JP2857260B2 - 矩形領域の判定方法 - Google Patents
矩形領域の判定方法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像処理の分野におけ
る領域判定の方法に関し、特に、性質の異なった複数画
像によって構成された混在画像を各性質ごとに処理する
場合などに有効な矩形領域による画像領域の判定方法に
関する。
る領域判定の方法に関し、特に、性質の異なった複数画
像によって構成された混在画像を各性質ごとに処理する
場合などに有効な矩形領域による画像領域の判定方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータによる画像処理の分
野において、画像データの入出力装置および記憶装置の
発展に伴い、DTPや企業内印刷システム等の機能拡充
により、高い品質の画像を含む大量の画像データの取り
扱いが要求されるようになってきた。特に、性質の異な
る複数の画像が混在する混在画像を出力する場合の、画
像データの処理は益々複雑化する傾向にある。例えば、
写真イメージ(網点画像)と記事(線画情報)の混在し
た画像もレーザプリンタ、プロッタ等の高密度記録デバ
イスの出現により高品質で出力可能となったが、同時に
画像データが大容量となり、圧縮処理が必要となってき
た。この様な混在画像の圧縮処理は、網点、線画の各種
類に応じたパラメータが必要でありこの事により、画像
の領域判定処理が必要となってきた。
野において、画像データの入出力装置および記憶装置の
発展に伴い、DTPや企業内印刷システム等の機能拡充
により、高い品質の画像を含む大量の画像データの取り
扱いが要求されるようになってきた。特に、性質の異な
る複数の画像が混在する混在画像を出力する場合の、画
像データの処理は益々複雑化する傾向にある。例えば、
写真イメージ(網点画像)と記事(線画情報)の混在し
た画像もレーザプリンタ、プロッタ等の高密度記録デバ
イスの出現により高品質で出力可能となったが、同時に
画像データが大容量となり、圧縮処理が必要となってき
た。この様な混在画像の圧縮処理は、網点、線画の各種
類に応じたパラメータが必要でありこの事により、画像
の領域判定処理が必要となってきた。
【0003】従来、上記のような各画像領域の判定には
つぎの二通りの方法が用いられてきた。 (1)全体画像のライン毎にライン制御情報と呼ばれる
情報を付加し、1ライン内における画像種別を判定す
る。 (2)各種画像を矩形領域で指定し、その矩形領域の始
点,終点,種別によって混在画像を表現する。 図5は、(1)の方法を説明するために、ライン制御情
報を示す。図5において100は種類の異なる画像A,
B,C,D,Eを含む画面を示す。この画面100は水
平方向に等間隔で走査するラインによって表わされる。
図中、L1,L2,L3は、ラインの例を示す。
つぎの二通りの方法が用いられてきた。 (1)全体画像のライン毎にライン制御情報と呼ばれる
情報を付加し、1ライン内における画像種別を判定す
る。 (2)各種画像を矩形領域で指定し、その矩形領域の始
点,終点,種別によって混在画像を表現する。 図5は、(1)の方法を説明するために、ライン制御情
報を示す。図5において100は種類の異なる画像A,
B,C,D,Eを含む画面を示す。この画面100は水
平方向に等間隔で走査するラインによって表わされる。
図中、L1,L2,L3は、ラインの例を示す。
【0004】各ライン毎にライン制御情報が付加され
る。ライン制御情報は対象ラインにおいて、何処(何ド
ット目から何ドット目)がどの様な画像であるかを表現
した情報である。例えば、ラインL2のライン制御情報
は、ドットB0〜B3は画像A、ドットB3〜B4は画
像C、ドットB4〜B5は画像A、ドットB5〜B6は
画像E、ドットB6〜BMは画像Aであることを表わ
す。(1)の方法は、ハードウェア作成上最も容易に実
現可能である。従って、1ライン毎の処理は高速に行う
ことができる。しかし、1ライン内の画像の数が増大す
るとデータ量が増大し、かつ、全体のライン数が増加す
るとデータ量が増加する。つまり、画像品質が高くなる
程、データ量が増加する。
る。ライン制御情報は対象ラインにおいて、何処(何ド
ット目から何ドット目)がどの様な画像であるかを表現
した情報である。例えば、ラインL2のライン制御情報
は、ドットB0〜B3は画像A、ドットB3〜B4は画
像C、ドットB4〜B5は画像A、ドットB5〜B6は
画像E、ドットB6〜BMは画像Aであることを表わ
す。(1)の方法は、ハードウェア作成上最も容易に実
現可能である。従って、1ライン毎の処理は高速に行う
ことができる。しかし、1ライン内の画像の数が増大す
るとデータ量が増大し、かつ、全体のライン数が増加す
るとデータ量が増加する。つまり、画像品質が高くなる
程、データ量が増加する。
【0005】図6は、上記(2)の方法を説明するため
に矩形領域情報を示す。図6において100は、図5と
同じ画面を示す。各画像A,B,C,D,Eの領域は、
それ等の画像の各外接矩形1,2,3,4,5の左上隅
および右下隅の各座標値ならびに画像の種類によって記
述される。例えば、画像Bは、外接矩形2の左上隅の点
2−1の座標(X1,Y1)と右下隅の点2−2の座標
(X2,Y4)によって表わされる。この方法は、情報
のデータ量は矩形領域の数にのみ依存する。従って、デ
ータ量は最小限で済む。しかし、各ラインの制御情報と
各矩形領域の記述との関係を実現するハードウェアが複
雑となる。従って画像領域の判定に時間がかかり、全体
として処理速度を大きくすることはできない。
に矩形領域情報を示す。図6において100は、図5と
同じ画面を示す。各画像A,B,C,D,Eの領域は、
それ等の画像の各外接矩形1,2,3,4,5の左上隅
および右下隅の各座標値ならびに画像の種類によって記
述される。例えば、画像Bは、外接矩形2の左上隅の点
2−1の座標(X1,Y1)と右下隅の点2−2の座標
(X2,Y4)によって表わされる。この方法は、情報
のデータ量は矩形領域の数にのみ依存する。従って、デ
ータ量は最小限で済む。しかし、各ラインの制御情報と
各矩形領域の記述との関係を実現するハードウェアが複
雑となる。従って画像領域の判定に時間がかかり、全体
として処理速度を大きくすることはできない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、複数種
類の画像が混在する混在画像を圧縮処理して出力するに
は、各ラインにおいて、各画像を判別する論理とそれを
実現するハードウェアが必要である。各ライン毎にライ
ン制御情報によって画像を判別する方法は、ハードウェ
アが簡単で高速処理が可能であるが、データ量が大き
い。各画像を矩形領域で表わす方法は、データ量は少く
て済むが、ハードウェアが複雑でかつ、高速処理には向
かない。高品質の混在画像の取り扱いが増えてくるに従
って、データ量が少くて済み、かつ、高速処理の可能な
画像領域の判別方法に対する要望が多い。本発明は、上
記要望を満たすためになされたもので、データ量が小さ
く、かつ、高速処理が可能な矩形領域判定方法を提供す
ることを目的とする。
類の画像が混在する混在画像を圧縮処理して出力するに
は、各ラインにおいて、各画像を判別する論理とそれを
実現するハードウェアが必要である。各ライン毎にライ
ン制御情報によって画像を判別する方法は、ハードウェ
アが簡単で高速処理が可能であるが、データ量が大き
い。各画像を矩形領域で表わす方法は、データ量は少く
て済むが、ハードウェアが複雑でかつ、高速処理には向
かない。高品質の混在画像の取り扱いが増えてくるに従
って、データ量が少くて済み、かつ、高速処理の可能な
画像領域の判別方法に対する要望が多い。本発明は、上
記要望を満たすためになされたもので、データ量が小さ
く、かつ、高速処理が可能な矩形領域判定方法を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による矩形領域判
定方法は、複数種類の画像が混在する画面を水平走査ラ
インによって表現する画像処理において、各画像の矩形
領域を定義する初期矩形領域情報を、矩形領域の左上隅
の始点のY座標の大きさの順に並べ変えることにより新
矩形領域情報を作成し、前記新矩形領域情報の順序に従
って、各画像の矩形領域の画面上の上辺および下辺に沿
って通過する分割線によって各画像の矩形領域を上下方
向に複数に分割することにより、細分化された複数の細
分化矩形領域を生成し、各細分化矩形領域の始点、終点
の各座標および画像の種類を記述することにより、細分
化された矩形領域を定義する細分化矩形領域情報を完成
し、隣接する分割線間の複数の走査ラインは、同一の細
分化矩形領域情報によってライン制御されるように構成
される。
定方法は、複数種類の画像が混在する画面を水平走査ラ
インによって表現する画像処理において、各画像の矩形
領域を定義する初期矩形領域情報を、矩形領域の左上隅
の始点のY座標の大きさの順に並べ変えることにより新
矩形領域情報を作成し、前記新矩形領域情報の順序に従
って、各画像の矩形領域の画面上の上辺および下辺に沿
って通過する分割線によって各画像の矩形領域を上下方
向に複数に分割することにより、細分化された複数の細
分化矩形領域を生成し、各細分化矩形領域の始点、終点
の各座標および画像の種類を記述することにより、細分
化された矩形領域を定義する細分化矩形領域情報を完成
し、隣接する分割線間の複数の走査ラインは、同一の細
分化矩形領域情報によってライン制御されるように構成
される。
【0008】
【作用】まず、一画面上の各種の画像は、それぞれの外
接矩形によって矩形領域が定められる。各矩形領域の左
上隅の始点および右下隅の終点の各X,Y座標ならびに
画像の種類からなる初期矩形領域情報がメモリに格納さ
れる。つぎに、初期矩形領域情報を矩形領域の始点のY
座標の大きさの順に並べ変えた新矩形領域情報が作成さ
れメモリに格納される。つぎに、新矩形領域情報の順序
に従い、各矩形領域は、他の矩形領域の始点および終点
を通る水平な分割線によって分割され、細分化矩形領域
が生成される。各細分化矩形領域の始点および終点の座
標は、初期矩形領域情報から容易に得られる。このよう
にして、始点,終点および画像の種類が盛り込まれた細
分化矩形領域情報が完成し、メモリに格納される。画像
の出力に際しては、隣接する分割線間の複数ラインは同
一の細分化矩形領域情報によって制御される。
接矩形によって矩形領域が定められる。各矩形領域の左
上隅の始点および右下隅の終点の各X,Y座標ならびに
画像の種類からなる初期矩形領域情報がメモリに格納さ
れる。つぎに、初期矩形領域情報を矩形領域の始点のY
座標の大きさの順に並べ変えた新矩形領域情報が作成さ
れメモリに格納される。つぎに、新矩形領域情報の順序
に従い、各矩形領域は、他の矩形領域の始点および終点
を通る水平な分割線によって分割され、細分化矩形領域
が生成される。各細分化矩形領域の始点および終点の座
標は、初期矩形領域情報から容易に得られる。このよう
にして、始点,終点および画像の種類が盛り込まれた細
分化矩形領域情報が完成し、メモリに格納される。画像
の出力に際しては、隣接する分割線間の複数ラインは同
一の細分化矩形領域情報によって制御される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
して詳細に説明する。図1は本発明の原理を示す。図1
において、100は図6と同様の混在画像を示し、括弧
付き数字は各画像の種類を表わし、括弧付き英字は、同
一情報によって記述可能な複数ラインの集合(ライン群
という)を表わす。図6において示した各画像B,C,
D,Eの各矩形領域2,3,4,5は、それぞれ、他の
矩形領域の上辺および下辺に沿って通過する分割線によ
って区切られ、新らしいいくつかの細分化された矩形領
域が生成される。上記のように新しく生成される矩形領
域は、元の矩形領域と同じく、始点(左上隅)および終
点(右下隅)の(X,Y)座標、ならびに画像の種類に
よって記述される。図1から明らかなように、隣接する
分割線間の複数のライン、(すなわちライン群)は、共
通のライン制御情報を持つことになる。つまり、本発明
は、従来技術におけるライン毎にライン制御情報を付加
する方法と、各画像を矩形領域で表現する方法の中間的
な性質を持った記述方法である。従って、両者の長所を
併せ持つ。
して詳細に説明する。図1は本発明の原理を示す。図1
において、100は図6と同様の混在画像を示し、括弧
付き数字は各画像の種類を表わし、括弧付き英字は、同
一情報によって記述可能な複数ラインの集合(ライン群
という)を表わす。図6において示した各画像B,C,
D,Eの各矩形領域2,3,4,5は、それぞれ、他の
矩形領域の上辺および下辺に沿って通過する分割線によ
って区切られ、新らしいいくつかの細分化された矩形領
域が生成される。上記のように新しく生成される矩形領
域は、元の矩形領域と同じく、始点(左上隅)および終
点(右下隅)の(X,Y)座標、ならびに画像の種類に
よって記述される。図1から明らかなように、隣接する
分割線間の複数のライン、(すなわちライン群)は、共
通のライン制御情報を持つことになる。つまり、本発明
は、従来技術におけるライン毎にライン制御情報を付加
する方法と、各画像を矩形領域で表現する方法の中間的
な性質を持った記述方法である。従って、両者の長所を
併せ持つ。
【0010】図2は本発明の構成を示す。上述の細分化
された矩形領域の矩形領域情報は下記の手順で作成され
る。(1)矩形領域情報ソート部11は、初期矩形領域
情報格納部10に格納されている初期の矩形領域情報
を、各矩形領域の始点(左上隅)のY座標の上位に近い
順に並べ変える。 (2)上記(1)の並べ変えによって得られた新しい矩
形領域情報を、新矩形領域情報格納部12に格納する。 (3)矩形領域細分化部13は、新矩形領域情報格納部
12に格納された新しい矩形領域情報に基づき、初期矩
形領域を、その始点が発生した順に細分化する。 (4)細分化によって新たに生成された各細分化矩形領
域について、始点,終点および画像種別からなる矩形領
域情報を作成し、細分化矩形領域情報格納部14に格納
する。 (5)全ての初期矩形領域に対して処理が終了するま
で、上記(1)〜(4)を繰返す。
された矩形領域の矩形領域情報は下記の手順で作成され
る。(1)矩形領域情報ソート部11は、初期矩形領域
情報格納部10に格納されている初期の矩形領域情報
を、各矩形領域の始点(左上隅)のY座標の上位に近い
順に並べ変える。 (2)上記(1)の並べ変えによって得られた新しい矩
形領域情報を、新矩形領域情報格納部12に格納する。 (3)矩形領域細分化部13は、新矩形領域情報格納部
12に格納された新しい矩形領域情報に基づき、初期矩
形領域を、その始点が発生した順に細分化する。 (4)細分化によって新たに生成された各細分化矩形領
域について、始点,終点および画像種別からなる矩形領
域情報を作成し、細分化矩形領域情報格納部14に格納
する。 (5)全ての初期矩形領域に対して処理が終了するま
で、上記(1)〜(4)を繰返す。
【0011】図3は、図2の各部10,11,12,1
3および14の詳細を示す。初期矩形領域情報格納部1
0は、各矩形領域の始点のX,Y座標からなる始点情報
10aと、終点情報10bと、各画像の種類を示す画像
情報10cとを格納する。矩形領域情報ソート部11
は、始点情報10aにより、始点のY座標を上位の順に
並べ変える始点Y座標ソート回路11aと、格納制御回
路11bおよび11cを有する。始点Y座標ソート回路
11aにより、初期矩形始点情報10aは、Y座標の高
い順に並べ変えられ、新矩形領域情報格納部12の新矩
形領域始点情報12aとなる。
3および14の詳細を示す。初期矩形領域情報格納部1
0は、各矩形領域の始点のX,Y座標からなる始点情報
10aと、終点情報10bと、各画像の種類を示す画像
情報10cとを格納する。矩形領域情報ソート部11
は、始点情報10aにより、始点のY座標を上位の順に
並べ変える始点Y座標ソート回路11aと、格納制御回
路11bおよび11cを有する。始点Y座標ソート回路
11aにより、初期矩形始点情報10aは、Y座標の高
い順に並べ変えられ、新矩形領域情報格納部12の新矩
形領域始点情報12aとなる。
【0012】初期矩形終点情報10bおよび画像情報1
0cは、それぞれ、始点Y座標ソート回路11aの制御
を受けた格納制御回路11bおよび11cによって、新
矩形領域始点情報12aの順序に対応するように並べ変
えられ、それぞれ、新矩形領域終点情報12bおよび新
矩形領域画像情報12cとなる。矩形領域細分化部13
は、新矩形領域始点情報12aの判定および矩形情報の
有効か無効かの判定を行う判定回路13aと、判定回路
13aの制御下で終点情報12bおよび画像情報12c
の格納制御を行う格納制御回路13bおよび13cと、
各細分化の過程において、細分化矩形の矩形情報を一時
的に格納する矩形情報格納バッファ13dとを有する。
0cは、それぞれ、始点Y座標ソート回路11aの制御
を受けた格納制御回路11bおよび11cによって、新
矩形領域始点情報12aの順序に対応するように並べ変
えられ、それぞれ、新矩形領域終点情報12bおよび新
矩形領域画像情報12cとなる。矩形領域細分化部13
は、新矩形領域始点情報12aの判定および矩形情報の
有効か無効かの判定を行う判定回路13aと、判定回路
13aの制御下で終点情報12bおよび画像情報12c
の格納制御を行う格納制御回路13bおよび13cと、
各細分化の過程において、細分化矩形の矩形情報を一時
的に格納する矩形情報格納バッファ13dとを有する。
【0013】細分化矩形領域情報格納部14は、矩形情
報格納バッファ13dから順次送られてくる細分化され
た矩形領域の始点情報14aおよび終点情報14b、な
らびに、各細分化された矩形領域の画像の種類を示す細
分化矩形画像情報14cを格納する。図4は、図3を、
図1の混在画像100について具体的に示した図であ
る。図4からわかるように、ライン群(a)内の全ての
ラインは、矩形情報(X0,Y0),(XM,Y1),
Aによって制御され、ライン群(b)内の全てのライン
は、矩形情報〔(X0,Y1),(X1,Y2),
A〕;〔(X1,Y1),(X2,Y2),B〕;
〔(X2,Y1),(XM,Y2),A〕によって制御
され、以下同様である。このように、矩形領域を分割す
ることで、若干の記述情報の増加は認められるが、ライ
ン毎にライン制御情報を付加するのに比較してデータ量
が圧倒的に少ない。また、矩形領域の検索は、ライン群
について唯1回行うだけでよいから、処理の高速化が図
れる。
報格納バッファ13dから順次送られてくる細分化され
た矩形領域の始点情報14aおよび終点情報14b、な
らびに、各細分化された矩形領域の画像の種類を示す細
分化矩形画像情報14cを格納する。図4は、図3を、
図1の混在画像100について具体的に示した図であ
る。図4からわかるように、ライン群(a)内の全ての
ラインは、矩形情報(X0,Y0),(XM,Y1),
Aによって制御され、ライン群(b)内の全てのライン
は、矩形情報〔(X0,Y1),(X1,Y2),
A〕;〔(X1,Y1),(X2,Y2),B〕;
〔(X2,Y1),(XM,Y2),A〕によって制御
され、以下同様である。このように、矩形領域を分割す
ることで、若干の記述情報の増加は認められるが、ライ
ン毎にライン制御情報を付加するのに比較してデータ量
が圧倒的に少ない。また、矩形領域の検索は、ライン群
について唯1回行うだけでよいから、処理の高速化が図
れる。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、画像を処理するための
ラインの制御情報を、ライン単位ではなく、ライン群に
ついてまとめて記述するので、ライン単位の場合に比べ
てデータ量が格段に減小する。また、画像領域の検索は
ライン群につき1回で済むので、初期の矩形領域のみに
よる方法に比して処理速度は大きくなる。
ラインの制御情報を、ライン単位ではなく、ライン群に
ついてまとめて記述するので、ライン単位の場合に比べ
てデータ量が格段に減小する。また、画像領域の検索は
ライン群につき1回で済むので、初期の矩形領域のみに
よる方法に比して処理速度は大きくなる。
【図1】本発明の原理を示す図である。
【図2】本発明の構成を示す図である。
【図3】図2の各部の詳細を示す図である。
【図4】本発明の動作例を示す図である。
【図5】ライン制御情報を説明するための図である。
【図6】矩形領域情報を説明するための図である。
1,2,3,4,5 矩形領域 2−1 矩形領域2の始点 2−2 矩形領域2の終点 10 初期矩形領域情報格納部 10a 矩形領域始点情報 10b 矩形領域終点情報 10c 矩形領域画像情報 11 矩形領域情報ソート部 11a 始点Y座標ソート回路 11b,11c 格納制御回路 12 新矩形領域情報格納部 12a 新矩形領域始点情報 12b 新矩形領域終点情報 12c 新矩形領域画像情報 13 矩形領域細分化部 13a 判定回路 13b,13c 格納制御回路 13d バッファ 14 細分化矩形領域情報格納部 14a 細分化矩形始点情報 14b 細分化矩形終点情報 14c 細分化矩形画像情報 100 混在画像 (1)〜(4) 画像の種類 (a)〜(i) ライン群 L1,L2,L3 ライン A,B,C,D,E 画像の種類 (X,Y) 座標 B0,B1…BM ドット位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06T 1/00 - 1/60 G06T 7/00 - 7/60 H04N 1/38 - 1/419 G03F 1/00 - 1/16
Claims (1)
- 【請求項1】 複数種類の画像が混在する画面を水平走
査ラインによって表現する画像処理において、各画像の矩形領域を定義する初期矩形領域情報を、矩形
領域の左上隅の始点のY座標の大きさの順に並べ変える
ことにより新矩形領域情報を作成し、 前記新矩形領域情報の順序に従って、各画像の矩形領域
の画面上の上辺および下辺に沿って通過する分割線によ
って各画像の矩形領域を上下方向に複数に分割すること
により、細分化された複数の細分化矩形領域を生成し、 各細分化矩形領域の始点、終点の各座標および画像の種
類を記述することにより、細分化された矩形領域を定義
する細分化矩形領域情報を完成し、 隣接する分割線間の複数の走査ラインは、同一の細分化
矩形領域情報によってライン制御されるようにすること
を特徴とする矩形領域の判定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3111537A JP2857260B2 (ja) | 1991-05-16 | 1991-05-16 | 矩形領域の判定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3111537A JP2857260B2 (ja) | 1991-05-16 | 1991-05-16 | 矩形領域の判定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04338882A JPH04338882A (ja) | 1992-11-26 |
JP2857260B2 true JP2857260B2 (ja) | 1999-02-17 |
Family
ID=14563874
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3111537A Expired - Fee Related JP2857260B2 (ja) | 1991-05-16 | 1991-05-16 | 矩形領域の判定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2857260B2 (ja) |
-
1991
- 1991-05-16 JP JP3111537A patent/JP2857260B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04338882A (ja) | 1992-11-26 |
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