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JPH05344054A - コードレス電話 - Google Patents

コードレス電話

Info

Publication number
JPH05344054A
JPH05344054A JP4170179A JP17017992A JPH05344054A JP H05344054 A JPH05344054 A JP H05344054A JP 4170179 A JP4170179 A JP 4170179A JP 17017992 A JP17017992 A JP 17017992A JP H05344054 A JPH05344054 A JP H05344054A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control signal
unit
page key
operated
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4170179A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyonori Nakahara
清則 中原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP4170179A priority Critical patent/JPH05344054A/ja
Publication of JPH05344054A publication Critical patent/JPH05344054A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コードレス電話において、通話中の子機に対
して、ページングないし割り込み通話を可能とする。 【構成】 子機1に、ページキー152と、このページ
キー152が操作されたとき、音声信号の帯域外の周波
数の制御信号SPGを形成する形成回路161と、その制
御信号SPGを検出する検出回路162とを設ける。親機
にも同様のページキー、形成回路及び検出回路を設け
る。子機1が親機を通じて外線に接続されている場合
に、親機のページキーが操作されたとき、これを示す制
御信号SPGが、外線からの音声信号とともに、親機から
子機1に送信される。この送信に対して、子機1におい
て、ページキー152が操作されたとき、これが、制御
信号SPGにより子機1から親機に通知される。親機は、
子機1からの通知を検出したとき、外線を保留するとと
もに、親機と子機1との間の通話のための接続を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、機能の拡張されたコ
ードレス電話に関する。
【0002】
【従来の技術】コードレス電話として、1台の親機に対
して複数の子機を使用できるようにしたものがある。そ
して、このように複数の子機を使用できるコードレス電
話において、さらに、ある子機から別の子機に対して、
ページング(ポケットベルのように、呼び出し音を鳴ら
す機能)をできるようにしたものや、子機間の通話ので
きるようにしたものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、子機(また
は親機)が外線と通話している場合には、プライバシー
の保護などのためから、その通話中の子機に対して、他
の子機(または親機)からページングや割り込み通話
(キャッチホン機能)を行うことはできない。
【0004】このため、他の子機の使用者が急いで外線
に電話をしたいような場合や、その通話中の子機の使用
者に対して用事などがあるような場合でも、通話中の子
機に対して、早く通話を終えるように促したりすること
もできず、ただ通話の終わるのを待つしかなかった。
【0005】この発明は、このような問題点を解決し、
通話中の子機に対して、別の子機からページングや通話
ができるようにするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、各部の参照符号を後述の実施例に対応させる
と、子機1及び親機2のそれぞれに、ページキー15
2、252と、このページキー152、252が操作さ
れたとき、音声信号の帯域外の周波数の制御信号SPGを
形成する形成回路161、261と、制御信号SPGを通
話の音声信号とともに相手機2、1に送信する送信回路
115、215と、相手機2、1から制御信号SPGが送
信されてきたとき、その制御信号SPGを検出する検出回
路162、262とを設ける。そして、子機1が親機2
を通じて外線3に接続されている場合に、親機2のペー
ジキー252が操作されたとき、このページキー252
の操作されたことを示す制御信号SPGが、外線3からの
音声信号とともに、親機2から子機1に送信され、この
送信に対して、子機1において、ページキー152が操
作されたとき、このページキー152の操作されたこと
が、制御信号SPGにより子機1から親機2に通知され、
親機2は、子機1からの通知を検出したとき、外線3を
保留するとともに、親機2と子機1との間の通話のため
の接続を行うようにしたものである。
【0007】
【作用】子機1が外線3と通話中であっても、親機2の
ページキー252を操作すると、これが子機1に通知さ
れる。そこで、子機1のページキー152を操作する
と、これが親機2に通知され、外線3が保留されるとと
もに、親機2と子機1との間の内線通話が可能とされ
る。
【0008】
【実施例】図1及び図2において、1は子機、2は親
機、3は電話回線(外線)を示す。ただし、子機1は、
親機2と組み合わせて使用する複数の子機1A〜1Nの
うちの任意の1台を代表して示すものである。さらに、
図1、図2及び以下の説明においては、この発明にかか
わる部分についてのみ図示及び説明するもので、子機1
や親機2からの発呼、子機1や親機2での着呼など、一
般的な動作及びそのための構成については、従来と同様
なので、図示及び説明を省略する。
【0009】そして、子機1において、100は送受信
アンテナ、111〜115は送信系を示し、111は送
話器、113は音声帯域、例えば300 〜3400Hzの周波数
帯域を通過帯域とするバンドパスフィルタ、115はF
M変調回路から送信アンプまでを有する送信回路であ
る。また、121〜124は受信系を示し、121は高
周波アンプからFM復調回路までを有する受信回路、1
22は音声帯域を通過帯域とするバンドパスフィルタ、
124は受話器である。
【0010】さらに、140はシステム制御用のマイク
ロコンピュータを示し、このマイコン140は、送信回
路115及び受信回路121などを制御して各種の動作
を実現させるためのものであり、処理ルーチンの一部と
して、例えば図3〜図5に示すシーケンス300、40
0を実行するルーチンを有する。なお、図4の下側に図
5の上側が続く。
【0011】また、図示はしないが、マイコン140の
メモリには、子機1が、複数の子機1A〜1Nのうちの
どれであるかを示す子機コードHSIDが記憶されている。
そして、子機1あるいは親機2の間では、各種の処理の
要求などを示すコマンド信号CMNDが送受信されるが、子
機コードHSIDは、必要に応じて、そのコマンド信号CMND
により送受信される。
【0012】そして、子機1が、子機コードHSIDを受信
したときには、その子機コードHSIDが自分の記憶してい
る子機コードHSIDと一致するかどうかをチェックし、一
致したときのみ、そのコマンド信号CMNDを有効としてそ
のコマンド信号CMNDにしたがった処理を実行し、一致し
ないときには、そのコマンド信号CMNDを無効として無視
する。
【0013】さらに、151はダイヤルキー、152は
各種の操作キー、159は着呼などを告げるリンガ、1
61はページング信号の形成回路、162はページング
信号の検出回路である。この場合、形成回路161にお
いて形成されるページング信号SPGは、音声帯域外の周
波数で送受信可能な周波数、例えば4kHzとされるとと
もに、マイコン140からのデータ(電文)にしたがっ
てパルス変調されるものである。
【0014】一方、親機2は、子機1と同様の回路を有
するもので、子機1の回路と対応する回路には、100
番台に代えて200番台の符号を付けて説明を省略す
る。ただし、この親機2は、2組の送信回路215、2
16及び受信回路221、226を有する。また、22
5はスイッチ回路で、このスイッチ回路225は、送信
回路215、216及び受信回路221、226にアク
セスされる音声信号を切り換えるものである。さらに、
230はNCUである。
【0015】 子機と外線との通話 これは、コードレス電話における一般的な通話の場合、
すなわち、子機1を使用して外線との通話を行う場合で
ある。
【0016】すなわち、子機1と外線との通話時には、
送話器111からの音声信号ST が、アンプ112→バ
ンドパスフィルタ113→加算回路114の信号ライン
を通じて送信回路115に供給されて上りチャンネルの
FM信号SU に変換され、このFM信号SU がアンテナ
100に供給されて親機2へと送信される。
【0017】そして、親機2において、子機1からのF
M信号SU が、アンテナ200により受信されて受信回
路221に供給され、受信回路221からはもとの音声
信号ST が取り出され、この音声信号ST が、スイッチ
回路225→バンドパスフィルタ222→アンプ223
→NCU230の信号ラインを通じて回線3へと送り出
される。
【0018】また、回線3からの相手の音声信号SR
が、NCU230→アンプ212→バンドパスフィルタ
213→加算回路214→スイッチ回路225の信号ラ
インを通じて送信回路215に供給されて下りチャンネ
ルのFM信号SD に変換され、このFM信号SD がアン
テナ200に供給されて子機1へと送信される。
【0019】そして、子機1において、親機2からのF
M信号SD が、アンテナ100により受信されて受信回
路121に供給され、受信回路121からはもとの音声
信号SR が取り出され、この音声信号SR が、バンドパ
スフィルタ122→アンプ123の信号ラインを通じて
受話器124に供給される。
【0020】したがって、子機1の使用者は、親機2を
通じて外線の相手と通話をすることができる。
【0021】 子機と外線との通話中における、親機
からの内線通話 これは、子機1と外線との通話中に、親機2から子機1
に内線通話の要求を行うと、外線が保留され、子機1と
親機2との間で内線通話ができる場合である。そして、
これは、例えばシーケンス300のように実行される。
【0022】すなわち、上記により、子機1が親機2
を通じて外線と通話している状態にあるとき(ステップ
301)、親機2の操作キー252のうちのページキー
を押す。すると、マイコン240により形成回路261
が制御されて「内線通話の要求」を示す電文のページン
グ信号SPGが形成され、この信号SPGが加算回路214
に供給される。したがって、このページング信号SPG
は、通話中の音声信号SR とともに、子機1へと送信さ
れる(ステップ311)。
【0023】そして、子機1においては、受信回路12
1から、音声信号SR 及びページング信号SPGが取り出
され、これら信号SR 、SPGが、バンドパスフィルタ1
22及び検出回路162に供給される。こうして、音声
信号SR は、バンドパスフィルタ122を通じてアンプ
123に供給され、外線との通話が続けられるが、検出
回路162からは、ページング信号SPGが取り出され、
この取り出されたページング信号SPGが、マイコン14
0に供給される。
【0024】すると、マイコン140において、このペ
ージング信号SPGが解釈され、今の場合、「内線通話の
要求」を示しているので、マイコン140により形成回
路161が制御されて「内線通話の要求に対する応答」
を示す電文のページング信号SPGが形成され、この信号
SPGが加算回路114に供給される。したがって、この
ページング信号SPGは、通話中の音声信号ST ととも
に、親機2へと送信される(ステップ312)。
【0025】そして、親機2においては、受信回路22
1から、音声信号ST 及びページング信号SPGが取り出
され、これら信号ST 、SPGがスイッチ回路225を通
じてバンドパスフィルタ222及び検出回路262に供
給される。こうして、音声信号ST は、バンドパスフィ
ルタ222を通じてアンプ223に供給され、通話が続
けられるが、検出回路262からは、ページング信号S
PGが取り出され、この取り出されたページング信号SPG
が、マイコン240に供給される。
【0026】すると、マイコン240において、このペ
ージング信号SPGが解釈され、今の場合、「内線通話の
要求に対する応答」を示しているので、マイコン240
により形成回路261が制御されて「リンガの駆動」を
示す電文のページング信号SPGが形成され、この信号S
PGが加算回路214に供給される。したがって、このペ
ージング信号SPGは、通話中の音声信号SR とともに、
子機1へと送信される(ステップ313)。
【0027】したがって、子機1においては、検出回路
162からマイコン140に、「リンガの駆動」を示す
電文のページング信号SPGが供給されるが、この信号S
PGが供給されると、マイコン140によりリンガ159
が制御され、以後、リンガ159からは内線通話を要求
するリンガ音が出力される。
【0028】そして、その後も、親機2と子機1との間
では、ステップ311〜313の「内線通話の要求」、
「内線通話の要求に対する応答」、「リンガの駆動」を
示す電文のページング信号SPGが繰り返しアクセスされ
る。なお、このとき、ページング信号SPGは、音声信号
ST 、SR の帯域外なので、子機1と外線との通話に影
響を与えることはない。また、リンガ159は鳴ってい
るが、子機1と親機2との間の音声信号ST 、SR の送
受信は続けられているので、子機1と外線との間の通話
を続けていることができる。
【0029】しかし、子機1において、内線通話を要求
するリンガが鳴ったので、子機1の使用者が外線の相手
に対して一時通話を保留する旨を伝え、その後、子機1
の操作キー152のうちのページキーを押すと、マイコ
ン140によりリンガ159がオフとされる。
【0030】また、ページキーを押すことにより、マイ
コン140により形成回路161が制御されて「ページ
キー入力」を示す電文のページング信号SPGが形成さ
れ、このページング信号SPGが親機2へと送信される
(ステップ321)。
【0031】すると、親機2においては、この「ページ
キー入力」を示す電文のページング信号SPGがマイコン
240に供給されるが、この信号SPGが供給されると、
マイコン240により形成回路261が制御されて「ペ
ージキー入力に対する応答」を示す電文のページング信
号SPGが形成され、このページング信号SPGが子機1へ
と送信される(ステップ322)。
【0032】そして、子機1においては、この「ページ
キー入力に対する応答」を示す電文のページング信号S
PGがマイコン140に供給されるが、この信号SPGが供
給されると、マイコン140により形成回路161が制
御されて「外線の保留」を示す電文のページング信号S
PGが形成され、このページング信号SPGが親機2へと送
信される(ステップ323)。
【0033】すると、親機2においては、この「外線の
保留」を示す電文のページング信号SPGがマイコン24
0に供給されるので、マイコン240によりNCU23
0が制御されて回線3は保留状態にされるとともに、送
話器211及び受話器224がNCU230を通じてア
ンプ212、223に接続される。
【0034】したがって、以後、親機2の使用者が送受
器211、224をオフフックすれば、送受器211、
224を使用して子機1の使用者と内線通話をすること
ができることになる(ステップ331)。なお、このと
きの内線通話には、それまで子機1と外線との間の通話
に使用されていたチャンネルが、中断されることなくそ
のまま使用されることになる。
【0035】そして、親機2と子機1との間の内線通話
が終了したとき、親機2の使用者が送受器211、22
4を親機2にオンフックすると、これが、マイコン24
0により検出され、マイコン240により形成回路26
1が制御されて「内線通話の終了」を示す電文のページ
ング信号SPGが形成され、このページング信号SPGが子
機1へと送信される(ステップ341)。
【0036】すると、子機1においては、この「内線通
話の終了」を示す電文のページング信号SPGがマイコン
140に供給されるが、すると、形成回路161が制御
されて「保留の解除」を示す電文のページング信号SPG
が形成され、このページング信号SPGが親機2へと送信
される(ステップ342)。
【0037】そして、このページング信号SPGが親機2
において受信されてマイコン240に供給されると、マ
イコン240によりNCU230が制御されて回線3の
保留が解除され、回線3はNCU230を通じてアンプ
212、223に接続される。したがって、以後、子機
1の使用者と、外線の相手とは、親機2を通じて通話を
再開することができる(ステップ351)。
【0038】こうして、今の場合、子機1が親機2を通
じて外線の相手と通話をしている場合でも、親機2のペ
ージキーを押せば、親機2が子機1に対して内線通話を
要求していることが通知され、これに子機1が応じれ
ば、外線が保留されて親機2と子機1との間で内線通話
をすることができる。そして、内線通話を終了したとき
には、子機1と外線との通話を再開することができる。
【0039】 子機と外線との通話中における、子機
間の内線通話 これは、任意の子機1Aと外線との通話中に、別の任意
の子機1Bから子機1Aに内線通話の要求をすると、外
線が保留され、子機1Aと子機1Bとの間で内線通話が
できる場合である。そして、これは、例えばシーケンス
400のように実行される。
【0040】すなわち、上記により、任意の子機1A
が親機2を通じて外線と通話している状態にあるとき
(ステップ401)、別の任意の子機1Bの操作キー1
52のうちのページキーを押す。すると、子機1Bのマ
イコン140により「内線通話の要求」を示す電文のコ
マンド信号CMNDが形成され、この信号CMNDが送信回路1
15に供給されて上りチャンネルのFM信号SU により
親機2へと送信される(ステップ411)。なお、この
ときのFM信号SU のチャンネルは、このとき、子機1
Aと親機2との間で使用されているチャンネルとは異な
る。
【0041】そして、親機2においては、受信回路22
6から、子機1Bからのコマンド信号CMNDが取り出さ
れ、この信号CMNDがマイコン240に供給される。する
と、マイコン240において、このコマンド信号CMNDが
解釈され、今の場合、「内線通話の要求」を示している
ので、マイコン240により「内線通話の要求に対する
応答」を示す電文のコマンド信号CMNDが形成され、この
信号CMNDが送信回路216に供給されて下りチャンネル
のFM信号SD に変換されて子機1Bへと送信される
(ステップ412)。
【0042】そして、子機1Bにおいては、受信回路1
21から、コマンド信号CMNDが取り出されてマイコン1
40に供給される。すると、マイコン140において、
このコマンド信号CMNDが解釈され、今の場合、「内線通
話の要求に対する応答」を示しているので、マイコン1
40により「内線通話の確認」を示す電文のコマンド信
号CMNDが形成され、この信号CMNDが送信回路115に供
給されて親機2へと送信される(ステップ413)。
【0043】したがって、親機2においては、受信回路
226から「内線通話の確認」を示す電文のコマンド信
号CMNDが取り出されてマイコン240に供給されるが、
この信号CMNDが供給されると、以後、子機1Aと親機2
との間で、このとき通話中のチャンネルを使用して、シ
ーケンス300のステップ311〜313と同様のステ
ップ421〜423が繰り返される。すなわち、「内線
通話の要求」、「内線通話の要求に対する応答」、「リ
ンガの駆動」を示す電文のページング信号SPGが、子機
1Aと親機2との間で繰り返しアクセスされる。
【0044】また、親機2から子機1Aに、最初に「内
線通話の要求」がされたとき、子機1Aにおいては、マ
イコン140によりリンガ159が制御され、以後、リ
ンガ159からは内線通話を要求するリンガ音が出力さ
れる。
【0045】そして、子機1Aにおいて、内線通話を要
求するリンガが鳴ったので、子機1Aの使用者が外線の
相手に対して一時通話を保留する旨を伝え、その後、子
機1Aの操作キー152のうちのページキーを押すと、
マイコン140によりリンガ159がオフとされる。
【0046】また、ページキーを押すことにより、マイ
コン140により形成回路161が制御されて「ページ
キー入力」を示す電文のページング信号SPGが形成さ
れ、このページング信号SPGが親機2へと送信される
(ステップ431)。
【0047】すると、親機2においては、この「ページ
キー入力」を示す電文のページング信号SPGがマイコン
240に供給されるが、この信号SPGが供給されると、
マイコン240により形成回路261が制御されて「ペ
ージキー入力に対する応答」を示す電文のページング信
号SPGが形成され、このページング信号SPGが子機1A
へと送信される(ステップ432)。
【0048】そして、子機1Aにおいては、この「ペー
ジキー入力に対する応答」を示す電文のページング信号
SPGがマイコン140に供給されるが、この信号SPGが
供給されると、マイコン140により形成回路161が
制御されて「外線の保留」を示す電文のページング信号
SPGが形成され、このページング信号SPGが親機2へと
送信される(ステップ433)。
【0049】すると、親機2においては、この「外線の
保留」を示す電文のページング信号SPGがマイコン24
0に供給されるので、マイコン240によりNCU23
0が制御されて回線3は保留状態にされる。
【0050】続いて、親機2において、「外線を保留し
た」ことを示す電文のコマンド信号CMNDが形成され、こ
の信号CMNDが子機1Bへと送信され(ステップ44
1)、この信号CMNDが子機1Bにおいて受信されると、
子機1Bにおいて、「外線を保留したことに対する応
答」を示す電文のコマンド信号CMNDが形成され、この信
号CMNDが親機2へと送信される(ステップ442)。そ
して、この信号CMNDが親機2において受信されると、親
機2において「確認」を示す電文のコマンド信号CMNDが
形成され、この信号CMNDが子機1Bへと送信される(ス
テップ443)。
【0051】さらに、親機2においては、マイコン24
0によりスイッチ回路225が切り換えられ、受信回路
221の出力信号が送信回路216に入力信号として供
給され、受信回路226の出力信号が送信回路215に
入力信号として供給されるとともに、受信回路226の
出力信号が検出回路262に供給される。
【0052】したがって、以後、子機1Bの使用者が送
話器111に向かって話すと、その音声信号ST が、上
りチャンネルのFM信号SU により親機2へと送信さ
れ、このFM信号SU が、受信回路226により受信さ
れて子機1Bの使用者の音声信号ST が取り出されると
ともに、この音声信号ST が、スイッチ回路225を通
じて送信回路215に供給されて下りチャンネルのFM
信号SD により子機1Aへと送信される(ステップ45
1)。したがって、子機1Aの受信回路121からは、
子機1Bの使用者の音声信号ST が取り出され、この音
声信号ST が受話器124に供給される。
【0053】また、子機1Aの使用者が送話器111に
向かって話すと、その音声信号STが、上りチャンネル
のFM信号SU により親機2へと送信され、このFM信
号SU が、受信回路221により受信されて子機1Aの
使用者の音声信号ST が取り出されるとともに、この音
声信号ST が、スイッチ回路225を通じて送信回路2
16に供給されて下りチャンネルのFM信号SD により
子機1Bへと送信される(ステップ451)。したがっ
て、子機1Bの受信回路121からは、子機1Aの使用
者の音声信号ST が取り出され、この音声信号ST が受
話器124に供給される。
【0054】したがって、子機1Aと子機1Bとの間
で、親機2を通じて内線通話をすることができる。な
お、このとき、子機1Aと親機2との間は、それまで子
機1Aと外線との間の通話に使用されていたチャンネル
が、中断されることなくそのまま使用されることにな
る。また、子機1Bと親機2との間は、新しい別のチャ
ンネルが使用されることになる。
【0055】そして、子機1Aと子機1Bとの間の内線
通話が終了したとき、子機1Bのページキーを押すと、
これが、マイコン140により検出され、マイコン14
0により形成回路161が制御されて「内線通話の終
了」を示す電文のページング信号SPGが形成され、この
ページング信号SPGが親機2へと送信される(ステップ
461)。
【0056】すると、親機2においては、この「内線通
話の終了」を示す電文のページング信号SPGがマイコン
240に供給されるが、すると、形成回路261が制御
されて「内線通話の終了の応答」を示す電文のページン
グ信号SPGが形成され、このページング信号SPGが子機
1Aへと送信される(ステップ462)。
【0057】そして、このページング信号SPGが子機1
Bにおいて受信されてマイコン140に供給されると、
形成回路161が制御されて「保留の解除」を示す電文
のページング信号SPGが形成され、このページング信号
SPGが親機2へと送信される(ステップ463)。
【0058】そして、このページング信号SPGが親機2
において受信されてマイコン240に供給されると、マ
イコン240によりNCU230が制御されて回線3の
保留が解除され、回線3はNCU230を通じてアンプ
212、223に接続されるとともに、スイッチ回路2
25が制御されて加算回路214が送信回路215に接
続され、受信回路221がバンドパスフィルタ222及
び検出回路262に接続される。したがって、以後、子
機1Aの使用者と、外線の相手とは、親機2を通じて通
話を再開することができる(ステップ471)。
【0059】こうして、今の場合、任意の子機1Aが親
機2を通じて外線の相手と通話をしている場合でも、別
の子機1Bのページキーを押せば、子機1Bが子機1A
に対して内線通話を要求していることが通知され、これ
に子機1Aが応じれば、外線が保留されて子機1Bと子
機1Aとの間で内線通話をすることができる。そして、
内線通話を終了したときには、子機1Aと外線との通話
を再開することができる。
【0060】なお、上述においては、ページング信号S
PGの周波数を、音声信号ST 、SRの帯域外としたが、
音声信号ST 、SR を狭帯域のバンドエリミネートフィ
ルタに供給して、音声信号ST 、SR のフォルマントを
あまり損なわない程度に、その一部を除去するととも
に、その除去された周波数をページング信号SPGの周波
数とすることもできる。
【0061】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、子機
1が親機2を通じて外線の相手と通話をしている場合で
も、親機2のページキーを押せば、親機2が子機1に対
して内線通話を要求していることが通知され、これに子
機1が応じれば、外線が保留されて親機2と子機1との
間で内線通話をすることができる。そして、内線通話を
終了したときには、子機1と外線との通話を再開するこ
とができる。
【0062】しかも、子機1の通話している外線の相手
を、親機2の使用者は知ることができず、子機1の使用
者のプライバシーなどを保護することができる。
【0063】あるいは、任意の子機1Aが親機2を通じ
て外線の相手と通話をしている場合でも、別の子機1B
のページキーを押せば、子機1Bが子機1Aに対して内
線通話を要求していることが通知され、これに子機1A
が応じれば、外線が保留されて子機1Bと子機1Aとの
間で内線通話をすることができる。そして、内線通話を
終了したときには、子機1Aと外線との通話を再開する
ことができる。
【0064】また、この場合も、子機1Aの通話してい
る外線の相手を、子機1Bの使用者は知ることができ
ず、子機1Aの使用者のプライバシーなどを保護するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明における子機の一例を示す系統図であ
る。
【図2】この発明における親機の一例を示す系統図であ
る。
【図3】子機と親機との間の内線通話の実行時のシーケ
ンス図である。
【図4】2台の子機間の内線通話の実行時のシーケンス
の一部を示す図である。
【図5】図4の続きを示すシーケンス図である。
【符号の説明】
1、1A〜1N 子機 2 親機 3 電話回線 111、211 送話器 115、215、216 送信回路 121、221、226 受信回路 124、224 受話器 140、240 マイクロコンピュータ 161、261 ページング信号形成回路 162、262 ページング信号検出回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ページキーと、 このページキーが操作されたとき、音声信号の帯域外の
    周波数の制御信号を形成する形成回路と、 上記制御信号を通話の音声信号とともに相手機に送信す
    る送信回路と、 相手機から上記制御信号が送信されてきたとき、その制
    御信号を検出する検出回路とを有し、 上記相手機から上記制御信号が送信されてきた場合に、
    上記ページキーが操作されたとき、外線を保留するとと
    もに、上記相手機と上記自機との間の通話のための接続
    に切り換えるようにしたコードレス電話。
  2. 【請求項2】 親機及び子機のそれぞれが、 ページキーと、 このページキーが操作されたとき、音声信号の帯域外の
    周波数の制御信号を形成する形成回路と、 上記制御信号を通話の音声信号とともに相手機に送信す
    る送信回路と、 相手機から上記制御信号が送信されてきたとき、その制
    御信号を検出する検出回路とを有し、 上記子機が上記親機を通じて外線に接続されている場合
    に、上記親機の上記ページキーが操作されたとき、この
    ページキーの操作されたことを示す上記制御信号が、上
    記外線からの音声信号とともに、上記親機から上記子機
    に送信され、 この送信に対して、上記子機において、上記ページキー
    が操作されたとき、このページキーの操作されたこと
    が、上記制御信号により上記子機から上記親機に通知さ
    れ、 上記親機は、上記子機からの上記通知を検出したとき、
    上記外線を保留するとともに、上記親機と上記子機との
    間の通話のための接続を行うようにしたコードレス電
    話。
  3. 【請求項3】 親機、第1の子機及び第2の子機のそれ
    ぞれが、 ページキーと、 このページキーが操作されたとき、音声信号の帯域外の
    周波数の制御信号を形成する形成回路と、 上記制御信号を通話の音声信号とともに相手機に送信す
    る送信回路と、 相手機から上記制御信号が送信されてきたとき、その制
    御信号を検出する検出回路とを有し、 上記第1の子機が上記親機を通じて外線に接続されてい
    る場合に、上記第2の子機の上記ページキーが操作され
    たとき、このページキーの操作されたことを示す上記制
    御信号が、上記第2の子機から上記親機を通じて上記第
    1の子機に送信され、 この送信に対して、上記第1の子機において、上記ペー
    ジキーが操作されたとき、このページキーの操作された
    ことが、上記制御信号により上記第1の子機から上記親
    機に通知され、 上記親機は、上記第1の子機からの上記通知を検出した
    とき、上記外線を保留するとともに、上記第1の子機と
    上記第2の子機とを上記親機を通じて接続するようにし
    たコードレス電話。
  4. 【請求項4】 コードレス電話の子機であって、 ページキーと、 このページキーが操作されたとき、音声信号の帯域外の
    周波数の制御信号を形成する形成回路と、 上記制御信号を通話の音声信号とともに親機に送信する
    送信回路と、 上記親機から上記制御信号が送信されてきたとき、その
    制御信号を検出する検出回路とを有し、 上記子機が上記親機を通じて外線に接続されている場合
    に、上記親機のページキーの操作されたことを示す制御
    信号が、上記外線からの音声信号とともに送信されてき
    たとき、 この送信に対して、上記ページキーを操作したとき、こ
    のページキーを操作したことを示す制御信号が上記親機
    に通知され、 上記親機において、上記外線が保留されるとともに、子
    機との間の通話のための接続が行われるようにしたコー
    ドレス電話。
JP4170179A 1992-06-04 1992-06-04 コードレス電話 Pending JPH05344054A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7746995B2 (en) 2002-08-30 2010-06-29 Sharp Kabushiki Kaisha Telephone control system

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