JPH06259050A - ビデオ・モニタ、ビデオ・アダプタ及びこれらの間の動的通信リンク生成方法並びにシステム - Google Patents
ビデオ・モニタ、ビデオ・アダプタ及びこれらの間の動的通信リンク生成方法並びにシステムInfo
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- JPH06259050A JPH06259050A JP6007055A JP705594A JPH06259050A JP H06259050 A JPH06259050 A JP H06259050A JP 6007055 A JP6007055 A JP 6007055A JP 705594 A JP705594 A JP 705594A JP H06259050 A JPH06259050 A JP H06259050A
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- G09G5/006—Details of the interface to the display terminal
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- G09G—ARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
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- G09G2370/04—Exchange of auxiliary data, i.e. other than image data, between monitor and graphics controller
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- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
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- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 モニタ・ケーブルに追加のピンを加えること
なく、モニタからアダプタに伝達可能なモニタ識別の数
を拡張する方法を提供する。 【構成】 コンピュータ・システムのためのビデオ・サ
ブシステム10が、少なくとも2本のモニタ識別線を有
する表示ケーブルを介して、電気的に通信するビデオ・
アダプタ20、120及びビデオ・モニタ22、122
を含む。ビデオ・アダプタ20、120がモニタ識別線
からモニタ識別を読出した後に、アダプタ及びモニタが
モニタ識別線を双方向シリアル・リンクとして再使用す
るように、3つのシステム・コンポーネントが設計され
る。双方向シリアル・リンク上には大量のそして、多く
のタイプのデータが転送される。
なく、モニタからアダプタに伝達可能なモニタ識別の数
を拡張する方法を提供する。 【構成】 コンピュータ・システムのためのビデオ・サ
ブシステム10が、少なくとも2本のモニタ識別線を有
する表示ケーブルを介して、電気的に通信するビデオ・
アダプタ20、120及びビデオ・モニタ22、122
を含む。ビデオ・アダプタ20、120がモニタ識別線
からモニタ識別を読出した後に、アダプタ及びモニタが
モニタ識別線を双方向シリアル・リンクとして再使用す
るように、3つのシステム・コンポーネントが設計され
る。双方向シリアル・リンク上には大量のそして、多く
のタイプのデータが転送される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般にコンピュータ・シ
ステム・アーキテクチャに関し、特にモニタ識別ピンが
アダプタとモニタとの間の双方向シリアル・リンクを提
供するために再使用される様に設計される、ビデオ表示
アダプタ、モニタ・ケーブル、及びビデオ表示モニタを
有するビデオ・サブシステムに関する。
ステム・アーキテクチャに関し、特にモニタ識別ピンが
アダプタとモニタとの間の双方向シリアル・リンクを提
供するために再使用される様に設計される、ビデオ表示
アダプタ、モニタ・ケーブル、及びビデオ表示モニタを
有するビデオ・サブシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナル・コンピュータ・システムは
既知である。一般にパーソナル・コンピュータ・システ
ム、特にIBMパーソナル・コンピュータは、今日の社
会の多くの分野にコンピュータ能力を提供するために広
く使用されてきた。パーソナル・コンピュータは典型的
にはデスクトップ、据置型(floor standing)、または
ポータブル・マイクロコンピュータとして定義され、こ
れらは単一の中央処理ユニット(CPU)及び全てのR
AM及びBIOS ROMを含む関連する揮発性及び不
揮発性メモリを有するシステム・ユニット、システム・
モニタ、キーボード、1個または複数の可撓性ディスケ
ット・ドライブ、固定ディスク記憶装置、及びオプショ
ンのプリンタから構成される。これらのシステムの卓越
した特徴の1つは、これらのコンポーネントを電気的に
一緒に接続するマザーボードまたはシステム・プレーナ
(planar)の使用である。これらのシステムは主に単一
のユーザに独立な計算能力を提供するために設計され、
個人または小事業関係者によっても購入可能なように安
価に提供されている。こうしたパーソナル・コンピュー
タ・システムの例に、IBM社のPERSONAL COMPUTER AT
及びIBM社のPERSONAL SYSTEM/2がある。
既知である。一般にパーソナル・コンピュータ・システ
ム、特にIBMパーソナル・コンピュータは、今日の社
会の多くの分野にコンピュータ能力を提供するために広
く使用されてきた。パーソナル・コンピュータは典型的
にはデスクトップ、据置型(floor standing)、または
ポータブル・マイクロコンピュータとして定義され、こ
れらは単一の中央処理ユニット(CPU)及び全てのR
AM及びBIOS ROMを含む関連する揮発性及び不
揮発性メモリを有するシステム・ユニット、システム・
モニタ、キーボード、1個または複数の可撓性ディスケ
ット・ドライブ、固定ディスク記憶装置、及びオプショ
ンのプリンタから構成される。これらのシステムの卓越
した特徴の1つは、これらのコンポーネントを電気的に
一緒に接続するマザーボードまたはシステム・プレーナ
(planar)の使用である。これらのシステムは主に単一
のユーザに独立な計算能力を提供するために設計され、
個人または小事業関係者によっても購入可能なように安
価に提供されている。こうしたパーソナル・コンピュー
タ・システムの例に、IBM社のPERSONAL COMPUTER AT
及びIBM社のPERSONAL SYSTEM/2がある。
【0003】パーソナル・コンピュータ・システムは、
典型的には、文書処理、スプレッドシートによるデータ
処理、データベースにおけるデータの収集及び関連付
け、グラフィックスの表示、システム設計ソフトウェア
を用いる電気または機械システムの設計などの、様々な
活動を達成するためのソフトウェアを実行するために使
用される。
典型的には、文書処理、スプレッドシートによるデータ
処理、データベースにおけるデータの収集及び関連付
け、グラフィックスの表示、システム設計ソフトウェア
を用いる電気または機械システムの設計などの、様々な
活動を達成するためのソフトウェアを実行するために使
用される。
【0004】パーソナル・コンピュータ・システムは、
典型的には、ビデオ表示アダプタ、ビデオ表示モニタ、
及びモニタ・ケーブルを含むビデオ・サブシステムを有
する。ビデオ表示アダプタは"マイクロコンピュータ表
示アダプタ"としても知られ、本明細書では"アダプタ"
または"ビデオ・アダプタ"と称され、ビデオ表示モニタ
により表示される可視イメージに対応する電気信号を生
成する。ビデオ表示モニタは"視覚的表示装置"としても
知られ、本明細書では"モニタ" または"ビデオ・モニ
タ" と称される。アダプタはシステム・プレーナの内部
パーツであるか、システム・プレーナに拡張スロットを
介して電気的に接続されるアダプタ・カードである。
典型的には、ビデオ表示アダプタ、ビデオ表示モニタ、
及びモニタ・ケーブルを含むビデオ・サブシステムを有
する。ビデオ表示アダプタは"マイクロコンピュータ表
示アダプタ"としても知られ、本明細書では"アダプタ"
または"ビデオ・アダプタ"と称され、ビデオ表示モニタ
により表示される可視イメージに対応する電気信号を生
成する。ビデオ表示モニタは"視覚的表示装置"としても
知られ、本明細書では"モニタ" または"ビデオ・モニ
タ" と称される。アダプタはシステム・プレーナの内部
パーツであるか、システム・プレーナに拡張スロットを
介して電気的に接続されるアダプタ・カードである。
【0005】モニタをアダプタに接続するモニタ・ケー
ブルは典型的には15ピンを有する。ビデオ・アダプタ
と勘合するコネクタの15ピンは、典型的には、各々が
関連するグラウンド・ピンを有するレッド、グリーン及
びブルーのアナログ・ビデオ・ピン、水平同期(HSY
NC)及び垂直同期(VSYNC)タイミング信号ピ
ン、4本のモニタ識別(MID)信号ピン、プラグ・グ
ラウンド・ピン、自己診断ピン、及び同期グラウンド・
ピンが含まれる。
ブルは典型的には15ピンを有する。ビデオ・アダプタ
と勘合するコネクタの15ピンは、典型的には、各々が
関連するグラウンド・ピンを有するレッド、グリーン及
びブルーのアナログ・ビデオ・ピン、水平同期(HSY
NC)及び垂直同期(VSYNC)タイミング信号ピ
ン、4本のモニタ識別(MID)信号ピン、プラグ・グ
ラウンド・ピン、自己診断ピン、及び同期グラウンド・
ピンが含まれる。
【0006】MID信号はアダプタに転送され、典型的
にはモニタに関する静的情報の1片すなわちモニタのタ
イプをアダプタに伝達するために使用される。HSYN
C及びVSYNC信号はビデオ・アダプタにより生成さ
れてモニタに転送され、モニタ内のそれぞれ水平及び垂
直ブランキングを制御するために使用される。3つのビ
デオ信号がアダプタにより生成されてモニタに転送さ
れ、これらはモニタにより表示される可視イメージに対
応するアナログ電気信号に相当する。
にはモニタに関する静的情報の1片すなわちモニタのタ
イプをアダプタに伝達するために使用される。HSYN
C及びVSYNC信号はビデオ・アダプタにより生成さ
れてモニタに転送され、モニタ内のそれぞれ水平及び垂
直ブランキングを制御するために使用される。3つのビ
デオ信号がアダプタにより生成されてモニタに転送さ
れ、これらはモニタにより表示される可視イメージに対
応するアナログ電気信号に相当する。
【0007】典型的なモニタ・ケーブルは4つの2進ビ
ットの静的MIDデータをアダプタに供給する。4つの
2進ビットは16種類のMIDコードを提供できる。任
意のモニタに対応するMIDコードは固定である。例え
ばMIDコードが10102のモニタは常にそのコード
を有する。なぜなら、コードが固定であり、製造者がコ
ードをモニタ・ケーブル内にハード配線するからであ
る。このように、典型的なモニタ・ケーブルはアダプタ
に向けて片方向のみに情報の1片だけを提供する。
ットの静的MIDデータをアダプタに供給する。4つの
2進ビットは16種類のMIDコードを提供できる。任
意のモニタに対応するMIDコードは固定である。例え
ばMIDコードが10102のモニタは常にそのコード
を有する。なぜなら、コードが固定であり、製造者がコ
ードをモニタ・ケーブル内にハード配線するからであ
る。このように、典型的なモニタ・ケーブルはアダプタ
に向けて片方向のみに情報の1片だけを提供する。
【0008】従来、モニタの範囲をカバーするために、
16種類のMIDコードで十分であった。しかしなが
ら、現在、複数のコードをアダプタに転送する必要性、
及び限度である16種類を越えるコードを転送する必要
性が生じている。例えば、市場では多数のモニタが調達
可能であり、従って、現在のMID機構が提供する16
種類のMIDコードを拡張する必要性が存在する。更
に、アダプタがモニタのパワーオンまたはパワーオフ状
態を検出する機能を有する必要性が存在する。また、ア
ダプタからモニタへ信号を送信するための拡張モード機
能が必要とされ、それによりアダプタは所望の表示パラ
メータ(例えば解像、周波数など)をモニタに伝達す
る。更に、モニタが不可欠なプロダクト・データ及びモ
ニタ特性データをアダプタに送信する必要性が存在す
る。要するに、現在、多くの断片データをモニタからア
ダプタに、及びそれと反対方向に送信する必要が存在す
る。現在のコンポーネントはこのニーズに適合しない。
なぜなら、現在、モニタは1片の永久情報をアダプタに
供給するだけであり、アダプタはモニタと通信する方法
を有していないからである。
16種類のMIDコードで十分であった。しかしなが
ら、現在、複数のコードをアダプタに転送する必要性、
及び限度である16種類を越えるコードを転送する必要
性が生じている。例えば、市場では多数のモニタが調達
可能であり、従って、現在のMID機構が提供する16
種類のMIDコードを拡張する必要性が存在する。更
に、アダプタがモニタのパワーオンまたはパワーオフ状
態を検出する機能を有する必要性が存在する。また、ア
ダプタからモニタへ信号を送信するための拡張モード機
能が必要とされ、それによりアダプタは所望の表示パラ
メータ(例えば解像、周波数など)をモニタに伝達す
る。更に、モニタが不可欠なプロダクト・データ及びモ
ニタ特性データをアダプタに送信する必要性が存在す
る。要するに、現在、多くの断片データをモニタからア
ダプタに、及びそれと反対方向に送信する必要が存在す
る。現在のコンポーネントはこのニーズに適合しない。
なぜなら、現在、モニタは1片の永久情報をアダプタに
供給するだけであり、アダプタはモニタと通信する方法
を有していないからである。
【0009】モニタとアダプタ間で転送されるデータ量
を増加する1つの方法は、モニタ・ケーブルに必要なピ
ン及び電気的接続を追加することである。しかしなが
ら、モニタ・ケーブルにピンを追加すると、モニタまた
はアダプタのコストを押し上げる。更に、典型的なパー
ソナル・コンピュータ・ビデオ・サブシステムで使用さ
れる15ピンのコネクタは広く受入れられている標準で
あり、現存のシステムとの互換性を維持することが望ま
しい。すなわち、(1)新たなビデオ・アダプタは現存
のモニタと一緒に、少なくとも旧アダプタと同様に機能
しなければならず、(2)新たなモニタは現存のビデオ
・アダプタと一緒に、少なくとも旧モニタと同様に機能
しなければならない。従って、モニタ・ケーブルへのピ
ンの追加による問題解決は十分ではない。
を増加する1つの方法は、モニタ・ケーブルに必要なピ
ン及び電気的接続を追加することである。しかしなが
ら、モニタ・ケーブルにピンを追加すると、モニタまた
はアダプタのコストを押し上げる。更に、典型的なパー
ソナル・コンピュータ・ビデオ・サブシステムで使用さ
れる15ピンのコネクタは広く受入れられている標準で
あり、現存のシステムとの互換性を維持することが望ま
しい。すなわち、(1)新たなビデオ・アダプタは現存
のモニタと一緒に、少なくとも旧アダプタと同様に機能
しなければならず、(2)新たなモニタは現存のビデオ
・アダプタと一緒に、少なくとも旧モニタと同様に機能
しなければならない。従って、モニタ・ケーブルへのピ
ンの追加による問題解決は十分ではない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、モニ
タ・ケーブルに追加のピンを加えることなく、モニタか
らアダプタに伝達可能なMIDの数を拡張する方法を提
供することである。
タ・ケーブルに追加のピンを加えることなく、モニタか
らアダプタに伝達可能なMIDの数を拡張する方法を提
供することである。
【0011】本発明の別の目的は、モニタ・ケーブルに
追加のピンを加えることなく、ビデオ・アダプタとビデ
オ・モニタとの間で大量の情報を通信する方法を提供す
ることである。
追加のピンを加えることなく、ビデオ・アダプタとビデ
オ・モニタとの間で大量の情報を通信する方法を提供す
ることである。
【0012】本発明の更に別の目的は、MID線が双方
向通信リンクとして再使用されるように、アダプタ、モ
ニタ、及びモニタ・ケーブルが変更されるビデオ・サブ
システムを提供することである。
向通信リンクとして再使用されるように、アダプタ、モ
ニタ、及びモニタ・ケーブルが変更されるビデオ・サブ
システムを提供することである。
【0013】本発明の更に別の目的は、現存のコンポー
ネントとの互換性を維持する上述のMIDの再使用を提
供することである。
ネントとの互換性を維持する上述のMIDの再使用を提
供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、アダプ
タ、モニタ、及びモニタ・ケーブルが次のように変更さ
れる。すなわち、モニタ識別ピンがアダプタとモニタと
の間の双方向シリアル・リンクの電気的経路を提供する
ように再使用される。この再設計されたビデオ・サブシ
ステムは"モニタ/アダプタ相互接続拡張"(MIX)と
呼ばれる。
タ、モニタ、及びモニタ・ケーブルが次のように変更さ
れる。すなわち、モニタ識別ピンがアダプタとモニタと
の間の双方向シリアル・リンクの電気的経路を提供する
ように再使用される。この再設計されたビデオ・サブシ
ステムは"モニタ/アダプタ相互接続拡張"(MIX)と
呼ばれる。
【0015】MIXアダプタはMID線を介し双方向に
通信すると同様、MID線からMIDコードを読出すよ
うに変更される。
通信すると同様、MID線からMIDコードを読出すよ
うに変更される。
【0016】MIXモニタ・ケーブル、本明細書におけ
る"表示ケーブル"は、もはや内部にハード配線されたM
IDコードを有さないように変更され、表示ケーブルは
もはやモニタの不可欠なパーツではない。表示ケーブル
は単にMIXアダプタとMIXモニタとの間で、15の
電気信号経路を提供するに過ぎない。
る"表示ケーブル"は、もはや内部にハード配線されたM
IDコードを有さないように変更され、表示ケーブルは
もはやモニタの不可欠なパーツではない。表示ケーブル
は単にMIXアダプタとMIXモニタとの間で、15の
電気信号経路を提供するに過ぎない。
【0017】MIXモニタは、MIDコードを生成する
ためにモニタ・ケーブルに依存しないように変更され
る。MIXモニタはMIDコード自身を生成するように
設計される。更に、MIXモニタはMID線を介し、ア
ダプタと双方向に通信する手段を有するように設計され
る。
ためにモニタ・ケーブルに依存しないように変更され
る。MIXモニタはMIDコード自身を生成するように
設計される。更に、MIXモニタはMID線を介し、ア
ダプタと双方向に通信する手段を有するように設計され
る。
【0018】パワーアップ時、MIXモニタ及びMIX
アダプタの両者は、それらがMIX可能な相手に接続さ
れてないものと見なす。MIXモニタはMID線に沿っ
て、固定のMIDコードを提供する。MIXアダプタは
MID線からMIDコードを読出す。
アダプタの両者は、それらがMIX可能な相手に接続さ
れてないものと見なす。MIXモニタはMID線に沿っ
て、固定のMIDコードを提供する。MIXアダプタは
MID線からMIDコードを読出す。
【0019】この時点で、両者はMIX可能な相手に接
続されているか否かをハンドシェークにより判断する。
アダプタはモニタに信号を送信することにより、ハンド
シェークを開始する。これはHSYNC及びVSYNC
の両方を既知の状態にセットし、次にそれらの一方また
は両方を所定レートで固定回数、ある状態から他の状態
へトグルすることにより行われる。非MIXモニタは信
号を無視する。MIXモニタは自身がMIXアダプタに
接続されていることを認識し、特殊なコードをMID線
上に提供することにより応答する。この特殊なコードは
MIXアダプタに、MIXモニタがパワーアップされて
おり、ハンドシェーク信号を受信したことを認識させ
る。モニタは次にMID線上へのMIDコードのアサー
トを停止し、MIXアダプタ及びMIXモニタはMID
線に沿って双方向に通信するために解放される。
続されているか否かをハンドシェークにより判断する。
アダプタはモニタに信号を送信することにより、ハンド
シェークを開始する。これはHSYNC及びVSYNC
の両方を既知の状態にセットし、次にそれらの一方また
は両方を所定レートで固定回数、ある状態から他の状態
へトグルすることにより行われる。非MIXモニタは信
号を無視する。MIXモニタは自身がMIXアダプタに
接続されていることを認識し、特殊なコードをMID線
上に提供することにより応答する。この特殊なコードは
MIXアダプタに、MIXモニタがパワーアップされて
おり、ハンドシェーク信号を受信したことを認識させ
る。モニタは次にMID線上へのMIDコードのアサー
トを停止し、MIXアダプタ及びMIXモニタはMID
線に沿って双方向に通信するために解放される。
【0020】
【実施例】本発明の詳細を述べる前に、典型的な従来の
ビデオ・サブシステムについて説明することが、本発明
のビデオ・サブシステムの利点を理解する上で有用であ
ろう。そこで、従来のビデオ・サブシステム10を示す
図1及び図2を最初に参照することにする。典型的な従
来のビデオ・サブシステム10は、ビデオ・モニタ22
に接続されるビデオ・アダプタ20を有する。モニタ2
2は接続ポイント26に不可欠なモニタ・ケーブル24
が接続される。モニタ・ケーブル24は表示コネクタ2
8でビデオ・アダプタ20に接続され、ビデオ・アダプ
タ20とビデオ・モニタ22との間の電気的通信を可能
とする。
ビデオ・サブシステムについて説明することが、本発明
のビデオ・サブシステムの利点を理解する上で有用であ
ろう。そこで、従来のビデオ・サブシステム10を示す
図1及び図2を最初に参照することにする。典型的な従
来のビデオ・サブシステム10は、ビデオ・モニタ22
に接続されるビデオ・アダプタ20を有する。モニタ2
2は接続ポイント26に不可欠なモニタ・ケーブル24
が接続される。モニタ・ケーブル24は表示コネクタ2
8でビデオ・アダプタ20に接続され、ビデオ・アダプ
タ20とビデオ・モニタ22との間の電気的通信を可能
とする。
【0021】従来のビデオ・アダプタ20は技術的に既
知である。これらは典型的にはROM BIOS、診断
サブ回路、ビデオ・メモリ、デジタル−アナログ変換
器、陰極線管(CRT)制御装置、シーケンサ、グラフ
ィックス制御装置、及び属性制御装置を含む。従来のモ
ニタ22もまた技術的に既知である。これらは典型的に
は電源、CRTサブ回路、及び入力サブ回路を含む。
知である。これらは典型的にはROM BIOS、診断
サブ回路、ビデオ・メモリ、デジタル−アナログ変換
器、陰極線管(CRT)制御装置、シーケンサ、グラフ
ィックス制御装置、及び属性制御装置を含む。従来のモ
ニタ22もまた技術的に既知である。これらは典型的に
は電源、CRTサブ回路、及び入力サブ回路を含む。
【0022】表示コネクタ28は典型的には15ピンの
コネクタであり、典型的にはビデオ・アダプタ20から
出力される14本の信号線を伝送する。これらの信号線
には、各々が関連するグラウンド線を有する3本のビデ
オ信号線(レッド、グリーン、ブルー)、4本のモニタ
識別(MID)信号線、水平同期タイミング信号(HS
YNC)線、垂直同期タイミング信号(VSYNC)
線、同期グラウンド線、自己診断信号線、及びプラグ・
グラウンド線が含まれる。3本のビデオ信号は0.0V
DC乃至0.7VDCの範囲のアナログ信号である。H
SYNC及びVSYNC信号は典型的には、既知の典型
的なTTLまたは"高速"TTL論理レベルを有するTT
Lまたは"高速"TTL信号である。MID線は、典型的
には、アダプタ20内の適切な値のプルアップ抵抗によ
り、ハイ論理状態にプルアップされる。
コネクタであり、典型的にはビデオ・アダプタ20から
出力される14本の信号線を伝送する。これらの信号線
には、各々が関連するグラウンド線を有する3本のビデ
オ信号線(レッド、グリーン、ブルー)、4本のモニタ
識別(MID)信号線、水平同期タイミング信号(HS
YNC)線、垂直同期タイミング信号(VSYNC)
線、同期グラウンド線、自己診断信号線、及びプラグ・
グラウンド線が含まれる。3本のビデオ信号は0.0V
DC乃至0.7VDCの範囲のアナログ信号である。H
SYNC及びVSYNC信号は典型的には、既知の典型
的なTTLまたは"高速"TTL論理レベルを有するTT
Lまたは"高速"TTL信号である。MID線は、典型的
には、アダプタ20内の適切な値のプルアップ抵抗によ
り、ハイ論理状態にプルアップされる。
【0023】図2は従来のモニタIDサブ回路30の例
を示し、モニタ・ケーブル24内のハード配線されるM
IDサブ回路32とアダプタ20の診断サブ回路34の
組合わせである。4本のMID線MID0乃至MID3
は4ビット・ニブルの2進データを提供し、これはアダ
プタ20の診断サブ回路34のモニタID入力バッファ
36により読出される。モニタID線MID0乃至MI
D3は関連するプルアップ抵抗R0乃至R3により論理
1にプルアップされ、これらはビデオ・アダプタ20の
診断サブ回路34の1部である。MID線は論理1また
は論理0のいずれかであることを思い出されたい。なぜ
なら、MID線MID0乃至MID3は関連するプルア
ップ抵抗R0乃至R3により論理1にプルアップされる
ため、モニタ・ケーブル24内において所望のMID線
をグラウンド線に接続するか(論理レベル0のMIDコ
ード・ビットが所望される場合)、または所望のMID
線をグラウンド線に接続しないことにより(論理レベル
1のMIDコード・ビットが所望される場合)、所望の
MIDコード・ビットがモニタ・ケーブル24内で容易
にハード配線される。
を示し、モニタ・ケーブル24内のハード配線されるM
IDサブ回路32とアダプタ20の診断サブ回路34の
組合わせである。4本のMID線MID0乃至MID3
は4ビット・ニブルの2進データを提供し、これはアダ
プタ20の診断サブ回路34のモニタID入力バッファ
36により読出される。モニタID線MID0乃至MI
D3は関連するプルアップ抵抗R0乃至R3により論理
1にプルアップされ、これらはビデオ・アダプタ20の
診断サブ回路34の1部である。MID線は論理1また
は論理0のいずれかであることを思い出されたい。なぜ
なら、MID線MID0乃至MID3は関連するプルア
ップ抵抗R0乃至R3により論理1にプルアップされる
ため、モニタ・ケーブル24内において所望のMID線
をグラウンド線に接続するか(論理レベル0のMIDコ
ード・ビットが所望される場合)、または所望のMID
線をグラウンド線に接続しないことにより(論理レベル
1のMIDコード・ビットが所望される場合)、所望の
MIDコード・ビットがモニタ・ケーブル24内で容易
にハード配線される。
【0024】図2において、MID1及びMID3の線
はそれぞれグラウンド38及び40に接続される。従っ
て、これらは図2に示されるように、モニタ・ケーブル
24が表示コネクタ28にプラグ入力される時に論理レ
ベル0となる。それとは反対にMID0及びMID2の
線はグラウンドに接続されない。従って、これらは論理
レベル1のままである。MIDコードは次にアダプタ2
0のMID入力バッファ36により読出し可能となる。
はそれぞれグラウンド38及び40に接続される。従っ
て、これらは図2に示されるように、モニタ・ケーブル
24が表示コネクタ28にプラグ入力される時に論理レ
ベル0となる。それとは反対にMID0及びMID2の
線はグラウンドに接続されない。従って、これらは論理
レベル1のままである。MIDコードは次にアダプタ2
0のMID入力バッファ36により読出し可能となる。
【0025】モニタ・ケーブル24は典型的には、アダ
プタ20をモニタ22に電気的に接続する少なくとも9
本の導体42を含む。5本の導体は、アダプタ20によ
り生成される3つのビデオ・データ信号、HSYNC、
及びVSYNCをアダプタ20からモニタ22へ送信
し、モニタ22がこれらの信号を受信する。4つの残り
の導体はグラウンド経路を提供し、3本のビデオ・グラ
ウンド線及び同期グラウンド線を含む。図2に示される
ように、4本のMID線MID0乃至MID3はモニタ
22に至らない。しかしながら、MID線MID0乃至
MID3をモニタ22にまで伸ばし、これらを特定のM
IDコードを反映するようにハード配線することは可能
である。従来のMIDサブ回路30の重要な特徴は、M
IDコードがハード配線されることである。
プタ20をモニタ22に電気的に接続する少なくとも9
本の導体42を含む。5本の導体は、アダプタ20によ
り生成される3つのビデオ・データ信号、HSYNC、
及びVSYNCをアダプタ20からモニタ22へ送信
し、モニタ22がこれらの信号を受信する。4つの残り
の導体はグラウンド経路を提供し、3本のビデオ・グラ
ウンド線及び同期グラウンド線を含む。図2に示される
ように、4本のMID線MID0乃至MID3はモニタ
22に至らない。しかしながら、MID線MID0乃至
MID3をモニタ22にまで伸ばし、これらを特定のM
IDコードを反映するようにハード配線することは可能
である。従来のMIDサブ回路30の重要な特徴は、M
IDコードがハード配線されることである。
【0026】従来のビデオ・サブシステム10の使用は
非常に単純である。ユーザは単にモニタ・ケーブル24
をビデオ・アダプタ20の表示コネクタ28にプラグ入
力するだけである。ビデオ・アダプタ20またはモニタ
22のいずれかが最初にオンされる。どちらも相手の電
源状態を知ることはない。
非常に単純である。ユーザは単にモニタ・ケーブル24
をビデオ・アダプタ20の表示コネクタ28にプラグ入
力するだけである。ビデオ・アダプタ20またはモニタ
22のいずれかが最初にオンされる。どちらも相手の電
源状態を知ることはない。
【0027】アダプタ20がパワーオンされる時、診断
サブ回路34のMID入力バッファ36がMID線MI
D0乃至MID3からMIDコードを読出し、これを残
りの診断サブ回路46を介し、残りのアダプタ回路44
に送信する。それによりこのコードは、アダプタ20及
びコンピュータ・システム上で実行されるソフトウェア
により使用可能となる。次にアダプタ20の残りのアダ
プタ回路44が3つのビデオ・データ信号(R、G、
B)、VSYNC信号、及びHSYNC信号の送信を開
始する。前述のように、3本のビデオ・グラウンド線及
び同期グラウンド線は、それ自身、関連して転送される
信号を有さず、単に電気的グラウンド経路を提供する。
サブ回路34のMID入力バッファ36がMID線MI
D0乃至MID3からMIDコードを読出し、これを残
りの診断サブ回路46を介し、残りのアダプタ回路44
に送信する。それによりこのコードは、アダプタ20及
びコンピュータ・システム上で実行されるソフトウェア
により使用可能となる。次にアダプタ20の残りのアダ
プタ回路44が3つのビデオ・データ信号(R、G、
B)、VSYNC信号、及びHSYNC信号の送信を開
始する。前述のように、3本のビデオ・グラウンド線及
び同期グラウンド線は、それ自身、関連して転送される
信号を有さず、単に電気的グラウンド経路を提供する。
【0028】いくつかの新しいモニタ・ケーブル24
は、4つの状態すなわち0、1、HまたはVを取り得る
4つのビットにもとづくMIDコードを有する。すなわ
ち、MID線をグラウンドに接続するか否か(論理0ま
たは論理1にそれぞれ結果する)に制限される代わり
に、いくつかのモニタ・ケーブルでは、MID線をどこ
にも接続しないか(論理1となる)、或いはMIDをグ
ラウンド、HSYNC、またはVSYNCのいずれかに
接続する。従って、生成されるMIDコードは例えば1
H1VSまたは00HVSとなる("S"は"特殊" を意味す
る)。このタイプのMIDを有するシステムでは、MI
Dコードを決定するために4回の読出しが必要となる。
は、4つの状態すなわち0、1、HまたはVを取り得る
4つのビットにもとづくMIDコードを有する。すなわ
ち、MID線をグラウンドに接続するか否か(論理0ま
たは論理1にそれぞれ結果する)に制限される代わり
に、いくつかのモニタ・ケーブルでは、MID線をどこ
にも接続しないか(論理1となる)、或いはMIDをグ
ラウンド、HSYNC、またはVSYNCのいずれかに
接続する。従って、生成されるMIDコードは例えば1
H1VSまたは00HVSとなる("S"は"特殊" を意味す
る)。このタイプのMIDを有するシステムでは、MI
Dコードを決定するために4回の読出しが必要となる。
【0029】最初の読出しでは、HSYNC及びVSY
NCが残りのアダプタ回路44により論理1状態に設定
され、MIDコードがMID入力バッファ36により読
出される。この読出しの間に、論理0のMID線MID
0乃至MID3はグラウンドに接続されており、特殊レ
ベル"0"と見なされる。
NCが残りのアダプタ回路44により論理1状態に設定
され、MIDコードがMID入力バッファ36により読
出される。この読出しの間に、論理0のMID線MID
0乃至MID3はグラウンドに接続されており、特殊レ
ベル"0"と見なされる。
【0030】2回目の読出しでは、残りのアダプタ回路
44によりHSYNCが論理0状態に、またVSYNC
が論理1状態に設定され、MIDコードがMID入力バ
ッファ36により読出される。以前に論理0ではなく、
この読出しの間に論理0のMID線MID0乃至MID
3は、HSYNCに接続されており、特殊レベル"H"と
見なされる。
44によりHSYNCが論理0状態に、またVSYNC
が論理1状態に設定され、MIDコードがMID入力バ
ッファ36により読出される。以前に論理0ではなく、
この読出しの間に論理0のMID線MID0乃至MID
3は、HSYNCに接続されており、特殊レベル"H"と
見なされる。
【0031】3回目の読出しでは、残りのアダプタ回路
44により、HSYNCが論理1状態に、またVSYN
Cが論理0状態に設定され、MIDコードがMID入力
バッファ36により読出される。以前の2回の読出しの
間に論理0ではなく、この読出しの間に論理0のMID
線MID0乃至MID3は、VSYNCに接続されてお
り、特殊レベル"V"と見なされる。
44により、HSYNCが論理1状態に、またVSYN
Cが論理0状態に設定され、MIDコードがMID入力
バッファ36により読出される。以前の2回の読出しの
間に論理0ではなく、この読出しの間に論理0のMID
線MID0乃至MID3は、VSYNCに接続されてお
り、特殊レベル"V"と見なされる。
【0032】4回目の読出しでは、残りのアダプタ回路
44により、HSYNCが論理0状態に、またVSYN
Cが論理0状態に設定され、MIDコードがMID入力
バッファ36により読出される。この読出しの間に論理
0でないMID線MID0乃至MID3は、グラウン
ド、HSYNCまたはVSYNCのいずれにも接続され
ておらず、特殊レベル"1"と見なされる。このようにし
て、これらの4回の読出しにより、システムは真のMI
Dコードを決定する。
44により、HSYNCが論理0状態に、またVSYN
Cが論理0状態に設定され、MIDコードがMID入力
バッファ36により読出される。この読出しの間に論理
0でないMID線MID0乃至MID3は、グラウン
ド、HSYNCまたはVSYNCのいずれにも接続され
ておらず、特殊レベル"1"と見なされる。このようにし
て、これらの4回の読出しにより、システムは真のMI
Dコードを決定する。
【0033】モニタ22がアダプタ20がパワーオンさ
れる以前にパワーオンされる場合、モニタ22はアダプ
タ20がパワーオンされるまで、表示する情報を有さな
い。アダプタ20がパワーオンされ、5つの転送信号
(R、G、B、HSYNC、VSYNC)の送信が開始
されると、モニタ22は5つの転送信号に対応する可視
イメージを表示する。
れる以前にパワーオンされる場合、モニタ22はアダプ
タ20がパワーオンされるまで、表示する情報を有さな
い。アダプタ20がパワーオンされ、5つの転送信号
(R、G、B、HSYNC、VSYNC)の送信が開始
されると、モニタ22は5つの転送信号に対応する可視
イメージを表示する。
【0034】このように、従来のビデオ・サブシステム
10では、アダプタ20及びモニタ22のいずれも、相
手のパワー状態を知ることはない。加えて、4本のMI
D線MID0乃至MID3しか存在しないため、アダプ
タ20はモニタ・ケーブル24から、16(24)種類
のハード配線されたMIDコードを見分けることができ
るに過ぎない。ここで図2のMIDサブ回路30におい
て、ビデオ・アダプタ20は、モニタ22がオフ状態の
場合においても、モニタ・ケーブル24のMIDコード
を読出すことができる。これはMIDサブ回路30がモ
ニタ22により生成される信号に依存しないからであ
る。
10では、アダプタ20及びモニタ22のいずれも、相
手のパワー状態を知ることはない。加えて、4本のMI
D線MID0乃至MID3しか存在しないため、アダプ
タ20はモニタ・ケーブル24から、16(24)種類
のハード配線されたMIDコードを見分けることができ
るに過ぎない。ここで図2のMIDサブ回路30におい
て、ビデオ・アダプタ20は、モニタ22がオフ状態の
場合においても、モニタ・ケーブル24のMIDコード
を読出すことができる。これはMIDサブ回路30がモ
ニタ22により生成される信号に依存しないからであ
る。
【0035】本発明の下では、MID線MID0乃至M
ID3がアダプタとモニタとの間の通信リンクを提供す
るために再使用されるように、従来のビデオ・サブシス
テム10の従来のビデオ・アダプタ20、従来のビデオ
・モニタ22、及び従来のモニタ・ケーブル24が変更
される。
ID3がアダプタとモニタとの間の通信リンクを提供す
るために再使用されるように、従来のビデオ・サブシス
テム10の従来のビデオ・アダプタ20、従来のビデオ
・モニタ22、及び従来のモニタ・ケーブル24が変更
される。
【0036】図3及び図4は本発明のビデオ・サブ回路
110を示す。図3に示されるように、ビデオ・サブ回
路110はビデオ・アダプタ120を含み、これはビデ
オ・モニタ122に表示ケーブル124により電気的に
接続される。表示ケーブル124はビデオ・アダプタ1
20の、もしくはビデオ・モニタ122の、またはアダ
プタ120及びモニタ122の両者の不可欠なパーツで
あるか(但し要求されることはない)、アダプタ120
及びモニタ122のどちらの不可欠パーツでもない。最
適なモードでは、表示ケーブル124はアダプタ120
及びモニタ122のどちらの不可欠パーツでもない。こ
の最適なモードでは、表示ケーブル124はモニタ12
2にモニタ・コネクタ126で接続され、アダプタ12
0には表示コネクタ128で接続される。
110を示す。図3に示されるように、ビデオ・サブ回
路110はビデオ・アダプタ120を含み、これはビデ
オ・モニタ122に表示ケーブル124により電気的に
接続される。表示ケーブル124はビデオ・アダプタ1
20の、もしくはビデオ・モニタ122の、またはアダ
プタ120及びモニタ122の両者の不可欠なパーツで
あるか(但し要求されることはない)、アダプタ120
及びモニタ122のどちらの不可欠パーツでもない。最
適なモードでは、表示ケーブル124はアダプタ120
及びモニタ122のどちらの不可欠パーツでもない。こ
の最適なモードでは、表示ケーブル124はモニタ12
2にモニタ・コネクタ126で接続され、アダプタ12
0には表示コネクタ128で接続される。
【0037】モニタ122に転送される5つの信号の性
質は同様のままである。R、G、Bは0.0VDC乃至
0.7VDCの範囲のアナログ信号である。HSYNC
及びVSYNCはTTL信号である。4本のグラウンド
線(3本のビデオ・グラウンド線及び同期グラウンド
線)は同様であり、単にグラウンド経路を提供する。最
適モードでは、MID信号はI2C(相互集積回路:int
er-integrated circuit)信号となる。I2C バスはシ
グネティックス社(Philips N.V.の子会社)により提
供されるオープン・コレクタ・シリアル・バスである。
質は同様のままである。R、G、Bは0.0VDC乃至
0.7VDCの範囲のアナログ信号である。HSYNC
及びVSYNCはTTL信号である。4本のグラウンド
線(3本のビデオ・グラウンド線及び同期グラウンド
線)は同様であり、単にグラウンド経路を提供する。最
適モードでは、MID信号はI2C(相互集積回路:int
er-integrated circuit)信号となる。I2C バスはシ
グネティックス社(Philips N.V.の子会社)により提
供されるオープン・コレクタ・シリアル・バスである。
【0038】図4はMID/MIXサブ回路130を示
し、表示ケーブル124及びアダプタ120の1部14
0及びモニタ122の1部142が含まれる。アダプタ
120では、従来のアダプタ20のMID入力バッファ
36が、アダプタMID/MIXサブ回路136により
置換される。従来のモニタ・ケーブル24内のハード配
線されるMIDサブ回路32は、4本の導体COMM0
乃至COMM3により置換される。これらの通信線CO
MM0乃至COMM3(以前のMID線MID0乃至M
ID3に対応)、及び15ピンのコネクタの同一ピンに
関連する通信線は、モニタ122からアダプタ120に
MIDコードを伝達し、その後、アダプタ120とモニ
タ122との間の通信経路を提供する。通信線COMM
0乃至COMM3は、プルアップ抵抗R0乃至R3によ
り論理1にプルアップされる。モニタ120には、モニ
タMID/MIXサブ回路138が追加される。アダプ
タMID/MIXサブ回路136及びモニタMID/M
IXサブ回路138は、様々な機能を司る。すなわち、
(1)従来のビデオ・サブシステム10のハード配線さ
れるMIDサブ回路32をシミュレートする、(2)M
IX可能相手を識別するためのハンドシェークを実行す
る、(3)ビデオ・アダプタ120とモニタ122との
間の動的通信を実行する。
し、表示ケーブル124及びアダプタ120の1部14
0及びモニタ122の1部142が含まれる。アダプタ
120では、従来のアダプタ20のMID入力バッファ
36が、アダプタMID/MIXサブ回路136により
置換される。従来のモニタ・ケーブル24内のハード配
線されるMIDサブ回路32は、4本の導体COMM0
乃至COMM3により置換される。これらの通信線CO
MM0乃至COMM3(以前のMID線MID0乃至M
ID3に対応)、及び15ピンのコネクタの同一ピンに
関連する通信線は、モニタ122からアダプタ120に
MIDコードを伝達し、その後、アダプタ120とモニ
タ122との間の通信経路を提供する。通信線COMM
0乃至COMM3は、プルアップ抵抗R0乃至R3によ
り論理1にプルアップされる。モニタ120には、モニ
タMID/MIXサブ回路138が追加される。アダプ
タMID/MIXサブ回路136及びモニタMID/M
IXサブ回路138は、様々な機能を司る。すなわち、
(1)従来のビデオ・サブシステム10のハード配線さ
れるMIDサブ回路32をシミュレートする、(2)M
IX可能相手を識別するためのハンドシェークを実行す
る、(3)ビデオ・アダプタ120とモニタ122との
間の動的通信を実行する。
【0039】残りのモニタ回路146はいくつかの点
で、従来のモニタ22の回路とは異なる。すなわち、
(1)残りのモニタ回路146はモニタMID/MIX
サブ回路138とインタフェースしてそれを制御し、ま
たそうするように設計されなければならない。(2)残
りのモニタ回路146は、送信されるべき不可欠なプロ
ダクト・データ及びモニタ特性などの情報を、アダプタ
120に提供するための任意の追加回路により設計され
なければならない。(3)最後に、残りのモニタ回路1
46は、画素解像の変更または信号周波数の変更など
の、アダプタ120から送信されるあらゆるコマンドを
インプリメントするための追加の回路により設計されな
ければならない。要するに、残りのモニタ回路146に
必要な変更の性質及び範囲は、全てモニタ122に追加
される機能の性質及び範囲に依存する。
で、従来のモニタ22の回路とは異なる。すなわち、
(1)残りのモニタ回路146はモニタMID/MIX
サブ回路138とインタフェースしてそれを制御し、ま
たそうするように設計されなければならない。(2)残
りのモニタ回路146は、送信されるべき不可欠なプロ
ダクト・データ及びモニタ特性などの情報を、アダプタ
120に提供するための任意の追加回路により設計され
なければならない。(3)最後に、残りのモニタ回路1
46は、画素解像の変更または信号周波数の変更など
の、アダプタ120から送信されるあらゆるコマンドを
インプリメントするための追加の回路により設計されな
ければならない。要するに、残りのモニタ回路146に
必要な変更の性質及び範囲は、全てモニタ122に追加
される機能の性質及び範囲に依存する。
【0040】同様に、残りのアダプタ回路148及び残
りの診断サブ回路150についても、追加される機能を
達成するために必要な回路により設計される。残りのモ
ニタ回路146と同様に、残りのアダプタ回路148及
び残りの診断サブ回路において必要な変更の性質及び範
囲は、アダプタ120に追加される機能の性質及び範囲
に全て依存する。
りの診断サブ回路150についても、追加される機能を
達成するために必要な回路により設計される。残りのモ
ニタ回路146と同様に、残りのアダプタ回路148及
び残りの診断サブ回路において必要な変更の性質及び範
囲は、アダプタ120に追加される機能の性質及び範囲
に全て依存する。
【0041】パワーアップ時、アダプタ120は従来の
アダプタ20のように振る舞う。最初に、アダプタ12
0は上述の1回または4回の読出しを用い、アダプタM
ID/MIXサブ回路136により、4本の通信線CO
MM0乃至COMM3からMIDコードを読出そうとす
る。アダプタ120が読出すMIDコードは、何がアダ
プタ120の表示コネクタ128に接続されているかに
依存する。アダプタ120がモニタ・ケーブルに全く接
続されていない場合、通信線COMM0乃至COMM3
は論理レベル1にプルアップされたままであり、アダプ
タ120はMIDコードを11112または1111sと
して読出す。アダプタ120が従来のモニタ22の従来
のモニタ・ケーブル24に接続される場合、従来のモニ
タ22がパワーオンされていようとなかろうと、アダプ
タ120は従来のモニタ・ケーブル24のハード配線さ
れたMIDサブ回路32からMIDコードを読出す。再
び、アダプタはアダプタMID/MIXサブ回路136
を使用し、通信線COMM0乃至COMM3からMID
コードを読出す。
アダプタ20のように振る舞う。最初に、アダプタ12
0は上述の1回または4回の読出しを用い、アダプタM
ID/MIXサブ回路136により、4本の通信線CO
MM0乃至COMM3からMIDコードを読出そうとす
る。アダプタ120が読出すMIDコードは、何がアダ
プタ120の表示コネクタ128に接続されているかに
依存する。アダプタ120がモニタ・ケーブルに全く接
続されていない場合、通信線COMM0乃至COMM3
は論理レベル1にプルアップされたままであり、アダプ
タ120はMIDコードを11112または1111sと
して読出す。アダプタ120が従来のモニタ22の従来
のモニタ・ケーブル24に接続される場合、従来のモニ
タ22がパワーオンされていようとなかろうと、アダプ
タ120は従来のモニタ・ケーブル24のハード配線さ
れたMIDサブ回路32からMIDコードを読出す。再
び、アダプタはアダプタMID/MIXサブ回路136
を使用し、通信線COMM0乃至COMM3からMID
コードを読出す。
【0042】アダプタ120が本発明の表示ケーブル1
24を介して、本発明のモニタ122に接続される場
合、アダプタ120が読出すMIDコードはモニタ12
2がパワーオンされているか否かに依存する。モニタ1
22がパワーオンされていない場合、通信線COMM0
乃至COMM3はプルアップ抵抗R0乃至R3により論
理レベル1にプルアップされたままであり、アダプタ1
20はMIDコード11112または1111sを読出
す。モニタ122がパワーオンされていると、モニタ1
22のモニタMID/MIXサブ回路138が所望のM
IDコードを通信線COMM0乃至COMM3上に提供
し、アダプタ120がこれを読出す。アダプタ120が
1度MIDコードを読出すと、MIDコードはソフトウ
ェアによって使用可能となる。
24を介して、本発明のモニタ122に接続される場
合、アダプタ120が読出すMIDコードはモニタ12
2がパワーオンされているか否かに依存する。モニタ1
22がパワーオンされていない場合、通信線COMM0
乃至COMM3はプルアップ抵抗R0乃至R3により論
理レベル1にプルアップされたままであり、アダプタ1
20はMIDコード11112または1111sを読出
す。モニタ122がパワーオンされていると、モニタ1
22のモニタMID/MIXサブ回路138が所望のM
IDコードを通信線COMM0乃至COMM3上に提供
し、アダプタ120がこれを読出す。アダプタ120が
1度MIDコードを読出すと、MIDコードはソフトウ
ェアによって使用可能となる。
【0043】アダプタ120がモニタが接続されている
と判断すると、アダプタ120は接続されるモニタがM
IX可能か否かを判断しなければならない。すなわち、
アダプタ120は接続される未知のモニタが本発明のモ
ニタ122か、または従来のモニタ22かを判断しなけ
ればならない。従って、アダプタ120は未知のモニタ
にトリガ信号を送信し、これが未知のモニタにアダプタ
120がMIX可能であることを知らせる。本発明によ
り考慮される最適なモードでは、このトリガ信号は、ア
ダプタ120がHSYNC及びVSYNCを同一の既知
の論理状態に設定し、次にそれら両者を同時に所定のレ
ート(例えばおおよそ10Khz)で所定のサイクル数
(例えば8完全サイクル)、ある状態から他の状態にト
グルすることを含む。上述のトリガ信号ではなく、例え
ばモニタまたはアダプタ内の単純なタイマなどの他のト
リガ事象も可能である。
と判断すると、アダプタ120は接続されるモニタがM
IX可能か否かを判断しなければならない。すなわち、
アダプタ120は接続される未知のモニタが本発明のモ
ニタ122か、または従来のモニタ22かを判断しなけ
ればならない。従って、アダプタ120は未知のモニタ
にトリガ信号を送信し、これが未知のモニタにアダプタ
120がMIX可能であることを知らせる。本発明によ
り考慮される最適なモードでは、このトリガ信号は、ア
ダプタ120がHSYNC及びVSYNCを同一の既知
の論理状態に設定し、次にそれら両者を同時に所定のレ
ート(例えばおおよそ10Khz)で所定のサイクル数
(例えば8完全サイクル)、ある状態から他の状態にト
グルすることを含む。上述のトリガ信号ではなく、例え
ばモニタまたはアダプタ内の単純なタイマなどの他のト
リガ事象も可能である。
【0044】非MIXモニタ20はトリガ信号を無視す
る。MIXモニタ122はアダプタ120により生成さ
れるトリガ信号に応答し、モニタ122がMIX可能モ
ニタ122であることを知る。最適モードでは、MIX
モニタ122は通信線COMM0乃至COMM3に沿っ
て、ハンドシェークを実行するためのパワーオンID
(PID)コードを提供する。コード自身は重要ではな
い。PIDがハンドシェーク以前に提供されるコードと
は異なることが必要であり、それによりアダプタ120
はMIXモニタ122が存在することを知る。ハンドシ
ェークが完了すると、モニタMID/MIXサブ回路1
38はMIDコードを通信線COMM0乃至COMM3
に沿ってアサートすることをやめ、それらはプルアップ
抵抗R0乃至R3によりオープン・コレクタのフロート
状態11112にプルアップされる。アダプタ120及
びモニタ122は次に解放され、アダプタMID/MI
Xサブ回路136及びモニタMID/MIXサブ回路1
38を使用し、通信線COMM0乃至COMM3に沿っ
て通信を開始する。
る。MIXモニタ122はアダプタ120により生成さ
れるトリガ信号に応答し、モニタ122がMIX可能モ
ニタ122であることを知る。最適モードでは、MIX
モニタ122は通信線COMM0乃至COMM3に沿っ
て、ハンドシェークを実行するためのパワーオンID
(PID)コードを提供する。コード自身は重要ではな
い。PIDがハンドシェーク以前に提供されるコードと
は異なることが必要であり、それによりアダプタ120
はMIXモニタ122が存在することを知る。ハンドシ
ェークが完了すると、モニタMID/MIXサブ回路1
38はMIDコードを通信線COMM0乃至COMM3
に沿ってアサートすることをやめ、それらはプルアップ
抵抗R0乃至R3によりオープン・コレクタのフロート
状態11112にプルアップされる。アダプタ120及
びモニタ122は次に解放され、アダプタMID/MI
Xサブ回路136及びモニタMID/MIXサブ回路1
38を使用し、通信線COMM0乃至COMM3に沿っ
て通信を開始する。
【0045】通信線COMM0乃至COMM3に沿う、
アダプタ120とモニタ122との間の通信の様々な形
態が可能である。アダプタ120及びモニタ122の両
者が同じ目的のために同一の信号線を使用する限り、ど
の通信線に沿ってこれら両者が通信を行うかは重要では
ない。I2C バスは4本の線の内の2本を使用して双方
向シリアル通信を考慮するが、様々な他の通信方法が可
能である。例えば、図5に示されるように、アダプタ1
20及びモニタ122が1本の通信線すなわち単方向デ
ータ線に沿って通信する。或いは図6に示されるよう
に、両者がクロック線とデータ線との2本の通信線を使
用して通信する。或いは図7に示されるように、両者が
クロック線、データ線、及びフレーム同期線の3本の通
信線を使用する。4本の通信線が使用可能な場合、多く
のパラレル通信方法が可能である。例えば、図8に示さ
れるように、アダプタ120及びモニタ122が2本の
データ線、クロック線及びフレーム同期線を使用して通
信する。或いは、図9に示されるように、3本のデータ
線と単一のクロック線を使用する。上述の双方向通信方
法の単方向バージョンも可能である。最適モードでは通
信は双方向であり、図6に示されるように、双方向クロ
ック線及び双方向データ線の2本の通信線だけを使用す
る。
アダプタ120とモニタ122との間の通信の様々な形
態が可能である。アダプタ120及びモニタ122の両
者が同じ目的のために同一の信号線を使用する限り、ど
の通信線に沿ってこれら両者が通信を行うかは重要では
ない。I2C バスは4本の線の内の2本を使用して双方
向シリアル通信を考慮するが、様々な他の通信方法が可
能である。例えば、図5に示されるように、アダプタ1
20及びモニタ122が1本の通信線すなわち単方向デ
ータ線に沿って通信する。或いは図6に示されるよう
に、両者がクロック線とデータ線との2本の通信線を使
用して通信する。或いは図7に示されるように、両者が
クロック線、データ線、及びフレーム同期線の3本の通
信線を使用する。4本の通信線が使用可能な場合、多く
のパラレル通信方法が可能である。例えば、図8に示さ
れるように、アダプタ120及びモニタ122が2本の
データ線、クロック線及びフレーム同期線を使用して通
信する。或いは、図9に示されるように、3本のデータ
線と単一のクロック線を使用する。上述の双方向通信方
法の単方向バージョンも可能である。最適モードでは通
信は双方向であり、図6に示されるように、双方向クロ
ック線及び双方向データ線の2本の通信線だけを使用す
る。
【0046】前章の双方向の例において、アダプタ12
0及びモニタ122は共通のデータ線を共用する。本発
明は単方向データ線の使用も考慮する。例えば、アダプ
タ120及びモニタ122がアダプタにより生成される
共通クロック線、アダプタ120によりモニタ122に
転送されるデータ線、及びモニタ122によりアダプタ
120に転送されるデータ線を用いて通信し、従ってこ
の場合、3本の通信線が使用される。上述の例の様々な
組合わせが可能であり、これらは本発明の範囲に含まれ
る。
0及びモニタ122は共通のデータ線を共用する。本発
明は単方向データ線の使用も考慮する。例えば、アダプ
タ120及びモニタ122がアダプタにより生成される
共通クロック線、アダプタ120によりモニタ122に
転送されるデータ線、及びモニタ122によりアダプタ
120に転送されるデータ線を用いて通信し、従ってこ
の場合、3本の通信線が使用される。上述の例の様々な
組合わせが可能であり、これらは本発明の範囲に含まれ
る。
【0047】アダプタ120がトリガ信号を送信する時
にモニタ122がパワーオフの場合、アダプタ120が
トリガ信号をアサートしないか、またはモニタ122が
トリガ信号をミスする。従って、モニタ122はアダプ
タ120に、(1)自身がパワーオン状態であり、更に
重要なことは、(2)自身がMIX可能モニタである、
ことを伝える方法を有さなければならない。
にモニタ122がパワーオフの場合、アダプタ120が
トリガ信号をアサートしないか、またはモニタ122が
トリガ信号をミスする。従って、モニタ122はアダプ
タ120に、(1)自身がパワーオン状態であり、更に
重要なことは、(2)自身がMIX可能モニタである、
ことを伝える方法を有さなければならない。
【0048】これはいくつかの方法の内の1つにより達
成される。第1に、アダプタ120が11112または
1111s以外のコードを求めて、通信線COMM0乃
至COMM3をポーリングする。異なるコードが読出さ
れると、アダプタ120はモニタ(タイプが知られてい
ない)が現在接続されていることを知り、アダプタ12
0は次に上述のようにハンドシェークを開始する。
成される。第1に、アダプタ120が11112または
1111s以外のコードを求めて、通信線COMM0乃
至COMM3をポーリングする。異なるコードが読出さ
れると、アダプタ120はモニタ(タイプが知られてい
ない)が現在接続されていることを知り、アダプタ12
0は次に上述のようにハンドシェークを開始する。
【0049】それとは別にモニタ122のオン時に、モ
ニタがパワーオンID(PID)を提供することによっ
ても達成される。アダプタ120はPIDコードを求め
て、通信線COMM0乃至COMM3を周期的にポーリ
ングする。アダプタ120は適切なPIDコードを受信
すると、トリガ信号を提供する。モニタ122はこのト
リガ信号に適切なMIDコードにより応答し、ハンドシ
ェークを完了する。
ニタがパワーオンID(PID)を提供することによっ
ても達成される。アダプタ120はPIDコードを求め
て、通信線COMM0乃至COMM3を周期的にポーリ
ングする。アダプタ120は適切なPIDコードを受信
すると、トリガ信号を提供する。モニタ122はこのト
リガ信号に適切なMIDコードにより応答し、ハンドシ
ェークを完了する。
【0050】本発明は実施例の詳細な記述により説明さ
れてきたが、これらは本発明の範囲を制限するものでは
ない。当業者には実施例の追加の利点及び変更が容易に
理解されよう。例えば全コンピュータ・システム、従っ
てビデオ・サブシステム110が単一の格納装置内に納
まるように設計され、それにより外部コネクタ126及
び128または外部表示ケーブル124の必要性を除去
する。これらはこの時、適切な内部電気接続及び導電手
段により置換される。
れてきたが、これらは本発明の範囲を制限するものでは
ない。当業者には実施例の追加の利点及び変更が容易に
理解されよう。例えば全コンピュータ・システム、従っ
てビデオ・サブシステム110が単一の格納装置内に納
まるように設計され、それにより外部コネクタ126及
び128または外部表示ケーブル124の必要性を除去
する。これらはこの時、適切な内部電気接続及び導電手
段により置換される。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
モニタ・ケーブルに追加のピンを加えることなく、モニ
タからアダプタに伝達可能なMIDの数を拡張する方法
が提供される。
モニタ・ケーブルに追加のピンを加えることなく、モニ
タからアダプタに伝達可能なMIDの数を拡張する方法
が提供される。
【0052】以上は、以下の(1)乃至(20)の記載
となる。 (1)コンピュータ・システムのビデオ・サブシステム
であって、ビデオ・アダプタと、ビデオ・モニタと、上
記ビデオ・アダプタを上記ビデオ・モニタに電気的に接
続する電気的経路を有する表示ケーブルとを含み、上記
ビデオ・アダプタ及び上記ビデオ・モニタが、上記表示
ケーブルの上記電気的経路に沿って、上記ビデオ・アダ
プタと上記ビデオ・モニタとの間の動的通信のための通
信リンクを生成する手段を有する、ビデオ・サブシステ
ム。 (2)上記ビデオ・モニタと上記ビデオ・アダプタとの
間で生成される上記通信リンクが双方向シリアル通信リ
ンクである、(1)記載のビデオ・サブシステム。 (3)第1及び第2のデバイスと、少なくとも1つの電
気的経路を通じ、上記デバイスを電気的に相互接続する
手段とを含み、上記デバイスの1つが、選択された固定
の信号構成を生成する手段と、上記固定の信号を他のデ
バイスに供給するために該固定信号を上記電気的経路に
供給する手段を有し、上記デバイスが上記デバイス間の
動的通信のために、通信リンクを生成する手段を有し、
トリガ事象以前に、上記固定信号の生成手段を有する上
記デバイスが上記固定信号の生成を開始し、上記トリガ
事象後に、上記固定信号の生成手段を有する上記デバイ
スが上記固定信号の生成を停止し、上記デバイスが上記
電気的経路に沿って上記デバイス間で通信リンクを生成
する、コンピュータ・システム。 (4)予め選択された事象により活動化されるように接
続されるタイマを含み、上記トリガ事象が上記タイマに
より測定される所定時間間隔の終了である、(3)記載
のコンピュータ・システム。 (5)上記トリガ事象が上記デバイスの1つにより生成
される信号である、(3)記載のコンピュータ・システ
ム。 (6)上記通信リンクが上記デバイス間の双方向通信の
ための双方向シリアル・リンクとして構成される、
(3)記載のコンピュータ・システム。 (7)上記通信リンクが上記デバイス間の双方向通信の
ための双方向シリアル・リンクとして構成され、上記通
信リンクを生成する上記手段がクロック信号及びデータ
信号を生成する手段を含む、(3)記載のコンピュータ
・システム。 (8)上記通信リンクが上記デバイス間の双方向通信の
ための双方向シリアル・リンクとして構成され、上記通
信リンクを生成するための上記手段がクロック信号、デ
ータ信号、及びデータ同期信号を生成する手段を含む、
(3)記載のコンピュータ・システム。 (9)上記通信リンクが一方のデバイスから他方のデバ
イスへの通信のための単方向シリアル・リンクとして構
成される、(3)記載のコンピュータ・システム。 (10)コンピュータ・システムのビデオ・サブシステ
ムであって、ビデオ・アダプタ装置と、ビデオ・モニタ
装置と、上記ビデオ・モニタを上記ビデオ・アダプタに
電気的に接続する少なくとも1つのモニタ識別線を含む
表示ケーブルとを含み、上記ビデオ・モニタが選択され
る固定のモニタ識別情報を生成する手段を有し、上記ビ
デオ・アダプタが上記モニタ識別線を介し上記モニタ識
別情報を受信する手段を有し、上記ビデオ・アダプタ及
び上記ビデオ・モニタが、上記ビデオ・アダプタと上記
ビデオ・モニタとの間の動的通信のための通信リンクを
生成する手段を有し、上記ビデオ・モニタがトリガ事象
以前に、上記固定のモニタ識別情報を生成し、上記トリ
ガ事象後に、上記ビデオ・モニタが上記モニタ識別情報
の生成を停止し、上記ビデオ・アダプタ及び上記ビデオ
・モニタが上記通信リンクを生成する、ビデオ・サブシ
ステム。 (11)上記表示ケーブルが15ピンの表示ケーブルを
含む、(10)記載のビデオ・サブシステム。 (12)上記ビデオ・アダプタが上記トリガ事象を生成
する手段を有する、(10)記載のビデオ・サブシステ
ム。 (13)上記通信リンクが上記ビデオ・アダプタと上記
ビデオ・モニタとの間の双方向通信を可能とする双方向
シリアル・リンクとして構成される、(10)記載のビ
デオ・サブシステム。 (14)上記通信リンクが双方向シリアル・リンクとし
て構成され、上記シリアル・リンクがクロック信号及び
データ信号を生成する手段を含む、(10)記載のビデ
オ・サブシステム。 (15)上記ビデオ・アダプタが上記トリガ事象を生成
する手段を有し、上記通信リンクが上記ビデオ・アダプ
タと上記ビデオ・モニタとの間の双方向通信を可能とす
る双方向シリアル・リンクとして構成される、(10)
記載のビデオ・サブシステム。 (16)ビデオ・アダプタ装置とビデオ・モニタ装置と
の間で電気的に通信する方法であって、上記ビデオ・モ
ニタ装置が接続手段により上記ビデオ・アダプタ装置に
電気的に接続され、上記接続手段が少なくとも1つのモ
ニタ識別線を有するものにおいて、上記ビデオ・モニタ
が上記ビデオ・アダプタにより受信される固定の選択さ
れたモニタ識別信号を生成し、トリガ事象後に、上記ビ
デオ・モニタが上記固定のモニタ識別信号の生成を停止
し、上記ビデオ・モニタ及び上記ビデオ・アダプタが、
上記ビデオ・モニタと上記ビデオ・アダプタとの間の動
的通信リンクを生成する方法。 (17)上記トリガ事象が上記ビデオ・アダプタからの
信号を含み、上記通信リンクが上記ビデオ・アダプタと
上記ビデオ・モニタとの間の双方向通信を可能とする双
方向シリアル・リンクとして構成される、(16)記載
の方法。 (18)ビデオ・アダプタ、ビデオ・モニタ、及び上記
ビデオ・アダプタを上記ビデオ・モニタに電気的に接続
する電気的経路を有する表示ケーブルを有するビデオ・
サブシステムにおいて使用されるビデオ・アダプタであ
って、上記電気的経路に沿って、上記ビデオ・アダプタ
と上記ビデオ・モニタとの間の動的通信のための通信リ
ンクを生成する手段を含むビデオ・アダプタ。 (19)ビデオ・アダプタ、ビデオ・モニタ、及び上記
ビデオ・アダプタを上記ビデオ・モニタに電気的に接続
する電気的経路を有する表示ケーブルを有するビデオ・
サブシステムにおいて使用されるビデオ・モニタであっ
て、上記電気的経路に沿って、上記ビデオ・アダプタと
上記ビデオ・モニタとの間の動的通信のための通信リン
クを生成する手段を含むビデオ・モニタ。 (20)ビデオ・アダプタ、ビデオ・モニタ、及び上記
ビデオ・アダプタを上記ビデオ・モニタに電気的に接続
する電気的経路を有する表示ケーブルを有するビデオ・
サブシステムにおいて使用されるビデオ・モニタであっ
て、トリガ事象を受信する手段と、選択される固定のモ
ニタ識別情報を生成し、上記トリガ事象後に、上記固定
のモニタ識別情報の生成を停止する手段と、上記電気的
経路に沿って、上記ビデオ・アダプタと上記ビデオ・モ
ニタとの間の動的通信のための通信リンクを生成する手
段と、を含むビデオ・モニタ。
となる。 (1)コンピュータ・システムのビデオ・サブシステム
であって、ビデオ・アダプタと、ビデオ・モニタと、上
記ビデオ・アダプタを上記ビデオ・モニタに電気的に接
続する電気的経路を有する表示ケーブルとを含み、上記
ビデオ・アダプタ及び上記ビデオ・モニタが、上記表示
ケーブルの上記電気的経路に沿って、上記ビデオ・アダ
プタと上記ビデオ・モニタとの間の動的通信のための通
信リンクを生成する手段を有する、ビデオ・サブシステ
ム。 (2)上記ビデオ・モニタと上記ビデオ・アダプタとの
間で生成される上記通信リンクが双方向シリアル通信リ
ンクである、(1)記載のビデオ・サブシステム。 (3)第1及び第2のデバイスと、少なくとも1つの電
気的経路を通じ、上記デバイスを電気的に相互接続する
手段とを含み、上記デバイスの1つが、選択された固定
の信号構成を生成する手段と、上記固定の信号を他のデ
バイスに供給するために該固定信号を上記電気的経路に
供給する手段を有し、上記デバイスが上記デバイス間の
動的通信のために、通信リンクを生成する手段を有し、
トリガ事象以前に、上記固定信号の生成手段を有する上
記デバイスが上記固定信号の生成を開始し、上記トリガ
事象後に、上記固定信号の生成手段を有する上記デバイ
スが上記固定信号の生成を停止し、上記デバイスが上記
電気的経路に沿って上記デバイス間で通信リンクを生成
する、コンピュータ・システム。 (4)予め選択された事象により活動化されるように接
続されるタイマを含み、上記トリガ事象が上記タイマに
より測定される所定時間間隔の終了である、(3)記載
のコンピュータ・システム。 (5)上記トリガ事象が上記デバイスの1つにより生成
される信号である、(3)記載のコンピュータ・システ
ム。 (6)上記通信リンクが上記デバイス間の双方向通信の
ための双方向シリアル・リンクとして構成される、
(3)記載のコンピュータ・システム。 (7)上記通信リンクが上記デバイス間の双方向通信の
ための双方向シリアル・リンクとして構成され、上記通
信リンクを生成する上記手段がクロック信号及びデータ
信号を生成する手段を含む、(3)記載のコンピュータ
・システム。 (8)上記通信リンクが上記デバイス間の双方向通信の
ための双方向シリアル・リンクとして構成され、上記通
信リンクを生成するための上記手段がクロック信号、デ
ータ信号、及びデータ同期信号を生成する手段を含む、
(3)記載のコンピュータ・システム。 (9)上記通信リンクが一方のデバイスから他方のデバ
イスへの通信のための単方向シリアル・リンクとして構
成される、(3)記載のコンピュータ・システム。 (10)コンピュータ・システムのビデオ・サブシステ
ムであって、ビデオ・アダプタ装置と、ビデオ・モニタ
装置と、上記ビデオ・モニタを上記ビデオ・アダプタに
電気的に接続する少なくとも1つのモニタ識別線を含む
表示ケーブルとを含み、上記ビデオ・モニタが選択され
る固定のモニタ識別情報を生成する手段を有し、上記ビ
デオ・アダプタが上記モニタ識別線を介し上記モニタ識
別情報を受信する手段を有し、上記ビデオ・アダプタ及
び上記ビデオ・モニタが、上記ビデオ・アダプタと上記
ビデオ・モニタとの間の動的通信のための通信リンクを
生成する手段を有し、上記ビデオ・モニタがトリガ事象
以前に、上記固定のモニタ識別情報を生成し、上記トリ
ガ事象後に、上記ビデオ・モニタが上記モニタ識別情報
の生成を停止し、上記ビデオ・アダプタ及び上記ビデオ
・モニタが上記通信リンクを生成する、ビデオ・サブシ
ステム。 (11)上記表示ケーブルが15ピンの表示ケーブルを
含む、(10)記載のビデオ・サブシステム。 (12)上記ビデオ・アダプタが上記トリガ事象を生成
する手段を有する、(10)記載のビデオ・サブシステ
ム。 (13)上記通信リンクが上記ビデオ・アダプタと上記
ビデオ・モニタとの間の双方向通信を可能とする双方向
シリアル・リンクとして構成される、(10)記載のビ
デオ・サブシステム。 (14)上記通信リンクが双方向シリアル・リンクとし
て構成され、上記シリアル・リンクがクロック信号及び
データ信号を生成する手段を含む、(10)記載のビデ
オ・サブシステム。 (15)上記ビデオ・アダプタが上記トリガ事象を生成
する手段を有し、上記通信リンクが上記ビデオ・アダプ
タと上記ビデオ・モニタとの間の双方向通信を可能とす
る双方向シリアル・リンクとして構成される、(10)
記載のビデオ・サブシステム。 (16)ビデオ・アダプタ装置とビデオ・モニタ装置と
の間で電気的に通信する方法であって、上記ビデオ・モ
ニタ装置が接続手段により上記ビデオ・アダプタ装置に
電気的に接続され、上記接続手段が少なくとも1つのモ
ニタ識別線を有するものにおいて、上記ビデオ・モニタ
が上記ビデオ・アダプタにより受信される固定の選択さ
れたモニタ識別信号を生成し、トリガ事象後に、上記ビ
デオ・モニタが上記固定のモニタ識別信号の生成を停止
し、上記ビデオ・モニタ及び上記ビデオ・アダプタが、
上記ビデオ・モニタと上記ビデオ・アダプタとの間の動
的通信リンクを生成する方法。 (17)上記トリガ事象が上記ビデオ・アダプタからの
信号を含み、上記通信リンクが上記ビデオ・アダプタと
上記ビデオ・モニタとの間の双方向通信を可能とする双
方向シリアル・リンクとして構成される、(16)記載
の方法。 (18)ビデオ・アダプタ、ビデオ・モニタ、及び上記
ビデオ・アダプタを上記ビデオ・モニタに電気的に接続
する電気的経路を有する表示ケーブルを有するビデオ・
サブシステムにおいて使用されるビデオ・アダプタであ
って、上記電気的経路に沿って、上記ビデオ・アダプタ
と上記ビデオ・モニタとの間の動的通信のための通信リ
ンクを生成する手段を含むビデオ・アダプタ。 (19)ビデオ・アダプタ、ビデオ・モニタ、及び上記
ビデオ・アダプタを上記ビデオ・モニタに電気的に接続
する電気的経路を有する表示ケーブルを有するビデオ・
サブシステムにおいて使用されるビデオ・モニタであっ
て、上記電気的経路に沿って、上記ビデオ・アダプタと
上記ビデオ・モニタとの間の動的通信のための通信リン
クを生成する手段を含むビデオ・モニタ。 (20)ビデオ・アダプタ、ビデオ・モニタ、及び上記
ビデオ・アダプタを上記ビデオ・モニタに電気的に接続
する電気的経路を有する表示ケーブルを有するビデオ・
サブシステムにおいて使用されるビデオ・モニタであっ
て、トリガ事象を受信する手段と、選択される固定のモ
ニタ識別情報を生成し、上記トリガ事象後に、上記固定
のモニタ識別情報の生成を停止する手段と、上記電気的
経路に沿って、上記ビデオ・アダプタと上記ビデオ・モ
ニタとの間の動的通信のための通信リンクを生成する手
段と、を含むビデオ・モニタ。
【図1】従来のビデオ・サブシステムを表す図である。
【図2】モニタ識別サブ回路を示す従来のビデオ・サブ
システムの電気回路図である。
システムの電気回路図である。
【図3】本発明のビデオ・サブシステムの図である。
【図4】MID/MIXサブ回路を示す本発明のビデオ
・サブシステムの電気回路図である。
・サブシステムの電気回路図である。
【図5】再使用MID線上で通信するための様々な通信
構成を示すタイミング図である。
構成を示すタイミング図である。
【図6】再使用MID線上で通信するための様々な通信
構成を示すタイミング図である。
構成を示すタイミング図である。
【図7】再使用MID線上で通信するための様々な通信
構成を示すタイミング図である。
構成を示すタイミング図である。
【図8】再使用MID線上で通信するための様々な通信
構成を示すタイミング図である。
構成を示すタイミング図である。
【図9】再使用MID線上で通信するための様々な通信
構成を示すタイミング図である。
構成を示すタイミング図である。
10 ビデオ・サブシステム 20、120 ビデオ・アダプタ 22、122 ビデオ・モニタ 24 モニタ・ケーブル 30 モニタIDサブ回路 32 MIDサブ回路 34、46、150 診断サブ回路 36 モニタIDバッファ、MID入力バッファ 130 MID/MIXサブ回路 136 アダプタMID/MIXサブ回路 138 モニタMID/MIXサブ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エイドリアン・ジョン・ハウェス アメリカ合衆国33428−4209、フロリダ州 ボカ・ラトン、ドーチェスター・ドライブ 10424 (72)発明者 シンシア・コシアルスキー アメリカ合衆国33496、フロリダ州ボカ・ ラトン、ノース・ウエスト、トウェンティ フィフス・コート 6656 (72)発明者 マルコ・マイケル・レンガン アメリカ合衆国33432、フロリダ州ボカ・ ラトン、サウス・カンファレンス・ドライ ブ 2054
Claims (20)
- 【請求項1】コンピュータ・システムのビデオ・サブシ
ステムであって、 ビデオ・アダプタと、 ビデオ・モニタと、 上記ビデオ・アダプタを上記ビデオ・モニタに電気的に
接続する電気的経路を有する表示ケーブルとを含み、 上記ビデオ・アダプタ及び上記ビデオ・モニタが、上記
表示ケーブルの上記電気的経路に沿って、上記ビデオ・
アダプタと上記ビデオ・モニタとの間の動的通信のため
の通信リンクを生成する手段を有する、 ビデオ・サブシステム。 - 【請求項2】上記ビデオ・モニタと上記ビデオ・アダプ
タとの間で生成される上記通信リンクが双方向シリアル
通信リンクである、請求項1記載のビデオ・サブシステ
ム。 - 【請求項3】第1及び第2のデバイスと、 少なくとも1つの電気的経路を通じ、上記デバイスを電
気的に相互接続する手段とを含み、 上記デバイスの1つが、選択された固定の信号構成を生
成する手段と、上記固定の信号を他のデバイスに供給す
るために該固定信号を上記電気的経路に供給する手段を
有し、 上記デバイスが上記デバイス間の動的通信のために、通
信リンクを生成する手段を有し、 トリガ事象以前に、上記固定信号の生成手段を有する上
記デバイスが上記固定信号の生成を開始し、 上記トリガ事象後に、上記固定信号の生成手段を有する
上記デバイスが上記固定信号の生成を停止し、上記デバ
イスが上記電気的経路に沿って上記デバイス間で通信リ
ンクを生成する、コンピュータ・システム。 - 【請求項4】予め選択された事象により活動化されるよ
うに接続されるタイマを含み、上記トリガ事象が上記タ
イマにより測定される所定時間間隔の終了である、請求
項3記載のコンピュータ・システム。 - 【請求項5】上記トリガ事象が上記デバイスの1つによ
り生成される信号である、請求項3記載のコンピュータ
・システム。 - 【請求項6】上記通信リンクが上記デバイス間の双方向
通信のための双方向シリアル・リンクとして構成され
る、請求項3記載のコンピュータ・システム。 - 【請求項7】上記通信リンクが上記デバイス間の双方向
通信のための双方向シリアル・リンクとして構成され、
上記通信リンクを生成する上記手段がクロック信号及び
データ信号を生成する手段を含む、請求項3記載のコン
ピュータ・システム。 - 【請求項8】上記通信リンクが上記デバイス間の双方向
通信のための双方向シリアル・リンクとして構成され、
上記通信リンクを生成するための上記手段がクロック信
号、データ信号、及びデータ同期信号を生成する手段を
含む、請求項3記載のコンピュータ・システム。 - 【請求項9】上記通信リンクが一方のデバイスから他方
のデバイスへの通信のための単方向シリアル・リンクと
して構成される、請求項3記載のコンピュータ・システ
ム。 - 【請求項10】コンピュータ・システムのビデオ・サブ
システムであって、 ビデオ・アダプタ装置と、 ビデオ・モニタ装置と、 上記ビデオ・モニタを上記ビデオ・アダプタに電気的に
接続する少なくとも1つのモニタ識別線を含む表示ケー
ブルとを含み、 上記ビデオ・モニタが選択される固定のモニタ識別情報
を生成する手段を有し、 上記ビデオ・アダプタが上記モニタ識別線を介し上記モ
ニタ識別情報を受信する手段を有し、 上記ビデオ・アダプタ及び上記ビデオ・モニタが、上記
ビデオ・アダプタと上記ビデオ・モニタとの間の動的通
信のための通信リンクを生成する手段を有し、 上記ビデオ・モニタがトリガ事象以前に、上記固定のモ
ニタ識別情報を生成し、 上記トリガ事象後に、上記ビデオ・モニタが上記モニタ
識別情報の生成を停止し、上記ビデオ・アダプタ及び上
記ビデオ・モニタが上記通信リンクを生成する、 ビデオ・サブシステム。 - 【請求項11】上記表示ケーブルが15ピンの表示ケー
ブルを含む、請求項10記載のビデオ・サブシステム。 - 【請求項12】上記ビデオ・アダプタが上記トリガ事象
を生成する手段を有する、請求項10記載のビデオ・サ
ブシステム。 - 【請求項13】上記通信リンクが上記ビデオ・アダプタ
と上記ビデオ・モニタとの間の双方向通信を可能とする
双方向シリアル・リンクとして構成される、請求項10
記載のビデオ・サブシステム。 - 【請求項14】上記通信リンクが双方向シリアル・リン
クとして構成され、上記シリアル・リンクがクロック信
号及びデータ信号を生成する手段を含む、請求項10記
載のビデオ・サブシステム。 - 【請求項15】上記ビデオ・アダプタが上記トリガ事象
を生成する手段を有し、 上記通信リンクが上記ビデオ・アダプタと上記ビデオ・
モニタとの間の双方向通信を可能とする双方向シリアル
・リンクとして構成される、請求項10記載のビデオ・
サブシステム。 - 【請求項16】ビデオ・アダプタ装置とビデオ・モニタ
装置との間で電気的に通信する方法であって、上記ビデ
オ・モニタ装置が接続手段により上記ビデオ・アダプタ
装置に電気的に接続され、上記接続手段が少なくとも1
つのモニタ識別線を有するものにおいて、 上記ビデオ・モニタが上記ビデオ・アダプタにより受信
される固定の選択されたモニタ識別信号を生成し、 トリガ事象後に、上記ビデオ・モニタが上記固定のモニ
タ識別信号の生成を停止し、 上記ビデオ・モニタ及び上記ビデオ・アダプタが、上記
ビデオ・モニタと上記ビデオ・アダプタとの間の動的通
信リンクを生成する方法。 - 【請求項17】上記トリガ事象が上記ビデオ・アダプタ
からの信号を含み、 上記通信リンクが上記ビデオ・アダプタと上記ビデオ・
モニタとの間の双方向通信を可能とする双方向シリアル
・リンクとして構成される、請求項16記載の方法。 - 【請求項18】ビデオ・アダプタ、ビデオ・モニタ、及
び上記ビデオ・アダプタを上記ビデオ・モニタに電気的
に接続する電気的経路を有する表示ケーブルを有するビ
デオ・サブシステムにおいて使用されるビデオ・アダプ
タであって、 上記電気的経路に沿って、上記ビデオ・アダプタと上記
ビデオ・モニタとの間の動的通信のための通信リンクを
生成する手段を含むビデオ・アダプタ。 - 【請求項19】ビデオ・アダプタ、ビデオ・モニタ、及
び上記ビデオ・アダプタを上記ビデオ・モニタに電気的
に接続する電気的経路を有する表示ケーブルを有するビ
デオ・サブシステムにおいて使用されるビデオ・モニタ
であって、 上記電気的経路に沿って、上記ビデオ・アダプタと上記
ビデオ・モニタとの間の動的通信のための通信リンクを
生成する手段を含むビデオ・モニタ。 - 【請求項20】ビデオ・アダプタ、ビデオ・モニタ、及
び上記ビデオ・アダプタを上記ビデオ・モニタに電気的
に接続する電気的経路を有する表示ケーブルを有するビ
デオ・サブシステムにおいて使用されるビデオ・モニタ
であって、 トリガ事象を受信する手段と、 選択される固定のモニタ識別情報を生成し、上記トリガ
事象後に、上記固定のモニタ識別情報の生成を停止する
手段と、 上記電気的経路に沿って、上記ビデオ・アダプタと上記
ビデオ・モニタとの間の動的通信のための通信リンクを
生成する手段と、 を含むビデオ・モニタ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US1779493A | 1993-02-16 | 1993-02-16 | |
US017794 | 1993-02-16 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Patent Citations (2)
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