JPH06168323A - 画像データ縮小表示装置 - Google Patents
画像データ縮小表示装置Info
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- JPH06168323A JPH06168323A JP4341362A JP34136292A JPH06168323A JP H06168323 A JPH06168323 A JP H06168323A JP 4341362 A JP4341362 A JP 4341362A JP 34136292 A JP34136292 A JP 34136292A JP H06168323 A JPH06168323 A JP H06168323A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 同一画面に複数個の縮小画像を同時に表示し
て、検索者が容易に画像を指定できるようにした画像デ
ータ縮小表示装置において、表示処理を単純化するこ
と。 【構成】 図は、画像のライン数が8で、それを1/2
の縮小率で表示する場合で示している。図(イ)に示す
ような原画像データを記憶装置に格納するとき、図
(ロ)のように、まずライン番号0のラインデータを格
納し、次に画像の中間位置にあるライン番号4、その次
は格納済のライン0とライン4との中間位置のライン番
号2というように格納していく。一方、画像を表示する
ときは、図(ハ)のように、上記記憶装置から、指定さ
れた縮小率に応じたライン数のデータをライン毎に順次
読み出して、縮小率に応じた画素の間引きを行う。そし
て、間引きが行われたラインデータを図(ニ)のよう
に、元のライン番号順の位置となるように表示する。ラ
イン毎に処理するので処理が単純になる。
て、検索者が容易に画像を指定できるようにした画像デ
ータ縮小表示装置において、表示処理を単純化するこ
と。 【構成】 図は、画像のライン数が8で、それを1/2
の縮小率で表示する場合で示している。図(イ)に示す
ような原画像データを記憶装置に格納するとき、図
(ロ)のように、まずライン番号0のラインデータを格
納し、次に画像の中間位置にあるライン番号4、その次
は格納済のライン0とライン4との中間位置のライン番
号2というように格納していく。一方、画像を表示する
ときは、図(ハ)のように、上記記憶装置から、指定さ
れた縮小率に応じたライン数のデータをライン毎に順次
読み出して、縮小率に応じた画素の間引きを行う。そし
て、間引きが行われたラインデータを図(ニ)のよう
に、元のライン番号順の位置となるように表示する。ラ
イン毎に処理するので処理が単純になる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク等の記憶
装置に格納された画像データを、縮小して画面に表示で
きる画像データ縮小表示装置に関するものである。
装置に格納された画像データを、縮小して画面に表示で
きる画像データ縮小表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像データ縮小表示装置の例としては、
特定の画像を検索する画像データベースシステムにおい
て、図7に示すように、画像を縮小して複数個の画像を
同時に画面表示することで検索者が容易に画像を指定で
きるようにしたものがある。また、画像を縮小して表示
する技術としては、従来、図8に示すようなものがあ
る。この従来技術においては、画像データを同じ形状,
同じ大きさの複数個(図8では1536個)のブロック
B0,B1,・・・に分割し、さらに、それぞれのブロック
を所定の画素G0 (G0 は1個の画素より成るグルー
プ)を囲む複数個(図8では16個)の帯状のグループ
G0,G1,・・・に分割する。そして、この画像データを
記憶装置に格納する際に、図9に示すように、全ブロッ
クについて同じグループのものをひとまとめにして直列
なデータフォーマットを形成し、そのフォーマットで記
憶装置に格納する。
特定の画像を検索する画像データベースシステムにおい
て、図7に示すように、画像を縮小して複数個の画像を
同時に画面表示することで検索者が容易に画像を指定で
きるようにしたものがある。また、画像を縮小して表示
する技術としては、従来、図8に示すようなものがあ
る。この従来技術においては、画像データを同じ形状,
同じ大きさの複数個(図8では1536個)のブロック
B0,B1,・・・に分割し、さらに、それぞれのブロック
を所定の画素G0 (G0 は1個の画素より成るグルー
プ)を囲む複数個(図8では16個)の帯状のグループ
G0,G1,・・・に分割する。そして、この画像データを
記憶装置に格納する際に、図9に示すように、全ブロッ
クについて同じグループのものをひとまとめにして直列
なデータフォーマットを形成し、そのフォーマットで記
憶装置に格納する。
【0003】記憶装置から画像データを読み出して表示
する際には、縮小率に応じた範囲までのグループを、グ
ループG0 から順に記憶装置から読み出し、VRAMに
展開して表示させる。例えば、図8,図9に示す例にお
いて、面積で1/16に縮小した縮小画像を表示させる
場合は、グループG0 〜G3 までの各ブロックの画素デ
ータを読み出して表示させる。すなわち、各ブロックに
おける16×16の画素の内、左上隅の16画素のみを
抽出し、他の画素は間引いて表示させる。従来技術では
このようにして、記憶装置に格納した画像データの縮小
画像を表示させるようにしていた。
する際には、縮小率に応じた範囲までのグループを、グ
ループG0 から順に記憶装置から読み出し、VRAMに
展開して表示させる。例えば、図8,図9に示す例にお
いて、面積で1/16に縮小した縮小画像を表示させる
場合は、グループG0 〜G3 までの各ブロックの画素デ
ータを読み出して表示させる。すなわち、各ブロックに
おける16×16の画素の内、左上隅の16画素のみを
抽出し、他の画素は間引いて表示させる。従来技術では
このようにして、記憶装置に格納した画像データの縮小
画像を表示させるようにしていた。
【0004】なお、このような画像データ縮小表示装置
に関連する従来の文献としては、例えば、特開平2−1
04071号公報がある。
に関連する従来の文献としては、例えば、特開平2−1
04071号公報がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の技術では、画像データを画素単位で処理するた
め、VRAMに展開する画素の位置を画素単位で求めな
ければならず、処理が複雑になって処理速度が遅くなる
という問題点があった。その上、処理する原画像のサイ
ズがブロックサイズの整数倍でない場合は、画像の端部
にはみ出し部分が生じてしまい、その部分にある画素は
特殊処理をしなければならなくなり、処理がさらに複雑
になるという問題点もあった。本発明は、以上のような
問題点を解決することを課題とするものである。
た従来の技術では、画像データを画素単位で処理するた
め、VRAMに展開する画素の位置を画素単位で求めな
ければならず、処理が複雑になって処理速度が遅くなる
という問題点があった。その上、処理する原画像のサイ
ズがブロックサイズの整数倍でない場合は、画像の端部
にはみ出し部分が生じてしまい、その部分にある画素は
特殊処理をしなければならなくなり、処理がさらに複雑
になるという問題点もあった。本発明は、以上のような
問題点を解決することを課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の画像データ縮小表示装置では、次式、 a0 =0 ai =[2×(i−2k-1 )+1]×N/2k ただし、 Nは、N=2n の数で、画像の総ライン数以上の直近の
数 iは、2k-1 ≦i<2k (k=1〜n)の範囲の整数 で得られるライン番号順に、画像データをライン毎に記
憶装置に格納する画像データ格納手段と、上記記憶装置
から画像データを、指定された縮小率に応じたライン数
のデータをライン毎に順次読み出して、上記縮小率に応
じた画素の間引きを行い、上式で得られるライン番号に
上記縮小率を掛けて得られるライン番号位置に表示する
画像データ表示手段とを具えることとした。
め、本発明の画像データ縮小表示装置では、次式、 a0 =0 ai =[2×(i−2k-1 )+1]×N/2k ただし、 Nは、N=2n の数で、画像の総ライン数以上の直近の
数 iは、2k-1 ≦i<2k (k=1〜n)の範囲の整数 で得られるライン番号順に、画像データをライン毎に記
憶装置に格納する画像データ格納手段と、上記記憶装置
から画像データを、指定された縮小率に応じたライン数
のデータをライン毎に順次読み出して、上記縮小率に応
じた画素の間引きを行い、上式で得られるライン番号に
上記縮小率を掛けて得られるライン番号位置に表示する
画像データ表示手段とを具えることとした。
【0007】
【作 用】画像データを記憶装置に格納するときは、
上式により得られるライン番号順にラインデータを格納
し、表示するときは、記憶装置から画像データを、指定
された縮小率に応じたライン数のデータをライン毎に順
次読み出して、縮小率に応じた画素の間引きを行いなが
ら、上式により得られるライン番号に縮小率を掛けて得
られるライン番号位置にそれを表示する。そのため、基
本的にライン単位の処理になり、表示する位置はライン
先頭の1画素分のみを求めればよいので、全て画素毎に
処理をする従来技術より、処理が単純になる。また、画
像の総ライン数が丁度2n でない場合でも、上式で得ら
れるライン番号が画像の総ライン数より大のときは、ラ
インデータの格納及び表示を行わないという簡単な判断
により処理することができるので、画像のサイズによっ
て処理が特に複雑になるということもない。
上式により得られるライン番号順にラインデータを格納
し、表示するときは、記憶装置から画像データを、指定
された縮小率に応じたライン数のデータをライン毎に順
次読み出して、縮小率に応じた画素の間引きを行いなが
ら、上式により得られるライン番号に縮小率を掛けて得
られるライン番号位置にそれを表示する。そのため、基
本的にライン単位の処理になり、表示する位置はライン
先頭の1画素分のみを求めればよいので、全て画素毎に
処理をする従来技術より、処理が単純になる。また、画
像の総ライン数が丁度2n でない場合でも、上式で得ら
れるライン番号が画像の総ライン数より大のときは、ラ
インデータの格納及び表示を行わないという簡単な判断
により処理することができるので、画像のサイズによっ
て処理が特に複雑になるということもない。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明の画像データ縮小表示装置
の概要を示すブロック図である。図1において、1はC
PU(中央処理装置)及び各種プログラムを格納したメ
モリ等より成る制御装置、1−1は画像データ格納手
段、1−2は画像データ表示手段、2はキーボード、3
はイメージスキャナ等の画像入力装置、4は磁気ディス
ク,光磁気ディスク等の記憶装置、5はCRT等の表示
装置、6は表示画像をイメージデータとして展開するV
RAMである。
に説明する。図1は、本発明の画像データ縮小表示装置
の概要を示すブロック図である。図1において、1はC
PU(中央処理装置)及び各種プログラムを格納したメ
モリ等より成る制御装置、1−1は画像データ格納手
段、1−2は画像データ表示手段、2はキーボード、3
はイメージスキャナ等の画像入力装置、4は磁気ディス
ク,光磁気ディスク等の記憶装置、5はCRT等の表示
装置、6は表示画像をイメージデータとして展開するV
RAMである。
【0009】図2は、本発明における記憶装置の内容を
示す図である。図2において、4aは画像データを特定
するためのインデックス情報、4bは各画像データ毎の
インデックス情報、4cは記憶装置4の画像データ記憶
エリアに格納された1つの画像データ、4dは画像デー
タに付加されたヘッダである。
示す図である。図2において、4aは画像データを特定
するためのインデックス情報、4bは各画像データ毎の
インデックス情報、4cは記憶装置4の画像データ記憶
エリアに格納された1つの画像データ、4dは画像デー
タに付加されたヘッダである。
【0010】記憶装置4に画像データを追加する場合
は、インデックス情報4a内の画像データ総数をインク
リメントし、当該画像の画像名,データ格納位置情報等
をインデックス情報4aに追加する。そして、記憶装置
4内のデータ格納位置情報が示す位置に画像の幅,ライ
ン数,後述する2n のライン数等を持つヘッダを付加し
て画像データを格納する。なお、各画像データ毎のイン
デックス情報4bとしては、画像名,データ格納位置情
報の他にリンク情報等を入れることもできる。また、ヘ
ッダ4dとしては、画像の幅,ライン数等の他にカラー
情報等を入れることもできる。
は、インデックス情報4a内の画像データ総数をインク
リメントし、当該画像の画像名,データ格納位置情報等
をインデックス情報4aに追加する。そして、記憶装置
4内のデータ格納位置情報が示す位置に画像の幅,ライ
ン数,後述する2n のライン数等を持つヘッダを付加し
て画像データを格納する。なお、各画像データ毎のイン
デックス情報4bとしては、画像名,データ格納位置情
報の他にリンク情報等を入れることもできる。また、ヘ
ッダ4dとしては、画像の幅,ライン数等の他にカラー
情報等を入れることもできる。
【0011】一方、画像を表示する場合は、図1に示す
キーボード2等から画像名を入力し、記憶装置4中のイ
ンデックス情報4aを検索して、そのデータ格納位置情
報に基づいて記憶装置4から画像データを読み出す。
キーボード2等から画像名を入力し、記憶装置4中のイ
ンデックス情報4aを検索して、そのデータ格納位置情
報に基づいて記憶装置4から画像データを読み出す。
【0012】本発明では、画像入力装置3から入力した
原画像データをライン毎に処理して、記憶装置4に格納
していく。その格納する順序と、記憶装置4から読み出
して表示する際の手順は、図3のようにする。図3
(イ)は、画像のライン数が8の原画像データを示し、
図3(ロ)は、ラインデータの格納順序を示し、図3
(ハ)は、それを読み出して1/2の縮小率でVRAM
6に展開するための処理内容を示し、図3(ニ)は、縮
小ラインデータのVRAM6上の展開位置を示してい
る。なお、実際の画像のライン数は、8よりずっと多い
が、ここでは説明を簡単にするためこのようにした。
原画像データをライン毎に処理して、記憶装置4に格納
していく。その格納する順序と、記憶装置4から読み出
して表示する際の手順は、図3のようにする。図3
(イ)は、画像のライン数が8の原画像データを示し、
図3(ロ)は、ラインデータの格納順序を示し、図3
(ハ)は、それを読み出して1/2の縮小率でVRAM
6に展開するための処理内容を示し、図3(ニ)は、縮
小ラインデータのVRAM6上の展開位置を示してい
る。なお、実際の画像のライン数は、8よりずっと多い
が、ここでは説明を簡単にするためこのようにした。
【0013】ラインデータの格納順序は、図3(イ),
(ロ)に示すように、まず、原画像データのライン番号
0のラインデータを格納し、次に画像の中間位置にある
ライン番号4のラインデータを格納する。その次は格納
済のライン0とライン4との中間位置及びライン4と最
終ラインであるライン7との中間位置にあるライン番号
2,6のラインデータを格納し、さらにその次はそれら
の中間にあるライン番号1,3,5を格納し、最後に最
終ラインであるライン番号7のラインデータを格納す
る。
(ロ)に示すように、まず、原画像データのライン番号
0のラインデータを格納し、次に画像の中間位置にある
ライン番号4のラインデータを格納する。その次は格納
済のライン0とライン4との中間位置及びライン4と最
終ラインであるライン7との中間位置にあるライン番号
2,6のラインデータを格納し、さらにその次はそれら
の中間にあるライン番号1,3,5を格納し、最後に最
終ラインであるライン番号7のラインデータを格納す
る。
【0014】ラインデータの展開順序は、図3(ハ)に
示すように、記憶装置4に格納されている順序で指定さ
れた縮小率に応じたライン数のデータをライン毎に順次
読み出して、縮小率に応じた画素の間引きを行った後、
VRAM6上に展開していく。その展開位置は、図3
(ニ)に示すように、元のライン番号順の位置となるよ
うにする。すなわち、1/2の縮小率の場合、記憶装置
4に格納された8ライン分のラインデータの内、ライン
0からライン6までの4ライン分のラインデータを読み
出し、それらの各ラインデータの内、半分の画素を均等
に間引く。そして、半分の画素を間引いた残りのライン
データを、ライン0,ライン2,ライン4,ライン6の
順になるように、VRAM6に順次展開していく。な
お、各ラインデータは、VRAM6に展開されるのと同
時に表示装置5に表示される。
示すように、記憶装置4に格納されている順序で指定さ
れた縮小率に応じたライン数のデータをライン毎に順次
読み出して、縮小率に応じた画素の間引きを行った後、
VRAM6上に展開していく。その展開位置は、図3
(ニ)に示すように、元のライン番号順の位置となるよ
うにする。すなわち、1/2の縮小率の場合、記憶装置
4に格納された8ライン分のラインデータの内、ライン
0からライン6までの4ライン分のラインデータを読み
出し、それらの各ラインデータの内、半分の画素を均等
に間引く。そして、半分の画素を間引いた残りのライン
データを、ライン0,ライン2,ライン4,ライン6の
順になるように、VRAM6に順次展開していく。な
お、各ラインデータは、VRAM6に展開されるのと同
時に表示装置5に表示される。
【0015】上記ラインデータの格納順序及びVRAM
6への展開順序は、次に示す(1)式によって得られ
る。 a0 =0 ai =[2×(i−2k-1 )+1]×N/2k ・・・・(1) ただし、 Nは、N=2n の数で、画像の総ライン数以上の直近の
数 iは、2k-1 ≦i<2k (k=1〜n)の範囲の整数
6への展開順序は、次に示す(1)式によって得られ
る。 a0 =0 ai =[2×(i−2k-1 )+1]×N/2k ・・・・(1) ただし、 Nは、N=2n の数で、画像の総ライン数以上の直近の
数 iは、2k-1 ≦i<2k (k=1〜n)の範囲の整数
【0016】画像入力装置3で画像を読み取ると、画像
の総ライン数が得られるので、その値に基づいて上記の
数N,nが得られる。そこで、kを0からnまで順次増
やしていき、kの各値において取りうるiの値を順次上
記(1)式に代入していくと、上記したような関係でラ
イン番号ai が得られる。そのことを図4に示す。図4
(イ)は、N=8(すなわち、n=3)の場合を示して
おり、図4(ロ)は、N=16(すなわち、n=4)の
場合を示している。
の総ライン数が得られるので、その値に基づいて上記の
数N,nが得られる。そこで、kを0からnまで順次増
やしていき、kの各値において取りうるiの値を順次上
記(1)式に代入していくと、上記したような関係でラ
イン番号ai が得られる。そのことを図4に示す。図4
(イ)は、N=8(すなわち、n=3)の場合を示して
おり、図4(ロ)は、N=16(すなわち、n=4)の
場合を示している。
【0017】次に、画像データの格納処理の手順をフロ
ーチャートを使って説明する。図5は、記憶装置への画
像データの格納処理手順を示すフローチャートである。
この処理は、制御装置1の画像データ格納手段1−1
(図1参照)により実行される。 ステップ1…キーボード2から画像名を入力すると共
に、画像入力装置3から画像データを入力する。それら
のデータは、制御装置1のメモリ中にあるワークエリア
に保持される。 ステップ2…図2のインデックス情報4aの画像データ
総数に1を加え、今から格納しようとしている画像デー
タの画像名,データ格納位置情報等を書き込む。 ステップ3…上記ワークエリア上で、画像入力装置3か
ら入力した画像データの画像の幅W,ライン数L及びラ
イン数L以上で、かつライン数Lに最も近い2n のライ
ン数Nを、画像ヘッダとして編集する。 ステップ4…編集した画像ヘッダを記憶装置4のデータ
格納位置に格納する。
ーチャートを使って説明する。図5は、記憶装置への画
像データの格納処理手順を示すフローチャートである。
この処理は、制御装置1の画像データ格納手段1−1
(図1参照)により実行される。 ステップ1…キーボード2から画像名を入力すると共
に、画像入力装置3から画像データを入力する。それら
のデータは、制御装置1のメモリ中にあるワークエリア
に保持される。 ステップ2…図2のインデックス情報4aの画像データ
総数に1を加え、今から格納しようとしている画像デー
タの画像名,データ格納位置情報等を書き込む。 ステップ3…上記ワークエリア上で、画像入力装置3か
ら入力した画像データの画像の幅W,ライン数L及びラ
イン数L以上で、かつライン数Lに最も近い2n のライ
ン数Nを、画像ヘッダとして編集する。 ステップ4…編集した画像ヘッダを記憶装置4のデータ
格納位置に格納する。
【0018】ステップ5…前記(1)式によって、次に
格納すべきライン番号ai を算出する。 ステップ6…算出したライン番号ai が画像データの実
際のライン数Lを超えたか否か、すなわち算出したライ
ン番号ai が実際に存在するか否かを判別する。 ステップ7…ライン数Lを超えておらず、算出したライ
ン番号ai が実際に存在するときは、ワークエリアに保
持している画像データのライン番号ai に該当するライ
ンデータを抽出して、記憶装置4に格納する。 ステップ8…ワークエリアに保持している画像データの
全てのラインを処理したか否かを判別し、処理すべきラ
インが残っていたら、ステップ5に戻って処理を続行す
る。 ステップ9…全てのラインを処理したら、他の画像を処
理するか否かを判別し、他の画像を処理するのであれ
ば、ステップ1に戻る。
格納すべきライン番号ai を算出する。 ステップ6…算出したライン番号ai が画像データの実
際のライン数Lを超えたか否か、すなわち算出したライ
ン番号ai が実際に存在するか否かを判別する。 ステップ7…ライン数Lを超えておらず、算出したライ
ン番号ai が実際に存在するときは、ワークエリアに保
持している画像データのライン番号ai に該当するライ
ンデータを抽出して、記憶装置4に格納する。 ステップ8…ワークエリアに保持している画像データの
全てのラインを処理したか否かを判別し、処理すべきラ
インが残っていたら、ステップ5に戻って処理を続行す
る。 ステップ9…全てのラインを処理したら、他の画像を処
理するか否かを判別し、他の画像を処理するのであれ
ば、ステップ1に戻る。
【0019】次に、画像データの表示処理の手順をフロ
ーチャートを使って説明する。図6は、画像データの表
示処理手順を示すフローチャートである。この処理は、
制御装置1の画像データ表示手段1−2(図1参照)に
より実行される。 ステップ1…制御装置1のワークエリア内に設けた表示
画像数カウンタを0にクリアする。 ステップ2…表示画像数カウンタをインクリメントす
る。 ステップ3…キーボード2から、表示する画像名を入力
する。 ステップ4…図2のインデックス情報4aを参照して、
入力された画像名の画像データの格納位置を求める。 ステップ5…表示に必要な画像パラメータを画像データ
に付加されているヘッダ(図2参照)より取得する。 ステップ6…縮小率1/mを入力する。ただし、mは1
〜2n 。
ーチャートを使って説明する。図6は、画像データの表
示処理手順を示すフローチャートである。この処理は、
制御装置1の画像データ表示手段1−2(図1参照)に
より実行される。 ステップ1…制御装置1のワークエリア内に設けた表示
画像数カウンタを0にクリアする。 ステップ2…表示画像数カウンタをインクリメントす
る。 ステップ3…キーボード2から、表示する画像名を入力
する。 ステップ4…図2のインデックス情報4aを参照して、
入力された画像名の画像データの格納位置を求める。 ステップ5…表示に必要な画像パラメータを画像データ
に付加されているヘッダ(図2参照)より取得する。 ステップ6…縮小率1/mを入力する。ただし、mは1
〜2n 。
【0020】ステップ7…前記(1)式によって、次に
展開すべきライン番号ai を算出する。 ステップ8…算出したライン番号ai が画像データの実
際のライン数Lを超えたか否か、すなわち算出したライ
ン番号ai が実際に存在するか否かを判別する。 ステップ9…ライン数Lを超えておらず、算出したライ
ン番号ai が実際に存在するときは、ライン番号ai を
上記mで割った値ai /mと、上記表示画像数カウンタ
の値に基づいて、当該ラインデータを実際に展開すべ
き、VRAM6上のアドレスを算出する。この場合、当
該ラインデータの縮小画像内でのライン番号は、上記値
ai /mから求めるが、ai /mが割り切れないとき
は、少数点以下の切り捨て等を行って整数化する。さら
に、当該ラインデータの先頭画素のVRAM上のアドレ
スを、当該画像と同一画面に表示する他の画像とが重な
らないように、上記表示画像数カウンタの値に基づいて
オフセット値を算出し、それを上記縮小画像内でのライ
ン番号等に加算して求める。
展開すべきライン番号ai を算出する。 ステップ8…算出したライン番号ai が画像データの実
際のライン数Lを超えたか否か、すなわち算出したライ
ン番号ai が実際に存在するか否かを判別する。 ステップ9…ライン数Lを超えておらず、算出したライ
ン番号ai が実際に存在するときは、ライン番号ai を
上記mで割った値ai /mと、上記表示画像数カウンタ
の値に基づいて、当該ラインデータを実際に展開すべ
き、VRAM6上のアドレスを算出する。この場合、当
該ラインデータの縮小画像内でのライン番号は、上記値
ai /mから求めるが、ai /mが割り切れないとき
は、少数点以下の切り捨て等を行って整数化する。さら
に、当該ラインデータの先頭画素のVRAM上のアドレ
スを、当該画像と同一画面に表示する他の画像とが重な
らないように、上記表示画像数カウンタの値に基づいて
オフセット値を算出し、それを上記縮小画像内でのライ
ン番号等に加算して求める。
【0021】ステップ10…表示すべき1ライン分のデ
ータを、記憶装置4からワークエリア内に入力する。 ステップ11…入力したラインデータから、m画素中m
−1画素の割合で画素を間引く。すなわち、ラインの先
頭から画素数を数えていき、m個数える毎に、その内の
1個の画素を残して、他のm−1個の画素を間引く。 ステップ12…間引いた後のラインデータを、VRAM
6に展開して表示装置5に表示する。 ステップ13…記憶装置4に格納されている当該画像デ
ータの全てのラインを処理したか否かを判別し、処理す
べきラインが残っていたら、ステップ5に戻って処理を
続行する。 ステップ14…全てのラインを処理したら、他の画像を
表示するか否かを判別し、他の画像を表示するのであれ
ば、ステップ1に戻る。
ータを、記憶装置4からワークエリア内に入力する。 ステップ11…入力したラインデータから、m画素中m
−1画素の割合で画素を間引く。すなわち、ラインの先
頭から画素数を数えていき、m個数える毎に、その内の
1個の画素を残して、他のm−1個の画素を間引く。 ステップ12…間引いた後のラインデータを、VRAM
6に展開して表示装置5に表示する。 ステップ13…記憶装置4に格納されている当該画像デ
ータの全てのラインを処理したか否かを判別し、処理す
べきラインが残っていたら、ステップ5に戻って処理を
続行する。 ステップ14…全てのラインを処理したら、他の画像を
表示するか否かを判別し、他の画像を表示するのであれ
ば、ステップ1に戻る。
【0022】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の画像データ縮
小表示装置によれば、基本的にライン単位で処理するの
で、表示する位置はライン先頭の1画素分のみを求めれ
ばよく、表示位置の算出回数が少なくてすむ。その結
果、処理速度を向上させることができるようになった。
また、画像の総ライン数が丁度2n でない場合でも、前
記(1)式で得られるライン番号が画像の総ライン数よ
り大のときは、ラインデータの格納及び表示を行わない
という簡単な判断により処理することができるので、画
像のサイズによって処理が特に複雑になるということも
なくなった。
小表示装置によれば、基本的にライン単位で処理するの
で、表示する位置はライン先頭の1画素分のみを求めれ
ばよく、表示位置の算出回数が少なくてすむ。その結
果、処理速度を向上させることができるようになった。
また、画像の総ライン数が丁度2n でない場合でも、前
記(1)式で得られるライン番号が画像の総ライン数よ
り大のときは、ラインデータの格納及び表示を行わない
という簡単な判断により処理することができるので、画
像のサイズによって処理が特に複雑になるということも
なくなった。
【図1】 本発明の画像データ縮小表示装置の概要を示
すブロック図
すブロック図
【図2】 本発明における記憶装置の内容を示す図
【図3】 画像データの格納順序と表示手順を説明する
ための図
ための図
【図4】 本発明で用いる数式から得られるライン数の
一例を示す図
一例を示す図
【図5】 記憶装置への画像データの格納処理手順を示
すフローチャート
すフローチャート
【図6】 画像データの表示処理手順を示すフローチャ
ート
ート
【図7】 画像データ縮小表示装置の表示状態を示す図
【図8】 従来の画像データ縮小表示装置の処理を説明
するための図
するための図
1…制御装置、1−1…画像データ格納手段、1−2…
画像データ表示手段、2…キーボード、3…画像入力装
置、4…記憶装置、4a…インデックス情報、4b…各
画像データ毎のインデックス情報、4c…画像データ、
4d…ヘッダの内容、5…表示装置、6…VRAM
画像データ表示手段、2…キーボード、3…画像入力装
置、4…記憶装置、4a…インデックス情報、4b…各
画像データ毎のインデックス情報、4c…画像データ、
4d…ヘッダの内容、5…表示装置、6…VRAM
Claims (1)
- 【請求項1】 次式、 a0 =0 ai =[2×(i−2k-1 )+1]×N/2k ただし、 Nは、N=2n の数で、画像の総ライン数以上の直近の
数 iは、2k-1 ≦i<2k (k=1〜n)の範囲の整数 で得られるライン番号順に、画像データをライン毎に記
憶装置に格納する画像データ格納手段と、上記記憶装置
から画像データを、指定された縮小率に応じたライン数
のデータをライン毎に順次読み出して、上記縮小率に応
じた画素の間引きを行い、上式で得られるライン番号に
上記縮小率を掛けて得られるライン番号位置に表示する
画像データ表示手段とを具えたことを特徴とする画像デ
ータ縮小表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4341362A JPH06168323A (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | 画像データ縮小表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4341362A JPH06168323A (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | 画像データ縮小表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06168323A true JPH06168323A (ja) | 1994-06-14 |
Family
ID=18345480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4341362A Pending JPH06168323A (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | 画像データ縮小表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06168323A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1990013685A1 (fr) * | 1989-05-10 | 1990-11-15 | Furukawa Electric Co., Ltd. | Materiau de contact electrique, procede de production de ce materiau, et contact electrique ainsi produit |
-
1992
- 1992-11-27 JP JP4341362A patent/JPH06168323A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1990013685A1 (fr) * | 1989-05-10 | 1990-11-15 | Furukawa Electric Co., Ltd. | Materiau de contact electrique, procede de production de ce materiau, et contact electrique ainsi produit |
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