っている。
発明が解決しようとする問題点 本発明の課題は、冒頭で述べた形式の椅子を改良して、
単純な構造と操作確実な取扱い性とが得られると同時
に、座面の戻し力の調節と、背もたれの支持力の調節と
が、椅子に腰掛ける使用者の体重に関連して自動的に行
なわれ、しかも公知先行技術における欠点が回避される
ような椅子を提供することである。
単純な構造と操作確実な取扱い性とが得られると同時
に、座面の戻し力の調節と、背もたれの支持力の調節と
が、椅子に腰掛ける使用者の体重に関連して自動的に行
なわれ、しかも公知先行技術における欠点が回避される
ような椅子を提供することである。
問題点を解決するための手段 この課題を解決するために本発明の構成では、椅子に座
った使用者が背もたれに寄りかかることによって背もた
れ支持体が旋回するようになっていて、しかも背もたれ
支持体のこの旋回運動が、ばね部材のプレロードに抗し
て行なわれるようになっており、座部が、前方のリンク
によって、座部支持体に位置固定された旋回支承部を介
して座部支持体に支承されており、前記旋回支承部にリ
ンクロッドが支承されており、該リンクロッドが、座部
に旋回可能に支承されかつ真ん中の範囲で前記リンクロ
ッドに支承された第1のリンクによって座部に支承され
ており、該第1のリンクの自由端部が、第2のリンクに
形成された滑子案内を介して、座部支持体に位置固定的
に旋回可能に支承された前記第2のリンクに結合されて
いるようにした。
った使用者が背もたれに寄りかかることによって背もた
れ支持体が旋回するようになっていて、しかも背もたれ
支持体のこの旋回運動が、ばね部材のプレロードに抗し
て行なわれるようになっており、座部が、前方のリンク
によって、座部支持体に位置固定された旋回支承部を介
して座部支持体に支承されており、前記旋回支承部にリ
ンクロッドが支承されており、該リンクロッドが、座部
に旋回可能に支承されかつ真ん中の範囲で前記リンクロ
ッドに支承された第1のリンクによって座部に支承され
ており、該第1のリンクの自由端部が、第2のリンクに
形成された滑子案内を介して、座部支持体に位置固定的
に旋回可能に支承された前記第2のリンクに結合されて
いるようにした。
発明の作用・効果 本発明による椅子は公知の椅子に比べて次のような一連
の大きな利点を持っている。たとえば、本発明によれば
手によるその都度の調整を不要にすることが可能にな
る。なぜならば、使用者が椅子に座るやいなや、ばね部
材のプレロード力を介して直ちに各使用者の体重に合わ
せた調整が行なわれるからである。調節のためには各使
用者の体重で座部を負荷するだけでよいので、機械的な
調整の必要性もなくなる。こうして、第1に背もたれ支
持体もしくはこの背もられ支持体に支承された背もたれ
は常時充分な支持力を発揮するようになるので、体重の
重い使用者が後方へ過度に大きくもたれてしまい、背も
たれによって支持され得なくなることが原因で生じるよ
うな事故を回避することができる。さらに、背もたれの
高さ調節も行なわなくて済むようになる。なぜならば、
対応する支持力を調節するために背もたれもしくは背も
たれ支持体のてこ腕を調整する必要がないからである。
の大きな利点を持っている。たとえば、本発明によれば
手によるその都度の調整を不要にすることが可能にな
る。なぜならば、使用者が椅子に座るやいなや、ばね部
材のプレロード力を介して直ちに各使用者の体重に合わ
せた調整が行なわれるからである。調節のためには各使
用者の体重で座部を負荷するだけでよいので、機械的な
調整の必要性もなくなる。こうして、第1に背もたれ支
持体もしくはこの背もられ支持体に支承された背もたれ
は常時充分な支持力を発揮するようになるので、体重の
重い使用者が後方へ過度に大きくもたれてしまい、背も
たれによって支持され得なくなることが原因で生じるよ
うな事故を回避することができる。さらに、背もたれの
高さ調節も行なわなくて済むようになる。なぜならば、
対応する支持力を調節するために背もたれもしくは背も
たれ支持体のてこ腕を調整する必要がないからである。
さらに、本発明による椅子は、平行四辺形リンク機構の
旋回時にばね部材がプレロードをかけられるだけでな
く、てこ比全体も変化するという利点をも有している。
こうして、ばね部材に対する力作用点を変化させること
が可能になる。このような力作用点の変化は、平行四辺
形リンク機構の第2の支承点が第2のリンクを介して座
部支持体に支承されていることに基づき、つまり第2の
支承点が位置固定的ではないことに基づき行なわれる。
第1のリンクと第2のリンクとの間には滑子案内が設け
られているので、第2のリンクの有効長さは座部に対す
る負荷に関連して種々様々に変化させられる。
旋回時にばね部材がプレロードをかけられるだけでな
く、てこ比全体も変化するという利点をも有している。
こうして、ばね部材に対する力作用点を変化させること
が可能になる。このような力作用点の変化は、平行四辺
形リンク機構の第2の支承点が第2のリンクを介して座
部支持体に支承されていることに基づき、つまり第2の
支承点が位置固定的ではないことに基づき行なわれる。
第1のリンクと第2のリンクとの間には滑子案内が設け
られているので、第2のリンクの有効長さは座部に対す
る負荷に関連して種々様々に変化させられる。
本発明の改良形では、ばね部材が、座部支持体に対する
第2のリンクの枢着点と、座部に対する前方のリンクの
枢着点とに支承されていることに基づき、大きな利点が
得られる。このようにして、特に広い体重領域における
椅子の調節可能性を生ぜしめるような、ばね部材のでき
るだけ大きな長さを得ることができる。
第2のリンクの枢着点と、座部に対する前方のリンクの
枢着点とに支承されていることに基づき、大きな利点が
得られる。このようにして、特に広い体重領域における
椅子の調節可能性を生ぜしめるような、ばね部材のでき
るだけ大きな長さを得ることができる。
本発明の別の有利な構成では、前記旋回支承部に第2の
ばね部材が支承されており、該第2のばね部材の他方の
端部が第2のリンクに枢着されている。この第2のばね
部材は、背もたれに付加的な支持力を加えるために働
く。前記第2のばね部材が第2のリンクに支承されてい
るので、座部が負荷されると、第1のリンクと第2のリ
ンクとの協働によって、前記第2のばね部材の力作用点
も変化させられる。したがって、前記第2のばね部材の
プレロードは相応して変化させられる。
ばね部材が支承されており、該第2のばね部材の他方の
端部が第2のリンクに枢着されている。この第2のばね
部材は、背もたれに付加的な支持力を加えるために働
く。前記第2のばね部材が第2のリンクに支承されてい
るので、座部が負荷されると、第1のリンクと第2のリ
ンクとの協働によって、前記第2のばね部材の力作用点
も変化させられる。したがって、前記第2のばね部材の
プレロードは相応して変化させられる。
本発明のさらに別の有利な構成では、第2のリンクがほ
ぼT字形に形成されており、前記(第1の)ばね部材と
前記第2のばね部材とが、それぞれT字体の横方向結合
部の外端部に支承されており、前記滑子案内が、ほぼT
字体の自由端部の端範囲に沿って形成されている。こう
して、第2のリンクはアングルレバーの形状で形成さ
れ、これによって前記力作用点や各てこ腕の変化を特に
有効に行なうことができる。
ぼT字形に形成されており、前記(第1の)ばね部材と
前記第2のばね部材とが、それぞれT字体の横方向結合
部の外端部に支承されており、前記滑子案内が、ほぼT
字体の自由端部の端範囲に沿って形成されている。こう
して、第2のリンクはアングルレバーの形状で形成さ
れ、これによって前記力作用点や各てこ腕の変化を特に
有効に行なうことができる。
実施例 以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。
第1図および第2図に示した椅子は各1つの座部支持体
5を有しており、この座部支持体は通常では、足部と、
さらに付加的にローラとを備えている場合もある。座部
2を支承するためには、座部支持体5がその上端部にほ
ぼ水平に配置された範囲を有している。
5を有しており、この座部支持体は通常では、足部と、
さらに付加的にローラとを備えている場合もある。座部
2を支承するためには、座部支持体5がその上端部にほ
ぼ水平に配置された範囲を有している。
第1図に示した実施例では、座部2の前方範囲が前方の
リンク10によって座部支持体5に枢着結合されてい
る。前方のリンク10と座部支持体5との結合は旋回支
承部31を介して行なわれる。この旋回支承部は座部支
持体5に位置固定的に配置されている。旋回支承部31
には、座部2に対してほぼ平行に延びるリンクロッド3
0が枢着配置されている。座部2の、背もたれ支持体4
寄りの範囲は第1のリンク32に枢着結合されている。
この第1のリンクには、リンクロッド30も枢着されて
いる。第1のリンク32は座部2に旋回支承部37を介
して結合されており、この旋回支承部37は旋回支承部
38に対して所定の間隔を有している。この旋回支承部
38でリンクロッド30が第1のリンク32に枢着され
ている。両旋回支承部37,38を結ぶ結合線は前方の
リンク10に対してほぼ平行に延びている。座部2と前
方のリンク10とを結合している旋回支承部39と、旋
回支承部31との間の間隔は、前記両旋回支承部37,
38の間の間隔にほぼ一致している。したがって、座部
2とリンクロッド30と前方のリンク10と第1のリン
ク32とによって、平行四辺形リンク機構が形成され
る。
リンク10によって座部支持体5に枢着結合されてい
る。前方のリンク10と座部支持体5との結合は旋回支
承部31を介して行なわれる。この旋回支承部は座部支
持体5に位置固定的に配置されている。旋回支承部31
には、座部2に対してほぼ平行に延びるリンクロッド3
0が枢着配置されている。座部2の、背もたれ支持体4
寄りの範囲は第1のリンク32に枢着結合されている。
この第1のリンクには、リンクロッド30も枢着されて
いる。第1のリンク32は座部2に旋回支承部37を介
して結合されており、この旋回支承部37は旋回支承部
38に対して所定の間隔を有している。この旋回支承部
38でリンクロッド30が第1のリンク32に枢着され
ている。両旋回支承部37,38を結ぶ結合線は前方の
リンク10に対してほぼ平行に延びている。座部2と前
方のリンク10とを結合している旋回支承部39と、旋
回支承部31との間の間隔は、前記両旋回支承部37,
38の間の間隔にほぼ一致している。したがって、座部
2とリンクロッド30と前方のリンク10と第1のリン
ク32とによって、平行四辺形リンク機構が形成され
る。
第1のリンク32はその下端部に、旋回支承部38と旋
回支承部37とに対して間隔をおいて別の旋回支承部4
0を有している。この旋回支承部40は第2のリンク3
3に設けられた滑子案内36内を摺動可能である。第2
のリンク33は旋回支承部41で、座部支持体5に位置
固定的に支承されている。したがって、座部2が背もた
れ支持体4寄りの後方の範囲でほぼ鉛直方向に運動させ
られると、つまり使用者が座部2に腰掛けると、第2の
リンク33を旋回支承部41を中心にして旋回させるこ
とができる。滑子案内36は長孔の形で形成されてお
り、この長孔は直線的には延びていないで、湾曲部を有
している。この湾曲部は、旋回支承部38,40の間の
間隔に相当する曲率半径を有している。
回支承部37とに対して間隔をおいて別の旋回支承部4
0を有している。この旋回支承部40は第2のリンク3
3に設けられた滑子案内36内を摺動可能である。第2
のリンク33は旋回支承部41で、座部支持体5に位置
固定的に支承されている。したがって、座部2が背もた
れ支持体4寄りの後方の範囲でほぼ鉛直方向に運動させ
られると、つまり使用者が座部2に腰掛けると、第2の
リンク33を旋回支承部41を中心にして旋回させるこ
とができる。滑子案内36は長孔の形で形成されてお
り、この長孔は直線的には延びていないで、湾曲部を有
している。この湾曲部は、旋回支承部38,40の間の
間隔に相当する曲率半径を有している。
両旋回支承部39,41の間には、ばね部材34が配置
されている。このばね部材34は座部2の支持を生ぜし
める。座部2が負荷されると、ばね部材34はプレロー
ドをかけられる。
されている。このばね部材34は座部2の支持を生ぜし
める。座部2が負荷されると、ばね部材34はプレロー
ドをかけられる。
第2のリンク33はアングルレバーの形で形成されてい
て、ほぼT字形の形状を有している。滑子案内36はT
字形の第2のリンク33の中央の範囲に形成されてお
り、それに対して旋回支承部41は横方向に延びるT字
範囲の端部に設けられている。旋回支承部41に向い合
って位置するように、旋回支承部42が設けられてお
り、この旋回支承部42には、第2のばね部材35が枢
着されている。この第2のばね部材35の他方の端部は
旋回支承部31を介して座部支持体5に位置固定的に固
定されている。
て、ほぼT字形の形状を有している。滑子案内36はT
字形の第2のリンク33の中央の範囲に形成されてお
り、それに対して旋回支承部41は横方向に延びるT字
範囲の端部に設けられている。旋回支承部41に向い合
って位置するように、旋回支承部42が設けられてお
り、この旋回支承部42には、第2のばね部材35が枢
着されている。この第2のばね部材35の他方の端部は
旋回支承部31を介して座部支持体5に位置固定的に固
定されている。
椅子が負荷を受けていない位置では、座部支持体5に対
して座部2を支持しているばね部材34が、第1のリン
ク32を第2のリンク33に設けられた滑子案内36の
右上方を向いた端部に圧着させている。座部2が負荷さ
れると、第1とリンク32は滑子案内36内で相応して
移動させられるので、第2のリンク33の旋回支承部に
対する滑子案内36内のてこ腕が移動する。したがっ
て、座部2の負荷時に滑子案内36の旋回支承部40が
移動すると、第2のリンク33の有効てこ長さが小さく
なる訳である。しかし、旋回支承部42を介して第2の
ばね部材35を負荷しているてこ腕は不変のままである
ので、伝達比が変化する。したがって、座部2から離れ
る方向で背もたれ支持体4を移動させるためには、より
大きな力が必要となる。こうして、使用者の体重に合わ
せた自動的な調節が行なわれ、この場合、第2のリンク
33の有効てこ腕は使用者の体重に関連してばね部材3
4のプレロード力に抗して変化させられる。
して座部2を支持しているばね部材34が、第1のリン
ク32を第2のリンク33に設けられた滑子案内36の
右上方を向いた端部に圧着させている。座部2が負荷さ
れると、第1とリンク32は滑子案内36内で相応して
移動させられるので、第2のリンク33の旋回支承部に
対する滑子案内36内のてこ腕が移動する。したがっ
て、座部2の負荷時に滑子案内36の旋回支承部40が
移動すると、第2のリンク33の有効てこ長さが小さく
なる訳である。しかし、旋回支承部42を介して第2の
ばね部材35を負荷しているてこ腕は不変のままである
ので、伝達比が変化する。したがって、座部2から離れ
る方向で背もたれ支持体4を移動させるためには、より
大きな力が必要となる。こうして、使用者の体重に合わ
せた自動的な調節が行なわれ、この場合、第2のリンク
33の有効てこ腕は使用者の体重に関連してばね部材3
4のプレロード力に抗して変化させられる。
第1図に示した第1実施例では、背もたれ支持体4が座
部2と一体に結合されている。したがって背もたれ3が
負荷されると、つまり背もたれ支持体4が旋回させられ
ると、座部2の前記背もたれ支持体4寄りの部分も、同
時に相応して降下させられる。
部2と一体に結合されている。したがって背もたれ3が
負荷されると、つまり背もたれ支持体4が旋回させられ
ると、座部2の前記背もたれ支持体4寄りの部分も、同
時に相応して降下させられる。
第2図に示した第2実施例は第1図に示した第1実施例
とほぼ一致しているので、同じ構成部分には同一の符号
を備えてある。ただし、第2図に示した第2実施例で
は、座部2と背もたれ支持体4とが別個の構成部分とし
て形成されている。背もたれ支持体4は座部支持体5の
下側の範囲で旋回支承部43を介して座部支持体5と枢
着結合されている。背もたれ支持体4の真ん中の範囲は
滑子案内36′を有しており、この滑子案内は滑子案内
36に相当している。この滑子案内36′は滑子案内3
6に整合するように配置されている。第1のリンク32
の旋回支承部40は滑子案内36と滑子案内36′との
両方に案内されている。したがって、第2図に示した第
2実施例では、椅子の無負荷状態において、背もたれ支
持体4の傾斜調節が行なわれることなく座部2を降下さ
せることが可能になる。このことは、滑子案内36′が
滑子案内36と整合していることによって保証されてい
る。滑子案内36,36′のこの範囲の外側では、背も
たれ支持体4の、ひいては背もたれ3の、相応して所望
される移動調節が座部2の所要の傾斜調節と共に行なわ
れるように滑子案内36を構成することができる。
とほぼ一致しているので、同じ構成部分には同一の符号
を備えてある。ただし、第2図に示した第2実施例で
は、座部2と背もたれ支持体4とが別個の構成部分とし
て形成されている。背もたれ支持体4は座部支持体5の
下側の範囲で旋回支承部43を介して座部支持体5と枢
着結合されている。背もたれ支持体4の真ん中の範囲は
滑子案内36′を有しており、この滑子案内は滑子案内
36に相当している。この滑子案内36′は滑子案内3
6に整合するように配置されている。第1のリンク32
の旋回支承部40は滑子案内36と滑子案内36′との
両方に案内されている。したがって、第2図に示した第
2実施例では、椅子の無負荷状態において、背もたれ支
持体4の傾斜調節が行なわれることなく座部2を降下さ
せることが可能になる。このことは、滑子案内36′が
滑子案内36と整合していることによって保証されてい
る。滑子案内36,36′のこの範囲の外側では、背も
たれ支持体4の、ひいては背もたれ3の、相応して所望
される移動調節が座部2の所要の傾斜調節と共に行なわ
れるように滑子案内36を構成することができる。
本発明は図示の実施例に限定されるものではない。本発
明の枠内では、多種多様の変化実施例が可能となる。特
に個々のリンクの寸法設定および配置形式は広い範囲で
可変となる。
明の枠内では、多種多様の変化実施例が可能となる。特
に個々のリンクの寸法設定および配置形式は広い範囲で
可変となる。
図示の実施例では、一般的な形でばね部材を記載した
が、このばね部材は機械的な圧縮ばねの形、たとえばコ
イルばねの形で形成されていてよい。しかし、トーショ
ンばねまたはその他のばね部材、たとえばニューマチッ
ク式のばねまたはハイドロリック式のばね装置とニュー
マチック式のばね装置との組合せを設けることも可能で
ある。
が、このばね部材は機械的な圧縮ばねの形、たとえばコ
イルばねの形で形成されていてよい。しかし、トーショ
ンばねまたはその他のばね部材、たとえばニューマチッ
ク式のばねまたはハイドロリック式のばね装置とニュー
マチック式のばね装置との組合せを設けることも可能で
ある。
第1図は本発明の第1実施例による椅子の側面図、第2
図は本発明の第2実施例による椅子の側面図である。 2……座部、3……背もたれ、4……背もたれ支持体、
5……座部支持体、10……リンク、30……リンクロ
ッド、31……旋回支承部、32……第1のリンク、3
3……第2のリンク、34,35……ばね部材、36,
36′……滑子案内、37,38,39,40,41,
42,43……旋回支承部
図は本発明の第2実施例による椅子の側面図である。 2……座部、3……背もたれ、4……背もたれ支持体、
5……座部支持体、10……リンク、30……リンクロ
ッド、31……旋回支承部、32……第1のリンク、3
3……第2のリンク、34,35……ばね部材、36,
36′……滑子案内、37,38,39,40,41,
42,43……旋回支承部
Claims (8)
- 【請求項1】椅子であって、該椅子の座部(2)が、平
行四辺形リンク機構(10,30,32)を介して高さ
変化可能に座部支持体(5)に支承されており、該座部
支持体に背もたれ支持体(4)が旋回可能に配置されて
おり、該背もたれ支持体が、可変の支持力で背もたれ
(3)を支持している形式のものにおいて、椅子に座っ
た使用者が背もたれ(3)に寄りかかることによって背
もたれ支持体(4)が旋回するようになっていて、しか
も背もたれ支持体(4)のこの旋回運動が、ばね部材
(34)のプレロードに抗して行なわれるようになって
おり、座部(2)が、前方のリンク(10)によって、
座部支持体(5)に位置固定された旋回支承部(31)
を介して座部支持体(5)に支承されており、前記旋回
支承部(31)にリンクロッド(30)が支承されてお
り、該リンクロッド(30)が、座部(2)に旋回可能
に支承されかつ真ん中の範囲で前記リンクロッド(3
0)に支承された第1のリンク(32)によって座部
(2)に支承されており、該第1のリンク(32)の自
由端部が、第2のリンク(33)に形成された滑子案内
(36)を介して、座部支持体(5)に位置固定的に旋
回可能に支承された前記第2のリンク(33)に結合さ
れていることを特徴とする椅子。 - 【請求項2】前方のリンク(10)と、座部(2)と、
第1のリンク(32)と、リンクロッド(30)とによ
って、平行四辺形リンク機構が形成されている、請求項
1記載の椅子。 - 【請求項3】ばね部材(34)が、座部支持体(5)に
対する第2のリンク(33)の枢着点と、座部(2)に
対する前方のリンク(10)の枢着点とに支承されてい
る、請求項1または2記載の椅子。 - 【請求項4】前記滑子案内(36)が、長孔の形で形成
されている、請求項1から3までのいずれか1項記載の
椅子。 - 【請求項5】前記旋回支承部(31)に第2のばね部材
(35)が支承されており、該第2のばね部材(35)
の他方の端部が第2のリンク(33)に枢着されてい
る、請求項1から4までのいずれか1項記載の椅子。 - 【請求項6】第2のリンク(33)がほぼT字形に形成
されており、前記ばね部材(34)と前記第2のばね部
材(35)とが、それぞれT字体の横方向結合部の外端
部に支承されており、前記滑子案内(36)が、ほぼT
字体の自由端部の端範囲に沿って形成されている、請求
項5記載の椅子。 - 【請求項7】背もたれ支持体(4)が、座部(2)と一
体に形成されている、請求項1から6までのいずれか1
項記載の椅子。 - 【請求項8】背もたれ支持体(4)が、座部支持体
(5)に旋回可能に支承されていて、滑子案内(3
6′)を備えており、該滑子案内(36′)が、椅子の
無負荷状態で前記滑子案内(36)と整合しており、背
もたれ支持体(4)が、所属の前記滑子案内(36′)
を介して第1のリンク(32)と第2のリンク(33)
との間の結合部で該第2のリンク(33)に支承されて
いる、請求項1から6までのいずれか1項記載の椅子。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19873700447 DE3700447A1 (de) | 1987-01-09 | 1987-01-09 | Sitzmoebel |
DE3700447.6 | 1988-01-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63240805A JPS63240805A (ja) | 1988-10-06 |
JPH0628609B2 true JPH0628609B2 (ja) | 1994-04-20 |
Family
ID=6318587
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63001427A Expired - Lifetime JPH0628609B2 (ja) | 1987-01-09 | 1988-01-08 | 椅 子 |
Country Status (15)
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JP (1) | JPH0628609B2 (ja) |
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BR (1) | BR8800051A (ja) |
CA (1) | CA1278995C (ja) |
DE (2) | DE3700447A1 (ja) |
DK (1) | DK3388A (ja) |
ES (1) | ES2018460T5 (ja) |
GR (1) | GR3001993T3 (ja) |
NO (1) | NO880060L (ja) |
YU (1) | YU47462B (ja) |
ZA (1) | ZA88123B (ja) |
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