JPH0594507A - 電子組版装置における図形抽出方法及び図形抽出装置 - Google Patents
電子組版装置における図形抽出方法及び図形抽出装置Info
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- JPH0594507A JPH0594507A JP16397691A JP16397691A JPH0594507A JP H0594507 A JPH0594507 A JP H0594507A JP 16397691 A JP16397691 A JP 16397691A JP 16397691 A JP16397691 A JP 16397691A JP H0594507 A JPH0594507 A JP H0594507A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電子組版装置における図形抽出を容易かつ迅
速に行う。 【構成】 矩形の原稿エリア1に割り付けられる図形G
1,G2,G3,G4に対し、それぞれ外接矩形T1,
T2,T3,T4を求める。これらの外接矩形は原稿エ
リア1と平行に位置する。図形G3のみを抽出する場合
には外接矩形T3を包含する指定領域2を指定する。指
定領域2は原稿エリア1内で表示される。指定領域2は
図形G2,G4とも交わるが、抽出すべきであるか否か
は、指定領域2が外接矩形T3を包含するか否かによっ
て判断される。即ち指定領域と図形の位置関係を、指定
領域の有する頂点と図形の外接矩形の有する頂点との関
係で比較・判断する。 【効果】 指定領域と図形の位置関係の判断についての
計算量が少なく、指定領域の指定もラフに行うことがで
きる。
速に行う。 【構成】 矩形の原稿エリア1に割り付けられる図形G
1,G2,G3,G4に対し、それぞれ外接矩形T1,
T2,T3,T4を求める。これらの外接矩形は原稿エ
リア1と平行に位置する。図形G3のみを抽出する場合
には外接矩形T3を包含する指定領域2を指定する。指
定領域2は原稿エリア1内で表示される。指定領域2は
図形G2,G4とも交わるが、抽出すべきであるか否か
は、指定領域2が外接矩形T3を包含するか否かによっ
て判断される。即ち指定領域と図形の位置関係を、指定
領域の有する頂点と図形の外接矩形の有する頂点との関
係で比較・判断する。 【効果】 指定領域と図形の位置関係の判断についての
計算量が少なく、指定領域の指定もラフに行うことがで
きる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電子組版装置におい
て、複数の図形から任意の図形を選択、抽出するための
技術に関する。
て、複数の図形から任意の図形を選択、抽出するための
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】電子製版プロセスにおいては、版下原稿
作成の際に電子組版装置が用いられる。電子組版装置に
おいては例えば図14に示すように、あらかじめ矩形の
原稿エリア1中にレイアウトされた図形G1,G2,G
3,G4に対し、図形G3のみが抽出される。そして、
抽出された図形G3を図15に示すように拡大して拡大
図形G31を得、図形G3の詳細を把握する等の処理が
進められる。
作成の際に電子組版装置が用いられる。電子組版装置に
おいては例えば図14に示すように、あらかじめ矩形の
原稿エリア1中にレイアウトされた図形G1,G2,G
3,G4に対し、図形G3のみが抽出される。そして、
抽出された図形G3を図15に示すように拡大して拡大
図形G31を得、図形G3の詳細を把握する等の処理が
進められる。
【0003】このように原稿エリア1中にレイアウトさ
れた複数の図形から、任意の図形を選択、抽出するた
め、従来よりエリア検索が行われている。これは図16
に示すように、原稿エリア1にオペレータが指定領域2
を設定し、この指定領域2に一部でも含まれる図形を抽
出するという方法である。一般には、指定領域2は原稿
エリア1の有する辺と平行な辺を有する矩形である。図
16においては指定領域2中に図形G3の全部が含ま
れ、図形G2,G4はその一部が含まれる。従って、図
17に示すように図形G2,G3,G4が抽出される。
換言すれば図形G2,G3,G4を抽出したい場合には
図16に示すような指定領域2を指示すればよい。
れた複数の図形から、任意の図形を選択、抽出するた
め、従来よりエリア検索が行われている。これは図16
に示すように、原稿エリア1にオペレータが指定領域2
を設定し、この指定領域2に一部でも含まれる図形を抽
出するという方法である。一般には、指定領域2は原稿
エリア1の有する辺と平行な辺を有する矩形である。図
16においては指定領域2中に図形G3の全部が含ま
れ、図形G2,G4はその一部が含まれる。従って、図
17に示すように図形G2,G3,G4が抽出される。
換言すれば図形G2,G3,G4を抽出したい場合には
図16に示すような指定領域2を指示すればよい。
【0004】このような図形抽出においては、各図形の
有する座標データと、指定領域2との比較演算を行う。
例えば図16中の図形G3,G4は線分のみから構成さ
れるものであり、図形の有する各線分が、その一部でも
指定領域2内にあるか否かが判断される。
有する座標データと、指定領域2との比較演算を行う。
例えば図16中の図形G3,G4は線分のみから構成さ
れるものであり、図形の有する各線分が、その一部でも
指定領域2内にあるか否かが判断される。
【0005】そして、指定領域2内にその一部もしくは
全部が含まれる線分を有する図形は抽出される。
全部が含まれる線分を有する図形は抽出される。
【0006】また、例えば図形G1,G2は曲線から構
成されているが、これらは多角形に近似される。そし
て、この多角形を構成する各線分について、指定領域2
内にあるか否かが判断される。
成されているが、これらは多角形に近似される。そし
て、この多角形を構成する各線分について、指定領域2
内にあるか否かが判断される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、各図形の有す
る線分が指定領域2内にあるか否かを判断するのは一般
には容易ではない。図16中の図形G3は三角形であ
り、その辺数が少ないため上記判断は比較的容易だが、
図形G1やG2のように曲線を含む場合には、多角形に
近似するために用いられる線分の数は多く、これらにつ
いてひとつひとつその都度指定領域2内にあるか否かを
判断するのには多大な演算を要する。即ち抽出すべき図
形の選択のための演算に長時間かかり、迅速な図形抽出
処理が行えないという問題点があった。
る線分が指定領域2内にあるか否かを判断するのは一般
には容易ではない。図16中の図形G3は三角形であ
り、その辺数が少ないため上記判断は比較的容易だが、
図形G1やG2のように曲線を含む場合には、多角形に
近似するために用いられる線分の数は多く、これらにつ
いてひとつひとつその都度指定領域2内にあるか否かを
判断するのには多大な演算を要する。即ち抽出すべき図
形の選択のための演算に長時間かかり、迅速な図形抽出
処理が行えないという問題点があった。
【0008】また、抽出すべき図形の周囲に、抽出すべ
きでない図形が密集している場合、指定領域2の指定を
注意深く行わないと、抽出すべきでない図形まで抽出し
てしまうことになる。例えば図18に示すような図形G
5のみを抽出しようとすると、指定領域2の大きさはか
なり限定されてしまう。即ち指定領域2の設定をラフに
行うことが出来ず、迅速な図形抽出処理が行えないとい
う問題点があった。
きでない図形が密集している場合、指定領域2の指定を
注意深く行わないと、抽出すべきでない図形まで抽出し
てしまうことになる。例えば図18に示すような図形G
5のみを抽出しようとすると、指定領域2の大きさはか
なり限定されてしまう。即ち指定領域2の設定をラフに
行うことが出来ず、迅速な図形抽出処理が行えないとい
う問題点があった。
【0009】この発明は、上記問題点を解決するために
なされたもので、抽出すべき図形の選択を容易にするこ
とにより、また指定領域のラフな指定によっても必要な
図形のみを抽出することができるようにして、迅速な図
形抽出が行える図形抽出方法及び図形抽出装置を提供す
ることを目的とする。
なされたもので、抽出すべき図形の選択を容易にするこ
とにより、また指定領域のラフな指定によっても必要な
図形のみを抽出することができるようにして、迅速な図
形抽出が行える図形抽出方法及び図形抽出装置を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる電子組
版装置における図形抽出方法は、(a)入力手段を用い
て図形の幾何学的位置に関する元画像データを作成し、
(b)前記元画像データを用いて、前記図形に外接し前
記原稿エリアの矩形を構成する辺と平行な辺を有する外
接矩形を求め、(c)前記原稿エリアの矩形を構成する
辺と平行な辺を有する矩形の指定領域を指定し、(d)
前記指定領域と前記外接矩形とを比較して、両者の位置
関係から抽出すべき図形を判断して、表示手段上に表示
された矩形の原稿エリア内の複数の図形から任意の図形
を抽出する。
版装置における図形抽出方法は、(a)入力手段を用い
て図形の幾何学的位置に関する元画像データを作成し、
(b)前記元画像データを用いて、前記図形に外接し前
記原稿エリアの矩形を構成する辺と平行な辺を有する外
接矩形を求め、(c)前記原稿エリアの矩形を構成する
辺と平行な辺を有する矩形の指定領域を指定し、(d)
前記指定領域と前記外接矩形とを比較して、両者の位置
関係から抽出すべき図形を判断して、表示手段上に表示
された矩形の原稿エリア内の複数の図形から任意の図形
を抽出する。
【0011】更に好ましくは、前記指定領域の頂点に関
するデータと前記外接矩形の頂点に関するデータとを比
較する。
するデータと前記外接矩形の頂点に関するデータとを比
較する。
【0012】また請求項3にかかる電子組版装置におけ
る図形抽出装置は、(a)矩形の原稿エリアに割り付け
られる図形を入力し、前記原稿エリアの矩形を構成する
辺と平行な辺を有する指定領域を指定する入力手段と、
(b)前記入力手段によって入力された複数の前記図形
および前記指定領域を表示する表示手段と、(c)前記
図形の幾何学的位置に関する元画像データを作成し、前
記元画像データを用いて、前記図形に外接し前記原稿エ
リアの矩形を構成する辺と平行な辺を有する外接矩形を
求め、前記指定領域と前記外接矩形の位置関係から、抽
出すべき図形を判断する計算処理手段とを備える。
る図形抽出装置は、(a)矩形の原稿エリアに割り付け
られる図形を入力し、前記原稿エリアの矩形を構成する
辺と平行な辺を有する指定領域を指定する入力手段と、
(b)前記入力手段によって入力された複数の前記図形
および前記指定領域を表示する表示手段と、(c)前記
図形の幾何学的位置に関する元画像データを作成し、前
記元画像データを用いて、前記図形に外接し前記原稿エ
リアの矩形を構成する辺と平行な辺を有する外接矩形を
求め、前記指定領域と前記外接矩形の位置関係から、抽
出すべき図形を判断する計算処理手段とを備える。
【0013】
【作用】請求項1にかかる電子組版装置における図形抽
出方法においては、比較対象である外接矩形と指定領域
とが共に矩形であって、比較要素が少ないために判断が
容易である。また請求項2においては、図形の外接矩形
の有する頂点の位置に関するデータと、矩形である指定
領域の有する頂点の位置に関するデータとが比較・判断
されるので、前記図形と前記指定領域との位置関係の把
握が迅速に行える。さらに、請求項1,2ともに、前記
指定領域と、前記図形が割り付けられる原稿エリアと
は、両者間において互いに平行な辺を有する矩形である
ので、操作者は抽出すべき図形に対して適切な指定領域
の指定を容易に行うことができる。
出方法においては、比較対象である外接矩形と指定領域
とが共に矩形であって、比較要素が少ないために判断が
容易である。また請求項2においては、図形の外接矩形
の有する頂点の位置に関するデータと、矩形である指定
領域の有する頂点の位置に関するデータとが比較・判断
されるので、前記図形と前記指定領域との位置関係の把
握が迅速に行える。さらに、請求項1,2ともに、前記
指定領域と、前記図形が割り付けられる原稿エリアと
は、両者間において互いに平行な辺を有する矩形である
ので、操作者は抽出すべき図形に対して適切な指定領域
の指定を容易に行うことができる。
【0014】請求項3にかかる電子組版装置における図
形抽出装置においては、前記原稿エリアに割り付けられ
る複数の前記図形および指定領域を表示する表示手段を
有するので、操作者が抽出すべき図形に対して適切な前
記指定領域を把握することが容易である。前記図形およ
び前記指定領域は入力手段によって入力・指定され、計
算処理手段は前記図形からその外接矩形を求め、これと
前記指定領域との位置関係を比較し、抽出すべき図形を
判断する。
形抽出装置においては、前記原稿エリアに割り付けられ
る複数の前記図形および指定領域を表示する表示手段を
有するので、操作者が抽出すべき図形に対して適切な前
記指定領域を把握することが容易である。前記図形およ
び前記指定領域は入力手段によって入力・指定され、計
算処理手段は前記図形からその外接矩形を求め、これと
前記指定領域との位置関係を比較し、抽出すべき図形を
判断する。
【0015】なお請求項1,2にかかる電子組版装置に
おける図形抽出方法および請求項3にかかる電子組版装
置における図形抽出装置のいずれにおいても「図形」と
は幾何学的形状を呈するものを指し、例えば文字をも含
む概念である。
おける図形抽出方法および請求項3にかかる電子組版装
置における図形抽出装置のいずれにおいても「図形」と
は幾何学的形状を呈するものを指し、例えば文字をも含
む概念である。
【0016】
A.全体構成 図2はこの発明の実施例を適用する電子組版装置100
のブロック図である。この組版装置は、予め内容が決定
された図形をレイアウトして版下原稿を作成する。
のブロック図である。この組版装置は、予め内容が決定
された図形をレイアウトして版下原稿を作成する。
【0017】デジタイザ17はマウス19aを備え、原
稿18に描かれた図形を元画像データRDとして入力す
る。この図形の位置付け、拡大、縮小等は、デジタイザ
17に備えられたメニューシート19bに従って処理す
ることができる。
稿18に描かれた図形を元画像データRDとして入力す
る。この図形の位置付け、拡大、縮小等は、デジタイザ
17に備えられたメニューシート19bに従って処理す
ることができる。
【0018】入力された元画像データRDはバスライン
20を介してCPU12へ送られ、後述する処理を受け
て画像データGDとなる。そして、画像データGDは再
度バスライン20を介して第1メモリ15へと記憶され
る。第1メモリ15へ一旦記憶された複数の画像データ
GDは図14で示したようにしてCRT13に表示され
る。この表示を見て操作者は抽出すべき図形を指定す
る。この指定にはデジタイザ17のマウス19aを用い
ることができる。図形の指定は図16に示したような指
定領域2を用いて行う。
20を介してCPU12へ送られ、後述する処理を受け
て画像データGDとなる。そして、画像データGDは再
度バスライン20を介して第1メモリ15へと記憶され
る。第1メモリ15へ一旦記憶された複数の画像データ
GDは図14で示したようにしてCRT13に表示され
る。この表示を見て操作者は抽出すべき図形を指定す
る。この指定にはデジタイザ17のマウス19aを用い
ることができる。図形の指定は図16に示したような指
定領域2を用いて行う。
【0019】指定領域内判別手段11は論理素子等によ
って構成され、後述する方法により、指定領域2の範囲
と画像データGDとから、抽出されるべき図形の画像デ
ータGCを求める。画像データGCは第2メモリ16へ
と記憶される。プリンタ14は図形の表示手段としてC
RT13の代わりに、あるいはこれと共に用いることが
できる。
って構成され、後述する方法により、指定領域2の範囲
と画像データGDとから、抽出されるべき図形の画像デ
ータGCを求める。画像データGCは第2メモリ16へ
と記憶される。プリンタ14は図形の表示手段としてC
RT13の代わりに、あるいはこれと共に用いることが
できる。
【0020】B.図形抽出の方法 この発明にかかる図形抽出方法のフローチャートを図1
に示す。この抽出方法は、元画像データRDから画像デ
ータGDを作成する工程と、複数の画像データGDと指
定領域2とから抽出すべき図形の画像データGCを求め
る工程とに大別される。これらの工程は指定領域内判別
手段11によって行われるが、指定領域内判別手段11
はCPU12と兼用してもよい。即ち以下に示す工程フ
ローチャートはハード的に実現されるとソフト的に実現
されるとを問わない。以下に実施例を工程を分けて説明
する。
に示す。この抽出方法は、元画像データRDから画像デ
ータGDを作成する工程と、複数の画像データGDと指
定領域2とから抽出すべき図形の画像データGCを求め
る工程とに大別される。これらの工程は指定領域内判別
手段11によって行われるが、指定領域内判別手段11
はCPU12と兼用してもよい。即ち以下に示す工程フ
ローチャートはハード的に実現されるとソフト的に実現
されるとを問わない。以下に実施例を工程を分けて説明
する。
【0021】(B−1) 画像データGDの作成 まず、デジタイザ17によって図形を入力する。この
際、その図形が多角形の場合にはその頂点を示す2次元
座標(ここでは矩形である原稿エリア1の有する辺と平
行に直交座標系x,yをとることにする)についてのデ
ータが元画像データRDとなる(ステップS11)。図
3に示す三角形G3の例では、各頂点に対応するxy座
標データ(x31,y31),(x32,y32),(x33,y
33)が元画像データRDとなる。
際、その図形が多角形の場合にはその頂点を示す2次元
座標(ここでは矩形である原稿エリア1の有する辺と平
行に直交座標系x,yをとることにする)についてのデ
ータが元画像データRDとなる(ステップS11)。図
3に示す三角形G3の例では、各頂点に対応するxy座
標データ(x31,y31),(x32,y32),(x33,y
33)が元画像データRDとなる。
【0022】次に、これらのxy座標データを用いて外
接矩形データTDを作成する。ここで「外接矩形」と
は、図形が外接する矩形のうち、その有する辺が矩形の
原稿エリア1の有する辺と平行であるものを指す。図4
に三角形G3の外接矩形T3を示す。
接矩形データTDを作成する。ここで「外接矩形」と
は、図形が外接する矩形のうち、その有する辺が矩形の
原稿エリア1の有する辺と平行であるものを指す。図4
に三角形G3の外接矩形T3を示す。
【0023】外接矩形T3は、元画像データRDから容
易に求めることができる。元画像データRDの有する
(頂点の)xy座標データから、x座標及びy座標のそ
れぞれについて最小値及び最大値を計算すればよい。こ
の計算は「A.全体構成」で示した様にCPU12にお
いて行われる。図4に示す場合では、外接矩形T3の頂
点はxy座標として(x32,y31),(x32,y33),
(x33,y33),(x33,y31)で与えられる。
易に求めることができる。元画像データRDの有する
(頂点の)xy座標データから、x座標及びy座標のそ
れぞれについて最小値及び最大値を計算すればよい。こ
の計算は「A.全体構成」で示した様にCPU12にお
いて行われる。図4に示す場合では、外接矩形T3の頂
点はxy座標として(x32,y31),(x32,y33),
(x33,y33),(x33,y31)で与えられる。
【0024】しかし、外接矩形T3は、その形状が矩形
であるため、対角する関係にある2頂点さえ与えれば決
定される。そこで、外接矩形データTDはその2頂点の
xy座標データを以て構成される。ここでは左上隅(x
座標最小,y座標最大)と右下隅(x座標最大,y座標
最小)の点のxy座標データを外接矩形データとする。
であるため、対角する関係にある2頂点さえ与えれば決
定される。そこで、外接矩形データTDはその2頂点の
xy座標データを以て構成される。ここでは左上隅(x
座標最小,y座標最大)と右下隅(x座標最大,y座標
最小)の点のxy座標データを外接矩形データとする。
【0025】このようにして作成された外接矩形データ
TDが元画像データRDと合成され、画像データGDが
作成される(ステップS12)。なお、図形が曲線を含
んで構成されている場合には、これを多角形に近似する
ことで、元画像データRD及び画像データGDを作成す
る。
TDが元画像データRDと合成され、画像データGDが
作成される(ステップS12)。なお、図形が曲線を含
んで構成されている場合には、これを多角形に近似する
ことで、元画像データRD及び画像データGDを作成す
る。
【0026】図3,図4に対応した画像データGDの例
を図5に示す。
を図5に示す。
【0027】アドレスの先頭に先ず図形(ここでは三角
形G3)に対応する図形コードCD(ここでは“G
3”)を与え、次に元画像データRD、続いて外接矩形
データTDを与える。このようにして作成された画像デ
ータGDは第1メモリ15において図6のように記憶さ
れる。図中RDi ,TDi はそれぞれ図形コードCDi
の指示する図形に対応する元画像データ及び外接矩形デ
ータである。
形G3)に対応する図形コードCD(ここでは“G
3”)を与え、次に元画像データRD、続いて外接矩形
データTDを与える。このようにして作成された画像デ
ータGDは第1メモリ15において図6のように記憶さ
れる。図中RDi ,TDi はそれぞれ図形コードCDi
の指示する図形に対応する元画像データ及び外接矩形デ
ータである。
【0028】なお、画像データGDは必ずしも記憶手段
に格納しておく必要はなく、次に述べる指定領域2との
比較・判断時に外接矩形データTDを計算してもよい。
但し、同じ外接矩形データTDを再度抽出する事がある
ため、一旦画像データGDを作成して格納しておく方
が、その後の処理を迅速に行うことができる点で望まし
い。
に格納しておく必要はなく、次に述べる指定領域2との
比較・判断時に外接矩形データTDを計算してもよい。
但し、同じ外接矩形データTDを再度抽出する事がある
ため、一旦画像データGDを作成して格納しておく方
が、その後の処理を迅速に行うことができる点で望まし
い。
【0029】(B−2) 指定領域との比較・判断 ステップS11によって入力された複数の図形は、CR
T13に表示される(ステップS13)。プリンタ14
に表示してもよいが、指定領域2を指定する都合上、C
RT13に表示することが望ましい。また、各図形の外
接矩形をも表示することができる。
T13に表示される(ステップS13)。プリンタ14
に表示してもよいが、指定領域2を指定する都合上、C
RT13に表示することが望ましい。また、各図形の外
接矩形をも表示することができる。
【0030】次に、CRT13を見ながらマウス19a
を用いて指定領域2を指定する(ステップS14)。図
7に示したように指定領域2も矩形であり、その有する
辺は原稿エリア1の有する辺と平行である。つまり、前
述のxy座標と平行な辺を有する矩形である。この指定
領域2を指定するには例えば指定領域2の左上隅(x座
標最小,y座標最大)の点(xS1,yS1)と右下隅(x
座標最大,y座標最小)の点(xS2,yS2)の2点をマ
ウス19aでクリックするなどして選択すればよい。こ
れにより前記2点を対角とする指定領域2を指定するこ
とができる。図7は、原稿エリア1において、図形G
1,G2,G3,G4がそれぞれの外接矩形T1,T
2,T3,T4と共に表示され、併せて指定領域2も表
示した様子を示したものである。
を用いて指定領域2を指定する(ステップS14)。図
7に示したように指定領域2も矩形であり、その有する
辺は原稿エリア1の有する辺と平行である。つまり、前
述のxy座標と平行な辺を有する矩形である。この指定
領域2を指定するには例えば指定領域2の左上隅(x座
標最小,y座標最大)の点(xS1,yS1)と右下隅(x
座標最大,y座標最小)の点(xS2,yS2)の2点をマ
ウス19aでクリックするなどして選択すればよい。こ
れにより前記2点を対角とする指定領域2を指定するこ
とができる。図7は、原稿エリア1において、図形G
1,G2,G3,G4がそれぞれの外接矩形T1,T
2,T3,T4と共に表示され、併せて指定領域2も表
示した様子を示したものである。
【0031】まず第1の実施例について説明する。今、
抽出したい図形がG3のみであった場合には、指定領域
2が図形G3の外接矩形T3を包括するように指定す
る。即ち指定領域2と外接矩形T3の位置関係を求め
(ステップS15)、外接矩形T3の全体が指定領域2
内に存在すれば図形G3は抽出される(図8,ステップ
S16)。このような処理は以下のようにして進められ
る。
抽出したい図形がG3のみであった場合には、指定領域
2が図形G3の外接矩形T3を包括するように指定す
る。即ち指定領域2と外接矩形T3の位置関係を求め
(ステップS15)、外接矩形T3の全体が指定領域2
内に存在すれば図形G3は抽出される(図8,ステップ
S16)。このような処理は以下のようにして進められ
る。
【0032】図9はステップS15の詳細を示すフロー
チャートである。まず図形Giの画像データGDiか
ら、外接矩形データTDiを読み出す(ステップS15
1)。これは第1メモリ15からバスライン20、CP
U12を介して指定領域内判別手段11へと送られるこ
とで実現される。具体的には外接矩形データTDiはx
im,yiM,xiM,yimの4つであり、数1に示す関係を
有する。
チャートである。まず図形Giの画像データGDiか
ら、外接矩形データTDiを読み出す(ステップS15
1)。これは第1メモリ15からバスライン20、CP
U12を介して指定領域内判別手段11へと送られるこ
とで実現される。具体的には外接矩形データTDiはx
im,yiM,xiM,yimの4つであり、数1に示す関係を
有する。
【0033】
【数1】
【0034】但し、「max」、「min」はそれぞれ
最大値,最小値を与える関数であり、(xik,yik)
は、j個の頂点を有する図形Giのk番目の頂点のxy
座標データである。
最大値,最小値を与える関数であり、(xik,yik)
は、j個の頂点を有する図形Giのk番目の頂点のxy
座標データである。
【0035】次に、これら4つのデータと指定領域2を
指定した2点(それぞれxy座標データ(xS1,
yS1),(xS2,yS2)を有し、数2の関係を有する)
との大小比較を行う。
指定した2点(それぞれxy座標データ(xS1,
yS1),(xS2,yS2)を有し、数2の関係を有する)
との大小比較を行う。
【0036】
【数2】
【0037】図形Giの外接矩形Tiが、指定領域2に
包含される条件は
包含される条件は
【0038】
【数3】
【0039】で表わされるため、これを満足すれば図形
Giは抽出されるべき図形であると判断され、満足しな
ければ図形Giは抽出されるべき図形でないと判断され
る(ステップS152)。
Giは抽出されるべき図形であると判断され、満足しな
ければ図形Giは抽出されるべき図形でないと判断され
る(ステップS152)。
【0040】抽出すべきであると判断された図形Giの
画像データGDiは、抽出画像データGCとして第2メ
モリ16へと格納される(ステップS153)。
画像データGDiは、抽出画像データGCとして第2メ
モリ16へと格納される(ステップS153)。
【0041】この後原稿エリア1中のすべての図形Gi
が同様にして調べられる(ステップS154)。そし
て、図1のステップS16により、抽出すべき図形の全
てについての画像データが第2メモリ16から読み込ま
れて抽出すべき図形が表示される。もちろん第2メモリ
16への抽出画像データGCの格納はこの発明の本質的
事項ではなく、抽出画像データGCを格納することなく
抽出すべき画像を直ちに表示することとしてもよい。例
えば、ステップS152で抽出すべき画像ではないと判
断された図形をステップS154に従って順次消去して
いってもよい。
が同様にして調べられる(ステップS154)。そし
て、図1のステップS16により、抽出すべき図形の全
てについての画像データが第2メモリ16から読み込ま
れて抽出すべき図形が表示される。もちろん第2メモリ
16への抽出画像データGCの格納はこの発明の本質的
事項ではなく、抽出画像データGCを格納することなく
抽出すべき画像を直ちに表示することとしてもよい。例
えば、ステップS152で抽出すべき画像ではないと判
断された図形をステップS154に従って順次消去して
いってもよい。
【0042】このように、指定領域2で包含された外接
矩形を有する図形のみを抽出する方法では図形抽出が非
常に容易である。その第1の理由は、指定領域2と外接
矩形がいずれも矩形であり、一方の有する辺と平行な辺
を他方が有する関係にあることによる。このため操作者
はCRT13上において視覚的にまた直観的に指定領域
2が外接矩形を包含するか否かを把握でき、指定領域2
の指定が容易となる。
矩形を有する図形のみを抽出する方法では図形抽出が非
常に容易である。その第1の理由は、指定領域2と外接
矩形がいずれも矩形であり、一方の有する辺と平行な辺
を他方が有する関係にあることによる。このため操作者
はCRT13上において視覚的にまた直観的に指定領域
2が外接矩形を包含するか否かを把握でき、指定領域2
の指定が容易となる。
【0043】第2の理由は、指定領域2にその一部が含
まれる外接矩形を有する図形を抽出しないことによる。
このため、指定領域2が多少過大であって抽出したい図
形以外の他の図形の外接矩形の一部を有していても、前
記他の図形は抽出されない。
まれる外接矩形を有する図形を抽出しないことによる。
このため、指定領域2が多少過大であって抽出したい図
形以外の他の図形の外接矩形の一部を有していても、前
記他の図形は抽出されない。
【0044】C.第2の実施例 しかし、状況によっては、指定領域2にわずかでも含ま
れる外接矩形を有する図形をも抽出したい場合がある。
例えば図10に示す図形のうち、図形G1を除く図形G
2,G3,G4を抽出したい場合、上述の実施例により
1回の指定領域2の指定で外接矩形T2,T3,T4を
包含することは不可能である。
れる外接矩形を有する図形をも抽出したい場合がある。
例えば図10に示す図形のうち、図形G1を除く図形G
2,G3,G4を抽出したい場合、上述の実施例により
1回の指定領域2の指定で外接矩形T2,T3,T4を
包含することは不可能である。
【0045】図12及び図13は指定領域2にわずかで
も含まれる外接矩形を有する図形を抽出したい場合のス
テップS15(図1)の詳細を示すフローチャートであ
る。ステップS151,S153,S154は図9と同
様であり、ステップS200からS205が異なってい
る。
も含まれる外接矩形を有する図形を抽出したい場合のス
テップS15(図1)の詳細を示すフローチャートであ
る。ステップS151,S153,S154は図9と同
様であり、ステップS200からS205が異なってい
る。
【0046】指定領域2にわずかでも外接矩形が含まれ
る条件のうち、外接矩形の頂点のうちいずれか1つが指
定領域2内にあるという条件は数4で示される。
る条件のうち、外接矩形の頂点のうちいずれか1つが指
定領域2内にあるという条件は数4で示される。
【0047】
【数4】
【0048】これを整理しなおすと
【0049】
【数5】
【0050】となる。数5の条件を満足するか否かはス
テップS200,S201で判断される。
テップS200,S201で判断される。
【0051】図10に示す場合では、図形G2の外接矩
形T2の左下隅の頂点(xim,yim)が指定領域2に包
含される。また、図形G3の外接矩形T3は全て指定領
域2に包含される。
形T2の左下隅の頂点(xim,yim)が指定領域2に包
含される。また、図形G3の外接矩形T3は全て指定領
域2に包含される。
【0052】更に、指定領域2にわずかでも外接矩形が
含まれる条件のうち、外接矩形の有する辺の少なくとも
一部が指定領域2内にあるという場合について考えなけ
ればならない。この場合は、ステップS200,S20
1とは逆に、指定領域2の頂点のうちいずれか1つが外
接矩形内にあるという場合を考えればよい。
含まれる条件のうち、外接矩形の有する辺の少なくとも
一部が指定領域2内にあるという場合について考えなけ
ればならない。この場合は、ステップS200,S20
1とは逆に、指定領域2の頂点のうちいずれか1つが外
接矩形内にあるという場合を考えればよい。
【0053】しかし、これは数5に示す場合と重複する
部分がある。図10に示す指定領域2と外接矩形T2の
関係のように、1つの頂点を内部に有する場合である。
従って、数5に示す場合と重複する部分をとり除いて判
断することにより、重複した演算、データ格納処理が省
かれ、一層迅速な処理ができる。具体的には外接矩形中
に指定領域2の隣り合う2の頂点が含まれるか否か、即
ち指定領域2の一辺が全体として外接矩形中に包含され
るか否かを判断すればよい。これは数6のように数式化
される。
部分がある。図10に示す指定領域2と外接矩形T2の
関係のように、1つの頂点を内部に有する場合である。
従って、数5に示す場合と重複する部分をとり除いて判
断することにより、重複した演算、データ格納処理が省
かれ、一層迅速な処理ができる。具体的には外接矩形中
に指定領域2の隣り合う2の頂点が含まれるか否か、即
ち指定領域2の一辺が全体として外接矩形中に包含され
るか否かを判断すればよい。これは数6のように数式化
される。
【0054】
【数6】
【0055】数6の条件を満足するか否かはステップS
202〜205で判断される。
202〜205で判断される。
【0056】図10に示す場合では図形G4の外接矩形
T4に指定領域2の一辺が含まれている。
T4に指定領域2の一辺が含まれている。
【0057】よって、ステップS200からS205に
よって図形G2,G3,G4が抽出されるべきであると
判断され、ステップS153,S154により画像デー
タGD2 ,GD3 ,GD4 が第2メモリ16へと格納さ
れる。図11に抽出された図形G2,G3,G4を示
す。
よって図形G2,G3,G4が抽出されるべきであると
判断され、ステップS153,S154により画像デー
タGD2 ,GD3 ,GD4 が第2メモリ16へと格納さ
れる。図11に抽出された図形G2,G3,G4を示
す。
【0058】以上述べた第2実施例においては、指定領
域2と、指定領域2が抽出する図形との関係は従来の場
合とほぼ同様であるが、演算量は従来の場合と比較して
少なく、迅速な処理が可能となる。
域2と、指定領域2が抽出する図形との関係は従来の場
合とほぼ同様であるが、演算量は従来の場合と比較して
少なく、迅速な処理が可能となる。
【0059】また、この発明にかかる図形抽出方法にお
いて第1の実施例と第2の実施例に示した図形処理方法
のいずれかを選択しうる工程を設けてもよい。即ち図9
に示したステップS152と図12及び図13に示した
ステップS200からS205とを切り換えることによ
り、処理状況に応じた図形抽出を迅速に行うことができ
る。
いて第1の実施例と第2の実施例に示した図形処理方法
のいずれかを選択しうる工程を設けてもよい。即ち図9
に示したステップS152と図12及び図13に示した
ステップS200からS205とを切り換えることによ
り、処理状況に応じた図形抽出を迅速に行うことができ
る。
【0060】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1にかか
る電子組版装置における図形抽出方法によれば、指定領
域と、図形が割り付けられる原稿エリアとは、両者間に
おいて互いに平行な辺を有する矩形であるので、操作者
は抽出すべき図形に対して適切な指定領域の指定を容易
に行うことができる。また、前記図形の外接矩形と、矩
形である前記指定領域とが比較・判断されるので、前記
図形と前記指定領域との位置関係の把握が迅速に行え
る。従って、指定領域のラフな指定によっても迅速な図
形抽出を行うことができる。
る電子組版装置における図形抽出方法によれば、指定領
域と、図形が割り付けられる原稿エリアとは、両者間に
おいて互いに平行な辺を有する矩形であるので、操作者
は抽出すべき図形に対して適切な指定領域の指定を容易
に行うことができる。また、前記図形の外接矩形と、矩
形である前記指定領域とが比較・判断されるので、前記
図形と前記指定領域との位置関係の把握が迅速に行え
る。従って、指定領域のラフな指定によっても迅速な図
形抽出を行うことができる。
【0061】請求項2によれば、指定領域と外接矩形と
のそれぞれの頂点のデータを用いて比較するので、その
比較処理が容易である。
のそれぞれの頂点のデータを用いて比較するので、その
比較処理が容易である。
【0062】請求項3にかかる電子組版装置における図
形抽出装置によれば、表示手段が前記原稿エリアに割り
付けられる複数の前記図形および前記指定領域を表示す
るので、操作者が抽出すべき図形に対して容易に適切な
前記指定領域を把握することができる。計算処理手段は
前記図形が入力手段によって入力される際に前記図形の
外接矩形を求め、操作者によって入力手段を介して指定
された矩形の前記指定領域との位置関係を比較し、抽出
すべき図形を判断するため、指定領域のラフな指定によ
っても迅速な図形抽出を行うことができる。
形抽出装置によれば、表示手段が前記原稿エリアに割り
付けられる複数の前記図形および前記指定領域を表示す
るので、操作者が抽出すべき図形に対して容易に適切な
前記指定領域を把握することができる。計算処理手段は
前記図形が入力手段によって入力される際に前記図形の
外接矩形を求め、操作者によって入力手段を介して指定
された矩形の前記指定領域との位置関係を比較し、抽出
すべき図形を判断するため、指定領域のラフな指定によ
っても迅速な図形抽出を行うことができる。
【図1】この発明の実施例の一例を示すフローチャート
である。
である。
【図2】この発明の一実施例を適用する電子組版装置の
全体構成を示すブロック図である。
全体構成を示すブロック図である。
【図3】図形から元画像データを作成する工程の説明図
である。
である。
【図4】元画像データから外接矩形データを作成する工
程の説明図である。
程の説明図である。
【図5】画像データの一例を示す説明図である。
【図6】第1メモリ15内での画像データの格納を示す
説明図である。
説明図である。
【図7】この発明の第1の実施例を説明する概念図であ
る。
る。
【図8】この発明の第1の実施例を説明する概念図であ
る。
る。
【図9】この発明の第1の実施例を説明するフローチャ
ートである。
ートである。
【図10】この発明の第2の実施例を説明する概念図で
ある。
ある。
【図11】この発明の第2の実施例を説明する概念図で
ある。
ある。
【図12】この発明の第2の実施例を説明するフローチ
ャートである。
ャートである。
【図13】この発明の第2の実施例を説明するフローチ
ャートである。
ャートである。
【図14】従来の技術を説明する概念図である。
【図15】従来の技術を説明する概念図である。
【図16】従来の技術を説明する概念図である。
【図17】従来の技術を説明する概念図である。
【図18】従来の技術を説明する概念図である。
1 原稿エリア 2 指定領域 11 指定領域内判別手段 12 CPU 13 CRT 14 プリンタ 17 デジタイザ G1,G2,G3,G4 図形 T1,T2,T3,T4 外接矩形 RD 元画像データ GD 画像データ
Claims (3)
- 【請求項1】 表示手段上に表示された矩形の原稿エリ
ア内に割り付けられる複数の図形から任意の図形を抽出
する、電子組版装置における図形抽出方法において、 (a)入力手段を用いて図形の幾何学的位置に関する元
画像データを作成する工程と、 (b)前記元画像データを用いて、前記図形に外接し前
記原稿エリアの矩形を構成する辺と平行な辺を有する外
接矩形を求める工程と、 (c)前記原稿エリアの矩形を構成する辺と平行な辺を
有する矩形の指定領域を指定する工程と、 (d)前記指定領域と前記外接矩形とを比較して、両者
の位置関係から、抽出すべき図形を判断する工程と、 を備える電子組版装置における図形抽出方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の工程(d)は、 (d−1) 前記指定領域の頂点に関するデータと前記
外接矩形の頂点に関するデータとを比較する工程を備え
る電子組版装置における図形抽出方法。 - 【請求項3】 (a)矩形の原稿エリアに割り付けられ
る図形を入力し、前記原稿エリアの矩形を構成する辺と
平行な辺を有する指定領域を指定する入力手段と、 (b)前記入力手段によって入力された複数の前記図形
および前記指定領域を表示する表示手段と、 (c)前記図形の幾何学的位置に関する元画像データを
作成し、前記元画像データを用いて、前記図形に外接し
前記原稿エリアの矩形を構成する辺と平行な辺を有する
外接矩形を求め、前記指定領域と前記外接矩形の位置関
係から、抽出すべき図形を判断する計算処理手段と、 を備える電子組版装置における図形抽出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16397691A JPH0594507A (ja) | 1991-06-06 | 1991-06-06 | 電子組版装置における図形抽出方法及び図形抽出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16397691A JPH0594507A (ja) | 1991-06-06 | 1991-06-06 | 電子組版装置における図形抽出方法及び図形抽出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0594507A true JPH0594507A (ja) | 1993-04-16 |
Family
ID=15784396
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16397691A Pending JPH0594507A (ja) | 1991-06-06 | 1991-06-06 | 電子組版装置における図形抽出方法及び図形抽出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0594507A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012203458A (ja) * | 2011-03-23 | 2012-10-22 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像処理装置及びプログラム |
-
1991
- 1991-06-06 JP JP16397691A patent/JPH0594507A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012203458A (ja) * | 2011-03-23 | 2012-10-22 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像処理装置及びプログラム |
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