JPH05297432A - 写真撮影装置 - Google Patents
写真撮影装置Info
- Publication number
- JPH05297432A JPH05297432A JP4099717A JP9971792A JPH05297432A JP H05297432 A JPH05297432 A JP H05297432A JP 4099717 A JP4099717 A JP 4099717A JP 9971792 A JP9971792 A JP 9971792A JP H05297432 A JPH05297432 A JP H05297432A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- shooting
- photographing
- auto bracket
- autobracket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Exposure Control For Cameras (AREA)
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 オートブラケット撮影中にフィルムが終了し
た場合、フィルムを交換後、中断した駒から撮影が続行
可能な写真撮影装置を提供する。 【構成】 フィルム終端を検出して終端信号を出力する
フィルム終端検出手段と、終端信号が入力された時のオ
ートブラケット撮影の設定及び状態を記憶し表示する手
段を備え、フィルム交換後、記憶データに基づいて中断
したオートブラケット撮影の設定及び状態から撮影を続
行するよう撮影シーケンスを制御する。
た場合、フィルムを交換後、中断した駒から撮影が続行
可能な写真撮影装置を提供する。 【構成】 フィルム終端を検出して終端信号を出力する
フィルム終端検出手段と、終端信号が入力された時のオ
ートブラケット撮影の設定及び状態を記憶し表示する手
段を備え、フィルム交換後、記憶データに基づいて中断
したオートブラケット撮影の設定及び状態から撮影を続
行するよう撮影シーケンスを制御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、露出時間を自動的に変
化させながら連続撮影を行うオートブラケット機能を備
えた写真撮影装置に関する。
化させながら連続撮影を行うオートブラケット機能を備
えた写真撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種写真撮影装置において、オートブ
ラケット撮影の際に、フィルムの残り枚数がオートブラ
ケット撮影の設定駒数より少ない場合、例え一連の撮影
の途中であったとしても、フィルムの終了と同時にオー
トブラケット撮影モードが解除される構成が一般的であ
った。この構成によれば、フィルムが終了する度にオー
トブラケット撮影のパラメータを設定しなければなら
ず、設定操作が煩わしいという不都合があった。かかる
不都合を改善する手段の一つとして、特開平1−297
636号公報に開示するように、オートブラケット撮影
中にフィルムが終了してもオートブラケット撮影モード
は解除されず、フィルム装填後撮影モードの1駒目から
再び撮影が開始されるようにオートブラケット撮影のパ
ラメータが自動で再設定されるようにした写真撮影装置
がある。
ラケット撮影の際に、フィルムの残り枚数がオートブラ
ケット撮影の設定駒数より少ない場合、例え一連の撮影
の途中であったとしても、フィルムの終了と同時にオー
トブラケット撮影モードが解除される構成が一般的であ
った。この構成によれば、フィルムが終了する度にオー
トブラケット撮影のパラメータを設定しなければなら
ず、設定操作が煩わしいという不都合があった。かかる
不都合を改善する手段の一つとして、特開平1−297
636号公報に開示するように、オートブラケット撮影
中にフィルムが終了してもオートブラケット撮影モード
は解除されず、フィルム装填後撮影モードの1駒目から
再び撮影が開始されるようにオートブラケット撮影のパ
ラメータが自動で再設定されるようにした写真撮影装置
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、特開平1−
297636号公報に開示する写真撮影装置では、一連
の撮影の途中でフィルムが終了したときは、フィルム交
換後、1駒目から前のフィルムで撮影が中断した駒まで
重ねて撮影しなければならず、フィルムが無駄になると
いう問題があった。又、オートブラケット撮影中フィル
ムが終了したときは、フィルム終了と同時にオートブラ
ケット撮影が終了したのか、或いはオートブラケット撮
影が中断したのか、中断したのであればオートブラケッ
ト撮影の何駒目で中断したのか等、一連のオートブラケ
ット撮影の駒と撮影フィルムとの対応が、実際にフィル
ムを現像するまで判断できないという問題があった。
297636号公報に開示する写真撮影装置では、一連
の撮影の途中でフィルムが終了したときは、フィルム交
換後、1駒目から前のフィルムで撮影が中断した駒まで
重ねて撮影しなければならず、フィルムが無駄になると
いう問題があった。又、オートブラケット撮影中フィル
ムが終了したときは、フィルム終了と同時にオートブラ
ケット撮影が終了したのか、或いはオートブラケット撮
影が中断したのか、中断したのであればオートブラケッ
ト撮影の何駒目で中断したのか等、一連のオートブラケ
ット撮影の駒と撮影フィルムとの対応が、実際にフィル
ムを現像するまで判断できないという問題があった。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、オートブラケット
撮影中にフィルムが終了した場合、フィルムを交換すれ
ば中断した駒からオートブラケット撮影が続行可能なオ
ートブラケット撮影機能を備えた写真撮影装置を提供す
ることにある。
のであり、その目的とするところは、オートブラケット
撮影中にフィルムが終了した場合、フィルムを交換すれ
ば中断した駒からオートブラケット撮影が続行可能なオ
ートブラケット撮影機能を備えた写真撮影装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるオートブラ
ケット撮影機能を備えた写真撮影装置は、フィルム終端
を検出して終端信号を出力するフィルム終端検出手段
と、終端信号が入力された時のオートブラケット撮影の
設定及び状態を記憶し表示する手段とを有し、フィルム
交換後、オートブラケット撮影の設定及び状態から撮影
が続行されるようにしたことを特徴としてなるものであ
る。
ケット撮影機能を備えた写真撮影装置は、フィルム終端
を検出して終端信号を出力するフィルム終端検出手段
と、終端信号が入力された時のオートブラケット撮影の
設定及び状態を記憶し表示する手段とを有し、フィルム
交換後、オートブラケット撮影の設定及び状態から撮影
が続行されるようにしたことを特徴としてなるものであ
る。
【0006】
【作用】オートブラケット撮影中のフィルム終了をフィ
ルム終端検出手段により検出するので、フィルム終了時
の駒数,露出補正値等の撮影情報が正確に記憶され得
る。従って、フィルム交換後改めてオートブラケット撮
影の設定する必要は無くなると共に、撮影が中断した駒
からオートブラケット撮影が続行され得、必要最少減の
撮影回数で確実に鮮明な撮影結果が得られる。
ルム終端検出手段により検出するので、フィルム終了時
の駒数,露出補正値等の撮影情報が正確に記憶され得
る。従って、フィルム交換後改めてオートブラケット撮
影の設定する必要は無くなると共に、撮影が中断した駒
からオートブラケット撮影が続行され得、必要最少減の
撮影回数で確実に鮮明な撮影結果が得られる。
【0007】
【実施例】本発明の好適な一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明を顕微鏡用写真撮影装置として実
施した場合の、写真撮影装置の光路を示す図である。図
中、1は標本、2は標本1からの光が通過する対物レン
ズ、3は光路を曲げるためのプリズム、4はプリズム3
の後方に配置された写真接眼レンズ、5は光束分割用の
プリズム、6はプリズム5で分割された一方の光束が通
過する投影レンズ、7は投影レンズ6の結像位置に配置
された後述する測光部17内の受光素子、8は後述する
制御部11による制御を受けてプリズム5で分割された
他方の光束の通過及び遮断を行うシャッタ、9はカメラ
バックである。
明する。図1は本発明を顕微鏡用写真撮影装置として実
施した場合の、写真撮影装置の光路を示す図である。図
中、1は標本、2は標本1からの光が通過する対物レン
ズ、3は光路を曲げるためのプリズム、4はプリズム3
の後方に配置された写真接眼レンズ、5は光束分割用の
プリズム、6はプリズム5で分割された一方の光束が通
過する投影レンズ、7は投影レンズ6の結像位置に配置
された後述する測光部17内の受光素子、8は後述する
制御部11による制御を受けてプリズム5で分割された
他方の光束の通過及び遮断を行うシャッタ、9はカメラ
バックである。
【0008】図2は本実施例の写真撮影装置の制御を行
う制御処理部の構成を示すブロック図である。図中、1
1はシャッタ8及びカメラバック9のみならず写真撮影
装置の基本的な機能をCPUにより制御する制御部、1
2は露出補正値,全撮影枚数等のオートブラケット撮影
に必要なパラメータを設定するための設定部、13は露
出補正値や現在の露出値,駒数等の撮影条件をモニタす
るための表示部、14は制御部11からの制御信号を受
けてシャッタ8を開閉駆動するシャッタ駆動部、15は
カメラバック9のフィルムの巻き上げと巻き戻しを行う
フィルム給送部、16はフィルム給送部15内のフィル
ム巻き上げ用モータがロック状態となった時のモータ電
流値の変化を検出することによりフィルムの終端を検出
するフィルム終端検出部、17は受光素子7を含んでい
て被写体である標本1の測光を行う測光部である。
う制御処理部の構成を示すブロック図である。図中、1
1はシャッタ8及びカメラバック9のみならず写真撮影
装置の基本的な機能をCPUにより制御する制御部、1
2は露出補正値,全撮影枚数等のオートブラケット撮影
に必要なパラメータを設定するための設定部、13は露
出補正値や現在の露出値,駒数等の撮影条件をモニタす
るための表示部、14は制御部11からの制御信号を受
けてシャッタ8を開閉駆動するシャッタ駆動部、15は
カメラバック9のフィルムの巻き上げと巻き戻しを行う
フィルム給送部、16はフィルム給送部15内のフィル
ム巻き上げ用モータがロック状態となった時のモータ電
流値の変化を検出することによりフィルムの終端を検出
するフィルム終端検出部、17は受光素子7を含んでい
て被写体である標本1の測光を行う測光部である。
【0009】設定部12の入力スイッチにより設定され
たオートブラケット撮影のパラメータは制御部11に送
られ、これらパラメータを含む撮影中の各種情報は制御
部11から表示部13に送られてモニタされる。制御部
11は、設定されたパラメータを制御部11内のメモリ
に記憶すると共に、該パラメータ及び測光部17からの
測光情報に基づいて各駒毎に露出時間を算出し、シャッ
タ駆動部14とフィルム給送部15に制御信号を送って
シャッタ8及びカメラバック9を動作せしめ、オートブ
ラケット撮影の一連の動作を制御する。フィルム給送部
15が巻き上げ動作を行いフィルム終端検出部16がフ
ィルム終端を検出した時に、該フィルム終端検出部16
よりフィルム終端信号が制御部11へ送られ、制御部1
1は該フィルム終端信号が入力された時のオートブラケ
ット撮影の設定及び状態を記憶し、これを表示部13に
表示するようになっている。
たオートブラケット撮影のパラメータは制御部11に送
られ、これらパラメータを含む撮影中の各種情報は制御
部11から表示部13に送られてモニタされる。制御部
11は、設定されたパラメータを制御部11内のメモリ
に記憶すると共に、該パラメータ及び測光部17からの
測光情報に基づいて各駒毎に露出時間を算出し、シャッ
タ駆動部14とフィルム給送部15に制御信号を送って
シャッタ8及びカメラバック9を動作せしめ、オートブ
ラケット撮影の一連の動作を制御する。フィルム給送部
15が巻き上げ動作を行いフィルム終端検出部16がフ
ィルム終端を検出した時に、該フィルム終端検出部16
よりフィルム終端信号が制御部11へ送られ、制御部1
1は該フィルム終端信号が入力された時のオートブラケ
ット撮影の設定及び状態を記憶し、これを表示部13に
表示するようになっている。
【0010】次に、制御部11内の処理手順をフローチ
ャートで示した図3に基づいて、本実施例のオートブラ
ケット撮影における動作シーケンスを詳述する。尚、オ
ートブラケット撮影のパラメータである撮影総駒数Nと
各駒における露出補正値は予め入力・設定され、制御部
11内のメモリに記憶されているものとする。又、通常
オートブラケット撮影開始時は、後述するフィルム終端
による撮影中断時以外は、フィルム撮影駒数Kが初期値
「1」に設定されるものとする。図中、先ずS1におい
て当該撮影駒数Kに対応する露出補正値をロードし、S
2においてこの露出補正値と測光部17からの測光情報
から実際の露出時間を演算する。S3において算出され
た露出時間に基づいてシャッタ駆動部14を制御してシ
ャッタ8を駆動し、これにより標本1の顕微像が撮影さ
れる。
ャートで示した図3に基づいて、本実施例のオートブラ
ケット撮影における動作シーケンスを詳述する。尚、オ
ートブラケット撮影のパラメータである撮影総駒数Nと
各駒における露出補正値は予め入力・設定され、制御部
11内のメモリに記憶されているものとする。又、通常
オートブラケット撮影開始時は、後述するフィルム終端
による撮影中断時以外は、フィルム撮影駒数Kが初期値
「1」に設定されるものとする。図中、先ずS1におい
て当該撮影駒数Kに対応する露出補正値をロードし、S
2においてこの露出補正値と測光部17からの測光情報
から実際の露出時間を演算する。S3において算出され
た露出時間に基づいてシャッタ駆動部14を制御してシ
ャッタ8を駆動し、これにより標本1の顕微像が撮影さ
れる。
【0011】S4においてフィルム給送部15を制御し
てカメラバック9のフィルムを巻き上げ、S5において
フィルム終端検出部16がフィルムの終端を検出してい
るかどうかを判断する。フィルムが終端でない場合は、
S6において撮影駒数Kが予め設定された撮影総駒数N
に達したかどうかが判断され、K=Nのとき即ち当該露
出動作で一連のオートブラケット撮影が終了したときは
S7において撮影駒数Kを初期値「1」にセットして撮
影を終了し、K<Nのとき即ち未だ撮影の途中であると
きはS8において撮影駒数Kに「1」を加えてS1から
の処理を繰り返す。
てカメラバック9のフィルムを巻き上げ、S5において
フィルム終端検出部16がフィルムの終端を検出してい
るかどうかを判断する。フィルムが終端でない場合は、
S6において撮影駒数Kが予め設定された撮影総駒数N
に達したかどうかが判断され、K=Nのとき即ち当該露
出動作で一連のオートブラケット撮影が終了したときは
S7において撮影駒数Kを初期値「1」にセットして撮
影を終了し、K<Nのとき即ち未だ撮影の途中であると
きはS8において撮影駒数Kに「1」を加えてS1から
の処理を繰り返す。
【0012】S5においてフィルム終端検出部16がフ
ィルムの終端を検出している場合は、S9において最初
に設定されたオートブラケット撮影のパラメータと現在
の撮影駒数Kとを制御部11内のメモリにそのまま記憶
すると共に、これらフィルム終端時の撮影情報を表示部
13に表示する。そして、S10において以後のシャタ
ーレリーズを禁止し、S11においてフィルム給送部1
5を制御してフィルム巻き戻しを行い、巻き戻しが終了
したならばS12においてシャッタレリーズを許可す
る。
ィルムの終端を検出している場合は、S9において最初
に設定されたオートブラケット撮影のパラメータと現在
の撮影駒数Kとを制御部11内のメモリにそのまま記憶
すると共に、これらフィルム終端時の撮影情報を表示部
13に表示する。そして、S10において以後のシャタ
ーレリーズを禁止し、S11においてフィルム給送部1
5を制御してフィルム巻き戻しを行い、巻き戻しが終了
したならばS12においてシャッタレリーズを許可す
る。
【0013】そして、撮影が中断する前のパラメータと
撮影駒数数Kが記憶されているので、フィルム交換後、
再びオートブラケット撮影を開始し、S1において撮影
が中断した時の撮影駒数K対応する露出補正値が自動的
にロードされ、以降、撮影駒数Kが予め設定された撮影
総駒数Nに達するまでオートブラケット撮影が行われ
る。
撮影駒数数Kが記憶されているので、フィルム交換後、
再びオートブラケット撮影を開始し、S1において撮影
が中断した時の撮影駒数K対応する露出補正値が自動的
にロードされ、以降、撮影駒数Kが予め設定された撮影
総駒数Nに達するまでオートブラケット撮影が行われ
る。
【0014】以上の動作シーケンスによる、実際のフィ
ルム装填動作を図4を用いて説明する。図4は本実施例
でオートブラケット撮影を行った場合のフィルムの枚数
と露出値の変化を示す図であって、(a)は最初のフィ
ルムの終端部分、(b)は次のフィルムの始端部分を夫
々示している。この場合の設定パラメータは、1駒当た
りの露出段差が1段、全撮影駒数Nが5駒であり、図
中、最初のフィルムの33枚目迄はオートブラケット機
能を用いない通常の撮影が行われ、34枚目のフィルム
から上記設定のオートブラケット撮影を開始した。最初
のフィルムの34枚目の露出補正値が「−2」なので3
5,36枚目のフィルム迄、設定された露出段差で撮影
が行われ、37枚目においてフィルムの終端が検出され
ると、上述の動作シーケンスによりオートブラケット撮
影のパラメータと現在の撮影駒変数Kを記憶すると共に
フィルム終端時のこれら撮影情報をモニタする。そし
て、シャッタレリーズを禁止してからフィルム巻き戻し
を行い、巻き戻し終了後フィルムを交換する。この場
合、36枚目の撮影はフィルムの長さが不十分で鮮明な
撮影結果が得られない可能性がある。そこで、次のフィ
ルムの撮影は、撮影が中断した最初のフィルムの36枚
目と同じ露出補正値より開始し、フィルムの3枚目まで
オートブラケット撮影が続行する。
ルム装填動作を図4を用いて説明する。図4は本実施例
でオートブラケット撮影を行った場合のフィルムの枚数
と露出値の変化を示す図であって、(a)は最初のフィ
ルムの終端部分、(b)は次のフィルムの始端部分を夫
々示している。この場合の設定パラメータは、1駒当た
りの露出段差が1段、全撮影駒数Nが5駒であり、図
中、最初のフィルムの33枚目迄はオートブラケット機
能を用いない通常の撮影が行われ、34枚目のフィルム
から上記設定のオートブラケット撮影を開始した。最初
のフィルムの34枚目の露出補正値が「−2」なので3
5,36枚目のフィルム迄、設定された露出段差で撮影
が行われ、37枚目においてフィルムの終端が検出され
ると、上述の動作シーケンスによりオートブラケット撮
影のパラメータと現在の撮影駒変数Kを記憶すると共に
フィルム終端時のこれら撮影情報をモニタする。そし
て、シャッタレリーズを禁止してからフィルム巻き戻し
を行い、巻き戻し終了後フィルムを交換する。この場
合、36枚目の撮影はフィルムの長さが不十分で鮮明な
撮影結果が得られない可能性がある。そこで、次のフィ
ルムの撮影は、撮影が中断した最初のフィルムの36枚
目と同じ露出補正値より開始し、フィルムの3枚目まで
オートブラケット撮影が続行する。
【0015】本実施例は上述の如く構成されているの
で、オートブラケット撮影中にフィルムが終了し撮影が
中断しても、フィルム交換後改めてオートブラケット撮
影の設定をし直さなくても良いばかりか、フィルム終了
時の撮影情報が記憶されているので、フィルム交換後、
撮影が中断した駒数・露出補正値から撮影が続行され
得、フィルムを無駄にすることなく且つ確実に鮮明な撮
影結果を得ることができる。又、フィルムが終了して撮
影が中断した時の撮影情報がモニタされるので、一連の
オートブラケット撮影の駒と撮影フィルムとの対応を撮
影中に判断することができ、撮影の記録整理の上で便利
であると共に撮影の重複等の撮影の無駄,失敗を未然に
防止することが可能となる。
で、オートブラケット撮影中にフィルムが終了し撮影が
中断しても、フィルム交換後改めてオートブラケット撮
影の設定をし直さなくても良いばかりか、フィルム終了
時の撮影情報が記憶されているので、フィルム交換後、
撮影が中断した駒数・露出補正値から撮影が続行され
得、フィルムを無駄にすることなく且つ確実に鮮明な撮
影結果を得ることができる。又、フィルムが終了して撮
影が中断した時の撮影情報がモニタされるので、一連の
オートブラケット撮影の駒と撮影フィルムとの対応を撮
影中に判断することができ、撮影の記録整理の上で便利
であると共に撮影の重複等の撮影の無駄,失敗を未然に
防止することが可能となる。
【0016】尚、フィルム終端検出手段としては、撮影
毎にフィルムの数を積算し、この積算値とフィルムのD
Xコードによる撮影可能枚数を比較することでフィルム
の終端を検出する手段や、フィルム巻き上げ駆動開始後
にタイマーを始動し、一定時間内に巻き上げ完了信号が
出力されない場合をフィルム終了と認識してフィルムの
終端を検出する手段等が適用され得る。
毎にフィルムの数を積算し、この積算値とフィルムのD
Xコードによる撮影可能枚数を比較することでフィルム
の終端を検出する手段や、フィルム巻き上げ駆動開始後
にタイマーを始動し、一定時間内に巻き上げ完了信号が
出力されない場合をフィルム終了と認識してフィルムの
終端を検出する手段等が適用され得る。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、オートブ
ラケット撮影中にフィルムが終了し撮影が中断しても、
フィルム交換後改めてオートブラケット撮影の設定をし
直さなくても良いばかりか、必要最少減の撮影回数で確
実に鮮明な撮影結果を得ることができる。
ラケット撮影中にフィルムが終了し撮影が中断しても、
フィルム交換後改めてオートブラケット撮影の設定をし
直さなくても良いばかりか、必要最少減の撮影回数で確
実に鮮明な撮影結果を得ることができる。
【図1】本発明の実施例による写真撮影装置の光路を示
す図である。
す図である。
【図2】実施例の制御処理部の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図3】制御部11内の処理手順を示したフローチャー
トである。
トである。
【図4】実施例においてのオートブラケット撮影を行っ
た場合の、(a)は最初のフィルムの終端部分,(b)
は次のフィルムの始端部分のフィルムの枚数と露出値の
変化の様子を示す図である。
た場合の、(a)は最初のフィルムの終端部分,(b)
は次のフィルムの始端部分のフィルムの枚数と露出値の
変化の様子を示す図である。
8・・・シャッタ 9・・・カメラバック 11・
・・制御部 12・・・設定部 13・・・表示部 14・
・・シャッタ駆動部 15・・・フィルム給送部 16・・・フィルム終端
検出部 17・・・測光部
・・制御部 12・・・設定部 13・・・表示部 14・
・・シャッタ駆動部 15・・・フィルム給送部 16・・・フィルム終端
検出部 17・・・測光部
Claims (1)
- 【請求項1】 入力された複数の露出補正値に基づいて
露出時間を変えながら連続的に撮影できるオートブラケ
ット撮影機能を備えた写真撮影装置において、 フィルム終端を検出して終端信号を出力するフィルム終
端検出手段と、前記終端信号が入力された時のオートブ
ラケット撮影の設定及び状態を記憶し表示する手段とを
有し、フィルム交換後、前記オートブラケット撮影の設
定及び状態から撮影が続行されるようにしたことを特徴
とする写真撮影装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09971792A JP3154799B2 (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | 撮影装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09971792A JP3154799B2 (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | 撮影装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05297432A true JPH05297432A (ja) | 1993-11-12 |
JP3154799B2 JP3154799B2 (ja) | 2001-04-09 |
Family
ID=14254832
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09971792A Expired - Fee Related JP3154799B2 (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | 撮影装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3154799B2 (ja) |
-
1992
- 1992-04-20 JP JP09971792A patent/JP3154799B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3154799B2 (ja) | 2001-04-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20010116 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |