JPH0614898B2 - ボディーシャンプーを含む繊維製品及びその製造方法 - Google Patents
ボディーシャンプーを含む繊維製品及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH0614898B2 JPH0614898B2 JP8934089A JP8934089A JPH0614898B2 JP H0614898 B2 JPH0614898 B2 JP H0614898B2 JP 8934089 A JP8934089 A JP 8934089A JP 8934089 A JP8934089 A JP 8934089A JP H0614898 B2 JPH0614898 B2 JP H0614898B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- textile product
- body shampoo
- printing
- shampoo
- producing
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- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Body Washing Hand Wipes And Brushes (AREA)
- Detergent Compositions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ボディーシャンプーを含む繊維製品に関す
る。
る。
従来技術 石鹸をタオルに付着させて、そのまま身体の洗浄などに
使用できるようにする試みは、種々実施されているが
〔特開昭62−139618号公報及び特開昭63−5
0289号公報参照〕、いずれも、石鹸を単にタオルに
コーティングなどにより付着させるものであるため、そ
の均一な製品化は困難であり、製品の風合や外観に問題
があるばかりでなく、タオルへの石鹸の付着量のコント
ロールなども困難であり、実用化されていない。
使用できるようにする試みは、種々実施されているが
〔特開昭62−139618号公報及び特開昭63−5
0289号公報参照〕、いずれも、石鹸を単にタオルに
コーティングなどにより付着させるものであるため、そ
の均一な製品化は困難であり、製品の風合や外観に問題
があるばかりでなく、タオルへの石鹸の付着量のコント
ロールなども困難であり、実用化されていない。
また、特開昭47−78355号公報には、石鹸をマイ
クロカプセル化したものを、繊維中に混合するというこ
とが開示されるが、ここには石鹸をどのようにしてマイ
クロカプセル化するか、また、マイクロカプセルを繊維
中にどのようにして混合するか、全く開示されておら
ず、単なる着想が開示されているだけであり、これもや
はり、実用化されているものではない。
クロカプセル化したものを、繊維中に混合するというこ
とが開示されるが、ここには石鹸をどのようにしてマイ
クロカプセル化するか、また、マイクロカプセルを繊維
中にどのようにして混合するか、全く開示されておら
ず、単なる着想が開示されているだけであり、これもや
はり、実用化されているものではない。
発明が解決しようとする課題 本発明は、ボディーシャンプーを含み、単に水に濡らす
だけで泡立ちよく、そのまま使用できる、外観及び風合
に優れた、扱い易い繊維製品及びその製法を提供するこ
とを課題とする。
だけで泡立ちよく、そのまま使用できる、外観及び風合
に優れた、扱い易い繊維製品及びその製法を提供するこ
とを課題とする。
課題を解決するための手段 本発明は、ボディーシャンプー用洗剤を、繊維製品の表
面に、人体に害のない食品級の糊剤と共に印捺すること
によって、この課題を解決した。
面に、人体に害のない食品級の糊剤と共に印捺すること
によって、この課題を解決した。
即ち、本発明の繊維製品は、ラウリルエーテル、硫酸ナ
トリウム、オレインエーテル、ミリスチルエーテル硫酸
ナトリウムなどのボディーシャンプー用洗剤を、カルボ
キシメチルセルロース系又はアルギン酸ナトリウム系糊
剤と共に、繊維表面に模様状に印捺したものである。
トリウム、オレインエーテル、ミリスチルエーテル硫酸
ナトリウムなどのボディーシャンプー用洗剤を、カルボ
キシメチルセルロース系又はアルギン酸ナトリウム系糊
剤と共に、繊維表面に模様状に印捺したものである。
このように、本発明では、ボディーシャンプーが食品級
の糊剤で、模様状に繊維製品表面に印捺されているた
め、適度のボディーシャンプーを含有する、柔軟な風合
の製品を得ることができ、水に濡らすだけで、適度の泡
立ちを得ることができ、そのまま浴場などで、身体の洗
浄に使用し易いものとなる。なお、ボディーシャンプー
の印捺面積は、繊維製品表面の5〜25%程度とするの
が好ましい。
の糊剤で、模様状に繊維製品表面に印捺されているた
め、適度のボディーシャンプーを含有する、柔軟な風合
の製品を得ることができ、水に濡らすだけで、適度の泡
立ちを得ることができ、そのまま浴場などで、身体の洗
浄に使用し易いものとなる。なお、ボディーシャンプー
の印捺面積は、繊維製品表面の5〜25%程度とするの
が好ましい。
糊剤には、香料や着色料を添加してもよく、薄く着色す
ることによって、表面に均一な着色模様を有する、非常
に意匠効果にも優れた製品を得ることができる。
ることによって、表面に均一な着色模様を有する、非常
に意匠効果にも優れた製品を得ることができる。
本発明の製品は、ボディーシャンプー用洗剤を、カルボ
キシメチルセルロース系又はアルギン酸ナトリウム系糊
剤と混合して調製した水性捺染糊を繊維製品表面に印捺
して、製造されるが、ボディーシャンプー用洗剤を、通
常固形分で40重量%以上、好ましくは50重量%以上
含有するような捺染糊を、泡立ちなく、均一な状態で調
製することは困難である。
キシメチルセルロース系又はアルギン酸ナトリウム系糊
剤と混合して調製した水性捺染糊を繊維製品表面に印捺
して、製造されるが、ボディーシャンプー用洗剤を、通
常固形分で40重量%以上、好ましくは50重量%以上
含有するような捺染糊を、泡立ちなく、均一な状態で調
製することは困難である。
そこで、本発明では、捺染糊の調製に当たって、メチル
アルコール、エチルアルコール、プロピルアルコール、
オクチルアルコールなどのアルコール類、好ましくはエ
チルアルコールなどの揮発性アルコール類、を添加する
ことによって、泡立ちを抑制し、大量のボディーシャン
プー用洗剤を使用しても、印捺性に富んだ均一な捺染糊
の調製を可能とした。
アルコール、エチルアルコール、プロピルアルコール、
オクチルアルコールなどのアルコール類、好ましくはエ
チルアルコールなどの揮発性アルコール類、を添加する
ことによって、泡立ちを抑制し、大量のボディーシャン
プー用洗剤を使用しても、印捺性に富んだ均一な捺染糊
の調製を可能とした。
アルコール類は、印捺後の乾燥により、繊維製品表面か
ら容易に揮発除去されるため、本発明の製品の品質を害
するものではない。なお、捺染糊中の揮発性アルコール
の量は、特に限定されないが、ボディーシャンプー用洗
剤の有効成分の約5〜30重量%程度、捺染糊の粘性を
害さない範囲で使用されるのが好ましい。
ら容易に揮発除去されるため、本発明の製品の品質を害
するものではない。なお、捺染糊中の揮発性アルコール
の量は、特に限定されないが、ボディーシャンプー用洗
剤の有効成分の約5〜30重量%程度、捺染糊の粘性を
害さない範囲で使用されるのが好ましい。
このような捺染糊の繊維製品への印捺には、通常の捺染
方法、例えば、ロータリースクーン捺染、フラットスク
リーン捺染、ローラー捺染又は手捺染などがいずれも適
用できる。
方法、例えば、ロータリースクーン捺染、フラットスク
リーン捺染、ローラー捺染又は手捺染などがいずれも適
用できる。
なお、本発明が適用される繊維製品は、天然繊維、合成
繊維、再生繊維又はそれらの複合繊維いずれからなるも
のであってもよく、織物、編物及び不織布、又はそれら
の縫製品など、いずれの形態であってもよい。
繊維、再生繊維又はそれらの複合繊維いずれからなるも
のであってもよく、織物、編物及び不織布、又はそれら
の縫製品など、いずれの形態であってもよい。
実施例1 重量部 20%ラウリルエーテル硫酸Na 300 4%P.O.E.オレインエーテル 100 (エチレンオキシド17モル付加) 7%C.M.C. 500 水 90 エチルアルコール 10 及びのボディーシャンプー液をの糊剤と混合し、
ミキサーにて均一に攪拌する。のアルコールの添加に
よって、泡立ちを抑制し、の水を添加して粘度を調整
して、粘度8000c.p.s.の捺染糊を得た。
ミキサーにて均一に攪拌する。のアルコールの添加に
よって、泡立ちを抑制し、の水を添加して粘度を調整
して、粘度8000c.p.s.の捺染糊を得た。
この捺染糊を、ロータリースクリーン捺染機で、綿100%
のタオル地に、ツキ場10%の模様状に印捺し、150℃×60
秒の乾燥をした。
のタオル地に、ツキ場10%の模様状に印捺し、150℃×60
秒の乾燥をした。
実施例2 重量部 20%ラウリルエーテル硫酸Na 300 ミリスチルエーテル硫酸Na 100 4%P.O.E.オレインエーテル 100 (エチレンオキシド17モル付加) 4%アルギン酸Na 490 エチルアルコール 10 〜のボディーシャンプー液をの糊剤と混合し、ミ
キサーにて均一に攪拌する。のアルコールの添加によ
って、泡立ちを抑制し、粘度8000c.p.s.の捺染糊を得
た。
キサーにて均一に攪拌する。のアルコールの添加によ
って、泡立ちを抑制し、粘度8000c.p.s.の捺染糊を得
た。
この捺染糊を、フラットスクリーン捺染機で、ポリエス
テル100%の不織布に、ツキ場20%の模様状に印捺し、120
℃×120秒の乾燥をした。
テル100%の不織布に、ツキ場20%の模様状に印捺し、120
℃×120秒の乾燥をした。
発明の効果 本発明では、適度の量のボディーシャンプーを含む外観
及び風合に優れた繊維製品を容易に得ることができ、し
かも、この繊維製品は、単に水に濡らすだけで泡立ちよ
く、そのまま身体の洗浄などに効率よく使用できる、非
常に扱い易い製品となる。
及び風合に優れた繊維製品を容易に得ることができ、し
かも、この繊維製品は、単に水に濡らすだけで泡立ちよ
く、そのまま身体の洗浄などに効率よく使用できる、非
常に扱い易い製品となる。
Claims (2)
- 【請求項1】繊維製品の表面に、ボディーシャンプー用
洗剤が、カルボキシメチルセルロース系又はアルギン酸
ナトリウム系糊剤と共に模様状に印捺されていることを
特徴とするボディーシャンプーを含む繊維製品。 - 【請求項2】繊維製品の表面に、ボディーシャンプー用
洗剤、カルボキシメチルセルロース系又はアルギン酸ナ
トリウム系糊剤及び揮発性アルコール類を含む水性捺染
糊を模様状に印捺し、乾燥することを特徴とするボディ
ーシャンプーを含む繊維製品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8934089A JPH0614898B2 (ja) | 1989-04-07 | 1989-04-07 | ボディーシャンプーを含む繊維製品及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8934089A JPH0614898B2 (ja) | 1989-04-07 | 1989-04-07 | ボディーシャンプーを含む繊維製品及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02265516A JPH02265516A (ja) | 1990-10-30 |
JPH0614898B2 true JPH0614898B2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=13967966
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8934089A Expired - Lifetime JPH0614898B2 (ja) | 1989-04-07 | 1989-04-07 | ボディーシャンプーを含む繊維製品及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0614898B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20050042261A1 (en) * | 2003-08-21 | 2005-02-24 | The Procter & Gamble Company | Effervescent personal cleansing articles |
ES2698049T3 (es) | 2011-04-04 | 2019-01-30 | Procter & Gamble | Artículo para el cuidado del hogar |
WO2013025761A1 (en) | 2011-08-15 | 2013-02-21 | The Procter & Gamble Company | Conformable personal care articles |
EP3013433B1 (en) | 2013-06-27 | 2019-04-17 | The Procter and Gamble Company | Preserving personal care compositions |
-
1989
- 1989-04-07 JP JP8934089A patent/JPH0614898B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02265516A (ja) | 1990-10-30 |
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