JP3284721B2 - 図面管理装置 - Google Patents
図面管理装置Info
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- JP3284721B2 JP3284721B2 JP34054193A JP34054193A JP3284721B2 JP 3284721 B2 JP3284721 B2 JP 3284721B2 JP 34054193 A JP34054193 A JP 34054193A JP 34054193 A JP34054193 A JP 34054193A JP 3284721 B2 JP3284721 B2 JP 3284721B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、水道、ガスの配管系統
や電気、電話の配線系統などの施設図面をディジタル情
報化して管理する図面管理装置に関する。
や電気、電話の配線系統などの施設図面をディジタル情
報化して管理する図面管理装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、水道、ガス、電気、電話などの配
管、配線系統などの施設図面情報においては、その用途
毎に階層構造化されており、それぞれの施設情報や地図
情報はベクトル情報つまり図形情報で表現されている。
図形情報は、構成点座標を記憶している線図形情報、文
字コードと表示座標位置や傾きを記憶している文字図形
情報、記号コードと表示座標位置や傾きを記憶している
記号図形情報に分類される。これら図面情報は目的に応
じて階層を任意に組み合わせてディスプレイ上に表示す
る。一方、この図面情報だけでは施設に関する情報すべ
ては表現できない為、施設図面上の該当施設図形に対応
した施設に関する属性情報に記述する。図面情報、属性
情報は特開昭６３ー２５４５６５号公報に記載されてい
るようにそれぞれから相互検索が行える。
管、配線系統などの施設図面情報においては、その用途
毎に階層構造化されており、それぞれの施設情報や地図
情報はベクトル情報つまり図形情報で表現されている。
図形情報は、構成点座標を記憶している線図形情報、文
字コードと表示座標位置や傾きを記憶している文字図形
情報、記号コードと表示座標位置や傾きを記憶している
記号図形情報に分類される。これら図面情報は目的に応
じて階層を任意に組み合わせてディスプレイ上に表示す
る。一方、この図面情報だけでは施設に関する情報すべ
ては表現できない為、施設図面上の該当施設図形に対応
した施設に関する属性情報に記述する。図面情報、属性
情報は特開昭６３ー２５４５６５号公報に記載されてい
るようにそれぞれから相互検索が行える。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記技術を用い、ユー
ザが時々刻々と変化する事象を図面に明記したり、図面
上の特定位置に一時的に記憶させておきたい情報を付加
したい場合、図面上に文字図形として記憶しておく方法
と、属性として図面上の施設図形に結び付けておく方法
がある。しかし、前者方法では施設図面上に追加記憶す
るため、主題となる図面情報と重なり合い、ユーザが図
面情報を理解できなくなる恐れがあり、記憶した付加情
報の再検索が容易でない。また、後者方法では図形と結
び付ける必要があり、随時の追加、変更に手間がかか
る。本発明は、上記点に対処してなされたもので、その
目的とするところは、図面上の任意点に工事中や事故発
生中等の一時的事象を注釈の形で簡単に付加し、図面内
の一時的事象発生分布を視覚的に把握するに好適な図面
管理装置を提供することにある。
ザが時々刻々と変化する事象を図面に明記したり、図面
上の特定位置に一時的に記憶させておきたい情報を付加
したい場合、図面上に文字図形として記憶しておく方法
と、属性として図面上の施設図形に結び付けておく方法
がある。しかし、前者方法では施設図面上に追加記憶す
るため、主題となる図面情報と重なり合い、ユーザが図
面情報を理解できなくなる恐れがあり、記憶した付加情
報の再検索が容易でない。また、後者方法では図形と結
び付ける必要があり、随時の追加、変更に手間がかか
る。本発明は、上記点に対処してなされたもので、その
目的とするところは、図面上の任意点に工事中や事故発
生中等の一時的事象を注釈の形で簡単に付加し、図面内
の一時的事象発生分布を視覚的に把握するに好適な図面
管理装置を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的は、住所、氏名
等の検索条件により施設図面情報をファイル装置から検
索する図面検索手段と、検索された施設図面において事
故発生位置や工事中位置等一時的事象発生点を指示する
と、事前にユーザが設定した一時的事象別の特定記号を
発生させ、当該検索された図面とともに重ね記憶させ、
また、表示された一時的事象別の特定記号を指示する
と、ファイル装置より位置属性情報を検索る該当位置検
索手段と、検索された施設図面において事故発生位置や
工事中位置等一時的事象発生点を指示すると、位置属性
情報をファイル装置に登録する位置属性付与処理手段
と、ファイル装置から、索引図面の範囲に入る施設図面
情報を検索し、この施設図面情報に関する位置属性情報
を施設図面別に集計し、集計数を段階別に色替え、記号
化または文字化する索引図表示処理手段を設け、ディス
プレイ装置の表示面にそれぞれ重ね表示させることによ
って、達成される。
等の検索条件により施設図面情報をファイル装置から検
索する図面検索手段と、検索された施設図面において事
故発生位置や工事中位置等一時的事象発生点を指示する
と、事前にユーザが設定した一時的事象別の特定記号を
発生させ、当該検索された図面とともに重ね記憶させ、
また、表示された一時的事象別の特定記号を指示する
と、ファイル装置より位置属性情報を検索る該当位置検
索手段と、検索された施設図面において事故発生位置や
工事中位置等一時的事象発生点を指示すると、位置属性
情報をファイル装置に登録する位置属性付与処理手段
と、ファイル装置から、索引図面の範囲に入る施設図面
情報を検索し、この施設図面情報に関する位置属性情報
を施設図面別に集計し、集計数を段階別に色替え、記号
化または文字化する索引図表示処理手段を設け、ディス
プレイ装置の表示面にそれぞれ重ね表示させることによ
って、達成される。
【０００５】
【作用】ユーザに”〇〇さんの前の道路で事故”という
情報が入ったとき、”〇〇さん”を検索条件に該当する
施設図面情報を検索し、ユーザはこの施設図面情報を用
いて、近傍の事故発生位置を入力する。この事故発生位
置を入力すると、事前にユーザが設定した一時的事象別
の特定記号を発生させ、特定記号が表示される。また、
この特定記号をユーザが指示すると、”事故”という一
時的事象発生状況を位置属性情報として生成する。ディ
スプレイ装置の表示面には、施設図面、特定記号および
位置属性情報を重ね表示する。また、索引図集計の選択
指令を入力すると、索引図面の範囲に入る施設図面情報
を検索し、この施設図面情報に関する位置属性情報を施
設図面別に集計し、集計数を段階別に色替え、記号化ま
たは文字化し、ディスプレイ装置の表示面には、索引図
面と集計数を重ね合わせ表示する。これにより、工事や
事故等の一時的事象を住所、氏名から図面上に付与で
き、図面上で一時的事象発生状況を視覚的に把握でき
る。また、索引図面上においてこれら発生状況を集計表
示することにより、全域における発生状況や傾向を把握
できる。
情報が入ったとき、”〇〇さん”を検索条件に該当する
施設図面情報を検索し、ユーザはこの施設図面情報を用
いて、近傍の事故発生位置を入力する。この事故発生位
置を入力すると、事前にユーザが設定した一時的事象別
の特定記号を発生させ、特定記号が表示される。また、
この特定記号をユーザが指示すると、”事故”という一
時的事象発生状況を位置属性情報として生成する。ディ
スプレイ装置の表示面には、施設図面、特定記号および
位置属性情報を重ね表示する。また、索引図集計の選択
指令を入力すると、索引図面の範囲に入る施設図面情報
を検索し、この施設図面情報に関する位置属性情報を施
設図面別に集計し、集計数を段階別に色替え、記号化ま
たは文字化し、ディスプレイ装置の表示面には、索引図
面と集計数を重ね合わせ表示する。これにより、工事や
事故等の一時的事象を住所、氏名から図面上に付与で
き、図面上で一時的事象発生状況を視覚的に把握でき
る。また、索引図面上においてこれら発生状況を集計表
示することにより、全域における発生状況や傾向を把握
できる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図２は、本発明の一実施例である図面管理装置の
基本構成図である。図２において、ファイル装置２０３
には施設図面データが格納されている。施設図面データ
は、地形図や管路図などの図形データと、図形に関係す
る町名、個人名、管口径、管種、住所などの文字・数値
で表現される属性情報がある。格納されている図形デー
タは、紙に書いた図面を一定間隔でスキャンして読み取
り、データの濃淡に応じて濃淡階調化し、ディジタル画
像を得てコード化したデータを得る図面入力装置２０９
から入力する。施設図面は、図３（ａ）に示すように複
数図面から成り、各々分割して図面番号１、２、３…が
付された図形データファイルを作る。図形データは図３
（ｂ）のように直交座標系で示され、図面サイズにより
そのＸ，Ｙ軸方向の長さＸ0，Ｙ0が決まる。これらの図
形データは、図４（ｂ）〜（ｄ）に示す層１として道
路、層２として家枠、層３として管路のように階層分離
したデータ記憶構造となっている。これらのデータを必
要に応じて、各階層を重ね合わせ、図４（ａ）のような
図形データにする。一方、属性情報は、図５（ｂ）のよ
うに施設毎に属性情報が存在する。各属性と施設図形を
結び付けるグルーピングファイルのデータ構成は、図５
（ａ）のような構成となっている。ここで、グルーピン
グファイルに属性番号、図形番号、図面番号などを登録
することにより、施設図形と属性情報を結び付ける。ま
た、属性情報の文字・数値情報はキーボード２０６また
はフロッピーディスクなど一括してデータを入力できる
データ入力装置２０８を用いてファイル装置２０３へ入
力する。オペレータがマウス２０７を操作してディスプ
レイ装置（ＣＲＴ）２０５上に図面を表示するには、ま
ず、オペレータがマウス２０７を操作してＣＲＴ２０５
の画面上に表示してある機能選択用のアイコンへカーソ
ルＣＵ（図示せず）を移動して指定する。「図面読出
し」のアイコンを指定すると、中央処理装置（ＣＰＵ）
２０１は、ファイル装置２０３から該当の図面データ
（図形データとその属性情報）を検索し、メインメモリ
２０２に一時格納する。メインメモリ２０２は、画面デ
ータの検索や編集などの処理を実行するためのプログラ
ムや処理中のデータを記憶する働きをする。メインメモ
リ２０２に一時記憶している図面データは、ＣＲＴ２０
５の表示領域である有効表示座標にあわせて、ＣＰＵ２
０１でデータ編集された後にＣＲＴ２０５に表示され
る。オペレータはこの表示画面により目的の図面内容を
知ることができる。なお、細かな部分を把握するには部
分拡大して表示する。このためには例えばマウス２０７
によりカーソルＣＵを移動させ、ＣＲＴ表示領域から矩
形の任意領域を対角線上の両端で指定して任意倍率に拡
大あるいは縮小させる。具体的にはメインメモリ２０２
に記憶されている該当図面データの一部をＣＰＵ２０１
を介して拡大・縮小編集し、ＣＲＴ２０５に表示する。
ファイル装置２０３に格納されている施設図面データや
メインメモリ２０２に一時記憶している図面データは図
面出力装置２０４により紙やポリエステルフィルムに印
刷出力される。
する。図２は、本発明の一実施例である図面管理装置の
基本構成図である。図２において、ファイル装置２０３
には施設図面データが格納されている。施設図面データ
は、地形図や管路図などの図形データと、図形に関係す
る町名、個人名、管口径、管種、住所などの文字・数値
で表現される属性情報がある。格納されている図形デー
タは、紙に書いた図面を一定間隔でスキャンして読み取
り、データの濃淡に応じて濃淡階調化し、ディジタル画
像を得てコード化したデータを得る図面入力装置２０９
から入力する。施設図面は、図３（ａ）に示すように複
数図面から成り、各々分割して図面番号１、２、３…が
付された図形データファイルを作る。図形データは図３
（ｂ）のように直交座標系で示され、図面サイズにより
そのＸ，Ｙ軸方向の長さＸ0，Ｙ0が決まる。これらの図
形データは、図４（ｂ）〜（ｄ）に示す層１として道
路、層２として家枠、層３として管路のように階層分離
したデータ記憶構造となっている。これらのデータを必
要に応じて、各階層を重ね合わせ、図４（ａ）のような
図形データにする。一方、属性情報は、図５（ｂ）のよ
うに施設毎に属性情報が存在する。各属性と施設図形を
結び付けるグルーピングファイルのデータ構成は、図５
（ａ）のような構成となっている。ここで、グルーピン
グファイルに属性番号、図形番号、図面番号などを登録
することにより、施設図形と属性情報を結び付ける。ま
た、属性情報の文字・数値情報はキーボード２０６また
はフロッピーディスクなど一括してデータを入力できる
データ入力装置２０８を用いてファイル装置２０３へ入
力する。オペレータがマウス２０７を操作してディスプ
レイ装置（ＣＲＴ）２０５上に図面を表示するには、ま
ず、オペレータがマウス２０７を操作してＣＲＴ２０５
の画面上に表示してある機能選択用のアイコンへカーソ
ルＣＵ（図示せず）を移動して指定する。「図面読出
し」のアイコンを指定すると、中央処理装置（ＣＰＵ）
２０１は、ファイル装置２０３から該当の図面データ
（図形データとその属性情報）を検索し、メインメモリ
２０２に一時格納する。メインメモリ２０２は、画面デ
ータの検索や編集などの処理を実行するためのプログラ
ムや処理中のデータを記憶する働きをする。メインメモ
リ２０２に一時記憶している図面データは、ＣＲＴ２０
５の表示領域である有効表示座標にあわせて、ＣＰＵ２
０１でデータ編集された後にＣＲＴ２０５に表示され
る。オペレータはこの表示画面により目的の図面内容を
知ることができる。なお、細かな部分を把握するには部
分拡大して表示する。このためには例えばマウス２０７
によりカーソルＣＵを移動させ、ＣＲＴ表示領域から矩
形の任意領域を対角線上の両端で指定して任意倍率に拡
大あるいは縮小させる。具体的にはメインメモリ２０２
に記憶されている該当図面データの一部をＣＰＵ２０１
を介して拡大・縮小編集し、ＣＲＴ２０５に表示する。
ファイル装置２０３に格納されている施設図面データや
メインメモリ２０２に一時記憶している図面データは図
面出力装置２０４により紙やポリエステルフィルムに印
刷出力される。
【０００７】次に、図１に、本発明の一実施例の要部を
示す。図１において、ディスプレイ表示面１０１は、目
的の図面を検索するための機能選択をするマウス操作用
アイコン領域１０２、マウス操作により検索された図面
を表示する図面表示領域１０３、図面中の図形データと
対応した属性情報を表示する属性表示領域１０４から構
成されている。ファイル装置２０３は、属性ファイル１
２１および図面ファイル１２２からなる。また、ＣＰＵ
２０１は、選択指令または検索条件をキーボード２０６
またはマウス２０７から入力する操作入力部１１１、選
択指令または検索条件に基づいて施設図面情報を検索す
る図面検索手段１１３、検索された施設図面において事
故発生位置や工事中位置等一時的事象発生点を指示する
と、事前にユーザが設定した一時的事象別の特定記号を
発生させ、当該検索された図面とともに重ね記憶させ、
また、表示された施設図面上の一時的事象別の特定記号
を指示すると、位置属性情報を検索する該当位置検索手
段１１４、検索された施設図面において事故発生位置や
工事中位置等一時的事象発生点を指示すると、位置属性
情報をファイル装置２０３に登録する位置付属性付与処
理手段１１５、図面表示処理手段１１６、ファイル装置
２０３から、索引図面の範囲に入る施設図面情報を検索
し、この施設図面情報に関する位置属性情報を施設図面
別に集計し、集計数を段階別に色替え、記号化または文
字化する索引図表示処理手段１１７、表示編集手段１１
８から構成される。なお、該当位置検索手段は、図面検
索手段によって検索された施設図面情報の該当施設図形
付近の任意位置に色、形別の特定記号を割り付ける機能
を有する。
示す。図１において、ディスプレイ表示面１０１は、目
的の図面を検索するための機能選択をするマウス操作用
アイコン領域１０２、マウス操作により検索された図面
を表示する図面表示領域１０３、図面中の図形データと
対応した属性情報を表示する属性表示領域１０４から構
成されている。ファイル装置２０３は、属性ファイル１
２１および図面ファイル１２２からなる。また、ＣＰＵ
２０１は、選択指令または検索条件をキーボード２０６
またはマウス２０７から入力する操作入力部１１１、選
択指令または検索条件に基づいて施設図面情報を検索す
る図面検索手段１１３、検索された施設図面において事
故発生位置や工事中位置等一時的事象発生点を指示する
と、事前にユーザが設定した一時的事象別の特定記号を
発生させ、当該検索された図面とともに重ね記憶させ、
また、表示された施設図面上の一時的事象別の特定記号
を指示すると、位置属性情報を検索する該当位置検索手
段１１４、検索された施設図面において事故発生位置や
工事中位置等一時的事象発生点を指示すると、位置属性
情報をファイル装置２０３に登録する位置付属性付与処
理手段１１５、図面表示処理手段１１６、ファイル装置
２０３から、索引図面の範囲に入る施設図面情報を検索
し、この施設図面情報に関する位置属性情報を施設図面
別に集計し、集計数を段階別に色替え、記号化または文
字化する索引図表示処理手段１１７、表示編集手段１１
８から構成される。なお、該当位置検索手段は、図面検
索手段によって検索された施設図面情報の該当施設図形
付近の任意位置に色、形別の特定記号を割り付ける機能
を有する。
【０００８】図７に、事故や工事等の一時的事象情報よ
り図面位置を確定し、図面表示領域１０３上に目的の図
面及び一時的事象情報位置を検索表示し、一時的事象情
報の特定記号および位置属性データを表示し、また、索
引図面及び一時的事象情報の集計を表示する場合の手順
を示す。まず、目的の図面及び一時的事象情報位置を検
索表示し、一時的事象情報の特定記号および位置属性デ
ータを表示する手順について、初めに、マウス２０７を
用いて、ディスプレイ表示面１０１上のアイコン領域１
０２にマウス２０７の操作と一対一に対応して動くカ−
ソルＣＵを移動し、「事象割付」のアイコンを選択指令
する（Ｓ１０）。続いて、住所、氏名等の一時的事象が
発生している座標を特定する（近接する）ことのできる
近傍の施設属性情報として、住所、氏名等の検索条件
（ここでは「〇山×男」さんの前の道路で事故が発生し
たとする。）をユーザがキ−ボ−ド２０６を用いて入力
する（Ｓ１１）。この選択指令「事象割付」及び検索条
件（「〇山×男」）が操作入力部１１１に入力される
と、ＣＰＵ２０１の図面検索手段１１３がファイル装置
２０３内の属性ファイル１２１から該当属性デ−タ（図
５（ｂ）の「給水装置属性情報」）を検索し、該当属性
デ−タの属性番号（ここでは「１」）をもとに属性ファ
イル１２１内の図５（ａ）に示すグルーピングファイル
より図面番号（ここでは「２１」）、図形番号（ここで
は「１２」）を検索し（Ｓ１２）、検索条件とともにメ
インメモリ２０２に一時格納し、ファイル装置２０３内
の図面ファイル１２２より検索した図面番号（「２
１」）に基づいて図３（ａ）に示す図面デ−タファイル
から該当図面デ−タ（「２１」）を検索し（Ｓ１３）、
メインメモリ２０２に一時格納する。もし、目的の図面
をユーザが知っているときには、図面検索手段１１３に
て索引図を表示し、ユーザが索引図上の該当図面位置を
マウス２０７にて指示、あるいは図面番号を直接キーボ
ード２０６より入力し、該当図面デ−タを検索し、メイ
ンメモリ２０２に一時格納する。ここで、索引図とは、
特定の図面デ−タつまり特定の地域または地区を引き出
すための図面を云う。続いて、図面表示処理手段１１６
にてメインメモリ２０２に一時格納されている図面デ−
タ（「２１」）をディスプレイ表示面１０１上の図面表
示領域１０３に表示させる（図８の図面表示領域１０３
に表示された施設図面８００を指す。）。該当位置検索
手段１１４では、図面デ−タ（「２１」）に基づいてデ
ィスプレイ表示面１０１上の図面表示領域１０３に表示
された図面上において、ユーザが一時的事象が発生して
いる位置をマウス２０７により指示すると（Ｓ１４）、
目印となる事前にユーザが設定した一時的事象別の特定
記号（図８に示す例えば事故発生の特定記号●印８０１
を指す。なお、特定記号はユーザが任意に定義する。）
を発生させ、メインメモリ２０２内の図面デ−タ（「２
１」）と重ね記憶させる。次に、表示編集手段１１８に
てディスプレイ表示面１０１上の図面表示領域１０３へ
一時的事象記号を重ね表示させる（Ｓ１５）（図８の図
面８００と●印８０１を指す。）。一方、位置属性付与
処理手段１１５では、位置属性番号、座標（Ｘ，Ｙ）の
位置、図面番号、日付、ユーザの入力した一時的事象区
分（事故、工事など）等を自動付加し、これらを項目と
した図６に示す位置属性情報を属性ファイル１２１に登
録する（Ｓ１６）。次に、ディスプレイ表示面１０１上
の図面表示領域１０３にて表示している一時事象記号
（図８に示す●印）をマウス２０７によって指示する
と、この座標（Ｘ，Ｙ）により該当位置検索手段１１４
にてメインメモリ２０２より位置属性情報（図６）を検
索する。続いて、表示編集手段１１８にてディスプレイ
表示面１０１上の属性表示領域１０４に位置属性情報８
０２（図８を参照）を表示させる。ここで、図８は、本
実施例の表示例であり、ディスプレイ表示面１０１上の
図面表示領域１０３に施設図面情報８００、一時事象特
定記号８０１及び属性表示領域１０４に位置属性情報８
０２を表示した例を示す。このように、本実施例では、
発生している工事や事故等の一時的事象を住所、氏名か
ら図面上に付与でき、図面上で一時的事象発生状況を視
覚的に把握することができる。
り図面位置を確定し、図面表示領域１０３上に目的の図
面及び一時的事象情報位置を検索表示し、一時的事象情
報の特定記号および位置属性データを表示し、また、索
引図面及び一時的事象情報の集計を表示する場合の手順
を示す。まず、目的の図面及び一時的事象情報位置を検
索表示し、一時的事象情報の特定記号および位置属性デ
ータを表示する手順について、初めに、マウス２０７を
用いて、ディスプレイ表示面１０１上のアイコン領域１
０２にマウス２０７の操作と一対一に対応して動くカ−
ソルＣＵを移動し、「事象割付」のアイコンを選択指令
する（Ｓ１０）。続いて、住所、氏名等の一時的事象が
発生している座標を特定する（近接する）ことのできる
近傍の施設属性情報として、住所、氏名等の検索条件
（ここでは「〇山×男」さんの前の道路で事故が発生し
たとする。）をユーザがキ−ボ−ド２０６を用いて入力
する（Ｓ１１）。この選択指令「事象割付」及び検索条
件（「〇山×男」）が操作入力部１１１に入力される
と、ＣＰＵ２０１の図面検索手段１１３がファイル装置
２０３内の属性ファイル１２１から該当属性デ−タ（図
５（ｂ）の「給水装置属性情報」）を検索し、該当属性
デ−タの属性番号（ここでは「１」）をもとに属性ファ
イル１２１内の図５（ａ）に示すグルーピングファイル
より図面番号（ここでは「２１」）、図形番号（ここで
は「１２」）を検索し（Ｓ１２）、検索条件とともにメ
インメモリ２０２に一時格納し、ファイル装置２０３内
の図面ファイル１２２より検索した図面番号（「２
１」）に基づいて図３（ａ）に示す図面デ−タファイル
から該当図面デ−タ（「２１」）を検索し（Ｓ１３）、
メインメモリ２０２に一時格納する。もし、目的の図面
をユーザが知っているときには、図面検索手段１１３に
て索引図を表示し、ユーザが索引図上の該当図面位置を
マウス２０７にて指示、あるいは図面番号を直接キーボ
ード２０６より入力し、該当図面デ−タを検索し、メイ
ンメモリ２０２に一時格納する。ここで、索引図とは、
特定の図面デ−タつまり特定の地域または地区を引き出
すための図面を云う。続いて、図面表示処理手段１１６
にてメインメモリ２０２に一時格納されている図面デ−
タ（「２１」）をディスプレイ表示面１０１上の図面表
示領域１０３に表示させる（図８の図面表示領域１０３
に表示された施設図面８００を指す。）。該当位置検索
手段１１４では、図面デ−タ（「２１」）に基づいてデ
ィスプレイ表示面１０１上の図面表示領域１０３に表示
された図面上において、ユーザが一時的事象が発生して
いる位置をマウス２０７により指示すると（Ｓ１４）、
目印となる事前にユーザが設定した一時的事象別の特定
記号（図８に示す例えば事故発生の特定記号●印８０１
を指す。なお、特定記号はユーザが任意に定義する。）
を発生させ、メインメモリ２０２内の図面デ−タ（「２
１」）と重ね記憶させる。次に、表示編集手段１１８に
てディスプレイ表示面１０１上の図面表示領域１０３へ
一時的事象記号を重ね表示させる（Ｓ１５）（図８の図
面８００と●印８０１を指す。）。一方、位置属性付与
処理手段１１５では、位置属性番号、座標（Ｘ，Ｙ）の
位置、図面番号、日付、ユーザの入力した一時的事象区
分（事故、工事など）等を自動付加し、これらを項目と
した図６に示す位置属性情報を属性ファイル１２１に登
録する（Ｓ１６）。次に、ディスプレイ表示面１０１上
の図面表示領域１０３にて表示している一時事象記号
（図８に示す●印）をマウス２０７によって指示する
と、この座標（Ｘ，Ｙ）により該当位置検索手段１１４
にてメインメモリ２０２より位置属性情報（図６）を検
索する。続いて、表示編集手段１１８にてディスプレイ
表示面１０１上の属性表示領域１０４に位置属性情報８
０２（図８を参照）を表示させる。ここで、図８は、本
実施例の表示例であり、ディスプレイ表示面１０１上の
図面表示領域１０３に施設図面情報８００、一時事象特
定記号８０１及び属性表示領域１０４に位置属性情報８
０２を表示した例を示す。このように、本実施例では、
発生している工事や事故等の一時的事象を住所、氏名か
ら図面上に付与でき、図面上で一時的事象発生状況を視
覚的に把握することができる。
【０００９】次に、索引図面及び一時的事象情報の集計
を表示する手順について、初めに、マウス２０７を用い
てディスプレイ表示面１０１上のアイコン領域１０２に
カ−ソルＣＵを移動し、「索引図集計」のアイコンを選
択指令する。続いて、この選択指令「索引図集計」が操
作入力部１１１に入力されると、ＣＰＵ２０１の索引図
表示処理手段１１７を起動する。索引図表示処理手段１
１７では、索引図面の範囲に入る図面デ−タをファイル
装置２０３の図面ファイル１２２より検索し、また、属
性ファイル１２１の位置属性デ−タを図面番号別に集計
し、集計数を段階別に色替えや記号化、文字等を表示編
集手段１１８に渡し、索引図面に重ね合わせ表示する
（Ｓ１７）。このようにして、索引図面上に工事や事故
等の発生状況を集計表示することにより、全域における
発生状況や傾向を把握でき、工事計画や緊急時の対応を
的確に判断できる。
を表示する手順について、初めに、マウス２０７を用い
てディスプレイ表示面１０１上のアイコン領域１０２に
カ−ソルＣＵを移動し、「索引図集計」のアイコンを選
択指令する。続いて、この選択指令「索引図集計」が操
作入力部１１１に入力されると、ＣＰＵ２０１の索引図
表示処理手段１１７を起動する。索引図表示処理手段１
１７では、索引図面の範囲に入る図面デ−タをファイル
装置２０３の図面ファイル１２２より検索し、また、属
性ファイル１２１の位置属性デ−タを図面番号別に集計
し、集計数を段階別に色替えや記号化、文字等を表示編
集手段１１８に渡し、索引図面に重ね合わせ表示する
（Ｓ１７）。このようにして、索引図面上に工事や事故
等の発生状況を集計表示することにより、全域における
発生状況や傾向を把握でき、工事計画や緊急時の対応を
的確に判断できる。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、工事や
事故等の一時的事象を住所、氏名から図面上に付与で
き、図面上で一時的事象発生状況を視覚的に把握でき
る。また、索引図面上にこれら発生状況を集計表示する
ことにより、全域における発生状況や傾向を把握でき、
工事計画や緊急時の対応を的確に判断できる。
事故等の一時的事象を住所、氏名から図面上に付与で
き、図面上で一時的事象発生状況を視覚的に把握でき
る。また、索引図面上にこれら発生状況を集計表示する
ことにより、全域における発生状況や傾向を把握でき、
工事計画や緊急時の対応を的確に判断できる。
【図１】本発明の一実施例の要部を示す構成図
【図２】本発明の一実施例を示す全体構成図
【図３】ファイル装置に格納されている図面構成と図形
座標位置の関係を示す図
座標位置の関係を示す図
【図４】図形データの階層構成図
【図５】グルーピングファイル、属性ファイル構成の一
例を示す図
例を示す図
【図６】位置属性情報の一例を示す図
【図７】本実施例の処理の流れを示す図
【図８】本実施例の表示例を示す図
１０１ ディスプレイ表示面 １０２ アイコン領域 １０３ 図面表示領域 １０４ 属性表示領域 １１１ 操作入力部 １１３ 図面検索手段 １１４ 該当位置検索手段 １１５ 位置属性付与処理手段 １１６ 図面表示処理手段 １１７ 索引図表示処理手段 １１８ 表示編集手段 １２１ 属性ファイル １２２ 図面ファイル ２０１ ＣＰＵ ２０２ メインメモリ ２０３ ファイル装置 ２０４ 図面出力装置 ２０５ ＣＲＴ ２０６ キーボード ２０７ マウス ２０８ データ入力装置 ２０９ 図面出力装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平４−205181（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G06T 11/60 - 11/80 G06F 17/30 G06F 17/50 G09B 29/00 - 29/10
Claims (4)
- 【請求項１】 水道、ガス、電気等の配管、配線系統図
からなる施設図面および該図面内に含まれる施設に関す
る属性情報を記憶するファイル装置と、指定した該当図
面を図形情報として表示し、その図面内の施設を指定す
ると、該当施設属性情報を表示するディスプレイ装置
と、前記各機能を制御する処理装置を具備した図面管理
装置において、住所、氏名等の検索条件により施設図面
情報をファイル装置から検索する図面検索手段と、検索
された施設図面において事故発生位置や工事中位置等一
時的事象発生点を指示すると、事前にユーザが設定した
一時的事象別の特定記号を発生させ、当該検索された図
面とともに重ね記憶させる該当位置検索手段と、ディス
プレイ装置の表示面に当該検索された図面と前記一時的
事象の特定記号を重ね表示させる表示編集手段を設けた
ことを特徴とする図面管理装置。 - 【請求項２】 請求項１において、検索された施設図面
において事故発生位置や工事中位置等一時的事象発生点
を指示すると、位置属性情報をファイル装置に登録する
位置属性付与処理手段を設け、一時的事象別の特定記号
を指示すると、該当位置検索手段がファイル装置より位
置属性情報を検索し、表示編集手段によってディスプレ
イ装置の属性表示領域に位置属性情報を表示させること
を特徴とする図面管理装置。 - 【請求項３】 請求項１または請求項２において、該当
位置検索手段は、図面検索手段によって検索された施設
図面情報の該当施設図形付近の任意位置に色、形別の特
定記号を割り付けることを特徴とする図面管理装置。 - 【請求項４】 請求項１または請求項２において、ファ
イル装置から、索引図面の範囲に入る施設図面情報を検
索し、この施設図面情報に関する位置属性情報を施設図
面別に集計し、集計数を段階別に色替え、記号化または
文字化する索引図表示処理手段を設け、索引図集計の選
択指令が入力されたとき、索引図表示処理手段を起動
し、表示編集手段によって索引図面に集計数を重ね合わ
せ表示することを特徴とする図面管理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34054193A JP3284721B2 (ja) | 1993-12-08 | 1993-12-08 | 図面管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34054193A JP3284721B2 (ja) | 1993-12-08 | 1993-12-08 | 図面管理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07160860A JPH07160860A (ja) | 1995-06-23 |
| JP3284721B2 true JP3284721B2 (ja) | 2002-05-20 |
Family
ID=18337975
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34054193A Expired - Lifetime JP3284721B2 (ja) | 1993-12-08 | 1993-12-08 | 図面管理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3284721B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002288251A (ja) * | 2001-03-28 | 2002-10-04 | Osaka Gas Co Ltd | 設計支援システム |
| JP2002297711A (ja) * | 2001-03-29 | 2002-10-11 | Mitsuo Sudo | 管路地図情報の管理方法 |
| JP4114812B2 (ja) * | 2005-07-29 | 2008-07-09 | 東京電力株式会社 | 記号画像の管理方法 |
-
1993
- 1993-12-08 JP JP34054193A patent/JP3284721B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07160860A (ja) | 1995-06-23 |
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