JPH06158121A - 放電加工の加工粉で構成した磁性体 - Google Patents
放電加工の加工粉で構成した磁性体Info
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- JPH06158121A JPH06158121A JP31852392A JP31852392A JPH06158121A JP H06158121 A JPH06158121 A JP H06158121A JP 31852392 A JP31852392 A JP 31852392A JP 31852392 A JP31852392 A JP 31852392A JP H06158121 A JPH06158121 A JP H06158121A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 粒度が一定の球状の非晶質の磁性体粉を放電
加工により生成し、高周波特性の良い、高品質の磁性体
を提供する。 【構成】 油または水等の絶縁性の加工液中で微小間隙
離れて対向する放電加工装置の電極と被加工物として磁
性材料16〜19の塊を取付け、パルス状の放電を発生
させて放電加工を行ない加工粉13を生成する。この加
工粉13は加工液2中に浮遊するので、濾過器14を通
し、ポンプ15で加工液2を加工槽1に循環することに
より濾過器14に加工粉13が蓄まる。こうして生成し
た加工粉13を金型の間に入れ、プレスにより高圧力を
かけることにより加工粉13どうしを結合させて所定形
状に成形した磁性体とする。
加工により生成し、高周波特性の良い、高品質の磁性体
を提供する。 【構成】 油または水等の絶縁性の加工液中で微小間隙
離れて対向する放電加工装置の電極と被加工物として磁
性材料16〜19の塊を取付け、パルス状の放電を発生
させて放電加工を行ない加工粉13を生成する。この加
工粉13は加工液2中に浮遊するので、濾過器14を通
し、ポンプ15で加工液2を加工槽1に循環することに
より濾過器14に加工粉13が蓄まる。こうして生成し
た加工粉13を金型の間に入れ、プレスにより高圧力を
かけることにより加工粉13どうしを結合させて所定形
状に成形した磁性体とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放電加工により得られ
る加工粉により構成した磁性体に関するものである。
る加工粉により構成した磁性体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の放電加工装置を示す構成図
であり、加工槽1には油(鉱物油)や水などの加工液2
が満たされ、鉄などの金属を材料とする被加工物3を固
定し、銅等を材料とする電極4がサーボ機構5により被
加工物3に対して、相対的に電極4と被加工物3間の間
隙を制御する。一方、電圧源6は、制御回路9によって
オン、オフ制御するスイッチ7(ここでは、トランジス
タで示している)と電流を決める抵抗器8の直列体を被
加工物3と電極4との間に接続し、放電加工の電力を供
給する。
であり、加工槽1には油(鉱物油)や水などの加工液2
が満たされ、鉄などの金属を材料とする被加工物3を固
定し、銅等を材料とする電極4がサーボ機構5により被
加工物3に対して、相対的に電極4と被加工物3間の間
隙を制御する。一方、電圧源6は、制御回路9によって
オン、オフ制御するスイッチ7(ここでは、トランジス
タで示している)と電流を決める抵抗器8の直列体を被
加工物3と電極4との間に接続し、放電加工の電力を供
給する。
【0003】次に、上記のような構成の放電加工装置の
動作について説明する。サーボ機構5により電極4と被
加工物3間の間隙が狭くなると、スイッチ7をオンする
ことにより電圧源6の電圧が電極4と被加工物3の間に
印加され、絶縁破壊と同時に極小部分に放電が発生す
る。この放電が発生する間隙は数μm〜30μmであ
る。また、放電の強さは抵抗8とスイッチ7がオンして
いる時間によって制御される。
動作について説明する。サーボ機構5により電極4と被
加工物3間の間隙が狭くなると、スイッチ7をオンする
ことにより電圧源6の電圧が電極4と被加工物3の間に
印加され、絶縁破壊と同時に極小部分に放電が発生す
る。この放電が発生する間隙は数μm〜30μmであ
る。また、放電の強さは抵抗8とスイッチ7がオンして
いる時間によって制御される。
【0004】図9の(a)は従来の放電加工装置の電極
と被加工物の部分を示す拡大図、(b)は加工粉を示す
拡大図であるが、放電10が発生した部分の加工液2は
その放電10の熱により爆発的に蒸発する。また、被加
工物3側の放電が発生した部分11は高密度の電流によ
り溶融する。加工液2が蒸発した爆発力により溶融した
被加工物3が吹き飛ばされ加工粉13が生成する。ま
た、電極4の放電が発生した部分12は同様に高密度の
電流が流れ溶融する場合もあるが、銅等の熱伝導の良い
金属を使えば溶融する量は非常に少ない。
と被加工物の部分を示す拡大図、(b)は加工粉を示す
拡大図であるが、放電10が発生した部分の加工液2は
その放電10の熱により爆発的に蒸発する。また、被加
工物3側の放電が発生した部分11は高密度の電流によ
り溶融する。加工液2が蒸発した爆発力により溶融した
被加工物3が吹き飛ばされ加工粉13が生成する。ま
た、電極4の放電が発生した部分12は同様に高密度の
電流が流れ溶融する場合もあるが、銅等の熱伝導の良い
金属を使えば溶融する量は非常に少ない。
【0005】なお、従来のこの種の放電加工により加工
粉を発生させる技術に関連するものとして、例えば、特
開昭64−25905号公報、特開平3−226508
号公報、特開昭58−100602号公報、特開昭59
−85807号公報、特開昭59−85808号公報に
掲載の技術がある。特開昭64−25905号公報に
は、気中で連続したアーク放電により溶融した金属を、
電極を回転させて遠心力で飛散させることにより、金属
粉を生成する技術と、同じく気中で連続したアーク放電
により溶融した金属を、高速回転するディスク(円板)
に落下させて、遠心力を利用して側壁部に飛散させるこ
とにより金属粉を生成する技術が示されている。また、
特開平3−226508号公報にも、気中アーク放電に
よる遠心力を利用してベリリウム球状粒子を製造する方
法が開示されている。そして、特開昭59−85807
号、特開昭59−85808号公報には、気中アーク放
電により、電極の金属を溶融し蒸発させ、この蒸気を凝
固して金属超微粒子を生成する技術が示されている。
粉を発生させる技術に関連するものとして、例えば、特
開昭64−25905号公報、特開平3−226508
号公報、特開昭58−100602号公報、特開昭59
−85807号公報、特開昭59−85808号公報に
掲載の技術がある。特開昭64−25905号公報に
は、気中で連続したアーク放電により溶融した金属を、
電極を回転させて遠心力で飛散させることにより、金属
粉を生成する技術と、同じく気中で連続したアーク放電
により溶融した金属を、高速回転するディスク(円板)
に落下させて、遠心力を利用して側壁部に飛散させるこ
とにより金属粉を生成する技術が示されている。また、
特開平3−226508号公報にも、気中アーク放電に
よる遠心力を利用してベリリウム球状粒子を製造する方
法が開示されている。そして、特開昭59−85807
号、特開昭59−85808号公報には、気中アーク放
電により、電極の金属を溶融し蒸発させ、この蒸気を凝
固して金属超微粒子を生成する技術が示されている。
【0006】図10は従来の磁性体の製造手順を示すも
ので、まず、(a)のように鉄やこれに属する磁性材料
を溶融し、精製後凝固させたのち、(b)のように粉砕
し、(c)のように加熱圧縮して、(d)のような形状
の磁性体を成形する。
ので、まず、(a)のように鉄やこれに属する磁性材料
を溶融し、精製後凝固させたのち、(b)のように粉砕
し、(c)のように加熱圧縮して、(d)のような形状
の磁性体を成形する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の磁
性体では、次に述べるような問題点が存在していた。図
10の(a)に示す磁性材料が溶融後凝固する時間は比
較的長く、結晶が生じていた。これは、図10の(b)
のように粉砕しても同じであるから、これを加熱圧縮成
形しても、磁性特性の高周波損失はそれほど改善でき
ず、100KHz程度までしか使用できなかった。
性体では、次に述べるような問題点が存在していた。図
10の(a)に示す磁性材料が溶融後凝固する時間は比
較的長く、結晶が生じていた。これは、図10の(b)
のように粉砕しても同じであるから、これを加熱圧縮成
形しても、磁性特性の高周波損失はそれほど改善でき
ず、100KHz程度までしか使用できなかった。
【0008】また、その磁性材料の一つとして、高純度
電解鉄が用いられるが、通常、鉄は粘りが強く粉砕する
のはかなり困難であった。さらに、図10の(b)のよ
うに粉砕すると、その粒度は大小様々で、10μm〜5
0μmのものができ、その粒度を一定にすることはでき
なかった。したがって、密度の高いふるいにより一定の
粒度のものを選別する必要があった。このことは、ふる
いにより漉された小粒度のものは利用できないことにな
り、利用効率が低かった。
電解鉄が用いられるが、通常、鉄は粘りが強く粉砕する
のはかなり困難であった。さらに、図10の(b)のよ
うに粉砕すると、その粒度は大小様々で、10μm〜5
0μmのものができ、その粒度を一定にすることはでき
なかった。したがって、密度の高いふるいにより一定の
粒度のものを選別する必要があった。このことは、ふる
いにより漉された小粒度のものは利用できないことにな
り、利用効率が低かった。
【0009】さらに、図10の(c)に示したように、
一粒々の形状が一定していないので、成形後の磁性特性
にバラツキが生じ、高品質のものができなかった。
一粒々の形状が一定していないので、成形後の磁性特性
にバラツキが生じ、高品質のものができなかった。
【0010】そこで、本発明は、上記のような問題点を
解消するためになされたもので、粒度が一定の球状の非
晶質の磁性体粉を放電加工により生成し、高周波特性の
良い、高品質の磁性体の提供を課題とするものである。
解消するためになされたもので、粒度が一定の球状の非
晶質の磁性体粉を放電加工により生成し、高周波特性の
良い、高品質の磁性体の提供を課題とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にかかる
放電加工の加工粉で構成した磁性体は、油または水等の
絶縁性の加工液中で微小間隙離れて対向する電極及び被
加工物のうちの少なくとも一方が磁性材料からなり、前
記電極及び被加工物にパルス状の放電を発生させて放電
加工を行なうことによって発生する加工粉を結合させて
所定形状に成形してなるものである。
放電加工の加工粉で構成した磁性体は、油または水等の
絶縁性の加工液中で微小間隙離れて対向する電極及び被
加工物のうちの少なくとも一方が磁性材料からなり、前
記電極及び被加工物にパルス状の放電を発生させて放電
加工を行なうことによって発生する加工粉を結合させて
所定形状に成形してなるものである。
【0012】請求項2の発明にかかる放電加工の加工粉
で構成した磁性体は、油または水等の絶縁性の加工液中
で微小間隙離れて対向する電極及び被加工物のうちの少
なくとも一方が磁性材料からなり、前記電極及び被加工
物に用いる磁性材料を円筒状にし、前記電極及び被加工
物にパルス状の放電を発生させ、前記電極及び被加工物
の一方または双方を低速回転させながら放電加工を行な
うことによって発生する加工粉を結合させて所定形状に
成形してなるものである。
で構成した磁性体は、油または水等の絶縁性の加工液中
で微小間隙離れて対向する電極及び被加工物のうちの少
なくとも一方が磁性材料からなり、前記電極及び被加工
物に用いる磁性材料を円筒状にし、前記電極及び被加工
物にパルス状の放電を発生させ、前記電極及び被加工物
の一方または双方を低速回転させながら放電加工を行な
うことによって発生する加工粉を結合させて所定形状に
成形してなるものである。
【0013】請求項3の発明にかかる放電加工の加工粉
で構成した磁性体は、油または水等の絶縁性の加工液中
で微小間隙離れて対向する電極及び被加工物のうちの少
なくとも一方が磁性材料からなり、前記電極及び被加工
物にパルス状の放電を発生させて放電加工を行なうこと
によって発生する加工粉と合成樹脂とを練合わせて所定
形状に成形してなるものである。
で構成した磁性体は、油または水等の絶縁性の加工液中
で微小間隙離れて対向する電極及び被加工物のうちの少
なくとも一方が磁性材料からなり、前記電極及び被加工
物にパルス状の放電を発生させて放電加工を行なうこと
によって発生する加工粉と合成樹脂とを練合わせて所定
形状に成形してなるものである。
【0014】
【作用】請求項1の発明の放電加工の加工粉で構成した
磁性体においては、磁性材料を電極及び被加工物に用
い、この電極及び被加工物を油または水等の絶縁性の加
工液中で対向させて放電加工を行ない、その結果生成し
た加工粉を結合させて所定形状に成形したものであるか
ら、この放電加工の加工粉は球状で非晶質であるため、
磁性体の高周波特性を改善できる。
磁性体においては、磁性材料を電極及び被加工物に用
い、この電極及び被加工物を油または水等の絶縁性の加
工液中で対向させて放電加工を行ない、その結果生成し
た加工粉を結合させて所定形状に成形したものであるか
ら、この放電加工の加工粉は球状で非晶質であるため、
磁性体の高周波特性を改善できる。
【0015】請求項2の発明の放電加工の加工粉で構成
した磁性体においては、磁性材料を電極及び被加工物に
用い、この磁性材料を円筒状にし、電極及び被加工物を
油または水等の絶縁性の加工液中で対向させて一方また
は双方を回転させながら放電加工を行ない、その結果生
成した加工粉を結合させて所定形状に成形したものであ
るから、放電加工により球状で非晶質の加工粉が連続し
て生成でき、磁性体の高周波特性を改善できる。
した磁性体においては、磁性材料を電極及び被加工物に
用い、この磁性材料を円筒状にし、電極及び被加工物を
油または水等の絶縁性の加工液中で対向させて一方また
は双方を回転させながら放電加工を行ない、その結果生
成した加工粉を結合させて所定形状に成形したものであ
るから、放電加工により球状で非晶質の加工粉が連続し
て生成でき、磁性体の高周波特性を改善できる。
【0016】請求項3の発明の放電加工の加工粉で構成
した磁性体においては、磁性材料を電極及び被加工物に
用い、この電極及び被加工物を油または水等の絶縁性の
加工液中で対向させて放電加工を行ない、その結果生成
した加工粉と合成樹脂とを練合わせて所定形状に成形し
たものであるから、この放電加工の加工粉は球状で非晶
質であるため、磁性体の高周波特性を改善でき、しか
も、任意の形状の磁性体を形成できる。
した磁性体においては、磁性材料を電極及び被加工物に
用い、この電極及び被加工物を油または水等の絶縁性の
加工液中で対向させて放電加工を行ない、その結果生成
した加工粉と合成樹脂とを練合わせて所定形状に成形し
たものであるから、この放電加工の加工粉は球状で非晶
質であるため、磁性体の高周波特性を改善でき、しか
も、任意の形状の磁性体を形成できる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明をする。
図1は本発明の第一実施例の放電加工の加工粉で構成し
た磁性体の放電加工により加工粉を製造する装置例を示
す構成図である。図において、加工粉を得ようとする磁
性材料16,17の塊をそれぞれ放電加工装置の電極と
被加工物として取付ける。この電極と被加工物との間隙
に放電を発生させると磁性材料16,17から加工粉が
生成される。この加工粉は加工液2中に浮遊するので、
濾過器14を通し、ポンプ15で加工液2を加工槽1に
循環させることにより、濾過器14に加工粉が蓄まる。
磁性材料16,17の塊は放電加工により双方が消耗す
るが、同一の材料とすることによって異種の金属粉が生
じない。
図1は本発明の第一実施例の放電加工の加工粉で構成し
た磁性体の放電加工により加工粉を製造する装置例を示
す構成図である。図において、加工粉を得ようとする磁
性材料16,17の塊をそれぞれ放電加工装置の電極と
被加工物として取付ける。この電極と被加工物との間隙
に放電を発生させると磁性材料16,17から加工粉が
生成される。この加工粉は加工液2中に浮遊するので、
濾過器14を通し、ポンプ15で加工液2を加工槽1に
循環させることにより、濾過器14に加工粉が蓄まる。
磁性材料16,17の塊は放電加工により双方が消耗す
るが、同一の材料とすることによって異種の金属粉が生
じない。
【0018】次に、他の装置例を図2に示す。図2は本
発明の第二実施例の放電加工の加工粉で構成した磁性体
の放電加工により加工粉を製造する他の装置例を示す構
成図である。図において、加工粉を得ようとする磁性材
料18,19を円筒状とし、一方または双方を回転させ
ながら放電加工を行なうことにより、連続的に加工粉1
3を生成できる。即ち、この図は、図1の磁性材料1
6,17の塊を円筒状の磁性材料18,19にしたもの
である。この装置においても、加工粉13は加工液2中
に浮遊するので、濾過器14を通し、ポンプ15で加工
液2を加工槽1に循環させることにより、濾過器14に
加工粉13が蓄まる。
発明の第二実施例の放電加工の加工粉で構成した磁性体
の放電加工により加工粉を製造する他の装置例を示す構
成図である。図において、加工粉を得ようとする磁性材
料18,19を円筒状とし、一方または双方を回転させ
ながら放電加工を行なうことにより、連続的に加工粉1
3を生成できる。即ち、この図は、図1の磁性材料1
6,17の塊を円筒状の磁性材料18,19にしたもの
である。この装置においても、加工粉13は加工液2中
に浮遊するので、濾過器14を通し、ポンプ15で加工
液2を加工槽1に循環させることにより、濾過器14に
加工粉13が蓄まる。
【0019】図3は本発明の第三実施例の放電加工の加
工粉で構成した磁性体の製造方法を示す説明図である。
図のように、図1または図2の装置の濾過器14に蓄ま
った加工粉13を金型20,21,22の間に入れ、金
型21,22をプレス等を使用して高圧力をかけること
により、加工粉13どうしが結合し、図4のような形状
の磁性体を製造することができる。このとき、金型2
0,21,22または加工粉13を直接加熱することに
より、結合の強度を増加させることもできる。図4の
(a)及び(b)は本発明の放電加工の加工粉で構成し
た磁性体例を示す斜視図である。
工粉で構成した磁性体の製造方法を示す説明図である。
図のように、図1または図2の装置の濾過器14に蓄ま
った加工粉13を金型20,21,22の間に入れ、金
型21,22をプレス等を使用して高圧力をかけること
により、加工粉13どうしが結合し、図4のような形状
の磁性体を製造することができる。このとき、金型2
0,21,22または加工粉13を直接加熱することに
より、結合の強度を増加させることもできる。図4の
(a)及び(b)は本発明の放電加工の加工粉で構成し
た磁性体例を示す斜視図である。
【0020】特に、本実施例においては、加工液2中で
の微小なパルス放電による絶縁破壊により、加工液2の
瞬時局部蒸発により溶融した金属が吹き飛ばされた瞬間
に加工液2によって急速に冷却され凝固するので、磁性
材料16,17,18,19から非晶質で球状の加工粉
13が生成できる。したがって、高周波特性の良い磁性
体を構成できる。
の微小なパルス放電による絶縁破壊により、加工液2の
瞬時局部蒸発により溶融した金属が吹き飛ばされた瞬間
に加工液2によって急速に冷却され凝固するので、磁性
材料16,17,18,19から非晶質で球状の加工粉
13が生成できる。したがって、高周波特性の良い磁性
体を構成できる。
【0021】加工粉13は放電の強さにより、その大き
さを適宜制御できるので、任意の直径の球状の加工粉1
3を生成できる。また、その加工粉13の直径は1μm
から50μm程度まで、従来のような粉砕では不可能で
あった微細な加工粉13を生成できるので、高性能の磁
性体を構成することができる。
さを適宜制御できるので、任意の直径の球状の加工粉1
3を生成できる。また、その加工粉13の直径は1μm
から50μm程度まで、従来のような粉砕では不可能で
あった微細な加工粉13を生成できるので、高性能の磁
性体を構成することができる。
【0022】また、磁性材料としては、高純度電解鉄を
用いたが、本実施例の方法によれば他のコバルト、ニッ
ケル、銅などを含む磁性体など従来粉砕することのでき
なかった磁性材料であっても容易に加工粉として生成で
きるので、高性能の磁性体を構成することができる。
用いたが、本実施例の方法によれば他のコバルト、ニッ
ケル、銅などを含む磁性体など従来粉砕することのでき
なかった磁性材料であっても容易に加工粉として生成で
きるので、高性能の磁性体を構成することができる。
【0023】このように、本実施例の放電加工の加工粉
で構成した磁性体は、油または水等の絶縁性の加工液2
中で微小間隙離れて対向する電極及び被加工物のうちの
少なくとも一方が磁性材料16,17からなり、前記電
極及び被加工物にパルス状の放電を発生させて放電加工
を行なうことによって発生する加工粉13を図3のよう
に結合させ、図4のような形状に成形したものである。
で構成した磁性体は、油または水等の絶縁性の加工液2
中で微小間隙離れて対向する電極及び被加工物のうちの
少なくとも一方が磁性材料16,17からなり、前記電
極及び被加工物にパルス状の放電を発生させて放電加工
を行なうことによって発生する加工粉13を図3のよう
に結合させ、図4のような形状に成形したものである。
【0024】したがって、粒度が一定の球状の非晶質の
磁性体粉を放電加工により生成でき、この磁性体粉を加
圧成形して所定形状の磁性体にしたものであるから、磁
性体の高周波特性が改善できる。
磁性体粉を放電加工により生成でき、この磁性体粉を加
圧成形して所定形状の磁性体にしたものであるから、磁
性体の高周波特性が改善できる。
【0025】また、図2のように、電極及び被加工物に
用いる磁性材料18,19を円筒状にし、前記電極及び
被加工物の一方または双方を低速回転させながら放電加
工を行なうことによって加工粉13を発生させ、その加
工粉13を結合させて所定形状に成形して磁性体を構成
すれば、連続して加工粉13を生成できるので、生成効
率が高まる。しかも、この場合も、放電加工の加工粉1
3は球状で非晶質であるため、磁性体の高周波特性を改
善できる。
用いる磁性材料18,19を円筒状にし、前記電極及び
被加工物の一方または双方を低速回転させながら放電加
工を行なうことによって加工粉13を発生させ、その加
工粉13を結合させて所定形状に成形して磁性体を構成
すれば、連続して加工粉13を生成できるので、生成効
率が高まる。しかも、この場合も、放電加工の加工粉1
3は球状で非晶質であるため、磁性体の高周波特性を改
善できる。
【0026】図5は本発明の一実施例である放電加工の
加工粉で構成した磁性体の加工粉と合成樹脂とを練合わ
せた磁性体例を示す部分拡大図である。図において、2
4は加工粉13と合成樹脂23とを練合わせた磁性体で
ある。合成樹脂23としては、エポキシ樹脂、シリコン
樹脂など初期は液体であって凝固剤または加熱等により
固化するものが良い。加工粉13はできるだけ合成樹脂
23に比べ多いほうが磁性体24の透磁率が高くなる。
磁性体の構成方法は図3に示したような金型に入れて、
プレスで圧力をかけて成形する方法がある。この場合、
加工粉13のみを高圧で結合させる圧力よりも、かなり
低い圧力であっても成形ができる。したがって、図4の
ような形状に限定されることなく、また、大きな形状の
磁性体24を容易に形成できる。
加工粉で構成した磁性体の加工粉と合成樹脂とを練合わ
せた磁性体例を示す部分拡大図である。図において、2
4は加工粉13と合成樹脂23とを練合わせた磁性体で
ある。合成樹脂23としては、エポキシ樹脂、シリコン
樹脂など初期は液体であって凝固剤または加熱等により
固化するものが良い。加工粉13はできるだけ合成樹脂
23に比べ多いほうが磁性体24の透磁率が高くなる。
磁性体の構成方法は図3に示したような金型に入れて、
プレスで圧力をかけて成形する方法がある。この場合、
加工粉13のみを高圧で結合させる圧力よりも、かなり
低い圧力であっても成形ができる。したがって、図4の
ような形状に限定されることなく、また、大きな形状の
磁性体24を容易に形成できる。
【0027】図6は図5に示した加工粉と合成樹脂とを
練合わせた磁性体例の用途を説明するための説明図であ
る。図6に示すものは、容器25の内面に、図5に示し
た合成樹脂と練合わせた磁性体24を被覆したものであ
り、電磁シールドに有効である。なお、図6は容器25
の内面を磁性体24で被覆したものであるが、容器25
の外面に磁性体24を被覆してもよい。
練合わせた磁性体例の用途を説明するための説明図であ
る。図6に示すものは、容器25の内面に、図5に示し
た合成樹脂と練合わせた磁性体24を被覆したものであ
り、電磁シールドに有効である。なお、図6は容器25
の内面を磁性体24で被覆したものであるが、容器25
の外面に磁性体24を被覆してもよい。
【0028】図7は図5に示した加工粉と合成樹脂とを
練合わせた磁性体例の用途を説明するための説明図であ
る。図7に示すものは、電線26を図5に示したシリコ
ン樹脂などの弾性のある柔らかい合成樹脂と練合わせた
磁性体24で被覆したものであり、屈曲自在な電線であ
る。したがって、電線からの電波輻射が少なく、電磁シ
ールドに有効である。
練合わせた磁性体例の用途を説明するための説明図であ
る。図7に示すものは、電線26を図5に示したシリコ
ン樹脂などの弾性のある柔らかい合成樹脂と練合わせた
磁性体24で被覆したものであり、屈曲自在な電線であ
る。したがって、電線からの電波輻射が少なく、電磁シ
ールドに有効である。
【0029】このように、磁性材料16,17,18,
19を電極及び被加工物に用い、この電極及び被加工物
を油または水等の絶縁性の加工液2中で対向させて放電
加工を行ない、その結果生成した加工粉13と合成樹脂
23とを図5のように練合わせて、図6や図7のような
形状の磁性体24に成形すれば、任意の形状の磁性体2
4を容易に形成できる。しかも、この場合も、放電加工
の加工粉13は球状で非晶質であるため、磁性体24の
高周波特性を改善できる。
19を電極及び被加工物に用い、この電極及び被加工物
を油または水等の絶縁性の加工液2中で対向させて放電
加工を行ない、その結果生成した加工粉13と合成樹脂
23とを図5のように練合わせて、図6や図7のような
形状の磁性体24に成形すれば、任意の形状の磁性体2
4を容易に形成できる。しかも、この場合も、放電加工
の加工粉13は球状で非晶質であるため、磁性体24の
高周波特性を改善できる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明の
放電加工の加工粉で構成した磁性体は、磁性材料を電極
及び被加工物に用い、この電極及び被加工物を加工液中
で対向させて放電加工を行ない、その結果生成した加工
粉を結合させて所定形状に成形することにより、粒度が
一定の球状の非晶質の磁性体粉を放電加工によって生成
でき、それを加圧成形して磁性体が構成されるので、高
周波特性の良い、高品質の磁性体を得ることができる。
放電加工の加工粉で構成した磁性体は、磁性材料を電極
及び被加工物に用い、この電極及び被加工物を加工液中
で対向させて放電加工を行ない、その結果生成した加工
粉を結合させて所定形状に成形することにより、粒度が
一定の球状の非晶質の磁性体粉を放電加工によって生成
でき、それを加圧成形して磁性体が構成されるので、高
周波特性の良い、高品質の磁性体を得ることができる。
【0031】請求項2の発明の放電加工の加工粉で構成
した磁性体は、磁性材料を電極及び被加工物に用い、こ
の磁性材料を円筒状にし、電極及び被加工物を加工液中
で対向させて一方または双方を回転させながら放電加工
を行ない、その結果生成した加工粉を結合させて所定形
状に成形することにより、粒度が一定の球状の非晶質の
磁性体粉を放電加工によって連続して生成でき、それを
加圧成形して磁性体が構成されるので、高周波特性の良
い、高品質の磁性体を得ることができる。
した磁性体は、磁性材料を電極及び被加工物に用い、こ
の磁性材料を円筒状にし、電極及び被加工物を加工液中
で対向させて一方または双方を回転させながら放電加工
を行ない、その結果生成した加工粉を結合させて所定形
状に成形することにより、粒度が一定の球状の非晶質の
磁性体粉を放電加工によって連続して生成でき、それを
加圧成形して磁性体が構成されるので、高周波特性の良
い、高品質の磁性体を得ることができる。
【0032】請求項3の発明の放電加工の加工粉で構成
した磁性体は、磁性材料を電極及び被加工物に用い、こ
の電極及び被加工物を加工液中で対向させて放電加工を
行ない、その結果生成した加工粉と合成樹脂とを練合わ
せて所定形状に成形することにより、粒度が一定の球状
の非晶質の磁性体粉を放電加工によって生成でき、それ
を加圧成形して磁性体が構成されるので、高周波特性が
良く、高品質で、しかも任意の形状の磁性体を得ること
ができる。
した磁性体は、磁性材料を電極及び被加工物に用い、こ
の電極及び被加工物を加工液中で対向させて放電加工を
行ない、その結果生成した加工粉と合成樹脂とを練合わ
せて所定形状に成形することにより、粒度が一定の球状
の非晶質の磁性体粉を放電加工によって生成でき、それ
を加圧成形して磁性体が構成されるので、高周波特性が
良く、高品質で、しかも任意の形状の磁性体を得ること
ができる。
【図1】図1は本発明の第一実施例の放電加工の加工粉
で構成した磁性体の放電加工により加工粉を製造する装
置例を示す構成図である。
で構成した磁性体の放電加工により加工粉を製造する装
置例を示す構成図である。
【図2】図2は本発明の第二実施例の放電加工の加工粉
で構成した磁性体の放電加工により加工粉を製造する他
の装置例を示す構成図である。
で構成した磁性体の放電加工により加工粉を製造する他
の装置例を示す構成図である。
【図3】図3は本発明の第三実施例の放電加工の加工粉
で構成した磁性体の製造方法を示す説明図である。
で構成した磁性体の製造方法を示す説明図である。
【図4】図4は本発明の実施例の放電加工の加工粉で構
成した磁性体例を示す斜視図である。
成した磁性体例を示す斜視図である。
【図5】図5は本発明の実施例の放電加工の加工粉で構
成した磁性体の加工粉と合成樹脂とを練合わせた磁性体
例を示す部分拡大図である。
成した磁性体の加工粉と合成樹脂とを練合わせた磁性体
例を示す部分拡大図である。
【図6】図6は図5に示した加工粉と合成樹脂とを練合
わせた磁性体例の用途を説明するための説明図である。
わせた磁性体例の用途を説明するための説明図である。
【図7】図7は図5に示した加工粉と合成樹脂とを練合
わせた磁性体例の用途を説明するための説明図である。
わせた磁性体例の用途を説明するための説明図である。
【図8】図8は従来の放電加工装置を示す構成図であ
る。
る。
【図9】図9の(a)は従来の放電加工装置の電極と被
加工物の部分を示す拡大図、(b)は加工粉を示す拡大
図である。
加工物の部分を示す拡大図、(b)は加工粉を示す拡大
図である。
【図10】図10の(a)から(d)は従来の磁性体の
製造手順を説明するための説明図である。
製造手順を説明するための説明図である。
1 加工槽 2 加工液 3 被加工物 4 電極 10 放電 13 加工粉 14 濾過器 16〜19 磁性材料
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】図3は本発明の第一及び第二実施例の放電
加工の加工粉で構成した磁性体の製造方法を示す説明図
である。図のように、図1または図2の装置の濾過器1
4に蓄まった加工粉13を金型20,21,22の間に
入れ、金型21,22をプレス等を使用して高圧力をか
けることにより、加工粉13どうしが結合し、図4のよ
うな形状の磁性体を製造することができる。このとき、
金型20,21,22または加工粉13を直接加熱する
ことにより、結合の強度を増加させることもできる。図
4の(a)及び(b)は本発明の放電加工の加工粉で構
成した磁性体例を示す斜視図である。
加工の加工粉で構成した磁性体の製造方法を示す説明図
である。図のように、図1または図2の装置の濾過器1
4に蓄まった加工粉13を金型20,21,22の間に
入れ、金型21,22をプレス等を使用して高圧力をか
けることにより、加工粉13どうしが結合し、図4のよ
うな形状の磁性体を製造することができる。このとき、
金型20,21,22または加工粉13を直接加熱する
ことにより、結合の強度を増加させることもできる。図
4の(a)及び(b)は本発明の放電加工の加工粉で構
成した磁性体例を示す斜視図である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】図3は本発明の第一及び第二実施例の放電加工
の加工粉で構成した磁性体の製造方法を示す説明図であ
る。
の加工粉で構成した磁性体の製造方法を示す説明図であ
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 加工液中で対向する電極及び被加工物の
うちの少なくとも一方が磁性材料からなり、前記電極と
被加工物との間にパルス状の放電を発生させて放電加工
を行ない、発生する加工粉を結合させて所定形状に成形
してなることを特徴とする放電加工の加工粉で構成した
磁性体。 - 【請求項2】 加工液中で対向する電極及び被加工物の
うちの少なくとも一方が磁性材料からなり、前記電極及
び被加工物に用いる磁性材料を円筒状とし、前記電極と
被加工物との間にパルス状の放電を発生させ、前記電極
及び被加工物の一方または双方を低速回転させながら放
電加工を行ない、発生する加工粉を結合させて所定形状
に成形してなることを特徴とする放電加工の加工粉で構
成した磁性体。 - 【請求項3】 加工液中で対向する電極及び被加工物の
うちの少なくとも一方が磁性材料からなり、前記電極と
被加工物との間にパルス状の放電を発生させて放電加工
を行ない、発生する加工粉と合成樹脂とを練合わせて所
定形状に成形してなることを特徴とする放電加工の加工
粉で構成した磁性体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4318523A JP3027785B2 (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | 放電加工で生成された加工紛から磁性体を製造する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4318523A JP3027785B2 (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | 放電加工で生成された加工紛から磁性体を製造する方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06158121A true JPH06158121A (ja) | 1994-06-07 |
JP3027785B2 JP3027785B2 (ja) | 2000-04-04 |
Family
ID=18100066
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4318523A Expired - Lifetime JP3027785B2 (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | 放電加工で生成された加工紛から磁性体を製造する方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3027785B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CZ304301B6 (cs) * | 2012-09-19 | 2014-02-19 | Vysoké Učení Technické V Brně | Způsob přípravy magneticky vodivých prášků s využitím kavitace a zařízení k provádění tohoto způsobu |
CN104550991A (zh) * | 2015-01-12 | 2015-04-29 | 西南交通大学 | 一种钛铝合金超细粉末的制备方法 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5921362A (ja) * | 1982-07-26 | 1984-02-03 | Kikkoman Corp | フライバツタ−用粉 |
JPS61166902A (ja) * | 1985-01-17 | 1986-07-28 | Tdk Corp | アモルフアス合金粉末製電磁部品及びその製造方法 |
JPS62232102A (ja) * | 1986-04-01 | 1987-10-12 | Hitachi Metals Ltd | 圧粉磁心およびその製造方法 |
JPS6373503A (ja) * | 1986-09-17 | 1988-04-04 | Canon Electronics Inc | 電磁石用ヨ−ク |
JPH02166202A (ja) * | 1988-12-20 | 1990-06-26 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 金属粒の製造方法 |
-
1992
- 1992-11-27 JP JP4318523A patent/JP3027785B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5921362A (ja) * | 1982-07-26 | 1984-02-03 | Kikkoman Corp | フライバツタ−用粉 |
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US9925590B2 (en) | 2012-09-19 | 2018-03-27 | Vysoke Uceni Technicke V Brne | Method of preparation of magnetically conductive powders by cavitation and device to carry out the method |
CN104550991A (zh) * | 2015-01-12 | 2015-04-29 | 西南交通大学 | 一种钛铝合金超细粉末的制备方法 |
CN104550991B (zh) * | 2015-01-12 | 2016-07-06 | 西南交通大学 | 一种钛铝合金超细粉末的制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3027785B2 (ja) | 2000-04-04 |
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