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JPH0627046U - 工具への流体供給装置 - Google Patents

工具への流体供給装置

Info

Publication number
JPH0627046U
JPH0627046U JP063456U JP6345692U JPH0627046U JP H0627046 U JPH0627046 U JP H0627046U JP 063456 U JP063456 U JP 063456U JP 6345692 U JP6345692 U JP 6345692U JP H0627046 U JPH0627046 U JP H0627046U
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JP
Japan
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tool
nozzle
tool holder
ring
fluid
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Pending
Application number
JP063456U
Other languages
English (en)
Inventor
庸元 真井
Original Assignee
株式会社日研工作所
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Filing date
Publication date
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Priority to US08/060,184 priority patent/US5358360A/en
Priority to KR2019930007649U priority patent/KR200145569Y1/ko
Priority to IT93MI000957A priority patent/IT1264420B1/it
Priority to FR9305860A priority patent/FR2695341B1/fr
Priority to DE4326023A priority patent/DE4326023A1/de
Publication of JPH0627046U publication Critical patent/JPH0627046U/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q11/00Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q11/00Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
    • B23Q11/10Arrangements for cooling or lubricating tools or work
    • B23Q11/1084Arrangements for cooling or lubricating tools or work specially adapted for being fitted to different kinds of machines
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)
  • Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 多様な工具15の刃部15aに、切削液など
の流体を適確に供給することが容易にできる、工具への
流体供給装置を提供する。 【構成】 工具ホルダー1の先端部に環状の流体供給溝
7を形成し、ノズルリング9を、工具ホルダー1の先端
部にねじ嵌合させた結合リング12によって工具ホルダ
ー1に着脱可能に締付け固定し、流体供給源から切削液
を工具ホルダー1内に設けた流体通路8,流体供給溝7
を経てノズルリング9に設けたノズル10,11に圧送
し、ノズル10,11から切削液を工具ホルダー1に保
持したドリルなどの工具15の刃部15aに噴出させ
る。 【作用】 多様な工具15の刃部15aに流体を供給す
ることが、ノズルリング9のノズルの数と向きとの変更
のみによって可能になる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、孔あけドリルなどの工具による加工時に、工具の刃部と刃部によ る工作物の加工部へ切削液などを供給する、工具への流体供給装置に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
従来、前記のような流体供給装置として、実開昭62−184646号公報に 示すように、工具を装着して回転する工具ホルダーに、軸方向に沿う複数本の切 削液供給孔を形成し、これらの供給孔の先端部にそれぞれノズル部材を装着し、 切削液の供給源から切削液を前記供給孔を経てノズル部材に設けたノズルに圧送 し、これらのノズルから工具の刃部と工作物の加工部とに切削液を噴出させて、 冷却や潤滑などを行うものがあった。
【0003】 また、実開昭64−50034号公報に示すように、工具の取付軸を嵌合固定 したシャンク部材に軸方向に沿う複数本の切削液供給孔を設け、これら先端に傾 斜したノズル孔をそれぞれ接続させて形成し、切削液の供給源から切削液を前記 供給孔を経てノズル孔に圧送し、ノズル孔から工具の刃部と工作物の加工部とに 切削液を供給するものもあった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
一般に、工具は刃部の形状、寸法が多種,多様であり、また工作物の形状、加 工深さなどにより、加工条件も多様に異なるので、所要部分に適確に切削液など の流体を供給するには、前述した従来の工具ホルダーやシャンク部材では、これ らに設ける切削液供給孔,ノズル部材,ノズル孔をそれぞれ使用工具および加工 条件に合せて変更する必要があり、加工、組立が面倒になり、また、工具の刃部 の基部,中間部,先端など所要の位置に適正に切削液を供給しないと、工具の寿 命が短くなるという問題点があり、とくに、連続無人加工による昼夜稼働の場合 、夜間には、工具を新しいものと交換しにくいので、その長寿命化が強く要望さ れている。
【0005】 この考案は、前述した問題点を解決して、多種,多様な工具と多様な加工条件 とに応じて、工具の刃部の所要部分に切削液などを適確に供給でき、工具の寿命 を充分に長くすることができ、しかも工具および加工条件の変更に簡易に対処で きる工具への液体供給装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案による工具への流体供給装置は、工具のシャンク部を着脱可能に嵌合 保持する工具ホルダーの先端部に先端側に開口する環状の流体供給溝を形成し、 この流体供給溝と流体の供給源とを連通させる流体通路を工具ホルダー内に設け 、前記流体供給溝と連通するノズルをノズルリングに設け、このリングの先端側 に前記ノズルを開口させ、前記ノズルリングを工具ホルダーの先端部に着脱可能 に締付け固定したものである。
【0007】 また、この考案による工具への流体供給装置は、前記ノズルリングを、前記工 具ホルダーの先端部に螺合する結合リングによって着脱可能に締付け固定したも のである。 更にまた、この考案の前記ノズルリングは、前記工具ホルダーの先端部に着脱 可能に係合する結合部を一体に有するものである。
【0008】
【作用】
この考案による工具への流体供給装置は、流体の供給源から切削液などの流体 を流体通路および環状の流体供給溝を経てノズルリングに設けたノズルに圧送し 、ノズルからドリルなどの工具の刃部と刃部による工作物の加工部とに流体を供 給できる。
【0009】 従って、ノズルリングまたはこれに設けるノズルを変更するのみで、多種,多 様の工具に適用できると共に、工具の刃部の基部,中間部,先端など軸方向の所 要位置および刃部の溝と対応する周方向位置に加工条件に適合するようにノズル を設けることができて、多様な加工条件に対処でき、工具の刃部と刃部による工 作物の加工部とに適確に切削液などを供給できる。
【0010】 請求項2の構成により、結合リングとノズルリングとを分離できるので、結合 リングの着脱のみでノズルリングの選択,交換ができ、結合リングを共用化でき るとともに、ノズルからの流体の周方向位置の調整が容易であり、組立が容易に なる。
【0011】
【実施例】
以下、この考案の実施例につき図を参照して説明する。 図1,図2はこの考案の第1実施例を示す。図1において、1は工具ホルダー であり、工具ホルダー1は、先端寄りに大外径部2が設けられ、大外径部2の基 端側に段3aを介して嵌挿部4が形成され、大外径部2の先端側に段3bを介し て大外径部2よりも小外径のリング嵌合部5が形成され、さらに先端面に開口す るテーパー付きの工具保持孔6が形成されている。
【0012】 工具ホルダー1の段3bには、その軸線を中心とする環状に流体供給溝7が形 成され、この流体供給溝7と連通する流体通路8が工具ホルダー1の軸方向に沿 って形成され、流体通路8は工具ホルダー1の末端面に開口されている。なお、 流体通路8は、工具ホルダー1の工具保持孔6外周側に穿たれた直線孔であり、 工具ホルダー1の周方向に2本など複数本を等間隔で形成してもよい。
【0013】 工具ホルダー1の大外径部2先端側に設けたリング嵌合部5にはノズルリング 9が着脱可能に嵌合され、ノズルリング9は、段14を介し先端側が小外径に形 成され、末端面が大外径部2の先端側の段3bに支持されている。ノズルリング 9には基部向けノズル10と先端向けノズル11との2種類のノズルが設けられ 、これらのノズル10,11は、ノズルリング9内周面に形成された溝と工具ホ ルダー1の先端部外周面で囲まれ、先端がノズルリング9の先端面に開口されて いる。
【0014】 なお、図2にも示すように、基部向けノズル10は、外周側面を急傾斜させ先 端に向けて横断面積を減じ、先端向けノズル11は外周側面を緩傾斜させ先端に 向けて横断面積を減じる形状に形成され、また、ノズル10,11は、リングノ ズル9の周方向に複数が等間隔で形成され、流体通路8とは周方向にずらして配 置されている。
【0015】 工具ホルダー1の大外径部2外周面にはおねじが形成され、このおねじに結合 リング12がねじ嵌合され、結合リング12の先端部中心側にフランジ状の突出 部13が形成され、突出部13によってノズルリング9の段部14がその先端側 から支持され、結合リング12の大外径部2への締付けにより、ノズルリング9 が工具ホルダー1の段3bに押付けられている。なお、結合リング12を工具ホ ルダー1から取外すことで、ノズルリング9が取外せるようにされている。
【0016】 工具ホルダー1の工具保持孔6には、ドリルからなる工具15のテーパーシャ ンク部16が着脱可能に嵌合保持され、適宜の手段により、テーパーシャンク部 16が工具ホルダー1に固定されて、工具15の刃部15aが工具ホルダー1の 先端から突出する。この場合に、基部向けノズル10は工具15の刃部15aに 設けたねじれ溝17の基端部と周方向に位置合せする。この際、必要に応じ結合 リング12を緩め、ノズルリング9を若干回動させることで、前記位置合せをし た後、結合リング12を締付けるようにしてもよい。
【0017】 また、工具ホルダー1の嵌挿部4が工作機械の多軸加工用のターレットドラム 18に設けた刃物台19に着脱可能に嵌合されて、工具ホルダー1の段3aが刃 物台19の先端面に当接され、刃物台19にねじ嵌合したクランプボルト20の 締付けによって嵌挿部4が刃物台19に固定されると共に、流体通路8が刃物台 19に設けた接続通路21などを介して図示省略した切削液の供給源に接続され る。
【0018】 前述した状態で、工具ホルダー1および工具15を、刃物台19によって回転 させつつ前進させると共に、供給源(図示省略)から切削液を、接続通路21, 流体通路8,環状の流体供給溝7を経て基部向け,先端向けノズル10,11に 圧送し、これらのノズル10,11から工作物22の前記工具15の刃部15a による孔あけ加工部に切削液を噴出させて供給し、工具15の刃部15aおよび 工作物22の前記加工部を冷却する。
【0019】 前述した加工時に、図1の実線に示す孔あけ開始位置では、先端向けノズル1 1から矢印aに示す方向に噴射する切削液が孔あけ加工部に適確に当るように供 給され、図1の2点鎖線に示す孔あけ深さ定寸位置では基部向けノズルから矢印 bに示す方向に噴射する切削液が孔あけ加工部に適確に当るように供給され、孔 あけ加工の開始から終了まで十分な冷却ができる。
【0020】 図3,図4はこの考案の第2実施例を示す。第2実施例では、工具ホルダー1 の嵌挿部4に直線孔からなる工具保持孔25を形成し、嵌挿部4の先端側に段3 aを介して設けた大外径部2の先端面を工具ホルダー1の先端面とし、この先端 部の内周部に環状の切欠からなる流体供給溝7を形成し、流体供給溝7を工具保 持孔25の孔壁に軸方向に沿って形成した溝からなる流体通路26に連通させて ある。また、工具23は、ストレートシャンク部24を有するエンドミルであり 、工具ホルダー1の工具保持孔25に嵌合固定してある。ノズルリング9は、工 具ホルダー1の大外径部2に締付けた結合リング12によって工具ホルダー1の 先端面に押付けてあり、ノズルリング9には工具23の溝数に対応する2〜3本 のノズル27を形成し、これらの先端開口を工具23の溝28の基端部と周方向 に位置合せしてある。なお、第2実施例は、前記の点が第1実施例と異なるだけ で、それ以外の構成は第1実施例とほぼ同じである。
【0021】 そして、工具ホルダー1を工作機械の主軸29に着脱可能に嵌合固定し、工具 ホルダー1および工具23を主軸29によって回転させつつ前進させると共に、 供給源(図示省略)から切削液を、流体通路26,工具ホルダー1の先端面を切 欠いて設けた環状の流体供給溝7を経てノズル27に圧送し、ノズル27から工 作物の下孔に工具23によってリーマ加工を行う部分に切削液を噴出させて、工 具23および工作物の前記加工を行う部分を冷却する。 なお、図3,図4中、第1実施例と対応する部分は、第1実施例と同符号をつ けて説明を省略する。
【0022】 上記のような本実施例にあっては、ノズルリングまたはこれに設けるノズルを 変更するのみで、多種,多様の工具に適用できると共に、工具の刃部の基部,中 間部,先端など軸方向の所要位置および刃部の溝と対応する周方向位置に加工条 件に適合するようにノズルを設けることができて、多様な加工条件に対処でき、 工具の刃部と刃部による工作物の加工部とに適確に切削液などを供給できる。
【0023】 また、結合リングとノズルリングとを分離できるので、結合リングを共用化で きるほか、結合リングの着脱のみでノズルリングの選択、交換ができ、工具ホル ダーに設けた環状の流体供給溝とノズルリングに設けたノズルとが、工具ホルダ ーとノズルリングとを周方向に相対移動させても、常に連通しているので、ノズ ルの周方向位置の調整が容易であり、組立が容易にできる。 したがって、工具の寿命を長くでき、しかも、工具および加工条件の変更に簡 易に対処することができる。
【0024】 図5,図6はノズルの変形例を示し、ノズルリング30の先端部に切削液の噴 出方向を変更できるボールノズル31を転動自由に装着させ、ノズルリング30 にねじ嵌合させたロック用皿ビス32の締付けにより、ボールノズル31を係止 ,固定するものである。そして、ボールノズル31を装着したノズルリング30 は、前述した第1,第2実施例のノズルに代えて用いる。
【0025】 図7は、ノズルリング40の変形例を示すもので、この実施例においては、ノ ズルリング40の先端側に工具ホルダー1の環状の流体供給溝7と連通するノズ ルを設けると共に、後端側には、工具ホルダー1の大外径部2に設けたねじ部に 螺合する結合部40aを一体に形成したもので、前述の第1,第2実施例におけ る結合リング12とノズルリング9を兼ねる構成としたものである。
【0026】 なお、41は工具ホルダー1の大外径部2に螺合したノズルリング40の緩み を防止する固定ボルトで、42は切削液の液洩れを防止するシールである。それ 以外の構成は、第2実施例とほぼ同じである。
【0027】 また、前述の実施例においては、工具ホルダー1の大外径部2にねじ部がある 工具ホルダー1の場合について説明したが、大外径部が2にねじ部がなくストレ ートの場合は、ノズルリングには結合部40aにねじ部を形成することなくノズ ルリング40を大外径部2に嵌合によって取着できるようにし、嵌合部を固定ボ ルト41で固定することも勿論可能である。
【0028】 従って、上記構成の実施例によれば、ノズルリング40に設けたノズルの方向 を工具の軸方向の適所に位置決めして固定することが容易にできると共に、組付 け作業が簡単になることで、作業性が向上する。
【0029】 更にまた、前述の各実施例においては、工具ホルダー1の大外径部2にノズル リング9,40を固定するために、結合リング12あるいはノズルリング40に 一体に形成した結合部40aによって行うようにしたが、これに限定されるもの でなく、工具ホルダー1の先端面、即ち、ノズルリング9の当接面に、ボルト等 によって直接軸方向よりノズルリング9を固定することも可能である。
【0030】 この考案において、ノズルリングに設けるノズルの方向は、前述した実施例に 限定されることなく、工具の軸方向に適所に切削液などを噴出させるものであれ ばよく、ノズルの数は工具の溝数と同数とし、これらの溝とそれぞれ対応する位 置に配置し、溝内に切削液を供給するようにしてもよく、ノズルはノズルリング を軸方向に貫通する孔であってもよい。また、工具としては、ドリル,エンドミ ルの他に中ぐりバイトなども使用でき、冷却用流体は、第1,第2実施例で述べ た切削液に限られることなく、高圧水や冷却空気などを用いてもよく、工具ホル ダーの構成も前記両実施例のものに限られるものではなく、適宜変更できる。
【0031】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案による工具への流体供給装置は、工具のシャン ク部を着脱可能に嵌合保持する工具ホルダーの先端部に先端側に開口する環状の 流体供給溝を形成し、この流体供給溝と流体の供給源とを連通させる流体通路を 工具ホルダー内に設け、前記流体供給溝と連通するノズルをノズルリングに設け 、このリングの先端側に前記ノズルを開口させ、前記ノズルリングを工具ホルダ ーの先端部に着脱可能に固定したので、次の効果が得られる。
【0032】 すなわち、この考案の流体供給装置は、流体の供給源から切削液などの流体を 流体通路および環状の流体供給溝を経てノズルリングに設けたノズルに圧送し、 ノズルからドリルなどの工具の刃部と刃部による工作物の加工部とに流体を供給 できる。 従って、ノズルリングまたはこれに設けるノズルを変更するのみで、多種,多 様の工具に適用できると共に、工具の刃部の基部,中間部,先端など軸方向の所 要位置および刃部の溝と対応する周方向位置に加工条件に適合するようにノズル を設けることができて、多様な加工条件に対処でき、工具の刃部と刃部による工 作物の加工部とに適確に切削液などを供給できる。
【0033】 請求項2の構成により、結合リングとノズルリングとを分離できるので、結合 リングの着脱のみでノズルリングの選択,交換ができ、結合リングを共用可能に できるとともに、ノズルからの流体の周方向位置の調整が容易であり、組立が容 易になる。
【0034】 また、ノズルリングまたはこれに設けるノズルを変更するのみで、多種,多様 の工具に適用できると共に、工具の刃部の基部,中間部,先端など軸方向の所要 位置および刃部の溝と対応する周方向位置に加工条件に適合するようにノズルを 設けることができて、多様な加工条件に対処でき、工具の刃部と刃部による工作 物の加工部とに適確に切削液などを供給できる。
【0035】 さらに、結合リングとノズルリングとを分離できるので、結合リングを共用化 できるほか、結合リングの着脱のみでノズルリングの選択、交換ができ、工具ホ ルダーに設けた環状の流体供給溝とノズルリングに設けたノズルとが、工具ホル ダーとノズルリングとを周方向に相対移動させても、常に連通しているので、ノ ズルの周方向位置の調整が容易であり、組立が容易にできる。
【0036】 したがって、工具の寿命を長くでき、しかも、工具および加工条件の変更に簡 易に対処することができる。
【提出日】平成4年10月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、孔あけドリルなどの工具による加工時に、工具の刃部と刃部によ る工作物の加工部へ切削液などを供給する、工具への流体供給装置に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
従来、前記のような流体供給装置として、実開昭6−184646号公報に 示すように、工具を装着して回転する工具ホルダーに、軸方向に沿う複数本の切 削液供給孔を形成し、これらの供給孔の先端部にそれぞれノズル部材を装着し、 切削液の供給源から切削液を前記供給孔を経てノズル部材に設けたノズルに圧送 し、これらのノズルから工具の刃部と工作物の加工部とに切削液を噴出させて、 冷却や潤滑などを行うものがあった。
【0003】 また、実開昭64−50034号公報に示すように、工具の取付軸を嵌合固定 したシャンク部材に軸方向に沿う複数本の切削液供給孔を設け、これら先端に傾 斜したノズル孔をそれぞれ接続させて形成し、切削液の供給源から切削液を前記 供給孔を経てノズル孔に圧送し、ノズル孔から工具の刃部と工作物の加工部とに 切削液を供給するものもあった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
一般に、工具は刃部の形状、寸法が多種,多様であり、また工作物の形状、加 工深さなどにより、加工条件も多様に異なるので、所要部分に適確に切削液など の流体を供給するには、前述した従来の工具ホルダーやシャンク部材では、これ らに設ける切削液供給孔,ノズル部材,ノズル孔をそれぞれ使用工具および加工 条件に合せて変更する必要があり、加工、組立が面倒になり、また、工具の刃部 の長,短および外径の大小に応じて基部,中間部,先端など所要の位置に適正に 切削液を供給しないと、工具の寿命が短くなるという問題点があり、とくに、連 続無人加工による昼夜稼働の場合、夜間には、工具を新しいものと交換しにくい ので、その長寿命化が強く要望されている。
【0005】 この考案は、前述した問題点を解決して、多種,多様な工具と多様な加工条件 とに応じて、工具の刃部の所要部分に切削液などを適確に供給でき、工具の寿命 を充分に長くすることができ、しかも工具および加工条件の変更に簡易に対処で きる工具への液体供給装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】 この考案の請求項1による工具への流体供給装置は、工具のシャンク部を着脱 可能に嵌合保持する工具ホルダーの先端部に先端側に開口する環状の流体供給溝 を形成し、この流体供給溝と流体の供給源とを連通させる流体通路を工具ホルダ ー内に設け、前記流体供給溝と連通するノズルをノズルリングに設け、このリン グの先端側に前記ノズルを開口させ、前記ノズルリングを工具ホルダーの先端部 に着脱可能に締付け固定したものである。
【0007】 また、この考案の請求項2による工具への流体供給装置は、前記ノズルリング を、前記工具ホルダーの先端部に螺合する結合リングによって着脱可能に締付け 固定したものである。 更にまた、この考案の請求項3によるノズルリングは、前記工具ホルダーの先 端部に着脱可能に係合する結合部を一体に有するものである。
【0008】
【作用】
この考案の請求項1による工具への流体供給装置は、流体の供給源から切削液 などの流体を流体通路および環状の流体供給溝を経てノズルリングに設けたノズ ルに圧送し、ノズルからドリルなどの工具の刃部と刃部による工作物の加工部と に流体を供給できる。
【0009】 従って、ノズルリングまたはこれに設けるノズルを変更するのみで、刃部の長 短,外径の大小など 多種,多様の工具に適用できると共に、これらの工具の刃部 の基部,中間部,先端など軸方向の所要位置および刃部の溝と対応する周方向位 置に加工条件に適合するようにノズルを設けることができて、多様な加工条件に 対処でき、工具の刃部と刃部による工作物の加工部とに適確に切削液などを供給 できる。
【0010】 請求項2の構成により、結合リングとノズルリングとを分離できるので、結合 リングの着脱のみでノズルリングの選択,交換ができ、結合リングを共用化でき るとともに、ノズルからの流体の周方向位置の調整が容易であり、組立が容易に なる。
【0011】
【実施例】
以下、この考案の実施例につき図を参照して説明する。 図1,図2はこの考案の第1実施例を示す。図1において、1は工具ホルダー であり、工具ホルダー1は、先端寄りに大外径部2が設けられ、大外径部2の基 端側に段3aを介して嵌挿部4が形成され、大外径部2の先端側に段3bを介し て大外径部2よりも小外径のリング嵌合部5が形成され、さらに先端面に開口す るテーパー付きの工具保持孔6が形成されている。
【0012】 工具ホルダー1の段3bには、その軸線を中心とする環状に流体供給溝7が形 成され、この流体供給溝7と連通する流体通路8が工具ホルダー1の軸方向に沿 って形成され、流体通路8は工具ホルダー1の末端面に開口されている。なお、 流体通路8は、工具ホルダー1の工具保持孔6外周側に穿たれた直線孔であり、 工具ホルダー1の周方向に2本など複数本を等間隔で形成してもよい。
【0013】 工具ホルダー1の大外径部2先端側に設けたリング嵌合部5にはノズルリング 9が着脱可能に嵌合され、ノズルリング9は、段14を介し先端側が小外径に形 成され、末端面が大外径部2の先端側の段3bに支持されている。ノズルリング 9には基部向けノズル10と先端向けノズル11との2種類のノズルが設けられ 、これらのノズル10,11は、ノズルリング9内周面に形成された溝と工具ホ ルダー1の先端部外周面で囲まれ、先端がノズルリング9の先端面に開口されて いる。
【0014】 なお、図2にも示すように、基部向けノズル10は、外周側面を急傾斜させ先 端に向けて横断面積を減じ、先端向けノズル11は外周側面を緩傾斜させ先端に 向けて横断面積を減じる形状に形成され、また、ノズル10,11は、リングノ ズル9の周方向に複数が等間隔で形成され、流体通路8とは周方向にずらして配 置されている。
【0015】 工具ホルダー1の大外径部2外周面にはおねじが形成され、このおねじに結合 リング12がねじ嵌合され、結合リング12の先端部中心側にフランジ状の突出 部13が形成され、突出部13によってノズルリング9の段部14がその先端側 から支持され、結合リング12の大外径部2への締付けにより、ノズルリング9 が工具ホルダー1の段3bに押付けられている。なお、結合リング12を工具ホ ルダー1から取外すことで、ノズルリング9が取外せるようにされている。
【0016】 工具ホルダー1の工具保持孔6には、ドリルからなる工具15のテーパーシャ ンク部16が着脱可能に嵌合保持され、適宜の手段により、テーパーシャンク部 16が工具ホルダー1に固定されて、工具15の刃部15aが工具ホルダー1の 先端から突出する。この場合に、基部向けノズル10は工具15の刃部15aに 設けたねじれ溝17の基端部と周方向に位置合せする。この際、必要に応じ結合 リング12を緩め、ノズルリング9を若干回動させることで、前記位置合せをし た後、結合リング12を締付けるようにしてもよい。
【0017】 また、工具ホルダー1の嵌挿部4が工作機械の多軸加工用のターレットドラム 18に設けた刃物台19に着脱可能に嵌合されて、工具ホルダー1の段3aが刃 物台19の先端面に当接され、刃物台19にねじ嵌合したクランプボルト20の 締付けによって嵌挿部4が刃物台19に固定されると共に、流体通路8が刃物台 19に設けた接続通路21などを介して図示省略した切削液の供給源に接続され る。
【0018】 前述した状態で、工具ホルダー1および工具15を、刃物台19によって前進 させると共に、供給源(図示省略)から切削液を、接続通路21,流体通路8, 環状の流体供給溝7を経て基部向け,先端向けノズル10,11に圧送し、これ らのノズル10,11から回転している工作物22の前記工具15の刃部15a による孔あけ加工部に切削液を噴出させて供給し、工具15の刃部15aおよび 工作物22の前記加工部を冷却する。
【0019】 前述した加工時に、図1の実線に示す孔あけ開始位置では、先端向けノズル1 1から矢印aに示す方向に噴射する切削液が孔あけ加工部に適確に当るように供 給され、図1の2点鎖線に示す孔あけ深さ定寸位置では基部向けノズルから矢印 bに示す方向に噴射する切削液が孔あけ加工部に適確に当るように供給され、孔 あけ加工の開始から終了まで十分な冷却ができる。
【0020】 図3,図4はこの考案の第2実施例を示す。第2実施例では、工具ホルダー1 の嵌挿部4に直線孔からなる工具保持孔25を形成し、嵌挿部4の先端側に段3 aを介して設けた大外径部2の先端面を工具ホルダー1の先端面とし、この先端 部の内周部に環状の切欠からなる流体供給溝7を形成し、流体供給溝7を工具保 持孔25の孔壁に軸方向に沿って形成した溝からなる流体通路26に連通させて ある。また、工具23は、ストレートシャンク部24を有するエンドミルであり 、工具ホルダー1の工具保持孔25に嵌合固定してある。ノズルリング9は、工 具ホルダー1の大外径部2に締付けた結合リング12によって工具ホルダー1の 先端面に押付けてあり、ノズルリング9には工具23の溝数に対応する2〜3本 のノズル27を形成し、これらの先端開口を工具23の溝28の基端部と周方向 に位置合せしてある。なお、第2実施例は、前記の点が第1実施例と異なるだけ で、それ以外の構成は第1実施例とほぼ同じである。
【0021】 そして、工具ホルダー1を工作機械の主軸29に着脱可能に嵌合固定し、工具 ホルダー1および工具23を主軸29によって回転させつつ前進させると共に、 供給源(図示省略)から切削液を、流体通路26,工具ホルダー1の先端面を切 欠いて設けた環状の流体供給溝7を経てノズル27に圧送し、ノズル27から工 作物の下孔に工具23によってリーマ加工を行う部分に切削液を噴出させて、工 具23および工作物の前記加工を行う部分を冷却する。 なお、図3,図4中、第1実施例と対応する部分は、第1実施例と同符号をつ けて説明を省略する。
【0022】 上記第1,第2実施例にあっては、ノズルリングまたはこれに設けるノズルを 変更するのみで、刃部の長短,外径の大小など多種,多様の工具に適用できると 共に、工具の刃部の基部,中間部,先端など軸方向の所要位置および刃部の溝と 対応する周方向位置に加工条件に適合するようにノズルを設けることができて、 多様な加工条件に対処でき、工具の刃部と刃部による工作物の加工部とに適確に 切削液などを供給できる。
【0023】 また、結合リングとノズルリングとを分離できるので、結合リングを共用化で きるほか、結合リングの着脱のみでノズルリングの選択、交換ができ、工具ホル ダーに設けた環状の流体供給溝とノズルリングに設けたノズルとが、工具ホルダ ーとノズルリングとを周方向に相対移動させても、常に連通しているので、ノズ ルの周方向位置の調整が容易であり、組立が容易にできる。 したがって、工具の寿命を長くでき、しかも、工具および加工条件の変更に簡 易に対処することができる。
【0024】 図5,図6はノズルの変形例を示し、ノズルリング30の先端部に切削液の噴 出方向を変更できるボールノズル31を転動自由に装着させ、ノズルリング30 にねじ嵌合させたロック用皿ビス32の締付けにより、ボールノズル31を係止 ,固定するものである。そして、ボールノズル31を装着したノズルリング30 は、前述した第1,第2実施例のノズルに代えて用いる。
【0025】 図7は、ノズルリング40の変形例を示すもので、この実施例においては、ノ ズルリング40の先端側に工具ホルダー1の環状の流体供給溝7と連通するノズ ルを設けると共に、後端側には、工具ホルダー1の大外径部2に設けたねじ部に 螺合する結合部40aを一体に形成したもので、前述の第1,第2実施例におけ る結合リング12とノズルリング9を兼ねる構成としたものである。
【0026】 なお、41は工具ホルダー1の大外径部2に螺合したノズルリング40の緩み を防止する固定ボルトで、42は切削液の液洩れを防止するシールである。それ 以外の構成は、第2実施例とほぼ同じである。
【0027】 また、前述の実施例においては、工具ホルダー1の大外径部2にねじ部がある 工具ホルダー1の場合について説明したが、大外径部が2にねじ部がなくストレ ートの場合は、ノズルリングには結合部40aにねじ部を形成することなくノズ ルリング40を大外径部2に嵌合によって取着できるようにし、嵌合部を固定ボ ルト41で固定することも勿論可能である。
【0028】 従って、上記構成の実施例によれば、ノズルリング40に設けたノズルの方向 を工具の軸方向の適所に位置決めして固定することが容易にできると共に、組付 け作業が簡単になることで、作業性が向上する。
【0029】 更にまた、前述の各実施例においては、工具ホルダー1の大外径部2にノズル リング9,40を固定するために、結合リング12あるいはノズルリング40に 一体に形成した結合部40aによって行うようにしたが、これに限定されるもの でなく、工具ホルダー1の先端面、即ち、ノズルリング9の当接面に、ボルト等 によって直接軸方向よりノズルリング9を固定することも可能である。
【0030】 図8はこの考案の第3実施例を示す。第3実施例では、工具ホルダー1の大径 部2にこれの基端に開口する基部側環状溝50を形成し、この環状溝50と流体 供給溝7とを大径部2のみに形成した流体通路8によって連通させてある。また 、基部側環状溝50には刃物台19に形成した接続孔51をボールまたはローラ 状の流量制御部材52を介して切削液の供給源(図示省略)を接続させてあり、 大径部2の基端面を刃物台19の先端面に押し付けて、基部側環状溝50の末端 を閉じてある。
【0031】 そして、供給源から切削液を接続孔51に通し流量制御部材52で若干絞り、 基部側環状溝に供給している。 なお、第3実施例の前述した以外の構成および動作は第1実施例とほぼ同様で あり、図8において、図1,図3と同符号は対応する部分を示す。
【0032】 この考案において、ノズルリングに設けるノズルの方向は、前述した実施例に 限定されることなく、工具の軸方向に適所に切削液などを噴出させるものであれ ばよく、ノズルの数は工具の溝数と同数とし、これらの溝とそれぞれ対応する位 置に配置し、溝内に切削液を供給するようにしてもよく、ノズルはノズルリング を軸方向に貫通する孔であってもよい。また、工具としては、ドリル,エンドミ ルの他に中ぐりバイトなども使用でき、冷却用流体は、第1,第2実施例で述べ た切削液に限られることなく、高圧水や冷却空気などを用いてもよく、工具ホル ダーの構成も前記両実施例のものに限られるものではなく、適宜変更できる。
【0033】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案の請求項1による工具への流体供給装置は、工 具のシャンク部を着脱可能に嵌合保持する工具ホルダーの先端部に先端側に開口 する環状の流体供給溝を形成し、この流体供給溝と流体の供給源とを連通させる 流体通路を工具ホルダー内に設け、前記流体供給溝と連通するノズルをノズルリ ングに設け、このリングの先端側に前記ノズルを開口させ、前記ノズルリングを 工具ホルダーの先端部に着脱可能に固定したので、次の効果が得られる。
【0034】 すなわち、の請求項1の流体供給装置は、流体の供給源から切削液などの流体 を流体通路および環状の流体供給溝を経てノズルリングに設けたノズルに圧送し 、ノズルからドリルなどの工具の刃部と刃部による工作物の加工部とに流体を供 給できる。 従って、ノズルリングまたはこれに設けるノズルを変更するのみで、刃部の長 短,外径の大小など 多種,多様の工具に適用できると共に、これらの刃部の基部 ,中間部,先端など軸方向の所要位置および刃部の溝と対応する周方向位置に加 工条件に適合するようにノズルを設けることができて、多様な加工条件に対処で き、工具の刃部と刃部による工作物の加工部とに適確に切削液などを供給できる 。
【0035】 請求項2の構成により、結合リングとノズルリングとを分離できるので、結合 リングの着脱のみでノズルリングの選択,交換ができ、結合リングを共用可能に できるとともに、ノズルからの流体の周方向位置の調整が容易であり、組立が容 易になる。
【0036】 また、ノズルリングまたはこれに設けるノズルを変更するのみで、多種,多様 の工具に適用できると共に、工具の刃部の基部,中間部,先端など軸方向の所要 位置および刃部の溝と対応する周方向位置に加工条件に適合するようにノズルを 設けることができて、多様な加工条件に対処でき、工具の刃部と刃部による工作 物の加工部とに適確に切削液などを供給できる。
【0037】 さらに、結合リングとノズルリングとを分離できるので、結合リングを共用化 できるほか、結合リングの着脱のみでノズルリングの選択、交換ができ、工具ホ ルダーに設けた環状の流体供給溝とノズルリングに設けたノズルとが、工具ホル ダーとノズルリングとを周方向に相対移動させても、常に連通しているので、ノ ズルの周方向位置の調整が容易であり、組立が容易にできる。
【0038】 したがって、工具の寿命を長くでき、しかも、工具および加工条件の変更に簡 易に対処することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1実施例による工具への冷却用流
体供給装置を示した縦断説明図
【図2】図1のノズルリングを示した正面図
【図3】この考案の第2実施例による工具への冷却用流
体供給装置を示した縦断説明図
【図4】図3のノズルリングを示した正面図
【図5】この考案によるノズルの変形例を示すノズルリ
ングの部分先端面図
【図6】図5のA−A線に沿う断面図
【図7】この考案によるノズルリングの変形例を示す縦
断説明図。
【符号の説明】
1 工具ホルダー 2 大外径部 3 段 4 嵌挿部 6,25 工具保持孔 7 冷却用流体供給溝 8,26 流体通路 9,30,40 ノズルリング 10,11,27 ノズル 12 結合リング 13 突出部 15,23 工具 15a 刃部 16 テーパーシャンク部 31 ボールノズル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 工具への流体供給装置
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1実施例による工具への冷却用流
体供給装置を示した縦断説明図
【図2】図1のノズルリングを示した正面図
【図3】この考案の第2実施例による工具への冷却用流
体供給装置を示した縦断説明図
【図4】図3のノズルリングを示した正面図
【図5】この考案によるノズルの変形例を示すノズルリ
ングの部分先端面図
【図6】図5のA−A線に沿う断面図
【図7】この考案によるノズルリングの変形例を示す縦
断説明図。
【図8】この考案の第3実施例による工具への冷却用流
体供給装置を示した縦断説明図である。
【符号の説明】 1 工具ホルダー 2 大外径部 3 段 4 嵌挿部 6,25 工具保持孔 7 冷却用流体供給溝 8,26 流体通路 9,30,40 ノズルリング 10,11,27 ノズル 12 結合リング 13 突出部 15,23 工具 15a 刃部 16 テーパーシャンク部 31 ボールノズル
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】追加
【補正内容】
【図8】

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工具のシャンク部を着脱可能に嵌合保持
    する工具ホルダーの先端部に先端側に開口する環状の流
    体供給溝を形成し、この流体供給溝と流体の供給源とを
    連通させる流体通路を工具ホルダー内に設け、前記流体
    供給溝と連通するノズルをノズルリングに設け、このノ
    ズルリングの先端側に前記ノズルを開口させ、前記ノズ
    ルリングを工具ホルダーの先端部に着脱可能に固定した
    ことを特徴とする工具への流体供給装置。
  2. 【請求項2】 前記ノズルリングは、前記工具ホルダー
    の先端部に螺合する結合リングによって着脱可能に締付
    け固定したことを特徴とする請求項1記載の工具への流
    体供給装置。
  3. 【請求項3】 前記ノズルリングは、前記工具ホルダー
    の先端部に着脱可能に係合する結合部を一体に有するこ
    とを特徴とする請求項1記載の工具への流体供給装置。
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