JPH06268466A - 連続的変化電子制御位相シフト回路 - Google Patents
連続的変化電子制御位相シフト回路Info
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- JPH06268466A JPH06268466A JP5315299A JP31529993A JPH06268466A JP H06268466 A JPH06268466 A JP H06268466A JP 5315299 A JP5315299 A JP 5315299A JP 31529993 A JP31529993 A JP 31529993A JP H06268466 A JPH06268466 A JP H06268466A
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- Japan
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- signal
- phase
- phase shift
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- circuit
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-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H11/00—Networks using active elements
- H03H11/02—Multiple-port networks
- H03H11/16—Networks for phase shifting
- H03H11/20—Two-port phase shifters providing an adjustable phase shift
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03C—MODULATION
- H03C3/00—Angle modulation
- H03C3/38—Angle modulation by converting amplitude modulation to angle modulation
- H03C3/40—Angle modulation by converting amplitude modulation to angle modulation using two signal paths the outputs of which have a predetermined phase difference and at least one output being amplitude-modulated
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- Amplifiers (AREA)
- Transmitters (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 可変RF位相シフト回路の提供を目的とし、
特に、650MHzのRF信号の位相変調及び制御をな
す位相シフト回路の提供を目的としている。 【構成】 入力信号は位相スプリッタ12により0°及
び90°の成分に分割され、これらはそれぞれ差動アン
プ18及び20により0°,180°及び90°,27
0°の2対の出力に分割される。各成分はそれぞれ位相
コントローラ30,32,34,36に入り所要の位相
制御を受け、同相給合回路段に入る。同相結合回路4
2,44の出力はそれぞれ180°〜0°及び90°〜
270°の範囲に選択制御可能である。これらの出力を
結合回路50により結合して、0°〜360°の範囲で
任意の位相に制御された出力が得られる。
特に、650MHzのRF信号の位相変調及び制御をな
す位相シフト回路の提供を目的としている。 【構成】 入力信号は位相スプリッタ12により0°及
び90°の成分に分割され、これらはそれぞれ差動アン
プ18及び20により0°,180°及び90°,27
0°の2対の出力に分割される。各成分はそれぞれ位相
コントローラ30,32,34,36に入り所要の位相
制御を受け、同相給合回路段に入る。同相結合回路4
2,44の出力はそれぞれ180°〜0°及び90°〜
270°の範囲に選択制御可能である。これらの出力を
結合回路50により結合して、0°〜360°の範囲で
任意の位相に制御された出力が得られる。
Description
【0001】
【技術分野】本発明は、位相シフト回路に関し、特に、
位相変調通信システムに用いられる可変RF位相シフト
回路に関する。
位相変調通信システムに用いられる可変RF位相シフト
回路に関する。
【0002】
【発明の背景】位相変調技術は、通信システムにおいて
用いられ、かかる位相変調技術は位相シフトが 360度の
範囲を超えて調整自在なタイプの位相シフト回路を用い
る。RF信号に対して 360度以上の範囲に亘る位相シフ
トを調整自在に与える典型的な調整自在位相シフト回路
の例がベロハウベック(Belohoubek)氏に1983年7月2
6日に付与された“調整自在位相シフタ”と題する米国
特許第,4,395,687号に開示されている。この第 4,395,6
87号特許においては、RF信号が3つの等しい部分に分
割され、各々、0度、120度及び 240度の相対位相の下
で組み合されるのである。
用いられ、かかる位相変調技術は位相シフトが 360度の
範囲を超えて調整自在なタイプの位相シフト回路を用い
る。RF信号に対して 360度以上の範囲に亘る位相シフ
トを調整自在に与える典型的な調整自在位相シフト回路
の例がベロハウベック(Belohoubek)氏に1983年7月2
6日に付与された“調整自在位相シフタ”と題する米国
特許第,4,395,687号に開示されている。この第 4,395,6
87号特許においては、RF信号が3つの等しい部分に分
割され、各々、0度、120度及び 240度の相対位相の下
で組み合されるのである。
【0003】1982年10月19日にベイヤー氏他(Beye
r et al)に付与されて“位相シフト及び振巾変調器”と
題する米国特許第 4,355,289号においては、ディジタル
位相変調のための平行変調器が開示されており、この平
行変調器においては、2つの振巾可変バイフェーズ(bi
-phase)変調器がクオドラチャ(quadrature)形式に接続
されて出力信号の基本を形成している。すなわち、各バ
イフェーズ変調器の振巾及び位相を0度又は 180度だけ
制御して任意の位相角度を有する出力信号を形成してい
る。
r et al)に付与されて“位相シフト及び振巾変調器”と
題する米国特許第 4,355,289号においては、ディジタル
位相変調のための平行変調器が開示されており、この平
行変調器においては、2つの振巾可変バイフェーズ(bi
-phase)変調器がクオドラチャ(quadrature)形式に接続
されて出力信号の基本を形成している。すなわち、各バ
イフェーズ変調器の振巾及び位相を0度又は 180度だけ
制御して任意の位相角度を有する出力信号を形成してい
る。
【0004】平行変調器は、独立に位相及び振巾制御が
可能であり、バイフェーズ変調器を用いている。各バイ
フェース変調器は、ダイオードを用いており、このダイ
オードはその寄生リアクタンスを最小にすべく常に導通
状態にされている。各バイフェーズ変調器は、連続波キ
ャリアの入力信号を同一振巾でかつ 180度位相の異なる
2つの中間信号に分割する電力分割器を含んでいる。マ
イクロ波周波数動作においては、2つの中間信号が直接
結合器を介して共通の加算接続点において互いに接続し
た一対のPINダイオードに供給される。
可能であり、バイフェーズ変調器を用いている。各バイ
フェース変調器は、ダイオードを用いており、このダイ
オードはその寄生リアクタンスを最小にすべく常に導通
状態にされている。各バイフェーズ変調器は、連続波キ
ャリアの入力信号を同一振巾でかつ 180度位相の異なる
2つの中間信号に分割する電力分割器を含んでいる。マ
イクロ波周波数動作においては、2つの中間信号が直接
結合器を介して共通の加算接続点において互いに接続し
た一対のPINダイオードに供給される。
【0005】適当にDCバイアスレベルを調整すること
によって、双方のダイオードが常にオンであり、ダイオ
ードを通過した2つのマイクロ波中間信号は加算接続点
において全くキャンセルされてゼロ状態になる。もし、
0度位相角の中間信号を通しているダイオードのバイア
ス電流がゼロ状態電流から減少せしめられると、180度
位相角の中間信号が接続点において完全にキャンセルさ
れず、従って、出力信号の位相は 180度になる。
によって、双方のダイオードが常にオンであり、ダイオ
ードを通過した2つのマイクロ波中間信号は加算接続点
において全くキャンセルされてゼロ状態になる。もし、
0度位相角の中間信号を通しているダイオードのバイア
ス電流がゼロ状態電流から減少せしめられると、180度
位相角の中間信号が接続点において完全にキャンセルさ
れず、従って、出力信号の位相は 180度になる。
【0006】その後、0度中間信号の流れるダイオード
のバイアス電流を変化させることにより、出力振巾が連
続的に制御され得る。上記したベイヤー特許のバイフェ
ーズ変調器は、平行変調器構成に組み合わされて変調出
力信号を得、この変調出力信号は、バイフェーズ変調器
へのバイアス入力の適当な制御により、0°ないし 360
°の範囲における任意の位相角にかつ連続的制御振巾に
調整され得る。
のバイアス電流を変化させることにより、出力振巾が連
続的に制御され得る。上記したベイヤー特許のバイフェ
ーズ変調器は、平行変調器構成に組み合わされて変調出
力信号を得、この変調出力信号は、バイフェーズ変調器
へのバイアス入力の適当な制御により、0°ないし 360
°の範囲における任意の位相角にかつ連続的制御振巾に
調整され得る。
【0007】クーマー(Kumar)氏に1985年10月22日
に付与されて“広帯域調整自在位相変調回路”と題する
米国特許第 4,549,152号において、入力端子において供
給された入力信号に対して0度ないし 360°の位相シフ
トがなされた出力信号を出力端子に供給する位相変調回
路が記載されており、この位相変調回路は、入力端子と
第2及び第3の90°カップラの間に接続した第1の9
0°カップラと、4つの可変利得アンプと、第4及び第
5の90°カップラと、出力端子に出力が接続された同
相結合器と、を含んでいる。2つのアンプが第2及び第
4カップラの間に接続されている。追加アンプが第3及
び第4カップラの間に接続されている。第4及び第5カ
ップラは同相結合器の入力に接続されている。多数のア
ンプを通じた利得は調整されて、回路全体としての位相
シフト量が調整される。
に付与されて“広帯域調整自在位相変調回路”と題する
米国特許第 4,549,152号において、入力端子において供
給された入力信号に対して0度ないし 360°の位相シフ
トがなされた出力信号を出力端子に供給する位相変調回
路が記載されており、この位相変調回路は、入力端子と
第2及び第3の90°カップラの間に接続した第1の9
0°カップラと、4つの可変利得アンプと、第4及び第
5の90°カップラと、出力端子に出力が接続された同
相結合器と、を含んでいる。2つのアンプが第2及び第
4カップラの間に接続されている。追加アンプが第3及
び第4カップラの間に接続されている。第4及び第5カ
ップラは同相結合器の入力に接続されている。多数のア
ンプを通じた利得は調整されて、回路全体としての位相
シフト量が調整される。
【0008】シバジ(Sibaji)氏に1986年4月8日に付
与されて“最小振巾リップルの位相シフトネットワー
ク”と題する米国特許第 4,581,595号は、改良された位
相シフトネットワークを開示し、この位相シフトネット
ワークは、入力信号を受けて全通過ネットワークに供給
される出力を生成して、所定角度だけ位相の異なる信号
を生成する。全通過(オールパス)ネットワークからの
信号は可変アッテネータに供給され、これらの可変アッ
テネータの出力は結合回路によって再結合されて入力信
号から所定角度だけ位相シフトした出力信号を生成す
る。この位相シフトは90°以上の位相シフトを得ると
き一度唯一の可変アッテネータを調整する。
与されて“最小振巾リップルの位相シフトネットワー
ク”と題する米国特許第 4,581,595号は、改良された位
相シフトネットワークを開示し、この位相シフトネット
ワークは、入力信号を受けて全通過ネットワークに供給
される出力を生成して、所定角度だけ位相の異なる信号
を生成する。全通過(オールパス)ネットワークからの
信号は可変アッテネータに供給され、これらの可変アッ
テネータの出力は結合回路によって再結合されて入力信
号から所定角度だけ位相シフトした出力信号を生成す
る。この位相シフトは90°以上の位相シフトを得ると
き一度唯一の可変アッテネータを調整する。
【0009】ハリス(Harris)氏に1989年9月26日に
付与されて“振巾変調信号を組み合わせることによる位
相変調をなす変調器”と題する米国特許第 4,870,374号
は、情報伝送手段としてRFキャリアの位相変調を用い
るシステムを開示している。RF入力は、4つの直角異
相(クオドラチャ)成分に分割され、これらの直角異相
成分は別々の振幅制御アッテネータに供給され、所望の
位相制御RF信号を得るべく結合回路において加算され
る。得られた信号は所望の出力レベルを得るべくRF信
号アンプにおいて増幅せしめられる。RF出力レベルは
サンプリングされて同相スプリッタに帰還され、この同
相スプリッタの出力は変調前のRF信号の対応する各直
角異相成分と比較されて、制御ループアンプ内でプロセ
ッサ生成変調基準信号と比較される信号を生成し、得ら
れるエラー信号は各直角異相成分の出力振巾を調整する
ために各アッテネータに供給される。直角異相成分は、
次いで、所望の位相変調RF出力信号を得るために組合
わされる。
付与されて“振巾変調信号を組み合わせることによる位
相変調をなす変調器”と題する米国特許第 4,870,374号
は、情報伝送手段としてRFキャリアの位相変調を用い
るシステムを開示している。RF入力は、4つの直角異
相(クオドラチャ)成分に分割され、これらの直角異相
成分は別々の振幅制御アッテネータに供給され、所望の
位相制御RF信号を得るべく結合回路において加算され
る。得られた信号は所望の出力レベルを得るべくRF信
号アンプにおいて増幅せしめられる。RF出力レベルは
サンプリングされて同相スプリッタに帰還され、この同
相スプリッタの出力は変調前のRF信号の対応する各直
角異相成分と比較されて、制御ループアンプ内でプロセ
ッサ生成変調基準信号と比較される信号を生成し、得ら
れるエラー信号は各直角異相成分の出力振巾を調整する
ために各アッテネータに供給される。直角異相成分は、
次いで、所望の位相変調RF出力信号を得るために組合
わされる。
【0010】
【発明の概要】本発明は、可変RF位相シフト回路の提
供を目的とし、特に、 650MHzのRF信号の位相変調
及び制御をなす位相シフト回路の提供を目的としてい
る。本発明による位相シフト回路は、位相アレイシステ
ムの一部としても用いられ得る。本発明による位相シフ
ト回路は、位相スプリッタと、位相コントローラと、同
相組合せ回路と、後段(post)アンプとからなり、RF
信号について 360°の位相制御を可能にした 360°制御
位相シフトを達成する。
供を目的とし、特に、 650MHzのRF信号の位相変調
及び制御をなす位相シフト回路の提供を目的としてい
る。本発明による位相シフト回路は、位相アレイシステ
ムの一部としても用いられ得る。本発明による位相シフ
ト回路は、位相スプリッタと、位相コントローラと、同
相組合せ回路と、後段(post)アンプとからなり、RF
信号について 360°の位相制御を可能にした 360°制御
位相シフトを達成する。
【0011】 〔発明の詳細な説明〕図1において、本発明による連続
可変電子制御位相シフト回路の実施例がブロック図によ
って示されており、この位相シフト回路は、RF入力信
号を0度及び90°の成分に分割する90°位相分割器
を含む位相スプリッタを含んでいる。各分離信号は、更
に、 180°位相シフトした信号対に分離されて、0度、
180°の信号対及び90°、270°の信号対を生成す
る。これらの2つの信号対は互いに加算されて、加算対
は組合されて1つの出力信号になる。出力信号の位相は
0度、 180°の信号対及び90°、 270°の信号対の成
分信号の少なくとも1つの相対的振巾を変化させること
によって制御される。
可変電子制御位相シフト回路の実施例がブロック図によ
って示されており、この位相シフト回路は、RF入力信
号を0度及び90°の成分に分割する90°位相分割器
を含む位相スプリッタを含んでいる。各分離信号は、更
に、 180°位相シフトした信号対に分離されて、0度、
180°の信号対及び90°、270°の信号対を生成す
る。これらの2つの信号対は互いに加算されて、加算対
は組合されて1つの出力信号になる。出力信号の位相は
0度、 180°の信号対及び90°、 270°の信号対の成
分信号の少なくとも1つの相対的振巾を変化させること
によって制御される。
【0012】図1において、 650MHzの周波数を有す
る入力RF信号が位相シフト回路の入力端子に供給さ
れ、この入力信号は位相スプリッタ段に導入される。こ
の位相スプリッタ段は90°の位相差を有する等しい振
巾の出力信号をリード14及び16上に生成するパワー
分割回路12を含んでいる。リード14上の信号は0度
の位相を有し、リード16上の信号は90°の位相を有
する。これらの2つの信号は、各々、2つの差動アンプ
18及び20に供給される。これらの2つの差動アンプ
において2つの入力信号は更に2つの 180°の位相差を
有する信号対に分割される。すなわち、リード14上の
0度信号は差動アンプ18に供給されて、これによって
リード22上の 180°信号及びリード24上の0度信号
に分割される。同様にリード16上の90°信号は、差
動アンプ20に供給されて、 180°の位相差を有するリ
ード26及び28上の信号に分割される。リード26上
の信号は 270°の相対位相を有し、リード28上の信号
は90°の相対位相を有する。
る入力RF信号が位相シフト回路の入力端子に供給さ
れ、この入力信号は位相スプリッタ段に導入される。こ
の位相スプリッタ段は90°の位相差を有する等しい振
巾の出力信号をリード14及び16上に生成するパワー
分割回路12を含んでいる。リード14上の信号は0度
の位相を有し、リード16上の信号は90°の位相を有
する。これらの2つの信号は、各々、2つの差動アンプ
18及び20に供給される。これらの2つの差動アンプ
において2つの入力信号は更に2つの 180°の位相差を
有する信号対に分割される。すなわち、リード14上の
0度信号は差動アンプ18に供給されて、これによって
リード22上の 180°信号及びリード24上の0度信号
に分割される。同様にリード16上の90°信号は、差
動アンプ20に供給されて、 180°の位相差を有するリ
ード26及び28上の信号に分割される。リード26上
の信号は 270°の相対位相を有し、リード28上の信号
は90°の相対位相を有する。
【0013】以下において、パワースイッチング分割回
路12及び差動アンプ18,20の組み合せを、入力信
号を4つの同一振巾直角異相信号に分割する機能を有す
る異相分割サブ回路と称する。リード22,24,26
及び28上の4つの直角異相信号(以下クオドラチャ信
号と称する)は、4つのアテネータ回路30,32,3
4及び36からなる位相制御サブ回路に供給される。ア
ッテネータ回路32及び36は可変であり、リード38
及び40上の制御信号によって制御される。これらのア
ッテネータ回路32及び36は、例えば2db〜40d
bの減衰を与えるように制御される。アッテネータ回路
30及び34はこの実施例においては8dbの減衰の固
定値を有する。固定アッテネータ回路30及び34は、
各々、回路18及び20からのリード22及び26上の
90°の位相差(すなわち0度及び90°)を有する入
力信号を受信する。可変アッテネータ回路32及び36
は90°の位相差を有する回路18及び20からのリー
ド24及び28上の入力信号(すなわち、180°及び 27
0°)を受信する。
路12及び差動アンプ18,20の組み合せを、入力信
号を4つの同一振巾直角異相信号に分割する機能を有す
る異相分割サブ回路と称する。リード22,24,26
及び28上の4つの直角異相信号(以下クオドラチャ信
号と称する)は、4つのアテネータ回路30,32,3
4及び36からなる位相制御サブ回路に供給される。ア
ッテネータ回路32及び36は可変であり、リード38
及び40上の制御信号によって制御される。これらのア
ッテネータ回路32及び36は、例えば2db〜40d
bの減衰を与えるように制御される。アッテネータ回路
30及び34はこの実施例においては8dbの減衰の固
定値を有する。固定アッテネータ回路30及び34は、
各々、回路18及び20からのリード22及び26上の
90°の位相差(すなわち0度及び90°)を有する入
力信号を受信する。可変アッテネータ回路32及び36
は90°の位相差を有する回路18及び20からのリー
ド24及び28上の入力信号(すなわち、180°及び 27
0°)を受信する。
【0014】位相制御サブ回路、すなわち、アッテネー
タ回路30,32,34及び36からの出力信号は2段
の2方向集中素子結合回路からなる同相結合サブ回路に
供給される。第1結合ステージは結合回路42及び44
からなる。結合回路42は固定アッテネータ回路30及
び可変アッテネータ回路32からのリード46及び48
上の信号を組み合せる。同様に、結合回路44は固定ア
ッテネータ回路34及び可変アッテネータ回路36から
のリード50及び52上の信号を組み合せる。
タ回路30,32,34及び36からの出力信号は2段
の2方向集中素子結合回路からなる同相結合サブ回路に
供給される。第1結合ステージは結合回路42及び44
からなる。結合回路42は固定アッテネータ回路30及
び可変アッテネータ回路32からのリード46及び48
上の信号を組み合せる。同様に、結合回路44は固定ア
ッテネータ回路34及び可変アッテネータ回路36から
のリード50及び52上の信号を組み合せる。
【0015】結合回路42への2つの入力信号は 180°
だけ位相差がある。また、リード46上の固定アッテネ
ータ回路出力信号レベルはアッテネータ回路30によっ
てリード48上の可変レベル信号の最大信号レベルより
50%低いレベルに設定されている。よって、これらの
2つの信号の組み合せによって、結合回路42からのリ
ード54上の出力信号はリード38上の制御信号によっ
て1の方向における最大角度( 180°)からその反対の
最大角度(0度)まで調整され得る。このことはリード
50及び52上の信号についても同様であり、これらの
信号は結合回路44によって組合されてリード56上の
信号となり、この出力信号はリード40上の制御信号に
よって1つの方向における最大角度(90°)から他方
の方向における最大角度(270°)の間において調整自在
である。なんとなれば、固定アッテネータ回路34から
の信号レベルがアッテネータ回路36からの最大信号レ
ベルの50%に設定されているからである。
だけ位相差がある。また、リード46上の固定アッテネ
ータ回路出力信号レベルはアッテネータ回路30によっ
てリード48上の可変レベル信号の最大信号レベルより
50%低いレベルに設定されている。よって、これらの
2つの信号の組み合せによって、結合回路42からのリ
ード54上の出力信号はリード38上の制御信号によっ
て1の方向における最大角度( 180°)からその反対の
最大角度(0度)まで調整され得る。このことはリード
50及び52上の信号についても同様であり、これらの
信号は結合回路44によって組合されてリード56上の
信号となり、この出力信号はリード40上の制御信号に
よって1つの方向における最大角度(90°)から他方
の方向における最大角度(270°)の間において調整自在
である。なんとなれば、固定アッテネータ回路34から
の信号レベルがアッテネータ回路36からの最大信号レ
ベルの50%に設定されているからである。
【0016】結合回路42及び44からのリード54及
び56上の結合信号は結合回路58からなる第2結合ス
テージに供給される。リード54及び56上の結合回路
58への入力信号は互いに90°だけ位相が異っており
(クオドラチャ)、可変アッテネータ回路32、36の
制御信号によって最大値(0度及び 180°並びに90°
及び 270°)の間において連続的に制御される。すなわ
ち結合回路58からの出力信号は位相が0度ないし 360
°において連続的に変化され得る信号である。最後に結
合回路58からの出力信号は位相シフト回路において生
ずる全信号ロスを保証する増巾ステージ60に供給され
る。
び56上の結合信号は結合回路58からなる第2結合ス
テージに供給される。リード54及び56上の結合回路
58への入力信号は互いに90°だけ位相が異っており
(クオドラチャ)、可変アッテネータ回路32、36の
制御信号によって最大値(0度及び 180°並びに90°
及び 270°)の間において連続的に制御される。すなわ
ち結合回路58からの出力信号は位相が0度ないし 360
°において連続的に変化され得る信号である。最後に結
合回路58からの出力信号は位相シフト回路において生
ずる全信号ロスを保証する増巾ステージ60に供給され
る。
【0017】図2においては、図1に示した位相シフト
回路のより詳細な回路が示されている。図2において、
650MHzの入力信号が抵抗70,コンデンサ72及び
インダクタ74からなる集中素子からなる90°電力分
割器12を含む位相分割回路に供給される。リード14
上の0度成分信号が通常の可変利得アンプ18に供給さ
れ、90°成分信号が他の可変利得アンプ20に供給さ
れる。図2に示す如く可変利得アンプ18は2つの同一
振巾出力信号、すなわち1つはリード22上の0度成分
及び他方はリード24の 180°成分を生成する。同様
に、可変利得アンプ20は90°成分及び 270°成分の
等しい振巾の出力信号を生成する。リード22上の0度
信号はコンデンサ76,抵抗78,80,82からなる
固定利得アッテネータ30を通過してリード46上の0
度信号となる。リード24上の 180°信号はリード38
上の利得制御入力信号を含む可変利得アッテネータ32
に供給される。可変利得アッテネータ32からの 180°
出力信号はリード48に表われる。固定利得アッテネー
タ30及び可変利得アッテネータ32のための回路構成
がアッテネータ34及び36のためにも用いられてお
り、これらのアッテネータはリード26及び28の90
°信号及び 270°信号を受け入れる。
回路のより詳細な回路が示されている。図2において、
650MHzの入力信号が抵抗70,コンデンサ72及び
インダクタ74からなる集中素子からなる90°電力分
割器12を含む位相分割回路に供給される。リード14
上の0度成分信号が通常の可変利得アンプ18に供給さ
れ、90°成分信号が他の可変利得アンプ20に供給さ
れる。図2に示す如く可変利得アンプ18は2つの同一
振巾出力信号、すなわち1つはリード22上の0度成分
及び他方はリード24の 180°成分を生成する。同様
に、可変利得アンプ20は90°成分及び 270°成分の
等しい振巾の出力信号を生成する。リード22上の0度
信号はコンデンサ76,抵抗78,80,82からなる
固定利得アッテネータ30を通過してリード46上の0
度信号となる。リード24上の 180°信号はリード38
上の利得制御入力信号を含む可変利得アッテネータ32
に供給される。可変利得アッテネータ32からの 180°
出力信号はリード48に表われる。固定利得アッテネー
タ30及び可変利得アッテネータ32のための回路構成
がアッテネータ34及び36のためにも用いられてお
り、これらのアッテネータはリード26及び28の90
°信号及び 270°信号を受け入れる。
【0018】可変利得アッテネータ32及び36は通常
のアッテネータであり、ダイオード対84,86、コン
デンサ88,90及びインダクタ92及び94からな
る。制御入力信号がリード対38に供給されてアッテネ
ータ32及び36によって与えられる信号減衰量を変化
させる。リード46及び48上の信号対はコンデンサ9
6,98,100,102及び 104、及びインダクタ 106及び
108からなるLC結合回路42に供給される。アッテネ
ータ30の固定信号の信号レベルは、アッテネータ32
によって生成される最大及び最小信号レベルの間の中間
点に設定される。リード対38上の制御信号によってア
ッテネータ32の減衰レベルを調整することによってか
つアッテネータ30からの固定レベル信号とこれを組み
合せることによって、結合回路42からの結合信号を生
成して1つの極性の方向における最大値(0度)から他
方の方向の最大値( 180°)の間において信号レベルが
変化され得る。
のアッテネータであり、ダイオード対84,86、コン
デンサ88,90及びインダクタ92及び94からな
る。制御入力信号がリード対38に供給されてアッテネ
ータ32及び36によって与えられる信号減衰量を変化
させる。リード46及び48上の信号対はコンデンサ9
6,98,100,102及び 104、及びインダクタ 106及び
108からなるLC結合回路42に供給される。アッテネ
ータ30の固定信号の信号レベルは、アッテネータ32
によって生成される最大及び最小信号レベルの間の中間
点に設定される。リード対38上の制御信号によってア
ッテネータ32の減衰レベルを調整することによってか
つアッテネータ30からの固定レベル信号とこれを組み
合せることによって、結合回路42からの結合信号を生
成して1つの極性の方向における最大値(0度)から他
方の方向の最大値( 180°)の間において信号レベルが
変化され得る。
【0019】コンデンサ 110,112,114,116,118及びイン
ダクタ 120,122からなるLC結合回路44は結合回路4
2と同様に動作する。但し、リード56の出力信号は1
の方向における最大レベル(90°)から他方の方向に
おける最大レベル( 270°)の間において可変である。
結合回路42及び44からのリード54及び56上の調
整レベル信号は、抵抗124、インダクタ126,128及びコン
デンサ 130,132からなる結合回路58において組み合さ
れて位相が連続的に0度から 360°まで変化し得る出力
信号をリード 134に生成する。
ダクタ 120,122からなるLC結合回路44は結合回路4
2と同様に動作する。但し、リード56の出力信号は1
の方向における最大レベル(90°)から他方の方向に
おける最大レベル( 270°)の間において可変である。
結合回路42及び44からのリード54及び56上の調
整レベル信号は、抵抗124、インダクタ126,128及びコン
デンサ 130,132からなる結合回路58において組み合さ
れて位相が連続的に0度から 360°まで変化し得る出力
信号をリード 134に生成する。
【0020】図3において、2つの典型的な信号の波形
が示されており、この波形は図1及び図2の位相シフト
回路からの出力信号の位相シフトがリード38上の制御
信号の電流に応じて如何に変化するかを示している。上
記したことは、可変RF位相シフト回路であり、特に、
650MHzのRF信号の位相変調及び制御のための位相
シフト回路であり、この回路は位相スプリッタ、位相コ
ントローラ、同相結合回路及び最終アンプからなって、
RF信号の 360°制御位相シフトを達成する。
が示されており、この波形は図1及び図2の位相シフト
回路からの出力信号の位相シフトがリード38上の制御
信号の電流に応じて如何に変化するかを示している。上
記したことは、可変RF位相シフト回路であり、特に、
650MHzのRF信号の位相変調及び制御のための位相
シフト回路であり、この回路は位相スプリッタ、位相コ
ントローラ、同相結合回路及び最終アンプからなって、
RF信号の 360°制御位相シフトを達成する。
【0021】本発明は実施例を用いて説明したが、本発
明を上記した形態に限定することを意図したものではな
く、以下の請求項によって画定する発明の精神及び範囲
内にある変形例や均等物を包含する意図のもとに上記説
明をした。
明を上記した形態に限定することを意図したものではな
く、以下の請求項によって画定する発明の精神及び範囲
内にある変形例や均等物を包含する意図のもとに上記説
明をした。
【図1】 本発明の基本原理に従った連続変化位相シフ
ト回路の全体ブロック図である。
ト回路の全体ブロック図である。
【図2】 図1の位相シフト回路のより詳細な回路図で
ある。
ある。
【図3】 本発明の位相シフト回路における制御電流に
よって形成される位相シフトの波形を示す図である。
よって形成される位相シフトの波形を示す図である。
【図4】 本発明の位相シフト回路における制御電流に
よって形成される位相シフトの波形を示す図である。
よって形成される位相シフトの波形を示す図である。
10 入力端子 12 分割器 18,20 差動アンプ 30,34 固定アッテネータ回路 32,36 可変アッテネータ回路 42,44,58 結合回路 60 最終アンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 バーナード エム. アルブレヒト ジュ ニア アメリカ合衆国 カルフォルニア州 94087 サニーヴェイル ルセアン ドラ イヴ 1234 (72)発明者 ミン レイ ユン アメリカ合衆国 カルフォルニア州 94024 ロス アルトス フォールンリー フ レーン 2080 (72)発明者 ステファン ティー. ハーハスキー アメリカ合衆国 カルフォルニア州 95051 サンタ クララ ナンバー 63 キーストーン アヴェニュー 2650
Claims (10)
- 【請求項1】 入力信号に対して前記入力信号の位相を
360°の範囲に亘って調整自在な位相シフトを与える出
力信号を生成する位相シフト回路であって、 前記入力信号の周波数を互いに振巾が等しく90°の位
相差を有する4つの分割信号に分割する手段と、 供給される制御信号に応じて前記4つの分割信号の少な
くとも1つを選択的に減衰せしめる減衰手段と、 前記4つの分離信号から前記4つの分離信号の少なくと
も1つの他に対する減衰量によって定まる位相シフトを
有する単一の出力信号を生成する組合せ手段とからな
り、前記単一の出力信号は選定された位相シフト量によ
って定まる 360°の範囲内の位相シフトを入力信号に対
して有することを特徴とする位相シフト回路。 - 【請求項2】 請求項1記載の位相シフト回路であっ
て、 前記減衰手段は、前記分割手段の前記4つの分割信号の
互いに 180°位相の異なる第1の信号対に対して供給さ
れる第1の制御信号に応じて前記第1の信号対の一方を
選択的に減衰せしめる第1アッテネータ回路と、前記分
割手段からの前記4つの分割信号のうち互いに 180°位
相の異なる第2の信号対に対して、供給される第2制御
信号に応じて前記第2の信号対の一方を選択的に減衰せ
しめる第2アッテネータ回路と、からなり、 前記組み合せ手段は前記第1アッテネータ回路からの前
記第1の信号対を組み合せて前記第1の信号対の減衰さ
れない方に対する減衰された方の信号の減衰量に応じて
定まる位相シフトを有する信号を生ずる第1結合手段
と、前記第2アッテネータ回路からの前記第2の信号対
の内の減衰されない方に対する減衰された方の減衰量に
よって定まる位相シフトを有する単一の信号を生成する
第2結合手段と、前記第1及び第2結合手段からの出力
信号を組合せて前記減衰量によって定まる 360°の範囲
内の位相量によって定まる前記入力信号に対して位相シ
フトされた最終信号を含む単一の出力信号を得る第3の
結合手段と、からなることを特徴とする位相シフト回
路。 - 【請求項3】 請求項2記載の位相シフト回路であっ
て、前記周波数分離手段は、前記位相シフト回路に供給
される前記入力信号に応じて第1の出力リード上に出力
信号を生成する容量素子と、前記入力信号に応じて第2
の出力リード上に出力信号を生成する誘導素子と、から
なり、前記第1及び第2の出力リード上の出力信号は互
いに90°位相が異なることを特徴とする位相シフト回
路。 - 【請求項4】 請求項3記載の位相シフト回路であっ
て、前記周波数分離手段は、さらに、前記容量素子から
の前記第1出力リード上の前記出力信号について互いに
180°位相の異なる2つの出力信号を2つの出力リード
上に生成する第1可変利得アンプと、前記誘導素子から
の前記第2の出力リード上の前記出力信号に応じて互い
に 180°位相の異なる2つの出力信号を2つの出力リー
ド上に2つの信号を生成する第2の可変利得アンプと、
からなることを特徴とする位相シフト回路。 - 【請求項5】 請求項4記載の位相シフト回路であっ
て、前記第1アッテネータ回路は前記第1可変利得アン
プからの2つの出力信号に応答し、かつ前記第1可変利
得アンプからの前記2つの出力リードの一方に接続され
たダイオード回路を含み、前記ダイオード回路は前記第
1制御信号に応じて前記一方の出力リード上の信号を減
衰せしめることを特徴とする位相シフト回路。 - 【請求項6】 請求項5記載の位相シフト回路であっ
て、前記第2アッテネータ回路は前記第2可変利得アン
プからの前記2つの出力リード上の2つの信号に応答
し、かつ、前記第2可変利得アンプからの2つの出力リ
ードの一方に接続したダイオード回路を含み、前記ダイ
オード回路は前記第2制御信号に応じて前記出力リード
の一方上の信号を減衰せしめることを特徴とする位相シ
フト回路。 - 【請求項7】 請求項6記載の位相シフト回路であっ
て、前記第1及び第2アッテネータ回路のダイオード回
路に接続された2つの出力リードの選択されたリードの
双方には互いに 180°位相の異なる信号が存在すること
を特徴とする位相シフト回路。 - 【請求項8】 請求項7記載の位相シフト回路であっ
て、前記2つの出力リードの前記ダイオード回路に接続
されない方のリード上の信号は、固定の振巾レベルを有
し、前記ダイオード回路は前記選択されたリード上の信
号について前記固定振巾レベルより大なる振巾レベルに
また小なる振巾レベルに各信号を減衰せしめることを特
徴とする位相シフト回路。 - 【請求項9】 請求項8記載の位相シフト回路であっ
て、前記第1結合手段は前記第1アッテネータ回路から
の固定振巾信号及び可変振巾信号を組合せて前記固定及
び可変振巾信号の振巾に応じた位相を有する単一の信号
を生成し、 前記第2結合手段は、前記第2アッテネータ回路からの
前記固定振巾信号及び前記可変振巾信号を組合せて前記
固定振巾信号及び可変振巾信号の振巾の和に応じた位相
を有する単一の信号を生成することを特徴とする位相シ
フト回路。 - 【請求項10】 請求項9記載の位相シフト回路であっ
て、前記第3結合手段は前記第1及び第2結合手段から
の信号を組合せて前記第1及び第2結合手段からの信号
の振巾及び位相の和を示す振巾及び位相を有する単一の
出力信号を生成し、前記第3結合手段からの出力信号は
前記第1及び第2アッテネータ回路の前記第1及び第2
ダイオード回路に供給さる前記第1及び第2制御信号に
よって定まる減衰量によって 360°に亘って変化する位
相を有することを特徴とする位相シフト回路。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/990,903 US5317288A (en) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | Continuously variable electronically controlled phase shift circuit |
US07/990903 | 1992-12-15 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06268466A true JPH06268466A (ja) | 1994-09-22 |
Family
ID=25536636
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5315299A Pending JPH06268466A (ja) | 1992-12-15 | 1993-12-15 | 連続的変化電子制御位相シフト回路 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5317288A (ja) |
EP (1) | EP0602952B1 (ja) |
JP (1) | JPH06268466A (ja) |
DE (1) | DE69323604T2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2019111322A1 (ja) * | 2017-12-05 | 2019-06-13 | 三菱電機株式会社 | 移相器 |
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-
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- 1992-12-15 US US07/990,903 patent/US5317288A/en not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-12-15 EP EP93310130A patent/EP0602952B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-12-15 DE DE69323604T patent/DE69323604T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-12-15 JP JP5315299A patent/JPH06268466A/ja active Pending
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