JPH0613050A - 無電極高光度放電ランプの密閉構造 - Google Patents
無電極高光度放電ランプの密閉構造Info
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Abstract
外被との間の空間を密閉する。 【構成】 アーク管12と該アーク管から延在している
起動補助ステム18の一部とを外被22で取り囲み、起
動補助ステムの延在している外被端部22bをピンチシ
ールすることによりピンチシール領域24が形成され
る。ピンチシール領域24は外被とアーク管との間の空
間26を密閉し、かつ起動補助ステムを保持することに
よりアーク管を外被内に外被と接触しない固定位置に支
持する。
Description
プの密閉(シール)構造に関する。更に詳しくは、本発
明は、石英の起動チャンバをそなえた石英アーク管がピ
ンチシール構造によって石英の外被内に支持され、更に
ピンチシール部により外被とアーク管との間に形成され
た空間を有効に密閉する密閉構造に関する。
いては、その動作原理により効率および演色性を含む動
作特性が改良されると共に、電極付き放電ランプにおけ
るようなガラスと金属との間の密閉部がないことにより
放電ランプの動作寿命が大幅に伸びるという利点を有す
ることが知られている。米国特許第4,810,938
号には高周波RF電流によって誘導的に駆動されて、ア
ーク管内にトロイド形状のアーク放電を発生する無電極
HIDランプが記載されている。アーク管は楕円形に形
成され、管内には適当な重量比でキセノンガスとともに
ハロゲン化ナトリウムおよびハロゲン化セリウムを組み
合わせたガス充填物が入れられて、効率および演色性を
改良した白色光を発生する。
計要件の1つはアーク管内にアーク放電を発生させるこ
とを助ける起動補助手段を備えることである。無電極H
IDランプの起動補助手段の一例は1990年12月4
日出願の米国特許出願第07/622,026号(米国
特許第5,140,227号)に記載されている。この
特許出願では、石英から構成される起動補助ステムがア
ーク管から延在して形成されることが開示されている。
起動補助ステム内に含有されているガス充填物は起動電
流を導入されると放電状態に励起される。石英の起動補
助ステムが無電極HIDランプの外被を越えて突き出て
いる所において起動補助ステムの上端部に容量結合され
た電気接続部によって起動電流が起動補助ステムに導入
される。外被がアーク管を完全に囲むとともに、起動補
助ステムの一部をも囲むように形成される。更に、外被
は石英で構成されている。
で囲むことによって、アーク管を物理的損傷から保護
し、石英材の透明性を失わせる汚れからアーク管の表面
を保護し、周囲の空気からの水素、酸素または水蒸気が
アークチャンバ内に拡散して内部のガス混合物に悪影響
を与えることを防止するといういくつかの利点を達成す
ることができる。アーク管を囲む外被を利用した無電極
HIDランプの一例が上述した米国特許第4,810,
938号に記載されている。保護用の外被を設けている
が、このような方法はアーク管から延在している起動補
助ステムを利用する無電極HIDランプ用には実際的で
はない。このような構造では、外被とこの外被から出て
いる起動補助ステムの部分との間を密閉する必要があ
る。
を密閉する1つの方法は朝顔型に広がったシールを使用
することである。朝顔型に広がったシールは、起動補助
ステム上に形成された外側に向かって朝顔型に広がった
開口部が円筒形の外被の縁部を超えて延在するように充
分大きな寸法に形成され、これにより重なった部分が外
被とアーク管との間に形成された空間の密閉手段として
作用するようにしたものである。このような構成はステ
ム部材がその通常の直径の2倍までしか広げる必要がな
い場合には有効であるが、本例におけるように5倍に広
げることが必要な場合には、ステム部材はこの朝顔型に
広げる密閉処理によって不必要にストレスを受ける。外
被と起動補助ステムとの間に1つのタイプの朝顔型に広
がった密閉部を利用した無電極HIDランプの例が19
91年4月15日出願の米国特許出願第07/685,
371号(米国特許第5,150,015号)に記載さ
れている。このような朝顔型に広がった密閉部の場合、
大量生産においてこのような密閉部を許容できる性能レ
ベルまで実施する処理は時間がかかり比較的困難な製造
処理を必要とするということがわかった。大量生産製造
技術用の製品の場合、朝顔型に広がった密閉部を作るた
めに手動方法よりもむしろ自動化された装置を使用して
実施できる密閉方法を利用することが有利である。従っ
て、朝顔型に広がった密閉構造は無電極HIDランプの
ようなランプの設計段階では適当ではあるが、大量生産
を行う必要がある場合には、朝顔型に広がった密閉部を
用いる方法は実際的ではない。
して、アーク管の端部を通って延在している電極リード
線の回りにアーク管を密閉するピンチシールを利用した
通常の電極付き照明装置がある。ランプエンベロープの
端部領域内にランプの内部リード線を密閉するピンチシ
ール構造を使用したランプの例が米国特許第4,91
6,353号に記載されている。この特許では、光透過
型の内部円筒体がランプエンベロープ内に密閉され、こ
れによりランプエンベロープ内に第2のガラスまたは石
英構造を達成している。このようなランプは1つのガラ
スまたは石英構造が他の内部に密閉されているものを示
しているが、このランプは金属の内部リード線を利用し
て、石英の内部円筒体を支持し、その上このような内部
円筒体はピンチシールが行われる点においてランプエン
ベロープに接合されていない。無電極HIDランプ、特
に本発明の石英の起動補助ステムを有するものにおいて
は、アーク管を取り囲んでいる外被内の空間を密閉する
と共に、外被内にアーク管を支持する必要がある。更
に、これらの機能の各々は電極付きランプの場合におけ
るように内部リード線構造が有する支持部の助けなしに
達成されなければならない。勿論、無電極HIDランプ
はガラス−金属間密閉部がなく、したがってこの密閉部
に固有の密閉の不完全さが生じてランプの寿命を短くす
るということがないという利点を有し、電極が放電過程
にもはや関与していないということが上述した米国特許
第4,810,938号から理解される。
管、ならびにアーク管と起動管の少なくとも一部とを取
り囲んでいる外被を有し、同じ材料から構成される外被
と起動管との間の密閉部が高度の密閉完全さで達成さ
れ、大量生産を行うことができる無電極HIDランプを
提供することは有益なことである。石英材のランプ製品
を密閉する処理においては、酸素−水素または酸素−天
然ガスの燃焼、プラズマ火炎またはレーザビームを使用
して石英が軟化する温度まで加熱することが通例であ
る。軟化した石英はそれからプレスまたはピンチされて
石英管の端部に密閉部を形成する。このような処理の典
型的な用途は内部リード線を利用しているランプに適用
される。内部リード線のピンチシール領域における漏洩
しやすい密閉部の問題を扱った例が米国特許第3,86
8,528号に記載されている。この特許には密閉処理
においてアーク管とタングステン電極との間に形成され
た隙間をガラス密閉材を使用してふさぐことが記載され
ている。この方法は、タングステンがアーク管の石英材
料よりも大きな熱膨張係数を有しているので、タングス
テンと石英との間に密閉用ガラス層を使用することなく
タングステン電極が石英のエンベロープ内へ延在するこ
とにより割れ目または隙間の発生が避けられないよう
な、タングステン電極を有するランプにおいて有効であ
ることが証明されている。この方法は電極付きの放電ラ
ンプに対しては有効であることが証明されているが、ガ
ラス密閉材の層でタングステンの軸部(シャンク)を被
覆するステップは、本発明の無電極HIDランプにおけ
る電極が存在しない石英−石英間密閉領域には利用でき
ない。
のために金属部品を使用しないで、アーク放電が発生す
るアーク管を取り囲むチャンバに対して確実な密閉部を
達成し、また市場の要求に満足するのに充分な製造レベ
ルを可能とする大量生産で実施することができる無電極
高光度放電ランプを提供する。アーク管を取り囲んでい
るチャンバを単に密閉することに加えて、本発明の密閉
構造は外被とアーク管とを接触させることなく外被内に
アーク管を支持する。外被と接触することなく達成され
るアーク管の支持は起動補助ステムの使用によって行わ
れ、該ステムはアーク管内にアーク放電を開始させると
共に、アーク管と外被とを接触させることなく外被内に
アーク管を間接的に支持するという二重の役目を果す。
したアーク管を有し、ガス充填物がアーク管に近接して
高周波RFエネルギを導入することによりアーク放電状
態に励起される無電極HIDランプが提供される。アー
ク管に接続されて、アーク管から外側に延在している起
動補助ステムの中には、アーク管から離れた所の起動補
助ステムの部分に供給される起動電流に応じて放電状態
に励起され得るガス充填物が封入されている。また、ア
ーク管を支持せずに取り囲む外被が起動補助ステムの一
部をも取り囲み、起動補助ステムの第2の部分が外被の
開口部を通って外部へ延在している。密閉構造は起動補
助ステムが外被から出る所に形成されて、アーク管と外
被との間に形成される空間を密閉する。更に、密閉構造
は起動補助ステムと該起動補助ステムが出て行く外被の
部分との間のプレスシールによって、アーク管を外被と
接触しないように外被内に支持する。このように、外被
はアーク管に接触することなく間接的にアーク管を支持
し、これによりアーク管と外被との間の熱的接続が確実
に防止される。
ールの形成時に起動補助ステムの両側に小量のガラス粉
末を使用することによって、ピンチシールが生じる外被
領域と起動補助ステムとの間の石英対石英領域における
密閉作業の完全性を保証することができる。本発明の別
の実施例では、ガスを充填したステムよりもむしろ中空
のまたは場合によっては中実(solid )のステムを使用
することができる。この場合にもアーク管は外被とステ
ムとの間のピンチシールによって外被内に支持される。
ピンチシールによって外被内にアーク管を支持すること
は周知の方法にまさる利点を有するものと考えられる。
Dランプ10はアーク管12を有し、このアーク管12
内には充填物14が含有されている。アーク管12はほ
ぼ楕円形であり、上述した米国特許第4,810,93
8号に記載されているように、充填物14はハロゲン化
ナトリウム、ハロゲン化セリウムおよびキセノンを適当
な重量比で含有し、本発明の無電極HIDランプの特徴
である改良された効率および演色性を有する白色光を発
生するようになっている。ほぼトロイド形状を有するア
ーク放電はアーク管を流れる誘起電流によって充填物1
4内に励起される。誘起電流を発生する安定回路(図示
せず)は米国特許第4,812,702号に記載されて
いる。この特許の安定回路によって発生するRF電流は
時間的に変化する磁界を発生し、この磁界はアーク管1
2内にほぼそれ自身で閉じるソレノイド状の電界を発生
する。このソレノイド状の電界がアーク管12内に発生
する結果、トロイド形状のアーク放電が充填物14内に
発生する。反射コーティング16がアーク管12の一部
上に設けられ、無電極HIDランプ10の光出力をより
効率的に方向付ける手段として作用している。
され、この起動補助ステム18の一端とアーク管12の
外面の一部との間に共通壁20が存在している。アーク
管12に関連する起動補助ステム18の動作は上述した
米国特許出願第07/622,026号に記載されてい
る。起動補助ステム18に封入されている第2のガス充
填物32は起動電流を供給された場合に放電状態に励起
可能である。起動補助ステム18およびアーク管12は
同様な非金属材料で構成され、好ましくは両者は融解石
英材料で構成される。更に、起動補助ステム18の形状
について、伸張した管形状のものが示されているが、本
発明では他の形状の起動補助ステム18も考えることが
できる。例えば、起動補助ステム18はアーク管12に
隣接して配接された小さな楕円形チャンバの形状に構成
することができる。
内部に第2の充填物32が封入されているものではな
く、中空および/または中実なものとすることもでき
る。中空または中実のステムの主な目的はアーク管12
をこのような中実/中空のステムによって支持すること
である。起動補助手段として作用するためには、共有さ
れた壁20に近接するように起動棒を中空のステム内に
挿入することができる。このような構造では、起動補助
ステム18とアーク管12との間にガラス対金属密閉部
を必要とすることなく起動棒を挿入することができるよ
うに中空のステムの上端部は開いたままにする。
よび連結された起動補助ステム18を有する構造は外被
22内に取り付けられている。また、この外被22はア
ーク管12および起動補助ステム18が形成されている
ものと同様な非金属材料で構成されている。更に、外被
22は一端がアーク管12の表面領域の重要な部分とほ
ぼ同じ形状を有するように形成され、アーク管12に近
接しているが接触しないように配置される。このよう
に、RFエネルギがガス充填物14に誘導結合されるの
に使用されるコイル部材(図示せず)はアーク管12に
できる限り近接して設けられることを理解されたい。ま
た、RFエネルギを効率的に結合するのに好ましいアー
ク管12の側部と外被22との間を近接した関係に維持
しながらアーク管12の下側に外被22を伸ばすことも
できる。コイル部材とアーク管12との間のギャップを
最小にすることによってアーク管12に対する誘導結合
を改良できることが知られていることである。しかしな
がら、アーク管12を外被22に接触させることは予測
できない熱損失を発生するのでランプの性能に対して不
利益である。
に存在している場合、外被22の端部22Aはアーク管
12の底部の半球体と同じ形に形成され、起動補助ステ
ム18は外被22の反対側の端部22Bを通って延在し
て、起動補助ステム18の一部は反対側の端部22Bを
超えて延在している。外被22を超えて延在している起
動補助ステム18のこの部分は起動補助ステム18に起
動電流を供給するのに有効である。このように、アーク
管12の作動は金属の導電部品を使用することなく達成
される。
2の端部22Bはピンチまたはプレスシール加工により
密閉され、これにより外被22のプレスシール領域24
が形成される。図1に示すように、プレスシール領域2
4は起動補助ステム18の一部を取り囲むと共に、外被
22とアーク管12との間に密閉された空間26を形成
する作用を有する。このプレスまたはピンチシール加工
を使用することによって、無電極HIDランプ10の製
造は従来の電極付きアーク管に使用されているものと同
様な自動化された高速装置を使用して達成することがで
きる。ピンチシール加工は、密閉空間26を形成するこ
とに加えて、更に外被22内にアーク管12を機械的に
支持するという目的を達成する。起動補助ステム18の
一部を保持しているピンチシール領域24によって達成
される支持は上述したように密接した関係でアーク管1
2と外被22との間に均一な空間を維持するように正確
でなければならない。アーク管12と外被22との間に
密閉空間26を設ける必要がない場合、ピンチシール領
域24によって行われる支持機能によって有利になるこ
とが更に考えられる。更に、外被22内にアーク管12
を支持することを達成するために、2つ以上のステム1
8がピンチシール領域24内にピンチシールされること
も本発明の範囲内であると考えられる。
うにピンチシール領域24にモールド成形された輪郭を
有している。本発明の無電極HIDランプ10を照明装
置(図示せず)に取り付ける場合に、このピンチシール
領域24のモールド成形された輪郭は照明装置内にラン
プ10を保持するための手段として作用することができ
る。また、図2に示すような無電極HIDランプ10で
は、アーク管12上に反射コーティング16がない場合
には光出力がピンチシール領域24に形成された変化部
24Aを通って上方に放出されることを理解されたい。
を形成するためのピンチシール処理を受ける前の無電極
HIDランプ10はアーク管12および起動補助ステム
18からなる構造を有し、この構造は管状の外被部材2
2内にはめ込まれている。無電極HIDランプ10の組
立動作においては、アーク管12は処理の間外被22に
近接しているが接触しないように維持されることが重要
である。これを達成するために、ピンチ用機械が起動補
助ステム18および外被22を堅固に支持して、アーク
管が外被22内に正確に位置合わせされるようにする。
ピンチする間この正確な位置合わせを達成するために、
起動補助ステム18はその中心軸に沿ってアーク管12
に連結され、また外被22の閉端部22に形成された排
出管28が外被22の中心軸に連結される。このような
構造によって外被22をアーク管12および起動補助ス
テム18の構造に簡単に位置合わせすることができる。
ピンチシール処理が行われると、外被22とアーク管1
2との間に形成された密閉空間26は排出管28を介し
て真空にされ、それからこの排出管28は通常の方法で
密閉される。
口端部22Bをピンチシールする処理においては、起動
補助ステム18が処理の間軟化する可能性があるという
問題が発生する。起動補助ステム18がピンチシール処
理の間軟化するという問題を防止するために、ピンチ処
理の間冷たいガスの噴流を起動補助ステム18に吹き付
けるということが提案されている。ピンチ処理の間にお
ける起動補助ステム18の軟化を防止する別の手段とし
て、起動補助ステム18の壁の厚さを図4に示すように
外被22の壁の厚さよりも大きくすることができる。こ
の方法では、起動補助ステム18の熱慣性はピンチ部の
入り口を閉じてから、ピンチされた石英を軟化点以下に
冷却する間の短時間における軟化を防止するように充分
高くなっている。ピンチ処理の間に起動補助ステム18
が軟化することによって生ずる問題を軽減する更に別の
方法はタングステンまたは他の耐火性金属棒を一時的に
ステム18内に挿入し、軟化した場合に支持することで
ある。
18からピンチシール領域24に向かって正反対の方向
に密閉部材30が延在している。大きな直径の石英の起
動補助ステム18を同様な材料からなる外被22内にピ
ンチ密閉することによって起動補助ステム18の両側に
ギャップすなわち割れ目が形成されることがある。これ
は軟化した石英による高い粘性によってピンチシール領
域24への起動補助ステム18の流れおよび湿潤が防止
されることによるものであり、漏洩のある密閉部が生じ
る可能性がある。この漏洩のある密閉部は(ステム18
および外被22の融解石英材に比較して)低い融解点を
有するガラスからなる密閉部材30を使用することによ
って防止される。低い融解点を有するガラスはピンチシ
ール作業の間に起動補助ステム18の両側に形成される
割れ目を完全にふさぐことを保証している。ガラス密閉
材30として利用される材料は起動補助ステム18およ
び外被22と熱膨張係数が整合していなければならな
い。密閉部材30の低い融解点を有するガラスはG.
S.C.#1(Graded Seal Cane#1)のようなガラス
粉末を使用して形成される。ガラス粉末はピンチシール
を形成する前に起動補助ステム18の両側に塗布され
る。石英を軟化点まで加熱し、それから石英の外被22
をピンチしてピンチシール領域を形成する間、ガラス粉
末は石英材よりも低い粘性に軟化されて、その結果割れ
目に入り込み、密閉部材30を形成する。G.S.C.
#1は密閉部材30の材料として充分なものであるが、
石英よりも低い粘性を有する他の材料も同等に有効であ
り、本発明の範囲内にあると考えられる。
チシールする処理の際、ピンチシール領域はシール部の
両側に外側フランジ34を生じる。外側フランジ34は
局限されたピンチシール処理を使用することによって形
成される。すなわち、局限されたピンチシール構造にお
いては、ピンチによって生ずる余分な材料が外被22の
周囲を超えて延在することができないので、その結果、
フランジ34が形成される。また、本発明のピンチシー
ル処理では起動補助ステム18近くにくぼみ36が形成
されることに注意されたい。くぼみ36はピンチ機械の
ジョー(jaw )(図示せず)によって形成され、起動補
助ステム18の回りに適切な密閉を確実に作るのに有効
なものである。
成しているが、特許請求の範囲に記載されている本発明
の範囲から逸脱することなく変更を行うことができるこ
とを理解されたい。
電極HIDランプの側断面図である。
電極HIDランプの側断面図である。
極HIDランプの側断面図である。
電極HIDランプの図1に示す線4−4に沿ってとった
横断面図である。
Claims (18)
- 【請求項1】 放電状態に励起し得るガス充填物を内部
に封入したアーク管と、 前記アーク管に接続されて該アーク管から外部に延在し
ていて、放電状態に励起し得る第2のガス充填物を内部
に封入した起動補助ステムと、 前記アーク管を支持せずに取り囲んで配設されるととも
に、更に前記起動補助ステムの少なくとも一部を取り囲
んで配設され、前記起動補助ステムの第2の部分が通り
抜けている開口部を有する外被と、 前記開口部に隣接して前記外被上に形成され、前記外被
と前記アーク管との間に形成された空間を密閉し、更に
前記起動補助ステムが前記外被から突出するように前記
起動補助ステムを保持して、前記起動補助ステムおよび
アーク管を前記外被内の固定位置に支持する密閉手段
と、 を有する無電極放電ランプ。 - 【請求項2】 前記外被および起動補助ステムは同様な
非金属材料で構成されている請求項1記載の無電極放電
ランプ。 - 【請求項3】 前記アーク管から最も遠い前記起動補助
ステム上の領域であって、前記外被よりも外側にある領
域に前記起動電流が結合されるようになっている請求項
1記載の無電極放電ランプ。 - 【請求項4】 前記密閉手段は、前記開口部が形成され
ていて、前記起動補助ステムの前記第2の部分が延在し
ている前記外被の端部に形成されたピンチシール部であ
り、該ピンチシール部は前記開口部の近くの前記起動補
助ステムの部分を完全に取り囲んでいる請求項1記載の
無電極放電ランプ。 - 【請求項5】 前記密閉手段は更に前記ピンチシール部
の領域において前記起動補助ステムと前記外被との間に
設けられた中間コーティングを有し、この中間コーティ
ングは石英以外の非磁性、非導電性材料であり、更に加
熱されたときに石英よりも低い粘性を有するものである
請求項4記載の無電極放電ランプ。 - 【請求項6】 前記中間コーティングは石英に比較して
低い融解点特性を有するガラス粉末である請求項5記載
の無電極放電ランプ。 - 【請求項7】 前記起動補助ステムは前記外被と同様な
非金属材料で構成され、更に前記起動補助ステムは前記
外被よりも厚い壁寸法を有するように構成されている請
求項4記載の無電極放電ランプ。 - 【請求項8】 前記アーク管は前記外被に近接している
が、それと接触しないように前記密閉手段によって前記
外被内に支持され、更に前記アーク管は前記外被内に該
外被の第2の端部の所で支持され、該外被の前記第2の
端部は前記開口部が形成されている方の前記外被の前記
端部とは反対側に位置している請求項4記載の無電極放
電ランプ。 - 【請求項9】 前記起動補助ステムは前記アーク管の中
心軸に沿って前記アーク管から延在し、更に排出管が前
記外被の中心軸に沿って形成され、前記排出管および前
記起動補助ステムは前記アーク管が前記外被内に中心合
わせされるように軸方向に整列している請求項8記載の
無電極放電ランプ。 - 【請求項10】 前記中間コーティングは前記外被およ
び起動補助ステムの熱膨張係数に類似した熱膨張係数を
有する請求項6記載の無電極放電ランプ。 - 【請求項11】 高周波RFエネルギを近接して導入さ
れることにより放電状態に励起し得るガス充填物を封入
したアーク管、該アーク管に接続された起動補助ステ
ム、および前記アーク管と前記起動補助ステムの一部と
を取り囲んでいる外被を有する無電極放電ランプを形成
する方法であって、 前記起動補助ステムを前記アーク管に接続して、両者間
に共有壁部分を形成し、 前記アーク管の赤道面が前記外被に近接するが該外被と
接触しない関係に中心合わせされ、かつ前記起動補助ス
テムの一部が前記外被の開口端部を超えて延在するよう
に前記アーク管および起動補助ステムを前記外被内に位
置決めし、 前記外被と前記アーク管との間の空間を密閉するように
前記外被の開口端部をプレスシールして、前記外被の開
口端部の近くにある前記起動補助ステムの部分をも保持
することにより、前記起動補助ステムと前記アーク管と
の接続を介して密閉された空間内の固定位置に前記アー
ク管を支持するステップを有する無電極放電ランプの形
成方法。 - 【請求項12】 前記外被の縦軸上に形成された排出管
端部と前記起動補助ステムとを整列させるステップを更
に有する請求項11記載の放電ランプの形成方法。 - 【請求項13】 前記アーク管および外被の間に形成さ
れた密閉空間を真空にした後、前記外被の排出管端部を
加熱密閉するステップを更に有する請求項12記載の放
電ランプの形成方法。 - 【請求項14】 前記外被と同じ非金属材料で前記起動
補助ステムを最初に形成するステップを更に有し、前記
起動補助ステムを形成する際に、前記起動補助ステムを
前記外被の壁寸法よりも厚い壁寸法を有するように形成
する請求項11記載の放電ランプの形成方法。 - 【請求項15】 前記プレスシールを実施する際に、前
記外被の端部と前記起動補助ステムとの間に中間コーテ
ィングを適用するステップを更に有し、前記中間コーテ
ィングは前記外被および起動補助ステムの粘性よりも低
い粘性を有している請求項11記載の放電ランプの形成
方法。 - 【請求項16】 前記アーク管を前記外被と整列させ
て、両者間の変位を均一に維持するようにするステップ
を更に有する請求項11記載の放電ランプの形成方法。 - 【請求項17】 励起電流を近接して導入することによ
り放電状態に励起し得るガス充填物を封入したアーク管
と、 該アーク管に接続され、アーク管から延在しているステ
ムと、 前記アーク管と前記ステムの少なくとも一部とを支持せ
ずに取り囲むように配設され、前記ステムの第2の部分
が通り抜ける開口部を有する外被と、 前記開口部に隣接して前記外被上に形成されていて、前
記ステムが外被から突出するように前記ステムを保持
し、かつ前記外被内の固定位置に前記ステムおよびアー
ク管を支持する支持手段と、 を有する無電極放電ランプ。 - 【請求項18】 前記支持手段は前記ステムを保持する
ように前記開口部に形成されたピンチシール領域を有し
ている請求項17記載の無電極放電ランプ。
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