JPH056400A - 図面管理装置 - Google Patents
図面管理装置Info
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- JPH056400A JPH056400A JP3316002A JP31600291A JPH056400A JP H056400 A JPH056400 A JP H056400A JP 3316002 A JP3316002 A JP 3316002A JP 31600291 A JP31600291 A JP 31600291A JP H056400 A JPH056400 A JP H056400A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】複数の階層に分割して記憶されている施設図面
のうち使用者が要求する画面レベルで迅速にディスプレ
イ装置に表示することを目的とする。 【構成】水道,ガス,電気,電話などの施設図面を複数
の階層に分割して記憶する。使用者の要求する画面の表
示レベル(詳細レベル)で表示するたるに、階層に優先
度を付けて表示処理制限時間内に表示できる階層の画面
データを表示する。
のうち使用者が要求する画面レベルで迅速にディスプレ
イ装置に表示することを目的とする。 【構成】水道,ガス,電気,電話などの施設図面を複数
の階層に分割して記憶する。使用者の要求する画面の表
示レベル(詳細レベル)で表示するたるに、階層に優先
度を付けて表示処理制限時間内に表示できる階層の画面
データを表示する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水道,ガスの配管系統や
電気,電話の配線系統などの施設図面をディジタル情報
化して管理する図面管理装置に関する。
電気,電話の配線系統などの施設図面をディジタル情報
化して管理する図面管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、水道,ガス,電気,電話などの配
管,配線系統などの施設の状況管理は紙やポリエステル
フィルムに描いた図面を用いて行っている。この際、施
設に変更が生じると図面を修正することを必要とする。
図面の修正作業は総て人手により行わなければならず、
多くの労力および時間を要すると共に誤記の生ずる割合
が高いという問題点を持っている。この問題点を解決す
るため、例えば特開昭63−254565号公報に記載されてい
るように施設図面をディジタル情報化して管理するため
にはファイル装置に記憶されている多数の施設図面(地
形図,系統図,シンボル図など)をディスプレイ装置に
モニタ表示して行っている。また、図面の修正作業もデ
ィスプレイ装置に表示して行っている。
管,配線系統などの施設の状況管理は紙やポリエステル
フィルムに描いた図面を用いて行っている。この際、施
設に変更が生じると図面を修正することを必要とする。
図面の修正作業は総て人手により行わなければならず、
多くの労力および時間を要すると共に誤記の生ずる割合
が高いという問題点を持っている。この問題点を解決す
るため、例えば特開昭63−254565号公報に記載されてい
るように施設図面をディジタル情報化して管理するため
にはファイル装置に記憶されている多数の施設図面(地
形図,系統図,シンボル図など)をディスプレイ装置に
モニタ表示して行っている。また、図面の修正作業もデ
ィスプレイ装置に表示して行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図面のディジタルデー
タは修飾線などもあるので多くなり、一枚の図面の全デ
ータは大容量になる。図面のディスプレイ装置への表示
処理は単位時間当りの描画量が多いので遅くなる。図面
情報の一部しか必要としない場合でも解読が困難となる
ような小さく詳細な文字情報も含め全図面データを表示
している。このため、必要とする図面を表示するのに多
くの時間を要し使い勝手の悪さや効率に問題がある。こ
のような問題を解決するために、使用者の必要とする範
囲の図面情報だけで良いから迅速に表示することが要望
されている。
タは修飾線などもあるので多くなり、一枚の図面の全デ
ータは大容量になる。図面のディスプレイ装置への表示
処理は単位時間当りの描画量が多いので遅くなる。図面
情報の一部しか必要としない場合でも解読が困難となる
ような小さく詳細な文字情報も含め全図面データを表示
している。このため、必要とする図面を表示するのに多
くの時間を要し使い勝手の悪さや効率に問題がある。こ
のような問題を解決するために、使用者の必要とする範
囲の図面情報だけで良いから迅速に表示することが要望
されている。
【0004】本発明は上記点に対処して成されたもの
で、その目的とするところは使用者の要求する程度の詳
細さを有する図面情報を迅速に表示することのできる図
面管理装置を提供することにある。
で、その目的とするところは使用者の要求する程度の詳
細さを有する図面情報を迅速に表示することのできる図
面管理装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はディジタル情報
化して複数の階層に分割して記憶されている図面情報の
階層に優先度を定め、制限された表示処理時間内に表示
できる優先度順の階層の図面情報を表示させる。
化して複数の階層に分割して記憶されている図面情報の
階層に優先度を定め、制限された表示処理時間内に表示
できる優先度順の階層の図面情報を表示させる。
【0006】
【作用】複数の階層のうち制限された表示処理時間内に
表示できる図面情報を表示するようにしているので、必
要とする図面を迅速に表示できる。
表示できる図面情報を表示するようにしているので、必
要とする図面を迅速に表示できる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
明する。
【0008】図2は本発明の一実施例である図面管理装
置の基本構成図である。
置の基本構成図である。
【0009】図2において、ファイル装置203には施
設図面データが格納されている。施設図面データは地形
図や管路図などの図形データと、図形に関係する町名,
個人名,管路口径,管種などの、文字・数値で表現され
る属性データとがある。格納されている図形データは紙
に書いた図面を一定間隔でスキャンして読取りデータの
濃淡に応じて濃淡階調化し、ディジタル画像を得てコー
ド化したデータを得る図面入力装置204から入力す
る。施設図面は図3(a)に示すように複数図面から成
り、各々分割して図形データファイルを作る。図形デー
タは図3(b)のように直交座標系で示され、図面サイズ
でそのX,Y軸方向の長さX0,Y0が決まる。これらの
図形データは図4(b)〜(d)のように道路,家枠,管路
と階層分離したデータ記憶構造となっている。これらの
データを必要に応じて各階層を重ね合わせ図4(a)のよ
うな図形データにする。一方、属性データはキーボード
206またはフロッピーディスクなど一括してデータを
入力できるデータ入力装置208を用いてファイル装置2
03へ入力する。オペレータ(使用者)がマウス207
を操作してディスプレイ装置(CRT)205上に図面
を表示するには、まずオペレータがマウス207を操作
してCRT画面上に表示してある機能選択用のアイコン
へカーソルCUを移動して指定する。「図面検索」のア
イコンを指定すると、中央処理装置(CPU)201は
ファイル装置203から該当の図面データ(図形データ
とその属性データ)を検索しメインメモリ202に一時
格納する。メインメモリ202は画面データの検索や編
集などの処理を実行するためのプログラムと処理中のデ
ータを記憶する働きをする。メインメモリ202に一時
記憶している図面データをCRT205の表示領域であ
る有効表示座標にあわせて、CPU201でデータ編集
された後にCRT205に表示される。オペレータはこ
の表示画面により目的の図面内容を知ることができる。
なお、細かな部分を把握するには部分拡大して表示す
る。このためには例えばマウス207によりカーソルC
Uを移動させてCRT表示領域から矩形の任意領域を対
角線上の両端で指定して任意倍率に拡大あるいは縮小さ
せる。具体的にはメインメモリ202に記憶されている
該当図面データの一部をCPU201を介して拡大・縮
小編集しCRT205に表示する。
設図面データが格納されている。施設図面データは地形
図や管路図などの図形データと、図形に関係する町名,
個人名,管路口径,管種などの、文字・数値で表現され
る属性データとがある。格納されている図形データは紙
に書いた図面を一定間隔でスキャンして読取りデータの
濃淡に応じて濃淡階調化し、ディジタル画像を得てコー
ド化したデータを得る図面入力装置204から入力す
る。施設図面は図3(a)に示すように複数図面から成
り、各々分割して図形データファイルを作る。図形デー
タは図3(b)のように直交座標系で示され、図面サイズ
でそのX,Y軸方向の長さX0,Y0が決まる。これらの
図形データは図4(b)〜(d)のように道路,家枠,管路
と階層分離したデータ記憶構造となっている。これらの
データを必要に応じて各階層を重ね合わせ図4(a)のよ
うな図形データにする。一方、属性データはキーボード
206またはフロッピーディスクなど一括してデータを
入力できるデータ入力装置208を用いてファイル装置2
03へ入力する。オペレータ(使用者)がマウス207
を操作してディスプレイ装置(CRT)205上に図面
を表示するには、まずオペレータがマウス207を操作
してCRT画面上に表示してある機能選択用のアイコン
へカーソルCUを移動して指定する。「図面検索」のア
イコンを指定すると、中央処理装置(CPU)201は
ファイル装置203から該当の図面データ(図形データ
とその属性データ)を検索しメインメモリ202に一時
格納する。メインメモリ202は画面データの検索や編
集などの処理を実行するためのプログラムと処理中のデ
ータを記憶する働きをする。メインメモリ202に一時
記憶している図面データをCRT205の表示領域であ
る有効表示座標にあわせて、CPU201でデータ編集
された後にCRT205に表示される。オペレータはこ
の表示画面により目的の図面内容を知ることができる。
なお、細かな部分を把握するには部分拡大して表示す
る。このためには例えばマウス207によりカーソルC
Uを移動させてCRT表示領域から矩形の任意領域を対
角線上の両端で指定して任意倍率に拡大あるいは縮小さ
せる。具体的にはメインメモリ202に記憶されている
該当図面データの一部をCPU201を介して拡大・縮
小編集しCRT205に表示する。
【0010】次に、目標時間内に所望の図面を表示する
ことについて説明する。
ことについて説明する。
【0011】図1は本発明の実施例の要部を示すもの
で、CPU201の優先度付階層表示処理の一例を示し
た図である。
で、CPU201の優先度付階層表示処理の一例を示し
た図である。
【0012】図1においてディスプレイ表示面101は
目的の図面を検索表示するための機能選択をするマウス
操作用アイコン領域102,マウス操作により検索され
た図面を表示する図面表示領域103とから構成されて
いる。マウス207はマウス操作用アイコン領域102
からの機能選択と図面表示領域103に表示された図面
の位置指定に用いれられ、キーボード206は図面検索
条件の設定に用いれられ、キーボード206,マウス2
07からの入力はCPU201内の操作入力部104に
取り込まれる。ファイル装置203内には図面データが
格納されている。
目的の図面を検索表示するための機能選択をするマウス
操作用アイコン領域102,マウス操作により検索され
た図面を表示する図面表示領域103とから構成されて
いる。マウス207はマウス操作用アイコン領域102
からの機能選択と図面表示領域103に表示された図面
の位置指定に用いれられ、キーボード206は図面検索
条件の設定に用いれられ、キーボード206,マウス2
07からの入力はCPU201内の操作入力部104に
取り込まれる。ファイル装置203内には図面データが
格納されている。
【0013】次にCPU201内の各機能部の働きと操
作,表示の関係を説明する。
作,表示の関係を説明する。
【0014】目的の図面を検索する際、索引図から図面
を検索したり、図面番号等から検索し図面を表示する
が、この表示処理過程においてCPU201の動作を説
明する。初めにマウス207よりマウス操作用アイコン
領域102上から「図面検索」を選択する。この選択指
示は操作入力部104に入力され優先度表示制御部105
を起動する。優先度表示制御部105では、図形検索部
106へ目的の図面の検索指示をする。ます、図形検索
部106により図面データが検索されたら優先度表示処
理部107を起動する。この時、事前にユーザが設定し
た表示処理時間からその時間内に表示できるデータ量を
計算し優先度表示処理部107に与える。図形検索部1
06では、目的の図面番号によりファイル装置203内
の図面ファイルから図面データを検索しメインメモリ2
02に格納し、全て検索し終わったら優先度表示処理部
107へ信号を送る。優先度表示処理部107では、メ
インメモリ202から図面データを取り込み、図5に示
す表示優先度テーブルと時間内表示データ量から表示す
る階層の図形データを順次表示編集部110に与える。
表示編集処理部110では図面データを基に図面表示領
域103へ描画する。図5は、表示優先度テーブルであ
り、階層の層番号とその優先度が格納されている。ここ
では、優先度は数が小さいほど優先度が高いものとして
いる。
を検索したり、図面番号等から検索し図面を表示する
が、この表示処理過程においてCPU201の動作を説
明する。初めにマウス207よりマウス操作用アイコン
領域102上から「図面検索」を選択する。この選択指
示は操作入力部104に入力され優先度表示制御部105
を起動する。優先度表示制御部105では、図形検索部
106へ目的の図面の検索指示をする。ます、図形検索
部106により図面データが検索されたら優先度表示処
理部107を起動する。この時、事前にユーザが設定し
た表示処理時間からその時間内に表示できるデータ量を
計算し優先度表示処理部107に与える。図形検索部1
06では、目的の図面番号によりファイル装置203内
の図面ファイルから図面データを検索しメインメモリ2
02に格納し、全て検索し終わったら優先度表示処理部
107へ信号を送る。優先度表示処理部107では、メ
インメモリ202から図面データを取り込み、図5に示
す表示優先度テーブルと時間内表示データ量から表示す
る階層の図形データを順次表示編集部110に与える。
表示編集処理部110では図面データを基に図面表示領
域103へ描画する。図5は、表示優先度テーブルであ
り、階層の層番号とその優先度が格納されている。ここ
では、優先度は数が小さいほど優先度が高いものとして
いる。
【0015】図6に表示優先度別の図面表示例を示す。
【0016】図6(a)は表示優先度が1のときの図面6
1の表示例であり、この例では図面として最も重要な道
路64,配水管路65,配水管上のシンボル66等の階
層群が表示されている。図6(b)は表示優先度が2のと
きの図面62の表示例であり、表示優先度1の図形デー
タに重ねて家枠階層67が表示されている。また図6
(a)は表示優先度が3のときの図面63表示例であり、
表示優先度1,2の図形データに重ねて給水装置68関
係の階層が表示されている。
1の表示例であり、この例では図面として最も重要な道
路64,配水管路65,配水管上のシンボル66等の階
層群が表示されている。図6(b)は表示優先度が2のと
きの図面62の表示例であり、表示優先度1の図形デー
タに重ねて家枠階層67が表示されている。また図6
(a)は表示優先度が3のときの図面63表示例であり、
表示優先度1,2の図形データに重ねて給水装置68関
係の階層が表示されている。
【0017】図7は優先度表示制御部105の処理フロ
ーを示す図である。
ーを示す図である。
【0018】図7において、まず、ブロック701で予
め設定された表示処理時間tに対して表示可能なデータ
量Dmax を算出する。この計算式は下記のとおりであ
る。
め設定された表示処理時間tに対して表示可能なデータ
量Dmax を算出する。この計算式は下記のとおりであ
る。
【0019】
Dmax =t×D0 …(1)
Dmax :表示時間tに対する表示可能な最大データ量
t :設定表示時間t
D0 :単位時間当りのデータ表示量
ブロック702では優先度iに該当する階層の表示デー
タ量を計算し、ブロック703で優先度iのデータ表示
要求を優先度表示処理部107に送る。ブロック704
では優先度iまでの累計表示データ量を計算して表示可
能な最大データ量とを比較し、最大データ量以内のとき
は次の表示優先度i+1を上記のようにして繰返し処理
を実行する。
タ量を計算し、ブロック703で優先度iのデータ表示
要求を優先度表示処理部107に送る。ブロック704
では優先度iまでの累計表示データ量を計算して表示可
能な最大データ量とを比較し、最大データ量以内のとき
は次の表示優先度i+1を上記のようにして繰返し処理
を実行する。
【0020】図8は優先度表示処理部107の処理フロ
ーを示す。まず、ブロック801では、表示優先度テー
ブルより優先度iに対する該当階層を検索する。ブロッ
ク802ではその該当階層に対する表示データを図形検
索部106より検索し、その結果を図形編集部110に
出力する。
ーを示す。まず、ブロック801では、表示優先度テー
ブルより優先度iに対する該当階層を検索する。ブロッ
ク802ではその該当階層に対する表示データを図形検
索部106より検索し、その結果を図形編集部110に
出力する。
【0021】このようにして、予め指定した検索時間に
該当する図形データのみを自動選択できるため、優先度
の高い図面データを図面の複雑さに影響されずに迅速に
検索できる。
該当する図形データのみを自動選択できるため、優先度
の高い図面データを図面の複雑さに影響されずに迅速に
検索できる。
【0022】次に、図面検索を指示したとき、予め図面
に対応したデータ容量を把握するため、検索アイコン上
にその該当図面のデータ容量概算が反映した処理をする
場合について説明する。
に対応したデータ容量を把握するため、検索アイコン上
にその該当図面のデータ容量概算が反映した処理をする
場合について説明する。
【0023】マウス207を操作してカーソルCUを移
動し、アイコン領域102の「容量立体表示」を選択指
令する。この選択指令はCPU201の操作入力部10
4に入力された後、その容量立体表示要求をアイコン立
体表示処理部109に送る。図形データ量算出部108
は予め図面データをファイル装置203の図形ファイル
に登録するとき階層別に図形データの容量を算出し、そ
の結果を図9(a)に示すようにメインメモリ202上に
記憶しておく。アイコン立体表示処理部109は、図形
データ量算出部108が表示要求階層に合わせて、メイ
ンメモリ202上の階層別図形データ容量表より算出し
たデータ容量総和を基にしてアイコンの形状を作成す
る。アイコンの形状は図9(b)に示すように立体的なア
イコンの奥行方向を図形データ容量と対応させたもので
ある。アイコン奥行は、図形データ量の最大値を予め定
めておき、その値を100%として換算する。この立体
アイコンは表示編集部110によりアイコン部の図面デ
ータとして編集し、図面表示領域103に表示する。
動し、アイコン領域102の「容量立体表示」を選択指
令する。この選択指令はCPU201の操作入力部10
4に入力された後、その容量立体表示要求をアイコン立
体表示処理部109に送る。図形データ量算出部108
は予め図面データをファイル装置203の図形ファイル
に登録するとき階層別に図形データの容量を算出し、そ
の結果を図9(a)に示すようにメインメモリ202上に
記憶しておく。アイコン立体表示処理部109は、図形
データ量算出部108が表示要求階層に合わせて、メイ
ンメモリ202上の階層別図形データ容量表より算出し
たデータ容量総和を基にしてアイコンの形状を作成す
る。アイコンの形状は図9(b)に示すように立体的なア
イコンの奥行方向を図形データ容量と対応させたもので
ある。アイコン奥行は、図形データ量の最大値を予め定
めておき、その値を100%として換算する。この立体
アイコンは表示編集部110によりアイコン部の図面デ
ータとして編集し、図面表示領域103に表示する。
【0024】このようにして検索図面の概算データ容量
を図面検索前にアイコン形状で容易に判別できるため、
検索時間やデータ処理時間等の把握が、迅速、かつ簡単
に行うことができる。
を図面検索前にアイコン形状で容易に判別できるため、
検索時間やデータ処理時間等の把握が、迅速、かつ簡単
に行うことができる。
【0025】次に、表示階層の優先度の変更について説
明する。
明する。
【0026】施設図面は、宅地開発や道路改良等に伴う
地形変更や、管路の新設・変更に伴う管路修正等によ
り、その図形データは変動する。このため、図面修正後
に該当図面を検索表示するとき、表示優先度テーブルが
変化しないと、予め指定した検索時間内に表示できない
場合や、表示データ階層が不足したりする場合が生じ
る。この問題点を解決するため、オペレータは表示層変
更操作を行い、必要な表示層を取捨選択する。このとき
の変更操作について次のような処理をする。
地形変更や、管路の新設・変更に伴う管路修正等によ
り、その図形データは変動する。このため、図面修正後
に該当図面を検索表示するとき、表示優先度テーブルが
変化しないと、予め指定した検索時間内に表示できない
場合や、表示データ階層が不足したりする場合が生じ
る。この問題点を解決するため、オペレータは表示層変
更操作を行い、必要な表示層を取捨選択する。このとき
の変更操作について次のような処理をする。
【0027】優先度表示制御部105では図形ファイル
203から検索した該当図形データの中で表示階層とす
る表示層を変更すると、その変更履歴情報により予め設
定された表示優先度テーブルの該当階層への優先度レベ
ルを自動的に変更する。即ち、図10に示すように各階
層番号毎に割り当てられた優先度を表示階層変更操作の
履歴により変化させる。表示層変更操作が、表示層追加
のときは優先度を−1小さくし、一方表示層削除のとき
は優先度を+1大きくして、優先度を変える。なお、こ
のとき優先度の変更量は最大,最小値を限度とする。図
11は図10に示した処理をフロー図にしたものであ
る。まず、ブロック1101ではオペレータが表示層選
択処理をしたときの表示階層の追加,削除の有無を該当
の階層に指定する。ブロック1102は表示階層の追
加,削除の有無にしたがって、表示層別の優先度変更量
をそれぞれ、−1,+1と算出する。ブロック1103
では、これらの算出結果に基づき表示層変更履歴による
優先度を算出する。ブロック1104に移り、その履歴
変更後優先度の上下限をチェックし、範囲内のときはブ
ロック1105に示すようにその履歴変更後優先度を表
示優先度テーブルへ書き込む。一方、上下限範囲外のと
きはブロック1106に示すように下限値より小さいと
きは最小レベルを、また上限値より大きいときは最大レ
ベルを表示優先度テーブルへ書き込む処理を実行する。
203から検索した該当図形データの中で表示階層とす
る表示層を変更すると、その変更履歴情報により予め設
定された表示優先度テーブルの該当階層への優先度レベ
ルを自動的に変更する。即ち、図10に示すように各階
層番号毎に割り当てられた優先度を表示階層変更操作の
履歴により変化させる。表示層変更操作が、表示層追加
のときは優先度を−1小さくし、一方表示層削除のとき
は優先度を+1大きくして、優先度を変える。なお、こ
のとき優先度の変更量は最大,最小値を限度とする。図
11は図10に示した処理をフロー図にしたものであ
る。まず、ブロック1101ではオペレータが表示層選
択処理をしたときの表示階層の追加,削除の有無を該当
の階層に指定する。ブロック1102は表示階層の追
加,削除の有無にしたがって、表示層別の優先度変更量
をそれぞれ、−1,+1と算出する。ブロック1103
では、これらの算出結果に基づき表示層変更履歴による
優先度を算出する。ブロック1104に移り、その履歴
変更後優先度の上下限をチェックし、範囲内のときはブ
ロック1105に示すようにその履歴変更後優先度を表
示優先度テーブルへ書き込む。一方、上下限範囲外のと
きはブロック1106に示すように下限値より小さいと
きは最小レベルを、また上限値より大きいときは最大レ
ベルを表示優先度テーブルへ書き込む処理を実行する。
【0028】次に表示時間で図5の表示優先度テーブル
の決定の仕方について図12を参照して説明する。
の決定の仕方について図12を参照して説明する。
【0029】図12は表示時間による表示優先度テーブ
ルの作成処理フローを示したものである。ブロック12
01において、オペレータの指示により任意の図面に対
して図9(a)に示すような階層別図形データ容量表を作
成する。ブロック1202ではブロック1201で作成
された階層別図形データ容量表により、単位時間当りの
表示データ量を基に表示所要時間を算出する。ブロック
1203では図13(a)に示すように表示時間帯毎の階
層別度数分布表を作成し、ブロック1204においてこ
の階層別度数分布表より図13(b)に示すように累計表
示時間図を作成する。ブロック1205では、この累計
表示時間図に、例えば5段階の表示優先度レベルを累計
表示時間に応じて順次割り付ける。この5段階の表示優
先度レベルに対応した平均表示時間は、ブロック120
6において計算する。即ち、各優先度レベルに対応した
累計表示時間をそれぞれの度数で除算し、各優先度レベ
ルの平均表示時間を求める。最後にブロック1207で
は、該当の平均表示時間に対応した階層に表示優先度レ
ベルを割付けし、表示優先度テーブルへ書き込む。
ルの作成処理フローを示したものである。ブロック12
01において、オペレータの指示により任意の図面に対
して図9(a)に示すような階層別図形データ容量表を作
成する。ブロック1202ではブロック1201で作成
された階層別図形データ容量表により、単位時間当りの
表示データ量を基に表示所要時間を算出する。ブロック
1203では図13(a)に示すように表示時間帯毎の階
層別度数分布表を作成し、ブロック1204においてこ
の階層別度数分布表より図13(b)に示すように累計表
示時間図を作成する。ブロック1205では、この累計
表示時間図に、例えば5段階の表示優先度レベルを累計
表示時間に応じて順次割り付ける。この5段階の表示優
先度レベルに対応した平均表示時間は、ブロック120
6において計算する。即ち、各優先度レベルに対応した
累計表示時間をそれぞれの度数で除算し、各優先度レベ
ルの平均表示時間を求める。最後にブロック1207で
は、該当の平均表示時間に対応した階層に表示優先度レ
ベルを割付けし、表示優先度テーブルへ書き込む。
【0030】このようにして、操作履歴や、表示時間に
より自動的に表示優先度が更新され、常に最適な検索時
間で目的の図面を検索できる。
より自動的に表示優先度が更新され、常に最適な検索時
間で目的の図面を検索できる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば使
用者が必要とする図面情報を迅速に表示させることがで
きる。
用者が必要とする図面情報を迅速に表示させることがで
きる。
【図1】本発明の一実施例の要部を示す構成図。
【図2】本発明の一実施例を示す全体構成図。
【図3】ファイル装置に格納されている図面構成と図形
座標位置の関係を示す図。
座標位置の関係を示す図。
【図4】図形データの階層構成図。
【図5】表示優先度を示す図。
【図6】表示優先度別の図面表示例を示す図。
【図7】優先度表示制御部の処理フローを示す図。
【図8】優先度表示処理部の処理フローを示す図。
【図9】図面毎の図形データ容量を検索アイコンの立体
形状に換算処理した一例を示す図。
形状に換算処理した一例を示す図。
【図10】表示優先度テーブルの履歴変更時の修正の一
例を示す図。
例を示す図。
【図11】履歴変更時の表示優先度テーブルの書換処理
フロー図。
フロー図。
【図12】表示優先度テーブルの更新するフロー図。
【図13】表示時間による表示優先度テーブルの作成処
理フロー図。
理フロー図。
101…ディスプレイ表示面、102…アイコン領域、
103…図面表示領域、104…操作入力部、105…
優先度表示制御部、106…図形検索部、107…優先度
表示処理部、108(105)…図形データ量算出部、1
09(106)…アイコン立体表示処理部、110…表示
編集部、111(108)…シンボル定義部、112(1
09)…属性検索部、201…CPU、202…メイン
メモリ、203…ファイル装置、204…図面入力装
置、205…CRT、206…キーボード、207…マ
ウス、208…データ入力装置。
103…図面表示領域、104…操作入力部、105…
優先度表示制御部、106…図形検索部、107…優先度
表示処理部、108(105)…図形データ量算出部、1
09(106)…アイコン立体表示処理部、110…表示
編集部、111(108)…シンボル定義部、112(1
09)…属性検索部、201…CPU、202…メイン
メモリ、203…ファイル装置、204…図面入力装
置、205…CRT、206…キーボード、207…マ
ウス、208…データ入力装置。
Claims (3)
- 【請求項1】施設図面の図面情報をディジタル情報化し
複数の階層に分割して管理し、所望の施設図を表示装置
に表示するようにした図面管理装置において、要求され
る表示処理時間に基づき複数の階層の図面情報を任意に
組合せて前記表示装置に表示する手段を具備したことを
特徴とする図面管理装置。 - 【請求項2】施設図面の図面情報をディジタル情報化し
複数の階層に分割して管理し、所望の施設図を表示する
ようにした図面管理装置において、複数の階層に分割さ
れた施設図面毎に優先度を付与して記憶する手段と、該
記憶手段から、優先度を考慮して所望個数の階層を選択
して得られる所望の施設図面を前記表示装置に表示する
ための選択表示指示手段とを具備したことを特徴とする
図面管理装置。 - 【請求項3】施設全体の施設図面を管理領域単位毎に複
数に分割しディジタル情報として格納すると共に図形毎
の属性等を格納する第1記憶手段と、該第1記憶手段に
格納すべき分割施設図面情報を入力する図面入力装置
と、前記第1記憶手段に格納すべき属性情報を入力する
データ入力装置と、前記第1記憶手段に格納されている
所望な分割施設図面情報または前記図面入力装置から与
えられる分割施設図面情報を一時記憶する第2記憶手段
と、該第2記憶手段に記憶された分割施設図面情報の一
部又は全部、及び分割施設図面情報と属性情報をモニタ
表示するための表示装置と、これら各手段及び装置を制
御するためのディジタル処理装置とを具備したことを特
徴とする図面管理装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32900990 | 1990-11-30 | ||
JP2-329009 | 1990-11-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH056400A true JPH056400A (ja) | 1993-01-14 |
JP2819899B2 JP2819899B2 (ja) | 1998-11-05 |
Family
ID=18216587
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3316002A Expired - Fee Related JP2819899B2 (ja) | 1990-11-30 | 1991-11-29 | 図面管理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2819899B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1039846A (ja) * | 1996-07-19 | 1998-02-13 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | マルチメディア情報提示装置および蓄積装置 |
JP2009043118A (ja) * | 2007-08-10 | 2009-02-26 | Nintendo Co Ltd | 画像処理プログラムおよび画像処理装置 |
US8140988B2 (en) | 2006-12-05 | 2012-03-20 | Fujitsu Limited | CAD apparatus, method of editing graphic data, and computer product |
US9190636B2 (en) | 2012-06-15 | 2015-11-17 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Rechargeable battery |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104317917B (zh) * | 2014-10-29 | 2017-08-04 | 中国南方电网有限责任公司 | 一种基于大容量图层的海量图实现方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61200586A (ja) * | 1985-03-01 | 1986-09-05 | 株式会社日立製作所 | 図面の表示方式 |
JPS6462769A (en) * | 1987-09-03 | 1989-03-09 | Toshiba Corp | Graphic display device |
JPH024285A (ja) * | 1988-06-21 | 1990-01-09 | Sony Corp | 地図情報の表示装置 |
-
1991
- 1991-11-29 JP JP3316002A patent/JP2819899B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61200586A (ja) * | 1985-03-01 | 1986-09-05 | 株式会社日立製作所 | 図面の表示方式 |
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US9190636B2 (en) | 2012-06-15 | 2015-11-17 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Rechargeable battery |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2819899B2 (ja) | 1998-11-05 |
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