JPH05307139A - 内視鏡対物レンズ - Google Patents
内視鏡対物レンズInfo
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- JPH05307139A JPH05307139A JP4134430A JP13443092A JPH05307139A JP H05307139 A JPH05307139 A JP H05307139A JP 4134430 A JP4134430 A JP 4134430A JP 13443092 A JP13443092 A JP 13443092A JP H05307139 A JPH05307139 A JP H05307139A
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- Japan
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- lens
- aspherical
- aspherical surface
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B9/00—Optical objectives characterised both by the number of the components and their arrangements according to their sign, i.e. + or -
- G02B9/12—Optical objectives characterised both by the number of the components and their arrangements according to their sign, i.e. + or - having three components only
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B23/00—Telescopes, e.g. binoculars; Periscopes; Instruments for viewing the inside of hollow bodies; Viewfinders; Optical aiming or sighting devices
- G02B23/24—Instruments or systems for viewing the inside of hollow bodies, e.g. fibrescopes
- G02B23/2407—Optical details
- G02B23/2423—Optical details of the distal end
- G02B23/243—Objectives for endoscopes
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Astronomy & Astrophysics (AREA)
- Lenses (AREA)
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はレトロフォーカス型でほぼテレセ
ントリックなレンズ系で、レンズ枚数が少なく像面湾曲
が良好に補正され明るい内視鏡対物レンズを提供するこ
とを目的とする。 【構成】 本発明の内視鏡対物レンズは、負の第1群
と明るさ絞りと正の第2群と正の第3群とよりなり、第
2群の像側の面もしくは第3群の物体側の面に非球面を
設けた。
ントリックなレンズ系で、レンズ枚数が少なく像面湾曲
が良好に補正され明るい内視鏡対物レンズを提供するこ
とを目的とする。 【構成】 本発明の内視鏡対物レンズは、負の第1群
と明るさ絞りと正の第2群と正の第3群とよりなり、第
2群の像側の面もしくは第3群の物体側の面に非球面を
設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファイバースコープお
よびビデオスコープ用のほぼテレセントリックなレトロ
フォーカス型対物レンズに関するものである。
よびビデオスコープ用のほぼテレセントリックなレトロ
フォーカス型対物レンズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ほぼテレセントリックであるレトロフォ
ーカス型内視鏡対物レンズの従来例として次に示すレン
ズ系等が知られている。
ーカス型内視鏡対物レンズの従来例として次に示すレン
ズ系等が知られている。
【0003】例えば、特開昭55−55308号公報に
記載されたものは、物体側から順に、負レンズと、明る
さ絞りと、正レンズと、接合レンズとからなり、全体で
4枚のレンズにて構成されている。この従来例は、接合
レンズを用いて色収差と共に球面収差を補正している。
しかし、それ程明るいレンズ系ではなく、F/3.5の
仕様において球面収差の残存量が少なくとも焦点距離の
5%程度あり、このタイプのレンズ系のままでは、Fナ
ンバーを小さくして明るくするのが困難である。
記載されたものは、物体側から順に、負レンズと、明る
さ絞りと、正レンズと、接合レンズとからなり、全体で
4枚のレンズにて構成されている。この従来例は、接合
レンズを用いて色収差と共に球面収差を補正している。
しかし、それ程明るいレンズ系ではなく、F/3.5の
仕様において球面収差の残存量が少なくとも焦点距離の
5%程度あり、このタイプのレンズ系のままでは、Fナ
ンバーを小さくして明るくするのが困難である。
【0004】又特開昭57−64207号公報に記載さ
れているレンズ系は、広角化した時の諸収差の補正を配
慮したレンズ系で、球面収差は割合良好に補正されてい
るが、レンズの枚数が5〜6枚でコスト高になる。
れているレンズ系は、広角化した時の諸収差の補正を配
慮したレンズ系で、球面収差は割合良好に補正されてい
るが、レンズの枚数が5〜6枚でコスト高になる。
【0005】更に特開平2−69710号公報には、実
施例の一部に負レンズ、明るさ絞り、正レンズ、正レン
ズからなるレンズ系が示されている。この実施例は3枚
よりなるが、Fナンバーが3以上で暗く、又負の残存球
面収差がみられるのでこれ以上に明るくすることは困難
である。
施例の一部に負レンズ、明るさ絞り、正レンズ、正レン
ズからなるレンズ系が示されている。この実施例は3枚
よりなるが、Fナンバーが3以上で暗く、又負の残存球
面収差がみられるのでこれ以上に明るくすることは困難
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
テレセントリックでレトロフォーカス型の内視鏡対物レ
ンズは、Fナンバーの大きい暗いレンズであり又レンズ
枚数が多い等の欠点がある。
テレセントリックでレトロフォーカス型の内視鏡対物レ
ンズは、Fナンバーの大きい暗いレンズであり又レンズ
枚数が多い等の欠点がある。
【0007】また、非球面を用いた対物レンズも知られ
ているが、レトロフォーカス型の内視鏡対物レンズにお
いては、非球面を用いて高NA化したものは知られてい
ない。
ているが、レトロフォーカス型の内視鏡対物レンズにお
いては、非球面を用いて高NA化したものは知られてい
ない。
【0008】本発明は、像面湾曲を補正したレトロフォ
ーカス型のほぼテレセントリックなレンズ系で、レンズ
枚数が少なく明るい内視鏡対物レンズを提供することを
目的とする。
ーカス型のほぼテレセントリックなレンズ系で、レンズ
枚数が少なく明るい内視鏡対物レンズを提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の対物レンズの基
本構成は、図15に示す通りである。即ち、物体側より
順に、負の屈折力を有する第1群Iと、明るさ絞りS
と、正の屈折力を有する第2群IIと、正の屈折力を有す
る第3群III とからなり、第2群の像側の面もしくは第
3群の物体側の面が非球面で、次の条件(1),
(2),(3)を満足することを特徴とする内視鏡対物
光学系。 (1) 0.4<|f23/f1 |<2 (2) 0.8<f3 /f2 <4 (3) Ei'(ni-1 −ni )>0 ただし、f23は第2群と第3群の合成焦点距離、f1 ,
f2 ,f3 は夫々第1群,第2群,第3群の焦点距離、
Ei'は上記の非球面の4次の非球面係数、ni-1 ,ni
は夫々非球面の物体側および像側の媒質の屈折率であ
る。
本構成は、図15に示す通りである。即ち、物体側より
順に、負の屈折力を有する第1群Iと、明るさ絞りS
と、正の屈折力を有する第2群IIと、正の屈折力を有す
る第3群III とからなり、第2群の像側の面もしくは第
3群の物体側の面が非球面で、次の条件(1),
(2),(3)を満足することを特徴とする内視鏡対物
光学系。 (1) 0.4<|f23/f1 |<2 (2) 0.8<f3 /f2 <4 (3) Ei'(ni-1 −ni )>0 ただし、f23は第2群と第3群の合成焦点距離、f1 ,
f2 ,f3 は夫々第1群,第2群,第3群の焦点距離、
Ei'は上記の非球面の4次の非球面係数、ni-1 ,ni
は夫々非球面の物体側および像側の媒質の屈折率であ
る。
【0010】上記のように本発明の対物レンズでは非球
面が用いられているので、まず本発明における非球面の
表現について説明する。
面が用いられているので、まず本発明における非球面の
表現について説明する。
【0011】本発明の実施例では、非球面の表現に下記
の式(a)を用いている。ルートの式 上記式(a)におけるx,yは図16に示すように光軸
をx軸にとりその像の方向を正、光軸と垂直な方向をy
軸にとったもので、面と光軸との交点を原点とした時の
座標値である。また、ri は2次曲面項における曲率半
径、Pは円錐定数、Bi ,Ei ,Fi ,Gi ・・・は夫
々2次,4次,6次,8次,・・・の非球面係数であ
る。この式(a)は軸対称な面を表現するためには自由
度が高く好適であるが、収差論的な説明には不向きであ
るため、作用の説明には下記の式(b)を用いる。ルー
トの式 上記式(b)でri は非球面の基準球面(面頂において
非球面に接する球面)の曲率半径、Ei',Fi',Gi'・
・・は夫々変換後の4次,6次,8次・・・の非球面係
数である。又式(a)から式(b)への変換はテイラー
展開を用いて行なうことができ、ri'と12次までの低
次の係数の変換式(c)を次に示す。 ri'=ri /(1+2Bi ri ) Ei'=0.125{Pi −(1+2Bi ri )3 }/ri 3+Ei Fi'=0.0625{Pi 2−(1+2Bi ri )5 }/ri 5+Fi Gi'=0.0390625{Pi 3−(1+2Bi ri )7 }/ri 7+Gi Hi'=0.02734375{Pi 4−(1+2Bi ri )9 }/ri 9+Hi Ii'=0.02050782{Pi 5−(1+2Bi ri )11}/ri 11 +Ii 式(c)[以下上記の各式をまとめて式(c)と呼ぶ]
において各非球面係数式の右辺第1項が2次曲面項をテ
イラー展開して求めたものである。展開して求めた式は
無限級数となるため、有限次数の表現では近似になって
しまうが、通常12次の係数までを含めておけば極めて
よく近似できるためここでは12次までの計算式をのせ
るにとどめる。尚、式(a)においてPi =1,Bi =
0であれば、変換の必要はなくなり、ri'=ri ,Ei'
=Ei ,Fi'=Fi ,Gi'=Gi ・・・となる。
の式(a)を用いている。ルートの式 上記式(a)におけるx,yは図16に示すように光軸
をx軸にとりその像の方向を正、光軸と垂直な方向をy
軸にとったもので、面と光軸との交点を原点とした時の
座標値である。また、ri は2次曲面項における曲率半
径、Pは円錐定数、Bi ,Ei ,Fi ,Gi ・・・は夫
々2次,4次,6次,8次,・・・の非球面係数であ
る。この式(a)は軸対称な面を表現するためには自由
度が高く好適であるが、収差論的な説明には不向きであ
るため、作用の説明には下記の式(b)を用いる。ルー
トの式 上記式(b)でri は非球面の基準球面(面頂において
非球面に接する球面)の曲率半径、Ei',Fi',Gi'・
・・は夫々変換後の4次,6次,8次・・・の非球面係
数である。又式(a)から式(b)への変換はテイラー
展開を用いて行なうことができ、ri'と12次までの低
次の係数の変換式(c)を次に示す。 ri'=ri /(1+2Bi ri ) Ei'=0.125{Pi −(1+2Bi ri )3 }/ri 3+Ei Fi'=0.0625{Pi 2−(1+2Bi ri )5 }/ri 5+Fi Gi'=0.0390625{Pi 3−(1+2Bi ri )7 }/ri 7+Gi Hi'=0.02734375{Pi 4−(1+2Bi ri )9 }/ri 9+Hi Ii'=0.02050782{Pi 5−(1+2Bi ri )11}/ri 11 +Ii 式(c)[以下上記の各式をまとめて式(c)と呼ぶ]
において各非球面係数式の右辺第1項が2次曲面項をテ
イラー展開して求めたものである。展開して求めた式は
無限級数となるため、有限次数の表現では近似になって
しまうが、通常12次の係数までを含めておけば極めて
よく近似できるためここでは12次までの計算式をのせ
るにとどめる。尚、式(a)においてPi =1,Bi =
0であれば、変換の必要はなくなり、ri'=ri ,Ei'
=Ei ,Fi'=Fi ,Gi'=Gi ・・・となる。
【0012】本発明は、構成レンズ枚数を4枚以下に抑
えるために、絞りより前の前群は、負のパワーを持つ群
一つのみにし、絞りより後ろの後群は、正のパワーを持
つ二つの群にて構成して必要な正のパワーを確保するよ
うにした。又像面湾曲を補正するためには、負のパワー
が必要であるが、レンズ枚数を少なくするとパワー配置
の自由度が狭くなる。そのために広角化のため全系の焦
点距離を短く保つには、負のパワーを絞りの前(前群)
に集めることが望ましい。又後群を二つの正のパワーを
持つ群に分けたのは、テレセントリック性を保ちつつ高
NA化する時の収差補正を行なうに必要な最小な群構成
にするためである。この後群を一つの群にしようとする
と、この群に対するパワーの負担が大になりすぎて、非
球面を用いてもテレセントリック性の確保、高NA化、
収差補正のうちのどれかを犠牲にしなければならない。
また後群を3群構成にすると必然的にレンズ枚数が増加
し望ましくない。
えるために、絞りより前の前群は、負のパワーを持つ群
一つのみにし、絞りより後ろの後群は、正のパワーを持
つ二つの群にて構成して必要な正のパワーを確保するよ
うにした。又像面湾曲を補正するためには、負のパワー
が必要であるが、レンズ枚数を少なくするとパワー配置
の自由度が狭くなる。そのために広角化のため全系の焦
点距離を短く保つには、負のパワーを絞りの前(前群)
に集めることが望ましい。又後群を二つの正のパワーを
持つ群に分けたのは、テレセントリック性を保ちつつ高
NA化する時の収差補正を行なうに必要な最小な群構成
にするためである。この後群を一つの群にしようとする
と、この群に対するパワーの負担が大になりすぎて、非
球面を用いてもテレセントリック性の確保、高NA化、
収差補正のうちのどれかを犠牲にしなければならない。
また後群を3群構成にすると必然的にレンズ枚数が増加
し望ましくない。
【0013】前記の条件(1)は、像面湾曲を小さく保
つためのものである。像面湾曲の判断に用いるペッツバ
ール和は、面のパワーを屈折率差で割ったものの和をと
ったものである。本発明では、負のパワーは前群に正の
パワーは後群に集まっているために、第1群の焦点距離
f1 と後群の第2群と第3群の合成焦点距離f23とのバ
ランスをとることによって、正,負の値を相殺してペッ
ツバール和を小さくして像面湾曲を良好に保つことが可
能になる。そのため|f23/f1 |が1に近いことが望
ましく、実用上は前記の条件(1)の範囲であればよ
い。|f23/f1 |が0.4より小になると像高の高い
ところで像面が物体側に倒れ、また|f23/f1 |が2
よりも大になると像高の高いところで像面が物体と反対
側に倒れ、共に好ましくない。
つためのものである。像面湾曲の判断に用いるペッツバ
ール和は、面のパワーを屈折率差で割ったものの和をと
ったものである。本発明では、負のパワーは前群に正の
パワーは後群に集まっているために、第1群の焦点距離
f1 と後群の第2群と第3群の合成焦点距離f23とのバ
ランスをとることによって、正,負の値を相殺してペッ
ツバール和を小さくして像面湾曲を良好に保つことが可
能になる。そのため|f23/f1 |が1に近いことが望
ましく、実用上は前記の条件(1)の範囲であればよ
い。|f23/f1 |が0.4より小になると像高の高い
ところで像面が物体側に倒れ、また|f23/f1 |が2
よりも大になると像高の高いところで像面が物体と反対
側に倒れ、共に好ましくない。
【0014】条件(2)は、後群のパワー配置を最適な
ものにして収差補正行ないやすくするための条件であ
る。第2群は、第1群を通過した発散光束を収束光束に
変える役目を有するため強い正のパワーを持たせる必要
がある。また一般に主光線の屈折の大きい面に強いパワ
ーを持たせるとコマ収差や非点収差等の発生が大になる
ので、主光線の屈折の大きい面には強いパワーを配置し
にくい。本発明のレンズ系では、後群中で主光線の屈折
の小さいコンセントリックに近い面は、第2群の像側の
凸面である。そのためこの第2群の像側の面に強い正の
パワーを持たせれば、収差補正上の問題を発生させずに
必要なパワーを得ることが出来る。そのため後群中のパ
ワー配分は、第3群に比べて第2群のパワーを同等か強
くすることが好ましく、条件(2)を満足することが望
ましい。上記の理由から、条件(2)においてf3 /f
2 が0.8より小になると第3群で発生するコマ収差、
非点収差を抑制し得なくなり好ましくない。またf3 /
f2 が4よりも大になると第2群のパワーの負担が大き
くなりすぎて第2群にてコマ収差、非点収差の発生を抑
え得なくなり好ましくない。
ものにして収差補正行ないやすくするための条件であ
る。第2群は、第1群を通過した発散光束を収束光束に
変える役目を有するため強い正のパワーを持たせる必要
がある。また一般に主光線の屈折の大きい面に強いパワ
ーを持たせるとコマ収差や非点収差等の発生が大になる
ので、主光線の屈折の大きい面には強いパワーを配置し
にくい。本発明のレンズ系では、後群中で主光線の屈折
の小さいコンセントリックに近い面は、第2群の像側の
凸面である。そのためこの第2群の像側の面に強い正の
パワーを持たせれば、収差補正上の問題を発生させずに
必要なパワーを得ることが出来る。そのため後群中のパ
ワー配分は、第3群に比べて第2群のパワーを同等か強
くすることが好ましく、条件(2)を満足することが望
ましい。上記の理由から、条件(2)においてf3 /f
2 が0.8より小になると第3群で発生するコマ収差、
非点収差を抑制し得なくなり好ましくない。またf3 /
f2 が4よりも大になると第2群のパワーの負担が大き
くなりすぎて第2群にてコマ収差、非点収差の発生を抑
え得なくなり好ましくない。
【0015】条件(3)は、非球面の形状を規定するも
ので、非球面により球面収差、コマ収差等を良好に補正
するための条件である。非球面は、色収差と像面湾曲以
外の収差補正に威力を発揮する。本発明では、レンズ枚
数を減らした時に増大する残存収差を非球面の作用を用
いて打ち消すようにした。そのためには、非球面を用い
ない時の対物レンズの残存収差の状況を知る必要があ
る。本発明の対物レンズのようにほぼテレセントリック
なレンズ系で、接合レンズのような逆補正要因を含まな
い場合、一般には負の球面収差、負のコマ収差(内コ
マ)、負の非点収差(サジタル像面に対してメリジオナ
ル像面が物体側に倒れる)が残存する。これらの残存収
差を非球面により補正するためには、非球面でこれら収
差に対して正の収差を発生させればよい。前記の非球面
の式の非球面係数Ei'と非球面にしたことにより生ずる
3次の収差係数との関係は、次の式(d),(e),
(f)で示される。 ΔSAi =8hi 4・Ei'(ni-1 −ni ) (d) ΔCMi =8hi 3hpi・Ei'(ni-1 −ni ) (e) ΔASi =8hi 2hpi 2 ・Ei'(ni-1 −ni ) (f) ただしΔSAi ,ΔCMi ,ΔASi は夫々非球面の4
次の係数Ei'で生じる球面収差、コマ収差、非点収差の
3次収差係数、hi は非球面における近軸マージナル光
線高、hpiは非球面における近軸主光線高である。
ので、非球面により球面収差、コマ収差等を良好に補正
するための条件である。非球面は、色収差と像面湾曲以
外の収差補正に威力を発揮する。本発明では、レンズ枚
数を減らした時に増大する残存収差を非球面の作用を用
いて打ち消すようにした。そのためには、非球面を用い
ない時の対物レンズの残存収差の状況を知る必要があ
る。本発明の対物レンズのようにほぼテレセントリック
なレンズ系で、接合レンズのような逆補正要因を含まな
い場合、一般には負の球面収差、負のコマ収差(内コ
マ)、負の非点収差(サジタル像面に対してメリジオナ
ル像面が物体側に倒れる)が残存する。これらの残存収
差を非球面により補正するためには、非球面でこれら収
差に対して正の収差を発生させればよい。前記の非球面
の式の非球面係数Ei'と非球面にしたことにより生ずる
3次の収差係数との関係は、次の式(d),(e),
(f)で示される。 ΔSAi =8hi 4・Ei'(ni-1 −ni ) (d) ΔCMi =8hi 3hpi・Ei'(ni-1 −ni ) (e) ΔASi =8hi 2hpi 2 ・Ei'(ni-1 −ni ) (f) ただしΔSAi ,ΔCMi ,ΔASi は夫々非球面の4
次の係数Ei'で生じる球面収差、コマ収差、非点収差の
3次収差係数、hi は非球面における近軸マージナル光
線高、hpiは非球面における近軸主光線高である。
【0016】式(d),(e),(f)から、収差の種
類によって、hi ,hpiの次数が異なるため非球面の配
置の仕方により各収差への影響に違いが生ずる。本発明
の内視鏡対物レンズの場合、近軸マージナル光線は、レ
ンズ系中常に光軸に対し同じ側にあり、hi は常に正で
ある。一方近軸主光線は、絞りの中心で光軸を横切るの
でhpiは絞りの前後で符号が反転し、絞りより前では
負、絞りより後ろでは正である。このhi とhpiとの符
号を用いて算出したΔSAi ,ΔCMi ,ΔASi の符
号がそのまま非球面で発生する収差の符号になる。前群
に非球面を設けてΔASi を正にするためにはEi'(n
i-1 −ni )を正にする必要がある。この時ΔCMi は
負になってしまうため、残存コマ収差を非球面により一
層悪化させることになり好ましくない。又後群に非球面
を設ける場合、Ei'(ni-1 −ni )が負であるとすれ
ば、ΔSAi ,ΔCMi ,ΔASi のいずれも正にな
り、非球面を設けない場合の残存収差を夫々非球面で打
ち消すことが出来る。
類によって、hi ,hpiの次数が異なるため非球面の配
置の仕方により各収差への影響に違いが生ずる。本発明
の内視鏡対物レンズの場合、近軸マージナル光線は、レ
ンズ系中常に光軸に対し同じ側にあり、hi は常に正で
ある。一方近軸主光線は、絞りの中心で光軸を横切るの
でhpiは絞りの前後で符号が反転し、絞りより前では
負、絞りより後ろでは正である。このhi とhpiとの符
号を用いて算出したΔSAi ,ΔCMi ,ΔASi の符
号がそのまま非球面で発生する収差の符号になる。前群
に非球面を設けてΔASi を正にするためにはEi'(n
i-1 −ni )を正にする必要がある。この時ΔCMi は
負になってしまうため、残存コマ収差を非球面により一
層悪化させることになり好ましくない。又後群に非球面
を設ける場合、Ei'(ni-1 −ni )が負であるとすれ
ば、ΔSAi ,ΔCMi ,ΔASi のいずれも正にな
り、非球面を設けない場合の残存収差を夫々非球面で打
ち消すことが出来る。
【0017】以上のことから、本発明では、後群に非球
面を設け、しかも条件(3)を満足するようにした。条
件(3)を満足しないと、非球面の作用が収差を一層悪
化させる方向に働くので好ましくない。
面を設け、しかも条件(3)を満足するようにした。条
件(3)を満足しないと、非球面の作用が収差を一層悪
化させる方向に働くので好ましくない。
【0018】尚、後群中に配置する非球面は、高NA化
の際に影響の大きい球面収差,コマ収差を効率良く補正
するためには、マージナル光線高が相対的に高い面で、
かつ収差の発生量の大きい正のパワーの強い面が適して
いる。第2群の像側の面が最も望ましく次に第3群の物
体側の面が望ましい。
の際に影響の大きい球面収差,コマ収差を効率良く補正
するためには、マージナル光線高が相対的に高い面で、
かつ収差の発生量の大きい正のパワーの強い面が適して
いる。第2群の像側の面が最も望ましく次に第3群の物
体側の面が望ましい。
【0019】以上のように条件(3)を満足せしめるこ
とにより、非球面にて収差補正の作用を発生させること
が出来るが、更に補正量を考慮して次の条件(4)を満
足せしめることが望ましい。 (4) 0.001<Ei'(ni-1 −ni )・f3 <
0.2 ただしfは対物レンズ全系の焦点距離である。
とにより、非球面にて収差補正の作用を発生させること
が出来るが、更に補正量を考慮して次の条件(4)を満
足せしめることが望ましい。 (4) 0.001<Ei'(ni-1 −ni )・f3 <
0.2 ただしfは対物レンズ全系の焦点距離である。
【0020】条件(4)の下限を越えると補正量が小さ
すぎて補正の効果が得にくい。また上限を越えると非球
面による補正が過ぎて、球面収差,コマ収差が補正過剰
になり好ましくない。
すぎて補正の効果が得にくい。また上限を越えると非球
面による補正が過ぎて、球面収差,コマ収差が補正過剰
になり好ましくない。
【0021】更に、非球面を第2群の像側に用いる場
合、この非球面の6次の係数Fi'が次の条件(5)を満
足することが一層好ましい。 (5) Fi'(ni-1 −ni )>0 前述のように第2群の像側の面のパワーを強しているた
め3次収差のみでなく、球面で発生する5次の収差の影
響も大になるので、5次の収差に影響を与える6次の非
球面係数Fi'を上記条件(5)を満足するようにすれ
ば、負の残存5次収差を非球面の正の5次収差と相殺し
て補正することが出来る。上記条件(5)を満足しない
と5次収差の補正が困難になり好ましくない。
合、この非球面の6次の係数Fi'が次の条件(5)を満
足することが一層好ましい。 (5) Fi'(ni-1 −ni )>0 前述のように第2群の像側の面のパワーを強しているた
め3次収差のみでなく、球面で発生する5次の収差の影
響も大になるので、5次の収差に影響を与える6次の非
球面係数Fi'を上記条件(5)を満足するようにすれ
ば、負の残存5次収差を非球面の正の5次収差と相殺し
て補正することが出来る。上記条件(5)を満足しない
と5次収差の補正が困難になり好ましくない。
【0022】前記の条件(3)は、非球面係数の符号を
規定したものであるが、非球面の近軸曲率半径をr' と
した時、基準面からの非球面の変移量Δx(y)を用い
て代用してもよい。非球面の式(b)の第1項を除いた
ものがΔx(y)になるので、Δx(y)は下記のよう
に定義される。 Δx(y)=Ei'y4 +Fi'y6 +Gi'y8 +・・・ (g) 上記の式(g)において、yの次数はすべて偶数である
ので、非球面係数の符号とその影響によるΔx(y)の
変位の符号とは同じになる。そのため条件(3)の代り
に下記の条件(6)にて規定することが可能である。 (6) Δx(y){ni-1 −ni }>0 上記のΔx(y)は、光軸からの距離であるyの関数で
あるが、本発明の主目的である球面収差の補正のために
は、マージナル光線(明るさ絞りの周辺を通る軸上物点
からの光線)の非球面上での光線高をhM とすると、y
=hM のところで、上記の条件(6)を満足する必要が
ある。そのため条件(3)の代りに下記の条件(7)を
用いることも出来る。 (7) Δx(hM )・{ni-1 −ni }>0 以上のように、本発明の内視鏡対物レンズは、既に述べ
た通りの負の第1群、明るさ絞り、いずれも正の第2
群,第3群よりなり、第2群の像側の面もしくは第3群
の物体側の面が非球面であって、又前記条件(1),
(2)および条件(7)を満足するものである。
規定したものであるが、非球面の近軸曲率半径をr' と
した時、基準面からの非球面の変移量Δx(y)を用い
て代用してもよい。非球面の式(b)の第1項を除いた
ものがΔx(y)になるので、Δx(y)は下記のよう
に定義される。 Δx(y)=Ei'y4 +Fi'y6 +Gi'y8 +・・・ (g) 上記の式(g)において、yの次数はすべて偶数である
ので、非球面係数の符号とその影響によるΔx(y)の
変位の符号とは同じになる。そのため条件(3)の代り
に下記の条件(6)にて規定することが可能である。 (6) Δx(y){ni-1 −ni }>0 上記のΔx(y)は、光軸からの距離であるyの関数で
あるが、本発明の主目的である球面収差の補正のために
は、マージナル光線(明るさ絞りの周辺を通る軸上物点
からの光線)の非球面上での光線高をhM とすると、y
=hM のところで、上記の条件(6)を満足する必要が
ある。そのため条件(3)の代りに下記の条件(7)を
用いることも出来る。 (7) Δx(hM )・{ni-1 −ni }>0 以上のように、本発明の内視鏡対物レンズは、既に述べ
た通りの負の第1群、明るさ絞り、いずれも正の第2
群,第3群よりなり、第2群の像側の面もしくは第3群
の物体側の面が非球面であって、又前記条件(1),
(2)および条件(7)を満足するものである。
【0023】次に本発明のレンズ群構成としては、第1
群が単レンズ、第2群が単レンズで第3群は単レンズ又
は接合レンズで、又第3群の物体側の面は正のパワーを
有することが望ましい。
群が単レンズ、第2群が単レンズで第3群は単レンズ又
は接合レンズで、又第3群の物体側の面は正のパワーを
有することが望ましい。
【0024】各群は、単レンズもしくは接合レンズにて
構成してもよいが、レンズ枚数を削減するためには、第
1群と第2群は単レンズにすることが望ましい。又色収
差を補正するために接合レンズを用いる場合は、第3群
を接合レンズにすることが望ましい。
構成してもよいが、レンズ枚数を削減するためには、第
1群と第2群は単レンズにすることが望ましい。又色収
差を補正するために接合レンズを用いる場合は、第3群
を接合レンズにすることが望ましい。
【0025】第1群を単レンズにした場合、倍率の色収
差の発生を極力抑えるためにこのレンズの硝材のアッベ
数は40以上にすることが好ましい。
差の発生を極力抑えるためにこのレンズの硝材のアッベ
数は40以上にすることが好ましい。
【0026】又第2群を単レンズにて構成する場合に
は、倍率の色収差と軸上の色収差の発生を極力抑える上
で硝材のアッベ数を50以上にすることが好ましい。
は、倍率の色収差と軸上の色収差の発生を極力抑える上
で硝材のアッベ数を50以上にすることが好ましい。
【0027】更に、第3群を単レンズで構成する場合、
第2群と同様の理由から硝材のアッベ数を50以上にす
ることが望ましい。又第3群を接合レンズで構成する場
合、倍率の色収差と軸上の色収差を補正するために正レ
ンズのアッベ数を負レンズのアッベ数よりも大にしてそ
の差を20以上にするのが望ましい。また第3群の物体
側の面が正のパワーを有するので、このパワーを有効に
活用するためには、接合レンズは、物体側が正レンズ、
像側が負レンズとするのが望ましい。
第2群と同様の理由から硝材のアッベ数を50以上にす
ることが望ましい。又第3群を接合レンズで構成する場
合、倍率の色収差と軸上の色収差を補正するために正レ
ンズのアッベ数を負レンズのアッベ数よりも大にしてそ
の差を20以上にするのが望ましい。また第3群の物体
側の面が正のパワーを有するので、このパワーを有効に
活用するためには、接合レンズは、物体側が正レンズ、
像側が負レンズとするのが望ましい。
【0028】次に第1群の像側の面は、強い負のパワー
を有するが、この面での主光線の屈折が大きくなると、
コマ収差,非点収差の発生が大きすぎて補正が困難にな
る。そのため次の条件(8)を満足することが望まし
い。 (8) 0.4<d2 /r2 <2.5 ただしd2 は第1群の像側の面から明るさ絞りまでの空
気換算長、r2 は第1群の像側の面の曲率半径である。
を有するが、この面での主光線の屈折が大きくなると、
コマ収差,非点収差の発生が大きすぎて補正が困難にな
る。そのため次の条件(8)を満足することが望まし
い。 (8) 0.4<d2 /r2 <2.5 ただしd2 は第1群の像側の面から明るさ絞りまでの空
気換算長、r2 は第1群の像側の面の曲率半径である。
【0029】d2 /r2 =1であれば主光線は第1群の
像側の面に垂直に入射するため、コマ収差,非点収差が
発生しないので好ましい。しかし実用上は上記の条件
(8)を満足すればよい。条件(8)の範囲より外れる
と、前記の面での光束の屈折の対称性が大きく崩れるた
めにコマ収差,非点収差の発生が大になり好ましくな
い。
像側の面に垂直に入射するため、コマ収差,非点収差が
発生しないので好ましい。しかし実用上は上記の条件
(8)を満足すればよい。条件(8)の範囲より外れる
と、前記の面での光束の屈折の対称性が大きく崩れるた
めにコマ収差,非点収差の発生が大になり好ましくな
い。
【0030】更にレンズ系を小型化するためには、第1
群の焦点距離f1 と、第2群の焦点距離f2 が短い方が
望ましく、次の条件(9),(10)を満足することが
好ましい。 (9) |f1 /f|<2.3 (10) f2 /f<3.5 上記の条件(9),(10)を満足しないとレンズ系が
大型になり好ましくない。
群の焦点距離f1 と、第2群の焦点距離f2 が短い方が
望ましく、次の条件(9),(10)を満足することが
好ましい。 (9) |f1 /f|<2.3 (10) f2 /f<3.5 上記の条件(9),(10)を満足しないとレンズ系が
大型になり好ましくない。
【0031】又本発明の対物レンズにおいて、テレセン
トリック性を確保するためには、近軸瞳倍率(近軸主光
線追跡による倍率)βE が下記条件(11)を満足する
ことが望ましい。 (11) |βE |>2.5 上記条件(11)を満足しないと、像側で主光線の傾き
が大になるため、ファイバースコープの場合は周辺光量
の低下をまねき、又ビデオスコープの場合は、色シェー
ディングが発生するので好ましくない。
トリック性を確保するためには、近軸瞳倍率(近軸主光
線追跡による倍率)βE が下記条件(11)を満足する
ことが望ましい。 (11) |βE |>2.5 上記条件(11)を満足しないと、像側で主光線の傾き
が大になるため、ファイバースコープの場合は周辺光量
の低下をまねき、又ビデオスコープの場合は、色シェー
ディングが発生するので好ましくない。
【0032】
【実施例】次に本発明の内視鏡対物レンズの各実施例を
示す。 実施例1 f=1.000 ,Fナンバー=1.994 ,像高=0.8926,視野角=120 ° 物体距離=-21.4231 r1 =∞ d1 =0.4166 n1 =1.51633 ν1 =64.15 r2 =0.7353 d2 =0.7457 r3 =∞(絞り) d3 =0.0357 r4 =5.7842 d4 =1.4380 n2 =1.56384 ν2 =60.69 r5 =-1.0991 (非球面)d5 =0.4397 r6 =2.0985 d6 =2.9356 n3 =1.56873 ν3 =63.16 r7 =∞ 非球面係数 P=0.2558,E=0 ,F=0 ,G=0 ,H=0 ,I=0 Ei'=7.006 ×10-2,Fi'=3.642 ×10-2,Gi'=1.982 ×10-2 Hi'=1.163 ×10-2,Ii'=7.245 ×10-3 f1 /f=-1.424,f2 /f=1.772 ,E'(ni-1 −ni)・f3 =0.03950 F'(ni-1 −ni)・f5 =0.02053 ,Δx(hM){ ni-1 −ni}/f=0.00387 d2 /r2 =1.014 ,|f23/f1 |=0.944 ,f3 /f2 =2.082 |βE|=8.038 実施例2 f=1.000 ,Fナンバー=1.987 ,像高=0.8896,視野角=120 ° 物体距離=-21.3512 r1 =∞ d1 =0.4152 n1 =1.51633 ν1 =64.15 r2 =0.8498 d2 =0.7373 r3 =∞(絞り) d3 =0.0356 r4 =3.7160 d4 =1.4287 n2 =1.56907 ν2 =71.30 r5 =-1.1339 (非球面)d5 =0.3451 r6 =1.9791 d6 =2.6253 n3 =1.56873 ν3 =63.16 r7 =∞ 非球面係数 P=0.0454,E=0 ,F=0 ,G=0 ,H=0 ,I=0 Ei'=8.185 ×10-2,Fi'=3.327 ×10-2,Gi'=1.621 ×10-2 Hi'=8.824 ×10-3,Ii'=5.148 ×10-3 f1 /f=-1.646,f2 /f=1.709 ,E'(ni-1 −ni)・f3 =0.04658 F'(ni-1 −ni)・f5 =0.01894 ,Δx(hM){ ni-1 −ni}/f=0.00264 d2 /r2 =0.868 ,|f23/f1 |=0.785 ,f3 /f2 =2.036 |βE|=7.241 実施例3 f=1.000 ,Fナンバー=1.980 ,像高=0.8925,視野角=120 ° 物体距離=-21.4194 r1 =∞ d1 =0.4165 n1 =1.51633 ν1 =64.15 r2 =0.8342 d2 =0.8475 r3 =∞(絞り) d3 =0.0357 r4 =2.9160 d4 =1.4155 n2 =1.56907 ν2 =71.30 r5 =-1.1961 (非球面)d5 =0.4609 r6 =2.0129 d6 =2.5318 n3 =1.56873 ν3 =63.16 r7 =∞ 非球面係数 P=1.0000,E=0.46239 ×10-1,F=0.10882 ,G=-0.16656×10-1 H=0 ,I=0 f1 /f=-1.616,f2 /f=1.703 ,E'(ni-1 −ni)・f3 =0.02631 F'(ni-1 −ni)・f5 =0.06193 ,Δx(hM){ ni-1 −ni}/f=0.00221 d2 /r2 =1.016 ,|f23/f1 |=0.832 ,f3 /f2 =2.078 |βE|=7.090 実施例4 f=1.000 ,Fナンバー=2.010 ,像高=0.9745,視野角=140 ° 物体距離=-23.3877 r1 =∞ d1 =0.4548 n1 =1.51633 ν1 =64.15 r2 =0.7923 d2 =0.8152 r3 =∞(絞り) d3 =0.0390 r4 =6.9121 d4 =1.5708 n2 =1.56384 ν2 =60.69 r5 =-1.1668 (非球面)d5 =0.2643 r6 =2.1500 d6 =3.1219 n3 =1.56873 ν3 =63.16 r7 =∞ 非球面係数 P=0.2270,E=0 ,F=0 ,G=0 ,H=0 ,I=0 Ei'=6.083 ×10-2,Fi'=2.741 ×10-2,Gi'=1.311 ×10-2 Hi'=6.804 ×10-3,Ii'=3.756 ×10-3 f1 /f=-1.534,f2 /f=1.904 ,E'(ni-1 −ni)・f3 =0.03430 F'(ni-1 −ni)・f5 =0.01546 ,Δx(hM){ ni-1 −ni}/f=0.00331 d2 /r2 =1.029 ,|f23/f1 |=0.891 ,f3 /f2 =1.985 |βE|=8.304 実施例5 f=1.000 ,Fナンバー=2.007 ,像高=0.8953,視野角=120 ° 物体距離=-21.4876 r1 =∞ d1 =0.4178 n1 =1.51633 ν1 =64.15 r2 =0.7373 d2 =0.7485 r3 =∞(絞り) d3 =0.0358 r4 =5.7688 d4 =1.4445 n2 =1.69680 ν2 =55.52 r5 =-1.2596 (非球面)d5 =0.6504 r6 =2.2026 d6 =2.5770 n3 =1.56873 ν3 =63.16 r7 =∞ 非球面係数 P=0.1746,E=0 ,F=0 ,G=0 ,H=0 ,I=0 Ei'=5.163 ×10-2,Fi'=1.911 ×10-2,Gi'=7.723 ×10-3 Hi'=3.423 ×10-3,Ii'=1.619 ×10-3 f1 /f=-1.428,f2 /f=1.620 ,E'(ni-1 −ni)・f3 =0.03597 F'(ni-1 −ni)・f5 =0.01332 ,Δx(hM){ ni-1 −ni}/f=0.00290 d2 /r2 =1.015 ,|f23/f1 |=0.940 ,f3 /f2 =2.391 |βE|=7.870 実施例6 f=1.029 ,Fナンバー=2.027 ,像高=0.8926,視野角=120 ° 物体距離=-21.4231 r1 =∞ d1 =0.4166 n1 =1.88300 ν1 =40.78 r2 =1.1761 d2 =0.7303 r3 =∞(絞り) d3 =0.0357 r4 =3.2498 d4 =1.4366 n2 =1.56384 ν2 =60.69 r5 =-1.1668 (非球面)d5 =0.5248 r6 =2.0941 d6 =2.8941 n3 =1.56873 ν3 =63.16 r7 =∞ 非球面係数 P=-0.0292 ,E=0 ,F=0 ,G=0 ,H=0 ,I=0 Ei'=8.099 ×10-2,Fi'=2.888 ×10-2,Gi'=1.327 ×10-2 Hi'=6.822 ×10-3,Ii'=3.758 ×10-3 f1 /f=-1.332,f2 /f=1.725 ,E'(ni-1 −ni)・f3 =0.04566 F'(ni-1 −ni)・f5 =0.01628 ,Δx(hM){ ni-1 −ni}/f=0.00383 d2 /r2 =0.621 ,|f23/f1 |=1.035 ,f3 /f2 =2.134 |βE|=7.687 実施例7 f=1.000 ,Fナンバー=2.018 ,像高=0.8798,視野角=120 ° 物体距離=-21.1160 r1 =∞ d1 =0.4106 n1 =1.51633 ν1 =64.15 r2 =0.7180 d2 =0.8868 r3 =∞(絞り) d3 =0.0352 r4 =-38.5826 d4 =1.3977 n2 =1.69680 ν2 =55.52 r5 =-1.4502 d5 =0.6134 r6 =1.7830(非球面)d6 =3.2926 n3 =1.56384 ν3 =60.69 r7 =∞ 非球面係数 P=1.0000,E=-0.45716×10-1,F=0.18584 ×10-1,G=-0.85050×10-2 H=0 ,I=0 f1 /f=-1.391,f2 /f=2.130 ,E'(ni-1 −ni)・f3 =0.02578 F'(ni-1 −ni)・f5 =-0.01048,Δx(hM){ ni-1 −ni}/f=0.00162 d2 /r2 =1.235 ,|f23/f1 |=1.028 ,f3 /f2 =1.485 |βE|=8.111 実施例8 f=1.000 ,Fナンバー=2.029 ,像高=0.8794,視野角=120 ° 物体距離=-21.1057 r1 =∞ d1 =0.4104 n1 =1.51633 ν1 =64.15 r2 =0.7121 d2 =0.7354 r3 =∞(絞り) d3 =0.0352 r4 =4.2851 d4 =1.4181 n2 =1.56384 ν2 =60.69 r5 =-1.1000 (非球面)d5 =0.6625 r6 =1.7699 d6 =1.6670 n3 =1.56873 ν3 =63.16 r7 =−2.4975 d7=1.0989, n7=1.84666 ν4=23.78 r8 =∞ 非球面係数 P=0.2410,E=0 ,F=0 ,G=0 ,H=0 ,I=0 Ei'=7.128 ×10-2,Fi'=3.655 ×10-2,Gi'=1.976 ×10-2 Hi'=1.156 ×10-2,Ii'=7.182 ×10-3 f1 /f=-1.379,f2 /f=1.715 ,E'(ni-1 −ni)・f3 =0.04019 F'(ni-1 −ni)・f5 =0.02061 ,Δx(hM){ ni-1 −ni}/f=0.00359 d2 /r2 =1.033 ,|f23/f1 |=0.936 ,f3 /f2 =2.350 |βE|=5.935 実施例9 f=1.000 ,Fナンバー=2.029 ,像高=0.6539,視野角=80° 物体距離=-13.0776 r1 =∞ d1 =0.3632 n1 =1.51633 ν1 =64.15 r2 =1.0177 d2 =0.5057 r3 =∞ d3 =2.3976 n2 =1.80610 ν2 =40.95 r4 =∞(絞り) d4 =0.7847 r5 =12.0980 d5 =0.6285 n3 =1.56384 ν3 =60.69 r6 =-1.7737 (非球面)d6 =0.2616 r7 =2.2315 d7 =3.8424 n4 =1.56873 ν4 =63.16 r8 =∞ 非球面係数 P=0.0792,E=0 ,F=0 ,G=0 ,H=0 ,I=0 Ei'=2.063 ×10-2,Fi'=3.538 ×10-3,Gi'=7.069 ×10-4 Hi'=1.574 ×10-4,Ii'=3.752 ×10-5 f1 /f=-1.971,f2 /f=2.789 ,E'(ni-1 −ni)・f3 =0.01163 F'(ni-1 −ni)・f5 =0.00199 ,Δx(hM){ ni-1 −ni}/f=0.00207 d2 /r2 =1.801 ,|f23/f1 |=0.868 ,f3 /f2 =1.407 |βE|=7.632 実施例10 f=1.000 ,Fナンバー=1.991 ,像高=0.9026,視野角=120 ° 物体距離=-21.6617 r1 =∞ d1 =0.4212 n1 =1.51633 ν1 =64.15 r2 =0.6991 d2 =0.7590 r3 =∞(絞り) d3 =0.0361 r4 =4.2628 d4 =1.4588 n2 =1.56384 ν2 =60.69 r5 =-1.2015 (非球面)d5 =0.3386 r6 =2.4611 d6 =1.4156 n3 =1.69680 ν3 =55.52 r7 =-1.5984 d7 =0.4045 n4 =1.84666 ν4 =23.78 r8 =-6.9974 非球面係数 P=0.3114,E=0 ,F=0 ,G=0 ,H=0 ,I=0 Ei'=4.963 ×10-2,Fi'=2.254 ×10-2,Gi'=1.048 ×10-2 Hi'=5.191 ×10-3,Ii'=2.714 ×10-3 f1 /f=-1.354,f2 /f=1.839 ,E'(ni-1 −ni)・f3 =0.02798 F'(ni-1 −ni)・f5 =0.01271 ,Δx(hM){ ni-1 −ni}/f=0.00297 d2 /r2 =1.086 ,|f23/f1 |=1.022 ,f3 /f2 =1.823 |βE|=9.061 ただしr1 ,r2 ,・・・ はレンズ各面の曲率半径、d
1 ,d2 ,・・・ は各レンズの肉厚および空気間隔、n
1 ,n2 ,・・・ は各レンズの屈折率、ν1 ,ν2,・・・
は各レンズのアッベ数である。
示す。 実施例1 f=1.000 ,Fナンバー=1.994 ,像高=0.8926,視野角=120 ° 物体距離=-21.4231 r1 =∞ d1 =0.4166 n1 =1.51633 ν1 =64.15 r2 =0.7353 d2 =0.7457 r3 =∞(絞り) d3 =0.0357 r4 =5.7842 d4 =1.4380 n2 =1.56384 ν2 =60.69 r5 =-1.0991 (非球面)d5 =0.4397 r6 =2.0985 d6 =2.9356 n3 =1.56873 ν3 =63.16 r7 =∞ 非球面係数 P=0.2558,E=0 ,F=0 ,G=0 ,H=0 ,I=0 Ei'=7.006 ×10-2,Fi'=3.642 ×10-2,Gi'=1.982 ×10-2 Hi'=1.163 ×10-2,Ii'=7.245 ×10-3 f1 /f=-1.424,f2 /f=1.772 ,E'(ni-1 −ni)・f3 =0.03950 F'(ni-1 −ni)・f5 =0.02053 ,Δx(hM){ ni-1 −ni}/f=0.00387 d2 /r2 =1.014 ,|f23/f1 |=0.944 ,f3 /f2 =2.082 |βE|=8.038 実施例2 f=1.000 ,Fナンバー=1.987 ,像高=0.8896,視野角=120 ° 物体距離=-21.3512 r1 =∞ d1 =0.4152 n1 =1.51633 ν1 =64.15 r2 =0.8498 d2 =0.7373 r3 =∞(絞り) d3 =0.0356 r4 =3.7160 d4 =1.4287 n2 =1.56907 ν2 =71.30 r5 =-1.1339 (非球面)d5 =0.3451 r6 =1.9791 d6 =2.6253 n3 =1.56873 ν3 =63.16 r7 =∞ 非球面係数 P=0.0454,E=0 ,F=0 ,G=0 ,H=0 ,I=0 Ei'=8.185 ×10-2,Fi'=3.327 ×10-2,Gi'=1.621 ×10-2 Hi'=8.824 ×10-3,Ii'=5.148 ×10-3 f1 /f=-1.646,f2 /f=1.709 ,E'(ni-1 −ni)・f3 =0.04658 F'(ni-1 −ni)・f5 =0.01894 ,Δx(hM){ ni-1 −ni}/f=0.00264 d2 /r2 =0.868 ,|f23/f1 |=0.785 ,f3 /f2 =2.036 |βE|=7.241 実施例3 f=1.000 ,Fナンバー=1.980 ,像高=0.8925,視野角=120 ° 物体距離=-21.4194 r1 =∞ d1 =0.4165 n1 =1.51633 ν1 =64.15 r2 =0.8342 d2 =0.8475 r3 =∞(絞り) d3 =0.0357 r4 =2.9160 d4 =1.4155 n2 =1.56907 ν2 =71.30 r5 =-1.1961 (非球面)d5 =0.4609 r6 =2.0129 d6 =2.5318 n3 =1.56873 ν3 =63.16 r7 =∞ 非球面係数 P=1.0000,E=0.46239 ×10-1,F=0.10882 ,G=-0.16656×10-1 H=0 ,I=0 f1 /f=-1.616,f2 /f=1.703 ,E'(ni-1 −ni)・f3 =0.02631 F'(ni-1 −ni)・f5 =0.06193 ,Δx(hM){ ni-1 −ni}/f=0.00221 d2 /r2 =1.016 ,|f23/f1 |=0.832 ,f3 /f2 =2.078 |βE|=7.090 実施例4 f=1.000 ,Fナンバー=2.010 ,像高=0.9745,視野角=140 ° 物体距離=-23.3877 r1 =∞ d1 =0.4548 n1 =1.51633 ν1 =64.15 r2 =0.7923 d2 =0.8152 r3 =∞(絞り) d3 =0.0390 r4 =6.9121 d4 =1.5708 n2 =1.56384 ν2 =60.69 r5 =-1.1668 (非球面)d5 =0.2643 r6 =2.1500 d6 =3.1219 n3 =1.56873 ν3 =63.16 r7 =∞ 非球面係数 P=0.2270,E=0 ,F=0 ,G=0 ,H=0 ,I=0 Ei'=6.083 ×10-2,Fi'=2.741 ×10-2,Gi'=1.311 ×10-2 Hi'=6.804 ×10-3,Ii'=3.756 ×10-3 f1 /f=-1.534,f2 /f=1.904 ,E'(ni-1 −ni)・f3 =0.03430 F'(ni-1 −ni)・f5 =0.01546 ,Δx(hM){ ni-1 −ni}/f=0.00331 d2 /r2 =1.029 ,|f23/f1 |=0.891 ,f3 /f2 =1.985 |βE|=8.304 実施例5 f=1.000 ,Fナンバー=2.007 ,像高=0.8953,視野角=120 ° 物体距離=-21.4876 r1 =∞ d1 =0.4178 n1 =1.51633 ν1 =64.15 r2 =0.7373 d2 =0.7485 r3 =∞(絞り) d3 =0.0358 r4 =5.7688 d4 =1.4445 n2 =1.69680 ν2 =55.52 r5 =-1.2596 (非球面)d5 =0.6504 r6 =2.2026 d6 =2.5770 n3 =1.56873 ν3 =63.16 r7 =∞ 非球面係数 P=0.1746,E=0 ,F=0 ,G=0 ,H=0 ,I=0 Ei'=5.163 ×10-2,Fi'=1.911 ×10-2,Gi'=7.723 ×10-3 Hi'=3.423 ×10-3,Ii'=1.619 ×10-3 f1 /f=-1.428,f2 /f=1.620 ,E'(ni-1 −ni)・f3 =0.03597 F'(ni-1 −ni)・f5 =0.01332 ,Δx(hM){ ni-1 −ni}/f=0.00290 d2 /r2 =1.015 ,|f23/f1 |=0.940 ,f3 /f2 =2.391 |βE|=7.870 実施例6 f=1.029 ,Fナンバー=2.027 ,像高=0.8926,視野角=120 ° 物体距離=-21.4231 r1 =∞ d1 =0.4166 n1 =1.88300 ν1 =40.78 r2 =1.1761 d2 =0.7303 r3 =∞(絞り) d3 =0.0357 r4 =3.2498 d4 =1.4366 n2 =1.56384 ν2 =60.69 r5 =-1.1668 (非球面)d5 =0.5248 r6 =2.0941 d6 =2.8941 n3 =1.56873 ν3 =63.16 r7 =∞ 非球面係数 P=-0.0292 ,E=0 ,F=0 ,G=0 ,H=0 ,I=0 Ei'=8.099 ×10-2,Fi'=2.888 ×10-2,Gi'=1.327 ×10-2 Hi'=6.822 ×10-3,Ii'=3.758 ×10-3 f1 /f=-1.332,f2 /f=1.725 ,E'(ni-1 −ni)・f3 =0.04566 F'(ni-1 −ni)・f5 =0.01628 ,Δx(hM){ ni-1 −ni}/f=0.00383 d2 /r2 =0.621 ,|f23/f1 |=1.035 ,f3 /f2 =2.134 |βE|=7.687 実施例7 f=1.000 ,Fナンバー=2.018 ,像高=0.8798,視野角=120 ° 物体距離=-21.1160 r1 =∞ d1 =0.4106 n1 =1.51633 ν1 =64.15 r2 =0.7180 d2 =0.8868 r3 =∞(絞り) d3 =0.0352 r4 =-38.5826 d4 =1.3977 n2 =1.69680 ν2 =55.52 r5 =-1.4502 d5 =0.6134 r6 =1.7830(非球面)d6 =3.2926 n3 =1.56384 ν3 =60.69 r7 =∞ 非球面係数 P=1.0000,E=-0.45716×10-1,F=0.18584 ×10-1,G=-0.85050×10-2 H=0 ,I=0 f1 /f=-1.391,f2 /f=2.130 ,E'(ni-1 −ni)・f3 =0.02578 F'(ni-1 −ni)・f5 =-0.01048,Δx(hM){ ni-1 −ni}/f=0.00162 d2 /r2 =1.235 ,|f23/f1 |=1.028 ,f3 /f2 =1.485 |βE|=8.111 実施例8 f=1.000 ,Fナンバー=2.029 ,像高=0.8794,視野角=120 ° 物体距離=-21.1057 r1 =∞ d1 =0.4104 n1 =1.51633 ν1 =64.15 r2 =0.7121 d2 =0.7354 r3 =∞(絞り) d3 =0.0352 r4 =4.2851 d4 =1.4181 n2 =1.56384 ν2 =60.69 r5 =-1.1000 (非球面)d5 =0.6625 r6 =1.7699 d6 =1.6670 n3 =1.56873 ν3 =63.16 r7 =−2.4975 d7=1.0989, n7=1.84666 ν4=23.78 r8 =∞ 非球面係数 P=0.2410,E=0 ,F=0 ,G=0 ,H=0 ,I=0 Ei'=7.128 ×10-2,Fi'=3.655 ×10-2,Gi'=1.976 ×10-2 Hi'=1.156 ×10-2,Ii'=7.182 ×10-3 f1 /f=-1.379,f2 /f=1.715 ,E'(ni-1 −ni)・f3 =0.04019 F'(ni-1 −ni)・f5 =0.02061 ,Δx(hM){ ni-1 −ni}/f=0.00359 d2 /r2 =1.033 ,|f23/f1 |=0.936 ,f3 /f2 =2.350 |βE|=5.935 実施例9 f=1.000 ,Fナンバー=2.029 ,像高=0.6539,視野角=80° 物体距離=-13.0776 r1 =∞ d1 =0.3632 n1 =1.51633 ν1 =64.15 r2 =1.0177 d2 =0.5057 r3 =∞ d3 =2.3976 n2 =1.80610 ν2 =40.95 r4 =∞(絞り) d4 =0.7847 r5 =12.0980 d5 =0.6285 n3 =1.56384 ν3 =60.69 r6 =-1.7737 (非球面)d6 =0.2616 r7 =2.2315 d7 =3.8424 n4 =1.56873 ν4 =63.16 r8 =∞ 非球面係数 P=0.0792,E=0 ,F=0 ,G=0 ,H=0 ,I=0 Ei'=2.063 ×10-2,Fi'=3.538 ×10-3,Gi'=7.069 ×10-4 Hi'=1.574 ×10-4,Ii'=3.752 ×10-5 f1 /f=-1.971,f2 /f=2.789 ,E'(ni-1 −ni)・f3 =0.01163 F'(ni-1 −ni)・f5 =0.00199 ,Δx(hM){ ni-1 −ni}/f=0.00207 d2 /r2 =1.801 ,|f23/f1 |=0.868 ,f3 /f2 =1.407 |βE|=7.632 実施例10 f=1.000 ,Fナンバー=1.991 ,像高=0.9026,視野角=120 ° 物体距離=-21.6617 r1 =∞ d1 =0.4212 n1 =1.51633 ν1 =64.15 r2 =0.6991 d2 =0.7590 r3 =∞(絞り) d3 =0.0361 r4 =4.2628 d4 =1.4588 n2 =1.56384 ν2 =60.69 r5 =-1.2015 (非球面)d5 =0.3386 r6 =2.4611 d6 =1.4156 n3 =1.69680 ν3 =55.52 r7 =-1.5984 d7 =0.4045 n4 =1.84666 ν4 =23.78 r8 =-6.9974 非球面係数 P=0.3114,E=0 ,F=0 ,G=0 ,H=0 ,I=0 Ei'=4.963 ×10-2,Fi'=2.254 ×10-2,Gi'=1.048 ×10-2 Hi'=5.191 ×10-3,Ii'=2.714 ×10-3 f1 /f=-1.354,f2 /f=1.839 ,E'(ni-1 −ni)・f3 =0.02798 F'(ni-1 −ni)・f5 =0.01271 ,Δx(hM){ ni-1 −ni}/f=0.00297 d2 /r2 =1.086 ,|f23/f1 |=1.022 ,f3 /f2 =1.823 |βE|=9.061 ただしr1 ,r2 ,・・・ はレンズ各面の曲率半径、d
1 ,d2 ,・・・ は各レンズの肉厚および空気間隔、n
1 ,n2 ,・・・ は各レンズの屈折率、ν1 ,ν2,・・・
は各レンズのアッベ数である。
【0033】上記の実施例のうち、実施例1乃至実施例
7は図1に示す構成で、第1群,第2群,第3群のいず
れも単レンズにて構成したものである。各群共単レンズ
にて構成すると、倍率の色収差を補正する要因がないた
め、各レンズのアッベ数を大にしても倍率の色収差の残
存が大きい。しかし医療用内視鏡の場合、被写体が生体
内であり、そのスペルトルは暖色系にかたよっており、
そのため色収差によるコントラストの低下は小さく実用
上問題にならない。これら実施例では、加工原価が高く
接合の手間のかかる接合レンズを用いていないので原価
を低く抑えられる。
7は図1に示す構成で、第1群,第2群,第3群のいず
れも単レンズにて構成したものである。各群共単レンズ
にて構成すると、倍率の色収差を補正する要因がないた
め、各レンズのアッベ数を大にしても倍率の色収差の残
存が大きい。しかし医療用内視鏡の場合、被写体が生体
内であり、そのスペルトルは暖色系にかたよっており、
そのため色収差によるコントラストの低下は小さく実用
上問題にならない。これら実施例では、加工原価が高く
接合の手間のかかる接合レンズを用いていないので原価
を低く抑えられる。
【0034】実施例1〜6は、第2群の像側の面が非球
面であり、実施例7は第3群の物体側の面が非球面であ
る。
面であり、実施例7は第3群の物体側の面が非球面であ
る。
【0035】又これらの実施例は、第3群の像側の面が
平面でありかつこの平面が結像面になっている。これら
実施例の対物レンズを、ファイバースコープに用いる場
合、図17のように第3群とイメージガイドIGの端面
とを接着するのが望ましい。又ビデオスコープに用いる
場合は、赤外カットフィルターや場合により水晶フィル
タターが必要になる。そのため図18のように第3群を
薄くしてその像側面を結像面から離し、この第3群と撮
像素子との間に水晶フィルターF2 を配置し、又第1群
より像側の位置に赤外カットフィルターF1 を配置すれ
ばよい。
平面でありかつこの平面が結像面になっている。これら
実施例の対物レンズを、ファイバースコープに用いる場
合、図17のように第3群とイメージガイドIGの端面
とを接着するのが望ましい。又ビデオスコープに用いる
場合は、赤外カットフィルターや場合により水晶フィル
タターが必要になる。そのため図18のように第3群を
薄くしてその像側面を結像面から離し、この第3群と撮
像素子との間に水晶フィルターF2 を配置し、又第1群
より像側の位置に赤外カットフィルターF1 を配置すれ
ばよい。
【0036】上記実施例1乃至実施例7の収差状況は、
夫々図5乃至図11の通りである。
夫々図5乃至図11の通りである。
【0037】実施例8は、図2に示す構成のレンズ系で
あって、第3群を接合レンズにし、その両レンズのアッ
ベ数の差により主として倍率の色収差を補正している。
この実施例も第3群の像側の面は平面であり、ファイバ
ースコープに用いる場合は、この平面にイメージガイド
端面を接着するのが望ましい。この実施例の収差状況
は、図12の通りである。
あって、第3群を接合レンズにし、その両レンズのアッ
ベ数の差により主として倍率の色収差を補正している。
この実施例も第3群の像側の面は平面であり、ファイバ
ースコープに用いる場合は、この平面にイメージガイド
端面を接着するのが望ましい。この実施例の収差状況
は、図12の通りである。
【0038】実施例9は、図3に示すレンズ構成で、側
視用を想定した実施例である。図3における第1群と第
2群の間の厚いガラスは、側視用のプリズムを示してい
る。この場合側視用プリズムとしてダハプリズムを用い
れば表像,三角プリズムを用いれば裏像の側視対物レン
ズが得られる。この実施例の収差状況は、図13に示す
通りである。
視用を想定した実施例である。図3における第1群と第
2群の間の厚いガラスは、側視用のプリズムを示してい
る。この場合側視用プリズムとしてダハプリズムを用い
れば表像,三角プリズムを用いれば裏像の側視対物レン
ズが得られる。この実施例の収差状況は、図13に示す
通りである。
【0039】実施例10は、図4に示す通りの構成で、
第3群を接合レンズにしたものでその像側の面は曲面
で、歪曲収差以外のザイデル5収差と色収差が良好に補
正されている。この実施例の収差状況は図14に示す通
りである。
第3群を接合レンズにしたものでその像側の面は曲面
で、歪曲収差以外のザイデル5収差と色収差が良好に補
正されている。この実施例の収差状況は図14に示す通
りである。
【0040】以上の実施例は、いずれもFナンバー2の
明るい仕様であるにもかかわらず球面収差が全系の焦点
距離の2%程度に抑えられており、コマ収差、非点収差
も良好に補正されている。
明るい仕様であるにもかかわらず球面収差が全系の焦点
距離の2%程度に抑えられており、コマ収差、非点収差
も良好に補正されている。
【0041】
【発明の効果】本発明の内視鏡対物レンズは、レンズ枚
数が4枚以下の少ない枚数にもかかわらず、像面湾曲が
良好に補正され、更にFナンバー2程度と明るく、球面
収差、コマ収差、非点収差等も良好に補正されている。
数が4枚以下の少ない枚数にもかかわらず、像面湾曲が
良好に補正され、更にFナンバー2程度と明るく、球面
収差、コマ収差、非点収差等も良好に補正されている。
【図1】本発明の実施例1〜7の断面図
【図2】本発明の実施例8の断面図
【図3】本発明の実施例9の断面図
【図4】本発明の実施例10の断面図
【図5】本発明の実施例1の収差曲線図
【図6】本発明の実施例2の収差曲線図
【図7】本発明の実施例3の収差曲線図
【図8】本発明の実施例4の収差曲線図
【図9】本発明の実施例5の収差曲線図
【図10】本発明の実施例6の収差曲線図
【図11】本発明の実施例7の収差曲線図
【図12】本発明の実施例8の収差曲線図
【図13】本発明の実施例9の収差曲線図
【図14】本発明の実施例10の収差曲線図
【図15】本発明の基本構成を示す図
【図16】非球面の座標系を示す
【図17】本発明の対物レンズの第3群とイメージガイ
ドとの配置を示す図
ドとの配置を示す図
【図18】本発明の対物レンズに対するフィルターの配
置例を示す図
置例を示す図
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年5月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】式(d),(e),(f)から、収差の種
類によって、hi,hpiの次数が異なるため非球面の
配置の仕方により各収差への影響に違いが生ずる。本発
明の内視鏡対物レンズの場合、近軸マージナル光線は、
レンズ系中常に光軸に対し同じ側にあり、hiは常に正
である。一方近軸主光線は、絞りの中心で光軸を横切る
のでhpiは絞りの前後で符号が反転し、絞りより前で
は負、絞りより後ろでは正である。このhiとhpiと
の符号を用いて算出したΔSAi,ΔCMi,ΔASi
の符号がそのまま非球面で発生する収差の符号になる。
前群に非球面を設けてΔSAiを正にするためにはEi
´(ni−1−ni)を正にする必要がある。この時Δ
CMiは負になってしまうため、残存コマ収差を非球面
により一層悪化させることになり好ましくない。又後群
に非球面を設ける場合、Ei´(ni−1−ni)が正
であるとすれば、ΔSAi,ΔCMi,ΔASiのいず
れも正になり、非球面を設けない場合の残存収差を夫々
非球面で打ち消すことが出来る。
類によって、hi,hpiの次数が異なるため非球面の
配置の仕方により各収差への影響に違いが生ずる。本発
明の内視鏡対物レンズの場合、近軸マージナル光線は、
レンズ系中常に光軸に対し同じ側にあり、hiは常に正
である。一方近軸主光線は、絞りの中心で光軸を横切る
のでhpiは絞りの前後で符号が反転し、絞りより前で
は負、絞りより後ろでは正である。このhiとhpiと
の符号を用いて算出したΔSAi,ΔCMi,ΔASi
の符号がそのまま非球面で発生する収差の符号になる。
前群に非球面を設けてΔSAiを正にするためにはEi
´(ni−1−ni)を正にする必要がある。この時Δ
CMiは負になってしまうため、残存コマ収差を非球面
により一層悪化させることになり好ましくない。又後群
に非球面を設ける場合、Ei´(ni−1−ni)が正
であるとすれば、ΔSAi,ΔCMi,ΔASiのいず
れも正になり、非球面を設けない場合の残存収差を夫々
非球面で打ち消すことが出来る。
Claims (2)
- 【請求項1】物体側より順に、負の屈折力を有する第1
群と、明るさ絞りと、正の屈折力を有する第2群と、正
の屈折力を有する第3群とからなり、第2群の像側の面
もしくは第3群の物体側の面が非球面で、次の条件
(1),(2),(3)を満足することを特徴とする内
視鏡対物レンズ。 (1) 0.4<|f23/f1 |<2 (2) 0.8<f3 /f2 <4 (3) Ei'(ni-1 −ni )>0 ただし、f23は第2群と第3群の合成焦点距離、f1 ,
f2 ,f3 は夫々第1群,第2群,第3群の焦点距離、
Ei'は上記の非球面の4次の非球面係数、ni-1 ,ni
は夫々非球面の物体側および像側の媒質の屈折率であ
る。 - 【請求項2】物体側より順に、負の屈折力を有する第1
群と、明るさ絞りと、正の屈折力を有する第2群と、正
の屈折力を有する第3群とからなり、第2群の像側の面
もしくは第3群の物体側の面が非球面で、次の条件
(1),(2),(7)を満足することを特徴とする内
視鏡対物レンズ。 (1) 0.4<|f23/f1 |<2 (2) 0.8<f3 /f2 <4 (7) Δx(hM )・{ni-1 −ni }>0 ただし、f23は第2群と第3群の合成焦点距離、f1 ,
f2 ,f3 は夫々第1群,第2群,第3群の焦点距離、
Δx(hM )は非球面におけるマージナル光線高hM の
ところでの非球面の基準球面からの変化量、ni-1 ,n
i は夫々非球面の物体側および像側の媒質の屈折率であ
る。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4134430A JPH05307139A (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | 内視鏡対物レンズ |
US08/052,748 US5418649A (en) | 1992-04-28 | 1993-04-27 | Objective lens system for endoscopes |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4134430A JPH05307139A (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | 内視鏡対物レンズ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05307139A true JPH05307139A (ja) | 1993-11-19 |
Family
ID=15128199
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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